JP6581322B1 - ゴルフクラブヘッドの製造方法、及びゴルフクラブヘッド - Google Patents
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Description
本発明の一の実施形態に係るゴルフクラブヘッドの外観構成について、図1〜図3を参照しながら説明する。
ゴルフクラブヘッド1の詳細構成について、図4〜図9を参照しながら説明する。
なお、図4には、ゴルフクラブヘッド1からフェース部材40を除いた状態が示されている。図6では、説明の便宜上、閉塞部材60が省略されている。図8で一点鎖線のハッチングで示す領域が、緩衝材50が設けられている位置を示す。図9には、図6の部分Cに相当する部分が示されている。
ゴルフクラブヘッド1の製造方法について、図10を参照しながら説明する。
まず、ヘッド本体部20(図4)と、フェース部材40(図5)を準備する(ステップS102)。準備したヘッド本体部20の周面には、凹部24が形成されている。ここでは、ヘッド本体部20として、本体部材22及びクラウン部材30を準備し、本体部材22及びクラウン部材30を溶接で固定する。
次に、フェース部材40をヘッド本体部20に固定して、ヘッド本体部20の凹部24の開口24cを閉塞する(ステップS104)。この際、フェース部材40をヘッド本体部20に溶接して固定する。フェース部材40が凹部24の開口24cを閉塞することで、フェース部材40と凹部24の周囲の部分とが、フェース面12を成す。また、フェース部材40と凹部24によって、空間が形成される。
次に、ヘッド本体部20内に緩衝材50を注入する(ステップS106)。すなわち、ヘッド本体部20のソール部6側に形成された連通口28から、フェース部材40と凹部24との間の空間(以下、注入空間と呼ぶ)に緩衝材50(具体的には、緩衝材50の材料である樹脂)を注入する。具体的には、2つの連通口28のうちの一つの連通口28から、樹脂を注入空間に注入する。注入された樹脂が注入空間内で固化することで、緩衝材50が形成される。以下では、説明の便宜上、上記樹脂を緩衝材50として説明する。
緩衝材50の注入後に、二つの連通口28を閉塞部材60(図1)で閉塞させる(ステップS108)。具体的には、閉塞部材60のネジ受け62を連通口28内に設けた後に、ネジ64を連通口28内でネジ受け62に螺合させる。
これにより、フェース部材40の裏面42に緩衝材50が接しているゴルフクラブヘッド1が製造される。
上述した実施形態では、ゴルフクラブヘッド1の製造時に、ヘッド本体部20の凹部24の開口24cをフェース部材40で塞ぐように、フェース部材40をヘッド本体部20に固定する。その後、ヘッド本体部20のソール部6に形成された連通口28から、フェース部材40と凹部24の間の注入空間100に緩衝材50(具体的には、緩衝材50の材料である樹脂)を注入する。
4 フェース部
5 クラウン部
6 ソール部
12 フェース面
20 ヘッド本体部
24 凹部
24a 側壁
24c 開口
28 連通口
40 フェース部材
42 裏面
50 緩衝材
60 閉塞部材
Claims (9)
- 前面側を窪ませるように形成された凹部を有するヘッド本体部であって、前記凹部の底壁が背面側の壁から離間しているヘッド本体部と、ボールを打撃するフェース面の少なくとも一部を成すフェース部材とを準備する準備工程と、
前記フェース部材を前記ヘッド本体部に固定して、前記凹部の開口を閉塞する固定工程と、
前記ヘッド本体部のソール部に前記凹部に連通するように形成された連通口から、前記フェース部材の前記フェース面とは反対側の裏面と前記凹部との間の前記裏面よりも広い範囲に亘って、前記フェース部材よりも厚くなるように緩衝材を注入する注入工程と、
を有するゴルフクラブヘッドの製造方法。 - 前記凹部は、前記ヘッド本体部の前記ソール部からクラウン部側へ亘って形成され、
前記注入工程において、前記凹部の側壁に形成された前記連通口から、前記フェース部材の前記裏面と前記凹部の間の空間に前記緩衝材が流入するように、前記緩衝材を注入する、
請求項1に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。 - 前記注入工程において、前記フェース部材が固定された前記ヘッド本体部の前記ソール部を上向きにし、かつ前記ヘッド本体部のクラウン部を下向きにした状態で、前記連通口から前記緩衝材を注入する、
請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。 - 前記注入工程において、前記ソール部に互いに離れて形成された複数の連通口のうちの一の連通口から前記緩衝材を注入し始め、前記緩衝材が他の連通口に達するまで注入を継続し、
前記緩衝材の注入後に、前記複数の連通口の各々を閉塞部材で閉塞させる閉塞工程を更に有する、
請求項1から3のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。 - 前記固定工程において、前記フェース部材と前記ヘッド本体部の前記凹部の周囲の部分とが前記フェース面を成すように、前記フェース部材を前記ヘッド本体部に溶接で固定する、
請求項1から4のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。 - 内部が中空となっているヘッド本体部と、
前記ヘッド本体部の前面側を窪ませるように形成され、底壁が前記ヘッド本体部の背面側の壁から離間している凹部と、
前記凹部の開口を閉塞しており、ボールを打撃するフェース面の少なくとも一部を成すフェース部材と、
前記フェース部材の前記フェース面とは反対側の裏面と前記凹部との間に設けられた緩衝材と、
を備え、
前記緩衝材の厚さは、前記フェース部材の厚さよりも大きく、
前記フェース部材と前記ヘッド本体部の前記凹部の周囲の部分とが、前記フェース面を成しており、
前記緩衝材は、前記フェース部材の前記裏面よりも広い範囲に亘って設けられている、
ゴルフクラブヘッド。 - 前記緩衝材は、前記フェース部材の前記裏面と前記凹部とに囲まれた空間を埋めるように設けられている、
請求項6に記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記凹部は、前記ヘッド本体部のソール部からクラウン部側へ亘って形成されており、
前記凹部の前記クラウン部側の深さは、前記凹部の前記ソール部側の深さよりも小さい、
請求項6又は7に記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記凹部の側壁の一部が、前記ソール部の一部を成し、
前記側壁に、前記裏面と前記凹部とに囲まれた空間と連通する連通口が複数形成されている、
請求項8に記載のゴルフクラブヘッド。
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