JP6580922B2 - 散水装置 - Google Patents

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Description

本発明は、散水装置に関する。
散水装置は、園芸、清掃、洗車など、様々な用途で用いられている。また、吐水形状の切り替えが可能な散水装置が知られている。
一方、特開昭61−27447号公報は、浴室で用いられるシャワー装置を開示する。このシャワー装置は、湯温調節および湯量調節の手段をもち、それぞれの調節に応じた符合によって変調される信号を発する送信部を一体化したシャワー筒先と、送信部の発する信号を受信する受信部と、その受信部からの信号によって湯温、湯量が制御される給湯部とを有する。
特開昭61−27447号公報
特開昭61−27447号公報では、湯温及び湯量調節用コックを壁面に取り付ける工事が不要となり、また、望みのシャワー温水が手許で調節できる。これに対して、散水装置の場合、壁面への工事といった事情は無く、その用途も上記シャワー装置とは相違する。
本発明者は、より利便性の高い散水装置について鋭意検討を重ねた。その結果、遠隔操作性が散水装置に適用されることで、上記従来技術とは異なる新たな効果が生ずることが見いだされた。散水装置では散水エリアが広いため、取り扱い性(取り回し性)及び持ち運び性が重視される。散水装置では、比較的長いホースが用いられる場合があり、このホースの重量及び体積が、取り扱い性、持ち運び性等を悪化させ、ホースの収納方法にも制約を与えていた。また、散水装置では、散水器側にホースを引っ張ることが多く、ホースに水圧がかかった状態でホースを引っ張ることで、ホースの抜けが生じることがあった。本発明者は、散水装置特有の課題に対して有効な構成を見いだすに至った。
本発明の目的は、従来にない新たな構成により散水装置特有の課題を解決しうる散水装置の提供にある。
本発明の好ましい散水装置は、散水器と、蛇口に取り付けられる元水栓装置と、上記散水器と上記元水栓装置とを繋ぐホースと、遠隔操作部と、を備えている。上記元水栓装置が、上記遠隔操作部からの遠隔操作で吐水と止水とを切り替える吐止水切替部を有する。
好ましくは、上記遠隔操作部による遠隔操作が無線式である。
好ましくは、上記遠隔操作部が上記散水器に配置されている。
好ましくは、この散水装置は、低圧状態で閉じる低圧弁を更に備えている。好ましくは、この低圧弁が、散水器側に設けられている。
好ましくは、上記散水器が流量調整機構を有している。
好ましくは、上記元水栓装置が、規定値以下の水圧、規定の変化率以上の水圧低下又は既定値以上の水圧で閉じる自動閉弁機構を有している。
上記ホースにおいて、非通水時における内部断面積がA1(mm)とされ、水圧が0.3MPaであるときの内部断面積がA2(mm)とされる。好ましくは、A2/A1が1.1以上である。
上記ホースにおいて、非通水時における長手方向長さがL1(m)とされ、0.3MPaの水圧が作用した状態での長手方向長さがL2(m)とされる。好ましくは、L2/L1が1.1以上である。
好ましくは、上記ホースの長手方向長さL1が5m以上である。
好ましくは、長手方向長さ1m当たりの上記ホースの重量が、0.2kg/m以下である。
上記散水装置では、従来にない新たな構成により、散水装置特有の課題が解決されうる。
図1は、本発明の第一実施形態に係る散水装置の斜視図である。 図2は、図1の散水装置における散水器の平面図である。 図3(a)は図2の散水器の側面図であり、図3(b)は図3(a)の一部が断面とされた図である。図3(a)及び図3(b)は、流量が最大の状態である。 図4(a)は図2の散水器の側面図であり、図4(b)は図4(a)の一部が断面とされた図である。図4(a)及び図4(b)は、流量が最小の状態である。 図5(a)は変形例の散水器の側面図であり、図5(b)は図5(a)の一部が断面とされた図である。図5(a)及び図5(b)は、流量が最大であり且つ低圧弁が開いている状態である。 図6(a)は変形例の散水器の側面図であり、図6(b)は図6(a)の一部が断面とされた図である。図6(a)及び図6(b)は、流量が最小であり且つ低圧弁が開いている状態である。 図7(a)は変形例の散水器の側面図であり、図7(b)は図7(a)の一部が断面とされた図である。図7(a)及び図7(b)は、流量が最大であり且つ低圧弁が閉じている状態である。 図8(a)は変形例の散水器の側面図であり、図8(b)は図8(a)の一部が断面とされた図である。図8(a)及び図8(b)は、流量が最小であり且つ低圧弁が閉じている状態である。 図9は、変形例の元水栓装置の側面図である。 図10は、図9の元水栓装置の平面図である。 図11は、図10の一部が断面とされた図である。 図12(a)、図12(b)、図12(c)及び図12(d)は、折りたたみホースの断面形状の変化を示す図である。 図13(a)は一般的なホースの断面を示し、図13(b)、図13(c)及び図13(d)は偏平ホースの断面を示す。 図14は、第1実施形態の散水装置における無線操作に係る部分のブロック図である。 図15(a)、図15(b)及び図15(c)は、自動閉弁機構のブロック図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
[第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態である散水装置100の斜視図である。散水装置100は、散水器102、元水栓装置104及びホース106を有する。元水栓装置104は、ホース106の第1端に取り付けられている。散水器102は、ホース106の第2端に取り付けられている。ホース106は、散水器102と元水栓装置104とを繋いでいる。更に散水装置100は、ホース収容部108を有する。本実施形態では、ホース収容部108は、ホースリールである。もちろん、ホース収容部108は無くても良い。
なお、ホース収容部としては、ホース106をリールに巻き取る構成のホースリール、ホースを引っ掛けて保管するホースハンガー、及び、ホースを巻き取ることなく容器に収納するホース収容器などが挙げられる。上述の通り、ホース収容部を設けなくてもよいが、ホース収容部を設ける場合、以下が好ましい。ホースの収納・取り出し性の観点からはホースリールが好ましい。一方、特に折りたたみホースや伸縮式ホースのように、通水時に大きく変形するホースの収納の観点からは、ホースハンガーが好ましい。
散水装置100は、屋外用である。散水装置100は、蛇口に接続して用いられる。散水装置100は、園芸、清掃、洗車、水まき等の用途で用いられ得る。
なお、蛇口とは、水道水などの用水を供給する管の出口部分を意味する。蛇口と元水栓装置の連結は、蛇口側と元水栓装置側とがコネクターを用いて連結されたコネクター連結とするのが好ましい。このコネクター連結では、蛇口に第1のコネクターを設けるとともに元水栓装置に第2のコネクターを設けて、これら第1のコネクターと第2のコネクターとが連結された構成が好ましい。また、両コネクターの連結は、両コネクターのうちの一方を他方に押し込むことにより両コネクターが互いに連結された連結状態が実現するのが好ましい。また、これら両コネクターの連結構造は、上記連結状態を保持できる保持機構を有するのが好ましい。上記第1のコネクターは、蛇口と一体で設けられていてもよいし、蛇口とは別体であって当該蛇口に取り外し可能又は取り外し不能に取付られていていてもよい。上記各第2のコネクターは、元水栓装置に一体で設けられていてもよいし、元水栓装置とは別体であって当該元水栓装置に取り外し可能又は取り外し不能に取付られていていてもよい。なお、上記コネクター連結の他に、雄ねじと雌ねじとのネジ結合による連結、ボルト・ナット等での固定による連結、固定バンドで締め付けての連結、なども使用できるが、上述のコネクター連結とするのが最も好ましい構成である。
散水装置100において、散水器102は1つであり、元水栓装置104も1つであり、ホース106も1つである。散水装置100では、散水器102と元水栓装置104とが1体1で対応している。1つの元水栓装置104に対して、散水器102が複数であってもよい。この場合、ホース106が複数であるのが好ましい。
元水栓装置104は、コネクター110を介して、ホース106に接続されている。散水器102は、コネクター112を介して、ホース106に接続されている。なお、コネクター110及びコネクター112は、無くても良い。
元水栓装置104は、蛇口に接続される。蛇口から供給された水は、元水栓装置104及びホース106を経由して、散水器102に至る。水は、散水器102から吐出される。
図2は、散水器102の平面図である。散水器102は、水導入口114と吐出口116と、把持部118を有している。典型的には、使用者は手で把持部118を持ち、散水を行う。
散水器102は、水形変更機構を有する。図2には、水形変更操作部120が示されている。この水形変更操作部120は、例えば指で操作することができる。散水器102は、水形変更操作部120の操作により水路が切り替わり、水形が変わるように構成されている。本実施形態では、ストレート水形とシャワー水形との選択が可能である。
散水器102の吐出口116は、複数の吐水孔を備えている。例えば、吐出口116は、ストレート水形の吐水を行うストレート吐水孔と、シャワー水形の吐水を行うシャワー吐水孔とを備えている。ストレート吐水孔は複数であってもよいが1個であるのが好ましい。シャワー吐水孔は複数個である必要がある。
吐水孔同士の位置が離れていると、結果として散水器が大型化したり重量が重くなったりする。この観点から、孔の中心位置(平面視面積重心)同士を結んだ直線距離がLとされる場合、何れの吐水孔同士のLも20cm以下、さらに10cm以下、特に6cm以下とするのが好ましい。なお、孔の中心位置とは、孔の輪郭線によって形成される図形の重心(図心)を意味する。
吐出口は散水器の本体部に対して吐水時に回転するなどの可動の構成とする事もできるが、この場合、散水器が大型化したり重量が重くなったりする。この観点から、吐出口は散水器の本体部に固定されているのが好ましい。なお、ここでいう固定とは、吐水時に散水器本体に対して可動ではないことを意味する。吐出口は、散水器本体に対して、取り外し可能に、又は、取り外し不能に取り付けられているのが好ましい。
吐出口が、多数の微細孔を備えるスポンジ部材で構成されていてもよい。しかし、この構成では微細孔に藻などがつまりやすい。この観点から、吐出口は板状部材であって、その板状部材の内面側から外面側に繋がって配される複数の吐水孔を備えるのが好ましい。全ての吐水孔の断面積の平均値は0.3mm以上、さらに1mm以上、特に2mm以上とするのがよく、上限については10mm以下、さらに6mm以下、特に、4mm以下とするのがよい。なお、孔の軸方向の位置によって孔の断面積が相違する場合がある。例えば、外面に向かうにつれて直径が大きくなる孔がある。このような場合、当該孔の断面積は、最大値とされる。
シャワー吐水孔の各々の孔の断面積がSとされた場合に、以下が好ましい。全てのシャワー吐水孔の内の50%以上において、Sが0.3mm以上、さらに0.5mm以上、特に1mm以上であるのが好ましい。 全てのシャワー吐水孔の内の80%以上において、Sが0.3mm以上、さらに0.5mm以上、特に1mm以上であるのがより好ましい。全てのシャワー吐水孔(100%)において、Sが0.3mm以上、さらに0.5mm以上、特に1mm以上であるのが更に好ましい。
散水器102は、遠隔操作部122を有する。遠隔操作部122は、元水栓装置104における吐水と止水との切替を操作しうる。遠隔操作部122は、吐水を指示するための第1ボタンb1と、止水を指示するための第2ボタンb2とを有している。ボタン式の遠隔操作部122は、吐水と止水との切り換えが容易であるため好ましい。
より詳細には、遠隔操作部122は、指示部123を有する。この指示部123は、吐水指示部124と、止水指示部126とを有する。図示されないが、更に遠隔操作部122は、送信部を有する。吐水指示部124は上記第1ボタンb1を有しており、止水指示部126は上記第2ボタンb2を有している。第1ボタンb1が押されると、送信部が、元水栓装置を吐水状態とするための信号(吐水指示信号)を送信する。この吐水指示信号を受信した元水栓装置104は吐水状態に切り替わる。この吐水指示信号は、無線通信によって伝達される。第2ボタンb2が押されると、送信部が、元水栓装置を止水状態とするための信号(止水指示信号)を送信する。この止水指示信号を受信した元水栓装置104は、止水状態に切り替わる。この止水指示信号は、無線通信によって伝達される。このように、遠隔操作部122は、無線による遠隔操作を可能とする送信部を有する。遠隔操作部の典型例は、いわゆるリモコン(リモートコントローラー)である。遠隔操作部122の構成は、公知の無線式のリモコンと同様である。散水器102は、上記送信を行うための電源(図示されず)を有している。この電源は、例えば電池である。
図3(a)は散水器102の側面図であり、図3(b)は散水器102の断面図である。図3(a)及び図3(b)は、流量が最大の状態を示す。図4(a)は散水器102の側面図であり、図4(b)は散水器102の断面図である。図4(a)及び図4(b)は、流量が最小の状態を示す。
散水器102は、流量調整機構を有する。この流量調整機構は、流量調整操作部130と、流量調整弁132とを有する。流量調整弁132は、水路134における流量を調整しうる。流量調整操作部130はレバーを構成しており、このレバーを操作することで、流量調整弁132の開き度合いが変化する。図3(b)に示すように、レバー130が最も前方に倒されたとき、流量調整弁132は全開状態である。図4(b)に示すように、流量調整操作部130が最も後方に倒されたとき、流量調整弁132は流量が最小の状態である。
元水栓装置104は、吐止水切替部140と、蛇口との接続を行う蛇口接続部142とを有する(図1参照)。この吐止水切替部140では、外部からの遠隔操作で吐水と止水との切り替えが可能である。
本実施形態の吐止水切替部140は、上記送信部からの信号を受信する受信部と、開閉弁と、この開閉弁を制御しうる制御部とを有している。この受信部は、遠隔操作部122の送信部から、上述の吐水指示信号及び止水指示信号を受信する。受信部が吐水指示信号を受信すると、制御部が開閉弁を開ける。受信部が止水指示信号を受信すると、制御部が開閉弁を閉じる。このように、開閉弁は、遠隔操作部122からの指示によって開閉する。
本実施形態では、この開閉弁が電磁弁である。電磁弁は、電気的駆動弁の一種であり。電磁石(ソレノイド)の磁力を用いてプランジャーと呼ばれる鉄片を動かし、弁を開閉する。この電磁弁が閉じることで、止水が達成される。この電磁弁が開くことで、吐水が達成される。公知の電磁弁が用いられる。
元水栓装置104は、電源(図示されず)を有している。この電源からの電力は、吐止水切替部140に供給される。この電力は、開閉弁の開閉に用いられる。電源は、例えば電池である。
元水栓装置104は、流量調整機構を有していない。流量調整は、散水器102のみによって行われる。元水栓装置104において遠隔操作が可能なのは、止水と吐水との切り替えに限られている。
図5(a)は、変形例である散水器200の側面図であり、図5(b)は散水器200の断面図である。図6(a)、図7(a)及び図8(a)も散水器200の側面図である。図6(b)は、図6(a)に対応する断面図である。図7(b)は、図7(a)に対応する断面図である。図8(b)は、図8(a)に対応する断面図である。
図5(a)及び図5(b)では、流量調整機構は全開状態にあり、逆止弁202(後述)は開いている。図6(a)及び図6(b)では、流量調整機構は流量が最小の状態にあり、逆止弁202は開いている。図7(a)及び図7(b)では、流量調整機構は全開状態にあり、逆止弁202は閉じている。図8(a)及び図8(b)では、流量調整機構は流量が最小の状態にあり、逆止弁202は閉じている。
元水栓装置が止水状態にあるとき、水圧が低下し、逆止弁202は閉じる。流量調整機構での調整度合いに関わらず、元水栓装置が止水状態にあるとき、逆止弁202は閉じている(図7(b)及び図8(b)参照)。
元水栓装置が吐水状態にあるとき、逆止弁202は開く。流量調整機構での調整度合いに関わらず、元水栓装置が吐水状態にあるとき、逆止弁202は開いている(図5(b)及び図6(b)参照)。
逆止弁202は、弁体204と、弾性体206と、弁座208とを有する。弁座208は、弁体204よりも下流側に位置している。弾性体206は、弁体204を弁座208の方向に付勢している。ただし、この付勢力は非常に弱い。散水器200からの吐水がなされているとき、逆止弁202は開いている。元水栓装置が止水状態となり、水圧が低下すると、弾性体206が弁体204を弁座208に押しつけ、閉弁する。
流量調整機構は、流量をゼロとすることはできない。流量調整機構を流量が最小となる位置まで調整しても、止水はできない。すなわち、散水器200は、止水機構を有さない。散水器200は、吐止水切替機構を有さない。止水は、元水栓装置のみでなされる。
各断面図が示すように、散水器200は、逆止弁202を有している。逆止弁202の存在を除き、散水器200は、上述の散水器102と同じである。
逆止弁202は、低圧状態で閉じる低圧弁の一例である。吐水時の水圧により、逆止弁202は開く。逆止弁202は、散水器200の吐水を阻止することはない。一方、元水栓装置104が止水状態とされ、逆止弁202に作用する水圧が低くなると、逆止弁202は閉じる。この低圧弁(逆止弁202)は、元水栓装置が止水となったときに閉じるように設定されるのが好ましい。この観点から、この低圧弁(逆止弁202)は、かなり低い水圧のときのみ閉じるのが好ましい。
図9及び図10は、変形例である元水栓装置300の側面図である。図9と図10とでは、視点が90°相違する。図11は、図9のF11−F11線に沿った断面図である。図11は、図10に対応した断面図である。
図11が示すように、元水栓装置300は、蛇口接続部302と、リリーフ弁304と、減圧弁306と、手動弁308と、吐止水切替部とを有する。吐止水切替部は、電磁弁310を有する。電磁弁310は、吐止水切替部からの指示で開閉する開閉弁である。
上述の通り、元水栓装置300はリリーフ弁304を有する。リリーフ弁304は、水圧が過度に上昇したときに水を放出して水圧を下げる役割を果たす。
図10及び図11が示すように、リリーフ弁304は、管状部400と、栓体402と、弾性体404と、弾性体保持部406とを有する。管状部400は、元水栓装置300の流路から分岐した排出口を形成している。
管状部400は、スリット408を有する。スリット408は、管状部400の長手方向に沿って設けられている。栓体402の一部はこのスリット408に入り込んでおり、栓体402はこのスリット408に沿ってスライド移動する。栓体402は、水密性を確保するためのOリング410を有している。弾性体404は、栓体402を上流側に付勢している。本実施形態では、弾性体404はコイルバネである。弾性体保持部406は、管状部400の端部に取り付けられている。本実施形態では、弾性体保持部406はキャップであり、管状部400の端部にネジ止めで固定されている。弾性体保持部406は、弾性体404の第1端を支持している。弾性体404の第2端は、栓体402に当接している。
水圧が所定値未満である場合、栓体402は、弾性体404の付勢によって、上流側の止水位置を保持する。よって、リリーフ弁304は止水状態にある。水圧が所定値以上になると、弾性体404の付勢に抗して栓体402が下流側に押され、栓体402が下流側に移動する。Oリング410による止水が解除される位置にまで栓体402が移動すると、リリーフ弁304は排水状態となり、水が排出される。この水の排出によって、水圧は下がる。水圧が所定値未満になると、弾性体404の付勢により、栓体402は止水位置に戻る。
上述の通り、元水栓装置300は減圧弁306を有する。減圧弁306は、水圧が所定値以下に下げる役割を果たす。よって、減圧弁306よりも下流にあるホース及び散水器に加わる水圧は所定値以下に抑制される。
図11が示すように、減圧弁306は、可動弁500と、パッキン502と、弾性体504と、ケース506とを有する。パッキン502は可動弁500に取り付けられており、可動弁500と共に移動する。弾性体504はコイルバネである。この弾性体504は可動弁500を下流側に付勢している。ケース506は、外ケース508に固定されている。ケース506の中心には流路が形成されている。このケース506は、弾性体504の第1端を支持している。弾性体504の第2端は、可動弁500に当接している。
図11は、低圧状態における減圧弁306を示している。この低圧状態では、可動弁500及びパッキン502は、最も下流側に位置する。この減圧弁306では、水圧が所定値以上になると、その水圧に起因して可動弁500が上流側に押されるように構成されている。高圧状態により、可動弁500及びパッキン502が上流側に移動する。この移動により、ケース506の端部とパッキン502との間の隙間が狭くなり、減圧が達成される。
上述の通り、元水栓装置300は手動弁308を有する。図10及び図11が示すように、手動弁308は、操作部600とボール弁602とを有する。操作部600は、使用者によって回転される。ボール弁602は、操作部600と一体的に回転する。図11において、ボール弁602は全開状態にある。操作部600を90度回転させると、ボール弁602は全閉状態となり、止水が達成される。
上述の通り、元水栓装置300は電磁弁310を有する。電磁弁310は、ソレノイド、プランジャー、パイロット弁孔、弁体、コイルバネ、ダイヤフラム背室、ダイヤフラム及び主弁座を含む。プランジャーは、ソレノイドで駆動される。プランジャーの端に弁体が設けられており、この弁体がパイロット弁孔を開閉する。ソレノイドが非通電の状態にあるとき、プランジャーはコイルバネで押し下げられ、弁体がパイロット弁孔を閉じる。この場合、水がダイヤフラム背室に流入し、この流入による流体圧でダイヤフラムが主弁座に押しつけられる。よって、電磁弁は閉状態となる。一方、ソレノイドが通電の状態にあるとき、プランジャーはコイルバネに抗して引き上げられ、弁体がパイロット弁孔から離れ、パイロット弁孔が開く。この結果、ダイヤフラム背室の圧力が低下し、ダイヤフラムが主弁座から離れる。よって電磁弁は開状態となる。この電磁弁310は、公知のパイロット式電磁弁である。他の方式、例えば直動式の電磁弁が用いられても良い。
図示されないが、元水栓装置300の吐止水切替部は、送信部からの信号を受信する受信部と、電磁弁310を制御しうる制御部とを有している。この受信部は、上述の吐水指示信号及び止水指示信号を受信する。受信部が吐水指示信号を受信すると、制御部がソレノイドに通電し、電磁弁は開く。受信部が止水指示信号を受信すると、制御部がソレノイドを非通電とし、電磁弁は閉じる。
元水栓装置300は、流量調整機構を有していない。流量調整は、散水器のみによって行われる。元水栓装置300において遠隔操作されうるのは、止水と吐水との切り替えに限られている。
元水栓装置300は、電源700を有している。本実施形態では、この電源700として、電池が採用されている。この電池は、例えば、元水栓装置300の本体に取り付けられた電源ケース(図示省略)に配置される。電源700の電力は、吐止水切替部に供給される。電源700の電力は、電磁弁310を駆動させる。
[止水を元水栓装置で行うことによる効果]
散水装置では、止水を元水栓装置で行うことにより、多くの効果が得られる。この効果は、例えば次の通りである。
(a)止水と吐水との切り替えが散水器でなされる場合、止水時には、ホースに高い水圧(上水道の水圧)が作用する。本散水装置では、元水栓装置で止水するため、ホースへの負担が低減される。このため、ホースの選択の自由度が高まり、例えばホースを非耐圧仕様に出来る。このため、軽量でコンパクトな散水装置が得られる。また、ホースのコストダウンが可能となる。
(b)接続部を非耐圧仕様に出来るため、この観点からも、軽量でコンパクトな散水装置が得られる。接続部とは、蛇口と元水栓装置との接続部、元水栓装置とホースとの接続部、及び、ホースと散水器との接続部である。例えば、コネクター110及びコネクター112(図1)を簡素化したり、これらのコネクターを省略したりといった構成が可能となる。
(c)購入後の持ち帰り、散水の準備等の際に、散水装置の持ち運びが容易である。
(d)収納しやすいホースを採用できるため、ホースの収納方法の選択肢が増える。例えば、リールのデザインの幅が拡がる。
(e)未使用時においてホース内に滞留する滞留水が抑制されるので、凍結破損が抑制され、滞留水からの臭気も抑制される。
(f)散水器で止水すると、止水状態においてホースに水圧がかかる。この状態で散水器を引っ張ると、ホース抜けが生じやすく、且つ、ホースをリール等に収納しにくかったり、ホースを引き出しにくくなったりといった現象が生ずる。本散水装置では、このような現象が改善される。
(g)散水器における止水機能が不要となるため、散水器のコストダウンが可能となる。
(h)未使用で放置されている状態でホース劣化等によりホースが破損した場合でも、元水栓装置で止水しているため、この破損部から水が漏れ出すことはない。よって、水の無駄が防止される。
[接続部の外れの抑制]
上記散水装置は、2つの接続部を有する。第1の接続部は、元水栓装置とホースとの接続部である。第2の接続部は、ホースと散水器との接続部である。散水装置では、散水箇所の移動のため、ホースを引っ張ったり動かしたりする機会が多く、接続部における外れの機会も多い。なお、接続部の外れとは、当該接続部の接続が解除されることを意味する。この接続の解除は、ホースの外れを意味するが、コネクターが用いられている場合には、当該コネクターのみの外れや、コネクターからのホースの外れを含む。
従来の散水装置では、止水と吐水との切り替えが散水器でなされるため、止水時には、ホースに高い水圧(上水道の水圧)が作用する。この水圧は、ホースに負荷を与えると同時に、2つの接続部にも負荷を与える。これらの負荷は、接続部の外れを助長する。
上述の散水装置では、止水が元水栓装置でなされるため、止水時に、ホースに高い水圧が作用しない。よって、2つの接続部への負荷が少ない。接続部への負荷が低減されるので、接続部の構造を簡素化することができる。例えば、コネクターの構造をシンプルとすることができる。簡素な構造の接続部により、散水装置を軽量化することができ、散水器の取り扱い性が向上する。
[ホースの種類]
ホースの種類として、単層ホース、二層ホース等の複数層ホース、糸入りホース、コイル入りホース、フレキシブルホース、折りたたみホース、偏平ホース等、あらゆる種類のホースが用いられ得る。また、蛇腹管等の弾性管も、ホースとして用いられうる。伸縮式ホースが用いられても良い。
単層ホースの材質は、ポリ塩化ビニル樹脂、シリコーン樹脂、ポリエチレン樹脂、ゴム等である。構造が単純で製造コストは低い。しかし、耐圧性は低く、高水圧時の変形は大きい。
糸入りホースは、繊維によって補強されたホースである。この糸入りホースは、高水圧時の変形が小さく、耐圧性に優れる。コイルホースは、コイルによって補強されたホースである。コイルの材質は、樹脂、金属等である。このコイルホースは、高圧時の変形が小さく、耐圧性に優れる。
[折りたたみホース]
折りたたみホースは、折りたたみが可能なホースである。この折りたたみホースは、水を通さない時には平らに潰れる。典型的な折りたたみホースは布製であり、布の内側が非通水層でコーティングされている。なお、折りたたみホースは、消防用ホースとしても知られている。
図12(a)から(d)は、折りたたみホース800を示す断面図である。この折りたたみホース800の材質は布であり、この布の内面に非通水層が形成されている。非通水層の材質として、ゴム及び樹脂が例示される。水圧が低い場合、折りたたみホース800は、図12(a)のようにほぼ平らになる。水圧が高い場合、折りたたみホース800の断面構造は図12(c)のように円形となる。水圧によって、折りたたみホース800の断面形状は、図12(a)から(d)ような形態をとる。
この折りたたみホース800は、ホース断面の半分を構成する第1部分802と、ホース断面の残りの半分を構成する第2部分804とを有する。折りたたみホース800の幅方向における両端部には、第1部分802と第2部分804とを重ねた貼り合わせ部806が設けられている。これらの貼り合わせ部806により、折りたたみホース800は、非通水時に平らになる。
このように、折りたたみホース800は、その幅方向両端部に、非通水時における断面形状が、通水時(例えば水圧が0.3MPaである時)よりも平らになるように構成されている。本実施形態の折りたたみホース800では、貼り合わせ部806が採用されているが、これに代えて例えば、折り目が採用されてもよい。公知の消防用ホースの構造が、本願の折りたたみホースにも採用されうる。
以上に記載の通り、好ましい折りたたみホースは、次のような特徴を有する。
(1)非通水時には、ホースの内部断面積A1がゼロである状態で平らにすることができる。
(2)幅方向両端部に、平らになることを促進する折れ曲がり部を有する。上述した貼り合わせ部や折り目は、この折れ曲がり部の例である。
[偏平ホース]
折りたたみホースではない保形ホースにおいても、偏平な断面形状が採用されうる。水圧下でも偏平な形状が維持されるホースが、本願において偏平ホースと称される。偏平な断面形状は、収納性の向上に寄与する。図13(a)から(d)は、保形ホースの断面形状の例示である。図13(a)のホース810は通常の円形断面のホースである。図13(b)から(d)は偏平ホースの断面である。偏平ホースでは、水圧が0.3MPaの状態の断面形状において、幅よりも高さが小さい。図13(b)のホース812では、3つの水路が設けられている。図13(c)のホース814では、2つの水路が設けられている。複数の水路を設けることで、偏平な断面形状において水路の断面積を拡大することができる。図13(d)のホース816では、水路の断面形状も偏平とされている。これも、偏平な断面形状において水路の断面積を拡大する構成の一例である。
[伸縮式ホース]
本願において伸縮式ホースとは、0.3MPaの水圧が作用すると長手方向の長さが1.5倍以上に伸びるホースを意味する。即ち、非通水時における長手方向長さがL1とされ、0.3MPaの水圧が作用した状態での長手方向長さがL2とされるとき、L2/L1が1.5以上のホースが、伸縮式ホースと定義される。L2/L1は、好ましくは2以上、より好ましくは、2.5以上、更に好ましくは3以上である。L2/L1は、通常、8以下、更には6以下である。
この伸縮性ホースは、2重チューブ構造を有している。より詳細には、この伸縮性ホースは、弾性材料で形成されている内側チューブと、この内側チューブよりも伸縮性が低い外側チューブとを有する。内側チューブと外側チューブとは、両端部でのみ互いに固定されている。両端部以外では、内側チューブと外側チューブとは互いに固定されていない。換言すれば、両端部以外において、内側チューブと外側チューブとは互いに自由である。チューブ構造は、3重またはそれ以上であってもよい。
外側チューブの好ましい材質は、布である。この布の材質は、例えば、ナイロン、ポリエステル及びポリプロピレンからなる群から選択される1以上である。好ましくは、この布は織物である。内側チューブの材質は、例えば、天然ラテックスゴムである。この伸縮性ホースは、水圧が加わると自動的に長手方向に伸び、水圧が無くなると自動的に長手方向に縮む。
外側チューブは、しなやかである。また、外側チューブは、伸張状態にあるときの内側チューブの膨張及び伸びを許容するサイズを有している。よって、水圧がゼロの収縮状態において、外側チューブは弛んだ状態にある。収縮状態において、外側チューブは、多数の皺を有した状態となる。一方、内側チューブは、高い弾性を有している。内側チューブは、水圧ゼロの状態では太さ方向に収縮し、且つ長手方向に延びる。内側チューブは、水圧が作用すると、太さ方向に膨張し且つ長手方向に伸びる。特に、長手方向の伸び率は顕著である。水圧が上がるにつれて、当該膨張及び伸びが大きくなるが、これらの膨張及び伸びは、外側チューブのサイズによって制約される。よって、L2/L1の上限は、外側チューブの最大長さによって規制することができる。このような伸縮性ホースの例は、特許第5541825号及び特許第5399595号に記載されている。
この伸縮性ホースは、本発明のホースとして用いられうる。この伸縮性ホースの内側チューブは、伸縮性が非常に高い材質よりなる。このため、基本的に、内側チューブは耐圧性に乏しく、破れやすい。上記散水装置では、元水栓装置で止水するため、止水時においてホースに高圧が作用することが防止できる。よって、伸縮性ホースへの負荷が低減され、高圧による内側チューブの破れを抑制することができる。
上記散水装置の使用時においては、散水器を引っ張った状態で、元水栓装置を吐水に切り替える(吐水をONとする)場合がある。この場合、ホースが引っ張られた状態で水圧が急激に上がるため、ホースからの散水器の外れが生じやすい。しかし、伸縮性ホースが用いられる場合、当該水圧によってホースが伸びるため、ホースに作用する張力が緩和される。このため、ホースからの散水器の外れが抑制されうる。もちろん、元水栓装置におけるホースの外れも抑制される。
[ホースの耐圧性]
元水栓装置において止水がなされる散水装置では、ホースを非耐圧仕様とすることができる。例えば、ホースが破損しうる最小水圧を0.7MPa以下とすることができる。耐圧性が低いホースが許容されることで、ホースを軽量とすることができ、ホースの柔軟性を高めることができる。
[ホース内部におけるの藻の発生]
ホース内部の滞留水は、藻が発生する原因となる。特に、上述の低圧弁が設けられる場合、水がホースに滞留しやすいため、藻の発生が問題となりうる。また、非耐圧性のホースなど、本発明に適したホースは、単層ホース等の単純な構造である。この単純な構造のホースは、比較的太陽光を透過させやすい傾向にある。また、本発明に適したホースは、比較的薄くされうる。例えば、水圧が無い状態におけるホースの厚み(温度20℃で測定)は、1.0mm以上2.5mm以下とされうる。この薄いホースは、比較的太陽光を透過させやすい傾向にある。このようなホースでは、ホース内での藻の発生が問題となりうる。成長した藻は、散水器の排出口(シャワー孔等)の目詰まりの原因となる。
水圧による膨張の度合いや、水圧によって長手方向に伸びる度合いは、ホースによって相違する。このような膨張及び延伸によるホースの変形は、ホース内面で発生し始めた藻を内面から剥がす効果があり、結果として、藻の発生を抑制しうる(藻抑制効果)。
1又は2以上の層を有しており、少なくとも1層が黒色であるホースであってもよい。このホースでは、黒色の層がホース内部への光を通しにくくする遮断層の役割を果たしうる。よって、藻の発生自体を防止することができる。
光の遮蔽性の観点から、上記黒色において、CIELAB表示系における指数L、a及びbが考慮される。光の遮蔽性の観点から、上記黒色の指数Lは、50以下が好ましく、40以下がより好ましく、30以下がより好ましく、25以下がより好ましい。光の遮蔽性の観点から、指数aは、5以下が好ましく、3以下がより好ましく、2以下がより好ましい。光の遮蔽性の観点から、指数bは、5以下が好ましく、3以下がより好ましく、2以下がより好ましい。
なお、上記指数L、a及びbは、下記数式によって算出される。
= 116(Y/Yn)1/3 − 16
= 500((X/Xn)1/3 − (Y/Yn)1/3
= 200((Y/Yn)1/3 − (Z/Zn)1/3
これら数式において、X、Y及びZはXYZ表示系における三刺激値であり、Xn、Yn及びZnは完全拡散反射面の三刺激値である。CIELAB表示系は、国際照明委員会(CIE)によって1976年に決定された規格である。日本では、「JIS Z 8729」において、CIELAB表示系が採用されている。Lは、明度の指数である。a及びbは、色相及び彩度と相関する指数である。aのマイナス方向は緑方向であり、プラス方向は赤方向である。bのマイナス方向は青方向であり、プラス方向は黄方向である。指数の測定は、ミノルタ社の色彩色差計「CM−3500d」によってなされる。受光部が対象物(黒色の層)の表面に当てられ、測定がなされる。光源には、「標準の光D65」が採用される。この光源の色温度は、6504kである。分光感度としては、「2°視野」が採用される。孔径として、8mmが採用される。
[ホースの内部断面積の変化率]
ホースの内部には中空部が形成され、この中空部を水が通る。ホースの内部断面積とは、この中空部の断面積である。水圧が高くなると、ホースが膨らみ、この内部断面積が大きくなる。
非通水時における内部断面積がA1とされ、水圧が0.3MPaであるときの内部断面積がA2とされる。比(A2/A1)が大きい場合、上述した接続部の外れのうち、特にホースの外れが生じやすい。なぜなら、ホースの膨張変形により、ホースと他部材との接続が外れやすくなるためである。よって、A2/A1が大きく膨張しやすい場合、ホースへの水圧を抑制しうる本散水装置が、ホース外れ抑制の観点から有効である。更に、A2/A1が大きい場合、上述の藻抑制効果が高まる。これらの観点から、A2/A1は、1以上が好ましく、1.1以上がより好ましく、1.2以上がより好ましく、3以上が更に好ましい。ホースの耐久性を考慮すると、A2/A1は、50以下が好ましく、40以下がより好ましく、30以下が更に好ましい。このホースの内部断面積の変化率の測定において、ホースの温度は20度に設定される。
[ホースの内部断面積A1]
散水時の圧力損失を抑制し、散水量を確保する観点から、ホースの内部断面積A1は、19.6mm以上が好ましく、38.5mm以上がより好ましく、63.6mm以上がより好ましい。ホースの取り回し性を向上させ、散水装置を小型化する観点から、ホースの内部断面積A1は、707mm以下が好ましく、491mm以下がより好ましく、254mm以下がより好ましく、177mm以下がより好ましい。
[ホースの内径]
散水時の圧力損失を抑制し、散水量を確保する観点から、ホースの内径は、5mm以上が好ましく、7mm以上がより好ましく、9mm以上がより好ましい。ホースの取り回し性を向上させ、散水装置を小型化する観点から、ホースの内径は、30mm以下が好ましく、25mm以下がより好ましく、18mm以下がより好ましく、15mm以下がより好ましい。
[ホースの長さ変化率]
ホースの長さ変化率は、上述のL2/L1である。L2/L1が大きい場合、上述した接続部の外れのうち、特にホースの外れが生じやすい。なぜなら、ホースの伸び変形により、ホースと他部材との接続が外れやすくなるためである。よって、L2/L1が大きく伸びやすい場合、ホースへの水圧を抑制しうる本散水装置が、ホース外れ抑制の観点から有効である。更に、L2/L1が大きい場合、上述の藻抑制効果が高まる。これらの観点から、L2/L1は、1.0以上が好ましく、1.1以上がより好ましく、1.5以上がより好ましく、2.0以上が更に好ましい。ホースの耐久性を考慮すると、L2/L1は、5.0以下、更には4.0以下が好ましい。ただし、この上限値に関して、上述の伸縮性ホースは例外である。長さL1及び長さL2の測定において、ホースの温度は20度に設定される。
元水栓装置で止水する本散水装置では、ホースの選択の自由度が高い。よって、A2/A1、L2/L1、曲げ剛性等の選択の自由度も高い。上述の理由に基づき、A2/A1、L2/L1、曲げ剛性等を適切に設定することができる。
[ホースの長さ(長手方向長さ)L1]
屋外での散水における利便性の観点から、非通水時におけるホースの長手方向長さL1は、5m以上が好ましく、7m以上がより好ましく、10m以上が更に好ましい。上述の通り、元水栓装置で止水することで、ホースへの負荷が低減される。よって、ホースの選択の自由度が高まる。例えば非耐圧性のホースを採用することができ、軽いホースを採用することができる。ホースが長いほど、ホースの全体重量は大きくなり、ホース軽量化の効果が高まる。この観点からも、ホースの長手方向長さL1は、5m以上が好ましい。散水装置の小型化及び取り扱い性の観点から、ホースの長手方向長さL1は、100m以下が好ましく、80m以下がより好ましく、50m以下が更に好ましい。
[ホースの重量(単位長さ当たり)]
上述の通り、元水栓装置で止水することで、ホースへの負荷が低減される。よって、非耐圧性のホースを採用することができ、軽いホースを採用することができる。この観点から、長さ1m当たりのホースの重量は、0.2kg/m以下が好ましく、0.1kg/m以下がより好ましく、0.05kg/m以下が更に好ましい。強度を考慮すると、このホース重量は、0.01kg/m以上が好ましく、0.02kg/m以上がより好ましい。この重量の測定において、ホースの温度は20度とされる。この重量は、ホース内に水が無い状態で測定される。
[吐止水切替部]
上述の通り、吐止水切替部は、元水栓装置に設けられる。好ましくは、散水器には、吐止水切替部が設けられない。換言すれば、好ましくは、散水器は、止水機能を有さない。
吐止水切替部は、遠隔操作によって止水と吐水との切替を行う。遠隔操作が可能であるため、元水栓装置は、吐止水切替部を操作する操作部を有さなくてもよい。一方、元水栓装置は、吐止水切替部を操作する操作部を有していても良い。すなわち、遠隔操作に加えて、元水栓装置でも吐止水の切替が可能とされてもよい。この場合、何らかの理由により遠隔操作が不能になった場合でも、吐止水の切替が可能となる。
遠隔操作がなされる地点は限定されず、元水栓装置以外の地点であればよい。好ましくは、遠隔操作がなされる地点は、散水器である。
[遠隔操作部]
遠隔操作部は、遠隔操作によって吐止水切替部を操作する。遠隔操作部の典型例は、無線のリモコンである。この遠隔操作部が単独で持ち運びできる構成であれば、任意の地点から遠隔操作が可能となる。更に、この遠隔操作部が散水器に着脱可能とされていてもよい。この場合、散水器からも遠隔操作ができ、散水器以外の地点からも遠隔操作が可能となる。
遠隔操作部は、無線のリモコンに限定されない。遠隔操作は、有線式であってもよいし、無線式であってもよい。有線式の遠隔操作では、例えば、電線が用いられる。この場合、電線は、遠隔操作部と吐止水切替部と繋ぐように設けられる。他の実施形態として、例えばワイヤを用いた機械的な遠隔操作が挙げられる。このワイヤを操作するレバーが遠隔操作部として散水器又は散水器側に設けられてもよい。この場合、ワイヤが、遠隔操作部と吐止水切替部とを繋ぐように設けられる。ワイヤはホースに沿って設けられても良い。
上述した散水器102のように、遠隔操作部は、取り外し不能な状態で散水器に固定されていてもよい。例えば、遠隔操作部は、散水器に内蔵されていてもよい。この場合、遠隔操作部の固定が確実となり、遠隔操作部の操作性が高まる。また、遠隔操作部を含む散水器の防水性を高めることが容易となる。
遠隔操作部(リモコン等)が散水器に装着できない構成とされてもよい。この場合、遠隔操作部を紛失しやすい。この観点から、遠隔操作部は、散水器に着脱可能であるか、又は、取り外し不能な状態で散水器に固定されているのが好ましい。
遠隔操作部が無線のリモコンである場合、公知のリモコンの構成が利用されうる。無線操作のための信号として、超音波及び電磁波が例示される。電磁波として、電波及び赤外線が例示される。
[無線式の遠隔操作]
好ましくは、遠隔操作部は無線式で吐止水切替部を操作する。好ましくは、吐止水切替部は遠隔操作部によって無線式で操作される。
図14は、無線式が採用される場合の構成の一例を示すブロック図である。前述の散水装置100でも、この図14の構成が採用されている。
遠隔操作部1000は、送信部1002と、指示部1004とを有する。一方、吐止水切替部1006は、受信部1008と、制御部1010と、開閉弁1012とを有する。
指示部1004は、吐水指示部と止水指示部とを有する。吐水指示部が操作されると、送信部1002が、元水栓装置を吐水状態とするための信号(吐水指示信号)を無線で送信する。この吐水指示信号を、吐止水切替部1006の受信部1008が受信する。受信部1008が吐水指示信号を受信すると、制御部1010が、開閉弁1012を開ける。止水指示部が操作されると、送信部1002が、元水栓装置を止水状態とするための信号(止水指示信号)を無線で送信する。この止水指示信号を、吐止水切替部1006の受信部1008が受信する。受信部1008が止水指示信号を受信すると、制御部1010が、開閉弁1012を閉じる。
上述の散水装置100で示した通り、吐止水切替部1006は元水栓装置に設けられる。一方、遠隔操作部1000は、散水器に設けられても良いし、散水器以外に設けられてもよい。すなわち、遠隔操作部1000は散水器102から分離していてもよい。遠隔操作部1000は、散水器に着脱可能であってもよい。遠隔操作部1000は、散水器に着脱不能に固定されていてもよい。
[低圧弁]
好ましい散水装置は、低圧弁を有する。この低圧弁の一例は、前述した逆止弁202である。元水栓装置で止水されたとき、ホース内の水圧は直ちにゼロとはならず、残留水圧が生ずる。この残留水圧は、例えば、水道圧におり膨張していたホースが収縮することによって生ずる。この残留水圧により、ホース内に残った水は、散水器から水が垂れるように漏れ出す。止水操作がなされたにも関わらず水が吐出されるのは、意図に反した吐水であるから、好ましくない。低圧弁は、この止水操作後の漏れ水を抑制しうる。
水圧がP1(MPa)以下であるときに低圧弁が閉じる場合、この水圧P1の好ましい値は次の通りである。漏れ水を抑制する観点から、この水圧P1は、0.01(MPa)以上が好ましく、0.02(MPa)以上がより好ましい。少量の吐水を妨げない観点から、この水圧P1(MPa)は、0.05(MPa)以下が好ましく、0.04(MPa)以下がより好ましい。
止水操作後の漏れ水を抑制する観点から、低圧弁は、散水器側に設けられるのが好ましい。この「散水器側」とは、散水器を含み、散水器よりも広い概念である。本願において「散水器側」とは、ホースの長手方向における中点よりも上流側の部分を意味し、ホース、散水器、ホースと散水器との間に設けられたコネクター、等を含みうる概念である。ホースの長手方向における中点とは、ホースの長手方向長さを2等分する地点である。この「散水器側」を定義する境界点を、境界地点ともいう。「散水器側」とは、この境界地点よりも上流側の部分である。好ましくは、この境界地点は、ホースの第2端からの距離が1mの地点である。より好ましくは、この境界地点は、ホースの第2端からの距離が0.5mの地点である。より好ましくは、この境界地点は、ホースの第2端からの距離が0.3mの地点である。低圧弁が吐出口に近いほど、漏れ水の抑制効果が高まる。なお、ホースの第2端とは、上述の通り、ホースの両端のうち、上流側の端を意味する。
漏れ水の抑制効果を高める観点から、より好ましくは、低圧弁は、ホースではなく、散水器又はコネクターに配置される。上述した散水器200では、低圧弁202が散水器に配置されている。ホースと散水器との間にコネクターが設けられている場合、このコネクターに低圧弁が設けられてもよい。この場合、低圧弁が故障した場合であっても、コネクターを交換すれば済む。漏れ水の抑制効果の観点からは、低圧弁は吐出口にできるだけ近い方がよい。この観点からは、低圧弁は散水器に設けられるのが好ましい。
[流量調整機構]
流量調整機構が元水栓装置に設けられている場合、当該元水栓装置から散水器までにはホースが介在しているため、調整された流量が吐水に反映されるまでにタイムラグが生じる。流量調整機構が散水器に設けられることで、上記タイムラグが防止され、調整された流量がすぐに吐水に反映される。流量調整の反応が早いことで、使いやすい散水装置が実現する。
上述した散水器102に取り付けられている流量調整機構は、流量をゼロにすることはできない。上述の散水装置100では、散水器102において止水をすることができない。止水は元水栓装置104のみで行われる。つまり、吐水と止水との切替は元水栓装置104のみで行われる。流量調整機構が止水機能を有していても良いが、好ましくは、流量調整機構は止水機能を有さないのがよい。
流量調整機構は散水器に設け、元水栓装置には設けないのがよい。しかし、流量調整機構を元水栓装置に設け、散水器には設けないことも可能である。また、流量調整機構を元水栓装置と散水器との両方に設けることも可能である。この場合の元水栓装置の流量調整機構は、前述の吐止水切替部と同様に、散水器からの遠隔操作が可能とされているのが好ましい。
流量調整機構を散水器には設けず元水栓装置に設ける場合、散水器をより軽量化・小型化できるメリットが生じる。但し、上述の通り、元水栓装置で流量調整を行うと流量調整においてタイムラグが大きくなるという課題がある。この観点から、流量調整機構を散水器に設けるのが好ましく、流量調整機構を散水器に設け元水栓装置に設けないのが最も好ましい。
[自動閉弁機構]
上記元水栓装置が、自動閉弁機構を有していても良い。この自動閉弁機構が作動する条件として、以下が例示される。
・(条件1):規定値X1以下の水圧で閉弁する。
・(条件2):規定の変化率X2以上の水圧低下で閉弁する。
・(条件3):規定値X3以上の水圧で閉弁する。
何らかの理由により、ホースが破損することがある。例えば放置されているホースが踏みつけられることで、ホースは破損しうる。また、経時劣化によってホースは破損しうる。このような場合、ホースからの水漏れが生じる。この水漏れによる水圧の低下を検知して自動で閉弁できれば、水の無駄遣いが防止される。
上記条件1の規定値X1は、通常の吐水中においてホースに作用する水圧(例えば0.3MPa)よりも低い値に設定される。条件1の設定により、破損したホースからの水漏れが防止されうる。
水漏れを抑制する観点から、規定値X1は、0.01(MPa)以上が好ましく、0.02(MPa)以上がより好ましい。少量の吐水を妨げない観点から、この規定値X1は、0.05(MPa)以下が好ましく、0.04(MPa)以下がより好ましい。
図15(a)は、条件1で作動する自動閉弁機構1100のブロック図である。この自動閉弁機構1100は、水圧センサ(低圧センサ)1102と制御部1104とを有する。公知の水圧センサ1102が用いられ得る。水圧センサ1102が既定値以下の水圧を検知すると、制御部1104は、元水栓装置の開閉弁(電磁弁)1106を閉じる。
吐水中にホースの破損が生じた場合などでは、ホース内の水圧が急激に低下しうる。上記条件2は、このような場合に有効である。条件2の規定の変化率は、通常の使用では起こらないような値に設定されうる。この規定の変化率(絶対値)は、例えば、0.03MPa/秒以上に設定される。
図15(b)は、条件2で作動する自動閉弁機構1200のブロック図である。この自動閉弁機構1200は、水圧センサ1202と演算部1204と制御部1206とを有する。公知の水圧センサ1202が用いられ得る。水圧センサ1202のデータに基づき、演算部1204が規定の変化率以上の水圧低下を算出すると、制御部1206は、元水栓装置の開閉弁(電磁弁)1208を閉じる。
誤作動を抑制する観点から、上記条件2の規定値X2は、0.03(MPa)以上が好ましく、0.05(MPa)以上がより好ましい。検知性を高める観点から、この規定値X2は、0.2(MPa)以下が好ましく、0.15(MPa)以下がより好ましい。なお規定値X2は、変化率の絶対値である。
何らかの理由により、上水道の水圧が高まることがある。異常な高圧により、耐圧性の低いホースが破損することが考えられる。上記条件3の自動閉弁機構は、かかる事態を防止しうる。
上記条件3の規定値X3は、通常の吐水中においてホースに作用する水圧(例えば0.3MPa)よりも高い値に設定される。
誤作動を抑制する観点から、上記条件3の規定値X3は、0.4(MPa)以上が好ましく、0.45(MPa)以上がより好ましい。検知性を高める観点から、この規定値X3は、0.6(MPa)以下が好ましく、0.55(MPa)以下がより好ましい。
図15(c)は、条件3で作動する自動閉弁機構1300のブロック図であるこの自動閉弁機構1300は、水圧センサ(高圧センサ)1302と制御部1304とを有する。公知の水圧センサ1302が用いられ得る。水圧センサ1302が既定値以上の水圧を検知すると、制御部1304は、元水栓装置の開閉弁(電磁弁)1306を閉じる。
[減圧弁]
元水栓装置は、減圧弁を有していても良い。この減圧弁の一例は、前述の減圧弁306である。元水栓装置で止水を行い、散水器では止水をしないことで、ホースを非耐水仕様とすることができる。ただし、上水道の水圧が想定以上に高くなることがある。減圧弁により、想定外に高い水圧が生じた場合でも、ホースにかかる水圧を抑制することができる。
[リリーフ弁]
元水栓装置は、リリーフ弁を有していても良い。このリリーフ弁の一例は、前述のリリーフ弁304である。前述の通り、このリリーフ弁は、過度の高圧状態を防止しうる。このリリーフ弁は、凍結による元水栓装置の破損を防止する役割を果たす。寒冷地等においては、配管内の水が凍結して水の体積が膨張し、配管等を破裂させることがある。このリリーフ弁は、水が凍結したときの元水栓装置の破裂を防止しうる。
[手動弁]
元水栓装置は、手動弁を有していても良い。この手動弁の一例は、前述の手動弁308である。元水栓装置は吐止水切替部を有しているが、何らかの理由により、この吐止水切替部が機能しない場合がある。この場合として、例えば、遠隔操作部の故障、遠隔操作部における電池切れ、無線送信の電波障害、吐止水切替部の故障、吐止水切替部における電池切れ等が考えられる。このような場合、手動弁が役立つ。手動弁は、緊急時に元水栓装置を止水状態とすることができる。
[電源]
好ましくは、元水栓装置は、電源を有する。この電源からの電力は、吐止水切替部に供給される。好ましくは、遠隔操作部は、電源を有する。遠隔操作部が散水器に設けられている場合、好ましくは、散水器は電源を有する。この電源からの電力は、遠隔操作部に供給される。
電源の一例は、電池である。電池として、化学電池及び物理電池が例示される。化学電池として、一次電池及び二次電池が例示される。一次電池として、乾電池、リチウム電池及びボタン電池が例示される。二次電池として、ニカド電池、ニッケル水素電池及びリチウムイオン電池が例示される。物理電池として、太陽電池が例示される。散水装置は屋外で利用されるため、太陽光発電に適している。一方、屋外では、汚れや水ぬれが問題となる。この点において、太陽電池では、電池交換のための開閉部が不要であるから、継ぎ目の無い仕様(完全防水仕様)とすることが容易である点で好ましい。
電源の他の一例は、発電機である。小型化された発電機は、元水栓装置及び遠隔操作部に設けられうる。この発電機として、水力発電機及び風力発電機が例示される。好ましい水力発電機は、吐出される水の流れを利用して発電機を回す機構を有する。
電源として電池が用いられる場合、電池の電圧低下を検知する電池切れ検知部が設けられても良い。この電池切れ検知部は、例えば、定格電圧がDC3.0Vの電池では、終止電圧はDC1.8V以上DC2.0V以下の範囲である。電池の電力を使い切ることを考慮すると、電池切れ検知部が検知する電圧は、DC1.8Vがよい。安定した電圧の供給を考慮すると、電池切れ検知部が検知する電圧は、DC2.2V以上DC2.4V以下がよい。このような観点から、電池切れ検知部が検知する電圧は、定格電圧の60%以上80%以下の範囲とされるのが好ましい。また、元水栓装置に設けられる電池切れ検知部は、例えば、開閉弁(電磁弁)の開閉に必要な最小電圧Vxを検知するのも好ましい。この場合、電池切れ検知部が検知する電圧は、Vx以上であり且つ[1.2×Vx]以下の範囲とされるのが好ましい。
この電池切れ検知部は、例えば、遠隔操作部に設けられても良いし、散水器に設けられても良いし、元水栓装置に設けられても良い。好ましくは、この電池切れ検知部は、遠隔操作部に設けられる。好ましくは、遠隔操作部の電池切れ検知部が所定値に低下した電圧を検知すると、遠隔操作部の送信部が止水指示信号を送信する。このように、遠隔操作部の電池切れが検知されると、元水栓装置が止水されるのが好ましい。好ましくは、この止水指示信号は、無線通信によって伝達される。
[自動止水発信部]
散水器は、ホースが散水器から外れると元水栓装置の吐止水切替部に止水信号を自動的に発信する自動止水発信部を有していても良い。この自動止水発信部は、例えば、ホース又はコネクターが散水器から外れたことを検知する検知部と、送信部とを有する。検知部が外れを検知すると、送信部が止水指示信号を送信する。好ましくは、この止水指示信号の送信は、無線通信である。検知部は、例えば、ホース又はコネクターの外れを機械的に検知する。
[補助止水機構、散水器の吐止水切替部]
散水器に止水機構が設けられても良い。即ち、散水器に補助止水機構が設けられてもよい。この補助止水機構は、遠隔操作部又は元水栓装置の吐止水切替部が故障したときに役立つ。この場合、ホースの破損防止の観点から、止水状態でホースに作用する水圧が所定値以上となったときに自動的に補助止水装置が開弁されてもよい。
ただし、上述の通り、ホースへの負荷を下げる観点から、散水器には止水機構を設けないのが好ましい。散水器に補助止水機構を設けても良いが、この補助止水機構は、完全には止水しないのが好ましい。例えば、補助止水機構はバイパス流路を有しており、このバイパス流路により、完全止水ができないように構成されているのが好ましい。
散水器の補助止水機構が、吐止水切替部であってもよい。この吐止水切替部は、手動式であってもよい。この吐止水切替部は、遠隔操作されうるように構成されていてもよい。即ち、この吐止水切替部では、遠隔操作部によって吐水と止水との切替が可能であってもよい。この遠隔操作部は、元水栓装置の吐止水切替部を操作する遠隔操作部と同じであってもよいし、別個であってもよい。散水器の吐止水切替部は、元水栓装置の吐止水切替部と同じ構成であってもよい。
散水器の吐止水切替部が遠隔操作されうる場合、好ましくは、この吐止水切替部は、遠隔操作部の送信部からの信号を受信する受信部と、開閉弁と、この開閉弁を制御しうる制御部とを有していてもよい。この受信部は、遠隔操作部の送信部から、止水指示信号を受信する。受信部が止水指示信号を受信すると、制御部が開閉弁を閉じる。このように、この開閉弁は、遠隔操作部からの指示によって開閉する。好ましくは、この開閉弁が電磁弁である。
ホースへの負荷を下げる観点から、元水栓装置に吐止水切替部を設け、散水器には吐止水切替部を設けないのが良い。しかし、元水栓装置と散水器との両方に吐止水切替部を設けることも可能である。散水器の吐止水切替部は、散水器から元水栓装置への遠隔操作に故障や電源切れが発生した時などにおいての止水に用いることができる。
散水器に吐止水切替部を設ける場合、この吐止水切替部は、前述の流量調整機構に止水機能を付加したものであってもよいし、当該流量調整機構とは別に設けてもよい。
散水器の流量調整機構に止水機能を付加する場合、流量調整機構は、使用者が流量増減操作と止水操作を感知できる構成を有するのが好ましい。このような流量調整機構の構成として、次の(x)及び(y)が例示される。
(x)流量を増減しうる操作位置から止水する操作位置へと流量調整操作部を操作する際に、流量を増減させる操作におけるよりも大きな力を要する構成。
(y)止水するときの操作方向が、流量を増減するときの操作方向とは別方向である構成。
また、この流量調整機構は、次の構成(z)を有するのが好ましい。
(z)止水操作である事を示す表示部を有しており、この表示部が、外部から使用者が認識できるように配置されている。
これらの構成(x)、(y)及び(z)により、散水器から元水栓装置への遠隔操作に故障や電源切れが発生した時などにおいて、使用者が緊急措置などの目的で止水を行う事が容易となる。
流量調整機構とは別の吐止水切替部を有する散水器では、その吐止水切替部の操作部は流量調整機構の操作部とは別の操作部であるのが好ましい。この場合、当該散水器は、吐止水操作部である事を外部から使用者が認識できる表示部を有するのが好ましい。これらにより、散水器から元水栓装置への遠隔操作に故障や電源切れが発生した時などにおいて、使用者が緊急措置などの目的で止水を行う事が容易となる。
但し、止水を元水栓装置で行うと、前述した効果が得られる。よって、散水器には吐止水切替部を設けないのが最も好ましい構成である。
上述の通り、単一の遠隔操作部が、散水器の吐止水切替部と、元水栓装置の吐止水切替部とを操作できてもよい。この場合、遠隔操作部による止水操作が二段階となっていてもよい。遠隔操作部における一度目の止水操作では元水栓装置が止水され、二度目の止水操作では散水器が止水されてもよい。元水栓装置が先に止水されることで、ホースへの負荷を低減することができる。また、遠隔操作部による一度の止水操作で、元水栓装置及び散水器の両方が止水されてもよい。この場合、一度の操作でホースの内圧上昇が防止されうる。また、遠隔操作部による一度の止水操作で元水栓装置及び散水器の両方が止水される場合において、元水栓装置の止水と散水器の止水との間に時間差(タイムラグ)があってもよい。この場合、元水栓装置が先に止水されるのが、ホース負荷の低減の観点から好ましい。
[タイマー]
遠隔操作部は、所定時間が経過すると自動的に止水指示信号を送信するタイマーを有していても良い。この場合、遠隔操作部は、タイマーと送信部とを有する。タイマーが所定の時間経過を検知すると、送信部が止水指示信号を送信する。
タイマーのスタート時刻は、例えば、吐水指示信号が送信されてきた時刻とされる。所定時間は、固定された一定の時間であってもよいし、使用者が設定可能とされていてもよい。使用者が設定可能とすることで、使用環境への適合性が高まる。吐水状態を忘れて放置する状況として考えられるのが、バケツ等への水溜めである。この点を踏まえて節水効果を考慮すると、上記所定時間は1分程度が好ましい。一方、広範囲の散水時などでは、自動止水が頻繁に起こると使い勝手が悪くなる。この点を考慮すると、上記所定時間は10分程度がよい。これらを総合的に考慮すると、タイマーの上記所定時間は、1分以上10分以下が好ましい。なお、散水器が遠隔操作部を有している場合、手元で止水から吐水への切替ができるため、意図に反して自動止水されても、吐水に戻すことは容易である。この点を踏まえ、使い勝手と節水効果とを考慮すると、上記所定時間は、3分以上がより好ましく、5分以下がより好ましい。
元水栓装置がタイマーを有していても良い。このタイマーは、オンタイマーでもよいし、オフタイマーでもよいし、オンタイマーとオフタイマーの両方でもよい。オフタイマーは、所定時間経過後に吐止水切替部が吐水を止水に切り替える。オンタイマーは、所定時間経過後に吐止水切替部が止水を吐水に切り替える。使用者のタイマーの時間を設定できるのが好ましい。
散水器にフックが設けられていても良い。このフックにより、散水器を何かに引っかけたり、ぶら下げたりといったことが可能となる。例えば、長い棒の先に散水器を引っかけることができれば、使用者が入れない場所等に散水することが容易となりうる。例えば、屋上や危険な箇所での散水が容易となりうる。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
前述した第一実施形態の散水装置100を用いて、屋外での散水テストを行った。元水栓装置104を上水道の蛇口に取り付けた。初期設定において、元水栓装置104は止水状態であった。使用者は、散水器102の把持部118を持ちながら、その把持部118を持つ手の親指で、遠隔操作部122の第1ボタンb1(吐水指示部124)を押した。すると、元水栓装置104の開閉弁が開き、水がホース106を経由して吐出口116から排出された。元水栓装置104が吐水状態にあるときであっても、散水器102は常に通水状態にあるため、ホース106への負荷は少なかった。次に、使用者は、遠隔操作部122の第2ボタンb2(止水指示部126)を押した。すると、元水栓装置104の開閉弁が閉じ、ホース106への水の供給が停止された。この結果、散水器102からの吐水が止まった。ただし、元水栓装置104の開閉弁が閉じてからしばらく(数秒)の間、ホース106に残った滞留水の一部が散水器102から垂れる漏れ水が生じた。元水栓装置104で閉弁しているため、止水状態ではホース106に水圧が作用していなかった。
[実施例2]
散水装置100の散水器102を上述の散水器200に置換した他は実施例1と同様にして、屋外での散水テストを行った。散水後に遠隔操作部122の第2ボタンb2(止水指示部126)を押し、元水栓装置104の開閉弁が閉じたところ、逆止弁202が閉じた。この逆止弁202の効果により、上記漏れ水はほとんど生じなかった。
これらの結果からも、本発明の優位性は明らかである。
本願には、独立形式請求項に係る発明とは異なる他の発明も記載されている。本願の請求項及び実施形態に記載されたそれぞれの形態、部材、構成及びそれらの組み合わせは、それぞれが有する作用効果に基づく発明として認識される。
上記各実施形態で示されたそれぞれの形態、部材、構成等は、これら実施形態の全ての形態、部材又は構成をそなえなくても、個々に、本願請求項に係る発明をはじめとした、本願記載の全発明に適用されうる。
以上説明された散水装置は、園芸、清掃、洗車など、あらゆる用途に用いられ得る。
100・・・散水装置
102・・・散水器
104・・・元水栓装置
106・・・ホース
108・・・ホース収容部
110・・・把持部
120・・・水形変更操作部
122・・・遠隔操作部
130・・・流量調整操作部
200・・・散水器
202・・・逆止弁
300・・・元水栓装置
304・・・リリーフ弁
306・・・減圧弁
308・・・手動弁
310・・・電磁弁
800・・・折りたたみホース

Claims (15)

  1. 散水器と、
    蛇口に取り付けられる元水栓装置と、
    上記散水器と上記元水栓装置とを繋ぐホースと、
    遠隔操作部と、
    を備えており、
    上記元水栓装置が、上記遠隔操作部からの遠隔操作で吐水と止水とを切り替える吐止水切替部を有しており、
    低圧状態で閉じる低圧弁を更に備えており、この低圧弁が、散水器側に設けられており、
    上記散水器が、流量調整機構を有している散水装置。
  2. 上記流量調整機構での流量の調整度合いに関わらず、上記元水栓装置の上記吐止水切替部が吐水状態にあるとき、上記低圧弁は開いている請求項1に記載の散水装置。
  3. 上記流量調整機構は、流量が最小となるように調整しても止水できない請求項1又は2に記載の散水装置。
  4. 散水器と、
    蛇口に取り付けられる元水栓装置と、
    上記散水器と上記元水栓装置とを繋ぐホースと、
    遠隔操作部と、
    を備えており、
    上記元水栓装置が、上記遠隔操作部からの遠隔操作で吐水と止水とを切り替える吐止水切替部を有しており、
    上記元水栓装置が、規定値以下の水圧又は規定の変化率以上の水圧低下で閉じる自動閉弁機構を更に有している散水装置。
  5. 散水器と、
    蛇口に取り付けられる元水栓装置と、
    上記散水器と上記元水栓装置とを繋ぐホースと、
    遠隔操作部と、
    を備えており、
    上記元水栓装置が、上記遠隔操作部からの遠隔操作で吐水と止水とを切り替える吐止水切替部を有しており、
    上記散水器が流量調整機構を有しており、
    上記流量調整機構は、流量が最小となるように調整しても止水できない散水装置。
  6. 散水器と、
    蛇口に取り付けられる元水栓装置と、
    上記散水器と上記元水栓装置とを繋ぐホースと、
    遠隔操作部と、
    を備えており、
    上記元水栓装置が、上記遠隔操作部からの遠隔操作で吐水と止水とを切り替える吐止水切替部を有しており、
    上記元水栓装置が、規定値以下の水圧、規定の変化率以上の水圧低下又は既定値以上の水圧で閉じる自動閉弁機構を更に有しており、
    上記散水器が、吐止水切替部を有さない散水装置。
  7. 低圧状態で閉じる低圧弁を更に備えており、
    この低圧弁が、散水器側に設けられている請求項4から6のいずれかに記載の散水装置。
  8. 上記元水栓装置が流量調整機構を有していない請求項1から7のいずれかに記載の散水装置。
  9. 上記元水栓装置において遠隔操作が可能なのは、止水と吐水との切り替えに限られている請求項8に記載の散水装置。
  10. 上記遠隔操作部による遠隔操作が無線式である請求項1から9のいずれかに記載の散水装置。
  11. 上記遠隔操作部が上記散水器に配置されている請求項1から10のいずれかに記載の散水装置。
  12. 上記ホースにおいて、非通水時における内部断面積がA1(mm)とされ、水圧が0.3MPaであるときの内部断面積がA2(mm)とされるとき、
    A2/A1が1.1以上である請求項1から11のいずれかに記載の散水装置。
  13. 上記ホースにおいて、非通水時における長手方向長さがL1(m)とされ、0.3MPaの水圧が作用した状態での長手方向長さがL2(m)とされるとき、
    L2/L1が1.1以上である請求項1から12のいずれかに記載の散水装置。
  14. 上記ホースの長手方向長さが5m以上である請求項1から13のいずれかに記載の散水装置。
  15. 長手方向長さ1m当たりの上記ホースの重量が、0.2kg/m以下である請求項1から14のいずれかに記載の散水装置。
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