JP3677262B2 - ハウス栽培作物への散水ノズル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はハウス栽培作物への散水ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】
作物栽培ハウス内の架設送水管へ所要間隔おきに取り付け使用され、その水圧を受けて開放する型式の散水ノズルとしては、実公平4−20516号が提案されており、これが本発明に最も近似する公知技術であると考えられる。
【0003】
これでは、その実施品を示した図19、20から明白なように、送水管(8)への取り付け用雄ネジ(2)が刻設された金属製のノズル本体(A)と、その中空内部へ差し込み貫通された金属製の芯体(B)とを、軸用止め輪(7)によって離脱不能に組み立てている。
【0004】
そして、その組立状態のもとで上記ノズル本体(A)の角型頭部(1)と、芯体(B)の円形頭部(5)との相互間に、一定の散水間隙(S)が確保されており、その散水間隙(S)の一定量だけ芯体(B)が、ノズル本体(A)に対して進退移動するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような公知考案の構成ではその散水ノズルの下向きであると、上記ノズル本体(A)と芯体(B)との散水間隙(S)が常時開放状態になり、水圧が無くなっても、その散水を止めることができないので、必らず上向きの正確な垂立姿勢として取り付け使用する必要がある。
【0006】
その結果、ノズル本体(A)の雄ネジ(2)を送水管(8)へ直接差し込み締結するようになっていることとも相俟って、その送水管(8)への取付作業上非常に煩らわしく、使用方向性の制約を受ける不便があるほか、各種栽培作物の背丈に対応させることができない問題もある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題の改良を企図しており、そのための構成上散水用の噴出口として開口する基端から外向きに張り出す径大な回動操作頭部と、その頭部と隣り合う取付け用首部に刻設された雄ネジと、残るストレートな胴部の途中へ放射対称分布型に貫通形成された複数の透水孔とを備えた円筒型のノズル本体と、
【0008】
上記ノズル本体の基端と対応する基端に張り出す径大な散水頭部と、その頭部と隣り合う首部へ円錐型に造形された上記噴出口用の開閉弁と、その首部から延長して上記ノズル本体の中空内部へ差し込み貫通されるストレートな軸部とを備えた丸軸型の弁体とから成り、
【0009】
その差し込み貫通された弁体の軸部が上記ノズル本体の胴部から露出する先端へ、止め輪を嵌め付けることにより、その弁体を上記噴出口の開閉用進退移動ストロークが一定量だけ確保される関係状態として、上記ノズル本体と離脱不能に組み立てたハウス栽培作物への散水ノズルにおいて、
【0010】
第1に、上記ノズル本体における胴部の透水孔よりも先端側へ片寄った位置から、上記弁体の軸部を受け入れるリング状のバネ受け仕切りフランジを内向き一体的に張り出す一方、
【0011】
同じくノズル本体における胴部の先端面と上記止め輪との相互間へ張り出す径大なストッパーフランジを備えたバネ押え環を、上記弁体の軸部へ差し込み套嵌させると共に、
【0012】
そのバネ押え環とバネ受け仕切りフランジとの相互間に介在する圧縮コイルバネを、上記ノズル本体の胴部内へ封入することにより、上記弁体の開閉弁がそのノズル本体の噴出口を常時密閉する退動復帰方向へ弾圧付勢したことを特徴とし、
【0013】
又、第2に同じくノズル本体における胴部の透水孔よりも先端側へ片寄った位置から、上記弁体の軸部を受け入れるリング状のバネ受け仕切りフランジを内向き一体的に張り出す一方、
【0014】
上記ノズル本体における胴部の先端面と上記止め輪との相互間へ張り出す径大なストッパーフランジを備えたバネ押え環を、上記弁体の軸部へ差し込み套嵌させて、
【0015】
そのバネ押え環とバネ受け仕切りフランジとの相互間に介在する圧縮コイルバネを、上記ノズル本体の胴部内へ封入することにより、上記弁体の開閉弁がそのノズル本体の噴出口を常時密閉する退動復帰方向へ弾圧付勢すると共に、
【0016】
基端に上記ノズル本体の雄ネジと対応合致する雌ネジが穿設された雌胴と、先端に取付け口金が突設された雄胴とのネジ締結体から成る円筒型として、その雌胴と雄胴との境界面に上記ノズル本体の目詰まり防止用フイルターが嵌め付け内蔵されたウエイトの上記雌胴へ、
【0017】
上記ノズル本体における取付け用首部の雄ネジを螺合締結することによって、そのノズル本体と上記ウエイトとを組立ユニット化したことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基いて本発明の具体的構成を詳述すると、図1〜5はその第1実施形態に係る散水ノズルの組立状態を示しており、(10)は真鋳やステンレス鋼などの金属から製作されたノズル本体であって、一定な長さ(L1)(例えば約25mm)と直径(D1)(例えば約8.5mm)の円筒型を呈し、その中空内部の基端側が散水用の噴出口(11)となる。
【0019】
但し、そのノズル本体(10)の基端は一定長さ(L2)(例えば約3.5mm)分だけ、径大(例えば約14mm)な角型の回動操作頭部(10a)として外向きに張り出し形成されており、その頭部(10a)の外周面へスパナやレンチなどの回動工具(図示省略)を係止させて、ノズル本体(10)を回動操作できるようになっている。その限りでは、上記頭部(10a)の外周面を図例のような正多角形に代えて、楕円形などに造形してもさしつかえない。
【0020】
(10b)は上記ノズル本体(10)の回動操作頭部(10a)と隣り合う取付け首部であり、その一定の長さ(L3)(例えば約5mm)分だけ雄ネジ(12)が刻設されている。(10c)は同じくノズル本体(10)に一定の長さ(L4)(例えば約16.5mm)分だけ残るストレートな胴部であり、その途中からは中空内部を仕切るリング状のバネ受け仕切りフランジ(13)が内向き一体的に張り出されている。そのバネ受け仕切りフランジ(13)の中心口(14)は、例えば約4mmの口径を有する。
【0021】
又、(15)は上記ノズル本体(10)における取付け首部(10b)とバネ受けフランジ(13)との相互間に介在する位置関係として、特に好ましくはノズル本体(10)の上記一定長さ(L1)を2等分する位置として、やはり胴部(10c)に貫通形成された複数(図例では合計4個)の透水孔であり、その複数の全体的な放射対称型に開口分布している。これを換言すれば、そのノズル本体(10)における胴部(10c)の透水孔(15)よりも先端側へ片寄った位置から、上記リング状のバネ受け仕切りフランジ(13)が内向き一体的に張り出されているのである。
【0022】
他方、(16)は上記ノズル本体(10)の中空内部へ、その基端側の噴出口(11)から差し込み貫通された一定長さ(L5)(例えば約33mm)の弁体であって、ポリアセタール樹脂(好ましくは商品名:ジュラコン)やポリカーボネート樹脂などの硬質な合成樹脂から丸軸型に一体成形されているが、その上記ノズル本体(10)の回動操作頭部(10a)と対応位置する基端は一定の長さ(L6)(例えば約2mm)分だけ、径大(例えば約12mm)な円形の散水頭部(16a)として外向きに張り出されている。
【0023】
(16b)は上記弁体(16)の散水頭部(16a)と隣り合う首部に造形された先細り円錐型の開閉弁であり、その調芯作用によってノズル本体(10)の上記噴出口(11)を確実に安定良く密閉できるようになっている。(16c)は同じく弁体(16)のストレートな軸部であり、上記首部から引き続きノズル本体(10)におけるバネ受け仕切りフランジ(13)の中心口(14)を通じて、その胴部(10c)の先端面から突出露呈するように延長されている。その弁体(16)の軸部(16c)は、上記バネ受け仕切りフランジ(13)の中心口(14)と対応する約4mmの直径(D2)を備えており、その中心口(14)へ受け入れられる。
【0024】
又、(17)は上記ノズル本体(10)のバネ受け仕切りフランジ(13)に受け止められる状態として、その胴部(10c)の先端側から弁体(16)の軸部(16c)との相互間隙へ差し込み封入された圧縮コイルバネであり、上記弁体(16)の開閉弁(16b)がノズル本体(10)の噴出口(11)を常時密閉する退動復帰方向へ弾圧付勢している。このような圧縮コイルバネ(17)としては、ステンレス鋼線から成るそれを採用することが望ましい。
【0025】
更に、(18)は圧縮コイルバネ(17)をその圧縮状態に押圧するバネ押え環であって、上記弁体(16)と同じ硬質な合成樹脂から一体成形されており、そのノズル本体(10)の胴部(10c)と嵌合する胴部(18a)の先端からは、上記ノズル本体(10)における胴部(10c)の先端面へ係止し得る径大(例えば約8mm)なストッパーフランジ(18b)が外向きに張り出されている。
【0026】
そして、このようなバネ押え環(18)は上記弁体(16)の軸部(16c)へ、その露出する先端側から差し込み套嵌されている。(19)はそのバネ押え環(18)の就中ストッパーフランジ(18b)を抜け止め状態に拘束するため、上記弁体(16)の軸部(16c)へ嵌め付けられた軸用止め輪であり、好ましくはステンレス鋼板から成る。
【0027】
その場合、上記圧縮コイルバネ(17)の付勢力を受担した弁体(16)におけるバネ押え環(18)のストッパーフランジ(18b)と、上記ノズル本体(10)における胴部(10c)の先端面との向かい合う相互間には、一定量(例えば約1.0〜1.5mm)の開閉用進退移動ストローク(S)が確保されており、使用中の送水圧力を受けた時、上記弁体(16)が圧縮コイルバネ(17)の付勢力に抗しつつ、その一定量だけ基端方向へ進出移動して、上記バネ押え環(18)がノズル本体(10)における胴部(10c)の先端面を密閉すると共に、上記先細り円錐型の開閉弁(16b)がノズル本体(10)の噴出口(11)をすばやく開放して散水できるようになっている。
【0028】
上記のように組み立てられた散水ノズルの使用に当っては、そのノズル本体(10)の回動操作頭部(10a)に回動工具を係止させて、回動操作することにより、同じくノズル本体(10)の雄ネジ(12)を図6、7のような硬質合成樹脂の短管から成るソケット(20)の中間部へ、予じめねじ込み固定しておく。
【0029】
そのソケット(20)への取付状態では、上記ノズル本体(10)の回動操作頭部(10a)と弁体(16)の散水頭部(16a)がソケット(20)の外周面から露出する一方、同じくノズル本体(10)の胴部(10c)はソケット(20)の内部に埋没する。尚、上記ソケット(20)の長さ(L7)は例えば約85mmの一定である。
【0030】
そして、上記ソケット(20)を作物栽培ハウス(H)内の送水管(21)へ、その散水ノズルが下向く姿勢として継ぎ足し状態に差し込み、且つ接着剤(図示省略)を介して固定使用するのである。
【0031】
図8〜11はその散水ノズルの使用状態を示しており、(22)は作物栽培ハウス(H)内の長手方向に沿って架設された骨材であり、これに上記送水管(21)がハンガー金具(23)を介して安定良く固定支持される。その送水管(21)の基端側は給水管(24)を経て、地中の給水本管(25)と連通接続されており、しかもその給水管(24)の途中には開閉用ゲート弁(26)が設置されている。
【0032】
他方、同じく送水管(21)の末端側は排水管(27)として垂下されており、その下端部に設置された自動水抜き弁(28)によって、水圧が無くなった場合に限り、上記送水管(21)内に滞留の水を自づと排出するようになっている。(29)は送水管(21)の途中に介挿設置されたエヤー抜き弁である。
【0033】
尚、図例では作物栽培ハウス(H)内の長手方向に沿って延在する送水管(21)の単一ラインを示しているに過ぎないが、上記給水本管(25)からの言わば並列回路として、その送水管(21)の複数ラインが配管されることもある。
【0034】
何れにしても、上記給水管(24)のゲート弁(26)を開放して、図外の給水源から圧送ポンプにより、送水管(21)へ送水すれば、その水圧を受けた散水ノズルにおける弁体(16)の散水頭部(16a)が、図11のようにノズル本体(10)の回動操作頭部(10a)から下方へ進出移動して、その円錐型の開閉弁(16b)がノズル本体(10)の噴出口(11)を自動瞬間的に開放することになるため、上記送水は同図の矢印に示す如く、ノズル本体(10)の透水孔(15)から中空内部を経て、その噴出口(11)から噴出され、野菜や花木、苗などの各種栽培作物(M)に散水することができる。
【0035】
又、上記給水管(24)のゲート弁(26)を閉止することにより、その送水管(21)内の水圧が無くなれば、上記弁体(16)が圧縮コイルバネ(17)の付勢力により、図10のように自づと上方へ退動復帰して、その開閉弁(16b)がノズル本体(10)の噴出口(11)をやはり瞬時に密閉することになる結果、散水後に水滴のボタ落ちすることはなく、栽培作物(M)に悪影響を与えるおそれがない。このことは、特に液肥や防除用薬液などを混入した散水作業において、著しく有効となる。
【0036】
つまり、上記散水ノズルの弁体(16)は送水圧力に応動し、その水圧が無くなれば、その開閉弁(16b)が自づとチャッキ弁(逆止弁)として機能するようになっているため、その散水ノズルを図例のような下向きのみならず、横向きやその他の方向性として、上記送水管(21)へ360度の自由自在に取り付け使用することができ、例えば背丈の高い花木などの栽培作物(M)へ、横方向から散水するようなことも可能となる。
【0037】
次に、図12は本発明の第2実施形態に係る散水ノズルを示しており、その構成上ノズル本体(10)における噴出口(11)の目詰まり防止用フィルター(30)を内蔵したウエイト(重錘)(31)と組立ユニット化されている。
【0038】
即ち、そのウエイト(31)は図13〜15のように、真鋳やステンレス鋼などの金属から各々製作された雌胴(32)と雄胴(33)とのネジ締結体として、一定な長さ(L8)(例えば約45mm)と直径(D3)(例えば約17.5mm)の円筒型をなしている。
【0039】
但し、その雄胴(33)の先端からは取付け口金(33a)が一定の長さ(L9)(例えば約12mm)だけ連続一体に突設されており、しかもこれには山径の大小相違する第1、2雄ネジ(34)(35)が刻設されている。その第1、2雄ネジ(34)(35)を取捨選択して、便利良く取り付け使用できるようになっているのである。
【0040】
他方、上記雌胴(32)の基端にはノズル本体(10)の雄ネジ(12)と対応合致する雌ネジ(36)が穿設されており、上記ノズル本体(10)の雄ネジ(12)を雌胴(32)の雌ネジ(36)へ螺合締結することによって、ウエイト(31)と組立ユニット化されている。雌胴(32)と雄胴(33)とを相反方向へ回動操作して、その締結状態を解くことも勿論可能であり、ウエイト(31)の内部点検やそのフィルター(30)の交換作業などに役立つ。
【0041】
先に一言した目詰まり防止用フィルター(30)は、送水に含まれている不純物を濾過できるステンレスなどの金網から成り、上記雌胴(32)と雄胴(33)との境界面に嵌め付け介挿されている。又、(37)は同じく境界面に介挿されて、そのフィルター(30)を押え付けるパッキングであり、ゴムや合成樹脂などの弾性材から成るリング形態として、漏水や上記雌胴(32)と雄胴(33)との弛緩も防止できるようになっている。
【0042】
尚、上記雌胴(32)と雄胴(33)との外周面は、その回動操作手の滑り止め用として、図13のようなローレット加工などにより凹凸粗面化されている。
【0043】
このような第2実施形態の散水ノズルは、フィルター(30)を備えたウエイト(31)と組立ユニット化されているため、言わば不純物を含むことにより汚れた散水用としても、そのノズル本体(10)の噴出口(11)が目詰まりすることなく、安心して使うことができ、耐用性に富む。
【0044】
その散水ノズルの使用に当っては、図16、17から明白なように、予じめ上記ウエイト(31)における雄胴(33)の取付け口金(33a)へ第1管接手(38)を介して、軟質な合成樹脂製ハンガーチューブ(39)の一端を連通接続すると共に、同じくハンガーチューブ(39)の他端を別な第2管接手(40)によって、やはり硬質な合成樹脂の短管から成るソケット(20)の中間部へ、連通接続状態に締結固定しておく。(41)は上記雄胴(33)の取付け口金(33a)と第1管接手(38)との境界面に介挿された漏水防止用の弾性パッキングである。
【0045】
そして、上記第1実施形態と同じく、そのソケット(20)を送水管(21)へ差し込み固定状態に接続使用することにより、その送水管(21)から所要間隔のもとに、上記散水ノズルを吊り下げるのである。そうすれば、送水管(21)からハンガーチューブ(39)とウエイト(31)の中空内部を経て、その送水圧力を受けた散水ノズルの弁体(16)が上記第1実施形態と同様に、やはり一定量のストローク(S)だけ下方へ進出移動して、ノズル本体(10)の噴出口(11)を開放することになる一方、その水圧が無くなれば、上記弁体(16)の開閉弁(16b)がその噴出口(11)を自動瞬間的に密閉することとなる。
【0046】
又、第2実施形態の散水ノズルはウエイト(31)と組立ユニット化されており、そのウエイト(31)の重量によって上記ハンガーチューブ(39)が直線状態に緊張されるため、その散水ノズルを自づと正確な下向き姿勢状態に保つことができる。その意味からも、送水管(21)への取付作業を使用方向性の制約なく、簡便に行なえるのである。
【0047】
尚、上記ハンガーチューブ(39)の長さは、ハウス栽培作物(M)の背丈に応じて適当に選定すれば良く、このようなハンガーチューブ(39)による散水ノズルの吊り下げ仕様は、特に背丈の低い野菜や苗などに有効となる。
【0048】
更に、ハンガーチューブ(39)の使用を省略して、上記ウエイト(31)における雄胴(33)の取付け口金(33a)を図18のように、予じめソケット(20)へ直接ねじ込み固定した上、そのソケット(20)をやはり送水管(21)へ差し込み一体化しても良い。このような仕様としても使用することができる。
【0049】
何れにしても、上記第2実施形態の散水ノズルによれば、ウエイト(31)の内蔵フィルター(30)により濾過された水を、そのノズル本体(10)の噴出口(11)から栽培作物(M)へ散水することができ、上記送水管(21)内の水圧が無くなれば、やはりノズル本体(10)の噴出口(11)が弁体(16)の開閉弁(16b)によって自づと密閉されるため、散水後に水滴のボタ落ちするおそれがなく、栽培作物(M)への悪影響を防止し得るのである。
【0050】
【発明の効果】
以上のように、本発明では散水用の噴出口(11)として開口する基端から外向きに張り出す径大な回動操作頭部(10a)と、その頭部(10a)と隣り合う取付け用首部(10b)に刻設された雄ネジ(12)と、残るストレートな胴部(10c)の途中へ放射対称分布型に貫通形成された複数の透水孔(15)とを備えた円筒型のノズル本体(10)と、
【0051】
上記ノズル本体(10)の基端と対応する基端に張り出す径大な散水頭部(16a)と、その頭部(16a)と隣り合う首部へ円錐型に造形された上記噴出口用の開閉弁(16b)と、その首部から延長して上記ノズル本体(10)の中空内部へ差し込み貫通されるストレートな軸部(16c)とを備えた丸軸型の弁体(16)とから成り、
【0052】
その差し込み貫通された弁体(16)の軸部(16c)が上記ノズル本体(10)の胴部(10c)から露出する先端へ、止め輪(19)を嵌め付けることにより、その弁体(16)を上記噴出口(11)の開閉用進退移動ストローク(S)が一定量だけ確保される関係状態として、上記ノズル本体(10)と離脱不能に組み立てたハウス栽培作物(M)への散水ノズルにおいて、
【0053】
上記ノズル本体(10)における胴部(10c)の透水孔(15)よりも先端側へ片寄った位置から、上記弁体(16)の軸部(16c)を受け入れるリング状のバネ受け仕切りフランジ(13)を内向き一体的に張り出す一方、
【0054】
同じくノズル本体(10)における胴部(10c)の先端面と上記止め輪(19)との相互間へ張り出す径大なストッパーフランジ(18b)を備えたバネ押え環(18)を、上記弁体(16)の軸部(16c)へ差し込み套嵌させると共に、
【0055】
そのバネ押え環(18)とバネ受け仕切りフランジ(13)との相互間に介在する圧縮コイルバネ(17)を、上記ノズル本体(10)の胴部(10c)内へ封入することにより、上記弁体(16)の開閉弁(16b)がそのノズル本体(10)の噴出口(11)を常時密閉する退動復帰方向へ弾圧付勢してあるため、冒頭に述べた従来技術の課題を完全に改良できる効果がある。
【0056】
即ち、本発明の上記構成によれば、弁体(16)の軸部(16c)へ差し込み套嵌されたバネ押え環(18)と、ノズル本体(10)における胴部(10c)の途中から内向き一体的に張り出されたリング状のバネ受け仕切りフランジ(13)との相互間に介在する圧縮コイルバネ(17)が、そのノズル本体(10)の胴部(10c)内に封入されており、これによって弁体(16)の開閉弁(16b)がノズル本体(10)の噴出口(11)を常時密閉する退動復帰方向へ弾圧付勢しているため、使用中の送水圧力を受けた弁体(16)の開閉弁(16b)が、上記ノズル本体(10)の噴出口(11)を開放して散水できることは勿論、その水圧が無くなれば、上記圧縮コイルバネ(17)の付勢力を受けた弁体(16)の開閉弁(16b)が、同じくノズル本体(10)の噴出口(11)を密閉状態に保つ結果、散水後に水滴のボタ落ちするおそれはなく、栽培作物(M)への悪影響を防止し得るのである。
【0057】
そして、このような効果は本発明の散水ノズルを作物栽培ハウス(H)内の架設送水管(21)へ、360度の如何なる方向から取り付け使用するも、常時確実に達成されるため、その使用方向性の制約なく便利に取付作業することができ、各種栽培作物(M)への散水を適確に行なえるのである。
【0058】
又、請求項4に記載のようなウエイト(31)と組立ユニット化された散水ノズルを採用するならば、そのウエイト(31)に内蔵の目詰まり防止用フィルター(30)により、送水に含まれている不純物を濾過して、そのノズル本体(10)の噴出口(11)が目詰まりするおそれも自づと防止でき、上記送水の清浄度に影響されず使用し得る効果がある。
【0059】
特に、請求項2や請求項5の構成を採用するならば、液肥や防除用薬液などを混入した散水作業において、その液肥や薬液などによりノズル本体(10)と弁体(16)とがかじり付き一体化し、その進退移動作用の円滑化が阻害されたり、ノズル本体(10)の噴出口(11)が目詰まりしたりするおそれを、金属と合成樹脂との異質な材料により防止することができ、耐用性の向上に役立つ。
【0060】
更に、請求項3や請求項6の構成を採用するならば、本発明の散水ノズルを予じめ別個なソケット(20)へ取り付けた状態として、そのソケット(20)を引き続き作物栽培ハウス(H)内の架設送水管(21)へ、継ぎ足し状態に接続固定すれば良く、その配管作業を誰でも能率良く便利に行なえる効果がある。
【0061】
殊更、ソケット(20)から吊り下がるハンガーチューブ(39)の下端部へ、上記ノズル本体(10)と組立ユニット化されたウエイト(31)の取付け口金(33a)を締結使用する構成によれば、そのウエイト(31)の重量を受けた散水ノズルが、自づと正確な下向き姿勢状態に保たれるため、上記ソケット(20)を架設送水管(21)へ方向性の制約なく、簡便に接続使用できることとなり、その作業性に著しく優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る散水ノズルの第1実施形態を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】図1の4−4線断面図である。
【図5】図1の5−5線断面図である。
【図6】ソケットに対する散水ノズルの取付状態を示す正面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】作物栽培ハウス内の架設送水管を示す概略斜面図である。
【図9】図8の一部を抽出して示す拡大側面図である。
【図10】図9の一部を更に拡大して示す断面図である。
【図11】散水ノズルの散水使用状態を示す図10に対応する断面図である。
【図12】本発明に係る散水ノズルの第2実施形態を示す断面図である。
【図13】図12のウエイトを抽出して示す正面図である。
【図14】図13の14−14線断面図である。
【図15】図14の15−15線断面図である。
【図16】第2実施形態に係る散水ノズルの散水使用状態を示す側面図である。
【図17】図16の一部を拡大して示す断面図である。
【図18】図17と異なる取付使用状態を示す断面図である。
【図19】従来の散水ノズルを示す半欠截の断面図である。
【図20】図19の散水使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
(10)・ノズル本体
(10a)・回動操作頭部
(10b)・取付け首部
(10c)・胴部
(11)・噴出口
(12)・ 雄ネジ
(13)・バネ受け仕切りフランジ
(15)・透水孔
(16)・弁体
(16a)・散水頭部
(16b)・開閉弁
(16c)・軸部
(17)・圧縮コイルバネ
(18)・バネ押え環
(18a)・胴部
(18b)・ストッパーフランジ
(19)・止め輪
(20)・ソケット
(21)・送水管
(30)・フィルター
(31)・ウエイト
(32)・雌胴
(33)・雄胴
(33a)・取付け口金
(34)・第1雄ネジ
(35)・第2雄ネジ
(36)・雌ネジ
(37)・ゴムパッキング
(38)・第1管接手
(39)・ハンガーチューブ
(40)・第2管接手
(H)・作物栽培ハウス
(M)・栽培作物
(S)・進退移動ストローク

Claims (6)

  1. 散水用の噴出口(11)として開口する基端から外向きに張り出す径大な回動操作頭部(10a)と、その頭部(10a)と隣り合う取付け用首部(10b)に刻設された雄ネジ(12)と、残るストレートな胴部(10c)の途中へ放射対称分布型に貫通形成された複数の透水孔(15)とを備えた円筒型のノズル本体(10)と、
    上記ノズル本体(10)の基端と対応する基端に張り出す径大な散水頭部(16a)と、その頭部(16a)と隣り合う首部へ円錐型に造形された上記噴出口用の開閉弁(16b)と、その首部から延長して上記ノズル本体(10)の中空内部へ差し込み貫通されるストレートな軸部(16c)とを備えた丸軸型の弁体(16)とから成り、
    その差し込み貫通された弁体(16)の軸部(16c)が上記ノズル本体(10)の胴部(10c)から露出する先端へ、止め輪(19)を嵌め付けることにより、その弁体(16)を上記噴出口(11)の開閉用進退移動ストローク(S)が一定量だけ確保される関係状態として、上記ノズル本体(10)と離脱不能に組み立てたハウス栽培作物(M)への散水ノズルにおいて、
    上記ノズル本体(10)における胴部(10c)の透水孔(15)よりも先端側へ片寄った位置から、上記弁体(16)の軸部(16c)を受け入れるリング状のバネ受け仕切りフランジ(13)を内向き一体的に張り出す一方、
    同じくノズル本体(10)における胴部(10c)の先端面と上記止め輪(19)との相互間へ張り出す径大なストッパーフランジ(18b)を備えたバネ押え環(18)を、上記弁体(16)の軸部(16c)へ差し込み套嵌させると共に、
    そのバネ押え環(18)とバネ受け仕切りフランジ(13)との相互間に介在する圧縮コイルバネ(17)を、上記ノズル本体(10)の胴部(10c)内へ封入することにより、上記弁体(16)の開閉弁(16b)がそのノズル本体(10)の噴出口(11)を常時密閉する退動復帰方向へ弾圧付勢したことを特徴とするハウス栽培作物への散水ノズル。
  2. ノズル本体(10)を真鋳やステンレス鋼などの金属から製作する一方、弁体(16)とバネ押え環(18)を何れもポリアセタール樹脂やポリカーボネート樹脂などの硬質な合成樹脂から一体成形したことを特徴とする請求項1記載のハウス栽培作物への散水ノズル。
  3. ノズル本体(10)における取付け首部(10b)の雄ネジ(12)を、作物栽培ハウス(H)内の架設送水管(21)に差し込み接続使用される別個なソケット(20)の中間部へ、直接ねじ込み固定したことを特徴とする請求項1記載のハウス栽培作物への散水ノズル。
  4. 散水用の噴出口(11)として開口する基端から外向きに張り出す径大な回動操作頭部(10a)と、その頭部(10a)と隣り合う取付け用首部(10b)に刻設された雄ネジ(12)と、残るストレートな胴部(10c)の途中へ放射対称分布型に貫通形成された複数の透水孔(15)とを備えた円筒型のノズル本体(10)と、
    上記ノズル本体(10)の基端と対応する基端に張り出す径大な散水頭部(16a)と、その頭部(16a)と隣り合う首部へ円錐型に造形された上記噴出口用の開閉弁(16b)と、その首部から延長して上記ノズル本体(10)の中空内部へ差し込み貫通されるストレートな軸部(16c)とを備えた丸軸型の弁体(16)とから成り、
    その差し込み貫通された弁体(16)の軸部(16c)が上記ノズル本体(10)の胴部(10c)から露出する先端へ、止め輪(19)を嵌め付けることにより、その弁体(16)を上記噴出口(11)の開閉用進退移動ストローク(S)が一定量だけ確保される関係状態として、上記ノズル本体(10)と離脱不能に組み立てたハウス栽培作物(M)への散水ノズルにおいて、
    上記ノズル本体(10)における胴部(10c)の透水孔(15)よりも先端側へ片寄った位置から、上記弁体(16)の軸部(16c)を受け入れるリング状のバネ受け仕切りフランジ(13)を内向き一体的に張り出す一方、
    同じくノズル本体(10)における胴部(10c)の先端面と上記止め輪(19)との相互間へ張り出す径大なストッパーフランジ(18b)を備えたバネ押え環(18)を、上記弁体(16)の軸部(16c)へ差し込み套嵌させて、
    そのバネ押え環(18)とバネ受け仕切りフランジ(13)との相互間に介在する圧縮コイルバネ(17)を、上記ノズル本体(10)の胴部(10c)内へ封入することにより、上記弁体(16)の開閉弁(16b)がそのノズル本体(10)の噴出口(11)を常時密閉する退動復帰方向へ弾圧付勢すると共に、
    基端に上記ノズル本体(10)の雄ネジ(12)と対応合致する雌ネジ(36)が穿設された雌胴(32)と、先端に取付け口金(33a)が突設された雄胴(33)とのネジ締結体から成る円筒型として、その雌胴(32)と雄胴(33)との境界面に上記ノズル本体(10)の目詰まり防止用フイルター(30)が嵌め付け内蔵されたウエイト(31)の上記雌胴(32)へ、
    上記ノズル本体(10)における取付け用首部(10b)の雄ネジ(12)を螺合締結することによって、そのノズル本体(10)と上記ウエイト(31)とを組立ユニット化したことを特徴とするハウス栽培作物への散水ノズル。
  5. ノズル本体(10)とウエイト(31)を何れも真鋳やステンレス鋼などの金属から製作する一方、弁体(16)とバネ押え環(18)を何れもポリアセタール樹脂やポリカーボネート樹脂などの硬質な合成樹脂から一体成形したことを特徴とする請求項4記載のハウス栽培作物への散水ノズル。
  6. ウエイト(31)の雄胴(33)から突設された取付け口金(33a)に、山径の大小相違する第1、2雄ネジ(34)(35)を刻設し、その取捨選択使用によりウエイト(31)を作物栽培ハウス(H)内の架設送水管(21)に差し込み接続使用される別個なソケット(20)の中間部へ、直接ねじ込み固定するか、又はそのソケット(20)の中間部から吊り下がるハンガーチューブ(39)の下端部へ、管接手(38)を介して締結固定したことを特徴とする請求項4記載のハウス栽培作物への散水ノズル。
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