JP2016202155A - 園芸用散水装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】園芸用散水装置では蛇口から散水箇所まで10m、20mと離れている場合は蛇口にホースの一端を取付けてからホースを散水箇所まで敷設して、一旦蛇口まで戻って水栓を開き再度散水箇所まで戻って散水を行うという不便があり、蛇口と散水箇所まで往復するあいだに無駄な水を放出するという不便もあった。
【解決手段】
ホースの一端を取付けた電磁弁体を蛇口に取付けて、この時点で水栓を開いてホースを散水箇所まで敷設をする。ここで水栓の箇所まで戻ることなくノヅル体の切/入スイッチを「入」とすることにより散水できるようにした。散水が終了したら切/入スイッチを「切」とすれば水の放出は止まり、従来のように蛇口まで戻って水栓を閉めるまでのあいだ無駄な水を放出するという不便さをなくした。
【選択図】図1
【解決手段】
ホースの一端を取付けた電磁弁体を蛇口に取付けて、この時点で水栓を開いてホースを散水箇所まで敷設をする。ここで水栓の箇所まで戻ることなくノヅル体の切/入スイッチを「入」とすることにより散水できるようにした。散水が終了したら切/入スイッチを「切」とすれば水の放出は止まり、従来のように蛇口まで戻って水栓を閉めるまでのあいだ無駄な水を放出するという不便さをなくした。
【選択図】図1
Description
本発明は、電波制御により電磁弁の開閉を行い散水、止水を行う園芸用散水装置に関する
従来の園芸用散水装置はホースの一端を水道蛇口に取付け、他端に散水ノズルを取付けたものである。散水ノズルには散水の水形を「撹散」「ストレート」「ジョウロ」「シャワー」「ストップ」など数種類に変化させる装置が付いているのが通常である。
これを実際に使用するには、蛇口にホースの一端を装着し蛇口の水栓を開いてから散水箇所までホースリールを持って移動するわけであるが、ホースが10m、20mと長くなってくると散水箇所に到着する以前にホースリールに残っているホースに過大な水圧がかかってホースが破裂したり接続部分でホースが外れたりするので、水栓を開く以前にホースを散水箇所まで伸ばしてそれから水栓を開かなければならなかった。
又散水を終了してから蛇口の箇所まで戻って水栓を閉めるまでの間、水を無駄に流すという不便さもあった。
以上に述べたように従来の園芸用散水装置ではホースが10m、20mと長くなってくるとホースを敷設してから蛇口の箇所まで戻り水栓を開いて、再度ノズルの箇所まで戻って散水を行うので時間がかかり、ノズル箇所まで戻る以前にすでにノズルから無駄な水が散水されているという不便さがあった。
また散水を終了してから蛇口の水栓を閉じるまでの間に無駄な水を流すという不便さもあった。
本発明はこのような従来の散水装置が有している問題を解決しようとするものでありホースを敷設した時点で蛇口の箇所へ戻ることなく即散水を行うことができ、散水を止める必要が生じた時点で即その場所で散水を停止することが出来る散水装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、電波信号により散水及び止水の制御を行う園芸用散水装置において、ホースの水を散水するノズル体と、電磁弁の開閉を行う電磁弁体とを備え、上記ノズル体はホース取付部と、散水を行う散水部と、上記電磁弁体の制御を行う電波を発信する信号発信部と、該信号発信部に切/入信号を送る切/入スイッチと、該信号発信部及び該切/入スイッチに電力を供給する電源部とを有し、上記電磁弁体は上記ノズル体から発信された信号を受信する信号受信部と、該信号受信部で受信した信号で作動する電磁弁と、該信号受信部及び該電磁弁に電力を供給する電源部と、蛇口取付部及びホース取付部とを有するようにしたものである
そしてこのような構造としたので、従来の装置では蛇口にホースを取付けてすぐに蛇口の水栓を開くとリールに巻かれている部分の水圧が高くなり事故が発生するが、本発明では蛇口に電磁弁体を介してホースを取付けるのでその時点で水栓を開いてもホースの破裂などは生じない。
上述したように本発明の散水装置はホースリールに巻かれているホースを蛇口に取付けてこ時点で水栓を開いてもホース破裂などの事故は生じない。そして散水をしたい時点で散水ができ水を止めたいとき直ぐに止水することが出来る。
そして散水、止水を行うために蛇口まで戻って水栓を開く閉じるという動作がなくなるということで時間の節約になり水の節約にもなる。
また散水箇所が数箇所あり移動して散水を行う場合でも移動するときは手元で水を止めておくことができるので更に水の節約になる。
以下本発明の実施形態を図により説明する」。
図において1はノズル体でありホース取付部3と、散水を行う散水部4と、切/入スイッチ6と、該切/入スイッチ6で電磁弁9を制御する信号を送る信号発信部5とを有している。
電磁弁体2はホース取付部3と、電磁弁9と、信号受信部8とを有している。該信号受信部8は上記ノズル体1の信号発信部5からの電波を受信して電磁弁9を動作させるものである。
以下散水を開始するまでの手順を述べる。
一端にノズル体1を取付け、他端に電磁弁体2を取付けたホースをホースリールに巻いておき蛇口に電磁弁体2を取付けてから水栓を開く
ホースを敷設しながらホースリールを散水個所まで移動する。ホースリールにホースが巻かれたまま残っているときは、リールからホースを伸ばしておく。
従来の装置ではここで蛇口まで戻って水栓を開いて再度散水個所まで戻って散水を行っていたが、本発明では蛇口まで戻ることなくノズル体1の切/入スイッチ6を「入」とすることにより信号発信部5から「入」信号が発信される。
信号発信部5から発信された「入」信号は電磁弁体2の信号受信部8で受信され電磁弁9を開く。これによりノズル体1から水が放出され散水が行われる。
散水作業が終了した場合や他の散水個所へ移動する場合はノズル体1の切/入スイッチ6を「切」とすることにより電磁弁体2の電磁弁9が「閉」となり散水は止まる。
1 ノズル体 6 切/入スイッチ 11 蛇口への取付け部
2 電磁弁体 7 電源部
3 ホース取付け部 8 信号受信部
4 散水部 9 電磁弁
5 信号発信部 10 電源部
2 電磁弁体 7 電源部
3 ホース取付け部 8 信号受信部
4 散水部 9 電磁弁
5 信号発信部 10 電源部
Claims (1)
- 電波信号により散水、止水の制御を行う園芸用散水装置において
ホースの水を散水するノズル体と
電磁弁の開閉を行う電磁弁体とを備え
上記ノズル体は
ホース取り付け部と
散水を行う散水部と
上記電磁弁体の制御を行う電波を発信する信号発信部と
該信号発信部に切/入信号を送る切/入スイッチと
該信号発信部及び該切/入スイッチに電力を供給する電源部
とを有し
上記電磁弁体は
上記ノズル体から発信された信号を受信する信号受信部と
該信号受信部で受信した信号で作動する電磁弁と
該信号受信部及び該電磁弁に電力を供給する電源部と
蛇口取付部及びホース取付部
とを有することを特徴とする園芸用散水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015096900A JP2016202155A (ja) | 2015-04-17 | 2015-04-17 | 園芸用散水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015096900A JP2016202155A (ja) | 2015-04-17 | 2015-04-17 | 園芸用散水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016202155A true JP2016202155A (ja) | 2016-12-08 |
Family
ID=57488208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015096900A Pending JP2016202155A (ja) | 2015-04-17 | 2015-04-17 | 園芸用散水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016202155A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017064572A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 株式会社タカギ | 散水装置 |
CN111357623A (zh) * | 2020-03-30 | 2020-07-03 | 山东胜伟盐碱地科技有限公司 | 一种盐碱地用痕灌系统 |
-
2015
- 2015-04-17 JP JP2015096900A patent/JP2016202155A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017064572A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 株式会社タカギ | 散水装置 |
CN111357623A (zh) * | 2020-03-30 | 2020-07-03 | 山东胜伟盐碱地科技有限公司 | 一种盐碱地用痕灌系统 |
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