JP6580836B2 - フォトンカウンティングct装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、フォトンカウンティングCT装置に関する。
波高弁別が可能なフォトンカウンティングCT(Photon_Counting_Computed_Tomography:以下、PCCTと呼ぶ)は、次世代のCTシステムとして各社開発を進めている。一般的なCTのデータ収集回路(Data_Acquisition_System:以下、DASと呼ぶ)は、X線検出器の各チャンネルの電流信号を電圧に変換し、この電圧信号をX線の曝射周期に同期して周期的に積分することより純生データ(pure_raw_data)を出力する。しかしながら一般的なCTは積分を行うため、低エネルギー情報が他のエネルギー情報に埋もれてしまうという問題がある。
一方PCCTにおいては、放射線検出器がX線を検出することで生成された電気信号を複数のエネルギー帯域それぞれにおいて計数(カウント)し、このカウント値をX線のフォトン数として間接的に検出する。一般的なCTと異なり複数のエネルギー帯域それぞれに分けたデータに基づいてX線を検出するため、PCCTは一般的なCTのような低エネルギー情報の埋もれを解消する。
しかしPCCTにおいて、その特徴的な効果を活かすためにはいくつかの課題がある。例えば、Kエッジイメージングが課題である。Kエッジイメージングは人体の体内に存在する各原子の原子核に固有のK殻吸収端エネルギー近傍で個別に画像を作り、特徴的な差が生じた部分を可視化することで、注目する原子核が何処に集積しているのかを強調表示する方法である。しかし、人体に含まれている成分の原子核のK吸収端のエネルギーは、PCCTで用いられているX線管から出力されるX線エネルギースペクトルと同じエネルギー帯域で重なることが多い。したがって、人体に含まれる所望の原子核のK吸収端のエネルギーを、PCCTで用いられているX線管から出力されるX線エネルギースペクトルから弁別することが困難である。
目的は、被検体の注目部位に関するエネルギースペクトルをX線管から出力されるX線のエネルギースペクトルから明確に弁別できるフォトンカウンティングCT装置を提供することにある。
本実施形態に係るフォトンカウンティングCT装置は、被検体を透過したX線と前記被検体に投与された放射性医薬品から放出されたガンマ線とを検出する放射線検出器と、X線が支配的なエネルギー帯域とガンマ線が支配的なエネルギー帯域とに区分するためのエネルギー閾値を設定するための設定部と、前記放射線検出器からの出力信号と前記設定されたエネルギー閾値とに基づいて、前記X線が支配的なエネルギー帯域に属するX線スペクトルデータセットと前記ガンマ線が支配的なエネルギー帯域に属するガンマ線スペクトルデータセットとを生成する生成部と、を具備する。
本実施形態に係るフォトンカウンティングCT装置の構成を示す図 図1のシステム制御部の制御のもとに行われるフォトンカウンティングCT撮像の典型的な流れを示す図 図1のデータ収集回路により収集されたX線に関するカウントデータのX線スペクトルデータセットを模式的に示す図 図1のデータ収集回路により収集されたガンマ線に関するカウントデータのガンマ線スペクトルデータセットを模式的に示す図 図1のデータ収集回路により収集されたカウントデータのスペクトルデータセットを模式的に示す図 図1のエネルギー帯域区分部によってX線が支配的なエネルギー帯域のカウントデータとガンマ線が支配的なエネルギー帯域のカウントデータとに区分されたスペクトルデータセットを模式的に示す図 図1の表示部が、合成部により合成されたX線に関するフォトンカウンティングCT画像とガンマ線に関するフォトンカウンティングCT画像との合成画像を表示する一例を示す図 応用例1に係る、X線に関するカウントデータおよびガンマ線に関するカウントデータを収集開始するタイミングを説明するための図 応用例2に係るフォトンカウンティングCT撮像の典型的な流れを示す図
以下、図面を参照しながら本実施形態に係るフォトンカウンティング装置を説明する。
本実施形態に係るフォトンカウンティングCT装置には、X線管とX線検出器とが1体となって被検体の周囲を回転する回転/回転型(ROTATE/ROTATE―TYPE)や、リング状に配列された多数のX線検出素子が固定され、X線管のみが被検体の周囲を回転する固定/回転型(STATIONARY/ROTATE―TYPE)等様々なタイプが考えられるが、いずれのタイプでも本実施形態は適用可能である。しかしながら、以下の説明においてフォトンカウンティングCT装置は、回転/回転型であるものとして説明する。
フォトンカウンティングCT装置におけるデータ収集方式としては、ビュー毎のX線フォトンのカウント数を計数するサイノグラムモードと、X線フォトン毎のエネルギー値を時系列で記録するリストモードとが知られている。本実施形態は、いずれのタイプでも適用可能である。以下、サイノグラムモードのフォトンカウンティングCT装置を例に挙げて説明する。
図1は、本実施形態に係るフォトンカウンティングCT装置の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るフォトンカウンティングCT装置は、架台10とコンソール30とを備えている。架台10は、円筒形状を有する回転フレーム11を回転軸Z回りに回転可能に支持している。回転フレーム11には、回転軸Zを挟んで対向するようにX線発生部13と放射線検出部15とが取り付けられている。回転フレーム11の開口部(bore)にはFOV(field_of_view)が設定される。回転フレーム11の開口部内には天板17が挿入される。天板17には被検体Sが載置される。天板17に載置された被検体Sの撮像部位がFOV内に含まれるように天板17が位置決めされる。回転フレーム11は、回転駆動部19からの動力を受けて回転軸Z回りに一定の角速度で回転する。回転駆動部19は、架台制御部21からの制御信号に従って回転フレーム11を回転させるための動力を発生する。
X線発生部13は、架台制御部21からの制御信号に従ってX線を発生する。具体的には、X線発生部13は、X線管131と高電圧発生器133とを有する。X線管131は、高電圧発生器133からの高電圧の印加とフィラメント電流の供給とを受けてX線を発生する。高電圧発生器133は、架台制御部21からの制御信号に従う高電圧をX線管131に印加し、架台制御部21からの制御信号に従うフィラメント電流をX線管131に供給する。
放射線検出部15は、X線発生部13から発生され被検体Sを透過したX線を検出し、検出されたX線のカウント数を表現するカウントデータを複数のエネルギー帯域について収集する。放射線検出部15は、被検体Sに投与された放射線医薬品から放出されたガンマ線を検出し、検出されたガンマ線のカウント数を表現するカウントデータを複数のエネルギー帯域について収集する。具体的には、放射線検出部15は、放射線検出器151とデータ収集回路153とを有する。
放射線検出器151は、X線管131から発生され被検体Sを透過したX線を検出する。放射線検出器151は、被検体Sに投与された放射線医薬品から放出されたガンマ線を検出する。ここで放射線検出器151は、2次元状に配列された複数の放射線検出素子を搭載する。具体的には、放射線検出器151は、間接検出型の検出器であるとする。この場合、各X線検出素子は、X線を蛍光に変換する蛍光体(シンチレータ)と、蛍光をアナログの電気信号に変換する光検出器とを有する。本実施形態においてシンチレータは、X線管131からのX線フォトンを検出し、検出されたX線フォトンのエネルギーに応じた個数の蛍光光子を発生する。同様にシンチレータは、被検体Sに投与された放射線医薬品から放出されたガンマ線を検出し、検出されたガンマ線フォトンのエネルギーに応じた個数の蛍光光子を発生する。複数の蛍光光子は光検出器により検出される。光検出器は、検出された複数の蛍光光子を光電変換により電流信号に変換し増幅する。光検出器からの電流信号(電気信号)はデータ収集回路153に供給される。電気信号は、入射放射線フォトンのエネルギーに応じた波高値を有する。ここで放射線フォトンとは、具体的にはX線フォトンとガンマ線フォトンとを示す。本実施形態に係るシンチレータとしてはLaBr3等の既存の如何なる物質も材料に含んで良い。なお、本実施形態に係る放射線検出器151としては間接検出型の検出器に限定されず、直接検出型の検出器であっても良い。直接検出型の放射線検出器151としては、例えば、半導体の両端に電極が取り付けられてなる半導体ダイオードを含むタイプが適用可能である。半導体に入射した放射線フォトンは、電子・正孔対に変換される。1つの放射線フォトンの入射により生成される電子・正孔対の数は、入射放射線フォトンのエネルギーに依存する。電子と正孔とは、半導体の両端に形成された一対の電極に互いに引き寄せられる。一対の電極は、電子・正孔対の電荷に応じた波高値を有する電気パルスを発生する。一個の電気パルスは、入射放射線フォトンのエネルギーに応じた波高値を有する。
データ収集回路153は、架台制御部21からの制御信号に従って、放射線検出器151により検出された放射線のカウント数を表現するカウントデータを複数のエネルギー帯域について収集する。
架台制御部21は、架台10に搭載された各種機器の制御を統括する。例えば、架台制御部21は、被検体Sを対象としたフォトンカウンティングCT撮像を実行するためにX線発生部13、放射線検出部15、及び回転駆動部19を制御する。回転駆動部19は、架台制御部21による制御に従う一定の角速度で回転する。X線発生部13の高電圧発生器133は、架台制御部21による制御に従って、設定管電圧値に対応する高電圧をX線管131に印加し、フィラメント電流をX線管131に供給する。放射線検出部15のデータ収集回路(Data_Acquisition_System:DAS)153は、架台制御部21による制御に従って、ビューの切替えに同期してカウントデータを複数のエネルギー帯域の各々についてビュー毎に収集する。
コンソール30は、カウントデータ記憶部31、設定部33、エネルギー帯域区分部35、スペクトルデータ生成部37、再構成部39、合成部40、I/F部41、表示部43、入力部45、主記憶部47、及びシステム制御部49を備える。
カウントデータ記憶部31は、架台10から伝送された複数のエネルギー帯域に関するカウントデータを記憶する。
エネルギー帯域区分部35は、エネルギー閾値によって、複数のエネルギー帯域に係るカウントデータを、X線が支配的なエネルギー帯域に属するカウントデータとガンマ線が支配的なエネルギー帯域に属するカウントデータとに区分する。
設定部33は、入力部45を介した操作者の指示に従って、X線が支配的なエネルギー帯域とガンマ線が支配的なエネルギー帯域とに区分するためのエネルギー閾値を設定する。なお、エネルギー閾値は、入力部45を介して操作者により入力されても良い。
スペクトルデータ生成部37は、放射線検出器151からの出力信号と設定されたエネルギー閾値とに基づいて、X線が支配的なエネルギー帯域に属するX線スペクトルデータセットとガンマ線が支配的なエネルギー帯域に属するガンマ線スペクトルデータセットとを生成する。X線スペクトルデータセットは、X線が支配的なエネルギー帯域に属するカウントデータのセットを表したものである。ガンマ線スペクトルデータセットは、ガンマ線が支配的なエネルギー帯域に属するカウントデータのセットを表したものである。
再構成部39は、X線スペクトルデータセットに基づいてX線に関するフォトンカウンティングCT画像を再構成する。再構成部39は、ガンマ線スペクトルデータセットに基づいてガンマ線に関するフォトンカウンティングCT画像を再構成する。
合成部40は、X線に関するフォトンカウンティングCT画像とガンマ線に関するフォトンカウンティングCT画像との合成画像を発生する。
I/F部41は、コンソール30と架台10との間の通信のためのインタフェースである。例えば、I/F部41は、システム制御部49から撮像開始信号や撮像停止信号等を供給する。
表示部43は、フォトンカウンティングCT画像等を表示機器に表示する。表示部43は、合成画像を表示機器に表示する。表示機器としては、例えばCRTディスプレイや、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等が適宜利用可能である。
入力部45は、入力機器によるユーザからの各種指令や情報入力を受け付ける。入力機器としては、キーボードやマウス、各種スイッチ等が利用可能である。
主記憶部47は、種々の情報を記憶する記憶装置である。例えば、主記憶部47は、本実施形態に係るフォトンカウンティングCT画像の画像発生プログラム等を記憶する。なお主記憶部47は、複数の放射性医薬品それぞれにエネルギー閾値を関連付けて記憶しても良い。
システム制御部49は、本実施形態に係るフォトンカウンティングCT装置の中枢として機能する。システム制御部49は、本実施形態に係る撮像プログラムを主記憶部47から読み出し、当該撮像プログラムに従って各種構成要素を制御する。これにより、本実施形態に係るフォトンカウンティングCT画像の発生のためのフォトンカウンティングCT撮像が行われる。
次に、本実施形態に係るフォトンカウンティングCT撮像の動作例を説明する。図2は、システム制御部の制御のもとに行われるフォトンカウンティングCT撮像の典型的な流れを示す図である。本実施形態に係る図2のCT撮像において、被検体には予め放射性医薬品が投与される。放射性医薬品は金属原子を含み、被検体の注目部位に金属原子が留まり放射線を放出するよう設計されている。本実施形態においては放射性医薬品の一例として、99mTc(テネクチウム)を含む放射性医薬品を使用する。99mTcを含む放射性医薬品はその医薬品特有の分子構造に応じて、人体の様々な部位を目的とした撮像に用いられる。ある構造を有する99mTcを含む放射性医薬品は、被検体内部の注目部位に99mTcを留める。被検体内部の注目部位に留められた99mTcは、ガンマ線を放出する。
図2に示すように、システム制御部49は、放射性医薬品が投与された被検体SにフォトンカウンティングCT撮像を施して複数のエネルギー帯域に関するカウントデータを収集するために架台制御部21を制御する(ステップS11)。ステップS11において架台制御部21は、放射性医薬品が投与された被検体Sを対象としたフォトンカウンティングCT撮像を実行するためにX線発生部13、放射線検出部15、及び回転駆動部19を制御する。回転駆動部19は、架台制御部21による制御に従う一定の角速度で回転する。X線発生部13の高電圧発生器133は、架台制御部21による制御に従って、設定管電圧値に対応する高電圧をX線管131に印加し、フィラメント電流をX線管131に供給する。放射線検出部15のデータ収集回路153は、架台制御部21による制御に従って、ビューの切替に同期してカウントデータセットをビュー毎に収集する。カウントデータセットは、図示しない伝送装置により架台からコンソールに伝送される。カウントデータセットは、複数の放射線検出素子の各々について、エネルギー帯域のエネルギー値とセグメント番号とチャンネル番号とが割り当てられたデータの集合である。換言すれば、カウントデータセットは、各X線検出素子のカウント数のエネルギー分布を示す。
図3は、図1のデータ収集回路153により収集されたX線に関するカウントデータのX線スペクトルデータセットを模式的に示す図である。なだらかな凸形状のグラフは、右端すなわちおよそ管電圧と同等のエネルギー値をエネルギー最大値とする。なお2つのピークは、人体に含まれるある原子の原子核に固有のK殻吸収端(Kエッジ)である。
図4は、図1のデータ収集回路153により収集されたガンマ線に関するカウントデータのガンマ線スペクトルデータセットを模式的に示す図である。図4のグラフのうち、カウント数が最も大きくなるのは、放射性医薬品から放出されるガンマ線成分である。99mTcのエネルギー値のうち、カウント数が最も大きくなるエネルギー値は142.7keVである。
図5は、図1のデータ収集回路153により収集されたカウントデータのスペクトルデータセットを模式的に示す図である。図5はおよそX線に関するカウントデータとガンマ線に関するカウントデータとの和に近似される。X線に関するカウントデータとガンマ線に関するカウントデータとの間にはカウント値の低いエネルギー帯域がある。これはX線とガンマ線とで確率密度分布のエネルギー帯域が異なるからに他ならず、本実施形態ではこのエネルギー帯域にエネルギー閾値を設定することでX線に関するカウントデータとガンマ線にカウントデータとをそれぞれに分けることが可能となる。なお、放射性医薬品の種類によっては、ガンマ線が支配的なエネルギー帯域が、X線が支配的なエネルギー帯域に重なることがある。しかしその場合でも、K吸収帯(Kエッジ)にガンマ線の中心エネルギー帯域が重ならなければKエッジイメージングにおいて問題はない。
ステップS11が行われるとシステム制御部49は、エネルギー帯域区分部35に、カウントデータをエネルギー閾値に基づいて区分させる(ステップS12)。ステップS12においてエネルギー帯域区分部35は、複数のエネルギー帯域に亘るカウントデータを、エネルギー閾値に基づいて区分する。ここでエネルギー閾値は、設定部33により設定される。図6は、図1のエネルギー帯域区分部35によってX線が支配的なエネルギー帯域のカウントデータとガンマ線が支配的なエネルギー帯域のカウントデータとに区分されたスペクトルデータセットを模式的に示す図である。
ステップS12が行われるとシステム制御部49は、再構成部39に、X線が支配的なエネルギー帯域に関するフォトンカウンティングCT画像を再構成させる(ステップS13)。ステップS13において再構成部39は、X線が支配的なエネルギー帯域におけるカウントデータから、X線に関するフォトンカウンティングCT画像を再構成させる。なお、画像再構成アルゴリズムとしては、FBP(filtered back projection)法やCBP(convolution back projection)法等に基づく解析学的画像再構成法や、ML−EM(maximum likelihood expectation maximization)法やOS−EM(ordered subset expectation maximization)法、OS−SART(ordered subset simultaneous algebraic reconstruction techniques)法等に基づく統計学的画像再構成法等の既存の画像再構成アルゴリズムが用いられれば良い。また、画像再構成アルゴリズムにKエッジイメージングの手法が組み込まれても良い。Kエッジイメージングは、端的には、画像化対象物質のK吸収端が属するエネルギー帯域を挟む両側のエネルギー帯域に関するカウントデータに基づいて、当該画像化対象物質の空間分布を表現するフォトンカウンティングCT画像を再構成する手法である。本実施形態において、ガンマ線が支配的なエネルギー帯域は、X線が支配的なエネルギー帯域におけるK吸収端(Kエッジ)とエネルギー帯域区分部35により区分されている。したがって、再構成部39は、X線が支配的なエネルギー帯域におけるK吸収端(Kエッジ)を考慮せずにガンマ線が支配的なエネルギー帯域に関するフォトンカウンティングCT画像を再構成できる。
ステップS13が行われるとシステム制御部49は、再構成部39に、ガンマ線が支配的なエネルギー帯域に関するフォトンカウンティングCT画像を再構成させる(ステップS14)。ステップS14において再構成部39は、ガンマ線が支配的なエネルギー帯域におけるカウントデータから、ガンマ線に関するフォトンカウンティングCT画像を再構成させる。なお、画像再構成アルゴリズムはステップS13と同様のものが用いられれば良い。
ステップS14が行われるとシステム制御部49は、合成部40に、X線に関するフォトンカウンティングCT画像とガンマ線に関するフォトンカウンティングCT画像との合成画像を発生させる(ステップS15)。ステップS15において表示部43は、合成画像を表示する。
図7は、図1の表示部43が、合成部40により合成されたX線に関するフォトンカウンティングCT画像とガンマ線に関するフォトンカウンティングCT画像との合成画像を表示する一例を示す図である。図7の画像は、ベースはX線に関するフォトンカウンティングCT画像であるが、ガンマ線に関するフォトンカウンティングCT画像を合成することにより被検体における注目部位が強調表示される。例えば表示部43は、X線に関するフォトンカウンティングCT画像が白黒の濃淡で表示する。一方表示部43は、ガンマ線に関するフォトンカウンティングCT画像は任意の色の濃淡で表示する。したがって表示部43は、X線に関するフォトンカウンティングCT画像とガンマ線に関するフォトンカウンティングCT画像との合成画像を、白黒の濃淡で表示されたX線に関するフォトンカウンティングCT画像に被検体の注目部位(例えば肝臓)が任意の色の濃淡で位置整合して重ね合わされた画像として表示する。
上記のとおり、本実施形態に係るフォトンカウンティングCT装置によれば、注目部位に関するフォトンカウンティングCT画像は単一光子放射断層撮影(Single_Photon_Emissioin_Computed_Tomography:SPECT)画像と同様に、被検体のうち注目部位に留まった放射性医薬品から放出されたガンマ線に基づいて発生される。すなわち、ガンマ線に基づいて発生されたフォトンカウンティングCT画像は、被検体の注目部位を示すものである。ここで、再構成された注目部位に関するフォトンカウンティングCT画像には、X線が支配的なエネルギー帯域のカウントデータが混入しない。したがって、被検体の注目部位に関するエネルギースペクトルをX線管から出力されるX線のエネルギースペクトルから明確に弁別できる。
次に本実施形態の種々の応用例について説明する。なお以下の説明において、本実施形態と略同一の機能を有する構成要素については、同一符号を付し、必要な場合にのみ重複説明する。
(応用例1)
上記実施形態において、X線のカウントデータとガンマ線のカウントデータとは、図2のステップS11において、被検体のCTスキャン中に同時に収集した。しかし、放射性薬剤からのガンマ線はX線CTと比して、信号値が統計的に不足する可能性がある。この不足は、ガンマ線の立体角によるグリッドでの減衰、検出器によるガンマ線の検出効率及び検出器サイズ等に依る。この不足を回避するため、応用例1に係る実施形態に係る放射線検出器151は、X線を検出しない時間にもガンマ線を検出する。
応用例1に係るフォトンカウンティングCT装置は、架台制御部21の制御によりX線管131によるX線の放射に並行して放射線検出器151にX線とガンマ線とを検出させる同時モードと、X線管131からX線を放射せずして放射線検出器151にガンマ線を検出させるガンマモードとを切り替える切替部51をさらに有する。
また応用例1に係る架台制御部21は、切替部51により同時モードが選択されている場合、X線管131によるX線の放射に並行して放射線検出器151にX線とガンマ線とを検出させる。架台制御部21は、切替部51によりガンマモードが選択されている場合、X線管131からX線を放射させずして放射線検出器151にガンマ線を検出させる。なお架台制御部21は、この動作にとらわれずに同時モードとガンマモードとを切り替えても良い。
図8は、X線に関するカウントデータおよびガンマ線に関するカウントデータを収集開始するタイミングを説明するための図である。図8の流れ図は、図2のステップS11に対応するカウントデータ収集のうち、カウントデータ収集を開始するまでのステップに相当する。
図8に示すように、システム制御部49は、スキャンが開始されるのを待機する(ステップS21)。ここでスキャンとは、フォトンカウンティングCT撮像を示す。スキャンは例えば、入力部45を介して操作者によるフォトンカウンティングCT撮像を開始するための入力信号をシステム制御部49が受信したことを契機に開始される。
ステップS21でスキャンが開始されたと判断されると、システム制御部49は、データ収集回路153に、ガンマ線に関するカウントデータの収集を開始させる(ステップS22)。ステップS22において架台制御部21は、放射性医薬品が投与された被検体Sを対象としたフォトンカウンティングCT撮像を実行するために放射線検出部15及び回転駆動部19を制御する。回転駆動部19は、架台制御部21による制御に従って、低角速度から回転を開始する。
ステップS22が行われると、システム制御部49は、回転駆動部19の回転速度が一定になるのを待機する(ステップS23)。ステップS23において架台制御部21は、放射性医薬品が投与された被検体Sを対象としたフォトンカウンティングCT撮像を実行するために放射線検出部15及び回転駆動部19を制御する。システム制御部49は、ステップS22で低速度から回転を開始した回転駆動部19が、架台制御部21による制御に従って一定の角速度になるのを待機する。
ステップS23でX線管131の回転速度が所定値以上になったと判断されると、システム制御部49は、データ収集回路153に、X線に関するカウントデータを収集開始させる(ステップS24)。ステップS23において回転駆動部19の回転速度が一定になったと判定されると、架台制御部21はX線発生部13を制御し、X線の照射を開始する。具体的には、X線発生部13の高電圧発生器133は、架台制御部21による制御に従って、設定管電圧値に対応する高電圧をX線管131に印加し、フィラメント電流をX線管131に供給する。放射線検出部15のデータ収集回路153は、架台制御部21による制御に従って、ビューの切替に同期してカウントデータセットをビュー毎に収集する。カウントデータセットは、図示しない伝送装置により架台からコンソールに伝送される。ステップS24においてデータ収集回路153は、X線に関するカウントデータとガンマ線に関するカウントデータとを収集する。
なお、放射線検出器151がガンマ線をより多く検出するためにグリッドを除去しても良い。なおその場合、放射線検出器151に入り込む散乱線が増えるため、散乱線補正などの画像処理が必要となる。
上記のとおり、応用例1に係るフォトンカウンティングCT装置によれば、ガンマモードに切り替えることにより、放射性薬剤からのガンマ線に関するカウントデータを、X線管からのX線に関するカウントデータよりも長い間取得することができる。すなわち、統計的に不足しがちな放射性薬剤からのガンマ線に関するカウントデータを多く取得できる。したがって、ガンマ線に関するフォトンカウンティングCT画像における被検体の注目部位を、同時モードに比してより明確に描出できる。
(応用例2)
上記実施形態に係るフォトンカウンティングCT撮像の典型的な流れを示す図(図2)において、ステップS11でカウントデータを収集した後に、ステップS12でカウントデータをエネルギー閾値に基づいて、X線が支配的なエネルギー帯域とガンマ線が支配的なエネルギー帯域とに区分した。ここで、区分の順番は逆でも良い。すなわち、複数のエネルギー帯域は予めX線が支配的なエネルギー帯域とガンマ線が支配的なエネルギー帯域とに区分されていても良い。
応用例2に係るエネルギー帯域区分部35は、エネルギー閾値によって、エネルギースペクトル上の複数のエネルギー帯域をX線が支配的なエネルギー帯域とガンマ線が支配的なエネルギー帯域とに区分する。
図9は、応用例2に係るフォトンカウンティングCT撮像の典型的な流れを示す図である。図9に示すように、システム制御部49はエネルギー帯域区分部35に、複数のエネルギー帯域をX線が支配的なエネルギー帯域とガンマ線が支配的なエネルギー帯域とに区分させる(ステップS31)。ステップS31においてエネルギー帯域区分部35は、設定部33が設定したエネルギー閾値によって、複数のエネルギー帯域をX線が支配的なエネルギー帯域とガンマ線が支配的なエネルギー帯域とに区分する。
ステップS31が行われると、システム制御部49は放射性医薬品が投与された被検体にフォトンカウンティングCT撮像を施して複数のエネルギー帯域に関するカウントデータを収集するために架台制御部21を制御する(ステップS32)。ステップS32においてデータ収集回路153は、X線が支配的なエネルギー帯域とガンマ線が支配的なエネルギー帯域とそれぞれにおいてカウントデータを収集する。
ステップS32が行われると、システム制御部49は再構成部39に、X線が支配的なエネルギー帯域に関するフォトンカウンティングCT画像を再構成させる(ステップS33)。ステップS32において再構成部39は、X線が支配的なエネルギー帯域におけるカウントデータから、X線に関するフォトンカウンティングCT画像を再構成させる。
ステップS33が行われると、システム制御部49は再構成部39に、ガンマ線が支配的なエネルギー帯域に関するフォトンカウンティングCT画像を再構成させる(ステップS34)。ステップS34において再構成部39は、ガンマ線が支配的なエネルギー帯域におけるカウントデータから、ガンマ線に関するフォトンカウンティングCT画像を再構成させる。
ステップS34が行われると、システム制御部49は合成部40に、X線に関するフォトンカウンティングCT画像とガンマ線に関するフォトンカウンティングCT画像との合成画像を発生させる(ステップS35)。ステップS35において表示部43は、合成画像を表示する。
上記のとおり、本実施形態に係るフォトンカウンティングCT装置によれば、注目部位に関するフォトンカウンティングCT画像は単一光子放射断層撮影(Single_Photon_Emissioin_Computed_Tomography:SPECT)画像と同様に、被検体のうち注目部位に留まった放射性医薬品から放出されたガンマ線に基づいて発生される。すなわち、ガンマ線に基づいて発生されたフォトンカウンティングCT画像は、被検体の注目部位を示すものである。ここで、再構成された注目部位に関するフォトンカウンティングCT画像には、X線が支配的なエネルギー帯域のカウントデータが混入しない。したがって、被検体の注目部位に関するエネルギースペクトルをX線管から出力されるX線のエネルギースペクトルから明確に弁別できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…架台、11…回転フレーム、13…X線発生部、15…放射線検出部、17…天板、19…回転駆動部、21…架台制御部、30…コンソール、31…カウントデータ記憶部、33…設定部、35…エネルギー帯域区分部、37…スペクトルデータ生成部、39…再構成部、40…合成部、41…I/F部、43…表示部、45…入力部、47…主記憶部、49…システム制御部、51…切替部

Claims (7)

  1. 被検体を透過したX線と前記被検体に投与された放射性医薬品から放出されたガンマ線とを検出する放射線検出器と、
    X線が支配的なエネルギー帯域とガンマ線が支配的なエネルギー帯域とに区分するためのエネルギー閾値を設定するための設定部と、
    前記放射線検出器からの出力信号と前記設定されたエネルギー閾値とに基づいて、前記X線が支配的なエネルギー帯域に属するX線スペクトルデータセットと前記ガンマ線が支配的なエネルギー帯域に属するガンマ線スペクトルデータセットとを生成する生成部と、
    X線管によるX線の放射に並行して前記放射線検出器に前記X線と前記ガンマ線とを検出させる同時モードと、前記X線管からX線を放射させずして前記放射線検出器に前記ガンマ線を検出させるガンマモードとを切り替える切替部と、
    前記切替部により前記同時モードが選択されている場合、前記X線管によるX線の放射に並行して前記放射線検出器に前記X線と前記ガンマ線とを検出させ、前記切替部により前記ガンマモードが選択されている場合、前記X線管からX線を放射させずして前記放射線検出器に前記ガンマ線を検出させる架台制御部と、
    を具備し、
    前記切替部により前記ガンマモードが選択されている場合、前記架台制御部は、前記X線管および前記放射線検出器の回転速度が目標の回転速度に達するまでの時間に前記放射線検出器に前記ガンマ線を検出させるフォトンカウンティングCT装置。
  2. 前記放射線検出器からの出力信号に基づいて、前記放射線検出器への入射フォトンのカウント数を表現する計数データを所定の複数のエネルギー帯域について収集するデータ収集回路と、
    前記エネルギー閾値によって、前記複数のエネルギー帯域に係る計数データを前記X線が支配的なエネルギー帯域に属する計数データと前記ガンマ線が支配的なエネルギー帯域に属する計数データとに区分する区分部と、をさらに備え、
    前記生成部は、前記X線が支配的なエネルギー帯域に属する計数データからX線スペクトルデータセットを生成し、前記ガンマ線が支配的なエネルギー帯域に属する計数データからガンマ線スペクトルデータセットを生成する、請求項1記載のフォトンカウンティングCT装置。
  3. 前記エネルギー閾値によって、エネルギースペクトル上の複数のエネルギー帯域を前記X線が支配的なエネルギー帯域と前記ガンマ線が支配的なエネルギー帯域とに区分する区分部と、
    前記放射線検出器からの出力信号に基づいて、前記放射線検出器への入射フォトンのカウント数を表現する計数データを前記X線が支配的なエネルギー帯域と前記ガンマ線が支配的なエネルギー帯域とのそれぞれについて収集するデータ収集回路と、をさらに備え、
    前記生成部は、前記X線が支配的なエネルギー帯域に属する計数データからX線スペクトルデータセットを生成し、前記ガンマ線が支配的なエネルギー帯域に属する計数データからガンマ線スペクトルデータセットを生成する、請求項1記載のフォトンカウンティングCT装置。
  4. 前記X線管および前記放射線検出器の回転速度が目標の回転速度に達した場合、前記切替部はガンマモードから同時モードに切り替える、請求項1記載のフォトンカウンティングCT装置。
  5. 前記X線スペクトルデータセットに基づいてX線画像を再構成し、前記ガンマ線スペクトルデータセットに基づいてガンマ線画像を再構成する再構成部と、
    前記X線画像と前記ガンマ線画像との合成画像を発生する合成部と、
    を具備する請求項1記載のフォトンカウンティングCT装置。
  6. 操作者が値を入力するための入力部をさらに備え、
    前記設定部は、前記入力された値を前記エネルギー閾値として設定する、請求項1記載のフォトンカウンティングCT装置。
  7. 複数の放射性医薬品それぞれにエネルギー閾値を関連付けて記憶する記憶部をさらに備え、
    前記入力部は、操作者による放射性医薬品の選択に関する入力を受け付け、
    前記設定部は、前記関連付けに基づいて、前記入力部を介して操作者が選択した放射性医薬品から前記エネルギー閾値を設定する、請求項6記載のフォトンカウンティングCT装置。
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