相互参照
[0001] 本特許出願は、2015年7月29日に出願された「Techniques for Transmitting and Receiving Downlink Control Information for a Set of NOMA Downlink Transmissions」という表題のSun他による米国特許出願第14/812,983号、2014年9月2日に出願された「Techniques for Transmitting and Receiving Downlink Control Information for a Set of NOMA Downlink Transmissions」という表題のSun他による米国仮特許出願第62/044,787号、および2014年9月2日に出願された「Techniques for Canceling Interference by Wireless Devices」という表題のSun他による米国仮出願第62/044,850号の優先権を主張し、これらの各々が本出願の譲受人に譲渡される。
[0002] 本開示は、例えば、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、非直交多重接続(NOMA:non-orthogonal multiple access)ダウンリンク送信のセットのためのダウンリンク制御情報を送信および受信するための技法に関する。
[0003] ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多重接続システムの例は、符号分割多重接続(CDMA)システム、時分割多重接続(TDMA)システム、周波数分割多重接続(FDMA)システム、直交周波数分割多重接続(OFDMA)システム、およびNOMAシステムを含む。加えて、一部のシステムは、アップリンク通信とダウンリンク通信の両方のために単一のキャリアが使用される時分割複信(TDD)を使用して動作することがあり、一部のシステムは、アップリンク通信とダウンリンク通信とのために別々のキャリア周波数が使用される周波数分割複信(FDD)を使用して動作することがある。
[0004] 例として、ワイヤレス多重接続通信システムは、ユーザ機器(UE)として別様に知られている複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、いくつかの基地局を含み得る。基地局は、(例えば、基地局からUEへの送信のために)ダウンリンクチャネル上で、および(例えば、UEから基地局への送信のために)アップリンクチャネル上で、UEと通信し得る。
[0005] ワイヤレス通信システムがより混雑してきているので、通信事業者は容量を増大させるための方法を模索している。ワイヤレス通信システムのトラフィックもしくはシグナリングの一部をオフロードするための様々な手法には、スモールセルの使用、免許不要高周波スペクトル帯域の使用、または、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)の使用がある。別の手法には、ワイヤレス通信システムの容量を増やすための、NOMAダウンリンク送信のセットの送信がある。NOMAダウンリンク送信のセットの送信は、既存のシステムリソースを使用して容量を増やすことができる。容量を増大させるための手法の多くは、あるセルにおいて同時の通信との干渉を引き起こすことがある。ワイヤレス通信システムを通じたデータレートの向上を実現するためには、そのような干渉を軽減することが有益であり得る。
[0006] 本開示は、例えば、NOMAダウンリンク送信のセットのためのダウンリンク制御情報を送信および受信するための1つまたは複数の技法に関する。NOMAダウンリンク送信のセットは、例えば、第1のUEのための第1のダウンリンク送信および第2のUEのための第2のダウンリンク送信を含む、複数のUEのためのダウンリンク送信を含み得る。第2のダウンリンク送信によって使用されるリソース(例えば、リソースブロック)は、第1のダウンリンク送信によって使用されるリソースと、部分的にまたは完全に重複し得る。いくつかの例において、UEは、UEに対して意図されていないダウンリンク送信を打ち消すために、および、UEに対して意図されているダウンリンク送信の特定を可能にするために、NOMAダウンリンク送信のセットに対して1つまたは複数の干渉打消し動作を行い得る。NOMAダウンリンク送信のセットに対する干渉打消し動作を行うために、UEは、打ち消されるべきダウンリンク送信のためのパラメータを知る必要があり得る。
[0007] NOMAダウンリンク送信のセットを送信する前に、基地局は、NOMAダウンリンク送信のセット中のダウンリンク送信を有するUEの各々にダウンリンク制御情報を送信できる。本明細書で開示される技法は、第1のUEが少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信できるように、ダウンリンク制御情報が送信されることを可能にし、これによって、第1のUEが少なくとも第2のUEのためのダウンリンク送信に対するパラメータを取得することを可能にする。技法の第1のセットは、NOMAグループの定義を伴い、ここで、そのためのダウンリンク送信がNOMAグループに含まれ得るUEのグループが、グループ識別子を割り当てられる。NOMAダウンリンク送信のセットに含まれるダウンリンク送信のためのダウンリンク制御情報が次いで、グループ識別子を使用して送信され受信されてよく(例えば、グループ識別子を使用して符号化され復号されてよく)、それによって、グループ識別子の知識を有するあらゆるUEが、NOMAグループ中のあらゆるUEのダウンリンク制御情報を受信できる。技法の第2のセットは、そのためのダウンリンク送信がNOMAダウンリンク送信のセットに含まれるUEのためのダウンリンク制御情報を盲目的に検出することを伴う。技法の第3のセットは、少なくとも第2のUEの指示を、NOMAダウンリンク送信のセットに含まれるダウンリンク送信を有する第1のUEのためのダウンリンク制御情報に含めることを伴い、この第2のUEは、NOMAダウンリンク送信のセットに含まれるダウンリンク送信を有する。第1のUEは、少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するために、少なくとも第2のUEの指示を使用できる。技法の第4のセットは、第2のUEのためのダウンリンク制御情報の、NOMAダウンリンク送信のセットに含まれるダウンリンク送信を有する第1のUEへの転送を伴い、この第2のUEは、NOMAダウンリンク送信のセットに含まれるダウンリンク送信を有する。
[0008] 説明のための例の第1のセットでは、ワイヤレス通信のための方法が説明される。一構成において、方法は、第1のUEと少なくとも第2のUEとを含むNOMAグループと関連付けられるグループ識別子に少なくとも一部基づいて、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することを含み得る。方法はまた、第1のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信することを含み得る。
[0009] 方法のいくつかの例において、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することは、グループ識別子および第1のUEに割り当てられたUE識別子の決定論的な関数(deterministic function)に少なくとも一部基づいて、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することを含み得る。
[0010] いくつかの例において、方法は、基地局からグループ識別子を受信することを含み得る。いくつかの例において、グループ識別子は、ランダムアクセス手順の間に基地局から受信され得る。
[0011] 方法のいくつかの例において、第1のUEのためのダウンリンク制御情報は、第1のUEに割り当てられる第1のUE識別子を参照できる。いくつかの例において、方法は、第1のUE識別子に少なくとも一部基づいて、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を特定することを含み得る。いくつかの例において、方法は、NOMAダウンリンク送信のセットにおいて、第1のUE識別子に少なくとも一部基づいて第1のRNTIを使用して第1のUEのための第1のダウンリンク送信を特定することを含み得る。方法のいくつかの例において、第1のRNTIは、第1のUE識別子およびグループ識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づき得る。
[0012] いくつかの例において、方法は、NOMAグループと関連付けられるグループ識別子に少なくとも一部基づいて、少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することを含み得る。方法のいくつかの例において、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することは、グループ識別子および第2のUEに割り当てられた第2のUE識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づいて、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することを含み得る。いくつかの例において、方法は、NOMAグループと関連付けられるある範囲のUE識別子を受信することを含み得る。その範囲のUE識別子は、少なくとも第2のUE識別子を含み得る。
[0013] いくつかの例において、方法は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報および少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、干渉送信が第1のUEのためのダウンリンク送信と重複すると決定することを含み得る。いくつかの例では、方法は、少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、干渉送信に対する干渉打消し動作を行うことを含み得る。方法のいくつかの例において、少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報は、第2のUEに割り当てられる第2のUE識別子を参照できる。方法のいくつかの例において、干渉打消し動作は、第2のUE識別子に少なくとも一部基づいて、第2のRNTIを使用して行われ得る。方法のいくつかの例において、第2のRNTIは、第2のUE識別子およびグループ識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づき得る。方法のいくつかの例において、少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することは、グループ識別子に少なくとも一部基づいて、NOMAグループと関連付けられる全てのダウンリンク制御情報を受信することを含み得る。
[0014] 説明のための例の第2のセットでは、ワイヤレス通信のための装置が説明される。一構成において、装置は、第1のUEと少なくとも第2のUEとを含むNOMAグループのセットと関連付けられるグループ識別子に少なくとも一部基づいて、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するための手段を含み得る。装置はまた、第1のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するための手段を含み得る。いくつかの例において、装置はさらに、説明のための例の第1のセットに関して上で説明されたワイヤレス通信のための方法のうちの1つまたは複数の態様を実施するための手段を含み得る。
[0015] 説明のための例の第3のセットでは、ワイヤレス通信のための別の装置が説明される。一構成において、装置は、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含み得る。プロセッサは、第1のUEと少なくとも第2のUEとを含むNOMAグループのセットと関連付けられるグループ識別子に少なくとも一部基づいて、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するように構成され得る。プロセッサはまた、第1のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するように構成され得る。いくつかの例において、プロセッサはさらに、説明のための例の第1のセットに関して上で説明されたワイヤレス通信のための方法のうちの1つまたは複数の態様を実施するように構成され得る。
[0016] 説明のための例の第4のセットでは、プロセッサによって実行可能な命令を記憶するためのコンピュータ可読媒体が説明される。一構成において、コンピュータ可読媒体は、第1のUEと少なくとも第2のUEとを含むNOMAグループのセットと関連付けられるグループ識別子に少なくとも一部基づいて、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するための命令を含み得る。コンピュータ可読媒体はまた、第1のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するための命令を含み得る。いくつかの例において、コンピュータ可読媒体はまた、説明のための例の第1のセットに関して上で説明されたワイヤレス通信のための方法のうちの1つまたは複数の態様を実施するための命令を含み得る。
[0017] 説明のための例の第5のセットでは、ワイヤレス通信のための別の方法が説明される。一構成において、方法は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することを含んでよく、第1のUEのためのダウンリンク制御情報は少なくとも第2のUEの指示を含む。方法はまた、少なくとも第2のUEの指示に少なくとも一部基づいて、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することと、第1のUEのためのダウンリンク制御情報および第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信することとを含み得る。
[0018] 方法のいくつかの例において、少なくとも第2のUEの指示は第2のUEの指示を含んでよく、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することは、第2のUEの指示に少なくとも一部基づいて、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することを含み得る。
[0019] いくつかの例において、方法は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報および少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、干渉送信が第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複すると決定することを含み得る。これらの例において、方法はまた、少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、干渉送信に対する干渉打消し動作を行うことを含み得る。
[0020] 方法のいくつかの例において、少なくとも第2のUEの指示は、第2のUEと関連付けられるRNTIを含み得る。方法のいくつかの例において、少なくとも第2のUEの指示は、第1のUEとともにNOMAグループにおいて動作するように構成され得る他のUEのセットと関連付けられるインデックスを含み得る。いくつかの例において、方法は、インデックスに少なくとも一部基づいて、第2のUEと関連付けられるRNTIを決定することを含み得る。
[0021] 説明のための例の第6のセットでは、ワイヤレス通信のための別の装置が説明される。一構成において、装置は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するための手段を含み得る。第1のUEのためのダウンリンク制御情報は、少なくとも第2のUEの指示を含み得る。装置はまた、少なくとも第2のUEの指示に少なくとも一部基づいて、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するための手段と、第1のUEのためのダウンリンク制御情報および第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するための手段とを含み得る。いくつかの例において、装置はさらに、説明のための例の第5のセットに関して上で説明されたワイヤレス通信のための方法のうちの1つまたは複数の態様を実施するための手段を含み得る。
[0022] 説明のための例の第7のセットでは、ワイヤレス通信のための別の装置が説明される。一構成において、装置は、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含み得る。プロセッサは、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するように構成され得る。第1のUEのためのダウンリンク制御情報は、少なくとも第2のUEの指示を含み得る。プロセッサはまた、少なくとも第2のUEの指示に少なくとも一部基づいて、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信し、第1のUEのためのダウンリンク制御情報および第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するように構成され得る。いくつかの例において、プロセッサはさらに、説明のための例の第5のセットに関して上で説明されたワイヤレス通信のための方法のうちの1つまたは複数の態様を実施するように構成され得る。
[0023] 説明のための例の第8のセットでは、プロセッサによって実行可能な命令を記憶するための別のコンピュータ可読媒体が説明される。一構成において、コンピュータ可読媒体は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するための命令を含み得る。第1のUEのためのダウンリンク制御情報は、少なくとも第2のUEの指示を含み得る。コンピュータ可読媒体はまた、少なくとも第2のUEの指示に少なくとも一部基づいて、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するための命令と、第1のUEのためのダウンリンク制御情報および第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するための命令とを含み得る。いくつかの例において、コンピュータ可読媒体はまた、説明のための例の第5のセットに関して上で説明されたワイヤレス通信のための方法のうちの1つまたは複数の態様を実施するための命令を含み得る。
[0024] 説明のための例の第9のセットでは、ワイヤレス通信のための別の方法が説明される。一構成において、方法は、第1のUEにおいて、第1のUEと関連付けられる少なくとも1つの制御チャネル要素を受信することを含み得る。少なくとも1つの制御チャネル要素は、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含み得る。方法はまた、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信することを含み得る。
[0025] 方法のいくつかの例において、少なくとも1つの制御チャネル要素を受信することは、第1のUEと関連付けられる単一の制御チャネル要素を受信することを含み得る。単一の制御チャネル要素は、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含み得る。
[0026] 方法のいくつかの例において、少なくとも1つの制御チャネル要素を受信することは、第1のUEと関連付けられる第1の制御チャネル要素を受信することと、第1の制御チャネル要素は第1のUEのためのダウンリンク制御情報を含む、第1のUEと関連付けられる少なくとも第2の制御チャネル要素を受信することと、少なくとも第2の制御チャネル要素は少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含む、を含み得る。
[0027] いくつかの例において、方法は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報および少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、干渉送信が第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複すると決定することを含み得る。方法はまた、少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、干渉送信に対する干渉打消し動作を行うことを含み得る。方法のいくつかの例において、少なくとも1つの制御チャネル要素を受信することは、第2のUEと関連付けられるUE識別子を受信することを含んでよく、干渉送信に対して干渉打消し動作を行うことはさらに、UE識別子に少なくとも一部基づいてよい。方法のいくつかの例において、UE識別子は、第2のUEと関連付けられるRNTIを含んでよく、干渉送信に対して干渉打消し動作を行うことは、UE識別子と関連付けられるRNTIを使用して干渉送信を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、巡回冗長検査(CRC)スクランブル解除する))ことを含み得る。
[0028] 説明のための例の第10のセットでは、ワイヤレス通信のための別の装置が説明される。一構成において、装置は、第1のUEにおいて、第1のUEと関連付けられる少なくとも1つの制御チャネル要素を受信するための手段を含み得る。少なくとも1つの制御チャネル要素は、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含み得る。装置はまた、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信することを含み得る。いくつかの例において、装置は、説明のための例の第9のセットに関して上で説明されたワイヤレス通信のための方法のうちの1つまたは複数の態様を実施するための手段をさらに含み得る。
[0029] 説明のための例の第11のセットでは、ワイヤレス通信のための別の装置が説明される。一構成において、装置は、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含み得る。プロセッサは、第1のUEにおいて、第1のUEと関連付けられる少なくとも1つの制御チャネル要素を受信するように構成され得る。少なくとも1つの制御チャネル要素は、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含み得る。プロセッサはまた、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するように構成され得る。いくつかの例において、プロセッサはさらに、説明のための例の第9のセットに関して上で説明されたワイヤレス通信のための方法のうちの1つまたは複数の態様を実施するように構成され得る。
[0030] 説明のための例の第12のセットでは、プロセッサによって実行可能な命令を記憶するための別のコンピュータ可読媒体が説明される。一構成において、コンピュータ可読媒体は、第1のUEにおいて、第1のUEと関連付けられる少なくとも1つの制御チャネル要素を受信するための命令を含み得る。少なくとも1つの制御チャネル要素は、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含み得る。コンピュータ可読媒体はまた、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するための命令を含み得る。いくつかの例において、コンピュータ可読媒体はまた、説明のための例の第9のセットに関して上で説明されたワイヤレス通信のための方法のうちの1つまたは複数の態様を実施するための命令を含み得る。
[0031] 上では、以下の発明を実施するための形態がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点をかなり広範に概説した。追加の特徴および利点が以下で説明される。開示される概念および具体例は、本開示の同じ目的を遂行するための他の構造を修正または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示される概念の特徴、それらの構成と動作の方法の両方は、関連する利点と一緒に、添付の図にとともに考慮されると、以下の説明からより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明のみのために提供され、特許請求の範囲の限定を定めるものとして提供されるのではない。
[0032] 本発明の本質および利点のさらなる理解は、以下の図面を参照することによって実現され得る。添付の図において、同様のコンポーネントまたは特徴は、同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々なコンポーネントは、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様のコンポーネントを区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様のコンポーネントのいずれの1つにも適用可能である。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムの例を示す図。
本開示の様々な態様による、基地局と、第1のUEと、第2のUEとの間のメッセージフローを示す図。
本開示の様々な態様による、基地局と、第1のUEと、第2のUEとの間のメッセージフローを示す図。
本開示の様々な態様による、基地局と、第1のUEと、第2のUEとの間のメッセージフローを示す図。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのUEのブロック図。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための基地局(例えば、eNBの一部または全てを形成する基地局)のブロック図。
本開示の様々な態様による、基地局とUEとを含む多入力/多出力(MIMO)通信システムのブロック図。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の例を示すフローチャート。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の例を示すフローチャート。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の例を示すフローチャート。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の例を示すフローチャート。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の例を示すフローチャート。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の例を示すフローチャート。
本開示の様々な態様による、様々なワイヤレスデバイスによる送信が様々な他のワイヤレスデバイスによる送信の受信と干渉し得る、ワイヤレス通信システムを示す図。
本開示の様々な態様による、LTE(登録商標)システムにおいて通信のフレームのために使用される様々なTDDアップリンク−ダウンリンク(UL/DL)構成(例えば、構成0、1、2、3、4、5、および6)の表を示す図。
本開示の様々な態様による、免許不要高周波スペクトル帯域を使用する様々なシナリオの下でLTE/LTE−Aが展開され得る、ワイヤレス通信システムを示す図。
本開示の様々な態様による、第1のUEと、第2のUEと、基地局との間のメッセージフローを示す図。
本開示の様々な態様による、第1のUEと、第2のUEと、第1の基地局と、第2の基地局との間のメッセージフローを示す図。
本開示の様々な態様による、第1のUEと、第2のUEと、第1の基地局と、第2の基地局との間のメッセージフローを示す図。
本開示の様々な態様による、第1のUEと、第2のUEと、第1の基地局と、第2の基地局との間のメッセージフローを示す図。
本開示の様々な態様による、第1のUEと、第2のUEと、第1の基地局と、第2の基地局との間のメッセージフローを示す図。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのワイヤレス装置のブロック図。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのワイヤレス装置のブロック図。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのワイヤレス装置のブロック図。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのワイヤレス装置のブロック図。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのUEのブロック図。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための基地局(例えば、eNBの一部または全てを形成する基地局)のブロック図。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の例を示すフローチャート。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の例を示すフローチャート。
詳細な説明
[0068] NOMAダウンリンク送信のセットのためのダウンリンク制御情報を送信および受信するための技法が説明される。いくつかの例において、基地局(例えば、enhanced Node B(eNB)を含む基地局)またはUEは、ワイヤレス通信システム内で動作し、基本変調レイヤと、基本変調レイヤ上で変調される増強変調レイヤとの両方の上で、ワイヤレス通信を送信または受信するように構成され得る。従って、同時の非直交のデータストリームが、同じまたは異なるUEに提供されることがあり、各変調レイヤは、具体的な展開またはチャネル条件に基づいて選択され得るコンテンツを送信するために使用され得る。そのような同時の非直交のデータストリームは、NOMA送信のセットと呼ばれることがあり、ダウンリンク送信の場合、NOMA送信のセットは、NOMAダウンリンク送信のセットと呼ばれ得る。様々な干渉軽減技法が、セル内から受信される干渉信号を補償するために実施され得る。
[0069] いくつかの例では、NOMAダウンリンク送信のセットが、階層的変調を通じて基地局からUEに提供されてよく、階層的変調では、第1のコンテンツが基本変調レイヤ上での送信のために選択されてよく、異なるコンテンツが増強変調レイヤ上での送信のために選択されてよい。基本変調レイヤコンテンツが基本変調レイヤ上に変調されてよく、次いで、増強レイヤコンテンツが増強変調レイヤ上に変調されてよい。増強変調は、基本変調レイヤ上に重畳され、1つまたは複数のUEに送信され得る。いくつかの例において、UEは、同様の方式で、複数の階層的レイヤを基地局に送信できる。
[0070] 基本変調レイヤと増強変調レイヤの両方を受信するUEは、基本変調レイヤ上で受信されるコンテンツを復号し、次いで、基本変調レイヤの信号を打ち消すために干渉打消しを行い得る。UEは次いで、増強変調レイヤ上で受信されるコンテンツを復号できる。
[0071] いくつかの例において、基本変調レイヤは、送信成功の確率がより高い送信をサポートでき、基本変調レイヤは、誤り閾値が比較的低いコンテンツを送信するために使用され得る。いくつかの例において、増強変調レイヤは、送信成功の確率が比較的低い送信をサポートでき、誤り閾値が比較的高いコンテンツの送信のために使用され得る。
[0072] NOMAダウンリンク送信のセット中の複数のダウンリンク送信が同じリソースの一部または全てを共有する(例えば、部分的または完全に重複するリソースブロックを有する)とき、UEは、UEに対して意図されるダウンリンク送信のうちの1つを特定するために、NOMAダウンリンク送信のセットに含まれる1つまたは複数のダウンリンク送信に対して干渉打消し動作を行い得る。NOMAダウンリンク送信のセットに対する干渉打消し動作を行うために、UEは、打ち消されるべきダウンリンク送信のためのパラメータを知る必要があり得る。これらのパラメータは、ダウンリンク送信のためのダウンリンク制御情報から取得され得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)またはenhanced PDCCH(ePDCCH)に含まれ得る。
[0073] 以下の説明は例を提供するものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、議論される要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な例は、適宜、様々な手順またはコンポーネントを省略し、置換し、または追加し得る。例えば、説明される方法は、説明される順序とは異なる順序で行われることがあり、様々なステップが追加され、省略され、または組み合わされることがある。また、いくつかの例に関して説明される特徴は、他の例においては組み合わされることがある。
[0074] 図1は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム100のブロック図を示す。ワイヤレス通信システム100は、複数の基地局105(例えば、1つまたは複数のeNBの一部または全てを形成する基地局)と、いくつかのUE115と、コアネットワーク130とを含み得る。基地局105のいくつかは、様々な例ではコアネットワーク130または基地局105のうちのいくつかの基地局の一部であり得る、基地局コントローラ(図示されず)の制御下でUE115と通信し得る。基地局105のいくつかは、バックホール132を通じてコアネットワーク130と制御情報またはユーザデータを通信し得る。いくつかの例において、基地局105のうちのいくつかは、有線またはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134を通じて、互いに直接または間接的に通信し得る。ワイヤレス通信システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートでき得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に、変調された信号を送信できる。例えば、各通信リンク125は、様々な無線技術に従って変調されたマルチキャリア信号であり得る。各々の変調された信号は、異なるキャリア上で送られてよく、制御情報(例えば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。
[0075] 基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介して、UE115とワイヤレスに通信できる。基地局105の各々は、それぞれのカバレッジエリア110に通信カバレッジを与え得る。いくつかの例において、基地局105は、アクセスポイント、基地局装置(BTS:base transceiver station)、無線基地局、無線送受信機、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、NodeB、evolved NodeB(eNB)、Home NodeB、Home eNodeB、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることがある。基地局105のためのカバレッジエリア110は、カバレッジエリアの一部分だけを構成するセクタに分割され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(例えば、マクロ基地局、マイクロ基地局、またはピコ基地局)を含み得る。基地局105はまた、セルラーまたはWLAN無線アクセス技術などの様々な無線技術を利用し得る。基地局105は、(例えば、本明細書では総称的に「事業者」と呼ばれる)同じまたは異なるアクセスネットワークまたは事業者展開と関連付けられ得る。同じもしくは異なるタイプの基地局105のカバレッジエリアを含み、同じもしくは異なる無線技術を利用し、または、同じもしくは異なるアクセスネットワークに属する、異なる基地局105のカバレッジエリアが重複することがある。
[0076] いくつかの例において、ワイヤレス通信システム100は、LTE/LTE−A通信システム(またはネットワーク)を含み得る。LTE/LTE−A通信システムにおいて、evolved NodeBまたはeNBという用語は、例えば、基地局105の複数またはグループを記述するために使用され得る。いくつかの例において、ワイヤレス通信システム100は、NOMAダウンリンク送信のセットの送信をサポートするLTE/LTE−A通信システムなどの、階層的変調と干渉打消しとをサポートするLTE/LTE−A通信システムを含み得る。いくつかの例において、ワイヤレス通信システム100は、LTE/LTE−Aとは異なる1つまたは複数のアクセス技術を使用して、ワイヤレス通信をサポートできる。
[0077] ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105が様々な地理的領域にカバレッジを与える、異種LTE/LTE−Aネットワークであってよく、またはそれを含んでよい。例えば、各基地局105は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、または他のタイプのセルのための通信カバレッジを与え得る。ピコセル、フェムトセル、または他のタイプのセルなどのスモールセルは、低電力ノードまたはLPNを含み得る。マクロセルは、例えば、比較的大きい地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、例えば、比較的より小さい地理的エリアをカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。また、フェムトセルは、例えば、比較的小さい地理的エリア(例えば、自宅)をカバーし、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連を有するUE(例えば、限定加入者グループ(CSG)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスも与え得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeNBは、ピコeNBと呼ばれることがある。また、フェムトセルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数の(例えば、2つ、3つ、4つなどの)セルをサポートし得る。
[0078] コアネットワーク130は、バックホール132(例えば、S1アプリケーションプロトコルなど)を介して基地局105と通信し得る。基地局105はまた、例えば、バックホールリンク134(例えば、X2アプリケーションプロトコルなど)を介して、またはバックホール132を介して(例えば、コアネットワーク130を通じて)直接または間接的に互いと通信し得る。ワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートできる。同期動作の場合、eNBは同様のフレームタイミングまたはゲーティングタイミングを有してよく、異なるeNBからの送信は概ね時間的に揃えられてよい。非同期動作の場合、eNBは異なるフレームタイミングまたはゲーティングタイミングを有してよく、異なるeNBからの送信は時間的に揃えられないことがある。
[0079] UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散していることがある。UE115は、当業者によって、モバイルデバイス、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。UE115は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、時計または眼鏡などのウェアラブルアイテム、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UE115は、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどと通信することが可能であり得る。UE115はまた、セルラーもしくは他のWWANアクセスネットワーク、またはWLANアクセスネットワークなどの、異なるタイプのアクセスネットワークを通じて通信することが可能であり得る。UE115とのいくつかの通信モードでは、複数の通信リンク125またはチャネル(すなわち、コンポーネントキャリア)を通じて通信が行われてよく、各チャネルはUE115といくつかのセル(例えばサービングセル、これはいくつかの場合には同じまたは異なる基地局105によって運用され得る)のうちの1つとの間のコンポーネントキャリアを使用する。
[0080] ワイヤレス通信システム100に示される通信リンク125は、アップリンク(UL)通信(例えば、UE115から基地局105への送信)を搬送するための(コンポーネントキャリアを使用した)アップリンクチャネルまたはダウンリンク(DL)通信(例えば、基地局105からUE115への送信)を搬送するための(コンポーネントキャリアを使用した)ダウンリンクチャネルを含み得る。UL通信または送信は、逆方向リンク通信または送信と呼ばれることもあり、DL通信または送信は、順方向リンク通信または送信と呼ばれることもある。いくつかの例では、1つまたは複数のダウンリンクチャネルが、NOMAダウンリンク送信のセットを搬送し得る。
[0081] 基地局105および/またはUE115の、互いに対するおよび/または他の物体に対する近接度によっては、あるワイヤレスデバイス(例えば、基地局105またはUE115)の送信が、別のワイヤレスデバイス(例えば、別の基地局またはUE115)における送信の受信と干渉することがある。干渉のシナリオの例が、図2を参照して説明される。この干渉をなくすために、第1のワイヤレスデバイスは、第2のワイヤレスデバイスによる、または第2のワイヤレスデバイスへの干渉送信を特定して打ち消すために、少なくとも第2のワイヤレスデバイスのために受信される制御情報を使用できる。制御情報は、第2のワイヤレスデバイスが属するグループと関連付けられる干渉グループ識別子を使用して受信され得る。
[0082] いくつかの例において、NOMAダウンリンク送信のセットに含まれるダウンリンク送信を有する第1のUEにおける、NOMAダウンリンク送信のセットに含まれるダウンリンク送信を有する少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報の受信は、NOMAグループの確立によって容易にされ(facilitated)得る。いくつかの例において、基地局は、場合によってはNOMAの方式でサービスされることがあるアクティブUEのセットとして、NOMAグループを定義できる。いくつかの例において、NOMAグループは最大で256個のUEを含み得る。他の例において、NOMAグループはより多数または少数のUEを含み得る。同じNOMAグループの中にあるUEの間で、(例えば、基本変調レイヤおよび増強変調レイヤを通じたダウンリンク送信のための)UEのNOMAペアリングが行われる。いくつかの例において、基地局は複数のNOMAグループを定義できる。異なるNOMAグループに属するUEへの送信は、直交していることがあり、リソースを共有しないことがある。NOMAグループは、グループ識別子によって識別され得る。いくつかの例において、グループ識別子は、グループ無線ネットワーク一時識別子(RNTI:radio network temporary identifier)を含み得る。NOMAグループ中のUEに送信されるダウンリンク制御情報(またはPDCCHまたはePDCCH)の全てが、NOMAグループのグループ識別子(例えば、グループRNTI)を使用して符号化され得る(例えば、スクランブルされ得る(例えば、巡回冗長検査(CRC)スクランブルされ得る))。結果として、NOMAグループのグループ識別子を知っているNOMAグループ中の任意のUEが、NOMAグループ中の任意の他のUEのためのダウンリンク制御情報(またはPDCCHまたはePDCCH)を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことができる。これは、UEのためのダウンリンク制御情報が符号化される(例えば、UEの識別子(例えば、UE識別子)を使用してスクランブルされる(例えば、CRCスクランブルされる))、現在のLTE/LTE−A通信システムにおけるダウンリンク制御情報の送信の方法とは異なる。図2は、UEにおけるダウンリンク制御情報の受信を容易にするために、NOMAグループがどのように使用され得るかの例を与える。
[0083] 図2は、本開示の様々な態様による、基地局205と、第1のUE215と、第2のUE215−aとの間のメッセージフロー200を示す。いくつかの例において、基地局205は、図1を参照して説明された基地局105のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。いくつかの例において、第1のUE215または第2のUE215−aは、図1を参照して説明されたUE115のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。いくつかの例では、第1のUE215、第2のUE215−a、およびいくつかの例では他のUE(図示されず)の各々が、NOMAグループのメンバーであり得る。少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて、基地局205、第1のUE215、または第2のUE215−aとの間でメッセージが送信され得る。
[0084] 図2に示されるように、基地局205は、NOMAグループ中のUEの各々にそれぞれのUE識別子を送信できる。例えば、基地局205は、第1のUE識別子220を第1のUE215に送信し、第2のUE識別子225を第2のUE215−aに送信できる。第1のUE識別子220は第1のUE215を識別でき、第2のUE識別子325は第2のUE315−aを識別できる。いくつかの例において、基地局205は、NOMAグループと関連付けられるある範囲のUE識別子を送信できる。第1のUE215に送信されるある範囲のUE識別子は、例えば、第2のUE識別子225を含んでよく、第2のUE215−aに送信されるある範囲のUE識別子は、例えば第1のUE識別子220を含んでよい。いくつかの例では、第1のUE215と第2のUE215−aとを含むNOMAグループ中のUEの各々が、そのUE識別子を基地局205に送信できる。
[0085] 基地局205はまた、NOMAグループ中のUEの各々に(例えば、第1のUE215および第2のUE215−aに)グループ識別子230を送信できる。いくつかの例において、グループ識別子は、ランダムアクセス手順の間に、第1のUE215および第2のUE215−aに送信され得る。いくつかの例において、グループ識別子230はグループRNTIを含み得る。
[0086] 基地局205はさらに、NOMAグループ中のUEの各々に(例えば、第1のUE215および第2のUE215−aに)ダウンリンク制御情報235を送信できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報235は、基地局205と、NOMAグループ中のUEのうちの1つまたは複数との間の、ワイヤレス通信のサブフレームのために送信され得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報235は、サブフレームの初めに送信され得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報235は、PDCCHまたはePDCCHにおいて送信され得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報235は、基地局205がサブフレームの間にそこへダウンリンク送信を送信することを意図する、NOMAグループ中のUEの各々のための、ダウンリンク制御情報を含み得る。所与のサブフレームにおいて、基地局205は、ダウンリンク送信を、NOMAグループ中のUEの全てに送信し、一部に送信し、またはいずれにも送信しないことがある。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報235は、グループ識別子230を使用してスクランブルされ得る(例えば、CRCスクランブルされ得る)。
[0087] ブロック240で、第1のUE215は、ダウンリンク制御情報235を受信し、ダウンリンク制御情報235が対応するUEを決定できる。いくつかの例において、UEのために受信されるダウンリンク制御情報は、グループ識別子に少なくとも一部基づいて受信され得る。例えば、第1のUEのためのダウンリンク制御情報は、グループ識別子を使用して復号されてよく(例えば、スクランブル解除されてよく(例えば、CRCスクランブル解除されてよく))、第2のUEのためのダウンリンク制御情報は、グループ識別子を使用して復号されてよい(例えば、スクランブル解除されてよい(例えば、CRCスクランブル解除されてよい))。いくつかの例において、UEのために受信されるダウンリンク制御情報は、グループ識別子およびUE識別子の決定論的な関数(例えば、排他的論理和(XOR))に少なくとも一部基づいて受信され得る。例えば、第1のUEのためのダウンリンク制御情報は、グループ識別子および第1のUE識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づいて復号されてよく(例えば、スクランブル解除されてよく(例えば、CRCスクランブル解除されてよく))、第2のUEのためのダウンリンク制御情報は、グループ識別子および第2のUE識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づいて復号されてよい(例えば、スクランブル解除されてよい(例えば、CRCスクランブル解除されてよい))。
[0088] UEのためのダウンリンク制御情報がグループ識別子230を使用してスクランブルされる例において、ブロック240での動作は、グループ識別子230を使用してダウンリンク制御情報235を復号する(スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことと、ダウンリンク制御情報235が対応するUEを決定することとを含み得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報235は、それがあるUEのUE識別子を参照する(例えば、含む)とき、そのUEに対応するものと決定され得る。あるUEのためのダウンリンク制御情報がグループ識別子230およびUE識別子の決定論的な関数を使用してスクランブルされる例において、ブロック240での動作は、グループ識別子とUE識別子とを使用するUEのためのダウンリンク制御情報を復号する(スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことと、UEのためのダウンリンク制御情報をスクランブル解除するための能力に少なくとも一部基づいて、ダウンリンク制御情報235がUEに対応すると決定することとを含み得る。ダウンリンク制御情報235が第1のUE215のためのダウンリンク制御情報を含まないと第1のUE215が決定するとき、第1のUE215は、(例えば、基地局205とNOMAグループ中のUEのうちの1つまたは複数との間のワイヤレス通信の現在のサブフレームのための)ブロック245、250、260、または265でのいずれの動作も行わなくてよい。ダウンリンク制御情報235が第1のUE215のためのダウンリンク制御情報を含むと第1のUE215が決定するとき、第1のUE215は、例えば、送信フォーマット、データレート、ランク、変調およびコーディング方式(MCS)、または、第1のUE215のための第1のダウンリンク送信(例えば、第1のPDSCH送信)のためのハイブリッド自動再送要求(HARQ)情報を決定するために、第1のUE215のためのダウンリンク制御情報を処理できる。第1のダウンリンク送信は、NOMAダウンリンク送信255のセットの一部として受信され得る。ダウンリンク制御情報235が、第2のUE215−aまたはNOMAグループ中の他のUEのためのダウンリンク制御情報を含むと、第1のUE215が決定するとき、第1のUE215は、ダウンリンク制御情報235において表されるUEの各々のためのダウンリンク制御情報を処理できる。
[0089] ブロック245で、第1のUE215は、第1のUEのための第1のダウンリンク送信に対応する第1のRNTIを決定できる。第1のRNTIは、第1のUE識別子220に少なくとも一部基づいて決定され得る。いくつかの例において、第1のRNTIは、第1のUE識別子220およびグループ識別子230の決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づいて決定され得る。第1のUE215はまた、第2のUEのための第2のダウンリンク送信に対応する第2のRNTI、または、ダウンリンク制御情報235において表される各UEのための各ダウンリンク送信に対応するそれぞれのRNTIを決定できる。
[0090] ブロック250で、第1のUE215は、第1のUE215のためのダウンリンク制御情報、第2のUE215−aのためのダウンリンク制御情報、または、ダウンリンク制御情報235において表される各UEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複する干渉送信があるかどうか(例えば、第1のUE215における第1のダウンリンク送信の受信と干渉し得る送信があるかどうか)を決定できる。いくつかの例において、干渉送信は、第2のUEのための第2のダウンリンク送信を含み得る。いくつかの例において、干渉送信は、ダウンリンク制御情報235において表される、第1のUE215以外のいくつかのUEの各々のためのダウンリンク送信を含み得る。干渉送信がないと第1のUE215が決定するとき、第1のUE215は、(例えば、基地局205とNOMAグループ中のUEのうちの1つまたは複数との間のワイヤレス通信の現在のサブフレームのための)ブロック260または265でのいずれの動作も行わなくてよい。
[0091] ダウンリンク制御情報235の送信の後の(およびいくつかの例では、直後の)何らかの時点において、基地局205は、NOMAダウンリンク送信255のセットを送信できる。NOMAダウンリンク送信255のセットは、第1のUE215と第2のUE215−aとを含む、NOMAグループ中のUEの各々によって受信され得る。いくつかの例において、NOMAダウンリンク送信255のセットは、第1のUE215のためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUE215において受信され得る。いくつかの例において、NOMAダウンリンク送信255のセットはまた、ダウンリンク制御情報235において表される第2のUE215−aまたは他のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUE215において受信され得る。
[0092] ブロック260では、干渉送信があるとブロック245で決定すると、第1のUE215は、干渉送信に対する干渉打消し動作(例えば、コードワードレベル干渉打消し(CWIC:codeword-level interference cancellation)またはシンボルレベル干渉打消し(SLIC:symbol-level interference cancellation)動作)を行い得る。干渉打消し動作は、あるUEのための受信されたダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、そのUEに対応する干渉送信に対して行われ得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、あるUEのためのUE識別子に少なくとも一部基づいて、そのUEに対応する干渉送信を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことを含み得る。例えば、第2のUE215−aに対応する干渉送信は、第2のUE215−aと関連付けられる第2のUE識別子225(またはRNTI)に少なくとも一部基づいて、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る)。いくつかの例において、第1のUE215は、ダウンリンク制御情報がダウンリンク制御情報235において提供される対象である、第1のUE215以外の各UEのための干渉打消し動作を行い得る。
[0093] ブロック265で、第1のUE215は、第1のUE215のための第1のダウンリンク送信を、NOMAダウンリンク送信255のセットにおいて特定できる。第1のUE215のための第1のダウンリンク送信は、第1のUE識別子220(例えば、第1のRNTI)を使用して特定され得る。いくつかの例において、第1のUE215のための第1のダウンリンク送信を特定することは、第1のUE識別子220に少なくとも一部基づいて、第1のUE215のための第1のダウンリンク送信を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことを含み得る。
[0094] 図2を参照して説明されたメッセージフローの一例において、グループ識別子230は0x800という値を有することがあり、第1のUE識別子220は0x01という値を有することがあり、第2のUE識別子225は0x02という値を有することがある。第1のUE215と第2のUE215−aの両方が基地局205によってNOMA方式でサービスされ、両方のUEに(例えば、第1のUE215および第2のUE215−aに)全てのリソースブロックが割り当てられる、通信のサブフレームでは、PDCCH1が、第1のUE215に割り当てられ、グループ識別子230(例えば、0x8000)を用いてスクランブルされてよく、PDCCH2が、第2のUE215−aに割り当てられ、グループ識別子230(例えば、0x8000)を用いてスクランブルされてよい。また、0x8001(XOR(0x8000,0x01))という値を有するRNTIを用いてスクランブルされるPDSCH1が第1のUE215に送信されてよく、0x8002(XOR(0x8000,0x02))という値を有するRNTIを用いてスクランブルされるPDSCH2が第2のUE215−aに送信されてよい。第1のUE215において様々な送信を受信すると、第1のUE215は、グループ識別子(0x8000)を使用してPDCCH1とPDCCH2の両方を受信できる。PDCCH1が第1のUE215のためのものであると決定すると、第1のUE215は、PDSCH1によって使用されるリソースブロックと重複するリソースブロックをPDSCH2が使用するかどうかを決定するために、PDCCH2を確認できる。PDSCH1およびPDSCH2に割り当てられるリソースブロックが重複すると決定すると、第1のUE215は、PDCCH1から得られたパラメータを使用してPDSCH1を復号し、PDCCH2から得られたパラメータを使用してPDSCH2を復号できる。第1のUE215は次いで、PDSCH2に対して干渉打消し動作を行え、これによって、第1のUE215がPDSCH1を特定することを可能にする。
[0095] いくつかの例において、NOMAダウンリンク送信のセットに含まれるダウンリンク送信を有する第1のUEにおける、NOMAダウンリンク送信のセットに含まれるダウンリンク送信を有する少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報の受信は、第2のUEに送信されるダウンリンク制御情報のブラインド検出によって容易にされ得る。この手法では、第2のUEに送信されるダウンリンク制御情報を検出するのを何かが助けるのであれば、第1のUEに送信されるダウンリンク制御はほとんど何ももたらさないと見なされ得る。第1のUEが行うブラインド検出の数を制限するために、基地局は、NOMA送信の集約レベルを4などのある数に制限できる。基地局はさらに、または代替的に、第1のUEが第2のUEに送信されるダウンリンク制御情報を受信するのを助けるために、第2のUEに送信されるダウンリンク制御情報の電力を調整できる。第1のUEは、いくつかの例では、第2のUEのためのダウンリンク制御情報が送信されたかどうかを決定するために、1つまたは複数の制御チャネル要素上のエネルギーを検出できる。第2のUEのためのダウンリンク制御情報がブラインド検出された後で、第1のUEは、ダウンリンク制御情報からRNTIを復元することを試み得る。いくつかの例において、第1のUEは、第2のUEのためのダウンリンク制御情報の位置(または第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含むPDCCHまたはePDCCHの位置)が復元されたRNTIに対する検索空間の中に位置するかどうかを決定できる。位置しない場合、ブラインド検出されたダウンリンク制御情報は、誤った警告であると見なされ得る。位置する場合、第1のUEは、ダウンリンク制御情報を復号し、変調次数などの情報が一致するかどうかを決定できる。いくつかの例では、検出されたダウンリンク制御情報に対する事後確率が低すぎる場合、誤った警告が出され得る。
[0096] 図3は、本開示の様々な態様による、基地局305と、第1のUE315と、第2のUE315−aとの間のメッセージフロー300を示す。いくつかの例において、基地局305は、図1を参照して説明された基地局105のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。いくつかの例において、第1のUE315または第2のUE315−aは、図1を参照して説明されたUE115のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。いくつかの例では、第1のUE315、第2のUE315−a、およびいくつかの例で他のUE(図示されず)の各々が、NOMA方式で(例えば、NOMAグループ自体が定義されるかどうかとは無関係に、NOMAグループとして)サービスされ得る。少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて、基地局305、第1のUE315、または第2のUE315−aとの間でメッセージが送信され得る。
[0097] 図3に示されるように、基地局305は、NOMAグループ中のUEの各々にそれぞれのUE識別子を送信できる。例えば、基地局305は、第1のUE識別子320(例えば、第1のRNTI)を第1のUE315に送信し、第2のUE識別子325(例えば、第2のRNTI)を第2のUE315−aに送信できる。第1のUE識別子320は第1のUE315を識別でき、第2のUE識別子325は第2のUE315−aを識別できる。他の例では、第1のUE315と第2のUE315−aとを含む、NOMAグループ中のUEの各々が、自身のUE識別子を基地局305に送信できる。
[0098] 基地局305はさらに、NOMAグループ中のUEのうちの1つまたは複数に(例えば、第1のUE315および第2のUE315−aに)ダウンリンク制御情報330を送信できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報330は、基地局305と、NOMAグループ中のUEのうちの1つまたは複数との間の、ワイヤレス通信のサブフレームのために送信され得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報330は、サブフレームの初めに送信され得る。
[0099] いくつかの例において、ダウンリンク制御情報330は、第1のUE315のための、第1のPDCCHまたは第1のePDCCHなどのダウンリンク制御情報を含み得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報330は、第2のUE315−aのための第2のPDCCHまたは第2のePDCCHなどの、NOMAグループ中の他のUEのためのダウンリンク制御情報を含み得る。いくつかの例において、あるUEのためのPDCCHまたはePDCCHは、ダウンリンク制御情報が送信される対象である少なくとも1つの他のUEの指示を含み得る。例えば、ダウンリンク制御情報330が第1のUE315および少なくとも第2のUE315−aのためのダウンリンク制御情報を含むとき、第1のUE315のためのダウンリンク制御情報は、少なくとも第2のUE315−a(例えば、第2のUE315−aと関連付けられる第2のRNTI)の指示を含んでよく、または、第2のUE315のためのダウンリンク制御情報は、少なくとも第1のUE315(例えば、第1のUE315と関連付けられる第1のRNTI)の指示を含んでよい。他の例において、あるUEのためのPDCCHまたはePDCCHは、そのUEとともにNOMAグループにおいて動作するように構成され得る他のUEのセットと関連付けられるインデックスを含み得る。例えば、第1のUE315のための第1のPDCCHまたは第1のePDCCHは、第1のUE315とともにNOMAグループにおいて動作するように構成され得る、第2のUE315−aを含む他のUEのセットと関連付けられるインデックスを含み得る。
[0100] ブロック335で、第1のUE315は、第1のUE315のためのダウンリンク制御情報を受信できる。いくつかの例において、第1のUE315のためのダウンリンク制御情報は、第1のUE識別子320(例えば、第1のUE315と関連付けられる第1のRNTI)に少なくとも一部基づいて復号され得る(例えば、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る))。いくつかの例において、第1のUE315のためのダウンリンク制御情報を受信することは、少なくとも第2のUE315−aの指示を受信することを含み得る。いくつかの例において、少なくとも第2のUE315−aの指示は、第2のUE315−aと関連付けられるRNTIを含み得る。他の例において、少なくとも第2のUE315−aの指示は、第1のUE315とともにNOMAグループにおいて動作するように構成され得る他のUEのセットと関連付けられるインデックスを含み得る。他のUEのセットは第2のUE315−aを含み得る。いくつかの例において、ブロック335での動作は、インデックスに少なくとも一部基づいて、第2のUE315−aと関連付けられるRNTIを決定することを含み得る。いくつかの例において、第1のUE315のためのダウンリンク制御情報を受信することは、ダウンリンク制御情報がダウンリンク制御情報330において送信される対象である、1つまたは複数の他のUEの各々の指示を受信することを含み得る。
[0101] いくつかの例では、PDCCHまたはePDCCHにおいて少なくとも第2のUE315−aの指示を提供するために利用可能なビットの数が限られていることがあり、その限られた数のビットのもとで特定され得るUEの数は、限られていなければNOMAグループに含まれることが可能であるUEの数より少ないことがある。これらの例では、ダウンリンク送信の重複が同様に限られていることがある。
[0102] 少なくとも第2のUE315−aの指示が、第1のUE315とともにNOMAグループにおいて動作するように構成され得る他のUEのセットと関連付けられるインデックスを含む例において、基地局305は、他のUEのセットを事前に選択し、準静的な方式で他のUEのセットを維持できる。いくつかの例において、他のUEのセットを更新することは、シグナリングを必要とし、ある程度の長い時間がかかることがある。しかしながら、第1のUE315を他のUEのセット中のUEとペアリングすることは、動的に着手され得る。いくつかの例では、他のUEのセットに含まれ得るUEの数が固定されていることがある。いくつかの例において、少なくとも第2のUE315−aの指示は、ペアリングされたUEのインジケータフィールド(PIF)のセットを含んでよく、各PIFは他のUEのセットへとインデックスを提供する。いくつかの例では、PIFのセットの中のPIFの数が固定されていることがある。他の例では、PIFのセットの中のPIFの数が可変であることがある。いくつかの例では、任意のUEを、しかし場合によってはより少数のUEを示すための能力を、UEのためのダウンリンク制御情報において提供することによって(例えば、第1のUEのためのダウンリンク制御情報に任意のUEのRNTIを含めるための能力を提供することによって)、または、選択されたUEを、しかし場合によってはより多数のUEを示すための能力を、UEのためのダウンリンク制御情報において提供することによって(例えば、複数のPIFを提供することによって)、ペアリング可能なUEの数と、ペアリングされるUEの最大の数との間にトレードオフがあり得る。
[0103] ブロック340で、第1のUE315は、少なくとも第2のUE315−aの指示に少なくとも一部基づいて、第2のUE315−aのためのダウンリンク制御情報を受信できる。いくつかの例において、少なくとも第2のUEの指示は第2のUE315−aの指示(例えば、第2のUE識別子325または第2のUE315−aと関連付けられるRNTI)を含んでよく、第2のUE315−aのためのダウンリンク制御情報は、第2のUE315−aの指示に少なくとも一部基づいて復号され得る(例えば、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る))。
[0104] ブロック345で、第1のUE315は、第1のUE315のためのダウンリンク制御情報、第2のUE315−aのためのダウンリンク制御情報、または、ダウンリンク制御情報がダウンリンク制御情報330において提供される対象である他のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEのための第1のダウンリンク送信(例えば、第1のPDSCH送信)と重複する干渉送信(例えば、干渉PDSCH送信)があるかどうか(例えば、第1のUE315における第1のダウンリンク送信の受信と干渉し得る送信があるかどうか)を決定できる。いくつかの例において、干渉送信は、第2のUE315−aのための第2のダウンリンク送信(例えば、第2のPDSCH送信)を含み得る。いくつかの例において、干渉送信は、ダウンリンク制御情報がダウンリンク制御情報330において提供される対象である、第1のUE315以外のいくつかのUEの各々のためのダウンリンク送信を含み得る。干渉送信がないと第1のUE315が決定するとき、第1のUE315は、(例えば、基地局305とNOMAグループ中のUEのうちの1つまたは複数との間のワイヤレス通信の現在のサブフレームのための)ブロック355または360でのいずれのさらなる動作も行わなくてよい。
[0105] ダウンリンク制御情報330の送信の後の(およびいくつかの例では、直後の)何らかの時点において、基地局305は、NOMAダウンリンク送信350のセットを送信できる。NOMAダウンリンク送信350のセットは、第1のUE315と第2のUE315−aとを含む、NOMAグループ中のUEの各々によって受信され得る。いくつかの例において、NOMAダウンリンク送信350のセットは、第1のUE315のためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUE315において受信され得る。いくつかの例において、NOMAダウンリンク送信350のセットはまた、第2のUE315−aのためのダウンリンク制御情報、またはダウンリンク制御情報がダウンリンク制御情報330において提供される対象である他のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUE315において受信され得る。
[0106] ブロック355では、干渉送信があるとブロック345で決定すると、第1のUE315は、各干渉送信に対する干渉打消し動作(例えば、CWIC動作)を行い得る。干渉打消し動作は、あるUEのための受信されたダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、そのUEに対応する干渉送信に対して行われ得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、あるUEのためのUE識別子に少なくとも一部基づいて、そのUEに対応する干渉送信を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことを含み得る。例えば、第2のUE315−aに対応する干渉送信は、第2のUE315−aと関連付けられる第2のUE識別子325(またはRNTI)に少なくとも一部基づいて、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る)。いくつかの例において、第1のUE315は、ダウンリンク制御情報がダウンリンク制御情報330において提供される対象である、第1のUE315以外の各UEのための干渉打消し動作を行い得る。
[0107] ブロック360で、第1のUE315は、第1のUE315のための第1のダウンリンク送信を、NOMAダウンリンク送信350のセットにおいて特定できる。第1のUE315のための第1のダウンリンク送信は、第1のUE識別子320(例えば、第1のRNTI)を使用して特定され得る。いくつかの例において、第1のUE315のための第1のダウンリンク送信を特定することは、第1のUE識別子320に少なくとも一部基づいて、第1のUE315のための第1のダウンリンク送信を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことを含み得る。
[0108] 図4は、本開示の様々な態様による、基地局405と、第1のUE415と、第2のUE415−aとの間のメッセージフロー400を示す。いくつかの例において、基地局405は、図1を参照して説明された基地局105のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。いくつかの例において、第1のUE415または第2のUE415−aは、図1を参照して説明されたUE115のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。いくつかの例では、第1のUE415、第2のUE415−aの各々、およびいくつかの例で他のUE(図示されず)が、NOMA方式で(例えば、NOMAグループ自体が定義されるかどうかとは無関係に、NOMAグループとして)サービスされ得る。少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて、基地局405、第1のUE415、または第2のUE415−aとの間でメッセージが送信され得る。
[0109] 図4に示されるように、基地局405は、NOMAグループ中のUEの各々にそれぞれのUE識別子を送信できる。例えば、基地局405は、第1のUE識別子420(例えば、第1のRNTI)を第1のUE415に送信し、第2のUE識別子425(例えば、第2のRNTI)を第2のUE415−aに送信できる。第1のUE識別子420は第1のUE415を識別でき、第2のUE識別子425は第2のUE415−aを識別できる。他の例では、第1のUE415と第2のUE415−aとを含む、NOMAグループ中のUEの各々が、自身のUE識別子を基地局405に送信できる。いくつかの例において、基地局405は、NOMAグループ中の複数のUEの各々に、NOMAグループ中の他のUEのUE識別子を送信できる(例えば、基地局405は、第2のUE識別子425を第1のUE415に送信でき、または、第1のUE識別子420を第2のUE415−aに送信できる。
[0110] 基地局405はさらに、第1のUE415と関連付けられる少なくとも1つの制御チャネル要素(例えば、制御チャネル要素430)を第1のUE415に送信できる。いくつかの例において、基地局405は、1つまたは複数の異なる制御チャネル要素を第2のUE415−aに送信できる。いくつかの例において、制御チャネル要素430は、基地局405と、NOMAグループ中のUEのうちの1つまたは複数との間のワイヤレス通信のサブフレームのために送信され得る。いくつかの例において、制御チャネル要素430は、サブフレームの初めに送信され得る。いくつかの例において、制御チャネル要素430は、第1のUE415のための1つまたは複数のPDCCHまたはePDCCHにおいて送信され得る。いくつかの例において、制御チャネル要素430は、第1のUE415のためのダウンリンク制御情報を含み得る。制御チャネル要素430はまた、基地局405がサブフレームの間にそれと通信することを意図する他のUE(例えば、NOMAグループ中の他のUE)のためのダウンリンク制御情報のコピーを含み得る。いくつかの例において、基地局405がサブフレームの間にそれと通信することを意図する他のUEは、第2のUE415−aを含み得る。
[0111] いくつかの例において、制御チャネル要素430は、第1のUE415と関連付けられる単一の制御チャネル要素(例えば、単一のPDCCHまたはePDCCH)を含み得る。単一の制御チャネル要素は、第1のUE415および少なくとも第2のUE415−aのためのダウンリンク制御情報を含み得る(例えば、単一の制御チャネル要素は第1のUE415のための第1のPDCCHまたは第1のePDCCHを含むことがあり、第2のUE415−aのための第2のPDCCHまたは第2のePDCCHのペイロードは、第1のPDCCHまたは第1のePDCCHのペイロードにおいて重複することがある)。いくつかの例において、制御チャネル要素430は、第1のUE415と関連付けられる第1の制御チャネル要素と、第1のUE415と関連付けられる少なくとも第2の制御チャネル要素とを含み得る。第1の制御チャネル要素は第1のUE415のためのダウンリンク制御情報を含むことがあり、少なくとも第2の制御チャネル要素は少なくとも第2のUE415−aのためのダウンリンク制御情報を含むことがある(例えば、第1の制御チャネル要素は第1のUE415のための第1のPDCCHまたは第1のePDCCHを含むことがあり、第2の制御チャネル要素は第1のUEのための第2のPDCCHまたは第2のePDCCHを含むことがあり、この第1のUEのための第2のPDDCHまたは第2のePDCCHは第2のUE415−aのためのPDCCHまたはePDCCHのコピーを含む)。いくつかの例において、制御チャネル要素430は、ダウンリンク制御情報が制御チャネル要素430において提供される対象である各UEと関連付けられるUE識別子(例えば、RNTI)を含み得る。
[0112] ブロック435で、第1のUE415は、制御チャネル要素430において受信されるダウンリンク制御情報を復号し、ダウンリンク制御情報が対応するUEを決定できる。いくつかの例において、第1のUE415は、例えば、送信フォーマット、データレート、ランク、MCS、または、第1のUE415のための第1のダウンリンク送信(例えば、第1のPDSCH送信)のためのハイブリッド自動再送要求(HARQ)情報を決定するために、第1のUE415のためのダウンリンク制御情報を処理できる。ダウンリンク制御情報が、第2のUE415−aまたはNOMAグループ中の他のUEのためのダウンリンク制御情報を含むと、第1のUE415が決定するとき、第1のUE415は、ダウンリンク制御情報において表されるUEの各々のためのダウンリンク制御情報を処理できる。
[0113] ブロック440で、第1のUE415は、第1のUE415のためのダウンリンク制御情報、第2のUE415−aのためのダウンリンク制御情報、または、ダウンリンク制御情報が制御チャネル要素430において提供される対象である他のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEのための第1のダウンリンク送信(例えば、第1のPDSCH送信)と重複する干渉送信(例えば、干渉PDSCH送信)があるかどうか(例えば、第1のUE415における第1のダウンリンク送信の受信と干渉し得る送信があるかどうか)を決定できる。いくつかの例において、干渉送信は、第2のUE415−aのための第2のダウンリンク送信(例えば、第2のPDSCH送信)を含み得る。いくつかの例において、干渉送信は、ダウンリンク制御情報が制御チャネル要素430において提供される対象である、第1のUE415以外のいくつかのUEの各々のためのダウンリンク送信を含み得る。干渉送信がないと第1のUE415が決定するとき、第1のUE415は、(例えば、基地局405とNOMAグループ中のUEのうちの1つまたは複数との間のワイヤレス通信の現在のサブフレームのための)ブロック450または455でのいずれのさらなる動作も行わなくてよい。
[0114] 制御チャネル要素430の送信の後の(およびいくつかの例では、直後の)何らかの時点において、基地局405は、NOMAダウンリンク送信445のセットを送信できる。NOMAダウンリンク送信445のセットは、第1のUE415と第2のUE415−aとを含む、NOMAグループ中のUEの各々によって受信され得る。いくつかの例において、NOMAダウンリンク送信445のセットは、第1のUE415のためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUE415において受信され得る。いくつかの例において、NOMAダウンリンク送信445のセットはまた、第2のUE415−aのためのダウンリンク制御情報、または制御チャネル要素430において提供されるダウンリンク制御情報において表される他のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUE415において受信され得る。
[0115] ブロック450では、干渉送信があるとブロック440で決定すると、第1のUE415は、各干渉送信に対する干渉打消し動作(例えば、CWIC動作)を行い得る。干渉打消し動作は、あるUEのための受信されたダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、そのUEに対応する干渉送信に対して行われ得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、あるUEのためのUE識別子に少なくとも一部基づいて、そのUEに対応する干渉送信を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことを含み得る。例えば、第2のUE415−aに対応する干渉送信は、第2のUE415−aと関連付けられる第2のUE識別子425(またはRNTI)に少なくとも一部基づいて、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る)。いくつかの例において、第1のUE415は、ダウンリンク制御情報が制御チャネル要素430において提供される対象である、第1のUE415以外の各UEのための干渉打消し動作を行い得る。
[0116] ブロック455で、第1のUE415は、第1のUE415のための第1のダウンリンク送信を、NOMAダウンリンク送信445のセットにおいて特定できる。第1のUE415のための第1のダウンリンク送信は、第1のUE識別子420(例えば、第1のRNTI)を使用して特定され得る。いくつかの例において、第1のUE415のための第1のダウンリンク送信を特定することは、第1のUE識別子420に少なくとも一部基づいて、第1のUE415のための第1のダウンリンク送信を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことを含み得る。
[0117] 図5は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置515のブロック図500を示す。いくつかの例において、装置515は、図1または図2を参照して説明されたUE115、215、または215−aのうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。装置515は、プロセッサでもあり得る。装置515は、受信機モジュール510、ワイヤレス通信管理モジュール520、または送信機モジュール530を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いに通信していることがある。
[0118] 装置515のコンポーネントは、適用可能な機能の一部または全てをハードウェアで行うように適合された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々にまたは集合的に実施され得る。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって行われ得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実施され得る。
[0119] いくつかの例において、受信機モジュール510は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信を受信するように動作可能な少なくとも1つの高周波(RF)受信機などの、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例において、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域は、例えば、図1または図2を参照して説明されたように、ワイヤレス通信のために使用され得る。受信機モジュール510は、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。
[0120] いくつかの例において、送信機モジュール530は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機などの、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機モジュール530は、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
[0121] ワイヤレス通信管理モジュール520は、装置515への、または装置515からのワイヤレス通信の一部または全てを管理するために使用され得る。いくつかの例において、ワイヤレス通信管理モジュール520は、ダウンリンク制御情報(DCI)処理モジュール535またはNOMA送信処理モジュール540を含み得る。
[0122] いくつかの例において、DCI処理モジュール535は、第1のUEと少なくとも第2のUEとを含むNOMAグループと関連付けられるグループ識別子に少なくとも一部基づいて、第1のUE(例えば、装置515を含むUE)のためのダウンリンク制御情報を受信するために使用され得る。
[0123] いくつかの例において、NOMA送信処理モジュール540は、第1のUEのための復号されたダウンリンク制御情報を使用して、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するために使用され得る。
[0124] 図6は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置615のブロック図600を示す。いくつかの例において、装置615は、図1または図2を参照して説明されたUE115、215、もしくは215−aのうちの1つまたは複数の態様、または図5を参照して説明された装置515の態様の例であり得る。装置615は、プロセッサでもあり得る。装置615は、受信機モジュール610、ワイヤレス通信管理モジュール620、または送信機モジュール630を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いに通信していることがある。
[0125] 装置615のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部または全てを行うように適合された1つまたは複数のASICを使用して実施され得る。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって行われ得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実施され得る。
[0126] いくつかの例において、受信機モジュール610は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機などの、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例において、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域は、例えば、図1または図2を参照して説明されたように、ワイヤレス通信のために使用され得る。受信機モジュール610は、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。
[0127] いくつかの例において、送信機モジュール630は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機などの、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機モジュール630は、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
[0128] ワイヤレス通信管理モジュール620は、装置615への、または装置615からのワイヤレス通信の一部または全てを管理するために使用され得る。いくつかの例において、ワイヤレス通信管理モジュール620は、識別子管理モジュール645、ダウンリンク制御情報(DCI)処理モジュール635、干渉決定モジュール650、ダウンリンク送信RNTI決定モジュール655、またはNOMA送信処理モジュール640を含み得る。
[0129] いくつかの例において、識別子管理モジュール645は、基地局からグループ識別子または第1のUE識別子を受信するために使用され得る。グループ識別子は、第1のUE(例えば、装置615を含むUE)と少なくとも第2のUEとを含むNOMAグループと関連付けられ得る。第1のUE識別子は第1のUEを識別できる。いくつかの例において、識別子管理モジュール645は、NOMAグループと関連付けられるある範囲のUE識別子を受信するために使用され得る。その範囲のUE識別子は、少なくとも第2のUE識別子を含み得る。第2のUE識別子は第2のUEを識別できる。いくつかの例において、グループ識別子、第1のUE識別子、またはその範囲のUE識別子は、ランダムアクセス手順の間に基地局から受信され得る。いくつかの例において、グループ識別子はグループRNTIを含み得る。いくつかの例において、識別子管理モジュール645は、基地局に第1のUE識別子を送信するために使用され得る。
[0130] いくつかの例において、DCI処理モジュール635は、識別子管理モジュール645によって受信されるグループ識別子に少なくとも一部基づいて、ダウンリンク制御情報を受信するために使用され得る(例えば、DCI処理モジュール635は、グループ識別子を使用してダウンリンク制御情報をスクランブル解除(例えば、CRCスクランブル解除)するために使用され得る)。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報、第2のUEのためのダウンリンク制御情報、またはNOMAグループ中の他のUEのためのダウンリンク制御情報を含み得る。いくつかの例において、グループ識別子に少なくとも一部基づいてダウンリンク制御情報を受信することは、グループ識別子に少なくとも一部基づいて、NOMAグループと関連付けられる全てのダウンリンク制御情報を受信することを含み得る。
[0131] いくつかの例において、DCI処理モジュール635は、識別子管理モジュール645によって受信されるグループ識別子に少なくとも一部基づいて、UEのためのダウンリンク制御情報を受信するために使用され得る。例えば、DCI処理モジュール635は、グループ識別子を使用して第1のUEのためのダウンリンク制御情報を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことができ、グループ識別子を使用して第2のUEのためのダウンリンク制御情報を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことができる。他の例において、DCI処理モジュール635は、グループ識別子およびUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づいて、UEのためのダウンリンク制御情報を受信するために使用され得る。例えば、DCI処理モジュール635は、グループ識別子および第1のUE識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づいて、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことができ、グループ識別子および第2のUE識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づいて、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことができる。
[0132] いくつかの例において、DCI処理モジュール635は、受信されたダウンリンク制御情報が第1のUEのためのダウンリンク制御情報を含むかどうかを決定するために使用され得る。この決定は、第1のUEに割り当てられる第1のUE識別子に少なくとも一部基づき得る。UEのためのダウンリンク制御情報がグループ識別子を使用してスクランブルされる例において、この決定は、ダウンリンク制御情報が第1のUE識別子を参照する(例えば、含む)かどうかに少なくとも一部基づき得る。第1のUEのためのダウンリンク制御情報がグループ識別子および第1のUE識別子の決定論的な関数を使用してスクランブルされる例において、この決定は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ための能力に少なくとも一部基づき得る。いくつかの例において、DCI処理モジュール635は、受信されたダウンリンク制御情報が第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含むかどうかを決定するために使用され得る。この決定は、第2のUEに割り当てられる第2のUE識別子に少なくとも一部基づき得る。UEのためのダウンリンク制御情報がグループ識別子を使用してスクランブルされる例において、この決定は、ダウンリンク制御情報が第2のUE識別子を参照する(例えば、含む)かどうかに少なくとも一部基づき得る。第2のUEのためのダウンリンク制御情報がグループ識別子および第2のUE識別子の決定論的な関数を使用してスクランブルされる例において、この決定は、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ための能力に少なくとも一部基づき得る。いくつかの例において、DCI処理モジュール635は、受信されたダウンリンク制御情報がNOMAグループ中のいくつかのUEの各々のための(またはUEの全てのための)ダウンリンク制御情報を含むかどうかを決定するために使用され得る。
[0133] いくつかの例において、干渉決定モジュール650は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報および第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて(場合によってはNOMAグループ中の他のUEのためのダウンリンク制御情報に基づいて)、第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複する干渉送信があるかどうか(例えば、第1のUEにおける第1のダウンリンク送信の受信と干渉し得る送信があるかどうか)を決定するために使用され得る。いくつかの例において、干渉送信は、第2のUEのための第2のダウンリンク送信を含み得る。いくつかの例において、干渉送信は、NOMAグループ中の第1のUE以外のいくつかのUEの各々のためのダウンリンク送信を含むことがあり、または、干渉送信は、NOMAグループ中の第1のUE以外のUEの全てのためのダウンリンク送信を含むことがある。
[0134] いくつかの例において、ダウンリンク送信RNTI決定モジュール655は、第1のUEのための第1のダウンリンク送信に対応する第1のRNTIを決定するために使用され得る。第1のRNTIは、第1のUE識別子に少なくとも一部基づいて決定され得る。いくつかの例において、第1のRNTIは、第1のUE識別子およびグループ識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づいて決定され得る。いくつかの例において、ダウンリンク送信RNTI決定モジュール655は、第2のUEのための第2のダウンリンク送信に対応する第2のRNTIを決定するために使用され得る。第2のRNTIは、第2のUE識別子に少なくとも一部基づいて決定され得る。いくつかの例において、第2のRNTIは、第2のUE識別子およびグループ識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づいて決定され得る。いくつかの例では、例えば、DCI処理モジュール635によって受信されるダウンリンク制御情報がUEのためのダウンリンク制御情報を含むかどうかに応じて、または、第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複するUEに対する干渉送信があるかどうかに応じて、ダウンリンク送信RNTI決定モジュール655が、NOMAグループ中の第1のUE以外のいくつかのUEの各々のための、または、NOMAグループ中の第1のUE以外のUEの全てのための、それぞれのRNTIを決定するために使用され得る。
[0135] いくつかの例において、NOMA送信処理モジュール640は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報、第2のUEのためのダウンリンク制御情報、またはNOMAグループ中の任意の他のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するために使用されてよく、この第2のUEまたは他のUEは、第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複する干渉送信を受信することがある。いくつかの例において、NOMA送信処理モジュール640は、第1のUEのための第1のダウンリンク送信を、NOMAダウンリンク送信のセットにおいて特定するために使用され得る。第1のUEのための第1のダウンリンク送信は、第1のRNTIを使用して特定され得る。いくつかの例において、第1のUEのための第1のダウンリンク送信を特定することは、第1のUEのための第1のダウンリンク送信をスクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する)ことを含み得る。
[0136] いくつかの例において、NOMA送信処理モジュール640は干渉打消しモジュール660を含み得る。いくつかの例において、干渉打消しモジュール660は、干渉決定モジュール650によって特定された干渉送信に対して、干渉打消し動作を行うために使用され得る。干渉打消し動作は、第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複する干渉送信を受信する、NOMAグループ中の任意のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて行われ得る。干渉打消し動作は、干渉送信を受信するUEのRNTIを使用して行われ得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、干渉送信を復号することと、次いで、NOMAダウンリンク送信のセットから干渉送信を打ち消すこととを含み得る。
[0137] 図7は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置715のブロック図700を示す。いくつかの例において、装置715は、図1または図3を参照して説明されたUE115、315、または315−aのうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。装置715は、プロセッサでもあり得る。装置715は、受信機モジュール710、ワイヤレス通信管理モジュール720、または送信機モジュール730を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いに通信していることがある。
[0138] 装置715のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部または全てを行うように適合された1つまたは複数のASICを使用して実施され得る。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって行われ得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実施され得る。
[0139] いくつかの例において、受信機モジュール710は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機などの、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例において、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域は、例えば、図1または図3を参照して説明されたように、ワイヤレス通信のために使用され得る。受信機モジュール710は、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。
[0140] いくつかの例において、送信機モジュール730は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機などの、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機モジュール730は、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
[0141] ワイヤレス通信管理モジュール720は、装置715への、または装置715からのワイヤレス通信の一部または全てを管理するために使用され得る。いくつかの例において、ワイヤレス通信管理モジュール720は、ダウンリンク制御情報(DCI)処理モジュール735またはNOMA送信処理モジュール750を含み得る。
[0142] いくつかの例において、DCI処理モジュール735は、基地局からダウンリンク制御情報を受信するために使用されることがあり、第1のUE DCI処理モジュール740または第2のUE DCI処理モジュール745を含むことがある。第1のUE DCI処理モジュール740は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するために使用され得る。第1のUEは装置715を含み得る。いくつかの例において、第1のUEのためのダウンリンク情報は、第1のUEと関連付けられるRNTIに少なくとも一部基づいて受信され得る。第1のUEのためのダウンリンク制御情報は、少なくとも第2のUEの指示を含み得る。いくつかの例において、少なくとも第2のUEの指示は、第2のUEと関連付けられるRNTIを含み得る。いくつかの例において、少なくとも第2のUEの指示は、第1のUEとともにNOMAグループにおいて動作するように構成され得る他のUEのセットと関連付けられるインデックスを含み得る。他のUEのセットは第2のUEを含み得る。いくつかの例において、第1のUE DCI処理モジュール740は、インデックスに少なくとも一部基づいて、第2のUEと関連付けられるRNTIを決定するために使用され得る。
[0143] いくつかの例において、第2のUE DCI処理モジュール745は、少なくとも第2のUEの指示に少なくとも一部基づいて、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するために使用され得る。
[0144] いくつかの例において、NOMA送信処理モジュール750は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報および第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するために使用され得る。
[0145] 図8は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置815のブロック図800を示す。いくつかの例において、装置815は、図1または図3を参照して説明されたUE115、315、もしくは315−aのうちの1つまたは複数の態様、または図7を参照して説明された装置715の態様の例であり得る。装置815は、プロセッサでもあり得る。装置815は、受信機モジュール810、ワイヤレス通信管理モジュール820、または送信機モジュール830を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いに通信していることがある。
[0146] 装置815のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部または全てを行うように適合された1つまたは複数のASICを使用して実施され得る。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって行われ得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実施され得る。
[0147] いくつかの例において、受信機モジュール810は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機などの、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例において、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域は、例えば、図1または図3を参照して説明されたように、ワイヤレス通信のために使用され得る。受信機モジュール810は、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。
[0148] いくつかの例において、送信機モジュール830は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機などの、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機モジュール830は、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
[0149] ワイヤレス通信管理モジュール820は、装置815への、または装置815からのワイヤレス通信の一部または全てを管理するために使用され得る。いくつかの例において、ワイヤレス通信管理モジュール820は、識別子管理モジュール855、ダウンリンク制御情報(DCI)処理モジュール835、干渉決定モジュール860、またはNOMA送信処理モジュール850を含み得る。
[0150] いくつかの例において、識別子管理モジュール855は、基地局から第1のUE識別子を受信するために使用され得る。いくつかの例において、識別子管理モジュール855は、基地局に第1のUE識別子を送信するために使用され得る。第1のUE識別子は、第1のUEを識別でき、いくつかの例において、第1のUEと関連付けられるRNTIを含むことがある。いくつかの例において、第1のUEは装置815を含み得る。
[0151] いくつかの例において、DCI処理モジュール835は、基地局からダウンリンク制御情報を受信するために使用されることがあり、第1のUE DCI処理モジュール840または第2のUE DCI処理モジュール845を含むことがある。第1のUE DCI処理モジュール840は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するために使用され得る。第1のUEは装置815を含み得る。いくつかの例において、第1のUEのためのダウンリンク情報は、第1のUEと関連付けられるRNTIに少なくとも一部基づいて受信され得る。第1のUEのためのダウンリンク制御情報は、少なくとも第2のUEの指示を含み得る。いくつかの例において、少なくとも第2のUEの指示は、第2のUEと関連付けられるRNTIを含み得る。いくつかの例において、少なくとも第2のUEの指示は、第1のUEとともにNOMAグループにおいて動作するように構成され得る他のUEのセットと関連付けられるインデックスを含み得る。他のUEのセットは第2のUEを含み得る。いくつかの例において、第1のUE DCI処理モジュール840は、インデックスに少なくとも一部基づいて、第2のUEと関連付けられるRNTIを決定するために使用され得る。
[0152] いくつかの例において、第2のUE DCI処理モジュール845は、少なくとも第2のUEの指示に少なくとも一部基づいて、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するために使用され得る。いくつかの例において、少なくとも第2のUEの指示は第2のUEの指示を含んでよく、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することが、第2のUEの指示に少なくとも一部基づいて、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブルする))ことを含み得る。
[0153] いくつかの例において、干渉決定モジュール860は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報および第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて(場合によってはNOMAグループ中の他のUEのためのダウンリンク制御情報に基づいて)、第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複する干渉送信があるかどうか(例えば、第1のUEにおける第1のダウンリンク送信の受信と干渉し得る送信があるかどうか)を決定するために使用され得る。いくつかの例において、干渉送信は、第2のUEのための第2のダウンリンク送信を含み得る。いくつかの例において、干渉送信は、NOMAグループ中の第1のUE以外のいくつかのUEの各々のためのダウンリンク送信を含むことがあり、または、干渉送信は、NOMAグループ中の第1のUE以外のUEの全てのためのダウンリンク送信を含むことがある。
[0154] いくつかの例において、NOMA送信処理モジュール850は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報、第2のUEのためのダウンリンク制御情報、またはNOMAグループ中の任意の他のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するために使用されてよく、この第2のUEまたは他のUEは、第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複する干渉送信を受信することがある。いくつかの例において、NOMA送信処理モジュール850は、第1のUEのための第1のダウンリンク送信を、NOMAダウンリンク送信のセットにおいて特定するために使用され得る。第1のUEのための第1のダウンリンク送信は、第1のUEのための第1のRNTIを使用して特定され得る。いくつかの例において、第1のUEのための第1のダウンリンク送信を特定することは、第1のUEのための第1のダウンリンク送信をスクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する)ことを含み得る。
[0155] いくつかの例において、NOMA送信処理モジュール850は干渉打消しモジュール865を含み得る。いくつかの例において、干渉打消しモジュール865は、干渉決定モジュール860によって特定された干渉送信に対して、干渉打消し動作を行うために使用され得る。干渉打消し動作は、第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複する干渉送信を受信する、NOMAグループ中の任意のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて行われ得る。干渉打消し動作は、干渉送信を受信する各UEと関連付けられるRNTIを使用して行われ得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、干渉送信を復号することと、次いで、NOMAダウンリンク送信のセットから干渉送信を打ち消すこととを含み得る。
[0156] 図9は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置915のブロック図900を示す。いくつかの例において、装置915は、図1または図4を参照して説明されたUE115、415、または415−aのうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。装置915は、プロセッサでもあり得る。装置915は、受信機モジュール910、ワイヤレス通信管理モジュール920、または送信機モジュール930を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いに通信していることがある。
[0157] 装置915のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部または全てを行うように適合された1つまたは複数のASICを使用して実施され得る。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって行われ得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実施され得る。
[0158] いくつかの例において、受信機モジュール910は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機などの、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例において、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域は、例えば、図1または図4を参照して説明されたように、ワイヤレス通信のために使用され得る。受信機モジュール910は、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。
[0159] いくつかの例において、送信機モジュール930は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機などの、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機モジュール930は、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
[0160] ワイヤレス通信管理モジュール920は、装置915への、または装置915からのワイヤレス通信の一部または全てを管理するために使用され得る。いくつかの例において、ワイヤレス通信管理モジュール920は、制御チャネル処理モジュール935またはNOMA送信処理モジュール940を含み得る。
[0161] いくつかの例において、制御チャネル処理モジュール935は、第1のUE(例えば、装置915を含むUE)において、第1のUEと関連付けられる少なくとも1つの制御チャネル要素を受信するために使用され得る。少なくとも1つの制御チャネル要素は、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含み得る。
[0162] いくつかの例において、NOMA送信処理モジュール940は、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するために使用され得る。
[0163] 図10は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置1015のブロック図1000を示す。いくつかの例において、装置1015は、図1または図4を参照して説明されたUE115、415、もしくは415−aのうちの1つまたは複数の態様、または図9を参照して説明された装置915の態様の例であり得る。装置1015は、プロセッサでもあり得る。装置1015は、受信機モジュール1010、ワイヤレス通信管理モジュール1020、または送信機モジュール1030を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いに通信していることがある。
[0164] 装置1015のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部または全てを行うように適合された1つまたは複数のASICを使用して実施され得る。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって行われ得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実施され得る。
[0165] いくつかの例において、受信機モジュール1010は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機などの、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例において、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域は、例えば、図1または図4を参照して説明されたように、ワイヤレス通信のために使用され得る。受信機モジュール1010は、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。
[0166] いくつかの例において、送信機モジュール1030は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機などの、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機モジュール1030は、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
[0167] ワイヤレス通信管理モジュール1020は、装置1015への、または装置1015からのワイヤレス通信の一部または全てを管理するために使用され得る。いくつかの例において、ワイヤレス通信管理モジュール1020は、識別子管理モジュール1045、制御チャネル処理モジュール1035、干渉決定モジュール1050、またはNOMA送信処理モジュール1040を含み得る。
[0168] いくつかの例において、識別子管理モジュール1045は、基地局から第1のUE識別子を受信するために使用され得る。いくつかの例において、識別子管理モジュール1045は、基地局に第1のUE識別子を送信するために使用され得る。第1のUE識別子は、第1のUEを識別でき、いくつかの例において、第1のUEと関連付けられるRNTIを含むことがある。いくつかの例において、第1のUEは装置1015を含み得る。いくつかの例において、識別子管理モジュール1045はまた、他のUEと関連付けられるUE識別子(例えば、第1のUEを伴うNOMAグループに割り当てられた、他のUEと関連付けられるUE識別子)を受信または送信するために使用され得る。
[0169] いくつかの例において、制御チャネル処理モジュール1035は、第1のUEにおいて、第1のUEと関連付けられる少なくとも1つの制御チャネル要素を受信するために使用され得る。少なくとも1つの制御チャネル要素は、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含み得る。いくつかの例において、制御チャネル処理モジュール1035は、第1のUEと関連付けられる単一の制御チャネル要素を受信することがある。単一の制御チャネル要素は、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含み得る。いくつかの例において、制御チャネル処理モジュール1035は、第1のUEと関連付けられる第1の制御チャネル要素と、第1のUEと関連付けられる少なくとも第2の制御チャネル要素とを受信することがある。第1の制御チャネル要素は第1のUEのためのダウンリンク制御情報を含むことがあり、少なくとも第2の制御チャネル要素は少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含むことがある。
[0170] いくつかの例において、干渉決定モジュール1050は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報および第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて(場合によってはNOMAグループ中の他のUEのためのダウンリンク制御情報に基づいて)、第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複する干渉送信があるかどうか(例えば、第1のUEにおける第1のダウンリンク送信の受信と干渉し得る送信があるかどうか)を決定するために使用され得る。いくつかの例において、干渉送信は、第2のUEのための第2のダウンリンク送信を含み得る。いくつかの例において、干渉送信は、NOMAグループ中の第1のUE以外のいくつかのUEの各々のためのダウンリンク送信を含むことがあり、または、干渉送信は、NOMAグループ中の第1のUE以外のUEの全てのためのダウンリンク送信を含むことがある。
[0171] いくつかの例において、NOMA送信処理モジュール1040は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報、第2のUEのためのダウンリンク制御情報、またはNOMAグループ中の任意の他のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するために使用されてよく、この第2のUEまたは他のUEは、第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複する干渉送信を受信することがある。いくつかの例において、NOMA送信処理モジュール1040は、第1のUEのための第1のダウンリンク送信を、NOMAダウンリンク送信のセットにおいて特定するために使用され得る。第1のUEのための第1のダウンリンク送信は、第1のUEのための第1のUE識別子(例えば、第1のRNTI)を使用して特定され得る。いくつかの例において、第1のUEのための第1のダウンリンク送信を特定することは、第1のUEのための第1のダウンリンク送信をスクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する)ことを含み得る。
[0172] いくつかの例において、NOMA送信処理モジュール1040は干渉打消しモジュール1055を含み得る。いくつかの例において、干渉打消しモジュール1055は、干渉決定モジュール1050によって特定された干渉送信に対して、干渉打消し動作を行うために使用され得る。干渉打消し動作は、第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複する干渉送信を受信する、NOMAグループ中の任意のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて行われ得る。干渉打消し動作は、干渉送信を受信する各UEと関連付けられるRNTIを使用して行われ得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、干渉送信を復号することと、次いで、NOMAダウンリンク送信のセットから干渉送信を打ち消すこととを含み得る。
[0173] 図11は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのUE1115のブロック図1100を示す。UE1115は様々な構成を有してよく、含まれてよく、またはパーソナルコンピュータ(例えば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、携帯電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネット機器、ゲームコンソール、電子リーダーなどの一部であってよい。いくつかの例において、UE1115は、モバイル動作を容易にするために、小型バッテリーなどの内部電源(図示されず)を有し得る。いくつかの例において、UE1115は、図1、図2、図3、もしくは図4を参照して説明されたUE115、215、215−a、315、もしくは415のうちの1つまたは複数の態様、または、図5、図6、図7、図8、図9、もしくは図10を参照して説明された装置515、615、715、815、915、もしくは1015のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。UE1115は、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、または図10を参照して説明された、UEまたは装置の特徴および機能の少なくともいくつかを実施するように構成され得る。
[0174] UE1115は、UEプロセッサモジュール1110、UEメモリモジュール1120、(UE送受信機モジュール1130によって表される)少なくとも1つのUE送受信機モジュール、(UEアンテナ1140によって表される)少なくとも1つのUEアンテナ、またはUEワイヤレス通信管理モジュール1160を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、1つまたは複数のバス1135を通じて、直接または間接的に互いと通信していることがある。
[0175] UEメモリモジュール1120は、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。UEメモリモジュール1120は、実行されると、ワイヤレス通信またはNOMA通信技法を使用する通信に関する本明細書で説明される様々な機能をUEプロセッサモジュール1110に行わせるように構成される命令を含む、コンピュータ可読のコンピュータ実行可能コード1125を記憶し得る。代替的に、コード1125は、UEプロセッサモジュール1110によって直接実行可能ではないことがあるが、(例えば、コンパイルされ実行されると)本明細書で説明される様々な機能をUE1115に行わせるように構成され得る。
[0176] UEプロセッサモジュール1110は、インテリジェントハードウェアデバイス(例えば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなど)を含み得る。UEプロセッサモジュール1110は、UE送受信機モジュール1130を通じて受信された情報、またはUEアンテナ1140を通じた送信のためにUE送受信機モジュール1130に送られるべき情報を処理し得る。UEプロセッサモジュール1110は、単独で、またはUEワイヤレス通信管理モジュール1160とともに、UE1115のためのワイヤレス通信の様々な態様を扱うことができる。
[0177] UE送受信機モジュール1130は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにUEアンテナ1140に与え、UEアンテナ1140から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。UE送受信機モジュール1130は、いくつかの例において、1つまたは複数のUE送信機モジュールおよび1つまたは複数の別個のUE受信機モジュールとして実施され得る。UE送受信機モジュール1130は、第1の高周波スペクトル帯域または第2の高周波スペクトル帯域における通信をサポートし得る。UE送受信機モジュール1130は、図1、図2、図3、または図4を参照して説明された基地局105、205、305、または405の1つまたは複数と、UEアンテナ1140を介して、双方向に通信するように構成され得る。UE1115は単一のUEアンテナを含み得るが、UE1115が複数のUEアンテナ1140を含み得る例があり得る。
[0178] UE状態モジュール1150は、例えば、RRCアイドル状態とRRC接続状態との間のUE1115の遷移を管理するために使用されてよく、1つまたは複数のバス1135を通じて、直接または間接的に、UE1115の他のコンポーネントと通信していることがある。UE状態モジュール1150もしくはその一部は、プロセッサを含んでよく、またはUE状態モジュール1150の機能の一部もしくは全ては、UEプロセッサモジュール1110によって、もしくはUEプロセッサモジュール1110とともに行われ得る。
[0179] UEワイヤレス通信管理モジュール1160は、UEのためのNOMA通信技法に関する特徴または機能の一部または全てを含む、ワイヤレス通信に関する、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、または図10を参照して説明された特徴または機能の一部または全てを、行うまたは制御するように構成され得る。UEワイヤレス通信管理モジュール1160もしくはその一部は、プロセッサを含んでよく、または、UEワイヤレス通信管理モジュール1160の機能の一部もしくは全ては、UEプロセッサモジュール1110によって、もしくはUEプロセッサモジュール1110とともに行われてよい。いくつかの例において、UEワイヤレス通信管理モジュール1160は、図5、図6、図7、図8、図9、または図10を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール520、620、720、820、920、または1020の例であり得る。
[0180] 図12は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための基地局1205(例えば、eNBの一部または全てを形成する基地局)のブロック図1200を示す。いくつかの例において、基地局1205は、図1、図2、図3、または図4を参照して説明された基地局105、205、305、または405のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。基地局1205は、図1、図2、図3、または図4に関して説明された基地局またはデバイスの特徴および機能の少なくともいくつかを、実施または支援するように構成され得る。
[0181] 基地局1205は、基地局プロセッサモジュール1210、基地局メモリモジュール1220、(基地局送受信機モジュール1250によって表される)少なくとも1つの基地局送受信機モジュール、(基地局アンテナ1255によって表される)少なくとも1つの基地局アンテナ、または基地局ワイヤレス通信管理モジュール1260を含み得る。基地局1205はまた、基地局通信モジュール1230またはネットワーク通信モジュール1240の1つまたは複数を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、1つまたは複数のバス1235を通じて、直接または間接的に互いと通信していることがある。
[0182] 基地局メモリモジュール1220は、RAMまたはROMを含み得る。基地局メモリモジュール1220は、実行されると、ワイヤレス通信またはNOMA通信技法を使用する通信に関する本明細書で説明される様々な機能を基地局プロセッサモジュール1210に行わせるように構成される命令を含む、コンピュータ可読のコンピュータ実行可能コード1225を記憶し得る。代替的に、コード1225は、基地局プロセッサモジュール1210によって直接実行可能ではないことがあるが、(例えば、コンパイルされ実行されると)本明細書で説明される様々な機能を基地局1205に行わせるように構成され得る。
[0183] 基地局プロセッサモジュール1210は、インテリジェントハードウェアデバイス(例えば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなど)を含み得る。基地局プロセッサモジュール1210は、基地局送受信機モジュール1250、基地局通信モジュール1230、またはネットワーク通信モジュール1240を通じて受信された情報を処理できる。基地局プロセッサモジュール1210はまた、アンテナ1255を通じた送信のために送受信機モジュール1250に、1つもしくは複数の他の基地局105−dおよび105−eへの送信のために基地局通信モジュール1230に、または図1を参照して説明されたコアネットワーク130の1つもしくは複数の態様の例であり得るコアネットワーク1245への送信のためにネットワーク通信モジュール1240に送られるべき情報を処理できる。基地局プロセッサモジュール1210は、単独で、または基地局ワイヤレス通信管理モジュール1260とともに、基地局1205のためのワイヤレス通信の様々な態様を扱うことができる。
[0184] 基地局送受信機モジュール1250は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために基地局アンテナ1255に与え、基地局アンテナ1255から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。基地局送受信機モジュール1250は、いくつかの例において、1つまたは複数の基地局送信機モジュールおよび1つまたは複数の別個の基地局受信機モジュールとして実施され得る。基地局送受信機モジュール1250は、1つまたは複数の高周波スペクトル帯域における通信をサポートできる。基地局送受信機モジュール1250は、図1、図2、図3、もしくは図4を参照して説明されたUE115、215、215−a、315、もしくは415の1つまたは複数、または、図5、図6、図7、図8、図9、もしくは図10を参照して説明された装置515、615、715、815、915、もしくは1015の1つまたは複数などの、1つまたは複数のUEまたは装置と、アンテナ1255を介して双方向に通信するように構成され得る。基地局1205は、例えば、複数の基地局アンテナ1255(例えば、アンテナアレイ)を含み得る。基地局1205は、ネットワーク通信モジュール1240を通じてコアネットワーク1245と通信し得る。基地局1205はまた、基地局通信モジュール1230を使用して、基地局1205−aおよび1205−bなどの他の基地局と通信し得る。
[0185] 基地局ワイヤレス通信管理モジュール1260は、基地局のためのNOMA通信技法に関する特徴または機能の一部または全てを含む、ワイヤレス通信に関する、図1、図2、図3、または図4を参照して説明された特徴または機能の一部または全てを、行うまたは制御するように構成され得る。基地局ワイヤレス通信管理モジュール1260もしくはその一部は、プロセッサを含んでよく、または基地局ワイヤレス通信管理モジュール1260の機能の一部もしくは全ては、基地局プロセッサモジュール1210によって、もしくは基地局プロセッサモジュール1210とともに行われ得る。
[0186] 図13は、本開示の様々な態様による、基地局1305とUE1315とを含む多入力/多出力(MIMO)通信システム1300のブロック図である。MIMO通信システム1300は、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の態様を示し得る。いくつかの例において、基地局1305は、図1、図2、図3、図4、または図12を参照して説明された基地局105、205、305、405、または1205のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。いくつかの例において、UE1315は、図1、図2、図3、図4、もしくは図11を参照して説明されたUE115、215、215−a、315、415、もしくは1115のうちの1つまたは複数の態様、または、図5、図6、図7、図8、図9、もしくは図10を参照して説明された装置515、615、715、815、915、もしくは1015のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。基地局1305はアンテナ1334〜1335を装備することがあり、UE1315はアンテナ1352〜1353を装備することがある。MIMO通信システム1300において、基地局1305は、同時に複数の通信リンクを通じてデータを送ることが可能であり得る。各通信リンクは「レイヤ」と呼ばれることがあり、通信リンクの「ランク」は、通信のために使用されるレイヤの数を示し得る。例えば、基地局1305が2つの「レイヤ」を送信する2×2のMIMO通信システムにおいて、基地局1305とUE1315との間の通信リンクのランクは2である。
[0187] 基地局1305において、送信プロセッサ1320がデータソースからデータを受信し得る。送信プロセッサ1320はデータを処理し得る。送信プロセッサ1320はまた、制御シンボルまたは基準シンボルを生成し得る。送信(TX)MIMOプロセッサ1330は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、または基準シンボルに対して空間処理(例えば、プリコーディング)を行え、出力シンボルストリームを送信変調器1332〜1333に与えることができる。各変調器1332〜1333は、出力サンプルストリームを取得するために、(例えば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理できる。各変調器1332〜1333はさらに、DL信号を取得するために、出力サンプルストリームを処理する(例えば、アナログへ変換し、増幅し、フィルタリングし、アップコンバートする)ことができる。一例において、変調器1332〜1333からのDL信号は、それぞれアンテナ1334〜1335を介して送信され得る。
[0188] UE1315において、UEアンテナ1352〜1353は、基地局1305からDL信号を受信でき、受信された信号をそれぞれ復調器1354〜1355に与えることができる。各復調器1354〜1355は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信された信号を調整する(例えば、フィルタリングし、増幅し、ダウンコンバートし、デジタル化する)ことができる。各復調器1354〜1355はさらに、受信されたシンボルを取得するために、(例えば、OFDMなどのために)入力サンプルを処理できる。MIMO検出器1356は、全ての復調器1354〜1355から受信されたシンボルを取得し、適用可能な場合は受信されたシンボルに対してMIMO検出を行い、検出されたシンボルを与えることができる。受信プロセッサ1358は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE1315のための復号されたデータをデータ出力に与え、復号された制御情報をプロセッサ1380、またはメモリ1382に与えることができる。
[0189] プロセッサ1380は、場合によっては、ワイヤレス通信管理モジュール1384をインスタンス化するための記憶された命令を実行し得る。ワイヤレス通信管理モジュール1384は、図5、図6、図7、図8、図9、図10、または図11を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール520、620、720、820、920、1020、または1160の態様の例であり得る。
[0190] アップリンク(UL)上で、UE1315において、送信プロセッサ1364は、データソースからデータを受信し、処理できる。送信プロセッサ1364はまた、基準信号のための基準シンボルを生成できる。送信プロセッサ1364からのシンボルは、適用可能な場合は送信MIMOプロセッサ1366によってプリコードされ、さらに(例えば、SC−FDMAなどのために)変調器1354〜1355によって処理され、基地局1305から受信された送信パラメータに従って基地局1305に送信され得る。基地局1305において、UE1315からのUL信号がアンテナ1334〜1335によって受信され、復調器1332〜1333によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器1336によって検出され、受信プロセッサ1338によってさらに処理され得る。受信プロセッサ1338は、復号されたデータをデータ出力およびプロセッサ1340またはメモリ1342に与えることができる。プロセッサ1340は、場合によっては、ワイヤレス通信管理モジュール1386をインスタンス化するための記憶された命令を実行し得る。ワイヤレス通信管理モジュール1386は、図12を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール1260の態様の例であり得る。
[0191] UE1315のコンポーネントは、適用可能な機能の一部または全てをハードウェアで行うように適合された1つまたは複数のASICを用いて、個々にまたは集合的に実施され得る。言及されたモジュールの各々は、MIMO通信システム1300の動作に関する1つまたは複数の機能を行うための手段であり得る。同様に、基地局1305のコンポーネントは、適用可能な機能の一部または全てをハードウェアで行うように適合された1つまたは複数のASICを用いて、個々にまたは集合的に実施され得る。言及されたコンポーネントの各々は、MIMO通信システム1300の動作に関する1つまたは複数の機能を行うための手段であり得る。
[0192] 図14は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法1400の例を示すフローチャートである。明快さのために、方法1400は、図1、図2、図11、もしくは図13を参照して説明されたUE115、215、215−a、1115、もしくは1315のうちの1つまたは複数の態様、または、図5もしくは図6を参照して説明された装置515もしくは615のうちの1つまたは複数の態様を参照して、以下で説明される。いくつかの例において、UEまたは装置は、以下で説明される機能を行うようにUEまたは装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。加えて、または代替的に、UEまたは装置は、専用のハードウェアを使用して、以下で説明される機能の1つまたは複数を行い得る。
[0193] ブロック1405では、方法1400が、第1のUEと少なくとも第2のUEとを含むNOMAグループと関連付けられるグループ識別子に少なくとも一部基づいて、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することを含み得る。ブロック1405での動作は、図5、図6、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール520、620、1160、もしくは1384、または、図5もしくは図6を参照して説明されたDCI処理モジュール535もしくは635を使用して行われ得る。
[0194] ブロック1410では、方法1400が、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を使用して、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信することを含み得る。ブロック1410での動作は、図5、図6、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール520、620、1160、もしくは1384、または、図5もしくは図6を参照して説明されたNOMA送信処理モジュール540もしくは640を使用して行われ得る。
[0195] このようにして、方法1400はワイヤレス通信を提供し得る。方法1400は一実施形態にすぎず、方法1400の動作は、他の実施形態が可能であるように再構成されるか、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0196] 図15は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法1500の例を示すフローチャートである。明快さのために、方法1500は、図1、図2、図11、もしくは図13を参照して説明されたUE115、215、215−a、1115、もしくは1315のうちの1つまたは複数の態様、または、図5もしくは図6を参照して説明された装置515もしくは615のうちの1つまたは複数の態様を参照して、以下で説明される。いくつかの例において、UEまたは装置は、以下で説明される機能を行うようにUEまたは装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。加えて、または代替的に、UEまたは装置は、専用のハードウェアを使用して、以下で説明される機能の1つまたは複数を行い得る。
[0197] ブロック1505では、方法1500が、基地局からグループ識別子または第1のUE識別子を受信することを含み得る。グループ識別子は、第1のUEと少なくとも第2のUEとを含むNOMAグループと関連付けられ得る。第1のUE識別子は第1のUEを識別できる。いくつかの例において、ブロック1505での動作はさらに、NOMAグループと関連付けられるある範囲のUE識別子を受信することを含み得る。その範囲のUE識別子は、少なくとも第2のUE識別子を含み得る。第2のUE識別子は第2のUEを識別できる。いくつかの例において、グループ識別子、第1のUE識別子、またはその範囲のUE識別子は、ランダムアクセス手順の間に基地局から受信され得る。いくつかの例において、グループ識別子はグループRNTIを含み得る。いくつかの例において、ブロック1505での動作は、基地局に第1のUE識別子を送信することを含み得る。ブロック1505での動作は、図5、図6、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール520、620、1160、もしくは1384、または、図6を参照して説明された識別子管理モジュール645を使用して行われ得る。
[0198] ブロック1510では、方法1500が、ブロック1505で受信されたグループ識別子に少なくとも一部基づいてダウンリンク制御情報を受信することを含み得る(例えば、方法1500は、グループ識別子を使用してダウンリンク制御情報をスクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する)ことを含み得る)。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報、第2のUEのためのダウンリンク制御情報、またはNOMAグループ中の他のUEのためのダウンリンク制御情報を含み得る。いくつかの例において、グループ識別子に少なくとも一部基づいてダウンリンク制御情報を受信することは、グループ識別子に少なくとも一部基づいて、NOMAグループと関連付けられる全てのダウンリンク制御情報を受信することを含み得る。
[0199] 方法1500のいくつかの例において、UEのために受信されるダウンリンク制御情報は、グループ識別子に少なくとも一部基づいて受信され得る。例えば、第1のUEのためのダウンリンク制御情報は、グループ識別子を使用して復号されてよく(例えば、スクランブル解除されてよく(例えば、CRCスクランブル解除されてよく))、第2のUEのためのダウンリンク制御情報は、グループ識別子を使用して復号されてよい(例えば、スクランブル解除されてよい(例えば、CRCスクランブル解除されてよい))。方法1500の他の例において、UEのために受信されるダウンリンク制御情報は、グループ識別子およびUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づいて受信され得る。例えば、第1のUEのためのダウンリンク制御情報は、グループ識別子および第1のUE識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づいて復号されてよく(例えば、スクランブル解除されてよく(例えば、CRCスクランブル解除されてよく))、第2のUEのためのダウンリンク制御情報は、グループ識別子および第2のUE識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づいて復号されてよい(例えば、スクランブル解除されてよい(例えば、CRCスクランブル解除されてよい))。
[0200] ブロック1515で、方法1500は、ダウンリンク制御情報が第1のUEのためのダウンリンク制御情報を含むかどうかを決定することを含み得る。この決定は、第1のUEに割り当てられる第1のUE識別子に少なくとも一部基づき得る。UEのためのダウンリンク制御情報がグループ識別子を使用してスクランブルされる例において、この決定は、ダウンリンク制御情報が第1のUE識別子を参照する(例えば、含む)かどうかに少なくとも一部基づき得る。第1のUEのためのダウンリンク制御情報がグループ識別子および第1のUE識別子の決定論的な関数を使用してスクランブルされる例において、この決定は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ための能力に少なくとも一部基づき得る。第1のUEのためのダウンリンク制御情報を特定しないと、方法1500はブロック1520で継続し得る。第1のUEのためのダウンリンク制御情報を特定すると、方法1500はブロック1525で継続し得る。
[0201] ブロック1520で、方法1500は、ダウンリンク制御情報の次の送信を監視することを含み得る。
[0202] ブロック1510、1515、または1520での動作は、図5、図6、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール520、620、1160、もしくは1384、または、図5もしくは図6を参照して説明されたDCI処理モジュール535もしくは635を使用して行われ得る。
[0203] ブロック1525で、方法1500は、第1のUEのための第1のダウンリンク送信に対応する第1のRNTIを決定することを含み得る。第1のRNTIは、第1のUE識別子に少なくとも一部基づいて決定され得る。いくつかの例において、第1のRNTIは、第1のUE識別子およびグループ識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づいて決定され得る。ブロック1525での動作は、図5、図6、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール520、620、1160、もしくは1384、または、図6を参照して説明されたダウンリンク送信RNTI決定モジュール655を使用して行われ得る。
[0204] ブロック1530で、方法1500は、ダウンリンク制御情報が第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含むかどうかを決定することを含み得る。この決定は、第2のUEに割り当てられる第2のUE識別子に少なくとも一部基づき得る。UEのためのダウンリンク制御情報がグループ識別子を使用してスクランブルされる例において、この決定は、ダウンリンク制御情報が第2のUE識別子を参照する(例えば、含む)かどうかに少なくとも一部基づき得る。第2のUEのためのダウンリンク制御情報がグループ識別子および第2のUE識別子の決定論的な関数を使用してスクランブルされる例において、この決定は、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ための能力に少なくとも一部基づき得る。第2のUEのためのダウンリンク制御情報を特定しないと、方法1500はブロック1540で継続し得る。第2のUEのためのダウンリンク制御情報を特定すると、方法1500はブロック1545で継続し得る。ブロック1530での動作は、図5、図6、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール520、620、1160、もしくは1384、または、図5もしくは図6を参照して説明されたDCI処理モジュール535もしくは635を使用して行われ得る。いくつかの例において、ブロック1530での動作は、少なくとも第2のUEのために行われ得る(例えば、この動作は、NOMAグループ中の第1のUE以外のいくつかのUEの各々のために、またはNOMAグループ中の第1のUE以外のUEの全てのために行われ得る)。
[0205] ブロック1535で、方法1500は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報および第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて(場合によってはNOMAグループ中の他のUEのためのダウンリンク制御情報に基づいて)、第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複する干渉送信があるかどうか(例えば、第1のUEにおける第1のダウンリンク送信の受信と干渉し得る送信があるかどうか)を決定することを含み得る。いくつかの例において、干渉送信は、第2のUEのための第2のダウンリンク送信を含み得る。いくつかの例において、干渉送信は、NOMAグループ中の第1のUE以外のいくつかのUEの各々のためのダウンリンク送信を含むことがあり、または、干渉送信は、NOMAグループ中の第1のUE以外のUEの全てのためのダウンリンク送信を含むことがある。干渉送信がないと決定すると、方法1500はブロック1540で継続し得る。干渉送信があると決定すると、方法1500はブロック1550で継続し得る。ブロック1535での動作は、図5、図6、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール520、620、1160、もしくは1384、または、図6を参照して説明された干渉決定モジュール650を使用して行われ得る。
[0206] ブロック1540で、方法1500は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信することを含み得る。ブロック1545で方法1500は、第1のUEのための第1のダウンリンク送信を、NOMAダウンリンク送信のセットにおいて特定することを含み得る。第1のUEのための第1のダウンリンク送信は、第1のRNTIを使用して特定され得る。いくつかの例において、第1のUEのための第1のダウンリンク送信を特定することは、第1のUEのための第1のダウンリンク送信をスクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する)ことを含み得る。いくつかの例において、ブロック1545で行われる特定動作は、ブロック1540で行われる受信動作の一部として行われ得る。ブロック1540または1545での動作は、図5、図6、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール520、620、1160、もしくは1384、または、図5もしくは図6を参照して説明されたNOMA送信処理モジュール540もしくは640を使用して行われ得る。
[0207] ブロック1550で、方法1500は、第2のUEのための第2のダウンリンク送信に対応する第2のRNTIを決定することを含み得る。第2のRNTIは、第2のUE識別子に少なくとも一部基づいて決定され得る。いくつかの例において、第2のRNTIは、第2のUE識別子およびグループ識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づいて決定され得る。ブロック1550での動作は、図5、図6、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール520、620、1160、もしくは1384、または、図6を参照して説明されたダウンリンク送信RNTI決定モジュール655を使用して行われ得る。いくつかの例において、ブロック1550での動作は、少なくとも第2のUEのために行われ得る(例えば、この動作は、ブロック1510で受信されるダウンリンク制御情報がUEのためのダウンリンク制御情報を含むかどうかに応じて、または、第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複するUEに対する干渉送信があるかどうかに応じて、NOMAグループ中の第1のUE以外のいくつかのUEの各々のために、または、NOMAグループ中の第1のUE以外のUEの全てのために、行われ得る)。
[0208] ブロック1555で、方法1500は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報および第2のUEのためのダウンリンク制御情報(およびいくつかの例では、ブロック1530または1535で行われる決定に応じて、NOMAグループ中の第1のUE以外のいくつかのUEの各々のためのダウンリンク制御情報)に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信することを含み得る。ブロック1555での動作は、図5、図6、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール520、620、1160、もしくは1384、または、図5もしくは図6を参照して説明されたNOMA送信処理モジュール540もしくは640を使用して行われ得る。
[0209] ブロック1560では、方法1500が、ブロック1535で特定される干渉送信に対して干渉打消し動作を行うことを含み得る。干渉打消し動作は、第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて行われ得る。干渉打消し動作はまた、第2のRNTIを使用して行われ得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、ブロック1530または1535で行われる決定に応じて、NOMAグループ中の第1のUE以外のいくつかのUEの各々のためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて行われ得る。干渉打消し動作はまた、第1のUE以外のいくつかのUEの各々のためのRNTIを使用して行われ得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、干渉送信を復号することと、次いで、NOMAダウンリンク送信のセットから干渉送信を打ち消すこととを含み得る。ブロック1560での動作は、図5、図6、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール520、620、1160、もしくは1384、または、図6を参照して説明された干渉打消しモジュール660を使用して行われ得る。
[0210] ブロック1565で、方法1500は、第1のUEのための第1のダウンリンク送信を、NOMAダウンリンク送信のセットにおいて特定することを含み得る。第1のUEのための第1のダウンリンク送信は、第1のRNTIを使用して特定され得る。いくつかの例において、第1のUEのための第1のダウンリンク送信を特定することは、第1のUEのための第1のダウンリンク送信をスクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する)ことを含み得る。いくつかの例において、ブロック1545で行われる特定動作は、ブロック1540で行われる受信動作の一部として行われ得る。ブロック1540または1545での動作は、図5、図6、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール520、620、1160、もしくは1384、または、図5もしくは図6を参照して説明されたNOMA送信処理モジュール540もしくは640を使用して行われ得る。
[0211] このようにして、方法1500はワイヤレス通信を提供し得る。方法1500は一実施形態にすぎず、方法1500の動作は、他の実施形態が可能であるように再構成されるか、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0212] 図16は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法1600の例を示すフローチャートである。明快さのために、方法1600は、図1、図3、図11、もしくは図13を参照して説明されたUE115、315、315−a、1115、もしくは1315のうちの1つまたは複数の態様、または、図7もしくは図8を参照して説明された装置715もしくは815のうちの1つまたは複数の態様を参照して、以下で説明される。いくつかの例において、UEまたは装置は、以下で説明される機能を行うようにUEまたは装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。加えて、または代替的に、UEまたは装置は、専用のハードウェアを使用して、以下で説明される機能の1つまたは複数を行い得る。
[0213] ブロック1605で、方法1600は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することを含み得る。いくつかの例において、第1のUEのためのダウンリンク情報は、第1のUEと関連付けられるRNTIに少なくとも一部基づいて受信され得る。第1のUEのためのダウンリンク制御情報は、少なくとも第2のUEの指示を含み得る。いくつかの例において、少なくとも第2のUEの指示は、第2のUEと関連付けられるRNTIを含み得る。いくつかの例において、少なくとも第2のUEの指示は、第1のUEとともにNOMAグループにおいて動作するように構成され得る他のUEのセットと関連付けられるインデックスを含み得る。他のUEのセットは第2のUEを含み得る。いくつかの例において、方法1600は、インデックスに少なくとも一部基づいて、第2のUEと関連付けられるRNTIを決定することを含み得る。ブロック1605での動作は、図7、図8、図11、または図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール720、820、1160、または1384、あるいは、図7または図8を参照して説明されたDCI処理モジュール735もしくは835、または第1のUE DCI処理モジュール740もしくは840を使用して行われ得る。
[0214] ブロック1610で、方法1600は、少なくとも第2のUEの指示に少なくとも一部基づいて、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することを含み得る。ブロック1610での動作は、図7、図8、図11、または図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール720、820、1160、または1384、あるいは、図7または図8を参照して説明されたDCI処理モジュール735もしくは835、または第2のUE DCI処理モジュール745もしくは845を使用して行われ得る。
[0215] ブロック1615で、方法1600は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報および第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信することを含み得る。ブロック1615での動作は、図7、図8、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール720、820、1160、もしくは1384、または、図7もしくは図8を参照して説明されたNOMA送信処理モジュール750もしくは850を使用して行われ得る。
[0216] このようにして、方法1600はワイヤレス通信を提供し得る。方法1600は一実施形態にすぎず、方法1600の動作は、他の実施形態が可能であるように再構成されるか、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0217] 図17は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法1700の例を示すフローチャートである。明快さのために、方法1700は、図1、図3、図11、もしくは図13を参照して説明されたUE115、315、315−a、1115、もしくは1315のうちの1つまたは複数の態様、または、図7もしくは図8を参照して説明された装置715もしくは815のうちの1つまたは複数の態様を参照して、以下で説明される。いくつかの例において、UEまたは装置は、以下で説明される機能を行うようにUEまたは装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。加えて、または代替的に、UEまたは装置は、専用のハードウェアを使用して、以下で説明される機能の1つまたは複数を行い得る。
[0218] ブロック1705で、方法1700は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することを含み得る。いくつかの例において、第1のUEのためのダウンリンク情報は、第1のUEと関連付けられるRNTIに少なくとも一部基づいて受信され得る。第1のUEのためのダウンリンク制御情報は、少なくとも第2のUEの指示を含み得る。いくつかの例において、少なくとも第2のUEの指示は、第2のUEと関連付けられるRNTIを含み得る。いくつかの例において、少なくとも第2のUEの指示は、第1のUEとともにNOMAグループにおいて動作するように構成され得る他のUEのセットと関連付けられるインデックスを含み得る。他のUEのセットは第2のUEを含み得る。いくつかの例において、方法1700は、インデックスに少なくとも一部基づいて、第2のUEと関連付けられるRNTIを決定することを含み得る。ブロック1705での動作は、図7、図8、図11、または図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール720、820、1160、または1384、あるいは、図7または図8を参照して説明されたDCI処理モジュール735もしくは835、または第1のUE DCI処理モジュール740もしくは840を使用して行われ得る。
[0219] ブロック1710で、方法1700は、少なくとも第2のUEの指示に少なくとも一部基づいて、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することを含み得る。いくつかの例において、少なくとも第2のUEの指示は第2のUEの指示を含んでよく、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することが、第2のUEの指示に少なくとも一部基づいて、第2のUEのためのダウンリンク制御情報を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことを含み得る。ブロック1710での動作は、図7、図8、図11、または図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール720、820、1160、または1384、あるいは、図7または図8を参照して説明されたDCI処理モジュール735もしくは835、または第2のUE DCI処理モジュール745もしくは845を使用して行われ得る。
[0220] ブロック1715で、方法1700は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報および少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、干渉送信が第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複すると決定することを含み得る。ブロック1715での動作は、図7、図8、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール720、820、1160、もしくは1384、または、図8を参照して説明された干渉決定モジュール860を使用して行われ得る。
[0221] ブロック1720で、方法1700は、第1のUEのためのダウンリンク制御情報および第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信することを含み得る。ブロック1720での動作は、図7、図8、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール720、820、1160、もしくは1384、または、図7もしくは図8を参照して説明されたNOMA送信処理モジュール750もしくは850を使用して行われ得る。
[0222] ブロック1725で、方法1700は、干渉送信に対して干渉打消し動作を行うことを含み得る。干渉打消し動作は、第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて行われ得る。干渉打消し動作はまた、第2のUEと関連付けられるRNTIを使用して行われ得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、ブロック1715で行われる決定に応じて、NOMAグループ中の第1のUE以外のいくつかのUEの各々のためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて行われ得る。干渉打消し動作はまた、第1のUE以外のいくつかのUEの各々のためのRNTIを使用して行われ得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、干渉送信を復号することと、次いで、ブロック1720で受信されたNOMAダウンリンク送信のセットから干渉送信を打ち消すこととを含み得る。ブロック1725での動作は、図7、図8、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール720、820、1160、もしくは1384、または、図8を参照して説明された干渉打消しモジュール865を使用して行われ得る。
[0223] ブロック1730で、方法1700は、第1のUEのための第1のダウンリンク送信を、NOMAダウンリンク送信のセットにおいて特定することを含み得る。いくつかの例において、第1のUEのための第1のダウンリンク送信は、第1のUEのための第1のRNTIを使用して特定され得る。いくつかの例において、第1のUEのための第1のダウンリンク送信を特定することは、第1のUEのための第1のダウンリンク送信をスクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する)ことを含み得る。ブロック1730での動作は、図7、図8、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール720、820、1160、もしくは1384、または、図7もしくは図8を参照して説明されたNOMA送信処理モジュール750もしくは850を使用して行われ得る。
[0224] このようにして、方法1700はワイヤレス通信を提供し得る。方法1700は一実施形態にすぎず、方法1700の動作は、他の実施形態が可能であるように再構成されるか、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0225] 図18は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法1800の例を示すフローチャートである。明快さのために、方法1800は、図1、図4、図11、もしくは図13を参照して説明されたUE115、415、415−a、1115、もしくは1315のうちの1つまたは複数の態様、または、図9もしくは図10を参照して説明された装置915もしくは1015のうちの1つまたは複数の態様を参照して、以下で説明される。いくつかの例において、UEまたは装置は、以下で説明される機能を行うようにUEまたは装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。加えて、または代替的に、UEまたは装置は、専用のハードウェアを使用して、以下で説明される機能の1つまたは複数を行い得る。
[0226] ブロック1805で、方法1800は、第1のUEにおいて、第1のUEと関連付けられる少なくとも1つの制御チャネル要素を受信することを含み得る。少なくとも1つの制御チャネル要素は、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含み得る。ブロック1805での動作は、図9、図10、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール920、1020、1160、もしくは1384、または、図9もしくは図10を参照して説明された制御チャネル処理モジュール935もしくは1035を使用して行われ得る。
[0227] ブロック1810で、方法1800は、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信することを含み得る。ブロック1810での動作は、図9、図10、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール920、1020、1160、もしくは1384、または、図9もしくは図10を参照して説明されたNOMA送信処理モジュール940もしくは1040を使用して行われ得る。
[0228] このようにして、方法1800はワイヤレス通信を提供し得る。方法1800は一実施形態にすぎず、方法1800の動作は、他の実施形態が可能であるように再構成されるか、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0229] 図19は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法1900の例を示すフローチャートである。明快さのために、方法1900は、図1、図4、図11、もしくは図13を参照して説明されたUE115、415、415−a、1115、もしくは1315のうちの1つまたは複数の態様、または、図9もしくは図10を参照して説明された装置915もしくは1015のうちの1つまたは複数の態様を参照して、以下で説明される。いくつかの例において、UEまたは装置は、以下で説明される機能を行うようにUEまたは装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。加えて、または代替的に、UEまたは装置は、専用のハードウェアを使用して、以下で説明される機能の1つまたは複数を行い得る。
[0230] ブロック1905で、方法1900は、第1のUEにおいて、第1のUEと関連付けられる少なくとも1つの制御チャネル要素を受信することを含み得る。少なくとも1つの制御チャネル要素は、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含み得る。いくつかの例では、少なくとも1つの制御チャネル要素を受信することが、第1のUEと関連付けられる単一の制御チャネル要素を受信することを含み得る。単一の制御チャネル要素は、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含み得る。いくつかの例において、少なくとも1つの制御チャネル要素を受信することは、第1のUEと関連付けられる第1の制御チャネル要素を受信することと、第1のUEと関連付けられる少なくとも第2の制御チャネル要素を受信することとを含み得る。第1の制御チャネル要素は第1のUEのためのダウンリンク制御情報を含むことがあり、少なくとも第2の制御チャネル要素は少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報を含むことがある。ブロック1905での動作は、図9、図10、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール920、1020、1160、もしくは1384、または、図9もしくは図10を参照して説明された制御チャネル処理モジュール935もしくは1035を使用して行われ得る。
[0231] ブロック1910で、方法1900は、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、干渉送信が第1のUEのための第1のダウンリンク送信と重複すると決定することを含み得る。ブロック1910での動作は、図9、図10、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール920、1020、1160、もしくは1384、または、図10を参照して説明された干渉決定モジュール1050を使用して行われ得る。
[0232] ブロック1915で、方法1900は、第1のUEおよび少なくとも第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信することを含み得る。ブロック1915での動作は、図9、図10、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール920、1020、1160、もしくは1384、または、図9もしくは図10を参照して説明されたNOMA送信処理モジュール940もしくは1040を使用して行われ得る。
[0233] ブロック1920で、方法1900は、干渉送信に対して干渉打消し動作を行うことを含み得る。干渉打消し動作は、第2のUEのためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて行われ得る。いくつかの例において、干渉打消し動作はさらに、第2のUEと関連付けられるUE識別子(例えば、第2のUEと関連付けられるRNTI)に少なくとも一部基づき得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、第2のUEと関連付けられるRNTIを使用して干渉送信を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことを含み得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、ブロック1910で行われる決定に応じて、NOMAグループ中の第1のUE以外のいくつかのUEの各々のためのダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて行われ得る。干渉打消し動作はまた、第1のUE以外のいくつかのUEの各々のためのRNTIを使用して行われ得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、干渉送信を復号することと、次いで、ブロック1915で受信されたNOMAダウンリンク送信のセットから干渉送信を打ち消すこととを含み得る。ブロック1920での動作は、図9、図10、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール920、1020、1160、もしくは1384、または、図10を参照して説明された干渉打消しモジュール1055を使用して行われ得る。
[0234] ブロック1925で、方法1900は、第1のUEのための第1のダウンリンク送信を、NOMAダウンリンク送信のセットにおいて特定することを含み得る。いくつかの例において、第1のUEのための第1のダウンリンク送信は、第1のUEのための第1のRNTIを使用して特定され得る。いくつかの例において、第1のUEのための第1のダウンリンク送信を特定することは、第1のUEのための第1のダウンリンク送信をスクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する)ことを含み得る。ブロック1925での動作は、図9、図10、図11、もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール920、1020、1160、もしくは1384、または、図9もしくは図10を参照して説明されたNOMA送信処理モジュール940もしくは1040を使用して行われ得る。
[0235] このようにして、方法1900はワイヤレス通信を提供し得る。方法1900は一実施形態にすぎず、方法1900の動作は、他の実施形態が可能であるように再構成されるか、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0236] いくつかの例では、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照して説明された方法1400、1500、1600、1700、1800、または1900のうちの1つまたは複数の態様が組み合わされ得る。
[0237] 図20は、本開示の様々な態様による、様々なワイヤレスデバイスによる送信が様々な他のワイヤレスデバイスによる送信の受信と干渉し得る、ワイヤレス通信システム2000を示す。ワイヤレス通信システム2000は、図1を参照して説明されたワイヤレス通信システム100の部分の例であり得る。その上、第1の基地局2005、第2の基地局2005−a、第3の基地局2005−b、第4の基地局2005−c、第5の基地局2005−d、および第6の基地局2005−eは、図1を参照して説明された基地局105のうちの1つまたは複数の態様の例であり得るが、第1のUE2015、第2のUE2015−a、第3のUE2015−b、第4のUE2015−c、第5のUE2015−d、および第6のUE2015−eは、図1を参照して説明されたUE115のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。
[0238] 図20に示される第1の干渉シナリオでは、第1の基地局2005が第1のダウンリンク送信2020を第1のUE2015に送信でき、第2の基地局2005−aが第2のダウンリンク送信2025を第2のUE2015−aに送信できる。第1のダウンリンク送信2020の信号強度が十分大きいとき、または、第1の基地局2005および第2のUE2015−aが互いに十分に近いとき、第2のUE2015−aは、第1の干渉送信2020−aとして第1のダウンリンク送信2020を受信できる。同様に、第2のダウンリンク送信2025の信号強度が十分に大きいとき、または、第2の基地局2005−aおよび第1のUE2015が互いに十分に近いとき、第1のUE2015は、第2の干渉送信2025−aとして第2のダウンリンク送信2025を受信できる。第1の干渉送信2020−aは、第2のダウンリンク送信2025の第2のUEによる受信と干渉することがある。第2の干渉送信2025−aは、第1のダウンリンク送信2020の第1のUEによる受信と干渉することがある。
[0239] 図20に示される第2の干渉シナリオでは、第3の基地局2005−bが第1のアップリンク送信2030を第3のUE2015−bから受信でき、第4の基地局2005−cが第3のダウンリンク送信2035を第4のUE2015−cに送信できる。第3のダウンリンク送信2035の信号強度が十分大きいとき、または、第3の基地局2005−bおよび第4の基地局2005−cが互いに十分に近いとき、第3の基地局2005−bは、第3のダウンリンク送信2035を第3の干渉送信2035−aとして受信できる。第3の干渉送信2035−aは、第1のアップリンク送信2030の第3の基地局による受信と干渉することがある。
[0240] 図20に示される第3の干渉シナリオでは、第5の基地局2005−dが第2のアップリンク送信2040を第5のUE2015−dから受信でき、第6の基地局2005−eが第3のアップリンク送信2045を第6のUE2015−eから受信できる。第2のアップリンク送信2040の信号強度が十分大きいとき、または、第5のUE2015−dおよび第6の基地局2005−eが互いに十分に近いとき、第6の基地局2005−eは、第4の干渉送信2040−aとして第2のアップリンク送信2040を受信できる。同様に、第3のアップリンク送信2045の信号強度が十分に大きいとき、または、第6のUE2015−eおよび第5の基地局2005−dが互いに十分に近いとき、第5の基地局2005−dは、第5の干渉送信2045−aとして第3のアップリンク送信2045を受信することがある。第4の干渉送信2040−aは、第3のアップリンク送信2045の第6の基地局による受信と干渉することがある。第5の干渉送信2045−aは、第2のアップリンク送信2040の第5の基地局による受信と干渉することがある。
[0241] 図20に示される干渉シナリオのうちの1つが発生するとき、コードワードレベル干渉打消し(CWIC)動作またはシンボルレベル干渉打消し(SLIC)動作などの干渉打消し動作を、干渉送信に対して行うことが有用であり得る。しかしながら、干渉打消し動作を行うためのデバイスの能力は、送信フォーマット、データレート、ランク、変調およびコーディング方式(MCS)、または干渉送信のための割り当てられたリソースブロックなどのパラメータの、デバイスの知識に依存し得る。干渉打消し動作の実行(performance)はまた、干渉送信と関連付けられる無線ネットワーク一時識別子(RNTI)の、デバイスの知識に依存し得る。いくつかの例において、干渉送信に対して干渉打消し動作を行うために必要とされるパラメータは、1つまたは複数の送信のブラインド検出(例えば、別のデバイスへの、または別のデバイスからの、1つまたは複数の送信のブラインド検出)によって取得され得る。他の例において、干渉打消し動作を行うために必要とされるパラメータは、例えば、図24、図25、図26、図27、図30、図31、および図36を参照して説明されるように取得され得る。
[0242] いくつかの例において、第3の基地局2005−b、第3のUE2015−b、第4の基地局2005−c、および第4のUE2015−cを参照して説明される干渉シナリオなどの干渉シナリオは、増強された干渉打消しおよびトラフィック適合(eIMTA:enhanced interference mitigation and traffic adaptation)環境においてワイヤレスデバイスが動作することを許容されるような環境で発生し得る。
[0243] 図21は、本開示の様々な態様による、LTE/LTE−Aシステムにおいて通信のフレームのために使用される様々な時間領域複信(TDD)アップリンク−ダウンリンク(UL−DL)構成(例えば、構成0、1、2、3、4、5、および6)の表2100を示す。ダウンリンクサブフレームは図において「D」によって示され、アップリンクサブフレームは「U」によって示され、特別サブフレームは「S」によって示される。ある面においては、UL−DL構成は、ダウンリンクからアップリンクへの切替点の周期性に基づいて分類され得る。より具体的には、構成0、1、2、および6は、5ミリ秒(ms)というダウンリンクからアップリンクへの切替点の周期性によって特徴付けられるが、構成3、4、および5は、10msというダウンリンクからアップリンクへの切替点の周期性によって特徴付けられる。
[0244] 事業者がeIMTAを利用するとき、事業者の異なるセルが、通信の同じフレームの間に、複数のUL−DL構成のうちの異なるものを利用することがある。セルが同期して動作すると仮定すると、セルの全てが、サブフレーム番号0、1、2、および5の間に、同じタイプのサブフレーム(例えば、Dサブフレーム、Uサブフレーム、またはSサブフレーム)を通信し得る。しかしながら、異なるUL−DL構成を利用する異なるセルは、サブフレーム番号3、4、6、7、8、および9の間に異なるタイプのサブフレームを通信し得る。異なるセルが同じサブフレームの間に異なるタイプのサブフレームを通信するとき(例えば、あるセルがあるサブフレームの間にダウンリンクサブフレーム構成で動作している一方で、別のセルがそのサブフレームの間にアップリンクサブフレーム構成で動作しているとき)、図22の第3の基地局2005−b、第3のUE2015−b、第4の基地局2005−c、および第4のUE2015−cを参照して説明される干渉シナリオなどの、セル間の干渉シナリオが発生する確率が上がり得る。
[0245] いくつかの例において、基地局およびUEは、免許不要高周波スペクトル帯域を通じて通信し得る。免許不要高周波スペクトル帯域は、異なるプロトコル(例えば、セルラーRATおよびWi−Fi(登録商標) RATなどの異なるRAT)のもとで動作する装置によって共有され得るので、送信デバイスは、免許不要高周波スペクトル帯域へのアクセスを争うことがある。いくつかの例において、図20を参照して説明される干渉シナリオのうちの1つまたは複数は、基地局およびUEが免許不要高周波スペクトル帯域または免許高周波スペクトル帯域(例えば、特定の用途のために特定のユーザに免許されているので装置がアクセスを争わない高周波スペクトル帯域、例えばLTE/LTE−A通信のために使用可能な免許高周波スペクトル帯域など)を通じて通信しているときに発生することがある。
[0246] 図22は、本開示の様々な態様による、免許不要高周波スペクトル帯域を使用する様々なシナリオの下でLTE/LTE−Aが展開され得る、ワイヤレス通信システム2200を示す。より具体的には、図22は、免許不要高周波スペクトル帯域を使用してLTE/LTE−Aが展開される、補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、およびスタンドアロンモードの例を示す。ワイヤレス通信システム2200は、図1または図20を参照して説明されたワイヤレス通信システム100または2000の部分の例であり得る。その上、第1の基地局2205および第2の基地局2205−aは、図1または図20を参照して説明された基地局105、2005、2005−a、2005−b、2005−c、2005−d、または2005−eのうちの1つまたは複数の態様の例であり得るが、第1のUE2215、第2のUE2215−a、第3のUE2215−b、および第4のUE2215−cは、図1または図20を参照して説明されたUE115、2015、2015−a、2015−b、2015−c、2015−d、または2015−eのうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。
[0247] ワイヤレス通信システム2200における補助ダウンリンクモードの例では、第1の基地局2205は、ダウンリンクチャネル2220を使用して第1のUE2215にOFDMA波形を送信し得る。ダウンリンクチャネル2220は、免許不要高周波スペクトル帯域の中の周波数F1と関連付けられ得る。第1の基地局2205は、第1の双方向リンク2225を使用して第1のUE2215にOFDMA波形を送信でき、第1の双方向リンク2225を使用して第1のUE2215からSC−FDMA波形を受信できる。第1の双方向リンク2225は、免許高周波スペクトル帯域の中の周波数F4と関連付けられ得る。免許不要高周波スペクトル帯域の中のダウンリンクチャネル2220および免許高周波スペクトル帯域の中の第1の双方向リンク2225は、同時に動作できる。ダウンリンクチャネル2220は、第1の基地局2205のためにダウンリンク容量のオフロードを提供し得る。いくつかの例において、ダウンリンクチャネル2220は、(例えば、1つのUEに宛てられる)ユニキャストサービスのために、または(例えば、いくつかのUEに宛てられる)マルチキャストサービスのために使用され得る。この状況は、免許高周波スペクトルを使用し、トラフィックまたはシグナリングの混雑の一部を緩和する必要がある、任意のサービスプロバイダ(例えば、モバイルネットワーク事業者(MNO))に対して生じ得る。
[0248] ワイヤレス通信システム2200におけるキャリアアグリゲーションモードの一例において、第1の基地局2205は、第2の双方向リンク2230を使用して第2のUE2215−aにOFDMA波形を送信でき、第2の双方向リンク2230を使用して第2のUE2215−aからOFDMA波形、SC−FDMA波形、またはリソースブロックがインターリーブされたFDMA波形を受信できる。第2の双方向リンク2230は、免許不要高周波スペクトル帯域の中の周波数F1と関連付けられ得る。第1の基地局2205はまた、第3の双方向リンク2235を使用して第2のUE2215−aにOFDMA波形を送信でき、第3の双方向リンク2235を使用して第2のUE2215−aからSC−FDMA波形を受信できる。第3の双方向リンク2235は、免許高周波スペクトル帯域の中の周波数F2と関連付けられ得る。第2の双方向リンク2230は、第1の基地局2205のためにダウンリンクおよびアップリンクの容量オフロードを提供し得る。上で説明された補助ダウンリンクのように、このシナリオは、免許高周波スペクトルを使用し、トラフィックまたはシグナリングの混雑の一部を緩和する必要がある、任意のサービスプロバイダ(例えば、MNO)に対して生じ得る。
[0249] ワイヤレス通信システム2200におけるキャリアアグリゲーションモードの別の例において、第1の基地局2205は、第4の双方向リンク2240を使用して第3のUE2215−bにOFDMA波形を送信でき、第4の双方向リンク2240を使用して第3のUE2215−bからOFDMA波形、SC−FDMA波形、またはリソースブロックがインターリーブされた波形を受信できる。第4の双方向リンク2240は、免許不要高周波スペクトル帯域の中の周波数F3と関連付けられ得る。第1の基地局2205はまた、第5の双方向リンク2245を使用して第3のUE2215−bにOFDMA波形を送信でき、第5の双方向リンク2245を使用して第3のUE2215−bからSC−FDMA波形を受信できる。第5の双方向リンク2245は、免許高周波スペクトル帯域の中の周波数F2と関連付けられ得る。第4の双方向リンク2240は、第1の基地局2205のためにダウンリンクおよびアップリンクの容量オフロードを提供し得る。この例および上で与えられた例は、説明のために提示され、免許高周波スペクトル帯域においてLTE/LTE−Aを組み合わせて、容量のオフロードのために免許不要高周波スペクトル帯域を使用する、他の同様の動作モードまたは展開シナリオが存在し得る。
[0250] 上で説明されたように、免許不要高周波スペクトル帯域においてLTE/LTE−Aを使用することによって提供される容量のオフロードから利益を得ることがある1つのタイプのサービスプロバイダは、LTE/LTE−A免許高周波スペクトル帯域へのアクセス権を有する従来のMNOである。これらのサービスプロバイダにとって、運用上の例としては、免許高周波スペクトル帯域上のLTE/LTE−Aの主要コンポーネントキャリア(PCC)と免許不要高周波スペクトル帯域上の少なくとも1つの二次的コンポーネントキャリア(SCC)とを使用する、ブートストラップモード(例えば、補助ダウンリンク、キャリアアグリゲーション)があり得る。
[0251] キャリアアグリゲーションモードにおいて、データおよび制御は、例えば、(例えば、第1の双方向リンク2225と、第3の双方向リンク2235と、第5の双方向リンク2245とを介して)免許高周波スペクトル帯域において通信され得るが、データは、例えば、(例えば、第2の双方向リンク2230および第4の双方向リンク2240を介して)免許不要高周波スペクトル帯域において通信され得る。免許不要高周波スペクトル帯域を使用するときにサポートされるキャリアアグリゲーション機構は、ハイブリッド周波数分割複信−時分割複信(FDD−TDD)キャリアアグリゲーション、またはコンポーネントキャリアにわたって異なる対称性を伴うTDD−TDDキャリアアグリゲーションに該当し得る。
[0252] ワイヤレス通信システム2200におけるスタンドアロンモードの一例において、第2の基地局2205−aは、双方向リンク2250を使用して第4のUE2215−cにOFDMA波形を送信でき、双方向リンク2250を使用して第4のUE2215−cからOFDMA波形、SC−FDMA波形、またはリソースブロックがインターリーブされたFDMA波形を受信できる。双方向リンク2250は、免許不要無線周波数スペクトル帯域の中の周波数F3と関連付けられ得る。スタンドアロンモードは、スタジアム内アクセス(例えば、ユニキャスト、マルチキャスト)などの、非従来型のワイヤレスアクセスシナリオにおいて使用される場合がある。この動作モードのためのサービスプロバイダのタイプの一例は、免許高周波スペクトル帯域へのアクセス権をもたないスタジアム所有者、ケーブル会社、イベント主催者、ホテル、企業、または大企業であり得る。
[0253] いくつかの例において、図1、図20、もしくは図22を参照して説明された基地局105、2005、2005−a、2005−b、2005−c、2005−e、2005−e、2205、もしくは2205−aのうちの1つ、または、図1、図20、もしくは図22を参照して説明されたUE115、2015、2015−a、2015−b、2015−c、2015−d、2015−e、2215、2215−a、2215−b、もしくは2215−cのうちの1つなどの送信デバイスは、免許不要高周波スペクトル帯域のチャネルへの(例えば、免許不要高周波スペクトル帯域の物理チャネルへの)アクセスを獲得するためにゲーティング間隔を使用し得る。いくつかの例において、ゲーティング間隔は周期的であり得る。例えば、周期的なゲーティング間隔は、LTE/LTE−A無線間隔の少なくとも1つの境界と同期され得る。ゲーティング間隔は、欧州電気通信標準化機構(ETSI)(EN301 893)において指定されているLBTプロトコルに基づくLBTプロトコルなどの、コンテンションベースのプロトコルの適用を定義し得る。LBTプロトコルの適用を定義するゲーティング間隔を使用するとき、ゲーティング間隔は、送信デバイスがクリアチャネルアセスメント(CCA)手順などのコンテンション手順(例えば、LBT手順)をいつ行う必要があるかを示し得る。CCA手順の結果は、(LBT無線フレームとも呼ばれる)ゲーティング間隔のために免許不要高周波スペクトル帯域のチャネルが利用可能であるか、または使用中であるかを送信装置に示し得る。対応するLBT無線フレームのためにチャネルが利用可能である(例えば、使用のために「空いている」)ことをCCA手順が示すとき、送信装置は、LBT無線フレームの一部または全ての間に免許不要高周波スペクトル帯域のチャネルを予約または使用し得る。チャネルが利用可能ではないこと(例えば、チャネルが別の送信装置によって使用中であることまたは予約されていること)をCCA手順が示すとき、送信装置は、LBT無線フレームの間にチャネルを使用することを防がれ得る。
[0254] いくつかの例において、図1、図20、もしくは図22を参照して説明されたワイヤレス通信システム100、2000、もしくは2200などのワイヤレス通信システムにおける干渉打消し動作の実行、または、図21を参照して説明されたeIMTA環境などのeIMTA環境における干渉打消し動作の実行は、1つまたは複数のRNTIグループの確立によって容易にされ得る。いくつかの例において、いくつかの基地局の各々は、1つまたは複数のRNTIグループを定義し、各RNTIグループにグループ識別子(例えば、グループRNTI)を割り当てることができる。各RNTIグループは、基地局によってサービスされるUEのセットを含み得る。いくつかの例において、RNTIグループ中のUEは、新たな送信モード(TM;例えばTM13)を利用できる。いくつかの例において、各グループRNTIは16ビットの値であり得る。いくつかの例において、RNTIグループを定義した基地局は、RNTIグループ内のUEの各々にUE識別子(例えば、RNTIグループ内で一意な識別子)を割り当てることができる。いくつかの例において、各UE識別子は8ビットの値であり得る。RNTIグループの確立および使用が、例えば、図23〜図36を参照して説明される。
[0255] 図23は、本開示の様々な態様による、第1のUE2315と、第2のUE2315−aと、基地局2305との間のメッセージフロー2300を示す。いくつかの例において、第1のUE2315または第2のUE2315−aは、図1、図20、または図22を参照して説明されたUE115、2015、2015−a、2015−b、2015−c、2015−d、2015−e、2215、2215−a、2215−b、または2215−cのうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。いくつかの例において、基地局2305は、図1、図2、または図4を参照して説明された基地局105、2005、2005−a、2005−b、2005−c、2005−d、2005−e、2205、または2205−aのうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。いくつかの例において、第1のUE2315と第2のUE2315−aの各々、およびいくつかの例では他のUE(図示されず)が、RNTIグループのメンバーであり得る。メッセージは、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域(例えば、免許高周波スペクトル帯域または免許不要高周波スペクトル帯域)を通じて、第1のUE2315、第2のUE2315−a、または基地局2305の間で送信され得る。
[0256] 図23に示されるように、基地局2305は、RNTIグループ中のUEの各々にそれぞれのUE識別子を送信できる。例えば、基地局2305は、第1のUE識別子2320を第1のUE2315に送信し、第2のUE識別子2325を第2のUE2315−aに送信できる。第1のUE識別子2320は第1のUE2315を識別でき、第2のUE識別子2325は第2のUE2315−aを識別できる。いくつかの例において、基地局2305はまた、RNTIグループ中のUEの各々にある範囲のUE識別子を送信できる。その範囲のUE識別子は、少なくとも第1のUE識別子2320と第2のUE識別子2325とを含み得る。他の例では、第1のUE2315と第2のUE2315−aとを含むRNTIグループ中のUEの各々が、そのUE識別子を基地局2305に送信できる。
[0257] 基地局2305はまた、RNTIグループ中のUEの各々に(例えば、第1のUE2315および第2のUE2315−aに)第1のグループ識別子2330を送信できる。いくつかの例において、第1のグループ識別子2330は第1のグループRNTIを含み得る。いくつかの例において、第1のグループ識別子2330は、ランダムアクセス手順の間に、第1のUE2315および第2のUE2315−aに送信され得る。
[0258] 基地局2305はさらに、ダウンリンク制御情報2335(例えば、ダウンリンク制御情報を含む、1つまたは複数の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)またはenhanced PDCCH(ePDCCH))を、第1のRNTIグループ中のUEのうちの1つまたは複数に(例えば、第1のUE2315または第2のUE2315−aに)送信できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2335は、基地局2305と、RNTIグループ中のUEのうちの1つまたは複数との間の、ワイヤレス通信のサブフレームのために送信され得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2335は、サブフレームの初めに送信され得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2335は、基地局2305がサブフレームの間にそれと通信することを意図する、第1のRNTIグループ中の各UEのための、ダウンリンク制御情報を含み得る。いくつかの例において、第1のRNTIグループ中の各UEのためのダウンリンク制御情報2335は、第1のグループ識別子2330を使用して符号化され得る(例えば、スクランブルされ得る(例えば、巡回冗長検査(CRC)スクランブルされ得る))。いくつかの例において、第1のRNTIグループ中の各UEのためのダウンリンク制御情報2335は、第1のグループ識別子2330とUEのためのUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して符号化され得る(例えば、スクランブルされ得る(例えば、CRCスクランブルされ得る))。例えば、第1のUE2315のためのダウンリンク制御情報は、第1のグループ識別子2330と第1のUE識別子2320の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して符号化され得る(例えば、スクランブルされ得る(例えば、CRCスクランブルされ得る))。
[0259] ブロック2340で、第1のUE2315は、ダウンリンク制御情報2335を受信し、ダウンリンク制御情報2335が第1のUE2315に対応するかどうかを決定できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2335は、1つまたは複数のPDCCHまたはePDCCHにおいて受信され得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2335は、第1のグループ識別子2330を使用して、第1のRNTIグループ中の1つまたは複数のUEのために受信され得る。例えば、第1のUE2315のためのダウンリンク制御情報は、第1のグループ識別子2330を使用して復号され得る(例えば、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る))。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2335は、第1のグループ識別子2330とUEに割り当てられたUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して、第1のRNTIグループ中の1つまたは複数のUEのために受信され得る。例えば、第1のUE2315のためのダウンリンク制御情報は、第1のグループ識別子2330と第1のUE識別子2320の決定論的な関数に少なくとも一部基づいて復号され得る(例えば、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る))。
[0260] UEのためのダウンリンク制御情報が第1のグループ識別子2330を使用してスクランブルされる例において、第1のUE2315のためのダウンリンク制御情報は、第1のUE識別子2320を参照し得る(例えば、含み得る)。第1のUE識別子2320を第1のUE2315のためのダウンリンク制御情報に含めることで、第1のUE2315は、第1のUE2315のためのダウンリンク制御情報を、第1のRNTIグループ中の少なくとも1つ他のUEのためのダウンリンク制御情報と区別して、それによって、第1のUE識別子2320に少なくとも一部基づいて第1のUE2315のためのダウンリンク制御情報を特定することが可能になり得る。例えば、第1のUE2315は時々、第2のUE2315−aのためのダウンリンク制御情報を受信することがあり、この第2のUE2315−aのためのダウンリンク制御情報も、第1のグループ識別子2330を使用して復号され得る。しかしながら、第2のUE2315−aのためのダウンリンク制御情報は第1のUE識別子2320を参照しない(例えば、含まない)ので、第1のUE2315は、第2のUE2315−aのためのダウンリンク制御情報が第1のUE2315に対して意図されていないと決定できる。UEのためのダウンリンク制御情報が第1のグループ識別子2330とUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用してスクランブルされる例では、第1のUE2315のためのダウンリンク制御情報は第1のUE識別子2320を含まないことがあり、第1のUE2315は、第1のUE2315のためのダウンリンク制御情報を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ための能力に少なくとも一部基づいて、第1のUE2315のためのダウンリンク制御情報を特定できる。
[0261] ダウンリンク制御情報2335が第1のUE2315のためのダウンリンク制御情報を含まないと第1のUE2315が決定するとき、第1のUE2315は、(例えば、基地局2305とRNTIグループ中のUEのうちの1つまたは複数との間のワイヤレス通信の現在のサブフレームのための)ブロック2345または2355での動作を行わなくてよい。ダウンリンク制御情報2335が第1のUE2315のためのダウンリンク制御情報を含むと第1のUE2315が決定するとき、第1のUE2315は、例えば、送信フォーマット、データレート、ランク、MCS、割り当てられたリソースブロック、または、第1のUE2315に向けられるダウンリンクデータ送信(例えば、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH))のためのハイブリッド自動再送要求(HARQ)情報を決定するために、第1のUE2315のためのダウンリンク制御情報を処理できる。
[0262] ブロック2345で、第1のUE2315は、第1のUE識別子2320に少なくとも一部基づいて第1のRNTIを決定できる。いくつかの例において、第1のRNTIは、第1のUE識別子2320および第1のグループ識別子2330の決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づき得る。
[0263] ダウンリンク制御情報2335の送信の後の(およびいくつかの例では、直後の)何らかの時点において、基地局2305は、ダウンリンク制御情報2335において示されるように、第1のダウンリンクデータ送信2350(例えば、第1のPDSCH)を第1のUE2315に送信し、または、第2のダウンリンクデータ送信2355(例えば、第2のPDSCH)を第2のUE2315−aに送信できる。いくつかの例において、第1のダウンリンクデータ送信2350および第2のダウンリンクデータ送信2355は、RNTIグループ中のUEの各々によって受信され得る。いくつかの例において、第1のダウンリンクデータ送信2350は第1のRNTIを使用してスクランブル(例えば、CRCスクランブル)されてよく、第2のダウンリンクデータ送信2355は第2のRNTIを使用してスクランブル(例えば、CRCスクランブル)されてよい。いくつかの例において、第2のRNTIは第2のUE識別子2325に少なくとも一部基づいてよく、いくつかの例において、第2のRNTIは第2のUE識別子2325と第1のグループ識別子2330の決定論的な関数(例えば、排他的論理和(XOR))に少なくとも一部基づいてよい。
[0264] ブロック2350で、第1のUE2315は、第1のダウンリンクデータ送信2350を特定または復号できる。いくつかの例において、第1のダウンリンクデータ送信2350は、第1のRNTIを使用して特定または復号(例えば、スクランブル解除)され得る。
[0265] 図24は、本開示の様々な態様による、第1のUE2415と、第2のUE2415−aと、第1の基地局2405と、第2の基地局2405−aとの間のメッセージフロー2400を示す。いくつかの例において、第1のUE2415または第2のUE2415−aは、図1、図2、図4、または図5を参照して説明されたUE115、2015、2015−a、2015−b、2015−c、2015−d、2015−e、2215、2215−a、2215−b、2215−c、2315、または2315−aのうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。いくつかの例において、第1の基地局2405または第2の基地局2405−aは、図1、図2、図4、または図5を参照して説明された基地局105、2005、2005−a、2005−b、2005−c、2005−d、2005−e、2205、2205−a、または2305のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。メッセージは、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域(例えば、免許高周波スペクトル帯域または免許不要高周波スペクトル帯域)を通じて、第1のUE2415、第2のUE2415−a、第1の基地局2405、または第2の基地局2405−aの間で送信され得る。
[0266] いくつかの例において、第1の基地局2405は、第1の基地局2405がそれに対するサービング基地局として動作するUEのうちの1つまたは複数に、UE識別子を送信できる。このことは、第1のUE識別子2420を第1のUE2415に送信することを含み得る。第1のUE識別子2420は第1のUE2415を識別できる。他の例において、第1のUE2415を含む、第1の基地局2405によってサービスされるUEの各々は、UE識別子を第1の基地局2405に送信できる。第1のUE2415が第1の基地局2405によって管理されるRNTIグループのメンバーであるとき、第1の基地局2405はまた、第1のグループ識別子(例えば、第1のグループRNTI)を第1のUE2415に送信できる。しかしながら、第1のUE2415はRNTIグループの一部である必要はない。
[0267] 第1の基地局2405はまた、例えば第1のUE2415を含む、第1の基地局2405がそれに対するサービング基地局として動作するUEのうちの1つまたは複数に、干渉グループ識別子2425を送信できる。さらに、または代替的に、UE(例えば、第1のUE2415)は、第2の基地局2405−aから受信されたシステム情報ブロック(SIB)を復号し、第2の基地局2405−aから受信されたSIBから干渉グループ識別子2425を抽出できる。いくつかの例において、干渉グループ識別子2425は干渉グループRNTIを含み得る。干渉グループ識別子は、第2の基地局2405−aによって管理されるRNTIグループに含まれるデバイスのグループなどの、デバイスの干渉グループと関連付けられ得る。いくつかの例において、デバイスの干渉グループは第2のUE2415−aを含み得る。第2の基地局2405−aはまた、干渉デバイスであると見なされ得るが、デバイスの干渉グループを含むRNTIグループのメンバーとは見なされないことがある。デバイスの干渉グループ中のワイヤレスデバイスの1つまたは複数は、第2の基地局2405−aから干渉送信を受信でき、この干渉送信は第1のUE2415における送信の受信と干渉する。例えば、第2のUE2415−aは、第2の基地局2405−aから送信(例えば、干渉送信2465)を受信でき、この第2の基地局2405−aからの送信は、第1のUE2415における第1の基地局2405からの送信(例えば、第1のダウンリンクデータ送信2460)の受信と干渉する。
[0268] いくつかの例において、第1の基地局2405はまた、第1の基地局2405がそれに対するサービング基地局として動作するUEのうちの1つまたは複数(例えば、第1のUE2415)に、デバイスの干渉グループに含まれるUEのためのある範囲のUE識別子を送信できる。さらに、または代替的に、UE(例えば、第1のUE2415)は、第2の基地局2405−aへ、もしくはそれから、または、デバイスの干渉グループ内のUE(例えば、第2のUE2415−a)へ、もしくはそれから送信される情報を復号でき、復号された情報からその範囲のUE識別子を抽出できる。
[0269] 第1の基地局2405は、例えば第1のUE2415を含む、第1の基地局2405がそれに対するサービング基地局として動作するUEのうちの1つまたは複数に、ダウンリンク制御情報2430(例えば、ダウンリンク制御情報を含む1つまたは複数のPDCCHまたはePDCCH)を送信できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2430は、第1の基地局2405と、第1の基地局2405がそれに対するサービング基地局として動作するUEのうちの1つまたは複数との間の、ワイヤレス通信のサブフレームのために送信され得る。いくつかの例において、第1のUE2415のためのダウンリンク制御情報2430は、第1のUE識別子2420を使用して符号化されてよく(例えば、スクランブルされてよく(例えば、CRCスクランブルされてよく))、または、第1のUE2415が第1の基地局2405によって管理される第1のRNTIグループのメンバーである場合、ダウンリンク制御情報2430は、第1のRNTIグループの第1のグループ識別子を使用して符号化されてよく(例えば、スクランブルされてよく(例えば、CRCスクランブルされてよく))、または、第1のグループ識別子および第1のUE識別子2420の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して符号化されてよい(例えば、スクランブルされてよい(例えば、CRCスクランブルされてよい))。
[0270] 第2の基地局2405−aは、デバイスの干渉グループ中のUEのうちの1つまたは複数に(例えば、第2のUE2415−aに)、ダウンリンク制御情報2435(例えば、ダウンリンク制御情報を含む1つまたは複数のPDCCHまたはePDCCH)を送信できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2435は、第2の基地局2405−aがサブフレームの間にそれと通信することを意図する、デバイスの干渉グループ中の各UEのための、ダウンリンク制御情報を含み得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2435は、干渉グループ識別子2425を使用して符号化され得る(例えば、スクランブルされ得る(例えば、CRCスクランブルされ得る))。いくつかの例において、デバイスの干渉グループ中の各UEのためのダウンリンク制御情報2435は、干渉グループ識別子2425とUEのためのUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して符号化され得る(例えば、スクランブルされ得る(例えば、CRCスクランブルされ得る))。例えば、第2のUE2415−aのためのダウンリンク制御情報は、干渉グループ識別子2425と、デバイスの干渉グループ内の第2のUE2415−aを特定するために第2のUE2415−aに割り当てられた第2のUE識別子との決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して、符号化され得る(例えば、スクランブルされ得る(例えば、CRCスクランブルされ得る))。
[0271] ブロック2440で、第1のUE2415は、ダウンリンク制御情報2435を受信できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2435は、1つまたは複数のPDCCHまたはePDCCHにおいて受信され得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2435は、干渉グループ識別子2425を使用して、デバイスの干渉グループ中の1つまたは複数のUEのために受信され得る。例えば、第2のUE2415−aのためのダウンリンク制御情報は、干渉グループ識別子2425を使用して復号され得る(例えば、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る))。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2435は、デバイスの干渉グループのために受信されたその範囲のUE識別子において表されるUEの各々のためのダウンリンク制御情報を受信することを試みることによって、デバイスの干渉グループ中の1つまたは複数のUEのために受信され得る。例えば、ダウンリンク制御情報2435は、干渉グループ識別子2425とUEのためのUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して、デバイスの干渉グループ中のUEのために受信され得る。例えば、第2のUE2415−aのためのダウンリンク制御情報は、干渉グループ識別子2425と、デバイスの干渉グループ内の第2のUE2415−aを特定するために第2のUE2415−aに割り当てられた第2のUE識別子との決定論的な関数に少なくとも一部基づいて、復号され得る(例えば、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る))。
[0272] UEのためのダウンリンク制御情報が干渉グループ識別子2425を使用してスクランブルされる例において、UEのためのダウンリンク制御情報は、UEのためのUE識別子を参照し得る(例えば、含み得る)。UEのためのダウンリンク制御情報にUE識別子を含めることで、第1のUE2415は、ダウンリンク制御情報が対応するUEを特定することが可能になり得る。UEのためのダウンリンク制御情報が干渉グループ識別子2425とUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用してスクランブルされる例において、UEのためのダウンリンク制御情報はUE識別子を含まないことがあり、第1のUE2415は、干渉グループ識別子2425とUEのためのUE識別子とを使用して、UEのためのダウンリンク制御情報を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ための能力に少なくとも一部基づいて、ダウンリンク制御情報が対応するUEを特定できる。
[0273] ブロック2445で、第1のUE2415は、ダウンリンク制御情報2430を受信し、ダウンリンク制御情報2430が第1のUE2415に対応するかどうかを決定できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2435は、1つまたは複数のPDCCHまたはePDCCHにおいて受信され得る。いくつかの例において、ブロック2445での動作は、第1のUE識別子2420を使用して、第1のUE2415のためのダウンリンク制御情報2430を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことを含み得る。いくつかの例では、ブロック2445での動作は、第1のRNTIグループ識別子と第1のUE識別子2420の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して、第1のUE2415のためのダウンリンク制御情報2430を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことを含み得る。ダウンリンク制御情報2430が第1のUE2415のためのダウンリンク制御情報を含まないと第1のUE2415が決定するとき、第1のUE2415は、(例えば、第1の基地局2405と第1のUE2415を含む1つまたは複数のUEとの間のワイヤレス通信の現在のサブフレームのための)ブロック2450、2455、2470、2475、または2480での動作を行わなくてよい。ダウンリンク制御情報2430が第1のUE2415のためのダウンリンク制御情報を含むと第1のUE2415が決定するとき、第1のUE2415は、例えば、送信フォーマット、データレート、ランク、MCS、割り当てられたリソースブロック、または、第1の基地局2405から第1のUE2415に送信されるべき第1のダウンリンクデータ送信2460(例えば、第1のPDSCH)のためのHARQ情報を決定するために、ダウンリンク制御情報2430を処理できる。
[0274] ブロック2450で、第1のUE2415は、ダウンリンク制御情報2435に少なくとも一部基づいて、干渉送信2465を特定できる。いくつかの例において、干渉送信2465は、第2の基地局2405−aから第2のUE2415−aに送信される第2のダウンリンクデータ送信(例えば、第2のPDSCH送信)を含み得る。干渉送信2465は、第1のUE2415の状況では干渉していると考えられることがあり、それは、第1のダウンリンクデータ送信2460の第1のUEによる受信と干渉する可能性があるからである。いくつかの例において、第1のUE2415はさらに、ダウンリンク制御情報2430に少なくとも一部基づいて(例えば、第1のダウンリンクデータ送信2460および干渉送信2465に割り当てられたリソースの重複を特定することによって)、干渉送信2465を特定できる。第1のUE2415は、例えば、送信フォーマット、データレート、ランク、MCS、割り当てられたリソースブロック、または干渉送信2465のためのHARQ情報を決定するために、ダウンリンク制御情報2435を処理できる。
[0275] ブロック2455で、第1のUE2415は、干渉送信2465のためのRNTIを決定できる。RNTIは、ダウンリンク制御情報2435に含まれる第2のUE識別子に少なくとも一部基づき得る。第2のUE識別子は、第2のUE2415−aの識別子であり得る。いくつかの例において、干渉送信2465のためのRNTIは、第2のUE識別子と干渉グループ識別子2425の決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づき得る。
[0276] ダウンリンク制御情報2435およびダウンリンク制御情報2430の送信の後の(およびいくつかの例では、直後の)何らかの時点において、第1の基地局2405は、ダウンリンク制御情報2430において示されるように、第1のダウンリンクデータ送信2460(例えば、第1のPDSCH)を第1のUE2415に送信できる。いくつかの例において、第1のダウンリンクデータ送信2460は、第1のUE識別子2420を使用してスクランブル(例えば、CRCスクランブル)されてよく、または、第1のUE2415が第1の基地局2405によって管理される第1のRNTIグループのメンバーである場合、第1のダウンリンクデータ送信2460は、第1のUE識別子2420と第1のRNTIグループの第1のグループ識別子との決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づいて、RNTIを使用してスクランブル(例えば、CRCスクランブル)され得る。
[0277] 第1のダウンリンクデータ送信2460と重複させることで、第2の基地局2405−aは、ダウンリンク制御情報2435において示されるように、干渉送信2465(例えば、第2のUE2415−aに送信される第2のダウンリンクデータ送信(例えば、第2のPDSCH))を送信できる。いくつかの例において、干渉送信2465は、干渉送信2465のための決定されたRNTIを使用してスクランブルされ得る。
[0278] ブロック2470で、第1のUE2415は、干渉送信2465を特定または復号できる。いくつかの例において、干渉送信2465は、干渉送信2465のための決定されたRNTIを使用して特定または復号(例えば、スクランブル解除)され得る。
[0279] ブロック2475で、第1のUE2415は、干渉送信2465に対して干渉打消し動作(例えば、CWIC動作またはSLIC動作)を行い得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、リソースブロックごとに行われ得る。
[0280] ブロック2480で、第1のUE2415は、第1のダウンリンクデータ送信2460を(例えば、打ち消された干渉送信2465が存在しない状態で)特定または復号できる。いくつかの例において、第1のダウンリンクデータ送信2460は、第1のUE識別子2420を使用して特定または復号(例えば、スクランブル解除)され得る。
[0281] メッセージフロー2400のいくつかの例において、複数の干渉送信は、干渉打消し動作を行うことによって(または複数の干渉打消し動作を行うことによって)特定され打ち消され得る。
[0282] 図25は、本開示の様々な態様による、第1のUE2515と、第2のUE2515−aと、第1の基地局2505と、第2の基地局2505−aとの間のメッセージフロー2500を示す。いくつかの例において、第1のUE2515または第2のUE2515−aは、図1、図20、図22、図23、または図24を参照して説明されたUE115、2015、2015−a、2015−b、2015−c、2015−d、2015−e、2215、2215−a、2215−b、2215−c、2315、2315−a、2415、または2415−aのうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。いくつかの例において、第1の基地局2505または第2の基地局2505−aは、図1、図20、図22、図23、または図24を参照して説明された基地局105、2005、2005−a、2005−b、2005−c、2005−d、2005−e、2205、2205−a、2305、2405、または2405−aのうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。メッセージは、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域(例えば、免許高周波スペクトル帯域または免許不要高周波スペクトル帯域)を通じて、第1のUE2515、第2のUE2515−a、第1の基地局2505、または第2の基地局2505−aの間で送信され得る。
[0283] メッセージフロー2500のいくつかの例において、第1の基地局2505と第1のUE2515との間の、および第2の基地局2505−aと第2のUE2515−aとの間の説明される送信は、図22を参照して説明されるような免許不要高周波スペクトル帯域を通じて行われ得る。第1の基地局2505と第2の基地局2505−aの各々が免許不要高周波スペクトル帯域を通じたそれぞれの送信を行う前に、第1の基地局2505と第2の基地局2505−aの各々は、免許不要高周波スペクトル帯域へのアクセスを争うために、それぞれのLBT手順を行い得る。
[0284] いくつかの例において、第1の基地局2505は、第1の基地局2505がそれに対するサービング基地局として動作するUEのうちの1つまたは複数に、UE識別子を送信できる。このことは、第1のUE識別子2520を第1のUE2515に送信することを含み得る。第1のUE識別子2520は第1のUE2515を識別できる。他の例において、第1のUE2515を含む、第1の基地局2505によってサービスされるUEの各々は、UE識別子を第1の基地局2505に送信できる。第1のUE2515が第1の基地局2505によって管理されるRNTIグループのメンバーであるとき、第1の基地局2505はまた、第1のグループ識別子(例えば、第1のグループRNTI)を第1のUE2515に送信できる。しかしながら、第1のUE2515はRNTIグループの一部である必要はない。
[0285] 第1の基地局2505はまた、例えば第1のUE2515を含む、第1の基地局2505がそれに対するサービング基地局として動作するUEのうちの1つまたは複数に、干渉グループ識別子2525を送信できる。さらに、または代替的に、UE(例えば、第1のUE2515)は、第2の基地局2505−aから受信されたSIBを復号し、第2の基地局2505−aから受信されたSIBから干渉グループ識別子2525を抽出できる。いくつかの例において、干渉グループ識別子2525は干渉グループRNTIを含み得る。干渉グループ識別子は、第2の基地局2505−aによって管理されるRNTIグループに含まれるデバイスのグループなどの、デバイスの干渉グループと関連付けられ得る。いくつかの例において、デバイスの干渉グループは第2のUE2515−aを含み得る。第2の基地局2505−aはまた、干渉デバイスであると見なされ得るが、デバイスの干渉グループを含むRNTIグループのメンバーとは見なされないことがある。デバイスの干渉グループ中のワイヤレスデバイスの1つまたは複数は、第2の基地局2505−aから干渉送信を受信でき、この干渉送信は第1のUE2515における送信の受信と干渉する。例えば、第2のUE2515−aは、第2の基地局2505−aから送信(例えば、ダウンリンク制御情報2535または干渉送信2570)を受信でき、この第2の基地局2505−aからの送信は、第1のUE2515における第1の基地局2505からの送信(例えば、ダウンリンク制御情報2530または第1のダウンリンクデータ送信2565)の受信と干渉する。
[0286] いくつかの例において、第1の基地局2505はまた、第1の基地局2505がそれに対するサービング基地局として動作するUEのうちの1つまたは複数(例えば、第1のUE2515)に、デバイスの干渉グループに含まれるUEのためのある範囲のUE識別子を送信できる。さらに、または代替的に、UE(例えば、第1のUE2515)は、第2の基地局2505−aへ、もしくはそれから、または、デバイスの干渉グループ内のUE(例えば、第2のUE2515−a)へ、もしくはそれから送信される情報を復号でき、復号された情報からその範囲のUE識別子を抽出できる。
[0287] 第1の基地局2505は、例えば第1のUE2515を含む、第1の基地局2505がそれに対するサービング基地局として動作するUEのうちの1つまたは複数に、ダウンリンク制御情報2530(例えば、ダウンリンク制御情報を含む1つまたは複数のPDCCHまたはePDCCH)を送信できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2530は、第1の基地局2505と、第1の基地局2505がそれに対するサービング基地局として動作するUEのうちの1つまたは複数との間の、ワイヤレス通信のサブフレームのために送信され得る。いくつかの例において、第1のUE2515のためのダウンリンク制御情報2530は、第1のUE識別子2520を使用して符号化されてよく(例えば、スクランブルされてよく(例えば、CRCスクランブルされてよく))、または、第1のUE2515が第1の基地局2505によって管理される第1のRNTIグループのメンバーである場合、ダウンリンク制御情報2530は、第1のRNTIグループの第1のグループ識別子を使用して符号化されてよく(例えば、スクランブルされてよく(例えば、CRCスクランブルされてよく))、または、第1のグループ識別子および第1のUE識別子2520の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して符号化されてよい(例えば、スクランブルされてよい(例えば、CRCスクランブルされてよい))。
[0288] 第2の基地局2505−aは、デバイスの干渉グループ中のUEのうちの1つまたは複数に(例えば、第2のUE2515−aに)、ダウンリンク制御情報2535(例えば、ダウンリンク制御情報を含む1つまたは複数のPDCCHまたはePDCCH)を送信できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2535は、第2の基地局2505−aがサブフレームの間にそれと通信することを意図する、デバイスの干渉グループ中の各UEのための、ダウンリンク制御情報を含み得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2535は、干渉グループ識別子2525を使用して符号化され得る(例えば、スクランブルされ得る(例えば、CRCスクランブルされ得る))。いくつかの例において、デバイスの干渉グループ中の各UEのためのダウンリンク制御情報2535は、干渉グループ識別子2525とUEのためのUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して符号化され得る(例えば、スクランブルされ得る(例えば、CRCスクランブルされ得る))。例えば、第2のUE2515−aのためのダウンリンク制御情報は、干渉グループ識別子2525と、デバイスの干渉グループ内の第2のUE2515−aを特定するために第2のUE2515−aに割り当てられた第2のUE識別子との決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して、符号化され得る(例えば、スクランブルされ得る(例えば、CRCスクランブルされ得る))。
[0289] ブロック2540で、第1のUE2515は、ダウンリンク制御情報2535を受信できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2535は、1つまたは複数のPDCCHまたはePDCCHにおいて受信され得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2535は、干渉グループ識別子2525を使用して、デバイスの干渉グループ中の1つまたは複数のUEのために受信され得る。例えば、第2のUE2515−aのためのダウンリンク制御情報は、干渉グループ識別子2525を使用して復号され得る(例えば、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る))。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2535は、デバイスの干渉グループのために受信されたその範囲のUE識別子において表されるUEの各々のためのダウンリンク制御情報を受信することを試みることによって、デバイスの干渉グループ中の1つまたは複数のUEのために受信され得る。例えば、ダウンリンク制御情報2535は、干渉グループ識別子2525とUEのためのUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して、デバイスの干渉グループ中のUEのために受信され得る。例えば、第2のUE2515−aのためのダウンリンク制御情報は、干渉グループ識別子2525と、デバイスの干渉グループ内の第2のUE2515−aを特定するために第2のUE2515−aに割り当てられた第2のUE識別子との決定論的な関数に少なくとも一部基づいて、復号され得る(例えば、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る))。
[0290] UEのためのダウンリンク制御情報が干渉グループ識別子2525を使用してスクランブルされる例において、UEのためのダウンリンク制御情報は、UEのためのUE識別子を参照し得る(例えば、含み得る)。UEのためのダウンリンク制御情報にUE識別子を含めることで、第1のUE2515は、ダウンリンク制御情報が対応するUEを特定することが可能になり得る。UEのためのダウンリンク制御情報が干渉グループ識別子2525とUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用してスクランブルされる例において、UEのためのダウンリンク制御情報はUE識別子を含まないことがあり、第1のUE2515は、干渉グループ識別子2525とUEのためのUE識別子とを使用して、UEのためのダウンリンク制御情報を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ための能力に少なくとも一部基づいて、ダウンリンク制御情報が対応するUEを特定できる。
[0291] ブロック2545では、第1のUE2515がブロック2550でダウンリンク制御情報2530を復号することが不可能であるとき、第1のUE2515は、ダウンリンク制御情報2535を復号した結果として発見可能な第2の基地局2505−aの、干渉する可能性のあるダウリンク送信(例えば、PDCCH、ePDCCH、またはPDSCH)に対して干渉打消し動作(例えば、CWIC動作またはSLIC動作)を行い得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、リソースブロックごとに行われ得る。
[0292] ブロック2550で、第1のUE2515は、ダウンリンク制御情報2530を受信し(場合によっては、打ち消された干渉が存在しない状態で)、ダウンリンク制御情報2530が第1のUE2515に対応するかどうかを決定できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2535は、1つまたは複数のPDCCHまたはePDCCHにおいて受信され得る。いくつかの例において、ブロック2550での動作は、第1のUE識別子2520を使用して、第1のUE2515のためのダウンリンク制御情報2530を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことを含み得る。いくつかの例において、ブロック2550での動作は、第1のRNTIグループ識別子と第1のUE識別子2520の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して、第1のUE2415のためのダウンリンク制御情報2530を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ことを含み得る。ダウンリンク制御情報2530が第1のUE2515のためのダウンリンク制御情報を含まないと第1のUE2515が決定するとき、第1のUE2515は、(例えば、第1の基地局2505と第1のUE2515を含む1つまたは複数のUEとの間のワイヤレス通信の現在のサブフレームのための)ブロック2555、2560、2575、2580、または2585での動作を行わなくてよい。ダウンリンク制御情報2530が第1のUE2515のためのダウンリンク制御情報を含むと第1のUE2515が決定するとき、第1のUE2515は、例えば、送信フォーマット、データレート、ランク、MCS、割り当てられたリソースブロック、または、第1の基地局2505から第1のUE2515に送信されるべき第1のダウンリンクデータ送信2565(例えば、第1のPDSCH)のためのHARQ情報を決定するために、ダウンリンク制御情報2530を処理できる。
[0293] ブロック2555で、第1のUE2515は、ダウンリンク制御情報2535に少なくとも一部基づいて、干渉送信2570を特定できる。いくつかの例において、干渉送信2570は、第2の基地局2505−aから第2のUE2515−aに送信される第2のダウンリンクデータ送信(例えば、第2のPDSCH送信)を含み得る。干渉送信2570は、第1のUE2515の状況では干渉していると考えられることがあり、それは、第1のダウンリンクデータ送信2565の第1のUEによる受信と干渉する可能性があるからである。いくつかの例において、第1のUE2515はさらに、ダウンリンク制御情報2530に少なくとも一部基づいて(例えば、第1のダウンリンクデータ送信2565および干渉送信2570に割り当てられたリソースの重複を特定することによって)、干渉送信2570を特定できる。第1のUE2515は、例えば、送信フォーマット、データレート、ランク、MCS、割り当てられたリソースブロック、または干渉送信2570のためのHARQ情報を決定するために、ダウンリンク制御情報2535を処理できる。
[0294] ブロック2560で、第1のUE2515は、干渉送信2570のためのRNTIを決定できる。RNTIは、ダウンリンク制御情報2535に含まれる第2のUE識別子に少なくとも一部基づき得る。第2のUE識別子は、第2のUE2515−aの識別子であり得る。いくつかの例において、干渉送信2570のためのRNTIは、第2のUE識別子と干渉グループ識別子2525の決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づき得る。
[0295] ダウンリンク制御情報2535およびダウンリンク制御情報2530の送信の後の(およびいくつかの例では、直後の)何らかの時点において、第1の基地局2505は、ダウンリンク制御情報2530において示されるように、第1のダウンリンクデータ送信2565(例えば、第1のPDSCH)を第1のUE2515に送信できる。いくつかの例において、第1のダウンリンクデータ送信2565は、第1のUE識別子2520を使用してスクランブル(例えば、CRCスクランブル)されてよく、または、第1のUE2515が第1の基地局2505によって管理される第1のRNTIグループのメンバーである場合、第1のダウンリンクデータ送信2565は、第1のUE識別子2520と第1のRNTIグループの第1のグループ識別子との決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づいて、RNTIを使用してスクランブル(例えば、CRCスクランブル)され得る。
[0296] 第1のダウンリンクデータ送信2565と重複させることで、第2の基地局2505−aは、ダウンリンク制御情報2535において示されるように、干渉送信2570(例えば、第2のUE2515−aに送信される第2のダウンリンクデータ送信(例えば、第2のPDSCH))を送信できる。いくつかの例において、干渉送信2570は、干渉送信2570のための決定されたRNTIを使用してスクランブルされ得る。
[0297] ブロック2575で、第1のUE2515は、干渉送信2570を特定または復号できる。いくつかの例において、干渉送信2570は、干渉送信2570のための決定されたRNTIを使用して特定または復号(例えば、スクランブル解除)され得る。
[0298] ブロック2580で、第1のUE2515は、干渉送信2570に対して干渉打消し動作(例えば、CWIC動作またはSLIC動作)を行い得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、リソースブロックごとに行われ得る。
[0299] ブロック2585で、第1のUE2515は、第1のダウンリンクデータ送信2565を(例えば、打ち消された干渉送信2570が存在しない状態で)特定または復号できる。いくつかの例において、第1のダウンリンクデータ送信2565は、第1のUE識別子2520を使用して特定または復号(例えば、スクランブル解除)され得る。
[0300] メッセージフロー2500のいくつかの例において、複数の干渉送信は、干渉打消し動作を行うことによって(または複数の干渉打消し動作を行うことによって)特定され打ち消され得る。
[0301] 図26は、本開示の様々な態様による、第1のUE2615と、第2のUE2615−aと、第1の基地局2605と、第2の基地局2605−aとの間のメッセージフロー2600を示す。いくつかの例において、第1のUE2615または第2のUE2615−aは、図1、図2、図4、図5、図6、または図7を参照して説明されたUE115、2015、2015−a、2015−b、2015−c、2015−d、2015−e、2215、2215−a、2215−b、2215−c、2315、2315−a、2415、2415−a、2515、または2515−aのうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。いくつかの例において、第1の基地局2605または第2の基地局2605−aは、図1、図20、図22、図23、図24、または図25を参照して説明された基地局105、2005、2005−a、2005−b、2005−c、2005−d、2005−e、2205、2205−a、2305、2405、2405−a、2505、または2505−aのうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。いくつかの例において、第1の基地局2605は第1のUE2615のためのサービング基地局として動作でき、第2の基地局2605−aは第2のUE2615−aのためのサービング基地局として動作できる。メッセージは、第1のUE2615、第2のUE2615−a、第1の基地局2605、または第2の基地局2605−aとの間で、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域(例えば、免許高周波スペクトル帯域または免許不要高周波スペクトル帯域)を通じて送信され得る。
[0302] メッセージフロー2600のいくつかの例において、第1の基地局2605と第1のUE2615との間の、および第2の基地局2605−aと第2のUE2615−aとの間の説明された送信は、図21を参照して説明されたように、eIMTA環境において(例えば、第1の基地局2605および第1のUE2615がアップリンクサブフレーム構成で動作している一方で、第2の基地局2605−aおよび第2のUE2615−aがダウンリンクサブフレーム構成で動作している場合に)発生し得る。
[0303] メッセージフロー2600のいくつかの例において、第1の基地局2605と第1のUE2615との間の、および第2の基地局2605−aと第2のUE2615−aとの間の説明される送信は、図22を参照して説明されるような免許不要高周波スペクトル帯域を通じて行われ得る。第1の基地局2605と第2の基地局2605−aの各々が免許不要高周波スペクトル帯域を通じたそれぞれの送信を行う前に、第1の基地局2605と第2の基地局2605−aの各々は、免許不要高周波スペクトル帯域へのアクセスを争うために、それぞれのLBT手順を行い得る。
[0304] 図26において示されるように、第2の基地局2605−aは、干渉グループ識別子2620を第1の基地局2605に送信でき、または、第1の基地局2605は、干渉グループ識別子2620を別様に取得する(例えば、要求する)ことができる。いくつかの例において、干渉グループ識別子2620は、バックホールリンク134を通じて(例えば、図1を参照されたい)第2の基地局2605−aから第1の基地局2605に送信され得る。さらに、または代替的に、第1の基地局2605は、第2の基地局2605−aから受信されたSIBを復号し、第2の基地局2605−aから受信されたSIBから干渉グループ識別子2620を抽出できる。いくつかの例において、干渉グループ識別子2620は干渉グループRNTIを含み得る。干渉グループ識別子は、第2の基地局2605−aによって管理されるRNTIグループに含まれるデバイスのグループなどの、デバイスの干渉グループと関連付けられ得る。いくつかの例において、デバイスの干渉グループは第2のUE2615−aを含み得る。第2の基地局2605−aはまた、干渉デバイスであると見なされ得るが、デバイスの干渉グループを含むRNTIグループのメンバーとは見なされないことがある。デバイスの干渉グループ中のワイヤレスデバイスの1つまたは複数は、第2の基地局2605−aから干渉送信を受信でき、この干渉送信は第1の基地局2605による送信の受信と干渉する。例えば、第2のUE2615−aは、第2の基地局2605−aから送信(例えば、干渉送信2650)を受信でき、この第2の基地局2605−aからの送信は、第1の基地局2605による第1のUE2615からの送信(例えば、アップリンク送信2645)の受信と干渉する。
[0305] いくつかの例において、第2の基地局2605−aはまた、デバイスの干渉グループに含まれるある範囲のUE識別子を第1の基地局2605−aに送信でき、または、第1の基地局2605は、その範囲のUE識別子を別様に取得する(例えば、要求する)ことができる。
[0306] 第2の基地局2605−aは、デバイスの干渉グループ中のUEのうちの1つまたは複数に(例えば、第2のUE2615−aに)、ダウンリンク制御情報2625(例えば、ダウンリンク制御情報を含む1つまたは複数のPDCCHまたはePDCCH)を送信できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2625は、第2の基地局2605−aがサブフレームの間にそれと通信することを意図する、デバイスの干渉グループ中の各UEのための、ダウンリンク制御情報を含み得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2625は、干渉グループ識別子2620を使用して符号化され得る(例えば、スクランブルされ得る(例えば、CRCスクランブルされ得る))。いくつかの例において、デバイスの干渉グループ中の各UEのためのダウンリンク制御情報2625は、干渉グループ識別子2620とUEのためのUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して符号化され得る(例えば、スクランブルされ得る(例えば、CRCスクランブルされ得る))。例えば、第2のUE2615−aのためのダウンリンク制御情報は、干渉グループ識別子2620と、デバイスの干渉グループ内の第2のUE2615−aを特定するために第2のUE2615−aに割り当てられた第2のUE識別子との決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して、符号化され得る(例えば、スクランブルされ得る(例えば、CRCスクランブルされ得る))。
[0307] ダウンリンク制御情報2625が送信されるときに第1の基地局2605がアップリンクサブフレーム構成で動作しているとき、ブロック2630で、第1の基地局2605はダウンリンク制御情報2625を受信できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2625は、1つまたは複数のPDCCHまたはePDCCHにおいて受信され得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2625は、干渉グループ識別子2620を使用して、デバイスの干渉グループ中の1つまたは複数のUEのために受信され得る。例えば、第2のUE2615−aのためのダウンリンク制御情報は、干渉グループ識別子2620を使用して復号され得る(例えば、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る))。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2625は、デバイスの干渉グループのために受信されたその範囲のUE識別子において表されるUEの各々のためのダウンリンク制御情報を受信することを試みることによって、デバイスの干渉グループ中の1つまたは複数のUEのために受信され得る。例えば、ダウンリンク制御情報2625は、干渉グループ識別子2620とUEのためのUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して、デバイスの干渉グループ中のUEのために受信され得る。例えば、第2のUE2615−aのためのダウンリンク制御情報は、干渉グループ識別子2620と、デバイスの干渉グループ内の第2のUE2615−aを特定するために第2のUE2615−aに割り当てられた第2のUE識別子との決定論的な関数に少なくとも一部基づいて、復号され得る(例えば、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る))。
[0308] UEのためのダウンリンク制御情報が干渉グループ識別子2620を使用してスクランブルされる例において、UEのためのダウンリンク制御情報は、UEのためのUE識別子を参照し得る(例えば、含み得る)。UEのためのダウンリンク制御情報にUE識別子を含めることで、第1の基地局2605は、ダウンリンク制御情報が対応するUEを特定することが可能になり得る。UEのためのダウンリンク制御情報が干渉グループ識別子2620とUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用してスクランブルされる例において、UEのためのダウンリンク制御情報はUE識別子を含まないことがあり、第1の基地局2605は、干渉グループ識別子2620とUEのためのUE識別子とを使用して、UEのためのダウンリンク制御情報を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ための能力に少なくとも一部基づいて、ダウンリンク制御情報が対応するUEを特定できる。
[0309] ブロック2635で、第1の基地局2605は、ダウンリンク制御情報2625に少なくとも一部基づいて、干渉送信2650を特定できる。いくつかの例において、干渉送信2650は、第2の基地局2605−aから第2のUE2615−aに送信されるダウンリンクデータ送信(例えば、PDSCH)を含み得る。干渉送信2650は、第1の基地局2605の状況では干渉していると考えられることがあり、それは、アップリンク送信2645の第1の基地局による受信と干渉する可能性があるからである。いくつかの例において、第1の基地局2605はさらに、第1の基地局2605がアップリンク送信2645について知っているという情報に少なくとも一部基づいて(例えば、アップリンク送信2645および干渉送信2650に割り当てられたリソースの重複を特定することによって)、干渉送信2650を特定できる。第1の基地局2605は、例えば、送信フォーマット、データレート、ランク、MCS、割り当てられたリソースブロック、または干渉送信2650のためのHARQ情報を決定するために、ダウンリンク制御情報2625を処理できる。
[0310] ブロック2640で、第1の基地局2605は、干渉送信2650のためのRNTIを決定できる。RNTIは、ダウンリンク制御情報2625に含まれる第2のUE識別子に少なくとも一部基づき得る。第2のUE識別子は、第2のUE2615−aの識別子であり得る。いくつかの例において、干渉送信2650のためのRNTIは、第2のUE識別子と干渉グループ識別子2620の決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づき得る。
[0311] ダウンリンク制御情報2625の送信の後の(およびいくつかの例では、直後の)何らかの時点において、第1の基地局2605は、第1のUE2615からアップリンク送信2645(例えば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)または物理アップリンク共有チャネル(PUSCH))を受信できる。
[0312] アップリンク送信2645と重複させることで、第2の基地局2605−aは、ダウンリンク制御情報2625において示されるように、干渉送信2650(例えば、第2のUE2615−aに送信されるダウンリンクデータ送信(例えば、PDSCH))を送信できる。いくつかの例において、干渉送信2650は、干渉送信2650のための決定されたRNTIを使用してスクランブルされ得る。
[0313] ブロック2655で、第1の基地局2605は、干渉送信2650を特定または復号できる。いくつかの例において、干渉送信2650は、干渉送信2650のための決定されたRNTIを使用して特定または復号(例えば、スクランブル解除)され得る。
[0314] ブロック2660で、第1の基地局2605は、干渉送信2650に対して干渉打消し動作(例えば、CWIC動作またはSLIC動作)を行い得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、リソースブロックごとに行われ得る。
[0315] ブロック2665で、第1の基地局2605は、アップリンク送信2645を(例えば、打ち消された干渉送信2650が存在しない状態で)特定または復号できる。
[0316] メッセージフロー2600のいくつかの例において、複数の干渉送信は、干渉打消し動作を行うことによって(または複数の干渉打消し動作を行うことによって)特定され打ち消され得る。
[0317] 図27は、本開示の様々な態様による、第1のUE2715と、第2のUE2715−aと、第1の基地局2705と、第2の基地局2705−aとの間のメッセージフロー2700を示す。いくつかの例において、第1のUE2715または第2のUE2715−aは、図1、図20、図22、図23、図24、図25、または図26を参照して説明されたUE115、2015、2015−a、2015−b、2015−c、2015−d、2015−e、2215、2215−a、2215−b、2215−c、2315、2315−a、2415、2415−a、2515、2515−a、2615、または2615−aのうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。いくつかの例において、第1の基地局2705または第2の基地局2705−aは、図1、図2、図4、図5、図6、図7、または図8を参照して説明された基地局105、2005、2005−a、2005−b、2005−c、2005−d、2005−e、2205、2205−a、2305、2405、2405−a、2505、2505−a、2605、または2605−aのうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。いくつかの例において、第1の基地局2705は第1のUE2715のためのサービング基地局として動作でき、第2の基地局2705−aは第2のUE2715−aのためのサービング基地局として動作できる。メッセージは、第1のUE2715、第2のUE2715−a、第1の基地局2705、または第2の基地局2705−aとの間で、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域(例えば、免許高周波スペクトル帯域または免許不要高周波スペクトル帯域)を通じて送信され得る。
[0318] 図27において示されるように、第2の基地局2705−aは、干渉グループ識別子2720を第1の基地局2705に送信でき、または、第1の基地局2705は、干渉グループ識別子2720を別様に取得する(例えば、要求する)ことができる。いくつかの例において、干渉グループ識別子2720は、バックホールリンク134を通じて(例えば、図1を参照されたい)第2の基地局2705−aから第1の基地局2705に送信され得る。さらに、または代替的に、第1の基地局2705は、第2の基地局2705−aから受信されたSIBを復号し、第2の基地局2705−aから受信されたSIBから干渉グループ識別子2720を抽出できる。いくつかの例において、干渉グループ識別子2720は干渉グループRNTIを含み得る。干渉グループ識別子は、第2の基地局2705−aによって管理されるRNTIグループに含まれるデバイスのグループなどの、デバイスの干渉グループと関連付けられ得る。いくつかの例において、デバイスの干渉グループは第2のUE2715−aを含み得る。第2の基地局2705−aはまた、干渉デバイスであると見なされ得るが、デバイスの干渉グループを含むRNTIグループのメンバーとは見なされないことがある。デバイスの干渉グループ中のワイヤレスデバイスの1つまたは複数は、第2の基地局2705−aから干渉送信を受信でき、この干渉送信は第1の基地局2705による送信の受信と干渉する。例えば、第2のUE2715−aは、第2の基地局2705−aから送信(例えば、干渉送信2750)を受信でき、この第2の基地局2705−aからの送信は、第1の基地局2705による第1のUE2715からの送信(例えば、アップリンク送信2745)の受信と干渉する。
[0319] いくつかの例において、第2の基地局2705−aはまた、デバイスの干渉グループに含まれるある範囲のUE識別子を第1の基地局2705−aに送信でき、または、第1の基地局2705は、その範囲のUE識別子を別様に取得する(例えば、要求する)ことができる。
[0320] 第2の基地局2705−aは、デバイスの干渉グループ中のUEのうちの1つまたは複数に(例えば、第2のUE2715−aに)、ダウンリンク制御情報2725(例えば、ダウンリンク制御情報を含む1つまたは複数のPDCCHまたはePDCCH)を送信できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2725は、第2の基地局2705−aがサブフレームの間にそれと通信することを意図する、デバイスの干渉グループ中の各UEのための、ダウンリンク制御情報を含み得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2725は、干渉グループ識別子2720を使用して符号化され得る(例えば、スクランブルされ得る(例えば、CRCスクランブルされ得る))。いくつかの例において、デバイスの干渉グループ中の各UEのためのダウンリンク制御情報2725は、干渉グループ識別子2720とUEのためのUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して符号化され得る(例えば、スクランブルされ得る(例えば、CRCスクランブルされ得る))。例えば、第2のUE2715−aのためのダウンリンク制御情報は、干渉グループ識別子2720と、デバイスの干渉グループ内の第2のUE2715−aを特定するために第2のUE2715−aに割り当てられた第2のUE識別子との決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して、符号化され得る(例えば、スクランブルされ得る(例えば、CRCスクランブルされ得る))。
[0321] ダウンリンク制御情報2725が送信されるときに第1の基地局2705がアップリンクサブフレーム構成で動作しているとき、ブロック2730で、第1の基地局2705はダウンリンク制御情報2725を受信できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2725は、1つまたは複数のPDCCHまたはePDCCHにおいて受信され得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2725は、干渉グループ識別子2720を使用して、デバイスの干渉グループ中の1つまたは複数のUEのために受信され得る。例えば、第2のUE2715−aのためのダウンリンク制御情報は、干渉グループ識別子2720を使用して復号され得る(例えば、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る))。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2725は、デバイスの干渉グループのために受信されたその範囲のUE識別子において表されるUEの各々のためのダウンリンク制御情報を受信することを試みることによって、デバイスの干渉グループ中の1つまたは複数のUEのために受信され得る。例えば、ダウンリンク制御情報2725は、干渉グループ識別子2720とUEのためのUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して、デバイスの干渉グループ中のUEのために受信され得る。例えば、第2のUE2715−aのためのダウンリンク制御情報は、干渉グループ識別子2720と、デバイスの干渉グループ内の第2のUE2715−aを特定するために第2のUE2715−aに割り当てられた第2のUE識別子との決定論的な関数に少なくとも一部基づいて、復号され得る(例えば、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る))。
[0322] UEのためのダウンリンク制御情報が干渉グループ識別子2720を使用してスクランブルされる例において、UEのためのダウンリンク制御情報は、UEのためのUE識別子を参照し得る(例えば、含み得る)。UEのためのダウンリンク制御情報にUE識別子を含めることで、第1の基地局2705は、ダウンリンク制御情報が対応するUEを特定することが可能になり得る。UEのためのダウンリンク制御情報が干渉グループ識別子2720とUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用してスクランブルされる例において、UEのためのダウンリンク制御情報はUE識別子を含まないことがあり、第1の基地局2705は、干渉グループ識別子2720とUEのためのUE識別子とを使用して、UEのためのダウンリンク制御情報を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ための能力に少なくとも一部基づいて、ダウンリンク制御情報が対応するUEを特定できる。
[0323] ブロック2735で、第1の基地局2705は、少なくとも1つのアップリンク割当てに関する情報に少なくとも一部基づいて、干渉送信2750を特定できる。いくつかの例において、干渉送信2750は、第2のUE2715−aから第2の基地局2705−aに送信されるアップリンク送信(例えば、PUCCHまたはPUSCH)を含み得る。干渉送信2750は、第1の基地局2705の状況では干渉していると考えられることがあり、それは、アップリンク送信2745の第1の基地局による受信と干渉する可能性があるからである。いくつかの例において、第1の基地局2705はさらに、第1の基地局2705がアップリンク送信2745について知っているという情報に少なくとも一部基づいて(例えば、アップリンク送信2745および干渉送信2750に割り当てられたリソースの重複を特定することによって)、干渉送信2750を特定できる。第1の基地局2705は、例えば、送信フォーマット、データレート、ランク、MCS、割り当てられたリソースブロック、または干渉送信2750のためのHARQ情報を決定するために、ダウンリンク制御情報2725を処理できる。
[0324] ブロック2740で、第1の基地局2705は、干渉送信2750のためのRNTIを決定できる。RNTIは、ダウンリンク制御情報2725に含まれる第2のUE識別子に少なくとも一部基づき得る。第2のUE識別子は、第2のUE2715−aの識別子であり得る。いくつかの例において、干渉送信2750のためのRNTIは、第2のUE識別子と干渉グループ識別子2720の決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づき得る。
[0325] ダウンリンク制御情報2725の送信の後の(およびいくつかの例では、直後の)何らかの時点において、第1の基地局2705は、第1のUE2715からアップリンク送信2745(例えば、PUCCHまたはPUSCH)を受信できる。
[0326] アップリンク送信2745と重複させることで、第2の基地局2705−aは、ダウンリンク制御情報2725において示されるように、干渉送信2750(例えば、第2のUE2715−aに送信されるアップリンク送信(例えば、PUSCHまたはPDSCH))を送信できる。いくつかの例において、干渉送信2750は、干渉送信2750のための決定されたRNTIを使用してスクランブルされ得る。
[0327] ブロック2755で、第1の基地局2705は、干渉送信2750を特定または復号できる。いくつかの例において、干渉送信2750は、干渉送信2750のための決定されたRNTIを使用して特定または復号(例えば、スクランブル解除)され得る。
[0328] ブロック2760で、第1の基地局2705は、干渉送信2750に対して干渉打消し動作(例えば、CWIC動作またはSLIC動作)を行い得る。いくつかの例において、干渉打消し動作は、リソースブロックごとに行われ得る。
[0329] ブロック2765で、第1の基地局2705は、アップリンク送信2745を(例えば、打ち消された干渉送信2750が存在しない状態で)特定または復号できる。
[0330] メッセージフロー2700のいくつかの例において、複数の干渉送信は、干渉打消し動作を行うことによって(または複数の干渉打消し動作を行うことによって)特定され打ち消され得る。
[0331] いくつかの例において、図20、図22、または図24を参照して説明される、ワイヤレス通信システム100、2000、または2200などのワイヤレス通信システムは、RNTIグループにおいて動作することが可能なUE(例えば、UEがRNTIグループに割り当てられていると特定することが可能なUE)、または、デバイスの干渉グループ(例えば、干渉RNTIグループ)に含まれるデバイスに対する干渉送信の関係に関する情報を復号することが可能なUEを含み得る。ワイヤレス通信システムは、RNTIグループにおいて動作することが可能ではない、または、RNTIグループに関する情報を理解することが可能ではないUEも含むことがある。基地局がRNTIグループ対応UEとレガシーUE(例えば、RNTIグループにおいて動作すること、またはRNTIグループを理解することが可能ではないUE)の両方と通信するとき、RNTIグループ対応UEは、RNTIグループに含まれるUEへの、またはそれからの送信との干渉を打ち消すことが可能であり得るが、RNTIグループに含まれないレガシーUEへの、またはそれからの送信との干渉を打ち消す(または効率的に打ち消す)ことが可能ではないことがある。ある基地局または基地局のグループは、時間領域多重化(TDM)または周波数領域多重化(FDM)された方式で、RNTIグループ対応UEとの間での送信のスケジューリングと、レガシーUEとの間での送信のスケジューリングを分離できる。さらに、または代替的に、基地局は、レガシーUEのためのPDCCHまたはePDCCHを、RNTIグループ対応UEのためのPDCCHまたはePDCCHにおいて重複させることができる。さらに、または代替的に、RNTIグループ対応UEのためのPDCCHまたはePDCCHにフラグが含まれることがあり、このフラグは、PDCCHまたはePDCCHが適用されるサブフレームの間にレガシーUEがスケジューリングされるかどうかを示し得る。このフラグは、UEがレガシーUEへの、またはそれからの干渉送信を検出するためにブラインド検出を使用する必要があり得ることを示し得る。
[0332] いくつかの例では、UEが潜在的に復号できるPDCCHまたはePDCCHの数は大きいことがあり、このことがUEに対して課す処理の負担も同様に大きいことがある。UEに課される処理の負担を減らすために、制御情報を特定するための検索空間が定義され得る。いくつかの例において、検索空間はハッシュによって定義されてよく、このハッシュはUEに割り当てられるUE識別子に少なくとも基づく。このハッシュは、UEが限られた数のPDCCHまたはePDCCHを復号する(または復号することを試みる)ように、一致について制御チャネル要素のセットを確認するために使用され得る。
[0333] 図28は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのワイヤレス装置2805のブロック図2800を示す。いくつかの例において、ワイヤレス装置2805は、図1、図20、図22、図23、図24、図25、図26、または図27を参照して説明された基地局105、2005、2005−a、2005−b、2005−c、2005−d、2005−e、2205、2205−a、2305、2405、2405−a、2505、2505−a、2605、2605−a、2705、または2705−aのうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。ワイヤレス装置2805は、プロセッサでもあり得る。ワイヤレス装置2805は、受信機モジュール2810、ワイヤレス通信管理モジュール2820、または送信機モジュール2830を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いに通信していることがある。
[0334] ワイヤレス装置2805のコンポーネントは、適用可能な機能の一部または全てをハードウェアで行うように適合された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々にまたは集合的に実施され得る。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって行われ得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実施され得る。
[0335] いくつかの例において、受信機モジュール2810は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信を受信するように動作可能な少なくとも1つの高周波(RF)受信機などの、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例において、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域は、例えば、図1または図22を参照して説明されたように、ワイヤレス通信のために使用され得る。受信機モジュール2810は、図1、図20、または図22を参照して説明されたワイヤレス通信システム100、2000、または2200の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。
[0336] いくつかの例において、送信機モジュール2830は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機などの、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機モジュール2830は、図1、図20、または図22を参照して説明されたワイヤレス通信システム100、2000、または2200の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
[0337] ワイヤレス通信管理モジュール2820は、ワイヤレス装置2805への、またはワイヤレス装置2805からのワイヤレス通信の一部または全てを管理するために使用され得る。いくつかの例において、ワイヤレス通信管理モジュール2820は、RNTI管理モジュール2835、制御情報フォーマットモジュール2840、またはデータフォーマットモジュール2845を含み得る。
[0338] いくつかの例において、RNTI管理モジュール2835は、1つまたは複数のRNTIグループを定義し、各RNTIグループにグループ識別子(例えば、グループRNTI)を割り当てるために使用され得る。各RNTIグループは、ワイヤレス装置2805によってサービスされるUEのセットを含み得る。いくつかの例において、RNTIグループ中のUEは、新たな送信モード(TM;例えばTM13)を利用できる。いくつかの例において、各グループRNTIは16ビットの値であり得る。
[0339] いくつかの例において、RNTI管理モジュール2835はまた、RNTIグループ内のUEの各々にUE識別子(例えば、RNTIグループ内で一意な識別子)を割り当てるために使用され得る。いくつかの例において、各UE識別子は8ビットの値であり得る。
[0340] いくつかの例において、RNTI管理モジュール2835は、ワイヤレス装置2805によってサービスされるUEへ、UEに割り当てられるUE識別子、UEが割り当てられるRNTIグループのグループ識別子、UEが割り当てられるRNTIグループに対するある範囲のUE識別子、干渉グループ識別子(例えば、デバイスの干渉グループの識別子)、またはデバイスの干渉グループに対するある範囲のUE識別子の、1つまたは複数を送信するために使用され得る。
[0341] いくつかの例において、制御情報フォーマットモジュール2840は、ワイヤレス装置2805がサブフレームの間にそれらと通信することを意図する各UEのためのPDCCHまたはePDCCHを、サブフレームごとにフォーマットするために使用され得る。送信の前に、同じRNTIグループ中のUEのための各PDCCHまたはePDCCHが、RNTIグループのグループ識別子を用いて符号化(例えば、スクランブル(例えば、CRCスクランブル))され得る。RNTIグループ中のUEのための各PDCCHまたはePDCCHの中で、制御情報フォーマットモジュール2840は、PDCCHまたはePDCCHが対応するUEに割り当てられるUE識別子を参照するために、ダウンリンク制御情報(例えば、ダウンリンク制御情報のあるフィールド)をフォーマットできる。代替的に、同じRNTIグループ中のUEのための各PDCCHまたはePDCCHは、1)ダウンリンク制御情報が対応するUE識別子と、2)RNTIグループのグループ識別子との決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づいて、RNTIを使用して符号化(例えば、スクランブル(例えば、CRCスクランブル))され得る。
[0342] いくつかの例において、データフォーマットモジュール2845は、PDCCHまたはePDCCHに対応するPDSCHをサブフレームごとにフォーマットするために使用され得る。RNTIグループに対応する各PDSCHは、1)PDSCHの宛先であるUEのUE識別子と、2)RNTIグループのグループ識別子との決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づいて、RNTIを使用して符号化(例えば、スクランブル(例えば、CRCスクランブル))され得る。
[0343] いくつかの例において、ワイヤレス装置2805は、図23、図24、図25、図26、または図27を参照して説明された基地局2305、2405、2505、2605、または2705の1つまたは複数によって行われる動作を行い得る。
[0344] 図29は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのワイヤレス装置2915のブロック図2900を示す。いくつかの例において、ワイヤレス装置2915は、図1、図20、図22、図23、図24、図25、図26、または図27を参照して説明されたUE115、2015、2015−a、2015−b、2015−c、2015−d、2015−e、2215、2215−a、2215−b、2215−c、2315、2315−a、2415、2415−a、2515、2515−a、2615、2615−a、2715、または2715−aのうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。ワイヤレス装置2915は、プロセッサでもあり得る。ワイヤレス装置2915は、受信機モジュール2910、ワイヤレス通信管理モジュール2920、または送信機モジュール2930を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いに通信していることがある。
[0345] ワイヤレス装置2915のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部または全てを行うように適合された1つまたは複数のASICを使用して実施され得る。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって行われ得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実施され得る。
[0346] いくつかの例において、受信機モジュール2910は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機などの、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例において、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域は、例えば、図1または図4を参照して説明されたように、ワイヤレス通信のために使用され得る。受信機モジュール2910は、図1、図20、または図22を参照して説明されたワイヤレス通信システム100、2000、または2200の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。
[0347] いくつかの例において、送信機モジュール2930は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機などの、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機モジュール2930は、図1、図20、または図22を参照して説明されたワイヤレス通信システム100、2000、または2200の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
[0348] ワイヤレス通信管理モジュール2920は、ワイヤレス装置2915への、またはワイヤレス装置2915からのワイヤレス通信の一部または全てを管理するために使用され得る。いくつかの例において、ワイヤレス通信管理モジュール2920は、識別子(ID)管理モジュール2935、制御情報処理管理モジュール2940、またはデータ処理管理モジュール2945を含み得る。
[0349] いくつかの例において、ID管理モジュール2935は、基地局から受信される、グループ識別子、UE識別子、または、ある範囲のUE識別子を管理するために使用され得る。グループ識別子は、ワイヤレス装置2915と少なくとも1つの他のワイヤレスデバイス(例えば、少なくとも1つ他のUE)とを含むデバイスのグループ(例えば、RNTIグループ)と関連付けられ得る。UE識別子は、ワイヤレス装置2915に割り当てられることがあり、デバイスの第1のグループ内の第1のワイヤレス装置2915を特定できる。その範囲のUE識別子は、デバイスのグループ(例えば、RNTIグループ)に含まれるUEに対応し得る。いくつかの例において、グループ識別子、UE識別子、またはその範囲のUE識別子は、ランダムアクセス手順の間にワイヤレス装置2915によって受信され得る。いくつかの例において、UE識別子は、静的または準静的であることがあり、ワイヤレス装置2915から基地局に送信され得る。
[0350] いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール2940は、第1のワイヤレス装置2915のためのダウンリンク制御情報の受信、復号、または他の処理を管理するために使用され得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報は、ワイヤレス装置2915のためのPDCCHまたはePDCCHに含まれ得る。いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール2940は、ID管理モジュール2935によって管理されるグループ識別子を使用して、ワイヤレス装置2915のためのダウンリンク制御情報の受信を管理できる。例えば、制御情報処理管理モジュール2940は、グループ識別子を使用したワイヤレス装置2915のためのダウンリンク制御情報の復号(例えば、スクランブル解除(例えば、CRCスクランブル解除))を管理できる。いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール2940は、ID管理モジュール2935によって管理されるグループ識別子とワイヤレス装置2915に割り当てられるUE識別子との決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して、ワイヤレス装置2915のためのダウンリンク制御情報の受信を管理できる。例えば、制御情報処理管理モジュール2940は、グループ識別子とUE識別子の決定論的な関数を使用したワイヤレス装置2915のためのダウンリンク制御情報の復号(例えば、スクランブル解除(例えば、CRCスクランブル解除))を管理できる。
[0351] いくつかの例において、ワイヤレス装置2915のためのダウンリンク制御情報は、ワイヤレス装置2915に割り当てられたUE識別子を参照し得る(例えば、含み得る)。ワイヤレス装置2915に割り当てられるUE識別子をワイヤレス装置2915のためのダウンリンク制御情報に含めることで、制御情報処理管理モジュール2940は、ワイヤレス装置2915のためのダウンリンク制御情報を、デバイスの同じグループ(例えば、同じRNTIグループ)中の少なくとも1つ他のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報と区別して、それによって、ワイヤレス装置2915に割り当てられるUE識別子に少なくとも一部基づいてワイヤレス装置2915のためのダウンリンク制御情報を特定することが可能になり得る。例えば、ワイヤレス装置2915は時々、デバイスのグループ中の少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報を受信することがあり、この少なくとも1つの他のデバイスのためのダウンリンク制御情報はまた、ワイヤレス装置2915が属するRNTIグループのグループ識別子を使用して復号され得る。しかしながら、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報は、ワイヤレス装置2915に割り当てられるUE識別子を含まないので、制御情報処理管理モジュール2940は、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報が第1のワイヤレス装置2915に対して意図されたものではないと決定できる。
[0352] いくつかの例において、ワイヤレス装置2915のためのダウンリンク制御情報は(例えば、ワイヤレス装置2915のためのダウンリンク制御情報が符号化(例えば、スクランブル(例えば、CRCスクランブル))されるとき)、RNTI管理モジュール2835によって管理されるグループ識別子とワイヤレス装置2915に割り当てられるUE識別子との決定論的な関数を使用して、ワイヤレス装置2915に割り当てられるUE識別子を参照しないことがある。これらの例において、ワイヤレス装置2915のためのダウンリンク制御情報は、決定論的な関数に少なくとも一部基づいてダウンリンク制御情報を復号することが可能であることによって、他のダウンリンク制御情報と区別され得る。
[0353] いくつかの例において、データ処理管理モジュール2945は、ワイヤレス装置2915のためのダウンリンク制御情報を使用して、基地局から送信(例えば、PDSCHなどのダウンリンクデータ送信)を受信するために使用され得る。
[0354] いくつかの例において、ワイヤレス装置2915は、図23を参照して説明されたブロック2340、2345、または2350の1つまたは複数での動作を行い得る。
[0355] 図30は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのワイヤレス装置3005のブロック図3000を示す。いくつかの例において、ワイヤレス装置3005は、図1、図20、図22、図23、図24、図25、図26、もしくは図27を参照して説明された、UE115、2015、2015−a、2015−b、2015−c、2015−d、2015−e、2215、2215−a、2215−b、2215−c、2315、2315−a、2415、2415−a、2515、2515−a、2615、2615−a、2715、もしくは2715−aのうちの1つまたは複数の態様、図1、図20、図22、図23、図24、図25、図26、もしくは図27を参照して説明された、基地局105、2005、2005−a、2005−b、2005−c、2005−d、2005−e、2205、2205−a、2305、2405、2405−a、2505、2505−a、2605、2605−a、2705、もしくは2705のうちの1つまたは複数の態様、または、図28もしくは図29を参照して説明されたワイヤレス装置2805もしくは2915のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。ワイヤレス装置3005は、プロセッサでもあり得る。ワイヤレス装置3005は、受信機モジュール3010、ワイヤレス通信管理モジュール3020、または送信機モジュール3030を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いに通信していることがある。
[0356] ワイヤレス装置3005のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部または全てを行うように適合された1つまたは複数のASICを使用して実施され得る。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって行われ得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実施され得る。
[0357] いくつかの例において、受信機モジュール3010は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機などの、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例において、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域は、例えば、図1または図22を参照して説明されたように、ワイヤレス通信のために使用され得る。受信機モジュール3010は、図1、図20、または図22を参照して説明されたワイヤレス通信システム100、2000、または2200の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。
[0358] いくつかの例において、送信機モジュール3030は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機などの、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機モジュール3030は、図1、図20、または図22を参照して説明されたワイヤレス通信システム100、2000、または2200の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
[0359] ワイヤレス通信管理モジュール3020は、ワイヤレス装置3005への、またはワイヤレス装置3005からのワイヤレス通信の一部または全てを管理するために使用され得る。いくつかの例において、ワイヤレス通信管理モジュール3020は、識別子(ID)管理モジュール3035、制御情報処理管理モジュール3040、干渉決定モジュール3045、またはデータ処理管理モジュール3050を含み得る。以下で、ワイヤレス通信管理モジュール3020の様々なモジュールの動作が、ワイヤレス装置3005がUEに含まれる状況においてまず説明され、次いで、ワイヤレス装置3005が基地局に含まれる状況において説明される。
[0360] ここで、ワイヤレス通信管理モジュール3020がUEに含まれ得る例を見ると、いくつかの例では、ID管理モジュール3035が、1つまたは複数の基地局から受信される干渉グループ識別子またはUE識別子を管理するために使用され得る。いくつかの例において、干渉グループ識別子は、ワイヤレス装置3005のためのサービング基地局として動作する基地局以外の基地局によって管理される、RNTIグループに含まれるデバイスのグループなどの、デバイスの干渉グループ(例えば、UEの干渉グループ)と関連付けられ得る。いくつかの例において、ワイヤレス装置3005は、サービング基地局から干渉グループ識別子を受信できる。いくつかの例において、ワイヤレス装置3005は、サービング基地局以外の基地局から受信されたSIBを復号し、サービング基地局以外の基地局から受信されたSIBから干渉グループ識別子を抽出できる。いくつかの例において、デバイスの干渉グループ中のワイヤレスデバイスの1つまたは複数は、ワイヤレス装置3005のためのサービング基地局以外の基地局から干渉送信を受信することがあり、干渉送信は、ワイヤレス装置3005における送信の受信と干渉することがある。
[0361] いくつかの例において、UE識別子は、ワイヤレス装置3005のためのサービング基地局によってワイヤレス装置3005に割り当てられ得る。いくつかの例において、干渉グループ識別子またはUE識別子は、ランダムアクセス手順の間にワイヤレス装置3005によって受信され得る。いくつかの例において、UE識別子は、静的または準静的であることがあり、ワイヤレス装置3005から基地局に送信され得る。
[0362] いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール3040は、デバイスの干渉グループ中のデバイスの1つまたは複数のためのダウンリンク制御情報の受信、復号、または他の処理に加えて、第1のワイヤレス装置3005のためのダウンリンク制御情報の受信、復号、または他の処理を管理するために使用され得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報は、ワイヤレス装置3005のためのPDCCHもしくはePDCCHに、または、デバイスの干渉グループ中のデバイスの1つまたは複数のためのPDCCHもしくはePDCCHに含まれ得る。いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール3040は、ID管理モジュール3035によって管理されるUE識別子を使用して、ワイヤレス装置3005のためのダウンリンク制御情報の受信を管理できる。例えば、制御情報処理管理モジュール3040は、UE識別子を使用したワイヤレス装置3005のためのダウンリンク制御情報の復号(例えば、スクランブル解除(例えば、CRCスクランブル解除))を管理できる。ワイヤレス装置3005がワイヤレス装置3005のためのサービング基地局によって管理されるRNTIグループの一部である例において、制御情報処理管理モジュール3040は、図29を参照して説明されたように、ワイヤレス装置3005のためのダウンリンク制御情報の受信を管理できる。
[0363] いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール3040は、ID管理モジュール3035によって管理される干渉グループ識別子を使用して、デバイスの干渉グループ中のデバイスのためのダウンリンク制御情報の受信を管理できる。例えば、制御情報処理管理モジュール3040は、干渉グループ識別子を使用したデバイスの干渉グループ中のデバイスのためのダウンリンク制御情報の復号(例えば、スクランブル解除(例えば、CRCスクランブル解除))を管理できる。いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール3040は、ダウンリンク制御情報が対応するワイヤレスデバイスを決定できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報は、それがあるワイヤレスデバイスのUE識別子を参照する(例えば、含む)とき、そのワイヤレスデバイスに対応するものと決定され得る。
[0364] いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール3040は、図24のブロック2440もしくは2445または図25のブロック2540もしくは2550を参照して説明された動作を行うために使用され得る。
[0365] いくつかの例において、干渉決定モジュール3045は、デバイスの干渉グループ中のデバイスのための受信されたダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、干渉送信を特定するために使用され得る。いくつかの例において、干渉決定モジュール3045は、図24のブロック2450もしくは2455または図25のブロック2555もしくは2560を参照して説明された動作を行うために使用され得る。
[0366] いくつかの例において、データ処理管理モジュール3050は、ワイヤレス装置3005のためのダウンリンク制御情報を使用して、基地局から送信(例えば、PDSCHなどのダウンリンクデータ送信)を受信するために使用され得る。いくつかの例において、データ処理管理モジュール3050は、干渉打消し管理モジュール3055を含み得る。いくつかの例において、干渉打消し管理モジュール3055は、干渉決定モジュール3045によって特定された干渉送信に対して、干渉打消し動作を行うために使用され得る。いくつかの例において、データ処理管理モジュール3050は、図24のブロック2470もしくは2480または図25のブロック2575もしくは2585を参照して説明された動作を行うために使用され得る。いくつかの例において、干渉打消し管理モジュール3055は、図24のブロック2475または図25のブロック2580を参照して説明された動作を行うために使用され得る。
[0367] ここで、ワイヤレス通信管理モジュール3020が基地局に含まれ得る例を見ると、いくつかの例では、ID管理モジュール3035が、干渉グループ識別子またはワイヤレス装置3005によってサービスされるUEのUE識別子を管理するために使用され得る。いくつかの例において、干渉グループ識別子は、ワイヤレス装置3005以外の基地局によって管理される、RNTIグループに含まれるデバイスのグループなどの、デバイスの干渉グループ(例えば、UEの干渉グループ)と関連付けられ得る。いくつかの例において、ワイヤレス装置3005は、別の基地局から干渉グループ識別子を受信できる。いくつかの例において、ワイヤレス装置3005は、別の基地局から受信されたSIBを復号し、他の基地局から受信されたSIBから干渉グループ識別子を抽出できる。いくつかの例において、デバイスの干渉グループ中のワイヤレスデバイスの1つまたは複数は、ワイヤレス装置3005以外の基地局から干渉送信を受信することがあり、干渉送信は、ワイヤレス装置3005における送信の受信と干渉することがある。
[0368] いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール3040は、ID管理モジュール3035によって管理される干渉グループ識別子を使用して、デバイスの干渉グループ中のデバイスのためのダウンリンク制御情報の受信を管理できる。例えば、制御情報処理管理モジュール3040は、干渉グループ識別子を使用したデバイスの干渉グループ中のデバイスのためのダウンリンク制御情報の復号(例えば、スクランブル解除(例えば、CRCスクランブル解除))を管理できる。いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール3040は、ダウンリンク制御情報が対応するワイヤレスデバイスを決定できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報は、それがあるワイヤレスデバイスのUE識別子を参照する(例えば、含む)とき、そのワイヤレスデバイスに対応するものと決定され得る。
[0369] いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール3040は、図26のブロック2630または図27のブロック2730を参照して説明された動作を行うために使用され得る。
[0370] いくつかの例において、干渉決定モジュール3045は、デバイスの干渉グループ中のデバイスのための受信されたダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、干渉送信を特定するために使用され得る。いくつかの例において、干渉決定モジュール3045は、図26のブロック2635もしくは2640または図27のブロック2735もしくは2740を参照して説明された動作を行うために使用され得る。
[0371] いくつかの例において、データ処理管理モジュール3050は、ワイヤレス装置3005がそのためのサービング基地局として動作するUEから、送信(例えば、PUCCHまたはPUSCHなどのアップリンク送信)を受信するために使用され得る。いくつかの例において、干渉打消し管理モジュール3055は、干渉決定モジュール3045によって特定された干渉送信に対して、干渉打消し動作を行うために使用され得る。いくつかの例において、データ処理管理モジュール3050は、図26のブロック2655もしくは2665または図27のブロック2755もしくは2765を参照して説明された動作を行うために使用され得る。いくつかの例において、干渉打消し管理モジュール3055は、図26のブロック2660または図27のブロック2760を参照して説明された動作を行うために使用され得る。
[0372] ワイヤレス装置3005がUEに含まれる例において、ワイヤレス装置3005は、図23、図24、または図25を参照して説明されたUE2315、2415、または2515の1つまたは複数によって行われる動作を行い得る。ワイヤレス装置3005が基地局に含まれる例において、ワイヤレス装置3005は、図23、図26、または図27を参照して説明された基地局2305、2605、または2705の1つまたは複数によって行われる動作を行い得る。
[0373] 図31は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのワイヤレス装置3115のブロック図3100を示す。いくつかの例において、ワイヤレス装置3115は、図1、図20、図2、図23、図24、図25、図26、もしくは図27を参照して説明されたUE115、2015、2015−a、2015−b、2015−c、2015−d、2015−e、2215、2215−a、2215−b、2215−c、2315、2315−a、2415、2415−a、2515、2515−a、2615、2615−a、2715、もしくは2715−aのうちの1つまたは複数の態様、または、図29もしくは図30を参照して説明されたワイヤレス装置2915もしくは12015のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。ワイヤレス装置3115は、プロセッサでもあり得る。ワイヤレス装置3115は、受信機モジュール3110、ワイヤレス通信管理モジュール3120、または送信機モジュール3130を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、互いに通信していることがある。
[0374] ワイヤレス装置3115のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部または全てを行うように適合された1つまたは複数のASICを使用して実施され得る。代替として、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって行われ得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリに組み込まれた命令を用いて実施され得る。
[0375] いくつかの例において、受信機モジュール3110は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機などの、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。いくつかの例において、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域は、例えば、図1または図22を参照して説明されたように、ワイヤレス通信のために使用され得る。受信機モジュール3110は、図1、図20、または図22を参照して説明されたワイヤレス通信システム100、2000、または2200の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。
[0376] いくつかの例において、送信機モジュール3130は、少なくとも1つの高周波スペクトル帯域を通じて送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機などの、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機モジュール3130は、図1、図20、または図22を参照して説明されたワイヤレス通信システム100、2000、または2200の1つまたは複数の通信リンクなどの、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンクを通じて様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
[0377] ワイヤレス通信管理モジュール3120は、ワイヤレス装置3115への、またはワイヤレス装置3115からのワイヤレス通信の一部または全てを管理するために使用され得る。いくつかの例において、ワイヤレス通信管理モジュール3120は、識別子(ID)管理モジュール3135、制御情報処理管理モジュール3140、干渉決定モジュール3150、またはデータ処理管理モジュール3165を含み得る。
[0378] いくつかの例において、ID管理モジュール3135は、1つまたは複数の基地局から受信された干渉グループ識別子またはUE識別子を管理するために使用され得る。いくつかの例において、干渉グループ識別子は、ワイヤレス装置3115のためのサービング基地局として動作する基地局以外の基地局によって管理される、RNTIグループに含まれるデバイスのグループなどの、デバイスの干渉グループ(例えば、UEの干渉グループ)と関連付けられ得る。いくつかの例において、ワイヤレス装置3115は、サービング基地局から干渉グループ識別子を受信できる。いくつかの例において、ワイヤレス装置3115は、サービング基地局以外の基地局から受信されたSIBを復号し、サービング基地局以外の基地局から受信されたSIBから干渉グループ識別子を抽出できる。いくつかの例において、デバイスの干渉グループ中のワイヤレスデバイスの1つまたは複数は、ワイヤレス装置3115のためのサービング基地局以外の基地局から干渉送信を受信することがあり、干渉送信は、ワイヤレス装置3115における送信の受信と干渉することがある。
[0379] いくつかの例において、UE識別子は、ワイヤレス装置3115のためのサービング基地局によってワイヤレス装置3115に割り当てられ得る。いくつかの例において、干渉グループ識別子またはUE識別子は、ランダムアクセス手順の間にワイヤレス装置3115によって受信され得る。いくつかの例において、UE識別子は、静的または準静的であることがあり、ワイヤレス装置3115から基地局に送信され得る。
[0380] いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール3140は、デバイスの干渉グループ中のデバイスの1つまたは複数のためのダウンリンク制御情報の受信、復号、または他の処理に加えて、第1のワイヤレス装置3115のためのダウンリンク制御情報の受信、復号、または他の処理を管理するために使用され得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報は、ワイヤレス装置3115のためのPDCCHもしくはePDCCHに、または、デバイスの干渉グループ中のデバイスの1つまたは複数のためのPDCCHもしくはePDCCHに含まれ得る。いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール3140は、ID管理モジュール3135によって管理されるUE識別子を使用して、ワイヤレス装置3115のためのダウンリンク制御情報の受信を管理できる。例えば、制御情報処理管理モジュール3140は、UE識別子を使用したワイヤレス装置3115のためのダウンリンク制御情報の復号(例えば、スクランブル解除(例えば、CRCスクランブル解除))を管理できる。ワイヤレス装置3115がワイヤレス装置3115のためのサービング基地局によって管理されるRNTIグループの一部である例において、制御情報処理管理モジュール3140は、図29を参照して説明されたように、ワイヤレス装置3115のためのダウンリンク制御情報の受信を管理できる。
[0381] いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール3140は、ID管理モジュール3135によって管理される干渉グループ識別子を使用して、デバイスの干渉グループ中のデバイスのためのダウンリンク制御情報の受信を管理できる。例えば、制御情報処理管理モジュール3140は、干渉グループ識別子を使用したデバイスの干渉グループ中のデバイスのためのダウンリンク制御情報の復号(例えば、スクランブル解除(例えば、CRCスクランブル解除))を管理できる。いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール3140は、ダウンリンク制御情報が対応するワイヤレスデバイスを決定できる。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報は、それがあるワイヤレスデバイスのUE識別子を参照する(例えば、含む)とき、そのワイヤレスデバイスに対応するものと決定され得る。
[0382] いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール3140は、制御情報干渉打消し管理モジュール3145を含み得る。いくつかの例において、制御情報干渉打消し管理モジュール3145は、(例えば、デバイスの干渉グループ中のデバイスのためのダウンリンク制御情報が、ワイヤレス装置3115のためのダウンリンク制御情報のワイヤレス装置による受信と干渉するとき)デバイスの干渉グループ中のデバイスのためのダウンリンク制御情報に起因する干渉を打ち消すために使用され得る。
[0383] いくつかの例において、制御情報処理管理モジュール3140は、図24のブロック2440もしくは2445または図25のブロック2540もしくは2550を参照して説明された動作を行うために使用され得る。いくつかの例において、制御情報干渉打消し管理モジュール3145は、図25のブロック2545を参照して説明された動作を行うために使用され得る。
[0384] いくつかの例において、干渉決定モジュール3150は、デバイスの干渉グループ中のデバイスのための受信されたダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、干渉送信を特定するために使用され得る。いくつかの例において、干渉決定モジュール3150は、制御情報干渉決定モジュール3155またはデータ干渉決定モジュール3160を含み得る。いくつかの例において、制御情報干渉決定モジュール3155は、図25のブロック2545を参照して説明された干渉の決定を行うことができる。いくつかの例において、データ干渉決定モジュール3160は、図24のブロック2450もしくは2455または図25のブロック2555もしくは2560を参照して説明された動作を行うために使用され得る。
[0385] いくつかの例において、データ処理管理モジュール3165は、ワイヤレス装置3115のためのダウンリンク制御情報を使用して、基地局から送信(例えば、PDSCHなどのダウンリンクデータ送信)を受信するために使用され得る。いくつかの例において、データ処理管理モジュール3165は、データ干渉打消し管理モジュール3170を含み得る。いくつかの例において、データ干渉打消し管理モジュール3170は、データ干渉決定モジュール3160によって特定された干渉送信に対して、干渉打消し動作を行うために使用され得る。いくつかの例において、データ処理管理モジュール3165は、図24のブロック2470もしくは2480または図25のブロック2575もしくは2585を参照して説明された動作を行うために使用され得る。いくつかの例において、データ干渉打消し管理モジュール3170は、図24のブロック2475または図25のブロック2580を参照して説明された動作を行うために使用され得る。
[0386] 図32は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのUE3215のブロック図3200を示す。UE3215は様々な構成を有してよく、含まれてよく、またはパーソナルコンピュータ(例えば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、携帯電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネット機器、ゲームコンソール、電子リーダーなどの一部であってよい。いくつかの例において、UE3215は、モバイル動作を容易にするために、小型バッテリーなどの内部電源(図示されず)を有し得る。いくつかの例において、UE3215は、図1、図20、図22、図23、図24、図25、図26、もしくは図27を参照して説明されたUE115、2015、2015−a、2015−b、2015−c、2015−d、2015−e、2215、2215−a、2215−b、2215−c、2315、2315−a、2415、2415−a、2515、2515−a、2615、2615−a、2715、もしくは2715−aのうちの1つまたは複数の態様、または、図29、図30、もしくは図31を参照して説明されたワイヤレス装置2915、3005、もしくは3115のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。UE3215は、図1、図20、図21、図22、図23、図24、図25、図26、図27、図29、図30、または図31を参照して説明されたUEまたは装置の特徴および機能の少なくともいくつかを実装するように構成され得る。
[0387] UE3215は、UEプロセッサモジュール3210、UEメモリモジュール3220、(UE送受信機モジュール3230によって表される)少なくとも1つのUE送受信機モジュール、(UEアンテナ3240によって表される)少なくとも1つのUEアンテナ、またはUEワイヤレス通信管理モジュール3260を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、1つまたは複数のバス3235を通じて、直接または間接的に互いと通信していることがある。
[0388] UEメモリモジュール3220は、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。UEメモリモジュール3220は、実行されると、ワイヤレス通信に関する本明細書で説明される様々な機能、RNTI送信の受信、または干渉の打消しを、干渉グループ識別子(例えば、RNTIグループの識別子)に少なくとも一部基づいてUEプロセッサモジュール3210に行わせるように構成される命令を含む、コンピュータ可読のコンピュータ実行可能コード3225を記憶し得る。代替的に、コード3225は、UEプロセッサモジュール3210によって直接実行可能ではないことがあるが、(例えば、コンパイルされ実行されると)本明細書で説明される様々な機能をUE3215に行わせるように構成され得る。
[0389] UEプロセッサモジュール3210は、インテリジェントハードウェアデバイス(例えば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなど)を含み得る。UEプロセッサモジュール3210は、UE送受信機モジュール3230を通じて受信された情報、またはUEアンテナ3240を通じた送信のためにUE送受信機モジュール3230に送られるべき情報を処理し得る。UEプロセッサモジュール3210は、単独で、またはUEワイヤレス通信管理モジュール3260とともに、UE3215のためのワイヤレス通信の様々な態様を扱うことができる。
[0390] UE送受信機モジュール3230は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにUEアンテナ3240に与え、UEアンテナ3240から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。UE送受信機モジュール3230は、いくつかの例において、1つまたは複数のUE送信機モジュールおよび1つまたは複数の別個のUE受信機モジュールとして実装され得る。UE送受信機モジュール3230は、第1の高周波スペクトル帯域または第2の高周波スペクトル帯域における通信をサポートし得る。UE送受信機モジュール3230は、図1、図20、図22、図23、図24、図25、図26、もしくは図27を参照して説明された基地局105、2005、2005−a、2005−b、2005−c、2005−d、2005−e、2205、2205−a、2305、2405、2405−a、2505、2505−a、2605、2605−a、2705、もしくは2705−aの1つまたは複数と、または、図28もしくは図30を参照して説明されたワイヤレス装置2805もしくは3005のうちの1つまたは複数の態様と、UEアンテナ3240を介して双方向に通信するように構成され得る。UE3215は単一のUEアンテナを含み得るが、UE3215が複数のUEアンテナ3240を含み得る例があり得る。
[0391] UE状態モジュール3250は、例えば、RRCアイドル状態とRRC接続状態との間のUE3215の遷移を管理するために使用されてよく、1つまたは複数のバス3235を通じて、直接または間接的に、UE3215の他のコンポーネントと通信していることがある。UE状態モジュール3250もしくはその一部は、プロセッサを含んでよく、またはUE状態モジュール3250の機能の一部もしくは全ては、UEプロセッサモジュール3210によって、もしくはUEプロセッサモジュール3210とともに行われ得る。
[0392] UEワイヤレス通信管理モジュール3260は、干渉グループ識別子(例えば、RNTIグループの識別子)に少なくとも一部基づくRNTI送信の受信または干渉の打消しに関する特徴または機能の一部または全てを含む、ワイヤレス通信に関する、図1、図20、図21、図22、図23、図24、図25、図26、図27、図29、図30、または図31を参照して説明された特徴または機能の一部または全てを、行うまたは制御するように構成され得る。UEワイヤレス通信管理モジュール3260もしくはその一部は、プロセッサを含んでよく、または、UEワイヤレス通信管理モジュール3260の機能の一部もしくは全ては、UEプロセッサモジュール3210によって、もしくはUEプロセッサモジュール3210とともに行われてよい。いくつかの例において、UEワイヤレス通信管理モジュール3260は、図29、図30、または図31を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール2920、3020、または3120の例であり得る。
[0393] 図33は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための基地局3305(例えば、eNBの一部または全てを形成する基地局)のブロック図3300を示す。いくつかの例において、基地局3305は、図1、図20、図22、図23、図24、図25、図26、もしくは図27を参照して説明された基地局105、2005、2005−a、2005−b、2005−c、2005−d、2005−e、2205、2205−a、2305、2405、2405−a、2505、2505−a、2605、2605−a、2705、もしくは2705−aのうちの1つまたは複数の態様、または、図28もしくは図30を参照して説明されたワイヤレス装置2805もしくは3005のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。基地局3305は、図1、図20、図21、図22、図23、図24、図25、図26、図27、図28、図30、または図31を参照して説明された基地局またはデバイスの特徴および機能の少なくともいくつかを実施または支援するように構成され得る。
[0394] 基地局3305は、基地局プロセッサモジュール3310、基地局メモリモジュール3320、(基地局送受信機モジュール3350によって表される)少なくとも1つの基地局送受信機モジュール、(基地局アンテナ3355によって表される)少なくとも1つの基地局アンテナ、または基地局ワイヤレス通信管理モジュール3360を含み得る。基地局3305はまた、基地局通信モジュール3330またはネットワーク通信モジュール3340の1つまたは複数を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、1つまたは複数のバス3335を通じて、直接または間接的に互いと通信していることがある。
[0395] 基地局メモリモジュール3320は、RAMまたはROMを含み得る。基地局メモリモジュール3320は、実行されると、ワイヤレス通信に関する本明細書で説明される様々な機能、RNTIグループの管理もしくは送信、または干渉の打消しを、干渉グループ識別子(例えば、RNTIグループの識別子)に少なくとも一部基づいて基地局プロセッサモジュール3310に行わせるように構成される命令を含む、コンピュータ可読のコンピュータ実行可能コード3325を記憶し得る。代替的に、コード3325は、基地局プロセッサモジュール3310によって直接実行可能ではないことがあるが、(例えば、コンパイルされ実行されると)本明細書で説明される様々な機能を基地局3305に行わせるように構成され得る。
[0396] 基地局プロセッサモジュール3310は、インテリジェントハードウェアデバイス、例えば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。基地局プロセッサモジュール3310は、基地局送受信機モジュール3350、基地局通信モジュール3330、またはネットワーク通信モジュール3340を通じて受信された情報を処理できる。基地局プロセッサモジュール3310はまた、アンテナ3355を通じた送信のために送受信機モジュール3350に、1つもしくは複数の他の基地局105−dおよび105−eへの送信のために基地局通信モジュール3330に、または図1を参照して説明されたコアネットワーク130の1つもしくは複数の態様の例であり得るコアネットワーク3345への送信のためにネットワーク通信モジュール3340に送られるべき情報を処理できる。基地局プロセッサモジュール3310は、単独で、または基地局ワイヤレス通信管理モジュール3360とともに、基地局3305のためのワイヤレス通信の様々な態様を扱うことができる。
[0397] 基地局送受信機モジュール3350は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために基地局アンテナ3355に与え、基地局アンテナ3355から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。基地局送受信機モジュール3350は、いくつかの例において、1つまたは複数の基地局送信機モジュールおよび1つまたは複数の別個の基地局受信機モジュールとして実施され得る。基地局送受信機モジュール3350は、1つまたは複数の高周波スペクトル帯域における通信をサポートできる。基地局送受信機モジュール3350は、図1、図20、図22、図23、図24、図25、図26、図27、もしくは図32を参照して説明されたUE115、2015、2015−a、2015−b、2015−c、2015−d、2015−e、2215、2215−a、2215−b、2215−c、2315、2315−a、2415、2415−a、2515、2515−a、2615、2615−a、2715、2715−a、もしくは3215の1つまたは複数、または、図29、図30、もしくは図31を参照して説明された装置2915、3005、もしくは3115の1つまたは複数などの、1つまたは複数のUEまたは他のワイヤレス装置と、アンテナ3355を介して双方向に通信するように構成され得る。基地局3305は、例えば、複数の基地局アンテナ3355(例えば、アンテナアレイ)を含み得る。基地局3305は、ネットワーク通信モジュール3340を通じてコアネットワーク3345と通信し得る。基地局3305はまた、基地局通信モジュール3330を使用して、基地局3305−aおよび3305−bなどの他の基地局と通信し得る。
[0398] 基地局ワイヤレス通信管理モジュール3360は、干渉グループ識別子(例えば、RNTIグループの識別子)に少なくとも一部基づく、RNTIグループの管理または送信または干渉の打消しに関する特徴または機能の一部または全てを含む、ワイヤレス通信に関する、図1、図20、図21、図22、図23、図24、図25、図26、図27、図28、図30、または図31を参照して説明された特徴または機能の一部または全てを、行うまたは制御するように構成され得る。基地局ワイヤレス通信管理モジュール3360もしくはその一部は、プロセッサを含んでよく、または基地局ワイヤレス通信管理モジュール3360の機能の一部もしくは全ては、基地局プロセッサモジュール3310によって、もしくは基地局プロセッサモジュール3310とともに行われ得る。いくつかの例において、基地局ワイヤレス通信管理モジュール3360は、図28、図30、または図31を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール2820、3020、または3120の例であり得る。
[0399] 図34は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法3400の例を示すフローチャートである。明快にするために、方法3400は、図1、図20〜図27、もしくは図32を参照して説明されたUE115、2015、2015−a、2015−b、2015−c、2015−d、2015−e、2215、2215−a、2215−b、2215−c、2315、2315−a、2415、2415−a、2515、2515−a、2615、2615−a、2715、2715−a、もしくは3215のうちの1つまたは複数の態様、または、図29を参照して説明されたワイヤレス装置2915の態様を参照して、以下で説明される。いくつかの例において、UEまたはワイヤレス装置は、以下で説明される機能を行うようにUEまたはワイヤレス装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。加えて、または代替的に、UEまたはワイヤレス装置は、専用のハードウェアを使用して、以下で説明される機能の1つまたは複数を行い得る。
[0400] ブロック3405で、方法3400は、基地局から、および第1のワイヤレスデバイスによって(例えば、UEによって)、第1のグループ識別子または第1のUE識別子のうちの少なくとも1つを受信することを含み得る。第1のグループ識別子は、第1のワイヤレスデバイスと少なくとも1つの他のワイヤレスデバイス(例えば、少なくとも第2のワイヤレスデバイス)とを含むデバイスの第1のグループ(例えば、RNTIグループ)と関連付けられ得る。第1のUE識別子は、第1のワイヤレスデバイスに割り当てられることがあり、デバイスの第1のグループ内の第1のワイヤレスデバイスを特定できる。いくつかの例において、ブロック3405での動作はさらに、デバイスの第1のグループと関連付けられるある範囲のUE識別子を受信することを含み得る。その範囲のUE識別子は、第1のUE識別子と少なくとも第2のUE識別子とを含み得る。第2のUE識別子は第2のUEを識別できる。いくつかの例において、第1のグループ識別子、第1のUE識別子、またはその範囲のUE識別子は、ランダムアクセス手順の間に受信され得る。いくつかの例において、第1のUE識別子は、静的または準静的であることがあり、第1のワイヤレスデバイスから基地局に送信され得る。ブロック3405での動作は、図29もしくは図32を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール2920もしくは3260、または図29を参照して説明されたID管理モジュール2935を使用して行われ得る。
[0401] ブロック3410で、方法3400は、基地局から、および第1のワイヤレスデバイスによって、第1のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報を受信することを含み得る。いくつかの例において、ダウンリンク制御情報は、第1のワイヤレスデバイスのためのPDCCHまたはePDCCHに含まれ得る。いくつかの例において、第1のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報は、第1のグループ識別子を使用して受信され得る。例えば、第1のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報は、第1のグループ識別子を使用して復号され得る(例えば、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る))。いくつかの例において、第1のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報は、第1のグループ識別子と第1のUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用して受信され得る。例えば、ダウンリンク制御情報は、グループ識別子と第1のUE識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づいて復号され得る(例えば、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る))。ブロック3410での動作は、図29もしくは図32を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール2920もしくは3260、または図29を参照して説明された制御情報処理管理モジュール2940を使用して行われ得る。
[0402] UEのためのダウンリンク制御情報が第1のグループ識別子を使用してスクランブルされる例において、第1のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報は、第1のUE識別子を参照し得る(例えば、含み得る)。第1のUE識別子を第1のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報に含めることで、第1のワイヤレスデバイスは、第1のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報を、デバイスの第1のグループ中の少なくとも1つ他のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報と区別して、それによって、第1のUE識別子に少なくとも一部基づいて第1のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報を特定することが可能になり得る。例えば、第1のワイヤレスデバイスは時々、デバイスの第1のグループ中の少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報を受信することがあり、この少なくとも1つの他のデバイスのためのダウンリンク制御情報はまた、第1のグループ識別子を使用して復号され得る。しかしながら、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報は、第1のUE識別子を参照しない(例えば、含まない)ので、第1のワイヤレスデバイスは、少なくとも1つの他のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報が第1のワイヤレスデバイスに対して意図されたものではないと決定できる。UEのためのダウンリンク制御情報が第1のグループ識別子とUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)を使用してスクランブルされる例において、ダウンリンク制御情報はUE識別子を含まないことがあり、第1のワイヤレスデバイスは、第1のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報を復号する(例えば、スクランブル解除する(例えば、CRCスクランブル解除する))ための能力に少なくとも一部基づいて、第1のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報を特定できる。
[0403] ブロック3415で、方法3400は、第1のワイヤレスデバイスのためのダウンリンク制御情報を使用して、基地局(例えば、別のワイヤレスデバイス)から送信(例えば、PDSCHなどのダウンリンクデータ送信)を受信することを含み得る。ブロック3410での動作は、図29もしくは図32を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール2920もしくは3260、または図29を参照して説明されたデータ処理管理モジュール2945を使用して行われ得る。
[0404] いくつかの例において、方法3400はさらに、ブロック3405で受信された第1のUE識別子に少なくとも一部基づいて、RNTIを使用して基地局からの送信を特定することを含み得る。いくつかの例において、RNTIは、第1のUE識別子および第1のグループ識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づき得る。
[0405] 方法3400のいくつかの構成において、第1のワイヤレスデバイスは図23を参照して説明された第1のUE2315を含んでよく、基地局は図23を参照して説明された基地局2305を含んでよい。これらの構成では、ダウンリンク制御情報が、いくつかの例において、ダウンリンク制御情報2335を含み得る。さらに、または代替的に、基地局から受信されたダウンリンクデータ送信は、第1のダウンリンクデータ送信2350を含み得る。
[0406] このようにして、方法3400はワイヤレス通信を提供し得る。方法3400は一実施形態にすぎず、方法3400の動作は、他の実施形態が可能であるように再構成されるか、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0407] 図35は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法3500の例を示すフローチャートである。明快にするために、方法3500の例示的な構成は、図1、図20〜27、図32、もしくは図34を参照して説明された、UE115、2015、2015−a、2015−b、2015−c、2015−d、2015−e、2215、2215−a、2215−b、2215−c、2315、2315−a、2415、2415−a、2515、2515−a、2615、2615−a、2715、2715−a、3215、もしくは1615のうちの1つまたは複数の態様、図1、図20、図22、図23、図24、図25、図26、図27、図33、もしくは図34を参照して説明された、基地局105、2005、2005−a、2005−b、2005−c、2005−d、2005−e、2205、2205−a、2305、2405、2405−a、2505、2505−a、2605、2605−a、2705、2705−a、3305、もしくは3405のうちのうちの1つまたは複数の態様、または、図30もしくは図13を参照して説明されたワイヤレス装置3005もしくは3115のうちの1つまたは複数の態様を参照して、以下で説明される。いくつかの例において、UE、基地局、またはワイヤレス装置は、以下で説明される機能を行うように、UE、基地局、またはワイヤレス装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。加えて、または代替的に、UE、基地局、またはワイヤレス装置は、専用のハードウェアを使用して、以下で説明される機能の1つまたは複数を行い得る。
[0408] ブロック3505で、方法3500は、第1のワイヤレスデバイスによって、少なくとも第2のワイヤレスデバイスのための制御情報を受信することを含み得る。いくつかの例において、制御情報は、デバイスの干渉グループと関連付けられる干渉グループ識別子を使用して受信され得る。例えば、第2のワイヤレスデバイスのための制御情報は、干渉グループ識別子を使用して復号され得る(例えば、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る))。デバイスの干渉グループは、そのグループ中のワイヤレスデバイスの1つまたは複数が、第1のワイヤレスデバイスによる送信の受信または送信と干渉する送信を受信または送信し得るので、干渉すると見なされ得る。デバイスの干渉グループは、少なくとも第2のワイヤレスデバイスを含み得る。いくつかの例において、制御情報は、制御情報を含む1つまたは複数のPDCCHまたはePDCCHにおいて受信され得る。ブロック3505での動作は、図30、図31、図32、図33、もしくは図34を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール3020、3120、3260、3360、3484、もしくは3486、または、図30もしくは図31を参照して説明された制御情報処理管理モジュール3040もしくは3140を使用して行われ得る。
[0409] ブロック3510で、方法3500は、少なくとも第2のワイヤレスデバイスのための受信された制御情報に少なくとも一部基づいて、干渉送信を特定することを含み得る。ブロック3510での動作は、図30、図31、図32、図33、もしくは図34を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール3020、3120、3260、3360、1684、もしくは1686、図30もしくは図31を参照して説明された干渉決定モジュール3045もしくは3150、または、図31を参照して説明されたデータ干渉決定モジュール3160を使用して行われ得る。
[0410] ブロック3515で、方法3500は、第3のワイヤレスデバイスからの送信を受信するために、特定された干渉送信に対して第1のワイヤレスデバイスによって干渉の打消しを行うことを含み得る。ブロック3515での動作は、図30、図31、図32、図33、もしくは図34を参照して説明されたワイヤレス通信管理モジュール3020、3120、3260、3360、3484、もしくは3486、または、図30もしくは図31を参照して説明された干渉打消し管理モジュール3055もしくは3170を使用して行われ得る。
[0411] いくつかの例において、少なくとも第2のワイヤレスデバイスの各々はUEを含んでよく、少なくとも第2のワイヤレスデバイスの各々は、デバイスの干渉グループ内のワイヤレスデバイスを識別するUE識別子を割り当てられ得る(例えば、第2のワイヤレスデバイスは第2のUE識別子を割り当てられ得る)。これらの例において、デバイスの干渉グループにサービスする基地局は、デバイスの干渉グループと関連付けられるある範囲のUE識別子を(積極的に、または要求に応じて)送信できる。その範囲のUE識別子は、第2のUE識別子を含み得る。方法3500は次いで、第1のワイヤレスデバイスがその範囲のUE識別子を(例えば、デバイスの干渉グループにサービスする基地局から、または、第1のワイヤレスデバイスのサービング基地局から、ここで第1のワイヤレスデバイスのサービング基地局はその範囲のUE識別子をすでに取得している)受信することを含み得る。第1のワイヤレスデバイスによって、少なくとも第2のワイヤレスデバイスのための制御情報を受信することは、次いで、干渉グループ識別子と、その範囲のUE識別子の中のUE識別子のうちの複数との、複数の決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づいて、その範囲のUE識別子において表されるUEの各々のための制御情報の受信を試みることを含み得る。例えば、第2のワイヤレスデバイスのための制御情報は、干渉グループ識別子と第2のUE識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づいて復号され得る(例えば、スクランブル解除され得る(例えば、CRCスクランブル解除され得る))。
[0412] 方法3500のいくつかの例において、第1のワイヤレスデバイスは、基地局から干渉グループ識別子を受信できる。いくつかの例において、基地局は第3のワイヤレスデバイスを含み得る。いくつかの例において、第1のワイヤレスデバイスは、ランダムアクセス手順の間に干渉グループ識別子を受信できる。
[0413] いくつかの例において、方法3500は、第1のワイヤレスデバイスに割り当てられたUE識別子に少なくとも一部基づいて、RNTIを使用して第3のワイヤレスデバイスからの送信を特定することを含み得る。いくつかの例において、方法3500は、第1のワイヤレスデバイスに割り当てられたUE識別子と、第1のワイヤレスデバイスを含むデバイスの第1のグループと関連付けられる第1のグループ識別子との決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づいて、RNTIを使用して第3のワイヤレスデバイスから送信を特定することを含み得る。
[0414] 方法3500のいくつかの例において、少なくとも第2のワイヤレスデバイスのための制御情報を受信することは、デバイスの干渉グループと関連付けられる全てのダウンリンク制御情報を受信することを含み得る。デバイスの干渉グループと関連付けられるダウンリンク制御情報は、干渉グループ識別子を使用して受信され得る。
[0415] 方法3500のいくつかの例において、第2のワイヤレスデバイスのための制御情報は、干渉グループ内の第2のワイヤレスデバイスに割り当てられた識別子を含み得る。これらの例のいくつかにおいて、干渉送信は、干渉グループ内の第2のワイヤレスデバイスに割り当てられた識別子に少なくとも一部基づいて、RNTIを使用して特定され得る。他の例において、干渉送信は、第2のワイヤレスデバイスに割り当てられた識別子および干渉グループ識別子の決定論的な関数(例えば、XOR)に少なくとも一部基づいて特定され得る。
[0416] いくつかの例において、方法3500は、少なくとも第2のワイヤレスデバイスのための制御情報とともに、第3のワイヤレスデバイスからの送信または干渉送信と同じサブフレームに対してレガシーデバイス送信がスケジューリングされるかどうかの指示を受信することを含み得る。
[0417] 方法3500のいくつかの構成において、第1のワイヤレスデバイスは図24を参照して説明されたUE2415を含んでよく、第2のワイヤレスデバイスは図24を参照して説明された第2のUE2415−aを含んでよく、第3のワイヤレスデバイスは図24を参照して説明された第1の基地局2405を含んでよい。これらの構成では、干渉送信が、いくつかの例において、干渉送信2465などのダウンリンクデータ送信を含み得る。さらに、または代替的に、第3のワイヤレスデバイスから受信された送信は、第1のダウンリンクデータ送信2460などのダウンリンクデータ送信を含み得る。
[0418] 方法3500のいくつかの構成において、第1のワイヤレスデバイスは図25を参照して説明されたUE2515を含んでよく、第2のワイヤレスデバイスは図7を参照して説明された第2のUE2515−aを含んでよく、第3のワイヤレスデバイスは図25を参照して説明された第1の基地局2505を含んでよい。これらの構成では、干渉送信が、いくつかの例においてダウンリンク送信を含んでよく、このダウンリンク送信は、(ダウンリンク制御情報2535におけるように)制御情報または(干渉送信2570におけるように)データを含み得る。さらに、または代替的に、第3のワイヤレスデバイスから受信される送信は、ダウンリンク送信を含んでよく、このダウンリンク送信は、(ダウンリンク制御情報2530におけるように)制御情報または(第1のダウンリンクデータ送信2565におけるように)データを含み得る。
[0419] 方法3500のいくつかの構成において、第1のワイヤレスデバイスは図26を参照して説明された第1の基地局2605を含んでよく、第2のワイヤレスデバイスは図26を参照して説明された第2のUE2615−aを含んでよく、第3のワイヤレスデバイスは図26を参照して説明された第1のUE2615を含んでよい。これらの構成では、干渉送信が、いくつかの例において、ダウンリンクデータ送信(例えば、干渉送信2650)を含み得る。さらに、または代替的に、第3のワイヤレスデバイスから受信された送信は、アップリンク送信(例えば、アップリンク送信2645)を含み得る。
[0420] 方法3500のいくつかの構成において、第1のワイヤレスデバイスは図27を参照して説明された第1の基地局2705を含んでよく、第2のワイヤレスデバイスは図27を参照して説明された第2のUE2715−aを含んでよく、第3のワイヤレスデバイスは図27を参照して説明された第1のUE2715を含んでよい。これらの構成では、干渉送信が、いくつかの例において、アップリンク送信(例えば、干渉送信2750)を含み得る。さらに、または代替的に、第3のワイヤレスデバイスから受信された送信は、アップリンク送信(例えば、アップリンク送信2745)を含み得る。
[0421] 方法3500のいくつかの例において、第1のワイヤレスデバイスは、第3のワイヤレスデバイスから送信を受信するために、図34を参照して説明された方法3400を行い得る。
[0422] このようにして、方法3500はワイヤレス通信を提供し得る。方法3500は一実施形態にすぎず、方法3500の動作は、他の実施形態が可能であるように再構成されるか、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0423] 本明細書で説明された技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)などの無線技術を実施し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000 Release0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、High Rate Packet Data(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))とCDMAの他の変形とを含む。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実施できる。OFDMAシステムは、Ultra Mobile Broadband(UMB)、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(WiFi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実施できる。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP(登録商標) Long Term Evolution(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明された技法は、上で言及されたシステムおよび無線技術、ならびに、免許不要帯域幅または共有帯域幅を通じたセルラー(例えば、LTE)通信を含む、他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。しかしながら、上の説明は、例としてLTE/LTE−Aシステムを説明し、上の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE/LTE−Aの適用例以外に適用可能である。
[0424] 添付の図面に関して上に記載された詳細な説明は、例を説明しており、実施され得るまたは特許請求の範囲内に入る例の全てを表すものではない。「例」および「例示的」という用語は、本明細書で使用されるとき、「例、事例、または例示として働く」ことを意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利である」ことを意味するものではない。発明を実施するための形態は、説明される技法の理解をもたらすための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの特定の詳細を伴わずに実践され得る。いくつかの事例では、説明された例の概念を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている構造および装置がブロック図の形態で示されている。
[0425] 情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。例えば、上の説明全体を通じて参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁気粒子、光場もしくは光粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0426] 本明細書の開示に関して説明された様々な例示的なブロックおよびコンポーネントは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェアコンポーネント、または、本明細書で説明された機能を行うように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実施または行われ得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成としても実施され得る。
[0427] 本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実施され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実施される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして非一時的コンピュータ可読媒体上に記憶され、または非一時的コンピュータ可読媒体を通じて送信され得る。他の例および実施形態が、本開示および添付の特許請求の範囲および趣旨の中にある。例えば、ソフトウェアの性質により、上で説明された機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのいずれかの組合せを使用して実施され得る。機能を実施する特徴はまた、異なる物理位置において機能の部分が実施されるように分散されることを含めて、様々な場所に物理的に配置され得る。特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、2つ以上の項目の列挙中で使用されるとき、「および/または」という語は、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で採用され得ること、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが採用され得ることを意味する。例えば、組成が構成要素A、B、またはCを含むものとして記述される場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含むことがある。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目の列挙(例えば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)において使用される「または」は、例えば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0428] コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュメモリ、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータ、または汎用プロセッサもしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備え得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0429] 本開示の前の説明は、当業者が本開示を作成または使用できるように提供される。本開示の様々な変更が当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。従って、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信のための方法であって、
第1のユーザ機器(UE)と少なくとも第2のUEとを備える非直交多重接続(NOMA)グループと関連付けられるグループ識別子に少なくとも一部基づいて、前記第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することと、
前記第1のUEのための前記ダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、前記第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信することと
を備える、方法。
[C2]
前記第1のUEのための前記ダウンリンク制御情報が、前記グループ識別子および前記第1のUEに割り当てられたUE識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づいて受信される、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1のUEのための前記ダウンリンク制御情報が、前記第1のUEに割り当てられる第1のUE識別子を参照する、C1に記載の方法。
[C4]
NOMAダウンリンク送信の前記セットの中で、前記第1のUE識別子に少なくとも一部基づいて第1の無線ネットワーク一時識別子(RNTI)を使用して前記第1のUEのための第1のダウンリンク送信を特定することをさらに備える、C3に記載の方法。
[C5]
前記第1のRNTIが、前記第1のUE識別子および前記グループ識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づく、C3に記載の方法。
[C6]
前記NOMAグループと関連付けられる前記グループ識別子に少なくとも一部基づいて、少なくとも前記第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C7]
前記第2のUEのための前記ダウンリンク制御情報を受信することが、
前記第2のUEのための前記ダウンリンク制御情報を、前記グループ識別子および前記第2のUEに割り当てられた第2のUE識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づいて受信することを備える、C6に記載の方法。
[C8]
前記第1のUEのための前記ダウンリンク制御情報および少なくとも前記第2のUEのための前記ダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、干渉送信が前記第1のUEのためのダウンリンク送信と重複すると決定することをさらに備える、C6に記載の方法。
[C9]
少なくとも前記第2のUEのための前記ダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、前記干渉送信に対する干渉打消し動作を行うことをさらに備える、C8に記載の方法。
[C10]
少なくとも前記第2のUEのための前記ダウンリンク制御情報が前記第2のUEに割り当てられた第2のUE識別子を参照し、前記干渉打消し動作が前記第2のUE識別子に少なくとも一部基づいて第2の無線ネットワーク一時識別子(RNTI)を使用して行われる、C9に記載の方法。
[C11]
前記第2のRNTIが、前記第2のUE識別子および前記グループ識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づく、C10に記載の方法。
[C12]
少なくとも前記第2のUEのための前記ダウンリンク制御情報を受信することが、
前記グループ識別子に少なくとも一部基づいて、前記NOMAグループと関連付けられる全てのダウンリンク制御情報を受信することを備える、C6に記載の方法。
[C13]
前記第2のUEの指示に少なくとも一部基づいて前記第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信することをさらに備え、前記第1のUEのための前記ダウンリンク制御情報が前記指示を備え、
NOMAダウンリンク送信の前記セットを受信することが、前記第2のUEのための前記ダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づく、C1に記載の方法。
[C14]
ワイヤレス通信のための装置であって、
第1のユーザ機器(UE)と少なくとも第2のUEとを備える非直交多重接続(NOMA)グループと関連付けられるグループ識別子に少なくとも一部基づいて、前記第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するための手段と、
前記第1のUEのための前記ダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、前記第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するための手段と
を備える、装置。
[C15]
前記第1のUEのための前記ダウンリンク制御情報が、前記グループ識別子および前記第1のUEに割り当てられたUE識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づいて受信される、C14に記載の装置。
[C16]
前記第1のUEのための前記ダウンリンク制御情報が、前記第1のUEに割り当てられる第1のUE識別子を参照する、C14に記載の装置。
[C17]
NOMAダウンリンク送信の前記セットの中で、前記第1のUE識別子に少なくとも一部基づいて第1の無線ネットワーク一時識別子(RNTI)を使用して前記第1のUEのための第1のダウンリンク送信を特定するための手段をさらに備える、C16に記載の装置。
[C18]
前記NOMAグループと関連付けられる前記グループ識別子に少なくとも一部基づいて、少なくとも前記第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するための手段をさらに備える、C14に記載の装置。
[C19]
前記第1のUEのための前記ダウンリンク制御情報および少なくとも前記第2のUEのための前記ダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、干渉送信が前記第1のUEのためのダウンリンク送信と重複すると決定するための手段をさらに備える、C18に記載の装置。
[C20]
少なくとも前記第2のUEのための前記ダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、前記干渉送信に対する干渉打消し動作を行うための手段をさらに備える、C19に記載の装置。
[C21]
少なくとも前記第2のUEのための前記ダウンリンク制御情報が、前記第2のUEに割り当てられる第2のUE識別子を参照する、C20に記載の装置。
[C22]
前記干渉打消し動作が、前記第2のUE識別子に少なくとも一部基づいて、第2の無線ネットワーク一時識別子(RNTI)を使用して行われる、C21に記載の装置。
[C23]
前記第2のUEの指示に少なくとも一部基づいて前記第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するための手段をさらに備え、前記第1のUEのための前記ダウンリンク制御情報が前記指示を備え、
NOMAダウンリンク送信の前記セットを受信することが、前記第2のUEのための前記ダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づく、C14に記載の装置。
[C24]
前記第2のRNTIが、前記第2のUE識別子および前記グループ識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づく、C22に記載の装置。
[C25]
ワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと
を備え、前記プロセッサが、
第1のユーザ機器(UE)と少なくとも第2のUEとを備える非直交多重接続(NOMA)グループと関連付けられるグループ識別子に少なくとも一部基づいて、前記第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信し、
前記第1のUEのための前記ダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、前記第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するように構成される、装置。
[C26]
前記第1のUEのための前記ダウンリンク制御情報が、前記グループ識別子および前記第1のUEに割り当てられたUE識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づいて受信される、C14に記載の装置。
[C27]
前記第1のUEのための前記ダウンリンク制御情報が、前記第1のUEに割り当てられる第1のUE識別子を参照する、C14に記載の装置。
[C28]
前記プロセッサが、
前記NOMAグループと関連付けられる前記グループ識別子に少なくとも一部基づいて、少なくとも前記第2のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するように構成される、C14に記載の装置。
[C29]
前記プロセッサが、
前記第2のUEのための前記ダウンリンク制御情報を、前記グループ識別子および前記第2のUEに割り当てられた第2のUE識別子の決定論的な関数に少なくとも一部基づいて受信するように構成される、C18に記載の装置。
[C30]
プロセッサによって実行可能な命令を記憶するためのコンピュータ可読媒体であって、 第1のユーザ機器(UE)と少なくとも第2のUEとを備える非直交多重接続(NOMA)グループと関連付けられるグループ識別子に少なくとも一部基づいて、前記第1のUEのためのダウンリンク制御情報を受信するための命令と、
前記第1のUEのための前記ダウンリンク制御情報に少なくとも一部基づいて、前記第1のUEにおいてNOMAダウンリンク送信のセットを受信するための命令と
を備える、コンピュータ可読媒体。