JP6580313B2 - ジオポリマー用添加剤及びジオポリマー硬化体 - Google Patents

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Description

本発明はジオポリマー用の添加剤及びジオポリマー硬化体に関するものである。更に詳しくは配合したジオポリマーの凝結時間を適宜に調整できるとともに、硬化体において優れた強度発現性を有し、更にジオポリマー硬化体の表面美観向上にも優れる、ジオポリマー用添加剤に関するものである。
コンクリートは、建設材料の一つとして使用され、その生産量が膨大なものである。コンクリートの主原料であるセメントの世界総生産量は28.4億トンである(2008年)。セメントの製造においては、石灰石の化学分解と熱エネルギーの使用によって、大量の二酸化炭素が排出されている。日本では1トンのセメントを製造すると、0.725トンの二酸化炭素が発生し、セメント産業の二酸化炭素排出量は全国の総排出量の4%を占める(2008年)。したがって、コンクリートの製造においてセメントの使用量を削減することは、地球温暖化問題の解決および持続可能な社会の構築に対して、極めて重要な取り組みであるといえる。
日本国内産業において、製鉄工場、石炭火力発電所および都市ごみ焼却処分場からは、日々大量に廃棄物が排出されている。それぞれ高炉スラグ、フライアッシュ(以下、FAとも称する)および都市ごみ焼却灰と呼ばれるものであり、これら廃棄物の一部はリサイクルされているが、セメントの原料としての利用が圧倒的に多く、それ故セメント分野以外の大量有効活用は喫緊の課題である。また、日本国内を見渡してみると、これら廃棄物の最終処分場を確保することは、極めて厳しい状況にある。
ところでフランスのDavidovitsによって1978年に提唱されたジオポリマー(以下、GPとも称する)は、メタカオリン等の活性フィラー(アルミノシリケート源)がアルカリシリカ溶液(アルカリ源)で刺激されることによって硬化し、セメントを使用せずに硬化体を作製できる無機材料である。セメントは、建設分野で使用する資材の製造時のCO排出量全体の約6割を占めるため、これを使用せずに済むGPは、通常のコンクリートに比べ、CO排出量を80〜90%程度低減することができ(非特許文献1)、環境負荷軽減につながる材料として注目されている。
GPを構成する活性フィラーは、GPの硬化に必要な陽イオンの供給源となるため、構成元素としてSiとAlを多く含むものであることが望ましく、天然物であればメタカオリンなどが使用される。また、活性フィラーとしてフライアッシュ(以下、FAとも称する)や高炉スラグ微粉末(以下、BFSとも称する)、都市ごみ焼却灰溶融スラグ微粉末、下水汚泥溶融スラグ微粉末といった産業副産物も使用することができる。このためGPは、廃棄物の有効活用の観点からも、重要な技術と位置づけられる。
GPは一般的なセメントコンクリートと比較して、圧縮強度の発現が非常に早く、さらに耐火性、アルカリ骨材反応抵抗性、耐硫酸塩抵抗性も兼ね備えており、重金属を固定できる等の特徴を有する。GPの硬化反応は、上述の活性フィラー由来の陽イオンとアルカリシリカ溶液由来のケイ酸化合物による重縮合により進行するものであるとされる(特許文献1)が、そのメカニズム等の詳細は未だ明らかになっていない。
これまでジオポリマーにおける活性フィラーとしてFAとBFSを採用した例が多く検討されている。活性フィラーのなかでも、酸化カルシウム(CaO)の含有量が比較的少ないFAを単独で使用したGPは、凝結・硬化時間が長く(例えば常温養生の場合、1日以上)、作業性は良いものの強度発現性に乏しい。例えば30℃以下の常温養生のGPコンクリートの圧縮強度は45MPa以下(非特許文献2)であり、25℃養生したGPモ
ルタルの3ヶ月での圧縮強度は15MPaにとどまる(非特許文献3)点が報告されている。一方、BFSを活性フィラーとしたGPは、強度発現性に非常に優れ、20℃の常温養生でも28日での圧縮強度が100MPa以上となるが、常温下の凝結時間は10〜40分ほどで極めて短く、その作業性は悪い。このため、GPの強度発現性や緻密性を高める目的で、BFSとFAを混合使用する検討例がいくつか報告されている(例えば、非特許文献3及び非特許文献4)。
またGPの圧縮強度と凝結時間を適切かつ同時にコントロールする技術を開発することを目指し、混和材の使用によるGP組成物の凝結時間調整方法が検討されている(特許文献2)。例えば、糖類、酸、およびキレート剤を用いたGPの凝結時間の調節方法が提案されている。
その他、ジオポリマー質複合体超高性能コンクリート配合物における流動化剤の使用(特許文献3)や、ジオポリマー反応を利用した硬化型耐火性パテ組成物中に、平均粒径が10〜300nmの合成ゴムラテックスを配合する例(特許文献4)などの提案もなされている。
さらに、ショ糖またはクエン酸を添加したフライアッシュベースのジオポリマーモルタルの凝結時間と圧縮強度の変化についての実験的考察が報告されている(非特許文献5)。また、アルカリシリカ溶液に用いる金属水酸化物として水酸化カリウムを使用し、水酸化カリウムの濃度とアルカリシリカ溶液のSiO/KOのモル比等を調整することで、BFSを用いたGPの凝結時間を延長できることが指摘されている(非特許文献6)。
特開2012−240852号公報 特開2014−28726号公報 特表2013−545714号公報 特開2013−60543号公報
J.Davidovits, Properties of geopolymer cements, Proceedings of 1st International Conference on Alaline Cements and Concrete, KIEV, Ukraine, pp.131-149, 1994 D. Hardjitoand B.V. Ranga, Development and properties of low-calcium fly ash-based geopolymer concrete, Research Report, Curtin University of Technology, pp 48-49, 2005 F. Puetras et al., Alkali-activated fly ash/slag cement strength behavior and hydration products, Cement and Concrete Research, Vol. 30, 1625-1632, 2000 一宮一夫ほか,フライアッシュベースのジオポリマーの配合ならびに高温抵抗性,コンクリート工学年次論文集,Vol.36,No.1,2014 Andri Kusbiantoro, et al., Development of sucrose and citric acid as the natural based admixture for fly ash based geopolymer, Proceedings of 3rd International Conference on Sustainable Future for Human Security, 2012 T.W. Cheng, J.P. Chiu, Fire-resistant geopolymer produced by granulated blast furnace slag, Minerals Engineering, Vol. 16, pp.205-210, 2003
上述したように、ジオポリマー(GP)は硬化のメカニズムの詳細において未だに不明な点が多く、用いる活性フィラーによって凝結時間と強度は変化する。
例えば、非特許文献3及び非特許文献4に示すようにBFSとFAを混合使用する場合、BFSの混合比率によってGPの凝結時間は変化し、特にBFSの比率を高めた場合に凝結時間は短くなることが報告されている。この結果は、活性フィラー中のCaO含有量がGPの凝結時間と硬化後の強度の両方に大きな影響を与えることを示唆しており、特にBFSなどの高CaO含有の活性フィラーに対して作業性と強度発現性を両立させる技術への要求は高いものの、有効といえる提案はなされていない。
これまでにも凝結時間(作業性)と強度発現性を同時に調整する技術の一例として、前述の特許文献2は、混和材の添加による凝結時間の調整方法が提案されているものの、どのような活性フィラーに対してどのような混和材が凝結時間の遅延に有効であるのか、具体的なデータが示されておらず、これらの関連性が明らかでない。
また、非特許文献5にあっては、凝結始発時間が調整できる点は報告されているものの、FA単独使用のジオポリマーに対し、ショ糖を使用した場合に凝結時間は僅かしか延長しない。非特許文献6では、GPに使用するアルカリ溶液の組成は15モルの水酸化カリウムに限定され、またSiO/KOのモル比を0.9以下に調整しなければならないため、水酸化カリウムの使用量は多くなり、材料コストが嵩むほか、材料設計は複雑になり、凝結時間以外の性能をコントロールすることが難しくなるなどの様々な問題を抱えている。
このように、ジオポリマーにおいて、実用的な作業性を確保するのは勿論、実使用に要求される強度を有させるために、凝結時間と強度の両方を同時に調整できる技術の開発が強く望まれている。
また本発明者らの検討において、活性フィラーとしてBFSを使用したジオポリマーや、BFSと他の活性フィラーを混合使用したジオポリマーにおいて、これまでセメントコンクリートに使用されてきた有機系添加剤を添加した場合、セメントコンクリートとはその作用発現が大きく異なることが確認された。具体的には、従来公知の化合物(添加剤)を適用した場合に強度発現性を損ない、更に一部の添加剤では強度発現性の損害に加えて硬化体の外観をも損なうという新たな問題を確認した。
こうした種々の課題を踏まえ、本発明は、高炉スラグ微粉末や都市ごみ焼却灰溶融スラグ微粉末、流動床石炭灰などのCaO含有量が高い活性フィラーを含むジオポリマーの凝結時間を調整でき、硬化前の流動性と硬化体の強度発現性を大きく損なうことなく、さらに外観に優れる硬化体を得られるジオポリマー用添加剤の提供を課題とするものである。
本発明者らが検討した結果、ジオポリマーに対して1種以上の脂肪族オキシカルボン酸系化合物からなる添加剤を用いることにより、強度発現性を損なうことなく作業性を改善し、同時に表面美観効果をも得られることを見出した。
すなわち、本発明は、水酸基価が250〜1500mgKOH/g、かつ酸価が250〜950mgKOH/gである1種以上の脂肪族オキシカルボン酸の塩を含む組成物からなるジオポリマー用添加剤であって、前記脂肪族オキシカルボン酸の水酸基価/酸価の質量加重平均値が0.40以上5.00未満である、ジオポリマー用添加剤に関する。
本発明のジオポリマー用添加剤において、前記脂肪族オキシカルボン酸の塩を含む組成物が、酒石酸塩を含むものであることが好ましい。
また本発明の上記ジオポリマー用添加剤は、CaO含有量が10〜60質量%である少なくとも一種のアルミノシリケート源(例えば高炉スラグ、都市ごみ焼却灰スラグ、下水汚泥焼却灰スラグおよび流動床石炭灰のうち少なくとも一種)、並びに、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩及びアルカリ金属ケイ酸塩からなる群から選択される少なくとも一種のアルカリ源を含む混合物より形成されるジオポリマーに適用されることが好ましい。
また本発明は、前記ジオポリマー用添加剤、CaO含有量が10〜60質量%である少なくとも一種のアルミノシリケート源、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩及びアルカリ金属ケイ酸塩からなる群から選択される少なくとも一種のアルカリ源、及び骨材を含む、ジオポリマー組成物も対象とする。
さらに本発明は、前記ジオポリマー用添加剤を前記アルミノシリケート源と前記アルカリ源を含む混合物より形成されるジオポリマー組成物に適用して得られるジオポリマー硬化体も対象とする。
本発明のジオポリマー添加剤は、ジオポリマーの凝結時間を調整できるとともに、硬化体の強度発現性を損なうことなく、硬化前の作業性を改善し、同時に硬化体の表面の美観に優れる、ジオポリマー硬化体を得ることができる。
[ジオポリマー用添加剤]
前述したように、ジオポリマーにおいて凝結時間の調整と硬化体の強度発現性を両立させるべくこれまで提案された技術において、種々の課題が残されている。例えば特許文献2に示す混和材による凝結時間の調整方法では、その調整結果を示す模式図によると、アルカリ活性剤としてNa系アルカリ溶液を用いたGPにおいて、キレート剤及び不活性フィラーに該当する炭酸カルシウム(CaCO)で構成される混和材の混合率(活性フィラーを置換する比率)の増加によってGPの凝結時間は急激に短縮する。そして30%置換の場合には凝結時間が15分に短縮されてしまい、混和材の添加による凝結の遅延効果があるとは言い難いものとなっている。また本発明者は、特許文献2に提案されている第三の混和材のうち、グルコン酸ナトリウム等のオキシカルボン酸塩類をGPに利用した実験を行い、一部の混和材は遅延効果がみられず、遅延効果があっても硬化体の強度発現性または外観を損なう問題を発見した。
本発明は、特定の水酸基価と酸価を有する1種以上の脂肪族オキシカルボン酸の塩を含む組成物であり、且つ、該脂肪族オキシカルボン酸の水酸基価/酸価を特定の数値範囲とするという構成を採用することにより、凝結時間の調整と硬化体の強度発現性の両立のみならず、硬化体の外観を良好なものとなることを見出しなされたものである。
以下、本発明について詳述する。
本発明において、上記脂肪族オキシカルボン酸としては、水酸基価が250〜1500mgKOH/g、かつ酸価が250〜950mgKOH/gであり、またその水酸基価と酸価の比である水酸基価/酸価が0.40以上5.00未満であるものを使用する。上記水酸基価/酸価は、好ましくは0.50以上4.00以下であり、より好ましくは1.00以上4.00以下であることが望ましい。
なお、脂肪族オキシカルボン酸を2種以上使用する場合、上記水酸基価と酸価の比は、使用する複数の脂肪族オキシカルボン酸の質量荷重平均した水酸基価/同質量荷重平均した酸価として算出される。また、複数種を組み合わせて使用した場合に質量荷重平均した水酸基価/酸価の値が上記数値範囲内(0.40以上5.00未満)にあるものであれば、脂肪族オキシカルボン酸1種のみでは上記水酸基価と酸価の比が上記数値範囲を外れるものであっても使用することができる。
上記脂肪族オキシカルボン酸としては、グリコール酸、乳酸、タルトロン酸、グリセリン酸、2−ヒドロキシ酪酸、γ−ヒドロキシ酪酸、3−ヒドロキシ酪酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、イソクエン酸、メバロン酸、パントイン酸、グルコン酸、キナ酸、シキミ酸等の脂肪族又は脂環式オキシカルボン酸が挙げられる。これら脂肪族オキシカルボン酸は一種を単独で、あるいは二種以上を組み合わせて用いることができる。
中でも、好ましい脂肪族オキシカルボン酸としては、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、グルコン酸が挙げられ、さらに酒石酸が好ましく、その中でも入手が容易なL−酒石酸が最も好ましい。
また二種以上を組み合わせて使用する場合には、少なくとも一方を酒石酸又はグルコン酸とすることにより、硬化体の外観における白華の発生を抑制でき、好ましい表面外観を得られるために好ましい。中でも好ましい組み合わせとしては、例えば酒石酸とリンゴ酸、酒石酸とグルコン酸、クエン酸とグルコン酸等が挙げられる。これらの二種以上の組み合わせの中でも、一方を酒石酸とすることが最も好ましい形態として挙げられる。
またこれら脂肪族オキシカルボン酸の塩としては、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩が挙げられ、好ましくはナトリウム塩である。
[ジオポリマー]
本発明の上記添加剤を適用するジオポリマーは、前述したように、活性フィラー等のアルミノシリケート源とアルカリシリカ溶液等のアルカリ源を含む混合物より構成される。
<アルミノシリケート源:活性フィラー>
上記アルミノシリケート源とは、アルミノシリケート(xMO・yAl・zSiO・nHO、Mはアルカリ金属)を成分として含有する成分を指し、高アルカリ性溶液(アルカリシリカ溶液)との接触により、アルミニウムやケイ素等の陽イオンを溶出し、それらの供給源となる作用を有する。
アルミノシリケート源の好適な例として、1)フライアッシュ、クリンカアッシュ、流動床石炭灰、高炉スラグ微粉末、都市ごみ焼却灰溶融スラグ微粉末、赤泥、シリカフューム、籾殻灰、および下水汚泥焼却灰溶融スラグ微粉末などの産業廃棄物、2)メタカオリンなどの天然アルミノシリケート鉱物および粘土とその焼物、3)火山灰などを挙げることが出来る。
これらのうち、上記1)の産業廃棄物は、他のアルミノシリケート源と比較して、産地制限がなく、かつ産業廃棄物資源の有効利用にもつながり、特に好適である。
本発明では、上記アルミノシリケート源として、CaO含有量が10〜60質量%であるものを少なくとも一種用いることが好ましく、このようにCaO含有量の高いアルミノシリケート源としては、例えば、高炉スラグ微粉末、都市ごみ焼却灰スラグ微粉末、下水汚泥焼却灰スラグ微粉末、CaOに富む流動床石炭灰等が挙げられる。本発明においては、中でも上記CaO含有量の高いアルミノシリケート源の少なくとも一種とフライアッシュを混合使用すること、特に高炉スラグ微粉末とフライアッシュを混合使用することが好適である。
高炉スラグ微粉末は、高炉で鉄を精製する際に副生する残渣で、酸化カルシウム(CaO)、シリカ(SiO)、アルミナ(Al)を主成分とし、JIS A6206に規格されている。特に使用する高炉スラグ微粉末は、CaOの割合が30〜60質量%の範囲にあるものが好ましい。
また都市ごみ焼却灰スラグは、都市ごみを焼却処理する際に生じた灰を高温で溶融・冷却して得られるものであり、高炉スラグ同様、ケイ素、アルミニウムおよびカルシウムなどの酸化物が主成分である。CaOの割合が15〜45質量%の範囲にあるものが好ましく用いられる。
流動床石炭灰は、加圧流動床石炭ボイラーから発生した灰である。炉内で脱硫する目的で石灰石微粉末を混和して石炭を燃焼させるため、後述するフライアッシュとクリンカアッシュに比べCaOを多く含有することが特徴である。流動床石炭灰は現在のコンクリート混和材用フライアッシュのJIS規格(JIS A 6201)を満足するものではないが、アルカリシリケート源として用いることが可能である。CaOの含有率は、灰の発
生場所によって異なるが、20〜55質量%である。
なお、下水汚泥焼却灰溶融スラグは、下水の処理によって発生する汚泥を濃縮・脱水した後、800℃程度で焼却した灰をさらに高温で溶融・冷却して得られるものである。脱水時に添加する凝集剤の種類によって下水汚泥焼却灰は分類され、すなわち、消石灰、塩化第二鉄を添加した石灰系焼却灰と、高分子凝集剤を添加した高分子系焼却灰に分類される。石灰系焼却灰のCaOの含有率は、脱水時の消石灰の添加率により異なるが、一般的に30〜50質量%程度である。一方、高分子系焼却灰のCaOの含有率は10質量%程度以下である。従って、本発明に使用するアルミノシリケート源としては、石灰系焼却灰によるスラグを用いることが好ましい。
フライアッシュは、シリカ(SiO)、アルミナ(Al)を主成分とし、JIS A 6201において、粒度やフロー値に基づきI〜IV種(JIS A6201−2008)に規格されている。その粒度が細かく反応性に富むJIS I種、II種がジオポリマー原料として特に適している。
またクリンカアッシュは石炭燃焼ボイラー底部で回収される溶結状の石炭灰を粉砕処理したものである。
フライアッシュ、クリンカアッシュともに、シリカ(SiO)、アルミナ(Al)成分が全質量中の70〜80%を占めているため、アルカリシリケート源として有用である。
前述したように本発明のジオポリマー添加剤が適用されるジオポリマーは、上記のCaO含有量が10〜60質量%である少なくとも一種のアルミノシリケート源、具体的には、高炉スラグ微粉末、都市ごみ焼却灰スラグ微粉末、下水汚泥焼却灰溶融スラグ微粉末および(CaOに富む)流動床石炭灰の少なくとも一種を、アルミノシリケート源(活性フィラー)として含む。
当該活性フィラー中における上記のCaO含有量の高いアルミノシリケート源の配合割合は活性フィラーの全質量に対して10質量%から100質量%であり、好ましくは30質量%以上である。
2種以上の活性フィラーを用いる場合、活性フィラー全体のうち、CaOが占める割合は、好ましくは10質量%〜60質量%である。上記のCaO含有量が高い微粉末や灰の割合を変更することによってCaOの含有量を調整することができる。
<アルカリ源:アルカリシリカ溶液>
本発明において、アルカリ源とは、高アルカリ性を示す化合物の水溶液を指し、前記アルミノシリケート源と接触することにより、それらを活性化させ、アルミニウム及びケイ素等の陽イオンを溶出させる作用を有する。
アルカリ源に使用する化合物としては、1)水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ水酸化物、2)炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの炭酸アルカリ塩、3)ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウムなどのアルカリケイ酸塩のほか、これら1)〜3)の組み合わせを好適に用いることが出来る。
上記のうち、ナトリウム化合物は価格面においてより好適である。
また3)アルカリケイ酸塩を用いる場合には、それ自身がジオポリマー形成に預かるケイ酸モノマー(Si(OH))の供給源となるため、一層好適である。
これらの観点から、アルカリ供給源の化合物の好ましい例としては、ケイ酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、ケイ酸ナトリウムと水酸化ナトリウムの併用を挙げることができる。また、工業実施上の経済性(コスト)を損なわない範囲で上記ナトリウム化合物の一部を対応するカリウム化合物にて置き換えることも可能である。
したがって、上記アルカリ源としては、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、ケイ酸ナトリウム又はケイ酸カリウムの水溶液が好適に用いられ、特に好ましくはケイ酸ナトリウ
ム水溶液が用いられる。
上記ケイ酸ナトリウム水溶液は、通称“水ガラス”と呼ばれるものであり、市販品が使用できる。化学組成として、SiO=20〜40%、NaO=5〜20%を含むものが好ましい。
アルカリ源を構成する、アルカリ量/水量のモル比(以下、モル比)は0.1以上であることが望ましい。モル比が高いほど得られるジオポリマー硬化体の強度発現性が良いため、練り混ぜ時に添加するアルカリの量を増やし、水を減らす必要があるが、反面、水を減らすほど流動性が低下し、型枠への充填が困難となる。そのため、モル比は0.15以上であることがより好ましい。
使用するアルカリ水溶液の濃度は、好ましくは20〜50質量%の範囲である。
[ジオポリマー組成物]
本発明のジオポリマー組成物は、前記ジオポリマー用添加剤と、ジオポリマーを構成する前記活性フィラー等のアルミノシリケート源及びアルカリシリカ溶液等のアルカリ源、並びに骨材を含む。
ジオポリマー組成物の製造において、前記活性フィラーの複数のものを使用する場合には、これらを混合し、アルミノシリケート源を用意する。別途用意したアルカリ源を、アルミノシリケート源に添加して混合し、さらに骨材を添加して混合し、ジオポリマー組成物を製造する。
前記骨材としては、一般的なコンクリートやモルタルに使用されているものを好適に用いることができる。
本発明のジオポリマー添加剤は、アルカリ源を用意する際に一緒に添加してもよく、また、アルカリ源、アルミノシリケート源及び骨材を混ぜた後に添加し、均一に混練してもよい。またジオポリマー添加剤を水溶液として使用することも、固体として使用することも可能である。アルミノシリケート源と、ジオポリマー添加剤および/または添加剤の水溶液を予め混合したものを用いてジオポリマーを製造することも可能である。
ジオポリマー添加剤の添加時期は、アルミノシリケート源とアルカリ源のいずれと混合して、さらに残りのジオポリマー使用材料と混合しても、予め混合したアルミノシリケート源とアルカリ源の混合物に添加してもよいが、後者(混合物への添加)のほうが好ましい。また、添加方法として、所要の添加量を一括でして添加してもよいし、所要の添加量の一部を添加して一度練り混ぜた後、残りの添加剤を加えることもできる。
ジオポリマーの配合設計について、アルカリ溶液(アルカリ源:例えば水ガラス+水酸化ナトウリム+水)の総質量とアルミノシリケート源(活性フィラー粉体(B))の総質量の比([アルカリ溶液/B]×100(%))は、構造体や製品に必要とされる強度によって適宜設定可能であるが、作業性を考慮すると、好ましくは40〜65質量%である。
また、アルカリ溶液の構成成分の割合、例えば[水ガラス(WG)の総質量]/[水酸化ナトリウム(NaOH)又は水酸化ナトリウム水溶液(NaOHaq)の総質量]で表される質量比は、ジオポリマー硬化体の目標凝結時間および強度によって適宜設定可能であるが、好ましくは1.0〜4.0の範囲である。この比率は、水ガラスと水酸化ナトリウム水溶液の体積比で設定することも可能である。
以下実施例により本発明を説明する。ただし本発明は、これらの実施例及び比較例によって何ら制限されるものではない。
[ジオポリマー用添加剤の調製]
表1に示すオキシカルボン酸系化合物と、48質量%水酸化ナトリウム水溶液((株)カネカ製、製品名「苛性ソーダ」、35℃での比重:1.504、純分:48%、モル濃度:18.1mol/L)及びイオン交換水を用い、中和反応により表2に示すジオポリマー用添加剤(ナトリウム塩の30%水溶液)を調製した。オキシカルボン酸(酸)と水酸化ナトリウム(アルカリ)のモル比率は1:1であった。次いで、ジオポリマー用添加剤水溶液を加熱濃縮・再結晶し分別することで、固形のジオポリマー用添加剤(ナトリウム塩)を得た。以下のジオポリマーモルタル実施例においては、モルタル配合に必要な水量を有させるため、水溶液形態のジオポリマー用添加剤と固体形態のジオポリマー用添加剤を併用した。
Figure 0006580313
Figure 0006580313
[ジオポリマーモルタル試験]
48質量%水酸化ナトリウム水溶液((株)カネカ製、製品名「苛性ソーダ」、35℃での比重:1.504、純分:48%、モル濃度:18.1mol/L)100質量部に対し、イオン交換水20質量部を加えて混合し、40質量%水酸化ナトリウム水溶液(比重:1.43、モル濃度:14.3mol/L)を調製した。同様に、上記48質量%水酸化ナトリウム水溶液100質量部にイオン交換水60質量部を加えて混合し、30質量%水酸化ナトリウム水溶液(比重:1.33、モル濃度10.0mol/L)を調製した。
前記手順にて調製した40質量%又は30質量%水酸化ナトリウム水溶液(NaOHaq)と、ケイ酸ナトリウム(WG)(富士化学(株)製、製品名「珪酸ソーダ 1号」、密度:1.534、SiO/NaOモル比=2.1、SiO:30%、NaO:15%)と、イオン交換水(W)を、表3及び表10の単位量(g)に従い混合して混合し、No.1〜6のアルカリ溶液(GP溶液)を調製した。
なお、上記アルカリ溶液には、ジオポリマー用添加剤は含まれない。
表2に示すジオポリマー用添加剤を、表3及び表10に示す活性フィラーの質量BまたはWS(g)に対して3質量%、5質量%又は7質量%(オキシカルボン酸ナトリウムの固形分)の割合で添加した。なお、表3及び表10に示すアルカリ溶液/B(フライアッシュ+高炉スラグ微粉末)またはアルカリ溶液/WS(都市ごみ焼却灰溶融スラグ微粉末)(いずれも質量比、%)は各成分の使用量より算出した値である。
<モルタルフロー(0打)及びフロータイムの測定>
モルタルの練り混ぜにはハイパワーミキサー((株)丸東製作所製:CB−34)を用
いた。表3又は表10のNo.1〜No.6に示す配合において、使用した活性フィラーは、JIS II種のフライアッシュ(FA)と高炉スラグ微粉末4000(BFS)、あるいは都市ごみ焼却灰溶融スラグ微粉末であった。前記の手順で調製したアルカリ溶液とジオポリマー添加剤を、それぞれ所定の活性フィラーに対する割合で計量して、混合した後、活性フィラーに加え、低速(公転62rpm、自転141rpm)で120秒間撹拌した。
低速撹拌終了後、上記ミキサーの運転を停止し、停止してから30秒の間に、ミキサーに細骨材(S)として表3のNo.1〜No.5又は表10のNo.6に示す配合(単位量(g))にてセメント強さ試験用標準砂を加え、再度低速で30秒間撹拌し、次いで速やかに60秒間高速(公転125rpm、自転284rpm)で撹拌した。高速撹拌終了後、作製したジオポリマーモルタルをJISフローコーンに充填し、JIS A 1171に準拠し、モルタルフロー(0打)を測定した。また、フローコーンを引き上げてから、モルタルフローが200mmに到達するまでの時間をフロータイムとして測定した。
<凝結時間測定>
凝結時間の測定は、JIS R 5201(セメントの物理試験方法)の凝結試験に準拠して行った。上述の手順にて作製したジオポリマーモルタルを、試料容器(上端外径φ90mm、上端内径φ75±3mm、下端外径φ100mm、下端内径φ85±3mm、高さ40.0±0.5mmの円錐台形状)に充填し、凝結時間の測定に供した。始発時間は、ビガー針装置に設置した始発用標準針が底板の上面からおよそ1mmのところに止まるときとした。一方終結時間は、ビガー針装置に終結用標準針を設置し、ジオポリマーモルタルの表面に針の跡を止めるが、附属小片環による後を残さないようになったときとした。始発および終結に要した時間は、活性フィラーとアルカリ溶液の混合を開始した時刻を起点として求めた。
また、本モルタル試験では全質量方式により空気量を測定した。メスシリンダーを用いて測定した結果より、下記式により空気量を算出した。実施例および比較例のすべてのジオポリマーモルタルの空気量は、3.0〜4.0質量%の範囲内であった。
空気量(%)=[1−(ジオポリマーモルタル質量)/(配合から算出した空気量0%でのジオポリマーモルタル質量)]×100
<圧縮強度の測定及び表面外観の評価>
圧縮強度の測定では、φ5cm、高さ10cmのプラスチック製モールドに作製したジオポリマーモルタルを充填し、ラップを用いて供試体を封緘した。その後、プログラム制御式恒温槽(PWL−3KP、エスペック(株)製)にて、20℃のみの養生と、80℃経由の養生の2パターンの養生を行った。
1)80℃経由の養生方法:
80℃経由の養生方法は、詳細には、供試体封緘後、まず20℃にて2時間養生し、その後3時間かけて80℃まで昇温し、80℃到達後同温にて24時間養生を行った。養生終了後、6時間かけて20℃まで冷却し、その後供試体を脱型した。
脱型時の材齢を1日とし、その後、材齢28日まで温度20℃、湿度60%にて気中養生を行い、材齢28日での圧縮強度をJIS A 1108の手順に従って測定した。各実施例または比較例に対し、5本の供試体の作製・測定を行い、その平均値としての圧縮強度(N/mm)、標準偏差σ、およびCV値(標準偏差/平均値)を算出した。
また、80℃養生後の脱型時に、供試体の外観について目視にて観察し、以下の評価基準にて評価した。なお、気中養生終了後(材齢28日)の外観は、いずれの試供体においても材齢1日と比較して変化は確認されなかった。
・外観 評価基準
◎ 供試体表面に白華が全く観察されない。
○ 供試体表面に白華がわずかに観察される(およそ表面積2%未満)。
× 供試体表面に白華が目立って観察される(およそ表面積2%以上)。
2)20℃のみの養生方法:
20℃のみの養生方法は、詳細には、供試体封緘後、20℃にて1日間養生したのち供試体を脱型した。その後供試体を20℃、湿度60%にて28日間気中養生を実施した。
それぞれの材齢における供試体について、JIS A 1108の手順に従って圧縮強度を測定した。各実施例または比較例に対し、材齢7、28日で各3本の供試体の作製・測定を行い、その平均値としての圧縮強度(N/mm)を算出した。
高温経由養生を実施した供試体における、GPモルタルの流動性(フロータイム、モルタルフロー)、凝結時間、そして高温経由養生後の圧縮強度および硬化体の外観について評価した試験結果を表4〜表8に示す。また、活性フィラーとして都市ごみ焼却灰溶融スラグ微粉末を用いて作製したGPモルタルについて実施した流動性、凝結時間、そして高温経由養生後の圧縮強度および硬化体の外観について評価した試験結果を表11に示す。
また、20℃のみの養生を実施した供試体における、GPモルタルの流動性、凝結時間、そして養生後の圧縮強度について評価した試験結果を表9に示す。
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上記結果に示すように、本発明のジオポリマー用添加剤をジオポリマー組成物に添加することにより、凝結時間を適切な時間(例えば40〜60分前後)に調整することが可能となり、すなわち打込みの作業性を向上させることができること、また硬化体の強度発現性を損なうことなく、同時に硬化体の表面の美観に優れる、ジオポリマー硬化体を得ることができることが確認された。また、ジオポリマーを調製後に運搬と打設の時間が長い場合に、水の蒸発および硬化反応などによる流動性の低下は大きい。この場合、硬化反応速度の調整は重要である。表11に示すジオポリマーの凝結時間の試験結果より、本発明の添加剤の使用によって長時間の作業性確保や作業時間の調整が可能となることがわかる。なお、本発明のジオポリマー用添加剤の使用によって、CaOの含有量が高いフィラーを使ったジオポリマーの凝結始発時間を1.4〜2.1倍延長でき(添加剤使用と未使用の場合の凝結始発時間比)、かつ20℃の常温養生でも強度発現性が比較例と比べて高く、およそ60MPa以上の高強度ジオポリマー硬化体を作製できた。

Claims (5)

  1. 水酸基価が250〜1500mgKOH/g、かつ酸価が250〜950mgKOH/gである1種以上の脂肪族オキシカルボン酸の塩又はその水溶液からなるジオポリマー用添加剤であって、
    前記脂肪族オキシカルボン酸の水酸基価/酸価の質量加重平均値が0.40以上5.00未満である、ジオポリマー用添加剤。
  2. 前記脂肪族オキシカルボン酸の塩、酒石酸塩を含むものである、請求項1に記載のジオポリマー用添加剤。
  3. CaO含有量が10〜60質量%である少なくとも一種のアルミノシリケート源、並びに、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩及びアルカリ金属ケイ酸塩からなる群から選択される少なくとも一種のアルカリ源を含む混合物より形成されるジオポリマーに適用される、請求項1又は請求項2に記載のジオポリマー用添加剤。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のジオポリマー用添加剤、
    CaO含有量が10〜60質量%である少なくとも一種のアルミノシリケート源、
    アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩及びアルカリ金属ケイ酸塩からなる群から選択される少なくとも一種のアルカリ源、及び
    骨材
    を含む、ジオポリマー組成物。
  5. CaO含有量が10〜60質量%である少なくとも一種のアルミノシリケート源、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩及びアルカリ金属ケイ酸塩からなる群から選択される少なくとも一種のアルカリ源、及び骨材を含む混合物に、請求項1又は請求項2に記載のジオポリマー用添加剤を適用して得られる、ジオポリマー硬化体。
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