JP6579537B1 - 社会適応支援システム及び感情育成プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 社会適応困難者が最終的に自立し社会参加ができるようになる社会適応支援システムを提供する。【解決手段】 支援対象者が相手の気持ちを汲み取る感情育成システムESと、支援対象者が支援専門家らとチャットを行うチャットシステムCSと、複数の福祉協力者と支援対象者とのマッチングを行うマッチングシステムMSと、キャラクター支援動画を支援対象者に配信する動画配信システムVSとを備える。これにより、支援対象者が感情育成システムES、チャットシステムCS、マッチングシステムMS又は動画配信システムVSを繰り返し利用することにより、支援対象者の感情が育ち、支援専門家とのメッセージ交換、福祉協力者との交流又はキャラクター支援動画の視聴を通じてコミュニケーションの仕方を養うことができるので、支援対象者が最終的に自立し社会参加ができるように促すことができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、支援対象者の社会適応を支援するシステム及びプログラムに係り、特に、社会適応困難者に対する支援の目標を、社会適応困難者が最終的に自立し社会参加ができるようになることと位置づけ、これを支援していくのに好適な社会適応支援システム及び感情育成プログラムに関する。
従来、社会適応困難者が社会参加を行うことを支援する技術としては、例えば、特許文献1記載の技術が知られている。
特許文献1記載の技術は、障害者が手数料や手間をかけず適正な価格でその製作にかかる作品を販売することができるショッピングサイトを構成し、このショッピングサイトは、企業や福祉関係者の寄付金と広告収入にて運営費を賄い、障害者には一切の負担を求めないものである。
特開2011−90655号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術にあっては、社会適応困難者が社会参加を行う上で不足する部分(販売のための手間や費用)を単に補う技術に過ぎず、この支援を続けても、社会適応困難者が最終的に自立し社会参加ができるようにはならない。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、社会適応困難者に対する支援の目標を、社会適応困難者が最終的に自立し社会参加ができるようになることと位置づけ、これを支援していくのに好適な社会適応支援システム及び感情育成プログラムを提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1の社会適応支援システムは、支援対象者が相手の気持ちを汲み取る感情育成システムと、前記支援対象者が支援専門家らとチャットを行うチャットシステムと、社会福祉又は地域福祉に関わる複数の福祉協力者と前記支援対象者とのマッチングを行うマッチングシステムと、キャラクターが会話により支援情報を提供するキャラクター支援動画を配信する動画配信システムとを備え、前記支援対象者の社会適応を支援する社会適応支援システムであって、前記感情育成システムは、前記支援対象者が利用する対象者端末にアクション対象画像を提供するアクション対象画像提供手段と、前記アクション対象画像に対し前記支援対象者が行ったアクションに関するアクション情報を前記対象者端末から取得するアクション情報取得手段と、前記アクション情報取得手段で取得したアクション情報に基づいて前記アクションの内容を認識するアクション認識手段と、前記アクションの内容に対するリアクション画像を記憶するリアクション画像記憶手段から、前記アクション認識手段で認識したアクションの内容に対するリアクション画像を取得し、取得したリアクション画像を前記対象者端末に提供するリアクション画像提供手段とを有し、前記チャットシステムは、前記支援対象者に対し前記支援専門家のみが通信可能となるように前記支援専門家のアカウントと前記支援対象者のアカウントとの間に設定された通信セッションに対応するチャットルームを設定するチャットルーム設定手段と、前記支援専門家が利用する専門家端末からメッセージを取得する第1メッセージ取得手段と、前記対象者端末からメッセージを取得する第2メッセージ取得手段と、前記チャットルーム設定手段で設定したチャットルームで、前記第1メッセージ取得手段及び前記第2メッセージ取得手段で取得したメッセージを交換するメッセージ交換手段とを有し、前記マッチングシステムは、前記支援対象者の要望に関する要望情報を前記対象者端末から取得する要望情報取得手段と、前記要望情報取得手段で取得した要望情報を要望情報記憶手段に登録する要望情報登録手段と、前記福祉協力者が利用する協力者端末から、前記福祉協力者が支援活動に協力可能な事項に関する協力可能情報を取得する協力可能情報取得手段と、前記協力可能情報取得手段で取得した協力可能情報を協力可能情報記憶手段に登録する協力可能情報登録手段と、前記要望情報記憶手段の要望情報及び前記協力可能情報記憶手段の協力可能情報に基づいて、前記支援対象者を支援可能な前記福祉協力者又は前記福祉協力者が支援可能な前記支援対象者を特定するマッチング手段と、前記マッチング手段で特定した福祉協力者又は支援対象者に関するマッチング情報を前記対象者端末又は前記協力者端末に提供するマッチング情報提供手段とを有し、前記動画配信システムは、前記キャラクター支援動画を記憶するキャラクター支援動画記憶手段から、前記対象者端末からの要求に係る前記キャラクター支援動画を取得し、取得したキャラクター支援動画を当該対象者端末に提供するキャラクター支援動画提供手段を有する。
〔発明2〕 さらに、発明2の社会適応支援システムは、発明1の社会適応支援システムにおいて、前記支援対象者が前記感情育成システムを利用した実績を示す利用履歴情報を利用履歴情報記憶手段に登録する利用履歴情報登録手段と、前記利用履歴情報記憶手段の利用履歴情報に基づいて前記支援対象者のアイコン画像を生成するアイコン画像生成手段と、前記チャットシステム、前記マッチングシステム又は前記動画配信システムを利用する前記支援対象者の前記対象者端末に対し、自己を示すアイコン画像として自己について前記アイコン画像生成手段で生成したアイコン画像を、前記チャットシステム、前記マッチングシステム又は前記動画配信システムを利用する他の前記支援対象者を示すアイコン画像として当該他の支援対象者について前記アイコン画像生成手段で生成したアイコン画像を提供するアイコン画像提供手段とを備える。
〔発明3〕 さらに、発明3の社会適応支援システムは、発明1の社会適応支援システムにおいて、前記支援対象者が前記感情育成システムを利用した実績を示す利用履歴情報を利用履歴情報記憶手段に登録する利用履歴情報登録手段と、前記利用履歴情報記憶手段の利用履歴情報に基づいて第1の前記支援対象者と利用実績が所定関係にある第2の前記支援対象者を特定する支援対象者特定手段と、前記利用履歴情報記憶手段の利用履歴情報に基づいて、前記第1の支援対象者に関わる関係者のアイコン画像及び前記支援対象者特定手段で特定した第2の支援対象者のアイコン画像を生成するアイコン画像生成手段と、前記チャットシステム、前記マッチングシステム又は前記動画配信システムを利用する前記第2の支援対象者の前記対象者端末に対し、自己を示すアイコン画像として自己について前記アイコン画像生成手段で生成したアイコン画像を、前記チャットシステム、前記マッチングシステム又は前記動画配信システムを利用する前記関係者を示すアイコン画像として当該関係者について前記アイコン画像生成手段で生成したアイコン画像を提供するアイコン画像提供手段とを備える。
〔発明4〕 一方、上記目的を達成するために、発明4の感情育成プログラムは、発明1及び3のいずれか1の社会適応支援システムにおける前記感情育成システムに適用される感情育成プログラムであって、前記支援対象者が利用する対象者端末にアクション対象画像を提供するアクション対象画像提供ステップと、前記アクション対象画像に対し前記支援対象者が行ったアクションに関するアクション情報を前記対象者端末から取得するアクション情報取得ステップと、前記アクション情報取得ステップで取得したアクション情報に基づいて前記アクションの内容を認識するアクション認識ステップと、前記アクションの内容に対するリアクション画像を記憶するリアクション画像記憶手段から、前記アクション認識ステップで認識したアクションの内容に対するリアクション画像を取得し、取得したリアクション画像を前記対象者端末に提供するリアクション画像提供ステップとを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
以上説明したように、発明1の社会適応支援システムによれば、支援対象者が感情育成システム、チャットシステム、マッチングシステム又は動画配信システムを繰り返し利用することにより、支援対象者の感情が育ち、支援専門家とのメッセージ交換、福祉協力者との交流又はキャラクター支援動画の視聴を通じてコミュニケーションの仕方を養うことができるので、支援対象者が最終的に自立し社会参加ができるように促すことができる。
さらに、発明2の社会適応支援システムによれば、チャットシステム、マッチングシステム又は動画配信システムを利用する支援対象者の対象者端末に対し、自己が感情育成システムを利用した実績に応じて変化するアイコン画像、及び、他の支援対象者が感情育成システムを利用した実績に応じて変化するアイコン画像が提供されるので、同じアイコン画像の支援対象者に対し共感を抱くことができ、緩いつながり又は交流のきっかけを作ることができる。
さらに、発明3の社会適応支援システムによれば、チャットシステム、マッチングシステム又は動画配信システムを利用する第2の支援対象者の対象者端末に対し、自己が感情育成システムを利用した実績に応じて変化するアイコン画像、及び、他の支援対象者が感情育成システムを利用した実績に応じて変化するアイコン画像が提供されるので、同じアイコン画像の関係者に対し共感を抱くことができ、緩いつながり又は交流のきっかけを作ることができる。
本実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 携帯端末100の外観構成を示す図である。 携帯端末100の機能ブロック図である。 リアクション画像管理テーブル400のデータ構造を示す図である。 チャットサーバ200のハードウェア構成を示す図である。 感情育成処理を示すフローチャートである。 チャット処理を示すフローチャートである。 支援対象者向けマッチング処理を示すフローチャートである。 福祉協力者向けマッチング処理を示すフローチャートである。 動画配信処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1乃至図10は、本実施の形態を示す図である。
社会適応困難者(例えば、身体障害者、精神障害者、知的障害者、発達障害者、高齢者、引きこもり)の現状として、「他人とどう接していいか分からない」「他人と関わるのが面倒くさい」「伝え方が分からない」「相手の感情を考慮できない」「自分のやり方にこだわりがある」「外に出るのが億劫又は恐怖である」の声がある。これに対し、本実施の形態は、支援対象とする社会適応困難者(以下「支援対象者」という。)の「居場所」をそのネットワーク上に作り感情を育てること、初期の段階は支援対象者だけのつながりは排除し、必ず支援専門家が仲介に入り見守っている環境を作ることを実現するために、(1)支援対象者が相手の気持ちを汲み取る「感情育成システムES」、(2)支援対象者が支援専門家らとチャットを行う「チャットシステムCS」、(3)社会福祉又は地域福祉に関わる複数の福祉協力者(例えば社協)と支援対象者とのマッチングを行う「マッチングシステムMS」、(4)キャラクター(例えばV-tuber)が会話により支援情報を提供するキャラクター支援動画を支援対象者に配信する「動画配信システムVS」を構築する。
最初の第1ステップとして、支援対象者に感情育成システムESを利用してもらい、支援対象者の感情を育てる。次の第2ステップとして、支援対象者にチャットシステムCS、マッチングシステムMS及び動画配信システムVSを利用してもらい、支援対象者が他人と関わり合いながら社会参加を徐々に行えるような環境を提供していく。支援対象者が感情育成システムES、チャットシステムCS、マッチングシステムMS又は動画配信システムVSを繰り返し利用することにより、支援対象者の感情が育ち、支援専門家とのメッセージ交換、福祉協力者との交流又はキャラクター支援動画の視聴を通じてコミュニケーションの仕方を養うことができる。
まず、本実施の形態の構成を説明する。
図1は、本実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
インターネット199には、図1に示すように、チャットシステムCSを実現するチャットサーバ200と、マッチングシステムMSを実現するマッチングサーバ210と、動画配信システムVSを実現する動画配信サーバ220と、携帯端末100とインターネット199との通信を中継する基地局110とが接続されている。
基地局110には、複数の携帯端末100が無線で接続されている。携帯端末100は、支援対象者、支援専門家、福祉協力者、その他の関係者(例えば、支援対象者の保護者、企業、学校、病院、施設)が利用する端末であって、スマートフォン等からなる。基地局110は、携帯端末100がインターネット199に接続するときは、携帯端末100に代わってインターネット199上での一端末となって、基地局110を介して受信した携帯端末100からのデータをインターネット199を介して目的の端末に送信するとともに、インターネット199上にある目的の端末のデータを基地局110を介して携帯端末100に送信する。
支援対象者は、感情育成システムES、チャットシステムCS、マッチングシステムMS及び動画配信システムVSを利用するためのアカウントを予め登録した上で、感情育成システムES、チャットシステムCS、マッチングシステムMS又は動画配信システムVSを利用するものとする。アカウントは、サーバ200〜220又はインターネット上のその他のサーバに登録される。支援専門家、福祉協力者、その他の関係者もこれらシステムを利用することができ、そのアカウントの取り扱いについては支援対象者と同様である。
次に、携帯端末100の構成を説明する。
図2は、携帯端末100の外観構成を示す図である。同図(a)は、携帯端末100の正面図であり、同図(b)は、携帯端末100の側面図である。
図3は、携帯端末100の機能ブロック図である。
携帯端末100は、図2に示すように、正面及び背面を含むキャビネット10を有して構成されている。キャビネット10の正面には、タッチパネル21が設けられている。タッチパネル21は、画像を表示する表示部28と、表示部28に重ねられる検出部29とを有して構成されている。
表示部28は、液晶パネルと、液晶パネルを照明するパネルバックライトとを有して構成されている。液晶パネルは、画像を表示するための表示面28aを有し、表示面28aが外部に現れる。表示面28aの上に検出部29が設けられている。
検出部29は、タッチセンサ等からなり、透明なシート状に形成される。検出部29を透して表示面28aを見ることができる。検出部29は、マトリクス状に設けられた第1透明電極、第2透明電極及びカバーを有して構成されている。検出部29は、第1透明電極と第2透明電極との間の静電容量の変化を検出することにより、ユーザが触れた表示面28a上の位置(以下「入力位置」という。)を検出し、その入力位置に応じた位置信号を制御部27に出力する。
キャビネット10の正面には、マイク11及びスピーカ12が設けられている。ユーザは、スピーカ12からの音声を耳で捉え、マイク11に対して音声を発することにより通話を行うことができる。
キャビネット10の背面には、撮影部24のレンズ窓(不図示)が設けられている。レンズ窓から被写体の画像が撮影部24に取り込まれる。
携帯端末100は、図3に示すように、タッチパネル21、通信部22、位置情報取得部23、撮影部24、記憶部25、出力部26及び制御部27を有して構成されている。
表示部28は、制御部27の制御に従って、ユーザの操作に利用されるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。検出部29は、入力位置を示す座標情報を制御部27に出力する。テキストを入力する場合は、例えば、テキストボックス等をタップすると、キーボード画像(GUI)が表示部28に表示され、キーボード画像に配列された文字をタップ等することによりその文字を入力することができる。
通信部22は、携帯電話機において使用される無線通信の規格に従ってデータ通信を行い、インターネット等のネットワークを介して、サーバ等に対して情報の送信を要求する。そして、通信部22は、サーバ等から送信されてくる情報を受信し、制御部27に出力する。
位置情報取得部23は、GPS(Global Positioning System)や無線LAN(Local Area Network)等を利用して、携帯端末100の現在位置を特定する位置情報を取得する。例えば、位置情報取得部23は、少なくとも別々の箇所に設置された3つの基地局から発信される無線LANの電波を利用し、それらの基地局の位置情報に基づいた3辺測量の手法により、携帯端末100の現在位置を特定する。
撮影部24は、CCD(Charge Coupled Device)センサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の撮像素子を有して構成され、ユーザのシャッター操作に従って画像を撮影する。そして、撮影部24が画像を撮影すると、制御部27は、撮影された画像を記憶部25に記憶する。
記憶部25は、不揮発性の半導体メモリ(例えば、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory))を有して構成されている。記憶部25は、制御部27が実行するためのプログラム、撮影部24で撮影された画像を記憶する。
制御部27は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等をバス接続して構成されている。
感情育成システムESは、感情育成アプリケーションEAを携帯端末100にインストールして実現する。感情育成アプリケーションEAは、携帯端末100に予めインストールされていてもよいし、所定のインターネットサイトからダウンロードしてインストールしてもよい。感情育成アプリケーションEAには、(1)感情を育てるツールのほか、例えば、(2)視覚障害を体験するツール、(3)聴覚障害を体験するツール、(4)社会のマナーやルールを学ぶツール、(5)息抜きのためのゲーム、(6)チャットシステムCS又はマッチングシステムMSへ誘導する広告宣伝用の画像を表示する機能が含まれる。感情を育てるツールでは、キャラクターに対し支援対象者が表現を行い、これに対しキャラクターがリアクションを行い、支援対象者が相手の気持ちを汲み取るトレーニングを実施する。
次に、記憶部25のデータ構造を説明する。
図4は、リアクション画像管理テーブル400のデータ構造を示す図である。
記憶部25は、キャラクターの複数のリアクション画像を記憶するとともに、リアクション画像を管理するリアクション画像管理テーブル400を記憶している。
リアクション画像管理テーブル400は、図4に示すように、キャラクターに対するアクションの内容ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、アクションの内容を登録するフィールド402と、フィールド402のアクションの内容に対するリアクション画像のファイル名を登録するフィールド404とを有して構成されている。なお、図4の例では、リアクション画像のファイル形式としてFlash形式(拡張子「.swf」)を例示しているが、これに限らず、任意のデータ形式を採用することができる。
次に、チャットサーバ200の構成を説明する。
図5は、チャットサーバ200のハードウェア構成を示す図である。
チャットサーバ200は、図5に示すように、制御プログラムに基づいて演算及びシステム全体を制御するCPU30と、所定領域に予めCPU30の制御プログラム等を格納しているROM32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F(InterFace)38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互に且つデータ授受可能に接続されている。
I/F38には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置40と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置42と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置44と、インターネット199に接続するための信号線とが接続されている。
次に、マッチングサーバ210の構成を説明する。
マッチングサーバ210は、チャットサーバ200のハードウェア構成のように、CPU、ROM、RAM及びI/F等をバス接続した一般的なコンピュータと同一機能を有して構成されている。I/Fには、HDD等の記憶装置、ディスプレイ等の表示装置及びネットワークケーブルが接続されている。
次に、動画配信サーバ220の構成を説明する。
動画配信サーバ220は、チャットサーバ200のハードウェア構成のように、CPU、ROM、RAM及びI/F等をバス接続した一般的なコンピュータと同一機能を有して構成されている。I/Fには、HDD等の記憶装置、ディスプレイ等の表示装置及びネットワークケーブルが接続されている。記憶装置には、複数のキャラクター支援動画が記憶されている。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、感情育成システムESを利用する場合の動作を説明する。
図6は、感情育成処理を示すフローチャートである。
携帯端末100において、制御部27は、記憶部25に記憶されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って感情育成アプリケーションEAを実行する。感情育成アプリケーションEAにおいて、支援対象者等が「感情を育てるツール」を選択すると、図6のフローチャートに示す感情育成処理を実行する。
感情育成処理は、制御部27において実行されると、図6に示すように、まず、ステップS100に移行する。
支援対象者は、表示部28に表示されたキャラクターに対し笑いかけたりしゃべりかけたりする。ステップS100では、キャラクターの規定の表情画像を表示部28に表示し、ステップS101に移行して、キャラクターに対するアクションとして、マイク11で集音された支援対象者の音声又は検出部29で検出された支援対象者の画面操作を入力し、ステップS102に移行する。
ステップS102では、入力した音声又は画面操作に基づいて支援対象者のアクションの内容を認識する。例えば、音声を入力した場合は、入力した音声に基づいて音声認識処理を行い、音声の内容を認識する。また例えば、キャラクターに対するアクションの選択肢(例えば「声をかえる」「無視をする」「叩く」)を提示し、これら選択肢のいずれかを選択する画面操作を入力した場合は、入力した画面操作に基づいてどの選択肢が選択されたかを認識する。また例えば、キャラクターを撫でる動作を画面操作として入力した場合は、入力した画面操作に基づいてキャラクターに対しどのような動作が行われたかを認識する。この例でいう、音声のテキスト、選択された選択肢及びキャラクターに対し行われた動作等は、いずれもアクションの内容として認識し、これを認識結果として出力する。
次いで、ステップS104に移行して、リアクション画像管理テーブル400を参照して、ステップS102で認識したアクションの内容に対するリアクション画像を記憶部25から読み出し、ステップS106に移行して、読み出したリアクション画像を表示部28に表示する。支援対象者は、表示部28に表示されたキャラクターのリアクションを見ることにより、自分のアクションがどのようなリアクションに結びつくかを把握することができる。そして、支援対象者は、これを繰り返しトレーニングすることで感情が育っていく。
次いで、ステップS108に移行して、ツール終了の指示を検出部29から入力したか否かを判定し、ツール終了の指示を入力したと判定した場合(YES)は、ステップS110に移行して、支援対象者が感情育成アプリケーションEAを利用した実績を示す利用履歴情報を生成し記憶部25に登録し、一連の処理を終了する。
一方、ステップS108で、ツール終了の指示を入力しないと判定した場合(NO)は、ステップS100に移行する。
また、感情育成アプリケーションEAは、支援対象者の境遇を理解してもらうために健常者にも利用してもらう位置づけでもある。感情育成アプリケーションEAにおいて「視覚障害を体験するツール」を選択すると、暗点、白内障、緑内障等の視覚障害者が世の中をどのように見えているかを、VR(Virtual Reality)やAR(Augmented Reality)を用いながら表示部28にその見え方を再現することにより体験することができる。
また、感情育成アプリケーションEAにおいて「聴覚障害を体験するツール」を選択すると、口パクで話をしている動画を再生し、何を話しているかを当てるクイズを行うことにより、聴覚障害者がどのようなことができて、どのようなことができないかを体験することができる。
また、感情育成アプリケーションEAでは、チャットシステムCS又はマッチングシステムMSへ誘導する広告宣伝用の画像が表示されるので、支援専門家であればチャットシステムCSへの参加を、福祉協力者であればマッチングシステムMSへの参加を促すことができる。
次に、チャットシステムCSを利用する場合の動作を説明する。
図7は、チャット処理を示すフローチャートである。
支援対象者は、自己の携帯端末100(以下「対象者端末」という。)においてチャットサーバ200にアクセスし、自己のアカウントでログインする。対象者端末では、チャットサーバ200にログインするにあたって記憶部25の利用履歴情報をチャットサーバ200に送信する。
一方、支援専門家も、自己の携帯端末100(以下「専門家端末」という。)においてチャットサーバ200にアクセスし、自己のアカウントでログインする。支援専門家としては、例えば、理学療法士、作業療法士、言語療法士、保健師、看護師、医師、音楽療法士、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、心理カウンセラー、介護士及びレクリエーション介護士が含まれる。
チャットサーバ200では、図7に示すように、ステップS200に移行して、対象者端末から利用履歴情報を受信すると、ステップS202に移行して、受信した利用履歴情報に基づいて支援対象者のアイコン画像を生成し、ステップS204に移行して、生成した支援対象者のアイコン画像及びチャットシステムCSを利用する他の支援対象者のアイコン画像を対象者端末に送信する。対象者端末では、アイコン画像を受信すると、受信したアイコン画像が表示部28に表示される。
次に、支援対象者は、対象者端末において、チャットサーバ200にログインしている支援専門家のなかからチャットを行う相手を選択する。
チャットサーバ200では、ステップS206に移行して、対象者端末により支援専門家が選択されると、ステップS208に移行して、支援対象者に対し、選択された支援専門家のみが通信可能となるように支援専門家のアカウントと支援対象者のアカウントとの間に設定された通信セッションに対応するチャットルームを設定する。
次いで、ステップS210に移行して、対象者端末又は専門家端末からメッセージを受信すると、ステップS212に移行して、受信したメッセージを、ステップS208で設定したチャットルームで交換し、ステップS214に移行する。
ステップS214では、対象者端末又は専門家端末からチャットを終了する要求を受信したか否かを判定し、チャットを終了する要求を受信したと判定した場合(YES)は、ステップS216に移行して、チャットルームを閉鎖し、一連の処理を終了する。
一方、ステップS214で、チャットを終了する要求を受信しないと判定した場合(NO)は、ステップS210に移行する。
チャットシステムCSでは、支援専門家と支援対象者が1対1でしかチャットを行うことができない。すなわち、支援対象者同士ではチャットを行うことができない。したがって、支援対象者は、支援専門家の管理下のもとで、社会に出る前にネット社会での自分の居場所を見つけることができる。また、チャットルームでは支援対象者のアイコン画像が表示されるので、支援対象者は、自分と同じような境遇の支援対象者がチャットルームにいることが分かるので、共感を抱くことができ、緩いつながりを作ることができる。
次に、マッチングシステムMSを利用する場合の動作を説明する。
図8は、支援対象者向けマッチング処理を示すフローチャートである。
支援対象者は、対象者端末においてマッチングサーバ210にアクセスし、自己のアカウントでログインする。対象者端末では、マッチングサーバ210にログインするにあたって記憶部25の利用履歴情報をマッチングサーバ210に送信する。
マッチングサーバ210では、図8に示すように、ステップS300に移行して、対象者端末から利用履歴情報を受信すると、ステップS302に移行して、受信した利用履歴情報に基づいて支援対象者のアイコン画像を生成し、ステップS304に移行して、生成した支援対象者のアイコン画像及びマッチングシステムMSを利用する他の支援対象者のアイコン画像を対象者端末に送信する。対象者端末では、アイコン画像を受信すると、受信したアイコン画像が表示部28に表示される。
次に、支援対象者は、対象者端末において、支援の要望に関する要望情報(例えば、支援の内容、支援の実施日時、支援の規模)を入力し、マッチングサーバ210に送信する。
マッチングサーバ210では、ステップS306に移行して、対象者端末から要望情報を受信すると、ステップS308に移行して、受信した要望情報を記憶装置に登録し、ステップS310に移行する。
ステップS310では、記憶装置の要望情報及び協力可能情報(後述)に基づいて、支援対象者を支援可能な福祉協力者を特定するマッチング処理を実行し、ステップS312に移行して、特定した福祉協力者を候補として対象者端末に送信し、一連の処理を終了する。
対象者端末は、福祉協力者の候補を受信すると、受信した福祉協力者の候補が表示部28に表示される。これにより、支援対象者は、自己を支援してくれる福祉協力者の候補を把握することができるので、希望する福祉協力者に対し支援の申込を行うことができる。
図9は、福祉協力者向けマッチング処理を示すフローチャートである。
福祉協力者は、自己の携帯端末100(以下「協力者端末」という。)においてマッチングサーバ210にアクセスし、自己のアカウントでログインする。そして、福祉協力者は、支援活動に協力可能な事項に関する協力可能情報(例えば、支援できること、費用、支援の実施日時、支援の規模)を入力し、マッチングサーバ210に送信する。
マッチングサーバ210では、図9に示すように、ステップS400に移行して、協力者端末から協力可能情報を受信すると、ステップS402に移行して、受信した協力可能情報を記憶装置に登録し、ステップS404に移行する。
ステップS404では、記憶装置の要望情報及び協力可能情報に基づいて、福祉協力者が支援可能な支援対象者を特定するマッチング処理を実行し、ステップS406に移行して、特定した支援対象者を候補として協力者端末に送信し、一連の処理を終了する。
協力者端末では、支援対象者の候補を受信すると、受信した支援対象者の候補が表示部28に表示される。これにより、福祉協力者は、自己が支援できる支援対象者の候補を把握することができるので、希望する支援対象者に対し支援の申出を行うことができる。
次に、動画配信システムVSを利用する場合の動作を説明する。
図10は、動画配信処理を示すフローチャートである。
支援対象者は、対象者端末において動画配信サーバ220にアクセスし、自己のアカウントでログインする。対象者端末では、動画配信サーバ220にログインするにあたって記憶部25の利用履歴情報を動画配信サーバ220に送信する。
動画配信サーバ220では、図10に示すように、ステップS500に移行して、対象者端末から利用履歴情報を受信すると、ステップS502に移行して、受信した利用履歴情報に基づいて支援対象者のアイコン画像を生成し、ステップS504に移行して、生成した支援対象者のアイコン画像及び動画配信システムVSを利用する他の支援対象者のアイコン画像を対象者端末に送信する。対象者端末では、アイコン画像を受信すると、受信したアイコン画像が表示部28に表示される。
次いで、ステップS506に移行して、対象者端末からの要求に係るキャラクター支援動画を記憶装置から読み出し、ステップS508に移行して、読み出したキャラクター支援動画を対象者端末に送信し、一連の処理を終了する。
対象者端末では、キャラクター支援動画を受信すると、受信したキャラクター支援動画が表示部28で再生される。例えば、キャラクターが会話により社会のルールを教える動画である。多動の子供は教室に様々な物があると集中することができない。そこで、動画配信システムVSは、キャラクター支援動画を通じて、本当に必要な物だけある仮想な教室をCG(Computer Graphics)の世界で再現することが一つの狙いである。また、動画配信システムVSでは支援対象者のアイコン画像が表示されるので、支援対象者は、自分と同じような境遇の支援対象者が視聴しているキャラクター支援動画に対し共感を抱くことができ、その動画を見たくなる。
次に、本実施の形態の効果を説明する。
本実施の形態では、支援対象者が相手の気持ちを汲み取る感情育成システムESと、支援対象者が支援専門家らとチャットを行うチャットシステムCSと、複数の福祉協力者と支援対象者とのマッチングを行うマッチングシステムMSと、キャラクター支援動画を支援対象者に配信する動画配信システムVSとを備える。
これにより、支援対象者が感情育成システムES、チャットシステムCS、マッチングシステムMS又は動画配信システムVSを繰り返し利用することにより、支援対象者の感情が育ち、支援専門家とのメッセージ交換、福祉協力者との交流又はキャラクター支援動画の視聴を通じてコミュニケーションの仕方を養うことができるので、支援対象者が最終的に自立し社会参加ができるように促すことができる。
さらに、本実施の形態では、支援対象者が感情育成システムESを利用した実績を示す利用履歴情報に基づいて支援対象者のアイコン画像を生成し、チャットシステムCS、マッチングシステムMS又は動画配信システムVSを利用する支援対象者の対象者端末に対し、自己を示すアイコン画像として自己について生成したアイコン画像を、チャットシステムCS、マッチングシステムMS又は動画配信システムVSを利用する他の支援対象者を示すアイコン画像としてその支援対象者について生成したアイコン画像を提供する。
これにより、チャットシステムCS、マッチングシステムMS又は動画配信システムVSを利用する支援対象者の対象者端末に対し、自己が感情育成システムESを利用した実績に応じて変化するアイコン画像、及び、他の支援対象者が感情育成システムESを利用した実績に応じて変化するアイコン画像が提供されるので、第1ステップを修了し第2ステップを開始する支援対象者は、同じアイコン画像の支援対象者に対し共感を抱くことができ、緩いつながり又は交流のきっかけを作ることができる。
本実施の形態において、記憶部25は、発明1若しくは4のリアクション画像記憶手段、又は発明2の利用履歴情報記憶手段に対応し、ステップS101は、発明1のアクション対象画像提供手段、又は発明4のアクション対象画像提供ステップに対応している。また、ステップS102は、発明1のアクション情報取得手段、又は発明4のアクション情報取得ステップに対応し、ステップS104は、発明1のアクション認識手段、又は発明4のアクション認識ステップに対応し、ステップS106は、発明1のリアクション画像提供手段、又は発明4のリアクション画像提供ステップに対応している。
また、本実施の形態において、ステップS110は、発明2の利用履歴情報登録手段に対応し、ステップS202、S302、S502は、発明2のアイコン画像生成手段に対応し、ステップS204、S304、S504は、発明2のアイコン画像提供手段に対応している。また、ステップS208は、発明1のチャットルーム設定手段に対応し、ステップS210は、発明1の第1メッセージ取得手段、又は発明1の第2メッセージ取得手段に対応し、ステップS212は、発明1のメッセージ交換手段に対応している。
また、本実施の形態において、ステップS306は、発明1の要望情報取得手段に対応し、ステップS308は、発明1の要望情報登録手段に対応し、ステップS310、S404は、発明1のマッチング手段に対応し、ステップS312、S406は、発明1のマッチング情報提供手段に対応している。また、ステップS400は、発明1の協力可能情報取得手段に対応し、ステップS402は、発明1の協力可能情報登録手段に対応し、ステップS506、S508は、発明1のキャラクター支援動画提供手段に対応し、音声又は画面操作は、発明1又は4のアクション情報に対応している。
〔変形例〕
なお、上記実施の形態において、感情育成システムESは、チャットシステムCS又はマッチングシステムMSへ誘導する広告宣伝用の画像を表示するように構成したが、これに限らず、動画配信システムVSに誘導する広告宣伝用の画像を表示するように構成することもできる。同様に、チャットシステムCSは、感情育成システムES、マッチングシステムMS又は動画配信システムVSに誘導する広告宣伝用の画像を表示するように構成し、マッチングシステムMSは、感情育成システムES、チャットシステムCS又は動画配信システムVSに誘導する広告宣伝用の画像を表示するように構成し、動画配信システムVSは、感情育成システムES、チャットシステムCS又はマッチングシステムMSに誘導する広告宣伝用の画像を表示するように構成することもできる。
また、上記実施の形態及びその変形例において、マッチングシステムMSは、支援対象者と福祉協力者とのマッチングを行うように構成したが、これに限らず、支援対象者、支援専門家、福祉協力者、その他の関係者を相互にマッチングするように構成することもできる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、支援対象者のアイコン画像を表示するように構成したが、これに限らず、アイコン画像の表示・非表示を選択することができ、非表示を選択した支援対象者のアイコン画像は表示されないように構成することもできる。この機能は、例えば、有料会員などシステム上特定の属性を有する支援対象者のみが利用できるように構成することもできる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、感情育成システムESの利用履歴情報に基づいて、チャットシステムCS等で自己と他の支援対象者のアイコン画像を生成し表示するように構成したが、これに限らず、次の構成を採用することができる。
第1の構成は、感情育成システムESの利用履歴情報に基づいて、チャットシステムCSで同じチャットルームでチャットを行うことができる支援対象者の人数を設定する。例えば、感情育成システムESの利用が第1段階まで進んだ支援対象者については支援専門家1名と支援対象者2名の合計3名で同時にチャットを行うことができ、次の第2段階まで進んだ支援対象者については支援専門家1名と支援対象者3名の合計4名で同時にチャットを行うことができる。
第2の構成は、感情育成システムESの利用履歴情報に基づいて、チャットシステムCSで支援専門家の参加の可否を設定する。例えば、感情育成システムESの利用がさらに次の第3段階まで進んだ支援対象者については、支援専門家を含めず支援対象者4名で同時にチャットを行うことができる。
第3の構成は、支援対象者が感情育成システムESを利用した実績を示す利用履歴情報を記憶手段に登録し、チャットシステムCSにおいて、支援専門家が関わる支援対象者の利用履歴情報又はその要約情報を、その支援専門家が利用する端末に表示又は通知する。支援専門家が関わる支援対象者は、例えば、支援専門家が支援対象者に対し行った支援実績を記録し、その支援実績に基づいて特定することができる。
これにより、支援専門家は、チャットシステムCSにおいて利用履歴情報を参照しながら支援対象者とチャットを行うことができる。
第4の構成は、支援対象者が感情育成システムESを利用した実績を示す利用履歴情報を記憶手段に登録し、記憶手段の利用履歴情報に基づいて利用状況が普段と異なるか否かを判定し、利用状況が普段と異なると判定した場合は、チャットシステムCSにおいて、支援専門家が関わる支援対象者の該当の利用履歴情報若しくはその要約情報又はその支援対象者に関する注意情報(例えば、利用状況が普段と異なる旨の情報)を、その支援専門家が利用する端末に表示又は通知する。利用状況が普段と異なるか否かの判定は、例えば、所定期間(例えば1日)の利用回数等の偏差値等が所定以上か否かで判定することができる。また、支援専門家が関わる支援対象者は、例えば、支援専門家が支援対象者に対し行った支援実績を記録し、その支援実績に基づいて特定することができる。
これにより、支援専門家は、チャットシステムCSにおいて利用履歴情報又は注意情報を参照しながら支援対象者とチャットを行うことができる。
第5の構成は、第3及び第4のいずれかの構成において、感情育成システムESの利用履歴情報に代えて、チャットシステムCS、マッチングシステムMS又は動画配信システムVSの利用履歴情報を用いる。なお、2以上のシステムの利用履歴情報を用いることもできる。
第6の構成は、第3乃至第5のいずれかの構成において、支援対象者に関わる支援専門家への表示又は通知に代えて、支援対象者に関わる福祉協力者又はその他の関係者への表示又は通知を行う。なお、支援専門家、福祉協力者又はその他の関係者のうち2者以上に表示又は通知を行うこともできる。
第7の構成は、第3乃至第6のいずれかの構成において、チャットシステムCSにおける表示又は通知に代えて、感情育成システムES、マッチングシステムMS又は動画配信システムVSにおいて表示又は通知を行う。なお、2以上のシステムにおいて表示又は通知を行うこともできる。
第8の構成は、支援対象者が感情育成システムESを利用した実績を示す利用履歴情報を記憶手段に登録し、記憶手段の利用履歴情報に基づいて支援対象者Aと利用実績が所定関係にある支援対象者Bを特定し、記憶手段の利用履歴情報に基づいて支援対象者Aに関わる支援専門家Xのアイコン画像及び支援対象者Bのアイコン画像を生成する。ここで、利用実績が所定関係にある支援対象者の特定は、例えば、利用実績が同一の支援対象者又は利用実績の相違が所定範囲内にある支援対象者を特定することにより行うことができる。利用実績の相違が所定範囲内にあるかどうかの判定は、例えば、利用実績が数値(例えば利用回数)であればその差分が、利用実績が文字情報等の非数値であれば数値に換算しその差分が所定範囲内にあるかどうかで判定することができる。また、支援対象者Aに関わる支援専門家Xは、例えば、支援専門家Xが支援対象者Aに対し行った支援実績を記録し、その支援実績に基づいて特定することができる。また、支援専門家Xのアイコン画像は、例えば、支援専門家Xの利用履歴情報又は支援対象者Aの利用履歴情報に基づいて生成することができ、支援対象者Bのアイコン画像は、例えば、支援対象者Bの利用履歴情報に基づいて生成することができる。
そして、チャットシステムCSにおいて、支援対象者Bを示すアイコン画像として支援対象者Bについて生成したアイコン画像を、支援専門家Xを示すアイコン画像として支援専門家Xについて生成したアイコン画像を、支援対象者Bが利用する端末に表示する。
これにより、支援対象者Bは、同じアイコン画像の支援専門家Xに対し共感を抱くことができ、交流のきっかけを作ることができる。
第8の構成においては、自分に似たアイコン画像の支援対象者同士で好ましくない交流が行われることを抑制する観点から、支援者対象者同士には、互いのアイコン画像を表示しないようにすることもできる。例えば、対象者端末に対しては、チャットシステムCSのチャットルームのアイコン画像と、支援専門家のアイコン画像を表示する一方、他の支援対象者のアイコン画像は表示しない構成を採用することができる。チャットルームのアイコン画像は、例えば、そのチャットルームに参加する支援対象者の属性を示す属性情報に基づいて生成することができる。例えば、そのチャットルームに参加する支援対象者の趣味又は嗜好のうち特徴的なもの、代表的なもの又は大勢を占めるものに基づいて生成することができる。
第9の構成は、第8の構成において、感情育成システムESの利用履歴情報に代えて、チャットシステムCS、マッチングシステムMS又は動画配信システムVSの利用履歴情報を用いる。なお、2以上のシステムの利用履歴情報を用いることもできる。
第10の構成は、第8及び第9のいずれかの構成において、支援対象者Aに関わる支援専門家Xのアイコン画像の生成及び表示に代えて、支援対象者Aに関わる福祉協力者又はその他の関係者のアイコン画像を生成し表示する。なお、支援専門家、福祉協力者又はその他の関係者のうち2者以上に表示又は通知を行うこともできる。
第11の構成は、第8乃至第10のいずれかの構成において、チャットシステムCSにおける表示に代えて、感情育成システムES、マッチングシステムMS又は動画配信システムVSにおいて表示を行う。なお、2以上のシステムにおいて表示を行うこともできる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、キャラクターに対するアクションとして支援対象者の音声又は支援対象者の画面操作を入力し、入力した音声又は画面操作に基づいてアクションの内容を認識するように構成したが、これに限らず、キャラクターに対するアクションとして支援対象者の表情画像を入力し、ステップS102のアクション認識処理において、入力した表情画像に基づいて支援対象者の感情を判定するように構成することもできる。感情判定処理は、例えば、特開2010−66844号公報に開示の技術、又は株式会社シーエーシーが提供する感情認識AI「Affdex(アフデックス)」(https://affectiva.jp/)を採用することができる。音声又は画面操作に基づいて支援対象者の感情を判定してもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、感情育成システムES、チャットシステムCS、マッチングシステムMS及び動画配信システムVSを携帯端末100で利用するように構成したが、これに限らず、デスクトップ型PC、ノート型PC、タブレット端末その他インターネット199に接続可能なデバイス(例えば、ネット対応型TV)で利用するように構成することもできる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、インターネット199からなるネットワークシステムに適用した場合について説明したが、これに限らず、例えば、インターネット199と同一方式により通信を行ういわゆるイントラネットに適用してもよい。もちろん、インターネット199と同一方式により通信を行うネットワークに限らず、任意の通信方式のネットワークに適用することができる。
また、上記実施の形態及びその変形例において、図6乃至図10のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、記憶部25等に予め格納されているプログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM等に読み込んで実行するようにしてもよい。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、社会適応困難者の社会参加を支援する場合について本発明を適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。
100…携帯端末、 10…キャビネット、 11…マイク、 12…スピーカ、 21…タッチパネル、 22…通信部、 23…位置情報取得部、 24…撮影部、 25…記憶部、 26…出力部、 27…制御部、 28…表示部、 28a…表示面、 29…検出部、 30…CPU、 32…ROM、 34…RAM、 38…I/F、 39…バス、 40…入力装置、 42…記憶装置、 44…表示装置、 110…基地局、 199…インターネット、 200…チャットサーバ、 210…マッチングサーバ、 220…動画配信サーバ、 400…リアクション画像管理テーブル、 402、404…フィールド、 ES…感情育成システム、 CS…チャットシステム、 MS…マッチングシステム、 VS…動画配信システム、 EA…感情育成アプリケーション

Claims (4)

  1. 支援対象者が相手の気持ちを汲み取る感情育成システムと、前記支援対象者が支援専門家らとチャットを行うチャットシステムと、社会福祉又は地域福祉に関わる複数の福祉協力者と前記支援対象者とのマッチングを行うマッチングシステムと、キャラクターが会話により支援情報を提供するキャラクター支援動画を配信する動画配信システムとを備え、前記支援対象者の社会適応を支援する社会適応支援システムであって、
    前記感情育成システムは、
    前記支援対象者が利用する対象者端末にアクション対象画像を提供するアクション対象画像提供手段と、
    前記アクション対象画像に対し前記支援対象者が行ったアクションに関するアクション情報を前記対象者端末から取得するアクション情報取得手段と、
    前記アクション情報取得手段で取得したアクション情報に基づいて前記アクションの内容を認識するアクション認識手段と、
    前記アクションの内容に対するリアクション画像を記憶するリアクション画像記憶手段から、前記アクション認識手段で認識したアクションの内容に対するリアクション画像を取得し、取得したリアクション画像を前記対象者端末に提供するリアクション画像提供手段とを有し、
    前記チャットシステムは、
    前記支援対象者に対し前記支援専門家のみが通信可能となるように前記支援専門家のアカウントと前記支援対象者のアカウントとの間に設定された通信セッションに対応するチャットルームを設定するチャットルーム設定手段と、
    前記支援専門家が利用する専門家端末からメッセージを取得する第1メッセージ取得手段と、
    前記対象者端末からメッセージを取得する第2メッセージ取得手段と、
    前記チャットルーム設定手段で設定したチャットルームで、前記第1メッセージ取得手段及び前記第2メッセージ取得手段で取得したメッセージを交換するメッセージ交換手段とを有し、
    前記マッチングシステムは、
    前記支援対象者の要望に関する要望情報を前記対象者端末から取得する要望情報取得手段と、
    前記要望情報取得手段で取得した要望情報を要望情報記憶手段に登録する要望情報登録手段と、
    前記福祉協力者が利用する協力者端末から、前記福祉協力者が支援活動に協力可能な事項に関する協力可能情報を取得する協力可能情報取得手段と、
    前記協力可能情報取得手段で取得した協力可能情報を協力可能情報記憶手段に登録する協力可能情報登録手段と、
    前記要望情報記憶手段の要望情報及び前記協力可能情報記憶手段の協力可能情報に基づいて、前記支援対象者を支援可能な前記福祉協力者又は前記福祉協力者が支援可能な前記支援対象者を特定するマッチング手段と、
    前記マッチング手段で特定した福祉協力者又は支援対象者に関するマッチング情報を前記対象者端末又は前記協力者端末に提供するマッチング情報提供手段とを有し、
    前記動画配信システムは、
    前記キャラクター支援動画を記憶するキャラクター支援動画記憶手段から、前記対象者端末からの要求に係る前記キャラクター支援動画を取得し、取得したキャラクター支援動画を当該対象者端末に提供するキャラクター支援動画提供手段を有することを特徴とする社会適応支援システム。
  2. 請求項1において、
    前記支援対象者が前記感情育成システムを利用した実績を示す利用履歴情報を利用履歴情報記憶手段に登録する利用履歴情報登録手段と、
    前記利用履歴情報記憶手段の利用履歴情報に基づいて前記支援対象者のアイコン画像を生成するアイコン画像生成手段と、
    前記チャットシステム、前記マッチングシステム又は前記動画配信システムを利用する前記支援対象者の前記対象者端末に対し、自己を示すアイコン画像として自己について前記アイコン画像生成手段で生成したアイコン画像を、前記チャットシステム、前記マッチングシステム又は前記動画配信システムを利用する他の前記支援対象者を示すアイコン画像として当該他の支援対象者について前記アイコン画像生成手段で生成したアイコン画像を提供するアイコン画像提供手段とを備えることを特徴とする社会適応支援システム。
  3. 請求項1において、
    前記支援対象者が前記感情育成システムを利用した実績を示す利用履歴情報を利用履歴情報記憶手段に登録する利用履歴情報登録手段と、
    前記利用履歴情報記憶手段の利用履歴情報に基づいて第1の前記支援対象者と利用実績が所定関係にある第2の前記支援対象者を特定する支援対象者特定手段と、
    前記利用履歴情報記憶手段の利用履歴情報に基づいて、前記第1の支援対象者に関わる関係者のアイコン画像及び前記支援対象者特定手段で特定した第2の支援対象者のアイコン画像を生成するアイコン画像生成手段と、
    前記チャットシステム、前記マッチングシステム又は前記動画配信システムを利用する前記第2の支援対象者の前記対象者端末に対し、自己を示すアイコン画像として自己について前記アイコン画像生成手段で生成したアイコン画像を、前記チャットシステム、前記マッチングシステム又は前記動画配信システムを利用する前記関係者を示すアイコン画像として当該関係者について前記アイコン画像生成手段で生成したアイコン画像を提供するアイコン画像提供手段とを備えることを特徴とする社会適応支援システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の社会適応支援システムにおける前記感情育成システムに適用される感情育成プログラムであって、
    前記支援対象者が利用する対象者端末にアクション対象画像を提供するアクション対象画像提供ステップと、
    前記アクション対象画像に対し前記支援対象者が行ったアクションに関するアクション情報を前記対象者端末から取得するアクション情報取得ステップと、
    前記アクション情報取得ステップで取得したアクション情報に基づいて前記アクションの内容を認識するアクション認識ステップと、
    前記アクションの内容に対するリアクション画像を記憶するリアクション画像記憶手段から、前記アクション認識ステップで認識したアクションの内容に対するリアクション画像を取得し、取得したリアクション画像を前記対象者端末に提供するリアクション画像提供ステップとを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする感情育成プログラム。
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