JP6579313B2 - 止血バンド - Google Patents

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Description

本発明は、止血バンドに関する。
特許文献1には、注射、採血等の際の注射針等による穿刺傷の止血に用いる穿刺傷用止血帯が開示されている。この穿刺傷用止血帯は、穿刺傷部を圧迫止血するための止血帯であって、帯材上の一部に加圧パッドが凸設されてなり、該帯材および加圧パッドは柔軟性を有し、該加圧パッドは内部に流体が封入されてなる。
特開平11−244293号公報
一般に、止血バンドによる圧迫力が強すぎると、血管が閉塞する場合がある。一方で圧迫力が弱すぎると、止血に時間を要してしまう。従って、止血するためには、適度な力で穿刺傷部を圧迫する必要がある。
本発明は、適度な力で穿刺傷部を圧迫できる止血バンドを提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る止血バンドは、患者の穿刺傷部を圧迫する止血バンドであって、長手方向に伸縮する伸縮部と、前記伸縮部の前記穿刺傷部とは反対の側の面に設けられた緩衝部と、を備え、前記伸縮部に、該伸縮部の端部が折り返された折り返し部が形成され、該折り返し部によって、前記緩衝部が覆われている
本発明に係る止血バンドにおいて、前記伸縮部を挟んで前記緩衝部とは反対の側の面に、前記穿刺傷部に当てられた止血綿に接触する摩擦部を更に備えることが好ましい。
本発明に係る止血バンドにおいて、前記緩衝部が、EPDMの発泡体であることが好ましい。
本発明に係る止血バンドにおいて、前記摩擦部が、血液汚れに対する防汚性を有することが好ましい。
本発明に係る止血バンドにおいて、前記伸縮部に面ファスナーが設けられ、該面ファスナーによって、該止血バンドが前記患者に巻き付けられてもよい。
本発明によれば、適度な力で穿刺傷部を圧迫できる止血バンドを提供できる。
本発明の一実施の形態に係る止血バンドの使用状態を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係る止血バンドの斜視図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、説明に関連しない部分は図示を省略する場合がある。
本発明の一実施の形態に係る止血バンド10は、図1に示すように、患者の肢体に装着され、止血綿12を介して患者の穿刺傷部を圧迫できる。
止血バンド10は、図2に示すように、伸縮部102、緩衝部104、及び摩擦部106を備えている。
伸縮部102は、帯状であり、長手方向に伸縮できる。
伸縮部102の一方の側の面(穿刺傷部側となる面)102aであって、緩衝部104とは反対側の端部には、矩形状の面ファスナーのA面FSaが設けられている。伸縮部102の他方の側の面102bには、面ファスナーのA面FSaに対応するB面FSbが設けられている。
伸縮部102には、伸縮部102の端部が折り返された折り返し部108が形成されている。折り返し部108は、その先端部が伸縮部102に縫い付けられ、環状となっている。
緩衝部104は、EPDMの発泡体であり、伸縮部102の他方の側の面102bに設けられている。緩衝部104は、前述の環状の折り返し部108の内側に配置されている。すなわち、緩衝部104は、折り返し部108によって覆われている。緩衝部104と緩衝部104を覆う折り返し部108との間には、隙間となる空間Sa、Sb(図1参照)が形成されている。
緩衝部104の形状は直方体状であり、その厚みは、例えば7.5〜8.5mmであることが好ましく、7.8〜8.2mmであることが更に好ましい。緩衝部104は、厚み方向に半分程度圧縮される(潰される)と、400〜500g程度の圧迫力となる。緩衝部104は、両面テープにより伸縮部102に取り付けられている。
なお、緩衝部104はEPDMの発泡体に限定されるものではない。ただし、圧縮永久歪みが小さいという観点から、緩衝部104はEPDMの発泡体であることが好ましい。
摩擦部106は、クロロプレンゴムの発泡体であり、伸縮部102の一方の側の面102aに設けられている。摩擦部106の厚みは、例えば1.5mmである。摩擦部106には、患者の穿刺傷部に当てられた止血綿12が接触する。摩擦部106は、両面テープにより伸縮部102に取り付けられている。
摩擦部106がクロロプレンゴムの発泡体であるので、止血綿12との間で適度な摩擦抵抗が発生し、止血綿12が滑って外れてしまうことが抑制される。また、クロロプレンゴムの発泡体は、その特性上、止血綿12から滲みだした血液が付着することが抑制される。
なお、摩擦部106の色は、血液で汚れたことを分かりやすくするため、赤色及び黒色以外が好ましい。具体的には、摩擦部106は、灰色又は白色が好ましい。
次に、透析治療における止血バンド10の使用方法(止血バンド10を使用した止血方法)について説明する。止血バンド10は、以下のステップに従って使用される。なお、可能な場合には、各ステップは順番が入れ替えられて実行されてもよいし、並行して実行されてもよい。
(ステップS1)
透析治療を実施する。透析が完了した後、患者の前腕から穿刺針を抜き取る。
(ステップS2)
前腕の穿刺傷部に、止血綿12を当てる。
(ステップS3)
止血綿12の上から摩擦部106を当てた状態で、止血バンド10を巻き付ける。その際、緩衝部104を圧縮し、目視にて、当初のおおよそ半分の厚みになるように巻き付ける。止血バンド10は、面ファスナーのA面FSa及び面ファスナーのB面FSbによって、患者の前腕部に留められる(図1参照)。
緩衝部104が当初の厚みの半分程度に潰されることにより、止血に最適な圧迫力が穿刺傷部に加わり、血管が閉塞してしまう可能性が低減される。また、必要以上に止血に時間がかかってしまうことが抑制される。
(ステップS4)
止血バンド10を留めた後、シャント音を確認する。シャント音に異常が認められる場合には、前ステップS3を再度実施する。
(ステップS5)
予め決められた時間が経過し、止血が完了した後、止血バンド10を取り外す。
なお、止血綿12から滲みだした血液が摩擦部(クロロプレンゴムの発泡体)106に付着した場合には、拭きとるだけで容易にその血液による汚れを落とすことができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る止血バンド10によれば、緩衝部104の厚み(圧縮量)に基づいて圧迫力が管理できるので、看護師の経験に大きく依存することなく止血できる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
摩擦部は、クロロプレンゴムの発泡体に限定されるものではない。摩擦部は、止血綿に対して摩擦力を発生する材質であれば、任意で良い。なお、摩擦部は、血液汚れに対する防汚性を有していることが好ましい。
10 止血バンド
12 止血綿
102 伸縮部
102a 伸縮部の一方の側の面
102b 伸縮部の他方の側の面
104 緩衝部
106 摩擦部
108 折り返し部
FSa 面ファスナーのA面
FSb 面ファスナーのB面
Sa、Sb 空間

Claims (5)

  1. 患者の穿刺傷部を圧迫する止血バンドであって、
    長手方向に伸縮する伸縮部と、
    前記伸縮部の前記穿刺傷部とは反対の側の面に設けられた緩衝部と、を備え
    前記伸縮部に、該伸縮部の端部が折り返された折り返し部が形成され、該折り返し部によって、前記緩衝部が覆われている止血バンド。
  2. 請求項記載の止血バンドにおいて、
    前記伸縮部を挟んで前記緩衝部とは反対の側の面に、前記穿刺傷部に当てられた止血綿に接触する摩擦部を更に備えた止血バンド。
  3. 請求項記載の止血バンドにおいて、
    前記緩衝部が、EPDMの発泡体である止血バンド。
  4. 請求項記載の止血バンドにおいて、
    前記摩擦部が、血液汚れに対する防汚性を有する止血バンド。
  5. 請求項記載の止血バンドにおいて、
    前記伸縮部に面ファスナーが設けられ、該面ファスナーによって、該止血バンドが前記患者に巻き付けられる止血バンド。
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