JP6578566B1 - 鋸柄及び鋸柄を備えてなる鋸 - Google Patents

鋸柄及び鋸柄を備えてなる鋸 Download PDF

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Abstract

長さの異なる鋸柄であっても低製造コストで、簡単に且つ効率よく製造でき、使用者にとって使用勝手がよく、耐用年数の長寿命化を図ることができ、使用者自らがデザイン変更や消耗部の取り替えも可能な鋸柄及び鋸柄を備えてなる鋸の提供を課題とする。先端に鋸刃20が装着されて使用される鋸柄10であって、鋸柄10は柄本体11と該柄本体11に対して被着される被着体12とを備え、前記柄本体11は長手方向の広範囲を複数個からなる単位区画Kに区分して構成し、前記被着体12は前記複数個からなる各単位区画Kのそれぞれに対応して被着される複数個の単位被着体12として構成し、柄本体11の前記複数個の各単位区画Kに対応して複数個の単位被着体12を着脱自在に取り付けてある。

Description

本発明は、先端等に鋸刃が装着されて使用される鋸柄及び前記鋸柄を備えてなる鋸に関する。
従来、鋸においては、使用に伴う消耗や汚れ、破損などがあった場合に、鋸刃だけを交換できるようにした鋸が各種開発されている。また軽量化や使用時のフィット感、グリップ力の向上を目的として、鋸柄の骨格を構成する柄本体に対して、ゴムなどの弾性体を被着させてなる鋸柄が種々提供されている。
このような従来の鋸柄を開示す先行技術として、下記特許文献1、2がある。
特開2004−34282号公報 国際公開第2012/098672号
上記特許文献1には、鋸刃7の基端側のマチ部(板部)5に挿入穴6を複数個設け、一方、突起1を持つ柄部材2と、挿着孔3を持つ柄部材4とを一対で設け、この一対の柄部材2、4で前記マチ部5を両側から挟み付けて結合するようにした鋸柄が開示されている。
上記特許文献2には、1枚のグリップジャケット10を設け、グリップとなるべき柄本体2の主要部分であるグリップ本体20に対して前記1枚のグリップジャケット10を被着することで、鋸等のグリップを構成するようにした技術が開示されている。
しかしながら上記特許文献1、特許文献2に示すものは、柄本体にゴムなどの弾性体を被着させてなる鋸柄ではあるが、それらのゴム等の弾性体は、何れも柄本体の型番毎の異なるグリップ長さにそれぞれ対応した長さに作製されるものであった。
従って従来の鋸柄においては、例えば型番毎に様々な長さの鋸柄を製造する場合には、型番毎に異なる長さや大きさの被着体を、その都度準備する必要があった。そのため製造の効率化と製造コストの省コスト化とを実現することが難しいという問題があった。
そこで本発明は上記従来技術における上記問題点を解決し、長さの異なる鋸柄であっても、低製造コストで、簡単に且つ効率よく製造でき、使用者にとって使用勝手がよく、耐用年数の長寿命化を図ることができ、また使用者自らがデザインの変更や消耗部の取り替えも可能な鋸柄、及びその鋸柄を備えてなる鋸の提供を課題とする。
上記課題を達成するため、本発明の鋸柄は、先端に鋸刃が装着されて使用される鋸柄であって、前記鋸柄は、柄本体と、該柄本体に対して被着される被着体とを備え、前記柄本体は長手方向の広範囲を複数個からなる単位区画に区分して構成し、前記被着体は前記複数個からなる各単位区画のそれぞれに対応して被着される複数個の単位被着体として構成し、柄本体に構成される各単位区画は、柄本体の表面に突出して構成される境界リブによって、区画の境界を区分して構成し、且つ隣接する前記境界リブの間を被着体を被着させるための被着用凹所として構成し、柄本体の複数個の各単位区画に対応して複数個の単位被着体を前記境界リブ間の前記被着用凹所に着脱自在に取り付けてあることを第1の特徴としている。
また本発明の鋸柄は、上記第1の特徴に加えて、柄本体は略逆U字形状からなる金属体で構成し、該略逆U字形状の柄本体の両下部に下向き嵌合用凸部を構成し、被着体は略逆U字形状からなるゴム、その他の弾性体で構成し、該略逆U字形状の被着体の両下部に下向き嵌合用受部を構成し、被着体の前記下向き嵌合用受部と柄本体の前記下向き嵌合用凸部を嵌め合わせることにより被着体を柄本体に着脱自在に取り付けてあることを第2の特徴としている。
また本発明の鋸柄は、上記第1又は第2の特徴に加えて、柄本体の各単位区画の両側面の中央部に横向き嵌合用凸部を構成し、被着体の両側面の中央部に横向き嵌合用受部を構成し、柄本体の前記横向き嵌合用凸部に被着体の前記横向き嵌合用受部を嵌め合わせることにより被着体を柄本体に着脱自在に取り付けてあることを第3の特徴としている。
また本発明の鋸柄は、上記第1〜第3の何れかの特徴に加えて、柄本体に構成される複数個の単位区画は、1種類乃至寸法の異なる複数種類の単位区画で構成されており、前記被着体は、前記単位区画の種類にそれぞれ対応して1種類乃至複数種類の単位被着体で構成されており、柄本体の複数個の各単位区画に対応して単位被着体を着脱自在に取り付けてあることを第4の特徴としている。
また本発明の鋸柄は、上記第4の特徴に加えて、各種類の単位被着体は、少なくとも、色だけが異なる色違い単位被着体、厚みだけが異なる厚み違い単位被着体、色と厚みが異なる色厚み違い単位被着体を、それぞれ亜種として有し、柄本体の複数個の各単位区画に対応する種類の何れかの亜種の単位被着体を着脱自在に取り付けてあることを第5の特徴としている。
また本発明の鋸は、上記第1〜第5の何れかの特徴に記載の鋸柄と、該鋸柄の先端に装着される鋸刃とを備えてなることを第6の特徴としている。
請求項1に記載の鋸柄によれば、柄本体の長手方向の広範囲に複数の単位区画が構成されており、その各単位区画にそれぞれ対応して単位被着体が着脱自在に取り付けられる。単位区画の数を増やすと、その増えた数に対応して柄本体の長さが長くなり、単位区画の数を減らすと、その減った数に対応して柄本体の長さが短くなる。被着体は、単位区画に対応する単位被着体を予め別に用意しておく。そして鋸本体の長さに応じて増減する単位区画に対して、必要な数の単位被着体を各単位区画に着脱自在に取り付けることで、鋸柄を完成させることができる。鋸柄の長さに合わせた新たな金型を、その都度、製作する必要がない。
また複数の単位区画を備えた柄本体に対して、単位被着体を別にパーツとして製造しておくことで、単位区画の数を増減した柄本体に対して共通のパーツである単位被着体を用いた種々の長さの鋸柄をごく簡単に製造することができる。
よって請求項1の鋸柄によれば、共通の被着体を用いて、異なる長さの鋸柄を簡単に製造することができるので、鋸柄製造の省コスト化を図ることができる。
また柄本体の長さが単位区画を単位として増減されるので、長さの異なる柄本体の製造に用いるための打ち抜き型やプレス型等の型を1つの基本型に追加型を加えた合成型で構成することが可能となる。よって型代等のコストが安価になる。
勿論、単位被着体についても、種々の長さの鋸柄に対して、数少ない種類の単位被着体を予め用意しておくことで、それら種々の鋸柄を製造することができ、結局のところ、安価な設備費で、必要な各種類の単位被着体を非常に低コストで製造することができる。
また請求項1に記載の鋸柄によれば、消耗した部分の単位被着体を、使用者においてストックしたおいた単位被着体と簡単に取り替えることができる。よって使用者においては長期に亘って鋸を使用し続けることができる効果も大きい。
また請求項1に記載の鋸柄によれば、結局の所、柄本体に被着する被着体の総重量が軽くなり、鋸柄の重量の大きな軽減を図ることができる。
加えて、請求項1に記載の鋸柄によれば、各単位区画は柄本体の表面に突出して構成される境界リブによって、区画の境界が区分さる。そして隣接する境界リブ間が被着体を被着させるための被着用凹所とされる。複数個の単位被着体は、複数個の各単位区画に対応して、前記境界リブ間の被着用凹所に着脱自在に取り付けられる。
単位区画の境界を境界リブで区分し、その間を被着用凹所とすることで、各単位区画に対応して取り付けられる単位被着体を、それぞれ前記境界リブ間の被着用凹所に取り付けることで、各単位区画に正確に且つ確実に取り付けることができる。取り付けられた各単位被着体は、隣接する前後の単位被着体と重なりあったりする不都合も生じることなく、前記被着用凹所でもある各単位区画に確実に配置される。
請求項1に記載の鋸柄によれば、境界リブを設けることで、被着体を容易、確実に所定の単位区画に取り付けることができる。また取り付けた状態で力が加わっても、前後にズレることを確実に防止することができる。よって使用感がよく、またズレに伴う擦れが被着体に発生しないことで、被着体の耐久性を効果的に向上させることができる。
請求項2に記載の鋸柄によれば、上記請求項1に記載の構成による作用効果に加えて、柄本体は金属体とし、略逆U字形状に構成されている。そしてその両下部に下向き嵌合用凸部が構成されている。一方、被着体は、ゴム、その他の弾性体からなり、やはり略逆U字形状に構成されている。そしてその両下部に、前記柄本体の嵌合用凸部に対応する下向き嵌合用受部が構成されている。柄本体の下向き嵌合用凸部と被着体の下向き嵌合用受部を嵌め合わせることにより、被着体を柄本体に簡単且つ確実に、着脱自在に取り付けることができる。
請求項2に記載の鋸柄によれば、柄本体を略逆U字形状の金属体で構成し、これに被着体を取り付けるようにした鋸柄であるので、折り畳み式鋸の鋸柄として、長さの異なるものを、共通の被着体を用いて種々製造することができる。折り畳み式鋸の場合、鋸刃の長さに応じて鋸柄の長さも増減させる必要があるが、単位区画の増減された柄本体と、単位被着体とを用いることで、自在に異なる鋸柄を用意することができる。
請求項3に記載の鋸柄によれば、上記請求項1又は2に記載の構成による作用効果に加えて、柄本体の各単位区画の両側面の中央部に横向き嵌合用凸部を構成し、被着体の両側面の中央部に横向き嵌合用受部を構成し、柄本体の前記横向き嵌合用凸部に被着体の前記横向き嵌合用受部を嵌め合わせることにより被着体を柄本体に着脱自在に取り付けてある。
よって柄本体の各単位区画の中央部に構成された横向き嵌合用凸部に対して被着体の横向き嵌合用受部を嵌め合わせることで、被着体の適正な位置を確保し、位置ズレを十分に防止することができる。
請求項4に記載の鋸柄によれば、上記請求項1〜の何れかに記載の構成による作用効果に加えて、柄本体に構成される複数個の単位区画は、1種類の単位区画で構成される場合、寸法が異なる2種類の単位区画からなる場合、更には寸法が異なる3種類以上の単位区画からなる場合もある。柄本体に構成される複数の単位区画が全て1種類の単位区画からなる場合は、その全ての単位区画に対して、1種類の単位被着体が取り付けられることになる。また柄本体に構成される複数の単位区画が2種類の単位区画からなる場合は、その2種類の単位区画に対応する2種類の単位被着体が用意され、取り付けられる。3種類以上の単位区画を備えた柄本体に対しては、対応する3種類以上の被着体が用意されて、全ての単位区画に充足される。
よって請求項4に記載の鋸柄によれば、寸法や形状が長手方向において変化するような鋸柄に対しても、対応する1乃至複数種類の単位区画を持つ柄本体と、柄本体の単位区画の種類に対応する1乃至複数種類の単位被着体を用意することで、それら寸法や形状の異なる複数種類の鋸柄を、低製造コストで簡単に製造することができる。
請求項5に記載の鋸柄によれば、上記請求項4に記載の構成による作用効果に加えて、各種類の単位被着体は、少なくとも、色だけが異なる色違い単位被着体、厚みだけが異なる厚み違い単位被着体、色と厚みが異なる色厚み違い単位被着体を、それぞれ亜種として有する。従って製造者や使用者は、同種類で色だけ異なる亜種の色違い単位被着体を自在に用いて、色分けデザインからなる鋸柄を自在に完成することができる。また同種類で厚みだけ異なる亜種の厚み違い単位被着体を用いて、好みに応じたグリップ厚が異なる鋸柄を完成することができる。勿論、色、厚みとも異なる亜種の色厚み違い単位被着体を用いた鋸柄を完成することができる。その他、ウエットやドライの亜種単位被着体を用いて、要望に応じた鋸柄を容易、簡単に、低コストで提供することができる。
請求項6に記載の鋸によれば、請求項1〜の何れかに記載の鋸柄と、前記鋸柄の先端に装着される鋸刃とを備えてなることから、軽量で、使い易く、製造コストの低減を図ることができる鋸を提供することができる。
本発明の実施形態に係る鋸柄を用いた折り畳み式鋸であって、鋸刃が使用位置にある状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る鋸柄を用いた折り畳み式鋸を示す正面図で、鋸刃が収納位置にある状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る鋸柄を示す図で、(a)は平面図、(b)は底面図である。 本発明の実施形態に係る鋸柄の柄本体を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図である。 本発明の実施形態に係る鋸柄の一部を拡大して示す図で、(a)は被着体が柄本体の一部の単位区画に取り付けられていない状態を示す平面図、(b)は同底面図である。 本発明の実施形態に係る鋸柄の一部を拡大して示す図で、(a)は被着体が柄本体の一部から外されている状態を示す正面図、(b)は右側面側から見た被着体の全体斜視図、(c)は被着体の内側の要部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る鋸柄の単位区画の中央における短手方向断面図で、(a)は被着体が柄本体に取り付けられた状態を示す断面図、(b)は柄本体だけの断面図、(c)は被着体だけの断面図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式鋸の要部を示す分解斜視図である。
以下、各図面を参照して、本発明の実施形態に係る鋸柄及び該鋸柄を装着した折り畳み式鋸を説明し、本発明の理解に供する。しかし、以下の説明は特許請求の範囲に記載の本発明を限定するものではない。
先ず図1、図8を参照して、本発明の実施形態に係る折り畳み式鋸1は、鋸柄10と、鋸刃20とを備え、また付属品として掛け金体30を有し、その他に鋸刃20を鋸柄に取り付けるための金具として、取り付けボルト40、バネ座金50、ナット60等からなる。鋸の種類としては、鋸刃20を回動自在に折り畳んで鋸柄10に仕舞い込むことができる折り畳み式鋸である。
図2〜図7も参照して、前記鋸柄10は、柄本体11と被着体12とから構成される。
図4を参照して、柄本体11は、鋸柄10の骨格を形成するものである。本実施形態においては、柄本体11はステンレス鋼等の金属板を用いて、これをプレス加工、打ち抜き加工等して形成してある。
詳述すると、柄本体11は、図8に示すように、上面を境にして略逆U字形状(馬蹄形状)に金属板を折り曲げて構成している。逆U字形状の一対の折り曲げ片11a、11bの間には、鋸刃20を折り畳んで差し入れるための間隙S(図5参照)を構成してある。
鋸柄10の前部には、鋸刃20が着脱自在に取り付けられて、折り畳み式鋸1が構成される。鋸刃20は、締付けボルト40、バネ座金50、ナット60等により、鋸柄10の前部に、回動自在に取り付けられる。
鋸刃20の使用位置での固定は、掛け金体30で行うことができる。掛け金体30は、鋸柄10の柄本体11の背部に設けた着座用凹所11fに着脱自在に着座して取り付けられ、鋸刃20の使用位置において、掛け金体30の一部が鋸刃の一部を掛け溝11g内で係止することで行われる。
柄本体11は、その長手方向の少なくとも1部に、複数個からなる単位区画K(本実施形態ではK1〜K7)を区分して構成している。ここで「区画」とは、隣接する領域と境界によって区分けされた領域のことを意味するものとし、「単位区画」とは予め定めた一定寸法の区画のことを意味するものとする。本実施形態では、境界で区分された7つの単位区画が配置されていることが、図面上でも明らかである。
前記複数個の単位区画Kは、実際には柄本体11の前端領域Pと後端領域Qを除く広範囲の領域を所定領域Rとして、該所定領域Rに一列に配列している。
前記単位区画K(K1〜K7)は、本実施形態では、全て同じ寸法からなる1種類の単位区画Kから構成している。
勿論、単位区画Kは、例えば柄本体11の中央部の単位区画K2〜K6は同じ寸法からなる1種類の単位区画Kからなり、柄本体11の前端側にある単位区画K1と後端側にある単位区画K7は、それぞれ異なる寸法からなる異なる種類の単位区画からなるように構成してもよい。柄本体11は、その前端側と後端側における形状が、それぞれ中央部における形状とは異なる状態に構成する場合があるからである。その一方、鋸柄11の中央部においては、同じ形状が長手方向に連続する場合が多いので、同種類の単位区画Kを連続して配置し易い傾向にある。
即ち、単位区画Kは全てが同じ寸法からなる1種類の単位区画からなる必要はない。複数の異なる種類の単位区画Kを適所に配置することができる。
本実施形態においては、複数の単位区画Kは、柄本体11の長手方向に並んで配置される。そして、各単位区画Kの境界は境界リブ11hによって区分されている。
図4〜図6に示すように、境界リブ11hは、柄本体11の表面に突出して構成される。この境界リブ11hは帯状のものを、略逆U字形状の柄本体11の略全周に亘って構成することができる。
複数の境界リブ11hを柄本体11の長手方向に一定の間隔で配置することで、隣接する境界リブ11hの間を被着体12を被着させるための被着用凹所Uとして構成することができる。この被着用凹所Uは実質的に単位区画Kでもある。
図5(b)に示すように、略逆U字形状で構成される柄本体11の下部の開口端部11jの対向する位置に、柄本体11の一対の下向き嵌合用凸部11dを構成してある。なお、本実施形態においては図4(a)、図5(b)、図6(a)に示すように、下向き嵌合用凸部11dを略矩形の板状とし、下向き嵌合用凸部11dの先端が柄本体11のその他の開口端部11jの先端と揃うような構成としてある。
更に各単位区画Kに設ける下向き嵌合用凸部11dを、同じ寸法、同じ形状とすると共に、同じ位置、例えば各単位区画Kの中央下部に設ける構成としてある。この下向き嵌合用凸部11dは、例えば打ち抜き加工によって、柄本体11に切り欠き11iを設けることで形成することができる。
更に図1〜図8に示すように、複数の単位区画K(K1〜K7)のそれぞれには、その各単位区画Kの中央部に、表裏一対で横向き嵌合用凸部11cを構成している。具体的には図4(b)、図5(a)に示すように、柄本体11の各単位区画Kにおける両側面11eの中央の対向する位置に、略円柱状で柄本体11の側方に突出してなる一対の横向き嵌合用凸部11cを設けてある。
本実施形態においては、各単位区画Kに構成する横向き嵌合用凸部11cを、同じ寸法、同じ形状とすると共に、同じ形成位置に設ける構成としてある。
勿論、横向き嵌合用凸部11cの形状は、必ずしも円形である必要はない。四角や三角等であってもよい。
また横向き嵌合用凸部11cの柄本体11における側方への突出量と、境界リブ11hの柄本体11における側方への突出量とが揃うような構成としてある。
このような横向き嵌合用凸部11cと前記境界リブ11hとは、例えば型を用いてプレス加工などにより形成することができる。
柄本体11は、例えば以下のような工程により製造することができる。
まず、平板状の金属板を準備する。
そして前端領域Pを形成するための型と、後端領域Qを形成するための型と、所定領域Rを形成するための型とを準備し、それぞれの型を組み合わせる。この際、所定領域Rを形成するための型は、増減することができる組み合わせ型とすることができる。例えば最小長さの柄本体11が1種類の5個の単位区画(K1〜K5)からなる場合、図に示すような同種の7個の単位区画(K1〜K5)からなる柄本体11を成形するには、最小長さの柄本体11用の金型に、2個分の単位区画Kを追加するように、金型を増加して組み合わせ金型とすればよい。このような組み合わせ金型を利用することで、単位区画Kの長さを単位として増減した種々の長さの柄本体11を得ることができる。即ち、組み合わせ金型を用いて、金属板から種々増減された柄本体の展開図の打ち抜きと境界リブ11h、及び横向き嵌合用凸部11cの加工とを同時的に行うことができる。そしてその後、前記展開図からなる金属板をプレスブレーキ等で略逆U字形状に曲げることで、柄本体11を製造することができる。
以上により、本実施形態に係る柄本体11が製造される。
前記被着体12は、柄本体11に対して、その各単位区画Kに対して着脱自在に取り付けられて、被着されるものである。該被着体12は、ゴムやプラスチックで構成することができるが、多少の弾性を保有するのが好ましい。該被着体12は、装着する際に少し引っ張った状態で柄本体11の下向き嵌合用凸部11dや横向き嵌合用凸部11cに嵌合させ、その後ぴったり密着して収まるようにするためである。
被着体12は、前記複数個からなる各単位区画Kのそれぞれに対応して着脱自在に被着される複数個の単位被着体12として構成している。勿論、被着体12は全てが単位被着体である必要はない。柄本体11に存在する単位区画Kに対応して被着されるものが単位被着体12である。
単位被着体12が各単位区画Kに被着されることで鋸柄10が完成される。
単位被着体12は、前記柄本体11の複数個の単位区画Kが1種類の単位区画Kからなる場合は、その1種類に対応する1種類の被着体12を用意すればよい。また単位区画Kが2種類からなる場合は、その2種類に対応する2種類を用意することになる、単位区画Kが3種類以上ある場合も同様で、対応する3種類以上の単位被着体12を用意することになる。本実施形態では、全部の単位区画K(K1〜K7)が1種類であるので、容易する単位被着体12も1種類となる。
単位被着体12は、同じ種類の中に亜種を設けることができる。例えば同じ種類ではあるが色だけが異なる単位被着体、同じ種類ではあるが厚みだけが異なる単位被着体、同じ種類ではあるが色と厚みが異なる単位被着体である。
例えば前記厚みが異なる亜種の単位被着体12を用いることで、得られる鋸柄10のグリップの厚さを微妙に調節することができ、好みに応じたグリップ厚の鋸柄を提供することができる。
図6(b)、図7(a)、図7(c)等に示すように、被着体12は、その外形を、柄本体11の場合と同様に、予め略逆U字形状に構成している。しかし金属体からなる柄本体11とは異なり、適当に屈曲や伸長ができる柔軟性のある状態に形成されている。これは材質に柔軟性があることによる。勿論、柄本体11の略逆U字形状と類似の形状ではあるが、全く同じ略逆U字形状である必要はない。
また図6〜図8に示すように、略逆U字形状で構成される被着体12は、一対の側面12e、12eの中央部に、横向き嵌合用受部12cを構成している。この横向き嵌合用受部12cは、前記柄本体11の各単位区画Kに構成される横向き嵌合用凸部11cに嵌合される。
この横向き嵌合用受部12cは、実際には嵌合用貫通孔で、前記柄本体11の横向き嵌合用凸部11cに丁度貫通する円形孔である。
勿論、この横向き嵌合用受部12cの形状は、柄本体11の横向き嵌合用凸部11cの形状に合わせて、良好に被着されるよう、変更されることになる。
また図6に示すように、被着体12は、略逆U字形状の下端開口部の両内面側に、肉厚を厚くした厚肉部12a、12aを一対、相互に対向して構成している。この厚肉部12aは、例えば逆T字形状に形成することができる。
前記厚肉部12aには、前記柄本体11の下向き嵌合凸部11dに対して嵌合させるための下向き嵌合用受部12dを設けている。この下向き嵌合用受部12dは、本実施形態においては、厚肉部12aを上下方向に貫通してなる貫通孔として具体的に構成されている。
加えて、逆T字形状の厚肉部12aの両側部に、一対で上向きの着座部12b、12bを設けている。この着座部12bは、被着体12を柄本体11に被着する際に、柄本体11の下端開口部の両側に構成される下向きの開口端部11jを着座させるための役割をはたす。
また図3(a)、図5(a)に示すように、被着体12の厚みは、被着用凹所Uに被着体12を被着させた状態において、被着体12が境界リブ11hと略面一若しくは面一よりも多少高くなるようにする。
勿論、既述したように、被着体12には厚みの異なる亜種を設けることで、グリップの太さを、境界リブ11hと略面一の状態のほか、境界リブ11hよりも多少高くなるように、変更、調整することができる。
同様に、被着体12の厚みは、被着用凹所Uに被着体12を被着させた状態において、被着体12が柄本体11の横向き嵌合用凸部11cと略面一若しくは面一面よりも多少高くなるように構成してある。
被着体12は、例えば射出成形やその他のプレス成形により簡単に製造することができる。
被着体12の柄本体11への取り付けは、先ず柄本体11の各単位区画K(K1〜K7)に対して、それぞれ対応する1乃至複数種類の単位被着体12を選ぶ。そして各単位区画Kに対して、対応する単位被着体12を着脱自在に取り付けることで行う。
各被着体12の柄本体11の取り付けは、被着体12を少し広げた状態とし、これを柄本体11の対応する単位区画Kに対して背中から跨るようにしてあてがう。そして先ず被着体12の片方の下向き嵌合用受部12dを、柄本体11の対応する片方の下向き嵌合用凸部11dに嵌め込む。次に被着体12の同じ片方の横向き嵌合用受部12cを柄本体11の対応する片方の横向き嵌合用凸部11cに嵌め込む。更に被着体12の他方の横向き嵌合用受部12cを柄本体11の対応する他方の横向き嵌合用凸部11cに嵌め込む。最後に被着体12の他方の下向き嵌合用受部12dを柄本体11の対応する他方の下向き嵌合用凸部11dに嵌め込む。以上の動作を各単位区画Kの全てについて行うことで、被着体12の取り付けが完了し、鋸柄10が完成する。
なお、被着体12の柄本体11の単位区画Kへの取り付けは、必ずしも上記した手順に限られるものではない。
本発明の鋸柄10は、柄本体11の所定範囲Rを複数の単位区画K(K1〜K7)に区分けし、各単位区画Kに対応して被着体12を着脱自在に取り付けた構造である。従って柄本体11の単位区画Kの数を変更するだけで、被着体12そのものについては何ら変更することなく、長さの異なる鋸柄10をごく簡単に製造することができる。この発想は従来の鋸柄には全くないものである。
勿論、柄本体11の製造に関しても、異なる長さの柄本体を、組み合わせ金型における単位となる金型の数の増減だけで、金型を共用して製造することができる。よって長さの異なる柄本体毎に金型を製作する必要がなく、製造コストを大きく低減することができる。
また本発明の鋸柄10は、金属の柄本体をゴム等のグリップ素材と同時にインサート成形する等の難しい製造方法から解放され、同時に製造コストを大きく低減することができる。
また柄本体とゴム等のグリップが一体製作品である場合は、グリップの損傷、寿命等がそのまま鋸柄の寿命となる。しかし本発明の鋸柄10の場合は、使用等に伴い、被着体12に消耗や汚れ、破損などがあった場合でも、被着体12だけを個別に交換可能な鋸柄とすることができる。
また本発明の鋸柄10の場合は、被着体12を種々の色違いの亜種を用いることで、色々な色を組み合わせたカラフルな鋸柄10を製造時或いはその後において、自在に作製することができる。
勿論、厚みの異なる亜種の被着体12を用いることで、グリップ厚の異なる鋸柄を自在に製造し、或いはその後において、自在に調整することができる。
また本発明の鋸柄10では、隣接する境界リブ11hに当接させた状態で、被着体12を被着用凹所Uに被着させることで、被着体12の被着時においては、境界リブ11hに沿わせて被着体12を被着させることができる。よって位置決めが容易で、製造時や被着体12の取り替え時における作業効率を向上させることができる。また被着後の折り畳み式鋸1の使用時においては、鋸柄10の長手方向に力が負荷された場合においても、被着体12が隣接する境界リブ11hに当接していることで、被着体12にズレが生じることを効果的に防止することができる。よって使用感がよく、またズレに伴う擦れがないことで、被着体12の耐久性を効果的に向上させることができる。
また本発明の鋸柄10では、柄本体11に被着体12を被着させた状態において、横向き嵌合用受部12cと横向き嵌合用凸部11cとが嵌合するようにしているので、被着体12の位置ズレを一層確実に防止することができる。
また本発明の鋸柄10では、長手方向が複数の境界リブ11hによって区分されることで、被着体12が存在しない部分が長手方向に所定間隔で存在することになる。よって、その被着体12が途切れる被着体12の端辺部分は、使用者が鋸柄10を握った際に、手の平内での一種の引っ掛かりとなって、グリップ性を向上させることができる。
また本発明の鋸柄10では、柄本体11を略逆U字形状からなる金属体で構成し、被着体12を柄本体11の形状に沿う略逆U字形状からなるゴムで構成することで、柄本体11、被着体12の内側に空洞部を設けることができる。よって柄本体11や被着体12の軽量化と製造コストの低コスト化とを実現できる。また良好な強度と使用感の良さとを同時に実現可能となる。
また柄本体11に被着体12を被着させる際には、柄本体11の開口端部11jに備わる間隙Sを、被着体12を取り付けるための作業空間として利用することができる。よって柄本体11に対する被着体12の被着作業の効率化を図ることができる。
また本発明の鋸柄10では、柄本体11の開口端部11jに一対の下向き嵌合用凸部11dを設け、被着体12の開口端部の内側の厚肉部12aに下向き嵌合用凸部11dに嵌合する下向き嵌合用受部12d及び着座部12bを設ける構成としている。よって被着体12を柄本体11に被着させる際には、先ず一方の下向き嵌合用凸部11dに一方の下向き嵌合用受部12dを嵌合させた状態とする。そしてその状態で、被着体12を柄本体11の上方へ引っ張りつつ、着座部12bで被着体12の移動を規制しながら被着用凹所Uに沿わせて行く。そして他方の下向き嵌合用凸部11dに他方の下向き嵌合用受部12dを嵌合させる。
一方、柄本体11から被着体12を取り外す際には、柄本体11の開口端部11jに備わる間隙Sに指先を入れて、厚肉部12aに引っ掛け、厚肉部12aを下向きに引っ張ることで、下向き嵌合用凸部11dと下向き嵌合用受部12dとの嵌合を容易に解くことができる。
以上によれば、柄本体11に対する被着体12の着脱作業を、効率よく行うことができ、作業時間の短縮化を実現することができる。
なお、境界リブ11hや、柄本体11に設ける嵌合用凸部、被着体12に設ける嵌合用受部の形状、大きさ、配置位置は本実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。
また本発明の実施形態においては、柄本体11に嵌合用凸部を設け、被着体12に嵌合用受部を設ける構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではなく、柄本体11に嵌合用受部を設け、被着体12に嵌合用受部に嵌合する嵌合用凸部を設ける構成としてもよい。
また本発明の実施形態においては、鋸として折り畳み式鋸を用いる構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではなく、本発明の思想は折り畳み式鋸の鋸柄以外の鋸柄にも適用可能なものである。
本発明によれば、先端に鋸刃が装着される鋸柄において、様々な長さの鋸柄を製造する場合においても、製造の効率化と製造コストの省コスト化とを実現することができることから、鋸柄及び前記鋸柄に鋸刃を装着してなる鋸の分野における産業上の利用性が高い。
1 折り畳み式鋸
10 鋸柄
11 柄本体
11a 折り曲げ片
11b 折り曲げ片
11c 横向き嵌合用凸部
11d 下向き嵌合用凸部
11e 側面
11f 着座用凹所
11g 掛け溝
11h 境界リブ
11i 切り欠き
11j 開口端部
12 被着体
12a 厚肉部
12b 着座部
12c 横向き嵌合用受部
12d 下向き嵌合用受部
12e 側面
20 鋸刃
30 掛け金体
40 締付けボルト
50 バネ座金
60 ナット
K(K1〜K7) 単位区画
P 前端領域
Q 後端領域
R 所定領域
S 間隙
U 被着用凹所

Claims (6)

  1. 先端に鋸刃が装着されて使用される鋸柄であって、前記鋸柄は、柄本体と、該柄本体に対して被着される被着体とを備え、前記柄本体は長手方向の広範囲を複数個からなる単位区画に区分して構成し、前記被着体は前記複数個からなる各単位区画のそれぞれに対応して被着される複数個の単位被着体として構成し、柄本体に構成される各単位区画は、柄本体の表面に突出して構成される境界リブによって、区画の境界を区分して構成し、且つ隣接する前記境界リブの間を被着体を被着させるための被着用凹所として構成し、柄本体の複数個の各単位区画に対応して複数個の単位被着体を前記境界リブ間の前記被着用凹所に着脱自在に取り付けてあることを特徴とする鋸柄。
  2. 柄本体は略逆U字形状からなる金属体で構成し、該略逆U字形状の柄本体の両下部に下向き嵌合用凸部を構成し、被着体は略逆U字形状からなるゴム、その他の弾性体で構成し、該略逆U字形状の被着体の両下部に下向き嵌合用受部を構成し、被着体の前記下向き嵌合用受部と柄本体の前記下向き嵌合用凸部を嵌め合わせることにより被着体を柄本体に着脱自在に取り付けてあることを特徴とする請求項1記載の鋸柄。
  3. 柄本体の各単位区画の両側面の中央部に横向き嵌合用凸部を構成し、被着体の両側面の中央部に横向き嵌合用受部を構成し、柄本体の前記横向き嵌合用凸部に被着体の前記横向き嵌合用受部を嵌め合わせることにより被着体を柄本体に着脱自在に取り付けてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の鋸柄。
  4. 柄本体に構成される複数個の単位区画は、1種類乃至寸法の異なる複数種類の単位区画で構成されており、前記被着体は、前記単位区画の種類にそれぞれ対応して1種類乃至複数種類の単位被着体で構成されており、柄本体の複数個の各単位区画に対応して単位被着体を着脱自在に取り付けてあることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の鋸柄。
  5. 各種類の単位被着体は、少なくとも、色だけが異なる色違い単位被着体、厚みだけが異なる厚み違い単位被着体、色と厚みが異なる色厚み違い単位被着体を、それぞれ亜種として有し、柄本体の複数個の各単位区画に対応する種類の何れかの亜種の単位被着体を着脱自在に取り付けてあることを特徴とする請求項4に記載の鋸柄。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の鋸柄と、該鋸柄の先端に装着される鋸刃とを備えてなる鋸
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