JP6578502B1 - 制動装置 - Google Patents
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Abstract
Description
ロープの周囲を囲う摩擦部材と、
前記摩擦部材に前記ロープの長手方向の張力を与えるためのフックと、を備え、
前記摩擦部材は、前記張力が与えられた場合に、前記ロープに圧接するように付勢されること、
を特徴とする制動装置。
[項目2]
項目1に記載の制動装置であって、
前記摩擦部材はばねであること、
を特徴とする制動装置。
[項目3]
項目1または2に記載の制動装置であって、
前記摩擦部材を収容するカバーをさらに備え、
前記摩擦部材の第一端部は前記カバーに固定され、
第1の前記フックが前記カバーに配され、
第2の前記フックが前記摩擦部材の第二端部に配されること、
を特徴とする制動装置。
[項目4]
項目1に記載の制動装置であって、
前記摩擦部材の第一および第二端部にはそれぞれリングが設けられ、
前記第一端部の前記リングと前記第二端部の前記リングとを貫通する棒状部材をさらに備えること、
を特徴とする制動装置。
[項目5]
項目1に記載の制動装置であって、
前記摩擦部材は、板状部材を結合部材により筒状に連結して構成されること、
を特徴とする制動装置。
[項目6]
項目5に記載の制動装置であって、
前記摩擦部材は、断面が四角形または八角形の筒状に構成されること、
を特徴とする制動装置。
[項目7]
項目6に記載の制動装置であって、
前記摩擦部材を収容するカバーをさらに備えること、
を特徴とする制動装置。
図1は、第1の実施形態に係る制動装置1を説明する図である。本実施形態では制動装置1をデセンダーとして使用することを想定している。第1の実施形態に係る制動装置1は、本体部11を備え、本体部11は、ばねにより構成される。本体部11の内径は、内部にロープ2を通すことができる大きさに設定され、本体部11の内面がロープ2の外皮に当接しつつもロープ2が摺動可能な大きさであることが好適である。本体部11の下端部13にはフック15が設けられ、フック15を身体と連結し、下降時に下端部13を引き下げる(図1の矢印DN方向に動かす)ことにより、本体部11の内径が縮まり、ロープ2と本体部11との間に摩擦が生じ、ロープ2の摺動が抑制される。ユーザはたとえばフック15に接続したロープ(不図示)を矢印UPの方向に引き上げたり、手でフック15または下端部13を矢印UPの方向に持ち上げたりした場合には、本体部11の内径が広がりロープ2が摺動可能となる。これを利用してユーザはゆっくりとロープ2にぶら下がりながら下降することが可能となる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る制動装置1の例を示す図である。第2の実施形態では、第1の実施形態と略同様の本体部11をケース3の内部に配したものである。第2の実施形態では、ケース3は円筒状であることを想定するが、たとえば、断面が多角形となる筒状体としてもよい。ケース3の長さは、好適には、本体部11の長さ以上であってよい。ケース3の長さは、本体部11の長さとフック15の長さとの合計以上であってもよい。
図4は、本発明の第3の実施形態に係る制動装置1の例を示す図である。第3の実施形態に係る制動装置1は、上記図3に示した第2の実施形態に係る制動装置1の本体部11が伸縮する範囲を制限したものである。
図5は、本発明の第4の実施形態に係る制動装置1の例を示す図である。第4の実施形態に係る制動装置1では、ケース3に代えて複数の棒状の保護材4を本体部11の周囲に配している。図5に示すように、本体部11の上端部12および下端部13にはそれぞれ、保護材4の数と同数のリング41および42が設けられ、リング41および42の中を通るように保護材4が配される。保護材4の両端部43は球状であり、リング41および42から保護材4が抜けないように、両端部43の球の直径は、リング41および42の内径よりも大きくすることができる。
図6は、本発明の第5の実施形態に係る制動装置1を説明する図である。第5の実施形態に係る制動装置1において、本体部11’は、ばねではなく、複数の板材51を断面四角形の筒状に構成したものである。
図8は、本発明の第6の実施形態に係る制動装置1を説明する図である。第6の実施形態に係る制動装置1の本体部11’は、第5の実施形態の本体部11’と同様の構成であるが、筒状の本体部11’の断面が八角形となっている。第6の実施形態に係る制動装置1についても、第5の実施形態と同様に、全ての板材51(本体部11’の下端に配されるものを除く。)は、本体部11’の長手方向(矢印DNと平行な方向)に対して、角度をつけて配置する。
図9は、本発明の第7の実施形態に係る制動装置1を説明する図である。第7の実施形態では、第6の実施形態の本体部11’をケース3’の内部に配したものである。ケース3’の内部に本体部11’を配することにより、必要以上に本体部11’の径が大きくなることを防ぎ、フック15を矢印DNの方向に引いた場合に、本体部11’がロープ2(不図示)に応力を与えて摩擦を発生させるまでの時間を短くすることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態の制動装置1は、上下(長手)方向への張力がかかると、本体部11、11’は内径が縮まり、本体部11、11’の内部とロープ2とが圧接し、ロープ2に対して内部向けの応力が発生する。これにより、本体部11、11’とロープ2との間に摩擦が生じてロープ2を停止させることができる。本実施形態の制動装置1によれば、ロープ2の周囲から内部方向に向けて略均等に本体部11、11’を圧接させることができる。したがって、従来のようにロープを2方向から挟持する場合に比べ、ロープ2の外皮に対する局所的な応力の発生を低減させることができる。
2 ロープ
3 ケース
4 保護材
9 従来の制動装置
11 本体部
11’ 本体部
12 上端部
13 下端部
14 フック
15 フック
16 間隙
21 係止部
22 係止部
23 スリット
41 リング
42 リング
43 端部
91 本体
92 揺動部
93 軸
94 孔
95 端部
96 内壁
97 溝
Claims (6)
- ロープの周囲を囲う摩擦部材と、
前記摩擦部材に前記ロープの長手方向の張力を与えるためのフックと、を備え、
前記摩擦部材は、前記張力が与えられた場合に、前記ロープに圧接するように付勢され、
前記摩擦部材の第一および第二端部にはそれぞれリングが設けられ、
前記第一端部の前記リングと前記第二端部の前記リングとを貫通する棒状部材をさらに備えること、
を特徴とする制動装置。 - ロープの周囲を囲う摩擦部材と、
前記摩擦部材に前記ロープの長手方向の張力を与えるためのフックと、を備え、
前記摩擦部材は、前記張力が与えられた場合に、前記ロープに圧接するように付勢され、板状部材を結合部材により筒状に連結して構成されること、
を特徴とする制動装置。 - 請求項1または請求項2に記載の制動装置であって、
前記摩擦部材はばねであること、
を特徴とする制動装置。 - 請求項1または請求項2に記載の制動装置であって、
前記摩擦部材を収容するカバーをさらに備え、
前記摩擦部材の第一端部は前記カバーに固定され、
第1の前記フックが前記カバーに配され、
第2の前記フックが前記摩擦部材の第二端部に配されること、
を特徴とする制動装置。 - 請求項1または請求項2に記載の制動装置であって、
前記摩擦部材は、断面が四角形または八角形の筒状に構成されること、
を特徴とする制動装置。 - 請求項1または請求項2に記載の制動装置であって、
前記摩擦部材を収容するカバーをさらに備えること、
を特徴とする制動装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020255735A1 (ja) * | 2019-06-17 | 2020-12-24 | 株式会社マルイチ | 制動装置 |
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2019
- 2019-05-14 JP JP2019091698A patent/JP6578502B1/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020186770A (ja) | 2020-11-19 |
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