JP6577421B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態による表示装置1の構成と、表示装置1と観察者の左右のいずれか一方の眼球100の位置関係を示す図である。以下の説明において、観察者の眼球100の瞳孔101の位置を視点位置といい、視点位置には、瞳孔101の位置または瞳孔101の近傍を含むものとする。表示装置1は、例えば、ヘッドマウントディスプレイやビデオシースルー型ヘッドマウントディスプレイであり、複数のバックライト10(10−1及び10−2)、複数のグラデーションフィルム11(11−1及び11−2)、複数のレンズ12(12−1及び12−2)、複数の液晶パネル13(13−1及び13−2)及びハーフミラー14を備える。
また、第1実施形態では、ハーフミラー14により2つの二次元の画像を重畳しているが、2つ以上の液晶パネルを積層するテンソルディスプレイなどを上述した表示部に対応する構成として適用して、視点位置による混合比を変えるようにしてもよい。
また、第1実施形態では、2つのバックライト10−1,10−2を用いているが、グラデーションフィルム11−1,11−2として、透過率が偏光により異なるものを適用し、ゲストホスト型液晶のように特定の偏光で画像を表示し、直交する偏光を透過するような液晶パネルを配置して、バックライトを1つにする構成としてもよい。
次に、図3から図6を参照しつつ、本発明の第2実施形態による表示装置1aについて説明する。第2実施形態による表示装置1aは、例えば、ヘッドマウントディスプレイやビデオシースルー型ヘッドマウントディスプレイであり、第1実施形態の表示装置1の2つを、観察者の左右の両眼用に備える構成となっている。また、第2実施形態による表示装置1aは、更に、二次元の画像を撮像する撮像部であるカメラ20−1R,20−2R,20−1L,20−2Lを備える構成となっている。以下の説明では、第1実施形態の表示装置1の各構成に付した符号に、右眼用の構成は、例えば、表示装置1Rや、ハーフミラー14Rのように「R」の符号を加えて示し、左眼用の構成は、例えば、表示装置1Lや、ハーフミラー14Lのように「L」の符号を加えて示す。すなわち、第2実施形態による表示装置1aは、表示装置1R、表示装置1L、及びカメラ20−1R,20−2R,20−1L,20−2Lを備えることになる。また、以下の説明において、観察者の眼球については、右眼球100R、左眼球100Lとして示し、観察者の瞳孔については、右眼の瞳孔を瞳孔101R、左眼の瞳孔を瞳孔101Lとして示す。
また、上記の第2実施形態のように、混合する二次元の画像に対応して配置される複数の撮像部を用いることにより、リアルタイムビデオシースルー表示を容易に実現することもできる。また、右眼球100R、左眼球100Lの各々において、1つの眼球に対して複数の撮像部が配置される撮像位置と、眼球の位置とを適切な位置関係とすることで、眼間距離の個人差や輻輳による眼球の内転や外転による瞳孔間距離の変化を補正し、あたかも実物を見ているかのような自然な奥行き感で画像を表示することができる。
図5のように直線的に配置するカメラ20−1,20−2,20−3を増やすと、撮像位置が、眼球100の直径以下の間隔となり、より狭い撮像位置ごとの二次元の画像を撮像することができるため、画像の差を小さくすることが可能となる。それにより、広い奥行き範囲に分布する被写体であっても二重像を知覚させることなく表示することができる。
次に、図7を参照しつつ本発明の第3実施形態による表示装置1bについて説明する。表示装置1bは、例えば、ビデオシースルー型のヘッドマウントディスプレイであり、観察者の頭部にベルト等で固定される。表示装置1bは、外部からの光を遮断する筐体50と、筐体50の内部に配置される液晶パネル13T−1,13T−2、偏光板15T−1,15T−2、バックライト10、及び筐体50の壁面に取り付けられるカメラ20−1R,20−2R,20−1L,20−2Lを備える。ここで、第3実施形態におけるカメラ20−1R,20−2R,20−1L,20−2Lが取り付けられる撮像位置について説明する。右眼球100Rの場合、右眼球100Rの右端と左端を視線方向に延長した線と、筐体50の壁面とが交わる2点が撮像位置として定められ、各々に、カメラ20−1Rとカメラ20−2Rが取り付けられる。左眼球100Lの場合、左眼球100Lの右端と左端を視線方向に延長した線と、筐体50の壁面とが交わる2点が撮像位置として定められ、各々に、カメラ20−1Lとカメラ20−2Lが取り付けられる。右眼球100Rと左眼球100Lの眼間距離は、一般的な、観察者の眼間距離程度の距離とする。これにより、観察者の視線の先にある三次元形状の被写体を、観察者は、液晶パネル13T−1,13T−2、偏光板15T−1,15T−2を通して知覚することになる。
また、上記の第3実施形態では、液晶パネル13T−1,13T−2の視野角特性を利用して混合比率を変えているため、液晶パネル13T−1,13T−2にカメラ20−1R,20−2R,20−1L,20−2Lの画像を直接表示してもおおむね所望の比率で混合された画像を観察者は知覚することができる。
また、上記の第3実施形態の構成において、偏光板15T−2と左右の眼球100R,100Lの間にレンズを備える構成としてもよい。当該レンズを備えることで、表示装置1bの筐体50の奥行きを短くすることができる。
Claims (7)
- 観察者の右の眼球に対応付けて予め定められる複数の異なる撮像位置の各々から同方向に向かって撮像された複数の二次元の画像を混合して表示する第1表示部と、
前記観察者の左の眼球に対応付けて予め定められる複数の異なる撮像位置の各々から同方向に向かって撮像された複数の二次元の画像を混合して表示する第2表示部と、
前記複数の異なる撮像位置で定められる範囲で動き得る前記眼球の任意の視点位置において、当該眼球の瞳孔で知覚される前記混合された二次元の画像の各々の輝度を、各々の前記二次元の画像に対応する前記撮像位置から前記視点位置までの距離に応じた低い輝度とする階調付与部と、
を備え、
前記第1表示部と前記第2表示部とは前記観察者の眼間距離程度に離間して配置され、
前記第1表示部及び前記第2表示部は、前記複数の二次元の画像を表示する複数の液晶パネルと、前記液晶パネルに表示される前記複数の二次元の画像を混合する混合部とを有しており、前記液晶パネルに光を照射するバックライトと、レンズと、を備え、
前記階調付与部は、前記バックライトが照射する光に階調を加えて輝度を減少させ、
前記レンズは、前記階調が加えられた面が、前記視点位置で結像するように配置される、
表示装置。 - 観察者の右の眼球に対応付けて予め定められる複数の異なる撮像位置の各々から同方向に向かって撮像された複数の二次元の画像を混合して表示する第1表示部と、
前記観察者の左の眼球に対応付けて予め定められる複数の異なる撮像位置の各々から同方向に向かって撮像された複数の二次元の画像を混合して表示する第2表示部と、
前記複数の異なる撮像位置で定められる範囲で動き得る前記眼球の任意の視点位置において、当該眼球の瞳孔で知覚される前記混合された二次元の画像の各々の輝度を、各々の前記二次元の画像に対応する前記撮像位置から前記視点位置までの距離に応じた低い輝度とする階調付与部と、
を備え、
前記第1表示部と前記第2表示部とは前記観察者の眼間距離程度に離間して配置され、
前記第1表示部及び第2表示部は、各々の層が、前記複数の異なる撮像位置からの二次元の画像の各々を表示する液晶パネルの積層体である、
表示装置。 - 前記階調付与部は、前記眼球の視点位置が、前記予め定められる複数の異なる撮像位置のいずれか1つの前記撮像位置に対応する場合、当該撮像位置に対応する前記二次元の画像の輝度を最高輝度とし、前記眼球の任意の視点位置における前記複数の二次元の画像の各々の輝度を、各々に対応する前記撮像位置から前記視点位置までの距離に応じて、前記最高輝度から線形的に減少させた低い輝度とする、
請求項1又は2に記載の表示装置。 - 前記階調付与部は、眼球の任意の視点位置における前記複数の二次元の画像の各々の輝度を、当該眼球の瞳孔で知覚される前記混合された二次元の画像の輝度の合計が一定となる輝度とする、
請求項3に記載の表示装置。 - 前記階調付与部は、前記眼球の任意の視点位置における前記複数の二次元の画像の各々の輝度を、前記撮像位置の各々から前記視点位置までの距離に基づいて取得される重みづけを加えた輝度とする、
請求項1から4のいずれか一項に記載の表示装置。 - 前記複数の異なる撮像位置の間隔は、前記眼球の直径程度の距離または、直径以下の距離である、
請求項1から5のいずれか一項に記載の表示装置。 - 前記複数の異なる撮像位置の各々に配置され、前記二次元の画像を撮像する複数の撮像部を備え、
前記第1表示部及び第2表示部は、前記複数の撮像部が撮像した前記二次元の画像の各々を混合して表示する、
請求項1から6のいずれか一項に記載の表示装置。
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