JP6576126B2 - バルブキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスボンベの吐出口に取り付けられるバルブキャップに関する。
従来から、腐食性ガス用ガスボンベ容器に用いられる容器弁において、容器弁内に残存する腐食性ガスや酸素ガスを除去し、容器弁内の腐食を防止する容器弁を提供するものとして、特許文献1に開示されるガスボンベ容器弁が提案されている。
特許文献1に開示されるガスボンベ容器弁は、容器弁のガス流出口の内部空間と接するように、脱酸素剤を設けたことを特徴とする。脱酸素剤は、ガスボンベ容器弁のガス流出口付近に設けられる。ガスボンベ容器弁は、ガス流出口を備えた容器弁本体と、ハンドルに取り付けられたケレップとから構成されて、ガス流出口にアウトレットキャップが配設されている。
特開平7−198097号公報
しかし、特許文献1に開示されたガスボンベ容器弁は、ガス流出口に配設されるアウトレットキャップがガス流出口のネジ山に係合されないため、アウトレットキャップがガス流出口から容易に脱落し易いものとなる、このため、特許文献1に開示されたガスボンベ容器弁は、アウトレットキャップがガス流出口から容易に脱落することで、アウトレットキャップによるガス流出口のネジ山の保護が不十分なものとなるという問題点があった。
また、特許文献1に開示されたガスボンベ容器弁は、アウトレットキャップに破断部分を形成しなくても、ガス流出口からアウトレットキャップを容易に取り外すことができるものとなる。このため、特許文献1に開示されたガスボンベ容器弁は、酸素ガス等の気体を使用した後に、ガス流出口にアウトレットキャップを再度取り付けると、使用済のガスボンベであることを一見して識別することができないものとなるという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであって、その目的とするところは、被覆部を吐出口から容易に脱落させないものとして、吐出口のネジ山を被覆部で確実に保護しながら、使用済のガスボンベであることを一見して識別することのできるバルブキャップを提供することにある。
第1発明に係るバルブキャップは、ガスボンベの吐出口に取り付けられるバルブキャップであって、略筒状に形成されて吐出口を覆うように設けられる被覆部と、前記被覆部の基端側から連続して設けられるタブ部とを備え、前記被覆部は、吐出口のネジ山を係合するための溝部が内面に形成されて、前記タブ部は、前記被覆部の基端側から離間して配置される外縁の一部に切欠部が形成されて、前記被覆部の基端側を取り囲んだ周方向で前記切欠部が形成された位置に、前記被覆部の基端側に向けて破断される引裂部が設けられることを特徴とする。
第2発明に係るバルブキャップは、第1発明において、前記タブ部は、前記被覆部の基端側を取り囲んだ周方向の1箇所のみに、前記引裂部が設けられることを特徴とする。
発明に係るバルブキャップは、第1発明又は第2発明において、前記被覆部は、前記タブ部を前記引裂部で破断するときに、略螺旋状に形成された前記溝部まで、基端側から先端側に向けて連続して破断されるものとなることを特徴とする。
第1発明〜第発明によれば、被覆部の内空間に吐出口が挿入されて、被覆部の内面の溝部に吐出口のネジ山が係合されることで、被覆部を吐出口から容易に脱落させないものとして、吐出口のネジ山を被覆部で確実に保護することが可能となる。
第1発明〜第発明によれば、ガスボンベの吐出口から被覆部を取り外して、酸素ガス等の気体を吐出口から吐出させて使用した後で、被覆部を吐出口に再度取り付けることで、被覆部で使用後のガスボンベの吐出口を確実に保護することが可能となる。
第1発明〜第発明によれば、タブ部が引裂部で破断されるものとなることで、被覆部に破断部分が形成された状態となって、酸素ガス等の気体を使用した後に再度取り付けた場合であっても、使用済のガスボンベであることを一見して識別することが可能となる。
第1発明〜第発明によれば、タブ部を引裂部で破断するときに溝部まで連続する破断部分が被覆部に形成されることで、被覆部の溝部と吐出口のネジ山との係合状態を容易に解除して、被覆部を吐出口から容易に取り外すことが可能となる。
第1発明〜第3発明によれば、タブ部の周方向で切欠部が形成された位置に、引裂部が設けられることで、切欠部が形成された位置でタブ部を引き裂くべきことが容易に判別できるものとなるため、取外容易性を向上させたバルブキャップを提供することが可能となる。
特に、第2発明によれば、タブ部の周方向の1箇所のみに、引裂部が設けられることで、タブ部を引裂部で破断させたときに、タブ部の破断後の切片の廃棄処分を必要としないものとして、取扱容易性を向上させたバルブキャップを提供することが可能となる。
特に、第発明によれば、吐出口のネジ山が被覆部の略螺旋状の溝部に係合されることで、被覆部を吐出口から容易に脱落させないものとしながら、必要に応じて、吐出口から被覆部を回転移動させて取り外すことが可能となる。
本発明を適用したバルブキャップをガスボンベの吐出口に取り付ける状態を示す斜視図である。 本発明を適用したバルブキャップが取り付けられるガスボンベのバルブ及び吐出口を示す側面図である。 (a)は、本発明を適用したバルブキャップを示す正面図であり、(b)は、その側面図である。 本発明を適用したバルブキャップにおける被覆部を示す断面図である。 (a)は、本発明を適用したバルブキャップにおけるタブ部を示す拡大正面図であり、(b)は、その拡大側面図である。 (a)は、本発明を適用したバルブキャップにおけるV字形の切欠部を示す拡大正面図であり、(b)は、その破断された引裂部を示す拡大正面図である。 (a)は、本発明を適用したバルブキャップにおける2箇所に形成した引裂部を示す拡大正面図であり、(b)は、その破断された引裂部を示す拡大正面図である。 (a)は、本発明を適用したバルブキャップをガスボンベの吐出口に向けて押し込んだ状態を示す正面図であり、(b)は、その側面図である。 本発明を適用したバルブキャップをガスボンベの吐出口から取り外した状態を示す斜視図である。 (a)は、本発明を適用したバルブキャップにおけるタブ部を引き裂いて破断する状態を示す正面図であり、(b)は、その破断された状態を示す正面図である。 (a)は、本発明を適用したバルブキャップにおける被覆部に破断部分が形成された状態を示す側面図であり、(b)は、その被覆部を吐出口から取り外した状態を示す側面図である。 本発明を適用したバルブキャップをガスボンベの吐出口に再度取り付けた状態を示す斜視図である。
以下、本発明を適用したバルブキャップ1を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明を適用したバルブキャップ1は、図1に示すように、主として、酸素ガス、又は、窒素ガス等の気体が充填されたガスボンベ8の吐出口81に取り付けられる。
ガスボンベ8は、例えば、医療用ガスボンベ、又は、産業用ガスボンベ等として、酸素ガス等の気体を医療現場等に供給するために用いられる。
ガスボンベ8は、酸素ガス等の気体が内部に充填された状態で出荷、納品されて、医療現場等での使用後に、酸素ガス等の気体が内部に充填されていない状態で返却、再充填等されるものとなる。
ガスボンベ8は、図2に示すように、医療現場等でハンドル82を開閉操作することにより、バルブ80が閉栓された状態から開栓された状態となることで、酸素ガス等の気体を吐出口81から吐出させて、酸素ガス等の気体が医療現場等で使用される。
吐出口81は、例えば、奥行方向Xに対する断面形状が略円形状に形成される。吐出口81は、断面略円形状に形成された外周を取り囲むように、奥行方向Xに所定のピッチで螺旋状にネジ山81aが形成される。吐出口81は、高さ方向Yに所定の外径で、ネジ山81aが吐出口81の外周から突出することで、雄ネジ状のネジ山81aが形成される。
本発明を適用したバルブキャップ1は、図3に示すように、略筒状に形成された被覆部2と、被覆部2の基端側Aから放射状に連続して設けられるタブ部3とを備える。本発明を適用したバルブキャップ1は、例えば、0.3mm〜1mm程度の板厚となる。
本発明を適用したバルブキャップ1は、例えば、フィラー入りポリプロピレン、又は、ポリプロピレン等の樹脂シートをシート成形することにより製作されて、0.5mm程度の板厚の樹脂素材が材質となる。本発明を適用したバルブキャップ1は、これに限らず、パルプ等の紙素材、又は、アルミニウム等の金属素材等が材質となってもよい。
被覆部2は、例えば、奥行方向Xに対する断面形状が略円形状に形成された側壁20を有して、図3(a)に示すように、略円筒状に形成されるものとなる。被覆部2は、図3(b)に示すように、奥行方向Xに延びる略円筒状の側壁20が、基端側Aから先端側Bまで連続して形成されて、中空状の内空間Sが側壁20の内側に形成される。
被覆部2は、必要に応じて、側壁20の先端側Bから連続して、略円形状の底部21が設けられる。このとき、被覆部2は、略円筒状の側壁20の先端側Bで、側壁20の内側の内空間Sを閉塞するように、略円形状の底部21が設けられるものとなる。
被覆部2は、図3に示すように、略円筒状の側壁20の周方向Wに連続して、側壁20の一部が外側から内側に向けて溝状に形成される。被覆部2は、図4に示すように、奥行方向Xの基端側Aから先端側Bまでの所定の範囲で、側壁20の一部が奥行方向Xに所定のピッチで略螺旋状の溝状に形成される。
被覆部2は、側壁20の一部が略螺旋状の溝状に形成されて、被覆部2の内空間S側の内面2aで側壁20を突出させることで、雌ネジ状の溝部22が内面2aに形成される。被覆部2は、高さ方向Yに所定の内径で、雌ネジ状の溝部22を形成することで、被覆部2の内面2aを突出させるとともに、被覆部2の外面2bを陥没させることもできる。
被覆部2は、図4(a)に示すように、例えば、奥行方向Xで3段に亘って、溝部22が所定のピッチで奥行方向Xに連続して形成される。被覆部2は、奥行方向Xで如何なる段数に亘って溝部22が形成されてもよく、図4(b)に示すように、奥行方向Xで2段に亘って、溝部22が奥行方向Xに連続して形成されてもよい。
タブ部3は、図3に示すように、被覆部2の奥行方向Xの基端側Aで、側壁20の端部20aから連続するように、被覆部2の基端側Aを取り囲んだ周方向Wで放射状に延びて設けられる。タブ部3は、奥行方向Xで略円筒状に延びる側壁20と略直交するように、被覆部2の外面2bから突出して高さ方向Yに延びて設けられる。
タブ部3は、図5に示すように、被覆部2の基端側Aから離間して、外縁3aが周方向Wに延びて配置される。タブ部3は、外縁3aの周方向Wの一部から、被覆部2の基端側Aとなる側壁20の端部20aに向けて、部分的に切り欠かれることで、外縁3aの一部に切欠部31が形成される。
タブ部3は、図5(a)に示すように、被覆部2の側壁20の端部20aと外縁3aとの間に、略平板状に延びる平板部32が形成される。タブ部3は、切欠部31の周方向Wの両側方で、一対の凹凸状の把持部32aが平板部32に形成される。タブ部3は、図5(b)に示すように、平板部32が外縁3aよりも奥行方向Xに突出させて形成される。
タブ部3は、図5(a)に示すように、外縁3aの一部から被覆部2の側壁20の端部20aに向けて、切欠部31が湾曲させて形成される。タブ部3は、被覆部2の側壁20の端部20aに最も近接させた切欠部31の頂点31aから、被覆部2の側壁20の端部20aまで連続して破断される引裂部30が設けられる。
タブ部3は、切欠部31の頂点31aから被覆部2の側壁20の端部20aまでの範囲に、略直線状に延びるミシン目30aを断続的に形成することで、周方向Wで切欠部31が形成された位置に、引裂部30が設けられるものとなる。タブ部3は、特に、周方向Wの1箇所のみに、引裂部30が設けられる。
また、タブ部3は、図6(a)に示すように、切欠部31が略直線状のV字形等に形成されて、切欠部31の頂点31aから被覆部2の側壁20の端部20aまでの延長を短くして、切欠部31の頂点31aが略鋭角状等に形成されてもよい。このとき、タブ部3は、図6(b)に示すように、切欠部31の頂点31aから被覆部2の側壁20の端部20aまで連続して、タブ部3を引き裂くことで破断し易くして、引裂部30が設けられる。
さらに、タブ部3は、図7(a)に示すように、周方向Wの複数箇所に、引裂部30が設けられてもよく、例えば、周方向Wの2箇所に、ミシン目30aが形成されてもよい。このとき、タブ部3は、図7(b)に示すように、被覆部2の側壁20の端部20aまで連続して、2箇所のミシン目30aに沿ってタブ部3が破断されることにより、2箇所のミシン目30aに挟まれたタブ部3の一部が、切片33として分離されるものとなる。
本発明を適用したバルブキャップ1は、図1に示すように、ガスボンベ8の内部に酸素ガス等の気体を充填して出荷、納品する段階で、ガスボンベ8の吐出口81を覆うように被覆部2が設けられて、ガスボンベ8の吐出口81に取り付けられる。
本発明を適用したバルブキャップ1は、図8(a)に示すように、例えば、タブ部3の平板部32を両手で把持しながら、図8(b)に示すように、吐出口81に向けてタブ部3を押し込んで、被覆部2の内空間Sに吐出口81が挿入される。
本発明を適用したバルブキャップ1は、吐出口81の先端が被覆部2の底部21に当接するまで、吐出口81に向けてタブ部3を押し込んで、被覆部2の内空間Sに吐出口81を滑り込ませることで、吐出口81に取り付けられるものとなる。
なお、本発明を適用したバルブキャップ1は、タブ部3の平板部32を両手で把持するだけでなく、例えば、被覆部2の側壁20を片手で把持して押し込み、被覆部2の内空間Sに吐出口81を滑り込ませて挿入することで、吐出口81に取り付けられてもよい。
本発明を適用したバルブキャップ1は、被覆部2の内空間Sに吐出口81が挿入されることで、被覆部2で吐出口81が覆われて、被覆部2が吐出口81から容易に離脱しないように、吐出口81のネジ山81aが被覆部2の内面2aの溝部22に係合される。
このとき、本発明を適用したバルブキャップ1は、被覆部2の内面2aに吐出口81のネジ山81aを係合するための溝部22が形成されることで、吐出口81のネジ山81aが溝部22に密着しないものの、側壁20の奥行方向Xの移動が制限されるものとなる。
なお、本発明を適用したバルブキャップ1は、吐出口81のネジ山81aを溝部22に密着させてもよく、このとき、吐出口81のネジ山81aが被覆部2の内面2aの溝部22に螺合した状態で係合されて、側壁20の奥行方向Xの移動が制限されるものとなる。
本発明を適用したバルブキャップ1は、図9に示すように、ガスボンベ8の内部に充填された酸素ガス等の気体が使用される段階で、ガスボンベ8の吐出口81から被覆部2を取り外して、酸素ガス等の気体を吐出口81から吐出させるものとなる。
本発明を適用したバルブキャップ1は、吐出口81から被覆部2を取り外すときに、図10に示すように、タブ部3の切欠部31の頂点31aからミシン目30aに沿って引き裂かれることで、タブ部3が引裂部30で被覆部2に向けて破断される。
このとき、本発明を適用したバルブキャップ1は、図10(a)に示すように、ミシン目30aを境界として、一対の把持部32aを両手で把持して引き裂くように移動させることで、タブ部3が周方向Wで互いに離間するように引裂部30で破断される。
本発明を適用したバルブキャップ1は、図10(b)に示すように、タブ部3を引裂部30で破断するときに、切欠部31の頂点31aから被覆部2に形成された溝部22まで連続して、被覆部2の側壁20が破断されるものとなる。
ここで、本発明を適用したバルブキャップ1は、図11(a)に示すように、略螺旋状に形成された被覆部2の溝部22まで、被覆部2の基端側Aから先端側Bに向けて、奥行方向Xに連続して破断されることで、被覆部2の側壁20に破断部分Tが形成される。
このとき、本発明を適用したバルブキャップ1は、図11(b)に示すように、被覆部2の側壁20に破断部分Tが形成されることで、破断部分Tを境界として被覆部2の側壁20を拡げることができるものとなる。
本発明を適用したバルブキャップ1は、被覆部2の溝部22に吐出口81のネジ山81aを係合させた状態から、破断部分Tを境界として被覆部2の側壁20を拡げることで、被覆部2の溝部22と吐出口81のネジ山81aとの係合状態を解除できるものとなる。
本発明を適用したバルブキャップ1は、破断部分Tを境界として被覆部2の側壁20を拡げて、被覆部2の溝部22と吐出口81のネジ山81aとの係合状態が解除されることで、図9に示すように、被覆部2を吐出口81から取り外すことができるものとなる。
本発明を適用したバルブキャップ1は、ガスボンベ8の吐出口81から被覆部2を取り外して、酸素ガス等の気体を吐出口81から吐出させて使用した後で、図12に示すように、必要に応じて、被覆部2が吐出口81に再度取り付けられるものとなる。これにより、本発明を適用したバルブキャップ1は、被覆部2を吐出口81に再度取り付けることで、被覆部2で使用後のガスボンベ8の吐出口81を確実に保護することが可能となる。
本発明を適用したバルブキャップ1は、図8(b)に示すように、被覆部2の内空間Sに吐出口81が挿入されて、被覆部2の内面2aの溝部22に吐出口81のネジ山81aが係合されることで、側壁20の奥行方向Xの移動が制限される。これにより、本発明を適用したバルブキャップ1は、被覆部2を吐出口81から容易に脱落させないものとして、吐出口81のネジ山81aを被覆部2の側壁20で確実に保護することが可能となる。
本発明を適用したバルブキャップ1は、吐出口81の略螺旋状のネジ山81aが被覆部2の略螺旋状の溝部22に係合されることで、被覆部2を回転移動させて吐出口81から取り外すことができるものとなる。これにより、本発明を適用したバルブキャップ1は、被覆部2を吐出口81から容易に脱落させないものとしながら、必要に応じて、被覆部2を吐出口81から回転移動させて取り外すことが可能となる。
本発明を適用したバルブキャップ1は、被覆部2の内面2aから側壁20を突出させて溝部22が形成されるため、吐出口81のネジ山81aのピッチ及び外径が所定の規格で統一されている限り、被覆部2を吐出口81に取り付けることができるものとなる。これにより、本発明を適用したバルブキャップ1は、ネジ山81aが奥行方向Xに形成される範囲の大小にかかわらず、被覆部2を吐出口81に取り付けることができるものとなり、汎用性の高いバルブキャップ1を提供することが可能となる。
本発明を適用したバルブキャップ1は、図10に示すように、タブ部3が引裂部30で破断されて、被覆部2の側壁20に溝部22まで連続する破断部分Tが形成されることで、被覆部2の側壁20を周方向Wに拡げることができるものとなる。これにより、本発明を適用したバルブキャップ1は、被覆部2の側壁20が周方向Wに拡げられて、図11に示すように、被覆部2の溝部22と吐出口81のネジ山81aとの係合状態を容易に解除して、被覆部2を吐出口81から容易に取り外すことが可能となる。
本発明を適用したバルブキャップ1は、図5、図6に示すように、タブ部3の周方向Wの1箇所のみに、引裂部30が設けられることで、タブ部3を引裂部30で破断したときに、タブ部3が破断後の切片として部分的に分離しないものとなる。これにより、本発明を適用したバルブキャップ1は、タブ部3の破断後の切片の廃棄処分を必要としないものとして、取扱容易性を向上させたバルブキャップ1を提供することが可能となる。
本発明を適用したバルブキャップ1は、タブ部3の周方向Wで切欠部31が形成された位置に、引裂部30が設けられる。これにより、本発明を適用したバルブキャップ1は、図10に示すように、切欠部31が形成された位置でタブ部3を引き裂くべきことが容易に判別できるものとなるため、取外容易性を向上させたバルブキャップ1を提供することが可能となる。
本発明を適用したバルブキャップ1は、タブ部3が引裂部30で破断されるものとなることで、被覆部2の側壁20に破断部分Tが形成された状態となる。これにより、本発明を適用したバルブキャップ1は、図12に示すように、酸素ガス等の気体を使用した後に再度取り付けた場合であっても、被覆部2に破断部分Tが形成された状態として、使用済のガスボンベ8であることを一見して識別することが可能となる。
本発明を適用したバルブキャップ1は、特に、図7に示すように、周方向Wの複数箇所に、引裂部30が設けられることで、複数箇所の引裂部30に挟まれたタブ部3の一部が、切片33として分離されるものとなる。これにより、本発明を適用したバルブキャップ1は、タブ部3の一部が切片33として分離されるため、酸素ガス等の気体を使用した後に再度取り付けた場合において、使用済のガスボンベ8であることの識別性を向上させることが可能となる。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明したが、上述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。
1 :バルブキャップ
2 :被覆部
2a :内面
2b :外面
20 :側壁
20a :端部
21 :底部
22 :溝部
3 :タブ部
3a :外縁
30 :引裂部
30a :ミシン目
31 :切欠部
31a :頂点
32 :平板部
32a :把持部
33 :切片
8 :ガスボンベ
80 :バルブ
81 :吐出口
81a :ネジ山
82 :ハンドル
A :基端側
B :先端側
S :内空間
T :破断部分
W :周方向
X :奥行方向
Y :高さ方向

Claims (3)

  1. ガスボンベの吐出口に取り付けられるバルブキャップであって、
    略筒状に形成されて吐出口を覆うように設けられる被覆部と、前記被覆部の基端側から連続して設けられるタブ部とを備え、
    前記被覆部は、吐出口のネジ山を係合するための溝部が内面に形成されて、
    前記タブ部は、前記被覆部の基端側から離間して配置される外縁の一部に切欠部が形成されて、前記被覆部の基端側を取り囲んだ周方向で前記切欠部が形成された位置に、前記被覆部の基端側に向けて破断される引裂部が設けられること
    を特徴とするバルブキャップ。
  2. 前記タブ部は、前記被覆部の基端側を取り囲んだ周方向の1箇所のみに、前記引裂部が設けられること
    を特徴とする請求項1記載のバルブキャップ。
  3. 前記被覆部は、前記タブ部を前記引裂部で破断するときに、略螺旋状に形成された前記溝部まで、基端側から先端側に向けて連続して破断されるものとなること
    を特徴とする請求項1又は2記載のバルブキャップ。
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