JP6575218B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description
以下に、複数の取引装置10と、複数の画像取得装置60と、情報処理装置30と、を含む情報処理システム1を例として、本発明の実施形態を説明する。まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る情報処理システム1の概略構成について説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の構成図である。
取引装置10は、例えば、利用者の操作に応じて入金、出金等の各種取引を行うための装置であり、銀行やコンビニエンスストア等の店舗に設置される。取引装置10の構成について図2を参照しながら説明する。図2は、取引装置10の構成を示すブロック図である。
制御部11は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)、CPUが使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、CPUの実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)、データ等を記憶するHDD(Hard Disk Drive)装置などのデータ格納用記憶装置等で構成される。この制御部11は、データ格納用記憶装置に記憶されたプログラムに従って、通信部12等の取引装置10の各部を制御する機能を有する。
通信部12は、通信ネットワーク5を介して情報処理装置30及び画像取得装置60との間で通信を行う通信インタフェースである。
入力表示部13は、操作画面や情報処理装置30からの制御により利用者に対して提示情報を提示する表示部、及び利用者からの入力操作を検出する入力部としての機能を包含する。表示部としての機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、入力部としての機能は例えばタッチパネルにより実現される。なお、表示部及び入力部は、別個の部位として設けられていてもよい。
カードリーダ部15は、カード読取り機能を有する装置である。カードリーダ部15は、利用者により挿入されたキャッシュカード等のカード状媒体から、磁気ストライプ及びICチップに書き込まれた媒体情報(例えば、所有者を特定するための識別情報)を読取ることができる。また、カードリーダ部15は、カード状媒体等の磁気ストライプ及びICチップに情報を書き込むこともできる。さらに、カードリーダ部15は、明細票印刷機能を有し、取引結果などを明細票に印刷して利用者に対して明細票を発行することができる。なお、カードリーダ部15は、カード状媒体から非接触方式で情報を読み取ることができるように構成されていてもよい。
通帳記帳部16は、通帳等の冊子状媒体に設けられた磁気ストライプの読取り及び書込み、並びに、通帳印字機能を有する。通帳記帳部16は、取引装置10の前面に設けられた通帳挿入排出口に利用者が挿入した冊子状媒体の磁気ストライプから口座番号等の識別情報等の媒体情報を読取ることができ、情報処理装置30から取得した口座情報などを冊子状媒体に記帳することができる。
紙幣入出金部17及び硬貨入出金部18は、利用者の求めに応じて、制御部11の制御を受けて紙幣及び硬貨の入出金処理を行う。ここで、入金処理は、例えば利用者が取引装置10の前面に設けられた紙幣入出金口に投入した紙幣及び硬貨入出金口に投入した硬貨に対して、紙幣及び硬貨の種類を識別するとともに紙幣及び硬貨の枚数を計数して収納する処理である。また、出金処理は、例えば利用者の操作に従って指定された金額に相当する紙幣及び硬貨を計数して紙幣入出金口及び硬貨入出金口に搬送して払いだす処理である。
画像取得装置60は、取引装置10と対応付けられており、取引装置10と連動して、対応する取引装置10を利用する利用者の顔画像情報を取得する装置である。画像取得装置60の構成について図3を参照しながら説明する。図3は、画像取得装置60の構成を示すブロック図である。図3に示されるように、画像取得装置60は、防犯カメラのようなビデオカメラ等から構成された撮影部61と、取得された顔画像情報を通信ネットワーク5を介して情報処理装置30へ送信する通信インタフェースである通信部63と、撮影部61と通信部63とを制御する制御部65とを主に有する。
情報処理装置30は、複数の取引装置10及び画像取得装置60を通信ネットワーク5を介して制御する制御機能を有する。また、情報処理装置30は、複数の取引装置10及び画像取得装置60からの情報を収集処理する情報処理機能も有する。情報処理装置30の構成について図4を参照しながら説明する。図4は、情報処理装置30の構成を示すブロック図である。情報処理装置30は、制御部31と、通信部32と、記憶部39とを主に有する。
通信部32は、複数の取引装置10及び画像取得装置60との間で通信を行う機能を有する通信インタフェースである。通信部32は、制御部31の制御に従ってこれらの各装置と通信する。
制御部31は、通信部32といった情報処理装置30の各部を制御したり、通信部32を介して取引装置10や画像取得装置60を制御したりすることができる。制御部31は、例えばCPUなどの演算装置によって構成され、例えば記憶部39に記憶された制御プログラム(取引装置10を制御するためのプログラム、利用者の年齢を推定するためのプログラム、媒体の所有者を特定するためのプログラム、利用者が選択した取引内容を判定するためのプログラム、提示情報を選択するためのプログラム等)を読み出し、読み出したプログラムを実行することにより各種の制御処理を行う。
取引内容判定部313は、取引装置10の入力表示部13に対して行われた取引装置10の利用者の操作入力を検知し、検知結果に基づいて、当該利用者が選択した取引内容を判定する。
所有者特定部315は、取引装置10においてキャッシュカードや通帳等の媒体から読み取られた(取得された)、所有者を特定するための識別情報(媒体情報)に基づき、記憶部39内の所有者情報データベース393の中から、所有者を特定するための識別情報と紐づけられた所有者を抽出し、当該媒体にかかる所有者を特定する。なお、所有者情報データベース393を含む記憶部39の詳細については、後で説明する。
利用者認識処理部311は、画像取得装置60から送信された利用者の顔画像情報に基づき、利用者の認識処理を行うことにより、利用者の年齢を推定する。具体的には、利用者認識処理部311は、利用者の顔画像情報から、顔の特徴を抽出し、抽出した顔特徴に基づいて、利用者がいずれの年齢又はいずれの年齢範囲に属するのかを推定する認識処理を行う。本実施形態においては、年齢又は年齢範囲のいずれかを推定するかは適宜選択することができ、また、年齢範囲の区分方法(例えば、20歳ごとに範囲を区切る)についても、適宜選択することができる。
関係判定部312は、所有者特定部315によって特定された所有者と、利用者認識処理部311による認識処理の結果との関係を判定する。具体的には、所有者特定部315によって特定された所有者に基づき、記憶部39内の親族構成情報データベース391の中から、所有者と紐づけられた親族構成情報を抽出する(なお、親族構成情報データベース391を含む記憶部39の詳細については、後で説明する)。そして、関係判定部312は、抽出された親族構成情報の中から、利用者認識処理部311によって推定された利用者の年齢と近い親族を抽出し、抽出された親族を利用者として特定する。さらに、抽出された親族構成情報を参照して、所有者と特定された利用者との間の親族関係を判定する。具体例としては、所有者特定部315によって媒体の所有者がAさん(年齢35歳)と特定された場合、関係判定部312は、親族構成情報データベース391の中から、Aさんと紐づけられた親族構成情報を抽出する。抽出されたAさんの親族構成情報には、Aさんの父親であるBさん(年齢60歳)と、Aさんの子供であるCさん(年齢10歳)との情報が含まれている。そして、利用者認識処理部311によって推定された利用者の年齢が58歳であった場合、関係判定部312は、Aさんの親族構成情報の中から、推定された年齢(58歳)に最も近いBさん(年齢60歳)を利用者であるとして特定する。さらに、関係判定部312は、Aさんの親族構成情報を参照して、所有者であるAさんと利用者であるBさんとの親族関係は、BさんがAさんの親である親子関係であると判定する。
提示情報選択部314は、利用者認識処理部311により取得した利用者の年齢の推定結果と、関係判定部312により取得した親族関係の判定結果と、取引内容判定部313により取得した、利用者との取引内容の判定結果とに基づいて、記憶部39内の提示情報データベース392の中から、利用者に提示する提示情報を選択する(なお、提示情報データベース392を含む記憶部39の詳細については、後で説明する)。選択される提示情報は、利用者の年齢の推定結果、利用者と所有者との親族関係の判定結果、取引内容の判定結果、及び、これらの組み合わせに基づいて想定される利用者に適合した提示情報となる。そして、選択された提示情報に関する情報を、通信部32を介して、当該利用者の利用する取引装置10に送信する。
記憶部39は情報を記憶する記憶媒体である。記憶部39は、例えば、制御部31が情報処理装置30の全体の動作を制御するために実行するプログラム、取引装置10を制御するための情報、及び取引装置10の稼働状況に関する情報を記憶する。この記憶部39に用いられる記憶媒体としては、例えばハードディスク(Hard Disk)などの磁気記録媒体や、EEPROM(Electronically Erasable
and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、PRAM(Phase change Random Access Memory)などの不揮発性メモリが挙げられるがこれに限られない。
制御用データベース394は、制御用プログラムや取引装置10を制御するための情報及びプログラム、取引装置10の稼働状況に関する情報、利用者の年齢を推定するためのプログラム、媒体の所有者を特定するためのプログラム、利用者が選択した取引内容を判定するためのプログラム、提示情報を選択するためのプログラム等をあらかじめ記憶することができる。また、所有者情報データベース393は、例えば新規口座の開設時等に所有者が登録した所有者の住所のような所有者に関する情報を記憶することができる。この所有者の情報は、所有者を特定するための識別情報(媒体情報)と紐づけられており、所有者特定部315が、媒体から読み取られた所有者を特定するための識別情報に基づき、当該媒体の所有者を特定する際に用いられる。
親族構成情報データベース391は、所有者の親族構成に関する情報を当該所有者と紐づけて記憶することができる。この所有者の親族構成に関する情報は、関係判定部312が、所有者特定部315によって特定された所有者に基づき、所有者と紐づけられた親族構成情報を抽出する際に用いられる。さらに、当該情報は、関係判定部312が、抽出された親族構成情報の中から利用者認識処理部311によって推定された利用者の年齢と近い親族を抽出し、抽出された親族を利用者として特定し、特定された親族と所有者との関係を判定する際に用いられる。なお、所有者の親族構成情報は、例えば新規口座の開設時等に所有者によって登録されることによって取得することができる。もしくは、例えば所有者の親族が銀行口座を取得する等によって親族個人の情報も一人の所有者として所有者情報データベース393に記憶されていた場合には、情報処理装置30において所有者同士の住所や名字(姓)や電話番号等の整合確認を行い、これらの一致した所有者同士を親族として推定してもよい。この場合、親族構成情報データベース391は、親族として推定された所有者同士を互いに紐づけて記憶する。
提示情報データベース392は、利用者に提示する提示情報を記憶するものである。記憶された提示情報は、提示情報選択部314により選択され、選択された提示情報は、通信部32を介して、当該利用者の利用する取引装置10に送信される。そして、送信された提示情報に従って、取引装置10の入力表示部13は、利用者に対して提示情報を表示する。図7に、提示情報に従って入力表示部13に提示される提示画像の一例を示す。図7の提示画像131は、取引装置10において利用者に対して提示される新規口座開設の広告の一例である。例えば、提示情報は、新規口座開設の広告に関する提示情報の他にも、積立や投資信託の広告に関する提示情報等であることができる。すなわち、提示情報は、入力表示部13を用いて利用者に提示される提示情報であれば、特に限定されるものではない。
次に、本実施形態に係る情報処理方法について、図8及び図9を参照して説明する。図8は、本実施形態に係る情報処理方法のシーケンス図であり、ステップS101からステップS113が含まれる。
図8に示すように、まず、利用者により取引装置10にカード等の媒体が挿入された場合、取引装置10は、媒体から所有者を特定するための識別情報(媒体情報)を取得する。この際、取引装置10は、通信部32を介して、当該取引装置10に対応する画像取得装置60に対して、当該認識情報の取得を通知する。なお、認識情報の取得の通知は、取引装置10から直接画像取得装置60に通知されてもよく、もしくは、情報処理装置30を介して取引装置10から画像取得装置60に通知されてもよい。次に、ステップS102へ進む。
画像取得装置60は、対応する取引装置10からの認識情報の取得の通知に基づいて、画像取得装置60は、対応する取引装置10を利用する利用者の顔画像情報を取得する。次に、ステップS103へ進む。なお、先に説明したように、本実施形態においては、顔画像情報の取得を行う画像取得装置60を利用することに限定するものではなく、利用者の年齢を推定するための情報として、利用者の体の他の部位の画像情報や利用者から取得される生体情報(心拍変動等)を取得する装置を利用するものであってもよい。
画像取得装置60は、取得した顔画像情報を情報処理装置30へ送信する。次に、ステップS104へ進む。
情報処理装置30は、送信された顔画像情報に基づいて、利用者の年齢を推定する。なお、利用者の年齢の推定は、先に説明したように、情報処理装置30が、利用者の顔画像情報から顔の特徴を抽出し、抽出した顔の特徴に基づいて、利用者がいずれの年齢又はいずれの年齢範囲に属するのかを推定することにより行われる。次に、ステップS105へ進む。
取引装置10は、媒体から読み取られた、所有者を特定するための識別情報(媒体情報)を情報処理装置30へ送信する。次に、ステップS106へ進む。
情報処理装置30は、所有者を特定するための識別情報(媒体情報)に基づき、所有者情報データベース393の中から、所有者を特定するための識別情報と紐づけられた所有者を抽出し、当該媒体の所有者を特定する。次に、ステップS107へ進む。
情報処理装置30は、ステップS106で特定された所有者に基づき、親族構成情報データベース391の中から、当該所有者に紐づけられた親族構成情報を抽出する。そして、情報処理装置30は、抽出された親族構成情報の中から、ステップS104で推定された利用者の年齢と近い親族を抽出し、抽出された親族を利用者として特定する。さらに、抽出された親族構成情報を参照して、所有者と特定された利用者との間の親族関係を判定する。なお、ステップS107においては、上述の態様に限定されるものではなく、先に説明したように、推定された利用者の年齢と所有者との年齢との差を算出し、算出された差に応じて、所有者と利用者との間の親族関係を判定してもよい。すなわち、本実施形態のステップS107においては、推定された利用者の年齢に基づいて、当該利用者と所有者との親族関係を判定すればよく、親族関係の判定の方法については特に限定されるものではない。次に、ステップS108へ進む。
取引装置10は、利用者に対して取引内容の入力を誘導する誘導表示を入力表示部13に行い、利用者から入力された取引内容の情報を取得する。図9に、入力表示部13に提示される誘導表示画像の一例を示す。図9の誘導表示画像132は、利用者に対して、取引装置10が実行可能な取引内容を示すメニュー画面であって、当該取引内容に関連付けられた選択ボタンを含む。利用者は、この誘導表示画像132からの選択ボタンの選択により、所望の取引内容を取引装置10に実行させることが可能である。なお、誘導表示画像132は、図9に示される選択ボタンに限定されることはなく、取引装置10が実行可能な他の取引内容と関連付けられた選択ボタン等を含むことができる。次に、ステップS109へ進む。
取引装置10は、取得した取引内容の情報を情報処理装置30へ送信する。次に、ステップS110へ進む。
情報処理装置30は、取引装置10から送信された取引内容の情報に基づき、利用者が選択した取引内容を判定する。次に、ステップS111へ進む。
情報処理装置30は、ステップS107で判定された取引装置10の利用者と当該利用者が使用する媒体の所有者との関係、ステップS104で推定された利用者の推定年齢、ステップS110で判定された利用者の取引内容、及びこれらの組み合わせに基づいて想定される利用者に適合した提示情報を選択する。このステップS111においては、情報処理装置30は、取引装置10の利用者の推定年齢、当該利用者の取引内容だけでなく、当該利用者と当該利用者が使用する媒体の所有者との関係をも考慮して、提示情報を選択することができる。したがって、本実施形態によれば、利用者に応じた提示を選択することから、利用者に応じた適切な提示を行うことが可能である。なお、本実施形態における提示情報の選択の具体例は、先に説明したため、ここでは説明を省略する。次に、ステップS112へ進む。
情報処理装置30は、選択した提示情報を取引装置10へ送信する。なお、先に説明したように、情報処理装置30は、提示情報として、取引装置10に対して選択した提示情報の表示を指示する指示情報と、当該指示情報に対応する提示画像とを紐づけて送信してもよい。もしくは、情報処理装置30は、提示情報として、取引装置10に対して選択した提示情報の表示を指示する指示情報のみを送信してもよい。次に、ステップS113へ進む。
取引装置10は、情報処理装置30から送信された提示情報に基づき、当該提示情報に対応する提示画像を入力表示部13に表示する(提示画像の一例は図7に示す)。なお、本実施形態においては、提示画像の表示のタイミングは、適宜選択することができるが、利用者に提示画像が認識しやすいように、取引終了後、もしくは、取引装置10において取引処理中、すなわち、利用者の待ち時間に提示することが好ましい。
5 通信ネットワーク
10 取引装置
11、31、65 制御部
12、32、63 通信部
13 入力表示部
15 カードリーダ部
16 通帳記帳部
17 紙幣入出金部
18 硬貨入出金部
30 情報処理装置
39 記憶部
60 画像取得装置
61 撮影部
131 提示画像
132 誘導表示画像
311 利用者認識処理部
312 関係判定部
313 取引内容判定部
314 提示情報選択部
315 所有者特定部
391 親族構成情報データベース
392 提示情報データベース
393 所有者情報データベース
394 制御用データベース
Claims (6)
- 媒体から取得される媒体情報に基づき、前記媒体にかかる所有者を特定する所有者特定部と、
前記媒体を利用する利用者の顔の画像情報に基づき、前記利用者の認識処理を行う利用者認識処理部と、
前記所有者特定部により特定された前記所有者と、前記利用者認識処理部による前記認識処理の結果との関係に基づいて、前記利用者に提示する提示情報を選択する提示情報選択部と、
を備え、
前記認識処理は、前記利用者の年齢を推定する処理であり、
前記提示情報選択部は、前記特定された所有者と、推定された前記利用者の年齢との関係に基づいて、前記提示情報を選択する、情報処理装置。 - 前記提示情報選択部は、さらに前記利用者との取引内容に基づいて前記提示情報を選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記関係は、前記所有者と前記利用者との間の親族関係である、請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 媒体から取得される媒体情報に基づき、前記媒体にかかる所有者を特定する所有者特定部と、
前記媒体を利用する利用者の顔の画像情報に基づき、前記利用者の認識処理を行う利用者認識処理部と、
前記所有者特定部により特定された前記所有者と、前記利用者認識処理部による前記認識処理の結果との関係に基づいて、前記利用者に提示する提示情報を選択する提示情報選択部と、
を備え、
前記認識処理は、前記利用者の年齢を推定する処理であり、
前記提示情報選択部は、前記特定された所有者と、推定された前記利用者の年齢との関係に基づいて、前記提示情報を選択する、情報処理システム。 - プロセッサが、
媒体から取得される媒体情報に基づき、前記媒体にかかる所有者を特定することと、
前記媒体を利用する利用者の顔の画像情報に基づき、前記利用者の認識処理を行うことと、
特定された前記所有者と、前記認識処理の結果との関係に基づいて、前記利用者に提示する提示情報を選択することとを、
含み、
前記認識処理は、前記利用者の年齢を推定する処理であり、
前記提示情報の選択では、前記特定された所有者と、推定された前記利用者の年齢との関係に基づいて、前記提示情報を選択する、情報処理方法。 - コンピュータを、
媒体から取得される媒体情報に基づき、前記媒体にかかる所有者を特定する所有者特定部と、
前記媒体を利用する利用者の顔の画像情報に基づき、前記利用者の認識処理を行う利用者認識処理部と、
前記所有者特定部により特定された前記所有者と、前記利用者認識処理部による前記認識処理の結果との関係に基づいて、前記利用者に提示する提示情報を選択する提示情報選択部と、
として機能させ、
前記認識処理は、前記利用者の年齢を推定する処理であり、
前記提示情報選択部は、前記特定された所有者と、推定された前記利用者の年齢との関係に基づいて、前記提示情報を選択する、情報処理プログラム。
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