JP6574571B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示部に振動等の急激な位置変動が生じた際の表示画像の視認性の劣化を抑えるように画像表示を制御することにより、視認性の劣化による眼精疲労等の目の疲労を軽減可能な液晶表示装置(Liquid Crystal Display :LCD)等の表示装置に関するものである。
従来の表示装置の1例を図9、図10に示す。図9(a)は、例えばLCDを用いた表示装置の表示部61に画像62が表示された状態を示す表示部61の正面図である。LCDは、赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィルタを有し、R,G,Bの各画素部の光の透過性を、各画素部に備わった薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor :TFT)素子及び液晶により制御することによって、カラー画像の表示を可能としている。各画素部への光の入力は、液晶表示パネルの反表示面の側(裏面側)に設けられたバックライト装置によって行われる。
従来、LCDは、TFT素子を含む画素部が多数形成されたアレイ側基板と、カラーフィルタ及びブラックマトリクスが形成されたカラーフィルタ側基板とを互いに対向させて、それらの基板を所定の間隔でもって貼り合わせ、それらの基板間に液晶を充填、封入させることによって作製される。また、一般的に、カラーフィルタ側基板は、TFT素子及び画素電極に対向する側の面(液晶側の面)の全面に、画素電極との間で液晶に印加する垂直電界を形成するための共通電極が形成されている。また、LCDが画素電極と共通電極との間で液晶に印加する横電界を形成するIPS(In-Plane Switching)方式のLCDである場合、共通電極はアレイ側基板の画素電極と同じ面内に形成される。LCDが画素電極と共通電極との間で液晶に印加する端部電界を形成するFFS(Fringe Field Switching)方式のLCDである場合、共通電極はアレイ側基板の画素部に画素電極の上方または下方に絶縁層を挟んで形成される。また、カラーフィルタ側基板の液晶側の面には、それぞれの画素部に対応する赤(R)、緑(G)、青(B)のカラーフィルタが形成されており、それぞれの画素部を通過する光が相互に干渉することを防ぐブラックマトリクスがカラーフィルタの外周を囲むように形成されている。
従来のアクティブマトリクス型のLCDの基本構成の1例を図10に示す。例えばIPS方式のLCDの場合、TFT素子71を含む画素部P11,P12,P13〜Pnmが多数形成されたTFTアレイ側基板は、その上の第1の方向(例えば、行方向)に形成された複数本のゲート信号線GL1,GL2,GL3〜GLnと、第1の方向と交差する第2の方向(例えば、列方向)にゲート信号線GL1,GL2,GL3〜GLnと交差させて形成された複数本の画像信号線(ソース信号線)SL1,SL2,SL3〜SLmと、ゲート信号線GL1,GL2,GL3〜GLnと画像信号線SL1,SL2,SL3〜SLmの交差部に形成された、TFT素子71、画素電極PE11,PE12,PE13〜PEnm及びその画素電極PE11,PE12,PE13〜PEnmとの間で液晶に印加する横電界(水平電界)を形成するための共通電極(基準電極)を含む画素部P11,P12,P13〜Pnmと、共通電極に共通電圧(Vcom)を供給する共通電圧線72と、を有する構成である。なお、図10において、73はゲート信号線GL1,GL2,GL3〜GLnに順次ゲート信号を入力するゲート信号線駆動回路、74は画像信号線SL1,SL2,SL3〜SLmに順次画像信号を入力する画像信号線駆動回路である。IPS方式のLCDは、垂直電界によってツイステッドネマチック(Twisted Nematic :TN)液晶を駆動するLCDと比較して、コントラスト、グレー反転、色ずれ等の視野角特性を高めることができる。その結果、広視野角を得ることができるので、大型のLCD等に好適に用いられている。
このようなLCD等の表示装置は、自動車、列車、飛行機、船舶、バイク等の種々の乗り物に備え付けられて使用されている。また表示装置は、スマートフォン端末、携帯電話、タブレット端末、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、電子書籍、電子辞書、頭部装着型画像表示装置(Head Mounted Display device :HMD)等の携帯型電子機器にも多用されている。
特開2003−46918号公報
上記の乗り物、携帯型電子機器等に使用される従来の表示装置は、使用環境において振動、手振れ等が頻繁に発生するために、表示画像の視認性が劣化して眼精疲労等の目の疲労が生じやすいという問題点があった。図9(b),(c)は、表示装置に振動が加わった際の画像62aの様子を示すものである。図9(b)は、一定の方向の振動63が表示装置に加わった際の画像62aの様子を示しており、ユーザの目が画像62aの急激な位置変動に追従できないために、振動63の途中の画像62aは輝度、コントラスト、彩度等が低下した薄い不明瞭な画像62aとして視認される。その結果、振動63中においては、多数の不明瞭な画像62aが重なって視認されるために、ユーザにとって非常に見づらい画像表示となり、目が疲労しやすいこととなる。図9(c)は、2つの異なる方向の振動が連続した複合振動64が表示装置に加わった際の画像62aの様子を示しており、ユーザにとってさらに見づらい画像表示となる。なお、図9(b),(c)において、62は振動が加わっていない状態での画像である。
また他の従来例として、撮像画像の編集時、再生時に、画像の色調、輝度を変える等の画像処理を行うことが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。しかし、特許文献1に記載された発明は、画像処理を画像表示時の使用環境の変化(振動等)に基づいて行うものではなく、また画像の色調、輝度を変える等の画像処理について何等具体的な記載がない。
本発明は、上記の問題点に鑑みて完成されたものであり、その目的は、表示部に振動等の急激な位置変動が生じた際の表示画像の視認性の劣化を抑えて眼精疲労等の目の疲労を軽減することができる表示装置とすることである。
本発明の乗り物用の表示装置は、画像を表示する表示部と、表示部に加えられた振動を検出する検出部と、振動の1往復の継続期間中に画像の輝度、コントラスト及び彩度の少なくとも1つの表示パラメータを制御する表示制御部と、を有しており、前記表示制御部は、前記継続期間の途中にある低下制御の期間に、画像の前記表示パラメータを振動が加わる前の非振動画像よりも低下するように制御し、前記低下制御の期間の終了時点から振動終了時点までの上昇制御の期間に、画像の前記表示パラメータが前記非振動画像よりも高くなるように制御する装置であり、前記低下制御の期間は、前記継続期間の半分の時点を含む、前記継続期間の20〜50%の期間であり、前記上昇制御の期間における前記振動終了時点は前記1往復の継続期間の終了時点である構成である。
本発明の乗り物用の表示装置は、好ましくは、前記表示制御部は、前記低下制御の期間に画像の輝度を前記非振動画像よりも低下するように制御し、前記上昇制御の期間に画像の輝度が前記非振動画像よりも高くなるように制御する。
また本発明の乗り物用の表示装置は、好ましくは、前記表示制御部は、前記継続期間における画像の平均輝度が前記非振動画像の輝度と同じになるように制御する。
また本発明の乗り物用の表示装置は、画像を表示する表示部と、表示部に加えられた振動を検出する検出部と、振動の振幅が所定値以下の場合に画像の表示座標を振動を相殺するように制御し、振動の振幅が前記所定値を超える場合に振動の継続期間中に画像の輝度、コントラスト及び彩度の少なくとも1つの表示パラメータを振動が加わる前の非振動画像よりも低下するように制御する表示制御部と、を有している表示装置であって、前記表示制御部は、振動の振幅が前記所定値を超える場合に、振動の1往復の継続期間の途中にある低下制御の期間に、画像の輝度、コントラスト及び彩度の少なくとも1つの前記表示パラメータを振動が加わる前の前記非振動画像よりも低下するように制御し、前記低下制御の期間の終了時点から振動終了時点までの上昇制御の期間に、画像の前記表示パラメータが前記非振動画像よりも高くなるように制御する装置であり、前記低下制御の期間は、前記継続期間の半分の時点を含む、前記継続期間の20〜50%の期間であり、前記上昇制御の期間における前記振動終了時点は前記1往復の継続期間の終了時点である構成である。
また本発明の乗り物用の表示装置は、好ましくは、前記表示制御部は、振動の振幅が前記所定値を超える場合に、前記低下制御の期間に画像の輝度を前記非振動画像よりも低下するように制御し、前記上昇制御の期間に画像の輝度が前記非振動画像よりも高くなるように制御するとともに、前記継続期間における画像の平均輝度が前記非振動画像の輝度と同じになるように制御する。
本発明の乗り物用の表示装置は、画像を表示する表示部と、表示部に加えられた振動を検出する検出部と、振動の1往復の継続期間中に画像の輝度、コントラスト及び彩度の少なくとも1つの表示パラメータを制御する表示制御部と、を有しており、表示制御部は、継続期間の途中にある低下制御の期間に、画像の表示パラメータを振動が加わる前の非振動画像よりも低下するように制御し、低下制御の期間の終了時点から振動終了時点までの
上昇制御の期間に、画像の表示パラメータが非振動画像よりも高くなるように制御する装置であり、低下制御の期間は、継続期間の半分の時点を含む、継続期間の20〜50%の期間であり、上昇制御の期間における振動終了時点は1往復の継続期間の終了時点であることから、振動開始時から振動終了時にかけて明瞭な画像がほぼ連続しているようにユーザに視認されることとなる。その結果、眼精疲労等の目の疲労をより軽減することができる。
本発明の乗り物用の表示装置は、好ましくは、表示制御部は、低下制御の期間に画像の輝度を非振動画像よりも低下するように制御し、上昇制御の期間に画像の輝度が非振動画像よりも高くなるように制御することから、バックライト装置等の点灯、非点灯の点滅だけで高速化された表示制御を行うことができる。例えば、コントラスト、彩度を制御する場合、液晶表示装置であれば各画素に入力する画像信号の階調等を制御する必要があり、バックライト装置の点滅制御よりも時間がかかることになる。従って、表示制御部は輝度を制御することが好適である。
また本発明の乗り物用の表示装置は、好ましくは、表示制御部は、継続期間における画像の平均輝度が非振動画像の輝度と同じになるように制御することから、振動開始時から振動終了時にかけて明瞭な画像がほぼ連続しているようにユーザに視認される効果が高まる。その結果、眼精疲労等の目の疲労をさらに軽減することができる。
また本発明の乗り物用の表示装置は、画像を表示する表示部と、表示部に加えられた振動を検出する検出部と、振動の振幅が所定値以下の場合に画像の表示座標を振動を相殺するように制御し、振動の振幅が所定値を超える場合に振動の継続期間中に画像の輝度、コントラスト及び彩度の少なくとも1つの表示パラメータを振動が加わる前の非振動画像よりも低下するように制御する表示制御部と、を有している表示装置であって、表示制御部は、振動の振幅が所定値を超える場合に、振動の1往復の継続期間の途中にある低下制御の期間に、画像の輝度、コントラスト及び彩度の少なくとも1つの表示パラメータを振動が加わる前の非振動画像よりも低下するように制御し、低下制御の期間の終了時点から振動終了時点までの上昇制御の期間に、画像の表示パラメータが非振動画像よりも高くなるように制御する装置であり、低下制御の期間は、継続期間の半分の時点を含む、継続期間の20〜50%の期間であり、上昇制御の期間における振動終了時点は1往復の継続期間の終了時点であることから、振動の振幅が小さい場合は振動を相殺するように画像の表示座要を制御する簡易的な制御を行い、振動の振幅が大きい場合は上記のように制御することから、振動開始時から振動終了時にかけて明瞭な画像がほぼ連続しているようにユーザに視認されることとなる。その結果、眼精疲労等の目の疲労をより軽減することができる。
また本発明の乗り物用の表示装置は、好ましくは、表示制御部は、振動の振幅が所定値を超える場合に、低下制御の期間に画像の輝度を非振動画像よりも低下するように制御し、上昇制御の期間に画像の輝度が非振動画像よりも高くなるように制御するとともに、継続期間における画像の平均輝度が非振動画像の輝度と同じになるように制御することから、振動開始時から振動終了時にかけて明瞭な画像がほぼ連続しているようにユーザに視認される効果が高まる。その結果、眼精疲労等の目の疲労をさらに軽減することができる。
図1は、本発明の表示装置について実施の形態の1例を示す図であり、表示装置のブロック回路図である。 図2は、本発明の表示装置について実施の形態の他例を示す図であり、表示装置の表示制御方法のフローチャートである。 図3は、本発明の表示装置について実施の形態の他例を示す図であり、表示装置の表示制御方法のフローチャートである。 図4は、本発明の表示装置について実施の形態の他例を示す図であり、表示装置の表示制御方法のフローチャートである。 図5(a)〜(c)は、本発明の表示装置について実施の形態の他例を示す図であり、(a)は振動が加わる前の非振動画像を表示した表示部の正面図、(b)は一定の方向の振動が加わった際の画像を表示した表示部の正面図、(c)は複合振動が加わった際の画像を表示した表示部の正面図である。 図6(a),(b)は、本発明の表示装置について実施の形態の他例を示す図であり、(a)は一定の方向の振動が加わった際の画像を表示した表示部の正面図、(b)は複合振動が加わった際の画像を表示した表示部の正面図である。 図7(a)〜(d)は、本発明の表示装置について実施の形態の他例を示す図であり、(a)は図5(b)と同じ状態の表示部の正面図、(b)〜(d)は(a)の状態の表示部を振動開始時(T1)、振動の継続期間の途中(T2)、振動の継続期間の前記途中の後(T3)の各タイミングで表示部をユーザが視認したときの画像の見え方を示す表示部の正面図である。 図8(a)〜(c)は、本発明の表示装置について実施の形態の他例を示す図であり、それぞれ表示部に振幅の小さい振動が加わった際に振動を相殺するように画像の座標を制御することを説明するための表示部の正面図である。 図9(a)〜(c)は、従来の表示装置の1例を示す図であり、(a)は振動が加わる前の非振動画像を表示した表示部の正面図、(b)は一定の方向の振動が加わった際の画像を表示した表示部の正面図、(c)は複合振動が加わった際の画像を表示した表示部の正面図である。 図10は、従来の液晶表示装置の1例を示す図であり、液晶表示装置のブロック回路図である。
以下、本発明の乗り物用の表示装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。但し、以下で参照する各図は、本発明の表示装置の実施の形態における構成部材のうち、本発明の表示装置を説明するための主要部を示している。従って、本発明に係る表示装置は、図に示されていない回路基板、配線導体、制御IC,LSI等の周知の構成部材を備えていてもよい。
図1は、本発明の表示装置について実施の形態の1例を示す図であり、表示装置のブロック回路図である。図1に示すように、本発明の表示装置は、画像を表示する表示部1と、表示部1に加えられた振動を検出する検出部2と、振動の1往復の継続期間中に画像の輝度、コントラスト及び彩度の少なくとも1つの表示パラメータを制御する表示制御部5と、を有しており、表示制御部5は、継続期間の途中にある低下制御の期間に、画像の表示パラメータを振動が加わる前の非振動画像よりも低下するように制御し、低下制御の期間の終了時点から振動終了時点までの上昇制御の期間に、画像の表示パラメータが非振動画像よりも高くなるように制御する装置であり、低下制御の期間は、継続期間の半分の時点を含む、継続期間の20〜50%の期間であり、上昇制御の期間における振動終了時点は1往復の継続期間の終了時点である構成である。この構成により、振動開始時から振動終了時にかけて明瞭な画像がほぼ連続しているようにユーザに視認されることとなる。その結果、眼精疲労等の目の疲労をより軽減することができる。また本発明の表示装置は、表示制御部5は、低下制御の期間に画像の輝度を非振動画像よりも低下するように制御し、上昇制御の期間に画像の輝度が非振動画像よりも高くなるように制御することが好ましい。この場合、バックライト装置等の点灯、非点灯の点滅だけで高速化された表示制御を行うことができる。例えば、コントラスト、彩度を制御する場合、LCDであれば各画素に入力する画像信号の階調等を制御する必要があり、バックライト装置の点滅制御よりも時間がかかることになる。従って、表示制御部5は輝度を制御することが好適である。また、本発明における振動とは、振動開始位置から表示部1の位置が変位し再び振動開始位置に戻ってくるまでの表示部1の位置の1つの変位、即ち表示部1の位置の振れ及び戻りの1往復、を意味する。また、表示制御部5による、継続期間の途中に画像の表示パラメータを振動が加わる前の非振動画像よりも低下させる制御(低下制御)と、継続期間の前記途中の後に画像の表示パラメータが非振動画像よりも高くなるようにする制御(上昇制御)について、例えば低下制御の期間は継続期間の半分(50%)の時点を含む20〜50%程度の期間とし、上昇制御の期間は低下制御の期間の終了時点から振動終了時点までの期間とする。また、低下制御及び上昇制御は、振動の振幅がある大きさ以上になったときにそれらの制御を開始するようにしてもよい。この場合、例えば微振動の場合に低下制御及び上昇制御を実施しないようにすることができる。
表示部1は、図10に示したLCD等であり、動画を表示可能な表示装置であれば採用することができる。従って、表示装置は、LCDに限らず、有機EL(Electro Luminescence)装置、無機EL装置、プラズマディスプレイ、FED(Field Emitting Display)、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)、GLV(Grating Light Valve)装置、PDP(Plasma Display)装置、電子ペーパーディスプレイ装置、DMD(Digital micro Mirror Device)、圧電セラミックディスプレイなどの表示装置であってもよい。また、頭部装着型画像表示装置(HMD)等の携帯型電子機器に備え付けられた表示装置であってもよい。
検出部2、補正パラメータ演算部4及び表示制御部5は、表示装置に内蔵されたIC,LSI等を含む半導体集積回路装置及びそれに組み込まれたソフトウエアプログラム等から成る。あるいは、表示装置に付加された外部装置であってもよい。
検出部2は、加速度センサ3を有しており、表示部1に外部から加えられた振動の加速度を検出する。振動を検出した際には、検出部2は検出信号を補正パラメータ演算部4及び表示制御部5に伝送する。また、表示制御部5は、検出部2に対して検出開始、検出終了等のタイミングを制御する検出タイミング制御信号を入力するようにしてもよい。加速度センサ3は、慣性センサの1種であり、直流の加速度が検出でき、重力の検出も可能である。従って、加速度センサ3は、表示装置の傾き、振動、動き、衝撃等を検出することができる。加速度センサ3には静電容量検出方式、ピエゾ抵抗方式、熱検知方式等があるが、微小電気機械システム(Micro Electro Mechanical System :MEMS)素子等の半導体微細加工技術を適用したものが好適に用いられる。静電容量検出方式は、センサ素子の可動部と固定部の相対的な位置変化を静電容量の変化として検出するものであり、加速度に比例した電圧出力を得ることができ、シリコン、ガラス等の学的に安定した材料から成るので温度特性に優れる。ピエゾ抵抗方式は、センサ素子の可動部と固定部を繋ぐバネ等の弾性部材に接続したピエゾ抵抗素子によって、加速度により弾性部材に生じた歪を検出するものである。熱検知方式は、ヒータにより筐体内に加熱された気流を発生させ、加速度による対流の変化を熱抵抗素子等によって検出するものである。
補正パラメータ演算部4は、検出部2で検出された振動の加速度から振動の振幅(表示部1の表示面内での振幅)、振動の継続期間(継続時間あるいは時間幅であって、表示部1の表示面内でのもの)、方向(表示部1の表示面内での方向)を算出し、それらのデータを表示制御部5に伝送する。
表示制御部5は、補正データ記憶部6、画像表示座標制御部7、表示パラメータ制御部8を有しており、表示パラメータ制御部8は輝度制御部10、コントラスト制御部11、彩度制御部12を含む。表示制御部5は、補正パラメータ演算部4から伝送された補正パラメータと、補正データ記憶部6に記憶された補正データを対比して、補正パラメータと同じか近似する補正データを選択し、その補正データに基づいて画像表示座標制御部7または表示パラメータ制御部8によって画像の表示を制御する。表示制御部5は、その表示制御信号を表示部1に伝送する。これにより、本発明の表示制御を行うことができる。
図2〜図4は、それぞれ本発明の表示装置について実施の形態の各種例を示す図であり、表示装置における表示制御方法のフローチャートである。図2は、振動の継続期間の途中に画像の表示パラメータを振動が加わる前の非振動画像よりも低下するように制御し、振動の継続期間の前記途中の後に画像の表示パラメータが非振動画像よりも高くなるように制御する場合のフローチャートである。振動の継続期間の途中に画像の表示パラメータを振動が加わる前の非振動画像よりも低下するように制御する際に、振動の振幅が増大にするに伴って表示パラメータの低下量を増大させてもよい。より好ましくは、振動の振幅が増大にするに伴って表示パラメータの低下量を比例的、線形比例的にまたは段階的に増大させてもよい。この場合、画像のぶれが大きくなるほど視認性が劣化し見づらくなるので、視認性の劣化を有効に抑えることができる。
処理21は、表示制御を開始する表示制御開始処理である。表示制御の開始は、表示装置を起動させてオン状態にする際に自動的に実行されるようにすることができる。また、表示装置を起動させてオン状態にした後にスイッチにより表示制御を開始する、またはオン状態にした後の一定期間後に表示制御を自動的に開始するようにしてもよい。処理22は振動検出処理であり、このとき加速度センサ3によって振動が検出されたら、検出部2から検出信号を補正パラメータ演算部4及び表示制御部5に伝送する。処理23は振動の加速度から補正パラメータを算出する処理であり、補正パラメータ演算部4においてその算出を行う。処理24は補正パラメータに基づき表示パラメータの低下量を決定する処理であり、表示制御部5において補正データ記憶部6に記憶された補正データに基づいて上記の処理を行う。処理25は表示部1の輝度、コントラスト及び彩度の少なくとも1つを低下させる処理であり、表示制御部5から表示部1に伝送された表示制御信号によって実行される。処理26は表示部1の表示パラメータを静止時よりも高くする処理であり、表示制御部5において補正データ記憶部6に記憶された補正データに基づいて上記の処理が行われる。処理27は表示回復処理であり、表示部1の表示画像を静止状態の画像である非振動画像に戻す処理である。処理28は表示制御を継続するか否かの判定処理であり、表示装置をシャットダウンさせてオフ状態にする際に自動的に継続しないようにすることができる。また、表示装置がオン状態にあるときにスイッチにより表示制御の継続を停止させる、または振動が所定期間以上検出されない場合に表示制御の継続を停止させるようにしてもよい。あるいは、表示制御を継続しないとの特定の指令、処理等がなければ、振動検出の処理22の直前に自動的に帰還させることもできる。処理29は表示制御終了処理であり、表示装置をオフ状態にする際に自動的に表示制御を終了させるようにすることができる。
図2の表示制御方法において、処理25で表示パラメータを低下させる際に、輝度の場合であれば非振動画像よりも20%程度以上低下させることがよい。20%未満では、振動の継続期間中に不明瞭な画像が殆ど視認されないようにする効果が発現しにくい傾向がある。また、処理26で振動の継続期間の前記途中の後に画像の輝度が非振動画像よりも高くなるように制御する際に、輝度の場合であれば、非振動画像に対して、処理25で低下させた輝度の低下量と同程度以上の輝度の上昇量とすることがよい。この場合、振動開始時から振動終了時にかけて明瞭な画像がほぼ連続しているようにユーザに視認される効果が高まる。
図2の表示制御方法を用いた表示装置において、表示制御部5は、振動の継続期間の途中にある低下制御の期間に画像の輝度を非振動画像よりも低下するように制御し、上昇制御の期間に画像の輝度が非振動画像よりも高くなるように制御するとともに、振動の継続期間における画像の平均輝度が非振動画像の輝度と同じになるように制御することが好ましい。この場合、振動開始時から振動終了時にかけて明瞭な画像がほぼ連続しているようにユーザに視認される効果が高まる。その結果、眼精疲労等の目の疲労をさらに軽減することができる。画像の輝度を非振動画像よりも低下するように制御する、振動の継続期間の前半は、継続期間の20%程度以上であることがよい。20%未満では、継続期間の後半の高輝度の画像が従来と同様の不明瞭な画像として視認されやすい傾向がある。
また、輝度、コントラスト及び彩度のうち1つのみを制御してもよいが、それらの2つ以上を制御することもできる。また図2の制御方法において、処理25で低下させた表示パラメータと同じ表示パラメータを処理26で高くする。
図3のフローチャートの表示制御方法は、振動の振幅が所定値以下の場合に画像の表示座標を振動を相殺するように制御し、振動の振幅が所定値を超える場合に振動の継続期間中に画像の輝度、コントラスト及び彩度の少なくとも1つの表示パラメータを振動が加わる前の非振動画像よりも低下するように制御するものである。この場合、振動の振幅が小さい場合は振動を相殺するように画像の表示座要を制御する簡易的な制御を行い、振動の振幅が大きい場合は表示パラメータを低下させる制御を行う。これにより、表示制御の高速化を実現できるとともに表示装置の消費電力が増大することを抑えることができる。
図3のフローチャートにおいて、処理31,32,33,35,36,38,39,40は、図2のフローチャートの処理21,22,23,24,25,27,28,29と同様である。図3の処理34は、振動の振幅が所定値を超える否かを判定する判定処理であり、振動の振幅が所定値以下の場合は処理37を実行する。即ち、画像の表示座標を振動を相殺するように制御する。振動の振幅が所定値を超える場合は処理35,36を実行する。即ち、振動の継続期間中に画像の輝度、コントラスト及び彩度の少なくとも1つの表示パラメータを振動が加わる前の非振動画像よりも低下するように制御する。
上記所定値は、0.1mm〜10mm程度であることがよい。0.1mm程度未満では、処理35,36を実行する割合が増大し、表示制御の高速化がなされ難くなる傾向がある。10mmを超える場合、振動の振幅が大きくても処理37を実行するために、画像の外周部の欠落が発生し、画像の情報量が低下するという不都合が生じる傾向がある。
図4のフローチャートは、図3の表示制御方法において処理36と処理38との間に処理36aを挿入したものである。即ち、表示制御部5は、振動の振幅が所定値を超える場合に、継続期間の途中にある低下制御の期間に画像の輝度、コントラスト及び彩度の少なくとも1つの表示パラメータを振動が加わる前の非振動画像よりも低下するように制御し、上昇制御の期間に画像の表示パラメータが非振動画像よりも高くなるように制御する。この場合、振動開始時から振動終了時にかけて明瞭な画像がほぼ連続しているようにユーザに視認されることとなる。その結果、眼精疲労等の目の疲労をより軽減することができる。処理36aは、上昇制御の期間に画像の表示パラメータが非振動画像よりも高くなるように制御するものである。
また図4の表示制御方法において、表示制御部5は、振動の振幅が所定値を超える場合に、継続期間の途中にある低下制御の期間に画像の輝度を非振動画像よりも低下するように制御し、上昇制御の期間に画像の輝度が非振動画像よりも高くなるように制御するとともに、継続期間における画像の平均輝度が非振動画像の輝度と同じになるように制御することが好ましい。この場合、振動開始時から振動終了時にかけて明瞭な画像がほぼ連続しているようにユーザに視認される効果が高まる。その結果、眼精疲労等の目の疲労をさらに軽減することができる。
図5(a)〜(c)は、図2の表示制御方法を適用した場合であって、振動の継続期間の途中にある低下制御の期間に画像の表示パラメータを非振動画像よりも低下するように制御した場合の表示部の状態を示すものであり、(a)は振動が加わる前の非振動画像52を表示した表示部51の正面図、(b)は一定の方向の振動53が加わった際の画像52aを表示した表示部51の正面図、(c)は複合振動54が加わった際の画像52aを表示した表示部51の正面図である。(b),(c)に示すように、振動の継続期間中の画像52aはユーザに認識されにくくなり、目の疲労が軽減される。
図6(a),(b)は、図2の表示制御方法を適用した場合であって、振動の継続期間の途中にある低下制御の期間に画像の表示パラメータを非振動画像よりも極めて低下するように制御した場合の表示部の状態を示すものであり、(a)は一定の方向の振動53が加わった際の画像を表示した表示部51の正面図、(b)は複合振動54が加わった際の画像を表示した表示部51の正面図である。この場合、振動の継続期間中に画像52の表示パラメータをほぼ0にしているので、振動の継続期間中の画像はユーザに殆ど認識されにくくなり、目の疲労がより軽減される。
図7は、図2の表示制御方法を適用した場合の表示部の状態を示すものであり、(a)は一定の方向の振動53が加わった際の画像を表示した表示部51の正面図である。この場合、図7(d)に示すように、振動の継続期間の途中にある低下制御の期間の後に表示パラメータを非振動画像52よりも高くした画像52bを表示する。これにより、図7(b)〜(d)に示すように、振動開始時から振動終了時にかけてユーザに画像52,52bがほぼ連続しているように視認される。図7(a)〜(d)の表示方法において、振動の継続期間における画像の平均輝度が非振動画像52の輝度と同じになるように制御することが好ましい。この場合、振動開始時から振動終了時にかけて明瞭な画像がほぼ連続しているようにユーザに視認される効果が高まる。その結果、眼精疲労等の目の疲労をさらに軽減することができる。なお、図7において、T1は振動開始時、T2は振動の継続期間の途中にある低下制御の期間、T3は振動の継続期間の途中にある低下制御の期間の後の上昇制御の期間をそれぞれ示す。
図8(a)〜(c)は、図3の処理34,37、図4の処理34,37を示すものであり、振動の振幅が所定値以下の場合に画像52の表示座標を振動を相殺するように制御する方法を示している。振動の方向55に対してそれと反対方向55aに画像52を移動させる。移動後の画像52cは、表示部51においては画像52に対して反対方向55aにずれているが、振動終了後に振動開始時と比較して、画像52はユーザの視線からずれていないように視認される。
なお、本発明の表示装置は、上記実施の形態に限定されるものではなく、適宜の設計的な変更、改良を含んでいてもよい。
本発明の表示装置は各種の電子機器に適用できる。その電子機器としては、自動車経路誘導システム(カーナビゲーションシステム)、船舶経路誘導システム、航空機経路誘導システム、カーオーディオ、ヘッドアップディスプレイ装置などがある。また、本発明の表示装置は、文字キャラクター及び画像キャラクター等を表示するパッシブ型の表示装置にも適用できる。
1 表示部
2 検出部
3 加速度センサ
4 補正パラメータ演算部
5 表示制御部
6 補正データ記憶部
7 画像表示座標制御部
8 表示パラメータ制御部
10 輝度制御部
11 コントラスト制御部
12 彩度制御部

Claims (5)

  1. 画像を表示する表示部と、表示部に加えられた振動を検出する検出部と、振動の1往復の継続期間中に画像の輝度、コントラスト及び彩度の少なくとも1つの表示パラメータを制御する表示制御部と、を有しており、前記表示制御部は、前記継続期間の途中にある低下制御の期間に、画像の前記表示パラメータを振動が加わる前の非振動画像よりも低下するように制御し、前記低下制御の期間の終了時点から振動終了時点までの上昇制御の期間に、画像の前記表示パラメータが前記非振動画像よりも高くなるように制御する装置であり、前記低下制御の期間は、前記継続期間の半分の時点を含む、前記継続期間の20〜50%の期間であり、前記上昇制御の期間における前記振動終了時点は前記1往復の継続期間の終了時点である乗り物用の表示装置。
  2. 前記表示制御部は、前記低下制御の期間に画像の輝度を前記非振動画像よりも低下するように制御し、前記上昇制御の期間に画像の輝度が前記非振動画像よりも高くなるように制御する請求項1に記載の乗り物用の表示装置。
  3. 前記表示制御部は、前記継続期間における画像の平均輝度が前記非振動画像の輝度と同じになるように制御する請求項2に記載の乗り物用の表示装置。
  4. 画像を表示する表示部と、表示部に加えられた振動を検出する検出部と、振動の振幅が所定値以下の場合に画像の表示座標を振動を相殺するように制御し、振動の振幅が前記所定値を超える場合に振動の継続期間中に画像の輝度、コントラスト及び彩度の少なくとも1つの表示パラメータを振動が加わる前の非振動画像よりも低下するように制御する表示制御部と、を有している表示装置であって、前記表示制御部は、振動の振幅が前記所定値を超える場合に、振動の1往復の継続期間の途中にある低下制御の期間に、画像の輝度、コントラスト及び彩度の少なくとも1つの前記表示パラメータを振動が加わる前の前記非振動画像よりも低下するように制御し、前記低下制御の期間の終了時点から振動終了時点までの上昇制御の期間に、画像の前記表示パラメータが前記非振動画像よりも高くなるように制御する装置であり、前記低下制御の期間は、前記継続期間の半分の時点を含む、前記継続期間の20〜50%の期間であり、前記上昇制御の期間における前記振動終了時点は前記1往復の継続期間の終了時点である乗り物用の表示装置。
  5. 前記表示制御部は、振動の振幅が前記所定値を超える場合に、前記低下制御の期間に画像の輝度を前記非振動画像よりも低下するように制御し、前記上昇制御の期間に画像の輝度が前記非振動画像よりも高くなるように制御するとともに、前記継続期間における画像
    の平均輝度が前記非振動画像の輝度と同じになるように制御する請求項4に記載の乗り物用の表示装置。
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