JP6573946B2 - アクセス構造物一体化アセンブリおよび一体化アクセスシステムおよびそれを使用する方法 - Google Patents

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本発明は概して、様々な構造物の様々な部分にアクセスするために組み立てられる建設および一時的構造物の分野に関する。一態様において、本発明は支持型作業用プラットフォームシステムおよび懸吊型作業用プラットフォームシステムの一体化と、それを達成するための構造アセンブリとに関する。
懸吊型作業用プラットフォームシステムおよび足場を含む作業用プラットフォームおよび他のアクセス構造物は、作業員が到達しづらい作業場所にアクセスすることを可能にし、また必要に応じて仕事場所で組み立てることができる。例えば、標準的な支持型作業用プラットフォームを組み立てるための安定した適切な底面がない橋などの構造物で作業するとき、懸吊型作業用プラットフォームによって作業員はこれらの構造物の下側にアクセスすることが可能になる。懸吊型作業用プラットフォームはまた、標準的な作業用プラットフォームおよびプラットフォームシステムをかなりの扱いにくい高さまで組み立てる必要性を排除する。しかしながら、懸吊型作業用プラットフォームは一部の構造物へのアクセスに必ずしも理想的ではない。支持型作業用プラットフォームは、懸吊型作業用プラットフォームが適所に置かれた後でさえ、一部の構造物への改善されたアクセスを提供するのに有益であり得る。従って懸吊型作業用プラットフォームの上に支持型作業用プラットフォームを設置することが有益である場合がある。
懸吊型作業用プラットフォームは、頭上構造物から懸吊されるプラットフォームを作り出すために、枠組状構造物の中に固定された合板パネルを使用する。従来型の支持型作業用プラットフォームで使用される脚部は大きな集約された荷重を与える。懸吊型作業用プラットフォームシステムで使用される合板は枠組の脚部によってかけられる圧力に耐えることができず、荷重はダンネージ材(dunnage)および/または梁を使用して構造部材に適切に分散されなければならない。ダンネージ材システムまたは梁を導入することはかなりの装置、労力および時間を必要とする。さらにダンネージ材システムは下方への荷重にしか耐えられず、横向き、上向きまたは転倒力に耐えるために追加の支え線または押さえ材が必要である。換言するとダンネージ材システムは単方向の移動を防止するだけであり、標準的な作業用プラットフォームシステムが懸吊型作業用プラットフォームシステムに設置されるときに移動またはシフトすることを防止するために相当量の余分な装置および資材が必要である。ダンネージ材は標準的な支持型作業用プラットフォームシステムを懸吊型作業用プラットフォームシステムと正確に構造的に一体化することができない。
要約すると、作業用プラットフォームおよび作業用プラットフォーム支持システムの技術分野において、上に記載したおよび他の欠点を克服する必要性が存在する。懸吊型および支持型作業用プラットフォームを確実に一体化し、および支持型作業用プラットフォームシステムによって懸吊型作業用プラットフォームシステムの構造部材にかけられる力を適切に分散させる改良システムの必要性が存在する。
上記のおよび他の欠点を克服するために、本発明は、作業用プラットフォームシステムで使用するための装置、作業用プラットフォーム支持システム、作業用プラットフォームシステム、およびそれらを製造し設置する方法を提供する。
第1の包括的な態様において、本発明は、Cチャネルであり得る少なくとも1つの溝付き構造物と、少なくとも1つのジョイストソケットとを含むアクセス構造物一体化アセンブリを提供し、ジョイストソケットは溝付き構造物と摺動可能に係合される。いくつかの実施形態では、溝付き構造物はCチャネルであり、Cチャネルは一体の平坦な底側部分と、ほぼ直角に底側部分から上方に延在する2つの平坦な側壁部分であって、各側壁部分がフランジで終了し、フランジはフランジが互いに向かって延在するように側壁部分から直角に延在する、2つの平坦な側壁部分と、Cチャネルの長さにわたって延在し且つ幅を有する直線状間隙とを含む。さらなる実施形態において、ジョイストソケットは、Cチャネルの直線状間隙と摺動可能に係合された少なくとも1つのTボルトを使用して溝付き構造物と摺動可能に係合される。Tボルトは直線状間隙の幅よりも大きい幅を有するヘッド部を含む。さらなる実施形態において、ジョイストソケットは中空の管状胴部と、ベース部とを含む。一体化アセンブリの一実施形態において、Cチャネルは基礎構造物に固定されるように構成され、およびジョイストソケットは第2構造物に固定されるように構成される。基礎構造物は関節移動可能な懸吊型作業用プラットフォームシステムであり得、第2構造物は支持型作業用プラットフォームシステムであり得る。本明細書に記載される実施形態によるアクセス構造物一体化アセンブリはデッキ保持器を含み得る。
第2の包括的な態様によれば、本発明は、少なくとも1つの実質的に方形化された溝付き構造物であって、デッキ保持器の孔に対応する複数の孔を含有する一体の平坦な底側部分、ほぼ直角に底側部分から上方に延在する2つの平坦な側壁部分であって、各側壁部分がフランジで終了し、フランジはフランジが互いに向かって延在するように側壁部分から直角に延在する、2つの平坦な側壁部分、および溝付き構造物の長さにわたって延在し且つ幅を有する直線状間隙を含む、少なくとも1つの実質的に方形化された溝付き構造物と、少なくとも1つのジョイストソケットであって、中空の管状胴部と、複数の孔を有するベース部とを含む少なくとも1つのジョイストソケットと、ジョイストソケットの孔を通り、溝付き構造物の直線状間隙の中に延在し且つ直線状間隙の幅よりも大きい幅を有するヘッド部分を有する複数のTボルトであって、溝付き構造物と摺動可能に係合され、およびTボルトのそれぞれがナットによって固定される、複数のTボルトと、任意選択的に、溝付き構造物の孔に対応する複数の孔を含む少なくとも1つの実質的に直線状のデッキ保持器であって、溝付き構造物と平行であり且つ複数のボルトによって溝付き構造物に固定され、各ボルトが溝付き構造物およびデッキ保持器の対応する孔の組を通って延在する、少なくとも1つの実質的に直線状のデッキ保持器とを含むアクセス構造物一体化アセンブリを提供する。
第3の包括的な態様によれば、本発明は、少なくとも1つのユニットと、少なくとも1つのユニットに固定された少なくとも2つのアクセス構造物一体化アセンブリであって、各一体化アセンブリが、少なくとも1つの溝付き構造物、および溝付き構造物と摺動可能に係合された少なくとも1つのジョイストソケットを含む、少なくとも2つのアクセス構造物一体化アセンブリとを含み、各溝付き構造物がユニットに固定される基礎構造物を提供する。
一実施形態において、溝付き構造物は、一体の平坦な底側部分と、ほぼ直角に底側部分から上方に延在する2つの平坦な側壁部分であって、各側壁部分がフランジで終了し、フランジはフランジが互いに向かって延在するように側壁部分から直角に延在する、2つの平坦な側壁部分と、Cチャネルの長さにわたって延在し且つ幅を有する直線状間隙とを含む、実質的に方形化された管状構造物であるCチャネルである。ジョイストソケットはCチャネルの直線状間隙と摺動可能に係合された少なくとも1つのTボルトを使用してCチャネルと摺動可能に係合される。
いくつかの実施形態において、基礎構造物はさらにデッキ保持器を含み、デッキ保持器は、デッキ保持器がCチャネルと平行であるように、ユニットとCチャネルとの間で固定される。いずれの実施形態においても提供されるジョイストソケットは第2構造物を固定するように構成され、第2構造物は支持型作業用プラットフォームシステムであり得る。
一実施形態において、基礎構造物の少なくとも1つのユニットは、4つのハブと相互接続された4つのジョイストを含む。別の実施形態において、ユニットは少なくとも2つのジョイストを含み、および各一体化アセンブリがジョイストの1つに固定される。ジョイストは複数のケージナットを含み得、およびCチャネルは、一体化アセンブリが複数のボルトによってジョイストに固定され得るようにケージナットに対応する複数の孔を含み得、各ボルトはCチャネルの孔を通って延在し、対応するケージナットと係合する。
本明細書に記載される実施形態による基礎構造物は複数のユニットを含み得、各ユニットは4つのハブと相互接続された4つのジョイストによって画定され、ジョイストおよびハブは、ジョイストが互いに同一平面上にあるように相互接続される。各ジョイストは上側要素および下側要素を含み得る。基礎構造物はまた複数の一体化アセンブリを含み得、各一体化アセンブリはジョイストの上側要素に固定され、およびジョイストと平行である。各ジョイストはさらに複数のケージナットを含み得、および各溝付き構造物ケージナットに対応する複数の孔、その結果、一体化アセンブリは、溝付き構造物の孔を通って延在し且つケージナットと係合するボルトを使用してジョイストに固定される。
さらなる実施形態において、基礎構造物はさらに、ハブに固定された複数の懸吊コネクタを含む。
第4の包括的な態様によれば、本発明は、懸吊型作業用プラットフォームシステムであって、それぞれ上側要素と下側要素とを有する複数のジョイスト、および複数のハブであって、複数のジョイストが少なくとも4つのジョイストを含み、複数のハブが少なくとも4つのハブを含み、ジョイストおよびハブはジョイストが互いに同一平面上にあるように相互接続される、複数のジョイストおよび複数のハブと、複数のアクセス構造物一体化アセンブリであって、各一体化アセンブリが、複数の孔を含む実質的に直線状のデッキ保持器と、デッキ保持器と平行な実質的に方形化された溝付き構造物であって、デッキ保持器の孔に対応する複数の孔を含む一体の平坦な底側部分と、ほぼ直角に底側部分から上方に延在する2つの平坦な側壁部分であって、各側壁部分がフランジで終了し、フランジはフランジが互いに向かって延在するように側壁部分から直角に延在する、2つの平坦な側壁部分と、溝付き構造物の長さを有しそれにわたって延在し且つ幅を有する直線状の間隙とを含む、実質的に方形化された溝付き構造物と、デッキ保持器および溝付き構造物の対応する孔を通って延在する複数のデッキ保持器ボルトと、複数のジョイストソケットであって、中空管状胴部、および複数の孔を有するベース部を含む複数のジョイストソケットと、ジョイストソケットの孔を通り、溝付き構造物の直線状間隙の中へ延在し且つ直線状間隙の幅よりも大きい幅を有するヘッド部分を有する複数のTボルトであって、溝付き構造物と摺動可能に係合され、およびTボルトのそれぞれがナットで固定される、複数のTボルトとを含み、各溝付き構造物が少なくとも2つのジョイストソケットを固定する、複数のアクセス構造物一体化アセンブリとを含み、各一体化アセンブリがジョイストの1つの上側要素に固定され、ジョイストの数が一体化アセンブリの数より多い、懸吊型作業用プラットフォームシステムを提供する。
第3の態様の一実施形態において、ジョイストは、デッキ保持器および溝付き構造物をジョイストに固定するために、デッキ保持器ボルトと係合する複数のケージナットを含む。
懸吊型作業用プラットフォームはまた、少なくとも2つの懸吊コネクタであって、それぞれがハブの1つに固定される、少なくとも2つの懸吊コネクタを含み得る。ハブの少なくとも1つが、開口の組を有する第1表面と、第1表面と実質的に平行な第2表面であって、開口の第2の組を有する第2表面と、第1表面と第2表面との間に接続された構造要素とを含み得、開口の第1組および第2組の少なくとも1つが開口の第2組の開口の1つと同軸上にある。
さらなる実施形態において、懸吊型作業用プラットフォームシステムのジョイストソケットは、第2構造物を固定するように構成される。第2構造物は支持型作業用プラットフォームシステムであり得、懸吊型作業用プラットフォームは関節移動可能であり得る。
第5の包括的な態様によれば、本発明は、一体化システムであって、基礎構造物と、第2構造物と、少なくとも2つのアクセス構造物一体化アセンブリであって、各アセンブリが、Cチャネルであり得る溝付き構造物と、溝付き構造物と摺動可能に係合された少なくとも1つのジョイストソケットとを含む、少なくとも2つのアクセス構造物一体化アセンブリとを含み、基礎構造物が溝付き構造物に固定され、第2構造物がジョイストソケットに固定される、一体化システムを提供する。一体化システムはまたデッキ保持器を含み得る。基礎構造物は、懸吊型作業用プラットフォームまたは関節移動可能な懸吊型作業用プラットフォームなどの作業用プラットフォームシステムであり得る。基礎構造物は、1つまたは複数のユニットを含み得、少なくとも1つのユニットが、それぞれ上側要素および下側要素を有する少なくとも4つのジョイストであって、ジョイストの少なくとも2つが少なくとも4つのケージナットを含む、少なくとも4つのジョイストと、少なくとも4つのハブとを含み、ジョイストおよびハブはジョイストが互いに同一平面上にあるように相互接続される。
一実施形態において、各アクセス構造物一体化アセンブリは一体化アセンブリがジョイストと平行であるようにジョイストに固定される。各ジョイストはさらに少なくとも2つのケージナットを含み得、各一体化アセンブリは、それぞれ1つのケージナットと係合する少なくとも2つのボルトを使用してジョイストに固定され得る。
一体化システムの一実施形態において、各溝付き構造物は、一体の平坦な底側部分と、ほぼ直角に底側部分から上方に延在する2つの平坦な側壁部分であって、各側壁部分がフランジで終了し、フランジはフランジが互いに向かって延在するように側壁部分から直角に延在する、2つの平坦な側壁部分と、溝付き構造物の長さにわたって延在し且つ幅を有する直線状間隙とを含む。各ジョイストソケットは従って、溝付き構造物の直線状間隙と摺動可能に係合されたTボルトによって溝付き構造物の直線状間隙と摺動可能に係合され得る。いくつかの実施形態において、各ジョイストソケットは中空の管状胴体およびベース部を含む。一体化アセンブリは2つのジョイストソケットを含み得る。
ある実施形態において、第2構造物は作業用プラットフォームシステムの少なくとも1つのユニットであり、第2構造物はさらに支持型作業用プラットフォームシステムまたは支保工であり得る。ある実施形態による支持型作業用プラットフォームは、少なくとも2つの階を有し得る。第2構造物はまたそれに固定されたバリヤを含み得る。
さらなる実施形態において、一体化システムは第3構造物をさらに含み、第3構造物は少なくとも4つのハブと、少なくとも4つのジョイストであって、4つのジョイストのそれぞれが4つのハブの少なくとも2つと相互接続されるように構成される、少なくとも4つのジョイストとを含み、ジョイストおよびハブは(i)ジョイストの1つ−およびハブの2つ−が静止したままであるように構成され、(ii)ジョイストの2つが回転可能であり、および(iii)ハブの2つ−およびジョイストの1つ−が並進移動可能であるように相互接続されるべく構成され、2つの静止ハブはそれぞれ第2構造物に接続され、相互接続されるとき、2つの回転可能なジョイスト、2つの並進移動可能なハブ、および1つの並進移動可能なジョイストは、静止ジョイストおよび静止ハブに対して初期位置から最終位置へ関節移動することができ、少なくとも4つのジョイストは初期位置および最終位置において実質的に互いに同一平面上にあり、ジョイストの少なくとも1つは、ピン周りでの最後の1つのハブに対する最後の1つのジョイストの自由な回転をもたらすためにピンを使用してハブの少なくとも1つと接続されるように構成され、自由な回転は(i)少なくとも1つのハブの外周の近くに配置される追加のピン、および(ii)最終位置においてプラットフォームがハブおよびジョイストに対して配置されるときのプラットフォームの少なくとも一部の少なくとも1つによって制限される。
第6の包括的な態様によれば、本発明は、頭上構造物から懸吊するための一体化された作業用プラットフォームシステムを提供し、システムは、第1構造物であって、第1端部および第2端部を有する少なくとも2つの懸吊コネクタであって、第2端部が頭上構造物に固定されるように構成される、少なくとも2つの懸吊コネクタと、それぞれ上側要素および下側要素を有する複数のジョイストと、複数のハブであって、ハブの少なくとも2つが、懸吊コネクタの第1端部と係合するように構成された開口を有する第1表面を有する、複数のハブとを含み、複数のジョイストが少なくとも4つのジョイストを含み、複数のハブが少なくとも4つのハブを含み、ジョイストおよびハブはジョイストが互いに同一平面上にあるように相互接続される、第1構造物と、それぞれジョイストに固定された複数の一体化アセンブリであって、各一体化アセンブリが、複数の孔を含む実質的に直線状のデッキ保持器と、デッキ保持器と平行な実質的に方形化された管状Cチャネルであって、各Cチャネルが(a)デッキ保持器の孔に対応する複数の孔を含有する一体の平坦な底側部分と、(b)ほぼ直角に底側部分から上方に延在する2つの平坦な側壁部分であって、各側壁部分がフランジで終了し、フランジはフランジが互いに向かって延在するように側壁部分から直角に延在する、2つの平坦な側壁部分と、(c)Cチャネルの長さにわたって延在し且つ幅を有する直線状間隙とを含む、管状Cチャネルと、デッキ保持器およびCチャネルの対応する孔を通って延在する複数のデッキ保持器ボルトと、複数のジョイストソケットであって、中空の管状胴部と、複数の孔を有するベース部とを含む複数のジョイストソケットと、ジョイストソケットの孔を通り、Cチャネルの直線状間隙の中に延在し且つ直線状間隙の幅よりも大きい幅を有するヘッド部分を有する複数のTボルトであって、Cチャネルと摺動可能に係合され、およびTボルトのそれぞれがナットで固定される、複数のTボルトとを含み、各Cチャネルが少なくとも2つのジョイストソケットを固定する、複数の一体化アセンブリと、ジョイストソケットに固定された枠組を有する第2構造物とを含む。
第2構造物は複数の共平面プラットフォーム、プラットフォームと平行であるが同一平面上にない少なくとも1つの追加のプラットフォーム、および/または少なくとも3つの平行な非共平面プラットフォームを含み得る。
第7の態様によれば、本発明は、第2構造物を基礎構造物に対して一体化する方法を提供し、方法は、基礎構造物を提供するステップと、第2構造物を提供するステップと、少なくとも2つの一体化アセンブリを提供するステップであって、各一体化アセンブリが溝付き構造物と、溝付き構造物と摺動可能に係合されたジョイストソケットとを含む、ステップと、一体化アセンブリの溝付き構造物を基礎構造物に固定するステップと、一体化アセンブリのジョイストソケットを第2構造物に固定するステップとを含む。
基礎構造物は懸吊型作業プラットフォームシステムまたは関節移動可能な懸吊型作業プラットフォームシステムであり得る。第2構造物は作業用プラットフォームシステムであり得る。
8の態様によれば、本発明は、支持型作業用プラットフォームシステムを懸吊型作業用プラットフォームシステムに対して設置する方法を提供し、方法は、構造物から懸吊された懸吊型作業用プラットフォームシステムを提供するステップであって、懸吊型作業用プラットフォームシステムが、ジョイストが互いに同一平面上にあるように複数の相互接続されたハブおよびジョイストを含む、ステップと、デッキ保持器の数がジョイストの数未満でありおよびデッキ保持器がそれぞれ互いに平行であるように、複数のジョイストと平行な複数のデッキ保持器を整列するステップと、デッキ保持器と同一線上の複数の溝付き構造物を整列するステップであって、溝付き構造物が、デッキ保持器の孔に対応する複数の孔を含有する一体の平坦な底側部分と、ほぼ直角に底側部分から上方に延在する2つの平坦な側壁部分であって、各側壁部分がフランジで終了し、フランジはフランジが互いに向かって延在するように側壁部分から直角に延在する、2つの平坦な側壁部分と、溝付き構造物の長さにわたって延在する直線状間隙とを含み、各フランジが内側表面および外側表面を有する、ステップと、複数のボルトを使用してデッキ保持器および溝付き構造物をジョイストに固定するステップと、複数のジョイストソケットを提供するステップであって、ジョイストソケットが管状胴部と、少なくとも2つの孔を有するベース部と、1つのTボルトであって、その管状胴部の向かい側に存在するように孔のそれぞれを通して突出する1つのTボルトと、各Tボルトと部分的に係合されたナットとを含む、ステップと、Tボルトが直線状間隙を通過するようにフランジの1つの外側表面に沿って各ジョイストソケットを摺動させるステップと、Tボルトのヘッド部分がフランジの内側表面と係合するようにナットを締め付けるステップと、支持型作業用プラットフォームシステム枠組部材の第1端部を複数のジョイストソケットのそれぞれの中で固定するステップとを含む。
一実施形態において、方法は、支持型作業用プラットフォームシステム枠組部材の第2端部に作業用プラットフォームアセンブリを提供するステップをさらに含む。
方法はさらに、複数のハブと、複数のハブに接続された複数のジョイストとを含む関節移動可能な作業用プラットフォームアセンブリを提供するステップと、関節移動可能な作業用プラットフォームアセンブリを初期位置から最終位置へ関節移動させるステップであって、関節移動させることが、複数のハブの1つまたは複数に対して複数のジョイストの1つまたは複数を回転させることおよび並進移動することの少なくとも1つを含む、ステップとを含み得、複数のジョイストは初期位置および最終位置において互いに実質的に同一平面上にある。
本発明の前述のおよび他の特徴および利点は本発明の実施形態の以下のより詳細な記載から明らかになる。前述の概要および以下の詳細な記載の両方は本発明の例示であるが限定でないことを理解すべきである。
本発明の特徴は、本発明の詳細な記載、および説明のために選択され添付の図面に示されるその実施形態から最良に理解されるであろう。
図1は、基礎構造物の例示的ユニットの上側斜視図である。 図2は、例示的基礎構造物の上側斜視図である。 図3は、図2の基礎構造物で使用するための例示的ハブである。 図4は、頭上構造物から懸吊された基礎構造物の側面図である。 図5は、ジョイストと接続された図3のハブの上側斜視図である。 図6は、基礎構造物および関節移動前のユニット枠組の上側斜視図である。 図7は、関節移動されている図6の実施形態の上側斜視図である。 図8は、さらに関節移動されている図7の実施形態の上側斜視図である。 図9は、さらに関節移動されている図8の実施形態の上側斜視図である。 図10は、完全に関節移動された図6の実施形態の上側斜視図である。 図11は、複数の一体化アセンブリを有する例示的基礎ユニットの上側斜視図である。 図12は、アクセス構造物一体化アセンブリを含むジョイストの上側斜視図である。 図13は、ジョイストソケットの詳細図である。 図14aは、例示的一体化アセンブリの分解図である。図14bは、例示的一体化アセンブリの分解図である。 図15は、ジョイストソケットの等角図である。 図16は、一体化アセンブリの端面図である。 図17は、図16の分解図である。 図18は、ジョイストに固定された一体化アセンブリの端面図である。 図19は、図18の分解図である。 図20は、複数の一体化アセンブリを使用して一体化された第2構造物を備えた例示的基礎構造物である。 図21は、例示的な一体化システムを示す。 図22は、例示的な一体化システムを示す。 図23は、例示的な一体化システムを示す。 図24は、例示的な一体化システムを示す。
本発明の特定の好ましい実施形態が示され詳細に記載されるが、添付の請求項の範囲から逸脱することなく様々な変更形態および修正形態がなされてもよいことを理解すべきである。本発明の範囲は構成する部品の数、その材料、その形状、その相対的な配置などに限定されず、およびある実施形態の例として単に開示される。本発明の特徴および利点は添付の図面に詳細に示され、図面を通して同様の参照番号は同様の要素を指す。
詳細な記載の前置きとして、本明細書および添付の請求項で使用される際、単数形「1つの(a)」、「1つの(an)」および「その(the)」は、文脈が特に明記しない限り複数への言及を含むことに注意すべきである。さらに本明細書で使用される際、用語「頭上構造物(overhead structure)」は、作業用プラットフォームがそれから懸吊され得るあらゆる物理的構造物を指す。同様に用語「構造物」は、一体化された支持型作業用プラットフォームシステムの有無にかかわらず、懸吊された作業用プラットフォームシステムを使用してアクセス可能なあらゆる物理的構造物を指す。いくつかの実施形態では、構造物および頭上構造物は同一であり得る。例示的な構造物および頭上構造物は、橋、海上掘削装置、ボイラー、ボイラー付属物、高架および懸吊構造物ならびに船舶を含むがこれらに限定されない。
ここで図面を参照すると、図1は基礎構造物100の例示的ユニット120を示す。示される例示的実施形態において、ユニット120は、第1作業用プラットフォームシステムのユニットであるが、4つのハブ150によって結合された4つのジョイスト140を含み、ジョイスト140は同一平面上にあり且つほぼ直角でハブ150により固定される。ハブ150およびジョイスト140は、任意選択の中間支持デッキジョイスト52と一緒に、プラットフォーム170を支持する枠組を提供する。示される例示的実施形態において、プラットフォーム170は2つのプラットフォーム170Aおよび170Bに分割され、この際中間支持デッキジョイスト52がプラットフォーム170A、170B間の構造的支持を提供している。さらなる例示的実施形態において、単一のプラットフォーム170が使用されてもよく、またはプラットフォーム170は2つ、3つまたはそれを超えるプラットフォームに再分割されてもよい。
図2は、ハブ150で結合された複数のユニット120を含む例示的な基礎構造物100を示す。示される例示的実施形態において、基礎構造物100は複数の作業用プラットフォームユニットを含む作業用プラットフォームシステムである。さらなる例示的実施形態において、基礎構造物100は1つのユニット120であり得る。なおさらなる例示的実施形態において、基礎構造物100は、互いに直線性を有さず、且つある距離だけ離される2つの同一平面部分を有するように構成された少なくとも2つの共平面ジョイスト140または1つのジョイスト140を有する実質的に平坦な表面を提供するいずれかの構造物またはシステムであり得る。
ジョイスト140は、バージョイスト、トラス、成形鋼(すなわちI形梁、C形梁など)またはそれらの類似物など、荷重を支えるまたは支持するのに適したいずれかの細長い構造部材である。ハブ150は、結節点、ヒンジ、旋回軸、柱、支柱、センター、シャフト、軸またはそれらの類似物など、相互接続構造物である。従って当業者であれば、ハブ150およびジョイスト140のサイズ、形状および構成は作業用プラットフォームユニット120およびシステム100を提供するために変わり得ることを認識するであろう。
例えばジョイスト140の長さ、およびジョイスト140およびハブ150の位置は、基礎構造物100の所望のサイズおよび構成に依存して変わることができる。示される例示的実施形態、ユニット120は長方形であり、反対方向に延在するジョイスト140よりも一方向において長いジョイスト140を有する全体的に長方形の基礎構造物100を形成している一方、ジョイスト140はどのような長さであってもよく、またハブ150の設計によって許容されるどのような角度でもハブ150と結合されてよい。同様に支持プラットフォーム170A、170Bのサイズおよび形状は、ジョイスト140およびハブ150の構成に依存して変わってもよい。
図1および2に示される例示的実施形態において、基礎構造物100は、作業用プラットフォームシステムなどのアクセス構造物として示されている。具体的には、基礎構造物100は、頭上構造物から懸吊されるように設計された作業用プラットフォームシステム(すなわち懸吊型作業用プラットフォームシステム)として示されている。しかしながら基礎構造物100は、上で考察されたように、あらゆる種類のアクセス構造物(すなわち懸吊型作業用プラットフォームシステム、支持型作業用プラットフォームシステム、足場、支保工)を含むどのような基礎構造物であってもよい。好ましい例示的実施形態において、基礎構造物100は、2つの同一平面上の平行なジョイスト140を有する少なくとも1つのユニット120を有するいずれかの構造である。さらに好ましくは基礎構造物100は作業用プラットフォームシステムであり、さらにより好ましくは懸吊型作業用プラットフォームシステムである。最も好ましい実施形態において、基礎構造物100は本明細書に記載されるような関節移動式の懸吊型作業用プラットフォームシステムである。
図3は基礎構造物100で使用するための例示的なハブ150を示し、基礎構造物100は、記載される例示的実施形態において、関節移動式の懸吊型作業用プラットフォームシステムである。示される例示的実施形態において、ハブ150は、ジョイスト140に結合されるときハブ150およびジョイスト140両方の関節移動を可能にするように構成される。関節移動は、本明細書で使用される際、枢点または枢軸の周りを旋回および/または回転する能力として定義される。ハブ150はまた、ユニット120および次に基礎構造物100を頭上構造物から懸吊することを可能にする。しかしながら、さらなる例示的実施形態において、ハブ150は、ハブ150またはジョイスト140のみの関節移動を提供し得る、または関節移動を許容しない。なおさらなる例示的実施形態において、ハブ150はユニット120または基礎構造物100の懸吊を許容しない場合がある。
図3に示される例示的実施形態において、これはハブ150およびジョイスト140両方の関節移動ならびにユニット120および基礎構造物100の懸吊を可能にするハブ150を示し、ハブ150は上面要素11と、中間部分15の遠位端で離間された底面要素12とを含む。上面要素11および底面要素12は実質的に平坦な構成であり得、および互いに平行であり得る。上面要素11および底面要素12は、示される実施形態において八角形である。中間部分15は円筒状部分であり得、中間部分15の長手軸は上面要素11および底面要素12の面と垂直である。示される実施形態において、中間部分15は直円柱である。示される例示的実施形態において、中間部分15の下側部分は分かりやすくするために除去され、中間部分15が中空であることを示している。
複数の孔13、14がそれぞれ上面要素11および底面要素12の両方を貫いて延在している。複数の孔13(例えば13A、13B、13C、13D、13E、13F、13G、13H)が上面要素11上に散在し、それにより1つまたは複数のジョイスト140と接続するための様々な位置を提供する。複数の孔14(例えば14A、14B、14C、14D、14E、14F、14G、14H)は、各孔(例えば13Aおよび14A)が同軸上にあるように、同様に底面要素12上で離間される。
上面要素11の中心に中心開口16がありこれはユニット120および基礎構造物100を頭上構造物に固定するための懸吊コネクタを受け入れるように構成される。中心開口16は、その中心開口領域19がそこから延在する4つのスロット17(例えば17A、17B、17C、17D)を有するため、概ね十字型であり得る。4つのスロット17A、17B、17C、17Dのそれぞれを横切り、およびそれらと交差するのは一連の交差スロット18A、18B、18C、18Dである。スロット17、18および中心開口領域19は図4に示されるように懸吊コネクタ80の一端と相互作用してそれをハブ150に固定する。懸吊コネクタ80の他端は基礎構造物100を懸吊するために頭上構造物90に固定される。当業者であればスロット17、18および中心開口領域19は懸吊コネクタ80がハブ150と係合できる限り他の構成および設計を有してもよいことを容易に認識するであろう。
追加強度のために第2補強板20を上面要素11の下側に追加することができ、ここで補強板20の開口は、中心開口16構成およびその付随的な開口(17、18、19)の全てと一致する。把持部22が中間部分15の側面に任意選択的に追加される。
図5は1つのハブ150と1つのジョイスト140との相互接続の上側斜視図を示す。図5に示される例示的なジョイスト140は上側要素32および下側要素33を含む。要素32、33の間に分散されるのは複数の斜め支持部材38である。各要素32、33は、ジョイストコードと呼ばれる2つのL字形の山形鋼の部片39A、39Bから作製される。要素32、33は典型的に構成上同一であり得るが、上側要素32がそのスパン中央にコネクタ孔54A、54Bを含むことが異なる。ジョイスト140は第1端部31Aおよび第2端部31Bを含む。上側要素32および下側要素33の両方の両端部31A、31Bにおいて上側接続フランジ35および下側接続フランジ36が延在する。上側および下側接続フランジ35、36の両方に接続孔37が貫通している。従って4つの上側接続フランジ35A、35B、35C、35Dと4つの下側接続フランジ36A、36B、36C、36Dがある。従って第1端部31Aにおいて上側要素32から延在するのは、上側接続フランジ35Aおよび下側接続フランジ36Aであり、接続孔37Aがそれらを貫いている。同様に上側要素32の第2端部31Aにおいて延在するのは上側接続フランジ35Bおよび下側接続フランジ36Bであり、接続孔37Bがそれらを貫いている。続けると、下側要素33の第1端部31Aに延在するのは上側接続フランジ35Dおよび下側接続フランジ36Dである。これらの接続フランジ35D、36Dを貫通するのは接続孔37Dである。ジョイスト30の第2端部31Bにおいて下側要素33から延在するのは上側接続フランジ35Cおよび下側接続フランジ36Cであり、接続孔37Cがそれらを貫通している。
コネクタ孔37A、37B、37C、37Dのそれぞれの内側にあるのは、接続フランジ35A、35B、35C、35Dに同じく配置された追加のロック用の孔360A、360B、360C、360Dである。接続孔37と、ハブ150のいずれか2つの一致する上面および底面孔13、14とを通してピンを配置可能である。例えば、ピンを、上側接続フランジ35Aを通して、孔13Aを通して、下側接続フランジ36A(上側要素32の第1端部31Aの全て)を通して、上側接続フランジ35Dを通して、孔14Aを通して、および続いて下側接続フランジ36Dを通して配置することができる。この状況においてピンはさらに接続孔37A、37Dを通る。ピンはその上端部に2つの回転ピンを含んでもよく、2つの回転ピンの下の方はストッパとしての役割を果たし、それによりピンがジョイスト140およびハブ150を滑り抜けることを防止する。上部の回転ピンはピンの簡単な操作を許容する指つまみ部としての役割を果たし得る。
これらの部分の設計は、ジョイスト140およびハブ150が接続されている間でさえジョイスト140およびハブ150の両方の自由な回転が許容されるようなものである。回転矢印R1はジョイスト140のその回転を示しR2はハブ150の回転を示す。これらの回転能力は部分的にジョイスト140およびハブ150の関節移動能力を提供する。
当業者によって認識されるように、ジョイスト140はいずれの長さのものであることもでき、またハブ150によって受け入れられることができるいずれの角度でも配置することができる。1つのユニット120または基礎構造物100の場合など、複数のハブ150およびジョイスト140が結合されるとき、ジョイスト140はユニット120のひいては基礎構造物100のどのような形状も生み出すためにハブ150上で枢動し得る。この関節移動によりユニット120の枠組は、基礎構造物100が所定の位置にある間、折り畳まれた形態で組み立てられ、その後、基礎構造物100から外方へ拡張されることもできる。いったん所望の形状になると、ユニット120はさらなる関節移動を防止するために固定される。
このさらなるユニット120の「空中」組立ては図6〜10に示されている。図6はユニット120Bで既存の基礎構造物100に組み付けられ且つ結合されたユニット120Aの例示的な枠組を示す。新しいユニット120Aはその初期位置にあり、関節移動前である。図7〜9が移動矢印「M」によって明確に示されるように、ジョイスト140D、140Eおよび140Fと、ハブ150Dおよび150Eとの組合せまたは回転によって、ユニット120Aの枠組はその最終の必要な位置(図10)へ移動および回転することができる。すなわち、ユニット120Aは関節移動し所定の位置へ収まる。
いったん適所につくと、ユニット120Aは上に記載したようなロックピンを使用して最終位置にロックすることができる。さらなる例示的実施形態において、ユニット120Aのさらなる関節移動は、枠組の中でプラットフォーム170(不図示)を固定することによって防止することができる。
代替実施形態において、ジョイスト140およびハブ150は当技術分野で知られる他の構成および方法を用いて互いに固定されてもよく、ジョイスト140およびハブ150の互いに対する関節移動を許容しないことがあり得る。例えばいくつかの実施形態では、ジョイスト140およびハブ150は関節移動が防止されるように確実に結合され所定の位置へロックされることができる。
図11は図2に示されるような例示的な基礎構造物100の上側斜視図であり、ここではアクセス構造物一体化アセンブリ300がいくつかのジョイスト140に固定されている。下でより詳細に考察されるように、アクセス構造物一体化アセンブリ300は少なくとも1つのジョイストソケット60と溝付き構造物50とを含み、それらは示される例示的実施形態において、中間支持デッキジョイスト52に対して垂直に延在するジョイスト140に固定される。アクセス構造物一体化アセンブリ300は、第2構造物200を、または第2構造物のユニット220または枠組210を、基礎構造物100に、または基礎構造物のユニット120に一体化するために使用される。
一実施形態において、第2構造物200は、例えばいずれかのアクセス構造物など、アクセス構造物一体化アセンブリ300を使用して一体化されることができるいずれかの構造物であり得る。アクセス構造物は、例えば、懸吊型作業用プラットフォームシステム、支持型作業用プラットフォームシステム、足場、および支保工を含む。
示されるように、ジョイストソケット60は、ジョイスト140と平行に延在し且つそれに固定された溝付き構造物50に配置される。基礎構造物100の寸法、および特にジョイスト140の構成は従って必然的にジョイストソケット60の構成を、最終的には、基礎構造物100と一体化された第2構造物200の構成を制限する。示される例示的実施形態において、溝付き構造物50は、中間支持デッキジョイスト52に対して垂直なジョイストに固定される。しかしながらさらなる例示的実施形態では、溝付き構造物50は、中間支持デッキジョイスト52に対して平行なジョイストにまたは両方に固定されてもよい。
資材および組立て時間および費用を節約するために、溝付き構造物50は典型的に、図11に示されるような中間支持デッキジョイスト52に対して垂直に延在するものなど、単方向に延在するジョイスト140に固定される。(ジョイストソケット60A、60C、および60Dなど)ジョイスト140の所与の直線状経路上の2つのジョイストソケット60の間の距離は従って変更可能であり、その一方(ジョイストソケット60Aおよび60Bなど)平行ジョイスト上のジョイストソケット60の間の距離は同じままである。典型的に、溝付き構造物50に対して垂直に延在するジョイスト140の長さは、第2構造物200の一次元の所望の長さに等しい(またはその係数または倍数である)。
いくつかの例示的実施形態において、第2構造物200は作業用プラットフォームシステムであり、および溝付き構造物50に対して垂直に延在するジョイスト140の長さは、作業用プラットフォームシステムの間口サイズまたは作業用プラットフォームシステムの枠組部材の長さに等しい(またはその係数または倍数である)。好ましい例示的実施形態において、第2構造物200は支持型作業用プラットフォームシステムである。ほとんどの支持型作業用プラットフォームシステムの間口サイズ、ひいては支持型作業用プラットフォームシステムのほとんどの枠組部材の長さは、3フィート、42インチ、4フィート、5フィート、7フィート、8フィートまたは10フィートであり得る。支持型作業用プラットフォームシステムである第2構造物200と一体化される基礎構造物100のジョイスト140は従って好ましくは長さが3フィート、42インチ、4フィート、5フィート、7フィート、8フィートまたは10フィートであり得る。
図12は、1つの溝付き構造物50と2つのジョイストソケット60とを含むアクセス構造物一体化アセンブリ300を有する例示的なジョイスト140を示す。図13は溝付き構造物50とジョイストソケット60との間の接合部をより詳細に示す。以下でより完全に記載されるようにジョイストソケット60は溝付き構造物50に沿ったいずれの場所に配置且つ固定されてもよい。
示される例示的実施形態において、溝付き構造物50は、実質的に方形化された管状構造物であり、一体の平坦な底側部分51を有し、ほぼ直角に底側部分51から上方に延在する一体の平坦な側壁54を有する。各側壁54はフランジ53で終了し、フランジ53は側壁54から内側にほぼ直角に存在し、その結果、フランジ53は互いに向かって延在するが互いに物理的に接触せず、直線状の間隙溝付き構造物の長さを形成し、それにより「C」字形を形成する。フランジ53の内側および外側表面は実質的に平坦である。いくつかの実施形態では、溝付き構造物50はCチャネル50と呼ばれる。
示される例示的実施形態において、Cチャネル50は、ジョイスト140とCチャネル50との間でデッキ保持器58を用いてジョイスト140に固定される。デッキ保持器58は実質的に直線状の固体構造物であり、それは、ジョイスト140に沿って一体化アセンブリ300を用いて基礎構造物100と一体化された第2構造物200からの力を、具体的にはジョイストコード144へ伝達し分配する。ジョイストソケット60が端部ジョイスト上で使用されるとき、デッキ保持器58の代わりにトウボード(toe board)を使用してもよい。
図12に示される例示的実施形態において、1つのCチャネル50が使用される間ジョイスト140の長さに及ぶために2つのデッキ保持器58が必要とされる。さらなる実施形態において、デッキ保持器58およびCチャネル50は、一体化アセンブリ300をジョイスト140に固定できるようにそれぞれの孔がジョイスト140のケージナット142と整列する限り、どのような長さのものであってもよい。
ジョイストソケット60は、ベース部62および支持用押さえ材67によって単一ユニットとして構造的に一体化された管状胴部65を含む。管状胴部65は、第2構造物200を基礎構造物100と一体化するために第2構造物200から枠組210を受け入れるように構成される。記載される例示的実施形態において、枠組210は円筒状であり、ジョイストソケット60の管状胴部65に対応する。しかしながら、管状胴部65の形状およびサイズは第2構造物200または第2構造物のユニット220の枠組210のいかなる形状も受け入れるように変化してもよいことを理解すべきである。
ナット78を備えたTボルト70はジョイストソケット60をCチャネル50内に固定する一方、ジョイストソケット60がCチャネル50と摺動可能に係合することをなおも許容する。本明細書で使用される際、摺動可能に係合されるとは、2つの構成要素(すなわちジョイストソケットとCチャネル)が、互いの滑り運動を許容する方法で互いに固定されることを意味する。図16および17で示されるように、Tボルト70は、ボルトヘッド部72がCチャネル50内を摺動し且つフランジ53の内側表面と係合するように成形されるようにT字状の形状を有する。ジョイストソケット60がCチャネル50上の所望の位置にあるとき、ナット78はジョイストソケット60を適所にロックするためにTボルト70上で締め付けられる。ナット78が緩められると、TボルトはCチャネル50の直線状間隙内を自由に摺動することができ、ジョイストソケット60は従ってCチャネル50と摺動可能に係合される。
示されるように、ジョイストソケット60の孔69は、支持型作業用プラットフォームシステムを懸吊型作業用プラットフォームシステム100に固定するために、脚部などの支持型作業用プラットフォームシステム構成要素の孔と整列する。
示される例示的実施形態において、ジョイストソケットベース部62はCチャネル50の幅よりわずかに広い幅と、1つの管状胴部65を支持するのに十分な長さとを有する。しかしながら、ジョイストソケットベース部62は1つまたは複数の管状胴部65を含むようにいかなる長さのものであってもよく、管状胴部65の直径はジョイストソケット60と係合する支持型作業用プラットフォームシステムの脚部または他の構成要素の寸法に依存することが理解されてもよい。さらに、ジョイストソケットベース部62の幅は、管状胴部65の直径に依存して許容範囲で変化してもよいが、Tボルト70はなおも完全にベース部62と係合しなければならないことに留意する。
当業者によって認識されるように、第2構造物200を基礎構造物100と一体化するとき、第2構造物の脚部などの枠組210はジョイスト140に重さを分配される必要がある。ジョイスト140の最も頑丈な部分は、斜め支持部材38が交差するパネル地点144(図14Aおよび14Bに最も明確に示される)である。伝統的にIビームまたは他の支持材などのダンネージ材が第2構造物の荷重をパネル地点144へ伝達するためにジョイスト140の上に置かれる。しかしながら上で考察したように、そのようなダンネージ材システムは下方への移動を防止し、水平、垂直および回転移動に対する抵抗をほとんど提供しない。従って追加の固定装置(すなわち結束材、押さえ材、支え線など)が基礎構造物上で第2構造物をより確実に支持するために使用される。
ジョイスト140の上面に直接およびそれと平行にデッキ保持器58および溝付き構造物50を固定することによって、支持型作業用プラットフォームシステムの荷重はジョイストソケット60に集約され、溝付き構造物50によってパネル地点144へ伝達される。さらに、ジョイストソケット60は支持型作業用プラットフォームシステムの枠組部材の端部を完全に包囲するため、全方向への移動(回転移動を含む)が防止される。
示される例示的実施形態において、アクセス構造物一体化アセンブリ300は、下方方向以外の移動を防止または制限するために第2構造物200を固定する。例えば記載される例示的実施形態において、ジョイストソケット60は、ジョイストソケット60が溝付き構造物50に固定されるとき、固定された枠組210の移動を、ジョイスト140に対するx軸、y軸およびz軸に沿ったその全方向において、各軸における回転性のものを含めて合計6つの潜在的な移動の種類に関して防止する。しかしながら、さらなる例示的実施形態において、一体化アセンブリ300は、上記の方向の少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つ、より好ましくは少なくとも3つにおいて移動を制限または防止し得る。しかしながら、最も好ましい実施形態において、ジョイスト140(従って基礎構造物100)に対する枠組部材210(従って第2構造物200)の6種類の移動全てが一体化アセンブリ300によって制限または防止される。
図14Aおよび14Bは、アクセス構造物一体化アセンブリ300を備えたジョイスト140の分解図を示す。示される例示的実施形態において、一体化アセンブリ300はジョイントソケット60および溝付き構造物50を含み、溝付き構造物50は、示される例示的実施形態においてCチャネルである。図14Aおよび14Bに示されるような一体化アセンブリ300を示すブラケットは、ナット78、Tボルト70およびデッキ保持器ボルト57を包含するが、これらの構成要素は本明細書に記載されるような一体化アセンブリ300の不可欠な構成要素を形成しないことが理解される。Cチャネル50(および使用される場合デッキ保持器58)をジョイスト140に固定するために他の固定構成要素および機構が使用されてもよく、ジョイストソケット60はTボルト70以外の構造物および構成要素を使用してCチャネル50と摺動可能に係合してもよい。
Cチャネル50の底側部分51の孔56(不図示)はデッキ保持器58(またはトウボード)の孔59と整列される。デッキ保持器ボルト57は、ジョイスト140に取り付けられたケージナット142を係合することによってCチャネル50をデッキ保持器58およびジョイスト140に固定する。
Tボルト70は部分的にナット78と係合するためにジョイストソケット60のベース部62の孔64に挿入されてもよい。ジョイストソケット60は、Tボルト70が孔64に緩くそして摺動可能に係合された状態で、Tボルト70のヘッド部72がCチャネル50内にあるようにCチャネル50の端部上を摺動されてもよい。Tボルト70のヘッド部72はTボルトヘッド部72がフランジ53の内側表面と係合するようにCチャネル50の開口よりも広い。Cチャネル50に対するジョイストソケット60の上方移動はそれにより防止される。いったんジョイストソケット60がCチャネル50に沿った所望の位置に置かれると、ナット78は圧縮力を用いてジョイストソケット60を適所に固定するためにTボルト70上で締め付けられる。
図15はジョイストソケット60の等角図であり、支持型作業用プラットフォームシステムの構造要素と係合するための孔69を備えた管状胴部65を示す。ベース部62はTボルト70を受け入れるための孔64と構造的一体性のための支持用押さえ材67とを含む。いくつかの例示的実施形態では、ベース部62はTボルト70用の追加の孔64を含んでもよく、押さえ材67は異なるサイズまたは構成のものであってもよい。
図16は組み立てられた一体化アセンブリ300の端面図である。管状胴部65は中空であり、孔69が中空の管状胴部65に対して開口されている。Tボルト70はベース部62および溝付き構造物50の開口を通って延在し、溝付き構造物50は示される例示的実施形態ではCチャネルである。ボルトヘッド部72はCチャネル50の開口より広く、ゆえにナット78によって適所で締め付けられるときフランジ53と係合する。図17は図16の一体化アセンブリ300の分解図である。
図18はジョイスト140に固定された一体化アセンブリ300の側面図である。デッキ保持器ボルト57は、Cチャネル50をジョイスト140に固定するために、示される例示的実施形態ではCチャネルである溝付き構造物50およびデッキ保持器58を通り、そしてジョイスト140のケージナット142の中に延在する。図19はデッキ保持器58図18を備えた一体化アセンブリ300の分解図である。図19は孔59の下側の周囲に隆起部を有するデッキ保持器58の孔59を示す。図18により明確に示されるように孔59の周囲の隆起部は、要素32、33の2つのL字形の山形鋼の部片39A、39Bの間に収まり、追加の安定性を提供する。
図20は、アクセス構造物一体化アセンブリ300を使用して、図11に示される基礎構造物100と一体化された例示的な第2構造物200を示す。示される例示的実施形態において、第2構造物200の枠組210はジョイストソケット60に固定された相互接続される脚部を含む。好ましくはおよび図20に示されるように、第2構造物200は複数の個別ユニット220を含む支持型作業用プラットフォームシステムなどの作業用プラットフォームシステムである。
示される例示的実施形態において、基礎構造物100は複数のユニット120を含み、第2構造物の枠組210は複数の相互接続される脚部を含み、複数の個別ユニット220を画定するように構成される。さらなる例示的実施形態において、基礎構造物100は1つのみのユニット120または2つ以上のユニット120であり得る。さらなる例示的実施形態において、第2構造物200は1つのユニット220であるように、または1つのユニット220を画定する枠組210を有するように構成され得る。さらなる例示的実施形態において、第2構造物200の枠組210はプラットフォームを固定し得る。
枠組210の脚部がジョイストソケット60内に固定された状態で、第2構造物200の移動はジョイストソケット60に対してx、yおよびz軸に沿ってならびに各軸の周りの回転に関して防止される。ジョイストソケット60がCチャネル50に固定された(すなわち動かないようにCチャネルに締め付けられた)状態で、移動は基礎構造物100に対してx、yおよびz軸に沿ってならびに各軸の周りの回転に関して防止される。従ってアクセス構造物一体化アセンブリ300は基礎構造物100および第2構造物200を効果的に一体化する。本明細書で使用される際、および支持型作業用プラットフォームまたはプラットフォームシステムを支持する懸吊型作業用プラットフォームまたはプラットフォームシステムに言及する際、用語「一体化された」は、支持型作業用プラットフォームまたはプラットフォームシステムの6つの移動形態全て(すなわちx、yおよびz軸に沿った直線移動およびx、yおよびz軸の周りの回転移動)が防止されることを意味する。
しかしながらジョイストソケット60は適所に固定されないときCチャネル50に沿って移動できるため、第2構造物200は便利な位置で基礎構造物100上に構築することができ、組立て後に最終位置へ摺動させることができる。同様に第2構造物200は所望通りに基礎構造物100に沿った様々な地点で様々な構造物にアクセスするために基礎構造物100上に構築し異なる位置へ摺動させることができる。
アクセス構造物一体化アセンブリ300は第2構造物200の枠組210によってかけられる圧力をパネル地点144に伝達するため、第2構造物200のサイズは、懸吊型作業用プラットフォームシステム100のジョイスト140が耐えられる重さの量によって制限される。例えば基礎構造物100が懸吊型作業用プラットフォームシステムであり第2構造物200が支持型作業用プラットフォームであるとき、支持型作業用プラットフォームは、ジョイスト140が支持型作業用プラットフォームシステムによってかけられる重さおよび圧力を支持し続けるのであれば、1つの階または複数の階を含んでもよい。
図21は、支持型作業用プラットフォームシステムである第2構造物200を備えた、懸吊型作業用プラットフォームシステムである例示的な基礎構造物100を示す。示される実施形態において、基礎構造物100は構造物90から懸吊され、構造物90は斜めの梁である。示されるように第2構造物200は、構造物90の下側だけでなく懸吊型作業用プラットフォームの間の構造物90の横部分にもアクセスを提供するために一体化システム300を用いて基礎構造物100と一体化される。
図21はまた、基礎構造物100が第2構造物200と一体化され且つそれに依存し得ることを示す。例えば図21に示されるように、基礎構造物100は関節移動可能な懸吊型作業用プラットフォームシステムであり得、懸吊型作業用プラットフォームシステム100bが支持型作業用プラットフォームシステム200aから構築され、および懸吊型作業用プラットフォームシステム100cは図6〜10に関連して記載されるように支持型作業用プラットフォームシステム200bから構築される。従って支持型作業用プラットフォーム200cの上で構造物90にアクセスし続けるために、作業員は支持型作業用プラットフォーム200cから図6〜10に記載されるように追加の懸吊型作業用プラットフォームを組み立て、続いて本明細書に記載されるように新しい懸吊型プラットフォームシステムと一体化された追加の支持型作業用プラットフォームシステムを組み立てることができる。
図22はアクセス構造物一体化アセンブリ300を使用して第2構造物200と一体化された基礎構造物100のさらなる例示的実施形態を示す。示される例示的実施形態において、基礎構造物100は懸吊型作業用プラットフォームアセンブリであり、第2構造物200は支持型作業用プラットフォームアセンブリである。基礎構造物100は頭上構造物(不図示)から懸吊され、下部構造物91にアクセスするために使用される。例えば、
図22に示されるように、基礎構造物100は頭上構造物から懸吊され、ここで支持型作業用プラットフォームシステムである第2構造物200は基礎構造物100から上方に構築されている。図22に示される例示的実施形態において、支持型作業用プラットフォームの6つの階が基礎構造物100の上に固定される。図22に示されるように支持型作業用プラットフォームシステムの各階は互いに平行であるが同一平面上にない。上に記載されたように基礎構造物100と一体化された第2構造物200の階の数は、行われる仕事に依存しておよびジョイスト140が支持できる重さの最大量に依存して変わり得る。
図23は、第2構造物200を一体化するアクセス構造物一体化アセンブリ300を有する基礎構造物100の例示的実施形態を示し、ここで基礎構造物100は懸吊型作業用プラットフォームシステムであり、第2構造物200は支持型作業構造システムである。支持型作業用プラットフォームシステムは、構造物90の下に固定された懸吊型作業用プラットフォームシステムから上方に構築され、構造物90は示される実施形態において、例えば橋または海上掘削装置の一部など、2つの地点に架かる構造物である。示されるように基礎構造物100は構造物90の下に懸吊され、また頭上構造物90の設置面の外側へ延在する。第2構造物200は構造物90の側面にアクセスするために構造物90の直下にない基礎構造物100の一部から上方に構築される。
さらなる実施形態において、第2構造物は図24に示されるように防水シートまたはバリヤなどの物体のための支持を提供するために基礎構造物と一体化されてもよい。図24において、第2構造物200は一体化アセンブリ300を使用して基礎構造物100と一体化され、第2構造物は防水シートであるバリヤ95を固定するために使用される。例えば構造物90を塗装するとき、バリヤ95はごみ(例えば土、塵埃、水、花粉)が作業領域に入り込んで塗装または乾燥プロセスを損なうことまたは中断することを防止する。バリヤ95はまた、汚染物質(例えば臭気、蒸気、粒子)が作業領域から漏れ出て環境に入り込むことも防止する。第2構造物200は従って現場において工場同様の状態を作り出すために使用される。
本明細書に提供された図および記載は、支持型作業用プラットフォームシステムである第2構造物と一体化される懸吊型または関節移動式懸吊型作業用プラットフォームシステムである基礎構造物100を示すが、一体化アセンブリ300は様々な基礎構造物および第2構造物を一体化するために使用されてもよいことが理解される。
本発明の前述の記載は説明および記載のために提示された。排他的であることも、開示された正確な形態および本形態が具現化され得る材料に本発明を限定することも意図されず、多くの修正形態および変更形態が上の教示を考慮して可能である。
本発明は、本明細書に含まれる実施形態および図に限定されず、後続の請求項の範囲内にあるように、実施形態の一部および異なる実施形態の要素の組合せを含むそれらの実施形態の修正形態を含むことが特に意図される。

Claims (11)

  1. 基礎構造物及び一体化構造物を具える一体化システムであって、
    前記基礎構造物が、
    少なくとも2つの細長い構造部材であって、各細長い構造部材が上側要素と、下側要素と、前記上側要素と前記下側要素の間に分散される複数の斜め支持部材とを具え、少なくとも2組の前記斜め支持部材が交差して前記上側要素に沿って少なくとも2つのパネル地点を形成する、細長い構造部材と、
    少なくとも2つのアクセス構造物一体化アセンブリであって、各一体化アセンブリが、前記細長い構造部材のそれぞれ1つと固定され且つ平行である、一体化アセンブリと、
    を含み、
    各一体化アセンブリが、
    直線状間隙を有する少なくとも1つの溝付き構造物であって、複数の孔を有する底側部分を有する溝付き構造物と、
    中空管状胴部、ベース部および少なくとも1つのTボルトを具える少なくとも1つのソケットであって、前記ソケットのベース部が、少なくとも1つの前記Tボルトを使用して、前記溝付き構造物の前記直線状間隙と摺動可能に係合される、少なくとも1つのソケットと、
    を含み、
    複数のボルトが前記パネル地点またはその周辺で前記上側要素と係合することによって、各一体化アセンブリの各溝付き構造物が、前記細長い構造部材のうちの1つの前記上側要素の1つに固定され且つ平行であり、
    前記一体化構造物が少なくとも2つの枠組部材を具え、当該少なくとも2つの枠組部材が、それぞれ各アクセス構造物一体化アセンブリの各ソケットに係合することを特徴とするシステム。
  2. 請求項1に記載の一体化システムにおいて、前記基礎構造物が、第1の懸吊型作業用プラットフォームであることを特徴とするシステム。
  3. 請求項1に記載の一体化システムにおいて、前記一体化構造物が、支持型作業用プラットフォームであることを特徴とするシステム。
  4. 請求項1に記載の一体化システムにおいて、少なくとも2つの前記細長い構造部材が、それぞれ前記上側要素と、前記下側要素と、前記上側要素及び前記下側要素の間に分散される複数の斜め支持部材と、前記パネル地点またはその周辺に沿って配置された複数のケージナットとを具え、前記複数の各ボルトが、前記複数のケージナットの1つと係合することを特徴とするシステム。
  5. アクセス構造物一体化アセンブリであって、
    直線状間隙を有する少なくとも1つの溝付き構造物であって、複数の孔を有する底側部分と、当該底側部分から延在しそれによって前記直線状間隙を形成する2つの平坦な側壁部分とを有する溝付き構造物と、
    中空管状胴部、ベース部および少なくとも1つのTボルトを具える少なくとも1つのソケットであって、前記ソケットのベース部が、少なくとも1つの前記Tボルトを使用して、前記溝付き構造物の直線状間隙と摺動可能に係合される、少なくとも1つのソケットと、
    を具え、
    少なくとも1つの前記溝付き構造物の底側部分が、基礎構造物に固定されるように構成されており、前記基礎構造物が、少なくとも2つの細長い構造部材を含み、各細長い構造部材が、上側要素と、下側要素と、前記上側要素と前記下側要素の間に分散される複数の斜め支持部材とを具え、少なくとも2組の前記斜め支持部材が交差して前記上側要素に沿って少なくとも2つのパネル地点を形成し、
    複数のボルトが前記パネル地点またはその周辺で前記上側要素の1つと係合することによって、前記溝付き構造物が、前記少なくとも2つの細長い構造部材のうちの1つの前記上側要素の1つと平行に前記基礎構造物に固定されるように構成されていることを特徴とするアセンブリ。
  6. 請求項5に記載のアセンブリにおいて、前記ソケットが第2構造物に固定されるように構成されていることを特徴とするアセンブリ。
  7. 請求項6に記載のアセンブリにおいて、前記基礎構造物が、懸吊型作業用プラットフォームシステムであることを特徴とするアセンブリ。
  8. 請求項7に記載のアセンブリにおいて、前記第2構造物が、支持型作業用プラットフォームシステムであることを特徴とするアセンブリ。
  9. 基礎構造物であって、
    少なくとも2つの細長い構造部材を具える少なくとも1つのユニットであって、各細長い構造部材が上側要素と、下側要素と、前記上側要素及び前記下側要素の間に分散される複数の斜め支持部材とを有し、少なくとも2組の前記斜め支持部材が交差して前記上側要素に沿って少なくとも2つのパネル地点を形成している、ユニットと、
    少なくとも2つのアクセス構造物一体化アセンブリであって、各アセンブリが、少なくとも1つの前記ユニットの前記細長い構造部材の各1つと固定され且つ平行である、一体化アセンブリと、
    を含み、
    前記一体化アセンブリが、それぞれ、
    直線状間隙を有する少なくとも1つの溝付き構造物であって、複数の孔を有する底側部分を具える溝付き構造物と、
    中空管状胴部、ベース部および少なくとも1つのTボルトを具える少なくとも1つのソケットであって、前記ソケットのベース部が、少なくとも1つの前記Tボルトを使用して、前記溝付き構造物の直線状間隙と摺動可能に係合される、ソケットと、
    を具え、
    複数のボルトが前記パネル地点またはその周辺で前記上側要素と係合することによって、前記一体化アセンブリの各溝付き構造物が、前記細長い構造物の1つの前記上側要素の1つと固定され且つ平行であることを特徴とする基礎構造物。
  10. 請求項9に記載の基礎構造物において、前記ソケットが、支持型作業用プラットフォームシステムに固定されるように構成されていることを特徴とする基礎構造物。
  11. 請求項9に記載の基礎構造物において、複数のユニットを具え、各ユニットは、4つのハブと相互接続された4つの細長い構造部材により規定されるものであり、前記細長い構造部材及び前記ハブは、前記細長い構造部材が互いに対して同一平面状にあるように相互接続されていることを特徴とする基礎構造物。
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