JP6572148B2 - メカニカルシール - Google Patents

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本発明は、シールリング、メイティングリング、そしてメイティングリング方向にシールリングを付勢するコンプレッションリングを備えるメカニカルシールに関する。
メカニカルシールは、たとえば、回転するメイティングリングに対し回転不能に保持されたシールリングを付勢手段によってメイティングリング方向に付勢し、メイティングリングとシールリングとの摺接により軸封するものである。特に、高速回転で、高圧の被密封流体漏れを制限するメカニカルシールにおいては、メイティングリングが、高速回転する回転軸に固定されているため、回転軸の振動、被密封流体の圧力、温度等の影響を受け、複雑な挙動を示す。このため、メイティングリングの複雑な挙動に追従して全周に亘ってシール面を形成できるように、シールリングは、コンプレッションリングを介してメイティングリングに対して周方向に均一に付勢される。
シールリングが、コンプレッションリングを介してメイティングリングに対し付勢されるタイプのメカニカルシールとして、たとえば特許文献1に示されるように、カバープレートに回転不能に保持されるシールバックスリーブ(コンプレッションリング)及びシールリングと、スリーブを介して回転軸に支持されるメイティングリングと、カバープレートとシールバックスリーブの間に介装される複数のバネと、を備え、シールリングの摺動面とメイティングリングの摺動面とが互いに摺動してシール面を形成し被密封流体漏れを制限するものがある。ここで、シールリングは、メイティングリングに対して周方向に均一に付勢されるようにシールバックスリーブを介して付勢されるとともに、シールバックスリーブは、シールリングの若干の動きを許容するように軸方向の異なる位置で2個のOリングによって弾性支持される構造となっている。
特開2006−266285号公報(第2ページ、図1)
しかしながら、特許文献1にあっては、シールリングは、シールバックスリーブ(コンプレッションリング)から当接面を介して軸方向に付勢されるとともに、軸方向の異なる箇所で、大径部と小径部とに形成される2箇所の嵌合部で嵌合、支持されている。このため、高速回転で、高圧の被密封流体漏れを制限するメカニカルシールにおいては、メイティングリングに傾動力が発生した際、この傾動力を受けたシールリングは、2箇所の嵌合部及び当接面によってその動きが制限され、メイティングリングの傾動に十分に追随できず、シールリングとメイティングリング間の流体漏れを制限できないといった虞があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、シールリングを可能な限りメイティングリングの傾動に追随させ、シールリングとメイティングリング間の流体漏れを防止できるメカニカルシールを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のメカニカルシールは、
コンプレッションリング、シールリング、前記シールリングと環状シール部を形成するメイティングリング、及び前記シールリングに対し前記コンプレッションリングを付勢する付勢手段を備えるメカニカルシールであって、
前記コンプレッションリングと前記シールリングとの当接部が、前記シールリングと前記メイティングリングとの実質的な接触部である前記環状シール部の内径側に位置するとともに、
前記コンプレッションリングと前記シールリングとの前記当接部の外径側には、前記コンプレッションリングと前記シールリングとの間に環状空隙部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、コンプレッションリングとシールリングとの実質的な当接部が、シールリングとメイティングリングとの実質的な接触部より内径側に位置するため、メイティングリングに傾動力が発生した際、この傾動力を受けたシールリングがコンプレッションリングとシールリングとの実質的な当接部を支点にして傾くこととなり、シールリングがメイティングリングの傾動に追随することとなり、シールリングとメイティングリング間の流体漏れを防止できる。またシールリングとコンプレッションリングとの間に形成された環状の空隙部は、実質的にシールリングとコンプレッションリングとの相対傾動による逃げ領域を提供することになる。
本発明のメカニカルシールは、
前記当接部は、前記シールリングと前記メイティングリングとの実質的な接触部である前記環状シール部の内周部より内径側に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、傾動力がシールリングの環状シール部のどの位置に作用しても、シールリングは、環状シール部の内周部より内径側で当接部によって支持されるので、確実に傾動モーメントを発生させて、メイティングリングの動きに追随することができる。
本発明のメカニカルシールは、
前記当接部は、前記コンプレッションリングに形成された環状突部であることを特徴としている。
この特徴によれば、環状突部によって当接部の外径側に空隙を形成して、実質的にシールリングとコンプレッションリングとの相対傾動による逃げ領域を提供することができる。
本発明のメカニカルシールは、
前記当接部の内径側、かつ前記コンプレッションリングと前記シールリングとの間に環状の内側空隙部を有することを特徴としている。
この特徴によれば、コンプレッションリングとシールリングとの接触部を小さくして、シールリングがコンプレッションリングに対して容易に初動することができる。
本発明のメカニカルシールは、
前記コンプレッションリングと前記シールリングは、前記環状空隙部の外径側で互いに遊嵌する嵌合部を有することを特徴としている。
この特徴によれば、遊嵌する嵌合部により、シールリングは傾き代を確保できるとともに、コンプレッションリングとシールリングの径方向のガタツキを防止できる。
本発明に係るメカニカルシールの側断面図である。 本発明に係るメイティングリングとコンプレッションリングの接触状態を示す図である。 メイティングリングとコンプレッションリングの比較例を示す図である。 本発明に係るメイティングリングとコンプレッションリングの変形例を示す図である。 本発明に係るメイティングリングとコンプレッションリングの別の変形例を示す図である。
本発明に係るメカニカルシールを実施するための形態を実施例に基づいて、図1から図5を参照して、以下説明する。なお、図1から図5において、メイティングリング側を左側、付勢手段側を右側として説明する。
図1に示されるように、メカニカルシール10は、ハウジング30に固定された収容ケース11と、該収容ケース11に対し回転不能に取付けられたコンプレッションリング14及びシールリング16と、スリーブ21及びリテーナ20を介して回転軸22に回転支持されるメイティングリング17と、シールリング16をメイティングリング17に対し、コンプレッションリング14を介して付勢する付勢手段12と、を主に備える。シールリング16とメイティングリング17とから構成される実質的な接触部である環状シール部18による密封により、機内の被密封領域Sと機外の大気領域Aとの間を密封している。ここで、実質的な接触部である環状シール部18は、メイティングリング17の摺動部17aとシールリングの摺動部16aとが互いに接触する部分、具体的には各端面を意味する。
ここで、シールリング16、メイティングリング17は、SiC(炭化珪素)等のセラミックス、カーボン、超硬合金等から形成されており、密封用の摺動部材として一般的に要求される機械的強度、自己潤滑性、耐摩耗性を有するものであればよい。また、収容ケース11、コンプレッションリング14、スリーブ21、リテーナ20、回転軸22は、メカニカルシールに要求される圧力、温度、腐食環境に耐える材料であればよく、製造の容易性の観点から、金属、例えば、鉄、鋼、鋳鋼、鋳鉄、ステンレス鋼等を使用することができる。以下、メイティングリング17、シールリング16、コンプレッションリング14、付勢手段12について説明する。
メイティングリング17は、その外周部をリテーナ20に嵌合、保持されるとともに、リテーナ20に取付けられたドライブピン24aによって、リテーナ20に対し径方向、周方向に移動不能に取付けられている。また、リテーナ20は、スリーブ21に嵌合、保持されるとともに、リテーナ20に取付けられたドライブピン24bによって、スリーブ21に対し径方向、周方向に移動不能に取付けられている。さらに、スリーブ21は、回転軸22に固定的に取付けられており、スリーブ21、リテーナ20及びメイティングリング17は、回転軸22とともに一体に回転する構成となっている。なお、メイティングリング17がリテーナ20と対向する反対側の端面が、メイティングリング17の摺動部17aとなっている。
シールリング16、コンプレッションリング14及び付勢手段12は、回転軸22と所定の隙間を有し、流体機器のハウジングに固定される収容ケース11に収容され、収容ケース11に対し回転不能に取付けられている。
図1、図2に示されるように、シールリング16は、断面略逆T字形の環状部材で、メイティングリング17側に突出する左側突出部16bの端面に環状かつ突状に摺動部16aが形成され、該摺動部16aがメイティングリング17の摺動部17aと互いに接触し環状シール部18を形成している。また、付勢手段12側に突出する右側突出部16cの突出部外周面16dにはOリング15aが配設される(図1のB部参照)。また、シールリング16は、収容ケース11の回り止め部11aによって収容ケース11に対し周方向の動きを規制され、付勢手段12側に突出する右側突出部16cをOリング15aに支持されることによって径方向、軸方向に移動可能に取付けられている。
図1及び図2に示されるように、コンプレッションリング14は、断面略T字形の環状部材で、メイティングリング17側に突出する左側突出部14aの突出部内周面14dが、シールリング16の突出部外周面16dと対向する状態で配設され、シールリング16の突出部外周面16dとコンプレッションリング14の突出部内周面14dとによって囲まれる空間部にOリング15aが配設され、シールリング16とコンプレッションリング14との間が密封される。さらに、付勢手段12側に突出する右側突出部14bの突出部内周面14cは、後述する保持ケース13の突出部13bの外周面13cと対向した状態で配設され、右側突出部14bの突出部内周面14cと突出部13bの外周面13cとによって囲まれる空間部にOリング15bが配設される。このように、コンプレッションリング14は、その左側突出部14aの突出部内周面14dと右側突出部14bの突出部内周面14cとがOリング15a、15bによって径方向、周方向、軸方向に移動可能に支持されるので、後述する付勢手段12からの付勢力をシールリング16の周方向に均等に伝えることができる。
図1及び図2に示されるように、付勢手段12は、保持ケース13と、該保持ケース13に収容される弾性部材からなる複数のコイルバネ23とから主に構成される。保持ケース13は、収容ケース11に対し移動不能に固定され、複数のコイルバネ23は、保持ケース13の周方向に略等間隔に形成された収容部13aに収容され、該複数のコイルバネ23によって、コンプレッションリング14は周方向に均等に押圧される。
つぎに、シールリング16とコンプレッションリング14との当接部19について説明する。当接部19は、シールリング16の右側突出部16cの端面16eとコンプレッションリング14の環状突部14eとが当接して構成される。Oリング15a、15bによって径方向、周方向、軸方向に移動可能に支持されるコンプレッションリング14は、当接部19を介して付勢手段12からの付勢力をシールリング16の周方向に均等に伝え、シールリング16の摺動部16aとメイティングリング17の摺動部17aとは、全周に亘って摺動することによって、実質的な接触部である環状シール部18が形成される。
図2に示されるように、シールリング16の摺動部16aは、外径寸法d1、内径寸法d2を有している。また、コンプレッションリング14の環状突部14eは、外径寸法d3を有している。以下説明するように、シールリング16のメイティングリング17に対する追随性を高めるために、少なくともよりも摺動部16aの外径寸法d1は環状突部14eの外径寸法d3より大きく(d1>d3)する必要がある。さらに、シールリング16のメイティングリング17に対する追随性を高めるために、摺動部16aの内径寸法d2は環状突部14eの外径寸法d3より大きく(d2>d3)することが好ましい。また、環状突部14eを設けることによって、その外径側で、コンプレッションリング14とシールリング16との間に環状空隙部14fが形成される。
以上のように構成されたメカニカルシール10の作用効果について説明する。
メイティングリング17は、回転軸22に略直交して取付けられている。一方、収容ケース11に対し回転不能に取付けられたシールリング16は、Oリング15a、15b及びコイルバネ23によって支持されたコンプレッションリング14を介して弾性支持されている。したがって、運転中にメイティングリング17の摺動部17aに多少の傾きが発生しても、弾性支持されたシールリング16はメイティングリング17の動きに追随して、全周に亘ってほぼ均等に摺動して環状シール部18を形成できるようになっている。
しかし、高速回転で、高圧水を吐出するポンプのような場合には、回転軸22の振動、ポンプインペラの周方向に圧力分布の変化等により、回転軸22の傾き大きくなる場合がある。このように回転軸22の傾き大きくなる場合であっても、図2に示されるように、コンプレッションリング14とシールリング16と当接部19の外径寸法d3は、シールリング16とメイティングリング17との環状シール部18の外径寸法d1(図1のB参照)より内径側に位置するので(d1>d3)、メイティングリング17に傾動力Fが発生した際、この傾動力Fを受けたシールリング16には、コンプレッションリング14との当接部19の外径端部14jを支点として傾動モーメントM=F(d1−d3)/2が発生し、図2の点線で示すように容易に傾動して、メイティングリング17の動きに追随できる。その結果、シールリング16とメイティングリング17は全周に亘ってほぼ均等に摺動するのでシールを維持できる。特に、シールリング16の摺動部16aの内径寸法d2をコンプレッションリング14の環状突部14e外径寸法より大きく(内径寸法d2>外径寸法d3)とすることにより、メイティングリング17からの傾動力Fがシールリング16の環状シール部18(図1参照)の内径位置に作用しても、確実に傾動モーメントM=F(d2−d3)/2を発生させることができる。
仮に、図3に示されるように、コンプレッションリング54とシールリング56との当接部59の外径寸法d5が、シールリング56の摺動部56aの外径寸法d4とほぼ同径に構成される場合には、シールリング56に発生するモーメントはM2=F(d4−d5)/2≒0となり、シールリング56には傾動モーメントMがほとんど発生せず、コンプレッションリングを弾性支持するOリング55a、55b、及びコイルバネ23の弾性変形のみによる自動調芯性しか示さない。
このように本発明のメカニカルシール10は、Oリング15a、15b及びコイルバネ23の弾性変形による追随性に加え、コンプレッションリング14とシールリング16との当接部19の外径部が、シールリング16とメイティングリング17との実質的な接触部である環状シール部18の外径部より内径側に形成されるので、シールリング16はコンプレッションリング14との当接部19を支点として傾動モーメントM=F(d1−d3)/2が有効に発生してメイティングリング17の動きに容易に追随できるようになる。また、コンプレッションリング14とシールリング16との当接部19の外径側で、コンプレッションリング14とシールリング16との間に形成される環状空隙部14fが、シールリング16がコンプレッションリング14に対して相対傾動したときに、シールリング16の外径角部16hの逃げ領域となり、シールリング16の外径部角部がコンプレッションリング14と接触することを防ぐことができるので、シールリング16とコンプレッションリング14との相対傾動が妨げられることがなくなる(図2のC部参照)。さらに、コンプレッションリング14に環状突部14eを形成することにより、シールリング16の傾動の支点となる当接部19の外径端部14jからシールリング16の重心までの距離を小さくできるので、外径端部14j周りのシールリング16の慣性モーメントを小さくできるので、シールリング16は傾き易くなる。
また、図2に示されるように、コンプレッションリング14とシールリング16との当接部19の内周側にも内側空隙部14gが形成されている。コンプレッションリング14を支持するOリング15a、15bが圧縮されながら、シールリング16がコンプレッションリング14に対して相対傾動する場合であっても、当接部19の内側空隙部14gが、シールリング16の内径部の逃げ領域となり、シールリング16の内径部がコンプレッションリング14と接触することを防ぐことができる。
さらに、図2に示されるように、コンプレッションリング14は、環状空隙部14fの外径端部から軸方向に延設される円筒状の延設部14hを有し、該延設部14hよりも小径に形成された突出部外周面16dがクリアランスを持って互いに遊嵌する嵌合部を形成する。この嵌合部を有することで、コンプレッションリング14とシールリング16とは、互いに傾動できるように傾動代を確保できるとともに、径方向のガタツキを防止することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
前記実施例では、コンプレッションリング14の環状突部14eがシールリング16の右側突出部16cの端面16eと当接する面は、平坦面に形成されているが、図4に示されるように、環状突部24eの当接面を曲面に形成してもよい。シールリング26の端面26eと当接する環状突部24eの当接面を曲面に形成することにより、シールリング26は、メイティングリング17に対する自動調芯性を高めることができ、シールリング26は、メイティングリング17の傾動に対する追随性が向上する。
また、前記実施例では、メイティングリング17を回転側、シールリング16とコンプレッションリング14を固定側としているが、メイティングリングを固定側、シールリングとコンプレッションリングを回転側としてもよい。
さらに、前記実施例では、コンプレッションリング14に環状突部14eを形成しているが、図5(a)に示されるように、シールリング36に環状突部36eを形成し、コンプレッションリング34の端面34eを平坦面としてもよいし、図5(b)に示されるように、コンプレッションリング44とシールリング46とにそれぞれ環状突部44e、46eを形成してもよい。
10 メカニカルシール
12 付勢手段
14 コンプレッションリング
14e 環状突部
14f 環状空隙部
14g 内側空隙部
16 シールリング
17 メイティングリング
18 環状シール部
19 当接部
22 回転軸

Claims (4)

  1. コンプレッションリング、シールリング、前記シールリングと環状シール部を形成するメイティングリング、及び前記シールリングに対し前記コンプレッションリングを付勢する付勢手段を備えるメカニカルシールであって、
    前記コンプレッションリングと前記シールリングとの当接部が、前記シールリングと前記メイティングリングとの実質的な接触部である前記環状シール部の内径側に位置するとともに、
    前記コンプレッションリングと前記シールリングとの前記当接部の外径側には、前記コンプレッションリングと前記シールリングとの間に環状空隙部が形成されており、前記当接部は、前記コンプレッションリングに形成された環状突部であることを特徴とするメカニカルシール。
  2. 前記当接部は、前記シールリングと前記メイティングリングとの実質的な接触部である前記環状シール部の内周部より内径側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のメカニカルシール。
  3. 前記当接部の内径側、かつ前記コンプレッションリングと前記シールリングとの間に環状の内側空隙部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のメカニカルシール。
  4. 前記コンプレッションリングと前記シールリングは、前記環状空隙部の外径側で互いに遊嵌する嵌合部を有することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のメカニカルシール。
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