JP6571904B1 - 車載装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
車載装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6571904B1 JP6571904B1 JP2019523880A JP2019523880A JP6571904B1 JP 6571904 B1 JP6571904 B1 JP 6571904B1 JP 2019523880 A JP2019523880 A JP 2019523880A JP 2019523880 A JP2019523880 A JP 2019523880A JP 6571904 B1 JP6571904 B1 JP 6571904B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- risk map
- vehicle
- candidate
- candidates
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000010365 information processing Effects 0.000 title claims description 8
- 238000003672 processing method Methods 0.000 title claims description 4
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims abstract description 36
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 44
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 18
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 17
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims description 5
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 15
- 230000006870 function Effects 0.000 description 13
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08G—TRAFFIC CONTROL SYSTEMS
- G08G1/00—Traffic control systems for road vehicles
- G08G1/16—Anti-collision systems
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
Description
例えば、図6に示すように、車両100は、後方車両300からの追突を回避することができない。また、図7に示すように、車両100は、対向車両400の車線逸脱による衝突を回避することができない。さらに、非特許文献1の技術では、加速による回避について定義されていないため、加速で回避が可能な場合であっても、図8に示す車両100は、トンネル等における落下物500との衝突を回避することができない。
非特許文献2では、ある一定時間後の予測マップを用いる方法が開示されている。そして、非特許文献2の技術では、現在速度を維持する場合と停止する場合のリスク差によって速度が決定される。しかし、非特許文献2の方法では、t秒後に速度0となることが要求されている。つまり、非特許文献2の方法では、実際の車両で不可能な挙動が要求されている。また、非特許文献2では、加速について開示されていないため、加速による回避を行うことができない。
車両に搭載された車載装置であって、
未来の時刻での前記車両の周辺のリスクマップを予測リスクマップとして生成する予測リスクマップ生成部と、
前記未来の時刻での前記車両の操舵角度の複数の候補と前記車両の速度値の複数の候補とを生成する候補生成部と、
前記操舵角度の複数の候補と前記速度値の複数の候補との組合せごとに、前記予測リスクマップでの前記車両の位置を候補位置として算出する候補位置算出部と、
前記車両の複数の候補位置を解析し、解析結果に基づき、前記操舵角度の複数の候補と前記速度値の複数の候補との複数の組合せの中から、いずれかの組合せを選択する組合せ選択部とを有する。
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係る障害物自動回避装置10のハードウェア構成例を示す。
障害物自動回避装置10は、図1に示すように車両1に搭載されている。車両1は例えば自動運転車両である。障害物自動回避装置10は、車載装置に相当する。また、障害物自動回避装置10で行われる動作は、情報処理方法に相当する。
障害物自動回避装置10は、ハードウェアとして、プロセッサ11、メモリ12、センサインターフェース13、ECUインターフェース14を備える。
プロセッサ11は、障害物自動回避装置10の機能を実現するプログラムを実行する。
メモリ12は、障害物自動回避装置10の機能を実現するプログラムを記憶する。また、メモリ12は、プロセッサ11がプログラムを実行して得られた情報を記憶する。更に、メモリ12は、プロセッサ11が用いる情報を記憶する。
センサインターフェース13は、車両1に搭載されているセンサであるカメラ15、レーダー16及びLiDar(Light Detection and Ranging)17に接続されている。センサインターフェース13は、これらセンサから情報を取得する。なお、車両1に搭載されるセンサはこれらに限らない。例えば、車両1にソナーが搭載されていてもよい。また、各センサは複数搭載されていてもよい。例えば、車両1の前方のカメラ15と後方のカメラ15のように複数のカメラ15が搭載されていてもよい。
ECUインターフェース14は、車両制御ECU(Engine Control Unit)30に接続されている。車両制御ECU30は、車両制御装置の例である。
障害物自動回避装置10は、周辺物体認識部21、現リスクマップ生成部22、過去リスクマップ蓄積部23、移動予測部24、予測リスクマップ生成部25、候補生成部26、候補位置算出部27、経路決定部28及び操舵速度コスト算出部29を備える。
周辺物体認識部21、現リスクマップ生成部22、過去リスクマップ蓄積部23、移動予測部24、予測リスクマップ生成部25、候補生成部26、候補位置算出部27、経路決定部28及び操舵速度コスト算出部29の各々の詳細は後述する。
周辺物体認識部21、現リスクマップ生成部22、移動予測部24、予測リスクマップ生成部25、候補生成部26、候補位置算出部27、経路決定部28及び操舵速度コスト算出部29を実現するプログラムは、情報処理プログラムに相当する。
図2では、プロセッサ11が周辺物体認識部21、現リスクマップ生成部22、移動予測部24、予測リスクマップ生成部25、候補生成部26、候補位置算出部27、経路決定部28及び操舵速度コスト算出部29の機能を実現するプログラムを実行している状態を模式的に表している。
なお、経路決定部28は、組合せ選択部に相当する。
過去リスクマップ蓄積部23は、メモリ12により実現される。
図3は、本実施の形態に係る障害物自動回避装置10の動作例を示す。
例えば、周辺物体認識部21は、カメラ15からの情報に基づき、物体の種類Kiを決定する。また、周辺物体認識部21は、レーダー16及びLiDAR17からの情報に基づき、物体の位置Xi(t)を決定する。
物体の種類Kiは、歩行者、車両、自転車等の物体の属性である。また、物体の種類Kiは、物体の予測質量、車両1から計測される物体の面積等であってもよい。物体の位置Xi(t)における「t」は、現時刻を表す。以下、他の値における「t」も現時刻を表す。
現リスクマップR(t)は、現時刻tにおける二次元座標xごとのリスクU(x)を規定の二次元範囲に渡って算出することで得られる。二次元座標xでのリスクU(x)は、例えば以下の式(1)で示される障害物位置Xi(t)を中心とした正規分布を用いて生成することができる。
x1はリスクマップの縦方向(車道における進行方向)の座標である。Yrcは車線中心である。σrは予め設定される値で、車線中心から離れた場合のリスク値を示す定数である。
図12に、現リスクマップR(t)の生成の概要を示す。図12の(a)は、センサから得られた情報を示す。図12の(b)は、生成された現リスクマップR(t)の例を示す。図12の(a)に示すように、車両1の周囲の障害物として、前方車両200が障害物X0(t)として認識されている。また、後方車両300が障害物X2(t)として認識されている。また、対向車両400が障害物X1(t)として認識されている。この場合に、図12の(b)に示すように、現リスクマップR(t)では、前方車両200が画像2000として表現される。また、後方車両300が画像3000として表現される。また、対向車両400が画像4000として表現される。
例えば、u=0.1秒、n=30とすると、0.1秒後から3.0秒後までの各物体の予測位置Xi(t+u)、Xi(t+2u)、Xi(t+3u)...Xi(t+nu)が生成される。なお、時刻t+uを未来の時刻、未来の時刻t+uに後続するt+2uからt+nuを後続時刻ともいう。なお、以下では、未来の時刻t+u及び後続時刻t+2uからt+nuを総称して将来時刻という。
ここでiは各物体の識別番号を示している。例えば車両1の周囲に3つの物体が存在する場合、X0(t+u)〜X0(t+nu)、X1(t+u)〜X1(t+nu)、X2(t+u)〜X2(t+nu)のそれぞれの物体に対する予測位置が生成される。
予測位置の生成手順は、例えば、以下の通りである。
例えば、過去の時刻t−nu〜t−uにおける各物体の位置Xi(t−nu)〜Xi(t−u)をメモリ12に記憶しておく。そして、移動予測部24が、過去の位置Xi(t−nu)〜Xi(t−u)と、周辺物体認識部21が今回計測した当該物体の位置Xi(t)に基づき、カルマンフィルタ等を用いて生成する。
予測リスクマップ生成部25は、例えば(1)過去リスクマップR(t−nu)〜R(t)を画像とみなし、各画素の移動予測を用いる方法で予測リスクマップを生成することができる。また、予測リスクマップ生成部25は、例えば、(2)物体の現在の位置Xi(t)、予測位置Xi(t+u)〜Xi(t+nu)を元に未来のリスクマップを生成してもよい。また、予測リスクマップ生成部25は、例えば、(3)上記の(1)及び(2)の方法で得られたリスクマップを重ね合わせて予測リスクマップを生成してもよい。
上記(1)の方法として、予測リスクマップ生成部25は、例えば動画像圧縮処理で用いられる動きベクトル抽出と予測画像生成処理を用いて、図13のように予測リスクマップを生成することができる。図13の(a)、図13の(b)及び図13の(c)において、画像2000、画像3000及び画像4000は図12に示すものと同じである。
また、上記(2)の方法として、予測リスクマップ生成部25は、例えば物体の現在の位置Xi(t)、予測位置Xi(t+u)〜Xi(t+nu)と物体の種類Kiに対して式(1)を修正した式(2)を用いて、予測リスクマップを生成することができる。
図14は、(2)の方法による予測リスクマップの生成の概要を示す。図14の(a)は、カルマンフィルタによる移動予測を示す。図14の(b)は、予測位置Xi(t+u)を元に生成されたリスクマップR(t+u)を示す。なお、図14の(a)及び図14の(b)において、図12の(a)及び図12の(b)と同じものには同じ符号が用いられている。
また、上記の(3)の方法として、予測リスクマップ生成部25は、例えば(1)の方法で生成したリスクマップと(2)の方法で生成したリスクマップとを重ね合わせて予測リスクマップを生成することができる。予測リスクマップ生成部25は、リスクマップを重ね合わせる際に、(1)の方法で生成した予測リスクマップと(2)の方法で生成した予測リスクマップとをそのまま加算してもよい。また、予測リスクマップ生成部25は、(1)の方法で生成した予測リスクマップと(2)の方法で生成した予測リスクマップのそれぞれに重みを付して(1)の方法で生成した予測リスクマップと(2)の方法で生成した予測リスクマップを加算してもよい。また、予測リスクマップ生成部25は、例えば、予測リスクマップの生成時の計算精度、優先度等に応じて重み付けを変更してもよい。
ステップS305は、予測リスクマップ生成処理に相当する。
候補生成部26は、例えば急な操舵及び急な加減速が発生しないように、以下の式を用いて、速度候補及び操舵候補を生成することができる。
ステップS306は、候補生成処理に相当する。
このように、候補生成部26は、将来時刻t+u〜t+nuにおける車両1の操舵角度の推移の複数の候補ri(t+u)〜ri(t+nu)と車両1の速度値の推移の複数の候補vi(t+u)〜vi(t+nu)とを生成する。
例えば、操舵速度コスト算出部29は、以下の式(5)及び式(6)で表される、急な操舵や加減速を行わないような操舵量や加減速量の2乗に比例するコストを算出することができる。
ここでiは生成する候補の数を表しており、操舵及び加減速候補の添字iと対応している。すなわち、速度値の候補v0(t+u)〜v0(t+nu)、操舵角度の候補r0(t+u)〜r0(t+nu)から候補位置S0(t+u)〜S0(t+nu)が算出される。
このように、候補位置算出部27は、速度値の複数の候補vi(t+u)と操舵角度の複数の候補ri(t+u)とを組合せ、組合せごとに、リスクマップR(t+u)での車両1の位置を候補位置として算出する。
また、候補位置算出部27は、速度値の複数の候補vi(t+2u)と操舵角度の複数の候補ri(t+2u)とを組合せ、組合せごとに、リスクマップR(t+2u)での車両1の位置を候補位置として算出する。
操舵速度コスト算出部29は、時刻(t+3u)以降も同様に、速度値の複数の候補vi(t+nu)と操舵角度の複数の候補ri(t+nu)とを組合せ、組合せごとに、リスクマップR(t+nu)での車両1の位置を候補位置として算出する。
ステップS307は、候補位置算出処理に相当する。
経路決定部28は、例えば、以下の方法により、速度v(t+u)及び操舵角r(t+u)を決定することができる。
式(8)は、候補位置S0(t+u)〜S0(t+nu)...Si(t+u)〜Si(t+nu)のうち、コスト関数Gを最小にする候補位置{Sa(t+u),Sa(t+2u),,,Sa(t+nu)}が選ばれることを示している。
次に、経路決定部28は、式(8)によって決定した候補位置Sa(t+u)と対応する速度va(t+u)及び操舵角ra(t+u)を選択する。そして、経路決定部28は、選択した速度va(t+u)及び操舵角ra(t+u)を、車両1の進行経路として車両制御ECU30に出力する。ここで、添字aは式(8)によって選ばれた候補を示しており、0≦a≦iである。
なお、ステップS308は、組合せ選択処理に相当する。
図15は、現リスクマップR(t)の例を示す。
図16の(a)は、予測リスクマップR(t+u)を示す。図16の(b)は、予測リスクマップR(t+2u)を示す。図16の(c)は、予測リスクマップR(t+3u)を示す。
なお、図15、図16の(a)、図16の(b)及び図16の(c)において、図12の(b)と同じものには同じ符号が用いられている。また、画像1000は車両1の候補位置を示す。
図16の例では、候補位置S0〜S3のうち、リスクマップR(t+u)〜R(t+3u)におけるポテンシャル値の総和が最も低い候補位置Sa(t+u)に対応する速度va(t+u)及び操舵角ra(t+u)が選択される。図16の例では候補S1が障害物と衝突しない候補のため、リスクマップR(t+u)〜R(t+3u)でのポテンシャル値の総和が最も低く、候補位置Sa(t+u)としてS1が選択される。
また、ステップS310において、過去リスクマップ蓄積部23は、過去リスクマップR(t−u)〜R(t−(n−1)u)を過去リスクマップR(t−2u)〜R(t−nu)として保存する。
本実施の形態では、図16に示すように、予測リスクマップと、車両1の将来の挙動の候補、即ち操舵角度の候補と速度の候補とに基づき、他の車両との衝突を回避できる操舵角度の候補と速度の候補との組合せを選択することができる。このため、本実施の形態によれば、他の車両との衝突を回避することができる。
例えば、図6、図7及び図8のような、後方車両300の追突、対向車両400の車線逸脱による衝突、落下物500との衝突という事象においても、減速及び操舵に加え、図9、図10及び図11に示されるように、加速という選択をとることができる。このため、追突及び衝突を回避することができる。つまり、図9では、車両1は、加速することによって、後方車両300との衝突を回避することができる。また、図10では、車両1は、加速及び操舵により、車線を逸脱した対向車両400との衝突を回避することができる。また、図11では、車両1は、加速により、落下物500との衝突を回避することができる。
実施の形態1では、周辺物体認識部21が物体の位置Xi(t)を決定し、決定した位置Xi(t)を現リスクマップ生成部22及び移動予測部24に出力している。これに代えて、周辺物体認識部21が物体の速度も計測して、現リスクマップ生成部22及び移動予測部24に物体の速度を出力してもよい。
この場合、現リスクマップ生成部22は、時刻tにおける物体の位置に加えて物体の速度も用いてリスクマップを生成する。
また、移動予測部24は、物体の過去の位置と現在の位置に加えて、当該物体の速度に基づき、当該物体の位置を予測する。
このように、物体の位置情報に加えて速度情報も用いることで、現在のリスクマップ及び当該物体の予測位置の精度を高めることができる。このため、経路決定部28が、精度の高い予測リスクマップを用いて衝突リスクの低い操作(減速又は加速)を選択することができる。
最後に、障害物自動回避装置10のハードウェア構成の補足説明を行う。
図1に示すプロセッサ11は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。
プロセッサ11は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等である。
図1に示すメモリ12は、RAM(Random Access Memory)である。
また、障害物自動回避装置10に、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置が搭載されていてもよい。
そして、OSの少なくとも一部がプロセッサ11により実行される。
プロセッサ11はOSの少なくとも一部を実行しながら、周辺物体認識部21、現リスクマップ生成部22、移動予測部24、予測リスクマップ生成部25、候補生成部26、候補位置算出部27、経路決定部28及び操舵速度コスト算出部29の機能を実現するプログラムを実行する。
プロセッサ11がOSを実行することで、タスク管理、メモリ管理、ファイル管理、通信制御等が行われる。
また、周辺物体認識部21、現リスクマップ生成部22、移動予測部24、予測リスクマップ生成部25、候補生成部26、候補位置算出部27、経路決定部28及び操舵速度コスト算出部29の処理の結果を示す情報、データ、信号値及び変数値の少なくともいずれかが、メモリ12、プロセッサ11内のレジスタ及びキャッシュメモリの少なくともいずれかに記憶される。
また、周辺物体認識部21、現リスクマップ生成部22、移動予測部24、予測リスクマップ生成部25、候補生成部26、候補位置算出部27、経路決定部28及び操舵速度コスト算出部29の機能を実現するプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD等の可搬記録媒体に格納されていてもよい。
また、障害物自動回避装置10は、処理回路により実現されてもよい。処理回路は、例えば、ロジックIC(Integrated Circuit)、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)である。
なお、本明細書では、プロセッサ11と、メモリ12と、プロセッサ11とメモリ12の組合せと、処理回路との上位概念を、「プロセッシングサーキットリー」という。
つまり、プロセッサ11と、メモリ12と、プロセッサ11とメモリ12の組合せと、処理回路とは、それぞれ「プロセッシングサーキットリー」の具体例である。
Claims (9)
- 車両に搭載された車載装置であって、
現時刻での前記車両の周辺のリスクマップを現リスクマップとして生成する現リスクマップ生成部と、
過去に生成された現リスクマップを過去リスクマップとして蓄積する過去リスクマップ蓄積部と、
前記車両の周辺の物体の現在の位置を特定する周辺物体認識部と、
未来の時刻及び前記未来の時刻に後続する後続時刻の各々における、前記車両の周辺の物体の位置を予測する移動予測部と、
前記現リスクマップと前記過去リスクマップとを画像とみなし、前記現リスクマップの各画素の移動予測と前記過去リスクマップの各画素の移動予測とに基づき、第1のリスクマップを生成し、前記物体の現在の位置と、前記未来の時刻及び前記後続時刻の各々における前記物体の予測位置とに基づき、第2のリスクマップを生成し、前記第1のリスクマップと前記第2のリスクマップとを重ね合わせて、前記未来の時刻での前記車両の周辺のリスクマップを予測リスクマップとして生成する予測リスクマップ生成部と、
前記未来の時刻での前記車両の操舵角度の複数の候補と前記車両の速度値の複数の候補とを生成する候補生成部と、
前記操舵角度の複数の候補と前記速度値の複数の候補との組合せごとに、前記予測リスクマップでの前記車両の位置を候補位置として算出する候補位置算出部と、
前記車両の複数の候補位置を解析し、解析結果に基づき、前記操舵角度の複数の候補と前記速度値の複数の候補との複数の組合せの中から、いずれかの組合せを選択する組合せ選択部とを有する車載装置。 - 前記組合せ選択部は、
前記予測リスクマップに設定されている、前記車両の複数の候補位置に対応するポテンシャル値を解析し、解析結果に基づき、前記操舵角度の複数の候補と前記速度値の複数の候補との複数の組合せの中から、いずれかの組合せを選択する請求項1に記載の車載装置。 - 前記予測リスクマップ生成部は、
前記後続時刻における予測リスクマップを生成し、
前記候補生成部は、
前記未来の時刻及び前記後続時刻における前記車両の操舵角度の推移の複数の候補と前記車両の速度値の推移の複数の候補とを生成し、
前記候補位置算出部は、
前記操舵角度の推移の候補と前記速度値の推移の候補との組合せごとに、前記未来の時刻及び前記後続時刻の各々について、該当する予測リスクマップでの前記車両の位置を候補位置として算出し、
前記組合せ選択部は、
前記未来の時刻及び前記後続時刻の各々について、該当する予測リスクマップに設定されている、前記車両の複数の候補位置に対応するポテンシャル値を解析し、解析結果に基づき、前記操舵角度の推移の複数の候補と前記速度値の推移の複数の候補との複数の組合せの中から、いずれかの組合せを抽出し、抽出した組合せの前記操舵角度の推移の候補における前記未来の時刻に対応する操舵角の候補と前記速度値の推移の候補における前記未来の時刻に対応する速度値の候補との組合せを選択する請求項2に記載の車載装置。 - 前記組合せ選択部は、
前記未来の時刻及び前記後続時刻の各々における候補位置のポテンシャル値を前記未来の時刻及び前記後続時刻にわたって加算して得られるポテンシャル値の総和が最も低い前記操舵角度の推移の候補と前記速度値の推移の候補との組合せを抽出する請求項3に記載の車載装置。 - 前記組合せ選択部は、
選択した前記操舵角度の候補と前記速度値の候補との組合せを、前記車両の走行経路として、前記車両の走行を制御する車両制御装置に出力する請求項1に記載の車載装置。 - 前記予測リスクマップ生成部は、
前記物体の種類に基づき、前記第1のリスクマップを生成する請求項1に記載の車載装置。 - 前記予測リスクマップ生成部は、
前記物体の速度に基づき、前記予測リスクマップを生成する請求項1に記載の車載装置。 - 車両に搭載されたコンピュータが、現時刻での前記車両の周辺のリスクマップを現リスクマップとして生成する現リスクマップ生成処理と、
前記コンピュータが、過去に生成された現リスクマップを過去リスクマップとして蓄積する過去リスクマップ蓄積処理と、
前記コンピュータが、前記車両の周辺の物体の現在の位置を特定する周辺物体認識処理と、
前記コンピュータが、未来の時刻及び前記未来の時刻に後続する後続時刻の各々における、前記車両の周辺の物体の位置を予測する移動予測処理と、
前記コンピュータが、前記現リスクマップと前記過去リスクマップとを画像とみなし、前記現リスクマップの各画素の移動予測と前記過去リスクマップの各画素の移動予測とに基づき、第1のリスクマップを生成し、前記物体の現在の位置と、前記未来の時刻及び前記後続時刻の各々における前記物体の予測位置とに基づき、第2のリスクマップを生成し、前記第1のリスクマップと前記第2のリスクマップとを重ね合わせて、前記未来の時刻での前記車両の周辺のリスクマップを予測リスクマップとして生成する予測リスクマップ生成処理と、
前記コンピュータが、前記未来の時刻での前記車両の操舵角度の複数の候補と前記車両の速度値の複数の候補とを生成する候補生成処理と、
前記コンピュータが、前記操舵角度の複数の候補と前記速度値の複数の候補との組合せごとに、前記予測リスクマップでの前記車両の位置を候補位置として算出する候補位置算出処理と、
前記コンピュータが、前記車両の複数の候補位置を解析し、解析結果に基づき、前記操舵角度の複数の候補と前記速度値の複数の候補との複数の組合せの中から、いずれかの組合せを選択する組合せ選択処理とを有する情報処理方法。 - 車両に搭載されたコンピュータに、
現時刻での前記車両の周辺のリスクマップを現リスクマップとして生成する現リスクマップ生成処理と、
過去に生成された現リスクマップを過去リスクマップとして蓄積する過去リスクマップ蓄積処理と、
前記車両の周辺の物体の現在の位置を特定する周辺物体認識処理と、
未来の時刻及び前記未来の時刻に後続する後続時刻の各々における、前記車両の周辺の物体の位置を予測する移動予測処理と、
前記現リスクマップと前記過去リスクマップとを画像とみなし、前記現リスクマップの各画素の移動予測と前記過去リスクマップの各画素の移動予測とに基づき、第1のリスクマップを生成し、前記物体の現在の位置と、前記未来の時刻及び前記後続時刻の各々における前記物体の予測位置とに基づき、第2のリスクマップを生成し、前記第1のリスクマップと前記第2のリスクマップとを重ね合わせて、前記未来の時刻での前記車両の周辺のリスクマップを予測リスクマップとして生成する予測リスクマップ生成処理と、
前記未来の時刻での前記車両の操舵角度の複数の候補と前記車両の速度値の複数の候補とを生成する候補生成処理と、
前記操舵角度の複数の候補と前記速度値の複数の候補との組合せごとに、前記予測リスクマップでの前記車両の位置を候補位置として算出する候補位置算出処理と、
前記車両の複数の候補位置を解析し、解析結果に基づき、前記操舵角度の複数の候補と前記速度値の複数の候補との複数の組合せの中から、いずれかの組合せを選択する組合せ選択処理とを実行させる情報処理プログラム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2018/032211 WO2020044512A1 (ja) | 2018-08-30 | 2018-08-30 | 車載装置、情報処理方法及び情報処理プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6571904B1 true JP6571904B1 (ja) | 2019-09-04 |
JPWO2020044512A1 JPWO2020044512A1 (ja) | 2020-09-03 |
Family
ID=67844832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019523880A Active JP6571904B1 (ja) | 2018-08-30 | 2018-08-30 | 車載装置、情報処理方法及び情報処理プログラム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6571904B1 (ja) |
CN (1) | CN112602129B (ja) |
WO (1) | WO2020044512A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021171874A1 (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 制御システム及び制御方法 |
CN114586083A (zh) * | 2019-11-01 | 2022-06-03 | 三菱电机株式会社 | 信息处理装置、信息处理系统、信息处理方法和信息处理程序 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4122787B1 (en) * | 2020-03-19 | 2024-04-24 | NISSAN MOTOR Co., Ltd. | Vehicle travel assistance method and vehicle travel assistance device |
JP7475951B2 (ja) * | 2020-04-28 | 2024-04-30 | 日産自動車株式会社 | 車両の走行支援方法及び走行支援装置 |
JP7259818B2 (ja) * | 2020-09-24 | 2023-04-18 | いすゞ自動車株式会社 | 自動運転装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008158969A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Toyota Motor Corp | 移動体周囲危険度判定方法、装置、およびプログラム |
JP2015228204A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | ホンダ リサーチ インスティテュート ヨーロッパ ゲーエムベーハーHonda Research Institute Europe GmbH | 先進運転者支援システムによりリスクベースの交通シーン分析を行う方法、及び当該分析を行う当該システムを備える乗り物 |
WO2016092591A1 (ja) * | 2014-12-09 | 2016-06-16 | 三菱電機株式会社 | 衝突リスク算出装置、衝突リスク表示装置、車体制御装置 |
WO2016170683A1 (ja) * | 2015-04-24 | 2016-10-27 | 日産自動車株式会社 | 走行制御装置およびデータ構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013004021A (ja) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Toyota Motor Corp | 衝突危険度判定装置 |
JP6795909B2 (ja) * | 2016-05-13 | 2020-12-02 | 本田技研工業株式会社 | 車両制御システム、車両制御方法、および車両制御プログラム |
-
2018
- 2018-08-30 CN CN201880096823.5A patent/CN112602129B/zh active Active
- 2018-08-30 JP JP2019523880A patent/JP6571904B1/ja active Active
- 2018-08-30 WO PCT/JP2018/032211 patent/WO2020044512A1/ja active Application Filing
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008158969A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Toyota Motor Corp | 移動体周囲危険度判定方法、装置、およびプログラム |
JP2015228204A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | ホンダ リサーチ インスティテュート ヨーロッパ ゲーエムベーハーHonda Research Institute Europe GmbH | 先進運転者支援システムによりリスクベースの交通シーン分析を行う方法、及び当該分析を行う当該システムを備える乗り物 |
WO2016092591A1 (ja) * | 2014-12-09 | 2016-06-16 | 三菱電機株式会社 | 衝突リスク算出装置、衝突リスク表示装置、車体制御装置 |
WO2016170683A1 (ja) * | 2015-04-24 | 2016-10-27 | 日産自動車株式会社 | 走行制御装置およびデータ構造 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114586083A (zh) * | 2019-11-01 | 2022-06-03 | 三菱电机株式会社 | 信息处理装置、信息处理系统、信息处理方法和信息处理程序 |
CN114586083B (zh) * | 2019-11-01 | 2024-06-14 | 三菱电机株式会社 | 信息处理装置、信息处理系统、信息处理方法和存储介质 |
US12077189B2 (en) | 2019-11-01 | 2024-09-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Information processing device, information processing system, and information processing method |
WO2021171874A1 (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 制御システム及び制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2020044512A1 (ja) | 2020-03-05 |
CN112602129B (zh) | 2023-02-07 |
CN112602129A (zh) | 2021-04-02 |
JPWO2020044512A1 (ja) | 2020-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6571904B1 (ja) | 車載装置、情報処理方法及び情報処理プログラム | |
JP7239703B2 (ja) | 領域外コンテキストを用いたオブジェクト分類 | |
JP6272566B2 (ja) | 経路予測装置 | |
JP6207723B2 (ja) | 衝突防止装置 | |
JP6917878B2 (ja) | 移動体挙動予測装置 | |
JP6559535B2 (ja) | 障害物マップ生成装置、その方法、及び、そのプログラム | |
JP6800575B2 (ja) | 自己の乗り物のドライバを支援する方法およびシステム | |
US11423663B2 (en) | Object detection device, object detection method, and non-transitory computer readable medium comprising computer program for object detection-use | |
US11204610B2 (en) | Information processing apparatus, vehicle, and information processing method using correlation between attributes | |
CN110576847A (zh) | 基于焦点的对传感器数据的标记 | |
JP2017224168A (ja) | 運転支援装置及び運転支援方法 | |
JP6520740B2 (ja) | 物体検出方法、物体検出装置、およびプログラム | |
JP6038423B1 (ja) | 事故確率計算装置、事故確率計算方法及び事故確率計算プログラム | |
RU2750243C2 (ru) | Способ и система для формирования траектории для беспилотного автомобиля (sdc) | |
JP2018055414A (ja) | 物標レーン関係認識装置 | |
US20210197811A1 (en) | Course prediction device, computer readable medium, and course prediction method | |
JP5482323B2 (ja) | 運転支援装置及びプログラム | |
US11971257B2 (en) | Method and apparatus with localization | |
JP6992936B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム | |
KR20230014008A (ko) | 인공신경망을 이용한 주행 차량의 충돌 가능성 판단 방법 및 장치 | |
JP6594565B1 (ja) | 車載装置、情報処理方法及び情報処理プログラム | |
JP2021060943A (ja) | 占有マップの作成方法、及び、占有マップの作成装置 | |
EP4219259B1 (en) | Method, computer system and non-transitory computer readable medium for target selection in the vicinity of a vehicle | |
US20230267718A1 (en) | Systems and methods for training event prediction models for camera-based warning systems | |
JP2017003561A (ja) | 移動体の位置姿勢推定装置及び移動体の自律走行システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190507 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190507 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20190507 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20190708 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190716 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190808 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6571904 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |