JP6570744B2 - パワーモジュール、及びパワーモジュールを製造する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、包括的には、ヒートシンクと、パワーダイが取り付けられた基板とを備えるパワーモジュールに関する。
ワイドバンドギャップデバイスの市場浸透戦略により、熱抽出がプリント回路基板(PCB:Printed Circuit Board)を通じて実現される低インダクタンス表面実装デバイス(SMD:Surface Mounted Device)パッケージの使用が促進される傾向にある。また、これにより、パワー半導体ダイがPCB内に埋め込まれる新たなパッケージング技術が促進される傾向にもある。これらの2つの動向により、高速スイッチングセルのみならず、低コストの組み立ても可能となっている。
PCBの熱抵抗は、サーマルビア(thermal via)又は厚みのある金属インレー(inlay)を用いて十分に低減することができる。主な障害点は、目下、PCBとヒートシンクとの間の熱インターフェースについてであり、この熱インターフェースは、以下、すなわち、PCBの大きな不規則性を補償するとともに、不均等な圧力印加及び熱機械歪みに起因する屈曲効果を得るための高い適合性、冷却効率を改善する高い熱伝導率、安全上の理由のためのヒートシンクとPCBとの間の電気的絶縁、そして最後に、材料及びプロセスの低コストを要求する。
今日商業的に利用可能な大半の熱インターフェース解決策は、例えばFR4プリプレグ、ポリイミド樹脂のような低適合性及び/又は低熱伝導率、及び/又は、例えば放熱グリース、グラファイトパッドのような非電気的絶縁/低電気的絶縁、及び/又は、例えば絶縁性パッドのような高コストのうちのいずれかを呈する。
1つの理由は、現在の熱インターフェース材料は、表面全体にわたって均一かつ高い熱伝導を有するインターフェースを提供するように設計されていることである。この特徴は、本質的に多機能であり、熱が特定の場所において、より正確にはパワー半導体ダイの下のみにおいて除去されるべきであるPCBの場合にはもはや要求されない。
本発明は、PCB等の基板とヒートシンクとの間の、高度に適合可能であり、高熱伝導性であり、絶縁性でありかつ低コストのインターフェースを提供することを目的とする。
このために、本発明は、ヒートシンクと、パワーダイが取り付けられた基板とを備えるパワーモジュールに関し、このパワーモジュールは、基板とヒートシンクとの間に第1の材料及び第2の材料を更に備え、第1の材料は、第2の材料の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有し、第2の材料は、パワーダイの下に第1のキャビティを有し、第1の材料は、第2の材料の第1のキャビティ内にあることを特徴とする。
したがって、パワーダイは、第1の材料を伴う高伝導性の熱経路を通じて冷却される。
特定の特徴によれば、基板は、パワーダイの下にあるサーマルビアを有する。
したがって、パワーダイは、第1の材料を伴う高伝導性の熱経路を通じて冷却される。
特定の特徴によれば、パワーモジュールは、基板と第2の材料との間に第3の材料を更に備え、第1の材料は、第3の材料の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有し、第3の材料は、サーマルビアの下に第2のキャビティを有し、第1の材料は、第3の材料の第2のキャビティ内にあり、第2のキャビティは、少なくとも第3のキャビティによって少なくとも1つの方向に延長されている。
したがって、基板とヒートシンクとの間の距離は、第3の材料の厚さによって調節される。
加えて、第1の材料は、第2の材料の第1のキャビティ全体に充填される。したがって、サーマルビアとヒートシンクとの間で誘電絶縁及び熱伝導率の双方が保証される。
特定の特徴によれば、第3の材料の第2のキャビティは、4つのキャビティによって4つの方向に延長されている。
したがって、第1の材料の余剰量を製造プロセス中にキャビティの外へ排出することができ、プロセス中又はプロセス後、ガスを流動させることができる。
特定の特徴によれば、基板は、4つの穴を更に有し、各穴は、第2のキャビティを延長する1つのキャビティ上に配置されている。
したがって、製造プロセス中に第2の材料の第1のキャビティ内で空気が遮断されず、誘電絶縁及び熱伝導率の双方が保証される。
特定の特徴によれば、第1の材料は、ゲルであり、第2の材料及び第3の材料は、FR4プリプレグシートである。
したがって、第1の材料は、非常に柔軟であり、適合性が高く、かつ容易に吐出可能であり、第2の材料及び第3の材料は、低コストであり、絶縁性であり、かつ基板とヒートシンクとの間の規定距離を確保する。加えて、第2の材料及び第3の材料は、標準的なPCBプロセスを用いて組み付けることができる。基板がPCBである場合、第2の材料及び第3の材料は、基板と同じプロセスステップにおいて基板に組み付けることができる。
特定の特徴によれば、第2の材料及び第3の材料は、各々100μmの厚さを有する。
したがって、十分な絶縁性は、第2の材料(40V/μmにおいて100μm)、及び第1の材料(16V/μmにおいて200μm)の双方によって提供される。
特定の特徴によれば、基板、第2の材料、第3の材料及びヒートシンクは、ナット及びボルトによってともに固定される。
本発明はまた、ヒートシンクと、パワーダイが取り付けられた基板とを備えるパワーモジュールを製造する方法に関し、パワーモジュールは、基板とヒートシンクとの間に第1の材料及び第2の材料を更に備え、第1の材料は、第2の材料の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有し、第2の材料は、パワーダイの下に第1のキャビティを有し、第1の材料は、第2の材料の第1のキャビティ内にあり、本方法は、
基板又はヒートシンクの下に第2の材料を位置決めするステップであって、第2の材料は、サーマルビアの下に第1のキャビティを有する、ステップと、
第1のキャビティ内に第1の材料を位置決めするステップであって、第1の材料は、第2の材料の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有する、ステップと、
パワーモジュールを形成するために、基板、第1の材料、第2の材料及びヒートシンクを組み立てるステップと
を含むことを特徴とする。
特定の特徴によれば、本方法は、第1の材料の配置に先立って実行される更なるステップ、すなわち、
第2の材料上に第3の材料を位置決めするステップであって、第1の材料は、第3の材料の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有し、第3の材料は、サーマルビアの下に第2のキャビティを有し、第1の材料は、第3の材料の第2のキャビティ内にあり、第2のキャビティは、少なくとも第3のキャビティによって少なくとも1つの方向に延長されており、第1の材料は、第2のキャビティ内に配置される、ステップ
を含む。
したがって、第1の材料は、シンプルで低コストかつ信頼性の高いプロセスを用いて、第1のキャビティ全体に吐出することができる。
本発明の特徴は、一例の実施形態の以下の説明を読むことによってより明らかになるであろう。この説明は、添付図面に関して作成されたものである。
本発明による熱インターフェースアセンブリを用いるパワーモジュールの一つのセクションの第1の例を表す図である。 パワーダイが配置されるパワーモジュールの基板を表す図である。 本発明による熱アセンブリのスペーサーの形状を表す図である。 本発明による絶縁体シートの形状を表す図である。 本発明による熱インターフェースを組み立てるアルゴリズムを表す図である。 本発明による熱インターフェースの組み立ての異なる段階のうちの1つを表す図である。 本発明による熱インターフェースの組み立ての異なる段階のうちの1つを表す図である。 本発明による熱インターフェースの組み立ての異なる段階のうちの1つを表す図である。
図1は、本発明による熱インターフェースアセンブリを用いるパワーモジュールの一つのセクションの第1の例を表す図である。
パワーモジュールは、パワーダイ100が取り付けられる(例えば、はんだ付けされる)基板110を備える。基板110は、2つの層と、熱伝導材料で充填されるとともに、はんだがビアを通って流れないようにキャッピングされたサーマルビア150とから構成される。代替的に、銅インレーを用いることができる。
一変形形態において、パワーダイ100は、サーマルビアの代わりに基板内に埋め込むことができる。
また、基板110は、マルチレイヤーPCBとすることもでき、内部銅プレーンを用いて、ヒートシンク125に向けて熱を拡散することができる。基板は、気体循環及びゲル乾燥/硬化を可能にするいくつかの穴又は充填されていないビア140a及び140bを有することができる。
パワーダイ100は、DPak又はD2Pak等のSMDパッケージにおける、MOSFET若しくはIGBT又はダイオードである。代替的に、パワーダイは、PCB内に埋め込まれる。
図1は、単一のパワーダイを示しているが、本発明は、複数のパワーダイが基板110上にはんだ付けされる場合にも適用可能である。
本発明によれば、基板110とヒートシンク125との間に、少なくとも2つの材料タイプが配置される。第1の材料160は、適合性が高く、数十μmの厚さ変動を許容することができ、熱伝導性が高く、例えば、1W/(m.K)を超えており、かつ、電気的に絶縁性であり、例えば、10kV/mmを超えている。第2の材料120は、電気的に絶縁性であり、例えば、10kV/mmを超えており、低コストで、かつ、その熱伝導率は、第1の材料の熱伝導率よりも低く、例えば、0.5W/(m.K)未満である。
第1の材料160は、通常、電気絶縁及び熱伝導率の双方が要求されるパワーダイ100の下で用いられ、第2の材料120は、通常、電気絶縁のみが要求される場所において用いられる。
例えば、第1の材料160は、熱伝導性液体ギャップ充填材料、いわゆるゲルであり、硬化性又は非硬化性であり、第2の材料120は、100μmの厚さを有するFR4プリプレグシート、いわゆる絶縁体である。第3の材料115は、第2の材料120と基板110との間に配置される。
例えば、第3の材料は、100μmの厚さを有するFR4プリプレグシート、いわゆるスペーサーである。
第3の材料のシート及び第2の材料のシートは、基板110とヒートシンク125との間の表面積の大半を占める。
パワー半導体ダイ100の下に、熱伝導性ゲル160が用いられて、高効率の熱経路が提供される。
基板110、第2の材料及び第3の材料並びにヒートシンクは、いくつかのねじ又はナット並びにボルト130a及び130bを用いてともに組み立てられる。ねじ130a及び130bは、基板110、第2の材料及び第3の材料並びにヒートシンクを貫通することもできるし、ヒートシンクに挿入して、基板110、第2の材料及び第3の材料のみを貫通することもできる。代替的に、ばね又は別の機械的手段を用いることができる。
図2は、パワーダイが配置されるパワーモジュールの基板を表す図である。
既に開示したように、基板110は、2つの層と、熱伝導材料で充填されるとともに、はんだがビアを通って流れないようにキャッピングされたサーマルビア150とから構成される。パワーダイ100は、ビア150上にはんだ付けされる。基板110は、ねじ130のための4つの穴22a〜22dを有する。
本発明の特定の特徴によれば、基板110は、パワーモジュールが組み立てられるとき、第3の材料115によって提供されるキャビティの頂部上に配置される4つの穴25a〜25dを有する。
図3は、本発明による熱アセンブリのスペーサーの形状を表す図である。
第3の材料115、又は換言すればスペーサーは、例えば、100μmのFR4シートである。サーマルビア150の下にある第3の材料の一部分は、少なくとも別のキャビティによって少なくとも1つの方向に延長されたキャビティ32である。図3の例において、サーマルビア150の下にある第3の材料の一部分は、30a〜30dで示される4つのキャビティによって4つの方向に延長されたキャビティ32である。
他のキャビティ30a〜30dにより、パワーモジュールの組み立て時、第1の材料の余剰分がこれらのキャビティを通って排出されることが可能になる。
他のキャビティ、または、ディスペンス機構(dispensing)は、ゲル中に空気が存在することを防ぐように最適化された、いくつかのパターンに従って、実現することができる。パワーモジュールがヒートシンク125を用いて機械的に組み立てられた場合、基板110内のいくつかの貫通穴(スルーホール)及び/又はヒートシンクも、ゲルをディスペンス(dispense)することに用いることができる。
第3の材料115は、ねじ130のための4つの穴35a〜35dを有する。
第3の材料115は、第2の材料120とともに、200μmのゲル厚さを提供して、ゲルと絶縁体との界面における絶縁が十分であることを確実にするとともに、余分なゲルを吸収する。
図4は、本発明による絶縁体シートの形状を表す図である。
第2の材料、又は換言すれば絶縁体シート120は、例えば、100μmのFR4シートである。サーマルビア150の下にある第2の材料の一部分は、キャビティ40である。
第2の材料120は、ねじ130のための4つの穴45a〜45dを有する。
例えば、絶縁体120の厚さは、少なくとも要求される絶縁電圧、例えば、3kV等に耐えるように規定される。FR4材料の場合、100μmの厚さが選択される。
図5は、本発明による熱インターフェースを組み立てるアルゴリズムを表す図である。
ステップS50において、第3の材料115が、基板110上に位置決めされる。
ステップS51において、図6aに示すように、第2の材料が第3の材料上に位置決めされる。
図6aは、基板上の第3の材料及び第2の材料の位置決めを示している。
ステップS52において、正確な量の第1の材料160が、第2の材料120及び第3の材料115によって形成されたキャビティ内に配置される。
少なくとも要求される絶縁電圧に耐えるように、ゲルの厚さが規定される。例えば、市販のゲル「Bergquist GF1500」(16kV/mm)の場合、187.5μmの厚さが要求される。200μmの厚さを選択する。
ゲルの質量は、基板110の屈曲及び該当し得る種々の不確定要素を考慮に入れて、キャビティ内で絶縁が実現されることを確実にするように計算される。したがって、第3の材料115の他のキャビティ35a〜35dの働きによって、パワーモジュールの挙動を劣化させることなく、要求量を超えたゲルが概ねディスペンスされる。自動ディスペンサーを使用することができる。
第1の材料は、上述のような硬化するゲルとすることもできるし、経時的に粘性を保つゲルとすることもできるし、適用温度によって粘性が変化するゲル若しくは高い軟性を有するパッドとすることもできるし、高適合性材料、電気的絶縁材料、及び熱伝導材料を提供する異なる性質の材料の組み合わせとすることもできる。
図6bは、第2の材料120及び第3の材料115によって形成されたキャビティ内への第1の材料の位置決めを示す。
ステップS53において、ヒートシンクは、ステップS52において得られたアセンブリ上に位置決めされる。
ステップS54において、アセンブリねじ130が、予め設定されたトルク、例えば、0.2N/mで押し込まれる。このステップ中、ゲルは、キャビティ内で拡がり、ヒートシンク125と基板110との間の良好な適合性を確実にすることに留意されたい。
ステップS54において、ゲルは、雰囲気温度又はより高い硬化温度において乾燥することができる。ここで、ステップS54は、任意のステップであることに留意されたい。
ここで、第2の材料及び第3の材料は、基板110、又はヒートシンク125に予め組み付けられた接着材料としてもよいことに留意しなければならない。第2の材料及び第3の材料は、例えば、FR4又はポリイミド樹脂とすることができる。
当然のことながら、本発明の範囲から逸脱することなく、上述した本発明の実施形態に対して多くの変更を行うことができる。

Claims (9)

  1. ヒートシンクと、パワーダイが取り付けられた基板とを備えるパワーモジュールであって、該パワーモジュールは、前記基板と前記ヒートシンクとの間に第1の材料及び第2の材料を更に備え、該第1の材料は、該第2の材料の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有し、該第2の材料は、前記パワーダイの下に第1のキャビティを有し、該第1の材料は、該第2の材料の該第1のキャビティ内にあり、
    前記基板は、前記パワーダイの下にあるサーマルビアを有し、
    前記パワーモジュールは、前記基板と前記第2の材料との間に第3の材料を更に備え、前記第1の材料は、該第3の材料の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有し、該第3の材料は、前記サーマルビアの下に第2のキャビティを有し、前記第1の材料は、該第3の材料の該第2のキャビティ内にあり、該第2のキャビティは、少なくとも第3のキャビティによって少なくとも1つの方向に延長されていることを特徴とする、パワーモジュール。
  2. ヒートシンクと、パワーダイが取り付けられた基板とを備えるパワーモジュールであって、該パワーモジュールは、前記基板と前記ヒートシンクとの間に第1の材料及び第2の材料を更に備え、該第1の材料は、該第2の材料の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有し、該第2の材料は、前記パワーダイの下に第1のキャビティを有し、該第1の材料は、該第2の材料の該第1のキャビティ内にあり、
    前記パワーモジュールは、前記基板と前記第2の材料との間に第3の材料を更に備え、
    前記第1の材料は、ゲルであり、前記第2の材料及び前記第3の材料は、FR4プリプレグシートであることを特徴とする、パワーモジュール。
  3. 前記第2の材料及び前記第3の材料は、各々100μmの厚さを有することを特徴とする、請求項に記載のパワーモジュール。
  4. ヒートシンクと、パワーダイが取り付けられた基板とを備えるパワーモジュールであって、該パワーモジュールは、前記基板と前記ヒートシンクとの間に第1の材料及び第2の材料を更に備え、該第1の材料は、該第2の材料の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有し、該第2の材料は、前記パワーダイの下に第1のキャビティを有し、該第1の材料は、該第2の材料の該第1のキャビティ内にあり、
    前記パワーモジュールは、前記基板と前記第2の材料との間に第3の材料を更に備え、
    前記基板、前記第2の材料、前記第3の材料及び前記ヒートシンクは、ナット及びボルトによってともに固定されることを特徴とする、パワーモジュール。
  5. 前記基板は、前記パワーダイの下にあるサーマルビアを有することを特徴とする、請求項2から4までのいずれか1項に記載のパワーモジュール。
  6. 前記第1の材料は、該第3の材料の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有し、該第3の材料は、前記サーマルビアの下に第2のキャビティを有し、前記第1の材料は、該第3の材料の該第2のキャビティ内にあり、該第2のキャビティは、少なくとも第3のキャビティによって少なくとも1つの方向に延長されていることを特徴とする、請求項に記載のパワーモジュール。
  7. 前記第3の材料の前記第2のキャビティは、4つのキャビティによって4つの方向に延長されていることを特徴とする、請求項1または6に記載のパワーモジュール。
  8. 前記基板は、4つの穴を更に有し、各穴は、前記第2のキャビティを延長する1つのキャビティ上に配置されていることを特徴とする、請求項に記載のパワーモジュール。
  9. ヒートシンクと、パワーダイが取り付けられた、サーマルビアを有する基板とを備えるパワーモジュールを製造する方法であって、前記パワーモジュールは、前記基板と前記ヒートシンクとの間に第1の材料及び第2の材料を更に備え、該第1の材料は、該第2の材料の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有し、該第2の材料は、前記サーマルビアの下に第1のキャビティを有し、該第1の材料は、該第2の材料の該第1のキャビティ内にあり、該方法は、
    前記基板の下又は前記ヒートシンクの上に第2の材料を位置決めするステップであって、該第2の材料は、前記サーマルビアの下に第1のキャビティを有する、ステップと、
    前記第1のキャビティ内に第1の材料を位置決めするステップであって、該第1の材料は、前記第2の材料の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有する、ステップと、
    前記パワーモジュールを形成するために、前記基板、前記第1の材料、前記第2の材料及び前記ヒートシンクを組み立てるステップと
    を含み、
    前記方法は、前記第1の材料の前記位置決めに先立って実行される更なるステップ、すなわち、
    第3の材料と前記第2の材料との位置決めをするステップであって、前記第1の材料は、該第3の材料の熱伝導率よりも高い熱伝導率を有し、該第3の材料は、前記サーマルビアの下に第2のキャビティを有し、前記第1の材料は、該第3の材料の該第2のキャビティ内にあり、該第2のキャビティは、少なくとも第3のキャビティによって少なくとも1つの方向に延長されており、前記第1の材料は、前記第2のキャビティ内に配置される、ステップ
    を含むことを特徴とする、方法。
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