JP6569724B2 - 発電機搭載車両 - Google Patents
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Description
また、上記第1搭載部を車両後突時のクラッシュゾーンとすることができ、第2搭載部に搭載されたエンジンおよび発電機を後突荷重から保護することができる。
上記構成によれば、排気系部品の延設方向により、車幅方向の空気の流れを形成するので、当該排気系部品の搭載位置よりも車両前方側に可及的排気ガスの熱を流されないように成すことができ、発電機の排気系部品からの受熱を抑制することができる。
上記構成によれば、掃気ファンにより車幅方向の空気の流れを積極的に形成するので、排気系部品の熱を車幅方向の一方側から他方側に確実に流すことができる。
上記構成によれば、排気浄化装置とサイレンサとを上下方向に搭載することで、車幅方向の空気の流れをより一層確実に形成することができる。
上記構成によれば、ロータリエンジンはレシプロエンジンに対してコンパクトであるため、車両後方部において発電機の後方にロータリエンジンをコンパクトに搭載することができる。
図面は発電機搭載車両を示し、図1は当該発電機搭載車両を示す平面図(但し、図1においては、図示の便宜上、サイドシル、フロアフレーム、フロアパネル、リヤフロア、リヤサイドフレーム等の車体部材の図示を省略している)、図2は図1のA−A線矢視断面図、図3は発電機搭載車両の車両後方部のレイアウトを示す平面図、図4は第1搭載部および第2搭載部を示す平面図である。
フロアパネル1の車幅方向左右両端部の折曲げ部1a,1aには、車両前後方向に延びる左右のサイドシル3,3を接合固定している。サイドシル3は、サイドシルインナ4とサイドシルアウタ5とを接合固定して車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面6を備えた車体強度部材である。
このサブフレーム20は、車両前後方向に延びる左右一対のサブフレームサイドメンバ21,21と、該サブフレームサイドメンバ21,21の後端部を車幅方向に連結するサブフレームクロスメンバ22と、から構成されている。当該サブフレームクロスメンバ22の車幅方向左右両端部は、リヤサイドフレーム17に締結固定されるものである。
ここで、第1搭載部27は上述のクラッシュスペース25と対応し、第2搭載部28は上述の保護エリア26と対応する。
詳しくは、同図に示すように、第1搭載部27(図4参照)に排気系部品50を搭載すると共に、上述の第2搭載部28(図4参照)に車両前後方向に、車両後方側から前方側に向かって順次上述のロータリエンジン30、発電機29が搭載されている。ここで、発電機29とロータリエンジン30とは所謂縦置き配置されたものである。
ロータリエンジン30は、その一例を図6に示すように、前後一対のサイドハウジングと、これら一対のサイドハウジングの間に介設されるロータハウジング60と、これら各ハウジングにより形成される車両前後方向に偏平なロータ収容室61と、このロータ収容室61内に収容されるロータ62と、車両前後方向に延びるエキセントリックシャフト63と、ロータハウジング60から吸気を行うペリフェラルポート構造(トロコイド内周面に開口するポート構造)の吸気ポート64と、サイドハウジングから排気を行うサイドポート構造の排気ポート65と、リーディング(leading、先導)側点火プラグ66およびトレーリング(trailing、従動)側点火プラグ67と、図5に示すオイルパン68と、を含んでいる。
図3、図5に示すように、ロータリエンジン30に接続された排気マニホルド51が車幅方向一方側(この実施例では、車幅方向左側)に配置されると共に、排気マニホルド51の上部側には、当該ロータリエンジン30の車幅方向一方側に接続された吸気マニホルド35が配置されている。つまり、排気マニホルド51と吸気マニホルド35とは、ロータリエンジン30の車幅方向同側に配置されている。図6で示したように、ロータリエンジン30はペリフェラルポート構造の吸気ポート64と、サイドポート構造の排気ポート65とが、車両前後方向から見て車幅方向の略同側に位置しているので、各マニホルド35,51を車幅方向の同側に配置することが可能となる。この点については、吸気ポートをサイドポート構造に、排気ポートをペリフェラルポート構造に成したロータリエンジンについても同様である。
既述したように、車両後方には、ロータリエンジン30と、燃料タンク40と、電気部品としての発電機29とが搭載されている。
図1に示すように、車両前方に搭載される冷却装置80と、車両後方に搭載されるロータリエンジン30、発電機29との間において、詳しくは、図3に示すように、中間クロスメンバ9(No.3クロスメンバ)と後側クロスメンバ18(No.4クロスメンバ)との間において、燃料タンク40とバッテリB2とが車幅方向に並設されている。
図8、図9に示すように、この実施例では、車両前後方向の断面が略門形状の上部カバー部材75と、車両前後方向の断面が略凹形状の下部カバー部材76と、車両前後方向の断面が略I字形状の後部カバー部材77とで、排気系部品50の前部、後部、上部、下部を覆うボックス形状のカバー部材74と成し、このボックス形状のカバー部材74にて上述の気流空間73を形成している。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印UPは車両上方を示す。
この構成によれば、掃気ファン72により車幅方向の空気の流れを積極的に形成するので、排気系部品50の熱を車幅方向の一方側から他方側に確実に流すことができる。
この構成によれば、ロータリエンジン30はレシプロエンジンに対してコンパクトであるため、車両後方部において発電機29の後方にロータリエンジン30をコンパクトに搭載することができる。
この発明のエンジンは、上記実施例のロータリエンジン30に対応し、
以下同様に、
フレーム部材は、後側クロスメンバ18、サブフレームクロスメンバ22、サブバンパレインフォースメント24に対応し、
排気浄化装置は、上流側キャタリスト52、下流側キャタリスト53に対応し、
排気系部品50は、排気浄化装置とサイレンサ54とに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
18…後側クロスメンバ(フレーム部材)
20…サブフレーム
22…サブフレームクロスメンバ(フレーム部材)
24…サブバンパレインフォースメント(フレーム部材)
27…第1搭載部
28…第2搭載部
29…発電機
30…ロータリエンジン(エンジン)
50…排気系部品
52…上流側キャタリスト(排気浄化装置)
53…下流側キャタリスト(排気浄化装置)
54…サイレンサ
72…掃気ファン
73…気流空間
74…カバー部材
Claims (6)
- 発電機と、該発電機を駆動するエンジンと、該エンジンで燃焼した排気ガスを排出する排気系部品と、を車両後方部に搭載する発電機搭載車両であって、
左右一対のリヤサイドフレームを設け、
上記リヤサイドフレームの車両前後方向中間部において、当該リヤサイドフレームを車幅方向に連結する後側クロスメンバを設け、
上記リヤサイドフレームの下方かつ車幅方向内側にサブフレームを設け、
上記サブフレームの後端部には車幅方向に延びるサブバンパレインフォースメントを設け、
車両後方部の上記サブバンパレインフォースメントと上記後側クロスメンバとの間において、車両前後方向に、車両後方側から前方側に向かって順次上記排気系部品、上記エンジン、上記発電機が搭載され、
上記発電機と上記排気系部品との前後間に上記エンジンが介設され、
さらに、上記後側クロスメンバと上記サブバンパレインフォースメントとの前後方向中間部には、サブフレームクロスメンバを設け、
上記サブバンパレインフォースメントと上記サブフレームクロスメンバとの間に形成される第1搭載部に、
上記排気系部品が搭載され、
上記後側クロスメンバと上記サブフレームクロスメンバとの間に形成される第2搭載部に、車両後方から前方側に向かって順次上記エンジン、上記発電機が搭載された
発電機搭載車両。 - 上記排気系部品は、車幅方向に延びるよう延設されており、車幅方向の空気の流れを形成するよう構成されたことを特徴とする
請求項1に記載の発電機搭載車両。 - 上記排気系部品の車幅方向の一方側に掃気ファンを備え、該掃気ファンによって車幅方向の空気の流れを形成するよう構成されたことを特徴とする
請求項2に記載の発電機搭載車両。 - 上記排気系部品の少なくとも前部および上部を覆って気流空間を形成するカバー部材を備え、
上記掃気ファンによって上記カバー部材内に車幅方向の空気の流れを形成するよう構成したことを特徴とする
請求項3に記載の発電機搭載車両。 - 上記排気系部品は、排気浄化装置とサイレンサとにより構成され、
上記排気浄化装置と上記サイレンサとが上下方向に搭載されたことを特徴とする
請求項1〜4の何れか一項に記載の発電機搭載車両。 - 上記エンジンはロータリエンジンに設定されたことを特徴とする
請求項1〜5の何れか一項に記載の発電機搭載車両。
Priority Applications (1)
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2017
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