JP6569450B2 - 情報処理装置および情報処理システム - Google Patents
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Description
[1.構成]
図1に示す情報処理システム2は、第1の情報処理装置および他の情報処理装置に相当するクライアント10と、第2の情報処理装置に相当するサーバ50とを備えている。クライアント10とサーバ50とは、例えば、複数の通信回線210、220を使用してインターネット200を介して通信する。
送信情報付加部26は、送信情報として、通信回線210、220のそれぞれにおける通信性能と通信状況とを送信制御部40から取得し、パケットのデータフィールドに付加する。
確認応答受信部30は、送信部28から送信するウインドウサイズ分のデータに対し、サーバ50から確認応答を受信する。通信性能測定部32は、例えば、確認応答受信部30が受信する確認応答パケットのタイムスタンプ情報と確認応答パケットの受信時刻とに基づいて、通信回線210、220の通信速度とRTTとを測定する。
通信状況取得部42は、送信バッファ22に格納されているデータと確認応答受信部30が受信する確認応答の受信状況とから、未送信データと未応答データとを取得する。さらに、通信状況取得部42は、確認応答パケットから、パケットロスの発生によりサーバ50が受信できなかったデータに関する情報を取得し、サーバ50が受信できなかったデータについても未送信データとして扱う。
[2.処理]
[2−1.送信制御処理]
クライアント10が実行する送信制御処理について図2のフローチャートに基づいて説明する。
通信時間=Nt/R1+max(E1,O1/R1) ・・・(1)
通信回線220だけを使用する場合、
通信時間=Nt/R2+max(E2,O2/R2) ・・・(2)
ここで、通信回線210だけを使用して未送信データをすべて送信する場合に確認応答を受信するまでに要する通信時間が、通信回線220の未応答データに対する確認応答を受信するまでに要する通信時間よりも長くなると仮定して、次式(3)の不等式を設定する。
・・・(3)
不等式(3)は、通信回線210だけに通信負荷が偏るために全体として通信時間が長くなることを示している。この場合、未送信データをそれぞれの通信回線210、220に分散して送信すると、全体として通信時間が短くなると考えられる。
=x/R2+max(E2,O2/R2) ・・・(4)
xは次式(5)で表わされる。
×R1R2/(R1+R2) (5)
通信回線210、220の帯域を効率的に使用できる通信負荷量をWdとすると、未送信データのうち、通信回線210から送信するデータ量はW1、通信回線220から送信するデータ量はW2となり、W1、W2はそれぞれ次式(6)、(7)で表わされる。
W2=min(x,Wd) (7)
不等式(3)が成立しない場合は、通信回線220よりも通信時間が短くなる通信回線210だけを使用して未送信データをすべて送信してよいと判断できる。この場合、W1、W2はそれぞれ次式(8)、(9)で表わされる。
W2=0 (9)
未送信データがない場合(S406:No)、再送制御部46は、通信回線210、220の通信性能と通信状況とに基づいて、通信回線210、220の未応答データの少なくとも一部を再送信することで、通信時間を短縮できるか否かの再送制御判定を実行する(S410)。通信時間を短縮できる場合は、S416において再送処理を実行するための送信制御情報を生成する(S410)。
y/R1=(T2−T1)R2/(R1+R2) ・・・(10)
式(10)の右辺は、再送信しない場合に通信回線220のみを使用して送信されることになるデータ量(T2−T1)R2のデータを、通信回線210と通信回線220の両方を使用して送信した場合の通信時間を表わしている。右辺が表わす時間と、通信回線210から再送信するデータ量yのデータに対する確認応答を受信するまでに要する左辺の時間とが等しくなるものとして、式(10)は設定されている。
y=(T2−T1)R1R2/(R1+R2)
=(R1O2−R2O1)/(R1+R2) ・・・(11)
T1<E1<T2の場合、通信回線220の未応答データのうち、通信回線210から再送するデータ量をyとすると、次式(12)が成立する。
式(12)から、yは次式(13)で求められる。
y=(T2−E1)R1R2/(R1+R2)
=(R1O2−E1R1R2)/(R1+R2) ・・・(13)
再送信により通信時間を短縮できない場合にはy=0であり、S412の判定において「No」が選択されることになるので、再送処理は実行されない。
(2)すべての通信回線210、220で残りのウインドウサイズが0になるまでパケットを送信した。
送信制御部40は、S418において、未送信データがあるか否かを判定する。未送信データがない場合(S418:No)、送信制御部40はS410に処理を移行する。これにより、通常処理により未送信データがなくなると、すぐにS410の再送制御判定を実行できる。
[2−2.受信制御処理]
サーバ50が実行する受信制御処理について図5のフローチャートに基づいて説明する。
送信対象のアプリデータについて、全データの受信が完了していない場合(S424:No)、確認応答送信部70は、確認応答の送信タイミングを設定されたタイマのカウントが終了しているか否かを判定する(S426)。タイマの値はS430で設定される。タイマが終了していない場合(S426:No)、確認応答送信部70は本処理を終了する。
本実施形態では2個の通信回線210、220を使用しているので、式(14)では2回線を使用している場合に確認応答タイミング(F)を算出する例を示している。
ウインドウサイズが小さくなると、(Wi/Ri)からEiを減算した時間が負になることもあるので、その場合にはタイマに0を設定する。この場合、パケットを受信すると確認応答をすぐに送信することになる。
[3.効果]
以上説明した上記実施形態では、以下の効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、第1の情報処理装置をクライアント10として、第2の情報処理装置をサーバ50として説明したが、第1の情報処理装置はクライアント10に限るものではなく、第2の情報処理装置はサーバ50に限るものではない。第1の情報処理装置および第2の情報処理装置は、複数の通信回線で通信する情報処理装置であればどのようなものであってもよい。
(3)上記実施形態で説明した情報処理を、プロトコルスタック上のどのレイヤで実現してもよい。
Claims (6)
- 複数の通信回線(210、220)を用いて送信データを送信する通信部(28、30)と、
前記複数の通信回線のそれぞれの通信性能を測定する測定部(32)と、
前記送信データの通信状況を取得する通信状況取得部(42)と、
前記測定部が測定する前記通信性能と、前記通信状況取得部が取得する前記通信状況とに基づいて、前記通信部が前記複数の通信回線のそれぞれで送信する通信負荷量を分散させる負荷分散制御部(44)と、
前記通信性能と前記通信状況とに基づいて、前記通信部が、前記複数の通信回線のうちいずれかの通信回線で送信したデータの少なくとも一部を、前記複数の通信回線のうち他の通信回線で再送信する再送制御部(46)と、
を備え、
前記負荷分散制御部は、前記送信データのうち、前記通信部がまだ送信していない未送信データの量と、前記通信部から送信済みでまだ確認応答を受信していない未応答データの量とを、前記通信状況として前記通信状況取得部から取得し、前記未送信データを前記複数の通信回線のそれぞれで分散して送信する場合に前記複数の通信回線のそれぞれで確認応答を受信するまでに要する第1通信時間と、前記複数の通信回線のそれぞれにおいて前記未応答データに対する確認応答を受信するまでに要する第2通信時間とを、前記複数の通信回線のそれぞれで分散した前記未送信データの量と、前記複数の通信回線のそれぞれの前記未応答データの量と、前記複数の通信回線のそれぞれの前記通信性能とに基づいて算出し、算出した前記複数の通信回線のそれぞれにおける前記第1通信時間と前記第2通信時間とに基づいて、前記第1通信時間を短縮するように、前記通信負荷量として前記複数の通信回線のそれぞれで分散して送信する前記未送信データの量を決定する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記再送制御部は、前記通信性能と前記通信状況とに基づいて、前記複数の通信回線のうちいずれかの通信回線で送信したデータのすくなくとも一部を、前記複数の通信回線のうち他の通信回線から再送信すると通信時間を短縮できると判定すると、再送信するデータと再送信する前記他の通信回線とを決定する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記再送制御部は、前記いずれかの通信回線からデータを送信した順番と逆の順番で前記他の通信回線からデータを再送信する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 複数の通信回線(210、220)を用いて送信データを送信する他の情報処理装置(10)と通信する通信部(62、70)と、
前記複数の通信回線のそれぞれの通信性能を測定する測定部(64)と、
前記他の情報処理装置の前記送信データに関する通信状況を取得する受信状況取得部(66)と、
前記測定部が測定する前記複数の通信回線のそれぞれの前記通信性能と、前記受信状況取得部が取得する前記他の情報処理装置の前記通信状況として、前記複数の通信回線のそれぞれから送信されるウインドウサイズ分の送信データとに基づいて、前記複数の通信回線のそれぞれにおいて、前記ウインドウサイズ分の前記送信データの受信を開始してから、前記送信データを受信するために要する時間から前記複数の通信回線のそれぞれにおける往復通信時間を減算した時間のうち最少の時間が経過するタイミングを、前記通信部から確認応答を送信する送信タイミングとして決定する確認応答制御部(72)と、
を備えることを特徴とする情報処理装置(50)。 - 請求項4に記載の情報処理装置であって、
前記受信状況取得部は、前記他の情報処理装置から前記複数の通信回線で送信されたデータに関する前記複数の通信回線のすべてにおける受信状況をさらに取得し、
前記通信部(70)は、前記受信状況取得部が取得する前記受信状況を前記確認応答として、前記確認応答制御部が決定する前記送信タイミングで前記複数の通信回線のそれぞれに対して送信する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置(10)を第1の情報処理装置とし、請求項4または5に記載の情報処理装置(50)を第2の情報処理装置として、前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置とを備え、
請求項4または5に記載の前記他の情報処理装置を前記第1の情報処理装置とする、
ことを特徴とする情報処理システム(2)。
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