JP6568702B2 - 表示装置および共有表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置および共有表示システムに関する。
ある情報を複数の表示装置で共有して表示する共有表示システムがある。ある情報としては、例えば画像などが挙げられる。またこのシステムにおいて、各表示装置は当該情報のうち互いに同じ表示部分を表示する。各ユーザが各表示装置を確認することで、ユーザは互いに離れた位置でも当該情報を確認することができる。
なお本発明に関連する技術として、特許文献1を提示する。
特開2010−39701号公報
例えば第1表示装置および第2表示装置を含む共有表示システムを考慮する。かかるシステムにおいて、例えば第1表示装置は、当該情報のうちユーザの入力に応じた表示部分を表示画面に表示させる。例えばユーザが拡大入力を行えば、第1表示装置は当該情報を拡大して表示する。また第1表示装置はこの表示部分の情報を第2表示装置へと送信し、第2表示装置でも第1表示装置と同じ表示画面を表示することが考えられる。これにより、各ユーザは同じ表示部分を確認することができる。
また当該情報を加工することが考えられる。例えばユーザが第1表示装置の表示画面を確認しながら、当該第1表示装置の入力部を操作して、当該情報を加工する。このとき第2表示装置でも、加工された情報が表示されることとなる。
しかしながら、ユーザが第1表示装置の表示画面を確認しながら情報を加工する場合に、第2表示装置において表示部分が変更されて、これが第1表示装置でも反映されることが考えられる。この場合、ユーザは意図しない表示部分が表示されるので、情報の加工を行いにくい。
そこで本発明は、情報を容易に加工できる表示装置を提供することを目的とする。
表示装置および共有表示システムが開示される。一実施の形態においては、表示装置は、表示情報を表示する外部装置と前記表示情報を共有する表示装置であって、表示部と、入力部と、表示制御部と、モード設定部と、情報送受信部とを備える。入力部には、表示部における表示情報の表示部分を変更する表示入力が行われる。表示制御部は表示情報のうち表示入力に応じた第1表示部分を、表示部に表示する。モード設定部は、第1表示部分と同じ第2表示部分を外部装置が表示する同期モードと、第1表示部分に依存した第3表示部分を外部装置が表示する非同期モードとを、択一的に設定する。情報送受信部は、同期モードにおいて、第1表示部分を示す表示部分情報を、外部装置へと送信し、非同期モードにおいて、表示部分情報を送信しない。モード設定部は、同期モードおよび非同期モードのいずれか一方から他方に変更する入力を受付けた後に当該変更に同意しない旨を外部装置から受信すると当該変更を無効にする。
一実施の形態においては、共有表示システムは、互いに通信して表示情報を表示する第1および第2の表示装置を備える。第1の表示装置は、第1表示部と、モード設定部と、第1表示制御部と、第1入力部とを備える。モード設定部は、同期モードと非同期モードとを択一的に設定する。第1表示制御部は、表示情報の少なくとも一部を第1表示部に表示する。第1入力部には、表示情報のうち第1表示部に表示された表示部分を変更する第1表示入力が入力される。第2の表示装置は、第2表示部と、第2表示制御部と、第2入力部とを備える。第2表示制御部は、表示情報の少なくとも一部を第2表示部に表示する。第2入力部には、表示情報のうち第2表示部に表示された表示部分を変更する第2表示入力が入力される。第1表示制御部および第2表示制御部は、同期モードにおいて、第1表示入力および第2表示入力の各々に応じて、表示情報のうち互いに同じ表示部分をそれぞれ第1表示部および第2表示部に表示する。第2表示制御部は、非同期モードにおいて、表示情報のうち、第1表示入力には依らず第2表示入力に応じた表示部分を、第2表示部に表示する。モード設定部は、同期モードおよび非同期モードのいずれか一方から他方に変更する入力を受付けた後に当該変更に同意しない旨を第2の表示装置から受信すると当該変更を無効にする。

本表示装置および共有表示システムによれば、表示情報を容易に加工できる。
共有表示システムの一例を概略的に示す図である。 共有表示システムの一例を概略的に示す図である。 表示装置の概観の一例を示す前面図である。 表示装置の概観の一例を示す裏面図である。 表示装置の電気的な構成の一例を概略的に示す図である。 制御部の構成の一例を概略的に示す図である。 表示部の表示画面の一例を概略的に示す図である。 共有表示情報の構成の一例を概略的に示す図である。 共有表示情報の構成の一例を概略的に示す図である。 表示部の表示画面の一例を概略的に示す図である。 表示部の表示画面の一例を概略的に示す図である。 表示装置の動作の一例を示すフローチャートである。 表示装置の動作の一例を示すフローチャートである。 共有表示システムの動作の一例を示すフローチャートである。 制御部の構成の一例を概略的に示す図である。 表示部分を変更する表示入力が、各表示装置において反映されるか否かを示す図である。 表示装置の動作の一例を示すフローチャートである。 表示部分を変更する表示入力が、各表示装置において反映されるか否かを示す図である。 表示制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 子の表示部の表示画面の遷移の一例を概略的に示す図である。 制御部の構成の一例を概略的に示す図である。 追加内容把握部の動作の一例を示すフローチャートである。 情報加工部および表示制御部の動作の一例を示すフローチャートである。 制御部の構成の一例を概略的に示す図である。 期間設定部の動作の一例を示すフローチャートである。 子の表示部の表示画面の遷移の一例を概略的に示す図である。
第1の実施の形態.
<全体構成の概要>
図1は共有表示システムの構成の一例を概略的に示す図である。共有表示システムは表示装置100A,100Bを有している。表示装置100A,100Bは互いに通信して、情報(以下、共有表示情報と呼ぶ)D1を共有する。表示装置100A,100Bは表示部30A,30Bをそれぞれ有しており、この表示部30A,30Bには共有表示情報D1が表示される。よってユーザは互いに離れた位置でも同じ共有表示情報D1を確認することができる。共有表示情報D1は例えば文字、数字、記号、図形、絵および画像の少なくともいずれかを含む。
共有表示情報D1は各表示装置100A,100Bにおいて記憶される。また表示装置100A,100BはそれぞれユーザUA,UBの入力に応じて、共有表示情報D1の内容を加工することができる。そして、表示装置100A,100Bは共有表示情報D1を互いに通信し合って、それぞれ相手が行った加工を自身の共有表示情報D1に反映させる。これにより、加工後の共有表示情報D1を共有することができる。表示部30A,30Bには加工後の共有表示情報D1が表示される。
以上のように、ユーザUA,UBは互いに離れた位置で共有表示情報D1を加工しつつ、共有表示情報D1を確認できる。
なお、表示装置100A,100Bは図1に例示するように、互いに直接に通信してもよい。直接的な通信としては、例えば近接無線通信を採用することができる。また図2に例示するように、他の装置200を介して互いに通信してもよい。装置200は、例えば基地局、中継装置、サーバ、またはアクセスポイントなどであってもよい。
また図2のように装置200を経由して通信が行われる場合には、共有表示情報D1の原本データを装置200に記憶し、この原本データを装置200から各表示装置100A,100Bへと送信することで、表示装置100A,100Bが共有表示情報D1を共有してもよい。
以下では、説明を簡易にすべく、図1の態様で表示装置100A,100Bを説明する。
また表示装置100A,100Bは例えば互いに同じ構成を有していてもよい。以下では、特に説明がない限り、表示装置100A,100Bが同じ構造を有している場合について説明するものの、これらの構成が相違してもよい。また以下では、表示装置100A,100Bを区別する必要がない場合には、これらを纏めて表示装置100とも呼ぶ。表示部30A,30Bについても同様である。
<表示装置>
<外観>
図3は、表示装置100の前面側から見た概観の一例を示している。図4は表示装置100の概観の一例を示す裏面図である。この表示装置100は、例えば、基地局及びサーバ等を通じて、或いは、直接に、他の表示装置100と通信することが可能である。表示装置100は例えばタブレット、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機(スマートフォンを含む)、または、パーソナルコンピュータなどである。
図3および図4に示されるように、表示装置100は、カバーパネル2とケース部分3を備えており、カバーパネル2とケース部分3とが組み合わされることによって、平面視で略長方形の板状を成す筐体(以下、機器ケースとも呼ぶ)4が構成されている。
カバーパネル2は、平面視において略長方形を成しており、表示装置100の前面部分における、周縁部分以外の部分を構成している。カバーパネル2は、例えば、透明のガラスあるいは透明のアクリル樹脂で形成されている。あるいは、カバーパネル2は、例えばサファイアで形成されている。ここで、サファイアとは、アルミナ(Al)を主成分とする単結晶のことをいい、本明細書では、Al純度が約90%以上の単結晶のことをいう。傷がよりつき難くなるという点で、Al純度は99%以上であることが好ましい。カバーパネル2の材料としては他に、例えば、ダイヤモンド、ジルコニア、チタニア、水晶、タンタル酸リチウム、酸化窒化アルミニウムなどが挙げられる。これらも、傷がよりつき難くなるという点で、純度が約90%以上の単結晶が好ましい。
カバーパネル2は、サファイアから成る層を含む複数層構造の複合パネル(積層パネル)であっても良い。例えば、カバーパネル2は、表示装置100の表面に設けられたサファイアから成る層(サファイアパネル)と、当該層に貼り付けられたガラスから成る層(ガラスパネル)とで構成された2層構造の複合パネルであっても良い。また、カバーパネル2は、表示装置100の表面に設けられたサファイアから成る層(サファイアパネル)と、当該層に貼り付けられたガラスから成る層(ガラスパネル)と、当該層に貼り付けられたサファイアから成る層(サファイアパネル)とで構成された3層構造の複合パネルであっても良い。また、カバーパネル2は、サファイア以外の結晶性材料、例えば、ダイヤモンド、ジルコニア、チタニア、水晶、タンタル酸リチウム、酸化窒化アルミニウムなどから成る層を含んでいても良い。
ケース部分3は、表示装置100の前面部分の周縁部分、側面部分及び裏面部分を構成している。ケース部分3は、例えばポリカーボネート樹脂で形成されている。
カバーパネル2の前面には、文字、記号、図形または画像等の各種情報が表示される表示領域2aが設けられている。この表示領域2aは例えば平面視で長方形を成している。カバーパネル2における、表示領域2aを取り囲む周縁部分2bは、例えばフィルム等が貼られることによって黒色となっており、情報が表示されない非表示部分となっている。カバーパネル2の裏面には後述するタッチパネル50が貼り付けられており、ユーザは、表示装置100の前面の表示領域2aを指等で操作することによって、表示装置100に対して各種指示を与えることができる。なお、ユーザは、指以外の操作子、例えば、スタイラスペンなどの静電式タッチパネル用ペンで表示領域2aを操作することによっても、表示装置100に対して各種指示を与えることができる。
機器ケース4内には、例えば操作キー5が設けられている。操作キー5は、例えばハードウェアキーであって、例えばカバーパネル2の前面の下側端部に設けられている。
タッチパネル50および操作キー5は、表示装置100への入力を行う入力部の一例である。後述する各種の入力はタッチパネル50を用いて行われてもよく、操作キー5を用いて行われてもよい。以下では、代表的にタッチパネル50を用いて説明する。
<携帯電子機器の電気的構成>
図5は表示装置100の電気的構成を示すブロック図である。図5に例示される表示装置100は、例えば携帯電話機であって、制御部10、無線通信部20、表示部30、第1音声出力部(ここではレシーバ)42、第2音声出力部(ここではスピーカ)44、マイク46、タッチパネル50、キー操作部52、および、撮像部60を備えている。表示装置100に設けられたこれらの構成要素は、機器ケース4に収められている。
制御部10は、例えばCPU(Central Processing Unit)101、DSP(Digital Signal Processor)102及び記憶部103等を備えており、表示装置100の他の構成要素を制御することによって、表示装置100の動作を統括的に管理する。記憶部103は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等で構成されている。記憶部103には、表示装置100の動作、具体的には表示装置100が備える無線通信部20、表示部30等の各構成要素を制御するための制御プログラムであるメインプログラム及び複数のアプリケーションプログラム(以後、単に「アプリケーション」とも呼ぶ)等が記憶されている。制御部10の各種機能は、CPU101及びDSP102が記憶部103内の各種プログラムを実行することによって実現される。なお図5の例示では、CPU101およびDSP102がそれぞれ一つ示されているものの、これらは複数設けられてもよい。そして、これらが互いに協働して各種機能を実現してもよい。また、図5の例示では、記憶部103は、制御部10の内部において示されているものの、制御部10の外部に設けられてもよい。換言すれば、記憶部103は制御部10とは別体であってもよい。また、制御部10の機能の一部または全部はハードウェアによって実現されても構わない。
無線通信部20は、アンテナ21を有している。無線通信部20は、他の表示装置、あるいはインターネットに接続されたウェブサーバ等の通信装置からの信号を、基地局等を介してアンテナ21で受信する。無線通信部20は、受信信号に対して増幅処理及びダウンコンバートを行って制御部10に出力する。制御部10は、入力される受信信号に対して復調処理等を行う。また無線通信部20は、制御部10で生成された送信信号に対してアップコンバート及び増幅処理を行って、処理後の送信信号をアンテナ21から無線送信する。アンテナ21からの送信信号は、基地局等を通じて、他の表示装置あるいはインターネットに接続された通信装置で受信される。
表示部30は、例えば、液晶表示パネルあるいは有機ELパネルなどである。表示部30は、制御部10によって制御されることによって、文字、記号、図形または画像などの各種情報を表示する。表示部30に表示される情報は、カバーパネル2の前面の表示領域2aに表示される。したがって、表示部30は、表示領域2aに表示を行っていると言える。
タッチパネル50は、カバーパネル2の表示領域2aに対する操作指等の操作子による操作を検出する。タッチパネル50は、例えば、投影型静電容量方式のタッチパネルであって、カバーパネル2の裏面に貼り付けられている。ユーザが操作指等の操作子によってカバーパネル2の表示領域2aに対して操作を行うと、それに応じた信号がタッチパネル50から制御部10に入力される。制御部10は、タッチパネル50からの信号に基づいて、表示領域2aに対して行われた操作の内容を特定して、その内容に応じた処理を行う。なお、タッチパネル50は感圧式のタッチパネルであってもよい。
キー操作部52は、各操作キー5に対するユーザの押下操作を検出する。キー操作部52は、各操作キー5について、当該操作キー5が押下されているか否かを検出する。キー操作部52は、操作キー5が押下されていない場合には、当該操作キー5が操作されていないことを示す未操作信号を制御部10に出力する。また、キー操作部52は、操作キー5が押下されると、当該操作キー5が操作されたことを示す操作信号を制御部10に出力する。これにより、制御部10は、各操作キー5について、当該操作キー5が操作されているか否かを判断することができる。
タッチパネル50および操作キー5は、表示装置100への入力部として機能する。なお以下で述べる、タッチパネル50を用いた入力は、いずれも操作キー5に割り当てることが可能である。
レシーバ42は、受話音を出力するものであって、例えばダイナミックスピーカで構成されている。レシーバ42は、制御部10からの電気的な音信号を音に変換して出力する。レシーバ42から出力される音は、表示装置100の前面に設けられたレシーバ穴80aから外部に出力される。レシーバ穴80aから出力される音の音量は、スピーカ44からスピーカ穴34aを介して出力される音の音量よりも小さくなっている。
なおレシーバ42に替えて、圧電振動素子が設けられてもよい。圧電振動素子は、制御部10によって制御され、音声信号に基づいて振動する。圧電振動素子は例えばカバーパネル2の裏面に設けられており、音声信号に基づく自身の振動によってカバーパネル2を振動させる。これにより、カバーパネル2の振動が音声としてユーザの耳に伝達される。この場合、レシーバ穴80aは不要である。
スピーカ44は、例えばダイナミックスピーカであって、制御部10からの電気的な音信号を音に変換して出力する。スピーカ44から出力される音は、表示装置100の裏面に設けられたスピーカ穴34aから外部に出力される。スピーカ穴34aから出力される音が、表示装置100から離れた場所でも聞こえるように、その音量が調整されている。すなわち、第2音声出力部(スピーカ)44の音量は第1音声出力部(スピーカ44あるいは圧電振動素子)の音量よりも大きい。
マイク46は、表示装置100の外部から入力される音を電気的な音信号に変換して制御部10に出力する。表示装置100の外部からの音は、カバーパネル2の前面に設けられたマイク穴から表示装置100の内部に取り込まれてマイク46に入力される。
撮像部60は例えば第1撮像部62と第2撮像部64とを有している。第1撮像部62は撮像レンズ6aおよび撮像素子などで構成されており、制御部10による制御に基づいて、静止画像および動画像を撮像する。図1に示されるように、撮像レンズ6aは、表示装置100の前面に設けられていることから、表示装置100の前面側(カバーパネル2側)に存在する物体を撮像することが可能である。
第2撮像部64は、撮像レンズ7aおよび撮像素子などで構成されており、制御部10による制御に基づいて、静止画像および動画像を撮像する。図3に示されるように、撮像レンズ7aは、表示装置100の裏面に設けられていることから、表示装置100の裏面側に存在する物体を撮像することが可能である。
<制御部>
図6は、制御部10の内部構成の一例を概略的に示す機能ブロック図である。制御部10は、共有表示処理部110を有している。この共有表示処理部110は、例えば記憶部103に格納されたプログラムの実行によって実現されてもよく、或いは、その一部または全部がハードウェアで実現されてもよい。この点は、後に述べる他の機能部についても同様であるので、以下では繰り返しの説明を避ける。
共有表示処理部110は、モード設定部120と、情報加工部130と、情報送受信部140と、表示制御部150とを備えている。
以下では、表示装置100A,100Bを区別する場合に、それぞれに属する各構成部の符号の末尾に、「A」または「B」を付記する。例えばモード設定部120Aは表示装置100Aのモード設定部120である。
モード設定部120は、ユーザの入力に基づいて、同期モードおよび非同期モードを択一的に設定できる。同期モードとは、後に詳述するように、共有表示情報D1のうち同じ表示部分を、表示装置100A,100Bの表示部30A,30Bに表示するモードである。
非同期モードとは、後に詳述するように、表示装置100A,100Bの表示部30A,30Bにおいて、共有表示情報D1のうち互いに独立した表示部分を表示するモードである。なおここでいう独立した表示部分とは、表示部30Aの表示部分に影響されずに、表示部30Bが共有表示情報D1を表示し、表示部30Bの表示部分に影響されずに、表示部30Aが共有表示情報D1を表示することを言う。例えば表示装置100Aにおいて、ユーザが共有表示情報D1を拡大して表示する表示入力を行うと、拡大された一部がその表示部30Aに表示される一方で、表示装置100Bでは表示部30Bの表示内容は上記入力によっては変更されない。これにより、後に詳述するように、表示部30A,30Bでは互いに異なる表示部分が表示され得る。また、互いに独立した表示部分は、互いに依存しない表示部分という意味を含み、互いに依存しない表示部分には互いに独立した表示部分という意味を含む。
ユーザによる入力は例えばタッチパネル50を用いて行われる。例えば共有表示処理部110(より具体的には表示制御部150)は、モードを設定するための設定用画面(不図示)を表示部30に表示する。この設定用画面には、例えば同期モードおよび非同期モードを選択するためのボタンが表示される。ユーザはいずれかのボタンに対して操作を行う。このボタンへの操作はタッチパネル50で検出されて、その情報がモード設定部120へと入力される。モード設定部120は当該情報に基づいてモードを設定する。
情報加工部130はユーザの入力に応じて共有表示情報D1の内容を加工できる。例えばユーザは、表示部30に表示された共有表示情報D1に対して、文字、数字、記号、図形、絵および画像などの少なくともいずれかを追加、変更または削除するための加工入力を行う。かかる加工入力は例えばタッチパネル50を用いて行ってもよい。言い換えればタッチパネル50はこの加工入力を受け付けてもよい。情報加工部130はユーザによる加工入力に応じて、共有表示情報D1の内容を加工する。
図7は、共有表示情報D1を表示する表示画面の一例を概略的に示している。図7の例示では、リンゴの絵P1およびアドバイスA1が共有表示情報D1として表示されている。例えばアドバイスA1はリンゴの絵P1に対してどのような加工を施せば、より優れた絵に仕上がるかを示すアドバイスである。ここでは、リンゴの絵P1はユーザUBが表示装置100Bを用いて描画した絵であり、アドバイスA1はユーザUAが表示装置100Aを用いて記入した文字である。
例えば共有表示情報D1は図8に示すように、第1レイヤD1Aおよび第2レイヤD1Bによって形成されてもよい。共有表示情報D1は、この第1レイヤD1Aおよび第2レイヤD1Bを透過的に重ね合せて得られる情報である。第1レイヤD1Aは例えばユーザUAが専ら更新するレイヤであり、第2レイヤD1Bは例えばユーザUBが専ら更新するレイヤである。よって図8の例示では、第1レイヤD1AにアドバイスA1が表示されており、第2レイヤD1Bに絵P1が表示されている。
表示装置100Aにおいては、図8に示すように、第1レイヤD1Aは第2レイヤD1Bよりも前面に配置されてもよい。そして、表示装置100Aの情報加工部130Aは、前面に配置された第1レイヤD1Aの内容に、ユーザUAの加工入力を反映させる。一方で表示装置100Bにおいては、図9に示すように、第2レイヤD1Bを第1レイヤD1Aよりも前面に配置してもよい。そして、表示装置100Bの情報加工部130Bは、前面に配置された第2レイヤD1Bの内容に、ユーザUBの加工入力を反映させる。
つまり情報加工部130は、前面に配置されたレイヤに対してユーザの加工入力を反映させるところ、ユーザUAによって第1レイヤD1Aを更新できるように、表示装置100Aにおいて第1レイヤD1Aを前面に配置しているのである。表示装置100Bにおいても同様である。
表示装置100Aの情報送受信部140Aは、無線通信部20Aを介して、共有表示情報D1を表示装置100Bへと送信できる。例えば情報送受信部140Aは、所定時間ごとに、あるいは、ユーザUAが共有表示情報D1を加工するたびに、共有表示情報D1を送信する。なお情報送受信部140Aは共有表示情報D1のうち第1レイヤD1Aの内容を示す情報のみを送信してもよい。また、情報送受信部140Aは、前回に送信した第1レイヤD1Aの内容と現在の第1レイヤD1Aとの差分を示す情報のみを送信してもよく、あるいは現在の第1レイヤD1Aの内容の全ての情報を送信してもよい。
表示装置100Bの情報送受信部140Bは、表示装置100Aから共有表示情報D1(より具体的には第1レイヤD1Aの内容についての情報)を受信できる。表示装置100Bの情報加工部130Bは、表示装置100Aによって加工された内容を確認し、これを自身の共有表示情報D1に反映せる。例えば受信した第1レイヤD1Aを自身の共有表示情報D1の第1レイヤD1Aに採用する。また、情報送受信部140Bが第1レイヤD1Aについての上記差分を示す情報を受信した場合には、情報加工部130Bは、この差分を自身の共有情報D1の第1レイヤD1Aに反映させる。
また表示装置100Bの情報送受信部140Bは、無線通信部20Bを介して、共有表示情報D1を表示装置100Aへと送信できる。例えば、情報送受信部140Bは、所定時間ごとに、あるいは、ユーザUBが共有表示情報D1を加工するたびに、共有表示情報D1を送信する。なお情報送受信部140Bは共有表示情報D1のうち第2レイヤD1Bの内容を示す情報のみを送信してもよい。また、情報送受信部140Bは、前回に送信した第2レイヤD1Bの内容と現在の第2レイヤD1Bとの差分を示す情報のみを送信してもよく、あるいは現在の第2レイヤD1Bの内容の全ての情報を送信してもよい。
また表示装置100Aの情報送受信部140Aは無線通信部20を介して、表示装置100Bからの共有表示情報D1を受信できる。例えば第2レイヤD1Bの内容を示す情報のみを受信してもよい。表示装置100Aの情報加工部130Aは、表示装置100Bによって加工された内容を確認し、これを自身の共有表示情報D1に反映せる。例えば受信した第2レイヤD1Bを自身の共有表示情報D1の第2レイヤD1Bに採用する。また、情報送受信部140Aが第2レイヤD1Bについての上記差分を示す情報を受信した場合には、情報加工部130Aは、この差分を自身の共有情報D1の第2レイヤD1Bに反映させる。なお共有表示情報D1の送受信の情報対象については、以下で述べる共有表示装置D1の送受信にも適用可能であるので、以下では繰り返しの説明を避ける。
以上のように、各表示装置100A,100Bが共有表示情報D1を送り合うことによって、互いに同じ共有表示情報D1を共有できる。つまり表示装置100Aにおける共有表示情報D1の内容についての加工が表示装置100Bにおいても反映され、同様に、表示装置100Bにおける共有表示情報D1の内容についての加工が表示装置100Aにおいても反映されることになる。
表示制御部150は表示部30の表示を制御できる。表示制御部150は、情報加工部130から最新の共有表示情報D1を受け取り、共有表示情報D1の少なくとも一部を表示部30に表示できる。
またユーザは、共有表示情報D1のうち表示部30に表示される表示部分を変更する表示入力を行うことができる。言い換えれば、入力部(例えばタッチパネル50)はこの表示入力を受け付ける。例えばユーザは、2本の操作指を表示部30へと近づけた状態で、その操作指の間隔を広げる操作(いわゆるピンチアウト)により、共有表示情報D1の表示を拡大するための入力を行うことができる。また、ユーザは、2本の操作指を表示部30へと近づけた状態で、その操作指の間隔を狭める操作(いわゆるピンチイン)により、共有表示情報D1の表示を縮小するための入力を行うことができる。
かかる拡大または縮小の表示入力はタッチパネル50で検出されて表示制御部150へと入力される。表示制御部150は、当該表示入力に応じた表示部分を表示部30に表示できる。つまり、表示入力に応じて共有表示情報D1を拡大または縮小して、これを表示部30に表示する。
またユーザは、共有表示情報D1の表示部分を移動させる表示入力も行うことができる。例えばユーザは、1本の操作指を表示部30へと近づけた状態で、その操作指を表示部30に平行に移動させる操作(いわゆるスライド)により、共有表示情報D1の表示部分を移動させる表示入力を行うことができる。
かかる移動の表示入力もタッチパネル50で検出されて表示制御部150へと入力される。表示制御部150は、当該表示入力に応じた表示部分を表示部30に表示する。つまり、移動の表示入力に応じて共有表示情報D1の表示部分を移動させて、これを表示部30に表示する。
情報送受信部140は、例えばモードに応じて、共有表示情報D1の表示部分を示す表示部分情報を送信してもよい。より具体的な一例として、同期モードにおいては、情報送受信部140は表示部分情報を送信できる。よって例えば同期モードにおいて、ユーザUAが拡大の表示入力を行った場合には、表示装置100Aは表示部分情報を表示装置100Bへと送信する。表示装置100Bの表示制御部150は、受信した表示部分情報が示す表示部分を表示部30Bに表示する。これにより、ユーザUAが行った表示入力が表示装置100Bにおいても反映される。
図10は同期モードにおける表示部30A,30Bの表示画面の一例を概略的に示している。図10に例示するように、表示部30A,30Bには、拡大された表示部分(絵P1の一部)が表示されている。
また情報送受信部140は、非同期モードにおいては、表示部分情報を送信しなくてもよい。例えば非同期モードにおいて、ユーザUAが拡大の表示入力を行った場合、表示装置100Bは、そのユーザUAによる表示入力とは無関係に共有表示情報D1を表示部30Bに表示する。つまり、ユーザUAが行った表示入力は表示装置100Aにおいて反映されるものの、表示装置100Bにおいて反映されない。
図11は非同期モードにおける表示部30A,30Bの表示画面の一例を概略的に示している。図11の例示では、表示部30Aには、拡大された表示部分(絵P1の一部)が表示される一方で、表示部30Bには共有表示情報D1の全体が表示されている。
以上のように同期モードにおいては、表示装置100A,100Bは共有表示情報D1のうち同じ表示部分を表示する。よって、例えばユーザUBが絵P1をどのような表示部分で描いているのかを、ユーザUAが表示部30Aで確認することができる。
しかも、非同期モードにおいては、表示装置100A,100Bは互いに独立した表示部分で共有表示情報D1を表示する。よって、ユーザUAは、ユーザUBによる表示部分の変更に影響されずに、共有表示情報D1の内容を加工することができる。つまり、共有表示情報D1の加工に適した表示部分を表示部30Aに表示させながら、加工を行うことができる。同様に、ユーザUBは、ユーザUAによる表示部分の変更に影響されずに、共有表示情報D1の内容を加工することができる。これにより、各ユーザUA,UBは共有表示情報D1の内容を容易に加工することができる。
なお上述の例では、情報送受信部140は非同期モードにおいて表示部分情報を送信していないものの、表示部分情報を送信しても構わない。この場合、表示制御部150が、受信した表示部分情報に基づく表示を行わなければよい。要するに、表示装置100Aの表示制御部150Aは、非同期モードにおいて、ユーザUBによる表示入力には依存せずに、ユーザUAによる表示入力に応じた表示部分を表示部30に表示すればよい。同様に、表示装置100Bの表示制御部150Bは、非同期モードにおいて、ユーザUAによる表示入力には依存せずに、ユーザUBによる表示入力に応じた表示部分を表示部30に表示すればよい。
<具体的な動作の一例>
図12および図13は、表示装置100Aの動作の一例を示すフローチャートである。まずステップST1にて、表示装置100Aのモード設定部120Aは、モードを変更する入力がユーザUAによって行われたか否かを判断する。当該変更入力が行われたと判断したときには、ステップST2にてモード設定部120Aはモードを変更する。
表示装置100Aの情報送受信部140Aは、設定したモードを表示装置100Bへと送信してもよい。表示装置100Bのモード設定部120Bは、受信したモードを設定する。これにより、表示装置100Aにて設定したモードが、表示装置100Bでも反映される。
またモードはユーザUA,UBの両方の同意の元で設定されてもよい。例えば、モードを受信した表示装置100Bの表示制御部150Bが、このモードに同意するかどうかを入力するボタンを、表示部30Bに表示する。そして、ユーザUBがこれに同意する入力を行ったときに、表示装置100Bのモード設定部120Bが、受信したモードを採用する。これにより、ユーザUA,UBの同意の元で、表示装置100A,100Bにおいてモードが設定される。
一方で、ユーザUBがモードに同意しない旨の入力を行ったときには、表示装置100Bの情報送受信部140Bは、例えばその旨を表示装置100Aに送信してもよい。表示装置100Aのモード設定部120Aは、これに応じて、モードの変更を無効にする。これにより、ユーザUA,UBの少なくとも一方がモードの変更に同意しない場合には、現状のモードが維持されることになる。
次にステップST3にて、表示装置100Aの情報加工部130Aは、ユーザUAによる共有表示情報D1の内容を加工するための加工入力が行われたか否かを判断する。加工入力が行われたと判断したときには、ステップST4にて、情報加工部130Aは自身の共有表示情報D1(より具体的な一例としては第1レイヤD1A)に対して、その加工入力を反映させて、共有表示情報D1(例えば第1レイヤD1A)を更新する。
次にステップST5にて、表示装置100Aの情報送受信部140Aは、共有表示情報D1(より具体的な一例としては第1レイヤD1A)を表示装置100Bへと送信する。表示装置100Bでは、受信した第1レイヤD1Aを採用して自身の共有表示情報D1を更新する。これにより、表示装置100Aで行われた加工が表示装置100Bでも反映されることになる。
ステップST3にて加工入力が行われていないと判断したとき、または、ステップST5の次に、ステップST6を実行する。ステップST6においては、表示装置100Aの情報送受信部140Aは、表示装置100Bから共有表示情報D1(より具体的な一例としては第2レイヤD1B)を受信したか否かを判断する。これを受信したと判断したときには、ステップST7にて、情報加工部130Aは、表示装置100Bにおける共有表示情報D1の変更内容を、自身の共有表示情報D1に反映させる。例えば、受信した第2レイヤD1Bを採用して共有表示情報D1を更新する。
ステップST6にて共有表示情報D1(第2レイヤD1B)を受信していないと判断したとき、または、ステップST7の次に、ステップST8を実行する。ステップST8においては、表示装置100Aの表示制御部150Aは、最新の共有表示情報D1を表示部30Aに表示する。
次に、ステップST9にて、表示制御部150Aは、表示部分の拡大/縮小または移動についての表示入力が行われたか否かを判断する。表示入力が行われたと判断したときには、ステップST10にて、表示制御部150Aは共有表示情報D1のうち表示入力に応じた表示部分を表示部30Aに表示する。
次に、ステップST11にて、表示装置100Aの情報送受信部140Aは同期モードが設定されているか否かを判断する。同期モードが設定されていると判断したときには、ステップST12にて、情報送受信部140Aは、共有表示情報D1の表示部分についての表示部分情報を表示装置100Bへと送信する。同期モードが設定されていないと判断したときには、即ち、非同期モードが設定されているときには、ステップST13において、情報送受信部140Aは表示部分情報を送信しない。
ステップST9にて、表示入力が行われていないと判断したとき、または、ステップST12,ST13の次に、ステップST14を実行する。ステップST14においては、表示制御部150は情報送受信部140が表示装置100Bから表示部分情報を受信したかどうかを判断する。つまり、表示装置100B側において、表示入力があったか否かを判断する。表示部分情報を受信したと判断したときには、ステップST15にて、表示制御部150Aは同期モードが設定されているか否かを判断する。ステップST15にて同期モードが設定されていると判断したときには、ステップST16にて、表示制御部150Aは、受信した表示部分情報で示される表示部分を表示部30Aに表示する。
ステップST14にて表示部分情報を受信していないと判断したとき、または、ステップST15にて同期モードが設定されていない、つまり非同期モードが設定されていると判断したとき、または、ステップST5の次に、再びステップST1を実行する。
なお、非同期モードにおいて表示装置100Bが表示部分情報を表示装置100Aへと送信しない場合、ステップST15は必ずしも必要ではない。なぜなら、ステップST14にて、表示装置100Bから表示部分情報を受信した場合には、非同期モードが設定されていることになるからである。逆に、非同期モードにおいても表示装置100Bが表示部分情報を表示装置100Aへと送信する場合には、ステップST15は必須である。
図14は、上述の動作に伴う、表示装置100A,100Bの動作の一例を示すフローである。図14の例示では、ステップST101にて、例えばユーザUAは表示装置100Aの入力部を操作して、非同期モードを設定する。この情報は表示装置100Bへと送信されて、ステップST201にて、表示装置100Bでも非同期モードが設定される。つまり、図14の一例は非同期モードにおける動作を示している。
次にステップST102にて、ユーザUAは共有表示情報D1を加工するための加工入力を行う。表示装置100Aの情報加工部130Aは例えば第1レイヤD1Aに当該加工入力を反映させて、共有表示情報D1を更新する。次にステップST103にて、表示装置100Aの情報送受信部140Aは第1レイヤD1Aを表示装置100Bへと送信する。
ステップST201にて、表示装置100Bの情報送受信部140Bは第1レイヤD1Aを表示装置100Aから受信し、情報加工部130Bは、受信した第1レイヤD1Aを採用して共有表示情報D1を更新する。
次に、ステップST104,ST203にて、表示装置100A,100Bの表示制御部150A,150Bはそれぞれ最新の共有表示情報D1を表示部30A,30Bに表示する。
次にステップST105にて、ユーザUAは共有表示情報D1を拡大して表示するための表示入力を行う。次にステップST106にて、表示装置100Aの表示制御部150AはユーザUAによる表示入力に応じた表示部分を表示部30Aに表示する。
一方で、この表示部分を示す表示部分情報は表示装置100Bへと送信されないので、表示装置100Bの表示部30Bには、ユーザUAによる表示入力に依らない表示部分が表示されることとなる(例えば図11参照)。
なお上述の例では、非同期モードにおいて、一方の表示装置100で行った表示入力は他方の表示装置100には反映されていない。この表示入力としては、拡大/縮小および移動が例示される。しかるに、例えば拡大/縮小の表示入力が表示装置100に反映されない一方で、移動の表示入力は他方の表示装置100に反映されてもよい。逆に、移動の表示入力が他方の表示装置100に反映されない一方で、拡大/縮小の表示入力は他方の表示装置100に反映されてもよい。
<モードの表示>
表示制御部150A,150Bは現在のモードを表示してもよい。図10,11の例示では、モードB1が表示されている。図10,11の例示では、文字(例えば「同期」、「非同期」)によってモードを表示しているものの、記号、図形などで表示しても構わない。
以下、他の実施の形態について、主として第1の実施の形態との相違点を述べる。
第2の実施の形態.
図15は、制御部10の構成の一例を概略的に示す機能ブロック図である。制御部10は親子設定部160を更に備えている。親子設定部160は、表示装置100A,100Bの一方に「親」を、他方に「子」を設定する。
以下では、表示装置100Aが「親」に設定され、表示装置100Bが「子」に設定されると仮定して説明する。
さて第1の実施の形態では、非同期モードにおいて、表示装置100A,100Bは互いに独立した表示部分を表示した。しかしながら、第2の実施の形態では、非同期モードにおいて、「子」の表示装置100Bは、「親」の表示装置100Aの表示部分とは独立した表示部分を表示するのに対して、「親」の表示装置100Bは「子」の表示装置100Aの表示部分と同じ表示部分を表示する。つまり、「親」における表示部分の変更は「子」には反映されないのに対して、「子」における表示部分の変更は「親」に反映させるのである。
図16は、非同期モードにおける拡大/縮小または移動の表示入力が、各表示装置100A,100Bにおいて反映されるか否かを示している。図16に示すように、ユーザUAが「親」の表示装置100Aにおいて表示入力を行うと、表示装置100Aにおいて、その表示入力が反映されるものの、「子」の表示装置100Bにおいては、その表示入力が反映されない(図11)。つまり、ユーザUAが「親」の表示装置100Aにおいて共有表示情報D1を例えば拡大して表示させても、「子」の表示装置100Bにおいては、共有表示情報D1が拡大されないのである。
一方で、ユーザUBが「子」の表示装置100Bにおいて表示入力を行うと、表示装置100A,100Bのいずれにおいても、その表示入力が反映されるのである。つまり、ユーザUBが「子」の表示装置100Bにおいて共有表示情報D1を例えば拡大して表示させると、「親」の表示装置100Aにおいても、共有表示情報D1が拡大して表示される(図10)のである。
<具体的な動作>
図17は「子」の表示装置100Bにおける動作の一例を示すフローチャートである。図17の例示では、図12に比して、ステップST11,ST13を実行せずに、ステップST10の後にステップST12を実行する。つまり、「子」の情報送受信部140Bは、表示入力があったときには、モードに依らずに表示部分情報を表示装置100Aへと送信するのである。
一方で、「親」の表示装置100Aでは、第1の実施の形態で述べたように、表示装置100Bから表示部分情報を受信したときには、この受信した表示部分情報で示される表示部分を表示部30Aに表示する(ステップST14,ST15)。これにより、非同期モードにおいても、「子」のユーザUBが行った表示入力を「親」の表示装置100Aで反映させることができる。
以上のように、非同期モードにおいて、ユーザUAによる表示部分の変更は表示装置100Bには反映されない。よって、ユーザUBによる共有表示情報D1の加工を邪魔しない。したがって、ユーザUBは例えば絵P1を描画しやすい。
しかも、非同期モードにおいて、ユーザUBによる表示部分の変更は、表示装置100Aに反映される。よって、ユーザUAは、ユーザUBがどのような表示部分を表示させながら、どのような手順で共有表示情報D1を加工しているのかを、表示部30Aで確認することができる。したがって、ユーザUAはユーザUBの加工に対してのアドバイスを想起しやすい。
<表示入力の反映タイミング>
ユーザUAが非同期モードにおいて共有表示情報D1の加工を行っている状態で、ユーザUBによる表示部分の変更が表示装置100Aに反映されると、ユーザUAは加工を行いにくい。そこで、この状態では、表示部分の変更の表示装置100Aへの反映を所定期間に亘って中断してもよい。
図18は、非同期モードにおける拡大/縮小または移動の表示入力が、各表示装置100A,100Bにおいて反映されるか否かを示している。表示装置100Aへの反映以外の動作は図16と同じである。図18の下段に示すように、ユーザUBが表示装置100Bにおいて表示入力を行う場合、その表示入力を表示装置100Aに反映させるか否かは、ユーザUAによる加工入力または表示入力に基づいて、決定される。
具体的には、ユーザUAによる加工入力または表示入力が行われた時点以後の所定期間では、ユーザUBによる表示入力を表示装置100Aにおいて反映させない。更に具体的な動作としては、例えば情報送受信部140Aがこの所定期間内に表示装置100Bから表示部分情報を受信したときに、表示制御部150Aはこの所定期間ではこの表示部分情報を用いない。
これにより、ユーザUAは、自身の加工に適した表示部分を表示部30Aに表示させながら、共有表示情報D1を加工することができる。一方で、ユーザUAによる加工が終了したときには、ユーザUAは表示装置100Bにおける表示部分を速やかに確認したい。ユーザUBがどの表示部分を表示して共有表示情報D1を加工しているのかを確認するためである。
そこで、所定期間の後には、ユーザUBによる表示部分の変更を表示装置100Aに反映させる。より具体的には、表示制御部150Aは所定期間の後に、受信した表示部分情報が示す表示部分を表示部30Aに表示する。これにより、ユーザUAが加工を終えた後には、ユーザUBによる表示入力が表示装置100Aでも反映される。この所定期間は例えば予め設定される。
また所定期間の後に、つまりユーザUAによる入力が終わった後に、ユーザUBによる表示入力が行われた場合には、表示装置100Aにおいても、ユーザUBによる表示入力を反映させる。つまり、表示制御部150Aは、表示装置100Bから受信した表示部分情報によって示される表示部分を、表示部30Aに表示する。
以上のように、ユーザUAによる加工入力または表示入力が行われた時点以後の所定期間において、ユーザUBによる表示入力を反映しないので、ユーザUAは共有表示情報D1を加工しやすい。しかも所定期間の後には、ユーザUBによる表示入力が反映されるので、ユーザUAは再びユーザUBがどのような表示部分で共有表示情報D1を加工しているのかを確認することができる。
<具体的な動作の一例>
図19は、表示装置100Aの動作の一例を概略的に示すフローチャートである。図19の例示では、非同期モードにおいて表示部分情報を受信するときの、表示装置100Aの動作が示されている。ステップST140にて、表示装置100Aの情報送受信部140Aは表示部分情報を受信したかどうかを判断する。表示部分情報を受信したと判断したときには、ステップST141にて、表示制御部150Aは、ユーザUAによる最後の加工入力または表示入力が行われた時点から所定期間が経過しているか否かを判断する。このような所定期間の計時は例えばタイマ回路を用いて行うことができる。
ステップST141にて、所定期間が経過していると判断したときには、ステップST142にて、表示制御部150Aは、表示装置100Bから受信した表示部分情報によって示される表示部分を、表示部30Aに表示する。これにより、ユーザUAが加工入力または表示入力を終了したときに、ユーザUBによる表示入力が反映される。
ステップST141にて所定期間が経過していないと判断したときには、ステップST142を行うことなく、再びステップST141を実行する。これにより、ユーザUAが加工入力または表示入力を行っているとき、あるいは、その後の所定期間には、ユーザUBによる表示入力は表示装置100Aには反映されない。
なお、ステップST141にて所定期間が経過していないと判断して、ステップST141を繰り返し実行するときにも、この表示装置100Aでは、加工入力または表示入力が行われ、これに応じた処理が行われてもよい。例えば加工入力が行われると、情報加工部130Aが共有表示情報D1を加工し、情報送受信部140Aが共有表示情報D1を表示装置100Bへと送信する。また例えばユーザUAによる表示入力が行われると、表示制御部150Aは表示入力に応じた表示部分を表示部30Aに表示する。
<モードの表示>
表示制御部150A,150Bは第1の実施の形態と同様に、現在のモードを表示してもよい。また第2の実施の形態では、「親」の表示部30Aには、同期モードおよび非同期モードの区別によらず、「子」の表示部30Bに表示された表示部分と同じ表示部分が表示される。よって、表示制御部150Aはモードを表示しなくても構わない。
第3の実施の形態.
第3の実施の形態でも、第2の実施の形態と同様に「親」および「子」が設定される。ただし、第3の実施の形態は第2の実施の形態を前提とするものではなく、第2の実施の形態と独立して実施されてもよい。第3の実施の形態は、非同期モードにおける動作という点で第1の実施の形態と相違する。第3の実施の形態では、非同期モードにおいて、「親」の表示装置100における共有表示情報D1への追加内容は、「子」の表示装置100においては所定期間T1のみ反映され、所定期間T1の経過後には当該追加内容は消去される。以下に概要を述べる。
例えば表示装置100Aが「親」に設定され、表示装置100Bが「子」に設定されると仮定する。例えば、ユーザUAが追加内容としてアドバイスA1を共有表示情報D1に書き込むべく、表示装置100Aの入力部(タッチパネル50)を操作する。表示装置100Aは上述した動作を経て、共有表示情報D1を加工する。これにより、表示部30Aに当該アドバイスA1が表示される。この共有表示情報D1(より具体的には第1レイヤD1A)は表示装置100Bにも送信されて、表示装置100Bの表示部30BにもアドバイスA1が表示される。よって、ユーザUBはユーザUAが書き込んだアドバイスA1を表示部30Bで知ることができる。
しかるに、表示装置100Bの表示制御部150Bは、図20に例示するように、この追加内容(例えばアドバイスA1)を表示してから所定期間T1が経過したときに、当該アドバイスA1を消去して共有表示情報D1を表示部30Bに表示する。言い換えれば、所定期間T1の経過に伴って、ユーザUAによる共有表示情報D1の追加内容を無効にする。
これにより、所定期間T1の経過後には、ユーザUBが描いている絵P1を含む第2レイヤD1Bのみが共有表示情報D1に含まれることになる。これによれば、ユーザUBが自身の作品を仕上げる際に、ユーザUAが入力した追加内容を別途に消去する必要がない。したがって、ユーザUBにとって利便性が高い。
<制御部>
図21は、制御部10の構成の一例を概略的に示す機能ブロック図である。制御部10は追加内容把握部180を更に備えている。追加内容把握部180は一連の加工入力に基づいて追加内容を把握する。つまり、追加内容把握部180は一連の加工入力のうち、どの加工入力からどの加工入力までが追加内容を示すのか、を判断する。
<追加内容把握動作>
図22は、追加内容把握部180の動作の一例を概略的に示す図である。まずステップST100にて、ユーザUAが加工入力を行う。例えば、ユーザUAは共有表示情報D1に対して図形データ(例えばドットデータ)で文字を描く。
次にステップST101にて、追加内容把握部180は、ステップST100の加工入力を、一つの追加内容(以下、ブロックとも呼ぶ)の始まりとして把握する。次にステップST102にて、加工入力が未入力である一定期間T2が経過したかどうかを判断する。一定期間T2は例えば所定期間T1に比べて短い期間である。一定期間T2が経過していないと判断すると、つまり、一定期間T2内に加工入力が行われると、再びステップST102を実行する。一定期間T2が経過したと判断すると、追加内容把握部180は、ステップST100の加工入力から最後の加工入力までをブロックとして保存する。つまり、一定期間T2に亘って加工入力が行われていない場合には、追加内容の入力が終了したと判断して、それまでの加工入力を一つの追加内容として把握しているのである。
以上の動作により、例えば図20のアドバイスA1が一つの追加内容(ブロック)として把握される。追加内容は例えば画像として保存されてもよいし、あるいはテキストデータまたは図形データとして保存されてもよい。また、共有表示情報D1の表示内容に対する追加内容の位置などの情報も保存されてもよい。
この追加内容を示す追加内容情報は、共有表示情報D1とともに、「親」の表示装置100Aから「子」の表示装置100Bへと送信されてもよい。或いは、「子」の表示装置100Bも追加内容把握部180を備え、表示装置100Aから受信する第1レイヤD1Aに基づいて、追加内容情報を生成してもよい。
<追加内容の表示と消去の具体的な動作の一例>
図23は、「子」の表示装置100Bの動作の一例を概略的に示す図である。図23は、ユーザUAが非同期モードにおいて表示装置100Aを操作して、共有表示情報D1に追加内容を追加したときの「子」の表示装置100Bの動作を例示している。この図23の動作は例えば繰り返し実行される。
まずステップST60にて、表示装置100Bの情報送受信部140Bは、表示装置100Aから共有表示情報D1(例えば第1レイヤD1A)を受信したかどうかを判断する。共有表示情報D1を受信したと判断したときには、ステップST61にて、表示装置100Bの情報加工部130Bは、受信した共有表示情報D1のうち表示装置100Aで加工された情報(第1レイヤD1A)を採用して、自身の共有表示情報D1を更新する。
ステップST60にて共有表示情報D1を受信していないと判断したとき、または、ステップST61の次に、ステップST62を実行する。ステップST62においては、表示装置100Bの表示制御部150Bは最新の共有表示情報D1を表示部30Bに表示する。これにより、ユーザUAによって追加された追加内容が表示部30Bにも表示される。
次にステップST63にて、第1レイヤD1Aに追加内容が追加されてから所定期間T1が経過したかどうかを判断する。
なお、この追加内容を示す追加内容情報は上述のように、共有表示情報D1とともに、表示装置100Aから送信されてもよく、あるいは、表示装置100Bが生成してもよい。また追加内容が追加されたタイミングは、ステップST103が実行されたタイミングと把握してもよい。この場合、ステップST63では当該タイミングからの経過時間を計時する。あるいは、追加内容情報が表示装置100Aから送信される場合には、追加内容情報を受信したタイミングを、追加内容が追加されたタイミングと把握してもよい。
ステップST63にて、所定期間T1が経過していないと判断したときには、再びステップST60を実行し、所定期間T1が経過したと判断したときには、ステップST64にて、表示装置100Bの情報加工部130Bは共有表示情報D1から追加内容を削除する。例えば第1レイヤD1Aから追加内容を削除する。これにより、表示制御部150は、追加内容が消去された共有表示情報D1を表示部30Bに表示することとなる。
<所定期間T1>
所定期間T1は例えば予め設定されていてもよいし、次で説明するように、動的に変化させてもよい。図24は制御部10の一例を概略的に示す機能ブロック図である。図24の例示では、制御部10は期間設定部170を更に備えている。この期間設定部170はユーザの入力に応じて所定期間T1を増大させる。この入力もタッチパネル50を用いて行うことができる。言い換えれば、タッチパネル50は、所定期間T1を長くする入力を受け付ける。例えば表示制御部150は所定期間T1を増大させるためのボタン(不図示)を表示部30に表示する。そして、ユーザが当該ボタンに対して操作すると、その情報がタッチパネル50で検出されて、期間設定部170へと入力される。期間設定部170は、当該ボタンが操作されるたびに、所定期間T1を増大させる。1回あたりの増大量は例えば予め設定されてもよい。
例えばユーザUBがユーザUAによる追加内容を未だ消去したくない場合に、ユーザUBが表示部30Bにおいて当該ボタンを操作する。これにより、追加内容が消去されるタイミングを遅らせることができる。したがって、ユーザUBは例えばアドバイスA1をより長い期間に亘って確認できる。
<具体的な動作の一例>
図25は期間設定部170の動作の一例を示すフローチャートである。この図25の動作は繰り返し実行される。ここでは、「子」の期間設定部170Bの動作が例示されている。
ステップST630にて、期間設定部170Bは、所定期間T1を増大するための入力が行われたか否かを判断する。当該入力が行われていないと判断した場合には、動作を終了する。当該入力が行われたと判断した場合には、ステップST631にて、期間設定部170Bは所定期間T1を増大させる。例えば予め定められた増大量を加算して所定期間T1を増大させる。これにより、より長い期間に亘って追加内容を共有表示情報D1に含ませることができる。ひいては、より長い期間に亘って追加内容を表示部30Bに表示できる。
なお、ユーザUAが表示部30Bにおける所定期間T1を増大させてもよい。例えばユーザUAが表示装置100Aにおいて所定期間T1を増大させる入力を行うと、情報送受信部140Aが期間増大指示を表示装置100Bへと送信する。そして、当該期間増大指示を受信した表示装置100Bの期間設定部170Bは、所定期間T1を増大させる。
<親の表示>
「親」に設定された表示装置100Aでも、ユーザUAによって追加される追加内容が、所定期間T1の経過に伴って消去されてもよい。この場合、共有表示情報D1は表示装置100A,100Bにおいて互いに同じとなる。
あるいは、「親」の表示装置100Aにおいては、所定期間T1の経過をトリガとしては追加内容を消去しなくてもよい。つまり、ユーザUAによる追加内容は、表示装置100Aにおいて維持されてもよい。これにより、ユーザUAは自身が書き込んだ追加内容を容易に確認することができる。
この場合、表示装置100Aにおける共有表示情報D1と、表示装置100Bにおける共有表示情報D1とは、互いに相違し得る。よってこの場合、共有表示情報D1は「共有」の本来的な意味、即ち、同じものを複数で有するという意味を有さない。ただし、この場合であっても、第2レイヤD1Bは表示装置100A,100Bにおいて共有される。
以下では、共有表示情報D1という表記を続けるものの、上述のように、第1レイヤD1Aは表示装置100A,100Bにおいて互いに相違することがある。
このような第1レイヤD1Aの相違は次の事態を招き得る。即ち、追加内容を含んだ第1レイヤD1Aを表示装置100Aが表示装置100Bに送信し、表示装置100Bがこの第1レイヤD1Aを採用すると、表示部30Bにおいて再び追加内容が表示される。
かかる事態を回避すべく、「子」の表示装置100Bにおいて、消去した追加内容を記憶部(例えば記憶部103)に記憶しておくとよい。そして、情報加工部130Bは、受信した第1レイヤD1Aに、消去すべき追加内容が含まれているか否かを判断する。そして、追加内容が含まれていると判断したときに、表示装置100Bの情報加工部130Bは、受信した第1レイヤD1Aから当該追加内容を消去した上で、自身の共有表示情報D1を更新する。これにより、所定期間の経過により消去した追加内容が、意図せず再び表示されることを防止できるのである。
<追加内容の再表示>
「子」の表示装置100Bにおいて、消去した追加内容をユーザUBの入力に応じて再表示してもよい。
例えば「子」の表示装置100Bの情報加工部130Bは、ユーザUBの入力に応じて、消去済みの追加内容を記憶部(例えば記憶部103)から読み出し、これを第1レイヤD1Aに追加して、自身の共有表示情報D1を更新する。この入力は例えばタッチパネル50を用いて行われる。言い換えれば、タッチパネル50は、追加内容を再表示する再表示入力を受け付ける。
情報加工部130Bは、この再表示入力に応答して、消去済みの追加内容を第1レイヤD1Aにおいて、例えば消去前の位置に配置する。そして表示制御部150Bは最新の共有表示情報D1を表示部30Bに表示する。
図26は表示部30Bの表示画面の一例を概略的に示す図である。図26の例示では、表示部30BにはボタンBT1が表示されている。このボタンBT1は、消去済みの追加内容を再表示するためのボタンである。図26の例示では、追加内容としてアドバイスA1〜A5が例示され、左側の表示部30BではアドバイスA1〜A5が消去されて、共有表示情報D1が表示されている。
そしてユーザUBが当該ボタンBT1を操作すると、その操作はタッチパネル50Bで検出されて、その情報が情報加工部130Bに入力される。情報加工部130Bは当該操作に応答して、第1レイヤD1Aにおける過去の追加内容を記憶部から読み出し、再び第1レイヤD1Aに反映させて、自身の共有表示情報D1を更新する。そして表示制御部150が最新の共有表示情報D1を表示部30Bに表示する。図26において右側の表示部30Bに示す通り、過去に追加されたアドバイスA1〜A5が再び表示される。
これによれば、ユーザUBはユーザUAが過去に追加した内容(アドバイスA1〜A5)を、後から確認することができる。これにより、ユーザの利便性を向上することができる。
なお情報加工部130Bは、追加内容を消去前の位置に追加してもよく、あるいは、予め設定された領域に一覧で表示してもよい。
また情報加工部130Bは再表示した追加内容を、その再表示から所定期間T1が経過したときに、共有表示情報D1から再び削除してもよい。
また「親」の表示装置100Aにおいて、所定期間T1の経過に伴って追加内容を消去する場合には、同様に、その追加内容を記憶部(例えば記憶部103)に記憶し、ユーザUAの入力に応じて、再表示しても構わない。
また上述の例では、「子」の表示装置100Bにおいて、所定期間T1の経過を条件として、「親」の表示装置100Aにおける追加内容を消去した。しかるに、「親」の表示装置100Bにおいて、所定期間T1の経過を条件として、「子」の表示装置100Aにおける追加内容を消去してもよい。あるいは、その両方が行われても構わない。
また上述の例では、「子」の表示装置100Bの情報加工部130Bは、「親」の表示装置100Aによる追加内容を第1レイヤD1Aに反映させる。ところで、ユーザUBの加工入力を反映させる第2レイヤD1B内の情報は、所定期間T1の経過によって消去されない。そこで、追加内容を消去したくない場合には、情報加工部130Bは、ユーザUBの入力に応じて、第1レイヤD1Aにおける追加内容(追加内容情報)を、第2レイヤD1Bに反映させても構わない。これにより、追加内容を消去から回避できる。
このような入力は、例えば表示制御部150が専用のボタンを表示部30Bに表示し、そのボタンへの操作によって行うことができる。
また第1から第3の実施の形態では、第1レイヤD1Aおよび第2レイヤD1Bを用いて共有表示情報D1を説明した。しかるに、例えば3以上のレイヤを含んでいてもよい。また2つの表示装置について説明したが、3以上の表示装置を採用してもよい。この場合、例えば3つの表示装置に対応する3つのレイヤを含む共有表示情報D1を採用してもよい。この3つのレイヤは互いに重ね合わされて一つの共有表示情報D1を形成してもよい。これによれば、三人のユーザが一つの共有表示情報D1を変更できる。また、2つの第1及び第2のレイヤが同じ層で並んで配置され、残り一つの第3のレイヤがこの2つのレイヤを覆うように配置されてもよい。この場合、第1及び第2のレイヤにそれぞれ対応する2画面を形成する。第3のレイヤは、これら2画面の両方に対して書き込みを行うためのレイヤである。
以上のように、表示装置は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、本表示装置がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、本発明の範囲から外れることなく想定され得る。
実施の形態は、相互に矛盾しない限り、互いに組み合わせて実施することができる。
30,30A,30B 表示部
50,50A,50B タッチパネル
100,100A,100B 表示装置
120,120A,120B モード設定部
130,130A,130B 情報加工部
140,140A,140B 情報送受信部
150,150A,150B 表示制御部

Claims (8)

  1. 表示情報を表示する外部装置と前記表示情報を共有する表示装置であって、
    表示部と、
    前記表示部における前記表示情報の表示部分を変更する表示入力が行われる入力部と、
    前記表示情報のうち前記表示入力に応じた第1表示部分を、前記表示部に表示する表示制御部と、
    前記第1表示部分と同じ第2表示部分を前記外部装置が表示する同期モードと、前記第1表示部分に依存しない第3表示部分を前記外部装置が表示する非同期モードとを、択一的に設定するモード設定部と、
    前記同期モードにおいて、前記第1表示部分を示す表示部分情報を、前記外部装置へと送信し、前記非同期モードにおいて、前記表示部分情報を送信しない情報送受信部と
    を備え
    前記モード設定部は、前記同期モードおよび前記非同期モードのいずれか一方から他方に変更する入力を受付けた後に当該変更に同意しない旨を前記外部装置から受信すると当該変更を無効にする、表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記入力部は、前記表示情報の内容を加工する加工入力を受け付け、
    前記情報送受信部は、前記表示情報の前記外部装置における第4表示部分を示す外部表示部分情報を、前記外部装置から受信し、
    前記非同期モードにおいて、前記加工入力および前記表示入力の少なくともいずれか一方が行われた時点以後の第1所定期間内に、前記情報送受信部が前記外部表示部分情報を受信したときには、前記表示制御部は、前記第1所定期間の後に、前記第4表示部分を前記表示部に表示する、表示装置。
  3. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記情報送受信部は、前記表示情報の前記外部装置における第4表示部分についての外部表示部分情報を、前記外部装置から受信し、
    前記表示制御部は、前記非同期モードにおいても、前記第4表示部分を前記表示部に表示する、表示装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の表示装置であって、
    前記表示情報は第1レイヤと第2レイヤとを含み、
    前記入力部は前記表示情報の内容を加工する加工入力を受け付け、
    前記表示装置は、
    前記第1レイヤを前記第2レイヤよりも前面に配置して、前記入力部による加工入力を前記第1レイヤに反映させる情報加工部を備え、
    前記情報送受信部は前記外部装置から前記第2レイヤを受信し、
    前記表示制御部は、前記第1レイヤおよび前記第2レイヤを重ね合せて前記表示情報を前記表示部に表示する、表示装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の表示装置であって、
    前記外部装置はユーザの入力に応じて、追加内容を追加して前記表示情報を加工し、
    前記表示制御部は、前記表示情報を前記表示部に表示し、前記追加内容を表示してから第2所定期間が経過したときに、前記追加内容を消去して前記表示情報を前記表示部に表示する、表示装置。
  6. 請求項5に記載の表示装置であって、
    前記入力部は前記第2所定期間を長くする入力を受け付け、
    前記表示装置は、
    前記入力のたびに前記第2所定期間を増大する期間設定部を更に備える、表示装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の表示装置であって、
    前記入力部は、前記追加内容を再表示する再表示入力を受け付け、
    前記表示制御部は、前記再表示入力が入力されたときに、前記追加内容を前記表示部に表示する、表示装置。
  8. 互いに通信して表示情報を表示する第1および第2の表示装置を備え、
    前記第1の表示装置は、
    第1表示部と、
    同期モードと非同期モードとを択一的に設定するモード設定部と、
    前記表示情報の少なくとも一部を前記第1表示部に表示する第1表示制御部と、
    前記表示情報のうち前記第1表示部に表示された表示部分を変更する第1表示入力が入力される第1入力部と、
    を備え、
    前記第2の表示装置は、
    第2表示部と、
    前記表示情報の少なくとも一部を前記第2表示部に表示する第2表示制御部と、
    前記表示情報のうち前記第2表示部に表示された表示部分を変更する第2表示入力が入力される第2入力部と、
    を備え、
    前記第1表示制御部および前記第2表示制御部は、前記同期モードにおいて、前記第1表示入力および前記第2表示入力の各々に応じて、前記表示情報のうち互いに同じ表示部分をそれぞれ前記第1表示部および前記第2表示部に表示し、
    前記第2表示制御部は、前記非同期モードにおいて、前記表示情報のうち、前記第1表示入力には依らず前記第2表示入力に応じた表示部分を、前記第2表示部に表示し、
    前記モード設定部は、前記同期モードおよび前記非同期モードのいずれか一方から他方に変更する入力を受付けた後に当該変更に同意しない旨を前記第2の表示装置から受信すると当該変更を無効にする、共有表示システム。
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