JP6568641B2 - 常時閉電磁弁 - Google Patents

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Description

本発明は、磁極コアが定置に、およびバルブ先端部を有する電機子が軸方向へ変位可能なように中に配置されたバルブスリーブを有する常時閉電磁弁に関するものであり、バルブ先端部をバルブシートの中へ押圧するために磁極コアと電機子の間でコイルばねが作用する。
冒頭に述べた種類の電磁弁は従来技術から知られている。たとえばこのような種類の電磁弁の1つが、図1に示されている2014年製造のTTNr.1267691803を備えるボッシュ常時閉電磁弁MV09OSである。電磁弁1は、通電可能な磁気コイル(図示せず)ならびに磁極コア2を含み、バルブスリーブ5,6の中で軸方向へ変位可能な電機子3に対して作用する磁気アクチュエータ技術を含んでいる。バルブスリーブ5,6は、上側のバルブスリーブ5と下側のバルブスリーブ6とを含む2部分からなるバルブスリーブとして構成されていてよい。バルブスリーブ5はバルブブッシュ7の中で位置決めされる。フィルタ8が、バルブスリーブ6の取込部を取り囲んでいる。さらに電機子3は、磁気アクチュエータが無通電状態のときにバルブシート10に向かって押圧される閉止部材9を有している。そのために電機子3は、バルブスリーブ5,6の中で初期応力をかけられたまま保たれる。通常、初期応力を印加するために、磁極コア2と電機子3の間で作用する、ないしは初期応力をかけられたまま保たれる圧縮ばね4、特にコイルばねが設けられる。このとき圧縮ばね4は、一端では定置に配置された磁極コア2に支持されるとともに、他端では変位可能な電機子3に支持される。そのために電機子3は、コイルばねが中で実質的に封入されて案内される切欠きを有している。別案の実施形態では磁極コア2も切欠きを有することができ、その中にコイルばねが実質的に封入されて案内される−ただし、この実施形態は図1には示していない。切欠きから突き出す圧縮ばね4の部分は磁極コア2に支持され、磁極コア2のほうを向いている電機子3の端面から、電機子3のほうを向いている磁極コア2の端面まで延びており、これらの相互間隔が無通電状態のときにいわゆる作業エアギャップを形成する。この作業エアギャップは電機子3の最大限可能な変位距離を規定し、それに伴って電磁弁1のストローク距離を規定する。電磁弁1が通電されると、電機子3が磁極コア2に突き当たるまで上方に向かって動くことにより、磁極コア2と電機子3の間のエアギャップが閉じられる。電流がなくなると、電機子が圧縮ばね4により下方に向かってバルブスリーブ5,6のほうへ動き、ついには閉止部材9がバルブシート10に当接し、それに伴ってバルブが閉じられる。通常、通電されたときに作業エアギャップが小さくなるにつれて磁力が増大する。このような上昇していく磁力推移は、電磁弁1の連続的な調節可能性を難しくする。調節可能性を改善するために、累進的なばね特性曲線を有する圧縮ばね4を設けるか、あるいは、たとえば累進的なばね特性曲線を有する追加のウェーブワッシャ(図示せず)を設けることが知られている。
従来技術からたとえば特許文献1が知られている。そこには、磁極コアが定置に、およびバルブ先端部を有する電機子が軸方向へ変位可能なように中に配置されたバルブスリーブを有する常時閉電磁弁が記載されており、バルブ先端部をバルブシートの中へ押圧するために磁極コアと電機子の間でコイルばねが作用する。この場合、コイルばねに対して別のコイルばねが並列につながれることが意図される。
新型のいわゆる1ボックスブレーキシステムでは、油圧集成装置が車両のスプラッシュボードと直接ねじ止めされることが意図される。このことは、油圧集成装置のすべてのコンポーネントにとって、騒音・振動・ハーシュネス(NVH)挙動に関わる要求事項の増大を意味する。たとえば油圧集成装置の電磁弁の切換によって生じる騒音が、このような取付方式によって、内部空間へと直接的に伝達されるからである。常時閉の吐出弁の場合、多くの場合に鋼材で製作される電機子が、通電時に、同じく鋼材から製作される磁極コアに当たるときにたとえば開放クリック音が生じることがある。
独国特許出願公開第102010040631号明細書
このような種類の取付における電磁弁の適用については、この種の騒音を緩和し、もしくはできる限り全面的に回避するのが好ましい。それにより、NVHの観点から是認可能な開放挙動を得ることができる。
したがって、磁極コアが定置に、および電機子が軸方向へ変位可能なように中に配置されたバルブスリーブを有する常時閉電磁弁が意図され、電機子と協働作用する閉止部材をバルブシートの中へ押圧するために磁極コアと電機子の間で圧縮ばねが作用する。本発明によるとこのバルブは、圧縮ばねの初期応力が電機子と磁極コアの間に配置された弾性コンポーネントの変形を惹起し、磁極コアへの可動の電機子の突き当たりがこの変形の復元によって緩衝されることを特徴とする。
このことは、弾性コンポーネントがシステムに取り入れられることであると理解される。このコンポーネントは磁極コアと電機子の間で位置決めされる。システムに存在する、たとえばコイルばねとして施工される圧縮ばねは、電磁弁が通電されていない状態にあるとき、弾性コンポーネントの定義された固有の変形をもたらす。その後の経過で、すなわち電磁弁が通電されて電機子が偏向したときに、定義された固有の変形の復帰によって、磁極コアへの電機子の突き当たりが緩衝される。このような緩衝により、このような突き当たりの影響が低減される。影響としては、特に、低減もしくは回避されるべき、システムでの固体伝搬音の伝達が挙げられる。磁極コアへの電機子の突き当たりとは、これら両方のコンポーネント間のあらゆる種類の力伝達および/または衝撃伝達を意味する。当然ながら、たとえば電機子と磁極コアという両方のコンポーネントの間に位置決めされる、スプリングワッシャなどの弾性コンポーネントのような別のコンポーネントを介しての、磁極コアへの電機子の間接的な突き当たりもこれに該当する。それにより、油圧集成装置がスプラッシュボードに直接結合される場合であっても、NVHの観点から是認可能な開放挙動を実現することができる。
好ましい実施形態では、バルブは、弾性コンポーネントが少なくとも1つのスプリングワッシャとして、特にスプリングワッシャパッケージとして構成されることを特徴とする。
このことは、上に説明した効果を実現するために、スプリングワッシャを利用できることであると理解される。スプリングワッシャの個数は、ワッシャの寸法や材料特性に応じて、さらには適用ケースや実現されるべき緩衝に応じて、可変に適合化することができる。このとき変形および変形の復元という上述した効果は、1つのスプリングワッシャの場合からすでに生じる。しかしながら複数のワッシャを使用することでいっそうの効果を、たとえば摩擦効果ならびに起伏の低減などを、各スプリングワッシャの間でもたらすことができる。たとえば効果を高めるために、スプリングワッシャのパッケージを適用することができるのが好ましい。さらにスプリングワッシャは、標準鋼板から打抜き部品として製作することができる。ばらものとしての取扱も可能である。それによって解決を低コストに具体化可能である。
好ましい実施形態では、バルブは、スプリングワッシャが変形していない状態のとき実質的に平坦であり、変形がスプリングワッシャの湾曲を惹起することを特徴とする。
このことは、スプリングワッシャが基本的にワッシャの平坦面を有することであると理解される。それに伴ってスプリングワッシャの基本形状は円板状であり、実質的に平坦である。それにより、非常に簡単かつ低コストな標準コンポーネントを採用することができるという利点がある。突き当りを緩衝するために必要な形状、すなわち希望される湾曲は、システムでの圧縮ばねの初期応力によってのみ生成される。したがって、事前に形状を付与する加工ステップも必要ない。湾曲は純粋に各コンポーネントの通常の組立によって生起される。したがってスプリングワッシャが、たとえば皿ばねのように成形された定義されたばね構造を有する必要がなく、それが好ましいわけでもない。
好ましい発展例では、バルブは、圧縮ばねの初期応力によってスプリングワッシャの外側縁部が圧縮ばねの作用する初期応力と反対方向に湾曲し、この湾曲によって磁極コアへの電機子の突き当たりが緩衝されることを特徴とする。
このことは、以下の効果が生じるように、各コンポーネントが寸法決めされ、特徴づけられ、相互に調整されることであると理解される:圧縮ばねは初期応力を有していて、スプリングワッシャと支持点(たとえば残留エアギャップワッシャまたは磁極コア段部)とを介して磁極コアに支持される。圧縮ばねの作用する初期応力により、スプリングワッシャが圧縮ばねの支持点のところで磁極コアの方向へ湾曲する。支持点としては、当然ながら、たとえばスプリングワッシャが当接する円形のセグメントも含めて、面または部分面であるとも理解されるべきである。このような撓曲は、バルブが通電されていない状態のとき、スプリングワッシャパッケージを外径のところで残留エアギャップワッシャないし磁極コア段部から持ち上げる。すなわち、スプリングワッシャないしスプリングワッシャパッケージの外側の縁部は、支持点を起点として圧縮ばねの圧縮方向と反対向きに湾曲する。バルブが通電されると、電機子と磁極コアの間に存在する作業エアギャップが電機子の運動によって閉じられる。しかし電機子は、従来技術のように制動されることなく磁極コアに向かって衝突するのではなく、スプリングワッシャの事前湾曲により提供されるばねストロークによって、それが最終位置に達するまで遅延される。当然ながら、少なくとも部分領域および/または部分的な湾曲の復元も緩衝効果をもたらす。スプリングワッシャと支持点の組み合わせによって、磁極コアと電機子の間に組み込まれて突き当りの衝撃を緩衝し、そのようにしてシステムの固体伝搬音を和らげる弾性システムが生成される。
別の好ましい実施形態では、バルブは、磁極コアとスプリングワッシャの間に、特にスプリングワッシャの変形を形成するために、外側の半径方向領域の載置手段と、内側の半径方向領域の中空スペースとが構成されていることを特徴とする。
このことは、各コンポーネントそのものの設計的な構造によって、またはさらに別のコンポーネントによって、通電されていない状態のときのスプリングワッシャの希望される湾曲を可能にする手段、ならびに、磁極コアに電機子が突き当たったときの復元を可能にする手段が創出されることであると理解される。載置手段としては、たとえば上に述べた支持点が意味される。したがって、すでに説明したとおり、載置手段としてはたとえば残留エアギャップワッシャを利用することができる。別案の実施形態では、磁極コアがこの機能を可能にする磁極コア段部を備えていてよい。このような種類の実施形態では、スプリングワッシャは電機子のほうを向いている磁極コアの端面と直接的に接触することができる。残留エアギャップワッシャを適用するときの利点は、弾性的な緩衝の作用を生成するために、電機子および磁極コアの平坦な面だけで足りることにある。それにより、輪郭を保護するためにパレット積みされ、そのために高価になる納品を部分的にもたらす、電機子や磁極コアの高価な輪郭づけは不必要となる。それに対して、たとえば磁極コア段部のような輪郭づけを適用するときの利点は、追加のコンポーネントの使用を省略できることにある。それによって部品コストが削減される。さらに、それによって組立も減って簡素化される。
別案の実施形態では、バルブは、電機子とスプリングワッシャの間に、特にスプリングワッシャの変形を形成するために、外側の半径方向領域の載置手段と、内側の半径方向領域の中空スペースが構成されていることを特徴とする。そのために、特に電機子段部が設けられていてよい。
好ましい発展例では、バルブは、バルブが通電されていない状態のとき、スプリングワッシャと、磁極コアのほうを向いている電機子の端面との間に作業エアギャップが存在し、バルブに通電された状態のとき、磁極コアのほうを向いている電機子の端面が直接的な接触で、特に直接的な接触で実質的に平面的に、スプリングワッシャに当接することを特徴とする。
別案の発展例では、バルブは、バルブが通電されていない状態のとき、スプリングワッシャと、電機子のほうを向いている磁極コアの端面との間にの作業エアギャップが存在し、バルブに通電された状態のとき、電機子のほうを向いている磁極コアの端面が直接的な接触で、特に直接的な接触で実質的に平面的に、スプリングワッシャに当接することを特徴とする。
好ましい実施形態では、バルブは、電機子のほうを向く磁極コアの端面が実質的に閉じており、および/または平坦であり、磁極コアとスプリングワッシャの間で残留エアギャップワッシャが位置決めされており、残留エアギャップワッシャは、特に、スプリングワッシャのための半径方向外側に位置する磁極コアへの載置手段と、半径方向内側に位置するスプリングワッシャと磁極コアの間の中空スペースとを構成することを特徴とする。すでに説明したとおり、希望される効果を実現するためのいわゆる支持点が必要である。圧縮ばねの作用する初期応力により、スプリングワッシャは圧縮ばねの支持点のところで−ばね力と反対方向を向く方向に−湾曲する。支持点として、既存のコンポーネントの表面構造化(たとえば磁極コアの段部)、または外部コンポーネント(たとえば残留エアワッシャ)を適用することができる。残留エアギャップワッシャとして、たとえば磁化可能でない材料からなる環状の標準ワッシャを適用することができる。別案として、磁力を高めるために、磁化可能な材料の使用も可能である。このような種類の残留エアギャップワッシャとして、既存の大量生産部品を使用することができる。ばらものとしての取扱が可能である。それにより低コストな解決法が可能となる。好ましい実施形態では、残留エアギャップワッシャを介して、ないしこれによって、少なくとも1つのスプリングワッシャが磁極コアと接触し、ないしは別案として電機子と接触する。
好ましい実施形態では、バルブは、電機子のほうを向く磁極コアの端面が軸方向に構成された輪郭を直径にわたって有しており、この輪郭は、特に、スプリングワッシャのための半径方向外側に位置する磁極コアへの載置手段と、半径方向内側に位置するスプリングワッシャと磁気コアの間の中空スペースとを構成することを特徴とする。
このことは、支持点として、すでに説明したように外部コンポーネント(たとえば残留エアワッシャ)だけでなく、既存のコンポーネントの表面構造化(たとえば磁極コアの段部)も適用できることであると理解される。そのために磁極コアの段部が適している。段部は半径方向で1段あるいは多段に型押しされていてよい。段部のほか、流れるような移行部や混合形態も考えられる。このような種類の段差は、たとえば施削やフライス加工などの切削加工方法によって刻設することができる。磁極コア段部は特に周回するように磁極コアの円周にわたって施工される。このとき段部は、1つまたは円周にわたって配分された複数の刻み目をたとえば流体容積移行のために有することができる。
好ましい実施形態では、バルブは、圧縮ばねが、特にコイルばねが、少なくとも部分領域でスプリングワッシャと電機子の間に配置されていることを特徴とする。すでに説明したとおり、そのために電機子は圧縮ばねを収容して案内するための凹部を有している。
別案の実施形態では、バルブは、圧縮ばねが、特にコイルばねが、少なくとも部分領域でスプリングワッシャと磁極コアの間に配置されていることを特徴とする。
別の好ましい実施形態では、バルブは、スプリングワッシャが圧縮ばねにより磁極コアの端面で軸方向に保持されることを特徴とする。
このことは、スプリングワッシャが無通電の状態のときでも定義された位置で保持されることであると理解される。そのために圧縮ばねは初期応力を有する。この初期応力は、バルブを組み立てるときに印加することができる。さらに圧縮ばねはそれにより、スプリングワッシャを介して磁極コアに支持される。このとき直接的な支持のほか、たとえば残留エアギャップワッシャなどの別のコンポーネントを用いた間接的な支持も可能である。
別案の実施形態では、バルブは、スプリングワッシャが圧縮ばねにより電機子の端面で軸方向に保持されることを特徴とする。
好ましい発展例では、バルブは、載置手段の内径が圧縮ばねの外径よりも大きいことを特徴とする。このような種類の設計面の条件により、希望されるスプリングワッシャの湾曲を実現できるという利点がある。このときスプリングワッシャに対する圧縮ばねの作用点で、圧縮ばねの作用する初期応力の方向に変形が行われる。載置手段では、すなわち支持点では、スプリングワッシャは変形を阻止される。それによりスプリングワッシャの外側領域で、すなわち半径方向で載置手段よりも外側で、スプリングワッシャの反対向きの変形が、すなわち圧縮ばねの作用する初期応力と反対向きの変形が可能となる。
従来技術に基づく電磁弁を示す模式的な断面図である。 残留エアギャップワッシャを有する電磁弁の実施例を示す断面図の一部分である。 磁極コア段部を有する電磁弁の実施例を示す断面図の一部分である。 電機子段部を有する電磁弁の実施例を示す断面図の一部分である。 バルブが無通電の状態のときの、ならびに通電された状態のときの作用形態を示す有限要素図である。
図1は、車両の油圧集成装置のための従来技術に基づく電磁弁1の模式的な断面図を示している。この電磁弁の説明は、背景技術に関する記述のところにある。
図2は、残留エアギャップワッシャ12と、複数のスプリングワッシャ11とを有する電磁弁1の実施例の断面図の一部分を示している。ここで残留エアギャップワッシャ12は磁極コア2に直接位置決めされている。残留エアギャップワッシャ12として、磁化可能でない材料からなる標準ワッシャを適用することができる。残留エアギャップワッシャ12に併設されて、複数のスプリングワッシャ11が位置決めされている。これらのスプリングワッシャ11は透磁性材料から製作される。コイルばねとして構成された圧縮ばね4が電機子3の切欠きに位置決めされており、その中で圧縮ばね4が実質的に封入されて案内される。圧縮ばね4は初期応力を有しており、スプリングワッシャ11および残留エアギャップワッシャ12を介して磁極コア2に支持される。それにより、スプリングワッシャ11は軸方向で磁極コア2に保持される。さらに圧縮ばね4の初期応力により、磁極コア2の方向にスプリングワッシャ11の湾曲が行われる。図示した実施例では、3つのスプリングワッシャ11が使用されている。
図3は、磁極コア段部13を有する電磁弁1の実施例の断面図の一部分を示している。全般的には、図2についての説明を援用する。ただし図2の実施形態とは異なり、図3では残留エアギャップワッシャが省略される。その代わりに、外側の縁部でのスプリングワッシャ11の支持、ならびに中央部でのスプリングワッシャ11の湾曲のために必要な中空スペースが、磁極コア2の段部13によって実現される。磁極コア段部13はここでは半径方向に型押しされて、磁極コア2の円周にわたって延びている。段部13は1つの、または円周にわたって配分された複数の刻み目を、たとえば流体溶液移行のために有することができる。
図4は、電機子段部14を有する電磁弁1の別案の実施例の断面図の一部分を示している。特に図2や図3についてすでに行った説明をあらためて援用する。ここに図示する実施形態では、圧縮ばね4が磁極コア2の開口部に組み込まれており、ならびに、スプリングワッシャ11が磁極コア2のほうを向いている電機子3の端面で位置決めされて、圧縮ばね4により保持されながらその位置で保持される。外側の縁部でのスプリングワッシャ11の支持、ならびに中央部でのスプリングワッシャ11の湾曲のために必要な中空スペースは、電機子3の段部14によって実現される。電機子段部14はここでは半径方向に型押しされて、電機子3の円周にわたって延びている。段部14は1つの、または円周にわたって配分された複数の刻み目を、たとえば流体溶液移行のために有することができる。圧縮ばね4の初期応力に基づくスプリングワッシャ11の湾曲は、電機子3の方向に行われる。このような種類の各部材の位置決めの場合でも、緩衝作用を生成して、磁極コア2への電機子3の突き当りを緩衝することができるという利点がある。
図5は、電磁弁1が通電されていない状態S1のときの、ならびに通電された状態S2のときの、作用形態の有限要素図を示している。ここでは作用形態が一例として図3で説明したようなシステム−磁極コアで位置決めされるスプリングワッシャ11ならびに磁極コア段部13を有する−で示されている。対称線の左側には、電磁弁1が通電されていないときの初期位置が示されている。中央部に示す圧縮ばね4によるスプリングワッシャパッケージ11の初期応力、ならびに、外径のところで生じるスプリングワッシャパッケージ11の電機子3の方向への撓曲を見ることができる。さらに、電機子3の初期位置S1_3が通電されていない状態S1について示されており、電機子3とスプリングワッシャパッケージ11の間の作業エアギャップが示されている。対称線の右側には、電機子3が、電磁弁が通電されたときのその最終位置で示されている。ここでは電機子3の最終位置S2_3が通電された状態S1について示されており、電機子3とスプリングワッシャパッケージ11の間の作業エアギャップは解消されている。磁極コア2への電機子3の突き当りの希望される緩衝は、電機子3が最終位置への到達前に、電機子3のほうへ湾曲したスプリングワッシャパッケージ11によって減速されることによって生じる。その際に電機子3の運動エネルギーの一部が、湾曲したスプリングワッシャパッケージ11の変形復帰によって変換される。
1 電磁弁
2 磁極コア
3 電機子
4 圧縮ばね
5,6 バルブスリーブ
9 閉止部材
10 バルブシート
11 スプリングわっしゃ
12 残留エアギャップワッシャ

Claims (11)

  1. 磁極コア(2)が定置に、および電機子(3)が軸方向へ変位可能なように中に配置されたバルブスリーブ(5,6)を有する常時閉電磁弁(1)であって、前記電機子と協同作用する閉止部材(9)をバルブシート(10)の中へ押圧するために前記磁極コア(2)と前記電機子(3)の間で圧縮ばね(4)が作用する、そのような電磁弁において、前記圧縮ばね(4)の初期応力が前記電機子(3)と前記磁極コア(2)の間に配置された弾性コンポーネント(11)の変形を惹起し、前記磁極コア(2)への可動の前記電機子(3)の突き当たりがこの変形の復元によって緩衝されることを特徴とする電磁弁(1)。
  2. 前記弾性コンポーネント(11)は少なくとも1つのスプリングワッシャ(11)として構成されることを特徴とする、請求項1に記載の電磁弁(1)。
  3. 前記スプリングワッシャ(11)は変形していない状態のとき実質的に平坦であることを特徴とする、請求項2に記載の電磁弁(1)。
  4. 前記圧縮ばね(4)の初期応力によって前記スプリングワッシャ(11)の外側縁部が前記圧縮ばね(4)の作用する初期応力と反対方向に湾曲し、この湾曲によって前記磁極コア(2)への前記電機子(3)の突き当たりが緩衝されることを特徴とする、請求項2から3のいずれか1項に記載の電磁弁(1)。
  5. 磁極コア(2)と前記スプリングワッシャ(11)の間に、外側の半径方向領域の載置手段と、内側の半径方向領域の中空スペースとが構成されていることを特徴とする、請求項2から4のいずれか1項に記載の電磁弁(1)。
  6. 前記電磁弁(1)が通電されていない状態のとき、前記スプリングワッシャ(11)と、前記磁極コア(2)のほうを向いている前記電機子(3)の端面との間にギャップが存在し、前記電磁弁(1)に通電された状態のとき、前記磁極コア(2)のほうを向いている前記電機子(3)の端面が直接的な接触で、前記スプリングワッシャ(11)に当接することを特徴とする、請求項2から5のいずれか1項に記載の電磁弁(1)。
  7. 前記電機子(3)のほうを向く前記磁極コア(2)の端面は実質的に平坦であり、前記磁極コア(2)と前記スプリングワッシャ(11)の間で残留エアギャップワッシャ(12)が位置決めされており、
    前記残留エアギャップワッシャ(12)は、前記スプリングワッシャ(11)のための半径方向外側に位置する前記磁極コア(2)への載置手段と、半径方向内側に位置する前記スプリングワッシャ(11)と前記磁極コア(2)の間の中空スペースとを構成することを特徴とする、請求項2から6のいずれか1項に記載の電磁弁(1)。
  8. 前記電機子(3)のほうを向く前記磁極コア(2)の端面に段部(13)が設けられており、この段部(13)は、前記スプリングワッシャ(11)のための半径方向外側に位置する前記磁極コア(2)への載置手段と、半径方向内側に位置する前記スプリングワッシャ(11)と前記磁コア(2)の間の中空スペースとを構成することを特徴とする、請求項2から7のいずれか1項に記載の電磁弁(1)。
  9. 前記圧縮ばね(4)は、前記スプリングワッシャ(11)と前記電機子(3)の間に配置されていることを特徴とする、請求項2から8のいずれか1項に記載の電磁弁(1)。
  10. 前記スプリングワッシャ(11)は前記圧縮ばね(4)により前記磁極コア(2)の端面で軸方向に保持されることを特徴とする、請求項2から9のいずれか1項に記載の電磁弁(1)。
  11. 前記載置手段の内径は前記圧縮ばね(4)の外径よりも大きいことを特徴とする、請求項5または7または8のいずれか1項に記載の電磁弁(1)。
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