JP6568598B2 - 溶融材料を処理するための装置及び方法 - Google Patents

溶融材料を処理するための装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6568598B2
JP6568598B2 JP2017557165A JP2017557165A JP6568598B2 JP 6568598 B2 JP6568598 B2 JP 6568598B2 JP 2017557165 A JP2017557165 A JP 2017557165A JP 2017557165 A JP2017557165 A JP 2017557165A JP 6568598 B2 JP6568598 B2 JP 6568598B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conduit
cooling fluid
cooling
molten material
station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017557165A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018521940A (ja
Inventor
キム,クァンジン
ク,ボンヒョン
キム,ジン−ス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corning Inc
Original Assignee
Corning Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Corning Inc filed Critical Corning Inc
Publication of JP2018521940A publication Critical patent/JP2018521940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6568598B2 publication Critical patent/JP6568598B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B7/00Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
    • C03B7/02Forehearths, i.e. feeder channels
    • C03B7/06Means for thermal conditioning or controlling the temperature of the glass
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/16Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/16Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
    • C03B5/23Cooling the molten glass
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/16Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
    • C03B5/42Details of construction of furnace walls, e.g. to prevent corrosion; Use of materials for furnace walls
    • C03B5/44Cooling arrangements for furnace walls
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B17/00Forming molten glass by flowing-out, pushing-out, extruding or drawing downwardly or laterally from forming slits or by overflowing over lips
    • C03B17/06Forming glass sheets
    • C03B17/064Forming glass sheets by the overflow downdraw fusion process; Isopipes therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その内容が依拠され、その全体がここに参照することによって本願に援用される、2015年5月6日出願の米国仮特許出願第62/157,574号の米国法典第35編特許法119条に基づく優先権の利益を主張する。
本開示は、概略的には、溶融材料を処理するための装置及び方法に関し、より詳細には、導管内部を流れる溶融材料を処理するための装置及び方法に関する。
溶融材料からガラスリボンを製造することが知られている。典型的には、溶融材料は、直列的に配置された幾つかのステーションを含むガラス製造装置を用いて加工される。幾つかの例では、一対のステーションは、第1のステーションから第2のステーションまで走る溶融材料のための移動経路を画成する導管に接合する。
詳細な説明に記載された幾つかの例示的な態様の基本的な理解を提供するために、本開示の簡略化された概要を以下に提示する。
本明細書に開示される実施形態によれば、ガラス製造装置の第1のステーションから第2のステーションに至る、導管によって画成された移動経路に沿って、溶融材料を導管内部に通流させる工程を含む、溶融材料を処理する方法が記載される。本方法は、導管の第1の側面と第2の側面との間の移動経路に対して横方向に延びる冷却軸に沿って、導管外部に冷却流体流を強制的に流すことによって、導管内部の溶融材料を冷却する工程をさらに含みうる。
幾つかの実施形態では、冷却軸は、移動経路に対して垂直に延在しうる。
幾つかの実施形態では、冷却軸は、直線状の冷却軸を含みうる。
さらなる他の実施形態では、冷却軸は、移動経路に対して横方向に延びる導管によって画成されるチャネル内に延在しうる。例えば、冷却流体流は、チャネルのベースに対して強制的に流されうる。他の例では、冷却流体流は、チャネルのベースによって分配されて、チャネルの両側を上方に走りうる。
幾つかの実施形態では、冷却流体流は、冷却流体シートを含みうる。例えば、冷却流体シートは、冷却流体の実質的に連続したシートを含みうる。
さらなる実施形態では、冷却流体流は、冷却軸に沿って、衝突長さの全長(overall impact length)を含みうる。冷却流体流は、衝突長さの全長に沿って、実質的に連続した冷却流体流を含みうる。
またさらなる実施形態では、冷却流体は、実質的に酸素を含まない場合がある。例えば、冷却流体は窒素を含みうる。
前述の実施形態及び例は、単独で、又は、上述のうちの1つ又はいずれかの組合せと組み合わせて、提供されてもよい。
別の実施形態によれば、第1のステーション、第2のステーション、及び、第1のステーションから第2のステーションまで走る、溶融材料のための移動経路を画成する導管を含む、ガラス製造装置が開示される。該ガラス製造装置は、導管に面し、かつ、移動経路に対して横方向に延びる、少なくとも1つのノズルをさらに含みうる。該少なくとも1つのノズルは、導管内部の溶融材料を冷却するように構成されうる。例えば、幾つかの実施形態では、溶融材料は、冷却流体が少なくとも1つのノズルを通るように強いて、冷却流体流を生成することによって、冷却される。冷却流体流は、導管の第1の側面と第2の側面との間の移動経路に対して横方向に延びる冷却軸に沿って、導管外部に対して強制的に流されうる。
幾つかの実施形態では、少なくとも1つのノズルは、移動経路に対して横方向に延びる、少なくとも1つの細長いポートを含みうる。該少なくとも1つの細長いポートは、長尺長さと、該長尺長さに対して横方向に延びる幅とを含みうる。
他の実施形態では、細長いポートの幅は、約0.4cm〜約2.4cmの範囲内でありうる。
さらなる他の実施形態では、細長いポートの幅は、該細長いポートの長尺長さの約5%未満でありうる。
さらに他の実施形態では、少なくとも1つの細長いポートは、該細長いポートの長尺の全長に沿って延びる単一の細長いポートを含みうる。
さまざまな実施形態では、少なくとも1つのノズルは、少なくとも1つの細長いポートの長尺長さに沿って延びる長尺長さを含む、細長い圧力チャンバを含みうる。細長い圧力チャンバは、細長いポートと流体連通しうる。
またさらなる実施形態では、少なくとも1つのノズルは、第1の側面部及び第2の側面部、並びに、該第1の側面部と第2の側面部との間に少なくとも部分的に延在する、長尺長さの少なくとも1つの細長いポートを含みうる。少なくとも1つのノズルは、第1の側面部に配置された第1の入口ポート及び第2の側面部に配置された第2の入口ポートを含む、少なくとも2つの入口ポートをさらに含みうる。
幾つかの実施形態では、第1のステーションは、混合ステーションを含みうる。
実施形態において、第2のステーションは、送達容器を含みうる。
前述の実施形態及び例は、単独で、あるいは、上で論じたものの1つ又はいずれかの組合せと組み合わせて、提供されうる。
前述の概要及び以下の詳細な説明はいずれも、本開示の実施形態を提示しており、実施形態の性質及び特性が説明され特許請求される際に、それらを理解するための概観又は枠組みを提供することが意図されているものと解されるべきである。添付の図面は、実施形態のさらなる理解をもたらすために含まれ、本明細書に取り込まれ、その一部を構成する。図面は、本開示のさまざまな実施形態を例証しており、その説明と共に、それらの原理及び動作を説明する役割を担う。
本開示のこれら及び他の特徴、態様、及び利点は、添付の図面を参照しつつ、以下の詳細な説明を読んだときに、より良く理解される。
例示的なガラス製造装置の概略図 図1の線2−2に沿ったガラス製造装置の断面斜視図 導管によって画成された移動経路に対して横方向に延びる例示的なノズルを示す、概略的な斜視図 導管によって画成された移動経路に対して横方向に延びる複数のノズルを含む導管の概略的な上面図 導管によって画成された移動経路に対して横方向に延びる複数のノズルを含む導管の概略的な側面図 例示的なノズルの下方斜視図 ノズルの長尺長さに沿って切り取った図6のノズルの断面図 ノズルの長尺長さに対して横方向に切り取った図6のノズルの中央部分の別の断面図
装置及び方法は、本開示の例示的な実施形態を示す添付の図面を参照して、以下にさらに十分に説明されよう。可能な限り、同一又同様の部分の参照には、図面全体を通じて同じ参照番号が用いられる。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で実施可能であり、本明細書に記載される実施形態に限られるように解釈されるべきではない。
本開示の装置及び方法によって生産されるガラス板は、一般に、例えばディスプレイ用途、例として、液晶ディスプレイ(LCD)、電気泳動ディスプレイ(EPD)、有機発光ダイオードディスプレイ(OLED)、プラズマディスプレイパネル(PDP)などに用いられる。幾つかの例では、ガラス板は、ガラス製造装置によって生産されたガラスリボンから分離されうる。
幾つかの実施形態では、ガラス製造装置として、スロットドロー装置、フロートバス装置、ダウンドロー装置、アップドロー装置、圧延装置、又は他のガラス製造装置が挙げられうる。例として、図1は、その後に加工してガラス板104とするためにガラスリボン103を溶融延伸するためのフュージョンダウンドロー装置を含む、ある量の溶融材料を加工するためのガラス製造装置101を概略的に示している。フュージョンドロー装置101は、該溶融材料121からガラスリボン103を生成するためのテーションを通じて、溶融材料が連続的に移動しうる、直列的に配置された複数のステーション(例えば、溶融容器105、清澄容器127、混合チャンバ131、送達容器133及び成形容器143)を含みうる。
溶融容器105は、貯蔵ビン109からバッチ材料107を受け入れるように構成されうる。バッチ材料107は、矢印117に示されるように、所望の量のバッチ材料107を溶融容器105内に導入するためのモータ113を備えたバッチ送達デバイス111によって導入されうる。溶融容器105は、次に、バッチ材料107を溶融材料121へと溶融しうる。
フュージョンドロー装置101はまた、溶融容器105の下流に配置され、第1の導管129によって溶融容器105に連結可能な清澄容器127も含みうる。幾つかの例では、溶融材料121は、第1の導管129によって溶融容器105から清澄容器127へと重力供給されうる。例えば、重力は、溶融容器105から清澄容器127へと第1の導管129の内部を通じて溶融材料121を駆動しうる。清澄容器127内では、さまざまな技法によって溶融材料121から気泡が除去されうる。
フュージョンドロー装置は、清澄容器127の下流に配置してよい混合チャンバ131をさらに含みうる。混合チャンバ131は、均質な溶融材料組成物の供給に用いられ、それによって、そうでなければ清澄容器から出る清澄された溶融材料内に存在したであろう不均質性を軽減又は排除しうる。図示されるように、清澄容器127は、第2の導管135によって混合チャンバ131に連結されうる。幾つかの例では、溶融材料121は、第2の導管135によって、清澄容器127から混合チャンバ131へと重力供給されうる。例えば、重力は、清澄容器127から混合チャンバ131へと第2の導管135の内部を通じて溶融材料121を駆動しうる。
フュージョンドロー装置は、混合チャンバ131の下流に配置してよい送達容器133をさらに含みうる。送達容器133は、成形デバイス内に供給される溶融材料121を調整しうる。例えば、送達容器133は、成形容器143への溶融材料121の一貫した流れを調整かつ供給するためのアキュムレータ及び/又は流量コントローラとして作用しうる。図示されるように、混合チャンバ131は、第3の導管137によって送達容器133に連結されうる。幾つかの例では、溶融材料121は、第3の導管137によって、混合チャンバ131から送達容器133へと重力供給されうる。例えば、重力は、混合チャンバ131から送達容器133へと第3の導管137の内部を通じて溶融材料121を駆動させうる。
さらに例証されるように、下降管139が、送達容器133からフュージョンドロー機械140の成形容器143の入口141へと溶融材料121を送達するように位置付けられうる。以下にさらに十分に論じられるように、フュージョンドロー機械140は、溶融材料121をガラスリボン103へと延伸するように構成されうる。
ガラス製造装置101の導管(例えば、第1の導管129、第2の導管135、及び第3の導管137)は、多種多様な形状を含む内面を含みうる。例えば、溶融材料を供給する移動経路に対して垂直に切り取られた内面の断面輪郭形状は、円形状又は非円形状(例えば、長方形の形状、楕円形の形状又は他の形状構成)を含みうる。幾つかの例では、同一の又は幾何学的に似た断面輪郭形状が導管の長さに沿って存在しうる。非円形の断面輪郭形状を有する導管を設けることにより、導管内の溶融ガラスからの熱伝達効率を高めることができる。
溶融容器105及び成形容器143は、典型的には、例えば、耐火性(例えばセラミック)ブリックなどの耐火材料でできている。ガラス製造装置101は、構成要素をさらに含んでもよく、該構成要素は、典型的には、白金、又は、例えば、白金−ロジウム、白金−イリジウム及びそれらの組合せなどの白金含有金属でできているが、例えば、モリブデン、パラジウム、レニウム、タンタル、チタン、タングステン、ルテニウム、オスミウム、ジルコニウム、並びにそれらの合金、及び/又は、二酸化ジルコニウムなど、他の耐火性金属も含んでいてもよい。白金含有構成要素は、第1の導管129、清澄容器127、第2の導管135、混合チャンバ131、第3の導管137、送達容器133、下降管139及び入口141のうちの1つ以上を含みうる。
図2は、図1の線2−2に沿ったガラス製造装置101の断面斜視図である。図示されるように、成形容器143は、成形ウェッジ201の両端の間に延在する一対の下方に傾斜した成形面部分203、205を含む、成形ウェッジ201を備えている。一対の下方に傾斜した成形面部分203、205は、延伸方向207に沿って収束し、ルート209を形成する。延伸面211は、ルート209を貫通して伸び、ガラスリボン103は、延伸面211に沿って延伸方向207に延伸されうる。図示されるように、延伸面211は、ルート209を二等分してよいが、延伸面211は、ルート209に対して他の配向で延在することもできる。
図2を参照すると、一例において、溶融材料121は、成形容器143のトラフ200内へと流れうる。溶融材料121は、次に、対応する堰202a、202bを同時に溢れ出て、対応する堰202a、202bの外面204a、204bを越えて下方へと流れうる。溶融材料のそれぞれの流れは、次に、下方に傾斜した成形面部分203、205に沿って成形容器143のルート209へと流れ、そこで流れは収束し、融着してガラスリボン103となる。ガラスリボン103は、次に、延伸方向207に沿った延伸面211においてルート209から引き出されうる。
図2に示されるように、ガラスリボン103は、第1の主面213及び第2の主面215を伴って、ルート209から延伸されうる。図示されるように、第1の主面213及び第2の主面215は、第1の主面213と第2の主面215との間に画成されたガラスリボン103の中央部分の厚さ217を伴って、反対方向を向いている。本開示の態様は、多くの代替的な厚さ(例えば、1ミリメートル超又は50マイクロメートル未満の厚さを含む)の生成には有益でありうるが、幾つかの例では、中央部分の厚さ217は、約1ミリメートル(mm)以下であってよく、例えば、約50マイクロメートル(μm)〜約750μm、例えば、約100μm〜約700μm、例えば、約200μm〜約600μm、例えば、約300μm〜約500μmでありうる。
一例において、ルート209から引き出されたガラスリボン103は、ガラス分離装置145を用いて個別のガラス板104へと分離されうる。あるいは、図示されていないが、ガラスリボンは、個別のガラス板104へとすぐに分離されるのではなく、さらなる加工ステーションに通されてもよく、及び/又は、ガラスリボンのロールとして保管されてもよい。
幾つかの例では、ガラス製造装置101の隣接するステーション(例えば、溶融容器105、清澄容器127、混合チャンバ131、送達容器133、及び成形容器143)間の導管(例えば、第1の導管129、第2の導管135、第3の導管137等)のうちの1つ以上の内部を移動する溶融材料を冷却することが望ましい場合がある。冷却についての論考は、ガラス製造装置101の第1のステーション(例えば、混合チャンバ131)と第2のステーション(例えば、送達容器133)との間に延在する、第3の導管137に関して説明されよう。図示されていないが、本開示の概念を、他の例証された導管(例えば、第1の導管129、第2の導管135)のいずれか又は他の例示的なガラス製造装置におけるいずれかの他の導管に適用してもよい。さらには、例証されるステーションは、溶融容器105の下流に位置付けられた清澄容器127、該清澄容器127の下流に位置付けられた混合チャンバ131、該混合チャンバ131の下流に位置付けられた送達容器133、及び該送達容器133の下流に位置付けられた成形容器143を伴って直列的に配置されているが、これは、配置のほんの一例に過ぎない。幾つかの例では、より多くの又はより少ないステーションが設けられてよく、及び/又は、該ステーションは、異なる順序で配置されてもよく、ここで、本開示の概念は、一連のステーションにおいてステーション間を移動する溶融材料のための移動経路をもたらす導管内の溶融ガラスを冷却するために適用されうる。他の例では、例えば複数の混合チャンバなど、特定のステーションを複数、設けてもよい。
図3に移ると、例として、ガラス製造装置101は、例証される混合チャンバ131を含みうる、第1のステーションを含む。ガラス製造装置101は、例証される送達容器133を含みうる第2のステーションをさらに含んでいてもよい。ガラス製造装置は、また、第1のステーションと第2のステーションとの間に延在し、かつ、それらに流体的に連結された第3の導管137をさらに含む。図3に概略的に示されるように、第3の導管137は、第1のステーションから第2のステーションに向かう方向315に走る、溶融材料121のための移動経路301を提供するように構成されうる。
混合チャンバ131における比較的高い温度から送達容器133における比較的低い温度まで、溶融材料121の温度を低下させることが望ましい場合がある。溶融材料121の温度を低下させることは、フュージョンドロー機械140を用いて溶融材料121をガラスリボン103へと加工するために所望される溶融材料特性(例えば、粘度)をもたらすためには望ましい場合がある。
一例において、ガスなどの冷却流体303は、導管137の外部305に沿って通過して、導管137内の溶融材料の冷却速度の増加を達成しうる。実際、比較的冷却された流体は、導管137に沿って通過して対流熱伝達をもたらすことができ、それによって、導管137から熱を取り除き、その結果として、導管137内部の溶融材料121の温度を低下させる。導管137は、移動経路301を画成する導管内部を画成する、耐火性金属(例えば、白金又は白金含有金属)から製造されたコア307を含みうる。導管137は、コア307に加えて、覆い、コーティング、又は支持構造体などの他の特徴を含みうる。例えば、部分的に概略的に示されるように、導管は、該導管137のコア307の支持を促進しうる支持構造体306を含みうる。冷却流体303は、コア307の外部、支持構造体306、又は導管137の他の特徴など、導管137の外部305に沿って通過しうる。
図3に示されるように、導管137は、必要に応じて、格納エリア309内に設置されうる。図3にさらに示されるように、第1のステーション(例えば、混合チャンバ131)及び第2のステーション(例えば、送達容器133)もまた、格納エリア309に設置されうる。格納エリア309内への導管137、第1のステーション及び第2のステーションの設置は、制御された量の流体を、格納エリア309の上流部分311から格納エリア309の下流部分313へと移動経路に沿って移動するように誘導するために役立ちうる。さらには、格納エリア309は、導管137、第1のステーション及び第2のステーションを、実質的に酸素を含まない雰囲気内に設置するように設計されうる。本願全体を通して、酸素を実質的に含まない雰囲気とは、該雰囲気が、2質量%以下の酸素を含むことを意味する。このように、ガラス製造装置101によって加工される溶融材料の汚染を回避するために、ガラス製造装置101の一部分の酸化は、例えば防止されるなど、最小限に抑えられうる。幾つかの例では、冷却流体は、実質的に酸素を含まなくてよく、窒素などの不活性ガスを含みうるが、さらなる例では、冷却流体は、他の化学元素を含んでもよい。
動作中、溶融材料121は、第1のステーション(例えば、混合チャンバ131)から第2のステーション(例えば、送達容器133)の方へと向かう方向315で、導管137の移動経路301に沿って移動しうる。必要に応じて、冷却流体は、第2のステーションから第1のステーションの方へと向かう方向316で、経路に沿って移動しうる。冷却流体と導管137との温度差は、第1のステーションの近くよりも第2のステーションの近くでより大きくなるであろうことから、溶融材料の流れとは概ね反対方向に流れる冷却流体を提供することにより、第2のステーションの近くの対流熱伝達の増進をもたらすことができる。
導管137内部の溶融材料121の温度を迅速かつ効率的に低下させて、第2のステーション(例えば、送達容器133)に所望の温度をもたらすことは、望ましいであろう。熱伝達の増加をもたらすことにより、導管内の溶融材料の流れを増加させることができ、それによって、ガラスリボンの生産速度を高めることができる。さらには、熱伝達の増加をもたらすことにより、供給するのに必要とされる導管の長さを短縮することができる。実際、あまり効率的ではない技法とともに冷却に用いられる比較的長い導管は、より効率的な熱伝達を伴って、大幅に短縮されうる。比較的短い導管の提供は、導管の生産に用いられる高価な耐火性金属の量を低減するのに有益でありうる。
図3及び4から認識できるように、導管137は、幅「W」未満でありうる高さ「H」を含みうる。このような設計は、導管内を移動する溶融材料の増進された熱伝達をもたらすことができる、長方形又は楕円形の形状を設けるために有益でありうる。図3に示されるように、熱伝達を高めるため、ガラス製造装置101は、少なくとも1つのノズル317を含みうる。図5に示されるように、少なくとも1つのノズル317は、例証される複数のノズル317を含みうる。例示される例では、ノズル317の各々は、ノズル317から強制的に流された冷却流体流501が導管137の外部503に対して強制的に流されるように、導管137に面する。図4に示されるように、各ノズル317は、導管137の第1の側面401と導管137の第2の側面403との間に導管137によって画成された移動経路301に対して横方向に延びる。図1に例証される単一のノズル317、又は図4及び5に例証される複数のノズル317など、少なくとも1つのノズル317は、冷却流体を少なくとも1つのノズルを通るように強制して、導管137の外部503に対して強制的に流される冷却流体流501を生成することによって、少なくとも1つのノズルが導管137内部の溶融材料121を冷却するように構成される。ノズルは、上部505、底部507、第1の側面401及び/又は第2の側面403に沿って位置付けられうる。しかしながら、上部(及び、底部)は、側面の高さ「H」より大きい幅「W」を有しうることから、上部及び底部の表面積は、側面の表面積と比較して相対的に大きい。その結果、より大きい表面積を原因として、より大きい熱伝達率が、側面に連結した少なくとも1つのノズルではなく、上部及び底部に連結した少なくとも1つのノズルによってもたらされうる。
図4に概略的に示されるように、少なくとも1つのノズル317はまた、導管137の第1の側面401と導管137の第2の側面403との間に導管137によって画成された移動経路301に対して横方向に延びる冷却軸405に沿った冷却流体流501も生成しうる。例証されるように、冷却軸405は、移動経路301に対する角度「A」で延在しうる。角度「A」は、それらの間のすべての範囲及び部分的範囲を含めて、例えば約5°〜約90°、例えば約15°〜約90°、例えば約25°〜約90°、例えば約35°〜約90°、例えば約45°〜約90°、例えば約55°〜約90°、例えば約65°〜約90°、例えば約75°〜約90°、例えば約85°〜約90°など、0°超〜約90°の広範囲にわたる角度内に入りうる。
図6〜8に示されるように、少なくとも1つのノズルは、導管137によって画成された移動経路301(図4に概略的に示されている)に対して横方向に延びる、少なくとも1つの細長いポート601を含む。少なくとも1つの細長いポートは、長尺長さ603及び、該長尺長さ603に対して横方向に延びる幅605を含む。一例において、細長いポートの幅605は、それらの間のすべての範囲及び部分的範囲を含めて、例えば約0.8cm〜約2.4cm、例えば約1.2cm〜約2.4cm、例えば約1.6cm〜約2.4cm、例えば約2.0cm〜約2.4cmなど、約0.4cm〜約2.4cmの範囲内にある。さらなる例では、細長いポート601の幅605は、それらの間のすべての範囲及び部分的範囲を含めた、細長いポートの長尺長さの例えば約4%未満、例えば約3%未満、例えば約2%未満、例えば約1%未満など、細長いポートの長尺長さの約5%未満でありうる。
図6及び7に示されるように、少なくとも1つの細長いポート601は、細長いポートの長尺の全長603に沿って延びる、単一の細長いポートを含む。あるいは、図示していないが、少なくとも1つの細長いポートは、冷却軸603に沿って配置された複数のポートを含みうる。例えば、複数の開口は、冷却軸603に沿って間隔を空けてよく、冷却軸603に沿って整列した複数の細長い開口又は他の構成を設けることができる。
図7に示されるように、少なくとも1つのノズル317は、少なくとも1つの細長いポート601の長尺長さ603に沿って延びる長尺長さ703を含む、細長い圧力チャンバ701を含みうる。図示されるように、細長い圧力チャンバ701は、チャンバ701内の加圧された流体が冷却流体流501内へと細長いポートを通じて強制的に流されるように、細長いポート601と流体連通している。さらには、図7にさらに示されるように、少なくとも1つのノズル317は、第1の側面部705a及び第2の側面部705b、並びに、該第1の側面部705aと第2の側面部705bとの間に少なくとも部分的に横方向に延びる、長尺長さ603の少なくとも1つの圧力ポート601を含む。ノズル317は、冷却流体を圧力チャンバ701内に供給するように構成された1つ又は任意の複数のポートを含みうる。例えば、図示されるように、ノズル317は、第1の側面部705aに配置された第1の入口ポート707a及び第2の側面部705bに配置された第2の入口ポート707bを含む、少なくとも2つのポートを含む。複数のポートを設けることで、圧力チャンバ701内の加圧された冷却流体を分配して細長いポート601から出る一貫した冷却流体流をもたらすのに役立てることができる。
これより、溶融材料の処理方法について論じる。本方法は、ガラス製造装置の第1のステーションから第2のステーションに至る導管内部に溶融材料121を通流させる工程を含みうる。第1のステーションは、溶融容器105、清澄容器127、混合チャンバ131、送達容器133、又はガラス製造装置の他のステーションを含みうる。第2のステーションは、清澄容器127、混合チャンバ131、送達容器133、成形容器143、又はガラス製造装置の他のステーションを含みうる。例えば、図1、3及び4に示されるように、第1のステーションは混合チャンバ131を含むことができ、第2のステーションは混合チャンバ131の下流に位置付けられた送達容器133を含むことができる。図3を参照すると、溶融材料は、ガラス製造装置101の第1のステーション(例えば、混合チャンバ131)から第2のステーション(例えば、送達容器133)へと移動経路301に沿って導管137の内部を通流する。
本方法は、例えば、必要に応じて、導管137の外部305に沿って冷却流体303を通過させることによって、導管137内部の溶融材料121を冷却する工程をさらに含みうる。図3に示されるように、冷却流体は、必要に応じて、第2のステーション(例えば、送達容器133)から第1のステーション(例えば、混合チャンバ131)に向かう方向316に移動しうる。先に述べたように、冷却流体と溶融材料との対向する流れ方向をもたらすことにより、温度の差異が増進され、その結果として、送達容器133に隣接した導管部分における熱伝達速度も増進されうる。幾つかの実施形態では、冷却流体は、実質的に酸素を含まなくてよい。幾つかの実施形態では、冷却流体は、窒素を含みうるが、導管137の酸化を抑制する(例えば防止する)他の不活性な化学元素が用いられてもよい。
さまざまな実施形態では、導管137内部の溶融材料121を冷却する工程は、導管137の第1の側面401と第2の側面403との間に導管137によって画成された移動経路301に対して横方向に延びる冷却軸405(図4参照)に沿って導管137の外部503に対して、冷却流体流501を強制的に流す(図5参照)工程を含みうる。冷却軸に沿って冷却流体を強制的に流す工程によって、対流熱伝達の促進を図り、それによって、導管137内の溶融材料の温度を低下させることができる。図4に示されるように、幾つかの実施形態では、冷却軸405は、移動経路301に対して垂直に延在して差し支えなく、ここで、角度「A」はおよそ90°であるが、さらなる実施形態では、他の角度が提供されうる。例証される冷却軸405は、直線状の冷却軸を含むが、さらなる実施形態では、正弦波冷却軸、C形状の冷却軸又は他の曲線軸構成など、異なる形状の冷却軸が提供されうる。
本開示のノズル317の配設は、導管137が、例えば導管137の第1の側面401と第2の側面403の間に、移動経路301に対して横方向に延びる横方向チャネル407(図4及び5参照)を含む用途に、特に有益でありうる。図5に示されるように、横方向チャネル407は、例えば、コア307から離れる方向に突出した例証される支持構造体306などの横方向に突出した特徴、又はコア307を覆う特徴などによって形成されうる。このように、チャネル407は、下方ベース面509と、コア307から離れるように上方向に延びる対向する側面511a、511bとから形成されうる。図5に示されるように、導管137によって画成された移動経路301を通過する垂直面に沿った横方向チャネル407の断面輪郭は、上方開口端及び下方ベース面509を含む、U字型の輪郭を形成しうる。
図4に示されるように、冷却軸405は、導管137によって画成される横方向チャネル407内に延びる。図5に示されるように、動作中、流体流501は、横方向チャネル407のベース509に対して強制的に流されうる。冷却流体流は、横方向チャネル407のベース509によって分配されて、チャネル407の対向する側面511a、511bを上方に走りうる。
幾つかの実施形態では、冷却流体流501は、図6に示されるような冷却流体シート607を含みうる。冷却流体シートは、横方向チャネル407のベース509に、より正確に衝突することができる。さまざまな実施形態では、冷却流体シート(例えば、窒素などの不活性ガス)は、実質的に導管137の全幅「W」に沿って、横方向チャネル407のベース509に衝突しうるが、冷却流体シートは、さらなる例では、幅「W」を超える長さ、又は幅「W」未満の長さを有していてもよい。
図示されるように、冷却流体シート607は、該冷却流体シート607の全長609に沿った、流体の実質的に連続したシートでありうる。本願全体を通して、流体の実質的に連続したシートは、冷却流体が冷却軸405に沿って導管137の外部503に対して強制的に流されるシートの幅にわたり、速度変動を含まない、流体シートを含む。例えば複数の圧力ポート601を有する、代替となる実施形態では、冷却流体シートは、流体速度がシートの長さに沿って実質的に連続的ではない、非連続的なシートを含みうる。冷却流体の非連続的なシートは、ある特定の用途において望ましい場合があるが、冷却流体の例証される実質的に連続したシート607の提供は、導管137の幅「W」にわたって均一な冷却特性をもたらすのに役立ちうる。
図3は、溶融材料121を処理する1つの特定の例となる方法における工程を示している。先に論じたように、本方法は、ガラス製造装置101の第1のステーション(例えば混合チャンバ131)から第2のステーション(例えば、送達容器133)に至る、導管137によって画成された移動経路301に沿って、溶融材料121を、導管137内部に通流させる工程を含みうる。本方法は、導管137の第1の側面401と第2の側面403の間に導管137によって画成された移動経路301に対して横方向に延びる冷却軸405に沿って、導管137の外部305に対して冷却流体流501を強制的に流すことによって、導管137内部の溶融材料121を冷却する工程をさらに含みうる。
一例において、冷却流体303の部分303aは、格納エリア309の上流部分311に入り、導管319内に受け入れられ、ファン321によって駆動されうる。冷却流体は、冷却された流体をノズル317の第1の入口ポート707a及び第2の入口ポート707bにそれぞれ送達するための導管セグメント323、325によって分割される。図示されてはいないが、追加の導管セグメントが導管319から分割されて、追加のノズル(設けられている場合には)の入口ポートに供給されてもよい。冷却流体は、次に、圧力チャンバ701内で加圧され、冷却流体流501として圧力ポート601の外へと強制的に流され、冷却軸405に沿って導管に衝突しうる。
ノズル317を用いた先に言及した冷却は、幾つかの例では横方向チャネルのベースの中央部分内に位置付けられうる冷却軸に沿った、目標とされる冷却を可能にする。このように、対流冷却速度の増加はチャネルのベースにおいて実現されうる。さらには、ベースにより、横方向チャネルの両側面を上方に走るように冷却流体が分配され、それによって、導管137のコアから離れる方向に上方に延びる突起部(例えば、支持構造体)に由来する追加の熱伝達が促進されうる。したがって、導管からの熱伝達は、導管のチャネルの1つ、複数、又はすべての内部に冷却軸をもたらすように位置付けられた1つ又は複数のノズルの使用によって最小限に抑えられうる。図示されていないが、導管137の底部507に横方向チャネルを含む実施形態では、追加のノズルが導管137の底部507に衝突するように位置付けられうる。
ノズル137の垂直位置を調整するため、調整可能なブラケット513が設けられてもよい。調整可能なブラケットには、複数の垂直に整列した開口が備わっていてもよく、ここで、正確な高さで孔を貫通するピン611によって、幾つかの実施形態では支持レール517上にクランプ515を用いて支持されうるノズル137の垂直位置を係止することができる。
少なくとも1つのノズル317を用いた冷却に加えて、格納エリア309の上流部分311を通って入る冷却流体303の第2の部分303b、303cによって、さらなる冷却がもたらされうる。実際、第2の部分303b、303cは、送達容器133の周りを第1の側面401及び/又は第2の側面403に沿って移動しうる。その結果として、導管の冷却速度は、ノズルを用いて上部505(及び、必要に応じて底部507)を冷却することによって増進されうる。ノズルは、横方向チャネル内の冷却を最大にし、効率的な熱伝達を抑制するであろう流体の淀んだポケットを防止する。加えて、導管の冷却速度は、導管の横方向側面に沿って方向316に移動する冷却流体を用いて導管137の第1の側面401と第2の側面403を冷却することによって、さらに増進されうる。
本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本開示に対し、さまざまな修正及び変形がなされうることは、当業者にとって明白であろう。よって、本発明は、添付の特許請求の範囲及びそれらの等価物の範囲内に入ることを条件に、本開示の修正及び変形にも及ぶことが意図されている。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
ガラス製造装置の第1のステーションから第2のステーションに至る、導管によって画成された移動経路に沿って、溶融材料を前記導管の内部に通流させる工程;及び
前記導管の第1の側面と第2の側面との間の前記移動経路に対して横方向に延びる冷却軸に沿って、前記導管の外部に冷却流体流を強制的に流すことによって、前記導管の内部にある前記溶融材料を冷却する工程
を含む、溶融材料を処理する方法。
実施形態2
前記冷却軸が、前記移動経路に対して垂直方向に延びることを特徴とする、実施形態1に記載の方法。
実施形態3
前記冷却軸が、直線状の冷却軸を含むことを特徴とする、実施形態1に記載の方法。
実施形態4
前記冷却軸が、前記移動経路に対して横方向に延びる前記導管によって画成されたチャネル内に延びることを特徴とする、実施形態1に記載の方法。
実施形態5
前記溶融材料を冷却する工程が、前記チャネルのベースに前記冷却流体流を強制的に流す工程を含むことを特徴とする、実施形態4に記載の方法。
実施形態6
前記冷却流体流が、前記チャネルの両側を上方に走る前記チャネルの前記ベースによって分配されることを特徴とする、実施形態5に記載の方法。
実施形態7
前記冷却流体流が冷却流体シートを含むことを特徴とする、実施形態1に記載の方法。
実施形態8
前記冷却流体シートが、冷却流体の実質的に連続したシートを含むことを特徴とする、実施形態7に記載の方法。
実施形態9
前記冷却流体流が、前記冷却軸に沿って衝突長さの全長を含み、前記冷却流体流が、前記衝突長さの全長に沿って実質的に連続した冷却流体流を含むことを特徴とする、実施形態1に記載の方法。
実施形態10
前記冷却流体が、酸素を実質的に含まないことを特徴とする、実施形態1に記載の方法。
実施形態11
前記冷却流体が窒素を含むことを特徴とする、実施形態10に記載の方法。
実施形態12
第1のステーションと、
第2のステーションと、
前記第1のステーションから前記第2のステーションへと走る、溶融材料のための移動経路を画成する導管と、
前記導管に面し、かつ、前記移動経路に対して横方向に延びる、少なくとも1つのノズルであって、冷却流体を前記少なくとも1つのノズルに強制的に流すことによって、前記導管の第1の側面と前記導管の第2の側面との間の前記移動経路に対して横方向に延びる冷却軸に沿って、前記導管の外部に対して強制的に流された冷却流体流を生成することによって、前記導管の内部の溶融材料を冷却するように構成されている、少なくとも1つのノズルと
を含む、ガラス製造装置。
実施形態13
前記少なくとも1つのノズルが、前記移動経路に対して横方向に延びる少なくとも1つの細長いポートを含み、該少なくとも1つの細長いポートが、長尺長さと該長尺長さに対して横方向に延びる幅とを含むことを特徴とする、実施形態12に記載のガラス製造装置。
実施形態14
前記細長いポートの前記幅が、約0.4cm〜約2.4cmの範囲内にあることを特徴とする、実施形態13に記載のガラス製造装置。
実施形態15
前記細長いポートの前記幅が、前記細長いポートの前記長尺長さの約5%未満であることを特徴とする、実施形態13に記載のガラス製造装置。
実施形態16
前記少なくとも1つの細長いポートが、該細長いポートの前記長尺の全長に沿って延びる単一の細長いポートを含むことを特徴とする、実施形態13に記載のガラス製造装置。
実施形態17
前記少なくとも1つのノズルが、前記少なくとも1つの細長いポートの前記長尺長さに沿って延びる細長い圧力チャンバを含み、該細長い圧力チャンバが、前記細長いポートと流体連通していることを特徴とする、実施形態13に記載のガラス製造装置。
実施形態18
前記少なくとも1つのノズルが、第1の側面部及び第2の側面部、並びに、前記第1の側面部と前記第2の側面部との間に少なくとも部分的に延在する、前記長尺長さの前記少なくとも1つの細長いポートを含み、前記少なくとも1つのノズルが、前記第1の側面部に配置された第1の入口ポートと前記第2の側面部に配置された第2の入口ポートとを含む、少なくとも2つの入口ポートを備えていることを特徴とする、実施形態13に記載のガラス製造装置。
実施形態19
前記第1のステーションが混合ステーションを含むことを特徴とする、実施形態12に記載のガラス製造装置。
実施形態20
前記第2のステーションが送達容器を含むことを特徴とする、実施形態12に記載のガラス製造装置。
101 フュージョンドロー装置/ガラス製造装置
103 ガラスリボン
104 ガラス板
105 溶融容器
107 バッチ材料
109 貯蔵ビン
111 バッチ送達デバイス
113 モータ
117 矢印
121 溶融材料
127 清澄容器
129 第1の導管
131 混合チャンバ
133 送達容器
135 第2の導管
137 第3の導管
139 下降管
140 フュージョンドロー機械
141 入口
143 成形容器
145 ガラス分離装置
201 成形ウェッジ
202a、202b 堰
203 成形面部分
204a、204b 堰の外面
205 成形面部分
207 延伸方向
209 ルート
211 延伸面
213 第1の主面
215 第2の主面
217 厚さ
301 移動経路
303 冷却流体
305 導管外部
306 支持構造体
307 コア
309 格納エリア
311 上流部分
315 方向
316 方向
317 ノズル
319 導管
321 ファン
323 導管セグメント
325 導管セグメント
401 第1の側面
403 第2の側面
405 冷却軸
407 横方向チャネル
501 冷却流体流
503 導管外部
505 上部
507 底部
509 ベース
511a、511b 対向する側面
513 ブラケット
515 クランプ
517 支持レール
601 細長いポート
603 細長いポートの長尺長さ/冷却軸
605 幅
607 冷却流体シート
609 全長
611 ピン
701 細長い圧力チャンバ
703 細長い圧力チャンバの長尺長さ
705a 第1の側面部
705b 第2の側面部
707a 第1の入口ポート
707b 第2の入口ポート

Claims (9)

  1. ガラス製造装置の第1のステーションから第2のステーションに至る、導管によって画成された移動経路に沿って、溶融材料を前記導管の内部に通流させる工程;及び
    前記導管の第1の側面と第2の側面との間の前記移動経路に対して横方向に延びる冷却軸に沿って、前記導管の外部に冷却流体流を強制的に流すことによって、前記導管の内部にある前記溶融材料を冷却する工程
    を含
    前記冷却流体流が、冷却流体シートを含む、溶融材料を処理する方法。
  2. 前記冷却軸が、前記移動経路に対して横方向に延びる前記導管によって画成されたチャネル内に延びることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記溶融材料を冷却する工程が、前記チャネルのベースに前記冷却流体流を強制的に流す工程を含むことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記冷却流体流が、前記チャネルの両側を上方に走る前記チャネルの前記ベースによって分配されることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 前記冷却流体が酸素を含まないことを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  6. 第1のステーションと、
    第2のステーションと、
    前記第1のステーションから前記第2のステーションへと走る、溶融材料のための移動経路を画成する導管と、
    前記導管に面し、かつ、前記移動経路に対して横方向に延びる、少なくとも1つのノズルであって、冷却流体を前記少なくとも1つのノズルに強制的に流すことによって、前記導管の第1の側面と前記導管の第2の側面との間の前記移動経路に対して横方向に延びる冷却軸に沿って、前記導管の外部に対して強制的に流された冷却流体流を生成することによって、前記導管の内部の溶融材料を冷却するように構成されている、少なくとも1つのノズルと
    を含む、ガラス製造装置。
  7. 前記少なくとも1つのノズルが、前記移動経路に対して横方向に延びる少なくとも1つの細長いポートを含み、該少なくとも1つの細長いポートが、長尺長さと該長尺長さに対して横方向に延びる幅とを含むことを特徴とする、請求項に記載のガラス製造装置。
  8. 前記少なくとも1つのノズルが、前記少なくとも1つの細長いポートの前記長尺長さにそって延びる細長い圧力チャンバを含み、該細長い圧力チャンバが、前記細長いポートと流体連通していることを特徴とする、請求項に記載のガラス製造装置。
  9. 前記少なくとも1つのノズルが、第1の側面部及び第2の側面部、並びに、前記第1の側面部と前記第2の側面部との間に少なくとも部分的に延びる、前記長尺長さの前記少なくとも1つの細長いポートを含み、前記少なくとも1つのノズルが、前記第1の側面部に配置された第1の入口ポートと前記第2の側面部に配置された第2の入口ポートとを含む、少なくとも2つの入口ポートを備えていることを特徴とする、請求項7又は8に記載のガラス製造装置。
JP2017557165A 2015-05-06 2016-05-05 溶融材料を処理するための装置及び方法 Expired - Fee Related JP6568598B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562157574P 2015-05-06 2015-05-06
US62/157,574 2015-05-06
PCT/US2016/030952 WO2016179374A2 (en) 2015-05-06 2016-05-05 Apparatus and methods for processing molten material

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018521940A JP2018521940A (ja) 2018-08-09
JP6568598B2 true JP6568598B2 (ja) 2019-08-28

Family

ID=57218364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017557165A Expired - Fee Related JP6568598B2 (ja) 2015-05-06 2016-05-05 溶融材料を処理するための装置及び方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10501358B2 (ja)
JP (1) JP6568598B2 (ja)
KR (1) KR20180004205A (ja)
CN (1) CN107531537A (ja)
TW (1) TWI689472B (ja)
WO (1) WO2016179374A2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102405740B1 (ko) 2018-01-11 2022-06-08 코닝 인코포레이티드 유리 제조 장치 및 유리 제조 방법
KR20220029701A (ko) * 2019-06-26 2022-03-08 코닝 인코포레이티드 리본을 제조하기 위한 장치
JP2023084384A (ja) * 2021-12-07 2023-06-19 日本電気硝子株式会社 溶融ガラス移送装置、ガラス物品の製造装置及びガラス物品の製造方法

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3134660A (en) * 1959-10-30 1964-05-26 G B D Sa Holding Apparatus for making sheet glass
US3676099A (en) * 1970-02-17 1972-07-11 Palmer Fultz Glass melting furnace and control means for the flow of molten silicates therein
US3897234A (en) * 1974-02-22 1975-07-29 Owens Corning Fiberglass Corp Method and apparatus for cooling electrically-heated melting furnace
US3891422A (en) * 1974-02-22 1975-06-24 Owens Corning Fiberglass Corp Electrically-heated melting furnace with melt cooling means
US3997710A (en) * 1974-09-16 1976-12-14 Owens-Corning Fiberglas Corporation Glass furnace having electrically heated submerged throat and method of operation
JPS57100921A (en) * 1980-12-11 1982-06-23 Sasaki Glass Kk Furnace wall cooling apparatus of glass melting furnace
US4424071A (en) * 1982-09-27 1984-01-03 Toledo Engineering Co., Inc. Molten mass temperature conditioner
US4543061A (en) * 1984-04-02 1985-09-24 Conoco Inc. Air cooled rotary kiln feed end dam
US4836775A (en) * 1985-12-23 1989-06-06 Ppg Industries, Inc. Air cooled rotary kiln collar
JPH09165222A (ja) * 1995-12-19 1997-06-24 Asahi Glass Co Ltd スロート煉瓦の冷却方法
US5961686A (en) * 1997-08-25 1999-10-05 Guardian Fiberglass, Inc. Side-discharge melter for use in the manufacture of fiberglass
US6044667A (en) * 1997-08-25 2000-04-04 Guardian Fiberglass, Inc. Glass melting apparatus and method
DE19908492A1 (de) * 1998-03-05 1999-09-09 Corning Inc Versenktes Überführungsrohr für die Glaszuführung
US5979192A (en) * 1998-06-23 1999-11-09 Owens Corning Fiberglas Technology, Inc. Fin blade assembly
US6494061B1 (en) * 2000-08-21 2002-12-17 Owens-Brockway Glass Container Inc. Apparatus and method for conveying gobs of glass to a glass container forming machine
JP2002274857A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Canon Inc ガラス溶融装置
JP2003054955A (ja) * 2001-08-09 2003-02-26 Canon Inc 光学素子成形素材の製造装置
DE10362074B4 (de) 2003-10-14 2007-12-06 Schott Ag Hochschmelzendes Glas oder Glaskeramik sowie der Verwendung
CN101044265B (zh) 2004-09-13 2010-05-05 田中贵金属工业株式会社 铂材料用涂敷材料、覆盖有该涂敷材料的铂材料和玻璃制造装置
US20060242996A1 (en) * 2005-04-27 2006-11-02 Gilbert Deangelis System and method for controlling the environment around one or more vessels in a glass manufacturing system
US7454925B2 (en) * 2005-12-29 2008-11-25 Corning Incorporated Method of forming a glass melt
US8695378B2 (en) * 2008-11-26 2014-04-15 Corning Incorporated Apparatus for making glass and methods
KR101347774B1 (ko) * 2009-03-03 2014-01-07 주식회사 엘지화학 유리판 제조용 플로트 배스 시스템 및 유리판 제조용 플로트 배스 냉각 방법
US8408029B2 (en) * 2009-11-17 2013-04-02 Corning Incorporated Method for thermally conditioning molten glass
US8141388B2 (en) 2010-05-26 2012-03-27 Corning Incorporated Radiation collimator for infrared heating and/or cooling of a moving glass sheet
CN201686609U (zh) * 2010-05-27 2010-12-29 河北东旭投资集团有限公司 一种带有冷却装置的铂金通道
US9096453B2 (en) * 2012-06-11 2015-08-04 Johns Manville Submerged combustion melting processes for producing glass and similar materials, and systems for carrying out such processes
US9145319B2 (en) * 2012-04-27 2015-09-29 Johns Manville Submerged combustion melter comprising a melt exit structure designed to minimize impact of mechanical energy, and methods of making molten glass
CN103221347B (zh) 2011-11-18 2016-08-03 安瀚视特股份有限公司 玻璃的制造方法及搅拌装置
CN203474631U (zh) * 2013-08-22 2014-03-12 秦皇岛市运通玻璃机电技术有限公司 无斑式风栅片
US20150107306A1 (en) * 2013-10-18 2015-04-23 Corning Incorporated Apparatus and methods for producing glass ribbon
CN103880271B (zh) * 2014-04-17 2016-04-13 成都光明光电股份有限公司 熔融玻璃传送方法及流出料道
US9586846B2 (en) * 2015-04-13 2017-03-07 Corning Incorporated Apparatus and methods for processing molten material

Also Published As

Publication number Publication date
CN107531537A (zh) 2018-01-02
WO2016179374A2 (en) 2016-11-10
TWI689472B (zh) 2020-04-01
US20180354837A1 (en) 2018-12-13
TW201704160A (zh) 2017-02-01
WO2016179374A3 (en) 2016-12-15
JP2018521940A (ja) 2018-08-09
KR20180004205A (ko) 2018-01-10
US10501358B2 (en) 2019-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10221085B2 (en) Apparatus and methods for processing molten material
JP6568598B2 (ja) 溶融材料を処理するための装置及び方法
KR102292737B1 (ko) 유리를 가공하기 위한 방법 및 장치
JP2016537285A (ja) ガラスリボンを生産するための装置及び方法
TW202012322A (zh) 玻璃物品的製造方法以及製造裝置
CN1930095B (zh) 浮法平板玻璃的制造方法及其装置
CN112839801B (zh) 用于形成层压玻璃片的方法和设备
JP7267286B2 (ja) ガラス製品製造装置
KR20210068582A (ko) 유리 성형 장치들 및 방법들
KR102528554B1 (ko) 유리 제조 장치 및 방법
KR102616991B1 (ko) 유리 물품의 제조 방법 및 제조 장치
CN112368244B (zh) 玻璃物品的制造方法以及制造装置
WO2024038740A1 (ja) ガラス物品の製造方法及びガラス物品の製造装置
WO2020236768A1 (en) Methods and apparatus for manufacturing a glass ribbon
KR20210028257A (ko) 유체 유동을 통한 기판 포장 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6568598

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees