JP6568018B2 - 電子機器、電源制御方法、および無線機器 - Google Patents

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Description

本開示は、電子機器、電源制御方法、および無線機器に関し、特に、ユーザの近接により、電子機器を高速起動することができるようにした電子機器、電源制御方法、および無線機器に関する。
特許文献1には、ユーザの外出および帰宅に連動させて、電源の稼働状態をスタンバイ状態およびオン状態に移行させる電源管理システムが提案されている。
また、特許文献2には、ユーザが電子装置を使用する際に、ユーザが所持しているユーザの個人情報を記憶した電子機器との無線交信が行われ、その交信により、ユーザの個人情報が電子装置に読み取られる。そして、電子装置においては、その個人情報に基づき、ユーザに応じてカスタマイズ設定される提案がなされている。
特開2008−005341号公報 特開2003−169247号公報
しかしながら、特許文献1に記載の提案は、ユーザの外出および帰宅の検知に、赤外線よりも指向性が弱く、感度の調整も容易な電波を用いているため、同じ携帯端末や同じ無線方式の場合、他人の機器であっても、誤検出してしまう恐れがあった。
これに対して、特許文献2に記載の提案は、他人の携帯端末の誤検出はないものの、個人情報をやり取りすることで、個人を特定しているため、ユーザ意図に反して、個人情報が外部とやり取りされる恐れがあった。
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザの近接により、電子機器を高速起動することができるものである。
本開示の一側面の電子機器は、接近してきた通信端末と通信を行い、前記通信端末の固有アドレスを取得するように構成されるアドレス取得部と、前記アドレス取得部により取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致した場合、電源状態を、スタンバイ状態から、電源をオンする指示があったとき、スタンバイ状態よりも短時間で画像または音声を出力する電源状態である高速起動状態に遷移させ、前記電源状態が前記高速起動状態に遷移した後、ユーザによる操作があった場合、前記電源状態を、画像または音声を出力するオン状態に遷移させるように構成される電源制御部と、ユーザに提供する提供情報に対応する前記通信端末の固有アドレスの少なくとも一部を記憶するように構成される接続機器固有アドレス記憶部と、前記高速起動状態において、前記アドレス取得部により取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致したとき、取得された固有アドレスの少なくとも一部に対応させて前記提供情報を抽出し、前記提供情報を前記ユーザに提供するように準備するように構成される情報提供部とを備える。
前記固有アドレスは、Bluetooth(登録商標)規格やWiFi(登録商標)規格により送受信可能なアドレスである。
前記電源制御部は、前記電源状態が前記高速起動状態に遷移した後、ユーザによる操作が一定時間ない場合、前記電源状態を、前記スタンバイ状態に遷移させることができる。
前記電源制御部は、前記電源状態が前記オン状態に遷移した後、前記通信端末との通信が切断された場合、前記電源状態を、前記高速起動状態に遷移させることができる。
前記通信端末の固有アドレスに対応させて、嗜好情報を記憶するように構成される嗜好情報記憶部をさらに備え、前記情報提供部は、前記高速起動状態において、前記アドレス取得部により取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致した場合、取得された固有アドレスに対応させて前記嗜好情報記憶部に記憶されている嗜好情報に応じた情報を抽出し、前記ユーザの操作により前記電源状態が前記オン状態になったときに提供するように準備することができる。
前記情報提供部は、前記通信端末との通信からの嗜好情報に応じた番組関連情報を検索し、推奨番組関連情報をユーザに提示することができる。
前記情報提供部は、EPG(Electronic Program Guide)情報から、嗜好情報に応じた番組関連情報が検索されて、オン状態になったときに、前記番組関連情報を表示する。
本開示の一側面の電源制御方法は、電子機器が、接近してきた通信端末と通信を行い、前記通信端末の固有アドレスを取得し、取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致したとき、電源状態を、スタンバイ状態から、電源をオンする指示があった場合にスタンバイ状態よりも短時間で画像または音声を出力する電源状態の高速起動状態に遷移させ、前記電源状態が前記高速起動状態に遷移した後、ユーザによる操作があった場合、前記電源状態を、画像または音声を出力するオン状態に遷移させ、ユーザに提供する提供情報に対応する前記通信端末の固有アドレスの少なくとも一部を接続機器固有アドレス記憶部に記憶し、前記高速起動状態において、取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致したとき、取得された固有アドレスの少なくとも一部に対応させて前記提供情報を抽出し、前記提供情報を前記ユーザに提供するように準備する。
本開示の他の側面の無線機器は、無線機器の固有アドレスを格納するように構成される固有アドレス記憶部と、電子機器に接近することで通信を行う前記電子機器に、前記固有アドレス記憶部から読み出した前記固有アドレスを送信するアドレス送信部とを備え、前記固有アドレスは、接近してきた前記無線機器と通信を行い、前記無線機器の固有アドレスを取得し、取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致したとき、電源状態を、スタンバイ状態から、電源をオンする指示があった場合にスタンバイ状態よりも短時間で画像または音声を出力する電源状態の高速起動状態に遷移させ、前記電源状態が前記高速起動状態に遷移した後、ユーザによる操作があった場合、前記電源状態を、画像または音声を出力するオン状態に遷移させ、ユーザに提供する提供情報に対応する前記無線機器の固有アドレスの少なくとも一部を接続機器固有アドレス記憶部に記憶し、前記高速起動状態において、取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致したとき、取得された固有アドレスの少なくとも一部に対応させて前記提供情報を抽出し、前記提供情報を前記ユーザに提供するように準備する電子機器で用いられるアドレスである。
前記固有アドレスは、Bluetooth(登録商標)規格やWiFi(登録商標)規格により送受信可能なアドレスである。
前記電子機器から嗜好情報に応じた番組関連情報を受信し、推奨番組関連情報をユーザに提示することができる。
前記電子機器からEPG(Electronic Program Guide)情報を用いた嗜好情報に対応した番組関連情報を受信し、ユーザによる操作があった場合、前記電子機器の電源をオン状態にし、前記番組関連情報を表示する。
本開示の一側面においては、接近してきた通信端末と通信を行い、前記通信端末の固有アドレスが取得され、取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致したとき、電源状態が、スタンバイ状態から、電源をオンする指示があった場合にスタンバイ状態よりも短時間で画像または音声を出力する電源状態の高速起動状態に遷移され、前記電源状態が前記高速起動状態に遷移した後、ユーザによる操作があった場合、前記電源状態が、画像または音声を出力するオン状態に遷移される。そして、ユーザに提供する提供情報に対応する前記通信端末の固有アドレスの少なくとも一部が接続機器固有アドレス記憶部に記憶され、前記高速起動状態において、取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致したとき、取得された固有アドレスの少なくとも一部に対応させて前記提供情報が抽出され、前記提供情報が前記ユーザに提供するように準備される。
本開示の他の側面においては、電子機器に接近することで通信を行う前記電子機器に、無線機器の固有アドレスを格納するように構成される固有アドレス記憶部から読み出した前記固有アドレスが送信される。前記固有アドレスは、接近してきた前記無線機器と通信を行い、前記無線機器の固有アドレスを取得し、取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致したとき、電源状態を、スタンバイ状態から、電源をオンする指示があった場合にスタンバイ状態よりも短時間で画像または音声を出力する電源状態の高速起動状態に遷移させ、前記電源状態が前記高速起動状態に遷移した後、ユーザによる操作があった場合、前記電源状態を、画像または音声を出力するオン状態に遷移させ、ユーザに提供する提供情報に対応する前記無線機器の固有アドレスの少なくとも一部を接続機器固有アドレス記憶部に記憶し、前記高速起動状態において、取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致したとき、取得された固有アドレスの少なくとも一部に対応させて前記提供情報を抽出し、前記提供情報を前記ユーザに提供するように準備する電子機器で用いられるアドレスである。
本開示の一側面によれば、電子機器を起動することができる。特に、ユーザの近接により、電子機器を高速起動することができる。
本技術を適用した無線通信システムの構成例を示すブロック図である。 ペアリングの例を説明するフローチャートである。 受信装置の電源状態の遷移を示す図である。 受信装置の電源状態制御処理を説明するフローチャートである。 無線通信システムの応用例を示す図である。 記録装置の構成例を示すブロック図である。 嗜好情報記憶部の例を示す図である。 高速起動状態への遷移処理を説明するフローチャートである。 ON状態への遷移処理を説明するフローチャートである。 携帯端末による受信装置の操作例を説明する図である。 固有アドレスについて説明する図である。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。
以下、本開示を実施するための形態(以下実施の形態とする)について説明する。
[受信装置の構成例]
図1は、本技術を適用した電子機器としての受信装置が含まれる無線通信システムの構成例を示す図である。
図1に示す無線通信システムは、アンテナ11、受信装置12、携帯端末13、記録装置14、およびサーバ15を含むように構成されている。
受信装置12は、アンテナ11を介して、図示せぬ放送装置からの放送信号を受信、選局し、その映像を表示するとともに、その音声を出力する。
受信装置12は、無線による通信可能範囲に存在する携帯端末13と無線通信21により接続されている。受信装置12は、DLNA(Digital Living Network Alliance)やHDMI(High-Definition Multimedia Interface)などのネットワーク22により記録装置14と接続されている。さらに、受信装置12は、インターネット23などによりサーバ15と接続されている。
受信装置12は、チューナ51、信号処理部52、映像出力部53、音声出力部54、外部通信部55、システム制御部56、および受光部57を含むように構成される。また、受信装置12は、無線制御部61、電源制御部62、無線回路63、固有アドレス格納メモリ64、接続機器の固有アドレス格納メモリ65、および電源回路66を含むように構成される。
チューナ51は、アンテナ11を介して受信された放送信号から、ユーザの選局に対応する放送信号を抽出して復調し、トランスポートストリーム(TS : transport Stream)を生成し、トランスポートストリームを、信号処理部52に供給する。
信号処理部52は、チューナ51から入力されるトランスポートストリームのスクランブルを適宜解除して、多重化されたトランスポートストリームを、映像または音声データなどのストリームや、セクションデータに分離する。信号処理部52は、分離した映像データに対しては、デコードを行い、必要に応じて、データ放送データなどを付加(重畳)し、映像出力部53に表示させる。信号処理部52は、分離した音声データに対しては、デコードを行い、音声出力部54に表示させる。また、信号処理部52は、分離した映像データおよび音声データを、コンテンツとして、記録装置14に記録させる。
また、信号処理部52は、分離したセクションデータに対しては、そのうちのEPG(Electronic Program Guide)情報などを、EPG記憶部112(図6)などに記憶する。信号処理部52は、システム制御部56からのコンテンツの情報やEPGの情報を用いて表示の準備を行い、映像出力部53に表示させる。
映像出力部53は、受信装置12の提示機能の1つであり、信号処理部52からのデータに対応する映像を表示する。音声出力部54は、受信装置12の提示機能の1つであり、信号処理部52からのデータに対応する音声を出力する。提示機能とは、ユーザに何らかの提示を行う機能である。
外部通信部55は、システム制御部56の制御のもと、ネットワーク22を介して、記録装置14と通信を行い、記録装置14に記憶されているコンテンツから、所望のコンテンツを探索させる。また、外部通信部55は、システム制御部56の制御のもと、インターネット23を介して、サーバ15と通信を行い、サーバ15に記憶されているコンテンツから、所望のコンテンツを探索させる。
システム制御部56は、図示せぬRAMに展開されたプログラムや受光部57などを介して入力されるユーザの操作に対応して、受信装置12の各部を制御する。例えば、システム制御部56は、受光部57などを介して入力されるユーザの操作に対応して、電源制御部62を制御し、受信装置12の電源状態を遷移させる。
受光部57は、図示せぬリモートコントローラからの赤外線を受光し、ユーザの操作に対応する信号を、システム制御部56に供給する。
無線制御部61は、無線回路63を制御して携帯端末13と通信し、予め、ペアリングを行う。ペアリングにおいては、固有アドレス格納メモリ64からの自己の固有アドレスが携帯端末13に送信され、携帯端末13からの固有アドレスが、接続機器の固有アドレス格納メモリ65に格納される。
この固有アドレスは、Bluetooth(登録商標)やWiFi(登録商標)などの無線機能に設けられているアドレスである。
無線制御部61は、無線回路63を制御して、接近してきた携帯端末13と通信を行い、携帯端末13からの固有アドレスを取得させる。無線制御部61は、取得した固有アドレスが、接続機器の固有アドレス格納メモリ65に格納されているアドレスと一致した場合、電源制御部62に、受信装置12の電源状態を、高速起動状態に遷移させる。
ここで、受信装置12の電源状態には、スタンバイ状態、高速起動状態、およびオン状態の3つの状態がある。
スタンバイ状態は、携帯端末13の待ち受けに必要最小限の機能のみに電源供給される状態のことである。図1の一点鎖線内は、スタンバイ状態における起動部を示している。具体的には、スタンバイ状態においては、図1の一点鎖線内に示されるように、無線制御部61、電源制御部62、無線回路63、固有アドレス格納メモリ64、接続機器の固有アドレス格納メモリ65、および電源回路66に電源が供給される。
高速起動状態は、受信装置12を構成するほとんどの部に電源が供給され、起動しているが、ユーザには、スタンバイ状態と同じ状態にみえる状態のことである。すなわち、高速起動状態は、ユーザへの提示機能以外の機能に電源が供給される状態のことである。図1の点線内は、高速起動状態における起動部を示している。高速起動状態においては、図1の点線内に示されるように、提示機能である映像出力部53および音声出力部54以外の各部に、電源が供給される。具体的には、高速起動状態においては、スタンバイ状態で起動されている各部の他に、チューナ51、信号処理部52、外部通信部55、システム制御部56、および受光部57にも電源が供給される。なお、提示機能は、映像出力部53および音声出力部54だけに限らず、ユーザに何かを提示する機能であれば、そのような機能も含まれる。例えば、電源のオンオフをユーザに提示するランプなども提示機能に含まれる。
オン状態は、受信装置12の全ての部が起動しており、ユーザに画像や音声を提供している状態である。具体的には、オン状態においては、高速起動状態で起動されている各部の他に、映像出力部53および音声出力部54にも電源が供給される。
なお、実際には、受信装置12の電源状態として、主電源が落とされて、受信装置12すべての部に電源が供給されない主電源のオフ状態もある。以降、主電源オフの場合には、主電源と明記して説明する。
無線制御部61は、携帯端末13が、無線の通信可能範囲にいるか否かなどに応じて、電源制御部62を制御し、受信装置12の電源状態を遷移させる。
電源制御部62は、無線制御部61からの制御またはシステム制御部56からの制御のもと、電源回路66を制御し、受信装置12の電源状態を遷移させる。
無線回路63は、無線制御部61の制御のもと、無線通信21の通信可能範囲に存在する携帯端末13と通信を行う。例えば、無線回路63は、無線制御部61からの自己の固有アドレスを、携帯端末13に送り、携帯端末13の固有アドレスを取得し、無線制御部61に供給する。
固有アドレス格納メモリ64は、自己の固有アドレスを格納している。また、固有アドレス格納メモリ64は、自己が対応する機能などの情報も記憶している。接続機器の固有アドレス格納メモリ65は、ペアリングされた携帯端末13などの接続機器の固有アドレスを格納している。また、接続機器の固有アドレス格納メモリ65は、接続機器が対応する機能などの情報も記憶している。
電源回路66は、受信装置12の各部のうち、電源制御部62からの制御に応じた部に電源を供給する。
携帯端末13は、携帯可能に形成されている。携帯端末13は、例えば、スマートフォンと呼ばれる、携帯電話と携帯情報端末を融合させたモバイル性に優れた高機能の携帯端末などである。携帯端末13は、他に、タブレット端末や携帯電話機であってもよいし、モバイルPC(Personal Computer)であってもよい。携帯端末13は、無線回路81、無線制御部82、固有アドレス格納メモリ83、接続機器の固有アドレスメモリ84、およびシステム制御部85を含むように構成されている。なお、図1の例において、携帯端
末13においては、本技術を実現するために必要な機能部しか記載されていない。
無線回路81は、無線制御部82の制御のもと、無線通信21を介して、その通信可能範囲に存在する受信装置12と通信を行う。例えば、無線回路81は、無線制御部82からの自己の固有アドレスを、受信装置12に送り、受信装置12の固有アドレスを取得し、無線制御部82に供給する。
固有アドレス格納メモリ83は、自己の固有アドレスを格納している。また、固有アドレス格納メモリ83は、自己が対応する機能などの情報も記憶している。接続機器の固有アドレス格納メモリ84は、ペアリングされた受信装置12などの接続機器の固有アドレスを格納している。また、接続機器の固有アドレス格納メモリ84は、接続機器が対応する機能などの情報も記憶している。
システム制御部85は、図示せぬRAMに展開されたプログラムや図示せぬ操作部などを介して入力されるユーザの操作に対応して、携帯端末13の各部を制御する。
記録装置14は、例えば、ブルーレイディスクレコーダやパーソナルコンピュータ、ハードディスクドライバなどで構成される。記録装置14は、ネットワーク22により受信装置12と接続されており、受信装置12からのコンテンツを記録する。また、記録装置14に記憶されているコンテンツは、ネットワーク22を介して、受信装置12により検索され、取得される。
サーバ15は、インターネット23に接続されているネットワークサーバなどである。サーバ15は、インターネット23により受信装置12と接続されており、コンテンツを記憶している。サーバ15に記憶されているコンテンツは、受信装置12によりインターネット23を介して、検索され、取得される。なお、サーバ15は、サーバ自体がコンテンツを記憶していなくてもよく、コンテンツの情報の検索、取得ができれば、例えば、検索エンジンなどのWebサービスを提供しているサーバであってもよい。
なお、図1の例においては、受信装置12の外部に記録装置14を設ける例を説明したが、ハードディスクドライブなどを受信装置12の内部に備えるようにしてもよい。
[ペアリングの例]
次に、図2のフローチャートを参照して、受信装置12と携帯端末13とを無線通信21で接続するための初期動作であるペアリング処理について説明する。
まず、ユーザは、受信装置12に対して、携帯端末13を近づけて、相互の固有アドレスを登録するペアリング処理を行わせる。
受信装置12の無線制御部61は、ステップS11において、無線回路63を制御して、無線通信21の通信可能範囲に対して、ページング(探索)を行う。その際、無線制御部61は、固有アドレス格納メモリ64から読み出した自己の固有アドレスを、無線回路63に送付させる。
携帯端末13の無線回路81は、無線通信21を介して、受信装置12の固有アドレスを受信して、無線制御部82に供給する。無線制御部82は、無線回路81からの受信装置12の固有アドレスを読み出し、読み出した固有アドレスを、接続機器の固有アドレス格納メモリ84に格納する。
そして、無線制御部82は、ステップS21において、無線回路81を制御して、受信装置12に対して、応答を行う。その際、無線制御部82は、固有アドレス格納メモリ83から自己の固有アドレスを読み出し、読み出した自己の固有アドレスを、無線回路81に送付させる。
受信装置12の無線回路63は、無線通信21を介して、携帯端末13の固有アドレスを受信して、無線制御部61に供給する。無線制御部61は、無線回路63からの携帯端末13の固有アドレスを、接続機器の固有アドレス格納メモリ64に格納する。
そして、無線制御部61は、ステップS12において、無線回路63を制御して、携帯端末13に対して照会を行う。すなわち、無線制御部61は、携帯端末13に対して、どのような機能に対応しているかを問いかける。
携帯端末13の無線回路81は、無線通信21を介して、受信装置12の照会を受信して、無線制御部82に供給する。無線制御部82は、ステップS22において、無線回路81からの照会に対応する応答を行う。すなわち、無線制御部82は、無線回路81からの照会に対応する情報(対応している機能の情報)を、固有アドレス格納メモリ83から読み出し、無線回路81に送信させる。
受信装置12の無線回路63は、無線通信21を介して、照会に対応する応答を受信して、無線制御部61に供給する。無線制御部61は、無線回路63からの携帯端末13の照会に対応する情報を、接続機器の固有アドレス格納メモリ64に格納する。
そして、無線制御部61は、ステップS13において、無線回路63を制御して、携帯端末13に対して認証要請を行う。携帯端末13の無線回路81は、無線通信21を介して、受信装置12の認証要求を受信して、無線制御部82に供給する。無線制御部82は、ステップS23において、無線回路81からの認証要求に対応する応答を行う。認証要求においては、例えば、ユーザに対して、ピンコードなど数字の入力が求められたりするので、ユーザにより入力されたピンコードの情報が、認証要求に対応する応答として、受信装置12に送付される。
受信装置12の無線回路63は、無線通信21を介して、認証要求に対応する応答を受信して、無線制御部61に供給する。無線制御部61は、認証要求に対応する応答を受け、ステップS14において、携帯端末13と無線通信21により接続する。これに対応して、携帯端末13も、ステップS24において、受信装置12と無線通信21により接続する。
以上のようなペアリングの処理により、固有アドレスが相互に登録される。これにより、以降の処理において、無線通信21により接続した携帯端末が有する固有アドレスを特定することができる。なお、図2の例は、一例であり、照会や認証が必要なければ、それらのステップは省かれる。
[電源状態の遷移図]
図3は、受信装置12の電源状態の遷移を示す図である。
まず、受信装置12の電源状態がスタンバイ状態であるとする。このとき、受信装置12においては、一点鎖線内に示されるように、スタンバイ状態における起動部に電源が供給されている。すなわち、無線制御部61、電源制御部62、無線回路63、固有アドレス格納メモリ64、接続機器の固有アドレス格納メモリ65、および電源回路66に電源が供給されている。
スタンバイ状態においては、無線回路63が、定期的に周辺電波の監視を行い、携帯端末の近接や消滅(通信可能範囲外に出た、または、電源がオフされたことによる)を検知する。周辺に予めペアリングされた携帯端末13がいない場合、受信装置12は、スタン
バイ状態に保持される。
このようなスタンバイ状態において、ペアリングされた固有アドレスにより携帯端末13が検出されたとき、矢印1に示されるように、電源状態は、高速起動状態に遷移される。これにより、受信装置12においては、点線内に示されるように、高速起動状態における起動部として、スタンバイ状態における起動部の他に、チューナ51、信号処理部52、外部通信部55、システム制御部56、および受光部57に電源が供給される。
高速起動状態において、ユーザ操作による電源のオンが検出されたとき、矢印2に示されるように、電源状態は、オン状態に遷移される。これに対応して、受信装置12においては、高速起動状態における起動部の他に、映像出力部53および音声出力部54にも電源が供給される。
これにより、例えば、ユーザが帰宅後、図示せぬリモートコントローラなどを操作することにより受信装置12をオンすると、受信装置12がスタンバイ状態から起動するのを待つストレスをユーザが感じることもなく、画像と音声がすぐに出力される。またチャンネル切り替えなどの操作もすぐに行え、すぐに反応が返ってくる。
ただし、もしユーザが帰宅後、受信装置12を見ないで眠ってしまった場合には、受信装置12が高速起動状態を保持したままとなり、消費電力が大きいままとなってしまう。
そこで、ユーザ近接を検出した後に高速起動状態を保持する時間(例えば、30分)を設定可能にしておく。これにより、帰宅後、携帯端末13の近接により、受信装置12の電源状態が高速起動状態に遷移し、例えば、30分以内に受信装置12に対してオン操作がなされない場合、電源状態は、スタンバイ状態に遷移される。その結果、消費電力を抑えることができる。
また、オン状態において、ユーザ操作による電源オフが検出されたとき、または、携帯端末13が、無線通信21の通信可能範囲から消滅しまったとき、矢印3に示されるように、電源状態は、高速起動状態に遷移される。これにより、受信装置12においては、映像出力部53および音声出力部54への電源供給が禁止される。
なお、ここで、携帯端末13が、無線通信21の通信可能範囲から消滅するとは、携帯
端末13が通信可能範囲から出てしまうこと、あるいは、携帯端末13の電源がオフされ
てしまうなど、携帯端末13との通信が切断されてしまうことなどを意味する。
もちろん、家族で視聴中に、1人のユーザが携帯端末13をもって席を外す場合もあるので、受信装置12においては、携帯端末13の消滅によるスタンバイ状態への遷移を無効にする機能を持つようにしてもよい。
一方、高速起動状態において、一定時間、ユーザの操作が検出されないとき、矢印3に示されるように、電源状態は、スタンバイ状態に遷移される。これにより、受信装置12においては、チューナ51、信号処理部52、外部通信部55、システム制御部56、および受光部57への電源供給が禁止される。
[電源状態制御処理の例]
次に、図4のフローチャートを参照して、受信装置12の電源状態制御処理について説明する。なお、この処理は、ユーザにより主電源がオフされたときに終了される処理である。
例えば、ユーザが、図示せぬリモートコントローラを操作することで、受信装置12の主電源をオンする。受光部57は、リモートコントローラからの赤外線を受光し、ユーザの操作に対応する信号をシステム制御部56に供給する。システム制御部56は、ステップS51において、電源制御部62を制御し、電源状態をオン状態に遷移させる。
システム制御部56は、ステップS52において、ユーザ操作によるオフが指示されたか否かを判定する。ステップS52において、ユーザ操作によるオフが指示されたと判定された場合、処理は、ステップS55に進む。
また、ステップS52において、ユーザ操作によるオフが指示されていないと判定された場合、処理は、ステップS53に進む。無線制御部61は、ステップS53において、無線回路63を制御して、無線通信21の通信可能範囲に対して、ポーリング処理を行う。このとき、無線制御部61は、固有アドレス格納メモリ64から読み出した自己の固有アドレスを、無線回路63に送付させている。
ステップS54において、無線制御部61は、携帯端末13が無線通信21の通信可能範囲から消滅したか否かを判定する。
例えば、携帯端末13が、無線通信21の通信可能範囲におり、受信装置12の固有アドレスを受け取った場合、無線回路81から、無線制御部82に受信装置12の固有アドレスが供給される。無線制御部82は、接続機器の固有アドレス格納メモリ84に、受信装置12の固有アドレスと一致するアドレスが格納されていた場合、固有アドレス格納メモリ83から携帯端末13の固有アドレスを読み出す。無線制御部82は、読み出した携帯端末13の固有アドレスを、無線回路81を介して、送信してくる。
受信装置12の無線回路63は、携帯端末13の固有アドレスを受信した場合、無線制御部61に供給し、無線制御部61は、供給された固有アドレスが、接続機器の固有アドレス格納メモリ65に格納されているかを確認する。
無線制御部61は、固有アドレスが、機器の固有アドレス格納メモリ65に格納されている場合、ステップS54において、携帯端末13が通信可能範囲から消滅していないと判定され、処理は、ステップS52に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
一方、携帯端末13が無線通信21の通信可能範囲にいない場合、携帯端末13の固有アドレスは、送信されてこないので、ステップS54において、携帯端末13が通信可能範囲から消滅したと判定され、処理は、ステップS55に進む。
すなわち、ステップS52においてYesと判定された場合、またはステップS54においてNoと判定された場合、無線制御部61は、ステップS55において、電源制御部62を制御し、図3の矢印3に示されるように、電源状態を高速起動状態に遷移させる。
ステップS56において、システム制御部56は、ユーザ操作によるオンが指示されたか否かを判定する。ステップS56において、ユーザ操作によるオンが指示されたと判定された場合、処理は、ステップS51に戻り、それ以降の処理を繰り返す。すなわち、この場合、ステップS51において、電源状態は、図3の矢印2に示されるように、オン状態に遷移される。
また、ステップS56において、ユーザ操作によるオフが指示されていないと判定された場合、処理は、ステップS57に進む。ステップS57において、システム制御部56は、ユーザによる操作が無操作のまま、一定時間が経過したか否かを判定する。
ステップS57において、ユーザによる操作が無操作のまま、一定時間が経過していないと判定された場合、処理は、ステップS56に戻り、それ以降の処理が繰り返される。ステップS57において、ユーザによる操作が無操作のまま、一定時間が経過したと判定された場合、処理は、ステップS58に進む。
すなわち、ステップS57においてYesと判定された場合、無線制御部61は、ステップS58において、電源制御部62を制御し、図3の矢印4に示されるように、電源状態をスタンバイ状態に遷移させる。
ステップS59において、無線制御部61は、無線回路63を制御して、無線通信21の通信可能範囲に対して、ポーリング処理を行う。このとき、無線制御部61は、固有アドレス格納メモリ64から読み出した自己の固有アドレスを、無線回路63に送付させている。
ステップS60において、無線制御部61は、携帯端末13を検出したか否かを判定する。
例えば、携帯端末13が無線通信21の通信可能範囲におり、受信装置12の固有アドレスを受け取った場合、無線回路81から、無線制御部82に受信装置12の固有アドレスが供給される。無線制御部82は、接続機器の固有アドレス格納メモリ84に、受信装置12の固有アドレスと一致するアドレスが格納されていた場合、固有アドレス格納メモリ83から携帯端末13の固有アドレスを読み出す。無線制御部82は、読み出した携帯端末13の固有アドレスを、無線回路81を介して、送信してくる。
受信装置12の無線回路63は、携帯端末13の固有アドレスを受信した場合、無線制御部61に供給し、無線制御部61は、供給された固有アドレスが、接続機器の固有アドレス格納メモリ65に格納されているかを確認する。
無線制御部61は、固有アドレスが、機器の固有アドレス格納メモリ65に格納されている場合、ステップS60において、携帯端末13を検出したと判定され、処理は、ステップS55に戻り、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、この場合、ステップS55において、電源状態は、図3の矢印1に示されるように、高速起動状態に遷移される。
また、ステップS60において、携帯端末13を検出していないと判定された場合、処理は、ステップS59に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
以上のように、携帯端末13の検出を、無線機能の固有アドレスを用いて行うようにしたので、同じ機種や同じタイプの携帯端末13を誤検出することを抑制することが可能である。また、この固有アドレス検出は、Bluetooth(登録商標)やWiFi(登録商標)などの無線機能の既存技術で可能な情報収集であるので、新たに、通信機能を組み込む必要がない。
なお、次に、図5を参照して、図1の無線通信システムにおいて、受信装置12に複数の携帯端末13の固有アドレスを保持し、ペアリングされた固有アドレスにユニーク情報を紐付けできるようにした例について説明する。
[無線通信システムの応用例]
図5の例においては、受信装置12、父の携帯端末13−1、母の携帯端末13−2、および娘の携帯端末13−3、記録装置14、およびサーバ15が示されている。上述したように、受信装置12は、通信可能範囲に存在する携帯端末13(いまの場合、携帯端末13−1)と無線通信21により接続されている。受信装置12は、ネットワーク22により記録装置14と接続されている。さらに、受信装置12は、インターネット23などによりサーバ15と接続されている。
受信装置12は、予め、父の携帯端末13−1、母の携帯端末13−2、および娘の携帯端末13−3と、図2を参照して上述したペアリング動作を行い、各携帯端末13−1乃至13−3の固有アドレスを、接続機器の固有アドレス格納メモリ65に格納する。この際、アドレスAは、父、アドレスBは、母、アドレスCは、娘として、ユーザ情報が、紐付けして記憶される。
これにより、例えば、アドレスAの近接の場合には2チャンネルの表示、アドレスBの近接の場合には3チャンネルの表示を準備しておくなど、携帯端末13の近接による電源制御で高速起動状態における表示の準備を、ユーザ毎に変えることが可能となる。
さらに、ユーザと嗜好情報とを紐付けすることにより、例えば、アドレスAの携帯端末13−1が近接したら、固有アドレスにより接続が行われるとともに、ユーザは、父であることがわかる。したがって、受信装置12は、記録装置14またはサーバ15と接続することで、高速起動状態において、接続した記録装置14またはサーバ15から、父の嗜好にあったコンテンツの情報を準備する。さらに、受信装置12が、オン状態になったところで、高速起動状態において準備しておいた情報を、すぐに、映像出力部53などに表示することで、ユーザである父に、父の嗜好にあったコンテンツの情報(例えば、リストなど)を提供することが可能となる。
以下、詳細について説明していく。
[受信装置および記録装置の構成例]
図6は、受信装置12および記録装置14の構成例を示すブロック図である。
受信装置12は、図1に示した機能ブロックに加えて、嗜好情報記憶部111およびEPG記憶部112を含むように構成されている。なお、図6の例においては、外部通信部55、システム制御部56、嗜好情報記憶部111、およびEPG記憶部112しか記載されていないが、受信装置12は、図1に示した機能ブロックも有している。すなわち、受信装置12は、チューナ51乃至受光部57、無線制御部61乃至電源回路66、嗜好情報記憶部111、およびEPG記憶部112を含むように構成されている。
無線制御部61からの近接した携帯端末13の固有アドレスが供給されると、システム制御部56は、嗜好情報記憶部111から固有アドレスに対応付けて記憶されているユーザの嗜好情報を取得する。
システム制御部56は、取得したユーザの嗜好情報に基づき、EPG記憶部112のEPG情報の中から、ユーザの好みの番組(コンテンツ)を検索する。システム制御部56は、EPG情報の中に、ユーザの好みの番組がある場合、信号処理部52を制御し、ON状態となったときに、ユーザ好みの番組のリストが表示されるように表示の準備を行わせる。または、システム制御部56は、EPG情報の中に、ユーザの好みの番組がある場合、チューナを制御し、ON状態となったときに、ユーザ好みの番組のチャンネルが表示されるように表示の準備(選局)を行う。
また、システム制御部56は、外部通信部55を制御し、取得したユーザの嗜好情報を、記録装置14に送信させ、記録装置14に記録されているコンテンツのうち、ユーザの好みのコンテンツを探索させる。システム制御部56は、外部通信部55を介して記録装置14から取得されたコンテンツの情報を、信号処理部52に供給し、表示の準備を行わせる。
嗜好情報記憶部111は、携帯端末13の固有アドレスに対応付けて、ユーザの嗜好情報を記憶している。この嗜好情報は、ユーザにより予め入力されるようにしてもよいし、図10を参照して後述するが、固有アドレスに対応する操作履歴から取得するようにしてもよい。
EPG記憶部112は、放送信号から取得されたセクションデータから分離されるEPG(Electronic Program Guide)情報を記憶している。
記録装置14は、外部通信部121、システム制御部122、顔検索エンジン123、およびHDD(ハードディスクドライブ)124を含むように構成されている。
外部通信部121は、受信装置12から送られてくる嗜好情報を受信し、システム制御部122に供給する。また、外部通信部121は、システム制御部122からのコンテンツの情報を、受信装置12に送信する。
システム制御部122は、HDD124のコンテンツリスト131を参照して、外部通信部121からの嗜好情報に応じたコンテンツを探す。また、例えば、外部通信部121からの嗜好情報に著名人の名前がある場合、システム制御部122は、顔検索エンジン123を制御し、その名前の著名人の顔を、コンテンツリスト131またはコンテンツから検索させるようにしてもよい。コンテンツリスト131は、HDD124に記憶されているコンテンツを管理している。
なお、図6の例においては、嗜好情報記憶部を受信装置12に備える例を示したが、例えば、記録装置14に内蔵させてもよい。この場合、受信装置12から、固有アドレスが、記憶装置14に送信される。
[嗜好情報記憶部の例]
図7は、嗜好情報記憶部111の例を示す図である。図7の例において、嗜好情報記憶部111は、固有アドレス、並びに、固有アドレスに対応付けて記憶されるユーザ情報および嗜好情報で構成されている。
固有アドレスAに対応付けて、ユーザが父であり、父の嗜好情報が、ゴルフ、□□(プロゴルファー名)であることが記憶されている。
固有アドレスBは、ユーザが母であり、母の嗜好情報が、韓国、ドラマ、△△(役者名)であることが記憶されている。
固有アドレスCは、ユーザが娘であり、娘の嗜好情報が、歌、お笑い、○○(アイドル名)であることが記憶されている。
[高速起動状態への遷移処理の例]
次に、図8のフローチャートを参照して、電源状態のスタンバイ状態からの高速起動状態への遷移処理について説明する。なお、図8の処理は、上述した図4のステップS60において、YESと判定された場合のステップS55における高速起動状態への遷移処理の一例である。
無線制御部61は、ステップS111において、電源制御部62を制御し、高速起動状態での起動部に対して電源を供給させる。すなわち、スタンバイ状態においては、電源回路66から、無線制御部61、電源制御部62、無線回路63、固有アドレス格納メモリ64、接続機器の固有アドレス格納メモリ65、および電源回路66に電源が供給されている。したがって、高速起動状態においては、さらに、電源回路66から、チューナ51、信号処理部52、外部通信部55、システム制御部56、受光部57、嗜好情報記憶部111、およびEPG記憶部112に電源が供給される。
また、このとき、無線制御部61は、システム制御部56に、検出した携帯端末の固有アドレスを供給する。
システム制御部56は、ステップS112において、無線制御部61からの固有アドレスに対応して、嗜好情報記憶部111から嗜好情報を取得する。例えば、固有アドレスAに対応して、父の嗜好情報である「ゴルフ、□□(ゴルファー名)」が取得される。
システム制御部56は、取得した嗜好情報を、外部通信部55を介して、記録装置14に送信させることで、ステップS113において、記録装置14にコンテンツを検索させる。
すなわち、外部通信部121は、受信装置12からの嗜好情報を、システム制御部122に供給する。システム制御部122は、HDD124のコンテンツリスト131を参照して、外部通信部121からの嗜好情報に応じたコンテンツを検索する。例えば、ゴルフや□□(ゴルファー名)に関するコンテンツの情報が検索される。システム制御部122は、コンテンツリスト131を参照して検索した結果であるコンテンツの情報を、外部通信部121を介して、送信してくる。
なお、例えば、HDD124においては、他人に見られたくないコンテンツなどへのアクセス制限を設定し、それを固有アドレスにより許可するようにすることも可能である。また、例えば、父の携帯端末13−1の固有アドレス以外でのコンテンツの検索対象から、父以外へのアクセス制限のないコンテンツを除外することも可能である。
システム制御部56は、記録装置14からのコンテンツの情報を、外部通信部55を介して取得すると、ステップS114において、信号処理部52を制御し、取得したコンテンツの情報を用いて、検索したコンテンツのリストを生成させる。
以上のように、高速起動状態においては、オン状態になったときに映像出力部53に表示させるための準備として、コンテンツのリストが生成される。
[オン状態への遷移処理の例]
次に、図9のフローチャートを参照して、電源状態の高速起動状態からオン状態への遷移処理について説明する。なお、図8の処理は、上述した図4のステップS56において、Yesと判定された場合のステップS51におけるオン状態への遷移処理の一例である。
無線制御部61は、ステップS131において、電源制御部62を制御し、オン状態での起動部に対して電源を供給させる。すなわち、高速起動状態においては、電源回路66から、無線制御部61、電源制御部62、無線回路63、固有アドレス格納メモリ64、接続機器の固有アドレス格納メモリ65、および電源回路66に電源が供給されている。また、電源回路66から、チューナ51、信号処理部52、外部通信部55、システム制御部56、受光部57、嗜好情報記憶部111、およびEPG記憶部112に電源が供給されている。
したがって、オン状態においては、さらに、電源回路66から、映像出力部53、および音声出力部54に電源が供給される。
図8のステップS114において、信号処理部52は、オン状態になったときの表示の準備として、コンテンツのリストを生成している。映像出力部53に電源が供給されると、信号処理部52は、生成したコンテンツのリストを映像出力部53に供給する。
これに対応して、映像出力部53は、ステップS132において、生成したコンテンツのリストを表示する。
以上のように、固有アドレスにより父の携帯端末13−1の近接が検出されて、高速起動状態となり、父の嗜好情報を基に検索されたコンテンツのリストが準備され、オン状態になったときに、準備されたコンテンツのリストが表示される。
したがって、ユーザの嗜好情報に応じたお勧めコンテンツの視聴を提案することができる。
なお、上記説明においては、嗜好情報に応じたお勧めコンテンツのリストが表示される例を説明したが、EPG情報から、嗜好情報に応じた番組が検索されて、オン状態になったときに、その番組を表示させるようにしてもよい。
また、上記説明においては、オン状態になったときに、お勧めコンテンツのリストが表示される例を説明した。これに対して、例えば、図8のステップS113においてコンテンツが検索されたことをきっかけに、受信装置12の電源状態をオン状態に遷移させて、生成したコンテンツリストを表示させるようにしてもよい。
以上の説明においては、ユーザが、受光部57にむけてリモートコントローラを操作することで、受信装置12への指示を入力する例を説明してきたが、携帯端末13を操作することで、無線通信21による受信装置12への指示を入力することもできる。
すなわち、赤外線以外にも、例えば、近接検知している携帯端末13を用いての、無線通信21によるチャンネル切替や音量調整などの制御も可能である。
図10の例においては、受信装置12が、図2を参照して上述したペアリングを行い、父の携帯端末13−1および母の携帯端末13−2を検出している。この場合、受信装置12は、携帯端末13−1および携帯端末13−2からの無線通信21によるチャンネル切替や音量調整などの指示を受け付ける。
具体的には、携帯端末13−1に設けられるタッチパネルなどを介して、システム制御部85にユーザの受信装置12のチャンネル切替の操作信号が入力される。システム制御部85は、無線制御部82を制御し、無線回路81を介して、その操作信号を送信させる。このとき、無線制御部82は、固有アドレス格納メモリ83に格納される自分の固有アドレスも同時に送信させる。
無線制御部61は、無線回路63を介して、固有アドレスと操作信号を受けて、システム制御部56に供給し、システム制御部56は、固有アドレスが、検出されている携帯端末13−1の固有アドレスであるか否かを判定する。固有アドレスが、検出されている携帯端末13−1の固有アドレスであると判定された場合、システム制御部56は、操作信号が対応するチャンネル切替を、チューナ51に指示する。
以上のようにして、受信装置12専用のリモートコントローラ以外でも、携帯端末13を用いての受信装置12の制御も可能である。
操作としては、チャンネル切替、音量調整の他に、例えば、コンテンツ検索や視聴・録画予約なども可能である。なお、操作の種類は、これに限定されない。
これにより、固有アドレス毎に操作履歴を蓄積することが可能になり、その蓄積された操作履歴を基に、嗜好情報記憶部111の嗜好情報を更新することが可能になる。
また、固有アドレスを用いた通信なので、他の人とのダブり操作や衝突などがおきるのを防ぐことが可能である。
さらに、赤外線とは異なり、遮るものに影響されず、電波強度の範囲であれば、通信の範囲や方向に制限がない。
また、固有アドレスに優先度を付けて、操作する携帯端末に優先度を付けるようにすることも可能である。例えば、優先度の高い時間を分割して、一定時間ごとに優先度の高い携帯端末を変えることも可能である。これにより、例えば、チャンネル争いなどに対応することができる。
なお、上記説明においては、受信装置12においては、携帯端末13の固有アドレス毎、すなわち、ユーザ毎に、お勧めコンテンツなどを生成して、表示の準備を行う例を説明
した。これに対して、さらに、固有アドレスを用いて、ユーザ毎に限らず、例えば、ベンダー毎や携帯端末の機種毎に応じて表示の準備を行うようにすることもできる。
[固有アドレスの例]
図11は、固有アドレスの例を示している。
上述した固有アドレスは、NAP(Non-significant Address Part)、UAP(Upper Address Part)、およびLAP(Lower Address Part)で構成されている。NAPは、16ビットであり、UAPは、8ビットであり、LAPは、24ビットである。
NAP+UAPは、Organizationally Unique Identifiers(OUIs)と呼ばれるベンダー固有のIDであり、IEEE規格で管理され、各ベンダーは、IEEEに申請することにより自社の番号を取得している。
LAPは、一部のアドレス(0x9E8B00-0x9E8B3F)を除いて、各ベンダーが自由に割り振ることができる。
そこで、受信装置12においては、固有アドレス毎にコンテンツリストなどを生成し、表示の準備を行うようにしたが、例えば、NAP+UAPを用いて、ベンダー毎に異なる表示の準備を行うようにしてもよい。
また、例えば、LAPの割り振りを機器毎に分けている場合(例えば、LAPの上位8ビットで商品IDに割り振っている場合)、ベンダーの商品毎に異なる表示の準備を行うことが可能である。この場合、固有アドレスの一部(例えば、LAPの上位8ビット)に対応させて、ユーザに提供する情報を、例えば、提供情報記憶部に記憶させておく。
これにより、例えば、「NAP+UAP = 01:23:45のベンダーでLAP上位8ビット = 89の商品は、x社のタブレット端末だから、この商品を持っているユーザには、この映画を勧めよう、あるいは、この映画を配信しようということが可能になる。
なお、上記説明においては、受信装置を用いて説明したが、受信装置に限定されず、本技術は、電源の制御を行うことが可能な電子機器に適用することができる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
[コンピュータの構成例]
図12は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示している。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)201,ROM(Read Only Memory)202,RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、入力部206、出力部207、記憶部208、通信部209、及びドライブ210が接続されている。
入力部206は、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる。出力部207は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部208は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部209は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU201が、例えば、記憶部208に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース205及びバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU201)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア211に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インタフェース205を介して、記憶部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記憶部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記憶部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
なお、本明細書において、上述した一連の処理を記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本開示における実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能を、ネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
また、以上において、1つの装置(または処理部)として説明した構成を分割し、複数の装置(または処理部)として構成するようにしてもよい。逆に、以上において複数の装置(または処理部)として説明した構成をまとめて1つの装置(または処理部)として構成されるようにしてもよい。また、各装置(または各処理部)の構成に上述した以外の構成を付加するようにしてももちろんよい。さらに、システム全体としての構成や動作が実質的に同じであれば、ある装置(または処理部)の構成の一部を他の装置(または他の処理部)の構成に含めるようにしてもよい。つまり、本技術は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、開示はかかる例に限定されない。本開示の属する技術の分野における通常の知識を有するであれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例また修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
12 受信装置, 13,13−1乃至13−3 携帯端末, 14 記録装置, 15 サーバ, 21 無線通信, 22 ネットワーク, 23 インターネット, 51 チューナ, 52 信号処理部, 53 映像出力部, 54 音声出力部, 55 外部通信部, 56 システム制御部, 57 受光部, 61 無線制御部, 62 電源制御部, 63 無線回路, 64 固有アドレス格納メモリ, 65 接続機器の固有アドレス格納メモリ, 66 電源回路, 81 無線回路, 82 無線制御部, 83 固有アドレス格納メモリ, 84 接続機器の固有アドレス格納メモリ, 85 システム制御部, 111 嗜好情報記憶部, 112 EPG記憶部, 121 外部通信部, 122 システム制御部, 123 顔検索エンジン, 124 HDD, 131 コンテンツリスト

Claims (12)

  1. 接近してきた通信端末と通信を行い、前記通信端末の固有アドレスを取得するように構成されるアドレス取得部と、
    前記アドレス取得部により取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致した場合、電源状態を、スタンバイ状態から、電源をオンする指示があったとき、スタンバイ状態よりも短時間で画像または音声を出力する電源状態である高速起動状態に遷移させ、前記電源状態が前記高速起動状態に遷移した後、ユーザによる操作があった場合、前記電源状態を、画像または音声を出力するオン状態に遷移させるように構成される電源制御部と、
    ユーザに提供する提供情報に対応する前記通信端末の固有アドレスの少なくとも一部を記憶するように構成される接続機器固有アドレス記憶部と、
    前記高速起動状態において、前記アドレス取得部により取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致したとき、取得された固有アドレスの少なくとも一部に対応させて前記提供情報を抽出し、前記提供情報を前記ユーザに提供するように準備するように構成される情報提供部と
    を備える電子機器。
  2. 前記固有アドレスは、Bluetooth(登録商標)規格やWiFi(登録商標)規格により送受信可能なアドレスである
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記電源制御部は、前記電源状態が前記高速起動状態に遷移した後、ユーザによる操作が一定時間ない場合、前記電源状態を、前記スタンバイ状態に遷移させる
    請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記電源制御部は、前記電源状態が前記オン状態に遷移した後、前記通信端末との通信が切断された場合、前記電源状態を、前記高速起動状態に遷移させる
    請求項1または3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 前記通信端末の固有アドレスに対応させて、嗜好情報を記憶するように構成される嗜好情報記憶部をさらに備え、
    前記情報提供部は、
    前記高速起動状態において、前記アドレス取得部により取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致した場合、取得された固有アドレスに対応させて前記嗜好情報記憶部に記憶されている嗜好情報に応じた情報を抽出し、前記ユーザの操作により前記電源状態が前記オン状態になったときに提供するように準備する
    請求項1乃至4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 前記情報提供部は、
    前記通信端末との通信からの嗜好情報に応じた番組関連情報を検索し、推奨番組関連情報をユーザに提示する
    請求項1乃至4のいずれかに記載の電子機器。
  7. 前記情報提供部は、
    EPG(Electronic Program Guide)情報から、嗜好情報に応じた番組関連情報が検索されて、オン状態になったときに、前記番組関連情報を表示する
    請求項1乃至5のいずれかに記載の電子機器。
  8. 電子機器が、
    接近してきた通信端末と通信を行い、前記通信端末の固有アドレスを取得し、
    取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致したとき、電源状態を、スタンバイ状態から、電源をオンする指示があった場合にスタンバイ状態よりも短時間で画像または音声を出力する電源状態の高速起動状態に遷移させ、前記電源状態が前記高速起動状態に遷移した後、ユーザによる操作があった場合、前記電源状態を、画像または音声を出力するオン状態に遷移させ、
    ユーザに提供する提供情報に対応する前記通信端末の固有アドレスの少なくとも一部を接続機器固有アドレス記憶部に記憶し、
    前記高速起動状態において、取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致したとき、取得された固有アドレスの少なくとも一部に対応させて前記提供情報を抽出し、前記提供情報を前記ユーザに提供するように準備する
    電源制御方法。
  9. 無線機器の固有アドレスを格納するように構成される固有アドレス記憶部と、
    電子機器に接近することで通信を行う前記電子機器に、前記固有アドレス記憶部から読み出した前記固有アドレスを送信するアドレス送信部と
    を備え、
    前記固有アドレスは、
    接近してきた前記無線機器と通信を行い、前記無線機器の固有アドレスを取得し、取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致したとき、電源状態を、スタンバイ状態から、電源をオンする指示があった場合にスタンバイ状態よりも短時間で画像または音声を出力する電源状態の高速起動状態に遷移させ、前記電源状態が前記高速起動状態に遷移した後、ユーザによる操作があった場合、前記電源状態を、画像または音声を出力するオン状態に遷移させ、ユーザに提供する提供情報に対応する前記無線機器の固有アドレスの少なくとも一部を接続機器固有アドレス記憶部に記憶し、前記高速起動状態において、取得された固有アドレスが登録されているアドレスと一致したとき、取得された固有アドレスの少なくとも一部に対応させて前記提供情報を抽出し、前記提供情報を前記ユーザに提供するように準備する電子機器で用いられるアドレスである
    無線機器。
  10. 前記固有アドレスは、Bluetooth(登録商標)規格やWiFi(登録商標)規格により送受信可能なアドレスである
    請求項9に記載の無線機器。
  11. 前記電子機器から嗜好情報に応じた番組関連情報を受信し、推奨番組関連情報をユーザに提示する
    請求項9または10に記載の無線機器。
  12. 前記電子機器からEPG(Electronic Program Guide)情報を用いた嗜好情報に対応した番組関連情報を受信し、ユーザによる操作があった場合、前記電子機器の電源をオン状態にし、前記番組関連情報を表示する
    請求項9乃至11のいずれかに記載の無線機器。
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