JP6567635B2 - 治療装置の準備方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、治療装置の準備の分野に関する。
治療装置は、特に血液治療装置を含む。血液治療装置は、透析器械を含み、透析器械は、血液透析器械と自動腹膜透析を実施する器械に細分可能である。
透析は、急性又は慢性腎不全の患者の血液を浄化するプロセスである。この場合、体外血液循環を用いる方法、例えば血液透析、血液濾過又は血液透析濾過(以下、まとめて「血液透析」という用語を用いる)と、体外血液循環を必要としない腹膜透析とは基本的に区別される。
血液透析では、血液は、半透膜によって透析流体チャンバから分離された透析器の血液チャンバを通って体外回路中に運ばれる。或る特定の濃度で血液電解質を含む透析流体は、透析流体チャンバを通って流れる。透析流体の物質濃度は、健常者の血液中の濃度に一致している。治療中、患者の血液及び透析流体は、所定の流量で通常向流で膜の両側を通る。通常尿中に排出された物質は、膜を通って血液チャンバから透析流体のためのチャンバ中に拡散し、それと同時に、血液及び透析流体中に存在する電解質は濃度の高いチャンバから濃度の低いチャンバ中に拡散する。例えば透析液を透析フィルタ及び透析側から見て下流側に位置する透析液循環から透析液を引き出すポンプによって血液側から透析液側まで透析膜に対して圧力勾配が生じた場合、水は、透析膜を通って患者の血液から透析液循環中に進む。この限外濾過プロセスにより、患者の血液からの所望の水の除去(除水)が行われる。
血液濾過では、透析流体が患者の血液と反対側の透析器の膜の側を通過することがないようにした状態で膜間圧力を透析器内に加えることによって限外濾液が患者の血液から取り出される。加うるに、滅菌且つ発熱物質なしの置換溶液を患者の血液に添加するのが良い。この置換溶液が透析器から見て上流側に添加されるか下流側に添加されるかに応じて事前希釈又は事後希釈と呼ばれる。質量交換は、血液濾過の際対流によって生じる。
血液透析濾過は、血液透析の方法と血液濾過の方法を組み合わせたものである。拡散質量交換は、透析器の半透膜を横切って患者の血液と透析流体との間で起こり、更に、血漿水が透析の膜に加わる圧力勾配により濾過される。
血漿瀉血(血漿交換分離法)は、血漿を血液の血球成分(細胞)から分離する方法である。これにより分離された血漿を浄化し又は置換溶液で置き換え、そして患者に戻す。
腹膜透析では、患者の腹腔に腹壁を貫通して通されたカテーテルを介して透析流体を充填し、透析流体が内因性流体に対して濃度勾配をもつようにする。患者の体内に存在する毒素が膜(メンブレン)として機能する腹膜を通り、そして腹腔に入る。数時間後、患者の腹腔内の使用済み透析流体が交換される。水が患者の血液から腹膜を通って浸透プロセスにより透析流体中に進むことができ、かくして、水を患者から除去することができる。
この透析法は、通常、自動透析器械、例えば商標名5008又はスリープ.セーフ(sleep.safe)で本出願人により販売されている透析器械によって実施される。
自動透析器械は、マイクロプロセッサ制御型治療装置である。治療シーケンスは、通常、ソフトウェアによって制御される。ユーザは、ユーザインターフェースを介してパラメータを入力することによって治療シーケンスにしばしば介入することができる。多くの場合、タッチスクリーンディスプレイがユーザインターフェースとして機能する。
以下において、治療装置の代表的な実施形態として自動腹膜透析用の装置の一例について本発明を説明する。本発明を利用できる追加の治療装置としては、例えば、輸液機器又は人工心肺が挙げられる。
持続的外来腹膜透析法(CAPD)では、透析流体は、フィルムバッグから通常重力の影響下で、永続的に植え込まれた腹膜カテーテル及び移送ホースシステムを介して腹膜腔、即ち患者の腹腔中に運ばれる。透析液は、数時間の間腹腔内に留まる。このサイクルの終了後、管系を介して透析液を抜き出す。このプロセスについては、自動機器が不要であるのが通例である。
しかしながら、マイクロプロセッサ制御型器械は、一般に、自動腹膜透析で用いられている。とりわけ、透析液の加熱並びにその供給及び抜き取りは、数回のサイクルで自動的に実施される。この目的のため、かかる装置は、弁、加熱装置及びポンプを備えている。加うるに、かかる装置は又、流出している透析流体のサンプルを自動的に抜き取り、そしてこれらサンプルをこの目的向きの或る特定のサンプル容器、例えば袋に移送するようにすることが可能である。同様に、自動腹膜透析器械は、流入したり流出したりしている透析液を検査するためのセンサ、例えば導電率センサ若しくは温度センサ又は腹腔内圧力を測定する圧力センサを備えるのが良い。
腹腔内圧力は、腹腔(腹膜腔)に透析液を充填し、逆圧が腹膜に及ぼされるということの結果として生じ、そして個々の患者の各々についての理想の充填度を求めるために使用できる腹腔内の内圧であると理解される。圧力測定装置を提供することにより、利用可能な個々の容積を利用することによって腹腔の圧力制御式充填が可能である。
腹膜透析シーケンスは、各患者にとって個別的に様々であり、医師によって指定される。かかる治療指示は、処方せんを含む。
処方せんは、繰り返し操作を含む場合が多い。単一のサイクルは、以下のパラメータによって決定される場合が多い。
・流入する透析流体の種類、量及び温度、
・腹膜腔内における透析流体の滞留時間、
・腹膜腔からの透析流体の抜き取りの際の流出量、
・サンプリング及びサンプルの分析。
サイクル数は、様々であって良く、互いに異なるパラメータが個々のサイクルの各々に当てはまる場合がある。指摘されるべきこととして、他の実施形態としての治療装置の治療は、別のシーケンスに従う場合がある。
多くの場合、治療中、指図を患者に与え又はメッセージを出し若しくは例えば患者が出力された或る特定の質問に対して取り得る応答を選択すると共に/或いは入力するようにすることによって患者との相互連絡を可能にすることが望ましい。治療中における情報のこの種の入力及び出力は、本発明の観点から通信段階と呼ばれ、このように技術の現状においては従前より提供されていなかった。
タッチスクリーンとして具体化される場合の多い装置内のユーザインターフェースは、パラメータを透析器械に入力するために用いられる。例えば、独国特許出願公開20100005745号明細書は、ユーザインターフェースとしてタッチスクリーンを備えた自動腹膜透析器械を記載している。特定のエントリプログラム(以下、フロントエンドと言う)がこの場合、治療装置自体の治療シーケンスをプログラムするために用いられ、これらプログラムは、パーソナルコンピュータ上で実行される従来型プログラムと比較して、ユーザ利便性が制限されていると共に融通性が制約されている場合が多い。ユーザは、この場合、例えば或る所定のパラメータキーをパラメータ化することによって治療のシーケンスをプログラムすることができる。パラメータキーは、治療シーケンスにおける或る特定のプロセスに割り当てられる。例えば、パラメータキー“initial_drain”は、操作「腹膜腔からの透析流体の初期抜き出し」に割り当てられる場合がある。パラメータ値をパラメータキーに割り当てることによって、或る特定の治療段階の記述が完了する。かくして、例えば、パラメータ値2,000,000(μL)は、パラメータキー(initial_drain)に割り当てられる場合があり、このとは、流出中の透析液の量が2リットルであるべきことを意味している。
本発明の意味におけるフロントエンドは、入力から治療装置について処理可能な段階リストを発生させる一体型インタプリタプログラムを含むソフトウェアの形態で具体化された或る特定のパラメータキー及びパラメータ値に関する入力オプションであると理解される。段階リストは、治療の時系列(経時的)シーケンスについて述べており、治療装置が或る特定の行為を行うべき期間を定めている。治療シーケンスは、或る特定の固定された所定のシーケンスに基づいて様々である場合が多く、この治療シーケンスでは、或る特定のパラメータ値、例えば或る特定の段階の持続時間が固定された所定のシーケンスに割り当てられる。
実際の腹膜透析では、単純な治療シーケンス(サイクルに基づいた治療)が見られるだけでなく極めて複雑な治療シーケンス(例えば、各治療段階について異なるプロフィール)が見られる。治療装置、特に自動腹膜装置において手元に用意されている標準のフロントエンドを用いてかかる複雑な治療シーケンスをプログラムすることは、極めて時間がかかる。基本的に、治療装置における標準のフロントエンドを新たな高度に開発されたフロントエンドで置き換えることが可能であるが、これには、点検整備技術者の雇用が必要であり、このことは、複雑であり且つ費用がかかる場合がある。ユーザは、安全上の理由でソフトウェアを治療装置自体にインストールすることが禁止されている。自動腹膜透析器械の場合、点検整備技術者によるかかるアップデートは、桁外れに複雑且つコストがかかる。というのは、透析に頼らなければならず、しかもかかる器械を家庭で用いる場合の多い患者のために数千もの装置が存在するからである。
治療装置の準備の別の観点としては、標準化された検査のプログラミングが挙げられる。かかる検査は、患者に関する医学的データを得るために用いられ、標準化された治療ステップを含む。例えば、腹膜透析のためのいわゆるPE検査(腹膜平衡検査)は、所定の持続時間のサイクルを含み、かかる所定の持続時間中、所定の透析容量が患者の腹膜腔に添加され又はこれから抜き出され、その結果、血液サンプル及び/又は透析液サンプルが或る特定の時点で患者から採取され、次に実験室技術を用いて検査される。これらPE検査は、全持続時間に従って区別され、即ち、短いPE検査と長いPE検査が存在する。かかるPE検査の結果は、残っている腎機能、腹膜のフィルタ機能及びそれぞれの患者の透析応答に関する情報を提供し、かかる結果により、対応の個別的な処方せんを得ることができる。技術の現状は、かかる検査の簡単なプログラミング及び特に上述した通信段階を備えたかかる試験の使用を依然として提供していない。
独国特許出願公開20100005745号明細書
したがって、本発明の目的は、治療装置の準備を融通性のあるものにすると共に簡便にし、個別的な通信段階をプログラムして出力する可能性を拡張することにある。加うるに、医学的検査、特にPE検査のプログラミング及び準備が単純化されるべきである。
本発明によれば、この目的は、請求項1に記載された方法、請求項16に記載された装置、請求項17に記載されたシステム及び請求項20に記載されたコンピュータプログラム製品によって達成される。有利な実施形態は、従属形式の請求項の内容である。
治療装置、特に自動腹膜透析器械の準備は、特に、次の治療の時間シーケンスの設定を意味するものと理解される。このシーケンスは、通常、医師によって設定され、医師は、治療装置の個別的なコンフィグレーションを必要とする或る特定の患者について個別的な治療シーケンスを処方する。
治療装置のこのコンフィグレーションは、治療に先立って常に実施される。このコンフィグレーションは又、多数の治療のための装置に記憶されるのが良い。というのは、多数の治療は、通常、まれにしか変わらず、治療の時点で選択されるからである。治療装置のコンフィグレーションは、治療の開始を意味しているわけではなく、これとは異なり、次の治療のシーケンスだけを定めることが必要不可欠である。
治療の処方せんを医療装置のコンフィグレーションに変換するために、本発明に従って、幾つかのフロントエンドが手元に用意される。このフロントエンドは、これらに割り当てられたパラメータ値と一緒にソフトウェアとして具体化された或る特定のパラメータキーのための入力オプションを含む。各フロントエンドは、一体形インタプリタプログラムを有し、このインタプリタプログラムは、医療装置を構成し、医療装置によって処理可能な段階リストにエントリを変換する。フロントエンド及びインタプリタプログラムは、一緒になって、機能ユニットを形成する。1つ又は2つ以上のフロントエンドは、任意の記憶媒体にコンピュータプログラム製品として記憶されるのが良く、そして任意所望の仕方で、例えばUSBスティックに記憶されたデータファイルとして又はサーバからダウンロードされたファイルとして配布される。それにより、コンピュータプログラム製品は、任意のマイクロプロセッサ上で動作され、本明細書において説明する方法ステップを実行することができる。
多くのフロントエンドは、多数の特徴のうちの少なくとも1つに関して異なっており、これら特徴は、治療装置の形式、治療の目的、治療の場所及び/又はフロントエンドのユーザを含むのが良い。フロントエンドの明解な識別のため、各フロントエンドにフロントエンド識別番号(フロントエンドID)を割り当てるのが良い。
フロントエンドへの多数のパラメータキー/パラメータ値の対の入力は、治療のシーケンス又は治療の段階のシーケンスのためのモデルを形成する。
表1は、例示のフロントエンドID1による自動腹膜透析器械のフロントエンドの入力オプション(パラメータキー)の一例を示している。
Figure 0006567635
表1‐フロントエンドID1によるフロントエンドの入力オプションのリスト
次に、処方せんをフロントエンドに入力したユーザは、可能なエントリ(パラメータキー)のリストから、処方せんに対応したエントリを選択し、パラメータ値を処方せんに従ってこれらパラメータキーに割り当てる。かくして、これにより、テキストファイルとして記憶可能な処方せんのモデルが得られる。
フロントエンドに属するインタプリタがこのテキストファイル中の特定のエントリから対応の段階リストを決定する。段階リストは、この場合、段階のシーケンスを記載しており、それにより、時間が視覚的に示されると共に対応の装置に割り当てられた曖昧ではないコンフィグレーションが段階として意図される。かかる段階は、例えば期間及び期間内の有効なコンフィグレーションによって定められ、この期間中、装置は、透析液を患者の腹膜腔からポンプ作用で送り出す。図2に示されているように、治療モデルに対応した段階シーケンスをこのように全治療持続時間、全治療容積及び利用可能な透析溶液から決定することができる。
Figure 0006567635
このリストも又、データファイル中に記憶可能である。2つのリストは、1つのデータファイルに有利に記憶される。
フロントエンド及び一体形のインタプリタは、医療装置の一部である場合が多い。エントリは、従って、ユーザインターフェースを介して行われ、ユーザインターフェースは、タッチスクリーンディスプレイとして具体化されている場合が多い。フロントエンドそれ自体における変化、例えばソフトウェアのアップデート又はパラメータキーの追加を実施するには、必ず医療技術装置への実質的な介入が行われなければならない。したがって、新たなソフトウェアは、各医療装置内にインストールされなければならないが、一般に、これは、熟練点検作業員によってのみ実施可能であり、しかも実施される必要がある。
加うるに、フロントエンドは又、例えば使用する言語及び更に可能なパラメータキーに関して地域ごとに個別化される。例えば、或る特定の処方せんが1つの国では許されるが、例えば認可上の理由で又はこの特定の治療がその国の医療保険会社によってカバーされていないからという理由で別の国では許されない場合がある。その結果、医療装置は、国毎に個別的なフロントエンドソフトウェアを搭載しなければならず、このことは、生産上の複雑さが高いということを意味している。
加うるに、もう1つの差は、フロントエンドが患者使用のために許可されるべきかどうか又はフロントエンドが熟練医療又は技術者向けであるかどうかということにある場合がある。したがって、患者用のフロントエンドは、制限された機能及び/又はレイアウトを備えている場合があると共に/或いは医療又は技術者用のフロントエンドが拡張された機能及び/又はレイアウトを備えている場合がある。
フロントエンドを選択するための別の区別するための特徴は、装置が医療環境(医師のオフィス又は透析診療所、病院、大学)で用いられるか、家庭で用いられるか、或いは技術指導環境で用いられるかどうかである場合がある。
かくして、各装置が搭載可能な多種多様な個別的フロントエンドが存在する。フロントエンドが提供される様々な装置(これらは又、多くの仕方で異なる場合がある)のこの個別的機器は、製造及びロジスティックスの観点で高い複雑さを必然的に伴う。
本発明によれば、この欠点は、外部装置において好ましい使用を可能にするための自由に選択可能なパラメータキー組を有する複数のフロントエンドを手元に用意することができ又は生じさせることができ、この一体形インタプリタがそれぞれのパラメータキーをそれぞれの医療装置により常に処理できる段階リストに変換されるということで解決される。フロントエンドのユーザインターフェースの言語を自由に選択することができる。
外部装置は、好ましくは、マイクロプロセッサユニット、入力装置及び外部記憶媒体と技術的データ伝送が可能なインターフェースを有する装置であり、マイクロプロセッサユニット、入力装置及びインターフェースは、データ伝送可能に相互に連係される。外部記憶媒体との技術的データ伝送が可能なインターフェースは、例えば、USBポート、読み取り書込み可能なUSBスティックであるのが良い。しかしながら、外部記憶媒体をアドレス指定するのに適した任意他のインターフェース、特に患者カードを読み取ったりこれに書き込んだりすることができるインターフェースも又使用できる。
本発明の意味において、マイクロプロセッサユニット、入力装置及び外部記憶媒体と技術的データ伝送が可能なインターフェースを有する全ての装置が明示的に開示され、プロセッサユニット、入力装置及びインターフェースは、データ伝送可能に相互に接続され、これらのマイクロプロセッサユニットは、これが特許請求の範囲に記載されたプロセスを実行することができるようプログラムされる。
患者カードは、或る特定の患者に曖昧ではない仕方で又は明確に割り当てられると共に治療データ、例えば透析医師による処方せんを記憶することができる読み取り可能且つ書込み可能なメモリを有するカードである。本発明によれば、フロントエンド及び一体形インタプリタにより作成されるコンフィグレーションファイルをこのカード上に記憶させることができる。患者カードは又、いわゆるスマートカードであるのが良く、これらスマートカードも又、メモリ又は記憶装置に加えてマイクロプロセッサを有する。
患者カードは又、これが外部装置と通信可能な多種多様なインターフェースを有するよう具体化可能である。例えば、患者カードは、集積回路間(I2C)データ送信プロトコルに従って動作すると共に外部装置とデータ交換可能な対応の接触コンフィグレーションを有するインターフェースを有するのが良く、更に、別のデータ送信プロトコル及び/又は別の接触コンフィグレーションに従って動作する少なくとも1つのインターフェースを有する。例えば、並列データ送信プロトコル、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))又は他の無線利用データ送信プロトコル、磁気ストリップ、チップモジュール接触面等も又、想到できる。このように具体化される患者カードを汎用的に用いることができ、しかも、有利には、これら装置が互いに異なるインターフェースを有すると共に/或いは患者カードと通信可能な別のデータ送信プロトコルを有する場合であっても、多くの装置に使用できる。
経時的に、例えば、患者は旅行中に、その患者が治療のために用いる医療装置を換える場合のあること、又はその患者が通常用いている装置とは別の医療装置を一時的に用いなければならないことが起こりうる。しかしながら、種々の医療装置は、必ずしも、同一のインターフェース及び/又はデータ送信プロトコルを備えているわけではない。複数のインターフェース及び/又はデータ送信プロトコルを有する患者カードは、有利には、かかる状況でも種々の医療装置と通信することができ、しかも治療を容易にすることができる。
しかしながら、外部記憶媒体は、医療装置それ自体に設けられたメモリ又は記憶装置を更に含むのが良い。これらメモリに接触するためのインターフェースは、例えば、ネットワークインターフェースであるのが良く、このネットワークインターフェースは、ハードワイヤードであっても良くワイヤレスであっても良い。このように、外部装置は、コンフィグされるべき医療装置のメモリ内に直接設けられたフロントエンド及び一体形インタプリタによって作成されるコンフィグレーションファイルを記憶することができる。
フロントエンド及び一体形インタプリタを実行する外部装置は、いわゆるパーソナルコンピュータである場合が多い。パーソナルコンピュータは、本発明との関係において、据え置き型デスクトップコンピュータ又は、例えばラップトップ型、ネットブック型等のモバイル装置であると理解される。
また、外部装置は、スマートホン又はノートパッドであることが考えられる。加うるに、外部装置は、端末装置及びフロントエンドと一体形インタプリタを実行し、端末装置をアドレス指定する手段としての中央装置の組み合わせであっても良い。
コンフィグレーションファイルのフロントエンドIDが医療装置に記憶されたフロントエンドのフロントエンドIDと同一である場合、これによっては、内部フロントエンドの同一の処方せんについて作成されたパラメータリストと外部装置に設けられた同一のフロントエンドにより作成されるパラメータリストとの間には差が生じない。内部インタプリタは、例えば入力されるべき段階リストを正確に読み取ることができない場合、このパラメータリストを段階リストに変換するのが良い。
本発明の重要な利点は、パラメータ化されたパラメータキーリストとこのリストから作成される段階リストが分離されることにある。パラメータ化パラメータキーリストは、医療装置とは別個独立であってそれぞれのフロントエンドにより作成されるが、段階リストは、医療装置に特有である。このことは、一体形インタプリタがパラメータ化パラメータキーリストをコンフィグされるべき医療装置が常に処理することができる段階リストに変換することを意味する。インタプリタは、語彙的に考えられる全てのパラメータキー及びパラメータ値の全体に対応したフロントエンド言語(高度に開発されたフロントエンド言語)と医療装置の言語との間のトランスレーターとして或る程度まで働く。
段階リストに代えて機械可読コードをテキストファイルとしてインタプリタによって生じさせ、これを同じ仕方で医療装置に移すことが可能である。かかる方式の利点は、例えば医療装置に関して慣例であるマイクロプロセッサ制御型器械を機械可読コードによって直接プログラムすることができ、この場合、オペーレーティングシステムがテキストファイルを機械可読コードに変換する必要がないということにある。機械可読コードへのテキストファイル、例えば段階リストのこの変換は、オペーレーティングシステムに対する制約を受ける場合が多い。これは、特に、ソフトウェア制御型医療装置に当てはまる場合がある。これら制約は、機械可読コードを医療装置内で作成せず、この代わりに、外部装置上で実行される高度に開発されたプログラムによって阻止できる。
本発明の別の実施形態によれば、グラフィカルユーザインターフェースを有するフロントエンドが用いられるべきである。フローチャートを作成するためのグラフィカルユーザインターフェースは、当該技術分野において周知である。曖昧なテキスト指令を入力する代わりに、ユーザは、図形入力により対応の行為を説明する記号を選択する。例えば、指令“initial_drain(100000)”をフロントエンドのテキストエディタに入力する代わりに、記号、例えば対応の記号を有する長方形記号を選択してこれを例えばラインへの接続によって他の記号に連係させることができる。対応のパラメータ値を例えばマウスのクリック及びこのパラメータ値の対応の入力によって各記号に割り当てることができる。
本発明の別の実施形態によれば、段階リストは、好ましくは患者にアドレス指定されたメッセージの出力の段階(通信段階)によって拡張される。患者にアドレス指定されたメッセージのうち、これらは、ディスプレイスクリーン上への出力、他の光信号、例えばランプ、触覚信号、例えば適当な装置の振動又は音響信号、例えばラウドスピーカーを介するトーン(音色)又は音声出力を含む。
医療装置、特に自動腹膜透析装置の内部フロントエンドは、これまで医療装置のディスプレイ装置によって出力される自由に選択可能なメッセージをプログラムする機会を提供してこなかった。かかるメッセージとしては、例えば、スクリーン上に表示されるテキストメッセージが挙げられる。或る特定のメッセージを医療装置による治療のために患者に送ることが有利な場合がある。例えば、腹膜透析では、患者は、横になり又は立ち上がったりするよう指図される場合がある。加うるに、患者は、或る特定の薬物を飲むよう指図される場合がある。かかるメッセージは、処方せんに基づいている場合があり又は治療中、医療装置によって測定され又は医療装置に送られる測定値、例えば患者の測定値、例えば血圧、体温、脈拍数等とは別個独立である場合がある。或る特定のメッセージが患者による入力を要求することが可能であり、例えば、患者に或る特定の薬物を飲むよう指図するメッセージは又、患者が首尾良く薬物を飲んだかどうかを患者が装置について確認するよう指図する場合もある。これは、例えば、或る特定のユーザ入力オプションを操作することによって、例えば或る特定のキーを押すことにより又はタッチスクリーンディスプレイの或る特定の領域に触れることによって達成できる。
また、或る特定の測定値が制限値を超えた場合、医療装置は、メッセージを患者に出力することだけはせず、別法として、更に提供される通信手段を介して警告を専門医療従事者に送るのが良いことが想定できる。かかる通信手段は、例えば、ページャメッセージ、SMSメッセージ又はEメール通信を含む。加うるに、或る特定の測定値が制限値を超えている場合、医療装置は、中央シーケンスに介入するのが良く、そして例えば治療をスピードアップさせ又は遅らせるのが良い。
少なくとも1つの追加のキーパラメータ(例えば、“event”(イベント))が通信段階に割り当てられる。パラメータ値は、出力されるべきメッセージ、例えば自由に選択可能なテキストであるのが良い。このテキストは、好ましくは、専門医療従事者によって書き込まれる。患者が通信段階のメッセージを確認するまで通信段階のメッセージを表示することが可能である。また、メッセージを規定された期間の間のみ表示することも可能である。しかしながら、パラメータ値は、医療装置からの複数の情報の出力及び/又は医療装置への複数の情報の入力を開始するファイルを指していても良い。
例えば、通信段階は、図形、サウンド、例えば音楽又は音声出力、アニメーション又は映像の出力を含む場合がある。更に、情報は又、通信段階でコンパイルされる。かかる情報は、オペレータ又は患者による手動エントリを含む場合がある。これらエントリは、適当な入力手段、例えばキーボード、タッチスクリーン等により行われるのが良い。言語情報及び/又は音響情報の入力のための音声記録、好ましくは患者の生理学的パラメータ、例えば体温、体重又は血圧を含む場合のある視覚的情報又は測定値の入力のための映像記録も又想定できる。医療装置に設けることができるセンサ、例えばマイクロホン、カメラ、温度センサ、ものさし又は血圧センサが好ましくは、この目的のために用いられる。
通信段階中における情報入力及び情報出力の可能性に起因して、人と種々の取り得るオプションを提供する装置との間に対話が存在するのが良い。
特に有利な用途は、治療の文書化のための用途である。段階リストによって説明可能な技術的治療パラメータと通信段階に含まれる場合のある患者の応答の両方がこの場合文書化される。例えば、患者は、例えばメッセージ“How do you feel ? (気分はいかかが?)”(視覚的又は音声的に)の出力によって通信段階において患者の主観的な快適さについて尋ねられる場合がある。すると、患者は、この質問に対して応答する機会を得る。これは、あらかじめ作られた応答を選択することによって、例えば、タッチスクリーン上に表示される対応の取り得る答えを選択することによって実施されるのが良い。また、患者の個別的な応答を例えばキーボードによりテキスト入力として入力することができるようにすることも又可能であり、このキーボードは、タッチスクリーン上の仮想キーボードであっても良い。さらに、患者が自分自身の言語で応答することができるようにすることが可能である。この場合、音声記録によってボイス入力が行われる。
患者の応答がどのように文書化されるかとは無関係に、応答を患者及び治療環境に曖昧さのない状態で割り当てることが重要である。これは、治療パラメータを記憶させると共に少なくとも1つの患者の識別特徴、例えば患者の番号を記憶させるだけでなく、応答が与えられた正確な日時の入力を含む。特定の患者に対する匿名化された識別特徴の割り当ては、特に匿名化された医療研究が実施される場合に有利である。しかしながら、患者の名称も又、記憶される場合がある。
結果的に得られたデータ記録は、適当な手段に記憶される。かかる手段は、従来型記憶媒体、例えばハードドライブ、USBスティック等並びに患者カードの使用又は装置、例えばサーバ又はスマートホンを取り外すためのデータの送信を含む場合がある。例えば治療文書化内容を治療医師に送ることによって、治療報告が準備され、それにより治療医師は、患者の治療を都合良く評価すると共にオプションとして結果に応じて次の治療の処方せんを変更することができる。この処方せんは、好都合には、上述したように医師のオフィスのところの外部フロントエンドを用いることによって発行可能である。次に、新たな処方せんに対応した段階リストを対応の医療装置に送るのが良い。
治療は、外部フロントエンドの使用及び通信段階の導入に関して治療医師と患者の相互連絡のこの新たな可能性により特に有利な仕方で改善可能である。通信段階により、患者は、退屈なテキスト入力を行わないで治療中、音声記録を行うことにより自分自身の言葉で直接自分の印象を記録することさえ可能であり、これは、特に、患者が横になっている間に又は読み書きできない人について治療が実施される場合に有利である。これにより、治療医師との議論に関して治療後、数日又は数時間で忘れられたであろう、患者の快適さに関する詳細の各々が文書化されるようになる。また、医師は、処方せんをてきぱきと調整することができるので有利である。特に、毎日行われる腹膜透析の場合、医師は、このようにして、通信段階によって文書化された患者のフィードバックに対して迅速に応答することができる。ただし、これは、通常、医師の訪問の際に極めて後でしか行われない場合がある。治療の安全性及び快適さは、このようにして、著しく改善される。
図の詳細な説明を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
以下において、以下の図に基づいて本発明の実施形態の実施例について説明する。
自動腹膜透析器械として具体化された医療装置及びパラメータキーリスト及び段階リストを作成するためのデスクトップ型コンピュータとして具体化された本発明の装置を概略的に示す図である。 テキスト入力を処理する本発明のフロントエンドを実行する装置のディスプレイスクリーンの例示の画像コンテンツを概略的に示す図である。 記号入力も又処理する本発明のフロントエンドを実行する装置のディスプレイスクリーンの例示の画像コンテンツを概略的に示す図である。 PE検査のシーケンスを表す略図である。
以下において、図を参照して本発明を詳細に説明する。同一の参照符号は、同一のコンポーネントのために用いられている。
図1は、自動腹膜透析のための装置10及び本発明に従ってパラメータキーリスト及び段階リストを作成するここではデスクトップ型コンピュータとして具体化された外部装置12を概略的に示している。患者120は、在宅である場合が多い。患者120と自動腹膜透析装置10は、管系(図1には示されていない)を介して治療中、相互連絡する。しかしながら、本発明の核心は、治療それ自体ではなく、これとは異なり、その準備にある。その結果、図1は、治療状況を何ら示していない。
医療装置11と外部装置12は、互いに近接して配置される必要のないことが重要である。これは、図1では別々の部屋101,102によって示されている。外部装置12は、治療環境、例えば診療所、医師の医療現場又は大学内に存在するのが良い。しかしながら、外部装置12の配置場所は、重要な役割を果たすわけではない。処方せんのプログラミングは、かくして、医療装置それ自体の存在とは無関係である。
図1に示された実施形態では、外部装置12は、多数の入力装置13を備えている。図1のこれら入力装置は、コンピュータキーボード及びコンピュータマウスを含む。かかる入力装置は、コンピュータでは慣例のものであり、タッチスクリーン、例えば医療装置に設けられている入力に用いられているタッチスクリーンよりも好都合である。
パラメータキーリスト及び段階リストは、外部装置12上で本発明に従って作成される。フロントエンドが本発明に従ってこの目的のために用いられる。2つのリストは、1つ又は2つ以上のデータファイルに記憶されるのが良い。また、機械可読コード(例えば、マイクロプロセッサ用のHEXコード)を外部装置12により生じさせて記憶させることも又可能である。
記憶されたリスト及び/又は記憶された機械可読コードは、外部装置12から装置10に送信される。これは、図1の点線で示された両方向を示す矢印14で示されている。さらに、データ、例えば透析治療中に検出された測定値又は装置固有のデータ、例えば現在用いられているパラメータキーリスト及び/又は段階リストも又、装置10から装置12に送ることができる実施形態も又存在する。
この目的のため、2つの装置10,12は、インターフェースを備え、これらインターフェースのうち、患者カードと通信するインターフェース11だけが図1に概略的に示されている。
装置10,12相互間のデータ交換の種々の手段が存在し、これら手段のうちの幾つかが図1に実施例として表されている。円弧15は、ワイヤレスデータ通信、例えばWLAN、モバイルワイヤレス、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、赤外線等又はこれに類似した非ハードワイヤード通信方法を表している。携帯型書換え可能記憶媒体16が例えばUSBスティックとして具体化されている。変形例として、ここでは書込み可能コンパクトディスクとして具体化されるのが良い光記憶媒体17が設けられる。データ伝送の追加の手段は、ハードワイヤード通信、例えばLAN又はインターネット通信を記号で表したネットワークケーブル18及び少なくとも1つの読み取り可能且つ書込み可能不揮発性メモリ(例えば、EEPROM)を備えた患者カード19によって表されている。本発明にとって、データをこれら装置間でどのように交換するかは重要なことではない。これとは異なり、これら装置がこのために設けられているということだけが重要である。
図1に記号15〜19によって表されたデータ通信方法により、図1に自動腹膜透析器械として具体化された医療装置の遠隔プログラミングが可能である。
自動腹膜透析装置11は、有利には、患者の家に設置される。しかしながら、装置11のコントローラをプログラムするためには専門技術者が必要とされる。プログラミングを装置それ自体で実施しなければならない場合、このことは、点検整備技術者が患者の家に行かなければならず又は装置それ自体が熟練者にわたされなければならないことを意味している。
外部フロントエンドの使用により、医療装置11のコントローラのプログラミングは、遠隔場所で実施可能である。プログラミングの転送は、装置を直接操作しなければならない人の入力なしで、ネットワーク通信方法(図1の15,19)を用いることによって実施可能である。しかしながら、プログラミングの転送は又、この目的のために設けられたインターフェース(例えば、図1の11)に対して対応の記憶媒体(例えば、16,17,19)を利用できるようにすることによって患者120その人自身によって実施可能である。
医療装置12は、これがインターフェースのうちの1つで現在通信している記憶媒体(例えば、図1の11)上に記憶された新たなパラメータキーリスト、新たな段階リスト又は機械可読コードが利用できることを自動的に認識するよう装備されているのが良い。この医療装置は、パラメータキーリスト、新たな段階リスト又は機械可読コードによって書き込まれた新たな処方せんの転送を例えば確認のために作動されなければならない対応の確認ボタン又はタッチ面を備えたタッチスクリーンとして具体化されるのが良い出力装置の出力によって確認するよう指図するのが良い。しかしながら、医療装置12はまた、これがそれ以上の操作なしで例えば公知の仕方で作られた処方せんを転送するよう装備されていても良い。
いずれの場合においても、処方せんが患者を脅かすことがないよう注意が払われる。この目的のため、例えば器械中に流れる透析液の温度が患者の健康にとって有害ではない或る特定の範囲内に収まっているかどうかをチェックすることによって種々の検査が処方せんについて実施されるのが良い。また、患者に過剰供給しないようにすることも又可能である。過剰供給という用語は、この場合、かかる多量の透析流体が治療段階で患者の体内に注入されて患者がこれを受け入れると必ず患者の体型に起因して危害を被ることを意味している。
かかる個別的な患者制限値は、例えばこれら制限値を記憶することができる患者カードを読み取ることによって医療装置にわかる。さらに、かかる個別的な患者制限値は、例えば指紋センサ、虹彩スキャンによる患者の認証(本人確認)により又は患者を識別する秘密のパスワードを入力し、次に手元に用意されている記憶装置、例えば内部記憶装置又は例えばネットワークを介してデータ通信により到達することができる外部記憶装置から患者制限値をロードすることによって任意所望の仕方で器械にわかるよう行われるのが良い。
加うるに、装置のソフトウェア利用シミュレーションが医療装置のプログラミングを評価するために使用されることも又想定できる。医療装置のかかるソフトウェア利用シミュレーションは、装置の挙動を1対1対応でシミュレートする。かくして、装置の挙動をプログラムされるべき装置が存在していない状態で新たな処方せんによって検査可能である。これには、シミュレートされるべき医療装置の正確なモデル化が必要である。
また、プログラムされるべき装置に代えてソフトウェア利用シミュレーションを用いるだけでなく、患者自身に代えてシミュレーションを用いることも又想定できる。患者のモデル化は、比較的複雑であり且つ不正確である。それにもかかわらず、仮想患者の助けにより、処方せんの作用効果を少なくとも近似レベルで容易且つ安全に検査することができる。これは、新型医療装置を検査する際及び特に医学的研究を実施する際に有利である。
図2は、或る特定の医療装置に固有のフロントエンドが具体化された外部装置の代表的なスクリーンショットを一例として示している。図2は、フロントエンドが開かれた状態のスクリーンショット200を詳細に示している。このフロントエンドプログラムは、2つのテキスト入力及び出力窓21,22を提供する。一方の窓24(「設定」)は、プログラムされるべき医療装置(図2の実施形態1.1のフレセニウス・メディカルケア製のスリープ.セーフ(Fresenius Medical Care sleep.safe )、この装置に存在するフロントエンド(図2のフロントエンド識別番号1で示されたフロントエンド)及び現在選択されている外部フロントエンド(図2のフロントエンド識別番号999で示されたフロントエンド)に関する情報を示している。
メニューリスト23をクリックすることによって種々の操作、例えば保存、開く、印刷する等を選択できる。
ユーザは、少なくとも窓21の処方せんに対応したパラメータキーリストを入力することができる。この場合の“#”欄は、行の番号付けに用いられ、括弧に入れた以下のパラメータ値を備えた対応のパラメータキーは、“parameter ”欄に入力され、終わりにセミコロンが付いている。この表記は、一例として与えられているに過ぎず、パラメータキー及びパラメータ値の入力について任意の表記が想定できる。「コメント」欄は、任意所望の解説を入力するために用いられる。
図1に示されている矢印25を押すことによって、フロントエンドをサポートするインタプリタは、パラメータキーリストから段階リストを作成し、そしてこれを窓22に表示する。インタプリタは、ユーザによって入力されなければならない窓24に与えられているデータを考慮する。かくして、図2の実施例は、内部フロントエンドが現在使用されているフロントエンド(999)とは異なるフロントエンド識別番号(ID1)を有していることを示している。したがって、窓21内のエントリを内部フロントエンドに入力することができない。というのは、内部フロントエンドは、不適切なパラメータキー組を有しているからである。インタプリタは、窓21のエントリ及びプログラムされるべき装置の知識から段階リスト(窓22に示されている)を作成し、プログラムされるべき装置は、エラーなしでこの段階リストを受け入れることができる。変形例として、図1には示されていないが、インタプリタは又、プログラムされるべき装置によってエラーなしで受け取ることができる機械可読コード(ヘックスコード)を作成しても良い。
本発明の別の実施形態によれば、フロントエンドプログラムは、パラメータキーリストのエントリの時点で、エントリが安全規則を破る恐れのある処方せんを実施しているかどうかをチェックする。例えば、フロントエンドプログラムは、患者の体内に流れている流体の量が所定の規定された限度値内に収まっているかどうかをチェックするのが良い。また、患者が本人であること及び/又は或る特定のパラメータ値について患者の個別的な制限値が外部フロントエンドプログラムに開示されることが想定される。次に、フロントエンドプログラムは、これが患者の個別的制限値に適合しているかどうかについて入力された処方せんをチェックし、必要ならば警告を出力することができる。
図3は、処方せんが図形記号によって入力される本発明の別の実施形態を示している。窓31は、この場合、選択領域34とクリックボード領域35に細分されている。種々の記号32が選択領域に示されており、これら記号は、例えばコンピュータマウスを用いて選択され、そしてデポジット領域内に引き寄せられるのが良い。例えばコンピュータマウスを用いて右クリックし、次にキーボード上にパラメータ値を入力することによってデポジット領域において対応のパラメータキーを表すこれら記号にパラメータ値を割り当てることができる。例えば、回路シミュレーションプログラムの同様な操作概念が知られている。処方せんのシーケンスは、記号相互間の自由に生成できる接続33によって決定される。
図3の実施例は、図2に示されたパラメータキーリストの図形対応関係を示している。
「溶液」記号は、値13でパラメータ化されている。この記号は、用いられるべき透析流体を表しているに過ぎないので、他の記号へのリンク又は連係関係は存在しない。「充填容量」記号は、パラメータ値2,000,000(μL)を有し、これは、2リットルの充填容量を表している。砂時計の記号は、値3600(秒)を有し、これは、透析流体が60分間患者内に留まるべきであり、次に、患者から除去されるべきことを意味している。記号「サイクル」は、2という値を有し、これは、2回の実施を表している。これら記号は、処方せんに従って矢印を有する線で互いに連係されている。処方せんを入力するこの方法は、極めて好都合である。ユーザは、秘密のパラメータキーを知る必要はない。パラメータキーリストを書き込むのではなく、ユーザは、図形対応を準備する。図形対応を段階リストに変換又は翻訳するプロセスは、図2を参照して上述したプロセスと同様に進む。さらに、本発明の一実施形態によれば、段階リストに加えて、パラメータキーリストも又図形対応から作成することができる。種々の他の実施形態も又、処方せんの図形作成について想定でき、図3は、この一例しか示していない。
図4は、線図40に基づくPE検査の手順を一例として示しており、この線図40は、時間の関数として腹膜腔内の充填容量41をプロットしている。この場合、記号42は、患者を座らせる指図(命令)を表し、記号43は、透析液を分布させるために患者が寝た状態で毎回転がるようにする指図を示し、記号44は、患者が2、3歩歩くよう指図する。記号45は、腹膜腔中に存在する透析液のサンプルを採取すべきことを表し、記号46は、血液サンプルが採取されるべきことを示している。
腹膜腔内の充填容量の曲線42は、腹膜透析に関するPE検査に特有のものである。患者は、時刻t0で充填状態の腹膜腔の状態で治療のためにやって来る。時刻t1では、PE検査が始まる。充填容量の増加は、患者からの除水のグルコースを主成分とする透析液の意図した特性によるものである。その結果、腹膜腔内の充填容量は、グルコースを含む透析液が患者の体内に存在している場合、経時的に増加する。時刻t1では、腹膜腔は、空になり、他方、患者は座っていて、流出する透析液のサンプルが採取され、次に実験室で検査される。この操作は、時刻t2まで続き、その後患者に新鮮な透析液(サンプリングを含む)を再充填する。t3とt8との間では、透析液は、患者の体内にのこったままであり、時刻t6でのサンプルによって中断され、2、3歩歩くよう患者に対して行為の指図が出される。腹膜腔内の充填容量は、患者からの除水に起因して増加する。次に、時刻t8では、腹膜腔が再び空になり(患者が座っている間に)、他方、血液及び透析液のサンプルが採取される。最終的に、患者には新鮮な透析液が供給され、この透析液からサンプルが再び採取される。
線図40に示されているPE検査の代表的な手順と組み合わせた透析液及び血液のサンプルの分析により、腹壁のフィルタ機能及び/又は患者の残っている腎機能を判定し、それにより特定の患者について最適分析処方せんに関する情報を得ることができる。
本発明の2つの観点が線図40に示されている。PE検査の段階の決定、即ち、どれほど多くの透析液が腹膜腔内に導入されると共に/或いはこれからポンプ作用で送り出されるべきか、血液及び透析液のサンプリング、これら段階の全体的時系列シーケンスによる患者への行為の指図を単純なパラメータキーとパラメータ値の対、例えば“pet_short(event_name)”によってフロントエンドの対応の段階リストに変換することができる。というのは、このシーケンスは、短いPE検査及び長いPE検査について標準化されているからである。加うるに、上述したように通信段階を表す場合のあるパラメータ値“event_name”は、患者向けに出力可能な指図により患者を参加させることができるようにする。
加うるに、あらゆる形式のフィードバック(例えば、テキストエントリ又は音声及び/又は映像記録)を上述した仕方で通信段階中に患者によって入力可能であるということにより患者に関し且つ/或いはそれぞれの患者の治療に関するそれ以上の情報を得ることができ、そしてこれらの確認応答を次にこれらがそれぞれの患者に割り当てられるような仕方でファイルすることができる。
治療装置の準備、制御及びプログラミングは、本発明により利便性が高くなると共に融通性が高くなる。加うるに、本発明は、患者を危険に陥らせることなく、治療の検査及びシミュレーションが可能である。

Claims (18)

  1. 治療装置を準備する方法であって、
    手元に用意されている種々のフロントエンドから1つのフロントエンドを選択するステップと、
    処方せんを前記選択したフロントエンドに入力するステップと、を備え、
    前記処方せんの入力が選択可能な複数の記号の中から行なわれ、各記号が、対応する処方せんの操作を表現し、選択された複数の記号間での図示的なリンクを生成することによって処方せんのシーケンスを決定し、前記方法はさらに、
    前記入力された処方せんから、前記治療装置によって読み取ることができ、次に治療のシーケンスをプログラムする段階リストを作成するステップと、
    前記段階リストを前記医療装置に送られるステップと、を備えている、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記複数のフロントエンドは、少なくとも1つの特徴が複数の特徴とは異なっており、前記特徴は、治療装置の形式、治療の目的、治療の場所及び/又はフロントエンドのユーザを含む、
    請求項1記載の方法。
  3. 前記段階リストは、通信段階を含む、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記通信段階中、情報を前記治療装置から出力したり前記治療装置に入力したりすることができる、
    請求項3記載の方法。
  5. 前記情報は、テキスト、音響的情報又は視覚的情報を含む、
    請求項4記載の方法。
  6. 前記治療シーケンスは、医療レポートの作成を含む、
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  7. パラメータキー及びパラメータ値を前記フロントエンドに入力することができ、前記パラメータ値は、変数、即ち、時間、容量、濃度、活性成分、温度、導電率、圧力、流量又はテキストのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。
  8. パラメータキーは、標準化医療検査を記述する、
    請求項7記載の方法。
  9. 前記標準化医療検査は、PE検査である、
    請求項8記載の方法。
  10. 前記フロントエンドは、入力された前記処方せんが患者の健康を脅かすかどうかについてチェックする、
    請求項1ないし9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記フロントエンドは、前記処方せんに記載された治療をシミュレートするよう装備されている、
    請求項1ないし10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記治療装置は、血液処理装置である、
    請求項1ないし11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記血液治療装置は、自動腹膜透析用の器械である、
    請求項12記載の方法。
  14. 治療装置を制御する装置であって、
    マイクロプロセッサユニットと、入力装置と、外部記憶媒体又は治療装置と技術的データ伝送可能なインターフェースを有し、前記マイクロプロセッサユニットと前記入力装置と前記インターフェースとは、技術的データ伝送可能に相互に接続されている、
    前記マイクロプロセッサユニットは、以下の方法ステップ、即ち、
    前記入力装置の助けにより、手元に用意された複数のフロントエンドから前記治療及び前記治療装置のための特定のフロントエンドを選択するステップと、
    前記入力装置の助けにより処方せんを前記選択したフロントエンドに入力し又は処方せんを前記選択したフロントエンドから選択するステップを有し、
    前記処方せんの入力が選択可能な複数の記号の中から行なわれ、各記号が対応する処方せんの操作を表現し、選択された複数の記号間での図示的なリンクを生成することによって処方せんのシーケンスを決定するものであり、更に、
    入力した前記処方せんから、前記治療装置が読み取ることができ、次いで、治療のシーケンスをプログラムする段階リストを作成するステップと、
    前記段階リストを前記治療装置に送るステップと、を含む方法を実施するようにプログラムされている、
    ことを特徴とする装置。
  15. 治療装置及び前記治療装置を制御する装置を含むシステムであって、前記治療装置を制御する前記装置は、マイクロプロセッサユニット、入力装置、外部記憶媒体と技術的データ伝送可能なインターフェース又は治療装置を有し、前記マイクロプロセッサユニット、前記入力装置及び前記インターフェースは、技術的データ伝送可能に相互に接続されている、システムにおいて、
    前記マイクロプロセッサユニットは、以下の方法ステップ、即ち、
    前記入力装置の助けにより、手元に用意された複数のフロントエンドから前記治療及び前記治療装置のための特定のフロントエンドを選択するステップと、
    前記入力装置の助けにより、処方せんを前記選択したフロントエンドに入力し又は処方せんを前記選択したフロントエンドから選択するステップと、を備え、
    前記処方せんの入力が選択可能な複数の記号の中から行なわれ、各記号が対応する処方せんの操作を表現し、選択された複数の記号間での図示的なリンクを生成することによって処方せんのシーケンスを決定するものであり、更に、
    入力した前記処方せんから、前記治療装置によって読み取ることができ、次に治療のシーケンスをプログラムする段階リストを作成するステップと、
    前記段階リストを前記治療装置に送るステップと、を含む方法を実施するようにプログラムされている、
    ことを特徴とするシステム。
  16. 前記治療装置は、血液治療装置である、
    請求項14又は15記載の装置。
  17. 前記血液治療装置は、自動腹膜透析用の器械である、
    請求項16記載の装置。
  18. コンピュータプログラム製品であって、記憶媒体と、前記記憶媒体上に記憶されていて、前記コンピュータプログラム製品をマイクロプロセッサ上で作動させると、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法を実施するコンピュータプログラムとから成る、コンピュータプログラム製品。
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