JP6566912B2 - アシストスーツ - Google Patents
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Description
作業者の背部に装着される本体部と、
前記本体部から前記作業者の上方を通って前側に延びるアーム部と、
前記アーム部の先端部からウインチワイヤを介して吊り下げられると共に、持ち上げ対象物に取り付けられた状態で前記作業者の持ち手となるハンド部と、
前記ウインチワイヤを巻き取り巻き戻し可能なウインチ装置と、
前記本体部から前記作業者の横方を通って前側に延びると共に、前記作業者の大腿部に作用することにより前記作業者が立ち上がる動作をアシストする脚アシスト装置と、
前記ウインチ装置及び前記脚アシスト装置の作動を制御する制御部と、
前記脚アシスト装置を作動させる脚アシスト指令を発する人為操作式の指令操作部と、を備えており、
前記制御部は、前記脚アシスト指令を受けた場合、前記脚アシスト装置を作動させる脚アシスト制御を実行するのに先立って、前記ウインチワイヤを巻き取るように前記ウインチ装置を作動させることにある。
前記制御部は、前記ウインチワイヤの弛みを解消するべく、前記ウインチワイヤを巻き取るように前記ウインチ装置を作動させると好適である。
前記ウインチ装置は、前記ウインチワイヤが巻き付けられる回転体と、前記回転体を回転駆動するウインチモータと、を有しており、
前記ウインチモータのトルクを検出するトルクセンサを備えており、
前記制御部は、前記トルクセンサの検出値が基準値以上になれば、前記脚アシスト制御を実行すると好適である。
図1及び図2に示すように、アシストスーツは、本体部1と、左右一対のアーム部2と、左右一対のハンド部3と、ウインチ装置4と、左右一対の脚アシスト装置5と、を備えている。
本体部1は、作業者の背部に装着されている。本体部1には、作業者の腰部に巻き付けられる腰ベルト6及び作業者の肩に掛けられる左右一対の肩ベルト7が取り付けられている。腰ベルト6が作業者の腰部に巻き付けられると共に、左右一対の肩ベルト7が作業者の肩に掛けられることにより、本体部1が作業者の背部に装着されている。本体部1には、主電源としてのバッテリ8及び制御部9が設けられている。
ウインチ装置4は、本体部1の後面に取り付けられている。ウインチ装置4は、ウインチワイヤ10を巻き取り巻き戻し可能である。ウインチ装置4は、リールケース11と、ウインチモータ12と、伝動ケース13と、を備えている。リールケース11には、ウインチワイヤ10が巻き付けられるリール4A(本発明に係る「回転体」に相当。図4参照)が内装されている。ウインチモータ12は、リール4Aを回転駆動する。伝動ケース13には、ウインチモータ12の回転駆動力をリール4Aに伝達する伝動機構(図示省略)が内装されている。
アーム部2は、本体部1から作業者の上方を通って前側に延びている。具体的には、アーム部2は、本体部1の左右両側部から作業者の肩部の上方を通って前上がりの傾斜姿勢で前側に延びている。左右一対のアーム部2の左右間隔は、アーム部2が前側に延びるに従って徐々に大きくなっている。アーム部2の先端部には、ウインチワイヤ10が巻き掛けられるプーリ14が設けられている。ウインチワイヤ10は、プーリ14に巻き掛けられた状態でアーム部2の先端部から垂れ下がっている。
ハンド部3は、アーム部2の先端部からウインチワイヤ10を介して吊り下げられている。ハンド部3は、荷物C(本発明に係る「持ち上げ対象物」に相当。図3参照)に取り付けられた状態で作業者の持ち手となる。右側のハンド部3には、人為操作式の上昇スイッチ15(本発明に係る「指令操作部」に相当)が設けられている。左側のハンド部3には、人為操作式の下降スイッチ16が設けられている。
脚アシスト装置5は、作業者の大腿部に作用することにより作業者が立ち上がる動作をアシストする。脚アシスト装置5は、脚アシストモータ17と、伝動ケース18と、脚アーム19と、脚ベルト20と、を備えている。
図4に示すように、アシストスーツは、ウインチ装置4及び脚アシスト装置5の作動を制御するために、制御部9と、トルクセンサ21と、ウインチモータドライバ22と、左脚アシストモータドライバ23と、右脚アシストモータドライバ24と、を備えている。制御部9とウインチモータドライバ22、左脚アシストモータドライバ23及び右脚アシストモータドライバ24とは、CAN通信等の車内通信によって相互通信可能である。制御部9には、上昇スイッチ15及び下降スイッチ16が接続されている。
(1)上記実施形態では、制御部9は、トルクセンサ21の検出値が基準値以上になれば、脚アシスト制御を実行するが、リール4Aが所定量だけ回転すれば、脚アシスト制御を実行するようにしてもよい。
2 アーム部
3 ハンド部
4 ウインチ装置
4A リール(回転体)
5 脚アシスト装置
9 制御部
10 ウインチワイヤ
12 ウインチモータ
15 上昇スイッチ(指令操作部)
21 トルクセンサ
C 荷物(持ち上げ対象物)
Claims (3)
- 作業者の背部に装着される本体部と、
前記本体部から前記作業者の上方を通って前側に延びるアーム部と、
前記アーム部の先端部からウインチワイヤを介して吊り下げられると共に、持ち上げ対象物に取り付けられた状態で前記作業者の持ち手となるハンド部と、
前記ウインチワイヤを巻き取り巻き戻し可能なウインチ装置と、
前記本体部から前記作業者の横方を通って前側に延びると共に、前記作業者の大腿部に作用することにより前記作業者が立ち上がる動作をアシストする脚アシスト装置と、
前記ウインチ装置及び前記脚アシスト装置の作動を制御する制御部と、
前記脚アシスト装置を作動させる脚アシスト指令を発する人為操作式の指令操作部と、を備えており、
前記制御部は、前記脚アシスト指令を受けた場合、前記脚アシスト装置を作動させる脚アシスト制御を実行するのに先立って、前記ウインチワイヤを巻き取るように前記ウインチ装置を作動させるアシストスーツ。 - 前記制御部は、前記ウインチワイヤの弛みを解消するべく、前記ウインチワイヤを巻き取るように前記ウインチ装置を作動させる請求項1に記載のアシストスーツ。
- 前記ウインチ装置は、前記ウインチワイヤが巻き付けられる回転体と、前記回転体を回転駆動するウインチモータと、を有しており、
前記ウインチモータのトルクを検出するトルクセンサを備えており、
前記制御部は、前記トルクセンサの検出値が基準値以上になれば、前記脚アシスト制御を実行する請求項1又は2に記載のアシストスーツ。
Priority Applications (1)
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JP2016127704A JP6566912B2 (ja) | 2016-06-28 | 2016-06-28 | アシストスーツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016127704A JP6566912B2 (ja) | 2016-06-28 | 2016-06-28 | アシストスーツ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018002336A JP2018002336A (ja) | 2018-01-11 |
JP6566912B2 true JP6566912B2 (ja) | 2019-08-28 |
Family
ID=60948347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016127704A Active JP6566912B2 (ja) | 2016-06-28 | 2016-06-28 | アシストスーツ |
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- 2016-06-28 JP JP2016127704A patent/JP6566912B2/ja active Active
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