JP6566614B2 - 充電装置及びその制御方法 - Google Patents

充電装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6566614B2
JP6566614B2 JP2014163037A JP2014163037A JP6566614B2 JP 6566614 B2 JP6566614 B2 JP 6566614B2 JP 2014163037 A JP2014163037 A JP 2014163037A JP 2014163037 A JP2014163037 A JP 2014163037A JP 6566614 B2 JP6566614 B2 JP 6566614B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power transmission
power
vibration
receiving device
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014163037A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016039735A (ja
JP2016039735A5 (ja
Inventor
名合 秀忠
秀忠 名合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2014163037A priority Critical patent/JP6566614B2/ja
Publication of JP2016039735A publication Critical patent/JP2016039735A/ja
Publication of JP2016039735A5 publication Critical patent/JP2016039735A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6566614B2 publication Critical patent/JP6566614B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

本発明は充電装置及びその制御方法に関し、特に、携帯電話などの電池内蔵機器を上に乗せ、無線電力伝送によって電力を送り、電池内蔵機器の電池へ充電を行う技術に関する。
ケーブルを接続せずに電力を伝送する無線電力伝送技術が知られている。近年では、電磁誘導方式の無線電力伝送を用いた充電台が知られている。電磁誘導方式は、送受電コイルの位置関係を精度よく合わせないと伝送効率の低下が生じる。従来、電磁誘導方式を用いて電力を送る場合、送受電コイルの位置関係を一定に保てるよう、機器ごとに専用の充電器を用意していた。しかし、近年、専用充電器ではなく、機器に依存しない汎用の充電器に対するニーズが生じている。
汎用の充電器の一例として、充電器の上面をフラットにすることで、様々な電池内蔵機器を置いて充電することが可能な充電台が知られている(特許文献1、特許文献2)。この構成では、送受電コイルの位置関係を一定に保つために、充電台側の送電コイルを可動としている。そして、位置検出手段により充電台上に置かれた電池内蔵機器の位置を検出し、検出した位置に送電コイルを移動して充電させることで伝送効率の向上と、使いやすさの向上とを実現している。
特開2009−247194号公報 特開2010−183706号公報
特許文献1、特許文献2の充電台は、電池内蔵機器がいつ置かれてもそれを検出できるように定期的に位置検出手段を動作させる必要がある。このため、位置検出手段を定期的に動作させるための電力を消費している。また、電池内蔵機器が携帯電話のようにバイブレータのような振動手段を備えている場合、充電中に振動手段が動作することで、送受電コイルの位置関係がくずれ、伝送効率が低下することがある。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、充電中に受電装置が移動した場合にも高い伝送効率で送電可能な消費電力の小さい無線送電技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための一手段として、本発明による送電装置は、以下の構成を備える。すなわち、受電装置に無線で送電を行う送電手段と、振動を検出する振動検出手段と、前記受電装置の位置を検出する位置検出手段と、前記送電手段を制御する制御手段と、を備え、前記振動検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出することができ、前記位置検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の位置を検出することができ、前記制御手段は、前記位置検出手段により検出される前記受電装置の位置が変化しかつ前記振動検出手段により検出される前記振動が一定時間以上継続することに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御する
本発明によれば、充電中に受電装置が移動した場合にも高い伝送効率で送電可能な消費電力の小さい無線送電技術を提供することができる。
充電台の上面部に受電装置が載置された様子を示す図である。 充電台の機能構成を示す図である。 送電部の構成例を示す図である。 充電台の処理手順を示すフローチャートである。 充電台の処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
<<実施形態1>>
(充電台の構成)
図1は、本実施形態に係る充電装置としての充電台101から受電装置102へ電力を無線伝送する状況を模式的に示す図である。図1に示すように、本実施形態では、充電台101は平らな上面部を有し、受電装置102を充電台101の上面部に載置した状態で送電を行う。本実施形態では、充電台101の上面に平らな面を有し、この上面部に受電装置102を載置して充電する例を説明するが、受電装置102を載置する場所は上面に限られない。例えば、充電台101の側面や中空部に載置するようにしてもよい。
図2は充電台101の機能構成を模式的に示す図である。図2のように、充電台101は、振動検出部301、位置検出部303、送電部302、送電制御部304を少なくとも有する。
振動検出部301は、充電台101の上面部における振動を検出する機能要素である。振動検出部301は、充電台上面と充電台上面の振動の影響の小さい個所との間に電磁石を設置し、振動時に電磁石に発生する信号を検知することで振動を簡単に検出できる。もちろん、他の振動検出方法を用いてもよい。
送電部302は、受電装置102へ無線により送電を行う機能要素である。本実施形態では、送電部302はコイルにより送電する。本実施形態では、受電装置102の位置に応じてコイルが移動可能な構成と、複数のコイルを設け、受電装置102の位置に応じて稼働するコイルを選択する構成を説明する。
位置検出部303は、充電台上に置かれた受電装置102の置き場所を特定する機能要素である。受電装置102の位置は、例えば、特許文献1のように充電台101から電磁波を出力し、この電磁波に誘導されて受電装置102から出力される電磁波の検出位置に基づき、検出することができる。受電装置102の位置検出には任意の手法を採用することができ、例えば、デジタイザやタッチパネルを用いて行ってもよい。
送電制御部304は、検出された受電装置102の位置に応じて、送電を制御する機能要素である。送電制御部304は、送電部302が可動な構成(以下、「可動タイプ」という)の場合は、送電部302の移動を制御する。送電部302を複数設ける構成(以下、「複数タイプ」という)の場合は、送電制御部304は、受電装置102の置かれた場所に応じて最適な送電をすることができる送電部302を選択する。送電制御部304は装置の動作を制御するための不図示の中央演算処理装置(CPU)を備えてもよい。CPUは、メモリに格納されたコンピュータプログラムに基づき動作することができる。
図3は、コイルの構成例を模式的に示す図である。図3(a)は、送電部302が、X軸とY軸方向に移動可能なコイル201を備えた可動タイプを示している。図3(a)において、203−1、203−2は、コイル201をX軸方向、Y軸方向に移動させるための駆動部である。後述するように、可動タイプにおいては、受電装置102の検出位置に対応する位置にコイル201を移動させ、この検出した位置に向けて送電する。図3(b)は、送電部302が複数のコイル202を備えた複数タイプを示している。複数タイプは、電力伝送用コイルを複数有し、一つの電源部を任意のコイルに接続して電力を伝送するようにして実現することができるが、各コイルに電源部を設けるようにしてもよい。複数タイプにおいては、複数のコイルの中から使用するコイルを選択して、受電装置102の検出位置に向けて送電する。
(充電台の動作)
図4を用いて充電台101の動作を説明する。図4は充電台101の動作手順を示すフローチャートである。以下の各ステップは、送電制御部304の制御に基づき実行される。ここでは、送電部302が可動タイプである場合と複数タイプである場合とに分けて説明する。
(1)可動タイプ
充電台101の電源投入後(S401)、ユーザーが受電装置としての電池内蔵機器102を充電台101に置くと、置いた際の衝撃やユーザーが与えた振動を振動検出部301が検出する(S402)。振動検出部301が振動を検出すると、位置検出部303により、充電台101上の電池内蔵機器102の位置を検出して、位置情報を取得する(S403)。送電制御部304は、位置検出部303が検出した位置に対し、適切に送電できる位置に送電部302を移動する(S404)。送電部302の移動後、充電台101の上部に置かれた装置が電力伝送を行うべき相手であるか否かを検証するための認証処理を実行し、認証に成功した場合に充電を開始する(S405)。認証処理は電池内蔵機器102との無線通信等により行うことができるが、使用目的や用途に応じて認証処理を省略するようにしてもよい。
充電を開始すると、充電の終了条件を満たしたかを判定する(S406)。充電の終了条件を満たしたことは、例えば、電池内蔵機器102から充電終了の通知を受け取ったことにより判定することかできる。終了条件が満たされると判定されたとき(S406でYES)は充電を終了して、S402に戻る。
充電中、振動検出部301が、電池内蔵機器102のバイブレータなどによる振動を検出すると(S406でYES、S407でYES)、電池内蔵機器102の位置を再度検出する(S408)。電池内蔵機器102の振動中は電池内蔵機器102の位置が変化していく可能性があるため、位置の再検出は振動がなくなったと判断してから行うのがよい。次に、以前に位置検出を行ったときの位置情報とS408で取得した位置情報と比較し、位置情報の変化があるかを判定する(S409)。位置情報に変化がなければ(S409でNO)何もせず、S405へ戻って充電を継続する。位置情報に変化があれば(S409でYES)、S410へ進む。
S410では、送電を中止するか判定する。ここでは、電池内蔵機器102の状態等に基づき送電の品質が基準を下回ると判定されるときは送電を中止し、そうでないときは中止しないと判定する。具体的には、伝送効率、振動時間、振動の強度、位置ずれの大きさなどにより、送電を継続するかを判定する。
送電を継続するかを伝送効率に基づき判断する場合、電池内蔵機器102は、充電台101から受信した電力についての電力情報を、電池内蔵機器102と充電台101の間で交換される制御信号により充電台101に通知する。充電台101は、充電台101が取得する送信電力情報と電池内蔵機器102側から通知された電力情報とを比較して、伝送効率を算出することができる。算出した伝送効率が閾値を下回っている場合、送電制御部304は、送電を中止すると判定する。
充電台101の上部の振動時間に基づき送電の継続を判断する場合、振動検出部301が振動を検出してから、一定時間以上振動が継続する場合に、送電制御部304は送電を中止すると判断する。震動の強度に基づき送電の継続を判断する場合、振動検出部301が検出した振動が所定値を超えた場合に、送電制御部304は送電を中止すると判断する。
電池内蔵機器102の位置ずれの大きさに基づき送電の継続を判断する場合は、以前検出した電池内蔵機器102の位置情報と再検出した位置情報とから送電可能な範囲で位置ずれが生じたか否かを判定する。伝送効率が閾値以下となる位置ずれと判断されるときは、送電制御部304は送電を中止すると判断する。送電を継続するかの判定は、以上の考慮要素を複数組み合わせて行ってもよい。
送電中止の場合(S410でYES)は送電を中止し(S410)、継続の場合(S410でNO)は送電を行った状態で送電部302を適切な送電ができる位置に移動させる(S412)。送電中止の場合、送電部302の移動後、送電を再開する(S405)。
(2)複数タイプ
充電台101の電源投入後(S401)、ユーザーが電池内蔵機器102を充電台101に置くと、置いた衝撃や、ユーザーが与えた振動を振動検出部301が検出する。振動検出部301が振動を検出すると(S402でYES)、位置検出部303により、充電台101上の電池内蔵機器102の位置を検出する(S403)。送電制御部304は、複数の送電部302の中から、位置検出部303が検出した位置に対し適切に送電ができる送電部302を選択して送電側の位置調整を行う(S404)。選択した送信部を用いて電力伝送を行う相手か認証処理を実行し、認証に成功した場合に充電を開始する(S405)。充電を開始すると、充電の終了条件を満たしたかを判定する(S406)。充電の終了条件を満たしたことは、例えば、電池内蔵機器102から充電終了の通知を受け取ったことにより判定することかできる。終了条件が満たされると判定されたとき(S406でYES)は充電を終了して、S402に戻る。
充電中、振動検出部301が、電池内蔵機器102のバイブレータなどによる振動を検出すると(S406でNO、S407でYES)、電池内蔵機器102の位置を再検出して位置情報を取得する(S408)。位置の再検出は振動がなくなったと判断してから行うのがよい。次に、以前位置検出を行ったときの位置情報とS408で取得した位置情報とを比較し、位置情報の変化があるか判定する(S409)。位置情報に変化がなければ(S409でNO)何もせず、S405へ戻って充電を継続する。位置情報に変化があれば(S409でYES)、送電を中止するか判定する(S410)。送電を中止するか否かの判定は、可動コイルの場合と同様に、伝送効率、振動時間、振動の強度、位置ずれの大きさなどに基づき送電の品質が基準を下回るか否かを判定して行う。送電中止の場合(S410でYES)は送電を中止し(S411)、継続の場合(S410でNO)は送電を行った状態で、適切な送電ができる送電部302を選択して送電側の位置調整を行う(S412)。送電中止の場合、送電部302の選択後、送電を再開する(S405)。
上記のように、本実施形態では、受電装置102の載置する上面部の振動を検出したことに応じて、受電装置102の上面部における位置を検出し、この位置に向けて送電するように制御する。このため、常に位置検出部103を稼働させておく必要はなく、受電装置102を新たに載置したことやバイブレータの動作等により位置が変化したこと等を自動的に検出し、それに応じて位置検出を開始するので、消費電力を抑えることが可能となる。また、振動に応じて位置検出を開始し、検出された位置に向けて送電するので、充電中に受電装置102の位置が変化した場合でも、新たな位置に合わせて適切に充電を継続することができる。また、本実施形態では、充電中に振動を検出したことに応じて送電部302の位置合わせを改めて行う場合、送電の品質が保たれないと判断されるときは送電を中断する。これにより、無駄な送電を防ぐことができ、消費電力を低下させることが可能となる。
<<実施形態2>>
充電台101で受電装置102を検出するために、位置検出部303を常時又は定期的に動作させる場合でも、振動検出部301を用いて充電中の位置ずれを検出し、送電側の位置調整を行うことで、充電中の効率低下を防止することができる。図5は本実施形態に係る充電台101が行う動作の動作手順を示すフローチャートである。
充電台101は、実施形態1と同様に図3(a)に示す送電部302をX軸とY軸に移動できるようにした可動タイプと、図3(b)に示す送電部302を複数配置する複数タイプとがある。以下、可動タイプと複数タイプとのそれぞれについて説明する。
(1)可動タイプ
充電台101の電源投入後(S501)、ユーザーが電池内蔵機器102を充電台に置くと、常時または定期的に動作する位置検出部303によって、電池内蔵機器102を検出する(S502)。電池内蔵機器102を検出すると(S503でYES)、送電制御部304は、位置検出部303が検出した位置に対し、適切に送電できる位置になるよう送電部302を移動する(S504)。送電部302の移動後、電力伝送を行う相手か認証処理を実行し、認証に成功した場合に充電を開始する(S505)。充電を開始すると、充電の終了条件を満たしたかを判定する(S506)。充電の終了条件を満たしたことは、例えば、電池内蔵機器102から充電終了の通知を受け取ったことにより判定することかできる。終了条件が満たされると判定されたとき(S506でYES)は充電を終了して、S502に戻る。
充電中、振動検出部301が、電池内蔵機器102のバイブレータなどによる振動を検出すると(S506でYESでNO、S507でYES)、電池内蔵機器102の位置を再検出して位置情報を取得する(S508)。位置の再検出は振動がなくなったと判断してから行うのがよい。以前位置検出を行ったときの位置情報とS508で取得した位置情報とを比較し、位置情報の変化があったか判定する(S509)。位置情報に変化がなければ(S509でNO)何もせずに、充電を継続する(S505)。位置情報に変化があれば(S509でYES)、送電を中止するか判定する(S510)。送電を中止するか否かの判定は、実施形態1と同様に、伝送効率、振動時間、振動の強度、位置ずれの大きさなどに基づき送電の品質が基準を下回るか否かを判定して行う。送電中止の場合(S510でYES)は送電を中止し(S511)、継続の場合(S510でNO)は送電を行った状態で送電部302を適切な送電ができる位置に移動させる(S512)。送電中止の場合、送電部302の移動後、S505で送電を再開する。
(2)複数タイプ
充電台101の電源投入後(S501)、ユーザーが電池内蔵機器102を充電台101に置くと、常時または定期的に動作する位置検出部303によって、電池内蔵機器102を検出する(S502)。電池内蔵機器102を検出すると(S503でYES)、送電制御部304は、複数の送電部302の中から、位置検出部303が検出した位置に対し適切に送電ができる送電部302を選択する(S504)。選択した送電部302を用いて電力伝送を行う相手か認証処理を実行し、認証に成功した場合に充電を開始する(S505)。充電を開始すると、充電の終了条件を満たしたかを判定する(S506)。充電の終了条件を満たしたことは、例えば、電池内蔵機器102から充電終了の通知を受け取ったことにより判定することかできる。終了条件が満たされると判定されたとき(S506でYES)は充電を終了して、S502に戻る。
充電中、振動検出部301が、電池内蔵機器102のバイブレータなどによる振動を検出すると(S507)、電池内蔵機器102の位置を再検出して位置情報を取得する(S508)。位置の再検出は振動がなくなったと判断してから行うのがよい。以前位置検出を行ったときの位置情報とS508で取得した位置情報とを比較し、位置情報の変化があるかを判定する(S509)。位置情報に変化がなければ(S509でNO)何もせず、S505へ戻って充電を継続する。位置情報に変化があれば(S509でYES)、送電を中止するか判定する(S510)。送電を中止するか否かの判定は、実施形態1と同様に、伝送効率、振動時間、振動の強度、位置ずれの大きさなどに基づき送電の品質が基準を下回るか否かを判定して行う。送電中止の場合(S510でYES)は送電を中止し(S511)、継続の場合(S510でNO)は送電を行った状態で、適切な送電ができる送電部302を選択する(S512)。送電中止の場合、送電部302の選択後、S505で送電を再開する。
上記のように、本実施形態では、受電装置102の位置検出を予め定められたタイミングで行うが、これに加えて振動検出に応じて位置検出を行い、適宜、送電部302の位置合わせを行う。このため、充電中に受電装置102が移動した場合であっても、適切かつ効率的に充電を継続することが可能となる。
以上のように、本発明の各実施形態では、振動を検出したことに応じて受電装置102の位置を検出し、この検出した位置に対し適切な送電ができるように送電部302を制御する。このように充電中に振動を検出すると、再度、受電装置102の位置を確認し、適切なコイルの選択や移動を行うことで伝送効率低下を防止できる。また、振動検出後に位置検出を行うことで、位置検出部303を常時動作させる必要がなく、省電力が可能となる。
<<その他の実施形態>>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101 充電台、102 受電装置、301 振動検出部、302 送電部、303 位置検出部、304 送電制御部

Claims (15)

  1. 受電装置に無線で送電を行う送電手段と、
    振動を検出する振動検出手段と、
    記受電装置の位置を検出する位置検出手段と、
    前記送電手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記振動検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出することができ、
    前記位置検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の位置を検出することができ、
    前記制御手段は、前記位置検出手段により検出される前記受電装置の位置が変化しかつ前記振動検出手段により検出される前記振動が一定時間以上継続することに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御することを特徴とする送電装置。
  2. 受電装置に無線で送電を行う送電手段と、
    振動を検出する振動検出手段と、
    記受電装置の位置を検出する位置検出手段と、
    前記送電手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記振動検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出することができ、
    前記位置検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の位置を検出することができ、
    前記制御手段は、前記位置検出手段により検出される前記受電装置の位置が変化しかつ前記振動検出手段により検出される前記振動の強度が所定値を上回ることに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御することを特徴とする送電装置。
  3. 前記振動検出手段は、電磁石に発生する信号の検知結果に基づいて振動を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の送電装置。
  4. 前記送電手段は、送電台に載置された前記受電装置に無線で送電し、
    前記位置検出手段は、振動により変化する前記受電装置の前記送電台上の位置を検出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の送電装置。
  5. 受電装置に無線で送電を行う送電手段と、
    振動を検出する振動検出手段と、
    前記受電装置の位置を検出する位置検出手段と、
    前記送電手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記送電手段は、送電台に載置された前記受電装置に無線で送電を行うことができ、
    前記振動検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出することができ、
    前記位置検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の前記送電台上の位置を検出することができ、
    前記制御手段は、前記位置検出手段により検出される前記受電装置の位置が変化し、かつ前記受電装置の位置の変化量が所定量を上回ることに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御することを特徴とする送電装置。
  6. 受電装置に無線で送電を行う送電手段と、
    振動を検出する振動検出手段と、
    前記受電装置の位置を検出する位置検出手段と、
    記送電手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記送電手段は、送電台に載置された前記受電装置に無線で送電を行うことができ、
    前記振動検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出することができ、
    前記位置検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の前記送電台上の位置を検出することができ、
    前記制御手段は、前記位置検出手段により検出される前記受電装置の位置が変化し、かつ前記位置検出手段により検出される前記受電装置の新たな位置における前記受電装置に対する送電の伝送効率が所定値を下回ることに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御することを特徴とする送電装置。
  7. 前記送電手段は移動可能なコイルを備え、
    前記制御手段は、前記送電手段による送電を制限した後、前記位置検出手段により検出された前記受電装置の新たな位置に基づいて、前記コイルを移動させて前記送電手段による送電の制御を行う
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の送電装置。
  8. 前記送電手段は複数のコイルを備え、
    前記制御手段は、前記送電手段による送電を制限した後、前記位置検出手段により検出された前記受電装置の新たな位置に基づいて、前記複数のコイルの中から使用するコイルを選択し、選択されたコイルを用いて前記送電手段による送電の制御を行う
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の送電装置。
  9. 前記位置検出手段は、更に、予め定められたタイミングで前記受電装置の位置を検出することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の送電装置。
  10. 前記位置検出手段は、電磁波の検知結果に基づいて前記受電装置の位置を検出することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の送電装置。
  11. 受電装置に無線で送電を行う送電手段を備えた送電装置の制御方法であって、
    振動を検出する振動検出工程と、
    記受電装置の位置を検出する位置検出工程と、
    前記送電手段を制御する制御工程と、を有し、
    前記振動検出工程では、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出し、
    前記位置検出工程では、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の位置を検出し、
    前記制御工程では、前記位置検出工程において検出される前記受電装置の位置が変化しかつ前記振動検出工程において検出される前記振動が一定時間以上継続することに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御することを特徴とする送電装置の制御方法。
  12. 受電装置に無線で送電を行う送電手段を備えた送電装置の制御方法であって、
    振動を検出する振動検出工程と、
    記受電装置の位置を検出する位置検出工程と、
    前記送電手段を制御する制御工程と、を備え、
    前記振動検出工程では、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出し、
    前記位置検出工程では、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の位置を検出し、
    前記制御工程では、前記位置検出工程において検出される前記受電装置の位置が変化しかつ前記振動検出工程において検出される前記振動の強度が所定値を上回ることに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御することを特徴とする送電装置の制御方法。
  13. 送電台に載置された受電装置に無線で送電を行う送電手段を備えた送電装置の制御方法であって、
    振動を検出する振動検出工程と、
    前記受電装置の位置を検出する位置検出工程と、
    前記送電手段を制御する制御工程と、を備え、
    前記振動検出工程では、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出し、
    前記位置検出工程では、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の前記送電台上の位置を検出し、
    前記制御工程では、前記位置検出工程において検出される前記受電装置の位置が変化し、かつ前記受電装置の位置の変化量が所定量を上回ることに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御することを特徴とする送電装置の制御方法。
  14. 送電台に載置された受電装置に無線で送電を行う送電手段を備えた送電装置の制御方法であって、
    振動を検出する振動検出工程と、
    前記受電装置の位置を検出する位置検出工程と、
    記送電手段を制御する制御工程と、を備え、
    前記振動検出工程では、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出し、
    前記位置検出工程では、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の前記送電台上の位置を検出し、
    前記制御工程では、前記位置検出工程において検出される前記受電装置の位置が変化し、かつ前記位置検出工程において検出される前記受電装置の新たな位置における前記受電装置に対する送電の伝送効率が所定値を下回ることに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御することを特徴とする送電装置の制御方法。
  15. 請求項1から10のいずれか1項に記載の送電装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
JP2014163037A 2014-08-08 2014-08-08 充電装置及びその制御方法 Active JP6566614B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014163037A JP6566614B2 (ja) 2014-08-08 2014-08-08 充電装置及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014163037A JP6566614B2 (ja) 2014-08-08 2014-08-08 充電装置及びその制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016039735A JP2016039735A (ja) 2016-03-22
JP2016039735A5 JP2016039735A5 (ja) 2017-09-14
JP6566614B2 true JP6566614B2 (ja) 2019-08-28

Family

ID=55530427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014163037A Active JP6566614B2 (ja) 2014-08-08 2014-08-08 充電装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6566614B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111030326B (zh) * 2019-12-18 2021-07-23 深圳市安耐佳电子有限公司 一种提高无线充电效率的方法
WO2023248733A1 (ja) * 2022-06-20 2023-12-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 充電装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4625121B2 (ja) * 2001-09-28 2011-02-02 美恵子 露崎 制御装置
JP4639773B2 (ja) * 2004-11-24 2011-02-23 富士電機ホールディングス株式会社 非接触給電装置
JP5362330B2 (ja) * 2007-12-18 2013-12-11 三洋電機株式会社 充電台
EP3418108B1 (en) * 2009-05-28 2022-11-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Charging system, and method for controlling vehicle and charging system
JP5708250B2 (ja) * 2011-05-27 2015-04-30 日産自動車株式会社 非接触給電装置
JP2013063004A (ja) * 2011-09-15 2013-04-04 Panasonic Corp 給電装置及び車両の受電装置
KR101305303B1 (ko) * 2011-09-21 2013-09-06 주식회사 한림포스텍 무선 전력전송장치 및 방법
CN103858316A (zh) * 2011-10-12 2014-06-11 丰田自动车株式会社 送电装置、受电装置以及电力传输系统
JP2013219854A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Toko Inc ワイヤレス電力伝送装置
JP5716725B2 (ja) * 2012-11-21 2015-05-13 トヨタ自動車株式会社 送電装置および電力伝送システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016039735A (ja) 2016-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3197012B1 (en) Electronic device and wireless charging method and apparatus therefor
KR20210157384A (ko) 무선 전력 전송 시스템에서 코일 위치 조절 방법 및 그 장치
JP6147377B2 (ja) 無線電力伝送システム、無線電力伝送装置、無線電力伝送方法、無線電力伝送装置の制御方法、プログラム。
JP4405569B1 (ja) 電子機器および通信制御方法
JP6174964B2 (ja) 送電制御装置、受電制御装置、送電制御方法、受電制御方法、及びプログラム
WO2014103191A1 (en) Power supply apparatus, control method, program, and storage medium
JP6065178B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システム、無線通信制御方法、および無線通信制御プログラム
JP6967867B2 (ja) 送電装置およびその制御方法、並びにプログラム
KR20160025314A (ko) 충전 방식 가변형 무선 전력 전송 시스템
JP6590497B2 (ja) 送電装置、送電装置が行う制御方法、受電装置、受電装置が行う制御方法、及びプログラム
JP6173057B2 (ja) 給電装置、給電方法、プログラム及び記録媒体
JP6581708B2 (ja) 送電制御装置、送電制御方法、およびプログラム
JP2015042092A (ja) 送電装置及びその制御方法、コンピュータプログラム
JP2016100922A (ja) 送電装置、送電装置の制御方法、プログラム
JP2016111792A (ja) 受電装置、受電装置の制御方法、プログラム
JP7158171B2 (ja) 受電装置、制御方法、及びプログラム
KR20160026556A (ko) 무선 전력 송신 장치 및 무선 전력 송신 방법
JP6566614B2 (ja) 充電装置及びその制御方法
JP6700856B2 (ja) 給電装置、受電装置およびそれらの制御方法、プログラム
JP6425528B2 (ja) 送電装置、送電装置の制御方法、プログラム
JP2015213392A (ja) 受電装置及び方法
JP6381209B2 (ja) 送電装置、制御方法及びプログラム
US11757312B2 (en) Power receiving apparatus, power transmitting apparatus, control methods thereof, and non-transitory computer-readable storage medium
CN105990886B (zh) 非接触式电力发送设备、电力接收设备和电力收发系统
JP2014179746A (ja) 携帯無線機器およびそれを用いた無接点充電システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170728

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190730

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6566614

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151