JP6566614B2 - 充電装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
(充電台の構成)
図1は、本実施形態に係る充電装置としての充電台101から受電装置102へ電力を無線伝送する状況を模式的に示す図である。図1に示すように、本実施形態では、充電台101は平らな上面部を有し、受電装置102を充電台101の上面部に載置した状態で送電を行う。本実施形態では、充電台101の上面に平らな面を有し、この上面部に受電装置102を載置して充電する例を説明するが、受電装置102を載置する場所は上面に限られない。例えば、充電台101の側面や中空部に載置するようにしてもよい。
図4を用いて充電台101の動作を説明する。図4は充電台101の動作手順を示すフローチャートである。以下の各ステップは、送電制御部304の制御に基づき実行される。ここでは、送電部302が可動タイプである場合と複数タイプである場合とに分けて説明する。
充電台101の電源投入後(S401)、ユーザーが受電装置としての電池内蔵機器102を充電台101に置くと、置いた際の衝撃やユーザーが与えた振動を振動検出部301が検出する(S402)。振動検出部301が振動を検出すると、位置検出部303により、充電台101上の電池内蔵機器102の位置を検出して、位置情報を取得する(S403)。送電制御部304は、位置検出部303が検出した位置に対し、適切に送電できる位置に送電部302を移動する(S404)。送電部302の移動後、充電台101の上部に置かれた装置が電力伝送を行うべき相手であるか否かを検証するための認証処理を実行し、認証に成功した場合に充電を開始する(S405)。認証処理は電池内蔵機器102との無線通信等により行うことができるが、使用目的や用途に応じて認証処理を省略するようにしてもよい。
充電台101の電源投入後(S401)、ユーザーが電池内蔵機器102を充電台101に置くと、置いた衝撃や、ユーザーが与えた振動を振動検出部301が検出する。振動検出部301が振動を検出すると(S402でYES)、位置検出部303により、充電台101上の電池内蔵機器102の位置を検出する(S403)。送電制御部304は、複数の送電部302の中から、位置検出部303が検出した位置に対し適切に送電ができる送電部302を選択して送電側の位置調整を行う(S404)。選択した送信部を用いて電力伝送を行う相手か認証処理を実行し、認証に成功した場合に充電を開始する(S405)。充電を開始すると、充電の終了条件を満たしたかを判定する(S406)。充電の終了条件を満たしたことは、例えば、電池内蔵機器102から充電終了の通知を受け取ったことにより判定することかできる。終了条件が満たされると判定されたとき(S406でYES)は充電を終了して、S402に戻る。
充電台101で受電装置102を検出するために、位置検出部303を常時又は定期的に動作させる場合でも、振動検出部301を用いて充電中の位置ずれを検出し、送電側の位置調整を行うことで、充電中の効率低下を防止することができる。図5は本実施形態に係る充電台101が行う動作の動作手順を示すフローチャートである。
充電台101の電源投入後(S501)、ユーザーが電池内蔵機器102を充電台に置くと、常時または定期的に動作する位置検出部303によって、電池内蔵機器102を検出する(S502)。電池内蔵機器102を検出すると(S503でYES)、送電制御部304は、位置検出部303が検出した位置に対し、適切に送電できる位置になるよう送電部302を移動する(S504)。送電部302の移動後、電力伝送を行う相手か認証処理を実行し、認証に成功した場合に充電を開始する(S505)。充電を開始すると、充電の終了条件を満たしたかを判定する(S506)。充電の終了条件を満たしたことは、例えば、電池内蔵機器102から充電終了の通知を受け取ったことにより判定することかできる。終了条件が満たされると判定されたとき(S506でYES)は充電を終了して、S502に戻る。
充電台101の電源投入後(S501)、ユーザーが電池内蔵機器102を充電台101に置くと、常時または定期的に動作する位置検出部303によって、電池内蔵機器102を検出する(S502)。電池内蔵機器102を検出すると(S503でYES)、送電制御部304は、複数の送電部302の中から、位置検出部303が検出した位置に対し適切に送電ができる送電部302を選択する(S504)。選択した送電部302を用いて電力伝送を行う相手か認証処理を実行し、認証に成功した場合に充電を開始する(S505)。充電を開始すると、充電の終了条件を満たしたかを判定する(S506)。充電の終了条件を満たしたことは、例えば、電池内蔵機器102から充電終了の通知を受け取ったことにより判定することかできる。終了条件が満たされると判定されたとき(S506でYES)は充電を終了して、S502に戻る。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (15)
- 受電装置に無線で送電を行う送電手段と、
振動を検出する振動検出手段と、
前記受電装置の位置を検出する位置検出手段と、
前記送電手段を制御する制御手段と、を備え、
前記振動検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出することができ、
前記位置検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の位置を検出することができ、
前記制御手段は、前記位置検出手段により検出される前記受電装置の位置が変化し、かつ前記振動検出手段により検出される前記振動が一定時間以上継続することに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御することを特徴とする送電装置。 - 受電装置に無線で送電を行う送電手段と、
振動を検出する振動検出手段と、
前記受電装置の位置を検出する位置検出手段と、
前記送電手段を制御する制御手段と、を備え、
前記振動検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出することができ、
前記位置検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の位置を検出することができ、
前記制御手段は、前記位置検出手段により検出される前記受電装置の位置が変化し、かつ前記振動検出手段により検出される前記振動の強度が所定値を上回ることに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御することを特徴とする送電装置。 - 前記振動検出手段は、電磁石に発生する信号の検知結果に基づいて振動を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の送電装置。
- 前記送電手段は、送電台に載置された前記受電装置に無線で送電し、
前記位置検出手段は、振動により変化する前記受電装置の前記送電台上の位置を検出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の送電装置。 - 受電装置に無線で送電を行う送電手段と、
振動を検出する振動検出手段と、
前記受電装置の位置を検出する位置検出手段と、
前記送電手段を制御する制御手段と、を備え、
前記送電手段は、送電台に載置された前記受電装置に無線で送電を行うことができ、
前記振動検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出することができ、
前記位置検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の前記送電台上の位置を検出することができ、
前記制御手段は、前記位置検出手段により検出される前記受電装置の位置が変化し、かつ前記受電装置の位置の変化量が所定量を上回ることに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御することを特徴とする送電装置。 - 受電装置に無線で送電を行う送電手段と、
振動を検出する振動検出手段と、
前記受電装置の位置を検出する位置検出手段と、
前記送電手段を制御する制御手段と、を備え、
前記送電手段は、送電台に載置された前記受電装置に無線で送電を行うことができ、
前記振動検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出することができ、
前記位置検出手段は、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の前記送電台上の位置を検出することができ、
前記制御手段は、前記位置検出手段により検出される前記受電装置の位置が変化し、かつ前記位置検出手段により検出される前記受電装置の新たな位置における前記受電装置に対する送電の伝送効率が所定値を下回ることに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御することを特徴とする送電装置。 - 前記送電手段は移動可能なコイルを備え、
前記制御手段は、前記送電手段による送電を制限した後、前記位置検出手段により検出された前記受電装置の新たな位置に基づいて、前記コイルを移動させて前記送電手段による送電の制御を行う
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の送電装置。 - 前記送電手段は複数のコイルを備え、
前記制御手段は、前記送電手段による送電を制限した後、前記位置検出手段により検出された前記受電装置の新たな位置に基づいて、前記複数のコイルの中から使用するコイルを選択し、選択されたコイルを用いて前記送電手段による送電の制御を行う
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の送電装置。 - 前記位置検出手段は、更に、予め定められたタイミングで前記受電装置の位置を検出することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の送電装置。
- 前記位置検出手段は、電磁波の検知結果に基づいて前記受電装置の位置を検出することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の送電装置。
- 受電装置に無線で送電を行う送電手段を備えた送電装置の制御方法であって、
振動を検出する振動検出工程と、
前記受電装置の位置を検出する位置検出工程と、
前記送電手段を制御する制御工程と、を有し、
前記振動検出工程では、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出し、
前記位置検出工程では、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の位置を検出し、
前記制御工程では、前記位置検出工程において検出される前記受電装置の位置が変化し、かつ前記振動検出工程において検出される前記振動が一定時間以上継続することに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御することを特徴とする送電装置の制御方法。 - 受電装置に無線で送電を行う送電手段を備えた送電装置の制御方法であって、
振動を検出する振動検出工程と、
前記受電装置の位置を検出する位置検出工程と、
前記送電手段を制御する制御工程と、を備え、
前記振動検出工程では、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出し、
前記位置検出工程では、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の位置を検出し、
前記制御工程では、前記位置検出工程において検出される前記受電装置の位置が変化し、かつ前記振動検出工程において検出される前記振動の強度が所定値を上回ることに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御することを特徴とする送電装置の制御方法。 - 送電台に載置された受電装置に無線で送電を行う送電手段を備えた送電装置の制御方法であって、
振動を検出する振動検出工程と、
前記受電装置の位置を検出する位置検出工程と、
前記送電手段を制御する制御工程と、を備え、
前記振動検出工程では、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出し、
前記位置検出工程では、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の前記送電台上の位置を検出し、
前記制御工程では、前記位置検出工程において検出される前記受電装置の位置が変化し、かつ前記受電装置の位置の変化量が所定量を上回ることに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御することを特徴とする送電装置の制御方法。 - 送電台に載置された受電装置に無線で送電を行う送電手段を備えた送電装置の制御方法であって、
振動を検出する振動検出工程と、
前記受電装置の位置を検出する位置検出工程と、
前記送電手段を制御する制御工程と、を備え、
前記振動検出工程では、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動を検出し、
前記位置検出工程では、前記受電装置への前記送電手段による送電が行われている間に前記振動により変化する前記受電装置の前記送電台上の位置を検出し、
前記制御工程では、前記位置検出工程において検出される前記受電装置の位置が変化し、かつ前記位置検出工程において検出される前記受電装置の新たな位置における前記受電装置に対する送電の伝送効率が所定値を下回ることに基づいて、送電を制限するように前記送電手段を制御することを特徴とする送電装置の制御方法。 - 請求項1から10のいずれか1項に記載の送電装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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