JP6566543B2 - 椅子用荷重支持構造及び椅子 - Google Patents
椅子用荷重支持構造及び椅子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6566543B2 JP6566543B2 JP2015000517A JP2015000517A JP6566543B2 JP 6566543 B2 JP6566543 B2 JP 6566543B2 JP 2015000517 A JP2015000517 A JP 2015000517A JP 2015000517 A JP2015000517 A JP 2015000517A JP 6566543 B2 JP6566543 B2 JP 6566543B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- load
- receiving surface
- chair
- fastening member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 55
- 239000000463 material Substances 0.000 description 16
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 15
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 15
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 12
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 1
- 238000007670 refining Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C7/00—Parts, details, or accessories of chairs or stools
- A47C7/36—Support for the head or the back
- A47C7/40—Support for the head or the back for the back
- A47C7/46—Support for the head or the back for the back with special, e.g. adjustable, lumbar region support profile; "Ackerblom" profile chairs
- A47C7/462—Support for the head or the back for the back with special, e.g. adjustable, lumbar region support profile; "Ackerblom" profile chairs adjustable by mechanical means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
まず、特許文献1に開示される椅子では、背凭れを構成し、着座者の背中を支持する受面を構成するための張材が張設される張地支持枠にランバーサポートステー部を固着し、これにランバーサポート部材を取り付けている。こうした構成は、背凭れにランバーサポートを支持するための複雑な構造を設ける必要がなくなる点で、大きな効果を奏する。しかし、ステー部が、広幅面を荷重入力側(前後方向)に向けてなる板状であることから、荷重に起因するモーメントを大きく受けてしまうため、経年劣化が発生し易くなることが懸念される。特にこの椅子の場合、ステー部の内側端部にランバーサポート部材が取り付けられていることから、その傾向が強い。
そこで、特許文献2に開示されるような構成を採用することが考えられる。この椅子では、背凭れを構成する枠体の内側面に、ランバーサポートを支持する保持部材を、前部の外側方を向く突部と後部の突片とを嵌合させることによって、椅子の幅方向及び奥行方向の双方に位置決めして取り付けている。このような構成をとることによって、保持部材を、離間する複数の支持点で、尚且つ、枠体に面接触した状態で支持することができるので、ランバーサポートを介して保持部材に入力された荷重を、枠体に分散しながら堅牢に受け止めることが可能になる。
すなわち、本発明に係る椅子用荷重支持構造は、着座者と接して荷重を受ける荷重受面の外形に沿うように形成される外枠形成部材と、前記外枠形成部材に取り付けられ、前記荷重受面又は該荷重受面と略平行な副荷重受面を形成する荷重受面構成部材と、を備え、前記荷重受面構成部材は、前記外枠形成部材に支持部材を介して支持され、前記支持部材は、締結具を用いて互いに締結される第一締結部材及び第二締結部材を備え、前記第一締結部材及び第二締結部材は、前記締結具の締め込みにより前記外枠形成部材の支持部材取り付け部に取り付けられることを特徴とする。
この構成によれば、支持部材の締結具を第一締結部材及び第二締結部材の締結とともに外枠形成部材への固定にも用いることができる。そして、締結具の締結力により第一締結部材及び第二締結部材を外枠形成部材の支持部材取り付け部に強固に固定することで、ガタのない堅牢な取り付け構造とすることができる。
このため、荷重受面構成部材が着座者の荷重を受けた際に、支持部材に外枠形成部材への固定部を支点とした倒れモーメントが作用しても、このモーメントと反対回りのモーメントが生じるように、支持部材の固定部に強固な反力をもたせることが可能となる。
したがって、外枠形成部材の断面形状が小型であったり薄く形成されたりする場合でも、外枠形成部材の小さな面積で支持部材を堅牢に固定し、もって荷重受面構成部材で着座者の荷重をしっかり受けることができる。
この構成によれば、荷重受面と交差する奥行方向(荷重入力方向)に突出する突部を、奥行方向と交差する方向で挟持(締結)することで、外枠形成部材における荷重受面の面方向の小さな面積で支持部材を堅牢に固定し、もって荷重受面構成部材で着座者の荷重をしっかり受けることができる。この構成は、外枠形成部材が薄く形成されている場合に特に有効である。
この構成によれば、締結具の締結力を荷重受面と交差する奥行方向(荷重入力方向)にも作用させることで、支持部材の固定面積を小さくしながらも、荷重受面から荷重受面構成部材に入力される荷重に対する支持部材の固定強度を高めることができる。
この構成によれば、荷重受面構成部材に荷重受面から荷重が入力されると、第一締結部材に第二締結部材の締結部を支点としたモーメントが作用し、第一締結部材の第一嵌合部が突部に嵌合する方向に引き寄せられる。これにより、前記モーメントと反対回りのモーメントを生じさせるとともに、第一嵌合部の突部への嵌合力を高めることができる。
この構成によれば、内方突出部及びフック部により、第一締結部材と外枠形成部材との接触面積を増加させるとともに、第一締結部材ひいては支持部材の突部ひいては外枠形成部材からの離脱を効果的に抑止することができる。また、締結具による締結力によって第一締結部材が第二締結部材側へ引き寄せられたときに、より緊密に外枠形成部材の突部に嵌合させることができる。さらに、内方突出部は面方向の内側方へ延びるが、この内方突出部に対し、第一締結部材に第二締結部材の締結部を支点としたモーメントが作用した際には、第一締結部材の第一嵌合部が突部に嵌合する方向に引き寄せられるので、大きな荷重に対しても堅牢な取り付け状態を維持することができる。
この構成によれば、荷重受面の面方向において、支持部材の固定に要する部位を少なくするとともに、支持部材の開放部に対応する部位に他の機能部品を配設することができる。
この構成によれば、荷重受面構成部材を荷重受面の面方向で位置調整することで、荷重受面構成部材を最小限のサイズとした上で、荷重受面の面方向に広い範囲で荷重受面構成部材を補助的な荷重支持部材として機能させることができる。
この構成によれば、上記した何れか一つの椅子用荷重支持構造を背凭れに備えることで、着座者の背中から入力される荷重に対し、荷重受面構成部材をより堅牢に外枠形成部材に支持することができる。
この構成によれば、外枠形成部材に支持された主荷重受面構成部材により、支持部材等が外観上目立ち難くなり、より外観体裁に優れた椅子とすることができる。
図1〜図4に示すように、本実施形態の椅子1は、フロアF上に載置される脚部2と、脚部2の上端に設置されるボックス状の支基3と、着座者が着座する座体4と、支基3の上面に取り付けられ座体4を前後スライド可能に支持する座受部材5と、支基3から後部上方側に延出して座体4に着座した着座者の背中を支持する背凭れ部8と、を備えている。この実施形態においては、脚部2、支基3、座受部材5及び座体4が椅子本体を構成している。図中適所には肘掛け16が図示される。
背受支持体7の左右の側辺7cの前方突出部21と、背板枠18の左右の側辺18cの前方突出部20との間には、背板枠18の前方突出部20の膨出高さを変えることによって背受体6の側縁の湾曲形状を変更する形状変更機構24が介装されている。
形状変更機構24により前後移動する背受体6の前方突出部20は、着座者の腰部を支持することで座り心地に影響する部分であり、この前方突出部20に対応する位置を前後移動させることで、着座者の身体に対するフィット感(換言すれば着座感)を容易に変更可能である。
図7、図11〜図14に示すように、背受支持体7における上下方向に延出する左右一対の側辺(杆材)7cは、左右方向に延出幅を持つ板状の側辺本体部7c1と、側辺本体部7c1の椅子幅方向内側の端部から前方側(背受体6側)に向かって突出する補強リブ7c2と、を有している。各図の断面は側辺7cの上下方向に直交する断面であり、この断面視において、側辺7cは、荷重受面と略直交する奥行方向(概ね前後方向)に対して椅子幅方向に広幅をなす断面形状を有している。
すなわち、側辺本体部7c1は、椅子幅方向の内側の肉厚が最も厚く、椅子幅方向の外側に向かうにつれて肉厚が徐々に薄くなる。側辺本体部7c1の後面は、各図の断面視で、椅子幅方向の内側の端部から外側の端部に向かって、後方側が凸となる湾曲形状に形成されている。
ところで、形状変更機構24は、背受体6の幅方向における中央部と両端部とを前後に相対移動させて曲率を変えるものであるが、湾曲内周側に位置する背受体6の張材19は、形状変更機構24により曲率を変更される前の状態における背板枠18に、着座者の背中を支持するだけの張力を発揮するように張設されているため、背受体6の曲率が大きくなると、背板枠18の左右側辺18c同士の距離が椅子幅方向に小となることにより、形状変更機構24近傍において局所的に張材19の張力が低下する。この部位に着座者の背中が触れると、張材19の他部位は張力が維持されたままであることから、違和感を感じる虞がある。一方、背受体6に荷重支持力を発揮する部材を追加すると、背受体6の弾性を低下させて形状変更し難くなる虞がある。そこで、椅子1においては、張材19の背面側にランバーサポート25を設置し、このランバーサポート25を背受体6から独立して背受支持体7に支持している。
図9、図10を参照し、支持部材26は、側辺7cの前方突出部21の上下に渡り前方突出部21に沿うように湾曲して延びる支持部材本体27と、支持部材本体27の上下端部にそれぞれ締結される上下挟持部材28,29と、を有する。上下挟持部材28,29は、支持部材本体27の長手方向で互いに離間する。支持部材26における上下挟持部材28,29の間は、背受体6側に開放する開放部26aとされる。開放部26aには、形状変更機構24の操作レバー24aの基端部24bが配置される。すなわち、支持部材26は、形状変更機構24を避けて背受支持体7に取り付けられる。
また、上下支持部材取り付け部7e,7fにおける補強リブ7c2の先端部の幅方向内側には、幅方向内側に起立する内方突出部7c5が形成される。内方突出部7c5は、側辺7cの幅方向の内側端部の稜線Rよりも幅方向内側に突出する。前記稜線Rは、補強リブ7c2の幅方向の内側面r1上に位置する。補強リブ7c2の幅方向内側には、支持部材本体27が有する挟持片27aが配置される。挟持片27aの先端部(詳細には末端から板厚程度だけ基端側にずれた部位)には、幅方向外側に起立するフック部27bが形成される。
図9〜図11を参照し、ガイド部27dにおけるガイドレール27iの上方に連なる上端部27pの椅子幅方向外側には、上挟持部材28の幅方向の内側端部が当接する。
上挟持部材28は、前記内側端部から幅方向外側かつ後方へ、湾曲板部27cの前面に沿うように湾曲して延びる。上挟持部材28の外側後端部には、幅方向中間部に、側辺7cの上支持部材取り付け部7eの両補強リブ間の係合溝7c4に差し込まれる差込突部28aが形成されるとともに、差込突部28aの幅方向外側に、第二補強リブ7c3の幅方向外側で側辺本体部7c1の前面に当接する当接突部28bが形成される。
そこで、本実施形態では、側辺7cにおける荷重受面と略直交する奥行方向で比較的厚みのある椅子幅方向内側の部位に、奥行方向に深さのある支持構造を設けることで、支持部材26を背受支持体7に強固に固定可能としている。
これに対し、本実施形態では、支持部材26を分割構造として背受支持体7の支持構造を挟み込み、かつ支持部材26を一体に締結する締結ネジ31の締結力を利用して背受支持体7の係合部を挟持することでも、支持部材26を背受支持体7にガタなく強固に固定可能としている。
図9、図10、図13を参照し、ガイド部27dの下部における延長壁27jの下端部の後方に連なる下端部27qには、下挟持部材29の幅方向の内側面が当接する。
下挟持部材29は、前記内側面から幅方向外側かつ後方へ、湾曲板部27cの前面に沿うように湾曲して延びる。下挟持部材29の外側後端部には、幅方向中間部に、側辺7cの下支持部材取り付け部7fの両補強リブ間の係合溝7c4に差し込まれる差込突部29aが形成されるとともに、差込突部29aの幅方向外側に、第二補強リブ7c3の幅方向外側で側辺本体部7c1の前面に当接する当接突部29bが形成される。
図11、図13を参照し、支持部材26は、背受支持体7の上下支持部材取り付け部7e,7fに対し、それぞれ椅子幅方向に並ぶ3つの係合部を有する。具体的には、幅方向内側の係合部は挟持片27a、幅方向外側の係合部は当接突部28b,29b、幅方向中央部の係合部は差込突部28a,29aに相当する。
そして、互いに幅方向で離間する第一及び第二の係合部並びにこれらの間の第三の係合部という三点の係合位置により、支持部材26が背受支持体7に対して安定して支持される。
以下、本実施形態の作用について説明する。
まず、背受体6の張材19に着座者の身体から後向きの荷重が入力されると、張材19が後方に撓みつつ荷重を受け止める。このとき、背受体6の湾曲変更により張材19の腰部位置に張力が低下した部位が生じても、後方に撓んだ張材19がランバーサポート25に当接し、前記荷重の一部がランバーサポート25に入力される。よって、背受体6の良好な着座感及びサポート感が保たれる。また、張材19がランバーサポート25にバックアップされることで、張材19の弾性変形量が制限され、かつ張材19の弛みの発生も抑えられる。
この構成によれば、支持部材26の締結具を第一締結部材及び第二締結部材の締結とともに外枠形成部材への固定にも用いることができる。そして、締結具の締結力により第一締結部材及び第二締結部材を外枠形成部材の支持部材取り付け部7e,7fに強固に固定することで、ガタのない堅牢な取り付け構造とすることができる。
このため、荷重受面構成部材が変形許容部から着座者の荷重を受けた際に、支持部材26に外枠形成部材への固定部を支点とした倒れモーメントが作用しても、このモーメントと反対回りのモーメントが生じるように、支持部材26の固定部に強固な反力をもたせることが可能となる。
したがって、外枠形成部材の断面形状が小型であったり薄く形成されたりする場合でも、外枠形成部材の小さな面積で支持部材26を堅牢に固定し、もって荷重受面構成部材で着座者の荷重をしっかり受けることができる。
この構成によれば、荷重受面と交差する奥行方向(荷重入力方向)に突出する突部を、奥行方向と交差する方向で挟持(締結)することで、外枠形成部材における荷重受面の面方向の小さな面積で支持部材26を堅牢に固定し、もって荷重受面構成部材で着座者の荷重をしっかり受けることができる。この構成は、外枠形成部材が薄く形成されている場合に特に有効である。
この構成によれば、締結具の締結力を荷重受面と交差する奥行方向(荷重入力方向)にも作用させることで、支持部材26の固定面積を小さくしながらも、荷重受面から荷重受面構成部材に入力される荷重に対する支持部材26の固定強度を高めることができる。
この構成によれば、荷重受面構成部材に荷重受面から荷重が入力されると、第一締結部材に第二締結部材の締結部を支点としたモーメントが作用し、第一締結部材の第一嵌合部が突部に嵌合する方向に引き寄せられる。これにより、前記モーメントと反対回りのモーメントを生じさせるとともに、第一嵌合部の突部への嵌合力を高めることができる。
この構成によれば、内方突出部7c5及びフック部27bにより、第一締結部材と外枠形成部材との接触面積を増加させるとともに、第一締結部材ひいては支持部材26の突部ひいては外枠形成部材からの離脱を効果的に抑止することができる。また、締結具による締結力によって第一締結部材が第二締結部材側へ引き寄せられたときに、より緊密に外枠形成部材の突部に嵌合させることができる。さらに、内方突出部7c5は面方向の内側方へ延びるが、この内方突出部7c5に対し、第一締結部材に第二締結部材の締結部を支点としたモーメントが作用した際には、第一締結部材の第一嵌合部が突部に嵌合する方向に引き寄せられるので、大きな荷重に対しても堅牢な取り付け状態を維持することができる。
この構成によれば、荷重受面の面方向において、支持部材26の固定に要する部位を少なくするとともに、支持部材26の開放部26aに対応する部位に他の機能部品を配設することができる。
この構成によれば、荷重受面構成部材を荷重受面の面方向で位置調整することで、荷重受面構成部材を最小限のサイズとした上で、荷重受面の面方向に広い範囲で荷重受面構成部材を補助的な荷重支持部材として機能させることができる。
この構成によれば、上記した何れか一つの椅子用荷重支持構造を背凭れに備えることで、着座者の背中から入力される荷重に対し、荷重受面構成部材をより堅牢に外枠形成部材に支持することができる。
この構成によれば、外枠形成部材に支持された主荷重受面構成部材により、支持部材26等が外観上目立ち難くなり、より外観体裁に優れた椅子1とすることができる。
支持部材は、締結具の締め込みにより支持部材取り付け部の突部を挟持して嵌合する構成に限らず、締結具の締め込みにより支持部材取り付け部内で拡開して嵌合する構成であってもよい。
ランバーサポートは、荷重受面の所定以上の変形を抑える補助部材としての荷重受面構成部材であるが、この荷重受面構成部材はランバーサポートに限らず、高さ方向のどの位置にあってもよい。また、荷重受面構成部材は、幅方向に延びる帯形状に限らず、左右側辺間の空間を広く覆うようなパネル形状であってもよい。さらに、荷重受面構成部材は、背凭れ支持体ではなく背凭れの外枠部(例えば背板枠18)に支持される構成(すなわち背受体6の一部をなす構成)であり荷重受面を形成する構成であってもよい。本発明は、背凭れに限らず座体等の荷重支持部材に適用してもよい。
6 背受体
7 背受支持体(外枠形成部材)
7c2 補強リブ(突部)
7c5 内方突出部
7e 上支持部材取り付け部(支持部材取り付け部)
7f 下支持部材取り付け部(支持部材取り付け部)
8 背凭れ部(背凭れ)
18 背板枠(外枠形成部材)
19 張材(主荷重受面構成部材)
25 ランバーサポート(荷重受面構成部材)
26 支持部材
26a 開放部
27 支持部材本体(第一締結部材)
27a 挟持片(第一嵌合部)
27b フック部
28 上挟持部材(第二締結部材)
28a 差込突部(第二嵌合部)
29 下挟持部材(第二締結部材)
29a 差込突部(第二嵌合部)
31 締結ネジ(締結具)
Claims (8)
- 着座者と接して荷重を受ける荷重受面の外形に沿うように形成される外枠形成部材と、前記外枠形成部材に取り付けられ、前記荷重受面又は該荷重受面と略平行な副荷重受面を形成する荷重受面構成部材と、を備え、
前記荷重受面構成部材は、前記外枠形成部材に支持部材を介して支持され、
前記支持部材は、締結具を用いて互いに締結される第一締結部材及び第二締結部材を備え、
前記第一締結部材及び第二締結部材は、前記締結具の締め込みにより前記外枠形成部材の支持部材取り付け部に取り付けられ、
前記外枠形成部材は、前記荷重受面と交差する奥行方向で前記支持部材側に突出する突部を備え、
前記第一締結部材は、前記突部に前記荷重受面の面方向の内側方から嵌合する第一嵌合部を備え、前記第二締結部材は、前記突部に前記面方向の外側方から嵌合する第二嵌合部を備え、
前記第一締結部材及び第二締結部材は、前記締結具の締め込みにより、前記第一嵌合部及び第二嵌合部で前記突部を挟持することを特徴とする椅子用荷重支持構造。 - 前記奥行方向は、前記荷重受面と略直交する方向であり、
前記締結具は、前記面方向及び奥行方向の両方と交差する方向で、前記第一締結部材及び第二締結部材を締結することを特徴とする請求項1に記載の椅子用荷重支持構造。 - 前記第一締結部材は、前記第二締結部材に対して前記面方向の内側方に配置され、
前記荷重受面構成部材は、前記第一締結部材における前記第一嵌合部から前記奥行方向に離間した先端部に支持され、
前記締結具は、前記面方向の外側方より前記第二締結部材に挿入され、前記第一締結部材における前記第一嵌合部と先端部との間に螺合されることを特徴とする請求項1又は2に記載の椅子用荷重支持構造。 - 前記突部は、その先端側に前記面方向の内側方に突出する内方突出部を備え、前記第一締結部材は、前記内方突出部に前記突部の基端側から係合するフック部を備えることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の椅子用荷重支持構造。
- 前記第一締結部材は、前記荷重受面の面方向に沿うように長手方向を有し、
前記支持部材は、前記第一締結部材の長手方向の端部に前記第二締結部材を締結するとともに、前記第一締結部材の長手方向の端部を除く部位には、前記荷重受面側に開放する開放部を形成することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の椅子用荷重支持構造。 - 前記荷重受面構成部材は、前記支持部材とは別部材として構成され、前記支持部材に対して前記荷重受面の面方向で位置調整可能に支持されることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の椅子用荷重支持構造。
- 請求項1から6の何れか一項に記載の椅子用荷重支持構造を背凭れに備えることを特徴とする椅子。
- 前記荷重受面構成部材がランバーサポートであり、該ランバーサポートとは別に、前記荷重受面を形成する主荷重受面構成部材が前記外枠形成部材に支持されることを特徴とする請求項7に記載の椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015000517A JP6566543B2 (ja) | 2015-01-05 | 2015-01-05 | 椅子用荷重支持構造及び椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015000517A JP6566543B2 (ja) | 2015-01-05 | 2015-01-05 | 椅子用荷重支持構造及び椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016123732A JP2016123732A (ja) | 2016-07-11 |
JP6566543B2 true JP6566543B2 (ja) | 2019-08-28 |
Family
ID=56357219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015000517A Active JP6566543B2 (ja) | 2015-01-05 | 2015-01-05 | 椅子用荷重支持構造及び椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6566543B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4021121B2 (ja) * | 2000-04-27 | 2007-12-12 | 株式会社イトーキ | 椅子 |
JP4947577B2 (ja) * | 2006-10-23 | 2012-06-06 | コクヨ株式会社 | 椅子及び背支桿 |
-
2015
- 2015-01-05 JP JP2015000517A patent/JP6566543B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016123732A (ja) | 2016-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5472474B2 (ja) | シートバックボード及び車両用シート | |
JP2013094284A (ja) | 張材の張設構造 | |
US10966530B2 (en) | Backrest, lumbar support, chair, attachment structure for optional member, optional member, and furniture | |
JP4956781B2 (ja) | 椅子 | |
JP6440307B2 (ja) | 椅子 | |
JP6001144B2 (ja) | ランバーサポート、およびそれを設けた椅子 | |
JP2012135492A (ja) | 椅子及びこれを構成する座又は背 | |
JP2008302082A (ja) | ロッキング椅子 | |
JP2006280416A (ja) | 椅子の背凭れ装置 | |
JP6566543B2 (ja) | 椅子用荷重支持構造及び椅子 | |
JP2006149751A (ja) | 身体支持装置 | |
JP6440308B2 (ja) | 椅子用荷重支持構造及び椅子 | |
JP2020058769A (ja) | 椅子 | |
JP6465525B2 (ja) | 椅子 | |
JP5489090B2 (ja) | 椅子 | |
JP4936270B2 (ja) | 椅子 | |
JP7280737B2 (ja) | 荷重支持機構、背凭れおよび椅子 | |
JP5823820B2 (ja) | 椅子 | |
JP2013094288A (ja) | 椅子 | |
JP2017113465A (ja) | 椅子の背もたれ | |
JP5905707B2 (ja) | 椅子 | |
JP6326770B2 (ja) | 椅子 | |
JP2016093473A (ja) | 椅子 | |
JP2013091360A (ja) | 車両用シート | |
JP7154935B2 (ja) | 椅子の背凭れ、およびそれを備える椅子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20150115 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180925 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181012 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181016 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190527 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190702 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190729 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6566543 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |