JP6566540B2 - オフィス収納 - Google Patents

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Description

本発明は、オフィス収納に関する。
近年、オフィスにおいては、顧客情報などの重要書類や発表前の機密文書など、さまざまな重要情報や重要文書が保管されている。したがって、オフィスでは、外部からの不正侵入を防ぐのはもちろんであるが、重要な情報等の漏洩を防ぐための対策も必要となっているため、例えば電気錠を備えた収納(オフィス収納)が用いられている。
電気錠を備えた収納としては、例えば特許文献1に記載されているように、太陽電池と電気二重層コンデンサーとを有する電気錠の電源装置を備えたキャビネットが知られている。このキャビネットの電源装置では、照明が切られて時間が経ってしまった後、例えば夜間や朝一番のときなどに太陽電池の起電力の生成量が不足していることで電気錠の施開錠ができなくなる、といった課題を解消すべく、太陽電池の出力回路に、充電用端子として機能するジャックを備えた充電回路を並列に設けている。
特開2006−233622号公報
ところで、電気錠は収納の開閉扉など開閉部の前面に設けられるのが一般的である。したがって、この電気錠と電源との間を接続する配線については、電気錠が設けられた開閉部の開閉に伴う移動によって負荷を受けて損傷(断線)しないように、また、開閉部の開閉動作に干渉しないように、引き回す必要がある。
しかしながら、前記特許文献1の技術では、電気錠の電源装置を構成する電気二重層コンデンサーをどこに配置するか、といったことが記載されておらず、もちろん電気二重層コンデンサーと太陽電池との間の配線をどのように引き回すのかも開示されていない。したがって、この技術をオフィス収納に適用しようとしても、開閉部の開閉に影響されることなく配線を如何に引き回すか、といった課題が残されている。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、電気錠等の電気機器と該電気機器を駆動させる電源とを備えるオフィス収納として、これら電気機器と電源との間を接続する配線を、開閉部の開閉に影響されないように引き回すことできるようにした、オフィス収納を提供することにある。
本発明のオフィス収納は、筐体に抜き差し可能に設けられた引き出しを備えるオフィス収納において、前記引き出しの前面に電気機器が設けられ、前記電気機器に配線を介して接続することで該電気機器を駆動させる電源が、前記引き出しの前面より奥側であって、前記引き出しの外面側または内面側に露出した状態で該引き出しと共に移動するように、前記オフィス収納に取り付けられ、前記配線が、前記引き出しの底板の下面側に引き回されることで前記電気機器と前記電源との間を接続していることを特徴とする。
このオフィス収納によれば、電気機器に配線を介して接続する電源が取り付けられているので、外部電源を必要とすることなく、このオフィス収納に取り付けられた電源によって電気機器を駆動させることが可能となる。また、電源が引き出しの外面側または内面側に露出しているので、そのメンテナンスが容易になる。さらに、電源が引き出しと共に移動するように取り付けられているので、電気機器と電源とを接続する配線を、引き出しの開閉に影響されずに引き回すことが可能になる。
また、配線が引き出しの底板の下面側に引き回されているので、配線が引き出しの収納部内に位置しないため、収納部内への収納物の出し入れに配線が干渉することがなく、したがって配線の損傷が防止される。また、配線が露出しないため、見映えも良くなる。
また、前記オフィス収納においては、前記電源が、着脱可能に取り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、電源を構成する電池の交換など、メンテナンスが容易になる。
また、前記オフィス収納において、前記電源は、支持部材を介して前記引き出しに取り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、電源が支持部材を介して引き出しに間接的に取り付けられているので、電源のメンテナンスを行う際に引き出しに干渉されないため、メンテナンスが容易になる。
また、前記オフィス収納においては、前記電気機器が、前記引き出しの前面に設けられた電気錠であるのが好ましい。
この構成によれば、このオフィス収納により、収納した重要書類や機密文書などの盗難や漏洩を防止して重要書類や機密文書などを安全に保管することが可能になる。
また、前記オフィス収納においては、前記電源が二次電池であり、前記引き出しの前面に、前記電源に配線を介して接続する太陽電池が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、太陽電池で生成した電力を電源に出力することにより、電気機器が太陽電池によって駆動するようになり、したがって電源のメンテナンスが容易になる。
また、前記オフィス収納においては、前記電源がコンデンサであることが好ましい。
この構成によれば、電源としてコンデンサを備えることにより、電気機器が安定して駆動する。
本発明によれば、電気機器と電源との間を接続する配線を、引き出しの開閉に影響されずに引き回すことができるので、引き出しの開閉によって配線が損傷したり、配線が引き出しの開閉動作に干渉するといった不都合を防止することができる。また、電源が引き出しの外面側または内面側に露出しているので、電池交換などのメンテナンスを容易にすることができる。
本発明に係るオフィス収納の一実施形態の概略構成を示す正面図である。 図1に示したオフィス収納の内部を示す斜視図である。 キャビネットの要部側断面図である。 前板の背面図である。 本発明に係るオフィス収納の変形例を説明するための図であり、(a)は引き出しを正面側から見た断面図、(b)引き出しの要部平面図である。
以下、本発明に係るオフィス収納の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本発明に係るオフィス収納の一実施形態の概略構成を示す正面図、図2は、図1に示したオフィス収納の内部を示す斜視図である。図1、図2に示す符号1は、本発明に係るオフィス収納としてのキャビネットである。このキャビネット1は、本実施形態では筐体2に引き出し3が縦に3段重ねられて配置されたもので、各引き出し3が、筐体2内に抜き差し可能に設けられて構成されている。
筐体2は、図2に示すように前側が開口する箱状のもので、側壁2aの内面側に、各引き出し3を前方にスライドさせるためのスライドレール4が設けられている。
引き出し3は、前板5と、一対の側板6a、6a、後側板6b、および図3に示す底板6cを備えて箱状に形成されている。底板6c上において、前板5と一対の側板6a、6aと後側板6bとに囲まれた部位が、引き出し3の収納部となっている。なお、本実施形態では、一対の側板6a、6a、および後側板6bは、全て本発明に係る側板であるものとする。
これら側板6a、6aおよび後側板6bは、全て同じ高さに形成されており、本実施形態では前板5より充分に低い高さに形成されている。
前板5は、引き出し3が筐体2内に納められた際に、キャビネット1の前側開口を閉じるように形成されたもので、本実施形態では、その前面中央部に把手7が設けられ、把手7の一方の側に太陽電池8が設けられている。また、把手7の他方の側には、前板5の内面側に、施解錠装置9が設けられている。
把手7は、従来公知の構成、例えば特開2011−241599号公報に開示された「把手3」と同様の構成からなるもので、前板5の前面に形成された凹部10内に配置されて、該凹部10に対して可動に形成されている。この把手7は、図示しないラッチ軸に連結されて、このラッチ軸を回動させることでラッチ軸の両端に設けられたラッチ(図示せず)を回動させるように構成されている。このような構成のもとに、筐体2内に引き出し3が納められている通常時には、ラッチが筐体2側に係止することで引き出し3が引き出し不能にロックされる。また、必要時には、把手7を操作してラッチの係止を解除し、その状態で引き出すことにより、筐体2から引き出し3が容易に引き出せるようになっている。
施解錠装置9は、本実施形態では前板5の背面図である図4に示すように、シリンダ錠等の機械式施解錠装置11と、電気機器としての電気式施解錠装置12(電気錠)とからなっている。これら機械式施解錠装置11、電気式施解錠装置12は、従来公知の構成、例えば特開2011−241599号公報に開示された「機械式施解錠装置25」、「電気式施解錠装置26」と同様の構成からなる。
機械式施解錠装置11は、図1に示すようにそのキー差込部11aが、前板5において把手7の近傍に形成されており、ここに専用のキーが差し込まれ、解錠側に回されることにより、電気式施解錠装置12が施錠されている場合にも、これに抗して強制的に解錠できるように構成されている。すなわち、電気式施解錠装置12により施錠されている状態において、万一、電池切れや電気的な故障等によって引き出し3を引き出すことができなくなったとき、機械式施解錠装置11によって強制的に解錠できるようになっている。
電気式施解錠装置12は、ソレノイドユニット(図示せず)やソレノイドユニットを作動させる制御基板(図示せず)等を備えた公知のものである。制御基板は、図3に示す配線13を介して後述する電源14に電気的に接続されている。このような構成によって電気式施解錠装置12は、例えばキャビネット1から離れた位置に設置されたメインコントローラ(図示せず)のカードリーダに認証カードを近づけると、前記制御基板に解錠信号が無線等によって入力され、この解錠信号に基づいてソレノイドユニットが作動することにより、施錠、または解錠するようになっている。
太陽電池8は、その受光面が前板5の前面側に配置されて前板5に設けられたもので、図3に示すように配線15を介して電源14に接続されている。このような構成のもとに太陽電池8は、屋内照明からの光や自然光(太陽光)を受けて起電し、生成した電力を電源14に供給するようになっている。なお、太陽電池8は照度の明暗や照度ムラなどに起因して起電力がバラツクので、電源14への電力供給量にバラツキが生じ、電源14を安定して充電できないことがある。そこで、太陽電池8に定電圧回路(図示せず)を接続しておき、電源14への電力供給量、すなわち充電圧を一定にしている。
電源14は、本実施形態ではケース16とケース16内に着脱可能に設けられた二次電池17とによって構成されたもので、前述したように配線13を介して前記電気式施解錠装置12(電気錠)に接続されている。これによって電源14は、二次電池17から電気式施解錠装置12(電気錠)に電力を供給し、これを駆動させるようになっている。また、太陽電池8から配線15を介して電力が供給されることにより、充電されるようになっている。
このような電源14は、本実施形態では図2、図3に示すように引き出し3の後側板6bの奥側(後側)に、支持部材18を介して取り付けられている。すなわち、本実施形態の引き出し3は、その奥行きが筐体2の奥行きより短くなっている。したがって、後側板6bより奥側には、図3に示すように筐体2の背板2bとの間に空きスペースSが設けられ、この空きスペースSに電源14が配置されている。
支持部材18は、後側板6bに当接してこれに螺子止めされる当て板18aと、この当て板18aの上端から水平方向後側、すなわち前板5と反対の側に延在する載置板18bとを有して構成されたものである。載置板18bは、後側板6bの上端とほぼ同じ高さに配置されている。そして、載置板18b上にケース16が載せられ、螺子止めされたことにより、電源14は引き出し3に対して着脱可能に取り付けられている。すなわち、電源14は、引き出し3の後側板6bの外面側に露出した状態で取り付けられている。なお、後側板6bへの当て板18aの固定や、載置板18b上へのケース16の固定は、螺子止め以外にも、スライド機構を用いたスライド固定や、接着等によって行うこともできる。
電源14は引き出し3に対して直接でなく、支持部材18を介して間接的に取り付けられている。また、電源14は、支持部材18を介して取り付けられたことにより、引き出し3の全ての側板、すなわち側板6a、6a、後側板6bの上端より上側に配置されたものとなっている。さらに、電源14は、引き出し3に対して支持部材18を介して取り付けられ、固定されていることにより、引き出し3と共に一体に移動するようになっている。
電源14と電気式施解錠装置12との間を接続する配線13は、後側板6bの後面側を通って底板6cの下面側に引き回され、その後、図4に示すように前板5の後面側、あるいは前板5の内部を通って電気式施解錠装置12の前記制御基板(図示せず)に接続されている。また、電源14と太陽電池8との間を接続する配線15も、配線13と同様に、後側板6bの後面側、あるいは前板5の内部を通って底板6cの下面側に引き回され、その後、前板5の後面側を通って太陽電池8に接続されている。
配線13および配線15は、底板6cの下面側に設けられた配線保持具19に保持されたことにより、底板6cの下面に沿うように引き回されている。これにより、配線13および配線15も、引き出し3と共に一体に移動するようになっており、引き出し3の出し入れの際のスライド移動に干渉することなく、また、このスライド移動に干渉されることもなく、その引き回された姿勢がほぼ一定に維持されている。配線保持具19は、横断面コ字状、またはU字状のもので、その溝状の凹部内に配線13(15)を保持した状態で、螺子止め等によって底板6cの下面に着脱可能に取り付けられている。このような配線保持具19は、図4では一つのみ示しているが、複数用いてもよいのはもちろんである。また、配線保持具19は、底板6cの下面だけでなく、後側板6bの背面にも取り付けられ、配線13(15)が引き出し3のスライド移動に干渉しないようにその姿勢が維持されている。さらに、底板6cと後側板6bとの間のコーナー部にも、例えばスライドレールにストッパ(図示せず)が設けられており、このストッパによって配線13(15)の姿勢が維持されている。
このような構成のキャビネット1にあっては、執務時などの通常時には例えば施解錠装置9を解錠しておくことにより、引き出し3を自由に開閉して引き出し3内に各種の書類などを収納し、あるいは収納した書類等を取り出せるようにする。
また、執務時間が終了する夜間や休日などの前には、メインコントローラ(図示せず)のカードリーダに認証カードを近づけるなどにより、施解錠装置9の電気式施解錠装置12を作動させ、施錠する。この電気式施解錠装置12の駆動電力は電源14によって供給される。また、電源14は、太陽電池8によって充電される。
電源14の充電量が不足して電気式施解錠装置12が駆動せず、したがって解錠できない場合には、機械式施解錠装置11によって強制的に解錠することができる。これにより、引き出し3を引き出すことができる。
引き出し3を引き出した際、電源14が後側板6bの奥側(外面側)に露出しているので、この電源14の二次電池17を容易に交換することができる。すなわち、ケース16を開けて充電量が不足した二次電池17を取り出し、別に容易にした充電済みの二次電池17に交換する。取り出した二次電池17については、図示しない充電器によって充電しておき、保管しておくのが好ましい。
本実施形態のキャビネット1によれば、電気式施解錠装置12(電気機器)に配線13を介して接続する電源14が取り付けられているので、外部電源を必要とすることなく、このキャビネット1内に取り付けられた電源14によって電気式施解錠装置12を駆動させることができる。また、電源14が引き出し3の外面側に露出しているので、二次電池17の交換などのメンテナンスが容易になる。
さらに、電源14が引き出し3と共に一体に移動するように取り付けられているので、この電源14と引き出し3の前板5に固定された電気式施解錠装置12とを接続する配線13を、引き出し3の開閉に影響されずに引き回すことができ、したがって引き出し3の開閉によって配線13が損傷(断線)したり、配線13が引き出し3の開閉動作に干渉するといった不都合を防止することができる。同様に、電源14と太陽電池8とを接続する配線15についても、引き出し3の開閉に影響されずに引き回すことができ、したがって配線13が損傷(断線)したり、引き出し3の開閉動作に干渉するのを防止することができる。
また、電源14において実質的な電源を構成する二次電池17を、ケース16に対して着脱可能に取り付け、また、ケース16も支持部材18に着脱可能に取り付けているので、二次電池17の交換などのメンテナンスを容易にすることができる。
また、電源14が、引き出し3に対して支持部材18を介して間接的に取り付けられているので、二次電池17の交換などの際に側板6aや後側板6bに干渉されることがなく、したがってメンテナンスを容易にすることができる。
また、電源14が、支持部材18を介して引き出し3に取り付けられているので、二次電池17の交換などの際に引き出し3に干渉されることがなく、したがってメンテナンスを容易にすることができる。
また、電源14が、支持部材18を介して取り付けられたことにより、引き出し3の側板、すなわち側板6aや後側板6bの上端より上側に配置されているので、引き出し3を引き出した際に電源14の位置が一目で分かり、電源14の取り扱いも容易になるため、電源14のメンテナンスを容易することができる。
また、引き出し3の前面に電気機器として電気式施解錠装置12(電気錠)を設けているので、このキャビネット1により、収納した重要書類や機密文書などの盗難や漏洩を防止して重要書類や機密文書などを安全に保管することができる。
また、電気式施解錠装置12を引き出し3の前面に設け、電源14を引き出し3の後側板6bの後側(奥側)に配置し、配線13を、引き出し3の底板6cの下面側に引き回すことで電気式施解錠装置12と電源14との間を接続しているので、配線13が引き出し3の収納部内、すなわち底板6c上に位置しないため、収納部内への収納物の出し入れに配線13が干渉することがない。したがって、配線13の断線との損傷を防止することができる。また、配線13が露出しないため、見映えも良くすることができる。
また、電源14を二次電池17によって構成し、引き出し3の前面に、配線15を介して電源14に接続する太陽電池8を設けられているので、太陽電池8で生成した電力を電源14に出力することにより、電気式施解錠装置12を太陽電池8によって駆動することができ、したがって電源14における二次電池17の交換頻度を充分に低減できるなど、メンテナンスを容易にすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では電源14を後側板6bの奥側(後側)に配置したが、電源14の配置箇所としては、引き出し3の外面側または内面側に露出していれば、側板6aの外面側であってもよく、また、後側板6bや側板6a、底板6c、前板5の内面側、すなわち収納部内に配置してもよい。
電源14を側板6aの外面側に配置する場合には、筐体2の側壁2aと側板6aとの間に充分な空きスペースを形成し、この空きスペースに電源14を配置する。その場合、側板6aの外面に電源14を直接螺子止め等によって取り付けてもよく、適宜な支持部材を介して側板6aの外面側に電源14を配置してもよい。
支持部材を介して側板6aの外面に電源14を取り付ける場合、支持部材として、例えば引き出し3を前方に引き出し、また、その状態から筐体2の奥側に移動させて筐体2内に納めるためのスライドレール4を利用することができる。すなわち、図5(a)、(b)に示すようにスライドレール4に電源14を取り付けることで、電源14を側板6aの外面側に配置してもよい。
ただし、その場合にも、電源14を引き出し3と共に移動するように取り付ける必要がある。したがって、電源14が取り付けられる部位としては、図5(a)、(b)中において、スライドレール4における、筐体2側に配置されるレール部4aではなく、引き出し3の底板6cまたは側板6bに取り付けられ固定されて、レール部4a上(レール部4aの内側)を走行するスライド部4bとされる。すなわち、スライド部4bにおける引き出し部3側の側面4cに、電源14が取り付けられる。
このように側板6aに対向するスライド部4bの側面4c上に電源14を取り付けることで、電源14を引き出し3と共に移動させることができる。
なお、図5(a)、(b)に示した例では、電源14に配線13を介して接続される電気機器20として、例えばLEDが用いられる。このLED(電気機器20)は、例えば引き出し3が開いているか閉じているかを表示する、開閉表示装置として機能する。
また、前記実施形態では電源14を支持部材18に対して着脱可能に取り付け、また、支持部材18も後側板6bに対して着脱可能に取り付けているが、電源14や支持部材18を引き出し3に対して固定してもよい。
また、電源14を、引き出し3の後側板6bや側板6aに直接取り付けてもよい。その場合に、当然ながら引き出し3の上端(前板5以外の側板の上端)より上側に配置されなくてもよい。
また、前記実施形態では、引き出し3に設けられる電気機器として電気錠(電気式施解錠装置12)を採用したが、本発明はこれに限定されることなく、電気錠以外の種々の電気機器を採用することができる。例えば、図5(a)、(b)に示したLED(電気機器20)や、それ以外にも、前板5に液晶パネル等の表示パネルを取り付け、引き出し3の収納物に関する情報や、引き出し3には関係ない各種の情報を表示する表示媒体として機能させることもできる。
また、例えばケース16に液晶パネル等による表示部を設け、二次電池17の充電状態を表示するように構成してもよい。さらには、この二次電池17の充電状態を、前記した前板5に取り付ける表示パネルで表示させるようにしてもよい。
また、前記実施形態では太陽電池8に接続させて二次電池17を備える電源14を設けたが、このように太陽電池8に接続する場合などでは、二次電池17に代えてコンデンサを用い、このコンデンサによって電源14を構成してもよい。コンデンサとしては、例えば電気二重層コンデンサが用いられる。コンデンサは二次電池に比較して小型化できるので、空きスペースが充分に取れないような場合、例えば図5(a)、(b)に示したような側板6aの外面側に電源14を配置するような場合に、好適となる。
また、前記実施形態では引き出し3の前面に太陽電池8を設けたが、太陽電池8を設けることなく、したがって電源14についても二次電池でなく乾電池を用いてもよく、コンデンサを用いてもよい。さらに、太陽電池8を設けた場合でも、この太陽電池8を直接電気錠等の電気機器の主電源として用い、乾電池やコンデンサを予備の電源として用いてもよい。その場合にも、予備の電源を前記実施形態における電源14とすることにより、その配線13を引き出し3の開閉に影響されずに引き回すことができる。
また、電源14としては、二次電池17や乾電池をケース16に着脱可能に収納して構成することなく、直接配線に接続してもよい。
また、前記実施形態では本発明のオフィス収納をキャビネットに適用した場合について説明したが、本発明のオフィス収納はキャビネットに限定されることなく、他に例えばデスクやテーブル等の引き出しにも適用することができる。
1…キャビネット(オフィス収納)、2…筐体、3…引き出し、4…スライドレール、5…前板、6a…側板、6b…後側板(側板)、6c…底板、8…太陽電池、12…電気式施解錠装置(電気錠:電気機器)、13…配線、14…電源、15…配線、17…二次電池、18…支持部材、20…電気機器

Claims (6)

  1. 筐体に抜き差し可能に設けられた引き出しを備えるオフィス収納において、
    前記引き出しの前面に電気機器が設けられ、
    前記電気機器に配線を介して接続することで該電気機器を駆動させる電源が、前記引き出しの前面より奥側であって、前記引き出しの外面側または内面側に露出した状態で該引き出しと共に移動するように、前記オフィス収納に取り付けられ
    前記配線が、前記引き出しの底板の下面側に引き回されることで前記電気機器と前記電源との間を接続していることを特徴とするオフィス収納。
  2. 前記電源が、着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のオフィス収納。
  3. 前記電源は、支持部材を介して前記引き出しに取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のオフィス収納。
  4. 前記電気機器が、前記引き出しの前面に設けられた電気錠であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のオフィス収納。
  5. 前記電源が二次電池であり、
    前記引き出しの前面に、前記電源に配線を介して接続する太陽電池が設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のオフィス収納。
  6. 前記電源がコンデンサであることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のオフィス収納。
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