JP6173397B2 - 電子機器用充電保管装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器を保管し、また、それを保管している状態で充電する電子機器用充電保管装置に関し、特にタブレッツ型パーソナルコンピュータ(以下、「タブレット型PC」という。)を保管し、また、それを保管している状態で充電する電子機器用充電保管装置に関する。
近年、タブレット型PCが学校の授業等において利用されようとしている。タブレット型PCは、各生徒一人一人により教室において授業で用いられることとなるため、例えば、クラスにいる生徒全員のタブレット型PCをクラスで管理する必要が出てくる。
タブレット型PCは学校で使うものであるため、管理上の問題より、クラスにいる生徒全員のタブレット型PCを保管し、また、それを保管している状態で充電する電子機器用充電保管装置が必要となる。
ここで、例えば、非特許文献1には、従来型の電子機器用充電保管装置が掲載されている。
「タブレット40台収納保管庫」、[online]、平成27年4月30日、サンワサプライ、[平成11年7月30日検索]、インターネット<URL: http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=CAI-CAB13W>
しかし、この従来型の電子機器用充電保管装置は、次のような課題を有している。
扉を開けると上側のラックに載置されているACアダプタ等の充電機器類に誰でも自由に触れてしまうことができるので、充電機器類の保守管理が困難である。
また、扉を閉めると内部を外から見ることができないため、扉を開けない限り、電子機器用充電保管装置における電子機器の保管状態を把握することが困難である。
更に、電子機器用充電保管装置の裏側に、ACケーブルによりACプラグに接続されたACタップを取り付けており、このACタップに、ACプラグなどの充電機器類を接続する構成となっているので、充電機器類や電子機器自体で確認しない限り、電子機器の充電状態を確認することが困難である。
そこで、本発明は、上記の課題を解決した電子機器用充電保管装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、
複数の電子機器を保管するための電子機器用充電保管装置であって、
当該電子機器用充電保管装置の筐体と、
前記複数の電子機器を格納するために前記筐体内の一部に設けられた電子機器格納部と、
AC電源により前記電子機器を充電するための充電機器類を格納するために前記筐体内の他の一部に設けられた充電機器類格納部と、
当該電子機器用充電保管装置の前方から前記電子機器を前記電子機器格納部に対して出し入れするための前面主開口部と、
前記前面主開口部を閉じるための開閉可能な前面扉と、
前記電子機器格納部の内部に設けられ、相互に隣接する2つの仕切板により挟まれた配置位置に電子機器を配置させることが可能な複数の仕切板と、記電子機器の充電状態を表示するための表示部と、
を備え、
前記電子機器格納部の最奥部に略突き当たるように格納された前記複数の電子機器それぞれの一部が前記複数の仕切板の前縁部よりも前方に突出するように、前記複数の仕切板が構成されており、
前記前面扉は、窓板を有し、
該前面扉が閉じた状態において、前記電子機器格納部の複数の前記配置位置の各々に前記電子機器が配置されているか否かを外部から、前記窓板を介して、複数の前記配置位置について欠落なく連続的に且つ視覚領域的にも欠落なく連続的に確認することを可能とするため、前記配置位置に対して複数対1の関係で前記窓板は配設されたものであり、
前記窓板は、通風を遮るものであり、
前記窓板は、前記電子機器格納部の内部の連続した個々の領域について、該領域が所定値以上の入射角の方向から見られることを遮る構造物を含まず、
前記前面扉は、該前面扉が閉じた状態において、前記表示部による表示を外部から、該前面扉を介して、確認することができるような構成を有し、
前記充電機器類格納部は、それに対応する電子機器格納部の上方に隔壁を挟んで配置され、
前記隔壁の前方付近には、給電線を前記充電機器類格納部から前記電子機器格納部に下方に引き出して前記電子機器に接続することを可能にするための各配置位置に対応した給電線用通し穴が設けられていることを特徴とする電子機器用充電保管装置が提供される。
本発明によれば、電子機器を保管し、また、その電子機器を保管している状態で充電する上で、保守管理性、利用性を向上させることができる。
本発明の実施形態による、前面扉が閉じている状態のタブレット型コンピュータ用保管充電装置の正面図である。 本発明の実施形態による、前面扉が開いている状態のタブレット型コンピュータ用保管充電装置の正面図である。 本発明の実施形態による電子機器用充電保管装置の上面図である。 本発明の実施形態による電子機器用充電保管装置の図1に示すB−Bに沿った断面図である。 本発明の実施形態による電子機器用充電保管装置の背面図である。 本発明の実施形態による電子機器用充電保管装置の右側面図である。 本発明の実施形態による電子機器用充電保管装置の図1に示すA−Aに沿った断面図である。 本発明の実施形態による電子機器用充電保管装置の図7に示す部分Cについての部分拡大断面図である。 本発明の実施形態による電子機器用充電保管装置の図7の一部を抜粋した断面図である。 本発明の実施形態による電子機器用充電保管装置の図7の一部を抜粋した他の断面図である。 本発明の実施形態による電子機器用充電保管装置のACアダプタホルダを示す三面図である。 本発明の実施形態による電子機器用充電保管装置のACアダプタホルダの使用状態を示す三面図である。 本発明の実施形態による電子機器用充電保管装置の電源系統を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態による電子機器用充電保管装置の前面扉の開閉機構を説明するための図である。 本発明の実施形態による電子機器用充電保管装置の前面扉の開閉機構を説明するための別の図である。 (a)は、本発明の他の実施形態による、前面扉が閉じている状態のタブレット型コンピュータ用保管充電装置の正面図であり、(b)は、本発明の他の実施形態による、前面扉が開いている状態のタブレット型コンピュータ用保管充電装置の正面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態によるタブレット型コンピュータ用保管充電装置について詳細に説明する。
本発明の実施形態によるタブレット型コンピュータ用保管充電装置(以下、「電子機器用充電保管装置」という。)101は、タブレット型コンピュータ901を保管するためのものである。但し、タブレット型コンピュータ901は、電子機器用充電保管装置101が保管することができる電子機器の一例であり、電子機器用充電保管装置101は、ノート型コンピュータ等の様々な電子機器を保管することができる。以下では、タブレット型コンピュータ901のことを電子機器ということがある。
電子機器用充電保管装置101は、当装置全体を覆う筐体111を備える。
筐体111の内部は、共通部を除き、上段と下段とを含む2段構成となっている。
筐体111内の上段には、電子機器901を格納するために上段の一部に電子機器格納部113−1が設けられている。また、筐体111の上段には、AC電源911により電子機器901を充電するための充電機器類903、905、907、909を格納するために上段の他の一部に充電機器類格納部115−1が設けられている。なお、電子機器格納部113−1の上部に充電機器類格納部115−1が設けられている。ここで、充電機器類は、ACアダプタ903、ACプラグ905、ACコード907、DCコード909を含むが、この一部が欠落していたり、他のものを含んでいてもよい。
筐体111内の上段と同様に、筐体111内の下段には、電子機器901を格納するために下段の一部に電子機器格納部113−2が設けられている。また、筐体111の下段には、電子機器901を充電するための充電機器類903、905、907、909を格納するために下段の他の一部に充電機器類格納部115−2が設けられている。
図1、図2、図7に代表的に示すように、上段及び下段の電子機器格納部113−1、113−2は、共に、複数の電子機器を格納することができる程度の幅を有しており、また、図2、図9に示すように、上段及び下段の電子機器格納部113−1、113−2双方の内部には、ここに格納される複数の電子機器901を相互に隔離するための仕切板203が備わる。仕切板203は取り外し可能であってもなくてもよい。自立できない電子機器901は、2つの仕切板203の間に電子機器格納部に格納されたならば、何れか片側の仕切板203に立て掛けられることとなる。
上段と下段の構成は同様であるので、以下では、上段と下段とで共通する構成については、代表的に上段に関する説明をして、下段についての説明を省略する。
電子機器格納部113と充電機器類格納部115との境界を構成する隔壁201には、給電線用通し穴117が設けられている。
給電線用通し穴117は、電子機器901を充電機器類903、905、907、909により充電するための、充電機器類に含まれる給電線であるDCコード909をそこに通すためのものである。DCコード909の先端には、コネクタが備わり、これが電子機器901に接続される。
電子機器用充電保管装置101には、当該電子機器用充電保管装置101の前方から電子機器901を電子機器格納部113に対して出し入れするための前面主開口部121が備わる。
充電機器類格納部115から給電線用通し穴117を通って充電機器類格納部115に出てきた給電線909を筐体111の前方からの操作により電子機器901に接続すること又はこれから取り外すことができるように、給電線用通し穴117は、前面主開口部121の近くに配置されている。
電子機器用充電保管装置101は、前面主開口部121を閉じるための開閉可能な前面扉123を備える。
学校の生徒などは、前面扉123を開けることにより電子機器用充電保管装置101の前方から前面主開口部121を介してアクセスすることが可能となった電子機器格納部113に対して、電子機器901を入れたり、出したりすることとなる。
また、学校の生徒などは、前面扉123を開けることにより電子機器用充電保管装置101の前方から前面主開口部121を介してアクセスすることが可能となった電子機器格納部113に格納された電子機器901に対して、給電線用通し穴117から電子機器格納部113に出てきている給電線909を接続したり、外したりすることとなる。
前面扉123は、これが閉じた状態において、電子機器格納部113に電子機器901が格納されているか否かを外部から確認することができるような構成を有している。この構成とは、例えば、前面扉123の主要部の材質を、透明又は半透明の板にするような構成である。
また、電子機器用充電保管装置101は、前面扉123が、電子機器用充電保管装置101の内部に収納可能に開くようにするための収納機構133、135(図14、図15参照)を備える。収容構成は、前面扉123と電子機器用充電保管装置101とを前面扉123の上縁付近の水平方向の軸について回転可能に結合するように設置されるヒンジ133及び電子機器用充電保管装置101内部の、前面扉123の上縁付近の高さの位置に設置されるスライダ135を含む。図14に示すように、前面扉123は、ヒンジ133を中心として上方に回転することにより水平になるまで開く。その後、図15に示すように、前面扉123は、水平状態を維持したまま、スライダ135により、電子機器用充電保管装置101の内部に収納される。前面扉123は、収容機構により閉じられる時には、これと逆の動きをする。従って、電子機器用充電保管装置101は、省スペースとなる。
電子機器用充電保管装置101は、電子機器の充電状態を表示するための表示部157を備える。表示部157は、例えば、多色のLEDを含み、電子機器の接続状態や充電状態により、表示状態を切り替える。例えば、非接続状態であるとき、接続状態で充電中であるとき、接続状態で充電済みであるとき、の3つの状態を区別できるように、表示色を切り替えたり、点灯・点滅・消灯を切り替える。
前面扉123は、これが閉じた状態において、表示部157による表示を外部から確認することができるような構成を有する。この構成とは、例えば、上述したように、前面扉123の主要部の材質を、透明又は半透明の板にするような構成である。
説明が重複するが、筐体111の内部は、共通部を除き、上段と下段とを含む2段構成となっており、上段と下段とのそれぞれに対応した2つの前面扉123が備えられている。そして、それぞれの前面扉123は、例えば、半透明の材質を用いたものであり、これが閉じた状態において、表示部157による表示と、電子機器格納部113に電子機器901が格納されているか否かを外部から確認することができるような構成を有する。また、電子機器用充電保管装置101は、前面扉123が、電子機器用充電保管装置101の内部に収納可能に開くようにするための収納機構133、135を備える。
このような2つの前面扉123の代わりに、上段と下段との双方の前方を覆うように、図16(a)に示すようなシャッタ171を用いてもよい。シャッタ171には、透明又は半透明の素材が用いられているため、前面扉123と同様に、シャッタ171が閉じた状態において、表示部157による表示と、電子機器格納部113に電子機器901が格納されているか否かを外部から確認することができる。また、図16(b)に示すように、シャッタ171は、前面扉123と同様に、電子機器用充電保管装置101の内部に収納可能に開くようになっている。図16(b)は、シャッタ171の殆どの部分が電子機器用充電保管装置101の内部に格納されていて、シャッタ171の下端部に取り付けられているグリップ173とその周辺部のみが外部から見えている様子を示している。
電子機器用充電保管装置101は、充電機器類903、905、907、909に含まれるACプラグ905を差し込むためのACコンセント119を備える(図8、図9、図10参照)。そして、電子機器用充電保管装置101は、筐体111の前方から充電機器類903、905、907、909に含まれるACプラグ905をACコンセント119に差し込むことができるようにするための前面副開口部125と、前面副開口部125を閉じるための取り外し可能な前面蓋127を備える。また、前面蓋127が開かないようにするための錠又はラッチも備える。
ACコンセント119は、充電機器類格納部115の前方に設けられている。また、ACコンセント119は、前面蓋127が前面副開口部125に取り付けられていない状態で、筐体111の前方から見て前面副開口部125より外部に露出するようになっており、また、ACコンセント119のACプラグ905と向かい合う面が斜め前方上方(仰角30〜60度程度)を向いている。
ACコンセント119と、前面副開口部125との上述の構成により、学校の先生や管理者は、図10に示すように、隔壁201の上面において充電機器類格納部115の前端部まで伸びてきているACコード907の先端部にあるACプラグ905を電子機器用充電保管装置101の前方からACコンセント119に差し込むことを容易にできるようになる。また、このような構成により、ACコンセント119に差し込まれたACプラグ905に接続されているACコード907をACアダプタ903に向けて電子機器用充電保管装置101の後方に向けて曲げる必要がある角度をACコンセント119のACプラグ905と向かい合う面の仰角に応じて減らすことができる。仮に、ACコンセント119のACプラグ905と向かい合う面が真上を向いているならば、前方からACプラグ905にACコンセント119を差し込む作業は困難となり、この面が正面を向いているならば、ACプラグ905に接続されているACコード907をACアダプタ903に向けて電子機器用充電保管装置101の後方に向けて曲げる必要がある角度を180度まで大きくする必要が出てきてしまう。
電子機器用充電保管装置101は、電子機器用充電保管装置101の後方から充電機器類903、905、907、909を充電機器類格納部115に対して出し入れするための後面開口部129と、後面開口部129を閉じるための取り外し可能な後面蓋131を備える。また、後面蓋131が開かないようにするための錠も備える。
図10に代表的に示すように、電子機器用充電保管装置101の後方から後面開口部129を介して、充電機器類903、905、907、909に含まれるACアダプタ903をACアダプタホルダ137に載置することができるように、ACアダプタホルダ137が、充電機器類格納部115の後方に設けられている。また、ACアダプタホルダ137が、充電機器類格納部115の後方に設けられていて、ACアダプタホルダ137と後面扉131との間には自由空間しかなく、更に、後面扉131には後面メッシュ147(図5参照)が施されているので、ACアダプタホルダ137に載置されているACアダプタ903で発生する熱を充電機器類格納部115の後方から放出する経路が確保されることになる。
図11、図12に示すように、ACアダプタ903をACアダプタホルダ137に固定するため又は前記ACアダプタ903の転倒を防止するためのクランプ139がACアダプタホルダ137に形成されている。クランプ139は、ACアダプタホルダ137の後端部に取り付けた垂直板状(図の例では、山形状の垂直板状)であり、従って、クランプ139は、ACアダプタ903が後方に傾いてACアダプタホルダ137から落下することを防止することができる。
図11、図12に示すように、ACアダプタ903に接続されているACコード907を通すための第2の給電線用通し穴141がACアダプタホルダ137に形成されている。なお、ACアダプタ903を図12に示す向きと比較して上下逆の向きにACアダプタホルダ137に載置する場合には、第2の給電線用通し穴141には、DCコード909が通されることとなる。
ACアダプタホルダ137は、ACアダプタ903を相互に接触可能に複数載置できるように形成されている。つまり、ACアダプタホルダ137は、ACアダプタ903を相互に隔離して複数載置するための隔壁を含んでいない。必要であれば、隔壁を取り付けることができる。
図10に示すように、電子機器用充電保管装置101は、給電線用通し穴117の近傍に、給電線909をクリップするためのクリップ145を備える。DCコード909は、クリップ145により固定されるため、給電線用通し穴117から容易に引き出されなくなる。従って、DCコード909に接続されているACアダプタ903がDCコード909に引かれて容易に移動してしまうようなことも回避することができる。
電子機器用充電保管装置101は、充電機器類903、905、907、909に含まれる給電線を拘束するための拘束バンド143を備える。拘束バンド143は、例えば、隔壁201の上面に取り付けられる。また、拘束バンド143は、例えば、配設後のACコード907とDCコード909と拘束するように用いられる。これにより、例えば、ACアダプタ903を移動した場合であっても、容易にACプラグ905がACコンセント119から抜けてしまうようなことを回避することができる。また、ACアダプタ903を移動した場合であっても、容易にDCコード909が給電線用通し穴117に対してスライドしたり、ここから抜けてしまうことを回避することができる。
図4、図5等に示すように、電子機器用充電保管装置101は、ACアダプタホルダ137を幅方向に並ぶように複数備える。また、図4に示すように、電子機器用充電保管装置101は、ACコンセント119と、給電線用通し穴117を幅方向に並ぶように複数備える。また、各クリップ145は、各給電線用通し穴117毎に、その近傍に設置される。更に、隔壁201は、水平に置かれた平板状のものである。従って電子機器用充電保管装置101は、充電機器類901、903、905、907を充電機器類格納部115に複数格納することが可能である。特に、電子機器格納部113に格納する電子機器901と、充電機器類格納部115に格納する電子機器類の組の数を揃えることもできる。
上述したように、電子機器格納部113には、充電機器類901、903、905、907が配置されず、電子機器901並びにこれを格納して充電するために最低限必要なものである仕切板203、クリップ145及び給電線用通し穴117から垂れ下がってくるDCコード909の3種類のもののみが配置されることになる。従って、電子機器格納部113の内部において電子機器901が充電機器類901、903、905、907に干渉することがないため、電子機器格納部113に電子機器901を格納して、これを充電するための準備をする際に、電子機器901が充電機器類901、903、905、907に干渉しないようにするための調整をわざわざする必要がなくなる。また、電子機器901が充電機器類901、903、905、907に干渉することを完全に回避することができる。
また、前面蓋127及び後面蓋131が閉じている限り、前面扉123を開けても、電子機器用充電保管装置101の充電機器類格納部115に格納されている充電機器類901、903、905、907を外からアクセスすることができないため、この構成は、充電機器類901、903、905、907を保守することに非常に好適である。特に、前面蓋127を施錠又はラッチし、更に後面蓋131を施錠すれば、この保守性を向上させることができる。
電子機器用充電保管装置101の電源系統は、図13の電源系統の機能ブロック図に示されるようなものである。
電源部151は、AC電源911を複数のACコンセント119に分配する。これらのACコンセント119に分配されるAC電源に対して、電源部151を介して、タイマ153により時間制限をかけることができる。これにより、AC電源911により充電機器類901、903、905、907を介して電子機器901を充電する時間を制限することが可能となる。また、タイマ153には、タイマに時間を設定したり、これのオン/オフを切り替えるためのタイマ操作部155が設けられている。
電源部151は、ACコンセント119から出力される電流、ACコンセント119に接続されている負荷のインピーダンス等を検出する機能を備え、この検出の結果に応じて、上述したように、表示部157は、電子機器の充電状態や接続状態がわかるように表示することができるようになる。
図2に示すように、前面扉123−1には、錠161−1、ノブ163−1が取り付けられている。同様に、前面扉123−2には、錠161−2、ノブ163−2が取り付けられている。また、図2、図3に示すように、筐体111の右側面には、ハンドル165が取り付けられている。更に、筐体101の底面の4角には、キャスタ167が取り付けられている。キャスタ167の車輪回転軸は垂直軸を中心にして旋回可能となっているので、ハンドル165により取り回したり筐体101自体を押したりすることにより、電子機器用充電保管装置101を運ぶばかりではなく、自在に自転させることも可能である。
図6等に示すように、筐体101の両側面には、側面メッシュ149が施されている。各側面には、4組の側面メッシュが施されているが、これらの組は、上段の電子機器格納部113−1、上段の充電機器類格納部115−1、下段の電子機器格納部113−2、下段の充電機器類格納部115−2にそれぞれ対応しており、これらの組は、対応する格納部で発生する熱を放出する経路となっている。又は、これらの組は、反対の側面にある対応する組と対となって、左右に抜ける通風路を形成している。
学校で利用されることを想定して、電子機器用充電保管装置101を利用する方法を、準備段階と、運用段階に分けて説明する。
準備段階においては、電子機器用充電保管装置101に、充電機器類901、903、905、907を設置する。これは、生徒が行ってもよいが、先生や管理者が行うような運営をするのが通常であろう。
設置のためには、まず、前面蓋127を前面副開口部125から取り外し、後面蓋131を後面開口部129から取り外す。
次に、電子機器用充電保管装置101の後方から後面開口部129を介して、ACアダプタ903をACアダプタホルダ137に載置する。この際に、ACコード907を第2の給電線用通し穴141に通す。そして、ACプラグ905をACコンセント119近傍に置くために、ACコード907を隔壁201の上面に配置する。また、DCコード909の先端を給電線用通し穴117に通して、電子機器格納部113に侵入するようにする。この状態で、ACコード907とDCコード909を拘束バンド143で仮に拘束してもよい。
次に、電子機器用充電保管装置101の前方から前面副開口部125を介して、ACコンセント119近傍に置かれているACプラグ905をACコンセント119に差し込む。また、電子機器用充電保管装置101の前方から前面主開口部121を介して、給電線用通し穴117から垂れ下がっているDCコード909をクリップ145で留める。留める前に、必要に応じて、給電線用通し穴117からDCコード909の先端までの長さを調整してもよい。
なお、ACコンセント119のACプラグ905と向かい合う面が斜め前方上方を向いており、また、充電機器類格納部115の内部は十分な自由空間となっているので、この自由空間に差し込んだ腕と手により、電子機器用充電保管装置101の後方からACプラグ905をACコンセント119に差し込むこともできる。
次に、必要に応じてACコード907とDCコード909の位置を調整し、それから、これらを拘束バンド143で拘束する。
準備段階の最後に、前面蓋127を前面副開口部125に取り付け、後面蓋131を後面開口部129に取り付ける。そして、後面蓋131を施錠し又はこれにラッチをかけ、後面開口部129を施錠する。
運用段階においては、通常であれば、生徒により、毎日の始業時に、充電済みの電子機器901がDCコード909から外されて、電子機器用充電保管装置101から取り出され、終業時に、電子機器用充電保管装置101に使用後の電子機器901が充電機器類に接続された状態で格納される。これにより、翌日の始業前には、電子機器901が電子機器用充電保管装置101内において充電済みの状態となっていることになる。
ここで、終業から翌日の始業までの間に、電子機器用充電保管装置101から不必要に電子機器901が取り出されたり、DCコード909が外されて充電されなくなることを防止するためには、必要に応じて、前面扉123−1、123−2を閉じておき、錠161−1、161−2により施錠する。
前面扉123が閉じている状態であっても、上述したように、前面扉123は、表示部157による表示を外部から確認することができる構成を有しており、また、電子機器格納部113に電子機器901が格納されているか否かを外部から確認することができるような構成を有しているので、これらを確認するためにわざわざ前面扉123を開く必要がなく、従って、例えば、施錠を先生や管理者が行う場合であっても、先生や管理者はむろんのこと生徒もこれらを確認することが可能となる。
なお、本実施形態による電子機器用充電保管装置101は、2段構成であるが、1段構成であっても、3段以上の構成であってもよい。
また、仕切板203を外したり、これらの間隔を調整することにより、任意の幅の電子機器を電子機器格納部に格納するようにしてもよい。仕切板203を全く設置しないで、自立できるような電子機器を格納するようにしてもよい。仕切板203の間隔をそれぞれの種類の電子機器に合わせて、異なった種類の電子機器を複数格納するようにしてもよい。
本発明は、電子機器を保管して、保管されている電子機器を充電するために利用することができる。
101 電子機器用充電保管装置
111 筐体
113 電子機器格納部
115 充電機器類格納部
117 給電線用通し穴
119 ACコンセント
121 前面主開口部
123 前面扉
125 前面副開口部
127 前面蓋
129 後面開口部
131 後面蓋
133 ヒンジ(収納機構)
135 スライダ(収納機構)
137 ACアダプタホルダ
139 クランプ
141 第2の給電線用通し穴
143 拘束バンド
145 クリップ
147 後面メッシュ
149 側面メッシュ
151 電源部
153 タイマ
155 タイマ操作部
157 表示部
161 錠
163 ノブ
165 ハンドル
167 キャスタ
171 シャッタ
201 隔壁
203 仕切板
901 電子機器
903 ACアダプタ(充電機器類)
905 ACプラグ(充電機器類)
907 ACコード(給電線、充電機器類)
909 DCコード(給電線、充電機器類)
911 AC電源

Claims (3)

  1. 複数の電子機器を保管するための電子機器用充電保管装置であって、
    当該電子機器用充電保管装置の筐体と、
    前記複数の電子機器を格納するために前記筐体内の一部に設けられた電子機器格納部と、
    AC電源により前記電子機器を充電するための充電機器類を格納するために前記筐体内の他の一部に設けられた充電機器類格納部と、
    当該電子機器用充電保管装置の前方から前記電子機器を前記電子機器格納部に対して出し入れするための前面主開口部と、
    前記前面主開口部を閉じるための開閉可能な前面扉と、
    前記電子機器格納部の内部に設けられ、相互に隣接する2つの仕切板により挟まれた配置位置に電子機器を配置させることが可能な複数の仕切板と、記電子機器の充電状態を表示するための表示部と、
    を備え、
    前記電子機器格納部の最奥部に略突き当たるように格納された前記複数の電子機器それぞれの一部が前記複数の仕切板の前縁部よりも前方に突出するように、前記複数の仕切板が構成されており、
    前記前面扉は、窓板を有し、
    該前面扉が閉じた状態において、前記電子機器格納部の複数の前記配置位置の各々に前記電子機器が配置されているか否かを外部から、前記窓板を介して、複数の前記配置位置について欠落なく連続的に且つ視覚領域的にも欠落なく連続的に確認することを可能とするため、前記配置位置に対して複数対1の関係で前記窓板は配設されたものであり、
    前記窓板は、通風を遮るものであり、
    前記窓板は、前記電子機器格納部の内部の連続した個々の領域について、該領域が所定値以上の入射角の方向から見られることを遮る構造物を含まず、
    前記前面扉は、該前面扉が閉じた状態において、前記表示部による表示を外部から、該前面扉を介して、確認することができるような構成を有し、
    前記充電機器類格納部は、それに対応する電子機器格納部の上方に隔壁を挟んで配置され、
    前記隔壁の前方付近には、給電線を前記充電機器類格納部から前記電子機器格納部に下方に引き出して前記電子機器に接続することを可能にするための各配置位置に対応した給電線用通し穴が設けられていることを特徴とする電子機器用充電保管装置。
  2. 請求項1に記載の電子機器用充電保管装置であって、
    前記充電機器類格納部内部の後方付近に各配置位置に対応したACアダプタホルダが備わり、前記給電線用通し穴から前記電子機器格納部に引き出される給電線を、各ACアダプタホルダに載置されたACアダプタから各給電線用通し穴まで、前記充電機器類格納部内部において配設することが可能であることを特徴とする電子機器用充電保管装置。
  3. 請求項2に記載の電子機器用充電保管装置であって、
    前記充電機器類に含まれるACプラグを差し込むためのACコンセントと、
    前記筐体の前方から前記ACプラグを前記ACコンセントに差し込むことができるようにするための前面副開口部と、
    前記前面副開口部を閉じるための取り外し可能な前面蓋と、
    を更に備え、
    前記ACコンセントは、前記充電機器類格納部内部の前方付近に備わり、他の給電線を、該ACコンセントに挿入されたACプラグから前記ACアダプタまで、前記充電機器類格納部内部において配設することが可能であることを特徴とする電子機器用充電保管装置。
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