JP6563822B2 - ワイヤ端部固定具及びその製造方法 - Google Patents
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Description
前記基端部に係合し、前記基端部を湾曲状に維持する弧状部、及び、前記弧状部の両端からそれぞれ延びる一対の直状部を備えるU字状のシンブルと、
前記弧状部の外周を前記基端部の内周に添って配置するように前記巻付けグリップと前記シンブルとを一体的に保持するチューブ体と、を備え、
前記チューブ体は、前記巻付けグリップ及び前記シンブルの重合部分の少なくとも一部を内挿した状態で前記巻付けグリップ及び前記シンブルの外面形状に追従して変形し、前記巻付けグリップ及び前記シンブルを一体的に保持していることを特徴とする。
湾曲状に屈曲した基端部、前記基端部の両端から直線状に延びる一対の中間部、及び、前記各中間部から延在し、ワイヤに巻き付けられて該ワイヤを保持する一対のグリップ部を備える巻付けグリップを準備する工程と、
前記基端部に係合し、前記基端部を湾曲状に維持する弧状部、及び、前記弧状部の両端からそれぞれ延びる一対の直状部を備えるU字状のシンブルを準備する工程と、
前記巻付けグリップの前記基端部の内周に添って前記シンブルの前記弧状部の外周を配置し、前記巻付けグリップ及び前記シンブルの重合部分の少なくとも一部を、熱収縮チューブからなるチューブ体で包囲する工程と、
前記巻付けグリップ及び前記シンブルの重合部分の少なくとも一部を内挿した状態の前記チューブ体を収縮させ、前記巻付けグリップ及び前記シンブルの外面形状に追従して前記チューブ体を変形させるように、前記チューブ体を加熱する工程と、を含むことを特徴とする。
湾曲状に屈曲した基端部、前記基端部の両端から直線状に延びる一対の中間部、及び、前記各中間部から延在し、ワイヤに巻き付けられて該ワイヤを保持する一対のグリップ部とを備える巻付けグリップを準備する工程と、
前記基端部に係合し、前記基端部を湾曲状に維持する弧状部、及び、前記弧状部の両端からそれぞれ延びる一対の直状部を備えるU字状のシンブルを準備する工程と、
可撓性材料からなる外皮と、前記外皮の内面に形成された接着層とからなるチューブ体を準備する工程と、
前記巻付けグリップの前記基端部の内周に添って前記シンブルの前記弧状部の外周を配置し、前記巻付けグリップ及び前記シンブルの重合部分の少なくとも一部を、前記チューブ体で包囲する工程と、
前記巻付けグリップ及び前記シンブルの外面形状に追従して前記チューブ体を変形させるように、前記巻付けグリップ及び前記シンブルの重合部分の少なくとも一部を内挿した状態の前記チューブ体の外皮を押圧し、前記チューブ体内面と前記巻付けグリップ及び前記シンブルの外面とを接着する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の一実施形態のワイヤ端部固定具100は、電柱Pの支線を形成すべく、電柱Pの上部に一端で支持されたワイヤW他端と、地中に埋設されたアンカに結合された支線棒Xとを連結する用途に用いられる。しかしながら、本発明のワイヤ端部固定具は、実施形態の用途に限定されることなく、ワイヤ端部を固定又は支持する種々の用途に応用することが可能である。すなわち、本発明のワイヤ端部固定具は、メッセンジャワイヤの固定など他のワイヤ固定用途に用いられてもよいことは言うまでもない。
第2実施形態のワイヤ端部固定具100では、チューブ体130が可撓性材料からなる外皮と該外皮の内面に形成された接着層とからなり、チューブ体130の内面と、巻付けグリップ110及びシンブル120の外面とが接着層で接合されている。接着層は、一般的な接着剤から形成可能である。すなわち、第1実施形態とは異なり、チューブ体130は熱収縮チューブで構成されていない。本実施形態において、チューブ体130の外皮が可撓変形するとともに接着層が巻付けグリップ110及びシンブル120の重合部分の外面に接着することにより、チューブ体130が重合部分を内挿した状態で巻付けグリップ110及びシンブル120の外面形状に追従して変形し、巻付けグリップ110及びシンブル120を一体的に保持している。すなわち、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、施工者の作業負担を大幅に軽減するとともに、施工者が部材を落下させる虞をも未然に防止する効果が発揮される。
本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形例を取り得る。以下、本発明の変形例を説明する。なお、各変形例において、三桁で示される構成要素において下二桁が共通する構成要素は、説明がない限り、同一又は類似の特徴を有し、その説明を一部省略する。
100 ワイヤ端部固定具
110 巻付けグリップ
111 基端部(アイ部)
113 中間部
115 グリップ部
120 シンブル
121 弧状部
123 直状部
125 外周凹部
127 内周凸部
130 チューブ体
W ワイヤ
X 支持棒
Claims (9)
- 湾曲状に屈曲した基端部、前記基端部の両端から直線状に延びる一対の中間部、及び、前記各中間部から延在し、ワイヤに巻き付けられて該ワイヤを保持する一対のグリップ部を備える巻付けグリップと、
前記基端部に係合し、前記基端部を湾曲状に維持する弧状部、及び、前記弧状部の両端からそれぞれ延びる一対の直状部を備えるU字状のシンブルと、
前記弧状部の外周を前記基端部の内周に添って配置するように前記巻付けグリップと前記シンブルとを一体的に保持するチューブ体と、を備え、
前記チューブ体は、前記巻付けグリップ及び前記シンブルの重合部分の少なくとも一部を内挿した状態で前記巻付けグリップ及び前記シンブルの外面形状に追従して変形し、前記巻付けグリップ及び前記シンブルを一体的に保持していることを特徴とするワイヤ端部固定具。 - 前記チューブ体は、熱収縮チューブからなることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ端部固定具。
- 前記チューブ体は、内面に接着層を備え、前記チューブ体の内面と、前記巻付けグリップ及び前記シンブルの外面とが前記接着層で接合されていることを特徴とする請求項2に記載のワイヤ端部固定具。
- 前記チューブ体は、可撓性材料からなる外皮と、前記外皮の内面に形成された接着層とからなり、前記チューブ体の内面と、前記巻付けグリップ及び前記シンブルの外面とが前記接着層で接合されていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ端部固定具。
- 前記チューブ体は、前記シンブルの前記直状部先端を越えて延在していることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のワイヤ端部固定具。
- 前記シンブルの前記一対の直状部は、互いに先端が近接する方向に傾斜しており、前記チューブ体によって前記一対の直状部の一方のみが前記巻付けグリップの前記一対の中間部の一方に一体的に結合されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のワイヤ端部固定具。
- 前記シンブルの前記一対の直状部は、互いに平行に延在しており、前記チューブ体によって前記一対の直状部の少なくとも一方が前記巻付けグリップの前記中間部に一体的に結合されていることを特徴とすることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のワイヤ端部固定具。
- ワイヤ端部固定具を製造する方法であって、
湾曲状に屈曲した基端部、前記基端部の両端から直線状に延びる一対の中間部、及び、前記各中間部から延在し、ワイヤに巻き付けられて該ワイヤを保持する一対のグリップ部を備える巻付けグリップを準備する工程と、
前記基端部に係合し、前記基端部を湾曲状に維持する弧状部、及び、前記弧状部の両端からそれぞれ延びる一対の直状部を備えるU字状のシンブルを準備する工程と、
前記巻付けグリップの前記基端部の内周に添って前記シンブルの前記弧状部の外周を配置し、前記巻付けグリップ及び前記シンブルの重合部分の少なくとも一部を、熱収縮チューブからなるチューブ体で包囲する工程と、
前記巻付けグリップ及び前記シンブルの重合部分の少なくとも一部を内挿した状態の前記チューブ体を収縮させ、前記巻付けグリップ及び前記シンブルの外面形状に追従して前記チューブ体を変形させるように、前記チューブ体を加熱する工程と、を含むことを特徴とする方法。 - ワイヤ端部固定具を製造する方法であって、
湾曲状に屈曲した基端部、前記基端部の両端から直線状に延びる一対の中間部、及び、前記各中間部から延在し、ワイヤに巻き付けられて該ワイヤを保持する一対のグリップ部を備える巻付けグリップを準備する工程と、
前記基端部に係合し、前記基端部を湾曲状に維持する弧状部、及び、前記弧状部の両端からそれぞれ延びる一対の直状部を備えるU字状のシンブルを準備する工程と、
可撓性材料からなる外皮、及び、前記外皮の内面に形成された接着層からなるチューブ体を準備する工程と、
前記巻付けグリップの前記基端部の内周に添って前記シンブルの前記弧状部の外周を配置し、前記巻付けグリップ及び前記シンブルの重合部分の少なくとも一部を、前記チューブ体で包囲する工程と、
前記巻付けグリップ及び前記シンブルの外面形状に追従して前記チューブ体を変形させるように、前記巻付けグリップ及び前記シンブルの重合部分の少なくとも一部を内挿した状態の前記チューブ体の外皮を押圧し、前記チューブ体内面と前記巻付けグリップ及び前記シンブルの外面とを接着する工程と、を含むことを特徴とする方法。
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