JP6562621B2 - 画像表示装置、制御方法、プログラム、及び、記憶媒体 - Google Patents

画像表示装置、制御方法、プログラム、及び、記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、画像表示装置、制御方法、プログラム、及び、記憶媒体に関する。
近年、画像出力装置の出力画像データの表示面積を増大させるため、画像出力装置に複数の画像表示装置を接続する接続形態が普及している。それに伴い、画像出力装置のオペレーティングシステム(OS)上で形成するデスクトップについても、様々な設定が可能となっている。画像出力装置は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)である。画像表示装置は、例えば、モニタ、プロジェクタ、等である。デスクトップの一例としては、拡張デスクトップと統合デスクトップがある。拡張デスクトップは、1つの画像表示装置で表示されるデスクトップであり、統合デスクトップは、2つ以上の画像表示装置で表示されるデスクトップである。
画像出力装置は、例えば、画像表示装置から画面構成情報を取得し、取得した画面構成情報に基づいてデスクトップの設定を行う。具体的には、画像表示装置の画面が他の画像表示装置の画面から独立した画面(独立画面)であることを示す画面構成情報が取得された場合に、画像出力装置は、拡張デスクトップを設定する。そして、画像表示装置の画面が複数の画像表示装置の複数の画面からなる統合画面の一部の画面(部分画面)であることを示す画面構成情報が取得された場合に、画像出力装置は、統合デスクトップを設定する。
しかしながら、画像出力装置と複数の画像表示装置を有する従来の画像表示システムでは、破たんした画像の表示を避けるために、各画像表示装置の画面構成情報を個別に設定するという煩雑なユーザ操作が必要となる。例えば、1台の画像表示装置に対して部分画面を独立画面に変更するユーザ操作が行われた場合には、他の部分画面を独立画面に変更するユーザ操作が必要となる。また、1台の画像表示装置に対して独立画面を部分画面に変更するユーザ操作が行われた場合には、他の独立画面を部分画面に変更するユーザ操作が必要となる。
特許文献1には、複数の入力端子を備え、複数の入力端子に入力された複数の入力画像データを合成して高解像度の画像を表示するプロジェクタが開示されている。また、特許文献1には、1つ入力端子を使用する場合に、当該入力端子に入力された画像データを拡大表示することも開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示の技術は、複数の入力端子を有する画像表示装置に関する技術であり、画像出力装置と複数の画像表示装置を有する画像表示システムに関する技術ではない。そのため、特許文献1に開示の技術を適用したとしても、上記課題(ユーザ操作の煩雑化)を解決することはできない。
特開2011−81188号公報
本発明は、複数の画像表示装置のそれぞれの画面構成情報を容易に変更することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、
画像表示装置であって、
画像を表示する表示手段と、
イアウト情報と位置情報とを記憶する記憶手段と、
前記画像表示装置と他の画像表示装置とが個別に画像を表示する第1の構成と、前記画像表示装置が統合画像の第1部分画像を表示し、前記他の画像表示装置が前記統合画像の第2部分画像を表示する第2の構成と、のいずれかを、ユーザ操作に応じて設定する設定手段と、
前記レイアウト情報と前記位置情報とを前記他の画像表示装置に送信する第1通信手段と、
を有し、
前記第1通信手段は、
前記第1の構成から前記第2の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記統合画像においてマトリクス状に配置された複数の部分画像の水平方向における数および垂直方向における数を示すレイアウト情報と前記統合画像における前記第2部分画像の位置を水平方向の位置および垂直方向の位置です位置情報とを送信し、
前記第2の構成から前記第1の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記第1の構成に対応するレイアウト情報と位置情報とを送信する
ことを特徴とする画像表示装置である。
本発明の第2の態様は、
イアウト情報と位置情報とを記憶する記憶手段を有する画像表示装置の制御方法であって、
画像を表示する表示ステップと、
前記画像表示装置と他の画像表示装置とが個別に画像を表示する第1の構成と、前記画像表示装置が統合画像の第1部分画像を表示し、前記他の画像表示装置が前記統合画像の第2部分画像を表示する第2の構成と、のいずれかを、ユーザ操作に応じて設定する設定ステップと、
前記レイアウト情報と前記位置情報とを前記他の画像表示装置に送信する第1通信ステップと、
を有し、
前記第1通信ステップでは、
前記第1の構成から前記第2の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記統合画像においてマトリクス状に配置された複数の部分画像の水平方向における数および垂直方向における数を示すレイアウト情報と前記統合画像における前記第2部分画像の位置を水平方向の位置および垂直方向の位置です位置情報とを送信し、
前記第2の構成から前記第1の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記第1の構成に対応するレイアウト情報と位置情報とを送信する
ことを特徴とする制御方法である。
本発明の第3の態様は、
イアウト情報と位置情報とを記憶する記憶手段を有する画像表示装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記制御方法は、
画像を表示する表示ステップと、
前記画像表示装置と他の画像表示装置とが個別に画像を表示する第1の構成と、前記画像表示装置が統合画像の第1部分画像を表示し、前記他の画像表示装置が前記統合画像の第2部分画像を表示する第2の構成と、のいずれかを、ユーザ操作に応じて設定する設定ステップと、
前記レイアウト情報と前記位置情報とを前記他の画像表示装置に送信する第1通信ステップと、
を有し、
前記第1通信ステップでは、
前記第1の構成から前記第2の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記統合画像においてマトリクス状に配置された複数の部分画像の水平方向における数および垂直方向における数を示すレイアウト情報と前記統合画像における前記第2部分画像の位置を水平方向の位置および垂直方向の位置です位置情報とを送信し、
前記第2の構成から前記第1の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記第1の構成に対応するレイアウト情報と位置情報とを送信
する
ことを特徴とするプログラムである。
本発明の第4の態様は、
イアウト情報と位置情報とを記憶する記憶手段を有する画像表示装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であって、
前記制御方法は、
画像を表示する表示ステップと、
前記画像表示装置と他の画像表示装置とが個別に画像を表示する第1の構成と、前記画像表示装置が統合画像の第1部分画像を表示し、前記他の画像表示装置が前記統合画像の第2部分画像を表示する第2の構成と、のいずれかを、ユーザ操作に応じて設定する設定ステップと、
前記レイアウト情報と前記位置情報とを前記他の画像表示装置に送信する第1通信ステップと、
を有し、
前記第1通信ステップでは、
前記第1の構成から前記第2の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記統合画像においてマトリクス状に配置された複数の部分画像の水平方向における数および垂直方向における数を示すレイアウト情報と前記統合画像における前記第2部分画像の位置を水平方向の位置および垂直方向の位置です位置情報とを送信し、
前記第2の構成から前記第1の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記第1の構成に対応するレイアウト情報と位置情報とを送信する
ことを特徴とする記憶媒体である。
本発明によれば、複数の画像表示装置のそれぞれの画面構成情報を容易に変更することができる。
実施例1に係る画像表示システムの構成の一例を示す概略図 実施例1に係る画像表示システムの構成の一例を示す詳細図 実施例1に係る画像表示装置の構成の一例を示す図 実施例1に係るDisplayIDの構成の一例を示す図 実施例1に係る画面構成情報の一例を示す図 実施例1に係る画面構成情報の一例を示す図 実施例1に係る候補情報の一例を示す図 実施例1に係る画像表示装置の動作の一例を示すフローチャート 実施例1に係る画像出力装置の動作の一例を示すフローチャート 実施例1に係る効果の一例を示す図 実施例2に係る画像表示システムの構成の一例を示す概略図 実施例2に係る候補情報の一例を示す図 実施例2に係る画像表示装置の動作の一例を示すフローチャート 実施例2に係る効果の一例を示す図 実施例3に係る切り替え操作と動作の対応関係の一例を示す図 実施例3に係る画像表示システムの動作の一例を示す図 実施例4に係る画像出力装置の構成の一例を示す図 実施例4に係る画像出力装置の動作の一例を示すフローチャート
<実施例1>
以下、本発明の実施例1に係る画像表示システム及びその制御方法について説明する。
(画像表示システムの構成)
本実施例に係る画像表示システムの構成を大まかに説明する。図1は、本実施例に係る画像表示システムの構成の一例を示す概略図である。図1に示すように、本実施例に係る画像表示システムは、画像表示装置101(第1表示装置)、画像表示装置102(第2表示装置)、及び、画像出力装置103を有する。
画像表示装置101,102は、外部装置に接続可能な装置であり、画像データに基づく画像を表示可能な装置である。画像表示装置101は、第1通信部106と第2通信部213を有し、画像表示装置102は、第1通信部107と第2通信部214を有する。画像表示装置101,102としては、例えば、液晶表示装置、有機EL(Electro Luminescence)表示装置、プラズマ表示装置、プロジェクタ、等を使用することができる。
画像出力装置103は、外部装置に接続可能な装置であり、画像データを出力可能な装置である。画像表示装置101は、2つの第3通信部108,109を有する。画像出力装置103としては、例えば、パーソナルコンピュータを使用することができる。
図1では、画像出力装置103に画像表示装置101,102が接続されている。具体的には、ケーブル104を用いて、画像出力装置103の第3通信部108が画像表示装置101の第1通信部106に接続されている。そして、ケーブル105を用いて、画像出力装置103の第3通信部109が画像表示装置102の第1通信部107に接続されている。画像出力装置103は、ケーブル104を用いて第3通信部108から第1通信部106に画像データ(画像表示装置101で表示する画像データ)を出力する。そして、画像出力装置103は、ケーブル105を用いて第3通信部109から第1通信部107に画像データ(画像表示装置102で表示する画像データ)を出力する。
ケーブル104,105としては、双方向通信可能なケーブルを使用することができる。例えば、ケーブル104,105として、DisplayPort(DP)規格のケーブル、HDMI規格のケーブル、DVI規格のケーブル、等を使用することができる。
また、図1では、画像表示装置101と画像表示装置102とが互いに接続されている。具体的には、ケーブル110を用いて、画像表示装置101の第2通信部213が画像表示装置102の第2通信部214に接続されている。ケーブル110を用いて、画像表示装置101と画像表示装置102との間の双方向通信が行われる。ケーブル110としては、双方向通信可能なケーブルを使用することができる。
なお、画像表示装置の数は2つより多くてもよい。
なお、画像表示装置は複数の第1通信部を有していてもよい。
なお、画像出力装置が有する第3通信部の数は2つより多くてもよい。
なお、画像出力装置と画像表示装置の間の通信は無線で行われてもよい。同様に、画像表示装置と画像表示装置の間の通信は無線で行われてもよい。画像表示装置と画像表示装置の間の通信は、それらに接続されている画像出力装置を介して行われてもよい。
(画像表示装置101の構成)
画像表示装置101の構成について説明する。図2は、本実施例に係る画像表示システムの構成の一例を示す詳細図である。図2に示すように、画像表示装置101は、制御部201、表示部203、画像処理部205、情報記憶部207、不揮発性メモリ209、
ユーザインタフェース部211、第2通信部213、内部バス215、及び、第1通信部106を有する。
制御部201は、不揮発性メモリ209が記憶している制御プログラムに従って、画像表示装置101が有する各機能部の動作を制御する。
表示部203は、画像処理部205から出力された画像データに基づく画像を表示する。画像表示装置101が液晶表示装置である場合には、表示部203は、液晶パネルとバックライト部を有する。そして、画像処理部205から出力された画像データに基づいて、液晶パネルが有する各液晶素子の透過率を制御したり、バックライト部が有する各光源の発光輝度を制御したりすることにより、画像が表示される。
画像処理部205は、第1通信部106から出力された画像データに所定の画像処理を施し、所定の画像処理が施された画像データを表示部203に出力する。所定の画像処理は、例えば、第1通信部106から出力された画像データのデータフォーマットを表示部203で表示可能なデータフォーマットに変換するフォーマット変換処理である。
情報記憶部207は、第1通信部106に対応する画面構成情報を記憶する不揮発性メモリである。例えば、情報記憶部207は、第1通信部106に対応する画面構成情報を含むDisplayID(Display Identification Data)を記憶する。
不揮発性メモリ209は、画像表示装置101の動作を制御する制御プログラム、画像処理部205において使用される画像処理パラメータ、等を記憶する。
ユーザインタフェース部211は、画像表示装置101に対するユーザ操作を受け付けるインタフェース部である。ユーザインタフェース部211は、例えば、画像表示装置101に設けられた物理キーに対するユーザ操作、表示部203で表示された画像(例えば、OSD(On Screen Display)画像)に対するユーザ操作、等を受け付ける。
第2通信部213は、画像表示装置101と、画像表示装置101に接続されている他の画像表示装置と、の間の通信を行う。図2では、第2通信部213は、画像表示装置101と画像表示装置102と間の通信に利用される。本実施例では、第2通信部213は、画面構成情報の変更する(書き替える)指示を、他の画像表示装置に出力したり、他の画像表示装置から受信したりする。
なお、後述する通信線を用いることにより、複数の画像表示装置の間の通信として、画像出力装置を介した通信を実現することができる。
内部バス215は、画像表示装置101が有する機能部間のデータの伝送に使用されるバスである。
第1通信部106は、画像出力装置との間の通信(データの送受信)に使用可能な通信部である。図2では、第1通信部106は、ケーブル104を介して画像出力装置103の第3通信部108との間のデータの送受信を行う。
ケーブル104は、画像データ線217、通信線219、及び、接続検知線221を有する。画像データ線217は、画像データの伝送に使用されるラインであり、DP規格では“Lane”と呼ばれる。画像データ線217として複数のLaneを使用することにより、画像データの高速伝送が可能となる。通信線219は、汎用的なデータ通信に使用
されるラインであり、例えば、画面構成情報を含むDisplayIDなどの伝送に使用される。DP規格では、通信線219は、“AUX−CH(Auxiliary Channel)”と呼ばれる。接続検知線221は、HPD(Hot Plug Detect)信号の伝送に使用されるHPDラインである。画像出力装置103は、画像表示装置から送信されているHPD信号を監視することにより、当該画像表示装置の画像出力装置103に対する接続を検知することができる。
第1通信部106は、画像出力装置103の第3通信部108から画像データ線217を介して供給された画像データを、画像処理部205に出力する。第1通信部106は、第3通信部108から画面構成情報の取得を要求された場合に、第1通信部106に対応する画面構成情報を情報記憶部208から読み出し、読み出した画面構成情報を通信線219を介して第3通信部108に出力する。第1通信部106は、画像表示装置101の電源状態がオン状態である場合に、接続検知線221を介して第3通信部108に高電圧レベル(Hレベル)のHPD信号を出力する。また、第1通信部106は、画像表示装置101の電源状態がオフ状態である場合に、接続検知線221を介して第3通信部108に低電圧レベル(Lレベル)のHPD信号を出力する。
(画像表示装置102の構成)
画像表示装置102の構成について説明する。図2に示すように、画像表示装置102は、制御部202、表示部204、画像処理部206、情報記憶部208、不揮発性メモリ210、ユーザインタフェース部212、第2通信部214、内部バス216、及び、第1通信部107を有する。ケーブル105は、画像データ線218、通信線220、及び、接続検知線222を有する。
制御部202は、制御部201と同様の機能を有する。表示部204は、表示部203と同様の機能を有する。画像処理部206は、画像処理部205と同様の機能を有する。情報記憶部208は、情報記憶部207と同様の機能を有する。不揮発性メモリ210は、不揮発性メモリ209と同様の機能を有する。ユーザインタフェース部212は、ユーザインタフェース部211と同様の機能を有する。第2通信部214は、第2通信部213と同様の機能を有する。内部バス216は、内部バス215と同様の機能を有する。第1通信部107は、第1通信部106と同様の機能を有する。画像データ線218の用途は、画像データ線217と同じである。通信線220の用途は、通信線219と同じである。接続検知線222の用途は、接続検知線221と同じである。
(画像出力装置103の構成)
画像出力装置103の構成について説明する。図2に示すように、画像出力装置103は、CPU223、第3通信部108,109、GPU227、内部バス235、及び、記憶部226を有する。
CPU(Central Processing Unit)223は、記憶部226が記憶しているOSプログラム(OS(オペレーティングシステム)のプログラム)を展開して実行することにより、画像出力装置103が有する各機能部の動作を制御する。また、CPU223は、画像ビューワ等の様々なアプリケーションを実行する。
第3通信部108は、画像表示装置との間の通信に使用可能な通信部である。図2では、第3通信部108は、ケーブル104を介して画像表示装置101の第1通信部106との間のデータの送受信を行う。第3通信部108は、画像データ出力部229、情報取得部231、及び、接続検知部233を有する。
画像データ出力部229は、画像表示装置101(第3通信部108に接続されている
画像表示装置)で表示する画像データをGPU227から取得する。そして、画像データ出力部229は、取得した画像データを、ケーブル104の画像データ線217を介して画像表示装置101の第1通信部106に出力する。
情報取得部231は、ケーブル104の通信線219を介して第1通信部106に、画面構成情報の取得を要求する。そして、情報取得部231は、第1通信部106から、ケーブル104の通信線219を介して、第1通信部106に対応する画面構成情報を取得する。本実施例では、情報取得部231は、第3通信部108に対する画像表示装置の接続(通信可能な接続)が検知される度に、画面構成情報の取得の要求を行う。
接続検知部233は、第1通信部106からケーブル104の接続検知線221を介して供給されているHPD信号を監視することにより、第3通信部108に対する画像表示装置の接続を検知する。具体的には、接続検知部233は、供給されているHPD信号のレベルのLレベルからHレベルへの切り変わりを、第3通信部108に対する画像表示装置の接続の開始として検知する。そして、接続検知部233は、供給されているHPD信号のレベルのHレベルからLレベルへの切り変わりを、第3通信部108に対する画像表示装置の接続の終了(第3通信部108に対する画像表示装置の非接続の開始)として検知する。
第3通信部109は、第3通信部108と同様の機能を有する。第3通信部109は、画像データ出力部230、情報取得部232、及び、接続検知部234を有する。画像データ出力部230は、画像データ出力部229と同様の機能を有する。情報取得部232は、情報取得部231と同様の機能を有する。接続検知部234は、接続検知部233と同様の機能を有する。
GPU227は、CPU223の指示に従って、画像出力装置103に接続されている画像表示装置で表示する画像データを生成し、当該画像表示装置に接続されている第3通信部(画像データ出力部)に画像データを出力する。図2では、GPU227は、画像表示装置101で表示する画像データと画像表示装置102で表示する画像データとを生成する。そして、GPU227は、画像表示装置101で表示する画像データを画像データ出力部229に出力し、画像表示装置102で表示する画像データを画像データ出力部230に出力する。
内部バス235は、画像出力装置103が有する機能部間のデータの伝送に使用されるバスである。例えば、CPU223から各機能部への指示が内部バス235を介して行われたり、GPU227から画像データ出力部への画像データの伝送が内部バス235を介して行われたりする。
記憶部226は、不揮発性メモリと揮発性メモリを有する。揮発性メモリは、例えば、CPU223が処理を行う際に、ワークメモリとして使用される。不揮発性メモリには、画像出力装置103で実行される様々なプログラムが記録されている。例えば、不揮発性メモリには、OSプログラム、デスクトップ設定処理を行うプログラム、画像出力装置103が実行する各種アプリケーションのプログラム、種々のプリケーションや種々の処理で使用されるデータ、等が記録されている。不揮発性メモリとしては、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ、等を使用することができる。
CPU223は、情報解析部225とデスクトップ設定部224を有する。
情報解析部225は、通信部108,109の情報取得部231,232によって取得された画面構成情報を解析する。
デスクトップ設定部224は、情報解析部225の解析結果に従って、デスクトップの
設定を行う(デスクトップ設定処理)。デスクトップの設定は、画像表示装置が接続されている第3通信部毎に行われる。画面構成情報には、例えば、独立画面情報と部分画面情報がある。独立画面情報は、画像表示装置の画面が他の画像表示装置の画面から独立した画面(独立画面)であることを示す画面構成情報である。部分画面情報は、画像表示装置の画面が複数の画像表示装置の複数の画面からなる統合画面の一部の画面(部分画面)であることを示す画面構成情報である。デスクトップには、例えば、拡張デスクトップと統合デスクトップがある。拡張デスクトップは、1つの画像表示装置で表示されるデスクトップであり、統合デスクトップは、2つ以上の画像表示装置で表示されるデスクトップである。デスクトップ設定部224は、独立画面情報が取得された第3通信部に対して拡張デスクトップを設定し、部分画面情報が取得された第3通信部に対して、当該部分画面情報が示す部分画面に対応する統合デスクトップを設定する。
GPU227は、デスクトップデータ生成部228を有する。デスクトップデータ生成部228は、画像表示装置が接続されている第3通信部毎に、その第3通信部に対して設定されているデスクトップに基づいて、当該第3通信部に接続されている画像表示装置で表示する画像データを生成する。具体的には、デスクトップデータ生成部228は、拡張デスクトップが設定されている第3通信部に対しては、1つのデスクトップの画像データを生成する。そして、デスクトップデータ生成部228は、統合デスクトップが設定されている第3通信部に対しては、当該統合デスクトップに対応する部分画面に表示すべき画像データ(1つのデスクトップの一部の画像データ)を生成する。
(画像表示装置101の制御部201の構成)
画像表示装置101の制御部201の構成について説明する。なお、画像表示装置102の制御部202の構成は、画像表示装置101の制御部201と同様であるため、その説明は省略する。図3に示すように、画像表示装置101の制御部201は、ユーザ操作検出部301、情報設定制御部302、情報設定部303、及び、候補情報取得部304を有する。
ユーザ操作検出部301は、画像表示装置101に対するユーザ操作を検出する。具体的には、ユーザインタフェース部211は、画像表示装置101に対するユーザ操作が行われた際に、当該ユーザ操作に応じた信号(ユーザ操作を表す操作情報)を出力する。ユーザ操作検出部301は、ユーザインタフェース部211から出力された信号(操作情報)を取得する。そして、ユーザ操作検出部301は、検出したユーザ操作に応じた信号を情報設定制御部302に出力する。ユーザ操作検出部301の出力信号は、ユーザインタフェース部211の出力信号と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
情報設定制御部302は、ユーザ操作検出部301で検出されたユーザ操作に応じて、候補情報取得部304の動作、情報設定部303の動作、等を制御する。
候補情報取得部304は、情報設定制御部302からの指示に従って、不揮発性メモリ209に予め記録されている候補情報を不揮発性メモリ209から読み出す。候補情報は、画像表示装置101(第1通信部106)の画面構成情報の候補である。例えば、複数の候補情報のうち、画像表示装置101に対するユーザ操作に応じた候補情報が読み出される。第1通信部106の画面構成情報を変更する指示(変更指示)が第2通信部213によって受信された場合には、当該指示に応じた候補情報が読み出される。そして、候補情報取得部304は、読み出した候補情報を情報設定部303に出力する。図3では、候補情報は、候補情報取得部304から情報設定制御部302を介して情報設定部303に出力される。候補情報が書き替え可能な情報である場合には、候補情報取得部304は、画像表示装置101に対するユーザ操作に応じて、候補情報を書き替える処理を行うこともある。
情報設定部303は、情報設定制御部302からの指示に従って、画像表示装置101(第1通信部106)の画面構成情報を設定する。本実施例では、第1通信部106の画面構成情報を設定する処理は、情報記憶部207に画面構成情報を記録する処理である。本実施例では、情報設定部303は、候補情報取得部304から出力された候補情報を、第1通信部106の画面構成情報として設定する。そのため、本実施例では、第1通信部106の画面構成情報が、画像表示装置101に対するユーザ操作に応じて変更される。また、第1通信部106の画面構成情報を変更する変更指示が第2通信部213によって受信された場合には、当該変更指示に応じた候補情報に第1通信部106の画面構成情報が変更される。
また、情報設定部303は、画像表示装置101に対するユーザ操作に応じて第1通信部106の画面構成情報を変更した場合に、変更指示の出力を第2通信部213に指示する。具体的には、第1通信部106の変更後の画面構成情報に応じた画面構成情報に画像表示装置102(第1通信部107)の画面構成情報を変更する変更指示の出力が、第2通信部213に指示される。第2通信部213は、情報設定部303からの指示に従って、上記変更指示を画像表示装置102の第2通信部214に出力する。
(DisplayID)
本実施例に係るDisplayIDについて説明する。
なお、本実施例に係るDisplayIDの記述内容は、VESA(Video Electronics Standards Association)規格で規定されているものとする。
以下では、DisplayIDのバージョンが1.3である場合の例を説明する。
DisplayIDは、画像表示装置の基本ディスプレイパラメータ、画像表示装置に入力可能な画像データの解像度、等の対応フォーマット情報を含むデータである。また、画像表示装置の画面を部分画面として扱う際には、DisplayIDに、部分画面の配置等を示す部分画面情報が記述される。例えば、部分画面情報として、VESA規格で定義されているTiled Display Topology Data Block(Tiledブロック)が記述される。本実施例では、画面構成情報がTiledブロックである場合の例を説明する。画像表示装置の画面を独立画面として扱う際には、Tiledブロック以外の情報(例えば、対応フォーマット情報)を画面構成情報として使用することもできる。DisplayIDは、例えば、画像表示装置の各第1通信部に対して個別に設定される。
(Tiledブロック)
図4を参照して、Tiledブロック400について説明する。
図4に示すように、Tiledブロック400は、DisplayID406の一部である。図4に示すように、Tiledブロック400は、Tiled Display and Tile Capabilities401、Tiled Display Topology402、Tile Location403、Tile Size404、及び、Tiled Display Topology ID405を含む。
なお、本実施例では、一部の情報(データ)のみについて説明し、DisplayIDやTiledブロックに含まれている他の情報についての説明は省略する。
Tiled Display and Tile Capabilities401は、物理モニタ構成情報を含む。物理モニタ構成情報は、画像表示装置の画面全体が独立画面であるか部分画面であるかを示す。
Tiled Display Topology402は、水平方向における部分画面
の数と垂直方向における部分画面の数とを表す情報である。本実施例では、Tiled Display Topologyを“レイアウト情報”と呼ぶ。
Tile Location403は、当該Tile Location403に対応する部分画面の統合画面(複数の部分画面)に対する相対位置を表す情報である。本実施例では、Tile Locationを“位置情報”と呼ぶ。
Tile Size404は、当該Tile Size404に対応する部分画面の解像度を表す情報である。本実施例では、Tile Sizeを“解像度情報”と呼ぶ。
Tiled Display Topology ID405は、画面構成情報であるTiledブロックを識別するID情報(識別子)である。本実施例では、Tiled Display Topology IDを“画面構成情報ID”と呼ぶ。本実施例では、同じ統合画面を構成する部分画面を示す複数の画面構成情報に対して、同じ画面構成情報IDが割り当てられるものとする。画像出力装置は、画面構想情報IDを参照することにより、部分画面がどの統合画面の一部であるのかを把握することができる。
(画面構成情報の具体例)
画面構成情報の具体例について、図5,図6を用いて説明する。図5,6は、画面構成情報の一例を示す図である。図5は、1台の画像表示装置を使用した場合の例を示し、図6は、2台の画像表示装置を使用した場合の例を示す。
図5の画像表示装置501は、4つの第1通信部503〜506を有する。画面構成情報507は第1通信部503に、画面構成情報508は第1通信部504に、画面構成情報509は第1通信部505に、画面構成情報510は第1通信部506に対応する。画面構成情報507〜510は、以下の状況を想定した場合の画面構成情報である。
・画像表示装置501の画面502が、独立画面であり、水平方向2個×垂直方向2個の計4個の部分画面511〜514からなる統合画面である。
・第1通信部503で取得された画像データは部分画面511に表示される。
・第1通信部504で取得された画像データは部分画面512に表示される。
・第1通信部505で取得された画像データは部分画面513に表示される。
・第1通信部506で取得された画像データは部分画面514に表示される。
画面502は独立画面である。そのため、画面構成情報507〜510の物理モニタ構成情報として、画面全体が独立画面であることを示す情報“1”が設定されている。
画面502は、水平方向2個×垂直方向2個の計4個の部分画面511〜514からなる統合画面である。そのため、画面構成情報507〜510のレイアウト情報として、(水平方向における部分画面の数,垂直方向における部分画面の数)=(2,2)が設定されている。
部分画面511は、1行1列目の部分画面である。そのため、画面構成情報507の位置情報として、(水平方向における位置,垂直方向における位置)=(1,1)が設定されている。同様に、画面構成情報508の位置情報として(2,1)が設定されており、画面構成情報509の位置情報として(1,2)が設定されており、画面構成情報510の位置情報として(2,2)が設定されている。
部分画面511のサイズは、(水平方向におけるサイズ(幅),垂直方向におけるサイズ(高さ))=(w1,h1)である。そのため、画面構成情報507の解像度情報として、(幅,高さ)=(w1,h1)が設定されている。同様に、画面構成情報508の解像度情報として(w2,h2)が設定されており、画面構成情報509の解像度情報として(w3,h3)が設定されており、画面構成情報510の解像度情報として(w4,h4)が設定されている。
部分画面511〜514は同じ統合画面502の一部である。そのため、画面構成情報507〜510の画面構成情報IDとして、同じ情報“0001”が設定されている。
図5の画面構成情報507〜510を設定することにより、画像表示装置501に接続されている画像出力装置は、画面構成情報507〜510に基づいて画像データを生成することができる。具体的には、画像出力装置は、第1通信部503〜506のそれぞれに出力する画像データとして、統合デスクトップの画像データを生成することができる。その結果、画面502全体に1つのデスクトップを表示することができる。
図6において、画像表示装置601は1つの第1通信部604を有し、画像表示装置602は1つの第1通信部605をする。画面構成情報606は第1通信部604に、画面構成情報607は第1通信部605に対応する。画面構成情報606,607は、以下の状況を想定した場合の画面構成情報である。
・画像表示装置601の画面608と画像表示装置602の画面609は、部分画面である。
・画面608と画面609により、水平方向2個×垂直方向1個の計2個の部分画面を有する統合画面603が構成される。
・第1通信部604で取得された画像データは、画面608全体に表示される。
・第1通信部605で取得された画像データは、画面609全体に表示される。
画面608,609は部分画面である。そのため、画面構成情報606,607の物理モニタ構成情報として、画面全体が部分画面であることを示す情報“0”が設定されている。
画面603は、水平方向2個×垂直方向1個の計2個の部分画面608,609からなる統合画面である。そのため、画面構成情報606,607のレイアウト情報として、(2,1)が設定されている。
部分画面608は、1行1列目の部分画面である。そのため、画面構成情報606の位置情報として(1,1)が設定されている。同様に、画面構成情報607の位置情報として(2,1)が設定されている。
部分画面608のサイズは(w5,h5)である。そのため、画面構成情報606の解像度情報として(w5,h5)が設定されている。同様に、画面構成情報607の解像度情報として(w6,h6)が設定されている。
部分画面608,609は同じ統合画面603の一部である。そのため、画面構成情報606,607の画面構成情報IDとして、同じ情報“0002”が設定されている。
図6の画面構成情報606,607を設定することにより、画像表示装置601,602に接続されている画像出力装置は、画面構成情報606,607に基づいて画像データを生成することができる。具体的には、画像出力装置は、第1通信部604,605のそれぞれに出力する画像データとして、統合デスクトップの画像データを生成することができる。その結果、統合画面603全体に1つのデスクトップを表示することができる。
(候補情報の具体例)
候補情報(画面構成情報の候補)の具体例について、図7を用いて説明する。図7は、画像表示装置101,102の候補情報の一例を示す図である。図7には、画像表示装置101,102も示されている。図7では、画像表示装置101は、物理キーであるユー
ザインタフェース部211を有し、画像表示装置102は、物理キーであるユーザインタフェース部212を有している。
図7において、候補情報701,703は、画像表示装置101が有する第1通信部106の画面構成情報の候補である。候補情報701は、画像表示装置101の画面が他の画像表示装置の画面から独立した画面(独立画面)であることを示す独立画面情報(第1情報)である。候補情報703は、画像表示装置101の画面が複数の画像表示装置の複数の画面からなる統合画面の一部の画面(部分画面)であることを示す部分画面情報(第2情報)である。本実施例では、候補情報701と候補情報703のいずれかが、第1通信部106の画面構成情報として設定される。また、本実施例では、初期状態において、候補情報701が第1通信部106の画面構成情報として設定されている。そして、本実施例では、第1通信部106の画面構成情報を変更する指示を画像表示装置101に入力するユーザ操作が行われる度に、第1通信部106の画面構成情報が、候補情報701と候補情報703の間で交互に切り替えられる。第1通信部106の画面構成情報を変更する指示を画像表示装置101に入力するユーザ操作は、例えば、画像表示装置101の物理キー211を押下するユーザ操作である。第1通信部106の画面構成情報を変更する指示を画像表示装置101に入力するユーザ操作は、変更後の画面構成情報を指定するユーザ操作であってもよい。
図7において、候補情報702,704は、画像表示装置102が有する第1通信部107の画面構成情報の候補である。候補情報702は、画像表示装置102の画面が他の画像表示装置の画面から独立した画面(独立画面)であることを示す独立画面情報(第3情報)である。候補情報704は、画像表示装置102の画面が複数の画像表示装置の複数の画面からなる統合画面の一部の画面(部分画面)であることを示す部分画面情報(第4情報)である。本実施例では、候補情報702と候補情報704のいずれかが、第1通信部107の画面構成情報として設定される。また、本実施例では、初期状態において、候補情報702が第1通信部107の画面構成情報として設定されている。そして、本実施例では、第1通信部107の画面構成情報を変更する指示を画像表示装置102に入力するユーザ操作が行われる度に、第1通信部107の画面構成情報が、候補情報702と候補情報704の間で交互に切り替えられる。第1通信部107の画面構成情報を変更する指示を画像表示装置102に入力するユーザ操作は、例えば、画像表示装置102の物理キー212を押下するユーザ操作である。第1通信部106の画面構成情報を変更する指示を画像表示装置102に入力するユーザ操作は、変更後の画面構成情報を指定するユーザ操作であってもよい。
(画像表示装置101,102の動作)
画像表示装置101,102の動作の一例について、図8を用いて説明する。図8は、画像表示装置101に対するユーザ操作に応じて画像表示装置101,102の画面構成情報を変更する動作の一例を示すフローチャートである。
まず、S801にて、画像表示装置101のユーザ操作検出部301が、画像表示装置101のユーザインタフェース部211の出力信号を監視する(ユーザ操作の監視)。
次に、S802にて、画像表示装置101のユーザ操作検出部301が、画像表示装置101に対するユーザ操作が行われたか否かを判定する。例えば、ユーザインタフェース部211の出力信号が検出された場合には、画像表示装置101に対するユーザ操作が行われたと判定される。ユーザインタフェース部211の出力信号が検出されていない場合には、画像表示装置101に対するユーザ操作が行われていないと判定される。画像表示装置101に対するユーザ操作が行われた場合にはS803に処理が進められ、画像表示装置101に対するユーザ操作が行われていない場合にはS801に処理が戻される。
S803では、画像表示装置101のユーザ操作検出部301が、ユーザインタフェース部211の出力信号を解析する(ユーザ操作の解析)。
次に、S804にて、画像表示装置101のユーザ操作検出部301が、S803の解析結果に基づいて、S802で検出されたユーザ操作が変更操作であるか否かを判定する。ここで、変更操作は、画像表示装置101の第1通信部106の画面構成情報を変更するユーザ操作である。S802で検出されたユーザ操作が変更操作である場合には、S805に処理が進められる。S802で検出されたユーザ操作が変更操作でない場合には、ユーザ操作に応じた他の処理が画像表示装置101で行われ、S801に処理が戻される。
S805では、画像表示装置101の情報設定制御部302が、HPD信号のレベルのHレベルからLレベルへの切り替えを、第1通信部106に指示する。それにより、第1通信部106からケーブル104の接続検知線221に出力されているHPD信号のレベルが、HレベルからLレベルに切り替えられる。その結果、画像出力装置103の接続検知部233は、画像出力装置103に対する画像表示装置101の非接続を検知する。
次に、S806にて、画像表示装置101の候補情報取得部304が、S802で検出されたユーザ操作に応じた候補情報を、画像表示装置101の不揮発性メモリ209から読み出す。ここでは、画像表示装置101の状態が初期状態であったとする。即ち、図7の候補情報701が、第1通信部106の画面構成情報として設定されていたとする。そのため、図7の候補情報703が読み出される。なお、候補情報703が、第1通信部106の画面構成情報として設定されていた場合には、候補情報701が読み出される。
そして、S807にて、画像表示装置101の情報設定部303が、S806で読み出された候補情報を、第1通信部106の画面構成情報として設定する。ここでは、候補情報701が第1通信部106の画面構成情報として設定されており、S806で読み出された候補情報が候補情報703である。そのため、第1通信部106の画面構成情報が、候補情報701から候補情報703に変更される。なお、候補情報703が第1通信部106の画面構成情報として設定されており、且つ、S806で読み出された候補情報が候補情報701である場合には、第1通信部106の画面構成情報が、候補情報703から候補情報701に変更される。
次に、S808にて、画像表示装置101の情報設定部303が、変更指示の出力を、画像表示装置101の第2通信部213に指示する。それにより、第2通信部213から画像表示装置102の第2通信部214に変更指示が出力される。本実施例では、第1通信部106の画面構成情報がユーザ操作に応じて候補情報701から候補情報703に変更された場合に、画像表示装置102の第1通信部107の画面構成情報を図7の候補情報704に変更する変更指示が出力される。また、本実施例では、第1通信部106の画面構成情報がユーザ操作に応じて候補情報703から候補情報701に変更された場合に、画像表示装置102の第1通信部107の画面構成情報を図7の候補情報702に変更する変更指示が出力される。ここでは、第1通信部106の画面構成情報が候補情報701から候補情報703に変更されている。そのため、画像表示装置102の第1通信部107の画面構成情報を候補情報704に変更する変更指示が、第2通信部213から第2通信部214に出力される。
そして、画像表示装置102が、第2通信部214によって変更指示が受信されたことに応じて、S809〜S811の処理を行う。
S809では、画像表示装置102の情報設定制御部302が、HPD信号のレベルのHレベルからLレベルへの切り替えを、画像表示装置102の第1通信部107に指示す
る。それにより、第1通信部107からケーブル105の接続検知線222に出力されているHPD信号のレベルが、HレベルからLレベルに切り替えられる。その結果、画像出力装置103の接続検知部234は、画像出力装置103に対する画像表示装置102の非接続を検知する。
S810では、画像表示装置102の候補情報取得部304が、第2通信部214によって受信された変更指示に応じた候補情報を、画像表示装置102の不揮発性メモリ210から読み出す。ここでは、第1通信部107の画面構成情報を候補情報704に変更する変更指示が受信されたため、候補情報704が読み出される。なお、第1通信部107の画面構成情報を候補情報702に変更する変更指示が受信された場合には、候補情報702が読み出される。
S811では、画像表示装置102の情報設定部303が、S810で読み出された候補情報を、第1通信部107の画面構成情報として設定する。ここでは、候補情報702が第1通信部107の画面構成情報として設定されており、S810で読み出された候補情報が候補情報704であったとする。そのため、第1通信部107の画面構成情報が、候補情報702から候補情報704に変更される。
次に、S812にて、画像表示装置101の情報設定制御部302が、画像表示装置101の画面構成情報の変更と画像表示装置102の画面構成情報の変更との両方が完了したか否かを判定する。例えば、画像表示装置102の画面構成情報の変更(S811の処理)が完了すると、画像表示装置102の画面構成情報の変更が完了したことを示す変更完了情報が、第2通信部214から第2通信部213に出力される。そして、画像表示装置101の情報設定制御部302は、第2通信部213による変更完了信号の受信を、画像表示装置102の画面構成情報の変更の完了として検出する。画像表示装置101の画面構成情報の変更と画像表示装置102の画面構成情報の変更との両方が完了するまで、S812の処理が繰り返し行われる。そして、画像表示装置101の画面構成情報の変更と画像表示装置102の画面構成情報の変更との両方が完了すると、S813に処理が進められる。
S813では、画像表示装置101の情報設定制御部302が、HPD信号のレベルのLレベルからHレベルへの切り替えを、第1通信部106に指示する。それにより、第1通信部106からケーブル104の接続検知線221に出力されているHPD信号のレベルが、LレベルからHレベルに切り替えられる。その結果、画像出力装置103の接続検知部233は、画像出力装置103に対する画像表示装置101の接続を検知する。
次に、S814にて、画像表示装置101の情報設定制御部302が、HPD信号のレベルをLレベルからHレベルへ切り替える切り替え指示の出力を、第2通信部213に指示する。それにより、第2通信部213から第2通信部214に上記切り替え指示が出力される。
そして、S815にて、画像表示装置102の情報設定制御部302が、第2通信部214によって上記切り替え指示が受信されたことに応じて、HPD信号のレベルのLレベルからHレベルへの切り替えを、第1通信部107に指示する。それにより、第1通信部107からケーブル105の接続検知線222に出力されているHPD信号のレベルが、LレベルからHレベルに切り替えられる。その結果、画像出力装置103の接続検知部234は、画像出力装置103に対する画像表示装置102の接続を検知する。
以上の動作により、画像表示装置101に対するユーザ操作に応じて、画像表示装置101の画面構成情報と画像表示装置102の画面構成情報との両方が変更される。図8の
動作と同様の動作により、画像表示装置102に対するユーザ操作に応じて画像表示装置101,102の画面構成情報を変更することもできる。
なお、画像表示装置101,102の動作は図8の動作に限らない。
例えば、図8の例では、各画像表示装置に複数の候補情報が予め記録されており、予め記録された複数の候補情報のうちの1つを記憶部から読み出し、読み出した候補情報を画面構成情報として設定する例を説明したが、これに限らない。例えば、S808において、画像表示装置101は、画像表示装置102に対して設定すべき候補情報を、画像表示装置102に通知してもよい。そして、画像表示装置102は、画像表示装置101から通知された候補情報を、画像表示装置102の画面構成情報として設定してもよい。
また、図8のS812やS814の処理は行われなくてもよい。例えば、各画像表示装置が、自装置に対する画面構成情報の変更が完了したタイミングで、HPD信号のレベルをHレベルに切り替えてもよい。
(画像出力装置103の動作)
画像出力装置103の動作の一例について、図9を用いて説明する。図9は、画像出力装置103の動作の一例を示すフローチャートである。ここでは、図9の動作開始時に、画像出力装置103が画像表示装置101,102に画像データを出力しているものとする。
まず、S901にて、接続検知部233,234が、供給されているHPD信号を監視する。接続検知部233は、画像表示装置101の第1通信部106から出力されているHPD信号を監視し、接続検知部234は、画像表示装置102の第1通信部107から出力されているHPD信号を監視する。
次に、S902にて、接続検知部233,234が、供給されているHPD信号のレベルのHレベルからLレベルへの切り替わりが生じたか否かを判定する。接続検知部233に供給されているHPD信号のレベルの上記切り替わりと、接続検知部234に供給されているHPD信号のレベルの上記切り替わりと、の少なくとも一方が生じた場合には、S903に処理が進められる。それ以外の場合には、S901に処理が戻される。
S903では、HPD信号のレベルがHレベルからLレベルへ切り替わった接続検知部に対応する画像データ出力部が、画像データの出力を停止する。接続検知部233に供給されているHPD信号のレベルがHレベルからLレベルへ切り替わった場合には、画像データ出力部229が、画像表示装置101への画像データの出力を停止する。接続検知部234に供給されているHPD信号のレベルがHレベルからLレベルへ切り替わった場合には、画像データ出力部230が、画像表示装置102への画像データの出力を停止する。
次に、S904にて、接続検知部233,234が、供給されているHPD信号を監視する。なお、図9では、S901やS904のように、HPD信号を監視する処理が複数回に分けて示されているが、HPD信号を監視する処理は常時行われる。
そして、S905にて、接続検知部233,234が、供給されているHPD信号のレベルのLレベルからHレベルへの切り替わりが生じたか否かを判定する。接続検知部233に供給されているHPD信号のレベルの上記切り替わりと、接続検知部234に供給されているHPD信号のレベルの上記切り替わりと、の少なくとも一方が生じた場合には、S906に処理が進められる。それ以外の場合には、S904に処理が戻される。本実施例では、ユーザ操作に応じて画像表示装置の画面構成情報が変更された場合に、HPD信号のレベルが、HレベルからLレベルに切り替わった後に、LレベルからHレベルに切り
替わる。そのため、S905の処理は、“画面構成情報の変更を検出する処理”と言うこともできる。
次に、S906にて、HPD信号のレベルがLレベルからHレベルへ切り替わった接続検知部に対応する情報取得部が、画面構成情報を取得する。接続検知部233に供給されているHPD信号のレベルがLレベルからHレベルへ切り替わった場合には、情報取得部231が、画像表示装置101から画面構成情報を取得する。接続検知部234に供給されているHPD信号のレベルがLレベルからHレベルへ切り替わった場合には、情報取得部232が、画像表示装置102から画面構成情報を取得する。画面構成情報が変更された場合には、変更後の画面構成情報が取得される。
そして、S907にて、HPD信号のレベルがLレベルからHレベルへ切り替わった接続検知部に対応する情報取得部が、画面構成情報を取得する処理(S906の処理)が完了したか否かを判定する。画面構成情報を取得する処理が完了するまで、S907の処理が繰り返し行われる。そして、画面構成情報を取得する処理が完了すると、S908に処理が進められる。
S908では、情報解析部225が、S906で取得された画面構成情報を解析する。
次に、S909にて、デスクトップ設定部224が、S908の解析結果に基づいて、HPD信号のレベルがLレベルからHレベルへ切り替わった接続検知部を有する第3通信部に対して、デスクトップを設定(更新)する。ここで、ユーザ操作に応じて、画像表示装置101の画面構成情報が候補情報701から候補情報703に、画像表示装置102の画面構成情報が候補情報702から候補情報704に変更された場合を考える。この場合には、候補情報703,704が部分画面情報であるため、第3通信部108,109に統合デスクトップが設定される。次に、ユーザ操作に応じて、画像表示装置101の画面構成情報が候補情報703から候補情報701に、画像表示装置102の画面構成情報が候補情報704から候補情報702に変更された場合を考える。この場合には、候補情報701,702が独立画面情報であるため、第3通信部108,109に拡張デスクトップが設定される。
そして、S910にて、デスクトップデータ生成部228が、HPD信号のレベルがLレベルからHレベルへ切り替わった接続検知部を有する第3通信部について、デスクトップデータを生成する。デスクトップデータは、デスクトップの一部または全部を示す画像データであり、S909で設定されたデスクトップに基づいて生成される。拡張デスクトップが設定されている第3通信部に対しては、1つのデスクトップの画像データが生成される。統合デスクトップが設定されている第3通信部に対しては、1つのデスクトップの一部の画像データ(設定されている統合デスクトップに対応する部分画面に表示すべき画像データ)が生成される。
次に、S911にて、HPD信号のレベルがLレベルからHレベルへ切り替わった接続検知部に対応する画像データ出力部が、S910で生成された画像データを出力する。接続検知部233に供給されているHPD信号のレベルがLレベルからHレベルへ切り替わった場合には、画像データ出力部229が、第3通信部108に対して生成された画像データを画像表示装置101に出力する。接続検知部234に供給されているHPD信号のレベルがLレベルからHレベルへ切り替わった場合には、画像データ出力部230が、第3通信部109に対して生成された画像データを画像表示装置102に出力する。画面構成情報が変更された場合には、S911の処理により、画像表示装置に出力する画像データが、変更後の画面構成情報に基づく画像データに更新される。
(本実施例の効果)
本実施例の効果について、図10を用いて説明する。図10は、図8,9に示す動作によって、画像表示装置101,102の表示が変更される様子の一例を示す。図10は、図8に示す動作によって、第1通信部106の画面構成情報が図7の候補情報701から候補情報703に変更され、第1通信部107の画面構成情報が図7の候補情報702から候補情報704に変更された場合の例を示す。
図10に示すように、画面構成情報がユーザ操作に応じて変更される前は、第1通信部106に接続されている第3通信部108に対して、拡張デスクトップ1001が設定されている。そして、第1通信部107に接続されている第3通信部109に対して、拡張デスクトップ1002が設定されている。そのため、画像表示装置101の画面と画像表示装置102の画面のそれぞれに1つのデスクトップが表示されている。
そして、本実施例では、画像表示装置101と画像表示装置102の一方の画面構成情報がユーザ操作に応じて変更されると、それに連動して他方の画面構成情報も変更される。例えば、ユーザ操作に応じて画像表示装置101の画面構成情報が候補情報701から候補情報702にユーザ操作に応じて変更されると、それに連動して画像表示装置102の画面構成情報が候補情報702から候補情報704に変更される。そして、画面構成情報が変更されると、変更後の画面構成情報に基づいて、デスクトップの設定が更新される。その結果、図10に示すように、画面構成情報がユーザ操作に応じて変更されることに伴い、第3通信部108に対して設定されているデスクトップが、拡張デスクトップ1001から統合デスクトップ1003に変更される。そして、第3通信部109に対して設定されているデスクトップが、拡張デスクトップ1002から統合デスクトップ1004に変更される。そのため、画像表示装置101の画面と画像表示装置102の画面のそれぞれに1つのデスクトップの一部が表示されるように、画像表示装置101と画像表示装置102の表示が変更される。具体的には、画像表示装置101の画面と画像表示装置102の画面とからなる統合画面に1つのデスクトップが表示されるように、画像表示装置101と画像表示装置102の表示が変更される。
従来は、画像表示装置101と画像表示装置102の画面構成情報を変更するためには、画像表示装置101と画像表示装置102に対するユーザ操作が必要であった。このようなユーザ操作は、画像表示装置の数が多いほど大きいユーザ負荷(ユーザの負荷)を招く。本実施例では、画像表示装置101と画像表示装置102の一方に対するユーザ操作だけで、画像表示装置101と画像表示装置102の画面構成情報を変更することができる。その結果、ユーザ負荷を低減することができる。
以上述べたように、本実施例によれば、第1表示装置の画面構成情報がユーザ操作に応じて変更されたことに連動して、第2表示装置の画面構成情報も変更される。それにより、複数の画像表示装置のそれぞれの画面構成情報を容易に変更することができる。具体的には、各画像表示装置の画面構成情報を個別に変更するという煩雑なユーザ操作を必要とせずに、1台の画像表示装置の画面構成情報を変更するユーザ操作だけで、各画像表示装置の画面構成情報を変更することができる。その結果、各画像表示装置の画面構成情報を変更する際のユーザ負荷を低減することもできる。
<実施例2>
以下、本発明の実施例2に係る画像表示システム及びその制御方法について説明する。本実施例では、画像表示装置が複数の第1通信部を有する場合の例を説明する。なお、実施例1と同様の構成や処理については、説明を省略する。
(画像表示システムの構成)
本実施例に係る画像表示システムの構成を大まかに説明する。図11は、本実施例に係る画像表示システムの構成の一例を示す概略図である。図11に示すように、本実施例に係る画像表示システムは、画像表示装置1101(第2表示装置)、画像表示装置1102(第1表示装置)、画像出力装置1103、及び、画像出力装置103を有する。なお、図11において、実施例1と同じ装置や機能部には実施例1と同じ符号を付し、その説明は省略する。
画像表示装置1101,1102は、外部装置に接続可能な装置であり、画像データに基づく画像を表示可能な装置である。画像表示装置1101は、2つの第1通信部1104,1105を有する。画像表示装置1101の他の構成は、実施例1の画像表示装置101と同じである。画像表示装置1102は、2つの第1通信部1106,1107を有する。画像表示装置1102の他の構成は、実施例1の画像表示装置102と同じである。なお、画像表示装置1101,1102は、2つより多くの第1通信部を有していてもよい。
画像出力装置1103は、外部装置に接続可能な装置であり、画像データを出力可能な装置である。画像出力装置1103は、1つの第3通信部1111を有する。画像出力装置1103の他の構成は、画像出力装置103と同じである。
図11では、画像出力装置103に画像表示装置1101,1102が接続されており、画像出力装置1103に画像表示装置1102が接続されている。具体的には、ケーブル1108を用いて、画像出力装置103の第3通信部108が画像表示装置1101の第1通信部1104に接続されている。ケーブル1109を用いて、画像出力装置103の第3通信部109が画像表示装置1102の第1通信部1106に接続されている。そして、ケーブル1110を用いて、画像出力装置1103の第3通信部1111に画像表示装置1102の第1通信部1107が接続されている。ケーブル1108,1109,1110としては、実施例1のケーブル104,105と同じケーブルを使用することができる。
また、図11では、画像表示装置1101と画像表示装置1102とが互いに接続されている。具体的には、ケーブル1112を用いて、画像表示装置1101の第2通信部213が画像表示装置1102の第2通信部214に接続されている。ケーブル1112としては、実施例1のケーブル110と同じケーブルを使用することができる。
本実施例では、ユーザは、ユーザインタフェース部211を用いて、表示用の画像データを取得する第1通信部を第1通信部1104と第1通信部1105の間で切り替える指示を画像表示装置1101に入力するユーザ操作を行うことができる。換言すれば、ユーザは、ユーザインタフェース部211を用いて、表示に使用する第1通信部を第1通信部1104と第1通信部1105の間で切り替えるユーザ操作を行うことができる。図11では、ユーザインタフェース部211として物理キーが示されている。表示に使用する第1通信部を第1通信部1104と第1通信部1105の間で切り替えるユーザ操作は、例えば、物理キー211を押下するユーザ操作である。
また、ユーザは、ユーザインタフェース部212を用いて、表示に使用する第1通信部を第1通信部1106と第1通信部1107の間で切り替えるユーザ操作を行うことができる。図11では、ユーザインタフェース部212として物理キーが示されている。表示に使用する第1通信部を第1通信部1106と第1通信部1107の間で切り替えるユーザ操作は、例えば、物理キー212を押下するユーザ操作である。
画像表示装置では、表示に使用する第1通信部によって取得された画像データに基づく
画像が表示される。
なお、表示に使用する第1通信部を切り替えるユーザ操作は、ケーブルの抜き差しによって、画像表示装置に接続されている画像出力装置を変更するユーザ操作であってもよい。
(候補情報の具体例)
候補情報(画面構成情報の候補)の具体例について、図12を用いて説明する。図12は、画像表示装置1101,1102の候補情報の一例を示す図である。図12には、画像表示装置1101,1102も示されている。
図12において、候補情報1201,1205は、画像表示装置1101が有する第1通信部1104の画面構成情報の候補である。候補情報1201は独立画面情報であり、候補情報1205は部分画面情報である。本実施例では、候補情報1201と候補情報1205のいずれかが、第1通信部1104の画面構成情報として設定される。
図12において、候補情報1202,1206は、画像表示装置1101が有する第1通信部1105の画面構成情報の候補である。候補情報1202は独立画面情報であり、候補情報1206は部分画面情報である。本実施例では、候補情報1202と候補情報1206のいずれかが、第1通信部1105の画面構成情報として設定される。
図12において、候補情報1203,1207は、画像表示装置1102が有する第1通信部1106の画面構成情報の候補である。候補情報1203は独立画面情報であり、候補情報1207は部分画面情報である。本実施例では、候補情報1203と候補情報1207のいずれかが、第1通信部1106の画面構成情報として設定される。
図12において、候補情報1204,1208は、画像表示装置1102が有する第1通信部1107の画面構成情報の候補である。候補情報1204は独立画面情報であり、候補情報1208は部分画面情報である。本実施例では、候補情報1204と候補情報1208のいずれかが、第1通信部1107の画面構成情報として設定される。
図12では、画像表示装置1101の画面と画像表示装置1102の画面とからなる統合画面を得るために必要な複数の第1通信部の組み合わせが予め定められている。具体的には、上記組み合わせとして、第1通信部1104と第1通信部1106の組み合わせ、及び、第1通信部1105と第1通信部1107の組み合わせ、が想定されている。そのため、候補情報1205と候補情報1207には同じ画面構成情報ID“0003”が割り当てられており、候補情報1206と候補情報1208にも同じ画面構成情報ID“0004”が割り当てられている。なお、上記組み合わせは、変更不可能であっても変更可能であってもよい。例えば、ユーザが上記組み合わせを変更できてもよい。
(画像表示装置1101,1102の動作)
画像表示装置1101,1102の動作の一例について、図13を用いて説明する。図13は、画像表示装置1102に対するユーザ操作に応じて画像表示装置1101,1102の画面構成情報を変更する動作の一例を示すフローチャートである。本実施例では、画像表示装置に対する切り替え操作が行われた場合に、当該画像表示装置の画面構成情報が変更される。そして、切り替え操作に応じて画像表示装置の画面構成情報が変更されたことに連動して、他の画像表示装置の画面構成情報も変更される。切り替え操作は、表示に使用する第1通信部を切り替えるユーザ操作である。なお、本実施例に係る画像出力装置の動作は、実施例1(図9)と同じであるため、その説明は省略する。
以下では、図13のフローチャートの開始時における画像表示装置1101,1102
の状態が図13の状態1316であった場合の例を説明する。状態1316では、画像表示装置1101の第1通信部1104、及び、画像表示装置1102の第1通信部1106が、表示に使用する第1通信部として選択されている。第1通信部1104の画面構成情報として図12の候補情報1205(部分画面情報)が設定されている。第1通信部1106の画面構成情報として候補情報1207(部分画面情報)が設定されている。そして、画像表示装置1102の第1通信部1107の画面構成情報として候補情報1204(独立画面情報)が設定されている。そのため、画像表示装置1101の画面と画像表示装置1102の画面とからなる統合画面に、1つのデスクトップが表示されている。
まず、S1301にて、画像表示装置1102のユーザ操作検出部301が、画像表示装置1102のユーザインタフェース部212の出力信号を監視する。
次に、S1302にて、画像表示装置1102のユーザ操作検出部301が、画像表示装置1102に対するユーザ操作が行われたか否かを判定する。画像表示装置1102に対するユーザ操作が行われた場合にはS1303に処理が進められ、画像表示装置1102に対するユーザ操作が行われていない場合にはS1301に処理が戻される。
S1303では、画像表示装置1102のユーザ操作検出部301が、ユーザインタフェースの出力信号を解析する。
次に、S1304にて、画像表示装置1102のユーザ操作検出部301が、S1103の解析結果に基づいて、S1302で検出されたユーザ操作が切り替え操作であるか否かを判定する。ここで、切り替え操作は、表示に使用する第1通信部を画像表示装置1102の第1通信部1106と第1通信部1107の間で切り替えるユーザ操作である。S1302で検出されたユーザ操作が切り替え操作である場合には、S1305に処理が進められる。S1302で検出されたユーザ操作が切り替え操作でない場合には、ユーザ操作に応じた他の処理が画像表示装置1102で行われ、S1301に処理が戻される。
S1305では、画像表示装置1102の情報設定制御部302が、HPD信号のレベルのHレベルからLレベルへの切り替えを、画像表示装置1102の第1通信部1106,1107に指示する。それにより、第1通信部1106からケーブル1109の接続検知線に出力されているHPD信号のレベルが、HレベルからLレベルに切り替えられる。その結果、画像出力装置103の接続検知部234は、画像出力装置103に対する画像表示装置1102の非接続を検知する。第1通信部1107からケーブル1110の接続検知線に出力されているHPD信号のレベルも、HレベルからLレベルに切り替えられる。その結果、画像出力装置1103の第3通信部1111が有する接続検知部も、画像出力装置1103に対する画像表示装置1102の非接続を検知する。
なお、画面構成情報として独立画面情報が設定されている第1通信部、画像出力装置が接続されていない第1通信部、S1302で検出された切り替え操作後に表示に使用されない第1通信部、等に対しては、S1305の指示が省略されてもよい。図11では、第1通信部1107の画面構成情報として候補情報1204が設定されているため、第1通信部1107に対する指示は省略されてもよい。また、図11では、第1通信部1106は表示に使用されなくなるため、第1通信部1107に対する指示が省略されてもよい。
次に、S1306にて、画像表示装置1102の候補情報取得部304が、画像表示装置1102の不揮発性メモリ210から候補情報を読み出す。本実施例では、独立画面情報である候補情報1203,1204が読み出される。
なお、画面構成情報として独立画面情報が設定されている第1通信部、画像出力装置が接続されていない第1通信部、S1302で検出された切り替え操作後に表示に使用されない第1通信部、等については、候補情報の読み出しが省略されてもよい。図11では、
候補情報1203と候補情報1204の少なくとも一方の読み出しが省略されてもよい。
そして、S1307にて、画像表示装置1102の情報設定部303が、S1306で読み出された候補情報1203,1204を、第1通信部1106,1107の画面構成情報として設定する。具体的には、候補情報1203が第1通信部1106の画面構成情報として設定され、候補情報1204が第1通信部1107の画面構成情報として設定される。このように、本実施例では、切り替え操作に応じて、画面構成情報が部分画面情報から独立画面情報に変更される。
なお、画面構成情報として独立画面情報が設定されている第1通信部、画像出力装置が接続されていない第1通信部、S1302で検出された切り替え操作後に表示に使用されない第1通信部、等については、画面構成情報を設定する処理が省略されてもよい。図11では、候補情報1203と候補情報1204の一方を設定する処理が省略されてもよい。
次に、S1308にて、画像表示装置1102の情報設定部303が、変更指示の出力を、画像表示装置1102の第2通信部214に指示する。それにより、第2通信部214から画像表示装置1101の第2通信部213に変更指示が出力される。
そして、画像表示装置1101が、第2通信部213によって変更指示が受信されたことに応じて、S1309〜S1311の処理を行う。
S1309では、画像表示装置1101の情報設定制御部302が、HPD信号のレベルのHレベルからLレベルへの切り替えを、画像表示装置1101の第1通信部1104,1105に指示する。それにより、第1通信部1104からケーブル1108の接続検知線に出力されているHPD信号のレベルが、HレベルからLレベルに切り替えられる。その結果、画像出力装置103の接続検知部233は、画像出力装置103に対する画像表示装置1101の非接続を検知する。第1通信部1105から出力されているHPD信号のレベルも、HレベルからLレベルに切り替えられる。
なお、画面構成情報として独立画面情報が設定されている第1通信部、画像出力装置が接続されていない第1通信部、表示に使用されていない第1通信部、等に対しては、S1309の指示が省略されてもよい。図11では、第1通信部1105には画像出力装置が接続されていないため、第1通信部1105に対する指示が省略されてもよい。
S1310では、画像表示装置1101の候補情報取得部304が、画像表示装置1101の不揮発性メモリ209から候補情報を読み出す。本実施例では、独立画面情報である候補情報1201,1202が読み出される。
なお、画面構成情報として独立画面情報が設定されている第1通信部、画像出力装置が接続されていない第1通信部、表示に使用されていない第1通信部、等については、候補情報の読み出しが省略されてもよい。図11では、候補情報1202の読み出しが省略されてもよい。
S1311では、画像表示装置1101の情報設定部303が、S1309で読み出された候補情報1201,1202を、第1通信部1104,1105の画面構成情報として設定する。具体的には、候補情報1201が第1通信部1104の画面構成情報として設定され、候補情報1202が第1通信部1105の画面構成情報として設定される。
なお、画面構成情報として独立画面情報が設定されている第1通信部、画像出力装置が
接続されていない第1通信部、表示に使用されていない第1通信部、等については、画面構成情報を設定する処理が省略されてもよい。図11では、候補情報1202を設定する処理が省略されてもよい。
次に、S1312にて、画像表示装置1102の情報設定制御部302が、画像表示装置1101の画面構成情報の変更と画像表示装置1102の画面構成情報の変更との両方が完了したか否かを判定する。画像表示装置1101の画面構成情報の変更と画像表示装置1102の画面構成情報の変更との両方が完了するまで、S1312の処理が繰り返し行われる。そして、画像表示装置1101の画面構成情報の変更と画像表示装置1102の画面構成情報の変更との両方が完了すると、S1313に処理が進められる。
S1313では、画像表示装置1102の情報設定制御部302が、HPD信号のレベルのLレベルからHレベルへの切り替えを、第1通信部1106,1107に指示する。それにより、第1通信部1106からケーブル1109の接続検知線に出力されているHPD信号のレベルが、LレベルからHレベルに切り替えられる。その結果、画像出力装置103の接続検知部234は、画像出力装置103に対する画像表示装置1102の接続を検知する。第1通信部1107からケーブル1110の接続検知線に出力されているHPD信号のレベルも、LレベルからHレベルに切り替えられる。その結果、画像出力装置1103の第3通信部1111が有する接続検知部も、画像出力装置1103に対する画像表示装置1102の接続を検知する。
なお、HレベルのHPD信号を出力している第1通信部、画像出力装置が接続されていない第1通信部、S1302で検出された切り替え操作後に表示に使用されない第1通信部、等に対しては、S1313の指示が省略されてもよい。
次に、S1314にて、画像表示装置1102の情報設定制御部302が、HPD信号のレベルをLレベルからHレベルへ切り替える切り替え指示の出力を、第2通信部214に指示する。それにより、第2通信部214から第2通信部213に上記切り替え指示が出力される。
そして、S1315にて、画像表示装置1101の情報設定制御部302が、第2通信部213によって上記切り替え指示が受信されたことに応じて、HPD信号のレベルのLレベルからHレベルへの切り替えを、第1通信部1104,1105に指示する。それにより、第1通信部1104からケーブル1108の接続検知線に出力されているHPD信号のレベルが、LレベルからHレベルに切り替えられる。その結果、画像出力装置103の接続検知部233は、画像出力装置103に対する画像表示装置1101の接続を検知する。第1通信部1105から出力されているHPD信号のレベルも、LレベルからHレベルに切り替えられる。
なお、HレベルのHPD信号を出力している第1通信部、画像出力装置が接続されていない第1通信部、表示に使用されていない第1通信部、等に対しては、S1315の指示が省略されてもよい。図11では、第1通信部1105に対する指示が省略されてもよい。
以上の動作により、画像表示装置1102に対するユーザ操作に応じて、画像表示装置1101の画面構成情報と画像表示装置1102の画面構成情報との両方が変更される。具体的には、画像表示装置1101,1102の状態が図13の状態1316から状態1317に変更される。より具体的には、表示に使用される通信部が、画像表示装置1102の第1通信部1106から第1通信部1107に変更される。そのため、画像表示装置1101では、画像出力装置103から出力された画像データに基づく画像が表示され、
画像表示装置1102では、画像出力装置1103から出力された画像データに基づく画像が表示される。また、第1通信部1104の画面構成情報が図12の候補情報1205(部分画面情報)から候補情報1201(独立画面情報)に変更される。第1通信部1106の画面構成情報も、候補情報1207(部分画面情報)から候補情報1203に変更される。そのため、画像表示装置1101の画面と画像表示装置1102の画面とのそれぞれに1つのデスクトップが表示されるように、画像表示装置1101,1102の表示が変更される。
なお、画像表示装置1101,1102の動作は図13の動作に限らない。
例えば、図13の例では、各画像表示装置に複数の候補情報が予め記録されており、予め記録された複数の候補情報のうちの1つを記憶部から読み出し、読み出した候補情報を画面構成情報として設定する例を説明したが、これに限らない。例えば、S1308において、画像表示装置1102は、画像表示装置1101に対して設定すべき候補情報を、画像表示装置1101に通知してもよい。そして、画像表示装置1101は、画像表示装置1102から通知された候補情報を、画像表示装置1101の画面構成情報として設定してもよい。
また、図13のS1312やS1314の処理は行われなくてもよい。例えば、各画像表示装置が、自装置に対する画面構成情報の変更が完了したタイミングで、HPD信号のレベルをHレベルに切り替えてもよい。
なお、本実施例では、第1通信部毎に画面構成情報が設定される例を説明したが、画像表示装置が有する複数の第1通信部に対して、それらの間で共通の1つの画面構成情報が設定されてもよい。
また、本実施例では、切り替え操作に応じて、部分画面情報から独立画面情報に画面構成情報が変更される例を説明したが、これに限らない。例えば、切り替え操作によって、統合画面を得るために必要な全ての第1通信部が表示に使用されることとなった場合には、当該統合画面が得られるように、独立画面情報から部分画面情報に画面構成情報を変更する処理が行われてもよい。具体的には、表示に使用される第1通信部を示す使用情報と、統合画面を得るために必要な複数の第1通信部の組み合わせに関する組み合わせ情報と、が画像表示装置間で送受信されてもよい。各画像表示装置が、使用情報と組み合わせ情報とに基づいて、統合画面を得るために必要な全ての第1通信部が表示に使用されるか否かを判定してもよい。そして、統合画面を得るために必要な全ての第1通信部が表示に使用されると判定された場合に、各画像表示装置が、当該統合画面が得られるように、画面構成情報として部分画面情報を設定してもよい。組み合わせ情報としては、例えば、部分画面情報である候補情報を使用することができる。例えば、レイアウト情報から、統合画面を構成する部分画面の数、すなわち統合画面を得るために必要な第1通信部の数を把握することができる。そして、画面構成情報IDから、同じ統合画面を構成可能な複数の第1通信部を把握することができる。なお、組み合わせ情報は、統合画面を得るために必要な複数の第1通信部の組み合わせを示す情報であればよく、候補情報でなくてもよい。
(本実施例の効果)
本実施例の効果について、図14を用いて説明する。図14は、図9,13に示す動作によって、画像表示装置1101,1102の表示が変更される様子の一例を示す。図14には、表示に使用される第1通信部の画面構成情報も示されている。
図14に示すように、切り替え操作前は、画像出力装置103に接続されている第1通信部1104,1106が表示に使用されており、第1通信部1104,1106の画面構成情報として部分画面情報(候補情報1205,1207)が設定されている。そのため、画像表示装置1101の画面と画像表示装置1102の画面とからなる統合画面に1つのデスクトップAが表示されるように、画像表示装置1101の画面と画像表示装置1
102の画面とのそれぞれにデスクトップAの一部が表示されている。
図14の例では、切り替え操作に応じて、表示に使用される第1通信部が、画像出力装置103に接続されている第1通信部1106から、画像出力装置1103に接続されている第1通信部1107に切り替えられる。そして、図14の例では、第1通信部1107の画面構成情報として独立画面情報(候補情報1204)が設定されている。そのため、図14に示すように、切り替え操作に応じて、画像表示装置1102の表示が、デスクトップAの一部から、デスクトップB(デスクトップBの全部)に変更される。
従来は、切り替え操作が行われても、画面構成情報は変更されない。そのため、図14に示すように、切り替え操作が行われても、画像表示装置1101の表示は変更されない。即ち、切り替え操作後にも、画像表示装置1101の画面には、デスクトップAの一部(半分)が表示され続けてしまう。上述したように、切り替え操作後には、画像表示装置1102の画面にデスクトップBが表示される。そのため、デスクトップAの残り半分は表示されない(画像の破たん)。従来は、このような画像の破たんを解消するために、第1通信部1104の画面構成情報を部分画面情報から独立画面情報(候補情報1201)に変更するユーザ操作が必要であった。また、第1通信部1107に対して部分画面情報(候補情報1208)が設定されていた場合には、第1通信部1104の画面構成情報を部分画面情報から独立画面情報に変更するユーザ操作も必要であった。
一方、本実施例では、切り替え操作が行われた場合に、画面構成情報が部分画面情報から独立画面情報に変更される。例えば、第1通信部1104の画面構成情報が、部分画面情報1205から独立画面情報1201に変更される。それにより、図14に示すように、切り替え操作に応じて、画像表示装置1101の表示が、デスクトップAの一部からデスクトップAの全部に変更される。また、切り替え操作前に第1通信部1107に対して部分画面情報が設定されていた場合には、切り替え操作に応じて、第1通信部1107の画面構成情報も部分画面情報から独立画面情報に変更される。そのため、本実施例では、切り替え操作が行われても上述したような画像の破たんは生じないし、画像の破たんを解消するためのユーザ操作も必要ない。
以上述べたように、本実施例でも、第1表示装置の画面構成情報がユーザ操作に応じて変更されたことに連動して、第2表示装置の画面構成情報も変更される。それにより、複数の画像表示装置のそれぞれの画面構成情報を容易に変更することができる。
<実施例3>
以下、本発明の実施例3に係る画像表示システム及びその制御方法について説明する。なお、実施例2と同様の構成や処理については、説明を省略する。
本実施例では、実施例2で述べた切り替え操作として、第1のユーザ操作(第1の切り替え操作)と第2のユーザ操作(第2の切り替え操作)が存在する。図15は、画像表示装置に対する切り替え操作と、画像表示装置の動作と、の対応関係の一例を示す図である。図15に示すように、第1の切り替え操作が行われた場合には、画面構成情報を変更する処理は行われず、第2のユーザ操作が行われた場合に、画面構成情報を変更する処理が行われる。
第1のユーザ操作と第2のユーザ操作は、例えば、ボタンの押下時間、ボタンの種類、等が異なる。なお、第1のユーザ操作と第2のユーザ操作の内容は変更不可能であっても変更可能であってもよい。例えば、ユーザ操作に応じて、第1のユーザ操作と第2のユーザ操作が設定されてり変更されたりしてもよい。
本実施例に係る画像表示システムの動作について、図16を用いて説明する。図16は、切り替え操作に応じて画像表示装置1101,1102の表示が変更される様子の一例を示す。画像表示装置1101,1102の構成は、実施例2で述べたとおりである。図16には、第1通信部1105以外の第1通信部の画面構成情報も示されている。ここでは、ボタンの押下時間が短い切り替え操作が第1の切り替え操作であり、ボタンの押下時間が長い切り替え操作が第2の切り替え操作であるとするが、これに限らない。
図16に示すように、切り替え操作前は、画像出力装置103に接続されている第1通信部1104,1106が表示に使用されており、第1通信部1104,1106の画面構成情報として部分画面情報(候補情報1205,1207)が設定されている。そのため、画像表示装置1101の画面と画像表示装置1102の画面とからなる統合画面に1つのデスクトップAが表示されるように、画像表示装置1101の画面と画像表示装置1102の画面とのそれぞれにデスクトップAの一部が表示されている。
図16の例では、切り替え操作に応じて、表示に使用される第1通信部が、画像出力装置103に接続されている第1通信部1106から、画像出力装置1103に接続されている第1通信部1107に切り替えられる。そして、図16の例では、第1通信部1107の画面構成情報として独立画面情報(候補情報1204)が設定されている。そのため、図16に示すように、切り替え操作に応じて、画像表示装置1102の表示が、デスクトップAの一部から、デスクトップB(デスクトップBの全部)に変更される。
ここで、切り替え操作として、ボタンの押下時間が短い第1の切り替え操作が行われた場合を考える。この場合には、画像表示装置1101,1102の画面構成情報は変更されない。そのため、第1の切り替え操作が行われても、画像表示装置1101の表示は変更されない。第1の切り替え操作は、例えば、“他の画像表示装置が出力する画像データに基づく画像を一時的に確認した後に、画像表示を元の画像表示に戻す”というユーザの作業に対して好ましい切り替え操作である。
次に、切り替え操作として、ボタンの押下時間が長い第2の切り替え操作が行われた場合を考える。この場合には、実施例2と同様に、画像表示装置1101,1102の画面構成情報が変更される。そのため、第1の切り替え操作に応じて、画像表示装置1101の表示が、デスクトップAの一部からデスクトップAの全部に変更される。第2の切り替え操作は、例えば、“複数の画像出力装置から出力された複数の画像データに基づく複数の画像を確認して比較する”というユーザの作業に対して好ましい切り替え操作である。
以上述べたように、本実施例によれば、第1の切り替え操作が行われた場合には、画面構成情報を変更する処理は行われず、第2のユーザ操作が行われた場合に、画面構成情報を変更する処理が行われる。それにより、ユーザは目的に応じて切り替え操作を使い分けることができ、ユーザの利便性をより向上することができる。
<実施例4>
以下、本発明の実施例4に係る画像表示システム及びその制御方法について説明する。なお、実施例1〜3と同様の構成や処理については、説明を省略する。
図17は、本実施例に係る画像出力装置103の構成の一例を示す図である。図17に示すように、本実施例に係る画像出力装置103は、実施例1〜3と同様の構成を有する。但し、本実施例に係る画像出力装置103のCPU223は、画像ビューワ1701をさらに有する。
画像ビューワ1701は、CPU223上で動作するアプリケーションであり、デスク
トップ上に描画(重畳)するビューワ画像を表すビューワ画像データを生成して出力する。ビューワ画像データは、例えば、記憶部226などに記録されている。画像ビューワ1701は、記憶部226からビューワ画像データを取得し、取得したビューワ画像データに画像処理を施し、画像処理後のビューワ画像データを出力する。画像ビューワ1701は、設定されているデスクトップに対して最適なビューワ画像が表示されるように、取得したビューワ画像データに画像処理を施す。例えば、画像出力装置103に対するユーザ操作によってフィット表示モードが選択された場合には、デスクトップ全体にビューワ画像が表示されるように、ビューワ画像データにスケーリング処理が施される。スケーリング処理は、ビューワ画像のサイズを変更(拡大や縮小)する処理である。画像ビューワ1701から出力されたビューワ画像データは、例えば、デスクトップデータ生成部228で生成されたデスクトップ画像データ(デスクトップの画像データ)に合成される(合成処理)。そして、合成処理によって得られた画像データに基づく画像(デスクトップ上にビューワ画像を重畳した画像)が、画像表示装置で表示される。
本実施例に係る画像出力装置103の動作の一例について、図18を用いて説明する。図18は、画像出力装置103の動作の一例を示すフローチャートである。
図18のS1801〜S1811の処理は、図9のS901〜S911の処理と同じであるため、その説明は省略する。
S1811の次に、S1812にて、デスクトップ設定部224は、S1809で設定したデスクトップを示すデスクトップ情報を、画像ビューワ1701に通知する。なお、S1811では、設定されているデスクトップが変更された場合にのみ、デスクトップ情報(変更後のデスクトップを示すデスクトップ情報)が画像ビューワ1701に通知されてもよい。デスクトップ情報は、各第3通信部に対して設定されているデスクトップを示す情報である。
次に、S1813にて、画像ビューワ1701は、S1811で通知されたデスクトップ情報に基づいてビューワ画像データを生成(変更)し、生成したビューワ画像データを出力する(ビューワ画像の更新)。S1813の処理により、拡張デスクトップから統合デスクトップにデスクトップが変更された場合には、ビューワ画像のサイズを拡大する拡大処理が行われ、統合デスクトップ全体にビューワ画像がフィット表示される。統合デスクトップから拡張デスクトップにデスクトップが変更された場合には、ビューワ画像のサイズを縮小する縮小処理が行われ、拡張デスクトップ全体にビューワ画像がフィット表示される。
なお、本実施例では、デスクトップ上に配置する画像(配置画像)がビューワ画像である場合の例を説明するが、配置画像はビューワ画像に限らない。ビューワ画像以外の配置画像のサイズがデスクトップ情報に基づいて変更されてもよい。
以上述べたように、本実施例によれば、デスクトップの変更に伴い、デスクトップ上に配置する画像(配置画像)のサイズも変更される。これにより、デスクトップの変更後にユーザが配置画像のサイズを手動で変更する手間を省くことができ、ユーザの利便性をより向上することができる。
<その他の実施例>
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101,102,1101,1102:画像表示装置
103,1103:画像出力装置 213,214:第2通信部
228:デスクトップデータ生成部 229,230:画像データ出力部
231,232:情報取得部 233,234:接続検知部 303:情報設定部

Claims (16)

  1. 画像表示装置であって、
    画像を表示する表示手段と、
    イアウト情報と位置情報とを記憶する記憶手段と、
    前記画像表示装置と他の画像表示装置とが個別に画像を表示する第1の構成と、前記画像表示装置が統合画像の第1部分画像を表示し、前記他の画像表示装置が前記統合画像の第2部分画像を表示する第2の構成と、のいずれかを、ユーザ操作に応じて設定する設定手段と、
    前記レイアウト情報と前記位置情報とを前記他の画像表示装置に送信する第1通信手段と、
    を有し、
    前記第1通信手段は、
    前記第1の構成から前記第2の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記統合画像においてマトリクス状に配置された複数の部分画像の水平方向における数および垂直方向における数を示すレイアウト情報と前記統合画像における前記第2部分画像の位置を水平方向の位置および垂直方向の位置です位置情報とを送信し、
    前記第2の構成から前記第1の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記第1の構成に対応するレイアウト情報と位置情報とを送信する
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 画像信号を出力する出力手段と通信する第2通信手段をさらに有し、
    前記第2通信手段は、前記第1の構成から前記第2の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記統合画像においてマトリクス状に配置された複数の部分画像の水平方向における数および垂直方向における数を示すレイアウト情報と前記統合画像における前記第1部分画像の位置を示す前記位置情報とを前記記憶手段から読み出して前記出力手段に送信し、
    前記表示手段は、前記出力手段が前記レイアウト情報および前記位置情報に基づいて出力した前記画像信号に基づいて前記画像を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記設定手段は、前記第1の構成で表示するのか、前記第2の構成で表示するのかを示す情報を設定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  4. 画像データを取得する複数の取得部を有し、
    前記設定手段は、表示用の画像データを取得する取得部を前記複数の取得部の間で切り替えるためのユーザ操作に応じて、前記第1の構成と前記第2の構成との間で設定を変更する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 画像データを取得する複数の取得部を有し、
    前記第1通信手段は、表示用の画像データを取得する取得部を前記複数の取得部の間で切り替えるためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記レイアウト情報と前記他の画像表示装置の前記位置情報を通知する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記画像表示装置は、プロジェクタである
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記画像表示装置は、液晶表示装置である
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  8. イアウト情報と位置情報とを記憶する記憶手段を有する画像表示装置の制御方法であって、
    画像を表示する表示ステップと、
    前記画像表示装置と他の画像表示装置とが個別に画像を表示する第1の構成と、前記画像表示装置が統合画像の第1部分画像を表示し、前記他の画像表示装置が前記統合画像の第2部分画像を表示する第2の構成と、のいずれかを、ユーザ操作に応じて設定する設定ステップと、
    前記レイアウト情報と前記位置情報とを前記他の画像表示装置に送信する第1通信ステップと、
    を有し、
    前記第1通信ステップでは、
    前記第1の構成から前記第2の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記統合画像においてマトリクス状に配置された複数の部分画像の水平方向における数および垂直方向における数を示すレイアウト情報と前記統合画像における前記第2部分画像の位置を水平方向の位置および垂直方向の位置です位置情報とを送信し、
    前記第2の構成から前記第1の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記第1の構成に対応するレイアウト情報と位置情報とを送信する
    ことを特徴とする制御方法。
  9. イアウト情報と位置情報とを記憶する記憶手段を有する画像表示装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記制御方法は、
    画像を表示する表示ステップと、
    前記画像表示装置と他の画像表示装置とが個別に画像を表示する第1の構成と、前記画像表示装置が統合画像の第1部分画像を表示し、前記他の画像表示装置が前記統合画像
    の第2部分画像を表示する第2の構成と、のいずれかを、ユーザ操作に応じて設定する設定ステップと、
    前記レイアウト情報と前記位置情報とを前記他の画像表示装置に送信する第1通信ステップと、
    を有し、
    前記第1通信ステップでは、
    前記第1の構成から前記第2の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記統合画像においてマトリクス状に配置された複数の部分画像の水平方向における数および垂直方向における数を示すレイアウト情報と前記統合画像における前記第2部分画像の位置を水平方向の位置および垂直方向の位置です位置情報とを送信し、
    前記第2の構成から前記第1の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記第1の構成に対応するレイアウト情報と位置情報とを送信する
    ことを特徴とするプログラム。
  10. 画像信号を出力する出力手段と通信する第2通信ステップをさらに有し、
    前記第2通信ステップでは、前記第1の構成から前記第2の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記統合画像においてマトリクス状に配置された複数の部分画像の水平方向における数および垂直方向における数を示すレイアウト情報と前記統合画像における前記第1部分画像の位置を示す前記位置情報とを前記記憶手段から読み出して前記出力手段に送信し、
    前記表示ステップでは、前記出力手段が前記レイアウト情報および前記位置情報に基づいて出力した前記画像信号に基づいて前記画像を表示する
    ことを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記設定ステップでは、前記第1の構成で表示するのか、前記第2の構成で表示するのかを示す情報を設定する
    ことを特徴とする請求項9または10に記載のプログラム。
  12. 前記画像表示装置は、画像データを取得する複数の取得部を有し、
    前記設定ステップでは、表示用の画像データを取得する取得部を前記複数の取得部の間で切り替えるためのユーザ操作に応じて、前記第1の構成と前記第2の構成との間で設定を変更する
    ことを特徴とする請求項9ないし11のいずれか1項に記載のプログラム。
  13. 前記画像表示装置は、画像データを取得する複数の取得部を有し、
    前記第1通信ステップでは、表示用の画像データを取得する取得部を前記複数の取得部の間で切り替えるためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記レイアウト情報と前記他の画像表示装置の前記位置情報を通知する
    ことを特徴とする請求項9ないし12のいずれか1項に記載のプログラム。
  14. 前記画像表示装置は、プロジェクタである
    ことを特徴とする請求項9ないし13のいずれか1項に記載のプログラム。
  15. 前記画像表示装置は、液晶表示装置である
    ことを特徴とする請求項9ないし13のいずれか1項に記載のプログラム。
  16. イアウト情報と位置情報とを記憶する記憶手段を有する画像表示装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取
    り可能な記憶媒体であって、
    前記制御方法は、
    画像を表示する表示ステップと、
    前記画像表示装置と他の画像表示装置とが個別に画像を表示する第1の構成と、前記画像表示装置が統合画像の第1部分画像を表示し、前記他の画像表示装置が前記統合画像の第2部分画像を表示する第2の構成と、のいずれかを、ユーザ操作に応じて設定する設定ステップと、
    前記レイアウト情報と前記位置情報とを前記他の画像表示装置に送信する第1通信ステップと、
    を有し、
    前記第1通信ステップでは、
    前記第1の構成から前記第2の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記統合画像においてマトリクス状に配置された複数の部分画像の水平方向における数および垂直方向における数を示すレイアウト情報と前記統合画像における前記第2部分画像の位置を水平方向の位置および垂直方向の位置です位置情報とを送信し、
    前記第2の構成から前記第1の構成へと変更するためのユーザ操作に応じて、前記他の画像表示装置に対して、前記第1の構成に対応するレイアウト情報と位置情報とを送信する
    ことを特徴とする記憶媒体。
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