JP6562244B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、車両用灯具に関する。
近年、白熱電球(フィラメント電球)に代わって、光源に発光ダイオード(LED;Light Emitting Diode)を用いた車両用照明装置(例えば、自動車用の照明装置)が実用化されている。
車両用照明装置が設けられた車両用灯具は、機能に応じて異なる明るさの光を出射したり、機能に応じて所望の色の光を規定の領域に出射したりする。
例えば、ポジションランプまたはデイタイムランニングランプ(DRL;Daylight Running Lamp)が設けられた車両用灯具は、白色の光を出射する。この場合、デイタイムランニングランプが設けられた車両用灯具から出射する光は、ポジションランプが設けられた車両用灯具から出射する光よりも明るい。
また、ブレーキランプが設けられた車両用灯具は、赤色の光を規定の領域に出射する。ターンシグナルランプが設けられた車両用灯具は、アンバーの光を規定の領域に出射する。
そのため、赤色の光を出射する発光ダイオード、黄色の光を出射する発光ダイオード、および白色の光を出射する発光ダイオードを備えた車両用照明装置や、白色の光を出射する発光ダイオードと青色の光を出射する発光ダイオードを備え、いずれか一方の色の光を選択的に出射する車両用照明装置が提案されている。
この場合、発光ダイオード同士の間の距離により、所望の色の光が照射される領域を規定することができる。
ところが、所望の色の光が照射される領域を規定するために、発光ダイオード同士の間の距離が長くなれば、車両用照明装置、ひいては車両用灯具が大型化するおそれがある。 そこで、所望の色の光が照射される領域を規定することができ、且つ、小型化を図ることができる車両用灯具の開発が望まれていた。
特開2006−294611号公報 特開2014−160567号公報
本発明が解決しようとする課題は、所望の色の光が照射される領域を規定することができ、且つ、小型化を図ることができる車両用灯具を提供することである。
実施形態に係る車両用灯具は、第1の発光素子と、前記第1の発光素子を覆う第1の封止部と、を有し、第1の色の光を出射する第1発光部と;第2の発光素子と、前記第2の発光素子を覆い、前記第1の封止部と離隔させて設けられた第2の封止部と、を有し、第2の色の光を出射する第2発光部と;直線状に延びる柱状を呈し、一方の端面には前記第1発光部から出射した前記第1の色の光が入射し、他方の端面は前記第1の色の光を反射する反射部を有する第1配光部と;直線状に延びる柱状を呈し、前記第1配光部と隙間を介して並べて設けられ、一方の端面には前記第2発光部から出射した前記第2の色の光が入射し、他方の端面は前記第2の色の光を反射する反射部を有する第2配光部と;前記第1発光部および前記第2発光部のいずれか一方に光を出射させる制御部と;を具備している。
本発明の実施形態によれば、所望の色の光が照射される領域を規定することができ、且つ、小型化を図ることができる車両用灯具を提供することができる。
本実施の形態に係る車両用灯具100を例示するための模式部分断面図である。 車両用照明装置1を例示するための模式斜視図である。 発光モジュール20を例示するための模式斜視図である。 発光部22を例示するための模式斜視図である。 ソケット30を例示するための模式斜視図である。 配光部103a、配光部103b、およびリフレクタ104について例示するための模式断面図である。 配光部103cを例示するための模式断面図である。 他の実施形態に係る配光部123a、および配光部123bを例示するための模式断面図である。 他の実施形態に係る発光モジュール120を例示するための模式斜視図である。
実施形態に係る発明は、第1の発光素子と、前記第1の発光素子を覆う第1の封止部と、を有し、第1の色の光を出射する第1発光部と;第2の発光素子と、前記第2の発光素子を覆い、前記第1の封止部と離隔させて設けられた第2の封止部と、を有し、第2の色の光を出射する第2発光部と;直線状に延びる柱状を呈し、一方の端面には前記第1発光部から出射した前記第1の色の光が入射し、他方の端面は前記第1の色の光を反射する反射部を有する第1配光部と;直線状に延びる柱状を呈し、前記第1配光部と隙間を介して並べて設けられ、一方の端面には前記第2発光部から出射した前記第2の色の光が入射し、他方の端面は前記第2の色の光を反射する反射部を有する第2配光部と;前記第1発光部および前記第2発光部のいずれか一方に光を出射させる制御部と;を具備した車両用灯具である。
この車両用灯具によれば、所望の色の光が照射される領域を規定することができ、且つ、小型化を図ることができる。
また、前記第1配光部の前記他方の端面は、傾斜面とすることができる。
この様にすれば、傾斜面を反射部とすることができるので、構造の簡素化を図ることができる。
また、前記第2配光部の前記他方の端面は、傾斜面とすることができる。
この様にすれば、傾斜面を反射部とすることができるので、構造の簡素化を図ることができる。
また、前記第1配光部から出射した光と、前記第2配光部から出射した光と、を反射するリフレクタをさらに具備することができる。
この様にすれば、配光パターンの多様化を図ることができる。
また、前記制御部は、前記第1発光部および前記第2発光部の少なくともいずれかから出射する光の明るさをさらに制御することができる。
この様にすれば、用途の拡大を図ることができる。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
本実施の形態に係る車両用灯具100としては、例えば、自動車に設けられるフロントコンビネーションライト(例えば、デイタイムランニングランプ、ポジションランプ、ターンシグナルランプなどが適宜組み合わされたもの)や、リアコンビネーションライト(例えば、ストップランプ、テールランプ、ターンシグナルランプ、バックランプ、フォグランプなどが適宜組み合わされたもの)などを例示することができる。
なお、以下においては、一例として、車両用灯具100が自動車に設けられるフロントコンビネーションライトである場合を説明する。ただし、車両用灯具100は、自動車に設けられるフロントコンビネーションライトに限定されるわけではない。車両用灯具100は、自動車や鉄道車両などに設けられ、複数種類の色の光を選択的に出射するものであればよい。
図1は、本実施の形態に係る車両用灯具100を例示するための模式部分断面図である。
図1に示すように、車両用灯具100には、車両用照明装置1、筐体101、カバー102、配光部103a(第1配光部の一例に相当する)、配光部103b(第2配光部の一例に相当する)、リフレクタ104およびシール部材105が設けられている。
筐体101は、一方の端部側が開口した箱状を呈している。筐体101は、例えば、光を透過しない樹脂などから形成することができる。
筐体101の底面には、車両用照明装置1の収納部11が挿入される取付孔101aが設けられている。
取付孔101aの周縁には、収納部11に設けられた凸部14が挿入される凹部が設けられている。
なお、筐体101に取付孔101aが直接設けられる場合を例示したが、取付孔101aを有する取付部材が筐体101に設けられていてもよい。
車両用照明装置1を車両用灯具100に取り付ける際には、凸部14が設けられた収納部11を取付孔101aに差し込み、車両用照明装置1を回転させる。すると、取付孔101aの周縁に設けられた凹部に凸部14が保持される。
この様な取り付け方法は、ツイストロックと呼ばれている。
カバー102は、筐体101の開口を塞ぐようにして設けられている。カバー102は、透光性を有する樹脂などから形成することができる。
カバー102は、レンズなどの機能を有するものとすることができる。
配光部103aには、後述する第1発光部22aから出射した光La(第1の色の光の一例に相当する)が入射する。
配光部103bには、後述する第2発光部22bから出射した光Lb(第2の色の光の一例に相当する)が入射する。
配光部103aおよび配光部103bは、例えば、図示しない保持部材により、筐体101に固定することができる。
リフレクタ104には、配光部103aから出射した光La、および配光部103bから出射した光Lbが入射する。
リフレクタ104は、配光部103aから出射した光Laと、配光部103bから出射した光Lbとを反射する。
配光部103a、配光部103b、およびリフレクタ104は、協働して、所定の配光パターンを形成する。
後述するように、リフレクタ104が設けられない場合には、配光部103aおよび配光部103bにより所定の配光パターンを形成する。
なお、リフレクタ104を設けるようにすれば、配光パターンの多様化を図ることができる。
配光部103a、配光部103b、およびリフレクタ104に関する詳細は後述する。
シール部材105は、フランジ部12と筐体101との間に設けられている。
シール部材105は、ゴムやシリコーン樹脂などの弾性を有する材料から形成することができる。
車両用照明装置1が車両用灯具100に取り付けられた際には、シール部材105は、フランジ部12と筐体101との間に挟まれる。そのため、シール部材105により、筐体101の内部空間が密閉される。
また、シール部材105の弾性力により、凸部14が筐体101に押し付けられる。そのため、車両用照明装置1が、筐体101から脱離するのを抑制することができる。
図2は、車両用照明装置1を例示するための模式斜視図である。
図3は、発光モジュール20を例示するための模式斜視図である。
図2に示すように、車両用照明装置1には、本体部10、発光モジュール20、ソケット30、および給電部40が設けられている。
本体部10には、収納部11、フランジ部12、フィン13、および凸部14が設けられている。
収納部11は、外観が円柱状を呈し、フランジ部12の一方の面から突出している。収納部11のフランジ部12側とは反対側の端部には、凹部11aが設けられている。
基板21は、凹部11aの底面の上に設けられている。基板21の発光部22が設けられる側とは反対の側の面は、凹部11aの底面と接触している。
すなわち、収納部11のフランジ部12側とは反対側の端部には、発光モジュール20が設けられている。
また、複数の給電端子41が、凹部11aの底面から突出している。複数の給電端子41は、凹部11aの底面とは接触していない。
フランジ部12は、円板状を呈し、一方の面には収納部11が設けられ、他方の面にはフィン13が設けられている。
フィン13は、フランジ部12の面から突出して複数設けられている。複数のフィン13は、板状を呈し、放熱フィンとして機能する。
凸部14は、収納部11の側壁に設けられている。凸部14は、収納部11の側壁から外方に向けて突出している。
凸部14の数や配設位置には特に限定はない。
この場合、凸部14を複数設けるようにすれば、車両用照明装置1の保持を安定させることができる。
車両用照明装置1の保持を安定させるためには、3つ以上の凸部14が設けられることが好ましい。図2に例示をしたものの場合には、4つの凸部14が設けられている。
ここで、本体部10は、発光モジュール20を収納する機能と、発光モジュール20において発生した熱を車両用照明装置1の外部に放出する機能とを有する。
そのため、熱を外部に放出することを考慮して、本体部10を熱伝導率の高い材料から形成することが好ましい。
本体部10は、例えば、アルミニウムなどの金属や、高熱伝導性樹脂などから形成することができる。
高熱伝導性樹脂は、例えば、PET(polyethylene terephthalate)やナイロン等の樹脂に、熱伝導率の高い炭素などからなる繊維や粒子を混合させたものである。
車両用照明装置1は、軽量となるようにすることが好ましい。
そのため、本体部10は、高熱伝導性樹脂から形成することが好ましい。
また、収納部11、フランジ部12、フィン13、および凸部14は、一体成形することができる。
なお、収納部11、フランジ部12、フィン13、および凸部14を別々に形成し、これらを接合することもできる。収納部11、フランジ部12、フィン13、および凸部14を別々に形成する場合には、これらを同じ材料から形成することもできるし、これらを異なる材料から形成することもできる。
図3に示すように、発光モジュール20には、基板21、配線パターン24、発光部22、制御部23、枠部26、封止部27、および接合部28が設けられている。
基板21は、板状を呈し、表面に配線パターン24が設けられている。
基板21の材料や構造には特に限定はない。例えば、基板21は、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどの無機材料(セラミックス)、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。また、基板21は、金属板の表面を絶縁材料で被覆したものから形成することもできる。なお、金属板の表面を絶縁材料で被覆する場合には、絶縁材料は、有機材料からなるものであってもよいし、無機材料からなるものであってもよい。
発光部22の発熱量が多い場合には、放熱の観点から熱伝導率の高い材料を用いて基板21を形成することが好ましい。熱伝導率の高い材料としては、例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス、金属板の表面を絶縁材料で被覆したものなどを例示することができる。
また、基板21は、単層であってもよいし、多層であってもよい。
配線パターン24は、基板21の少なくとも一方の表面に設けられている。
配線パターン24は、基板21の両方の面に設けることもできるが、製造コストを低減させるためには、基板21の一方の面に設けるようにすることが好ましい。
配線パターン24には、入力端子24aが設けられている。
入力端子24aは、複数設けられている。入力端子24aには、給電端子41が電気的に接続されている。
発光部22は、COB(Chip on Board)方式を用いて、基板21の表面に設けられた配線パターン24の上に実装されている。
そのため、発光部22は、配線パターン24を介して、給電端子41と電気的に接続されている。
発光部22は、配線パターン24に設けられる側とは反対側の面(上面)に図示しない電極を有したものとすることができる。なお、図示しない電極は、配線パターン24に設けられる側の面(下面)と、配線パターン24に設けられる側とは反対側の面(上面)とに設けられていてもよいし、どちらかの面のみに設けられていてもよい。
発光部22の下面に設けられた図示しない電極は、銀ペーストなどの導電性の熱硬化材を介して配線パターン24に設けられた実装パッドと電気的に接続されている。発光部22の上面に設けられた図示しない電極は、配線を介して配線パターン24に設けられた配線パッドと電気的に接続されている。
発光部22は、例えば、第1の色の光Laを出射する第1発光部22aと、第1の色とは異なる第2の色の光Lbを出射する第2発光部22bとを有するものとすることができる。
図4は、発光部22を例示するための模式斜視図である。
第1発光部22aは、発光素子22cと、発光素子22cの光の出射面に設けられた蛍光体部22daを有する。
第2発光部22bは、発光素子22cと、発光素子22cの光の出射面に設けられた蛍光体部22dbを有する。
発光素子22cは、例えば、発光ダイオード、有機発光ダイオード、レーザダイオードなどとすることができる。
蛍光体部22da、22dbは、発光素子22cから出射された光により励起され蛍光を放射する蛍光体を含む。
蛍光体部22da、22dbは、例えば、蛍光体を含むテープとすることができる。この場合、テープ状の蛍光体部22da、22dbは、発光素子22cの光の出射面に貼り付けられる。
光の色は、例えば、蛍光体部22da、22dbに含まれる蛍光体の種類や蛍光体の含有量などにより制御することができる。
例えば、第1発光部22aが白色の光を出射する場合には、発光素子22cは青色発光ダイオード、蛍光体部22daは黄色の蛍光を放射する蛍光体を含むものとすることができる。
この場合、発光素子22cから出射した青色の光と、蛍光体から放射された黄色の光とが混ざり合うことで、白色の光が第1発光部22aから出射する。
なお、青色の光と黄色の光の割合は、蛍光体の量で制御することができる。
例えば、黄色の蛍光を放射する蛍光体の量を多くして、発光素子22cから出射した青色の光の大部分を黄色の光に変換すれば、第1発光部22aから黄色の光が出射するようにすることができる。
例えば、第2発光部22bが赤色またはアンバーの光を出射する場合には、発光素子22cは青色発光ダイオード、蛍光体部22dbは赤色の蛍光を放射する蛍光体、または、赤色の蛍光を放射する蛍光体と黄色の蛍光を放射する蛍光体などを含むものとすることができる。
この場合、発光素子22cから出射した青色の光の大部分を赤色の光、またはアンバーの光に変換して、第2発光部22bから赤色の光、またはアンバーの光が出射するようにすることができる。
なお、蛍光体を用いて、光の色を変化させる場合を例示したが、所望の色の光を出射する発光素子22cのみを用いることもできる。
例えば、赤色の光を出射する発光ダイオード、黄緑色の光を出射する発光ダイオード、青色の光を出射する発光ダイオード、緑色の光を出射する発光ダイオードなどをそのまま用いることもできる。
また、光の色の種類は2種類に限定されるわけではない。光の色の種類は2種類以上であればよい。光の色の種類や数は、車両用照明装置1の用途などに応じて適宜変更することができる。
例えば、デイタイムランニングランプ、ポジションランプ、バックランプなどには、白色の光が用いられる。
ストップランプ、テールランプなどには、赤色の光が用いられる。
ターンシグナルランプなどには、アンバーの光が用いられる。
フォグランプなどには、黄色の光が用いられる。
また、装飾用のランプには様々な色の光が用いられる。
また、発光部22の数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、車両用照明装置1の大きさや用途などに応じて適宜変更することができる。
制御部23は、配線パターン24の上に実装されている。
制御部23は、第1発光部22aおよび第2発光部22bのいずれか一方に光を出射させる。この場合、制御部23は、第1発光部22aから光を出射させる場合には第2発光部22bから光を出射させない。制御部23は、第2発光部22bから光を出射させる場合には第1発光部22aから光を出射させない。
また、制御部23は、第1発光部22aおよび第2発光部22bの少なくともいずれかから出射する光の明るさをさらに制御することができる。
例えば、第1発光部22aが白色の光を出射する場合には、デイタイムランニングランプまたはポジションランプとして用いることができる。デイタイムランニングランプとして用いる場合には、制御部23は、第1発光部22aから出射する光の光束が300ルーメン程度となるように制御する。ポジションランプとして用いる場合には、制御部23は、第1発光部22aから出射する光の光束が50ルーメン程度となるように制御する。
第2発光部22bが赤色の光を出射する場合には、ストップランプまたはテールランプとして用いることができる。ストップランプとして用いる場合には、制御部23は、第2発光部22bから出射する光の光束が100ルーメン程度となるように制御する。テールランプとして用いる場合には、制御部23は、第2発光部22bから出射する光の光束が10ルーメン程度となるように制御する。
この様にすれば、用途の拡大を図ることができる。
なお、明るさの切り換え数や、明るさの程度は例示をしたものに限定されるわけではない。
また、発光素子22cから出射される光の明るさが所定の範囲内に収まるように、発光素子22cに流れる電流の値を制御する図示しない膜状の抵抗器を設けることができる。 逆方向電圧が発光素子22cに印加されないようにするため、および、逆方向からのパルスノイズが発光素子22cに印加されないようにするために、図示しないダイオードを設けることもできる。
その他、必要に応じて所望の回路部品を適宜設けることができる。
枠部26は、第1発光部22aおよび第2発光部22bを囲むようにして、基板21上に設けられている。枠部26は、例えば、環状形状を有し、中央部26aに第1発光部22aおよび第2発光部22bが配置されるようになっている。
枠部26は、例えば、PBT(polybutylene terephthalate)やPC(polycarbonate)などの樹脂や、セラミックスなどから形成することができる。
また、枠部26の材料を樹脂とする場合には、酸化チタンなどからなる粒子を混合して、第1発光部22aおよび第2発光部22bから出射した光に対する反射率を向上させることができる。
なお、酸化チタンの粒子に限定されるわけではなく、第1発光部22aおよび第2発光部22bから出射した光に対する反射率が高い材料からなる粒子を混合させるようにすればよい。
また、枠部26は、例えば、白色の樹脂から形成することもできる。
枠部26の中央部26a側の側壁面26bは傾斜面となっている。第1発光部22aおよび第2発光部22bから出射した光の一部は、枠部26の側壁面26bで反射されて、車両用照明装置1の正面側に向けて出射される。
また、第1発光部22aおよび第2発光部22bから車両用照明装置1の正面側に向けて出射された光の一部であって封止部27の上面(封止部27と外気との界面)で全反射した光は、枠部26の中央部26a側の側壁面26bで反射して、再び車両用照明装置1の正面側に向けて出射される。
すなわち、枠部26は、リフレクタの機能を併せ持つものとすることができる。なお、枠部26の形態は、例示をしたものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
封止部27は、枠部26の中央部26aに設けられている。封止部27は、枠部26の内部を覆うように設けられている。すなわち、封止部27は、枠部26の内部に設けられ、第1発光部22aおよび第2発光部22bを覆っている。
なお、封止部27は、第1発光部22aおよび第2発光部22bのそれぞれを覆うように設けることもできる。その様にすれば、例えば、第1発光部22aから出射した光が、第2発光部22bの光を入射させる配光部103bに入射するのを抑制することができる。
封止部27は、透光性を有している。封止部27は、透光性を有する材料から形成されている。封止部27は、例えば、シリコーン樹脂などから形成することができる。
封止部27は、例えば、枠部26の中央部26aに樹脂を充填することで形成することができる。
また、封止部27は、例えば、第1発光部22aおよび第2発光部22bのそれぞれに、シリコーン樹脂などをドーム状に盛りつける(ポッティング)ことで形成することもできる。
樹脂の充填や盛りつけは、例えば、ディスペンサなどの液体定量吐出装置を用いて行うことができる。
また、封止部27は、第1発光部22a、第2発光部22b、および枠部26の中央部26aに配置された配線パターン24などを覆っている。
そのため、外力や、車両用照明装置1が設けられた環境に含まれる水分や硫黄を含むガスなどが、第1発光部22a、第2発光部22b、および枠部26の中央部26aに配置された配線パターン24などに接触するのを抑制することができる。その結果、車両用照明装置1に対する信頼性を向上させることができる。また、配線パターン24に含まれる銀と硫黄とが反応するのを抑制することができる。
接合部28は、枠部26と、基板21とを接合する。
接合部28は、膜状を呈し、枠部26と、基板21と、の間に設けられている。
接合部28は、例えば、シリコーン系接着剤やエポキシ系接着剤が硬化することで形成されたものとすることができる。
図5は、ソケット30を例示するための模式斜視図である。
図5に示すように、ソケット30には、本体部30a、めす型端子30b、および配線30cが設けられている。
本体部30aは、樹脂などの絶縁材料から形成されている。本体部30aの側壁には、凸部30a1が設けられている。本体部10に設けられた凹部に凸部30a1を嵌め合わせることで、ソケット30が本体部10に保持される。
めす型端子30bは、本体部30aの内部を延びている。
めす型端子30bの一方の端部は、本体部30aの一方の端面に露出している。本体部30aの一方の端面に露出しているめす型端子30bの端部には、給電端子41が嵌め合わされる。
めす型端子30bの他方の端部には、配線30cが電気的に接続されている。
配線30cには、図示しない電源などが電気的に接続される。
そのため、ソケット30を給電端子41に嵌め合わせることで、図示しない電源などと、発光部22とが電気的に接続される。
ソケット30は、例えば、接着剤などを用いて本体部10側の要素に接合することができる。
図2に示すように、給電部40には、給電端子41および保持部42が設けられている。
給電端子41は、複数設けられている。
給電端子41は、線状を呈し、金属などの導電性材料から形成されている。
複数の給電端子41は、保持部42を貫通して延びている。
保持部42の一方の端部から突出した給電端子41は、凹部11aの底面から突出し、入力端子24aと電気的に接続される。
保持部42の他方の端部から突出した給電端子41は、めす型端子30bと嵌め合わされる。
なお、2つの給電端子41を例示したが、給電端子41の数や形状などは、例示をしたものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
前述した様に、本体部10は、高熱伝導性樹脂や金属などから形成することが好ましい。
この場合、高熱伝導性樹脂には、炭素などの導電性を有する物質を樹脂に混合させたものがある。そのため、高熱伝導性樹脂には導電性を有するものがある。
導電性を有する高熱伝導性樹脂や金属からなる本体部10の場合には、本体部10と、給電端子41とが接触すると短絡が生ずることになる。
そのため、本体部10と給電端子41との間に、絶縁性を有する材料から形成された保持部42が設けられている。
また、保持部42は、本体部10に設けられた孔の内部に設けられている。
ここで、自動車に設けられる車両用照明装置1の場合には、使用環境の温度が、−40℃〜85℃となる。そのため、本体部10の材料である高熱伝導性樹脂の線膨張係数と、保持部42の材料である樹脂の線膨張係数とがなるべく近い値となることが好ましい。この様にすれば、車両用照明装置1が、温度変化の大きな環境において用いられたとしても、本体部10と保持部42との間において発生する熱応力を低減させることができる。
この場合、高熱伝導性樹脂に含まれる樹脂を用いて保持部42を形成することができる。
例えば、高熱伝導性樹脂が炭素からなる繊維や粒子をPETに混合させたものである場合には、PETを用いて保持部42を形成することができる。
次に、配光部103a、配光部103b、およびリフレクタ104についてさらに説明する。
図6は、配光部103a、配光部103b、およびリフレクタ104について例示するための模式断面図である。
図6に示すように、配光部103aは柱状を呈している。配光部103aの一方の端面103a1は、第1発光部22aの光の出射面と対峙している。端面103a1には、第1発光部22aから出射した第1の色の光Laが入射する。
配光部103aの他方の端面103a2は、傾斜面となっている。端面103a2は、配光部103aの先端に向かうに従い車両用照明装置1の中心軸1aから離れる方向に傾斜している。また、端面103a2は、光Laの入射角θaが臨界角以上となるように傾斜している。
そのため、第1発光部22aから出射した光Laは、配光部103aの内部を伝播して、端面103a2において全反射する。全反射した光Laは、リフレクタ104に向けて出射する。
すなわち、端面103a2は、反射部となっている。
リフレクタ104における光Laの入射位置は、リフレクタ104に対する端面103a2の位置と端面103a2の傾斜角度により変化させることができる。
配光部103bは柱状を呈している。配光部103bの一方の端面103b1は、第2発光部22bの光の出射面と対峙している。端面103b1には、第2発光部22bから出射した第2の色の光Lbが入射する。
配光部103bの他方の端面103b2は、傾斜面となっている。端面103b2は、配光部103bの先端に向かうに従い車両用照明装置1の中心軸1aから離れる方向に傾斜している。また、端面103b2は、光Lbの入射角θbが臨界角以上となるように傾斜している。
そのため、第2発光部22bから出射した光Lbは、配光部103bの内部を伝播して、端面103b2において全反射する。全反射した光Lbは、リフレクタ104に向けて出射する。
すなわち、端面103b2は、反射部となっている。
リフレクタ104における光Lbの入射位置は、リフレクタ104に対する端面103b2の位置と端面103b2の傾斜角度により変化させることができる。
また、端面103a2および端面103b2の上に反射層を設けることもできる。
反射層は、例えば、アルミニウムなどの金属、白色の樹脂、酸化チタンの粒子を含む樹脂などの反射率の高い材料を含むのとすることができる。
反射層を設けるようにすれば、入射角θa、θbが臨界角未満であっても、光La、Lbを全反射させることができる。そのため、リフレクタ104における光La、Lbの入射位置の設定が容易となる。
リフレクタ104に入射した光La、Lbは、リフレクタ104により反射されて車両用灯具100の外部に向けて出射する。
車両用灯具100の外部における光La、Lbの照射位置、照射範囲の大きさや形状などは、リフレクタ104における光La、Lbが入射する位置、光La、Lbが入射する位置におけるリフレクタ104の反射面の形状などにより変化させることができる。
以上の様に、配光部103a、配光部103b、およびリフレクタ104は、協働して、所定の配光パターンを形成する。
なお、リフレクタ104は、必ずしも必要ではなく、配光部103aおよび配光部103bにより、所定の配光パターンを形成することもできる。
また、配光部103aと配光部103bが分離している場合を例示したが、配光部103aと配光部103bが反射層を介して接合されていてもよい。反射層は、例えば、反射率の高い材料から形成することもできるし、配光部103a、103bの屈折率よりも低い屈折率を有する材料から形成することもできる。
本実施の形態に係る車両用照明装置1とすれば、配光部103aおよび配光部103b、または、配光部103a、配光部103b、およびリフレクタ104により、所望の色の光が照射される領域を規定することができる。
また、制御部23は、第1発光部22aおよび第2発光部22bのいずれか一方に光を出射させる。そのため、例えば、第1発光部22aから光Laを出射させる際には、隣接する第2発光部22bは点灯しないので、第2発光部22bからの熱が第1発光部22aに加わることがない。
そのため、第1発光部22aと第2発光部22bとの間の距離を短くすることができる。
その結果、車両用照明装置1の小型化を図ることができる。
図7は、配光部103cを例示するための模式断面図である。
図7に示すように、配光部103cをさらに設けることもできる。
配光部103cは柱状を呈している。配光部103cの一方の端面103c1は、第3発光部22eの光の出射面と対峙している。端面103c1には、第3発光部22eから出射した第3の色の光Lcが入射する。
配光部103cの他方の端面103c2は、配光部103cの中心軸に直交する面となっている。
第3発光部22eから出射した光Lcは、配光部103cの内部を伝播して、端面103c2から車両用灯具100の外部に向けて出射する。
配光部103cの側壁には、反射部103c3を設けることができる。反射部103c3は、例えば、配光部103cの側壁に微細な凹凸を設けたり、配光部103cの側壁に反射率の高い材料を含む層を設けたり、配光部103cの側壁に配光部103cの屈折率よりも低い屈折率を有する材料を含む層を設けたりすることで形成することができる。
また、前述した端面103a2、103b2と同様に、端面103c2を傾斜面とすることもできる。
端面103c2を傾斜面とする場合には、端面103c2において全反射した光Lcは、リフレクタ104に向けて出射する。
なお、第3発光部22eは、第1の色および第2の色とは異なる第3の色の光Lcを出射するものとすることができる。
例えば、第3発光部22eは、発光素子22cと、発光素子22cの光の出射面に設けられた蛍光体部を有するものとすることができる。第3発光部22eに設けられる蛍光体部は、蛍光体部22da、22dbに含まれる蛍光体とは異なる蛍光体を含むものとすることができる。
図8は、他の実施形態に係る配光部123a、および配光部123bを例示するための模式断面図である。
図8に示すように、配光部123aの一方の端面123a1は、第1発光部22aの光の出射面と対峙している。端面123a1には、第1発光部22aから出射した第1の色の光Laが入射する。
配光部123aは、例えば、屈曲した柱状体、湾曲した柱状体などとすることができる。
配光部123aの側壁の一部には、反射部123a2が設けられている。
反射部123a2は、例えば、配光部123aの側壁に微細な凹凸を設けたり、配光部123aの側壁に反射率の高い材料を含む層を設けたり、配光部123aの側壁に配光部123aの屈折率よりも低い屈折率を有する材料を含む層を設けたりすることで形成することができる。
第1発光部22aから出射した光Laは、配光部123aの内部を伝播して、配光部123aの側壁の反射部123a2が設けられていない領域から車両用灯具100の外部に向けて出射する。
なお、配光部123aを、直線状の柱状体とし、柱状体の側壁の反射部123a2が設けられていない領域から車両用灯具100の外部に向けて光Laを出射するようにしてもよい。
配光部123bの一方の端面123b1は、第2発光部22bの光の出射面と対峙している。端面123b1には、第2発光部22bから出射した第2の色の光Lbが入射する。
配光部123bは、例えば、屈曲した柱状体、湾曲した柱状体などとすることができる。
配光部123bの側壁の一部には、反射部123b2が設けられている。
反射部123b2は、例えば、配光部123bの側壁に微細な凹凸を設けたり、配光部123bの側壁に反射率の高い材料を含む層を設けたり、配光部123bの側壁に配光部123bの屈折率よりも低い屈折率を有する材料を含む層を設けたりすることで形成することができる。
第2発光部22bから出射した光Lbは、配光部123bの内部を伝播して、配光部123bの側壁の反射部123b2が設けられていない領域から車両用灯具100の外部に向けて出射する。
なお、配光部123bを、直線状の柱状体とし、柱状体の側壁の反射部123b2が設けられていない領域から車両用灯具100の外部に向けて光Lbを出射するようにしてもよい。
車両用灯具100の外部における光La、Lbの照射位置、照射範囲の大きさや形状などは、配光部123a、123bの形状や長さ、反射部123a2、123b2の配設位置、形状、大きさなどにより変化させることができる。
次に、他の実施形態に係る発光モジュール120について説明する。
図9は、他の実施形態に係る発光モジュール120を例示するための模式斜視図である。
前述した発光モジュール20においては、COB方式を用いて、発光部22を配線パターン24の上に実装している。
これに対して、発光モジュール120においては、PLCC(Plastic Leaded Chip Carrier)型の発光部122を配線パターン24の上に実装している。
図9に示すように、発光モジュール120には、基板21、配線パターン24、発光部122、制御部23、および封止部127が設けられている。
発光部122は、前述した第1の色の光Laを出射する第1発光部22aと、第1の色とは異なる第2の色の光Lbを出射する第2発光部22bとを有する。
第1発光部22aは、外囲器122aに設けられた凹部122bの内部に設けられている。第1発光部22aは、凹部122bの内部に露出するリード122cに電気的に接続されている。
第2発光部22bは、外囲器122aに設けられた凹部122bの内部に設けられている。第2発光部22bは、凹部122bの内部に露出するリード122cに電気的に接続されている。
外囲器122aは、例えば、PBTやPCなどの樹脂や、セラミックスなどから形成することができる。
また、外囲器122aの材料を樹脂とする場合には、酸化チタンなどの粒子を混合して、第1発光部22aおよび第2発光部22bから出射した光に対する反射率を向上させることができる。
なお、酸化チタンの粒子に限定されるわけではなく、第1発光部22aおよび第2発光部22bから出射した光に対する反射率が高い材料からなる粒子を混合させればよい。
また、外囲器122aは、例えば、白色の樹脂から形成することもできる。
外囲器122aの凹部122bの側壁は傾斜面となっている。第1発光部22aから出射した光Laの一部は、凹部122bの側壁で反射されて、配光部103aに入射する。第2発光部22bから出射した光Lbの一部は、凹部122bの側壁で反射されて、配光部103bに入射する。
また、第1発光部22aおよび第2発光部22bから車両用照明装置1の正面側に向けて出射された光の一部であって封止部127の上面(封止部127と外気との界面)で全反射した光は、凹部122bの側壁で反射して、再び車両用照明装置1の正面側に向けて出射する。
すなわち、外囲器122aは、リフレクタの機能を併せ持つものとすることができる。なお、外囲器122aの形態は、例示をしたものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
リード122cの一方の端部側は、凹部122bの内部に露出している。
リード122cの他方の端部側は、外囲器122aの凹部122bが開口する側とは反対の側の面(下面)に向けて折り曲げられている。リード122cは、例えば、Jベンド型のリードとすることができる。
リード122cの凹部122bの内部に露出する部分は、第1発光部22aおよび第2発光部22bのそれぞれと電気的に接続されている。
リード122cの外囲器122aの下面に向けて折り曲げられている部分は、配線パターン24と電気的に接続されている。
そのため、第1発光部22aおよび第2発光部22bのそれぞれは、リード122cを介して配線パターン24と電気的に接続されている。
封止部127は、外囲器122aの凹部122bの内部に設けられている。封止部127は、凹部122bの内部を覆うように設けられている。すなわち、封止部127は、凹部122bの内部に設けられ、第1発光部22a、第2発光部22b、リード122cの一方の端部側を覆っている。
封止部127は、透光性を有する材料から形成されている。封止部127は、例えば、シリコーン樹脂などから形成することができる。
封止部127は、例えば、外囲器122aの凹部122bに樹脂を充填することで形成することができる。樹脂の充填は、例えば、ディスペンサなどの液体定量吐出装置を用いて行うことができる。
外囲器122aの凹部122bに樹脂を充填すれば、第1発光部22aや第2発光部22bなどに対する外部からの機械的な接触を抑制することができる。また、ガスや水分などが、第1発光部22aや第2発光部22bなどに付着することを抑制することができる。そのため、車両用照明装置1に対する信頼性を向上させることができる。
なお、蛍光体部22daおよび蛍光体部22dbの機能を封止部127に持たせることもできる。
例えば、第1発光部22aに代えて、発光素子22cのみを外囲器122aの凹部122bの内部に設け、蛍光体部22daに含まれる蛍光体を封止部127に含ませることができる。
また、第2発光部22bに代えて、発光素子22cのみを外囲器122aの凹部122bの内部に設け、蛍光体部22dbに含まれる蛍光体を封止部127に含ませることができる。
本実施の形態に係る発光モジュール120とすれば、外囲器122aにより、第1発光部22aおよび第2発光部22bの一方において発生した熱が他方に伝わるのを抑制することができる。
そのため、第1発光部22aと第2発光部22bとの間の距離を短くすることができる。そのため、車両用照明装置1の小型化、ひいては車両用灯具100の小型化が容易となる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 車両用照明装置、1a 中心軸、10 本体部、11 収納部、12 フランジ部、14 凸部、20 発光モジュール、21 基板、22 発光部、22a 第1発光部、22b 第2発光部、22c 発光素子、22da 蛍光体部、22db 蛍光体部、22e 第3発光部、23 制御部、24 配線パターン、27 封止部、100 車両用灯具、101 筐体、103a 配光部、103a1 端面、103a2 端面、103b 配光部、103b1 端面、103b2 端面、103c 配光部、103c1 端面、103c2 端面、103c3 反射部、104 リフレクタ、120 発光モジュール、122 発光部、122a 外囲器、123a 配光部、123b 配光部

Claims (5)

  1. 第1の発光素子と、前記第1の発光素子を覆う第1の封止部と、を有し、第1の色の光を出射する第1発光部と;
    第2の発光素子と、前記第2の発光素子を覆い、前記第1の封止部と離隔させて設けられた第2の封止部と、を有し、第2の色の光を出射する第2発光部と;
    直線状に延びる柱状を呈し、一方の端面には前記第1発光部から出射した前記第1の色の光が入射し、他方の端面は前記第1の色の光を反射する反射部を有する第1配光部と;
    直線状に延びる柱状を呈し、前記第1配光部と隙間を介して並べて設けられ、一方の端面には前記第2発光部から出射した前記第2の色の光が入射し、他方の端面は前記第2の色の光を反射する反射部を有する第2配光部と;
    前記第1発光部および前記第2発光部のいずれか一方に光を出射させる制御部と;
    を具備した車両用灯具。
  2. 前記第1配光部の前記他方の端面は、傾斜面となっている請求項1記載の車両用灯具。
  3. 前記第2配光部の前記他方の端面は、傾斜面となっている請求項1または2に記載の車両用灯具。
  4. 前記第1配光部から出射した光と、前記第2配光部から出射した光と、を反射するリフレクタをさらに具備した請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両用灯具。
  5. 前記制御部は、前記第1発光部および前記第2発光部の少なくともいずれかから出射する光の明るさをさらに制御する請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両用灯具。
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