JP6561960B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
ネットワークプリンターなどの画像形成装置は、無線通信によりパーソナルコンピューターなどの複数の外部機器からの画像データを受け付け、その画像データに応じた画像をシートに形成する。この種の画像形成装置では、外部機器との位置関係、外部機器との間の遮蔽物の存在などにより通信に用いられる電波の強度が弱くなり、画像データを受信できないことがある。
ところで、送信機から放射される信号波を反射させて受信機に入射させる反射板を備えたミリ波帯信号送受信システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−165959号公報
しかしながら、前記ミリ波帯信号送受信システムでは、前記反射板が天井や壁面に配置される。そのため、複数の外部機器から無線通信によって画像データを受け付ける画像形成装置に前記ミリ波帯信号送受信システムの構成が適用された場合、複数の外部機器各々に対応させて多数の反射板を天井や壁面に配置する必要がある。そのため、前記ミリ波帯信号送受信システムを画像形成装置に適用する場合、ユーザーの負担が大きい。
本発明は、ユーザーの負担が小さい簡易な構成により電波の受信強度を向上可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、筐体、受信部及び反射部を備える。前記受信部は、外部機器から送信されたデータ通信用の電波を受信する。前記反射部は、前記筐体の外部に設けられて前記受信部を覆うことが可能であり、前記受信部に前記電波を導く。前記反射部の少なくとも一部は、前記筐体に対する相対位置を調整可能である。
本発明によれば、ユーザーの負担が小さい簡易な構成により電波の受信強度を向上可能な画像形成装置を提供できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す斜視図である。 図2は、図1に示される画像形成装置のブロック図である。 図3は、図1に示される画像形成装置の表示部における表示例を示す図である。 図4は、図1に示される画像形成装置の表示部における表示例を示す図である。 図5は、図1に示される画像形成装置の表示部における表示例を示す図である。 図6は、図1に示される画像形成装置の表示部における表示例を示す図である。 図7は、図1に示される画像形成装置の一部を示す側面図である。 図8は、図1に示される画像形成装置の反射部材の鉛直方向に沿う断面図である。 図9は、図7のIX−IX切断線に沿う断面図である。 図10は、図2に示される画像形成装置の制御部によって実行される更新モード選択処理の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の第1実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
まず、図1から図9を参照して本発明の一実施形態に係る画像形成装置10の概略構成について説明する。なお、以下において、上下方向は鉛直方向に沿う方向である。
図1に示される画像形成装置10は、画像読取機能、ファクシミリ機能、画像形成機能などを備える複合機である。なお、本実施形態では、本発明に係る画像形成装置としての複合機を例にとって説明するが、本発明はプリンター、ファクシミリ装置などにも適用できる。
図1及び図2に示されるように、画像形成装置10は、筐体3、画像読取部11、自動原稿送り部12、画像形成部13、操作表示部14、通信部15、測定部16、制御部17及び反射板2を備える。
画像読取部11は、読取ユニット(不図示)を備える。前記読取ユニットは、自動原稿送り部12により搬送される原稿の画像、又は原稿台(不図示)に載置された原稿の画像を読み取る。前記読取ユニットは、光源、撮像素子などを備える。
自動原稿送り部12は、筐体3の上方に設けられている。自動原稿送り部12は、原稿セット部121に載置された原稿を一枚ずつ取り出して、画像読取部11による画像読取位置に連続的に搬送する。これにより、画像読取部11は、自動原稿送り部12により搬送される原稿から画像データを読み取ることが可能である。
画像形成部13は、電子写真方式にしたがってカラー又はモノクロの画像形成処理を実行する。画像形成部13は、給紙カセット18から供給される画像をシートに形成する。画像が形成されたシートは、排紙部19から排出される。画像形成部13は、画像形成ユニット、露光装置、中間転写ベルト、二次転写ローラー、定着装置などを備える。前記画像形成ユニットは、感光体ドラム、帯電装置、現像装置、一次転写ローラー、クリーニング装置(いずれも不図示)などを備える。
なお、画像形成部13は、写真方式に限られず、インクジェット方式、又はそれ以外の方式によって画像を形成するものでもよい。
操作表示部14は、操作部141及び表示部142を備える。
操作部141は、複数のハードキーを有しており、画像形成装置10に対して各種情報の入力を行うときに操作される。例えば操作部141は、電波の受信強度を示す情報の更新モードの選択を、後述の制御部17の表示処理部171に対して指示する入力操作を受け付ける。なお、更新モードについては後述する。
表示部142は、液晶表示装置などの公知の画像表示装置である。本実施形態では、表示部142にタッチパネル(不図示)が設けられており、表示部142が操作部としての機能を有する。従って、特定の入力操作は、表示部142によって行われる。
表示部142は、各種情報を表示する。各種情報は、例えば電波の受信強度に関する情報、筐体3に対する反射板2の相対位置の調整を促す情報、反射板2の位置を調整中である旨の情報である。
電波の受信強度に関する情報は、例えば電波の受信強度を示す情報、電波の受信強度が低い旨の情報である。受信強度を示す情報は、例えば図3に示されるような5本バー画像として表示される。受信強度を示す情報は、図3の例示とは異なるゲージなどの画像で表示してもよく、数値として表示してもよい。電波の受信強度が低い旨の情報は、例えば図4に示されるようなメッセージとして表示される。
反射板2の相対位置の調整を促す情報は、例えば図5に示されるようなメッセージと共に、「調整する」及び「キャンセル」といった選択ボタンが表示される。反射板2の位置を調整中である旨の情報は、例えば図6に示されるような「調整中」との文字と共に、「終了」の選択ボタンが表示される。
図1及び図2に示される通信部15は、LANなどの通信ネットワークを介しての外部機器との無線通信に利用されるインターフェースである。通信部15は、筐体3内部における背面側に設けられている(図7参照)。ここで、背面側とは、筐体3における操作表示部14が設けられる側を正面側とした場合、この正面側とは反対側を意味する。
通信部15は、例えば外部機器から送信された画像データをデータ通信用の電波として受信する。また、通信部15は、電波の受信強度に関する情報を外部機器にデータを送信する。例えば、通信部15は、筐体3に対する反射板2の相対位置を調整することを要求する通知、画像形成装置10における電波の受信強度が低いことの通知を送信する。なお、通信部15は、本発明の受信部の一例である。また、外部機器は、例えばパーソナルコンピューターやサーバーなどの情報処理装置、無線LANルーターや無線LAN中継機などの無線通信機器である。
図2に示される測定部16は、通信部15において受信される電波の受信強度を測定する。測定部16によって測定された測定値は、後述の制御部17において処理される。これにより、制御部17によって受信強度の測定値に関する測定値情報が生成され、この測定値情報が表示部142において表示され、又は外部機器に送信される。
図7から図9に示される反射板2は、前記外部機器から送信される電波を通信部15に導き、電波の受信強度を向上させるものである。反射板2は、筐体3の背面側において、通信部15を覆うことが可能な位置に設けられている。また、反射板2は、筐体3に対して鉛直方向に相対移動可能である。具体的には、反射板2は、受信部を覆う上限位置と、前記受信部を覆わない下限位置との間で、筐体3の背面31に対して鉛直方向に相対移動可能である。即ち、反射板2は、筐体3に対する相対位置を調整可能である。前記上限位置及び前記下限位置は、それぞれ本発明の第1位置及び第2位置の一例である。また、反射板2は、本発明の反射部の一例である。
反射板2の移動は、筐体3のガイド部32によって規定される。ガイド部32は、一対のレール部33を有する。一対のレール部33は、筐体3の背面31において水平方向に互いに一定間隔隔てて鉛直方向に延びている。一対のレール部33各々は、起立部34及び係合片35を有する。起立部34は筐体3の背面31から突出する。係合片35は、起立部34から延出し、筐体3の背面31から離間している。そのため、レール部33は、水平方向に沿う断面がL字状であり、後述の第1部材21及び第2部材22の帯状部212,222の移動経路を規定するガイド空間を形成する。また、筐体3の背面31には、係合片35と対向する部分に凹部36が設けられている。この凹部36には、後述の第1部材21及び第2部材22の帯状部212,222に設けられた複数の凸部215,224が嵌合される。
反射板2は、第1部材21及び第2部材22を有する。第1部材21及び第2部材22は、それぞれ本発明の反射部の第1部分及び第2部分の一例である。
第1部材21は、第2部材22の下方に位置し、第2部材22と一体動可能に連結されている。第1部材21は、水平方向に沿う断面が円弧状の湾曲部211と、この湾曲部211の側縁から延出する一対の帯状部212を有する。
湾曲部211の内面213は、曲面とされており、筐体3の背面31との間に電波を伝播させる空間を形成する。湾曲部211の内面213は、外部機器からの電波を反射する本発明の反射面の一例である。湾曲部211の下部には、壁部214が設けられている。この壁部214により、上方から下方に向けて第1部材21を伝播する電波が反射され、通信部15に向けて電波を伝播させる。これにより、第2部材22から第1部材21に導かれた電波を効率良く利用できる。
一対の帯状部212は、上下方向に延びており、前記ガイド空間を上下方向に移動可能である。また、帯状部212には、ガイド部32の凹部36に嵌合する複数の凸部215が形成されている。これにより、凹部36に嵌合させる凸部215を選択することで、ガイド部32に対して第1部材21を目的とする位置に保持させることができる。
第2部材22は、第1部材21の上方に位置し、第1部材21に対して水平方向に沿う回転軸を中心に回動可能である。第2部材22は、第1部材21と同様な形状に形成されており、水平方向に沿う断面が円弧状の湾曲部221、及び上下方向に延びる一対の帯状部222を有する。
湾曲部221の内面223は、曲面とされており、電波を効率良く通信部15に導くことができる。湾曲部221の内面223は、外部機器からの電波を反射する本発明の反射面の一例である。
一対の帯状部222は、前記ガイド空間を上下方向に移動可能である。また、帯状部222には、ガイド部32の凹部36に嵌合する複数の凸部224が形成されている。これにより、凹部36に嵌合させる凸部224を選択することで、ガイド部32に対して第2部材22を目的とする位置に保持させることができる。
このような第1部材21及び第2部材22は、例えば金属、金属コーティング樹脂により形成される。前記金属としては、例えばアルミニウム、金、銀、銅などが適用できるが、安価に入手可能なアルミニウムが好ましい。また、第2部材22を第1部材21に対して回動可能にする構成に制限はなく、公知の構成を採用できる。例えば、第1部材21及び第2部材22の一方に軸部を有する突状部を設ける一方で、第1部材21及び第2部材22の他方に前記軸部に嵌合する凹部が設けられた係合片を設ける構成が適用できる。
図7に二点鎖線で示されるように、反射板2は、ガイド部32に対して下限位置に保持された状態では、通信部15が覆われない。受信強度を十分に確保できる場合、反射板2が邪魔にならないように反射板2を下限位置に保持しておいてもよい。
一方、図7に実線で示されるように、反射板2は、ガイド部32に対して上限位置に保持された状態では通信部15が覆われる。具体的には、上限位置では、第1部材21がガイド部32に保持されて通信部15を覆い、第2部材22が筐体3から上方に突出する。この状態では、反射板2は、第2部材22の内面223によって、電波を反射させることができる。第2部材22の内面223により反射された電波の一部は、第1部材21に向けて伝播する。第1部材21に導かれた電波は、第1部材21の内面213において反射され、通信部15で受信される。そのため、第1部材21により通信部15を覆い、第2部材22を筐体3から上方に突出させることで、電波の受信強度を向上できる。
また、図7に一点鎖線で示されるように、反射板2は、第2部材22が第1部材21に対して回動可能である。そのため、第2部材22を回動させて電波の受信強度が高い位置を選択することで、電波の受信強度を向上できる。
制御部17は、画像形成装置10を統括的に制御する。制御部17は、CPU、ROM、RAMなどで構成され、各種処理を実行する。一例として、制御部17は、測定部16によって測定された受信強度の測定値に基づいて受信強度に関する測定値情報を生成する処理を実行する。このような制御部17は、表示処理部171及び送信処理部172を備える。
表示処理部171は、測定部16によって測定された電波の受信強度の測定値を示す測定値情報を表示部142に表示させる処理を実行する。具体的には、表示処理部171は、前記測定値情報に基づいて、表示部142に表示される前記測定値情報を予め定められる第1時間間隔ごとに更新する。第1時間間隔は、例えば5秒〜20秒である。以下、第1時間間隔で電波の受信強度を示す情報を更新する状態を「通常更新モード」と称する。
表示処理部171は、予め定められる特定の条件を満たすときに前記第1時間間隔よりも短い第2時間間隔で表示部142に表示される測定値情報を更新する。第2時間間隔は、例えば0.01秒〜0.5秒である。以下、第2時間間隔で電波の受信強度を示す情報を更新する状態を「調整時更新モード」と称する。
ここで、調整時更新モードでは、短時間で電波の受信強度を示す情報の表示が更新されるため、リアルタイムで電波の受信強度を確認できる。そのため、調整時更新モードにより電波の受信強度を示す情報の表示が更新されることで、電波の受信強度を確認しながら反射板2の位置を調整することが可能になる。これにより、電波の受信強度が高い位置に反射板2を調整することが容易になる。
また、前記特定の条件とは、例えば筐体3に対する反射板2の相対位置を調整することを要求する通知に対し、反射板2の相対位置を調整することを示す入力操作が操作部141に対してなされた場合である。前記通知は、例えば測定部16によって測定された受信強度の測定値が予め定められる基準値以下の場合になされる。前記特定の条件の他の例としては、反射板2の相対位置を調整することを要求する通知とは無関係に、ユーザーから調整時更新モードを選択する指示があった場合、電波の受信強度の変動が大きい場合が挙げられる。基準値は、画像形成装置10が外部機器との無線通信が困難又は不能なレベルに相当する値であり、例えば測定部16によって測定される最大受信強度の10%以下の値である。
また、表示処理部171は、測定部16によって測定された受信強度の測定値が予め定められる基準値以下である場合に、筐体3に対する反射板2の相対位置を調整することを要求する通知、又は受信強度が低いことの通知を表示部142に表示させる。
送信処理部172は、通信部15を介して、電波の受信強度に関する情報を外部機器に対して送信させる処理を実行する。前記情報の送信は、例えば測定部16によって測定された受信強度の測定値が前記基準値以下である場合になされる。前記電波の受信強度に関する情報は、例えば筐体3に対する反射板2の相対位置を調整することを要求する通知、又は電波の受信強度が低いことの通知である。
次に、図10のフローチャートを参照して、制御部17によって実行される更新モード選択処理について説明する。図中のS1、S2、・・・は処理手順(ステップ)の番号を表している。
<ステップS1>
図10に示されるように、ステップS1において、制御部17は、測定部16によって測定される電波の受信強度測定値が基準値以下であるか否かを判定する。
制御部17は、測定部16によって測定される電波の受信強度の測定値が前記基準値以下である場合(ステップS1:Yes)、ステップS2に処理を移行させる。一方、制御部17は、電波の受信強度の測定値が前記基準値以下でない場合(ステップS1:No)、ステップS7に処理を移行させる。
<ステップS2>
ステップS2において、制御部17は、筐体3に対する反射板2の相対位置を調整することの要求を表示部142に表示させる。具体的には、制御部17は、図5に示すような画像を表示部142に表示させる。このステップS2により、ユーザーは電波の受信強度が低く、好ましい通信状況でないことを認識できる。また、ユーザーは、通信状況を改善するために反射板2の位置を調整する必要性が高いことを認識できる。
<ステップS3>
ステップS3において、制御部17は、反射板2の相対位置を調整することを示す操作入力がなされたか否かを判定する。図5に示す表示画面を例とって説明すると、制御部17は「調整する」の選択ボタンがタッチされたか否かを判定する。
制御部17は、反射板2の相対位置を調整することを示す操作入力がなされた場合(ステップS3:Yes)、ステップS4に処理を移行させる。一方、制御部17は、反射板2の相対位置を調整することを示す操作入力がなされない場合(ステップS3:No)、ステップS6に処理を移行させる。
<ステップS4>
ステップS4において、制御部17は、調整時更新モードに基づいて、表示部142に表示される電波の受信強度を示す画像を更新する。具体的には、制御部17は、例えば0.01秒〜0.5秒の第2時間間隔で受信強度を示す画像を更新する。このときの表示部142での表示画面は、例えば図6に示すようになる。このステップS7により、ユーザーは、反射板2の位置を調整するときにリアルタイムで電波の受信強度を確認できる。
<ステップS5>
ステップS5において、制御部17は、反射板2の相対位置の調整が終了したことを示す操作入力がなされたか否かを判定する。図6に示す表示画面を例とって説明すると、制御部17は「終了」の選択ボタンがタッチされたか否かを判定する。
制御部17は、調整が終了したことを示す操作入力がなされた場合(ステップS5:Yes)、ステップS8に処理を移行させる。一方、制御部17は、調整が終了したことを示す操作入力がなされない場合(ステップS5:No)、調整が終了したことを示す操作入力がなされるまで、ステップS5の判定を繰り返し行う。
<ステップS6>
ステップS6において、制御部17は、反射板2の相対位置を調整しないことを示す操作入力がなされたか否かを判定する。図5に示す表示画面を例とって説明すると、制御部17は「キャンセル」の選択ボタンがタッチされたか否かを判定する。制御部17は、反射板2の相対位置を調整しないことを示す操作入力がなされた場合(ステップS6:Yes)、ステップS8に処理を移行させる。
一方、制御部17は、反射板2の相対位置を調整しないことを示す操作入力がなされなかった場合(ステップS6:No)、ステップS3に処理を移行させる。即ち、制御部17は、(ステップS2)、反射板2の相対位置を調整することを示す操作入力がなされるか(ステップS3:Yes)、反射板2の相対位置を調整しないことを示す操作入力がなされるまで(ステップS6:Yes)、ステップS3及びステップS6の判断を繰り返し行う。
<ステップS7>
ステップS7において、制御部17は、調整時更新モードを選択することを示す操作入力がなされたか否かを判定する。このステップS7により、ユーザーは、リアルタイムで電波の受信強度を知りたいときに調整時更新モードを選択することができる。そのため、筐体3に対する反射板2の相対位置を調整することを要求する表示がなされない状況において、ユーザーが自発的に反射板2の位置を調整するときには、調整時更新モードを選択することで、リアルタイムで電波の受信強度を確認できる。
制御部17は、調整時更新モードを選択することを示す操作入力がなされた場合(ステップS7:Yes)、ステップS4に処理を移行させる。一方、制御部17は、調整時更新モードを選択することを示す操作入力がなされなかった場合(ステップS7:No)、ステップS8に処理を移行させる。
<ステップS8>
ステップS8において、制御部17は、調整時更新モードに基づいて、表示部142に表示される電波の受信強度を示す画像を更新する。具体的には、制御部17は、例えば5秒〜20秒の第1時間間隔で受信強度を示す画像を更新する。ステップS8の処理が終了した場合、制御部17は更新モード選択処理を終了する。
前述の実施形態では、反射板2が第1部材21及び第2部材22の2部材により構成されていたが、本発明の反射部は1部材又は3部材以上で構成してもよい。また、反射板2の第1部材21及び第2部材22は湾曲部211,221を有しているが、本発明の第1部分及び第2部分は平板であってもよい。
反射板2は、第2部材22が第1部材21に対して水平方向に沿った回動軸を中心に回動可能であったが、本発明の反射部は、第2部分が第1部分に対して鉛直方向に沿った回動軸を中心に回動可能であってもよく、また水平方向に沿った回動軸及び鉛直方向に沿った回動軸を含む複数の回動軸に対して回動可能であってもよい。例えば、本発明の反射部は、第1部分と第2部分とをユニバーサルジョイントで連結し、多方向に回動可能にしてもよい。
10 画像形成装置
14 操作表示部
141 操作部
142 表示部
15 通信部
17 制御部
171 表示処理部
172送信処理部
2 反射板
21 第1部分
213 内面
22 第2部分
223 内面
3 筐体

Claims (9)

  1. 筐体と、
    外部機器から送信されたデータ通信用の電波を受信する受信部と、
    前記筐体の外部に設けられて前記受信部を覆うことが可能であり、前記受信部に前記電波を導く反射部と、
    を備え、
    前記反射部は、前記受信部を覆う第1位置と、前記受信部を覆わない第2位置との間で、前記筐体に対して相対移動可能であり、
    前記反射部の少なくとも一部は、前記筐体に対する相対位置を調整可能であり、
    前記反射部は、第1部分と、前記第1部分に対して回動可能な第2部分と、を有する、
    画像形成装置。
  2. 前記第2部分は、水平方向に沿った回動軸、及び鉛直方向に沿った回動軸のうちの少なくとも一方を回動軸として回動可能である、
    請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記反射部における前記電波を反射する反射面は、曲面部分を有する、
    請求項1又は請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記受信部で受信される前記電波の受信強度を測定する測定部と、
    前記測定部によって測定された測定値を示す測定値情報を表示可能な表示部と、
    前記測定情報を前記表示部に表示させる表示処理部と、
    をさらに備え、
    前記表示処理部は、予め定められる第1時間間隔、及び前記第1時間間隔よりも短い第2時間間隔で前記測定値情報を更新する、
    請求項1から請求項のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記第2時間間隔による前記測定値情報の更新を行うことを前記表示処理部に対して指示する入力操作を可能とする操作部をさらに備える、
    請求項に記載画像形成装置。
  6. 筐体と、
    外部機器から送信されたデータ通信用の電波を受信する受信部と、
    前記筐体の外部に設けられて前記受信部を覆うことが可能であり、前記受信部に前記電波を導く反射部と、
    前記受信部で受信される前記電波の受信強度を測定する測定部と、
    前記測定部によって測定された測定値を示す測定値情報を表示可能な表示部と、
    前記測定値情報を前記表示部に表示させる表示処理部と、
    を備え、
    前記反射部の少なくとも一部は、前記筐体に対する相対位置を調整可能であり、
    前記表示処理部は、予め定められる第1時間間隔、及び前記第1時間間隔よりも短い第2時間間隔で前記測定値情報を更新するものであり、
    前記第2時間間隔による前記測定値情報の更新を行うことを前記表示処理部に対して指示する入力操作を可能とする操作部をさらに備える、
    画像形成装置。
  7. 前記表示処理部は、前記測定部によって測定された前記受信強度の測定値が予め定められる基準値以下である場合に、前記筐体に対する前記反射部の相対位置を調整することを要求する通知、又は前記受信強度が低いことの通知を前記表示部に表示させる、
    請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記表示処理部は、前記筐体に対する前記反射部の相対位置を調整することを要求する通知に対し、前記反射部の相対位置を調整することを示す入力操作が前記操作部に対してなされた場合、前記第2時間間隔による前記受信強度の測定値の情報の更新を行う、
    請求項に記載の画像形成装置。
  9. 前記測定部によって測定された前記受信強度の測定値が予め定められる基準値以下である場合に、前記筐体に対する前記反射部の相対位置を調整することを要求する通知、又は前記受信強度が低いことの通知を前記外部機器に送信する送信処理部をさらに備える、
    請求項から請求項のいずれかに記載の画像形成装置。
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