JP6560867B2 - スクリュージャッキ - Google Patents

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Description

本発明は、主として、大型自動車やバス、トラックなどに装備され、タイヤ交換の際などに車両を持ち上げるために使用される3段式のスクリュージャッキに関するものである。
スクリュージャッキとして、例えば、基台上に突設された筒状のケースと、このケースの内側に軸線方向へ摺動自由に嵌装された外筒(ラムガイド)と、この外筒の内側に上下方向へ摺動自由に嵌装された内筒(ラム)とを有する三段式のスクリュージャッキが知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
この三段式のスクリュージャッキは、使用する際、例えば、ラム(内筒)の上端にボルトやネジ等で回転可能に取付けられた車両等受部に自動車等の一部を載荷し、ハンドルを回転させると、小傘歯車および大小傘歯車および大傘歯車が回転して、主ネジ軸が回転して外筒を上昇させ、外筒と螺合している内筒を上昇させる。
内筒(ラム)が上昇すると、内筒によって外筒(ラムガイド)も引き上げられ、主ネジ軸上部に設けたストッパピンと、外筒の内側ネジの上部に当たるまで上昇して、内筒(ラム)上端に設けられた車両等受部を介して、自動車などを持ち上げる。
登録実用新案第3046162号公報
しかし、前記特許文献1に記載の従来のスクリュージャッキでは、ケースのケース本体部は、お椀を反転させたような半球体形状であっため、筒状ケース部により支持されたハンドル継手先端に設けられた小傘歯車の直径を大きく確保できず、小傘歯車の歯数が少なくなり、その分、ハンドルの回転数が増大し、ジャッキアップする際に非効率になるという問題がある。
また、このようなスクリュージャッキは大型自動車やバス等の重量の重い車両等を持ち上げるために使用されるため、ケースが固定されるベッドには大きな負荷がかかり、また倒れる恐れもあるため、国によってはベッドの表面積ないしは接地面積の最低面積が要求される。
その一方、このようなスクリュージャッキの大半は、車両のトランクボックスに収納されるため、ベッドの最大幅が制限される。
そこで、本発明はこのような問題点に着目してなされたもので、第1には、効率良くジャッキアップすることができ、第2には、ベッドの最低接地面積を確保しつつもベッドの最大幅以内にしたスクリュージャッキを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明のスクリュージャッキの第1の特徴は、中央にスラスト軸受が設けられ、ジャッキアップ時には地面に置かれるベッド上にケースを取付け、前記スラスト軸受上には、外周面にネジが形成されており、上端部にストッパピンを設けた主ネジ軸を直立させた大傘歯車を設け、その大傘歯車には、ケースの外部からの駆動で回転する小傘歯車を噛合せる一方、大傘歯車を介して回転する主ネジ軸の外周面に設けられた主ネジ外周ネジ部には補助ネジ筒下部の内側面に設けられた補助ネジ内周ネジ部を噛合せる一方、その補助ネジ筒外周面に設けられた補助ネジ外周ネジ部には、内筒下部の内周面に設けられた内筒内周ネジ部を噛合せ、前記小傘歯車の回転により前記大傘歯車および前記主ネジ軸が回転し、前記主ネジ軸の回転により前記補助ネジ筒が昇降する一方、前記補助ネジ筒の回転により前記内筒を昇降させると共に、前記内筒下部の外周面側に設けた内筒側ストッパ部が外筒上部の内周面側に設けた外筒側ストッパ部に当接することにより当該外筒も上昇させ、前記内筒の上部には車両等を受ける車両等受部が設けられたスクリュージャッキであって、前記ケースは、ベッド上に固定されるお椀を反転させたような逆カップ形状のケース本体部と、そのケース本体の上部から鉛直方向に延びる所定の長さを有し、前記内筒や前記外筒、前記主ネジ軸および前記補助ネジ筒を収容する円筒状の筒状ケース部と、ハンドル継手が挿入され、ハンドル継手を回転可能に支持するハンドル継手支持円筒部とを備え、前記ケース本体部と前記ハンドル継手支持円筒部とが接合する前記ケース本体部の接合面を平面で構成し、前記ベッドは、正方形の4つの角をそれぞれ当該ベッドの中心より偏芯させ、ほぼ、その正方形の対角線のほぼ1/2の長さの半径の円弧により切り取った4つの直線縁部および曲線縁部を有する8角形に近似した近似8角形であり、中央に前記スラスト軸受を受けるための凹部が形成されており、当該凹部は、前記曲線縁部に対向する曲線縁部対向凹部内側面と前記直線縁部に対向する直線縁部対向凹部内側面とを備えていて、前記曲線縁部対向凹部内側面は当該ベッドの中心に対し前記直線縁部対向凹部内側面よりも離れており、前記直線縁部対向凹部内側面と前記曲線縁部対向凹部内側面とは径方向凹部内側面によって連続していることである。
また、前記課題を解決するため、本発明のスクリュージャッキの第2の特徴は、上述のスクリュージャッキにおいて、前記ベッドは、幅がほぼ109mmの正方形の4つの角をそれぞれ当該ベッドの中心より偏芯させ、ほぼ、その正方形の対角線のほぼ1/2の長さの半径の円弧により切り取った4つの直線縁部および曲線縁部を有する8角形に近似した近似8角形であり、かつ、当該ベッドの中心を挟み対向する曲線縁部間の間隔をほぼ120mm以上にしたことを特徴とする。
本発明のスクリュージャッキの第1の特徴によれば、ケース本体部とハンドル継手支持円筒部とが接合するケース本体部の接合面を平面で構成したため、その接合面が湾曲面の場合より平面の方が小傘歯車の外径を大きくすることが可能となり、当該小傘歯車の歯数を増やすことによって効率良くジャッキアップすることができると共に、ジャッキアップ時には地面に置かれるベッドは、正方形の4つの角をそれぞれ当該ベッドの中心より偏芯させ、ほぼ、その正方形の対角線のほぼ1/2の長さの半径の円弧により切り取った4つの直線縁部および曲線縁部を有する8角形に近似した近似8角形であり、中央に前記スラスト軸受を受けるための凹部が形成されており、当該凹部は、曲線縁部に対向する曲線縁部対向凹部内側面と直線縁部に対向する直線縁部対向凹部内側面とを備えていて、曲線縁部対向凹部内側面は当該ベッドの中心に対し前記直線縁部対向凹部内側面よりも離れており、直線縁部対向凹部内側面と曲線縁部対向凹部内側面とは径方向凹部内側面によって連続しているため、各国のベッドの最低接地面積を確保しつつもベッドの最大幅以内にしてトランクに効率良く収納できるベッドの形状を提供できると共に、スラスト軸受を受けるベッドの凹部の形状によって車両ジャッキアップ時に車両の重量等の多大な外力が作用するベッドの耐力を向上させることができる。
また、本発明のスクリュージャッキの第2の特徴では、上述のスクリュージャッキにおいて、前記ベッドは、幅がほぼ109mmの正方形の4つの角をそれぞれ当該ベッドの中心より偏芯させ、ほぼ、その正方形の対角線のほぼ1/2の長さの半径の円弧により切り取った4つの直線縁部および曲線縁部を有する8角形に近似した近似8角形であり、かつ、当該ベッドの中心を挟み対向する曲線縁部間の間隔をほぼ120mm以上にしたため、直径109mmの円形では満たさないオーストラリアやニュージーランド等のベッドの最低面積の規格を満足しつつもトランク内の車載要求である幅が最大109mmというベッドの最大幅以内に抑えることができる。

本発明に係る実施形態のスクリュージャッキを使用していない収縮状態(収納状態)の断面構造を示す断面図である。 図2におけるA−A線断面を示す端面図である。 本発明に係る実施形態のスクリュージャッキの平面図である。 (a)〜(c)それぞれ本発明に係る実施形態のスクリュージャッキを構成するベッドの平面図、正面図、B−B線断面図である。 (a),(b)それぞれ本発明に係る実施形態のスクリュージャッキを構成するケース本体の平面図、正面図である。 (a),(b)それぞれ本発明に係る実施形態のスクリュージャッキを構成するケース本体の右側面図、C−C線断面図である。 (a),(b)それぞれ本発明に係る実施形態のスクリュージャッキを構成する小傘歯車の外径が小さい場合のハンドル継手とその先端に設けた小傘歯車の正面図、左側面図、(a),(b)それぞれ本発明に係る実施形態のスクリュージャッキを構成する小傘歯車の外径が大きい場合のハンドル継手とその先端に設けた小傘歯車の正面図、左側面図である。 本発明に係る実施形態のスクリュージャッキを構成する内筒の斜視図である。 (a)〜(c)それぞれ本発明に係る実施形態のスクリュージャッキを構成する内筒の平面図、正面図、側面図である。 (a),(b)それぞれ図9(b)におけるD−D線断面図、E−E線断面図である。 本発明に係る実施形態のスクリュージャッキを構成する外筒の斜視図である。 (a)〜(c)それぞれ本発明に係る実施形態のスクリュージャッキを構成する外筒の平面図、正面図、左側面図である。 (a),(b)それぞれ図12(c)におけるF−F線断面図、図12(b)におけるG−G線断面図である。 本発明に係る実施形態のスクリュージャッキの2段目である外筒と補助ネジ筒が1段目の筒状ケース部から最大限上方に延びきった際の断面構造を示す正面断面図である。 本発明に係る実施形態のスクリュージャッキの2段目である外筒と補助ネジ筒が1段目の筒状ケース部から最大限上方に延びきった際の断面構造を示す右側面断面図である。 図15におけるH−H線端面図である。 本発明に係る実施形態のスクリュージャッキの3段目である内筒と2段目である外筒等が1段目の筒状ケース部から最大限上方に延びきった状態を示す正面図である。 本発明に係る実施形態のスクリュージャッキの3段目である内筒と2段目である外筒等が1段目の筒状ケース部から最大限上方に延びきった状態を示す左側面図である。 本発明に係る実施形態のスクリュージャッキの3段目である内筒と2段目である外筒等が1段目の筒状ケース部から最大限上方に延びきった際の断面構造を示す正面断面図である。 図19におけるI−I線端面図である。
以下、本発明に係るスクリュージャッキの実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
実施形態.
図1〜図3に示すように、本発明に係る実施形態のスクリュージャッキ1は、中央にスラスト軸受11を設けたベッド12上にケース13を取付けて構成される。
<ベッド12の構成>
ベッド12は、図4(a)〜(c)に示すように構成されており、幅W1がほぼ109mmの正方形の4つの角をそれぞれ当該ベッド12の中心12dより偏芯させ、ほぼ、その正方形の対角線のほぼ1/2の長さの半径r(ほぼ77mm)の円弧により切り取った4つの直線縁部12bおよび曲線縁部12cを有する8角形に近似した近似8角形で構成しており、当該ベッド12の中心12dを挟み対向する曲線縁部12c,12c間の間隔W2をほぼ120mmにしている。
そのため、この実施形態のスクリュージャッキ1によれば、ベッド12の平面視の表面積は、直径109mmの円の面積よりも大きくなるので、直径109mmの円形では満たさないオーストラリアやニュージーランド等のベッド12の最低面積の規格を満足しつつも、ベッド12の幅W1がほぼ109mmであるので、トランク内の車載要求である幅が最大109mmというベッド12の最大幅以内に抑えることができる。
尚、このベッド12には、ケース13を固定するためのボルト12a1を挿入するためのボルト孔12eが設けられている共に、スラスト軸受11を設けるための凹部12fが設けられている。
<ケース13の構成>
ケース13は、図1〜図3に示すように、ベッド12上にボルト・ナット12aにより固定されるお椀を反転させたような逆カップ形状でベッド12上に固定されるケース本体部13aと、そのケース本体13aの上部から鉛直方向に延びる所定の長さを有する1段目の筒状ケース部13bと、後述するハンドル継手17が挿入され、ハンドル継手17を回転可能に支持するハンドル継手支持円筒部13cとから構成される。
ケース本体部13aは、図5(a),(b)および図6(a),(b)に示すように、お椀を反転させたような逆カップ形状で、平面形状のフランジ部(裾野部)13a1と、逆カップ形状の逆カップ部13a2とから構成されており、逆カップ部13a2におけるケース本体部13aとハンドル継手支持円筒部13cとを接合する接合面13a3には、ハンドル継手17の先端部を通すためのハンドル継手用通し孔13a4を形成すると共に、その接合面13a3を平面で構成している。
そのため、接合面13a3を平面で構成したことにより、ハンドル継手用通し孔13a4を通るハンドル継手17の先端部に設けられ、接合面13a3の内側面に沿って設けられる小傘歯車18の外径を大きくすることが可能となり、小傘歯車18の歯数を増やすことができる。
図7(a)〜(e)は、ハンドル継手17先端に設けた小傘歯車18の外径と、小傘歯車18の歯数との関係を示している。
図7(a),(b)は、小傘歯車18の外径が小さく、小傘歯車18の歯数が10個の場合を示しているのに対し、図7(c),(d)は、小傘歯車18の外径が大で、小傘歯車18の歯数が12個の場合を示しており、ハンドル継手17の外径は同じでも、小傘歯車18の外径を大きくすることにより、小傘歯車18の歯数が増大することがわかる。
その結果、本実施形態のスクリュージャッキ1によれば、ケース本体部13aとハンドル継手支持円筒部13cとを接合する接合面13a3を平面で構成したので、小傘歯車18の外径を大きくして小傘歯車18の歯数を増やすことができ、効率良くジャッキアップすることができる。
尚、図5(a),(b)および図6(a),(b)に示すように、ケース本体部13aの上部には、筒状ケース部13bが溶接等されて接合しており、ケース本体部13aおよび筒状ケース部13bの中を内筒20や、外筒21、主ネジ軸15、補助ネジ筒19を通すためのメイン部分通し孔13a5を設けている。
また、ケース本体部13a内では、スラスト軸受11上には大傘歯車14が回転可能に設けられており、大傘歯車14の中央には、外周面に下端部から上端部まで延びる主ネジ外周ネジ部15aが形成され、上端部にはストッパピン16を設け主ネジ軸15が立設されている。
大傘歯車14は、ハンドル継手支持円筒部13cに回転可能に支持されたハンドル継手17の先端部に設けられた小傘歯車18に噛合っており、ハンドル継手17を回転させると小傘歯車18が回転して大傘歯車14も回転するように構成されている。なお、ハンドル継手17の後端部には、ハンドル継手17を回転させるためドライバーや専用の棒が挿入される挿入孔17aが設けられている。
主ネジ軸15の外周面に設けられた主ネジ外周ネジ部15aには、補助ネジ筒19下部の内側面に設けられた補助ネジ内周ネジ部19aを噛合せる一方、その補助ネジ筒19外周面に設けられた補助ネジ外周ネジ部19bには、内筒20下部の内周面に設けられた内筒内周ネジ部20aを噛合せる。
ここで、主ネジ軸15および補助ネジ筒19は、ガス軟窒化処理により、ネジ部の摩擦抵抗を減らして耐摩耗に強くし耐久性能を向上している。ガス軟窒化処理は、表面に化合物層を析出させることにネジ部の荷重受け面の硬度を増加させて、耐摩耗性を向上させている。
また、主ネジ軸15および補助ネジ筒19の材質は、FCD400(球状黒鉛鋳鉄)にすることにより、靭性を向上させて横荷重に対する耐破断性能を向上させている。
これは、FC200(ねずみ鋳鉄)で鋳物特有の脆さのある材料で横折試験を実施すると破断する破損モードとなるため、安全面での危険度が高かった。そのため、主ネジ軸15および補助ネジ筒19にスチールを使いこの破損モードに対する対策を取る場合もあるが、スチールでは、粘りが強すぎて切削加工性を悪くし加工での量産性が低下する。また、スチールを使う場合、それを解消する為に塑性加工(転造)という技術を使用するが、それには多大な設備投資が必要となり、コストがかかる。FCD400(球状黒鉛鋳鉄)の靭性は、FC200(ねずみ鋳鉄)とスチールの中間的靭性を持った材料で、切削加工が比較的安易に行える材料であるため、本実施形態のスクリュージャッキ1では、主ネジ軸15および補助ネジ筒19の素材として使用した。
筒状ケース部13bは、図1等に示すように、このスクリュージャッキ1を使用しないときは、主ネジ軸15や、補助ネジ筒19、内筒20および外筒21を収納する所定長の鋼管からなる円筒形状のもので、図2等に示すように後述する外筒21のガイド部21aを上下方向に案内する上下方向に延びる主ガイド溝部13b1と、主ガイド溝部13b1と対向する側、すなわち180度の反対側に外筒21の抜け止め凸部21bを上下方向に案内する上下方向に延びる副ガイド溝部13b2を有する。
副ガイド溝部13b2の上部には、外筒21が上昇した際、外筒21の抜け止め凸部21bが当接して、外筒21が筒状ケース部13bから抜け落ちてないように内側(中心12d側)に向かって折れ曲がった筒状ケース側ストッパ部13b3(図12等参照。)が設けられている。
また、内筒20下部の外周面側に設けた内筒側ストッパ部20bが外筒21上部の内周面側に設けた外筒側ストッパ部21cに当接することにより、当該内筒20と共に外筒21も上昇させるように構成されている。
つまり、このスクリュージャッキ1は、ハンドル継手17および小傘歯車18の回転により大傘歯車14および主ネジ軸15が回転し、主ネジ軸15の回転により補助ネジ筒19が昇降する一方、補助ネジ筒19の回転により内筒20を昇降させると、内筒20下部の外周面側に設けた内筒側ストッパ部20bが外筒21上部の内周面側に設けた外筒側ストッパ部21cに当接することにより当該外筒21も上昇させるように構成されている。
また、内筒20の上部には、大型自動車やバス、トラック等の車両の荷重を受ける車両等受部22が取付けられている。
<内筒20の構成>
図8は、実施形態のスクリュージャッキ1を構成する内筒20の外観を示す斜視図、図9(a)〜(c)はそれぞれ内筒20の平面図、正面図、右側面図、図10(a),(b)はそれぞれ図9(b),(c)におけるB−B線断面図、C−C線断面図である。
内筒20は、スチール(鋼材)ではなく、主ネジ軸15および補助ネジ筒19と同様に、ガス軟窒化処理したFCD400(球状黒鉛鋳鉄)から構成され、上述したように内周面には下側に、内筒内周ネジ部20aが設けられている一方、外側面の下側には内筒20をその長手方向とは直交する水平方向に切断した際の切断面形状が円形の内筒側ストッパ部20bが設けられている。
内筒20の外側面における下部の内筒側ストッパ部20b以外の外側面は、図8〜図10等に示すように、円筒形状であった内筒20の外周面を所定間隔で6箇所を平面で削ることによって6つの長尺平側面20c1と湾曲側面20c2とが交互に配置された内筒スライド部20cを形成しており、その内筒スライド部20cをその長手方向とは直交する水平方向に切断した際の切断面形状は、円形を所定間隔で6箇所の直線により切り落として6箇所の長尺平側面20c1と長尺湾曲側面20c2と交互に設けた6箇所の長尺湾曲側面20c2を角部とする近似6角形であり、その箇所の長尺平側面20c1が内筒側ストッパ部20bの外周面より凹んだ部分となる。
そのため、この内筒20では、内筒スライド部20cの長尺湾曲側面20c2と内筒側ストッパ部20bの表面とは、図8および図9に示すように段差なく面一で連続している一方、内筒スライド部20cの長尺平側面20c1と内筒側ストッパ部20bとは段差があり、内筒スライド部20cの長尺平側面20c1は内筒側ストッパ部20bよりも内側に凹んでいることになる。
なお、内筒20の外側面の上部、すなわち内筒スライド部20cの外側面の上部には、図14(a)に示すように、後述する車両等受部22内側のCリング嵌合溝部22cに嵌合するCリング23が収容されるCリング収容溝部20dが形成されていて、図14(b)に示すように、そのCリング収容溝部20dに弾性を有するCリング23が収容されている。
<外筒21の構成>
図11は、実施形態のスクリュージャッキ1を構成する外筒21の外観を示す斜視図、図12(a)〜(c)はそれぞれ外筒21の正面図、右側面図、平面図、図13(a),(b)はそれぞれ図12(b),(c)におけるB−B線断面図、C−C線断面図である。
外筒21は、鋼管から構成されており、図11〜図13に示すように、内筒20が下降した際に収納できるよう内筒側ストッパ部20bの切断面形状の円形に応じた内径を有する円筒形状に構成されており、その外周面には上端部から下端部まで所定幅で内側から外側に突出し、後述するケース13のケース本体部13bの主ガイド溝部13b1に案内されるガイド部21aが設けられている。
また、外筒21の外周面におけるガイド部21a下部の反対側には、図11〜図13に示すように、この外筒21がケース13のケース本体部13aから抜け出さないように、内側から外側に向かって突出した抜け止め凸部21bが設けられている。
また、図11〜図13に示すように、外筒21の上部のみ、内筒20の内筒側スライド部20cの切断面形状、すなわち6つの長尺平側面20c1および長尺湾曲側面20c2の外形線が描く近似6角形になるように、外側から内側に向かって潰した形状を有する外筒側ストッパ部21cを設けている。
外筒21上部の外筒側ストッパ部21cは、円筒形状の外筒20の上端部のみ所定間隔で6箇所、外側から内側へ直線的に潰すことによって6つの短尺平側面21c1と長尺湾曲側面21c2とが交互に配置した形状に形成されている。
次に、以上のように構成された本実施形態のスクリュージャッキ1の動作および効果について説明する。
まず、ジャッキアップすべき車両(図示せず。)の下に、収縮状態の実施形態のスクリュージャッキ1を移動させ、図1に示すようにベッド12の底面側が地面に着けて接地する。
すると、この実施形態のスクリュージャッキ1では、図4に示すように、ベッド12の平面視の表面積は、直径109mmの円の面積よりも大きくなるので、直径109mmの円形では満たさないオーストラリアやニュージーランド等のベッド12の最低面積の規格を満足しつつもトランク内の車載要求である幅が最大109mmというベッド12の最大幅以内に抑えることができる。
次に、図1等に示すように、ハンドル継手17の挿入孔17aドライバーや専用の棒が挿入して回転させると、ハンドル継手17およびその先端部に設けられた小傘歯車18が回転し、小傘歯車18に噛み合っている大傘歯車14を回転させる。
すると、この実施形態のスクリュージャッキ1では、図5および図6に示すように、ケース本体部13aとハンドル継手支持円筒部13cとを接合する接合面13a3を平面で構成したので、小傘歯車18の外径を大きくして小傘歯車18の歯数を増やすことができ、効率良くジャッキアップすることができる。
そして、大傘歯車14の回転によって大傘歯車14に下端部が固定された主ネジ軸15が回転し、図16に示すように、主ネジ軸15の外周面に設けられた主ネジ外周ネジ部15aに補助ネジ内周ネジ部19aが噛合っている補助ネジ筒19が上昇する。
補助ネジ筒19が上昇し、図16〜図18に示すように、補助ネジ筒19下部の内側面に設けられた補助ネジ内周ネジ部19aの上部が、主ネジ軸15の外周面に設けられた主ネジ外周ネジ部15a上部に埋設されたストッパピン16に当接すると、補助ネジ筒19が主ネジ軸15に固定され、主ネジ軸15の回転によって補助ネジ筒19も回転するようになる。
補助ネジ筒19が回転すると、補助ネジ筒19の外周面に設けられた補助ネジ外周ネジ部19bと、内筒20下部の内周面に設けられた内筒内周ネジ部20aとが噛合っているので、内筒20を上昇させる。
補助ネジ筒19の回転により内筒20が上昇していくと、内筒20の外側面の下部には内筒側ストッパ部20bが設けられており、その内筒側ストッパ部20bが外筒21上部の外筒側ストッパ部21cに当接すると、内筒20と共に外筒21を上昇させる。
そして、内筒20と共に外筒21が上昇して、外筒21のガイド部21aと抜け止め凸部21bとがそれぞれ筒状ケース部13bの主ガイド溝部13b1と副ガイド溝部13b2とに案内されながら、内筒20だけでなく外筒21がケース13の筒状ケース部13bから上昇していくと、最終的には外筒21の抜け止め凸部21bが、筒状ケース部13bの副ガイド溝部13b2上部の筒状ケース側ストッパ部13b3に当接して、図19〜図18に示すように内筒20および外筒21の上昇が停止する。
従って、本実施形態のスクリュージャッキ1では、ケース13は、ケース本体部13a、筒状ケース部13bおよびハンドル継手支持円筒部13cを備え、ケース本体部13aは、図5(a),(b)および図6(a),(b)に示すように、逆カップ形状の逆カップ部13a2を備え、逆カップ部13a2におけるケース本体部13aとハンドル継手支持円筒部13cとを接合する接合面13a3には、ハンドル継手17の先端部を通すためのハンドル継手用通し孔13a4を形成すると共に、その接合面13a3を平面で構成したため、小傘歯車18の外径を大きくして小傘歯車18の歯数を増やすことができ、効率良くジャッキアップすることができる。
また、本実施形態のスクリュージャッキ1では、ベッド12は、幅W1がほぼ109mmの正方形の4つの角をそれぞれ当該ベッド12の中心12dより偏芯させ、ほぼ、その正方形の対角線のほぼ1/2の長さの半径r(ほぼ77mm)の円弧により切り取った4つの直線縁部12bおよび曲線縁部12cを有する8角形に近似した近似8角形で構成しており、当該ベッド12の中心12dを挟み対向する曲線縁部12c,12c間の間隔W2をほぼ120mmにしたので、ベッド12の平面視の表面積が直径109mmの円の面積よりも大きくなる。
その結果、本実施形態のスクリュージャッキ1によれば、直径109mmの円形では満たさないオーストラリアやニュージーランド等のベッド12の最低面積の規格を満足しつつも、ベッド12の幅W1がほぼ109mmであるので、トランク内の車載要求である幅が最大109mmというベッド12の最大幅以内に抑えることができる。
1 スクリュージャッキ
11 スラスト軸受
12 ベッド
13 ケース
13a ケース本体部
13a1 フランジ部(裾野部)
13a2 逆カップ部
13a3 接合面
13a4 ハンドル継手用通し孔
13b 筒状ケース部
13b1 主ガイド溝部
13b2 副ガイド溝部
13c ハンドル継手支持円筒部
14 大傘歯車
15 主ネジ軸
15a 主ネジ外周ネジ部
16 ストッパピン
17 ハンドル継手
18 小傘歯車
19 補助ネジ筒
19a 補助ネジ内周ネジ部
19b 補助ネジ外周ネジ部
20 内筒
20a 内筒内周ネジ部
20b 内筒側ストッパ部
20c 内筒スライド部
20d Cリング収容溝部
21 外筒
21a ガイド部
21b 抜け止め凸部
22 車両受部
22a 上面
22b 円筒状側面
22c Cリング嵌合溝部
23 Cリング

Claims (2)

  1. 中央にスラスト軸受が設けられ、ジャッキアップ時には地面に置かれるベッド上にケースを取付け、前記スラスト軸受上には、外周面にネジが形成されており、上端部にストッパピンを設けた主ネジ軸を直立させた大傘歯車を設け、その大傘歯車には、ケースの外部からの駆動で回転する小傘歯車を噛合せる一方、大傘歯車を介して回転する主ネジ軸の外周面に設けられた主ネジ外周ネジ部には補助ネジ筒下部の内側面に設けられた補助ネジ内周ネジ部を噛合せる一方、その補助ネジ筒外周面に設けられた補助ネジ外周ネジ部には、内筒下部の内周面に設けられた内筒内周ネジ部を噛合せ、
    前記小傘歯車の回転により前記大傘歯車および前記主ネジ軸が回転し、前記主ネジ軸の回転により前記補助ネジ筒が昇降する一方、前記補助ネジ筒の回転により前記内筒を昇降させると共に、前記内筒下部の外周面側に設けた内筒側ストッパ部が外筒上部の内周面側に設けた外筒側ストッパ部に当接することにより当該外筒も上昇させ、前記内筒の上部には車両等を受ける車両等受部が設けられたスクリュージャッキであって、
    前記ケースは、
    ベッド上に固定されるお椀を反転させたような逆カップ形状のケース本体部と、
    そのケース本体の上部から鉛直方向に延びる所定の長さを有し、前記内筒や前記外筒、前記主ネジ軸および前記補助ネジ筒を収容する円筒状の筒状ケース部と、
    ハンドル継手が挿入され、ハンドル継手を回転可能に支持するハンドル継手支持円筒部とを備え、
    前記ケース本体部と前記ハンドル継手支持円筒部とが接合する前記ケース本体部の接合面を平面で構成し、
    前記ベッドは、
    正方形の4つの角をそれぞれ当該ベッドの中心より偏芯させ、ほぼ、その正方形の対角線のほぼ1/2の長さの半径の円弧により切り取った4つの直線縁部および曲線縁部を有する8角形に近似した近似8角形であり、中央に前記スラスト軸受を受けるための凹部が形成されており、当該凹部は、前記曲線縁部に対向する曲線縁部対向凹部内側面と前記直線縁部に対向する直線縁部対向凹部内側面とを備えていて、前記曲線縁部対向凹部内側面は当該ベッドの中心に対し前記直線縁部対向凹部内側面よりも離れており、前記直線縁部対向凹部内側面と前記曲線縁部対向凹部内側面とは径方向凹部内側面によって連続していることを特徴とするスクリュージャッキ。
  2. 請求項1記載のスクリュージャッキにおいて、
    前記ベッドは、
    幅がほぼ109mmの正方形の4つの角をそれぞれ当該ベッドの中心より偏芯させ、ほぼ、その正方形の対角線のほぼ1/2の長さの半径の円弧により切り取った4つの直線縁部および曲線縁部を有する8角形に近似した近似8角形であり、
    当該ベッドの中心を挟み対向する曲線縁部間の間隔をほぼ120mm以上にしたことを特徴とするスクリュージャッキ。
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