JP6558975B2 - 形状計測方法、形状計測装置および形状計測プログラム - Google Patents
形状計測方法、形状計測装置および形状計測プログラム Download PDFInfo
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Description
Xslope(xh,yh)=dx(xh,yh)/f
Yslope(xh,yh)=dy(xh,yh)/f (1)
式(1)において、xh,yhは各レンズアレイの座標である。
計算した入射光線の光線角度をIxslope(Xm,Ym),Iyslope(Xm,Ym)とすると、入射光線ベクトル(矢印付きI)は以下の式(3)で表わすことができる。なお、式(3)に示す入射光線ベクトルは単位ベクトルである。
(参考文献) W.H.Southwell,“Wave-front estimation from wave-front slope measurement” J.Opt.Soc.Amr.70,pp998-1006,1980
各面傾斜を積分してから差分をとっても、差分を積分しても結果は同じである。差分を積分する方が積分の計算が1回で済むため、高速処理が可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
2 集光レンズ
3 ピンホール
4 ビームスプリッタ
5 照明光学系
6 結像光学系
7 波面センサ
8 解析演算部
10 基準レンズ
30 被検レンズ
Claims (10)
- 被検面および形状が計測された基準面のそれぞれに光を照射して前記被検面および前記基準面からの反射光を受光センサにより検出する形状計測装置の前記受光センサからの出力を用いて前記被検面および前記基準面のそれぞれからの前記反射光の波面データである被検面計測波面および基準面計測波面を取得するステップと、前記被検面計測波面および前記基準面計測波面を用いて前記被検面の面形状を取得するステップとを有する形状計測方法であって、
前記基準面からの反射光を検出した前記受光センサからの出力を用いて該反射光の波面データである校正用計測波面を取得し、該校正用計測波面を用いて前記形状計測装置のシステム誤差を取得する誤差取得ステップと、
前記システム誤差の微分値を算出する微分ステップと、
前記微分値が小さくなるように前記形状計測装置を校正する校正ステップとを有することを特徴とする形状計測方法。 - 前記誤差取得ステップは、前記基準面をその非球面の中心を軸として前記形状計測装置に対して回転させて取得した複数の前記校正用計測波面を用いて前記システム誤差を算出することを特徴とする請求項1に記載の形状計測方法。
- 前記誤差取得ステップは、前記基準面の計測された非球面形状を用いて計算した計算波面と前記校正用計測波面とを用いて前記システム誤差を算出することを特徴とする請求項1に記載の形状計測方法。
- 前記微分ステップは、前記システム誤差を関数で表し、該関数を互いに異なる2方向に微分して前記微分値を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の形状計測方法。
- 前記微分ステップは、前記システム誤差を互いに異なる2方向にずらしたもの同士の差分をとることより前記微分値を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の形状計測方法。
- 前記校正ステップは、前記微分値が小さくなるように前記形状計測装置の光学系または前記受光センサを移動させることで前記形状計測装置を校正することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の形状計測方法。
- 前記校正ステップは、演算上での前記受光センサの原点座標を変更することで前記形状計測装置を校正することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の形状計測方法。
- 被検面および形状が計測された基準面のそれぞれに光を照射して前記被検面および前記基準面からの反射光を受光センサにより検出し、前記受光センサからの出力を用いて前記被検面および前記基準面のそれぞれからの前記反射光の波面データである被検面計測波面および基準面計測波面を取得し、前記被検面計測波面および前記基準面計測波面を用いて前記被検面の面形状を取得する形状計測装置であって、
前記基準面からの反射光を検出した前記受光センサからの出力を用いて該反射光の波面データである校正用計測波面を取得し、該校正用計測波面を用いて前記形状計測装置のシステム誤差を取得する誤差取得手段と、
前記システム誤差の微分値を算出する微分手段と、
前記微分値が小さくなるように該形状計測装置を校正する校正手段とを有することを特徴とする形状計測装置。 - 被検面および形状が計測された基準面のそれぞれに光を照射して前記被検面および前記基準面からの反射光を受光センサにより検出する形状計測装置の前記受光センサからの出力を用いて前記被検面および前記基準面のそれぞれからの前記反射光の波面データである被検面計測波面および基準面計測波面を取得するステップと、前記被検面計測波面および前記基準面計測波面を用いて前記被検面の面形状を取得するステップとを有する形状計測処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記基準面からの反射光を検出した前記受光センサからの出力を用いて該反射光の波面データである校正用計測波面を取得し、該校正用計測波面を用いて前記形状計測装置のシステム誤差を取得する誤差取得ステップと、
前記システム誤差の微分値を算出する微分ステップと、
前記微分値が小さくなるように前記形状計測装置を校正する校正ステップとを含む校正処理を実行させることを特徴とする形状計測プログラム。 - 光学素子を加工する加工部と、
請求項1から7のいずれか一項に記載の形状計測方法により前記光学素子における前記被検面の形状を計測する形状計測装置とを有することを特徴する光学素子加工装置。
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JP2015124373A JP6558975B2 (ja) | 2015-06-22 | 2015-06-22 | 形状計測方法、形状計測装置および形状計測プログラム |
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JP2015124373A JP6558975B2 (ja) | 2015-06-22 | 2015-06-22 | 形状計測方法、形状計測装置および形状計測プログラム |
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