JP6558975B2 - 形状計測方法、形状計測装置および形状計測プログラム - Google Patents

形状計測方法、形状計測装置および形状計測プログラム Download PDF

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Description

本発明は、レンズ等の面形状を計測する技術に関する。
カメラ等の光学機器の高性能化に伴い、該光学機器に用いられる非球面レンズの形状(非球面形状)にも高精度化が求められている。非球面レンズの形状を高精度に計測する方法として、特許文献1にて開示されているようにシャック・ハルトマンセンサを用いた方法がある。また、非球面レンズの形状をより高精度に計測するためには、形状計測装置の主として光学系の設計誤差や製造・組立誤差により生じる形状計測装置固有の誤差である、いわゆるシステム誤差の影響を小さくする必要がある。特許文献1には、触針式計測器等を用いて高精度に計測された、つまりは既知の形状を有する基準レンズに対する形状計測装置による計測結果と被検レンズに対する形状計測装置による計測結果との差分(形状差)を用いてシステム誤差の校正を行う方法が開示されている。
ただし、非球面量が大きい非球面(以下、大非球面という)の計測においては、基準レンズと被検レンズの形状差の大きさに応じて生ずるシステム誤差の差(リトレースエラー)が問題となる。リトレースエラーの影響を小さくするためには、製造・組立誤差に起因するシステム誤差を小さく抑える必要がある。しかし、高精度な製造や組み立てはコストの増加を招くだけでなく、熱や振動等の環境要因による形状計測装置の経時変化の影響も抑える必要があるため、現実には難しい。特許文献2には、形状計測装置の組み立て後に光学系の設計値を用いて計算した計算波面と計測により得られた計測波面の回転対称成分とが一致するように該装置の構成要素の一部を移動させることで、回転対称成分のシステム誤差の校正を行う方法が開示されている。
特開2012−132682号公報 特開2013−186017号公報
しかしながら、特許文献2にて開示された方法による校正は光軸方向のシステム誤差に限定されており、光学系のシフトやチルトで発生する非回転対称成分のシステム誤差の校正を行うことができない。すなわち、基準レンズと被検レンズの形状差が大きくなるほど非回転対称成分の計測精度が低下するという問題がある。
本発明は、形状計測装置の製造/組立誤差により生じるシステム誤差による計測誤差を抑制して高い計測精度が得られる形状計測方法および形状計測装置等を提供する。
本発明の一側面としての形状計測方法は、被検面および形状が計測された基準面のそれぞれに光を照射して被検面および基準面からの反射光を受光センサにより検出する形状計測装置の受光センサからの出力を用いて被検面および基準面のそれぞれからの反射光の波面データである被検面計測波面および基準面計測波面を取得するステップと、被検面計測波面および基準面計測波面を用いて被検面の面形状を取得するステップとを有する。そして、該方法は、基準面からの反射光を検出した受光センサからの出力を用いて該反射光の波面データである校正用計測波面を取得し、該校正用計測波面を用いて形状計測装置のシステム誤差を取得する誤差取得ステップと、システム誤差の微分値を算出する微分ステップと、微分値が小さくなるように形状計測装置を校正する校正ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての形状計測装置は、被検面および形状が計測された基準面のそれぞれに光を照射して被検面および基準面からの反射光を受光センサにより検出し、受光センサからの出力を用いて被検面および基準面のそれぞれからの反射光の波面データである被検面計測波面および基準面計測波面を取得し、被検面計測波面および基準面計測波面を用いて被検面の面形状を取得する。該装置は、基準面からの反射光を検出した受光センサからの出力を用いて該反射光の波面データである校正用計測波面を取得し、該校正用計測波面を用いて形状計測装置のシステム誤差を取得する誤差取得手段と、システム誤差の微分値を算出する微分手段と、微分値が小さくなるように該形状計測装置を校正する校正手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての形状計測プログラムは、被検面および形状が計測された基準面のそれぞれに光を照射して被検面および基準面からの反射光を受光センサにより検出する形状計測装置の受光センサからの出力を用いて被検面および基準面のそれぞれからの反射光の波面データである被検面計測波面および基準面計測波面を取得するステップと、被検面計測波面および基準面計測波面を用いて被検面の面形状を取得するステップとを有する形状計測処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムである。そして、該プログラムは、コンピュータに、基準面からの反射光を検出した受光センサからの出力を用いて該反射光の波面データである校正用計測波面を取得し、該校正用計測波面を用いて形状計測装置のシステム誤差を取得する誤差取得ステップと、システム誤差の微分値を算出する微分ステップと、微分値が小さくなるように形状計測装置を校正する校正ステップとを含む校正処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、形状計測装置のシステム誤差による計測誤差を抑制することができ、被検面の形状に対する高い計測精度を得ることができる。
本発明の実施例1である形状計測装置の構成を示す図。 実施例1におけるセンサの構成を示す図。 実施例1における波面計測処理を示すフローチャート。 実施例1における被検面形状算出処理を示すフローチャート。 入射ベクトル、反射ベクトルおよび面法線ベクトルの関係を示す図。 実施例1における計測装置の校正処理を示すフローチャート。 実施例1におけるシステム誤差の計測処理を示すフローチャート。 本発明の実施例3である光学素子加工装置の構成を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である形状計測方法による形状計測処理を行う形状計測装置(以下、単に装置という)100の構成を示している。以下の説明では、図1中に示したxyz直交座標系を用いる。
図1において、1は光源であり、2は集光レンズである。3はピンホールであり、4はビームスプリッタである。5は照明光学系であり、6は結像光学系である。7は受光センサとしての波面センサである。8は解析演算部であり、9はステージである。10は基準レンズであり、その一方の面が基準面10aである。30は被検レンズであり、その一方の面が被券面30aである。基準面10aおよび被検面30aは、非球面である。
光源1からの光は、集光レンズ2によってピンホール3に集光される。ピンホール3からの球面波は、ビームスプリッタ4で反射されて照明光学系5により収束光に変換される。収束光は、非球面(図1では基準面10a)で反射して照明光学系5、ビームスプリッタ4および結像光学系6をこの順で透過して波面センサ7に入射する。以下の説明において、ピンホール3、ビームスプリッタ4、照明光学系5および結像光学系6をまとめて計測光学系ともいう。
本実施例では、光源1として、単色のレーザを用いている。ただし、照明光学系5および結像光学系6の色収差が十分補正されていれば、発光ダイオードを光源1として用いてもよい。収差が少ない球面波を生成するピンホール3は、同様の球面波を生成できるシングルモードファイバで代替してもよい。
ステージ9は、基準レンズ10および被検レンズ30を移動させる。具体的には、ステージ9は、基準レンズ10および被検レンズ30を、計測光学系の光軸方向(Z方向)に直交する方向(XおよびY方向)にシフトさせたりチルトさせたりする。また、ステージは、基準レンズ10および被検レンズ30を上記光軸方向に移動させたり、光軸を中心として回転させたりする。
基準レンズ10と被検レンズ30はそれぞれ同じ設計値を用いて製作されたレンズである。設計値からの誤差が数10μm以内であれば、互いに異なる形状であっても同じ設計値のレンズとみなすことができる。基準面10aは、他の計測器、例えば触針式計測器により精度良く計測され、その既知の面形状データFigBは解析演算部8の内部メモリに格納されている。
波面センサ7は、図2に示すように、複数の微小集光レンズ(マイクロレンズ)がマトリックス状に配置されたマイクロレンズアレイ7aと、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子7bとにより構成され、一般にはシャック・ハルトマンセンサと称される。波面センサ7において、マイクロレンズアレイ7aを透過した光線(光線束)は、マイクロレンズごとに撮像素子7b上に集光される。マイクロレンズに入射する光線の角度Xslope,Yslopeは、マイクロレンズにより集光されるスポットの位置と予め校正された位置、例えばマイクロレンズに平行光線を入射させたときのスポット位置との差dx,dyを検出することで求められる。具体的には、光線角度Xslope,Yslopeは、スポット位置の差dx,dyとマイクロレンズアレイ7aと撮像素子7bとの間の距離fとを用いて以下の式(1)で表わすことができる。
Xslope(xh,yh)=dx(xh,yh)/f
Yslope(xh,yh)=dy(xh,yh)/f (1)
式(1)において、xh,yhは各レンズアレイの座標である。
全てのマイクロレンズに対して式(1)で示した計算を行うことで、各マイクロレンズに入射する光線の角度を計測することができ、光線の位置と角度から波面センサ7に入射した光の波面を算出(取得)することができる。
解析演算部8は、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)の一部として構成され、波面センサ7からの出力に基づいて後述する演算を行う。
以下、被検面30aの形状を計測するための形状計測処理について、図3および図4のフローチャートを用いて説明する。解析演算部8を含むPCは、この処理をコンピュータプログラムである形状計測プログラムに従って実行する。解析演算部8は、誤差取得手段および微分手段に相当し、PCは校正手段に相当する。
図3には、形状計測処理のうち基準レンズ10の基準面10aおよび被検レンズ30の被検面30aに対応する計測波面のデータを取得するための波面計測処理を示している。
ステップ(A−1)において、基準レンズ10が装置100上のステージ9に設置されると、PCは、計測装置100に光源1からの光を基準レンズ10の基準面10aに照射させる。解析演算部8は、基準面10aで反射した光を受光した波面センサ7からの出力を用いて、基準面10aからの反射光の波面であるアライメント用基準面計測波面を算出する。次に、PCは、アライメント用基準面計測波面に基づいて基準レンズ10のアライメントを行う。このとき、アライメント用基準計面測波面を直交関数であるZernike関数で表すとよい。アライメントは、アライメント用基準面計測波面のチルト成分(Fringe Zernike2項と3項)やデフォーカス成分(Fringe Zernike4項)が目標値になるように基準レンズ10をX,YおよびZ方向にシフトまたはチルトさせる。基準レンズ10の基準面10aは非球面であるため、チルト成分だけでなくコマ収差成分(Fringe Zernike7項と8項)を同時に用いてアライメントすることで、基準レンズ10のシフトとチルトを分離して高精度に調整することができる。
ステップ(A−2)では、PCは、計測装置100に光源1からの光をアライメント後の基準レンズ10の基準面10aに照射させる。解析演算部8は、基準面10aで反射した光を受光した波面センサ7からの出力を用いて、基準面10aからの反射光の波面データである基準面計測波面を算出する。そして、解析演算部8は、基準面計測波面から、基準面10aからの反射光が示す光線の位置と角度(スロープ)XslopeB(xh,yh),YslopeB(xh,yh)を算出し、これらを解析演算部8の内部メモリに格納する。
ステップ(A−3)において、被検レンズ30が装置100上のステージ9に設置されると、PCは、計測装置100に光源1からの光を被検レンズ30の被検面30aに照射させる。解析演算部8は、被検面30aで反射した光を受光した波面センサ7からの出力を用いて、被検面30aからの反射光の波面データであるアライメント用被検面計測波面を算出する。次に解析演算部8は、アライメント用被検面計測波面に基づいて被検レンズ30のアライメントをステップ(A−1)と同様に行う。このとき、アライメント用被検面計測波面のチルト成分とコマ収差成分を用いてアライメントを行う。これにより、ステップ(A−1)でのアライメント後の基準レンズ10の基準面10aと被検レンズ30の被検面30aの非球面中心をステージ9の分解能において一致させることができる。基準レンズ10と被検レンズ30の非球面中心のずれは計測誤差となるため、ステージ9の分解能はシフト1μm以下、チルト0.005度以下が好ましい。
ステップ(A−4)では、PCは、計測装置100に光源1からの光をアライメント後の被検レンズ30の被検面30aに照射させる。解析演算部8は、被検面30aで反射した光を受光した波面センサ7からの出力を用いて、被検面30aからの反射光の波面データである被検面計測波面を算出する。そして、解析演算部8は、被検面計測波面から、被検面30aからの反射光が示す光線位置と光線角度XslopeB(xh,yh),YslopeB(xh,yh)を算出し、これらを解析演算部8の内部メモリに格納する。
次に、計測した基準レンズ10と被検レンズ30の計測データから被検面30aの形状を算出する形状算出処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
ステップ(B−1)では、解析演算部8は、計測光学系および基準面10aのそれぞれの設計値を用いて、先に説明したステップ(A−2)で基準面10aに対して取得した光線角度XslopebB,YslopeBを基準面10aにおける面傾斜に変換する。具体的には、以下に説明するように、基準面10aの法線ベクトルを算出し、その法線ベクトルを面傾斜に変換する。
図5に示すように、面法線ベクトルは、基準面10aに入射する光線のベクトル(以下、入射光線ベクトルという)と基準面10aで反射した光線のベクトル(以下、反射光線ベクトルという)とから算出することができる。
まず面法線ベクトルを算出するために、解析演算部8は、反射光線ベクトルを計算する。具体的には、解析演算部8は、光線角度XslopeB(xh,yh),YslopeB(xh,yh)に基づいて、光学CADソフトウェアを用いて波面センサ7のセンサ面から基準面10aまで光線追跡を行う。光線追跡には、計測光学系および基準面10aのそれぞれの設計値を用いる。ここで、計測光学系の光学性能(形状、ホモジニティー、厚みおよび面間隔等)を別途計測して、光線追跡を行う計測光学系のモデルに反映させることで、より高精度な光線追跡が可能となる。
波面センサ7のセンサ面でのXslopeBとYslopeBに基づいて基準面10aまで光線追跡した結果として得られる光線角度をRxslopeB(Xm,Ym),RyslopeB(Xm,Ym)とする。このとき、反射光線ベクトル(矢印付きR)は以下の式(2)で表すことができる。なお、式(2)に示す反射光線ベクトルは単位ベクトルである。
次に、解析演算部8は、基準面10a上の座標(Xm,Ym)に入射する光線に対する計算を行う。この入射光線に対する計算も、光学CADソフトウェアによる光線追跡により行う。また、ビームスプリッタ4や照明光学系5は、反射光線ベクトルの計算時と同じ値を用いる。
計算した入射光線の光線角度をIxslope(Xm,Ym),Iyslope(Xm,Ym)とすると、入射光線ベクトル(矢印付きI)は以下の式(3)で表わすことができる。なお、式(3)に示す入射光線ベクトルは単位ベクトルである。
解析演算部8は、入射光線ベクトルと反射光線ベクトルとを用いて、面法線ベクトル(矢印付きS)を以下の式(4)により算出する。
さらに、解析演算部8は、式(4)により算出した面法線ベクトルを用いて、基準面10aの面傾斜Xsb(Xm,Ym),Ysb(Xm,Ym)を以下の式(5)を用いて算出する。
ステップ(B−2)では、解析演算部8は、ステップ(B−1)と同様にして先のステップ(A−2)で取得した被検面30aに対する光線角度XslopebBとYslopeBを被検面30aにおける面傾斜に変換する。変換された被検面30aの面傾斜をXsmp(Xm,Ym),Ysmp(Xm,Ym)とする。
ステップ(B−3)では、解析演算部8は、基準面10aの面傾斜Xsb(Xm,Ym),Ysb(Xm,Ym)と被検面30aの面傾斜Xsmp(Xm,Ym),Ysmp(Xm,Ym)との差を算出する。
そして、ステップ(B−4)では、解析演算部8は、ステップ(B−3)で算出した差を積分して、基準面10aと被検面30aとの形状の差分である差分形状Dfigを算出する。
ここで、差分形状Dfigを算出する理由について説明する。基準面10aおよび被検面30aにおいて算出(計測)した面傾斜には、面形状の情報以外にも、計測光学系の製造・組立誤差で発生するシステム誤差の影響が含まれている。前述したように基準面10aと被検面30aとはそれぞれ同じ設計値を用いているため、システム誤差の影響は同じとみなすことができる。このため、基準面10aと被検面30aとの差分をとることでシステム誤差の影響を取り除くことができる。
面傾斜を積分して形状を算出する方法(アルゴリズム)としては、基底関数の微分関数を用いてスロープに対してフィッティングを行い、得られた係数と基底関数を掛け合わせる方法(modal法)とスロープを加算していく方法(zonal法)とがある。これらについては、以下の参考文献等にて説明されている。
(参考文献) W.H.Southwell,“Wave-front estimation from wave-front slope measurement” J.Opt.Soc.Amr.70,pp998-1006,1980
各面傾斜を積分してから差分をとっても、差分を積分しても結果は同じである。差分を積分する方が積分の計算が1回で済むため、高速処理が可能である。
ステップ(B−5)では、解析演算部8は、以下の式(6)に示すように、算出した差分形状Dfigに、先に説明した別途計測した基準面10aの形状FigBを加算することで、被検面30aの形状FigSを算出する。
以上の処理によってシステム誤差の影響を形状が既知の基準面10aを用いて除去することで、被検面30aの形状を良好な精度で算出することが可能となる。
ここで、計測装置100の計測光学系の製造・組立誤差が存在する場合に発生する問題について説明する。図4を用いて説明した処理では、基準レンズ10と被検レンズ30に対するシステム誤差を互いに同一とみなすことにより、基準面10aと被検面30aとの形状の差分をとることでシステム誤差が除去できると仮定している。しかし、製造・組立誤差が大きい場合には、基準レンズ10と被検レンズ30との間でシステム誤差の差であるリトレースエラーが発生する。
本実施例では、このリトレースエラーによる計測誤差を抑制するため、解析演算部8は、基準レンズ10を用いて計測装置100のシステム誤差を計測し、システム誤差の微分値が小さくなるように計測装置100の校正を行う。図6のフローチャートを用いて、解析演算部8が行う計測装置100に対する校正処理について説明する。
ステップ(C−1)(誤差取得ステップ)では、解析演算部8は計測装置100のシステム誤差を計測する。図7のフローチャートには、解析演算部8が行うシステム誤差の計測処理を示している。
図7において、ステップ(C−1−1)では、解析演算部8は、計測装置100のステージ9に設置された基準レンズ10に光を照射し、波面センサ7を通じて基準面10aからの反射光の波面を計測する。そして、計測した波面に基づいて、ステップ(A−1)と同様に基準レンズ10のアライメントを行う。
ステップ(C−1−2)では、解析演算部8は、アライメント終了後に、波面センサ7を通じて基準面10aからの反射光の波面を計測し、その結果(波面データ)である校正用計測波面Wb(0)を取得して内部メモリに格納する。
ステップ(C−1−3)では、解析演算部8は、基準レンズ10を計測光学系の光軸を中心としてθ度回転させる。そして、回転完了後、解析演算部8は、ステップ(A−1)と同様に基準レンズ10のアライメントを行う。このとき、ステップ(A−1)と同様にチルト成分とコマ収差成分を用いて基準レンズ10のアライメントを行う。これにより、ステップ(C−1−1)とステップ(C−1−3)でのアライメント後の基準面10の非球面の中心をステージ9の分解能において一致させることができる。回転の前後での非球面の中心のずれは校正時の誤差となるため、ステージ9の分解能はシフト1μm以下、チルト0.005度以下が好ましい。
ステップ(C−1−4)では、解析演算部8は、アライメント終了後の基準面10aからの反射光の波面を波面センサ7を通じて計測し、その結果である校正用計測波面Wb(θ)を取得して内部メモリに格納する。
ステップ(C−1−5)では、解析演算部8は、すべての回転角θについてステップ(C−1−2)〜(C−1−4)の処理を行ったか否かを確認する。まだすべての回転角θについてステップ(C−1−2)〜(C−1−4)の処理を行っていない場合は該処理を繰り返す。一方、すべての回転角θについてステップ(C−1−2)〜(C−1−4)の処理を行った場合は後述するステップ(C−1−6)の処理を行う。
回転角θでの校正用計測波面Wb(θ)は、以下の式(7)のように、基準面10aの本来の形状成分Fb(θ)、計測装置100の計測光学系の製造・組立誤差、各素子の設置誤差および波面センサ7の製造誤差等で発生するシステム誤差成分Sbの和で表される。
式(7)において、Cb(θ)iはWb(θ)をZernike関数で表わしたときの、i番目のZernike関数の大きさを表す係数である。nは2以上の整数であり、nが大きいほど高次の収差成分を表す。基準レンズ10をその非球面の中心を軸として回転させることで、回転により変化する形状成分Fb(θ)と、回転によらず固定であるシステム誤差成分Sbとを分離することができる。例えば、θ=0度と45度の2方位で波面を計測することで、Fringe Zernikeの36項成分までの非回転対称成分はすべて分離して算出することが可能となる。より高次の収差まで分離したい場合やより精度良く校正用計測波面W(θ)を求めたい場合には、複数の回転角θ(0度、22.5度、45度、90度等)で波面を計測するとよい。
ステップ(C−1−6)では、解析演算部8は、内部メモリに格納した基準レンズ10の校正用計測波面W(θ)からシステム誤差Sbを算出する。以下、システム誤差Sbの算出方法について具体的に説明する。基準レンズ10の回転角が0度で得られた校正用計測波面W(0)と回転角θ度で得られた校正用計測波面Wb(θ)との差(以下、波面差分ともいう)ΔWは、
で表される。
このように基準レンズ10の回転前後の差分をとることで、システム誤差Sbを除去することができる。これにより、i番目とi+1番目のZernike係数は以下の式(9)で求めることができる。
式(9)において、Cfb(θ)iは、Fb(θ)をZernike関数で表わしたときのi番目のZernike関数の大きさを表す係数である。基準レンズ10の回転前後の差分波面と回転角θとにより、波面に含まれる基準非球面10aの形状成分Fb(0)を算出することができる。形状成分Fb(0)が算出できれば、校正用計測波面Wb(0)と形状成分Fb(0)の差をとることで、以下の式(10)によりシステム誤差成分Sbを算出することができる。
式(10)において、CsbはSbをZernike関数で表わしたときの、i番目のZernike関数の大きさを表す係数である。
図6のステップ(C−2)では、解析演算部8は、以下の式(11)に示すように、計測したシステム誤差Sbの微分値ΔSbを算出し、評価を行う。
Dxsbは∂Sb/∂xをZernike関数で表わしたときの、i番目のZernike関数の大きさを表す係数であり、Dysbは∂Sb/∂yをZernike関数で表わしたときのi番目のZernike関数の大きさを表す係数である。解析演算部8は、ΔSbを、Zernike関数で表したSbをxとyで(つまりは互いに異なる2方向に)微分して算出するか、Sbをx方向とy方向(互いに異なる2方向)にそれぞれ1データ分ずらしたもの同士の差分をとった結果から近似的に算出する。
ステップ(C−3)では、解析演算部8は、式(12)に示すようにシステム誤差の微分値ΔSbのPV(peak to valley)値をメリット関数Eとして、Eが閾値より大きい場合にEを最小化するように計測装置100の構成要素の一部を移動させる。PV値は、最大値と最小値との差である。また、ここにいう移動とは、光軸に直交する方向にシフトさせたり光軸に対してチルトさせたりすることをいい、不図示のアクチュエータ(モータ等)を駆動源として計測装置100の構成要素の一部をシフトまたはチルトさせる。また、計測装置100の構成要素の一部とは、照明光学系5、結像光学系6および波面センサ7のうちの少なくとも1つである。ただし、移動させる要素の数が増えると、装置の剛性の低下やコストアップにつながるため、移動させる要素の数はできるだけ少ない方がよい。波面センサ7をシフトさせる場合は波面センサ7を実際に移動させる必要はなく、波面センサ7の原点座標をソフトウェア上(つまりは演算上)でX方向およびY方向に移動させるだけでもよい。
例えば、計測装置100のj番目の構成要素として、j=1が照明光学系を、j=2が結像光学系を、j=3が波面センサを表すとする。このとき、Eを最小化する方法として、j番目の構成要素の位置を単位量変化させたときの波面の敏感度を用いて、ニュートン法や最急降下法等の最適化手法によってj番目の構成要素の調整量Dを算出すればよい。そして、Dの算出後は、実際に計測装置100の構成要素をDだけ移動させる。移動後に再度システム誤差を計測し、メリット関数Eが閾値以下になるまでこの処理を繰り返す。
移動軸が1つ(シフトおよびチルトのうち一方のみ)である場合には上述したように敏感度を用いた最適化を行う必要はなく、実際に連続的に構成要素を移動させながらシステム誤差Sbを計測し、メリット関数Eが最小もしくは閾値以下となる位置を探してもよい。
ここではメリット関数Eとしてシステム誤差の微分値のPV値を用いた場合について説明した。しかし、必ずしもPV値を用いる必要はなく、ΔSbの絶対値の最大値やRMS(Root Mean Square)値をメリット関数としてこれを最小化してもよく、予めシミュレーションにより最も効果的なメリット関数を計算しておくことが好ましい。
このように校正した計測装置100を用いて、図3および図4に示した処理によって被検面30aの形状を計測することで、リトレースエラーの影響を最小限にすることができ、被検面30aの形状を高精度に計測することができる。
本実施例によれば、システム誤差の微分値を最小化するように計測装置100を校正することで、高い計測精度を確保しつつ、製造・組立誤差に関する要求(使用)を緩和することができる。このため、計測装置100の製造・組み立てに必要なコストを低減することが可能となる。また、熱や振動による計測装置100の経時変化によって計測装置100が校正状態から外れても、同様の校正を行うことで、長期間にわたって低コストで精度を補償することが可能となる。さらに、本実施例によれば、計測光学系の光軸方向だけでなく、計測光学系のシフトやチルトで発生する非回転対称成分のシステム誤差の校正をも行うことができる。
そして、計測装置100が複数種類の非球面を計測可能な場合に、被検面30aの種類に応じて上述した計測装置100の校正を行うことで、複数の非球面を高精度に計測することが可能となる。
次に、本発明の実施例2について説明する。実施例1では、基準レンズ10を回転させることによりシステム誤差を算出する場合について説明した。これに対して、本実施例では、実施例1では波面センサ7を通じて計測した基準レンズ10の非球面形状に対応する波面を計算により求め、この計算波面と計測により取得した計測波面(校正用計測波面)との差をシステム誤差とする。これにより、基準レンズ10の回転を不要とする。
基準面10aの非球面形状は別途計測しているために既知である。この既知である非球面形状と計測装置100の設計値とを用いて波面センサ7により得られる波面(計算波面)を計算する。ここで、計測光学系の光学性能(形状、ホモジニティー、厚み、面間隔、面偏芯、面倒れ等)を別途計測し、その結果を計算波面の計算を行うモデルに反映させることで、より高精度な計算が可能となる。計算したi番目の回転角θに相当する波面をWibとする。基準レンズ10をアライメント後に計測した校正用計測波面をWbとすると、計算波面Wibと校正用計測波面Wbとの差ΔWbは以下の式(13)で表わすことができる。
計算波面Wibには、非球面の面形状成分を反映させているため、計算波面Wibと校正用計測波面Wbとの差がそのままシステム誤差となる。式(10)によりシステム誤差を求めることができれば、実施例1と同様にして、システム誤差の差が最小となるように計測装置100を校正することができる。
本実施例では、計算波面を用いることで基準レンズ10を回転させる必要がないため、システム誤差を算出するための計測回数を低減することができる。
図8には、本発明の実施例3として、実施例1にて説明した校正を行った形状計測装置100を用いた光学素子加工装置200の構成を示している。なお、実施例1にて説明した計測装置100に代えて、実施例2で説明した校正を行った形状計測装置を用いることもできる。
図8において、20は被検レンズ30の材料(素材)であり、201は該材料20に対して切削、研磨等の加工を行って光学素子としての被検レンズ30を製造する加工部である。
加工部201で加工された被検レンズ30の被検面30aの面形状は、計測装置100において、実施例1にて説明した方法により計測される。
そして、計測装置100は、被検面30aを目標の面形状に仕上げるために、被検面30aの面形状の計測データと目標データとの差に基づいて被検面30aに対する修正加工量を計算し、これを加工部201に出力する。これにより、加工部201による被検面30aに対する修正加工が行われ、目標の面形状に至った被検面30aを有する被検レンズ30が完成する。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
1 光源
2 集光レンズ
3 ピンホール
4 ビームスプリッタ
5 照明光学系
6 結像光学系
7 波面センサ
8 解析演算部
10 基準レンズ
30 被検レンズ

Claims (10)

  1. 被検面および形状が計測された基準面のそれぞれに光を照射して前記被検面および前記基準面からの反射光を受光センサにより検出する形状計測装置の前記受光センサからの出力を用いて前記被検面および前記基準面のそれぞれからの前記反射光の波面データである被検面計測波面および基準面計測波面を取得するステップと、前記被検面計測波面および前記基準面計測波面を用いて前記被検面の面形状を取得するステップとを有する形状計測方法であって、
    前記基準面からの反射光を検出した前記受光センサからの出力を用いて該反射光の波面データである校正用計測波面を取得し、該校正用計測波面を用いて前記形状計測装置のシステム誤差を取得する誤差取得ステップと、
    前記システム誤差の微分値を算出する微分ステップと、
    前記微分値が小さくなるように前記形状計測装置を校正する校正ステップとを有することを特徴とする形状計測方法。
  2. 前記誤差取得ステップは、前記基準面をその非球面の中心を軸として前記形状計測装置に対して回転させて取得した複数の前記校正用計測波面を用いて前記システム誤差を算出することを特徴とする請求項1に記載の形状計測方法。
  3. 前記誤差取得ステップは、前記基準面の計測された非球面形状を用いて計算した計算波面と前記校正用計測波面とを用いて前記システム誤差を算出することを特徴とする請求項1に記載の形状計測方法。
  4. 前記微分ステップは、前記システム誤差を関数で表し、該関数を互いに異なる2方向に微分して前記微分値を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の形状計測方法。
  5. 前記微分ステップは、前記システム誤差を互いに異なる2方向にずらしたもの同士の差分をとることより前記微分値を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の形状計測方法。
  6. 前記校正ステップは、前記微分値が小さくなるように前記形状計測装置の光学系または前記受光センサを移動させることで前記形状計測装置を校正することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の形状計測方法。
  7. 前記校正ステップは、演算上での前記受光センサの原点座標を変更することで前記形状計測装置を校正することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の形状計測方法。
  8. 被検面および形状が計測された基準面のそれぞれに光を照射して前記被検面および前記基準面からの反射光を受光センサにより検出し、前記受光センサからの出力を用いて前記被検面および前記基準面のそれぞれからの前記反射光の波面データである被検面計測波面および基準面計測波面を取得し、前記被検面計測波面および前記基準面計測波面を用いて前記被検面の面形状を取得する形状計測装置であって、
    前記基準面からの反射光を検出した前記受光センサからの出力を用いて該反射光の波面データである校正用計測波面を取得し、該校正用計測波面を用いて前記形状計測装置のシステム誤差を取得する誤差取得手段と、
    前記システム誤差の微分値を算出する微分手段と、
    前記微分値が小さくなるように該形状計測装置を校正する校正手段とを有することを特徴とする形状計測装置。
  9. 被検面および形状が計測された基準面のそれぞれに光を照射して前記被検面および前記基準面からの反射光を受光センサにより検出する形状計測装置の前記受光センサからの出力を用いて前記被検面および前記基準面のそれぞれからの前記反射光の波面データである被検面計測波面および基準面計測波面を取得するステップと、前記被検面計測波面および前記基準面計測波面を用いて前記被検面の面形状を取得するステップとを有する形状計測処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記基準面からの反射光を検出した前記受光センサからの出力を用いて該反射光の波面データである校正用計測波面を取得し、該校正用計測波面を用いて前記形状計測装置のシステム誤差を取得する誤差取得ステップと、
    前記システム誤差の微分値を算出する微分ステップと、
    前記微分値が小さくなるように前記形状計測装置を校正する校正ステップとを含む校正処理を実行させることを特徴とする形状計測プログラム。
  10. 光学素子を加工する加工部と、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の形状計測方法により前記光学素子における前記被検面の形状を計測する形状計測装置とを有することを特徴する光学素子加工装置。
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