JP6557762B1 - 揚鉱システム及び鉱石投入装置 - Google Patents
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Abstract
Description
揚鉱システムでは、深い海底ほど高吐出圧のポンプを用いるか、若しくは多数のポンプを直列に配置して揚程を増加させる必要がある。特許文献2には、揚鉱用配管として海上に位置する両端が大気に開放されたU字管を用い、U字管の往路と復路とのヘッド差とポンプの推力とによって、復路においてスラリ上昇流を形成させることで、ポンプ動力を低減可能とした揚鉱システムが開示されている。
また特許文献1では高速で回転するポンプ内部を鉱石が通過するため、ポンプ内部の摩耗や損傷により寿命が短く、そのうえポンプが水中にあるため点検、交換が容易に行えない。
ポンプと、
鉱石回収部と、
前記ポンプから水底まで延在する往路配管と、
前記水底から前記鉱石回収部まで延在する復路配管と、
前記水底で採取された鉱石を前記復路配管に投入するための鉱石投入装置と、
を備え、
前記鉱石投入装置は、外部の水から遮断された密閉容器を含み、
前記密閉容器は、
前記鉱石を貯留するための鉱石貯留空間と、
前記往路配管および前記復路配管に連通する鉱石投入空間と、
を内部に含み、
前記鉱石投入空間は、鉱石投入口を介して前記鉱石貯留空間から前記鉱石の供給を受けるように構成される。
前記鉱石投入空間は、前記鉱石貯留空間の下方に位置する。
上記(2)の構成によれば、鉱石投入空間が鉱石貯留空間の下方に位置するため、鉱石に加わる重力を利用して鉱石を鉱石貯留空間から鉱石投入空間まで移送できる。従って、この移送のために余分な動力を必要としない。
前記鉱石貯留空間と前記鉱石投入口との間に、前記鉱石投入空間に向けて先細りした錐形空間が形成されている。
上記(3)の構成によれば、鉱石貯留空間と鉱石投入空間との間に上記錐形空間が形成されるため、鉱石貯留空間の鉱石は重力による鉱石投入空間への移動が容易になる。
複数の前記鉱石投入装置を備え、
前記往路配管および前記復路配管は前記複数の鉱石投入装置に選択的に接続可能に構成される。
上記(4)の構成によれば、往路配管及び復路配管を複数の鉱石投入装置に順々に接続することで、複数の鉱石投入装置から順々に鉱石を揚鉱できる。このように、複数の鉱石投入装置を用いることで、鉱石の採取量を増加でき、かつ採取効率を向上できる。
水底で前記鉱石を採取するための集鉱機と、
前記密閉容器と前記集鉱機とに接続され、前記集鉱機で採取された前記鉱石を前記密閉容器に移送するための鉱石供給ホースと、
前記鉱石供給ホースに設けられた遮断弁と、
を備える。
上記(5)の構成によれば、ポンプ非稼働時に低圧状態の密閉容器に集鉱機で採取した鉱石を鉱石供給ホースを介して供給するために、鉱石を密閉容器の鉱石貯留空間に容易に供給できる。ポンプが稼働する時は上記遮断弁を閉じておくことで、鉱石を含む水が集鉱機側へ逆流するのを防止できる。
前記鉱石投入空間に回転軸が上下方向に沿うように設けられた羽根車と、
前記復路配管を流れる水に含まれる前記鉱石の濃度、前記復路配管の水底部と水上部との差圧、または、前記復路配管を流れる前記鉱石を含む水の流量を検出するセンサと、
を備え、
前記センサの検出値に応じて前記羽根車の回転数が制御可能に構成されている。
上記(6)の構成によれば、上記センサの検出値に応じて羽根車の回転数を制御することで、復路配管を流れる水に含まれる鉱石の濃度や流量を制御できる。これによって、復路配管の詰まりを抑制でき、揚鉱を円滑に行うことができる。
前記ポンプは2MPa以上15MPa以下の吐出圧を形成可能に構成される。
上記(7)の構成によれば、上記ポンプの吐出圧を2〜15MPaとすることで、ポンプの高揚程が可能になり、水深が深い水底からでも揚鉱が可能になる。
水底で採取された鉱石を配管に投入するための鉱石投入装置であって、
外部の水から遮断された密閉容器を含み、
前記密閉容器は、
前記鉱石を貯留するための鉱石貯留空間と、
前記配管に連通する鉱石投入空間と、
を内部に含み、
前記鉱石投入空間は、鉱石投入口を介して、前記鉱石貯留空間から前記鉱石の供給を受けるように構成される。
前記密閉容器が耐圧構造を有する。
上記(9)の構成によれば、密閉容器が耐圧構造を有するために、揚鉱管に設けられたポンプの吐出圧を増加し、揚鉱管系が高圧となっても、密閉容器が耐久性を保持できる。従って、深い水底での揚鉱作業が可能になる。
前記鉱石投入空間に回転軸が上下方向に沿うように設けられた羽根車を備える。
上記(10)の構成によれば、密閉容器の鉱石貯留空間に貯留された鉱石を鉱石投入口を介して鉱石投入空間へ投入する際に、上記羽根車の攪拌及び掻き出し作用により鉱石投入空間における鉱石の片寄りを抑制できるため、鉱石投入口の詰まりを抑制できる。これによって、鉱石を含む水を円滑に水上の鉱石回収部まで移送できる。
前記鉱石投入空間において前記羽根車の外周側に環状流路が形成され、該環状流路に前記配管が連通している。
上記(11)の構成によれば、鉱石投入口から鉱石投入空間へ投入される鉱石を含む水は、羽根車の攪拌及び掻き出し作用及び遠心力によって片寄りなく上記環状流路に押し出されるため、詰まりを生じることなく上記配管に移送される。
前記羽根車を回転させる駆動部を備える。
上記(12)の構成によれば、上記駆動部で羽根車を回転することで、羽根車の攪拌及び掻き出し作用により、鉱石貯留空間の鉱石は鉱石投入口から片寄りなく鉱石投入空間へ移送されるので、鉱石投入口での鉱石の詰まりを抑制でき、これによって、鉱石を上記配管へ円滑に移送できる。また、上記駆動部が羽根車の回転数を制御できるものであれば、上記配管から流入する搬送水と鉱石投入口から投入される鉱石を含む水との混合割合を制御することで鉱石投入口での詰まりを抑制できる。
前記羽根車は、前記鉱石投入口から前記鉱石投入空間に投入される前記鉱石を含む水の動圧によって回転するように構成されている。
上記(13)の構成によれば、羽根車は鉱石投入口から鉱石投入空間に投入される鉱石を含む水の動圧によって回転されるので、羽根車を回転する駆動部及びその動力を必要としない。
前記鉱石投入空間において中心軸が上下方向に沿うように設けられた環状流路が形成されると共に、前記鉱石投入口は前記環状流路の一部に連通し、
前記配管は、前記環状流路の外周に対して接線方向に沿った向きで連通する往路配管および復路配管で構成されている。
上記(14)の構成において、往路配管及び復路配管は環状流路の外周に対して接線方向に沿った向きで連通するので、往路配管から流入する搬送水は環状流路の外周側を積極的に流れて環状流路を通って復路配管に流出する。かかる搬送水流の中に鉱石が鉱石投入口から重力落下で投入されるため、鉱石投入口及び環状流路で鉱石の詰まりなく円滑に復路配管へ移送できる。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一つの構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
一実施形態では、密閉容器32は脚47によって支持され、水底Sfに置かれる。
この実施形態によれば、鉱石貯留空間S1に貯留される鉱石Mrに加わる重力を利用して、鉱石Mrを鉱石貯留空間S1から鉱石投入口34を介して鉱石投入空間S2まで移送できる。従って、鉱石Mrを鉱石貯留空間S1から鉱石投入空間S2へ移送するための装置及び動力を必要としない。
この実施形態によれば、鉱石貯留空間S1と鉱石投入空間S2との間に錐形空間S3が形成されることで、鉱石貯留空間S1から鉱石投入空間S2への重力を利用した鉱石Mrの移動が容易になる。
一実施形態では、錐形空間S3は、鉱石投入空間S2に向けて先細りした錐形の底壁36が設けられて形成される。例えば、底壁36は円錐形を有する。鉱石貯留空間S1に貯留された鉱石Mrは重力によって底壁36に沿って滑り降りることで、鉱石投入空間S2への移動が容易になる。
この実施形態によれば、往路配管18及び復路配管20を複数の鉱石投入装置30に順々に接続することで、複数の鉱石投入装置30から順々に鉱石Mrを揚鉱できる。従って、鉱石Mrの採取量を増加でき、かつ採取効率を向上できる。
鉱石回収部12に設けられた制御装置(不図示)によって、開閉弁28を順々に開閉することで、複数の鉱石投入装置30から順々に鉱石Mrを揚鉱できる。
この実施形態によれば、ポンプ非稼働時で鉱石貯留空間S1が低圧状態の時に、集鉱機50で採取した鉱石Mrを鉱石供給ホース52を介して供給できる。ポンプ16が稼働する揚鉱時においては遮断弁54を閉じておくことで、鉱石を含む水Srが集鉱機側へ逆流するのを防止できる。
一実施形態では、鉱石投入装置30には、鉱石貯留空間S1に溜まった水を排水するための開閉弁39を備えた排水口38が設けられる。図1に示すように、集鉱機50から鉱石を含む水Srが供給される鉱石投入装置30(30b)では、開閉弁39が開放され、水のみ鉱石貯留空間S1から排出され、揚鉱を行う鉱石投入装置30(30a)では、開閉弁39は閉じられる。
この実施形態によれば、密閉容器32の鉱石貯留空間S1に貯留された鉱石Mrを鉱石投入口34を介して鉱石投入空間S2へ投入する際に、羽根車40の回転による攪拌及び掻き出し作用により鉱石投入空間S2における鉱石Mrの片寄りを抑制できるため、鉱石投入口34での鉱石Mrの詰まりを抑制できる。これによって、鉱石を含む水Srを円滑に水上の鉱石回収部12まで移送できる。
一実施形態では、羽根車40は外周側へ放射状に延在する複数のブレード41を有し、ブレード41の外径は鉱石投入口34より大きくなるように構成される。これによって、鉱石投入口34から落下するすべての鉱石Mrに対して羽根車40の攪拌及び掻き出し作用及び遠心力を付加できる。
この実施形態によれば、鉱石投入口34から鉱石投入空間S2へ投入される鉱石を含む水Srは、羽根車40の攪拌及び掻き出し作用及び遠心力によって環状流路Caに片寄りせずに押し出される。そのため、鉱石投入口34で詰まりを生ぜず、鉱石Mrは環状流路Caを通って円滑に復路配管20に移送される。
図3に示すように、往路配管18から流入する搬送水Wは、環状流路の外周側を積極的に流れて環状流路Caを矢印b方向へ流れ復路配管20に流出する。羽根車40は、後述する駆動部44によって又は搬送水Wの動圧によって矢印a方向へ回転する。搬送水Wの流れ中に鉱石Mrが鉱石投入口34から重力落下で投入されるため、鉱石投入口34及び環状流路Caで鉱石Mrの詰まりなく円滑に復路配管20へ移送できる。
この実施形態によれば、駆動部44で羽根車40を強制回転させることで、羽根車40の攪拌及び掻き出し作用により、鉱石貯留空間S1の鉱石Mrは鉱石投入口34から片寄りなく鉱石投入空間S2へ移送される。これによって、鉱石投入口34での鉱石Mrの詰まりを抑制でき、従って、鉱石Mrを復路配管20へ円滑に移送できる。また、駆動部44が羽根車40の回転数を制御できるものであれば、往路配管18から流入する搬送水Wと鉱石投入口34から投入される鉱石を含む水Srとの混合割合を制御することで、鉱石投入口34での詰まりを抑制できる。
この実施形態によれば、羽根車40を回転する駆動部及びこの駆動部を駆動するための動力を必要としないため、低コスト及び省エネが可能となる。
鉱石投入口34は環状流路Caの一部に連通するように配置される。往路配管18及び復路配管20は、上述のように、環状流路Caに対して周方向で異なる位置で環状流路Caの外周面に対して接線方向に配置される。
一実施形態では、復路配管20の水底部及び水上部に夫々圧力センサ62及び64を備え、復路配管20の水底部と水上部との差圧を検出し、この検出値に応じて羽根車40の回転数を制御する。
一実施形態では、復路配管20を流れる鉱石を含む水Srの流量を計測する流量センサ66を備え、流量センサ66の検出値に応じて駆動部44を制御し、羽根車40の回転数を制御する。
一実施形態では、センサ60、64、66及び制御部68は水上の鉱石回収部12に設けられ、センサ62は水底領域に設けられる。
12 鉱石回収部
14 母船
16 ポンプ
18 往路配管
20 復路配管
22 セパレータ
24(24a、24b) 往路分岐管
26(26a、26b) 復路分岐管
28、39 開閉弁
30(30A、30B、30C、30a、30b) 鉱石投入装置
32 密閉容器
34 鉱石投入口
36 底壁
38 排水口
40 羽根車
40a 回転軸
41 ブレード
42 ケーシング
42a 中心軸
44 駆動部
46 軸受
47 脚
48 流路形成部
50 集鉱機
52 鉱石供給ホース
54 遮断弁
56 分岐管
60 濃度センサ
62、64 圧力センサ
66 流量センサ
68 制御部
Ca 環状流路
Mr 鉱石
Sr 鉱石を含む水
S1 鉱石貯留空間
S2 鉱石投入空間
S3 錐形空間
Sf 水底
W 搬送水
Ws 水面
Claims (14)
- ポンプと、
鉱石回収部と、
前記ポンプの吐出側に接続されて前記ポンプから水底まで延在する往路配管と、
前記水底から前記鉱石回収部まで延在する復路配管と、
前記水底で採取された鉱石を前記復路配管に投入するための鉱石投入装置と、
を備え、
前記鉱石投入装置は、外部の水から遮断された密閉容器を含み、
前記密閉容器は、
前記鉱石を貯留するための鉱石貯留空間と、
前記往路配管および前記復路配管に連通する鉱石投入空間と、
を内部に含み、
前記鉱石投入空間は、鉱石投入口を介して前記鉱石貯留空間から前記鉱石の供給を受けるように構成されたことを特徴とする揚鉱システム。 - ポンプと、
鉱石回収部と、
前記ポンプから水底まで延在する往路配管と、
前記水底から前記鉱石回収部まで延在する復路配管と、
前記水底で採取された鉱石を前記復路配管に投入するための鉱石投入装置と、
を備え、
前記鉱石投入装置は、外部の水から遮断された密閉容器を含み、
前記密閉容器は、
前記鉱石を貯留するための鉱石貯留空間と、
鉱石投入口を介して前記鉱石貯留空間に連通するとともに、前記往路配管および前記復路配管に連通する鉱石投入空間と、
を内部に含み、
前記鉱石投入空間は、前記鉱石投入口を介して前記鉱石貯留空間から前記鉱石の供給を受けるように構成され、
前記鉱石投入空間は、前記鉱石貯留空間に連通する前記鉱石投入口の下方に位置することを特徴とする揚鉱システム。 - 前記鉱石貯留空間と前記鉱石投入口との間に、前記鉱石投入空間に向けて先細りした錐形空間が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の揚鉱システム。
- ポンプと、
鉱石回収部と、
前記ポンプから水底まで延在する往路配管と、
前記水底から前記鉱石回収部まで延在する復路配管と、
前記水底で採取された鉱石を前記復路配管に投入するための鉱石投入装置と、
を備え、
前記鉱石投入装置は、外部の水から遮断された密閉容器を含み、
前記密閉容器は、
前記鉱石を貯留するための鉱石貯留空間と、
前記往路配管および前記復路配管に連通する鉱石投入空間と、
を内部に含み、
前記鉱石投入空間は、鉱石投入口を介して前記鉱石貯留空間から前記鉱石の供給を受けるように構成され、
複数の前記鉱石投入装置を備え、
前記往路配管および前記復路配管は前記複数の鉱石投入装置に選択的に接続可能に構成されることを特徴とする揚鉱システム。 - 水底で前記鉱石を採取するための集鉱機と、
前記密閉容器と前記集鉱機とに接続され、前記集鉱機で採取された前記鉱石を前記密閉容器に移送するための鉱石供給ホースと、
前記鉱石供給ホースに設けられた遮断弁と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の揚鉱システム。 - ポンプと、
鉱石回収部と、
前記ポンプから水底まで延在する往路配管と、
前記水底から前記鉱石回収部まで延在する復路配管と、
前記水底で採取された鉱石を前記復路配管に投入するための鉱石投入装置と、
を備え、
前記鉱石投入装置は、外部の水から遮断された密閉容器を含み、
前記密閉容器は、
前記鉱石を貯留するための鉱石貯留空間と、
前記往路配管および前記復路配管に連通する鉱石投入空間と、
を内部に含み、
前記鉱石投入空間は、鉱石投入口を介して前記鉱石貯留空間から前記鉱石の供給を受けるように構成され、
前記鉱石投入空間に回転軸が上下方向に沿うように設けられた羽根車と、
前記復路配管を流れる水に含まれる前記鉱石の濃度、前記復路配管の水底部と水上部との差圧、または、前記復路配管を流れる前記鉱石を含む水の流量を検出するセンサと、
を備え、
前記センサの検出値に応じて前記羽根車の回転数が制御可能に構成されていることを特徴とする揚鉱システム。 - 前記ポンプは2MPa以上15MPa以下の吐出圧を形成可能に構成されることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の揚鉱システム。
- 水底で採取された鉱石を配管に投入するための鉱石投入装置であって、
外部の水から遮断された密閉容器を含み、
前記密閉容器は、
前記鉱石を貯留するための鉱石貯留空間と、
鉱石投入口を介して前記鉱石貯留空間に連通するとともに、前記鉱石投入口の下方に位置し、前記配管に連通する鉱石投入空間と、
を内部に含み、
前記鉱石投入空間は、前記鉱石投入口を介して、前記鉱石貯留空間から前記鉱石の供給を受けるように構成されたことを特徴とする鉱石投入装置。 - 前記密閉容器が耐圧構造を有することを特徴とする請求項8に記載の鉱石投入装置。
- 前記鉱石投入空間に回転軸が上下方向に沿うように設けられた羽根車を備えることを特徴とする請求項8又は9に記載の鉱石投入装置。
- 前記鉱石投入空間において前記羽根車の外周側に環状流路が形成され、該環状流路に前記配管が連通していることを特徴とする請求項10に記載の鉱石投入装置。
- 前記羽根車を回転させる駆動部を備えることを特徴とする請求項10又は11に記載の鉱石投入装置。
- 水底で採取された鉱石を配管に投入するための鉱石投入装置であって、
外部の水から遮断された密閉容器を含み、
前記密閉容器は、
前記鉱石を貯留するための鉱石貯留空間と、
前記配管に連通する鉱石投入空間と、
を内部に含み、
前記鉱石投入空間は、鉱石投入口を介して、前記鉱石貯留空間から前記鉱石の供給を受けるように構成され、
前記鉱石投入空間に回転軸が上下方向に沿うように設けられた羽根車を備え、
前記羽根車は、前記鉱石投入口から前記鉱石投入空間に投入される前記鉱石を含む水の動圧によって回転するように構成されていることを特徴とする鉱石投入装置。 - 水底で採取された鉱石を配管に投入するための鉱石投入装置であって、
外部の水から遮断された密閉容器を含み、
前記密閉容器は、
前記鉱石を貯留するための鉱石貯留空間と、
前記配管に連通する鉱石投入空間と、
を内部に含み、
前記鉱石投入空間は、鉱石投入口を介して、前記鉱石貯留空間から前記鉱石の供給を受けるように構成され、
前記鉱石投入空間において中心軸が上下方向に沿うように設けられた環状流路が形成されると共に、前記鉱石投入口は前記環状流路の一部に連通し、
前記配管は、前記環状流路の外周に対して接線方向に沿った向きで連通する往路配管および復路配管で構成されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の鉱石投入装置。
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