JP6556055B2 - 粘着シート - Google Patents
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Description
なお、以下の図面において、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付して説明することがあり、重複する説明は省略または簡略化することがある。また、図面に記載の実施形態は、本発明を明瞭に説明するために模式化されており、製品として実際に提供される本発明の粘着シートのサイズや縮尺を必ずしも正確に表したものではない。
ここに開示される粘着シートは、バイオマス度が20%以上であることによって特徴づけられる。これによって、粘着シートの温室効果ガス排出量を低減することができる。また、バイオマス度が高いことは、石油等に代表される化石資源系材料の使用量を低減することでもあり得るので、資源の持続的利用の点でも有意義である。上記バイオマス度は、好ましくは25%以上(例えば30%以上、典型的には35%以上)である。温室効果ガス低減性をより重視する場合には、上記バイオマス度は40%以上(例えば45%以上)であってもよい。上記バイオマス度の上限は100%であるが、粘着シート特性等を考慮して、80%以下(例えば70%以下、典型的には50%以下)程度としてもよい。
なお、この明細書において「粘着シートのバイオマス度」とは、粘着シート(ただし、剥離ライナーは含まない。)の重量に占めるバイオマス材料の重量割合のことをいう。粘着シートのバイオマス度は、粘着シートを構成する部材(典型的には基材および粘着剤層)のバイオマス度を求め、これに当該部材の重量比率(粘着シートの総重量に占める部材の重量比率)を乗じた値から全部材のバイオマス総量(上記値の合計値)を求め、これを粘着シートの総重量で除することにより算出すればよい。
なお、この明細書において「CO2排出量」とは、比較的短期間のうちには再生が困難な材料に由来する物質からのCO2排出量を指すものとする。典型的には、化石資源系材料から燃焼等によって放出されるCO2量を指すものとする。
CO2排出削減量(g/m2)=W×a×b
上記式中、Wは単位面積当たりの粘着シート重量(g/m2)であり、aは燃焼時のCO2発生係数であり、bは粘着シートのバイオマス比率(バイオマス度×10−2)である。aは、上記法律の関する省令(算定省令)に基づき、この明細書においてはバイオマス材料が樹脂材料の場合は2.55を採用するものとする。それ以外の材料については上記算定省令に記載の値を採用するものとする。後述の実施例においても同様である。
ここに開示される粘着シートは、粘着剤層を基材(支持体)の片面または両面に有する形態の基材付き粘着シートである。ここでいう粘着シートの概念には、粘着テープ、粘着ラベル、粘着フィルム等と称されるものが包含され得る。なお、ここに開示される粘着シートは、ロール状であってもよく、枚葉状であってもよい。あるいは、さらに種々の形状に加工された形態の粘着シートであってもよい。
ここに開示される粘着シートにおいて、粘着剤層を支持(裏打ち)する基材(支持基材)としては、各種のシート状基材を用いることができる。上記基材としては、樹脂フィルム、紙、布、ゴムシート、発泡体シート、金属箔、これらの複合体等を用いることができる。樹脂フィルムの例としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン共重合体等のポリオレフィンフィルム;ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート等のポリエステルフィルム;塩化ビニル樹脂フィルム;塩化ビニリデン樹脂フィルム;酢酸ビニル樹脂フィルム;ポリスチレンフィルム;ポリアセタールフィルム;ポリイミドフィルム;ポリアミドフィルム;フッ素樹脂フィルム;セロハン;等が挙げられる。紙の例としては、和紙、クラフト紙、グラシン紙、上質紙、合成紙、トップコート紙等が挙げられる。布の例としては、各種繊維状物質の単独または混紡等による織布や不織布等が挙げられる。上記繊維状物質としては、綿、スフ、マニラ麻、パルプ、レーヨン、アセテート繊維、ポリエステル繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリアミド繊維、ポリオレフィン繊維等が例示される。ゴムシートの例としては、天然ゴムシート、ブチルゴムシート等が挙げられる。発泡体シートの例としては、発泡ポリウレタンシート、発泡ポリクロロプレンゴムシート等が挙げられる。金属箔の例としては、アルミニウム箔、銅箔等が挙げられる。なかでも、寸法安定性、厚み精度、経済性(コスト)、加工性、引張強度等の観点から、樹脂フィルムが好ましい。樹脂フィルムのなかでは、ポリオレフィンフィルムが特に好ましい。なお、この明細書において「樹脂フィルム」とは、典型的には非多孔質のフィルムであって、いわゆる不織布や織布とは区別される概念である。また、ここに開示される基材は、上記各種材料からなる単層構造の基材であってもよく、上記各種材料からなる層を2層以上備える多層構造の基材であってもよい。
ここに開示される技術における粘着剤層(粘着剤からなる層)は、水系粘着剤組成物、溶剤型粘着剤組成物、ホットメルト型粘着剤組成物、活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物から形成された粘着剤層であり得る。水系粘着剤組成物とは、水を主成分とする溶媒(水系溶媒)中に粘着剤(粘着剤層形成成分)を含む形態の粘着剤組成物のことをいい、ここでいう水系粘着剤組成物の概念には、水分散型粘着剤組成物(粘着剤が水に分散した形態の組成物)、水溶性粘着剤組成物(粘着剤が水に溶解した形態の組成物)、等と称されるものが含まれ得る。また、溶剤型粘着剤組成物とは、有機溶媒中に粘着剤を含む形態の粘着剤組成物のことをいう。ここに開示される技術は、溶剤型粘着剤組成物から形成された粘着剤層を備える態様で好ましく実施され得る。
また、「アクリル系ポリマー」とは、該ポリマーを構成するモノマー単位として、1分子中に少なくとも一つの(メタ)アクリロイル基を有するモノマーに由来するモノマー単位を含む重合物をいう。以下、1分子中に少なくとも一つの(メタ)アクリロイル基を有するモノマーを「アクリル系モノマー」ともいう。この明細書におけるアクリル系ポリマーは、アクリル系モノマーに由来するモノマー単位を含むポリマーとして定義される。かかるアクリル系ポリマーの典型例として、該アクリル系ポリマーのモノマー組成のうちアクリル系モノマーの割合が50重量%より多いアクリル系ポリマーが挙げられる。
また、「(メタ)アクリロイル」とは、アクリロイルおよびメタクリロイルを包括的に指す意味である。同様に、「(メタ)アクリレート」とはアクリレートおよびメタクリレートを、「(メタ)アクリル」とはアクリルおよびメタクリルを、それぞれ包括的に指す意味である。また、「(シクロ)アルキル」とは、鎖状アルキルおよびシクロアルキルを包括的に指す意味である。
CH2=C(R1)COOR2 (1)
ここで、上記式(1)中のR1は水素原子またはメチル基である。また、R2は炭素原子数1〜20の鎖状アルキル基(以下、このような炭素原子数の範囲を「C1−20」と表すことがある。)である。粘着剤の貯蔵弾性率等の観点から、R2がC1−14(例えばC1−10、典型的にはC2−8)の鎖状アルキル基であるアルキル(メタ)アクリレートが好ましく、定荷重剥離性と再剥離性との両立の観点から、R1が水素原子でR2がC2−7(例えばC2−4、典型的にはC4)の鎖状アルキル基であるアルキルアクリレート(以下、単にC2−7アルキルアクリレートともいう。)がより好ましい。
カルボキシ基含有モノマー:例えばアクリル酸(AA)、メタクリル酸(MAA)、クロトン酸等のエチレン性不飽和モノカルボン酸;マレイン酸、イタコン酸、シトラコン酸等のエチレン性不飽和ジカルボン酸およびその無水物(無水マレイン酸、無水イタコン酸等)。
水酸基含有モノマー:例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類;ビニルアルコール、アリルアルコール等の不飽和アルコール類。
アミド基含有モノマー:例えば(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−メチロールプロパン(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド。
アミノ基含有モノマー:例えばアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート。
エポキシ基を有するモノマー:例えばグリシジル(メタ)アクリレート、メチルグリシジル(メタ)アクリレート、アリルグリシジルエーテル。
シアノ基含有モノマー:例えばアクリロニトリル、メタクリロニトリル。
ケト基含有モノマー:例えばジアセトン(メタ)アクリルアミド、ジアセトン(メタ)アクリレート、ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、アリルアセトアセテート、ビニルアセトアセテート。
窒素原子含有環を有するモノマー:例えばN−ビニル−2−ピロリドン、N−メチルビニルピロリドン、N−ビニルピリジン、N−ビニルピペリドン、N−ビニルピリミジン、N−ビニルピペラジン、N−ビニルピラジン、N−ビニルピロール、N−ビニルイミダゾール、N−ビニルオキサゾール、N−ビニルモルホリン、N−ビニルカプロラクタム、N−(メタ)アクリロイルモルホリン。
アルコキシシリル基含有モノマー:例えば3−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン。
脂肪族系炭化水素樹脂としては、炭素原子数4〜5程度のオレフィンおよびジエンから選択される1種または2種以上の脂肪族炭化水素の重合体等が例示される。上記オレフィンの例としては、1−ブテン、イソブチレン、1−ペンテン等が挙げられる。上記ジエンの例としては、ブタジエン、1,3−ペンタジエン、イソプレン等が挙げられる。
芳香族系炭化水素樹脂の例としては、炭素原子数8〜10程度のビニル基含有芳香族系炭化水素(スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、インデン、メチルインデン等)の重合体等が挙げられる。脂肪族系環状炭化水素樹脂の例としては、いわゆる「C4石油留分」や「C5石油留分」を環化二量体化した後に重合させた脂環式炭化水素系樹脂;環状ジエン化合物(シクロペンタジエン、ジシクロペンタジエン、エチリデンノルボルネン、ジペンテン等)の重合体またはその水素添加物;芳香族系炭化水素樹脂または脂肪族・芳香族系石油樹脂の芳香環を水素添加した脂環式炭化水素系樹脂;等が挙げられる。
架橋反応の促進、製造効率向上等の観点から、粘着剤組成物の乾燥は加熱下で行うことが好ましい。乾燥温度は、例えば40〜150℃程度とすることができ、通常は60〜130℃程度とすることが好ましい。粘着剤組成物を乾燥させた後、さらに、粘着剤層内における成分移行の調整、架橋反応の進行、基材や粘着剤層内に存在し得る歪の緩和等を目的としてエージングを行ってもよい。
[粘着剤のゲル分率の測定方法]
約0.1gの粘着剤層(重量W1)を平均孔径0.2μmの多孔質ポリテトラフルオロエチレン膜(重量W2)で巾着状に包み、口をタコ糸(重量W3)で縛る。この包みを酢酸エチル50mLに浸し、室温(典型的には23℃)で7日間保持して粘着剤層中のゾル成分のみを上記膜外に溶出させた後、上記包みを取り出して外表面に付着している酢酸エチルを拭き取り、該包みを130℃で2時間乾燥させ、該包みの重量(W4)を測定する。そして、各値を以下の式に代入することによりゲル分率を求める。
ゲル分率(%)=[(W4−W2−W3)/W1]×100
なお、上記多孔質ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)膜としては、日東電工株式会社から入手可能な商品名「ニトフロン(登録商標)NTF1122」(平均孔径0.2μm、気孔率75%、厚さ85μm)またはその相当品を使用することが望ましい。
剥離ライナーとしては、慣用の剥離紙等を使用することができ、特に限定されない。例えば、樹脂フィルムや紙等のライナー基材の表面に剥離処理層を有する剥離ライナーや、フッ素系ポリマー(ポリテトラフルオロエチレン等)やポリオレフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン等)の低接着性材料からなる剥離ライナー等を用いることができる。上記剥離処理層は、例えば、シリコーン系、長鎖アルキル系、フッ素系、硫化モリブデン等の剥離処理剤により上記ライナー基材を表面処理して形成されたものであり得る。
ここに開示される粘着シートは種々の分野に適用することが可能であり、その用途は特に限定されない。例えば、ここに開示される粘着シートは、バイオマス度が所定以上であることから、使用後に焼却処分した場合であっても、CO2等の温室効果ガスの排出量が少ない。したがって、使用後に焼却処分される用途に好ましく適用される。また、ここに開示される粘着シートは、例えば、所望のサイズに切断して被着体に貼り付ける態様や、粘着シートロールから巻き戻して被着体に貼り付けた後、切断する態様で用いられる粘着シートとして好ましいものであり得る。ここに開示される粘着シートは手切れ性に優れたものであり得るため、上記使用態様における粘着シート切断の際に切断工具等を用いることなく素手による切断を精度よく行い得る。
(基材の作製)
低密度ポリエチレン(LDPE:住友化学株式会社製の商品名「スミカセンG−201」、密度0.919g/cm3、MFR2g/10分、バイオマス度0%)30部、バイオマス高密度ポリエチレン(バイオマスHDPE:Braskem S.A.社製の商品名「SHD7255LS−L」、密度0.954g/cm3、MFR4.5g/10分、バイオマス度94.5%)70部および白色顔料(大日精化工業株式会社製の商品名「HCM1030ホワイト」)5部を混合(ドライブレンド)して基材組成物を得た。この基材組成物を押出し温度190℃でT型ダイスによる押出し成形により成膜し、押出し直後にフィルムの片面に、表面に凹凸を有するエンボスロールを接触させて冷却した後、該フィルムを巻き取って総厚100μmの樹脂フィルム基材を作製した。これを本例に係る基材として用いた。この基材の片面には、図5に示すように複数の凹部11が断面U字状に形成されている。これら凹部11の各々は、基材10の幅方向(長手方向に直交する方向)に連続的に直線状に伸びるように、かつ互いに平行して配置されている。凹部11の深さDは40μm、幅Wは約200μm、凹部11の間隔Lは800μmであった。また、基材の平滑面(凹部非形成面)には、粘着剤層の投錨性を向上させることを目的としてコロナ放電処理を行った。さらに、基材の凹部形成面(コロナ処理を施した面とは反対側の面)には、長鎖アルキル系背面処理剤(一方社油脂工業株式会社製の商品名「ピーロイル1010」)を塗付することにより、厚さ0.5μmの背面処理層を形成した。本例に係る基材の密度は0.944g/cm3であった。
温度計、撹拌機、窒素導入管等を備えた反応容器にBA100部、AA3部、VAc5部、重合開始剤としてのAIBN0.2部および重合溶媒としてのトルエン100部を投入して、窒素ガス気流下60℃で重合反応を行い、重量平均分子量(Mw)が約50万のアクリル系ポリマーaのトルエン溶液を得た。このアクリル系ポリマーaのトルエン溶液に、ロジン系粘着付与樹脂(荒川化学工業株式会社製の商品名「スーパーエステルA−100」)をアクリルポリマーaの固形分100部に対して5部となるように添加し、さらにイソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン工業株式会社製の商品名「コロネートL」)をアクリルポリマーaの固形分100部に対して2部添加して本例に係るアクリル系粘着剤組成物(粘着剤)Aを得た。
上記で得た基材のコロナ放電処理を施した平滑面にアクリル系粘着剤組成物Aをリバースロールコーターにより塗付し、100℃で2分間乾燥することにより、厚さ30μmの粘着剤層が基材の片面に設けられた粘着シートを得た。
上記LDPEとバイオマスHDPEの配合割合を表1に示す割合に変更した他は例1と同様にして各例に係る基材を作製し、当該基材を用いた他は例1と同様にして各例に係る粘着シートを作製した。例2に係る基材の密度は0.942g/cm3であり、例3に係る基材の密度は0.933g/cm3であり、例4に係る基材の密度は0.930g/cm3であった。
LDPE(住友化学株式会社製の商品名「スミカセンG−201」)に代えてバイオマス直鎖状低密度ポリエチレン(バイオマスLLDPE:Braskem S.A.社製の商品名「SLL−318」、密度0.918g/cm3、MFR2.7g/10分、バイオマス度87%)を用いた他は例3と同様にして基材を作製し、当該基材を用いた他は例1と同様にして本例に係る粘着シートを作製した。この基材の密度は0.933g/cm3であった。
バイオマスHDPEに代えてHDPE(株式会社プライムポリマー製の商品名「ハイゼックス2200J」、密度0.964g/cm3、MFR5.2g/10分、バイオマス度0%)を用いた他は例2と同様にして基材を作製し、当該基材を用いた他は例1と同様にして本例に係る粘着シートを作製した。本例に係る基材の密度は0.942g/cm3であった。
温度計、撹拌機、窒素導入管等を備えた反応容器に2EHA100部、AA3部、VAc5部、重合開始剤としてのAIBN0.2部および重合溶媒としてのトルエン100部を投入して、窒素ガス気流下60℃で重合反応を行い、重量平均分子量(Mw)が約50万のアクリル系ポリマーbのトルエン溶液を得た。このアクリル系ポリマーbのトルエン溶液に、ロジン系粘着付与樹脂(荒川化学工業株式会社製の商品名「スーパーエステルA−100」)をアクリルポリマーbの固形分100部に対して5部となるように添加し、さらにイソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン工業株式会社製の商品名「コロネートL」)をアクリルポリマーbの固形分100部に対して2部添加して本例に係るアクリル系粘着剤組成物(粘着剤)Bを得た。そして、アクリル系粘着剤組成物Aに代えてアクリル系粘着剤組成物Bを用いた他は例6と同様にして本例に係る粘着シートを作製した。
樹脂材料としてLDPE(住友化学株式会社製の商品名「スミカセンG−201」)の1種を用いた他は例1と同様にして基材を作製し、当該基材を用いた他は例1と同様にして本例に係る粘着シートを作製した。本例に係る基材の密度は0.926g/cm3であった。
LDPE(住友化学株式会社製の商品名「スミカセンG−201」)50部、バイオマスHDPE(Braskem S.A.社製の商品名「SHD7255LS−L」)25部、ポリ乳酸(ユニチカ株式会社製の商品名「TERRAMAC TP4000−CN」、バイオマス度98.0%)および白色顔料(大日精化工業株式会社製の商品名「HCM1030ホワイト」)5部を混合(ドライブレンド)して基材組成物を得た。この基材組成物を用いた他は例1と同様にして樹脂フィルム基材を作製した。この基材を用いて例7と同様にして本例に係る粘着シートを作製した。本例に係る基材の密度は1.013g/cm3であった。
バイオマス低密度ポリエチレン(バイオマスLDPE:Braskem S.A.社製の商品名「SEB853」、密度0.923g/cm3、MFR2.7g/10分、バイオマス度95.0%)40部、HDPE(株式会社プライムポリマー製の商品名「ハイゼックス2200J」、密度0.964g/cm3、MFR5.2g/10分、バイオマス度0%)60部および白色顔料(大日精化工業株式会社製の商品名「HCM1030ホワイト」)5部を混合(ドライブレンド)して基材組成物を得た。この基材組成物を用いた他は例1と同様にして本例に係る樹脂フィルム基材を作製し、当該基材を用いた他は例1と同様にして本例に係る粘着シートを作製した。本例に係る基材の密度は0.948g/cm3であった。
上記バイオマスLDPEとHDPEの配合割合を表2に示す割合に変更した他は例10と同様にして各例に係る基材を作製し、当該基材を用いた他は例1と同様にして各例に係る粘着シートを作製した。例11に係る基材の密度は0.946g/cm3であり、例12に係る基材の密度は0.944g/cm3であり、例13に係る基材の密度は0.939g/cm3であった。
各例に係る粘着シートを幅25mm、長さ150mmのサイズにカットして測定サンプルを作製した。23℃、50%RHの環境下にて、上記測定サンプルの粘着面を露出させ、該粘着面をステンレス鋼(SUS304BA)板の表面に2kgのゴムローラを1往復させて圧着した。これを同環境下に30分間放置した後、引張試験機を使用してJIS Z0237:2000に準じて、剥離角度180度、引張速度300mm/分の条件で剥離強度(N/25mm幅)を測定した。引張試験機としては、万能引張圧縮試験機(装置名「引張圧縮試験機、TCM−1kNB」ミネベア(株)製)を使用した。結果を表1および2に示す。
各例に係る粘着シートを幅18mm、長さ150mmのサイズにカットして測定サンプルを作製した。23℃、50%RHの環境下にて、上記測定サンプルの粘着面を露出させ、該粘着面をステンレス鋼(SUS304BA)板の表面に500gのローラを1往復させて圧着した。これを同環境下に30分間放置した後、クランプを用いて、図6に示すように測定サンプル50が貼り付けられた面が下側となるようにステンレス鋼板56を水平に設置した。次いで、剥離角度が90度となるように、測定サンプル50の長手方向の一端52に30gの錘58にて荷重をかけて、40℃の雰囲気下にて1時間後の剥離距離LPを測定し、これを定荷重剥離速度(mm/hour)とした。結果を表1および2に示す。なお、図6中、破線部分は試験開始時の状態を示し、実線部分は試験開始から1時間後の状態を示している。
エレメンドルフ引裂抵抗試験機(テスター産業株式会社製)を使用し、室温(23℃)、65%RHの環境下にて、幅63mmの粘着シートの幅方向につき、ノッチなしで引裂抵抗を測定した。結果を表1および2に示す。上記試験において粘着シートの測定サンプルが破断に至らなかった場合は表1中に「切れず」と記載した。
各例に係る粘着シートの単位面積当たりのCO2排出削減量を下式より求めた。
CO2排出削減量(g/m2)=W×2.55×b
上記式中、Wは単位面積当たりの粘着シート重量(g/m2)であり、bは粘着シートのバイオマス度×10−2である。結果を表1および2に示す。
各例に係る基材につき、その平滑面の外観を目視で観察し、下記の基準で評価した。
〇:基材表面に外観不良(厚み、色ムラ等)は認められなかった。
×:基材表面に外観不良(厚み、色ムラ等)が認められた。
結果を表1および2に示す。
各例に係る粘着シートを幅50mm、長さ50mmのサイズにカットして評価用サンプルを得た。23℃雰囲気下にて、上記評価用サンプルの幅方向の一方の端部を両手の指先でつまんで、上記評価用サンプルを幅方向に引き裂いた。評価用サンプル引裂き時の両手指先の間隔は5〜10mmの範囲とした。上記引裂き時における評価用サンプルの切断しやすさを、粘着シートの手切れ性として下記の基準で評価した。
〇:容易に切断することができた。
×:容易に切断することができなかった。
結果を表1および2に示す。
10 基材
21,22 粘着剤層
31,32 剥離ライナー
Claims (10)
- 基材と、該基材の少なくとも一方の表面に設けられた粘着剤層と、を備える粘着シートであって、
前記粘着シートのバイオマス度は20%以上であり、
前記基材におけるポリ乳酸の含有割合は20重量%未満である、
前記基材におけるバイオマス高密度ポリエチレンの含有割合は60重量%以下であり、 前記粘着シートは、6mm/hour以下の定荷重剥離速度を示す、粘着シート。 - 前記基材のバイオマス度は25%以上である、請求項1に記載の粘着シート。
- 前記基材はポリオレフィンフィルムである、請求項1または2に記載の粘着シート。
- 前記基材は、高密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンとを含むポリオレフィンフィルムである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の粘着シート。
- 前記粘着シートは長尺シートであり、
前記基材の少なくとも一方の表面には、連続的にまたは断続的に直線状に伸びる凹部が形成されており、
前記凹部は、前記粘着シートの長手方向と交差する方向に沿って配置されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の粘着シート。 - 前記粘着シートは、15N/25mm以下の180度剥離強度を示す、請求項1〜5のいずれか一項に記載の粘着シート。
- 前記粘着剤層は、アクリル系ポリマーをベースポリマーとして含むアクリル系粘着剤層である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の粘着シート。
- 前記粘着剤層は、前記アクリル系ポリマーと架橋剤とを含む粘着剤組成物から形成されてなる、請求項7に記載の粘着シート。
- 前記アクリル系ポリマーは、主モノマーとしてのブチルアクリレートと、前記架橋剤と反応し得る官能基含有モノマーと、を含むモノマー原料を重合することにより得られたものである、請求項8に記載の粘着シート。
- 前記粘着剤層は植物由来の粘着付与剤を含有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の粘着シート。
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