JP6556026B2 - Induction heating cooker - Google Patents
Induction heating cooker Download PDFInfo
- Publication number
- JP6556026B2 JP6556026B2 JP2015223273A JP2015223273A JP6556026B2 JP 6556026 B2 JP6556026 B2 JP 6556026B2 JP 2015223273 A JP2015223273 A JP 2015223273A JP 2015223273 A JP2015223273 A JP 2015223273A JP 6556026 B2 JP6556026 B2 JP 6556026B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- heating coil
- storage chamber
- component storage
- inverter board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Induction Heating Cooking Devices (AREA)
Description
本発明は、加熱コイルを有するグリルユニットを備えた誘導加熱調理器に関するものである。 The present invention relates to an induction heating cooker including a grill unit having a heating coil.
従来の誘導加熱調理器には、加熱コイルに高周波電流を供給して高周波磁界を発生させ、調理容器の底部に渦電流を生じさせてジュール熱により調理容器を発熱させ、調理容器内の魚等の調理物を調理するグリルユニットを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。 In a conventional induction heating cooker, a high frequency current is supplied to a heating coil to generate a high frequency magnetic field, an eddy current is generated at the bottom of the cooking container, the cooking container is heated by Joule heat, fish in the cooking container, etc. There is a thing provided with the grill unit which cooks the cooking thing of this (for example, refer to patent documents 1).
前述の誘導加熱調理器では、加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ基板が、高周波電流に応じて加熱コイルに発生する高周波磁界の影響を受けないように、インバータ基板をグリルユニットの外側に配置している。このため、加熱コイルとインバータ基板を電気的に接続する導電線が長くなり、導電線の配線作業に手間がかかっていた。 In the induction heating cooker described above, the inverter board is arranged outside the grill unit so that the inverter board that supplies the high-frequency current to the heating coil is not affected by the high-frequency magnetic field generated in the heating coil in response to the high-frequency current. ing. For this reason, the conductive wire that electrically connects the heating coil and the inverter board becomes long, and the wiring work of the conductive wire is troublesome.
本発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、加熱コイルの周辺にインバータ基板を設けても、インバータ基板への高周波磁界の影響を抑えることができる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and provides an induction heating cooker that can suppress the influence of a high-frequency magnetic field on the inverter board even if an inverter board is provided around the heating coil. The purpose is to do.
本発明に係る誘導加熱調理器は、調理容器が載置される底板を有する加熱室、及び前記底板の下に加熱コイルが配置された部品収納室が設けられたグリルユニットを有する誘導加熱調理器において、前記グリルユニットは、前記部品収納室に、前記加熱コイルに電気的に接続する導電線を通じて当該加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ基板と、前記加熱コイルの下に配置された防磁体とを備え、前記インバータ基板は、前記部品収納室内の中央に設置され、前記加熱コイルは、前記グリルユニットを正面から見て、前記インバータ基板の前後にそれぞれ配置され、前記防磁体は、各加熱コイルの下にそれぞれ設置され、前記加熱コイルと前記インバータ基板との間に隔壁板が設けられている。 An induction heating cooker according to the present invention includes an induction heating cooker having a heating chamber having a bottom plate on which a cooking container is placed, and a grill unit provided with a component storage chamber in which a heating coil is arranged below the bottom plate. The grill unit includes an inverter board for supplying a high frequency current to the heating coil through a conductive wire electrically connected to the heating coil, and a magnetic shield disposed under the heating coil. The inverter board is installed in the center of the component storage chamber, the heating coils are respectively arranged in front and rear of the inverter board when the grill unit is viewed from the front, and the magnetic shields are provided in the heating coils. And a partition plate is provided between the heating coil and the inverter board.
本発明によれば、加熱コイルの下に防磁体を設けて、高周波電流に応じて加熱コイルに発生する高周波磁界の漏れ磁界を抑制するようにしているので、加熱コイルが配置された部品収納室内にインバータ基板を設置することができる。このため、加熱コイルに電気的に接続する導電線を短くすることができ、導電線の配線作業が容易となり、誘導加熱調理器の組立性の向上を図ることができる。 According to the present invention, since the magnetic shield is provided under the heating coil so as to suppress the leakage magnetic field of the high frequency magnetic field generated in the heating coil in response to the high frequency current, the component storage chamber in which the heating coil is disposed is provided. An inverter board can be installed in For this reason, the conductive wire electrically connected to the heating coil can be shortened, the wiring work of the conductive wire is facilitated, and the assembly of the induction heating cooker can be improved.
以下、本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、それぞれの図面において、同じ部分または相当部分には同じ符号を付している。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器を示す斜視図である。
本実施の形態1に係る誘導加熱調理器100は、筐体1の上部に設けられたトッププレート2、筐体1内に配置された3つの加熱コイル、上面操作部6、前面操作部8、筐体1内に前面操作部8に隣接して設置されたグリルユニット20等を備えている。トッププレート2は、四辺形状に形成された非磁性材の結晶化ガラス板3と、結晶化ガラス板3の前後左右の周縁部にシリコン系接着剤等で固着されたステンレス製の枠体4とで構成されている。
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments of an induction heating cooker according to the present invention will be described with reference to the drawings. In the respective drawings, the same portions or corresponding portions are denoted by the same reference numerals.
Embodiment 1 FIG.
FIG. 1 is a perspective view showing an induction heating cooker according to Embodiment 1 of the present invention.
The
トッププレート2の結晶化ガラス板3には、鍋等の載置位置を示す左加熱部5a、右加熱部5b及び中央加熱部5cが印刷等で表示されている。これらの左加熱部5a、右加熱部5b及び中央加熱部5cの真下には、3つの加熱コイルである左加熱コイル、右加熱コイル及び中央加熱コイルが配置されている。なお、本実施の形態1においては、3つの加熱コイルを備えた誘導加熱調理器100について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、中央加熱部5cの下に配置された中央加熱コイルに代えて、輻射式のラジエントヒーターを用いても良い。また、加熱コイルを3つとしているが、加熱コイルを2つあるいは4つとしても良い。
On the crystallized
また、結晶化ガラス板3の前部には、左加熱部5a、右加熱部5b及び中央加熱部5cに対応して、それぞれ表示窓7a、7b、7cが設けられている。これらの表示窓7a、7b、7cの真下には、それぞれ液晶表示部が配置されている。この液晶表示部は、例えば、LCDあるいは有機電界発光(Electro Luminescence:EL)素子などにより構成されている。
In addition, display
上面操作部6は、トッププレート2の前側の枠体4に設けられ、左加熱部5a、右加熱部5b、中央加熱部5c及びグリルユニット20の火力をそれぞれ選択する火力選択スイッチ、調理メニューを選択するメニュー選択スイッチ、調理する時間を設定する時間設定スイッチ等を備えている。これらのスイッチは、例えば、静電容量式のタッチスイッチで構成される。また、トッププレート2の後側の枠体4には、吸気口9及び排気口10が設けられている。
The upper
前面操作部8は、筐体1の前面に設けられている。この前面操作部8には、誘導加熱調理器100の電源を入り切りする電源スイッチ8a、左加熱部5a、右加熱部5b及び中央加熱部5cの火力をそれぞれ微調節する火力調節ダイヤル8b、8c、8d、左加熱部5a、右加熱部5b及び中央加熱部5cの加熱時間をそれぞれ設定するダイヤル式切りタイマー8eが設けられている。また、筐体1の前面には、グリルユニット20の開口部11が設けられている。この開口部11は、グリル扉21によって開閉される。
The
次に、グリルユニット20の構成について、図2を用いて説明する。
図2は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のグリルユニットを示す縦断面図である。
グリルユニット20は、前述のグリル扉21と、グリル本体22と、磁性材により形成された調理容器23とを備えている。グリル扉21は、耐熱性のガラスで形成された覗き窓21aと(図1参照)、グリル扉21の前面の下端部に手前側に突出する取っ手部21bと、グリル扉21の裏面の下端部にグリル扉21を前後方向に移動させる摺動レール21cとを備えている(図1参照)。前述の調理容器23は、上部が開放された箱形状に形成され、4つの側壁のうち短辺側の一方の側壁に引掛け部23aが設けられている。引掛け部23aは、グリル扉21の裏面に設けられた引掛け受け部21dに引っ掛かる。これにより、グリル扉21に調理容器23が固定され、グリル扉21を手前に引くことで、同時に調理容器23を加熱室24eの内部から引き出すことができる。
Next, the configuration of the
FIG. 2 is a longitudinal sectional view showing the grill unit of the induction heating cooker according to Embodiment 1 of the present invention.
The
グリル本体22は、外郭が板金製の筐体24により形成され、その筐体24内にヒーター25、加熱コイル27、防磁体29及びインバータ基板30を備えている。筐体24は、グリル扉21と対向する前面のうち、上半分がグリル開口部24aとして開口され、下半分は前面部24bによって塞がれている。グリル開口部24aは、グリルユニット20を正面から見て、左右方向に長い長方形状に形成されている。筐体24の背面部24cの上部には、誘導加熱調理器100の排気口10に延びる第1の排気ダクト24dが設けられている。
The grill
また、筐体24には、内部に、調理容器23が載置される底板26を有する加熱室24eと、底板26の下に加熱コイル27、防磁体29及びインバータ基板30を備えた部品収納室24fとが設けられている。底板26は、例えば結晶化ガラス板により形成され、その上面とグリル開口部24aの底辺とが同一面上となっている。
The
加熱室24e内の上方には、ヒーター25が配置されている。このヒーター25は、シーズヒーターあるいはハロゲンヒーターで構成され、誘導加熱調理器100内に設けられたヒーター用の通電回路(図示せず)からの電流により発熱する。部品収納室24fの上面を形成する底板26の下に加熱コイル27が配置されている。加熱コイル27は、コイル支持部28上に支持された状態で、防磁体29内に設置されている。コイル支持部28は、耐熱性を有する樹脂により円盤状に形成されている。防磁体29は、例えばアルミニウム等の非磁性材により形成され、円形の底部29aと、底部29aの外周部に周方向に設けられた側壁部29bとにより構成されている。
A
インバータ基板30は、筐体24の底面部24gのうち防磁体29の中央真下の位置に設置され、加熱コイル27に導電線31で電気的に接続している。インバータ基板30には、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor )により構成され、加熱コイル27に高周波電流を供給するインバータ回路、このインバータ回路の動作時に発生する熱を放熱する放熱フィン32等が実装されている。
The
前記のように構成された誘導加熱調理器100のグリルユニット20において、調理物である魚を調理する場合、先ず、グリル扉21を手前に引いて加熱室24eのグリル開口部24aを開き、魚の入った調理容器23を加熱室24eの底板26に載せて、グリル扉21をグリル開口部24a側に押してグリル開口部24aを閉じる。そして、上面操作部6上で例えば調理メニューである例えば「姿焼き」を選択し、火力を選択すると、選択された火力に応じて、前述の通電回路からヒーター25に電流が供給され、インバータ基板30から導電線31を介して加熱コイル27に高周波電流が供給される。
In the
ヒーター25は、入力電流に応じて発熱し、調理容器23内の魚を表面から加熱する。一方、加熱コイル27は、高周波電流に応じて高周波磁界を発生し、調理容器23の底部に渦電流を生じさせてジュール熱により調理容器23を発熱させ、調理容器23内の魚の裏面を加熱する。この時、加熱コイル27の下側を覆う防磁体29により、加熱コイル27に発生する高周波磁界のうち下方へ向かう漏れ磁界が遮蔽される。
The
以上のように本実施の形態1によれば、加熱コイル27の下に防磁体29を配置して、高周波電流に応じて加熱コイル27に発生する高周波磁界の漏れ磁界を抑制するようにしているので、加熱コイル27が配置された部品収納室24f内にインバータ基板30を設置することができる。このため、インバータ基板30をグリルユニット20の外側に配置した場合と比べ、加熱コイル27と接続する導電線31を短くすることができ、導電線31の配線作業が容易となり、誘導加熱調理器100の組立性の向上を図ることができる。
As described above, according to the first embodiment, the
実施の形態2.
本実施の形態2は、部品収納室24f内に、加熱コイル27とインバータ基板30とを隣接して配置し、加熱コイル27の下に防磁体29を配置し、さらに、加熱コイル27とインバータ基板30との間に隔壁板を設けたものであり、以下、図3を用いて説明する。
図3は本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のグリルユニットを示す縦断面図である。なお、実施の形態1と同様あるいは相当部分には同じ符号を付している。
In the second embodiment, the
FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a grill unit of an induction heating cooker according to
本実施の形態2においては、図3に示すように、部品収納室24f内のグリル扉21に加熱コイル27が配置され、部品収納室24f内の奧側にインバータ基板30が設置されている。加熱コイル27をグリル扉21側に配置することで、加熱調理中のグリル扉21側の加熱室24eと奧側の加熱室24eの温度差が抑えられる。つまり、グリル扉21が外気に接していることから、グリル扉21側の加熱室24e内の温度は、加熱室24e内の奥側よりも低めになり、この温度差を抑えるためである。
In the second embodiment, as shown in FIG. 3, the
加熱コイル27とインバータ基板30との間に隔壁板33が設けられている。この隔壁板33は、例えばアルミニウム等の非磁性材により形成され、グリルユニット20を正面から見て、部品収納室24fの前後を分離している。加熱コイル27は、コイル支持部28上に支持された状態で、防磁体29内に設置されている。インバータ基板30は、筐体24の底面部24gに設置され、加熱コイル27と接続する導電線31が隔壁板33を貫通して接続されている。
A
以上のように本実施の形態2によれば、部品収納室24f内のグリル扉21側に加熱コイル27を配置し、加熱コイル27の下に防磁体29を設置し、さらに、部品収納室24f内に奧側と分離する隔壁板33を設けている。この構成により、高周波電流に応じて加熱コイル27に発生する高周波磁界の漏れ磁界を防磁体29と隔壁板33とで抑制することができるので、部品収納室24f内の奧側に加熱コイル27に隣接してインバータ基板30を設置することができる。
これにより、加熱コイル27に接続する導電線31を短くすることができ、導電線31の配線作業が容易となり、誘導加熱調理器100の組立性の向上を図ることができるという効果に加えて、部品収納室24fの高さHを実施の形態1のグリルユニット20の部品収納室24fよりも低くできる。
また、加熱コイル27を部品収納室24f内のグリル扉21側に配置しているので、加熱室24e内の温度分布を改善することができる。
さらに、加熱コイル27とインバータ基板30との間に隔壁板33を設けているので、実施の形態1と比べ、より防磁効果が向上する。
As described above, according to the second embodiment, the
Thereby, in addition to the effect that the
Moreover, since the
Furthermore, since the
実施の形態3.
本実施の形態3は、加熱コイル27を、グリルユニット20を正面から見て、インバータ基板30の前後にそれぞれ配置し、防磁体29を各加熱コイル27の下にそれぞれ設置し、さらに、加熱コイル27とインバータ基板30との間に隔壁板33を設けたものであり、以下、図4を用いて説明する。
図4は本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器のグリルユニットを示す縦断面図である。なお、実施の形態1、2と同様あるいは相当部分には同じ符号を付している。
In the third embodiment, the
FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing a grill unit of the induction heating cooker according to
本実施の形態3においては、図4に示すように、インバータ基板30が部品収納室24f内の中央に設置され、加熱コイル27は、グリルユニット20を正面から見て、インバータ基板30の前後にそれぞれ配置されている。また、部品収納室24f内のグリル扉21側の位置に配置された加熱コイル27とインバータ基板30との間、また、インバータ基板30と部品収納室24f内の奧側の位置に配置された加熱コイル27との間に、それぞれ隔壁板33が設けられている。この隔壁板33は、前述したように、アルミニウムによって形成されている。
In the third embodiment, as shown in FIG. 4, the
2つの加熱コイル27は、それぞれコイル支持部28上に支持された状態で、防磁体29内に設置されている。インバータ基板30は、筐体24の底面部24gに設置され、2つの加熱コイル27からの導電線31がそれぞれの隔壁板33を貫通して接続されている。つまり、このインバータ基板30には、2つの加熱コイル27に対応して、IGBTにより構成されるインバータ回路が実装されている。また、インバータ基板30には、インバータ回路の動作時に発生する熱をそれぞれ放熱する2つの放熱フィン32が実装されている。なお、1つの放熱フィン32により2つのインバータ回路を冷却するようにしても良い。
The two
以上のように本実施の形態3によれば、部品収納室24f内のグリル扉21側と奧側の位置にそれぞれ加熱コイル27を配置し、加熱コイル27の下に防磁体29を設置し、さらに、部品収納室24f内に互いに対向する隔壁板33を設けている。この構成により、高周波電流に応じて加熱コイル27に発生する高周波磁界の漏れ磁界を防磁体29と隔壁板33とで抑制することができるので、部品収納室24f内の隔壁板33の間にインバータ基板30を設置することができる。
これにより、各加熱コイル27と接続する導電線31を短くすることができ、導電線31の配線作業が容易となり、誘導加熱調理器100の組立性の向上を図ることができるという効果に加えて、部品収納室24fの高さHを実施の形態1のグリルユニット20の部品収納室24fよりも低くできる。
また、2つの加熱コイル27を配置しているので、一方の加熱コイル27の火力を他方の加熱コイル27の火力よりも高くしたり低くすることができる。これにより、調理容器23の誘導加熱の制御範囲を実施の形態1、2と比べ広く設定することができる。
さらに、加熱コイル27とインバータ基板30との間にそれぞれ隔壁板33を設けているので、実施の形態1と比べ、より防磁効果が向上する。
As described above, according to the third embodiment, the heating coils 27 are disposed at the
Thereby, in addition to the effect that the
Further, since the two
Furthermore, since the
実施の形態4.
本実施の形態4は、外気を吸引して部品収納室24f内に送風するファンユニットを備えたものであり、以下、図5を用いて説明する。
図5は本発明の実施の形態4に係る誘導加熱調理器のグリルユニットを示す縦断面図である。なお、実施の形態1と同様あるいは相当部分には同じ符号を付している。
The fourth embodiment includes a fan unit that sucks outside air and blows air into the
FIG. 5 is a longitudinal sectional view showing a grill unit of an induction heating cooker according to
本実施の形態4においては、図5に示すように、部品収納室24f内のグリル扉21側の位置にファンユニット40が設けられている。加熱コイル27は、ファンユニット40と部品収納室24fの背面部24cとの間に配置されている。この加熱コイル27は、実施の形態1、2、3と同様に、コイル支持部28上に支持された状態で、防磁体29内に設置されている。インバータ基板30は、部品収納室24fの底面部24g上であって、防磁体29の真下の位置に設置され、加熱コイル27に導電線31で電気的に接続している。
In the fourth embodiment, as shown in FIG. 5, a
前述のファンユニット40は、部品収納室24f内に配置された冷却ファン41と、冷却ファン41の吸気側に連結された吸気ダクト42とで構成されている。吸気ダクト42は、部品収納室24fの底面部24gを貫通して、誘導加熱調理器100の筐体1の底部に設置されている。
The
筐体1の底部のうちの吸気ダクト42に覆われる位置には、複数の吸気孔1aが設けられている。また、グリル本体22の筐体24の背面部24cのうち部品収納室24f側の位置に冷却風排出口24hが設けられている。この冷却風排出口24hは、誘導加熱調理器100の筐体1内に設けられた風路1bを介して誘導加熱調理器100の排気口10に通じている。
A plurality of
冷却ファン41は、例えば、加熱コイル27に高周波電流が供給されると駆動し、加熱コイル27への高周波電流の供給が停止してから一定時間後に駆動を停止する。冷却ファン41が駆動しているときには、外気が複数の吸気孔1aを介して吸気ダクト42内に吸引され、冷却風として部品収納室24f内に送風されて加熱コイル27とインバータ基板30を冷却し、冷却風排出口24hから排出される。冷却風排出口24hから排出された冷却風は、風路1bを通って誘導加熱調理器100の排気口10から外部へ排出される。
For example, the cooling
以上のように本実施の形態4によれば、部品収納室24f内にファンユニット40を設け、ファンユニット40と部品収納室24fの背面部24cとの間に加熱コイル27及びインバータ基板30を配置している。この構成により、冷却ファン41から加熱コイル27及びインバータ基板30に冷却風を送ることができるので、放熱フィン32によるインバータ基板30の冷却をより高めることができると共に、加熱コイル27も冷却することができる。
また、加熱コイル27の下に防磁体29を配置して、高周波電流に応じて加熱コイル27に発生する高周波磁界の漏れ磁界を抑制するようにしているので、加熱コイル27が配置された部品収納室24f内にインバータ基板30を設置することができる。このため、実施の形態1と同様に、加熱コイル27と接続する導電線31を短くすることができ、導電線31の配線作業が容易となり、誘導加熱調理器100の組立性の向上を図ることができる。
As described above, according to the fourth embodiment, the
In addition, since the
実施の形態5.
本実施の形態5は、部品収納室24fと第1の排気ダクト24dとを連結し、部品収納室24fから流出するファンユニット40からの送風を第1の排気ダクト24d内に送り込んで加熱室24e内の熱気を誘引する第2の排気ダクトを備えたものであり、以下、図6を用いて説明する。
図6は本発明の実施の形態5に係る誘導加熱調理器のグリルユニットを示す縦断面図である。なお、実施の形態4と同様あるいは相当部分には同じ符号を付している。
Embodiment 5 FIG.
In the fifth embodiment, the
FIG. 6 is a longitudinal sectional view showing a grill unit of an induction heating cooker according to Embodiment 5 of the present invention. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same part as
本実施の形態5においては、図6に示すように、加熱室24eの背面部24cに設けられた第1の排気ダクト24dに、部品収納室24fの冷却風排出口24hと連通する第2の排気ダクト24jが連結されている。第1の排気ダクト24dの第2の排気ダクト24jと連結する傾斜部分に複数の貫通孔24iが設けられている。第2の排気ダクト24jは、加熱室24eの背面部24c及び前記傾斜部分とで構成されている。
In the fifth embodiment, as shown in FIG. 6, the
加熱コイル27は、ファンユニット40と部品収納室24fの背面部24cとの間に配置されている。この加熱コイル27は、実施の形態4と同様に、コイル支持部28上に支持された状態で、防磁体29内に設置されている。インバータ基板30は、部品収納室24fの底面部24g上であって、防磁体29の真下の位置に設置され、加熱コイル27と接続する導電線31が接続されている。
The
ファンユニット40は、実施の形態4と同様に、部品収納室24f内に配置された冷却ファン41と、冷却ファン41の吸気側に連結された吸気ダクト42とで構成されている。吸気ダクト42は、部品収納室24fの底面部24gを貫通して、誘導加熱調理器100の筐体1の底部に設置されている。
As in the fourth embodiment, the
筐体1の底部のうちの吸気ダクト42に覆われる位置には、複数の吸気孔1aが設けられている。また、グリル本体22の筐体24の背面部24cのうち部品収納室24f側の位置に冷却風排出口24hが設けられている。この冷却風排出口24hは、第2の排気ダクト24j、複数の貫通孔24i及び第1の排気ダクト24dを介して誘導加熱調理器100の排気口10に通じている。
A plurality of
冷却ファン41は、実施の形態4と同様に、加熱コイル27に高周波電流が供給されると駆動し、加熱コイル27への高周波電流の供給が停止してから一定時間後に駆動を停止する。冷却ファン41が駆動しているときには、外気が吸気ダクト42から吸引され、冷却風として部品収納室24f内に送風されて加熱コイル27とインバータ基板30を冷却し、冷却風排出口24hから排出される。冷却風排出口24hから排出された冷却風は、第2の排気ダクト24jと複数の貫通孔24iとを通って第1の排気ダクト24dに流入し、誘導加熱調理器100の排気口10から外部へ排出される。冷却風が第1の排気ダクト24dに流入した際に、加熱室24e内の熱気は、冷却風により誘引され、冷却風と共に排気口10から外部へ排出される。
As in the fourth embodiment, the cooling
以上のように本実施の形態5によれば、加熱室24eの背面部24cに設けられた第1の排気ダクト24dの複数の貫通孔24iに、部品収納室24fの冷却風排出口24hと連通する第2の排気ダクト24jを連結している。この構成により、加熱室24e内の熱気を、複数の貫通孔24iから第1の排気ダクト24d内に流入する冷却風により誘引して外部に排出させることができる。このため、加熱コイル27及びインバータ基板30の冷却をより効率よく行うことができると共に、加熱室24e内の温度上昇を抑えることができる。
また、加熱コイル27の下に防磁体29を配置して、高周波電流に応じて加熱コイル27に発生する高周波磁界の漏れ磁界を抑制するようにしているので、加熱コイル27が配置された部品収納室24f内にインバータ基板30を設置することができる。このため、実施の形態1と同様に、加熱コイル27と接続する導電線31を短くすることができ、導電線31の配線作業が容易となり、誘導加熱調理器100の組立性の向上を図ることができる。
As described above, according to the fifth embodiment, the plurality of through holes 24i of the
In addition, since the
1 筐体、1a 吸気孔、1b 風路、2 トッププレート、3 結晶化ガラス板、4 枠体、5a 左加熱部、5b 右加熱部、5c 中央加熱部、6 上面操作部、7a、7b、7c 表示窓、8 前面操作部、8a 電源スイッチ、8b、8c、8d 火力調節ダイヤル、8e ダイヤル式切りタイマー、9 吸気口、10 排気口、11 開口部、20 グリルユニット、21 グリル扉、21a 覗き窓、21b 取っ手部、21c 摺動レール、21d 引掛け受け部、22 グリル本体、23 調理容器、23a 引掛け部、24 筐体、24a グリル開口部、24b 前面部、24c 背面部、24d 第1の排気ダクト、24e 加熱室、24f 部品収納室、24g 底面部、24h 冷却風排出口、24i 貫通孔、24j 第2の排気ダクト、25 ヒーター、26 底板、27 加熱コイル、28 コイル支持部、29 防磁体、29a 底部、29b 側壁部、30 インバータ基板、31 導電線、32 放熱フィン、33 隔壁板、40 ファンユニット、41 冷却ファン、42 吸気ダクト、100 誘導加熱調理器。
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Case, 1a Intake hole, 1b Air path, 2 Top plate, 3 Crystallized glass plate, 4 Frame, 5a Left heating part, 5b Right heating part, 5c Center heating part, 6 Upper surface operation part, 7a, 7b, 7c Display window, 8 Front operation section, 8a Power switch, 8b, 8c, 8d Thermal power adjustment dial, 8e Dial-type timer, 9 Inlet, 10 Exhaust, 11 Opening, 20 Grill unit, 21 Grill door, 21a Window, 21b Handle portion, 21c Slide rail, 21d Hook receiving portion, 22 Grill body, 23 Cooking container, 23a Hook portion, 24 Case, 24a Grill opening, 24b Front portion, 24c Back portion, 24d First Exhaust duct, 24e heating chamber, 24f parts storage chamber, 24g bottom surface portion, 24h cooling air discharge port, 24i through hole, 24j
Claims (7)
前記グリルユニットは、前記部品収納室に、前記加熱コイルに電気的に接続する導電線を通じて当該加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ基板と、前記加熱コイルの下に配置された防磁体とを備え、
前記インバータ基板は、前記部品収納室内の中央に設置され、
前記加熱コイルは、前記グリルユニットを正面から見て、前記インバータ基板の前後にそれぞれ配置され、
前記防磁体は、各加熱コイルの下にそれぞれ設置され、
前記加熱コイルと前記インバータ基板との間に隔壁板が設けられていることを特徴とする誘導加熱調理器。 In an induction heating cooker having a heating unit having a bottom plate on which a cooking container is placed, and a grill unit provided with a component storage chamber in which a heating coil is arranged under the bottom plate,
The grill unit includes an inverter board that supplies a high-frequency current to the heating coil through a conductive wire electrically connected to the heating coil, and a magnetic shield disposed under the heating coil in the component storage chamber. ,
The inverter board is installed in the center of the component storage chamber,
The heating coils are respectively disposed on the front and rear of the inverter board when the grill unit is viewed from the front.
The magnetic shield is installed under each heating coil,
An induction heating cooker, wherein a partition plate is provided between the heating coil and the inverter board .
前記加熱コイルを前記部品収納室内の中央より前記グリル扉側の位置に配置したことを特徴とする請求項3記載の誘導加熱調理器。 The grill unit has a grill door that opens and closes the heating chamber,
The induction heating cooker according to claim 3, wherein the heating coil is disposed at a position closer to the grill door than a center in the component storage chamber.
前記部品収納室と前記第1の排気ダクトとを連結し、前記部品収納室から流出するファンユニットからの送風を前記第1の排気ダクト内に送り込んで前記加熱室内の熱気を誘引させる第2の排気ダクトと
を備えたことを特徴とする請求項6記載の誘導加熱調理器。 A first exhaust duct communicating with the heating chamber;
The component storage chamber and the first exhaust duct are connected to each other, and air from the fan unit flowing out from the component storage chamber is sent into the first exhaust duct to induce hot air in the heating chamber. An induction heating cooker according to claim 6, further comprising an exhaust duct.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015223273A JP6556026B2 (en) | 2015-11-13 | 2015-11-13 | Induction heating cooker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015223273A JP6556026B2 (en) | 2015-11-13 | 2015-11-13 | Induction heating cooker |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017091925A JP2017091925A (en) | 2017-05-25 |
JP6556026B2 true JP6556026B2 (en) | 2019-08-07 |
Family
ID=58768566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015223273A Active JP6556026B2 (en) | 2015-11-13 | 2015-11-13 | Induction heating cooker |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6556026B2 (en) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50127744U (en) * | 1974-04-02 | 1975-10-20 | ||
US9867237B2 (en) * | 2009-03-19 | 2018-01-09 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Induction heating cooker |
JP2011154962A (en) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Mitsubishi Electric Corp | Induction heating cooker |
JP5896658B2 (en) * | 2011-09-12 | 2016-03-30 | アイリスオーヤマ株式会社 | Cooker |
JP6007410B2 (en) * | 2012-12-26 | 2016-10-12 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Induction heating cooker |
-
2015
- 2015-11-13 JP JP2015223273A patent/JP6556026B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017091925A (en) | 2017-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2012253017A (en) | Induction cooktop cooling kit | |
JP7229797B2 (en) | heating cooker | |
JP6670567B2 (en) | Induction heating cooker | |
JP2009004143A (en) | Induction heating cooker | |
JP6556026B2 (en) | Induction heating cooker | |
JP5896658B2 (en) | Cooker | |
JP2017107766A (en) | Induction heating cooker | |
JP2016162703A (en) | Induction heating cooker | |
JP6893196B2 (en) | Induction heating cooker | |
JP5241629B2 (en) | Induction heating cooker | |
JP4972617B2 (en) | Induction heating cooker | |
JP5860766B2 (en) | Induction heating cooker | |
JP6441584B2 (en) | Cooker | |
JP6055942B2 (en) | Cooker | |
JP2021048030A (en) | Induction cooker | |
JP6633472B2 (en) | Induction heating cooker | |
JP5501500B2 (en) | Induction heating cooker | |
CN110873341B (en) | Heating cooker | |
JP2005122963A (en) | Induction heating cooker | |
JP7390876B2 (en) | induction heating cooker | |
JP7281076B2 (en) | heating cooker | |
JP7370169B2 (en) | heating cooker | |
JP2011023374A (en) | Induction heating cooker | |
US20220381440A1 (en) | Electric range | |
JP4366415B2 (en) | Induction heating cooker |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180622 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190531 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190611 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190709 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6556026 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |