JP6556003B2 - 商品情報入力機能を備えた複合機 - Google Patents

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Description

この発明は、コピー機能、印刷機能およびファクシミリ機能等を有する複合機に関し、特に、上記機能に加え、購入しようとする商品の商品情報を入力する機能を備えた複合機に関する。
今日、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等の店舗において、ユーザが購入した商品の販売管理を行うPOSシステム(Point of Sales System)とは別に、複合機が設置されていることが多い。
複合機は、一般的に、コピー機能、写真や書面の印刷機能、ファクシミリによるデータ送信機能、写真や書面を画像データ化するイメージ入力機能等を有するものである。
また、特許文献1には、商品に付与されたバーコードを、スキャナ部またはバーコードリーダで読み取り、購入された商品の商品特定情報および販売金額を取得した後、販売金額に相当する金銭がコインベンダーに投入された場合は、販売商品に関する集計用データを、店内のキャッシュレジスタに送信する複合機が提案されている。
特開2012−226685号公報
しかし、コンビニエンスストア等に設置された複合機は、ユーザが自由に自らの操作で利用することができるが、実際に利用される時間帯には偏りがあり、実働時間に比べて遊休時間が比較的長く、有効利用が図られていなかった。
一方、コンビニエンスストア等では、商品の販売管理をするPOSシステムに、数台のキャッシュレジスタを設置していたとしても、朝、昼および夕方それぞれにおいて、商品を購入する顧客が集中する時間帯があり、店内が混雑し、顧客の待ち時間が長くなる場合があった。
しかし、この集中時間帯を除く他の時間帯では、現状の台数のキャッシュレジスタでも、混雑することなくスムーズに顧客に対応することが可能であるので、集中時間帯の一時的な混雑解消のために、経費のかかるキャッシュレジスタの台数を増やすことは難しい。
また、特許文献1に記載のものでは、複合機を一時的にキャッシュレジスタとして転用するので、店内に格別の空間を新たに必要とすることなく、キャッシュレジスタを設置することができるが、ユーザが、複合機において商品の購入操作をする場合、スキャナ等によって商品に付与されたバーコードを読み取らせるように、商品の位置を調整する必要がある。
たとえば、スキャナの位置が不明な場合、ユーザは、商品をどこに置いてよいかがわからず、試行錯誤しながら、商品のバーコードが読み取れる位置を探すことになる。
また、バーコードをスキャナに読み取らせるためには、バーコードの付与された部分を、スキャナの方向に向ける必要があり、ユーザは、商品の向きを何度も変更することが必要となる場合もあり、特に、重い商品の場合は、ユーザの操作負担が大きい。
さらに、野菜などバーコードが付与されていない商品があった場合は、ユーザのみの操作によってはその商品を購入することができず、店員等に相談するか、あるいは複合機を利用することはできず通常のキャッシュレジスタを利用する必要があった。
そこで、この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであり、コンビニエンスストア等に設置された複合機の有効活用、POS端末を増設することなく商品を購入する顧客の待ち時間の短縮化、および顧客の商品の購入時の操作負担の軽減を図ることのできる複合機を提供することを課題とする。
この発明は、原稿台と、前記原稿台に置かれた購入しようとする商品を撮影する複数の撮影部と、前記撮影部によって撮影された商品の画像データを利用して、その商品の形状、色、大きさを含む商品認識情報を生成する画像認識部と、前記商品認識情報から商品を特定する情報を取得する商品情報取得部と、前記取得された商品を特定する情報を利用して、前記購入しようとする商品の清算処理を実行する商品取引実行部と、前記原稿台に置かれた用紙に対して所定の画像処理を実行する複合機能実行部と、購入しようとする商品の情報を入力しかつ前記商品の清算処理を実行するPOS端末と通信する通信部とを備え、前記通信部が、前記POS端末から、商品情報入力機能を起動させるためのPOS機能起動要求を受信した場合に、前記複合機能実行部による画像処理が実行されていなければ、前記商品情報入力機能を起動させ、前記複合機能実行部による画像処理が実行されていないときに、前記商品取引実行部が、前記購入しようとする商品の清算処理を実行することを特徴とする商品情報入力機能を備えた複合機を提供するものである。
また、購入しようとする商品の情報を入力しかつ前記商品の清算処理を実行するPOS端末と通信する通信部をさらに備え、前記通信部は、前記画像認識部によって生成された商品認識情報を、前記POS端末に送信した後、前記POS端末が、受信した商品認識情報に基づいて購入しようとした商品が販売可能な商品であるか否かを確認した結果、販売可能な商品である場合に、前記POS端末からその商品を特定する情報を含む応答情報を受信し、前記商品情報取得部が、前記受信した応答情報に含まれる商品を特定する情報を取得することを特徴とする。
また、記憶部をさらに備え、前記記憶部に、商品を特定する情報と、その商品の形状、色、および大きさとを対応付けて記憶した画像比較情報を予め記憶し、前記商品情報取得部は、前記画像認識部によって生成された商品認識情報と一致可能な画像比較情報を検索し、一致可能な画像比較情報に記憶されている商品を特定する情報を取得することを特徴とする。
また、前記商品を特定する情報は、少なくとも、商品名と商品バーコードのいずれか一方を含むことを特徴とする。
また、購入しようとする商品の情報を入力しかつ前記商品の清算処理を実行するPOS端末と通信する通信部をさらに備え、前記通信部が、前記POS端末から、商品情報入力機能を起動させるためのPOS機能起動要求を受信した場合に、前記複合機能実行部による画像処理が実行されていなければ、前記商品情報入力機能を起動させることを特徴とする。
また、記憶部をさらに備え、前記記憶部に、商品情報入力機能を実行する時間帯を予め設定したPOS時間帯情報を記憶し、現在時刻が、前記POS時間帯情報に設定された時間帯に属している場合、前記複合機能実行部による画像処理が実行されていなければ、前記商品情報入力機能を起動させることを特徴とする。
また、購入しようとする商品の情報を入力しかつ前記商品の清算処理を実行するPOS端末と通信する通信部をさらに備え、前記通信部は、前記商品取引実行部が清算処理を実行した結果、生成された購入商品の集計情報を、前記POS端末に送信することを特徴とする。
また、前記購入商品の集計情報は、商品情報入力機能を開始した後一定時間が経過したこと、現在時刻が予め設定された時刻になったこと、POS端末から集計情報の送信要求を受信したこと、および商品情報入力機能を停止して複合機能実行部による画像処理を開始したことのいずれかが成立した場合に、前記POS端末に送信されることを特徴とする。
また、前記原稿台の近傍に開閉可能に取り付けられかつ閉状態で原稿台上に配置された用紙を覆う背面パネルを備え、前記複数の撮影部は、前記原稿台の周辺近傍に取り付けられ原稿台のほぼ中央方向を撮影する複数のカメラと、前記背面パネルが開状態において原稿台のほぼ中央方向を撮影することができるように背面パネルに取り付けられた複数のカメラのうち、少なくともいずれか一方のカメラまたは両方のカメラからなることを特徴とする。
また、前記原稿台に置かれた商品に付与されたバーコードを読み取るスキャナ部を、前記原稿台の下部近傍に、さらに備えたことを特徴とする。
この発明によれば、原稿台に置かれた用紙に対してコピー機能などの所定の画像処理を実行する複合機において、複数の撮影部によって、原稿台に置かれた購入しようとする商品を撮影し、その商品の形状等を含む商品認識情報を生成して、商品を特定する情報を生成するので、購入しようとしている商品にバーコードが付与されていない場合でも、ユーザが自ら商品を原稿台に置くことにより商品情報入力操作を行って清算処理をすることができ、商品を購入するときのユーザの操作負担を軽減できる。
また、1つの店舗に、POS端末と複合機が設置されている場合において、複合機でコピー機能などの所定の画像処理が実行されていないときに、複合機を利用して購入しようとする商品の清算処理を実行するので、複合機の遊休時間の有効活用を図ることができ、商品を購入しようとするユーザがPOS端末に並ばずに複合機を利用することによって、ユーザの待ち時間を短縮することができる。
この発明の複合機の一実施例の構成ブロック図である。 この発明の複合機の実施例1における複数のカメラの概略配置図である。 この発明の複合機の実施例2における複数のカメラの概略配置図である。 この発明の複合機の実施例3における複数のカメラの概略配置図である。 この発明の複合機の表示部に表示される画面の一実施例の説明図である。 この発明の複合機の記憶部に記憶される商品認識情報と画像比較情報の一実施例の説明図である。 この発明の複合機の一実施例の動作を示すフローチャートである。 この発明の複合機の一実施例の動作を示すフローチャートである。 この発明のPOS端末の一実施例の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を使用して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の実施例の記載によって、この発明が限定されるものではない。
<複合機の構成>
図1に、この発明の複合機の一実施例の構成ブロック図を示す。
図1において、この発明の複合機(以下、MFPとも呼ぶ)2は、コンビニエンスストア等の店舗1に設置されるものであり、従来のMFPと同様に、コピー機能、印刷機能、ファクシミリ機能、イメージ入力機能等を備え、ユーザが所定の金額を支払うことによって、自由に各機能を使用できるものとする。これらのコピー機能等を、MFP本来の機能とも呼ぶものとする。
また、この発明の複合機MFP2は、後述するような構成を備えて、商品の販売管理をするためのPOS端末3(以下、POSとも呼ぶ)と同等の商品購入操作が可能なものとする。
MFP(Multi Function Peripheral)2は、図1に示すように、主として、制御部21、撮影部(カメラ)22、スキャナ部23、印刷部24、表示部25、入力部26、通信部27、画像認識部28、商品情報取得部29、商品取引実行部30、複合機能実行部31、記憶部40を備える。
また、MFP2が配置される店舗1には、POS端末(POS)3が配置され、MFP2とPOS3とは、有線又は無線のLANを用いた店内ネットワーク10によって接続されるものとする。
このLAN10を利用して、後述するように、たとえば、MFP2で入力された購入商品の集計情報が、MFP2からPOS3へ送信される。
POS(Point of Sales System)端末(POS)3は、従来から用いられている販売管理装置であり、主として、店舗の担当者が、ユーザが購入しようとする商品の情報を入力し、かつその商品の清算処理を実行するものであり、いわゆるキャッシュレジスタに相当する。POS3は、店舗1の規模等に基づいて、1台又は複数台設置される。
POS3は、インターネットなどの外部のネットワーク(WAN)11に接続する機能を有し、販売される商品に関する情報や複数の店舗の販売状況などを管理するサーバ(SV)4とデータ通信を行うものとする。
たとえば、後述するように、MFPを利用して購入しようとする商品が、その店舗1で販売されている該当商品であるか否かを問い合わせる照会要求が、WAN11を介して、POS3からSV4に送信される。
サーバSV4は、商品および店舗を管理する装置であり、主に、店舗とは異なる建物内に設置される。
また、サーバSV4には、店舗で販売されるあらゆる商品に関する情報が記憶および適宜更新され、たとえば、各商品について、その商品の品名、商品バーコード、販売単価、形状、色、大きさ、3次元画像などを対応づけて記憶した商品管理データベースを備えているものとする。
サーバSV4に記憶されるこれらの情報は、POS3からSV4への商品照会要求時に利用される。
以下、図1に示したこの発明の複合機MFP2の主要な構成について説明する。
制御部21は、MFP2の各種機能を実行する部分であり、主として、CPU、ROM、RAM、I/Oコントローラ、タイマー等からなるマイクロコンピュータにより実現される。
また、CPUは、ROM等に記憶されたプログラムに基づいて、各種ハードウェアを有機的に動作させることによって、この発明のMFP2のコピー機能、プリンタ機能、商品購入操作を含むPOS機能などを実行させる。
特に、この発明では、後述するように、MFPに備えられた複数のカメラとスキャナとを利用して、MFPの原稿台に置かれた購入商品の画像データから、その商品の形状等の情報を生成して、購入商品を認識することにより、MFPでも商品取引処理を行わせ、MFPの遊休時間の有効活用、ユーザの待ち時間の短縮化、およびユーザの操作負担の軽減を図ることを特徴とする。
撮影部(以下、カメラとも呼ぶ)22は、MFP2の原稿台に置かれた物体の画像(主として、静止画)を撮影する部分であり、撮影された画像は、入力画像データ43として記憶部40に記憶される。
カメラ22は、複数台設けられ、後述する図2、図3あるいは図4に示すような位置に配置される。たとえば、ユーザが購入しようとする商品を原稿台に置いた場合、複数のカメラによって、異なる方向からその商品を撮影する。
スキャナ部23は、MFP2の原稿台に置かれた物体の画像を取得する部分であり、特に、原稿台に置かれた商品に付与されたバーコードを読み取る部分である。スキャナ部23としては、MFP2の本来のコピー機能などを実行するときに使用するカメラを利用するものとする。
このスキャナ部23は、原稿台の下部近傍に移動可能なように設置されている。ただし、スキャナ部23として、上記カメラに加えて、バーコードを読み取る専用のバーコードリーダを備えてもよい。
印刷部24は、画像データなどを所定の用紙に印刷する部分であり、いわゆるプリンタに相当し、従来のMFP本来の機能を実行するために備えられた部分である。
MFP2でPOS機能を実行する場合において、この印刷部24は、たとえば領収書(レシート)を出力するのに用いられる。
表示部25は、MFPの各種機能を実行させるときに、ユーザが確認することが必要な情報や、操作アイコンなどを表示させる部分であり、CRT、LCD、有機ELディスプレイなどが用いられる。
入力部26は、MFP2を利用するユーザが、所望の機能選択や、コピー枚数などの情報を入力する部分であり、キーボードやタッチパネルなどが用いられる。
タッチパネルを用いる場合は、表示部25と入力部26とが重ね合わせて配置されるか、あるいは表示部と入力部とを一体成形した入力デバイスとして提供される。
通信部27は、主として、MFP2をLANなどの店内ネットワーク10に接続する部分であり、所定の通信プロトコルによって、LAN10に接続されたPOS3と、通信を行う部分である。後述するように、POS3から送信されたPOS機能起動要求やPOS機能停止要求を受信し、MFP2からPOS3に、商品認識情報や集計情報を送信する。
LANとの接続形態は、有線接続および無線接続のどちらでもよい。
画像認識部28は、入力された画像データおよびバーコードの認識を行う部分であり、主として、カメラ22で撮影された画像データを解析し、撮影された物体(商品)の特徴を抽出して、物体の特徴を示す情報を生成する部分である。
ここで、物体の特徴を示す情報としては、たとえば、物体の形状、色、大きさなどがあり、複数のカメラによって撮影された物体の複数の画像データを利用して合成された3次元画像データも含まれる。購入しようとする商品の特徴を示す情報を、商品認識情報45と呼び、その商品の形状、色、大きさ等を含む。
物体の形状などの情報は、従来から行われている画像処理技術を利用することによって取得することができる。
あるいは、入力された画像データの中に、バーコードに相当する部分があると認識された場合は、その部分からバーコードを抽出し、入力バーコード44として記憶する。
商品情報取得部29は、商品認識情報45を利用して、購入しようとしている商品を特定する情報を取得する部分である。
画像認識部28によって認識された物体が購入しようとしている商品である場合に、生成された物体の特徴を示す情報に基づいて、その購入商品を一意に特定することが可能な情報を取得する。たとえば、商品を特定する情報としては、少なくとも商品名と商品バーコードのいずれか一方を取得する。
商品認識情報45には、上記したように画像認識によって生成された商品の形状、色、大きさ、商品バーコード、3次元画像などが含まれるが、これに限るものではない。
後述するような画像比較情報48が、記憶部40に予め記憶されている場合は、商品を特定する情報には、画像認識の結果生成された商品認識情報45と、画像比較情報48とを対比することによって得られる商品名、商品バーコードが含まれる。
生成された商品認識情報45は、POS3に送信され、購入しようとしている商品が、その店舗で販売されている商品か否かの確認(照会)が行われる。
商品取引実行部30は、上記の取得された商品を特定する情報を利用して、ユーザが購入しようとする商品の清算処理を実行する部分である。
コンビニエンスストア等に設置される複合機MFP2では、通常コピー料金等を支払うための料金投入機が備えられているので、この料金投入機を利用して、ユーザが購入しようとする商品の合計金額に相当する料金を投入することにより、商品の清算処理をしてもよい。
複合機能実行部31は、MFP本来の機能を実行する部分であり、原稿台に置かれた用紙に対して、コピー等の所定の画像処理を実行する部分である。ユーザによって機能選択がされた後、たとえば、コピー機能、プリント機能、ファックス機能、あるいはスキャン機能などのいずれかを実行する。
この発明では、MFP2において、MFP本来の機能と、商品情報入力機能とを明確に区別するために、複合機能実行部31による画像処理が実行されていないときに、商品情報入力機能に関連する商品の撮影および画像認識処理を行い、商品取引実行部30が、購入しようとする商品の清算処理などを実行するものとする。
記憶部40は、MFP2の各種機能を実行するために必要な情報や、プログラムを記憶した部分であり、ROM、RAM、フラッシュメモリなどの半導体記憶素子や、HDD、SSDなどの記憶装置、CD、DVDその他の記憶媒体が用いられる。
記憶部40に記憶される情報としては、主として、POS画面(商品購入操作画面)41、MFP画面(複合機能操作画面)42、入力画像データ43、入力バーコード44、商品認識情報45、POS時間帯情報46、集計情報47、画像比較情報48などが含まれる。
POS画面41は、MFP2においてPOS機能を実行するときに表示部25に表示させる画面であり、ユーザが商品を購入するときに入力操作を行うための画面である。
図5(a)に、表示部および入力部としてタッチパネルを用いた場合に、タッチパネルに表示されるPOS画面41の一実施例を示す。
これは、MFP2において、POS機能が開始されたときに最初に表示される画面である。
この画面41が表示された場合、ユーザは、「お会計スタート」と表示された領域に接触することにより、商品購入操作を開始する。
この後、ユーザは、表示部25に表示されるメッセージ等を確認しながら、購入しようとする商品を、MFPの原稿台に載せる操作を順次行いながら、商品購入処理を行うことになる。
MFP画面42は、MFPの本来の機能、すなわちPOS機能以外の機能(コピー機能など)を実行するときに、表示部25に表示させる画面である。
図5(b)に、タッチパネルに表示されるMFP画面42の一実施例を示す。
この画面は、MFPの本来の機能が開始されたときに最初に表示される画面である。
この画面が表示された状態で、ユーザが、たとえばファックス機能を実行したい場合は、「ファックス」と表示された領域に接触することによって、ファックス機能が開始される。
入力画像データ43は、カメラ22によって撮影された画像データである。
入力バーコード44は、スキャナ部23によって取り込まれたバーコードの情報である。
あるいは、カメラ22によってバーコードを含む画像が撮影された場合は、撮影された画像データからバーコードの部分が切り出されて、入力バーコード44として記憶される。
商品認識情報45は、入力画像データ43と、入力バーコード44とを利用して、画像認識処理をすることにより取得された商品の特徴を示す情報である。
図6に、商品認識情報45の一実施例の説明図を示す。
ここで、商品認識情報45としては、商品の形状、商品の色、商品の大きさ、商品の3次元画像、および商品バーコードを示している。ただし、これらに限るものではない。
複数のカメラ22によって撮影された画像の入力画像データ43を解析することによって、商品の形状、色、大きさを取得し、各方面から撮影された複数の画像データを合成することによって、3次元画像を生成することもできる。
商品バーコードは、入力バーコード44を分析することによって得られた数値情報である。
商品バーコードが取得された場合は、購入商品を一意に特定することができるので、商品の形状等を取得しなくてもよい。
入力画像データ43を画像認識しても、商品バーコードを取得できなかった場合は、購入しようとする商品を明確に特定するために、商品の形状や色などを取得する。
POS時間帯情報46は、MFP2を、POS3のように商品購入操作を行う端末として利用する時間帯を予め設定した情報である。
たとえば、店舗1にあるPOS端末3が混雑することの多い時間帯を、POS時間帯情報46として、予め設定してもよい。
通常混雑することの多い時間帯としては、朝の時間帯(たとえば7時から9時まで)、昼の時間帯(12時から13時まで)、夕方の時間帯(17時から19時まで)などがある。
この情報46が予め設定された場合は、MFP2は、MFP本来の機能が使用されていないとき、現在時刻がそのPOS時間帯に属している場合、自動的にMFP機能を停止し、POS機能が実行されるように、機能の切り替えを行うものとする。
逆に、現在時刻がその時間帯をはずれた場合は、POS機能を停止し、MFP機能が実行されるように、機能の切り替えを行うものとする。
なお、この情報46は、必ずしも設定しなくてもよい。
集計情報47は、MFP2において購入された商品に関する情報を集計したものである。
集計情報としては、たとえば、1人のユーザが購入した商品群の一取引分の情報(商品名、購入金額、購入日時など)、あるいはPOS時間帯の間に商品購入をした複数のユーザの各取引情報、一日のうちにMFPで取引処理された全取引情報などが含まれる。
この集計情報47は、たとえば、POS3からの送信要求があった場合、POS時間帯が終了したとき、一定時間ごと、あるいは、1人のユーザの購入取引処理が終了するごとのいずれかのタイミングで、MFP2からPOS3に送信すればよい。
どのタイミングで送信するかは、MFPにおいて、予め設定しておいてもよい。
画像比較情報48は、商品を特定する情報と、その商品の形状、色および大きさを対応付けて記憶したものであり、MFP2において、ユーザが購入しようとしている商品を明確に特定するための情報である。上記商品情報取得部29が、画像認識部28によって生成された商品認識情報(形状など)45と一致可能な画像比較情報48を検索し、一致可能な画像比較情報48に記憶されている商品を特定する情報を取得する。すなわち、商品認識情報45のうち、生成された商品の形状、色、大きさ等の情報と、この情報48とを比較することによって、購入しようとしている商品の商品名や商品バーコードを決定する。
ただし、ある店舗において販売される商品の種類や、商品の価格は、日々変化するので、画像比較情報48をMFP2に予め記憶しておくことが困難な場合もあるので、画像比較情報48は、必ずしもMFPの記憶部40に記憶しなくてもよい。
MFP2にこの情報48を記憶していない場合は、取得された商品認識情報45をPOS3に送信して、サーバSVを利用して、購入商品の照会を行えばよい。
図6(b)に、画像比較情報の一実施例の説明図を示す。
図6(b)において、画像比較情報48としては、商品名、商品バーコード、形状、色、大きさ(面積)、3次元データからなるものを示している。
たとえば、「缶コーヒー」という商品名の商品は、商品バーコードとして「AAA0123」が付与され、その商品の形状は円柱であり、商品の色は茶色であり、大きさ(面積)は100cm3程度であり、その商品の画像を示す3次元データのファイル名がDDDDDであることを示している。
ただし、3次元データがない場合は、記憶する必要はなく、また、商品の表面の色が一色でない場合は、色を記憶しなくてもよい。
MFP2において商品を特定しようとする場合、たとえば、上記した商品認識情報45の形状、色、大きさと、画像比較情報48に予め記憶された形状、色、大きさとを比較し、3つともほぼ一致している場合には、購入しようとする商品は、その形状、色、大きさに対応して記憶されている商品名と商品バーコードを持つ商品であると決定される。
このように、MFP2において、画像比較情報48を予め記憶している場合は、カメラで撮影した商品の画像データから、商品を特定することができるので、商品認識情報45として、決定された商品バーコードを含む情報を、POS3に送信すればよい。
また、MFP2において、画像比較情報48を記憶していない場合は、カメラで撮影した商品の画像データから商品バーコードが抽出できなかったとしても、商品の形状、色、大きさからなる商品認識情報、あるいは、複数の画像データから生成した3次元画像そのものを、POS3に送信すればよい。
この場合は、POS3が受信した商品認識情報45や3次元画像を含む照会要求をサーバSV4に送信することによって、購入しようとしている商品がその店舗で販売されている商品に該当するか否かをチェックすればよい。
<複合機MFPにおけるカメラの配置>
図2、図3および図4に、カメラの配置について、いくつかの実施例の概略配置図を示す。
図示するように、複数台のカメラが備えられるが、いずれのカメラも、原稿台のほぼ中央方向を撮影するように、設置される。
また、主として、原稿台の周辺近傍に取り付けられた複数のカメラ(第1カメラ群)と、背面パネルが開状態において原稿台のほぼ中央方向を撮影することができるようになる背面パネルに取り付けられた複数のカメラ(第2カメラ群)とがあるが、少なくともいずれか一方のカメラ群を備えればよく、また両方のカメラ群を備えてもよい。
(実施例1)
図2に、複合機MFPの概観図と、複数のカメラの概略配置図を示す。
図2(a)において、複合機2は、その上面に、原稿台51と、操作パネル52とを備え、原稿台51は、透明なガラス板からなり、そのガラス板の下側内部に、スキャナSCが移動可能なように配置される。
また、閉状態で原稿台51の上に配置された用紙を上方から覆いかくすことのできる大きさを持つ背面パネル54が、原稿台51の近傍に開閉可能に取り付けられる。背面パネル54の中央には、背面パネルを閉じたときに原稿台51に置かれた原稿を上から押さえるための原稿押さえ53が配置される。
操作パネル52は、上記した表示部25と入力部26に対応するタッチパネルに相当する。
また、図2(a)には、5台のカメラ(C1〜C5)を設置している。
2台のカメラC1、C2は、原稿台51と同じ平面上であって、それぞれ、長方形状の原稿台51の2つの頂点の近傍に配置され、カメラの撮影方向は原稿台の中央方向である。
また、3台のカメラ(C3、C4、C5)は、それぞれ背面パネル54の3つの辺の近傍のほぼ中央に配置され、背面パネル54を開いたときに、撮影方向が原稿台の中央方向を向くように取り付けられる。
また、背面パネル54の長辺のほぼ中央に取り付けられたカメラC5は、移動用レール55の上を移動可能なように配置される。
移動用レール55は、たとえば円形状に形成され、カメラC5によって撮影をしている場合に、図示しないモータによって、カメラC5は、移動用レール55に沿って回転するように移動させられる。
カメラC5は、移動中であっても、原稿台51のほぼ中央部分を撮影できるように撮影方向を変化させることが好ましい。
図2(b)は、MFPの前にユーザが立って操作する場合の正面方向から見たMFPの概略正面図である。
図2の場合、原稿台51の上に商品が置かれたとすると、図2(b)に示すように、5台のカメラによって、5つの方向から商品を撮影することになる。
この場合、置かれた商品の下面にバーコードが付与されていたとすると、スキャナSCによって、そのバーコードを読み取ることができる。
また、商品の下面以外にバーコードが付与されていたとすると、5台のいずれかのカメラによって、バーコードが撮影できる場合がある。
さらに、バーコードを撮影することができなかったとしても、5台のカメラによって撮影された画像データを解析することによって、商品の形状、色、大きさ、3次元画像を取得することができる。
したがって、ユーザは、バーコードがスキャナSCによって正しく読みとることができるように、バーコードが付与されている商品の配置方向を変える操作を行う必要がない。
特に、たとえば野菜などのバーコードが付与されていない商品が置かれた場合、複数のカメラで撮影された画像データを認識することによって、野菜の形状、色、大きさ、3次元画像を取得できるので、これらの取得情報を利用することによって、購入しようとする商品を特定することができる。
したがって、ユーザは、バーコードが付与されていない商品も、MFP2を利用して購入することができる。
(実施例2)
図3に、複数のカメラの他の配置例の説明図を示す。
図3(a)は、MFPを上側から見た上面図、図3(b)は、MFPを正面側から見た正面図である。
この実施例では、原稿台51よりも上側の空間に、5つのカメラ(C1〜C5)を備え、どのカメラも原稿台51のほぼ中央方向を撮影画面の中心としている。
4台のカメラ(C1〜C4)は、長方形状の原稿台51の4つの頂点の上方に配置し、原稿台51に置かれた商品の上面と側面を撮影する。
また、カメラC5は、原稿台51のほぼ中央の上方に配置し、商品の真上から、商品の上面を撮影する。
カメラC5は、図2のカメラC5と同様に、移動用レールに沿って回転移動させてもよい。
なお、スキャナSCは、図2と同様に、商品の下面をスキャンする。
(実施例3)
図4に、複数のカメラの他の配置例の説明図を示す。
図4(a)は、MFPを上側から見た上面図、図4(b)、(c)は、MFPを正面側から見た正面図である。
この実施例では、5つのカメラ(C1〜C5)を備えるが、4つのカメラ(C1〜C4)は、原稿台51とほぼ同じ平面上に設置し、カメラC5のみを、原稿台51のほぼ中央の上方に配置し、いずれのカメラも、原稿台51のほぼ中央方向を撮影画面の中心としている。
また、カメラC5は、図2のカメラC5と同様に、移動用レールに沿って移動し、図のカメラ移動ルートに示すように移動可能なものとする。
また、原稿台51とほぼ同じ平面上に設置される4台のカメラ(C1〜C4)は、上下方向に回動可能なものとし、カメラで商品を撮影する場合には、図4(b)に示すように、やや上方に回動して、原稿台51の中央方向でやや上方空間を撮影するようにする。
また、カメラで商品を撮影しない場合、すなわちPOS機能を実行せず、MFP本来のコピー機能などを実行する場合は、図4(c)に示すように、下方に回動して、原稿台51の平面の下方に、カメラ(C1〜C4)を収納するようにする。
これにより、コピー機能などを実行中に、カメラがじゃまにならないようにすることができる。
以上の3つの実施例では、5台のカメラを設置するものを示したが、これに限るものではなく、5台以外の複数のカメラを設置してもよく、カメラの配置位置も、図示した位置以外の位置にしてもよい。
原稿台51に置かれる商品の形状は、長方体以外の様々な形状のものがあるので、どのように商品が置かれたとしても、できるだけ撮影されない死角部分がないように、3次元の立体形状が把握できるような位置に、複数台のカメラを配置すればよい。
また、1台のカメラC5のみを移動できるように設置した例を示したが、他のカメラについても移動可能なように設置してもよい。
<複合機(MFP)の動作説明>
図7および図8に、複合機(MFP)の動作のうち、この発明に関連する主要動作のフローチャートを示す。
ここでは、主に、MFP2において、POS3で実行されている商品情報入力機能(POS機能)を実行する場合の処理、すなわち商品を購入しようとするユーザが、商品購入操作を行う場合の処理について説明する。
ステップS1において、MFP2は、MFP本来のコピー機能などの複合機(MFP)機能の動作を開始する。
このとき、たとえば、図5(b)に示すように、タッチパネルにMFP画面を表示させ、コピー機能などが実行できる状態となっている。
ステップS2において、通信部27が、POS3から、POS機能起動要求を受信したか否かをチェックする。
この要求を受信した場合はステップS5へ進み、そうでない場合はステップS3へ進む。
ステップS3において、制御部21が、POS時間帯情報46が予め設定され、POS起動時間帯指定機能が有効に設定されているか否かをチェックする。
POS時間帯情報46が設定されていないか、あるいはPOS起動時間帯指定機能が有効に設定されていない場合は、ステップS2に戻る。
POS時間帯情報46が設定され、かつPOS起動時間帯指定機能が有効に設定されている場合は、ステップS4に進む。
ステップS4において、現在の時刻が、POS時間帯情報46に設定されている時間帯(POS設定時間帯)に属しているか否かをチェックする。
属している場合は、MFPにおいてPOS機能を実行できるようにするために、ステップS5へ進む。
一方、現在時刻がPOS設定時間帯に属さない場合は、ステップS2に戻り、コピー機能などのMFP本来の機能が実行できる状態のままとする。
ステップS5において、制御部21は、現在、複合機(MFP)本来の機能のいずれかが使用中か否かをチェックする。
MFP本来のいずれかの機能が使用中である場合は、ステップS5をループし、使用中の機能が終了するのを待つ。
一方、MFP本来のどの機能も使用されていない場合は、ステップS6に進む。
すなわち、通信部27が、POS3から、商品情報入力機能を起動させるためのPOS機能起動要求を受信した場合か、あるいは、現在時刻が、商品情報入力機能を実行する時間帯を予め設定したPOS時間帯情報に設定された時間帯に属している場合に、複合機能実行部31による画像処理が実行されていなければ、商品情報入力機能(POS機能)を起動させる。
ステップS6において、商品取引実行部30が、POS機能の動作を開始させる。
ここで、たとえば、図5(a)に示すように、タッチパネルに、POS画面を表示させる。
ステップS7において、図5(a)に示す「会計スタートキー」の部分を入力されたか否かをチェックする。
会計スタートキーが入力された場合は、ステップS14に進み、そうでない場合はステップS8に進む。
ステップS8において、POS3から、POS機能停止要求が受信されたか否かをチェックする。この要求が受信された場合はステップS9に進み、そうでない場合はステップS12に進む。
ステップS9において、制御部21は、現在、POS機能を使用中か否かをチェックする。POS機能を使用中の場合は、ステップS9をループし、POS機能が終了するのを待つ。
POS機能が使用中か否かは、たとえば、商品が原稿台に置かれない状態が一定時間以上継続したか否かをチェックし、一定時間(たとえば5分以上)、商品が置かれない状態が継続した場合は、POS機能が使用中でないと判断すればよい。
また、POS機能を停止させるためのキーあるいはタッチパネルに停止を意味する表示領域を設け、そのキー等が入力されるか否かをチェックし、キーが入力されない場合は、POS機能を使用中と判断し、キーが入力された場合にPOS機能は使用中でないと判断してもよい。
POS機能が使用中でない場合は、ステップS10に進む。
ステップS10において、複合機能実行部31が、MFP機能の動作を開始させ、図5(b)に示すように、タッチパネルにMFP画面を表示させる。
ステップS11において、MFPで商品購入操作が実行され、清算処理を実行した結果、生成された購入商品についての集計情報47が記憶部40に記憶されている場合は、通信部27は、その購入商品の集計情報47を、POS3に送信する。
集計情報47をPOS3に送信した後は、その集計情報47を記憶部40から消去する。
その後、ステップS2へ戻り、MFP本来の機能が実行できる状態となる。
ステップS12において、POS機能停止要求が受信されない場合は、ステップS3と同様に、POS時間帯情報が設定されPOS起動時間帯の指定機能が有効となっているか否かをチェックする。
有効となっている場合は、ステップS13に進み、現在時刻がPOS設定時間帯に属するか否かをチェックする。有効となっていない場合は、ステップS7に戻る。
ステップS13において、現在時刻がPOS設定時間帯に属する場合は、ステップS9に進み、属さない場合は、ステップS7に戻る。
ステップS14において、会計スタートキーが入力された場合は、カメラによる撮影機能と、スキャナによる読取機能とを開始させ、図8のステップS15に進む。
このとき、商品情報の入力操作をすることが可能となったこと、すなわち、購入しようとする商品を、原稿台51の上に置いてもよいことを、表示あるいは音声でユーザに知らせてもよい。
ステップS15において、各カメラから画像データを入力し、入力画像データ43として記憶する。
ステップS16において、入力画像データ43をチェックして、原稿台51に商品が置かれているか否かを確認する。
たとえば、原稿台51に商品が置かれていない場合の基準画像データを予め記憶部40に記憶しておき、入力画像データ43と、予め記憶されていた基準画像データとを比較して、両方の画像データに大きな差異がある場合には、商品が置かれていると判断する。
原稿台51に商品があると判断された場合は、ステップS21に進み、そうでない場合はステップS17に進む。
ステップS17において、ユーザによって、商品情報の入力操作を最初からやり直すことを要求する入力がされたか否かをチェックする。
たとえば、入力キャンセル用のキーを設け、このキーが押された場合に、入力やり直し要求が入力されたと判断する。
入力やり直し要求が入力された場合、ステップS20に進み、そうでない場合はステップS18に進む。
ステップS18において、ユーザによって、清算を意味する入力があるか否かをチェックする。清算入力があった場合は、ステップS19に進み、そうでない場合はステップS15へ戻る。
清算入力とは、ユーザが購入しようとするすべての商品について、商品情報の入力操作を行った後、購入金額を確定するための入力を意味する。
ステップS19において、購入商品の清算処理を実行する。
この清算処理では、たとえば、購入商品の合計金額を計算し、購入商品名、各商品の購入金額と個数、合計金額などを表示部25に表示させてユーザに確認を要求し、合計金額などが正しいことを示す確認入力があった場合、ユーザに合計金額の支払(入金)を求める。
合計金額に相当する金銭が入金された場合には、レシートを発行して、清算処理を終了する。また、清算処理では、クレジットカードや電子マネー、プリペイドカードによる処理を行ってもよい。
清算処理を終了した後、ステップS7に戻る。
一方、ユーザによるやり直し要求が入力された場合は、ステップS20において、それまで記憶されていた商品認識情報45を消去して、ステップS7に戻る。
ステップS21において、原稿台51に商品が置かれているので、すべてのカメラによって、画像撮影をし、撮影された画像データを、入力画像データ43として記憶する。
また、スキャナ部23を起動させ、バーコードの読み取りを行い、バーコードが読み取られた場合は、入力バーコード44として記憶する。
ここで、ユーザは、商品にバーコードが付与されている位置を確認してから商品を原稿台に置く必要はなく、商品の向きやバーコードの付与位置を考慮することなく、購入しようとしている商品のうち、1つの商品を原稿台51に置けばよい。
したがって、商品の置き方によっては、スキャナ部によって、バーコードを読み取れないこともあるが、後述するように、画像認識処理によって商品の形状等を認識して商品を一意に特定する処理を行うので、バーコード読取のエラー表示等をすることなく、次のステップに進めばよい。
ステップS22において、スキャナ部によってバーコードが取得されたか否か(入力バーコードが記憶されたか否か)をチェックする。バーコードが取得された場合は、ステップS24に進み、そうでない場合はステップS23に進む。
ステップS23において、画像認識部28が、入力画像データ43を利用して、画像認識処理を行う。
画像認識処理では、まず、原稿台51に置かれた商品の輪郭を認識し、形状を取得する。さらに、カラーカメラを用いる場合は、商品の表面の主要な色を取得する。色が一色でなく複雑な多数色からなる場合は、表面の模様を取得してもよい。
模様は、単なる図形として認識してもよいが、図形の他に、表面に記載された文字、記号を区別して認識してもよい。
また、商品の周囲にある原稿台の大きさと比較して、商品の大きさや面積を取得する。
さらに、異なる方向から撮影した複数の画像データを、3次元的に合成して、商品の3次元画像を生成してもよい。
このように画像認識処理によって生成された情報(形状、色、大きさ、模様、3次元画像など)は、商品認識情報45として、商品ごとに記憶される。
ステップS24において、バーコードが取得された場合は、入力バーコード44を解析して、数値化された商品バーコードを生成し、商品認識情報45として、記憶部40に記憶する。
商品バーコードが記憶された場合は、その購入しようとしている商品が明確に特定できるので、商品の形状等を取得する必要はない。ただし、購入商品をより正確に特定するために、バーコードとともに、商品の形状等も、商品認識情報45として記憶してもよい。
ステップS23あるいはS24の後、ステップS25に進む。
ただし、MFP2において、上記したような画像比較情報48を予め記憶している場合は、ステップS23において、取得した形状、色、大きさの情報と画像比較情報48とを比較して、購入しようとしている商品の商品名や商品バーコードを取得してもよい。
ステップS25において、記憶された商品認識情報45を、POS3に送信する。
これは、購入しようとする商品が、店舗で販売されている商品であって、入力された商品を明確に特定するために、POS3およびサーバ4に照会を要求するものであり、また、購入しようとする商品の販売価格を、POS3またはサーバ4から取得するために行うものである。
POS3あるいはサーバSV4では、受信した商品認識情報45に基づいて、購入しようとした商品が店舗で販売可能な商品であるか否かを確認する。そして、その確認した結果、販売可能な商品である場合に、POS3が、その商品を特定する情報を含む応答情報を、MFP2に送信する。後述する図9のフローでは、POS3が、サーバSVに商品の照会を要求し、サーバSVから照会結果を得た後、照会結果を含む応答情報をMFP2に送信している。
ステップS26において、POS3から、応答情報が受信されるか否かをチェックする。
応答情報が受信された場合はステップS27に進み、そうでない場合はステップS26をループし、応答情報が受信されるのを待つ。
受信した応答情報には、たとえば、購入しようとする商品の照会確認が成功したことや、商品を特定する情報(商品名など)や、購入しようとする各商品の販売価格が含まれる。
ステップS27において、受信された応答情報をチェックし、購入しようとする商品が店舗で販売される商品に該当し、一意に特定されたことを示す照会結果(商品照会確認成功)が返信されてきた場合は、ステップS28に進み、そうでない場合はステップS15に戻る。
ステップS28において、商品情報取得部29が、受信した応答情報に含まれる購入された商品を特定する情報(購入商品情報)と、その商品の購入金額を取得し、両者を対応づけて、ユーザごとの一取引情報の中に記憶し、記憶部40の集計情報47に追加記憶する。
その後、ステップS15に戻る。
以上のように、MFP2において、購入しようとする商品の情報の入力操作が行われ、購入商品が明確に特定された場合は、POS3を利用しなくてもMFP2を利用して清算処理を行うことができる。
また、バーコードを読み取ること以外に、カメラによって撮影された画像データを利用して購入しようとする商品を明確に特定するので、バーコードが付与されていない商品もMFP2で購入することができ、ユーザは、バーコードが付与されている面をスキャナによって読み取らせるように商品の向きを考えて商品を原稿台に置く必要はないので、ユーザの商品情報入力操作の負担を軽減できる。
<POS端末(POS)の動作説明>
図9に、POS端末(POS)3の動作のうち、この発明に関連する主要動作のフローチャートを示す。
ステップS51において、POS3は、いわゆる店舗の販売管理を行うPOS機能の動作を開始する。
この状態においては、POS3の担当者による購入商品の情報の入力操作や、清算処理が実行される。
ステップS52において、担当者により、MFPのPOS機能の起動要求入力があったか否かをチェックする。
たとえば、POS3において、MFPの機能選択入力キーを設け、担当者がこのキーを押し下げた場合に、MFPのPOS機能を起動させる要求入力があったと判断する。
この起動要求入力があった場合は、ステップS55に進み、なかった場合はステップS53に進む。
ステップS53において、担当者により、MFPのPOS機能の停止要求入力があったか否かをチェックする。
たとえば、POS3において、MFPのPOS機能停止入力キーを設け、担当者がこのキーを押し下げた場合に、MFPのPOS機能を停止させる要求入力があったと判断する。
この停止要求入力があった場合は、ステップS54に進み、なかった場合はステップS56に進む。
ステップS54において、MFP2に、POS機能停止要求を送信し、ステップS60に進む。
一方、ステップS55において、起動要求入力があった場合は、MFP2に、POS機能起動要求を送信する。
ステップS56において、MFP2から、商品認識情報45を受信したか否かをチェックする。
受信があればステップS57に進み、受信のない場合はステップS60に進む。
ステップS57において、受信された商品認識情報45を利用して、購入しようとする商品が正当なものであるか否かを、サーバにチェックしてもらうために、商品認識情報とPOS3を特定する情報(店舗名など)とを含めた照会要求を、サーバSV4に送信する。
サーバSV4は、この照会要求を受信すると、サーバSVに記憶されている商品管理データベースを調べる。ここで、データベースに格納されている情報を利用して商品認識情報に含まれる形状等をチェックすることによって、購入しようとしている商品がその店舗で販売されている商品であって、一意に特定できる商品であるか否かが判断される。一意に特定できる商品であることが確認された場合、サーバSVは、照会要求された商品の確認が成功したことを示す照会結果(照会確認成功)を、POS3に返信する。
一方、商品認識情報の形状等をチェックしても、商品が一意に特定できなかった場合は、商品の確認に失敗したことを示す照会結果(照会確認失敗)を、POS3に返信する。
また、POS3に商品の販売金額情報を記憶していない場合は、商品の販売金額もサーバSV4に照会し、SV4は、照会結果に商品の販売金額も含めて、POS3に返信する。
ステップS58において、サーバSV4から、上記のような照会結果が受信されるか否かをチェックする。受信されなければ、ステップS58をループし、照会結果がサーバから送られてくるのを待つ。
一方、照会結果が受信された場合は、ステップS59に進む。
ステップS59において、MFP2に、受信した照会結果を含む応答情報を送信する。
ここで、POS3に購入しようとする商品の販売金額が記憶されていない場合は、照会結果に含まれる販売金額が、応答情報に含められる。
また、POS3に購入しようとする商品の販売金額が記憶されている場合は、その記憶されている販売金額が、応答情報に含められてMFP2に送信される。
ステップS60において、MFP2から集計情報47が受信されるか否かをチェックする。集計情報が受信されなければ、ステップS52に戻り、受信された場合は、ステップS61に進む。
ステップS61において、受信した集計情報47を、POSで管理している店舗の売上金額に追加し、記憶する。その後、ステップS52に戻る。
以上のように、POS3は、MFP2に対して、POS機能を実行させるか否かの制御を実行し、MFP2がPOS機能を実行している場合には、MFP2で生成された商品認識情報45を受信して、サーバSV4に、購入しようとしている商品の正当性を照会し、MFP2から集計情報が送信されてきた場合には、POS3が設置されている店舗の売上として、MFP2で入力操作がされた商品の購入情報を加算する。
<実施形態のまとめ>
(実施形態1)
上記実施例では、MFP2からPOS3に集計情報47を送信するタイミングを、ステップS11に示すように、MFP2において、POS機能を停止してMFP本来の機能を実行するときとしたが、これに限るものではない。
たとえば、次のようなタイミングのいずれかで、MFP2からPOS3に、集計情報47を送信してもよい。
(1)上記したように、MFP2が、商品情報入力機能(POS機能)を停止して、複合機能実行部によるMFP本来の機能(画像処理)を開始するタイミングに、集計情報を送信する。
(2)MFP2において、1つの商品が原稿台51に置かれ、その商品についての商品認識情報45がPOS3に送信されるのと同じタイミングに、集計情報を送信する。
すなわち、1商品の商品情報の入力操作が終了するごとに、集計情報をPOS3に送信する。
(3)MFP2において、1人のユーザが購入しようとするすべての商品について、商品情報の入力操作を終了し、それらの商品に対する合計金額の支払を完了した場合、すなわち、1人のユーザの1つの取引処理が完了した場合に、集計情報を送信する。
(4)現在時刻が予め設定された時刻になった場合、商品情報入力機能を開始した後一定時間が経過した後、あるいは、一定時間が経過するごとに、集計情報を送信する。
(5)POS3から、任意のタイミングで、集計情報を送信することを要求する情報(送信要求)を受信した場合に、集計情報を送信する。
(6)店舗に開店時間と閉店時間がある場合は、開店時にPOSおよびMFPの電源を投入した直後、あるいは閉店時にMFPの電源を切断処理をした直後に、集計情報を送信する。
また、上記のどのタイミングで、集計情報を、MFP2からPOS3に送信するのかを、MFP2あるいはPOS3において、その店舗の都合に合わせて、担当者が予め設定できるようにしてもよい。
(実施形態2)
MFP2において、MFP本来の機能を実行するモードと、商品情報を入力するPOS機能を実行するモードの切りかえは、次に示すようないずれかの処理により行えばよい。
(1)POS3の担当者が、POS3において、MFPのPOS機能を開始させることを要求する入力操作をする。この入力操作がされた場合は、MFP2に、POS機能起動要求が送信される。なお、上記したように、POS3からPOS機能停止要求が送信された場合は、MFP2は、MFP本来の機能を実行するモードに戻す。
(2)MFP2において、予め設定されたPOS時間帯情報に基づいて、MFP本来の機能を実行する時間帯と、POS機能を実行する時間帯とを別々に設定しておく。
(3)MFP2において、POS3の担当者が、MFPの入力部26を用いて、MFP本来の機能を実行するモードか、あるいはPOS機能を実行するモードのどちらかに切り替える入力操作をする。
(4)MFP2において、MFP2を利用するユーザが、MFPの入力部26を用いて、コピー機能などMFP本来の機能を実行する場合は、MFP本来の機能を実行するモードに切りかえる入力操作をし、POS機能を実行する場合は、POS機能を実行するモードに切り替える入力操作をする。
図5などでは、POS画面とMFP画面とを使い分ける実施例を示したが、図5(b)のMFP画面において、「商品入力モード」というような選択領域も表示させ、ユーザが、この「商品入力モード」を選択入力した場合に、POS機能を実行するモードに切り替えた後に、図5(a)のPOS画面を表示させるようにしてもよい。
(実施形態3)
上記実施例では、商品認識情報を利用して、POS3からサーバSV4に、商品等の照会をするようにした。しかし、1つの店舗しか経営していないコンビニエンスストアや、高々数店舗しか所有していない小規模なコンビニエンスストアでは、店舗以外の場所に設置されるサーバSVを利用しない運用形態をとる場合もある。
たとえば、1つの店舗において、主要な1つのPOS端末に、上記したサーバSVと同様の機能と商品管理データベースを備え、その主要なPOS端末で、同一店舗内にあるMFPを利用して購入される商品の確認処理も行えばよい。
また、数店舗を一元管理する場合は、各店舗のPOS端末どおしをネットワーク(WAN)で接続し、ある店舗の主要な1つのPOS端末に、サーバSVと同じ機能と商品管理データベースを備え、その主要なPOS端末で、各店舗に設置されたMFPを利用して購入される商品の確認処理を行えばよい。
1 店舗、 2 複合機(MFP)、 3 POS端末(POS)、 4 サーバ(SV)、 10 店内ネットワーク(LAN)、 11 ネットワーク(WAN)、 21 制御部、 22 撮影部(カメラ)、 23 スキャナ部、 24 印刷部、 25 表示部、 26 入力部、 27 通信部、 28 画像認識部、 29 商品情報取得部、 30 商品取引実行部、 31 複合機能実行部、 40 記憶部、 41 POS画面、 42 MFP画面、 43 入力画像データ、 44 入力バーコード、 45 商品認識情報、 46 POS時間帯情報、 47 集計情報、 48 画像比較情報、 51 原稿台、 52 操作パネル、 53 原稿押さえ、 54 背面パネル、 55 移動用レール

Claims (9)

  1. 原稿台と、
    前記原稿台に置かれた購入しようとする商品を撮影する複数の撮影部と、
    前記撮影部によって撮影された商品の画像データを利用して、その商品の形状、色、大きさを含む商品認識情報を生成する画像認識部と、
    前記商品認識情報から商品を特定する情報を取得する商品情報取得部と、
    前記取得された商品を特定する情報を利用して、前記購入しようとする商品の清算処理を実行する商品取引実行部と、
    前記原稿台に置かれた用紙に対して所定の画像処理を実行する複合機能実行部と
    購入しようとする商品の情報を入力しかつ前記商品の清算処理を実行するPOS端末と通信する通信部とを備え、
    前記通信部が、前記POS端末から、商品情報入力機能を起動させるためのPOS機能起動要求を受信した場合に、
    前記複合機能実行部による画像処理が実行されていなければ、前記商品情報入力機能を起動させ、
    前記複合機能実行部による画像処理が実行されていないときに、前記商品取引実行部が、前記購入しようとする商品の清算処理を実行することを特徴とする商品情報入力機能を備えた複合機。
  2. 前記通信部は、
    前記画像認識部によって生成された商品認識情報を、前記POS端末に送信した後、前記POS端末が、受信した商品認識情報に基づいて購入しようとした商品が販売可能な商品であるか否かを確認した結果、販売可能な商品である場合に、前記POS端末からその商品を特定する情報を含む応答情報を受信し、
    前記商品情報取得部が、前記受信した応答情報に含まれる商品を特定する情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の商品情報入力機能を備えた複合機。
  3. 記憶部をさらに備え、
    前記記憶部に、商品を特定する情報と、その商品の形状、色、および大きさとを対応付けて記憶した画像比較情報を予め記憶し、
    前記商品情報取得部は、前記画像認識部によって生成された商品認識情報と一致可能な画像比較情報を検索し、一致可能な画像比較情報に記憶されている商品を特定する情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の商品情報入力機能を備えた複合機。
  4. 前記商品を特定する情報は、少なくとも、商品名と商品バーコードのいずれか一方を含むことを特徴とする請求項2または3に記載の商品情報入力機能を備えた複合機。
  5. 記憶部をさらに備え、
    前記記憶部に、商品情報入力機能を実行する時間帯を予め設定したPOS時間帯情報を記憶し、
    現在時刻が、前記POS時間帯情報に設定された時間帯に属している場合、
    前記複合機能実行部による画像処理が実行されていなければ、前記商品情報入力機能を起動させることを特徴とする請求項1に記載の商品情報入力機能を備えた複合機。
  6. 前記通信部は、前記商品取引実行部が清算処理を実行した結果、生成された購入商品の集計情報を、前記POS端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の商品情報入力機能を備えた複合機。
  7. 前記購入商品の集計情報は、商品情報入力機能を開始した後一定時間が経過したこと、現在時刻が予め設定された時刻になったこと、POS端末から集計情報の送信要求を受信したこと、および商品情報入力機能を停止して複合機能実行部による画像処理を開始したことのいずれかが成立した場合に、前記POS端末に送信されることを特徴とする請求項に記載の商品情報入力機能を備えた複合機。
  8. 前記原稿台の近傍に開閉可能に取り付けられかつ閉状態で原稿台上に配置された用紙を覆う背面パネルを備え、
    前記複数の撮影部は、
    前記原稿台の周辺近傍に取り付けられ原稿台のほぼ中央方向を撮影する複数のカメラと、
    前記背面パネルが開状態において原稿台のほぼ中央方向を撮影することができるように背面パネルに取り付けられた複数のカメラのうち、少なくともいずれか一方のカメラまたは両方のカメラからなることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の商品情報入力機能を備えた複合機。
  9. 前記原稿台に置かれた商品に付与されたバーコードを読み取るスキャナ部を、前記原稿台の下部近傍に、さらに備えたことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の商品情報入力機能を備えた複合機。
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