JP6555683B2 - 標的dnaに変異が導入された植物細胞、及びその製造方法 - Google Patents
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Description
(1) 下記工程(i)〜(iii)を含む、標的DNAに変異が導入された植物細胞の製造方法
(i)標的DNAと相同なDNAを含むDNA構築物であって、該相同DNAにマーカー遺伝子を含むpiggyBacトランスポゾンが挿入されており、かつ所望の変異が導入されているDNA構築物を、植物細胞に導入する工程、
(ii)前記変異及び前記piggyBacトランスポゾンが相同組換えによって標的DNAに導入された植物細胞を、前記マーカー遺伝子の発現を指標として選択する工程、
(iii)工程(ii)にて選択された細胞に、piggyBacトランスポゼースを恒常的に発現させ、前記piggyBacトランスポゾンを前記標的DNAより除去する工程。
(2) 標的DNAと相同なDNAを含むDNA構築物であって、該相同DNAにマーカー遺伝子を含むpiggyBacトランスポゾンが挿入されており、かつ所望の変異が導入されているDNA構築物が導入されることにより、前記変異及び前記piggyBacトランスポゾンが相同組換えによって標的DNAに導入された植物細胞。
(3) (1)に記載の方法により製造された、標的DNAに変異が導入された植物細胞。
(4) (2)又は(3)に記載の細胞を含む植物体。
(5) (4)に記載の植物体の子孫又はクローンである植物体。
(6) (4)又は(5)に記載の植物体の繁殖材料。
(7) 標的DNAと相同なDNAを含むDNA構築物であって、該相同DNAにマーカー遺伝子を含むpiggyBacトランスポゾンが挿入されており、かつ所望の変異が導入されているDNA構築物。
(8) (1)に記載の方法に用いるための、下記(a)及び(b)を含むキット
(a)(7)に記載のDNA構築物
(b)piggyBacトランスポゼースを植物細胞内で恒常的に発現させるためのDNA構築物。
本発明の植物細胞の製造方法は、下記工程(i)〜(iii)を含む、標的DNAに変異が導入された植物細胞の製造方法である
(i)標的DNAと相同なDNAを含むDNA構築物であって、該相同DNAにマーカー遺伝子を含むpiggyBacトランスポゾンが挿入されており、かつ所望の変異が導入されているDNA構築物を、植物細胞に導入する工程、
(ii)前記変異及び前記piggyBacトランスポゾンが相同組換えによって標的DNAに導入された植物細胞を、前記マーカー遺伝子の発現を指標として選択する工程、
(iii)工程(ii)にて選択された細胞に、piggyBacトランスポゼースを恒常的に発現させ、前記piggyBacトランスポゾンを前記標的DNAより除去する工程。
前述の通り、本発明の製造方法によれば、標的DNAに所望の変異のみが導入されている植物細胞を、極めて高い頻度(92〜99%)にて得ることができる。したがって、本発明は、前記製造方法により製造された、標的DNAに変異が導入された植物細胞を提供するものである。
本発明の植物細胞は、再生させることにより植物体を得ることができる。特に、本発明の製造方法により製造された植物細胞は、標的DNAに所望の変異のみを有しているため、このような植物細胞から再生させた植物体は、当該変異に伴い、表現型が変化しうる。したがって、本発明の方法を利用すれば、植物の育種を効率的に行うことが可能であり、また標的DNAの機能を効率よく分析することが可能となる。
前述の通り、本発明のDNA構築物は、本発明の製造方法において有用であり、その有効性も本発明において初めて示されたものである。したがって、本発明は、標的DNAと相同なDNAを含むDNA構築物であって、該相同DNAにマーカー遺伝子を含むpiggyBacトランスポゾンが挿入されており、かつ所望の変異が導入されているDNA構築物をも提供するものである。
(a)標的DNAと相同なDNAを含むDNA構築物であって、該相同DNAにマーカー遺伝子を含むpiggyBacトランスポゾンが挿入されており、かつ所望の変異が導入されているDNA構築物
(b)piggyBacトランスポゼースを植物細胞内で恒常的に発現させるためのDNA構築物。
<GTベクターの構築>
標的DNAに所望の変異のみを有する変異植物体を作製するため、標的DNAと相同なDNAを含むDNA構築物であって、該相同DNAにマーカー遺伝子を含むpiggyBacトランスポゾンが挿入され、かつ所望の変異が導入されているDNA構築物(GTベクター)を以下のようにして構築した。
5’−tgctggatgagttaacgaaaggtgagg−3’(配列番号:8)及び
5’−cctcacctttcgttaactcatccagca−3’(配列番号:9)。
次に、前記GTベクターを用い、以下に示す方法にて、標的DNAに所望の変異のみを有する植物体の作製を試みた。
イネカルスの小塊からゲノムDNAを、アジェンコート クロロピュア(BECKMAN COULTER社製)を用い、添付のメーカープロトコールに従って抽出した。そして、抽出したゲノムDNAを鋳型として、KOD FX又はKOD FXネオ(TOYOBO社製)と、以下に示すプライマーセットを用い、PCR増幅を行った(ALS遺伝子座とプライマーのアニーリング位置については、図2参照)。
ALS遺伝子 5’増幅用プライマーセット
ALS GT−F(5’−gacatgacaaccagtcatccgattaggttt−3’(配列番号:10))及びTact−R(5’−ctgacgatgagaatatatctgatgctgtga−3’(配列番号:11))
ALS遺伝子 3’増幅用プライマーセット
Thsp17.3−F(5’−acatacccatccaacaatgttcaatccctt−3’(配列番号:12))及びALS GT−R(5’−tctggagatagcatacttgctttgcttggt−3’(配列番号:13))。
次に、ALS遺伝子の5’側を増幅して得られた4,302bp長の断片、及び、該遺伝子の3’側を増幅して得られた3,943bp長の断片を、TOPOクローニング法により、pCR−Blunt II−TOPOベクター(Life Technologies社製)に導入してクローニングし、シークエンシング分析に供した。
W548L及びS627Iの変異導入が確認されたカルス(GT候補カルス系統 A及びB1)を、ハイグロマイシン及びメロペナムが添加されていないN6D培地に移し、4週間培養した。
<piggyBacによる標的DNAからのマーカー除去についての検証1>
実施例2にて調製したT0再分化植物体における、piggyBac転移を介したポジティブ選択マーカー遺伝子の除去効率を評価するため、切断増幅多型配列(CAPS)を指標とするマーカー除去分析に供した(前記「Endo M.ら、2007年」参照)。
<piggyBacによる標的DNAからのマーカー除去についての検証2>
前記T0再分化植物体のALS遺伝子座における、マーカー遺伝子の除去及びW548L及びS627Iの点変異の導入について、ダイレクトシークエンシング法を用いて分析した。
<piggyBacによる標的DNAからのマーカー除去についての検証3>
T0植物体のALS遺伝子座における、GTを介したW548L/S627I変異導入、及び、piggyBac転移によるマーカー遺伝子の除去について確認するため、野生型、GT系統Aの再分化植物体、並びにGT系統A_hyの独立した2系統のT0植物体(系統番号:6及び10)からゲノムDNAを抽出し、以下に示す方法にて、サザンブロット分析を行った。
苗の葉から、ヌクレオン フィトピュア抽出キット(GE Healthcare社製)を用い、添付のメーカープロトコールに従って、ゲノムDNAを抽出した。次いで、抽出したゲノムDNA2μgをMfeIにて処理し、1.0%アガロースゲルにて分画した。そして、ジゴキシゲニン(DIG)アプリケーションマニュアル(Roche Diagnostics社製)に従って、サザンブロット分析を行った。得られた結果を、図5〜7に示す。
プローブ−1(5’−ttctttttcaatactttcctcgcttgctct−3’(配列番号:21) 及び 5’−attcagccacttatcttgacacaaccattt−3’(配列番号:22))
プローブ−2(5’−tgtgacagcccagtcatcat−3’(配列番号:23) 及び 5’−cgttggatcgacatcatcag−3’(配列番号:24))
プローブ−3(5’−caaagatcgttatgtttatcggcactttg−3’(配列番号:25) 及び 5’−ctcgagctatttctttgccctc−3’(配列番号:26))。
また、各プローブとALS遺伝子座との位置関係については、図4参照のこと。
<GTベクターの構築>
標的DNAに所望の変異のみを有する変異植物体を作製するため、標的DNAと相同なDNAを含むDNA構築物であって、該相同DNAにマーカー遺伝子を含むpiggyBacトランスポゾンが挿入され、かつ所望の変異が導入されているDNA構築物(GTベクター)を以下のようにして構築した。
(配列番号:29)と5’−ccttaattaatccagggaaatccaccactactact−3’(配列番号:30)とで増幅し、エントリーベクターpENTR L1/L2のAscI/PacIサイトに挿入し、pE(L1−L2)Oscly1ベクターを作製した。
次に、実施例2に記載の方法と同様の方法にて、このようにして得られたGTベクター(pKOD4/Oscly1pHPTb)を用い、標的DNAに所望の変異のみを有する植物体の作製を試みた。
イネカルスの小塊からゲノムDNAを、アジェンコート クロロピュアを用い、添付のメーカープロトコールに従って抽出した。そして、抽出したゲノムDNAを鋳型として、KOD FX又はKOD FXネオと、以下に示すプライマーセットを用い、PCR増幅を行った(Oscly1遺伝子座とプライマーのアニーリング位置については、図8参照)。
Oscly1の5’側の増幅に用いたプライマーセット:
Oscly1 GT−F(5’−tcggtcggctaaggtttgctactaaaaaca−3’(配列番号:31))及びTact−R
Oscly1の3’側の増幅に用いたプライマーセット:
Thsp17.3−F及びOscly1 GT−R(5’−cttgcacgacggttctacaggagattagtg−3’(配列番号:32))。
次に、Oscly1遺伝子の3’側を増幅して得られた3,942bp長の断片、及び、該遺伝子の3’側を増幅して得られた4257bp長の断片を、TOPOクローニング法により、pCR−Blunt II−TOPOベクターに導入してクローニングし、シークエンシング分析に供した。
<piggyBacによる標的DNAからのマーカー除去についての検証4>
実施例4にて調製したT0再分化植物体における、piggyBac転移を介したポジティブ選択マーカー遺伝子の除去効率を評価するため、PCRによる解析を行った。
<piggyBacによる標的DNAからのマーカー除去についての検証5>
前記T0再分化植物体のOscly1遺伝子座における、マーカー遺伝子の除去及び点変異の導入について、ダイレクトシークエンシング法を用いて分析した。
<piggyBacによる標的DNAからのマーカー除去についての検証6>
T0植物体のOscly1遺伝子座における、GTを介した変異導入、及び、piggyBac転移によるマーカー遺伝子の除去について確認するため、野生型、GT系統の再分化植物体(cly1 GT−1及びcly1 GT−2)、並びにcly1 GT−1_hy(系統番号:29−1、29−2、38−1、38−2)及びcly1 GT−2_hy(系統番号:36−1、36−2)の独立した2系統のT1植物体からゲノムDNAを抽出し、該ゲノムDNAを処理する制限酵素をMfeIからEcoRVに変更し、後述のプローブを用いた以外は、試験例3に記載と同様の方法にて、サザンブロット分析を行った。得られた結果を図9に示す。
プローブ−1(5’−ggttccattccctgacccggcccacct−3’(配列番号:39)及び5’−cagtgaatgatgcaacatgagaccgaaca−3’(配列番号:40))
プローブ−2(5’−tgtgacagcccagtcatcat−3’(配列番号:23)及び5’−cgttggatcgacatcatcag−3’(配列番号:24))
プローブ−3(5’−cagtcatctggacttgttggaattg−3’(配列番号:41)及び5’−catcggatgagaccacattaactt−3’(配列番号:42))。
また、各プローブとOscly1遺伝子座との位置関係については、図8を参照のこと。
<223> 逆向き反復配列
配列番号:6及び7
<223> 高活性型piggyBacトランスポゼース
配列番号:8〜26及び29〜42
<223> 人工的に合成されたプライマーの配列
配列番号:27及び28
<223> miRNAの標的部位
Claims (6)
- 下記工程(i)〜(iii)を含む、標的DNAに変異が導入された植物細胞の製造方法
(i)標的DNAと相同なDNAを含むDNA構築物であって、該相同DNAにマーカー遺伝子を含むpiggyBacトランスポゾンが挿入されており、かつ所望の変異が導入されているDNA構築物を、植物細胞に導入する工程、
(ii)前記変異及び前記piggyBacトランスポゾンが相同組換えによって標的DNAに導入された植物細胞を、前記マーカー遺伝子の発現を指標として選択する工程、
(iii)工程(ii)にて選択された細胞に、piggyBacトランスポゼースを恒常的に発現させ、前記piggyBacトランスポゾンを前記標的DNAより除去する工程。 - 前記piggyBacトランスポゼースをコードする遺伝子が、植物細胞内で恒常的に発現させるための制御領域に作動可能に連結されている、請求項1に記載の方法。
- 標的DNAと相同なDNAを含むDNA構築物であって、該相同DNAにマーカー遺伝子を含むpiggyBacトランスポゾンが挿入されており、かつ所望の変異が導入されているDNA構築物が導入されることにより、前記変異及び前記piggyBacトランスポゾンが相同組換えによって標的DNAに導入された植物細胞。
- 標的DNAと相同なDNAを含むDNA構築物であって、該相同DNAにマーカー遺伝子を含むpiggyBacトランスポゾンが挿入されており、かつ所望の変異が導入されているDNA構築物。
- 請求項1に記載の方法に用いるための、下記(a)及び(b)を含むキット
(a)請求項4に記載のDNA構築物
(b)piggyBacトランスポゼースを植物細胞内で恒常的に発現させるためのDNA構築物。 - (b)に記載のDNA構築物において、前記piggyBacトランスポゼースをコードする遺伝子が、植物細胞内で恒常的に発現させるための制御領域に作動可能に連結されている、請求項5に記載のキット。
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