JP6555555B2 - 道路における逆走および誤進入防止装置、逆走および誤進入防止システムおよび逆走および誤進入防止方法 - Google Patents

道路における逆走および誤進入防止装置、逆走および誤進入防止システムおよび逆走および誤進入防止方法 Download PDF

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本発明は、道路における逆走および誤進入防止装置、逆走および誤進入防止システムおよび逆走および誤進入防止方法に関する。
本体外枠と、本体底板の後方に、プレート起点保持軸と主プレートの裏面に起点保持軸メタルケースを設け、プレート昇降伸縮部により、主プレートが昇降する昇降作動装置を設けた立体道路標識兼逆走防止装置の技術が、特許文献1に記載されている。
特開2017−2696号公報
しかし、上記の技術では、プレートが昇降するものであるため、逆走防止の目的とはいえどもプレートが立っている状態になり、順走している移動体が接触してしまうおそれがある。また、夜間は視認性が低下する。本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、より簡便に逆走および誤進入を防止することを可能とすることを目的とする。
例えば、本願発明にかかる逆走および誤進入防止装置は、逆走および誤進入防止の表示情報を発光して出力するディスプレイ装置と、上記ディスプレイ装置からの発光を反射させて所定の空中位置に結像させる空中結像手段と、を備え、上記空中結像手段は、道路の舗装面に対し略垂直かつ上記道路の延伸方向に沿って設けられる、ことを特徴とする。
また、上記の逆走および誤進入防止装置であって、上記ディスプレイ装置は、上記空中結像手段との成す角を可変に設けられており、上記ディスプレイ装置を駆動して上記角を変化させる駆動部を備える、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の逆走および誤進入防止装置であって、上記空中結像手段は、上記ディスプレイ装置との成す角を可変に設けられており、上記空中結像手段を駆動して上記角を変化させる駆動部を備える、ことを特徴とするものであってもよい。
また、上記の逆走および誤進入防止装置であって、上記表示情報を拡大させて透過させる透過板を備える、ことを特徴とするものであってもよい。
また、例えば、本願発明に係る逆走および誤進入防止装置は、逆走および誤進入防止の表示情報を発光して出力するディスプレイ装置と、上記ディスプレイ装置からの発光を反射させて所定の空中位置に結像させる空中結像手段と、上記表示情報を屈曲させて透過させる透過板と、を備えることを特徴とする。
また例えば、本願発明に係る逆走および誤進入防止システムは、ディスプレイ装置と、空中結像手段と、所定距離内に接近する物体の検出を行う検出装置と、を備える逆走および誤進入防止システムであって、上記検出装置が上記物体の検出を行うと、上記ディスプレイ装置は、逆走および誤進入防止の表示情報を発光して出力し、上記空中結像手段は、道路の舗装面に対し略垂直かつ上記道路の延伸方向に沿って設けられ、上記ディスプレイ装置からの発光を反射させて所定の空中位置に結像させる、ことを特徴とする。
また例えば、本願発明に係る逆走および誤進入防止方法は、ディスプレイ装置と、空中結像手段と、所定距離内に接近する物体の検出を行う検出装置と、を備える逆走および誤進入防止システムによる逆走および誤進入防止方法であって、上記空中結像手段は、道路の舗装面に対し略垂直かつ上記道路の延伸方向に沿って設けられ、上記検出装置が上記物体の検出を行う検出ステップと、上記ディスプレイ装置が上記検出に応じて逆走および誤進入防止の表示情報を発光して出力する出力ステップと、上記空中結像手段が上記ディスプレイ装置からの発光を反射させて所定の空中位置に結像させる結像ステップと、を実施することを特徴とする。
本発明を適用することで、より簡便に逆走および誤進入を防止することが可能となる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
第一の実施形態に係る逆走および誤進入防止システムの構造を示す図である。 第一の実施形態に係る逆走および誤進入防止システムの作用イメージを示す図である。 第二の実施形態に係る逆走および誤進入防止システムの作用イメージを示す図である。 第二の実施形態に係る逆走および誤進入防止システムの構造を示す図である。 変形例に係る逆走および誤進入防止システムの構造を示す図である。 変形例に係る逆走および誤進入防止システムの作用イメージを示す図である。 別の変形例に係る逆走および誤進入防止システムの構造を示す図である。 別の変形例に係る逆走および誤進入防止システムの作用イメージを示す図である。 さらに別の変形例に係る逆走および誤進入防止システムの構造を示す図である。 さらに別の変形例に係る逆走および誤進入防止システムの構造を示す図である。
以下に、本発明の実施形態について図1〜図10を用いて説明する。以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは特に明示した場合および原理的に明らかにそうではないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
また、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は、第一の実施形態に係る逆走および誤進入防止システムの構造を示す図である。逆走および誤進入防止システム1は、主に自動車専用道路、高速自動車道路、一般道路等の所定の許可者以外の侵入者(例えば自動車専用道路に誤進入する歩行者200や、逆走する車両2の運転者)等に対して、適切でない移動(逆走、歩行者誤進入等)の気づきを促すシステムである。逆走および誤進入防止システム1には、逆走禁止地点あるいは進入禁止地点に設けられた逆走および誤進入防止装置100が含まれている。
逆走および誤進入防止装置100では、空隙内にディスプレイ装置40と、空中結像板30と、が所定の角度50Bをなすよう配置されている。そして、逆走および誤進入防止装置100は、道路70に埋設されている。
ディスプレイ装置40は、逆走および誤進入防止の表示情報(例えば、「×(バツ)」マークや、「とまれ」の文字、あるいは進入禁止を示す道路標識)を発光して出力する。例えば、ディスプレイ装置40は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ装置あるいは高輝度LED標識である。
空中結像板30は、ディスプレイ装置40からの発光を所定の方法で反射させて所定の空中位置に実像10を結像させる光学系を含む空中結像手段である。空中結像板30は、道路70の舗装面に対し略平行に埋設されるのが望ましい。また、空中結像板30の上面には、アクリルや樹脂、強化ガラス等、光の透過性を妨げない程度に透明度のある保護面が設けられるのが望ましい。
このようにすることで、ディスプレイ装置40に表示された表示内容が、歩行者200から見ると道路70から角度50Aだけ立体視される(立ち上げられて見える)。なお、本実施形態においては、空中結像板30は、ディスプレイ装置40との成す角度50Bと等しい角度50Aだけ立ち上げて実像10を結像させる。このような空中結像板30は、例えば直交する反射面により立体像を結像する板等を用いる公知の技術で実現される。
空中結像板30には、例えばエイアイプレート(登録商標)と称呼される株式会社アスカネットが製造するガラスや樹脂などで出来た特殊なパネルを用いることができる。このエイアイプレートでは、エイアイプレートを挟んで反対側の等距離の空中に実体物の実像を結像させる事ができ、一定の場所に映像モニターを設置すればそこに映し出される静止画や動画を二次元画像として結像する。また、エイアイプレートは、実体物として立体物を置くことで同様に反対側に三次元像として結像する。本実施形態においては、このように実体物の発光を受けてそのコピーを空中結像させるいわゆる受動系の空中結像を採用することで、実像10を得る。なお、レーザー等のいわゆる能動系の空中結像は、順走する車両の視界を妨げるおそれ等があるため、適切ではない。
なお、逆走および誤進入防止装置100において、ディスプレイ装置40は、空中結像板30との成す角度50Bを可変に設けられるようにしても良い。さらに、逆走および誤進入防止装置100は、ディスプレイ装置40を移動させて上記角度50Bを変化させるステッピングモーター等の駆動力を与える駆動部を備えるようにしてもよい。このようにすることで、角度50Bを可変とすることができるため、実像10の立ち上がる角度を調整しやすくなり、保守負荷を大幅に抑えることができる。
また、逆走および誤進入防止装置100において、空中結像板30は、ディスプレイ装置40との成す角度50Bを可変に設けられるようにしても良い。さらに、逆走および誤進入防止装置100は、空中結像板30を移動させて上記角度50Bを変化させるステッピングモーター等の駆動力を与える駆動部を備えるようにしてもよい。このようにすることで、角度50Bを可変とすることができるため、実像10の立ち上がる角度を調整しやすくなり、保守負荷を大幅に抑えることができる。また、一般的にはディスプレイ装置40よりも空中結像板30の方が質量において小さいため、移動させるための駆動部をより簡易なものとすることができる。
以上が、第一の実施形態に係る逆走および誤進入防止システム1である。逆走および誤進入防止システム1によれば、歩行者200や逆走する車両2の運転者が逆走および誤進入防止システム1により出力される発光する立体の実像10を視認することができるため、夜間等の視界が確保しづらい状況であっても見やすく、逆走および誤進入防止の注意を効率的に喚起することができる。また、実像10は逆側(図1の右側)からは視認し得ない(視野角の範囲外となる)ため、順走の車両の運転者は実像10の存在は意識しなくて済み、実像10と接触しても物理的接触は発生しない。
図2は、第一の実施形態に係る逆走および誤進入防止システム1の作用イメージを示す図である。逆走および誤進入防止システム1を車両の逆走および誤進入防止に適用すると、逆走する車両2の運転者は、進行方向が進入禁止である場合等に、進行方向の道路上に実像10を立体的に見ることができる。より具体的な道路状況の例を挙げると、図2に示すように、交差点の直進方向が高速道路の出口ランプ等の進入禁止方向である場合に、運転者は、直進方向の道路上に実像10を立体的に見ることができる。そのため、運転者は、交差点において直進以外の進路をとるべきことを示す車載機の表示21に気づきやすくなる。これは、とくに夜間走行の場合には周囲が暗い場合が多いために、実像10が発光することでより視認性が高くなるためである。
図3は、第二の実施形態に係る逆走および誤進入防止システムの作用イメージを示す図である。第二の実施形態においては、逆走および誤進入防止システム1´では、逆走および誤進入防止装置100´が路肩に設けられ、空中結像板は、道路の舗装面に対し略垂直かつ道路の延伸方向(長手方向)に沿って設けられる。そのため、実像10´は逆走および誤進入防止装置100´から道路上に水平方向に張り出す(結像される)。これにより、運転者は視線の高さにより近い高さで実像10´を視認することが可能となる。また、逆走および誤進入防止装置100´の配置時にも、道路70への埋設が不要となるため敷設工事を簡便にできる。
図4は、第二の実施形態に係る逆走および誤進入防止システムの構造を示す図である。図4では逆走および誤進入防止装置100´の内部を上空から透視した図と、逆走および誤進入防止装置100´の側面を道路側から見た図と、が連接して示されている。
逆走および誤進入防止装置100´の側面には、一つ又は複数の空中結像板30´A〜30´Cの主面が道路70に対して垂直かつ道路の延伸方向に継ぎ目なく並べて設けられる。なお、本図においては、空中結像板は3枚の例が示されているが、これに限られず、出力させたい実像10´の大きさ等に応じて適宜枚数が増減されることは言うまでもない。
逆走および誤進入防止装置100´の内部には、水平面上の直交する二軸方向に自由移動可能な台座41と、主表示面を道路方向に所定の角度で傾けて台座41上に配されたディスプレイ装置40´と、電源および表示情報をディスプレイ装置40´に供給する制御部110と、が含まれる。また、水平面上の直交する二軸方向に台座41を摺動させるためのガイドレールとして、それぞれ第一の軸方向にガイドレール120A、120B、第二の軸方向にガイドレール130A、130Bが設けられる。なお、ディスプレイ装置40´自身も、ヒンジ等を介して台座41に設けられ、仰角10度程度、左右振れ角45度程度に台座41上で回頭可能である。また、この回頭動作および摺動動作は、アクチュエータ等の駆動部により駆動されるものであってもよい。
このような逆走および誤進入防止装置100´を用いることで、第二の実施形態に係る逆走および誤進入防止システム1´は実現可能である。また、実像10´の表示角度、表示する大きさ等はディスプレイ装置40´の回頭動作および摺動動作、および空中結像板30´A〜30´Cの配置や大きさにより調整される。
以上が、第二の実施形態に係る逆走および誤進入防止システム1´である。第二の実施形態によれば、運転者は視線の高さにより近い高さで実像10´を視認することが可能となる。また、逆走および誤進入防止装置100´の配置時にも、道路70への埋設が不要となるため敷設工事を簡便にできる。
図5は、変形例に係る逆走および誤進入防止システムの構造を示す図である。図5には、第一の実施形態に係る逆走および誤進入防止システム1の変形例として、空中結像板30に重ねて、表示情報を拡大させて透過させる透過板310が設けられた逆走および誤進入防止システム300が示されている。このような変形例では、ディスプレイ装置40からの発光は、空中結像板30および透過板310を透過して実像320を形成する。透過板310を透過する際に像が拡大されるため、ディスプレイ装置40よりも大きな実像320を得ることができる。
なお、この場合であっても、実像の立ち上がる角度50Aは、ディスプレイ装置40と空中結像板30との成す角度50Bと同じである。また、図5においては、透過板310は、空中結像板30の上に重ねられているが、これに限られるものではなく、空中結像板30の下、ディスプレイ装置40との間に設けられるものであってもよい。
図6は、変形例に係る逆走および誤進入防止システムの作用イメージを示す図である。逆走および誤進入防止システム300を車両の逆走および誤進入防止に適用すると、逆走する車両2の運転者は、進行方向が進入禁止である場合等に、進行方向の道路上に大きく実像を立体的に見ることができる。より具体的な道路状況の例を挙げると、図6に示すように、交差点の直進方向が高速道路の出口ランプ等の進入禁止方向である場合に、運転者は、直進方向の道路上に大きく実像420を立体的に見ることができる。そのため、運転者は、交差点において直進以外の進路をとるべきことを示す車載機の表示21に、より気づきやすくなる。これは、とくに夜間走行の場合には周囲が暗い場合が多いために、実像420が大きく発光することでより視認性が高くなるためである。
図7は、別の変形例に係る逆走および誤進入防止システムの構造を示す図である。図7には、第一の実施形態に係る逆走および誤進入防止システム1の別の変形例として、空中結像板30に重ねて、表示情報を屈曲させて透過させる透過板510が設けられた逆走および誤進入防止システム500が示されている。このような変形例では、ディスプレイ装置40からの発光は、空中結像板30および透過板510を透過して実像520を形成する。透過板510を透過する際に像が屈曲されるため、ディスプレイ装置40が空中結像板30と成す角度50Bよりも大きい角度530で立ち上がる実像520を得ることができる。
また、図7においては、透過板510は、空中結像板30の上に重ねられているが、これに限られるものではなく、空中結像板30の下、ディスプレイ装置40との間に設けられるものであってもよい。
図8は、変形例に係る逆走および誤進入防止システムの作用イメージを示す図である。逆走および誤進入防止システム500を車両の逆走および誤進入防止に適用すると、車両2よりも交差点から離れた位置にある車両の運転者であっても、進行方向が進入禁止である場合等に、進行方向の道路上に、より正面に明確に立ち上がる実像を立体的に見ることができる。より具体的な道路状況の例を挙げると、図8に示すように、車両2よりも交差点から離れた位置にある車両602の運転者であっても、交差点の直進方向が高速道路の出口ランプ等の進入禁止方向である場合に、運転者は、直進方向の道路上に、より正面に明確に立ち上がる実像620を立体的に見ることができる。そのため、運転者は、交差点において直進以外の進路をとるべきことを示す車載機の表示21に、より早い段階で気づきやすくなる。これは、とくに夜間走行の場合には周囲が暗い場合が多いために、実像620が遠くから見えるように発光することでより視認性が高くなるためである。
以上、複数の実施形態に係る逆走および誤進入防止システムについて説明した。しかし、この実施形態に限らず、各種の変形がなされるものであってもよい。例えば、本願の第一の実施形態に係る逆走および誤進入防止システムについて、逆走および誤進入防止を通知したい位置から所定距離内に接近する物体の検出を行う赤外線や可視光線の映像を用いた検出装置を備え、検出装置が物体の検出を行うと、ディスプレイ装置が、逆走および誤進入防止の表示情報を発光して出力し、空中結像板は、ディスプレイ装置からの発光を所定の方法で反射させて所定の空中位置に結像させるようにしてもよい。このようにすることで、ディスプレイ装置の消費電力を抑え、ディスプレイ装置の劣化を抑えることができる。
また例えば、上記と同様に、逆走および誤進入防止を通知したい位置から所定距離内に接近する物体の検出を行う赤外線や可視光線の映像を用いた検出装置を備え、検出装置が物体の検出を行うと、当該検出された物体が歩行者であるか車両であるか判定し、ディスプレイ装置が、逆走および誤進入防止の表示情報を歩行者あるいは車両の別に応じて大きさや角度を特定して、発光して出力し、空中結像板は、ディスプレイ装置からの発光を所定の方法で反射させて所定の空中位置に結像させるようにしてもよい。このようにすることで、歩行者の場合には過剰な表示を抑える等の対策を行うことができる。
また例えば、上記実施形態における逆走および誤進入防止システムでは、空中結像させる方法として、空中結像板30を用いているが、これに限られない。例えば、図9に示すように、再帰性反射材720とハーフミラー710とを組み合わせて、空中結像を実現するものであってもよい。図9は、第一の実施形態と第二の実施形態およびそれらの変形例について、さらに別の変形例に係る逆走および誤進入防止装置および逆走および誤進入防止システムの構造を示す図である。より具体的には、高輝度LED標識等の十分な光量を放出するディスプレイ装置40からの発光を、ハーフミラー710により分光させ、再帰性反射材720に反射させて再度当該ハーフミラー710を透過させることで、ハーフミラー710に対して所定の角度を持たせて実像730を空中結像させるものであってもよい。このようにすることで、空中結像に大きな影響を与える素材である回帰性反射材720が外部環境により露出しにくいことで風化・劣化からの保護を実現することができる。なお、ハーフミラー710の透過による光量の減衰については、ディスプレイ装置40に高輝度LED標識を用いることで視認に十分な程度の光量の確保ができるため、問題とならない。
また、上記の逆走および誤進入防止装置においては、空中結像板30は、再帰性反射材720とハーフミラー710の組合せにより空中結像が実現される空中結像手段であって、ハーフミラー710は道路の舗装面に対し略平行に埋設されるのが望ましい。
また、上記の逆走および誤進入防止装置においては、ディスプレイ装置40は、再帰性反射材720との成す角を可変に設けられており、ディスプレイ装置40を駆動して当該成す角を変化させる駆動部を備えるものであってもよい。
また、上記の逆走および誤進入防止装置においては、再帰性反射材720は、ディスプレイ装置との成す角を可変に設けられており、再帰性反射材720を駆動して当該成す角を変化させる駆動部を備えるものであってもよい。
また、上記の逆走および誤進入防止装置においては、ハーフミラー710は、道路の舗装面に対し略垂直かつ道路の延伸方向に沿って設けられ、再帰性反射材720は、道路の舗装面に対し垂直かつ道路の延伸方向に対し垂直であるのが望ましい。
また、上記の逆走および誤進入防止装置においては、表示情報を拡大させて透過させる透過板を備えるものであってもよい。
また、上記の逆走および誤進入防止装置においては、表示情報を屈曲させて透過させる透過板を備えるものであってもよい。
また、上記の逆走および誤進入防止システムは、地中に設けられたディスプレイ装置40と、空中結像手段と、所定距離内に接近する物体の検出を行う検出装置と、を備える逆走および誤進入防止システムであってもよい。当該システムでは、検出装置が物体の検出を行うと、ディスプレイ装置40は、逆走および誤進入防止の表示情報を発光して出力し、空中結像手段であるところのハーフミラー710および再帰性反射材720からなる光学系は、ディスプレイ装置40からの発光を反射させて所定の空中位置に結像させるものとすることができる。
また、上記の逆走および誤進入防止方法は、地中に設けられたディスプレイ装置40と、空中結像手段と、所定距離内に接近する物体の検出を行う検出装置と、を備える逆走および誤進入防止システムによる逆走および誤進入防止方法であってもよい。当該方法では、検出装置が物体の検出を行う検出ステップと、ディスプレイ装置40が検出に応じて逆走および誤進入防止の表示情報を発光して出力する出力ステップと、空中結像手段であるところのハーフミラー710および再帰性反射材720からなる光学系がディスプレイ装置40からの発光を反射させて所定の空中位置に結像させる結像ステップと、を実施するものとすることができる。
図10は、さらに別の変形例に係る逆走および誤進入防止システムの構造を示す図である。図10では、基本的に第一の実施形態に係る逆走および誤進入防止システムの構造と同様の構造であるが、一部において差異がある。以下、当該差異を中心に説明する。
逆走および誤進入防止装置100Fでは、空隙内にディスプレイ装置40と、空中結像板30と、が設けられており、道路70に埋設されている。空隙の底面を構成する平面の一部である表面70Aは、ディスプレイ装置40の発光を空中結像板30に投影させる程度の反射率を有する鏡、ガラスあるいは樹脂の壁である。あるいは、表面70Aは、鏡面を有する壁であってもよい。なお、表面70Aは、水平に限られるものではなく、道路70の舗装面と平行であることが望ましい。
ディスプレイ装置40は、表面70Aとの間で、所定の角度50Aと同じ角度50Cをなすよう表面70Aに向けて下向きに配置されている。これにより、ディスプレイ装置40の表示内容は、一度表面70Aにおいて反射する。そして、鏡像が空中結像板30に投射され、空中結像板30を挟んで反対側の空中に実像が結像される。
このようにディスプレイ装置40と表面70Aとの位置関係を整えることで、配置スペースの自由度が向上する。すなわち、ディスプレイ装置40から空中結像板30への光路上に鏡面を備えることで、鏡面である表面70Aは、ディスプレイ装置40から発せられた光を空中結像板30に向けて反射することができ、逆走防止装置100Fの形状の自由度が増す。
また、図示しないが、例えば、第一の実施形態に係る逆走および誤進入防止システムにおいて、ディスプレイ装置40の表示面に、直交方向以外への透過を防止して視野角を制限する透過性のある偏光素材を用いて、外乱によるコントラスト低下等の影響を防ぐようにしてもよい。そのような偏光素材は、ディスプレイ装置40自体の表面素材であってもよいし、表面を覆うシート等であってもよい。このようにすることで、より実像の視認性が高くなり、運転者の注意を促しやすくすることができる。
なお、上記実施形態における逆走および誤進入防止システムは、システムとして取引対象とするだけでなく、逆走および誤進入防止装置単体で取引対象とすることも可能である。
1、1´、300、400、500、600・・・逆走および誤進入防止システム、2、602・・・車両、10、10´、320、420、520、620・・・実像、21・・・車載機の表示、30、30´A、30´B、30´C・・・空中結像板、40、40´・・・ディスプレイ装置、41・・・台座、50A、50B、50C・・・角度、70・・・道路、70A・・・表面、100、100´、100F・・・逆走および誤進入防止装置、110・・・制御部、120A、120B・・・ガイドレール、130A、130B・・・ガイドレール、200・・・歩行者、310、510・・・透過板、530・・・角度

Claims (19)

  1. 逆走および誤進入防止の表示情報を発光して出力するディスプレイ装置と、
    前記ディスプレイ装置からの発光を反射させて所定の空中位置に結像させる空中結像手段と、を備え、
    前記空中結像手段は、道路の舗装面に対し略垂直かつ前記道路の延伸方向に沿って設けられる、
    ことを備えることを特徴とする逆走および誤進入防止装置。
  2. 請求項1に記載の逆走および誤進入防止装置であって、
    前記ディスプレイ装置は、前記空中結像手段との成す角を可変に設けられており、
    前記ディスプレイ装置を駆動して前記角を変化させる駆動部を備える、
    ことを特徴とする逆走および誤進入防止装置。
  3. 請求項1に記載の逆走および誤進入防止装置であって、
    前記空中結像手段は、前記ディスプレイ装置との成す角を可変に設けられており、
    前記空中結像手段を駆動して前記角を変化させる駆動部を備える、
    ことを特徴とする逆走および誤進入防止装置。
  4. 請求項1に記載の逆走および誤進入防止装置であって、
    前記表示情報を拡大させて透過させる透過板を備える、
    ことを特徴とする逆走および誤進入防止装置。
  5. 逆走および誤進入防止の表示情報を発光して出力するディスプレイ装置と、
    前記ディスプレイ装置からの発光を反射させて所定の空中位置に結像させる空中結像手段と、
    前記表示情報を屈曲させて透過させる透過板と、を備える、
    ことを特徴とする逆走および誤進入防止装置。
  6. 請求項に記載の逆走および誤進入防止装置であって、
    前記空中結像手段は、道路の舗装面に対し略平行に埋設される、
    ことを特徴とする逆走および誤進入防止装置。
  7. ィスプレイ装置と、空中結像手段と、所定距離内に接近する物体の検出を行う検出装置と、を備える逆走および誤進入防止システムであって、
    前記検出装置が前記物体の検出を行うと、
    前記ディスプレイ装置は、逆走および誤進入防止の表示情報を発光して出力し、
    前記空中結像手段は、道路の舗装面に対し略垂直かつ前記道路の延伸方向に沿って設けられ、前記ディスプレイ装置からの発光を反射させて所定の空中位置に結像させる、
    ことを特徴とする逆走および誤進入防止システム。
  8. ィスプレイ装置と、空中結像手段と、所定距離内に接近する物体の検出を行う検出装置と、を備える逆走および誤進入防止システムによる逆走および誤進入防止方法であって、
    前記空中結像手段は、道路の舗装面に対し略垂直かつ前記道路の延伸方向に沿って設けられ、
    前記検出装置が前記物体の検出を行う検出ステップと、
    前記ディスプレイ装置が前記検出に応じて逆走および誤進入防止の表示情報を発光して出力する出力ステップと、
    前記空中結像手段が前記ディスプレイ装置からの発光を反射させて所定の空中位置に結像させる結像ステップと、
    を実施することを特徴とする逆走および誤進入防止方法。
  9. 請求項1または5に記載の逆走および誤進入防止装置であって、
    前記空中結像手段は、再帰性反射材とハーフミラーの組合せにより空中結像を実現する光学系である
    とを特徴とする逆走および誤進入防止装置。
  10. 請求項に記載の逆走および誤進入防止装置であって、
    前記ディスプレイ装置は、前記再帰性反射材との成す角を可変に設けられており、
    前記ディスプレイ装置を駆動して該成す角を変化させる駆動部を備える、
    ことを特徴とする逆走および誤進入防止装置。
  11. 請求項に記載の逆走および誤進入防止装置であって、
    前記再帰性反射材は、前記ディスプレイ装置との成す角を可変に設けられており、
    前記再帰性反射材を駆動して該成す角を変化させる駆動部を備える、
    ことを特徴とする逆走および誤進入防止装置。
  12. 請求項に記載の逆走および誤進入防止装置であって、
    前記ハーフミラーは、道路の舗装面に対し略垂直かつ道路の延伸方向に沿って設けられ、
    前記再帰性反射材は、道路の舗装面に対し垂直かつ道路の延伸方向に対し垂直である、
    ことを特徴とする逆走および誤進入防止装置。
  13. 請求項に記載の逆走および誤進入防止装置であって、
    前記表示情報を拡大させて透過させる透過板を備える、
    ことを特徴とする逆走および誤進入防止装置。
  14. 請求項に記載の逆走および誤進入防止システムであって、
    前記空中結像手段は、再帰性反射材とハーフミラーの組合せにより空中結像が実現される光学系である、
    ことを特徴とする逆走および誤進入防止システム。
  15. 請求項に記載の逆走および誤進入防止方法であって、
    前記空中結像手段は、再帰性反射材とハーフミラーの組合せにより空中結像が実現される光学系である、
    ことを特徴とする逆走および誤進入防止方法。
  16. 請求項1〜6、9〜13のいずれか一項に記載の誤進入防止装置であって、
    前記ディスプレイ装置から前記空中結像手段への光路上に鏡面を備え、
    前記鏡面は、前記ディスプレイ装置から発せられた光を前記空中結像手段に向けて反射する、
    ことを特徴とする誤進入防止装置。
  17. 請求項1〜6、9〜13のいずれか一項に記載の誤進入防止装置であって、
    前記ディスプレイ装置の表示面に、直交方向以外への透過を防止して視野角を制限する透過性のある偏光素材を用いる、
    ことを特徴とする誤進入防止装置。
  18. ディスプレイ装置と、空中結像手段と、所定距離内に接近する物体の検出を行う検出装置と、表示情報を屈曲させて透過させる透過板と、を備える逆走および誤進入防止システムであって、
    前記検出装置が前記物体の検出を行うと、
    前記ディスプレイ装置は、逆走および誤進入防止の表示情報を発光して出力し、
    前記空中結像手段は、前記ディスプレイ装置からの発光を反射させて所定の空中位置に結像させる、
    ことを特徴とする逆走および誤進入防止システム。
  19. ディスプレイ装置と、空中結像手段と、所定距離内に接近する物体の検出を行う検出装置と、表示情報を屈曲させて透過させる透過板と、を備える逆走および誤進入防止システムによる逆走および誤進入防止方法であって、
    前記検出装置が前記物体の検出を行う検出ステップと、
    前記ディスプレイ装置が前記検出に応じて逆走および誤進入防止の表示情報を発光して出力する出力ステップと、
    前記空中結像手段が前記ディスプレイ装置からの発光を反射させて所定の空中位置に結像させる結像ステップと、
    を実施することを特徴とする逆走および誤進入防止方法。
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