JP6554159B2 - エンジンシステム - Google Patents
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Description
<エンジンシステムの全体構成>
まず、第1実施形態に係るエンジンシステム100について説明する。図1は、エンジンシステム100のブロック図である。図1のうち太い実線はエンジン本体10に供給される供給ガスの流れを示しており、太い破線はエンジン本体10から排出された排気ガスの流れを示している。後述するように、本実施形態のエンジン本体10は2ストロークエンジンであるため、上記の「供給ガス」はいわゆる「掃気ガス」である。ただし、エンジン本体10が4ストロークエンジンの場合には、いわゆる「給気ガス」となる。
ここで、エンジンシステム100の急停止の際における挙動について説明する。ここでいうエンジンシステム100の急停止には、緊急停止要因(潤滑油の圧力低下やエンジン本体の過回転)検出によるエンジンシステム100の強制停止と停電によるエンジンシステム100の停止が含まれる。従来の強制停止の制御では、エンジン本体10への燃料供給を停止し、同時にモータなど回転駆動装置も停止する。そのため、従来の制御によれば、強制停止が行われると、EGR駆動モータ61(EGRブロワ60)も停止されることになる。また、停電時には、燃料ポンプが停止してエンジン本体10に燃料が供給されなくなり、さらに、EGR駆動モータ61(EGRブロワ60)も停止する。ただし、船舶の場合であれば、停電時には補助電源供給装置(バッテリでバックアップされたDC24V電源装置など)が作動し、この補助電源供給装置から電力が供給される制御装置、制御弁、アクチュエータ、及びセンサー類は、所定の間(例えば30分間)であれば稼働可能である。
次に、EGRブロワ60の具体的な制御方法について説明する。本実施形態ではエンジンシステム100の急停止から所定時間EGRブロワ60を駆動することは上述したとおりであるが、その回転数は一定であってもよく、一定の割合で低減してもよい。ただし、本実施形態では、図2に示す制御方法でEGRブロワ60の回転数を決定している。図2は、エンジンシステム100の急停止後のEGRブロワ60の制御方法を示したフローチャートである。この制御は安全停止制御部71によって遂行される。
次に、EGRブロワ60の他の制御方法について説明する。図3は、エンジンシステム100の急停止後のEGRブロワ60の制御方法であって、図2に示す制御方法とは別の制御方法を示したフローチャートである。この制御は安全停止制御部71によって遂行される。
<エンジンシステムの全体構成>
次に、第2実施形態に係るエンジンシステム200について説明する。図6は、本実施形態に係るエンジンシステム200のブロック図である。図6に示すように、本実施形態に係るエンジンシステム200は、排気流路30から分岐するバイパス流路31と、バイパス流路31に設けられたバイパス弁32を備えている。また、制御装置70はバイパス弁32と電気的に接続されており、バイパス弁32に制御信号を送信する。本実施形態では、バイパス流路31、バイパス弁32、及び、制御装置70の安全停止制御部71によって、安全停止機構80が構成されている。
次に、バイパス弁32の制御方法について説明する。図7は、エンジンシステム200の急停止後のバイパス弁32の制御方法を示したフローチャートである。この制御は安全停止制御部71によって遂行される。
<エンジンシステムの全体構成>
次に、第3実施形態に係るエンジンシステム300について説明する。図8は、本実施形態に係るエンジンシステム300のブロック図である。図8に示すように、本実施形態に係るエンジンシステム300では、過給機20がタービン部21の入口に設けられた可変ノズル26と、可変ノズル26を所定のノズル面積に設定する(角度を変える)ノズルアクチュエータ27を有している。また、制御装置70の安全停止制御部71は、ノズルアクチュエータ27と電気的に接続されており、ノズルアクチュエータ27に制御信号を送信することで、可変ノズル26を制御する。本実施形態では、可変ノズル26、ノズルアクチュエータ27、及び安全停止制御部71によって安全停止機構80が構成されている。なお、ノズルアクチュエータ27は、停電時においても前述した補助電源供給装置から供給される電力によって、停電後から所定時間は稼働可能である。
次に、可変ノズル26の制御方法について説明する。図9は、エンジンシステム300の急停止後の可変ノズル26の制御方法を示したフローチャートである。この制御は安全停止制御部71によって遂行される。
<エンジンシステムの全体構成>
次に、第4実施形態に係るエンジンシステム400について説明する。図10は、本実施形態に係るエンジンシステム400のブロック図である。図10に示すように、本実施形態に係るエンジンシステム400は、並列に配置された第1過給機20と第2過給機29とを備えている。エンジン本体10から延びる排気流路30は所定の分岐点で分岐して第1過給機20のタービン部21及び第2過給機29のタービン部21に至っている。また、第1過給機20のコンプレッサ部22及び第2過給機29のコンプレッサ部22から延びる供給流路40は所定の合流点で合流してエンジン本体10へ至っている。また、供給通路40のうち、第2過給機29のコンプレッサ部22と合流点との間には、大気に通ずる空気放出通路36が連結されている。
次に、開閉弁28の制御方法について説明する。ここで、エンジンシステム400の急停止時においては、第1過給機20が駆動する一方、第2過給機29は開閉弁28と連通弁34が閉状態で、放風弁38が開状態にあり停止していたものとする。開閉弁28の制御方法は、図7で説明したバイパス弁32の制御方法と基本的に同じである。つまり、第1過給機20の測定回転数及び測定吸込圧に基づいて、第1過給機20が過回転となるおそれがあるときは、エンジンシステム400の急停止後に開閉弁28を開放する。かかる構成によれば、エンジンシステム400の急停止時に停止していた第2過給機29のタービン部21に空気が流れ、駆動していた第1過給機20のタービン部21に流入する空気の量が減ることで、第1過給機20の過回転を回避するこができる。なお、連通弁34と放風弁38はエンジンシステム400の急停止直前の開閉状態を維持するものとする。
20 過給機(第1過給機)
21 タービン部
22 コンプレッサ部
26 可変ノズル
28 開閉弁
29 第2過給機
30 排気流路
31 バイパス流路
32 バイパス弁
40 供給流路
50 EGR流路
60 EGRブロワ
61 EGR駆動モータ
64 蓄電装置
66 蓄圧装置
70 制御装置
71 安全停止制御部
80 安全停止機構
100、200、300、400 エンジンシステム
Claims (6)
- エンジン本体と、
タービン部及びコンプレッサ部を有する過給機と、
前記エンジン本体から前記過給機のタービン部へ排気ガスを導く排気流路と、
前記過給機のコンプレッサ部から前記エンジン本体へ供給ガスを導く供給流路と、
前記タービン部よりも上流から排気ガスの一部を抽出して前記エンジン本体へ導くEGR流路と、
前記EGR流路に設けられ抽出された排気ガスを昇圧するEGRブロワと、を備えたエンジンシステムであって、
当該エンジンシステムの急停止後に前記EGRブロワが前記エンジン本体よりも早く回転が止まり前記過給機へ流れる空気が増加することによる前記過給機の過回転を回避する制御又は動作を開始する安全停止機構をさらに備えた、エンジンシステム。 - 前記安全停止機構は、
前記排気流路から分岐するバイパス流路と、
前記バイパス流路に設けられ当該エンジンシステムの急停止後に開放されるバイパス弁と、を有する請求項1に記載のエンジンシステム。 - 前記安全停止機構は、前記過給機の回転数及び前記過給機のタービン部の吸込圧の一方又は両方に基づいて、当該エンジンシステムの急停止後における前記バイパス弁の開閉又は開度を決定する安全停止制御部をさらに有する、請求項2に記載のエンジンシステム。
- 前記過給機は、前記タービン部の入口に設けられた可変ノズルを有し、
前記安全停止機構は、当該エンジンシステムの急停止後に前記タービン部の効率が低下するよう前記可変ノズルのノズル面積を調整する安全停止制御部を有する、請求項1に記載のエンジンシステム。 - 前記安全停止制御部は、前記過給機の回転数及び前記過給機のタービン部の吸込圧の一方又は両方に基づいて、当該エンジンシステムの急停止後における前記可変ノズルのノズル面積を決定する、請求項4に記載のエンジンシステム。
- 前記過給機を複数備え、
前記安全停止機構は、少なくとも一つの前記過給機のタービン部の入口に設けられ、当該エンジンシステムの急停止時に閉止状態にあるときには当該エンジンシステムの急停止後に開放される開閉弁を有する、請求項1に記載のエンジンシステム。
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