JP6554159B2 - エンジンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、舶用または発電用のディーゼル機関、ガス機関などの内燃機関を備えた大型のエンジンシステムであって、特に過給機及びEGRブロワを備えた比較的複雑な構造のエンジンシステムに関する。
昨今、自動車などと同様に、船舶等についてもNOxの排出規制が強化される傾向にある。NOxの生成を抑える方法として、エンジン本体から排出される排気ガスの一部を燃焼室に戻し、シリンダ内の酸素濃度を低減させる排気ガス再循環(Exhaust Gas Recirculation;以下「EGR」と称す)がある。排気ガスをエンジン本体に再循環させることにより、酸素濃度が低下し、燃焼温度が抑えられ、NOxの生成を抑えることができる(特許文献1参照)。
大型のエンジンシステムでEGRを行う場合には、過給機の他、排気ガス(EGRガス)を昇圧するためのEGRブロワを備えるなど、同じようにEGRを行う自動車のエンジン等に比べて構造が複雑となる。そのため、自動車で採用されているEGRの技術をそのまま大型のエンジンシステムに適用することはできない。また、大型エンジンシステムのEGRは、昨今のNOx排出規制強化に伴って開発が進められた技術であって比較的新しく、現在は実用化に向けての研究が行われている段階である。
特開2011−157959号公報
EGRを行う大型エンジンシステムの実用化に向けて検討すべき事項の一つが、急激な状況変化におけるエンジンシステムの挙動である。特に、本発明の発明者らは、異常の検知による強制停止や停電などによってエンジンシステムが急停止する際、当該エンジンシステムを安全に停止させる技術に着目した。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、過給機及びEGRブロワを有する複雑な構造のエンジンシステムであって、急停止の際に安全な停止が行えるエンジンシステムを提供することを目的とする。
本発明のある形態に係るエンジンシステムは、エンジン本体と、タービン部及びコンプレッサ部を有する過給機と、前記エンジン本体から前記過給機のタービン部へ排気ガスを導く排気流路と、前記過給機のコンプレッサ部から前記エンジン本体へ供給ガスを導く供給流路と、前記タービン部よりも上流から排気ガスの一部を抽出して前記エンジン本体へ導くEGR流路と、前記EGR流路に設けられ抽出された排気ガスを昇圧するEGRブロワと、を備えたエンジンシステムであって、当該エンジンシステムの急停止後における前記過給機の過回転を回避する安全停止機構をさらに備えている。
ここで、エンジンシステムの急停止後であっても、エンジン本体は慣性エネルギにより回転し続け、排気流路に空気を排出する。EGRブロワも同様に回転するが、イナーシャが小さいことからエンジン本体よりも早く回転が止まる。そうすると、EGR通路へ流れていた空気が全て過給機のタービン部に流れることになり、過給機が過回転となって破損するおそれがある。これに対し、上記のエンジンシステムの構成によれば、エンジンシステムの急停止後における過給機の過回転が回避されるため、当該エンジンシステムは急停止する際に安全に停止することができる。
上記のエンジンシステムにおいて、前記安全停止機構は、当該エンジンシステムの急停止から所定時間、前記EGRブロワを駆動させる安全停止制御部を有していてもよい。かかる構成によれば、エンジンシステムの急停止後もEGR流路に空気が流れ続けるため、過給機に流れる空気の量を抑えて、過給機の過回転を回避することができる。
上記のエンジンシステムにおいて、前記安全停止制御部は、当該エンジンシステムの急停止後に前記EGRブロワの回転数を徐々に低減するようにしてもよい。かかる構成によれば、EGRブロワの不要な回転を抑えることができる。
上記のエンジンシステムにおいて、前記安全停止制御部は、前記過給機の回転数及び前記過給機のタービン部の吸込圧の一方又は両方に基づいて、当該エンジンシステムの急停止後における前記EGRブロワの回転数を決定してもよい。かかる構成によれば、過給機の過回転を回避しつつ、EGRブロワが必要以上に回転するのを抑えることができる。
上記のエンジンシステムにおいて、前記EGRブロワは電動モータによって駆動されており、当該エンジンシステムは予め電力を蓄積し停電時に前記電動モータに電力を供給する蓄電装置を備えていてもよい。かかる構成によれば、停電時においても安全に停止することができる。
上記のエンジンシステムにおいて、前記EGRブロワは油圧モータによって駆動されており、当該エンジンシステムは予め昇圧された作動油を蓄積し停電時に前記油圧モータに昇圧された作動油を供給する蓄圧装置を備えていてもよい。かかる構成の場合も、停電時において安全に停止することができる。
上記のエンジンシステムにおいて、前記安全停止機構は、前記排気流路から分岐するバイパス流路と、前記バイパス流路に設けられ当該エンジンシステムの急停止後に開放されるバイパス弁と、を有していてもよい。かかる構成によれば、エンジンシステムの急停止後に過給機のタービン部に流入する空気の量を減らすことができるため、過給機の過回転を回避することができる。
上記のエンジンシステムにおいて、前記安全停止機構は、前記過給機の回転数及び前記過給機のタービン部の吸込圧の一方又は両方に基づいて、当該エンジンシステムの急停止後における前記バイパス弁の開閉又は開度を決定する安全停止制御部をさらに有していてもよい。かかる構成によれば、より精度の高い制御が可能となる。
上記のエンジンシステムにおいて、前記過給機は、前記タービン部の入口に設けられた可変ノズルを有し、前記安全停止機構は、当該エンジンシステムの急停止後に前記タービン部の効率が低下するよう前記可変ノズルのノズル面積を調整する安全停止制御部を有していてもよい。かかる構成によれば、エンジンシステムの急停止後に過給機の効率を低下させることができるため、過給機の過回転を回避することができる。
上記のエンジンシステムにおいて、前記安全停止制御部は、前記過給機の回転数及び前記過給機のタービン部の吸込圧の一方又は両方に基づいて、当該エンジンシステムの急停止後における前記可変ノズルのノズル面積を決定してもよい。かかる構成によれば、より精度の高い制御が可能となる。
上記のエンジンシステムにおいて、前記過給機を複数備え、前記安全停止機構は、少なくとも一つの前記過給機のタービン部の入口に設けられ、当該エンジンシステムの急停止時に閉止状態にあるときには急停止後に開放される開閉弁を有していてもよい。かかる構成によれば、エンジンシステムの急停止時に駆動していた過給機のタービン部に流入する空気の量を減らすことができるため、当該過給機の過回転を回避することができる。
上述したエンジンシステムによれば、急停止の際に過給機の過回転を回避することができるため、安全な停止を行うことができる。
図1は、第1実施形態に係るエンジンシステムのブロック図である。 図2は、図1に示すEGRブロワの制御のフローチャートである。 図3は、図1に示すEGRブロワの他の制御のフローチャートである。 図4は、図3の測定回転数と第1減速値の関係及び測定吸込圧と第2減速値の関係を示した図である。 図5は、図1の変形例に係るエンジンシステムのブロック図である。 図6は、第2実施形態に係るエンジンシステムのブロック図である。 図7は、図6に示すバイパス弁の制御のフローチャートである。 図8は、第3実施形態に係るエンジンシステムのブロック図である。 図9は、図8に示す可変ノズルの制御のフローチャートである。 図10は、第4実施形態に係るエンジンシステムのブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。以下では、全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同じ符号を付して、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
<エンジンシステムの全体構成>
まず、第1実施形態に係るエンジンシステム100について説明する。図1は、エンジンシステム100のブロック図である。図1のうち太い実線はエンジン本体10に供給される供給ガスの流れを示しており、太い破線はエンジン本体10から排出された排気ガスの流れを示している。後述するように、本実施形態のエンジン本体10は2ストロークエンジンであるため、上記の「供給ガス」はいわゆる「掃気ガス」である。ただし、エンジン本体10が4ストロークエンジンの場合には、いわゆる「給気ガス」となる。
本実施形態に係るエンジンシステム100は、大型船舶に搭載されるものであって、エンジン本体10と、過給機20と、排気流路30と、供給流路40と、EGR流路50と、EGRブロワ60と、制御装置70と、を備えている。以下、これらの各構成要素について順に説明する。
本実施形態におけるエンジン本体10は、船舶の推進用主機であり、2ストロークディーゼルエンジンである。ただし、エンジン本体10は、4ストロークエンジンであってもよく、ガスエンジンであってもよい。また、エンジン本体10は船舶推進機に用いられるものに限らず、発電設備等に用いられるものであってもよい。
過給機20は、外部から取り込んだ新気を昇圧してエンジン本体10に供給する装置である。過給機20は、タービン部21と、コンプレッサ部22とを有している。タービン部21はエンジン本体10から排出される排気ガスのエネルギによって回転する。タービン部21とコンプレッサ部22はシャフト部23により連結されており、タービン部21が回転することによりコンプレッサ部22も回転する。また、過給機20には、過給機20の回転数を測定する回転計24と、タービン部21の入口における吸込圧を測定する圧力計25が設けられている。
排気流路30は、エンジン本体10と過給機20のタービン部21とを連結しており、エンジン本体10から排出された排気ガスを過給機20のタービン部21へ導く流路である。
供給流路40は、エンジン本体10と過給機20のコンプレッサ部22とを連結しており、過給機20のコンプレッサ部22で昇圧された新気(供給ガス)をエンジン本体10へ導く流路である。
EGR流路50は、タービン部21よりも上流から排気ガスの一部を抽出してエンジン本体10へ導く流路である。なお、タービン部21よりも下流から排気ガスを抽出して、コンプレッサ部22の上流へ戻す方式のEGR(低圧EGR)もあるが、本実施形態のようにタービン部21の上流から排気ガスを抽出するEGR(高圧EGR)は、排気ガスを体積が小さい状態で扱えるため、エンジンシステム100の縮小化には有効である。また、本実施形態では、EGR流路50は排気流路30から分岐して供給流路40に連結しているが、エンジン本体10から図外の排気管を介して直接排気ガスを抽出してもよく、エンジン本体10に図外の掃気管を介して直接排気ガスを供給してもよい。
EGRブロワ60は、EGR流路50に配置されており、抽出された排気ガス(EGRガス)を昇圧してエンジン本体10に供給する装置である。EGRブロワ60は、EGR駆動モータ61によって駆動される。本実施形態のEGR駆動モータ61は、いわゆる電動モータである。EGR駆動モータ61には船体に搭載された発電機などの電源供給装置62からブロワ制御盤63を介して電力が供給される。また、本実施形態に係るエンジンシステム100は、電源供給装置62とブロワ制御盤63の間に無停電電源装置(UPS)などの蓄電装置64を備えている。そのため、電源供給装置62から電力が供給されない状態、すなわち停電が発生しても、蓄電装置64に蓄えられた電力によって停電後の所定時間はEGR駆動モータ61に電力が供給される。
制御装置70は、エンジンシステム100の全体を制御する装置であって、CPU、ROM、RAM等によって構成されている。制御装置70は、回転計24及び圧力計25と電気的に接続されている。制御装置70は、これらの計器から送信される測定信号に基づいて、過給機20の回転数、及び過給機20のタービン部21の入口における吸込圧を取得する。また、制御装置70は、ブロワ制御盤63と電気的に接続されており、ブロワ制御盤63に制御信号を送信して、EGRブロワ60を制御する。制御装置70は、機能的な構成として、安全停止制御部71を有している。本実施形態では、この安全停止制御部71によって、安全停止機構80が構成されている。
<エンジンシステムの急停止時における挙動等>
ここで、エンジンシステム100の急停止の際における挙動について説明する。ここでいうエンジンシステム100の急停止には、緊急停止要因(潤滑油の圧力低下やエンジン本体の過回転)検出によるエンジンシステム100の強制停止と停電によるエンジンシステム100の停止が含まれる。従来の強制停止の制御では、エンジン本体10への燃料供給を停止し、同時にモータなど回転駆動装置も停止する。そのため、従来の制御によれば、強制停止が行われると、EGR駆動モータ61(EGRブロワ60)も停止されることになる。また、停電時には、燃料ポンプが停止してエンジン本体10に燃料が供給されなくなり、さらに、EGR駆動モータ61(EGRブロワ60)も停止する。ただし、船舶の場合であれば、停電時には補助電源供給装置(バッテリでバックアップされたDC24V電源装置など)が作動し、この補助電源供給装置から電力が供給される制御装置、制御弁、アクチュエータ、及びセンサー類は、所定の間(例えば30分間)であれば稼働可能である。
前述のようにエンジンシステム100の急停止の際にはエンジン本体10への燃料供給が停止する。しかしながら、エンジンシステム100の急停止後であっても慣性エネルギによりエンジン本体10はしばらく回転し、排気流路30に空気が排出される。また、EGRブロワ60もエンジンシステム100の急停止後しばらくは回転するが、エンジン本体10よりもイナーシャが小さいため、エンジン本体10よりも早く回転が止まる。EGRブロワ60の回転が止まると、エンジン本体10から排出される空気のうち、EGR流路50に流れていた分の空気が全て排気流路30を介して過給機20に流れることになる。その結果、過給機20は過回転となって破損の危険性が生じる。
安全停止機構80は、以上を踏まえ、エンジンシステム100の急停止後における過給機20の過回転を回避するように構成されている。エンジンシステム100は、この安全停止機構80を備えることにより、エンジンシステム100の急停止の際、安全に停止することができる。本実施形態の場合、安全停止機構80を構成する安全停止制御部71は、エンジンシステム100の急停止から所定時間、EGRブロワ60を駆動させる。これにより、エンジンシステム100の急停止後にエンジン本体10が排出する空気をEGR流路50に流し続けることができる。そのため、過給機20のタービン部21に供給される空気の増加を抑え、過給機20が過回転となるのを防止することができる。
<EGRブロワの制御方法1>
次に、EGRブロワ60の具体的な制御方法について説明する。本実施形態ではエンジンシステム100の急停止から所定時間EGRブロワ60を駆動することは上述したとおりであるが、その回転数は一定であってもよく、一定の割合で低減してもよい。ただし、本実施形態では、図2に示す制御方法でEGRブロワ60の回転数を決定している。図2は、エンジンシステム100の急停止後のEGRブロワ60の制御方法を示したフローチャートである。この制御は安全停止制御部71によって遂行される。
まず、安全停止制御部71は、過給機20の回転数(以下、「測定回転数」と称する)とタービン部21の入口における吸込圧(以下、「測定吸込圧」と称する)を取得する(ステップS1)。なお、制御開始時におけるEGRブロワ60の回転数は、エンジンシステム100の急停止直前の回転数とする。
続いて、安全停止制御部71は、測定回転数が予め設定した危険回転数よりも小さいか否かを判定する(ステップS2)。測定回転数が危険回転数よりも小さいとき(ステップS2でYES)はステップS4へ進み、測定回転数が危険回転数以上のとき(ステップS2でNO)はステップS3に進む。ここで、「危険回転数」とは、過給機20が過回転となるおそれがあるときの過給機20の回転数である。
ステップS3では、安全停止制御部71は、ブロワ制御盤63に所定の制御信号を送信し、EGRブロワ60の回転数を現状のまま維持する。このように、測定回転数が危険回転数よりも大きいとき、すなわち過給機20が過回転になるおそれがあるときは、EGRブロワ60の回転数を低減せずに現状の回転数を維持する。
ステップS4では、安全停止制御部71は、測定吸込圧が予め設定した危険吸込圧よりも小さいか否かを判定する。測定吸込圧が危険吸込圧よりも小さいとき(ステップS4でYES)はステップS5へ進み、測定吸込圧が危険吸込圧以上のとき(ステップS4でNO)はステップS3へ進む。ここで、「危険吸込圧」とは、過給機20が過回転になるおそれがあるときのタービン部21の入口における吸込圧である。なお、本実施形態では過給機20のタービン部21の下流側はファンネル(煙突)を介して大気開放されている場合を想定して、タービン部21の吸込圧に基づいて過給機20が過回転になるおそれがあるか否かを判定しているが、過給機のタービン部21の下流側に何らかの装置が設けられているような場合は、タービン部21の吸込圧と吐出圧の差圧に基づいて前記判定を行ってもよい。
ステップS3では、前述したとおり、安全停止制御部71は、ブロワ制御盤63に所定の制御信号を送信し、EGRブロワ60の回転数を現状まま維持させる。このように、測定吸込圧が危険吸込圧以上のとき、すなわち過給機20が過回転になるおそれがあるときは、EGRブロワ60の回転数を低減せずに現状の回転数を維持する。
ステップS5では、安全停止制御部71は、所定の制御信号をブロワ制御盤63に送信し、EGRブロワ60の回転数を現状から一定の値だけ低減する。このように、測定回転数が危険回転数よりも小さく、かつ測定吸込圧が危険吸込圧よりも小さいとき、すなわち過給機20が過回転になるおそれがないときは、EGRブロワ60の回転数を現状から一定の値だけ低減する。
以上の各ステップを経た後は、再度ステップS1に戻って、EGRブロワ60の回転数がゼロになるまで上記の各ステップを繰り返す。このように、図2に示す制御方法によれば、測定回転数及び測定吸込圧に基づいてエンジンシステム100の急停止後のEGRブロワ60の回転数が決定されるため、過給機20が過回転となるのを回避しつつ、EGRブロワ60が必要以上に回転するのを抑えることができる。
<EGRブロワの制御方法2>
次に、EGRブロワ60の他の制御方法について説明する。図3は、エンジンシステム100の急停止後のEGRブロワ60の制御方法であって、図2に示す制御方法とは別の制御方法を示したフローチャートである。この制御は安全停止制御部71によって遂行される。
まず、安全停止制御部71は、測定回転数(過給機20の回転数)と測定吸込圧(タービン部21の入口における吸込圧)を取得する(ステップS11)。なお、制御開始時におけるEGRブロワ60の回転数は、エンジンシステム100の急停止直前の回転数とする。
続いて、安全停止制御部71は、測定回転数に基づいて第1減速値を算出する(ステップS12)。第1減速値は、測定回転数の観点から、当該値だけEGRブロワ60の回転数を低減しても過給機20が過回転となるおそれのない値である。第1減速値は、測定回転数を変数とする予め用意された数式又はマップから算出する。
なお、第1減速値は、測定回転数が大きいときには小さくなる傾向にある。例えば、図4の左図に示すように、測定回転数がN2以上のときには第1減速値をゼロとし、測定回転数がN1以下であるときには第1減速値をR1とし、測定回転数がN1以上N2以下のときには測定回転数が小さくなるに従って第1減速値がゼロからR1まで次第に大きくなるように両者の関係を設定しても良い。
続いて、安全停止制御部71は、測定吸込圧に基づいて第2減速値を算出する(ステップS13)。第2減速値は、測定吸込圧の観点から、当該値だけEGRブロワ60の回転数を低減しても過給機20が過回転となるおそれのない値である。第2減速値は、測定吸込圧を変数とする予め用意された数式又はマップから算出する。
なお、第2減速値は、測定吸込圧が大きいときには小さくなる傾向にある。例えば、図4の右図に示すように、測定吸込圧がP2以上のときには第2減速値をゼロとし、測定回転数がP1以下であるときには第2減速値をR2とし、測定吸込圧がP1以上P2以下のときには測定吸込圧が小さくなるに従って第2減速値がゼロからR2まで次第に大きくなるように両者の関係を設定しても良い。
続いて、安全停止制御部71は、ブロワ制御盤63に所定の制御信号を送信し、第1減速値及び第2減速値のうち小さい方の減速値の分だけEGRブロワ60の回転数を低減して減速する(ステップS14)。前述の図2に示す制御方法ではEGRブロワ60の回転数を低減する際の低減値は一定であったのに対し、図3に示す制御方法では、過給機20の回転数及び過給機20のタービン部21の吸込圧に基づいて低減値(減速値)を決定している。そのため、図3に示す制御方法によれば、図2に示す制御方法よりもEGRブロワ60の不要な回転を抑えることができる。
以上では、測定回転数及び測定吸込圧の両方に基づいて、EGRブロワ60の回転数を低減するか否かを決定し又は低減量を決定したが、測定回転数及び測定吸込圧のいずれか一方に基づいて当該決定を行ってもよい。
なお、図1に示すエンジンシステム100の構成に代えて、図5に示す構成を採用してもよい。図5に示すエンジンシステム100では、EGR駆動モータ61が油圧モータであり、油圧源装置65によって昇圧した作動油が蓄圧装置66及び油圧制御装置67を介してEGR駆動モータ61に供給される。かかる構成によれば、停電によって油圧源装置65が停止したとしても、蓄圧装置66に蓄積された作動油を動力源としてEGR駆動モータ61(EGRブロワ60)を回転させることができる。そのため、停電後においても、上述したEGRブロワ60の制御が可能となる。
(第2実施形態)
<エンジンシステムの全体構成>
次に、第2実施形態に係るエンジンシステム200について説明する。図6は、本実施形態に係るエンジンシステム200のブロック図である。図6に示すように、本実施形態に係るエンジンシステム200は、排気流路30から分岐するバイパス流路31と、バイパス流路31に設けられたバイパス弁32を備えている。また、制御装置70はバイパス弁32と電気的に接続されており、バイパス弁32に制御信号を送信する。本実施形態では、バイパス流路31、バイパス弁32、及び、制御装置70の安全停止制御部71によって、安全停止機構80が構成されている。
なお、第2実施形態から第4実施形態においては、エンジンシステムの急停止に伴ってEGR駆動モータ61に電力が供給されず、エンジンシステムの急停止後にEGRブロワ60の制御は行われないものとする。そのため、エンジンシステム200は図1に示すような蓄電装置64や図5に示すような蓄圧装置66を備えていない。また、バイパス弁32は、停電時においても前述した補助電源供給装置から供給される電力によって、停電後から所定時間は稼働可能である。
<バイパス弁の制御方法>
次に、バイパス弁32の制御方法について説明する。図7は、エンジンシステム200の急停止後のバイパス弁32の制御方法を示したフローチャートである。この制御は安全停止制御部71によって遂行される。
まず、安全停止制御部71は、測定回転数(過給機20の回転数)と測定吸込圧(タービン部21の入口における吸込圧)を取得する(ステップS21)。
続いて、安全停止制御部71は、測定回転数が予め設定した危険回転数よりも小さいか否かを判定する(ステップS22)。測定回転数が危険回転数よりも小さいとき(ステップS22でYES)はステップS24へ進み、測定回転数が危険回転数以上のとき(ステップS22でNO)はステップS23に進む。なお、「危険回転数」については前述したとおりである。
ステップS23では、安全停止制御部71は、バイパス弁32に制御信号を送信し、バイパス弁32を開放する。このように、測定回転数が危険回転数よりも大きいとき、すなわち過給機20が過回転になるおそれがあるときは、バイパス弁32を開放する。これにより、エンジン本体10から排出された空気の一部をバイパス流路31へ導き、過給機20のタービン部21に流れる空気を低減することで、過給機20の過回転を回避することができる。なお、バイパス弁32の開放に連動して開度が小さくなる絞り弁または連動して閉止される閉止弁(いずれも図示せず)を過給機20のタービン部21の入口に設けてもよい。かかる構成によれば、過給機20のタービン部21への空気の流れを一層抑制し、過給機20の過回転を回避することができる。
ステップS24では、安全停止制御部71は、測定吸込圧が予め設定した危険吸込圧よりも小さいか否かを判定する。測定吸込圧が危険吸込圧よりも小さいとき(ステップS24でYES)はステップS21へ戻り、測定吸込圧が危険吸込圧以上のとき(ステップS24でNO)はステップS23へ進む。なお、「危険吸込圧」について前述したとおりである。
ステップS23は、前述したとおり、安全停止制御部71は、バイパス弁32に制御信号を送信し、バイパス弁32を開放する。このように、測定吸込圧が危険吸込圧以上のとき、すなわち過給機20が過回転になるおそれがあるときは、バイパス弁32を開放する。これにより、過給機20の過回転を回避することができる。
ステップS23を経た後は、再度ステップS21に戻って各ステップを繰り返す。このように、図7に示す制御方法によれば、過給機20の回転数及び過給機20のタービン部21の吸込圧の両方に基づいて、エンジンシステム200の急停止後のバイパス弁32の開閉が決定されるため、過給機20の過回転を確実に回避することができる。
(第3実施形態)
<エンジンシステムの全体構成>
次に、第3実施形態に係るエンジンシステム300について説明する。図8は、本実施形態に係るエンジンシステム300のブロック図である。図8に示すように、本実施形態に係るエンジンシステム300では、過給機20がタービン部21の入口に設けられた可変ノズル26と、可変ノズル26を所定のノズル面積に設定する(角度を変える)ノズルアクチュエータ27を有している。また、制御装置70の安全停止制御部71は、ノズルアクチュエータ27と電気的に接続されており、ノズルアクチュエータ27に制御信号を送信することで、可変ノズル26を制御する。本実施形態では、可変ノズル26、ノズルアクチュエータ27、及び安全停止制御部71によって安全停止機構80が構成されている。なお、ノズルアクチュエータ27は、停電時においても前述した補助電源供給装置から供給される電力によって、停電後から所定時間は稼働可能である。
<タービンノズルの制御方法>
次に、可変ノズル26の制御方法について説明する。図9は、エンジンシステム300の急停止後の可変ノズル26の制御方法を示したフローチャートである。この制御は安全停止制御部71によって遂行される。
まず、安全停止制御部71は、測定回転数(過給機20の回転数)と測定吸込圧(タービン部21の入口における吸込圧)を取得する(ステップS41)。
続いて、安全停止制御部71は、測定回転数に基づいて第1ノズル面積を算出する(ステップS42)。第1ノズル面積は、測定回転数の観点から、可変ノズル26を当該面積に設定しても過給機20が過回転となるおそれがないノズル面積である。第1ノズル面積は、測定回転数を変数とする予め用意された数式又はマップから算出する。
続いて、安全停止制御部71は、測定吸込圧に基づいて第2ノズル面積を取得する(ステップS43)。第2ノズル面積は、測定吸込圧の観点から、可変ノズル26を当該面積に設定しても過給機20が過回転となるおそれがないノズル面積である。第2ノズル面積は、測定吸込圧を変数とする予め用意された数式又はマップから取得する。
続いて、安全停止制御部71は、ノズルアクチュエータ27に制御信号を送信し、第1ノズル面積及び第2ノズル面積のうち、タービン部21の効率が悪くなる方のノズル面積を選択し、可変ノズル26をそのノズル面積となるように設定する(ステップS44)。このように、図9に示す制御方法によれば、過給機20が過回転になるおそれがあるときは、タービン部21の効率を低下させることで、過給機20の過回転を回避することができる。なお、本実施形態の安全停止機構80は、可変ノズル26、ノズルアクチュエータ27、及び安全停止制御部71によって構成されているが、これに加え、図6に示すバイパス流路31及びバイパス弁32を加えてもよい。すなわち、本実施形態の安全停止機構80と第2実施形態の安全停止機構80を組み合わせてもよい。
なお、以上では、測定回転数及び測定吸込圧の両方に基づいて、可変ノズル26のノズル面積を決定しているが、測定回転数及び測定吸込圧のいずれか一方に基づいて可変ノズル26のノズル面積を決定してもよい。
(第4実施形態)
<エンジンシステムの全体構成>
次に、第4実施形態に係るエンジンシステム400について説明する。図10は、本実施形態に係るエンジンシステム400のブロック図である。図10に示すように、本実施形態に係るエンジンシステム400は、並列に配置された第1過給機20と第2過給機29とを備えている。エンジン本体10から延びる排気流路30は所定の分岐点で分岐して第1過給機20のタービン部21及び第2過給機29のタービン部21に至っている。また、第1過給機20のコンプレッサ部22及び第2過給機29のコンプレッサ部22から延びる供給流路40は所定の合流点で合流してエンジン本体10へ至っている。また、供給通路40のうち、第2過給機29のコンプレッサ部22と合流点との間には、大気に通ずる空気放出通路36が連結されている。
排気流路30のうち、分岐点と第2過給機29のタービン部21との間には開閉弁28が設けられている。また、供給通路40のうち、空気放出通路36が連結されている部分と合流点との間には連通弁34が設けられている。さらに、空気放出通路36には放風弁38が設けられている。
制御装置70の安全停止制御部71は開閉弁28と電気的に接続されており、開閉弁28に制御信号を送信する。本実施形態では、開閉弁28及び安全停止制御部71によって、安全停止機構80が構成されている。
<開閉弁の制御方法>
次に、開閉弁28の制御方法について説明する。ここで、エンジンシステム400の急停止時においては、第1過給機20が駆動する一方、第2過給機29は開閉弁28と連通弁34が閉状態で、放風弁38が開状態にあり停止していたものとする。開閉弁28の制御方法は、図7で説明したバイパス弁32の制御方法と基本的に同じである。つまり、第1過給機20の測定回転数及び測定吸込圧に基づいて、第1過給機20が過回転となるおそれがあるときは、エンジンシステム400の急停止後に開閉弁28を開放する。かかる構成によれば、エンジンシステム400の急停止時に停止していた第2過給機29のタービン部21に空気が流れ、駆動していた第1過給機20のタービン部21に流入する空気の量が減ることで、第1過給機20の過回転を回避するこができる。なお、連通弁34と放風弁38はエンジンシステム400の急停止直前の開閉状態を維持するものとする。
以上、本発明の実施形態について図を参照して説明したが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
本発明によれば、過給機及びEGRブロワを有するエンジンシステムを急停止の際に安全に停止させることができる。よって、エンジンシステムの技術分野において有益である。
10 エンジン本体
20 過給機(第1過給機)
21 タービン部
22 コンプレッサ部
26 可変ノズル
28 開閉弁
29 第2過給機
30 排気流路
31 バイパス流路
32 バイパス弁
40 供給流路
50 EGR流路
60 EGRブロワ
61 EGR駆動モータ
64 蓄電装置
66 蓄圧装置
70 制御装置
71 安全停止制御部
80 安全停止機構
100、200、300、400 エンジンシステム

Claims (6)

  1. エンジン本体と、
    タービン部及びコンプレッサ部を有する過給機と、
    前記エンジン本体から前記過給機のタービン部へ排気ガスを導く排気流路と、
    前記過給機のコンプレッサ部から前記エンジン本体へ供給ガスを導く供給流路と、
    前記タービン部よりも上流から排気ガスの一部を抽出して前記エンジン本体へ導くEGR流路と、
    前記EGR流路に設けられ抽出された排気ガスを昇圧するEGRブロワと、を備えたエンジンシステムであって、
    当該エンジンシステムの急停止後に前記EGRブロワが前記エンジン本体よりも早く回転が止まり前記過給機へ流れる空気が増加することによる前記過給機の過回転を回避する制御又は動作を開始する安全停止機構をさらに備えた、エンジンシステム。
  2. 前記安全停止機構は、
    前記排気流路から分岐するバイパス流路と、
    前記バイパス流路に設けられ当該エンジンシステムの急停止後に開放されるバイパス弁と、を有する請求項1に記載のエンジンシステム。
  3. 前記安全停止機構は、前記過給機の回転数及び前記過給機のタービン部の吸込圧の一方又は両方に基づいて、当該エンジンシステムの急停止後における前記バイパス弁の開閉又は開度を決定する安全停止制御部をさらに有する、請求項2に記載のエンジンシステム。
  4. 前記過給機は、前記タービン部の入口に設けられた可変ノズルを有し、
    前記安全停止機構は、当該エンジンシステムの急停止後に前記タービン部の効率が低下するよう前記可変ノズルのノズル面積を調整する安全停止制御部を有する、請求項1に記載のエンジンシステム。
  5. 前記安全停止制御部は、前記過給機の回転数及び前記過給機のタービン部の吸込圧の一方又は両方に基づいて、当該エンジンシステムの急停止後における前記可変ノズルのノズル面積を決定する、請求項4に記載のエンジンシステム。
  6. 前記過給機を複数備え、
    前記安全停止機構は、少なくとも一つの前記過給機のタービン部の入口に設けられ、当該エンジンシステムの急停止時に閉止状態にあるときには当該エンジンシステムの急停止後に開放される開閉弁を有する、請求項1に記載のエンジンシステム。
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