JP6552707B1 - 攪拌食器 - Google Patents

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Abstract

【課題】攪拌子の確実な固定と、容易な取り外しとを両立できるとともに、攪拌性能を向上できる攪拌食器、攪拌子およびテーブルを提供すること。【解決手段】容器100内に配置される攪拌子10と、容器100の外側から磁力を利用して攪拌子10を回転させる駆動機構200を有する本体20と、を備えた攪拌食器1である。攪拌子10は、回転軸101を中心として回転可能に設けられた羽根部11と、羽根部11に設けられた受動側磁石12と、羽根部11を容器100の内面側に着脱自在に固定するための固定用磁石13と、を有する。駆動機構200は、回転可能に設けられた駆動側磁石210を有する。この攪拌食器1において、駆動側磁石210を回転させることで駆動側磁石210との間の斥力によって受動側磁石12を反発させて羽根部11を回転させる。【選択図】図1

Description

本発明は、攪拌食器に関し、より詳しくは、容器内の収容物を効率良く攪拌することができる攪拌食器に関するものである。
コップ等の容器に入れられた内容物を攪拌する装置として、特許文献1には、コップに収まる体積の熱容量を備える蓄熱部と、蓄熱部から突設するホルダー部とからなり、蓄熱部に溝を備えてもよく、材料がセラミックスである飲料冷却攪拌食器が開示される。
特許文献2には、不溶性素材からなり、使用時に飲料容器の内部に取り付け固定するための吸盤と、当該吸盤上部に、飲料容器を手に持ち動かした時に飲料に撹拌流を起こさせるための撹拌羽根を設けたことを基本構成とし、更に、飲料容器への着脱を容易にするために吸盤の中央軸と取り外し用つまみのどちらか一方、又は両方を棒状体に形成したり、シリコーンゴム素材にした飲料用撹拌用具が開示される。
特許文献3には、撹拌部を、ストロー本体の先端を変形させ、あるいはストロー先端に取り付けて外側に反らせた2〜4枚の羽根で構成するかき混ぜストローが開示される。特許文献4には、飲料カップの蓋、特に、飲料カップ、特に使い捨ての容器の蓋で、少なくとも一つの攪拌器を持つ飲料カップの蓋が開示される。
特開2010−022784号公報 特開2013−116165号公報 特許第4676561号公報 特表2010−536524号公報
攪拌子を回転させる攪拌食器において、容器内で回転する攪拌子が固定されていないと不安定である。また、攪拌終了後、容器を傾けて内容物を排出する際、攪拌子も一緒に落ちてしまうため、落ちないように押さえておくか、内容物の排出前に攪拌子を取り出しておく必要がある。一方、容器に攪拌子を固定しておくと、容器を洗浄したい場合に攪拌子が邪魔になってしまう。
本発明は、攪拌子の確実な固定と、容易な取り外しとを両立できるとともに、攪拌性能を向上できる攪拌食器、攪拌子およびテーブルを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、容器内に配置される攪拌子と、容器の外側から磁力を利用して攪拌子を回転させる駆動機構を有する本体と、を備えた攪拌食器である。攪拌子は、回転軸を中心として回転可能に設けられた羽根部と、羽根部に設けられた受動側磁石と、羽根部を容器の内面側に着脱自在に固定するための固定用磁石と、を有する。駆動機構は、回転可能に設けられた駆動側磁石を有する。この攪拌食器において、駆動側磁石を回転させることで駆動側磁石との間の斥力によって受動側磁石を反発させて羽根部を回転させる。
このような構成によれば、磁力を利用して攪拌子を回転させる攪拌食器において、攪拌子の羽根部が固定用磁石によって容器の内面側に着脱自在に固定されるため、攪拌を行う際には攪拌子を確実に固定しておくことができる。一方、容器を洗浄する際など攪拌子が不要になった場合には攪拌子を容易に取り外すことができる。また、駆動側磁石と受動側磁石との間の斥力によって羽根部を回転させるため、羽根部を押す方向に力を加えて回転させることができる。
上記攪拌食器において、受動側磁石の磁化方向および駆動側磁石の磁化方向は、回転軸に対して互いに同じ側に傾斜して設けられていることが好ましい。これにより、羽根部を回転方向に押し進めるように斥力を働かせることができる。
上記攪拌食器において、羽根部の羽根面は、回転軸と直交する方向に対して傾斜して設けられていてもよい。これにより、羽根部の回転によって羽根面で内容物を効率良く掻き混ぜることができる。
上記攪拌食器において、攪拌子は、羽根部とともに回転し、羽根部の回転によってできる内容物の流れを調整する整流フィンをさらに備えていてもよい。これにより、羽根部の回転によってできる内容物の流れに、整流フィンによる調整作用を加えて効率的な攪拌を行うことができる。
上記攪拌食器において、回転軸と受動側磁石との間にベアリングが設けられていることが好ましい。これにより、ベアリングによって羽根部の回転をスムーズに行うことができる。
上記攪拌食器において、駆動機構は、駆動側磁石を回転させるモータを有し、本体には、容器が本体に載置された際にモータへの通電を開始し、容器が本体から離れた際にモータへの通電を停止する切り替え手段が設けられていてもよい。これにより、容器を本体に載置するとモータが駆動して駆動側磁石が回転し、攪拌が行われ、容器を本体から離すとモータが停止して駆動側磁石の回転が止まり、攪拌が終了することになる。
本発明の一態様は、容器と、容器に設けられた攪拌子と、を備えた攪拌食器である。この攪拌食器において、攪拌子は、回転軸を中心として回転可能に設けられた羽根部と、羽根部に設けられた受動側磁石と、羽根部を容器の内面側に着脱自在に固定するための固定用磁石と、を有し、容器の外側からの磁力を受動側磁石で受けて羽根部が回転するものである。この攪拌食器において、羽根部の周囲の少なくとも一部を覆う網カバーをさらに備えていることが好ましい。
本発明の一態様は、容器内に配置され、容器内の内容物を攪拌させる攪拌子である。この攪拌子は、回転軸を中心として回転可能に設けられた羽根部と、羽根部に設けられた受動側磁石と、羽根部を容器の内面側に着脱自在に固定するための固定用磁石と、を備え、容器の外側からの磁力を受動側磁石で受けて羽根部が回転するものである。この攪拌子において、羽根部の周囲の少なくとも一部を覆う網カバーをさらに備えていることが好ましい。
本発明の一態様は、天板と、天板に組み込まれ、駆動機構を有する本体と、を備え、天板に載置された容器の中に設けられた攪拌子を本体からの磁力によって回転させるテーブルであって、駆動機構は、回転可能に設けられた駆動側磁石を有し、天板の上面には、本体が組み込まれた位置を示すマークが設けられる。
本発明によれば、攪拌子の確実な固定と、容易な取り外しとを両立できるとともに、攪拌性能を向上できる攪拌食器を提供することが可能になる。
本実施形態に係る攪拌食器の構成を例示する模式断面図である。 攪拌子および駆動機構を例示する分解斜視図である。 斥力による羽根部の回転について説明する模式図である。 (a)および(b)は、本実施形態に係る攪拌食器の動作を説明する模式断面図である。 整流フィンについて説明する模式斜視図である。 コップへの適用例を示す模式断面図である。 テーブルへの適用例を示す模式斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付し、一度説明した部材については適宜その説明を省略する。
(攪拌食器の構成)
図1は、本実施形態に係る攪拌食器の構成を例示する模式断面図である。
図2は、攪拌子および駆動機構を例示する分解斜視図である。
本実施形態に係る攪拌食器1は、容器100内に入れられる内容物Wを攪拌する食器であり、コップなどの容器100内に配置される攪拌子10と、容器100の外側から磁力を利用して攪拌子10を回転させる駆動機構200を有する本体20と、を備える。
攪拌子10は、回転軸101を中心として回転可能に設けられた羽根部11と、羽根部11に設けられた受動側磁石12と、羽根部11を容器100の内面側に着脱自在に固定するための固定用磁石13と、を有する。攪拌子10の羽根部11は、容器100の内面の例えば底面100aに着脱自在に固定される。
羽根部11は、回転軸101を中心として放射状に延出する複数枚の攪拌ブレード111を有する。例えば、3枚の攪拌ブレード111が回転軸101を中心として均等に配置される。羽根部11の羽根面11aは、各攪拌ブレード111の面によって構成される。羽根部11は回転軸101の一端に取り付けられる。また、回転軸101の他端はベアリング15に取り付けられる。このベアリング15によって羽根部11をスムーズに回転させることができる。
羽根部11の各攪拌ブレード111には受動側磁石12が設けられる。受動側磁石12には、例えば希土類磁石(ネオジウム磁石など)が用いられる。受動側磁石12は攪拌ブレード111の面に取り付けられていてもよいし、攪拌ブレード111に内蔵されていてもよい。
固定用磁石13は、羽根側磁石131と、容器側磁石132とを有する。羽根側磁石131は、ベアリング15の羽根部11とは反対側の面に取り付けられる。容器側磁石132は、容器100の外側に取り付けられる。図1に示す例では、容器100の底部100bに内蔵されている。容器側磁石132は、底部100bに内蔵されていなくても、攪拌子10を取り付けたい部分と対向する容器100の外側に設けられていればよい。
羽根側磁石131と容器側磁石132との互いの磁力(吸引力)によって、攪拌子10の羽根部11は、容器100の内面側に着脱自在に固定される。攪拌子10が固定用磁石13によって着脱自在に固定されることから、容器100の内容物Wを攪拌する際には攪拌子10を確実に固定した状態で羽根部11を回転させることができる。
特に、容器100に予め容器側磁石132を組み込んでおけば、攪拌子10を容器100の容器側磁石132の位置に近づけるだけで、磁力によって攪拌子10を簡単に取り付けることが可能となる。
一方、攪拌の必要がないときには、磁力に対抗して攪拌子10を引っ張ることで容易に取り外すことができる。また、容器側磁石132が底部100bから取り外せるようになっていれば、容器側磁石132を底部100bから取り外すことで攪拌子10の磁着固定が解除され、攪拌子10を容易に取り外すことができる。これにより、容器100を洗浄する際など、攪拌子10が邪魔になるような場合、攪拌子10を取り外して作業を行うことが可能となる。
本体20に設けられる駆動機構200は、回転可能に設けられた駆動側磁石210を有する。駆動側磁石210は、駆動側回転体220に取り付けられる。本実施形態では、駆動側回転体220として、回転軸201を中心として放射状に延出する複数枚の駆動側ブレード221を有する。駆動側ブレード221の枚数は、攪拌ブレード111の枚数と同じであることが好ましい。例えば、3枚の駆動側ブレード221が回転軸201を中心として均等に配置される。
駆動側回転体220の各駆動側ブレード221には駆動側磁石210が設けられる。駆動側磁石210には、例えば希土類磁石(ネオジウム磁石など)が用いられる。駆動側磁石210は駆動側ブレード221の面に取り付けられていてもよいし、駆動側ブレード221に内蔵されていてもよい。
駆動側回転体220はモータ240の回転軸201に取り付けられる。本体20には制御部250および電源部260が設けられる。制御部250は、モータ240への電力の供給を制御する。制御部250によってモータ240の回転を制御することで、駆動側回転体220の回転数が制御される。電源部260は交流電源であってもよいし、直流電源であってもよい。また電源部260は蓄電池を備えていてもよい。
本体20には、切り替え手段270が設けられていてもよい。切り替え手段270には、例えばマグネットスイッチが用いられる。切り替え手段270は制御部250と電気的に接続される。これにより、容器100が本体20に載置された際にはモータ240への通電が開始され、容器100が本体20から離れた際にはモータ240への通電が停止するようになる。
なお、切り替え手段270としてマグネットスイッチを用いる場合、容器側磁石132の磁力によって切り替え動作が可能となる。容器側磁石132によって的確にマグネットスイッチを動作させるため、容器側磁石132を複数個の磁石で構成してもよい。例えば、中央に配置する磁石と、その周辺に配置する磁石とによって構成する。これにより、中央に配置した磁石でマグネットスイッチを動作させ、周辺に配置した磁石によって羽根側磁石131との吸着を行うことができる。
また、切り替え手段270としてマグネットスイッチを用いる場合、駆動側回転体220の回転軸201の延長上に配置されていることが好ましい。回転軸201の延長上では、駆動側磁石210の磁力の影響を受けにくいため、駆動側磁石210によってマグネットスイッチが誤動作することを防止できる。
このような攪拌食器1では、磁力による攪拌子10の回転として、磁石の斥力(反発力)を利用している。すなわち、駆動側磁石210を回転させることで駆動側磁石210との間の斥力によって受動側磁石12を反発させて羽根部11の攪拌ブレード111を回転させる。駆動側磁石210と受動側磁石12との間の斥力によって羽根部11の攪拌ブレード111を回転させるため、羽根部11を押す方向に力を加えて回転させることができる。
図3(a)および(b)は、斥力による羽根部の回転について説明する模式図である。
図3(a)には羽根部11の回転前の状態が示され、図3(b)には羽根部11が回転している状態が示される。
磁石の斥力を利用して羽根部11を効率良く回転させるため、図3(a)および(b)に示すように、受動側磁石12の磁化方向および駆動側磁石210の磁化方向は、回転軸101および201に対して互いに同じ側に傾斜して設けられている。
例えば、羽根部11の攪拌ブレード111は回転方向の前方側が後方側に比べて下がるように傾斜している。この攪拌ブレード111の面に受動側磁石12を取り付けることで、受動側磁石12の磁化方向を攪拌ブレード111の面の傾斜に合わせて傾けている。
また、駆動側回転体220の駆動側ブレード221も同様に、回転方向の前方側が後方側に比べて下がるように傾斜している。この駆動側ブレード221の面に駆動側磁石210を取り付けることで、駆動側磁石210の磁化方向を駆動側ブレード221の面の傾斜に合わせて傾けている。
このように受動側磁石12の磁化方向および駆動側磁石210の磁化方向を傾斜させつつ、受動側磁石12および駆動側磁石210について互いに同極が対向するように配置している。
図3(a)に示すように、駆動側回転体220が回転していない状態では、受動側磁石12と駆動側磁石210との間の磁力のバランス(異極間の吸引力と、同極間の反発力とのバランス)がとれた位置で安定する状態になる。すなわち、受動側磁石12の磁化方向および駆動側磁石210の磁化方向が、回転軸101、201に対して互いに同じ側に傾斜して設けられているため、互いに磁石の異極間の磁力と同極間の磁力との双方が影響し合うことになり、羽根部11と駆動側回転体220との回転方向の位相は、吸引と反発とのバランスのとれた位置で安定する状態になる。
図3(b)に示すように、駆動側回転体220を回転させると、駆動側磁石210から受動側磁石12へ向かう斥力(反発力)のベクトルに回転方向の成分が有効に働くようになる。したがって、斥力によって羽根部11の攪拌ブレード111を回転方向に効率良く押し進めることができる。
ここで、磁力を用いた動力伝達機構としては、磁石の吸引力を用いた構成が適用される。羽根部11と駆動側回転体220との間の動力伝達として磁石の吸引力を用いる場合、羽根部11に負荷がかかると磁石間の距離が広がるため、磁石間の吸引力が直ちに低下する。このため、羽根部11への駆動力伝達が直ぐに途絶えてしまう。
一方、本実施形態のように磁石の斥力を用いる場合、羽根部11に負荷がかかると磁石間の距離は一旦縮まってから広がる。このため、磁石間の斥力は一旦増加する方向に働き、羽根部11への動力伝達が直ぐに途絶えることはない。つまり、磁石の斥力を利用する構成によって、羽根部11に負荷がかかった際の駆動力伝達のバッファを得ることができる。このバッファを超えない範囲の負荷であれば羽根部11への動力伝達は途絶えない。また、もし指などが攪拌ブレード111に当たっても、バッファ内においては徐々に徐々に斥力が高まるため、いきなり指に強い衝撃が加わることはない。
なお、図3(a)および(b)に示す例では、攪拌ブレード111および駆動側ブレード221のそれぞれを傾斜させて受動側磁石12の磁化方向および駆動側磁石210の磁化方向を傾斜させているが、攪拌ブレード111および駆動側ブレード221の傾斜とは関係なく受動側磁石12の磁化方向および駆動側磁石210の磁化方向を傾斜させてもよい。
ただし、羽根部11の羽根面11aである攪拌ブレード111の面を回転軸101と直交する方向に対して傾斜して設けておくことで、羽根部11の回転によって羽根面11aで内容物Wを効率良く掻き混ぜることができる。
(動作)
次に、本実施形態に係る攪拌食器1の動作について説明する。
図4(a)および(b)は、本実施形態に係る攪拌食器の動作を説明する模式断面図である。
先ず、図4(a)に示すように、容器100内に攪拌子10を取り付ける。攪拌子10は固定用磁石13によって容器100の底面100aにしっかり固定される。その後、容器100に内容物Wを入れる。容器100が本体20の載置面20aから離れている場合には、切り替え手段270によってモータ240への通電が行われない。したがって、この状態では駆動側回転体220は回転していない。
次に、図4(b)に示すように、容器100を本体20の載置面20aに載置する。これにより、切り替え手段270が動作してモータ240への通電が行われる。モータ240の回転によって駆動側回転体220が回転する。そして、駆動側磁石210と受動側磁石12との斥力によって羽根部11の攪拌ブレード111が回転し、内容物Wの攪拌が行われる。
なお、容器100を本体20の載置面20aに載置すると、容器100側の磁石(例えば、受動側磁石12や容器側磁石132)と、本体20側の磁石(例えば、駆動側磁石210や切り替え手段270として使用されるマグネットスイッチの磁石)との間の磁力(吸引力)によって、容器100は載置面20aに安定して載置される。
攪拌を終了したい場合には、容器100を本体20の載置面20aから離せばよい。これにより、駆動側磁石210の磁力が及ばなくなって、攪拌子10の回転が止まる。また、容器100を本体20の載置面20aから離すことで切り替え手段270が動作し、モータ240への通電が停止する。これにより、駆動側回転体220の回転が止まる。
なお、上記の例では容器100が載置面20aに載置されると攪拌子10が自動的に回転する動作について説明したが、切り替え手段270として手動のスイッチを用い、利用者の操作で攪拌子10の回転および停止を制御するようにしてもよい。
また、ストローを使用したい場合には、ストローを回転軸101の先端に差し込むようにするとよい。回転軸101の延長上は内容物Wの攪拌の回転中心になるため、回転軸101に差し込んだストローが攪拌の邪魔になることはない。また、内容物Wを飲む際には攪拌動作が停止していることから、ストローを使用して内容物Wを吸い上げる際にはストローが回転軸101とともに回ってしまうことはない。なお、ストローを回転軸101に差し込んで使用する場合、ストローの回転軸101への差し込み端の近傍に小孔や、回転軸101との間に僅かな隙間を設けておく。また、回転軸101を中空として軸周面に小孔を設けておいてもよい。これにより、小孔や隙間から内容物Wを吸い込んでストローで吸い上げることができる。
(整流フィン)
図5は、整流フィンについて説明する模式斜視図である。
図5に示すように、羽根部11の攪拌ブレード111の間に整流フィン112を設けてもよい。整流フィン112は、羽根部11の回転によってできる内容物Wの流れを調整する役目を果たす。例えば、攪拌ブレード111の面が傾斜して設けられている場合、攪拌ブレード111の回転によって内容物Wに渦が生成される。整流フィン112があることで、この渦をかき消すような流れを作ることができる。これにより、単に攪拌ブレード111で攪拌する場合に比べて複雑な流れを加えることができ、効率的な攪拌を行うことができるようになる。
整流フィン112の形状は、例えば攪拌ブレード111の傾斜と同じ方向に傾斜し、翼端に立設片112aが設けられている。整流フィン112の回転径は、攪拌ブレード111の回転径よりも小さくなっている。なお、整流フィン112の形状は上記に限定されず、内容物Wの流れを調整するために必要な形状を採用することができる。
(コップへの適用例)
図6は、コップへの適用例を示す模式断面図である。
本実施形態に係る攪拌食器1における攪拌子10は、容器100としてのコップ500に適用可能である。すなわち、コップ500は、コップ本体510と、コップ本体510の内面に着脱自在に取り付けられる攪拌子10とを備える。攪拌子10は、先に説明した構成と同様、回転軸101を中心として回転可能に設けられた羽根部11と、羽根部11に設けられた受動側磁石12と、羽根部11を容器100の内面側に着脱自在に固定するための固定用磁石13と、を有する。
攪拌子10をコップ500に適用する場合、攪拌子10の少なくとも羽根部11側を覆うように網カバー520が設けられているとよい。図6に示す例では、攪拌子10の羽根部11側および羽根部11の側方を囲むように網カバー520が設けられる。攪拌子10の着脱は網カバー520とともに行われる。
このような網カバー520が設けられることで、内容物Wに氷などの固体物が入っている場合でも、固体物が羽根部11に当たることを防止することができる。したがって、網カバー520の網目を通過する液体を羽根部11の回転によって攪拌することができる。網カバー520は、磁石の影響を受けにくい材料(プラスチックや非磁性金属など)によって形成されていることが好ましい。
なお、上記説明したコップ500には、カップ、茶碗、グラス、ジョッキなど飲料を入れる各種の容器が含まれるものとする。
(テーブルへの適用例)
次に、本実施形態に係る攪拌食器1のテーブルへの適用例について説明する。
図7は、テーブルへの適用例を示す模式斜視図である。
図7に示すように、テーブル600は天板610と、天板610を支持する脚などの支持部材620とを備える。なお、テーブル600はカウンタテーブルでもよい。
本実施形態に係る攪拌食器1の本体20はテーブル600の天板610に組み込まれている。天板610の上面610aには、本体20の組み込まれた位置を示す目印となるマークMが付されている。
天板610に付されたマークM以外の場所にコップ500などの容器100を置いた場合には、天板610に組み込まれた本体20の駆動側磁石210の磁力が容器100内の羽根部11の受動側磁石12には及ばず、攪拌子10は回転しない。つまり、容器100の内容物Wは攪拌されない。
一方、コップ500などの容器100を天板610に付されたマークMの位置に置くと、天板610に組み込まれた本体20の切り替え手段270が動作してモータ240への通電が行われる。モータ240の回転によって駆動側回転体220が回転し、駆動側磁石210と受動側磁石12との斥力によって容器100内の羽根部11の攪拌ブレード111が回転する。これにより、容器100内の内容物Wが攪拌される。
例えば、飲食店舗でテーブル600を利用する場合、客に提供する飲み物を本実施形態に係るコップ500に入れて客に渡す。客がテーブル600のマークMの上にコップ500を置くと、コップ500内の攪拌子10が自動的に回転し始め、飲み物を掻き混ぜることができる。掻き混ぜが必要ない場合にはコップ500をマークM以外の位置に置けば、攪拌子10の回転は行われない。
氷の入った飲み物の場合、氷が溶けて内容物Wの上の部分が薄まってしまう。このような場合、コップ500をマークMの上に載せることで自動的に攪拌子10が回転して掻き混ぜが行われ、均一な濃さにすることができる。
また、コップ500に氷を入れる場合、氷周辺のみの温度が下がり、下の方は暖かく、温度が不安定になって氷の溶ける時間も早くなりやすい。本実施形態に係るコップ500によって攪拌子10による掻き混ぜを行えば、少ない氷であってもより早く温度を下げつつ、均等に冷やして氷の溶けも抑えることが可能となる。
さらに、コップ500をマークMの上に載せると自動的にコップ500内の攪拌子10が回転するため、客に驚きと楽しさを与えることが可能となる。
また、粉末タイプの飲食物において、粉末をコップ500に入れて水等を加えてマークMの上に載せるだけで自動的に攪拌が開始されることから、掻き混ぜ棒や道具を用いることなく掻き混ぜられた飲食物を作ることができる。
また、本実施形態に係る攪拌食器1をビールの泡立てに利用することもできる。例えば、最初に少しだけコップ500にビールを注ぎ、マークMの上に置いて攪拌子10を回転させて泡立てを行う。その後、マークMの上から外し、攪拌子10の回転を停止された状態でビールを注ぎ足す。これにより、程よい泡立ちのビールとなる。ビールのほか、カフェラテや抹茶ラテのような泡が必要な飲み物にも適用可能である。
また、容器100として鍋などの調理器や皿など食器(以下、単に「食器等」と言う。)を用いる場合、食器等に攪拌子10を設けておくことで、天板610のマークMの上に食器等を載置することで、食器等に入れられたスープなどを自動的に掻き混ぜることができる。この場合、攪拌子10の羽根部11を囲む網カバー520が設けられていることが好ましい。
野菜ジュースや果肉入り飲料など、沈殿しやすい物を含む飲食物については適宜のタイミングで掻き混ぜたい。本実施形態に係るコップ500を利用することで、このような沈殿しやすい物を含む飲食物について、マークMの上に載せることで自動的に攪拌が行われ、沈殿を解消して味の均一化を図ることができる。
ここで、本体20やテーブル600にイルミネーションを設けてもよい。イルミネーションは、コップ500などの容器100を本体20やテーブル600に載置して切り替え手段270が動作した際、イルミネーションに通電して発光させる。これにより、攪拌子10の回転によって内容物Wが掻き混ぜられるとともに、イルミネーションが発光して掻き混ぜていることを知らせることができる。また、コップ500や容器100が透光性を有している場合、イルミネーションの光が回転する攪拌子10や内容物Wで反射および拡散し、美しい外観を与えることができる。
なお、マークMの位置に容器100を置くと、容器100側の磁石と、本体20側の磁石との間の磁力(吸引力)によって、容器100は天板610に安定して載置される。したがって、本実施形態に係るテーブル600を用いることで、コップ500などの容器100の転倒防止の役目も果たすことができる。
以上説明したように、本実施形態に係る攪拌食器1によれば、攪拌子10の確実な固定と、容易な取り外しとを両立できるとともに、攪拌性能を向上することができる。また、羽根部11が磁石の斥力で回転しているため、万が一、羽根部11に手が触れても磁力以上の力が加わらず、安全に利用することが可能である。
なお、上記に本実施形態およびその適用例を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、攪拌ブレード111の数や形状は上記説明したものに限定されない。また、攪拌子10を容器100の内面に着脱自在に固定する固定用磁石13に代わり、着脱自在の固定手段として吸盤を利用することも可能である。
また、本実施形態ではモータ240を利用して駆動側回転体220を電動で回転させる例を示したが、モータ240を用いることなく手動で回転させるようにしてもよい。例えば、テーブル600の天板610にハンドルやダイヤルを設けておき、ハンドルやダイヤルの回転を駆動側回転体220に伝達するよう構成する。これにより、利用者(客など)がハンドルやダイヤルを好みで回転させることでコップ500内の攪拌子10を回転させて攪拌を行うことが可能となる。
また、前述の各実施形態またはその適用例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、各実施形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
本発明に係る攪拌食器1および攪拌子10の構成は、飲食料品以外の内容物Wを容器100内で攪拌させる攪拌装置に適用可能である。
1…攪拌食器
10…攪拌子
11…羽根部
11a…羽根面
12…受動側磁石
13…固定用磁石
15…ベアリング
20…本体
20a…載置面
100…容器
100a…底面
100b…底部
101…回転軸
111…攪拌ブレード
112…整流フィン
112a…立設片
131…羽根側磁石
132…容器側磁石
200…駆動機構
201…回転軸
210…駆動側磁石
220…駆動側回転体
221…駆動側ブレード
240…モータ
250…制御部
260…電源部
270…切り替え手段
500…コップ
510…コップ本体
520…網カバー
600…テーブル
610…天板
610a…上面
620…支持部材
M…マーク
W…内容物

Claims (5)

  1. 容器内に配置される攪拌子と、前記容器の外側から磁力を利用して前記攪拌子を回転させる駆動機構を有する本体と、を備えた攪拌食器であって、
    前記攪拌子は、
    回転軸を中心として回転可能に設けられた羽根部と、
    前記羽根部に設けられた受動側磁石と、
    前記羽根部を前記容器の内面側に着脱自在に固定するための固定用磁石と、を有し、
    前記駆動機構は、回転可能に設けられた駆動側磁石を有し、
    前記受動側磁石の磁化方向および前記駆動側磁石の磁化方向は、前記回転軸に対して互いに同じ側に傾斜して設けられ、
    前記受動側磁石および前記駆動側磁石について互いに同極が対向するように配置した状態で前記駆動側磁石を回転させることで前記駆動側磁石との間の斥力によって前記受動側磁石を反発させて前記羽根部を回転させる、攪拌食器。
  2. 前記羽根部の羽根面は、前記回転軸と直交する方向に対して傾斜して設けられた、請求項1記載の攪拌食器。
  3. 前記攪拌子は、前記羽根部とともに回転し、前記羽根部の回転によってできる内容物の流れを調整する整流フィンをさらに備えた、請求項2記載の攪拌食器。
  4. 前記回転軸と前記受動側磁石との間にベアリングが設けられた、請求項1から3のいずれか1項に記載の攪拌食器。
  5. 前記駆動機構は、前記駆動側磁石を回転させるモータを有し、
    前記本体には、前記容器が前記本体に載置された際に前記モータへの通電を開始し、前記容器が前記本体から離れた際に前記モータへの通電を停止する切り替え手段が設けられた、請求項1から4のいずれか1項に記載の攪拌食器。
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