JP6550450B2 - 銅粉末の金属めっき層、金属基板、膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置及びその製造プロセス - Google Patents
銅粉末の金属めっき層、金属基板、膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置及びその製造プロセス Download PDFInfo
- Publication number
- JP6550450B2 JP6550450B2 JP2017245373A JP2017245373A JP6550450B2 JP 6550450 B2 JP6550450 B2 JP 6550450B2 JP 2017245373 A JP2017245373 A JP 2017245373A JP 2017245373 A JP2017245373 A JP 2017245373A JP 6550450 B2 JP6550450 B2 JP 6550450B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- layer
- copper powder
- snowflake
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
治具を用いて、作動面だけを露出させた金属基板を作業タンクに浸漬し、付着工程に、銅粉末の形状をスノーフレーク又はコーラル状にするように、作業タンク中の液体の温度を1−15℃に保持する。温度が高いと銅イオンの活性が強くなり、付着に不利であるとともに、高電流のときに、過度に加熱されて黒色になったり酸化されやすくなったりする。作業タンクにおける液体の成分の配合比率は、硫酸の濃度が70−85グラム/リットル、硫酸銅の濃度が250−260グラム/リットルであり、溶媒は純水であり、
金属層の付着は、下地層の付着、スノーフレーク状金属層の付着及び密着層の付着工程を少なくとも含み、具体的に、
金属粒子の粒子径が0.1−1nm、厚みが0.01−0.05mmの下地層を付着し、金属基板の作動面と接続し、
次に、金属粒子の粒子径が1.5−10nm、厚みが0.1−2mmのスノーフレーク状金属層を付着し、
さらに、金属粒子の粒子径が0.5−1.5nm、厚みが1−5nmの密着層を付着する。
スノーフレーク状金属層の付着工程において、電流は1.5−8.0アンペアに制御され、付着時間は2−10分間であり、
密着層の付着工程において、表面の大きさに応じて電流は0.3−1.0A、時間は1−2時間に制御される。
電流を1.5アンペアに制御して、2分間付着して、厚み0.1MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を2.5アンペアに調整して、2分間付着して、厚み0.15−0.2MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を3.0アンペアに調整して、2.5分間付着して、厚み0.25−0.3MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を4.0アンペアに調整して、3分間付着して、厚み0.35MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を4.5−5.0アンペアに調整して、3分間付着して、厚み0.4MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を5.5アンペアに調整して、4分間付着して、厚み0.5MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を6アンペアに調整して、5分間付着して、厚み0.6MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を6.5アンペアに調整して、5分間付着して、厚み0.7−0.8MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を7アンペアに調整して、6分間付着して、厚み0.9MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を8アンペアに調整して、6分間付着して、厚み1MM的スノーフレーク状金属層を形成する。
ステップdにおいて、金属層が付着されている金属板を洗浄し、具体的に、金属基板を5wt%ソーダ灰を容れた洗浄タンクに入れて、超音波で洗浄タンク内の液体を40−60℃に加熱し、10−15分間洗浄して、次に浄水で2回−3回洗浄し、
前記ステップeにおいて、具体的に、洗浄した金属板について金属層に残留された水分を吸収紙で吸い取った後、窒素ガス保護ボックスに入れて乾燥させ、吸水毛管力がある銅粉末の金属めっき層を得て、酸化を防止する。
(1)上板と下板の金属基板にそれぞれ、請求項1−7のいずれか1項に記載のプロセスにより銅粉末の金属めっき層を電気めっきするステップと、
(2)銅粉末の金属めっき層が電気めっきされた上板と下板の周辺をレーザー溶接によりシールするステップと、
(3)高周波溶接排気ノズルを用いて、ベイパーチャンバーを得て、次に排気ノズルを介して、ベイパーチャンバー内へ冷媒を注入するステップと、
(4)一回目の真空化を行って、キャビティ内の空気圧を6.0−1−8.0−2Paにするステップと、
(5)二回排気して、一回目の真空化が実施されたベイパーチャンバーを100−150℃に加熱して、ステップ(4)で残された気体を排気ノズルのトップに集めて、排気ノズルの末端で排気ノズルを切断するステップと、
(6)切断された開口部を溶接によりシールするステップと、
(7)外部を仕上げて放熱装置の完成品を得るステップとを含む膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置の製造プロセスを提供する。
上板と下板である金属基板の少なくとも一方に支持リブが金属基板に一体成形されるように設置され、
コラムと支持リブの露出面にも冷媒導体としての銅粉末の金属めっき層が付着されており、
上板と下板を組み立てるときに、1つの金属基板に設置されたコラムの端部が対応した金属基板に当接され、1つの金属基板に設置された支持リブが対応した金属基板に当接され、このように、上下板間の冷媒の熱交換に役立ち、降温速度を高める。
複数のコラムはレーザー溶接又は摩擦溶接により前記金属基板に接続され、
ステップ(5)の二回の排気には、具体的に、一回目の真空化が実施されたベイパーチャンバーを120℃に加熱して、ステップ(4)で残された気体を排気ノズルのトップに集め、
ステップ(6)では、切断された開口部をレーザー溶接によりシールし、
ステップ(7)の外部仕上げは、具体的に、縁部のバリを除去して、光滑に研磨する。
前記上板と前記下板にそれぞれ複数の支持リブが設置され、前記上板又は前記下板の少なくとも一方はそれに固定して接続されたコラムが設置され、
前記上板又は前記下板の少なくとも一方の内表面に銅粉末の金属めっき層が付着され、
前記銅粉末の金属めっき層は上板又は下板の内表面に接続された下地層、下地層に付着しているスノーフレーク状金属層及びスノーフレーク状金属層に付着している密着層を少なくとも含み、
下地層の金属粒子の粒子径は0.1−1nm、下地層の厚みは0.01−0.05mmであり、
スノーフレーク状金属層の金属粒子の粒子径は1.5−10nm、スノーフレーク状金属層の厚みは0.1−2mmであり、
密着層の金属粒子の粒子径は0.5−1.5nm、密着層の厚みは1−5nmである。
前記下板の内表面にコラムが溶接され、下板に溶接されたコラムの他端が上板の内表面に当接され、下板に溶接されたコラムの表面に銅粉末の金属めっき層が付着される。
銅粉末の金属めっき層500、排気ノズル600。
銅粉末の金属めっき層の製造プロセスはステップa−ステップeを含む。
具体的に、5%−15%希硫酸で4−5分間洗浄し、次に純水で少なくとも3回洗浄して、銅板、アルミニウム板、亜鉛板、錫板、チタン板又はステンレス板等の金属基板の表面をきれいに洗浄する。
治具を用いて、作動面だけを露出させた金属基板を作業タンクに浸漬し、付着工程に、銅粉末の形状をスノーフレーク又はコーラル状にするように、作業タンク中の液体温度を1−10℃に保持する。液体温度が電気めっき効果を支配するポイントであり、温度が高いと銅イオンの活性が強くなり、付着に不利であるとともに、高電流のときに過度に加熱されて黒色に成ったり酸化されやすくなったりする。
作業タンクにおける液体の成分の配合比率は、硫酸の濃度が70−85グラム/リットル、硫酸銅の濃度が250−260グラム/リットルであり、溶媒は純水であり、
金属層の付着は、下地層の付着、スノーフレーク状金属層の付着及び密着層の付着工程を少なくとも含み、具体的に、
まず、金属粒子の粒子径が0.1−1nm、厚みが0.01−0.05mmの下地層を付着し、金属基板の作動面と接続し、
次に、金属粒子の粒子径が1.5−10nm、厚みが0.1−2mmのスノーフレーク状金属層を付着し、
最後に、金属粒子の粒子径が0.5−1.5nm、厚みが1−5nmの密着層を付着する。
本実施形態の銅粉末の金属めっき層の製造プロセスは、スノーフレーク状金属層の付着プロセスにおいて、電流を2.0アンペアに制御して、2分間付着して、厚み0.1MMの銅粉末の金属めっき層を形成するという技術的特徴を有する以外、実施例1の特徴と同様である。
膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置の製造プロセスは、
(1)上板と下板である金属基板にそれぞれ、実施例1又は2のプロセスにより銅粉末を製造して、銅粉末の金属めっき層を電気めっきするステップと、
(2)銅粉末の金属めっき層が電気めっきされた上板と下板の周辺をレーザー溶接によりシールするステップと、
(3)高周波溶接排気ノズル600を用いて、ベイパーチャンバーを得て、次に排気ノズルを介して、ベイパーチャンバー内へ冷媒を注入するステップと、
(4)一回目の真空化を行って、キャビティ内の空気圧を6.0−1−8.0−2Paにするステップと、
(5)二回排気して、一回目の真空化が実施されたベイパーチャンバーを100−150℃、好ましくは120℃に加熱して、ステップ(4)で残された気体を排気ノズルのトップに集めて、排気ノズルの末端で排気ノズルを切断するステップと、
(6)切断された開口部を溶接、好ましくはレーザー溶接によりシールするステップと、
(7)縁部にあるバリを除去して、光滑に研磨するように、外部を仕上げて放熱装置の完成品を得るステップとを含む。
膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置は、実施例3のプロセスにより製造されたものであり、図4に示すように、上板100、下板200から構成され、上板100内に複数本のコラム300が設置され、上板100の内表面にさらにプレス成形された複数の支持リブ400が設置され、上板100の内表面、コラム300の表面及び支持リブ400の表面のいずれにも銅粉末の金属めっき層500が付着され、図5に示すように、下板200内にも複数本のコラム300、支持リブ400が設置され、下板200の内表面、コラム300の表面及び支持リブ400の表面のいずれにも銅粉末の金属めっき層500が付着されているという技術的特徴を有する以外、実施例3の特徴と同様である。
膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置は、実施例3のプロセスにより製造されるものであり、上板100内だけに複数本のコラム300が設置され、上板100、下板200の内表面にさらにプレス成形された複数の支持リブ400が設置された以外、実施例4の特徴と同様である。該放熱装置は、熱伝導、放熱速度が高く、膨脹・爆発に対する抵抗性が良好である。
膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置は、実施例3のプロセスにより製造されるものであり、下板200内だけに複数本のコラム300が設置され、上板100、下板200の内表面にさらにプレス成形された複数の支持リブ400が設置された以外、実施例4の特徴と同様である。該放熱装置は、熱伝導、放熱速度が高く、膨脹・爆発に対する抵抗性が良好である。
膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置は、銅粉末の金属めっき層にさらに、補強層とロック層が設置された以外、実施例3の構造と同様である。補強層は、密着層上に付着しており、金属粒子の粒子径が0.5−2.0nm、厚みが1−5nmである。ロック層は、補強層上に付着しており、金属粒子の粒子径が0.8−1.5nm、厚みが1−5nmである。
Claims (11)
- 銅粉末の金属めっき層の製造プロセスであって、
金属基板を洗浄するステップaと、
金属層を付着すべき作動面だけを露出させて、金属基板の他面を包むステップbと、
治具を用いて、作動面だけを露出させた金属基板を作業タンクに浸漬し、付着工程に、作業タンク中の液体の温度を1−15.5℃に保持し、作業タンク中の液体の成分の配合比率を、硫酸濃度が70−85グラム/リットル、硫酸銅の濃度が250−260グラム/リットルであるように保持して、純水を溶媒とする、金属層付着のステップcと、
金属層が付着されている金属板を洗浄するステップdと、
ステップdで洗浄した金属板における液体を吸い取り、乾燥させて吸液毛管力のある銅粉末の金属めっき層を得るステップeとを含み、
ステップcにおいて、金属層の付着は下地層の付着、スノーフレーク状金属層の付着及び密着層の付着工程を少なくとも含み、具体的に、
金属粒子の粒子径が0.1−1nm、厚みが0.01−0.05mmの下地層を付着し、金属基板との作動面に接続し、
次に、金属粒子の粒子径が1.5−10nm、厚みが0.1−2mmのスノーフレーク状金属層を付着し、
さらに、粒子径が0.5−1.5nm、厚みが1−5nmの密着層を付着することを特徴とする銅粉末の金属めっき層の製造プロセス。 - 下地層の付着工程において、電流は0.8−1.1アンペアに制御され、付着時間は10−15分間であり、
スノーフレーク状金属層の付着工程において、電流は1.5−8.0アンペアに制御され、付着時間は2−10分間であり、
密着層の付着工程において、表面積の大きさに応じて電流は0.3−1.0Aに制御され、時間は1−2時間であることを特徴とする請求項1に記載の銅粉末の金属めっき層の製造プロセス。 - 前記下地層、スノーフレーク状金属層及び密着層はそれぞれ一層又は多層構造であり、
スノーフレーク状金属層の付着プロセスは、
電流を1.5アンペアに制御して、2分間付着して、厚み0.1MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を2.5アンペアに調整して、2分間付着して、厚み0.15−0.2MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を3.0アンペアに調整して、2.5分間付着して、厚み0.25−0.3MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を4.0アンペアに調整して、3分間付着して、厚み0.35MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を4.5−5.0アンペアに調整して、3分間付着して、厚み0.4MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を5.5アンペアに調整して、4分間付着して、厚み0.5MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を6アンペアに調整して、5分間付着して、厚み0.6MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を6.5アンペアに調整して、5分間付着して、厚み0.7−0.8MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を7アンペアに調整して、6分間付着して、厚み0.9MMのスノーフレーク状金属層を形成し、又は
電流を8アンペアに調整して、6分間付着して、厚み1MMのスノーフレーク状金属層を形成することを特徴とする請求項2に記載の銅粉末の金属めっき層の製造プロセス。 - 前記ステップaにおいて、具体的に、5%−15%希硫酸で4−5分間洗浄し、次に純水を用いて金属基板の表面を少なくとも3回洗浄してきれいにし、
ステップdにおいて、金属層が付着されている金属板を洗浄し、具体的に、金属基板を5wt%ソーダ灰を容れた洗浄タンクに入れて、超音波で洗浄タンク内の液体を40−60℃に加熱し、10−15分間洗浄して、次に浄水で2回−3回洗浄し、
前記ステップeにおいて、具体的に、洗浄した金属板について金属層に残留された水分を吸収紙で吸い取った後、窒素ガス保護ボックスに入れて乾燥させ、吸水毛管力がある銅粉末の金属めっき層を得ることを特徴とする請求項3に記載の銅粉末の金属めっき層の製造プロセス。 - (1)上板と下板の金属基板にそれぞれ、請求項1に記載のプロセスにより銅粉末の金属めっき層を電気めっきするステップと、
(2)銅粉末の金属めっき層が電気めっきされた上板と下板の外周をレーザー溶接によりシールするステップと、
(3)高周波溶接により排気ノズルを溶接したベイパーチャンバーを得て、排気ノズルを介してベイパーチャンバー内に冷媒を注入するステップと、
(4)キャビティ内の空気圧を1/6〜1/64 Paにする真空化を行うステップと、
(5)排気するステップであって、ステップ(4)で真空化が実施されたベイパーチャンバーを100−150℃に加熱して、ステップ(4)で残された気体を排気ノズルのトップに集めて、排気ノズルの末端で排気ノズルを切断して排気するステップと、
(6)切断された排気ノズルの開口部を溶接によりシールするステップと、
(7)外部を仕上げて放熱装置の完成品を得るステップとを含むことを特徴とする膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置の製造プロセス。 - 上板と下板の金属基板の少なくとも一方に複数のコラムが溶接により設置され、
上板と下板の金属基板の少なくとも一方に支持リブが金属基板に一体成形されるように設置され、
コラムと支持リブの露出面にも銅粉末の金属めっき層が付着されており、蒸気はコラムと支持リブに付着された銅粉末毛管を介して迅速に流動して、熱エネルギーを駆動でき、
上板と下板を組み立てるときに、1つの金属基板に設置されたコラムの端部が対応した金属基板に当接され、1つの金属基板に設置された支持リブが対応した金属基板に当接されることを特徴とする請求項5に記載の膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置の製造プロセス。 - 前記金属基板は銅板、アルミニウム板、亜鉛板、錫板、チタン板又はステンレス板であり、
複数のコラムはレーザー溶接又は摩擦溶接により前記金属基板に接続され、
排気するステップ(5)には、具体的に、ステップ(4)での真空化が実施されたベイパーチャンバーを120℃に加熱して、ステップ(4)で残された気体を排気ノズルのトップに集め、
ステップ(6)では、切断された排気ノズルのトップにおける開口部をレーザー溶接によりシールし、
ステップ(7)の外部仕上げは、具体的に、縁部のバリを除去して、光滑に研磨することを特徴とする請求項6に記載の膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置の製造プロセス。 - 膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置であって、
上板と下板とを備え、
前記上板と下板が密封接続されてキャビティを形成し、キャビティ内に冷媒が注入されており、
前記上板と前記下板にそれぞれ複数の支持リブが設置され、前記上板又は前記下板の少なくとも一方はそれに固定して接続されたコラムが設置され、
前記上板又は前記下板の少なくとも一方の内表面に銅粉末の金属めっき層が付着され、
前記銅粉末の金属めっき層は上板又は下板の内表面に接続された下地層、下地層に付着しているスノーフレーク状金属層及びスノーフレーク状金属層に付着している密着層を少なくとも含み、
下地層の金属粒子の粒子径は0.1−1nm、下地層の厚みは0.01−0.05mmであり、
スノーフレーク状金属層の金属粒子の粒子径は1.5−10nm、スノーフレーク状金属層の厚みは0.1−2mmであり、
密着層の金属粒子の粒子径は0.5−1.5nm、密着層の厚みは1−5nmであり、
前記支持リブはプレス成形された凹溝であり、凹溝の凸起側が前記上板、下板の内表面に位置することを特徴とする膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置。 - 前記凹溝の凸起面に銅粉末の金属めっき層が付着されていることを特徴とする請求項8に記載の膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置。
- 前記上板の支持リブと前記下板の支持リブは千鳥状で設置され、
前記上板の内表面にコラムが溶接され、上板に溶接されたコラムの他端が下板の内表面に当接され、上板に溶接されたコラムの表面に銅粉末の金属めっき層が付着されており、
前記下板の内表面にコラムが溶接され、下板に溶接されたコラムの他端が上板の内表面に当接され、下板に溶接されたコラムの表面に銅粉末の金属めっき層が付着され、
上板に設置されたコラムはアレイとして配列され、下板に設置されたコラムはアレイとして配列されることを特徴とする請求項9に記載の膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置。 - 上板に設置されたコラムは直線アレイとして配列され、下板に設置されたコラムは直線アレイとして配列されることを特徴とする請求項10に記載の膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201710598310.1A CN107557825B (zh) | 2017-07-21 | 2017-07-21 | 铜粉金属镀层、金属基板、节能防胀爆散热装置及其制备工艺 |
CN201710598310.1 | 2017-07-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019023341A JP2019023341A (ja) | 2019-02-14 |
JP6550450B2 true JP6550450B2 (ja) | 2019-07-24 |
Family
ID=60973833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017245373A Active JP6550450B2 (ja) | 2017-07-21 | 2017-12-21 | 銅粉末の金属めっき層、金属基板、膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置及びその製造プロセス |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6550450B2 (ja) |
CN (1) | CN107557825B (ja) |
TW (1) | TWI642816B (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108332593A (zh) * | 2018-03-27 | 2018-07-27 | 中山伟强科技有限公司 | 一种多通道回路型均温板 |
CN111912274A (zh) * | 2019-05-10 | 2020-11-10 | 讯凯国际股份有限公司 | 均温板及其制造方法 |
CN112868275B (zh) * | 2019-09-12 | 2022-09-16 | 华为技术有限公司 | 均热板、散热器及终端 |
CN111083261A (zh) * | 2019-12-27 | 2020-04-28 | 东莞赛诺高德蚀刻科技有限公司 | 一种单面镀铜的不锈钢或钛合金手机散热片及其制备方法 |
CN111010858B (zh) * | 2019-12-30 | 2021-11-16 | Oppo广东移动通信有限公司 | 散热装置、散热装置的制备方法及电子设备 |
CN213907324U (zh) * | 2020-07-20 | 2021-08-06 | 双鸿电子科技工业(昆山)有限公司 | 具有防电磁波干扰的散热装置 |
CN112082413A (zh) * | 2020-08-03 | 2020-12-15 | 东莞领杰金属精密制造科技有限公司 | 一种超薄均温板及其加工方法 |
CN112458503B (zh) * | 2020-11-19 | 2022-03-01 | 瑞声科技(南京)有限公司 | 均温板上盖板的制备方法以及均温板 |
CN112626511A (zh) * | 2020-11-27 | 2021-04-09 | 瑞声科技(南京)有限公司 | 钢片钝化工艺、钝化钢片以及均温板 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW551542U (en) * | 2002-10-21 | 2003-09-01 | Yeh Chiang Technology Corp | Sealing chamber structure improvement of heat dissipation copper pillar |
TWI381069B (zh) * | 2007-11-05 | 2013-01-01 | Chun Ping Jen | Method for manufacturing electroformed capillary structure |
CN101928940A (zh) * | 2009-06-22 | 2010-12-29 | 尼尔金属(苏州)有限公司 | 一种铝及铝合金基材上镀铜的工艺方法 |
JP5568289B2 (ja) * | 2009-11-30 | 2014-08-06 | 新光電気工業株式会社 | 放熱部品及びその製造方法 |
CN103556193B (zh) * | 2013-10-31 | 2016-04-13 | 华南理工大学 | 紫铜表面超亲水结构制备方法及用该方法制造的紫铜微热管 |
CN105188314A (zh) * | 2015-08-29 | 2015-12-23 | 常虹 | 一种散热装置 |
CN206932548U (zh) * | 2017-07-21 | 2018-01-26 | 林进东 | 一种平板散热装置 |
CN207040120U (zh) * | 2017-07-21 | 2018-02-23 | 林进东 | 一种节能防胀爆散热装置 |
-
2017
- 2017-07-21 CN CN201710598310.1A patent/CN107557825B/zh active Active
- 2017-08-30 TW TW106129520A patent/TWI642816B/zh active
- 2017-12-21 JP JP2017245373A patent/JP6550450B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN107557825B (zh) | 2019-11-05 |
CN107557825A (zh) | 2018-01-09 |
JP2019023341A (ja) | 2019-02-14 |
TW201908537A (zh) | 2019-03-01 |
TWI642816B (zh) | 2018-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6550450B2 (ja) | 銅粉末の金属めっき層、金属基板、膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置及びその製造プロセス | |
KR102077896B1 (ko) | 구리분말 금속전도층, 금속기판, 절전 방폭형 방열장치 및 그 제조공정 | |
CN108520855B (zh) | 一种纳米银浆提高陶瓷覆铜板可靠性的方法 | |
US20110108142A1 (en) | Vapor chamber and manufacturing method thereof | |
JP3215228U (ja) | 膨脹・爆発を防止可能な省エネ型放熱装置 | |
CN101518851B (zh) | 靶材与背板的焊接结构及方法 | |
WO2021136073A1 (zh) | 散热装置、散热装置的制备方法及电子设备 | |
CN102378547B (zh) | 均热板 | |
CN1707783A (zh) | 一种热管及其制造方法 | |
CN106958009A (zh) | 一种氮化铝陶瓷覆铜板及其制备方法 | |
CN109608221A (zh) | 一种氮化铝陶瓷覆铜基板的制备方法 | |
CN103567619B (zh) | 铜-铝异种金属快速连接方法 | |
CN105202956A (zh) | 钼铜或钨铜合金等热沉材料为基板的复合均热板制造方法 | |
JP4558258B2 (ja) | 板型ヒートパイプおよびその製造方法 | |
CN110944493B (zh) | 一种基于气液相变的金属基复合材料器件及其制备方法 | |
CN112979342B (zh) | 一种热电材料碲化铋表面微孔道调节方法及表面镀镍的方法 | |
TWI337248B (ja) | ||
CN103643203A (zh) | 一种在铁基led引线支架表面沉积铜+钨复合涂层的工艺 | |
JPH11154776A (ja) | 基 板 | |
CN104110995B (zh) | 复合扁管、平行流换热器、空调机 | |
CN201016609Y (zh) | 铝制散热片 | |
CN106356346A (zh) | 超薄相变散热片及其制备方法 | |
JP2007263535A (ja) | 平板式伝熱管の製造方法 | |
US11920782B2 (en) | Streamlined vaporizer cores | |
JP2024531591A (ja) | ベーパーチャンバおよびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190226 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190524 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190625 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190701 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6550450 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |