JP6549891B2 - ステージ装置 - Google Patents

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本発明は、ステージ装置による移動体の位置制御に関する。特に移動体の位置を制御して原点を設定するステージ装置に関する。
ステージ装置における移動体の原点復帰動作に関して、原点センサと原点近傍センサの2つのセンサを用いることにより、移動体を高速に原点位置へ移動させる構成が知られている(特許文献1)。また、原点センサと位置カウンタ(たとえばエンコーダ)を用いて、原点近傍センサを使用せずに各センサの位置関係から位置制御を行い、移動体の高速な原点への移動を実現することが提案されている(特許文献1、特許文献2)。
特開2000−056834号公報 特開平11−170122号公報
しかしながら、特許文献1,2のいずれも、移動体の移動範囲を規定するリミットセンサと原点センサを共用するものではなく、原点位置は、移動体の移動限界位置(メカリミット)から離れた位置に設けられている。一般にリミットセンサとメカリミットの位置は近接している場合が多い。したがって、そのようなリミットセンサの検出点を原点とするステージ装置において、メカリミットと移動体の現在位置の関係が分からない状態では、メカリミットに接触することなく、尚且つ高速で、移動体を原点位置へ移動させることは困難である。高精度な位置管理を行うステージ装置において、メカリミットに接触することは位置決め装置のメカ精度を悪化させ、結果として位置管理の精度が悪化する。よって、メカリミットの接触を避け、尚且つ高速な原点復帰動作および原点移動動作が行える必要がある。
位置決め装置における移動体の制御にインクリメンタル型スケールを用いる場合でも、電源投入時には位置決め装置の位置情報は初期化されるため、原点までの移動量が不明である。結局、リミットセンサの検出点を原点として原点復帰を行う場合には、移動体がメカリミットへ到達し機械的に干渉してしまうことを防ぐために、移動体を低速送り動作によりリミット検出器の検出点まで移動させざるを得ない。
上記の方法では、移動体を低速で移動させるため、原点復帰に要する時間が長くなる。移動体の動作可能範囲が広い場合においてはなおさらである。このような原点復帰の長時間化は、操作者の作業効率を悪化させる要因となる。また、上記の条件において高速な原点復帰および原点出し動作を行う際には、原点近傍にセンサなどが必要となり、部品点数が増え、コストに影響を与えてしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、移動体の移動範囲を制限するセンサを用いて、高速に移動体の位置を決定できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様によるステージ装置は、以下の構成を備える。すなわち、
移動体が所定の軸方向に移動するステージ装置であって、
前記移動体の移動限界の位置から第1の距離の範囲内に移動体が到達していることを検出するセンサと、
前記移動体を所定の加速度で減速することにより、前記移動体を前記第1の距離以内で停止させることのできる移動速度を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得された前記移動速度を目標として前記移動体を前記センサへ向けて移動し、前記センサが前記移動体を検出したことに応じて前記移動体を前記第1の距離以内で停止させる第1の移動処理を実行し、前記第1の移動処理の後、前記センサによる前記移動体の検出状態が切り替わる位置へ前記移動体を移動する制御手段と、を備え
前記制御手段は、
前記第1の移動処理の開始前に前記センサが前記移動体を検出していない場合に、前記第1の移動処理を開始し、
前記第1の移動処理の開始の前に前記センサが前記移動体を検出している場合に、前記移動限界の位置から遠ざかる方向へ前記第1の距離を移動するように前記移動体の移動を開始し、前記第1の距離の移動の完了、あるいは前記センサが前記移動体を検出できなくなったことに応じて前記移動体を停止する第4の移動処理を実行し、前記第4の移動処理の後、前記センサによる前記移動体の検出状態が切り替わる位置へ前記移動体を移動する。
本発明によれば、移動体の移動範囲を制限するセンサを用いて、高速に移動体の位置を決定することができる。
実施形態によるステージ装置の機能構成を示すブロック図。 (a)は機構部300の構成を説明する斜視図、(b)は移動体301の構成を説明する斜視図である。 (a)はリミット検出センサの検出点とメカリミットの関係を説明する図、(b)はマグネットシャフトとコイルユニットの関係を説明する図。 実施形態による、移動体の原点位置への移動動作を示すフローチャート。 (a)は移動体を原点位置へ移動するための速度プランを説明する図、(b)はリミット検出センサの検出信号を示す図。 (a)は移動体を原点位置へ移動するための速度プランを説明する図、(b)はリミット検出センサの検出信号を示す図。 実施形態による、移動体の原点位置への移動動作を示すフローチャート。 (a)は移動体を原点位置へ移動するための速度プランを説明する図、(b)はリミット検出センサの検出信号を示す図。 (a)は移動体を原点位置へ移動するための速度プランを説明する図、(b)はリミット検出センサの検出信号を示す図。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態によるステージ装置における、移動体の初期位置への移動動作(原点復帰動作および原点移動動作)について添付の図面を参照して説明する。
図1は実施形態におけるステージ装置の機能構成を説明するブロック図である。ステージ装置は、MPU100と駆動回路200と機構部300とを含んでおり、機構部300において移動体を所定の軸方向へ移動する。MPU100はメモリ107に記憶されているプログラムを実行することにより、図1に示される各機能部を含む各種制御を実現する。MPU100において、速度プラン演算部101は、速度または位置の目標値と、あらかじめ設定されているパラメータを用いて移動体301の速度プラン(加減速プラン)を作成する(軌道演算)。また、速度プラン演算部101は、後述するリミット検出器306からのリミット検出信号(以下、検出信号)が入力された際には、移動体を停止させるための加減速プラン(減速軌道)を作成する。位置信号処理部104は、機構部300からフィードバックされる位置信号を処理する、速度検出部103は、位置信号処理部104により処理された位置信号とMPU100のサンプリング周期または内部クロックを用いて、移動体の移動速度を算出する。減算器105、106は、現在速度および現在位置と、加減速プランとの偏差を求める。駆動信号処理部102は、減算器105,106から得られる偏差からPID制御等の演算を行い、駆動回路200に対する操作量を決定する。
駆動回路200は駆動信号処理部102から入力された操作量に応じて、機構部300を駆動する。図2は、機構部300の構成を示す斜視図である。図2(a)に示されるように、機構部300は、移動体301を所定の軸方向に移動するステージ装置を構成している。機構部300は、移動体301、スケール板302、ベース板303、マグネットシャフト支持部304、305、リミット検出器306、307(本例では透過型フォトインタラプタのセンサ)、マグネットシャフト308、レール309を具備する。スケール板302は位置検出のためのスケールパターン316を含む。リミット検出器306,307の一方(本実施形態ではリミット検出器306とする)は原点センサの役割も担っている。本実施形態では移動体301の移動方向はリミット検出器306の側に移動する方向を正方向、リミット検出器307の側に移動する方向を負方向とする。
図2(b)に示されるように、移動体301は、テーブル310と、センサユニット311と、コイルユニット312と、遮光板313、314(図3参照)と、スライダ315とを具備する。センサユニット311は、スケールパターン316を読み取るセンサを有し、センサユニット311がスケールパターン316を読み取ることで移動体301の所定軸方向の位置が検出される。検出された位置は、位置信号としてセンサユニット311より出力される。
図3(a)、(b)に示されるように、機構部300では、電流がコイルユニット312に入力されることにより移動体301をマグネットシャフト308に対して移動するための力が生じ、これにより移動体301がレール309に沿って移動する。また、移動体301の位置は、スケール板302とセンサユニット311によって逐次計測される。リミット検出器306、307は、それぞれ投受光器を含む透過型フォトインタラプタであり、投受光器間の光路が遮光板313、314により遮られることで移動体301を検出する。リミット検出器306,307は、それぞれマグネットシャフト支持部304、305とコイルユニット312が所定の距離(L0)以内である間、検出信号(Hiレベル)を出力する。検出信号は、透過型フォトインタラプタの光路が遮光板で遮られている場合にはHiレベル、そうでない場合にはLowレベルを示す。センサユニット311からの位置信号はMPU100の位置信号処理部104に、リミット検出器306,307からの検出信号はMPU100の速度プラン演算部101にフィードバックされる。
図4は機構部300における移動体301の初期位置への移動動作(すなわち、原点復帰動作および原点移動動作)を説明するフローチャートである。透過型のフォトインタラプタで構成されるリミット検出器306,307は、上述のように遮光板313,314による遮光を検出する。これにより、リミット検出器306,307は、移動体301の機械的な移動限界の位置であるメカリミットから、所定の距離L0の範囲内に移動体301が到達していることを検出する。図3(a)に示すように、本例では、移動限界の位置(メカリミット)は、コイルユニット312とマグネットシャフト支持部304または305が干渉する位置である。
ステップS401において、MPU100は、原点復帰動作または原点移動動作の指令時に、リミット検出器306が移動体301を検出しているか否か(リミット検出器306の出力がHiレベルであるかLowレベルであるか)を判定する。リミット検出器306の出力がLowレベルであれば、即ち、メカリミットから移動体301がL0以上離れている場合、処理はステップS402へ進む。他方、リミット検出器306の出力がHiレベルであれば、即ち、メカリミットから移動体301がL0以内の位置にある場合、処理はステップS701(図7)へ進む。
ステップS402において、速度プラン演算部101は、移動体301を所定の加速度で減速することにより、移動体301を所定の距離以内で停止させることのできる移動速度を取得する。本実施形態では、速度プラン演算部101は、リミット検出器306の出力がHiレベルとなる検出点からメカリミットまでの距離L0と、加速度αから、速度vmを以下の式(1)により求める。
最大速度vm=√(2×L0×α) …(1)
この最大速度vmは、リミット検出器306の出力がHiレベルになった際に、移動体301がメカリミットに接触することなく停止出来る最大速度である。即ち、この最大速度vmを超えない速度で移動体301を移動させれば、リミット検出器306の検出信号に基づいて移動体301の移動を制御する場合、移動体301をメカリミットと干渉しない範囲で停止させることができる。したがって、移動体301をメカリミットと干渉させることなく、初期位置への復帰時間を短くする事が出来る。
次に、MPU100は、移動速度vmを目標として移動体301をリミット検出器306へ向けて移動し、リミット検出器306が移動体301を検出したことに応じて移動体301を距離L0以内で停止させる第1の移動処理を実行する。この第1の移動処理は、ステップS403〜S407に相当する。
まず、ステップS403において、速度プラン演算部101は、移動体301を正方向へ、最大速度vmになるまで加速度αで加速を行い、最高速度vmに達した場合は速度vmを保つよう速度制御する速度プランを生成し、移動体301を移動させる。速度プラン演算部101は、移動体301の移動中に、リミット検出器306の出力がHiレベルになったか否かを監視する(ステップS404)。リミット検出器306の出力がHiレベルになると、処理はステップS405へ進み、位置信号処理部104がその時点の位置を検出位置としてメモリ107に記録する。より具体的にステップS405を説明すると、位置信号処理部104は、リミット検出器306の出力がHiレベルに切り替わる(立ち上がり)エッジをトリガにして現在位置Pnowを検出位置Plimとしてメモリ107に記憶させる。なお、現在位置Pnowは、スケールパターン316とセンサユニット311により逐次計測される。その後、速度プラン演算部101は、速度プランを生成し、負の加速度αで移動体301を減速し(ステップS406)、停止させる(ステップS407)。
以上のような第1の移動処理(ステップS403〜S407)の終了後、MPU100は、リミット検出器306による移動体301の検出状態が切り替わる位置(原点位置)へ移動体301を戻すことにより、原点復帰または原点検知の動作を行う。この処理は、ステップS408〜S417により示される。本実施形態では、リミット検出器306による移動体301の検出状態が切り替わる位置、すなわち原点位置を、リミット検出器306による検出状態がHi(移動体301を検出している状態)からLow(移動体301を検出していない状態)へ切り替わった位置とする。但し、原点位置はこれに限られるものではなく、その反対でもよい。すなわち、リミット検出器306による検出状態がLow(移動体301を検出していない状態)からHi(移動体301検出している状態)へ切り替わった位置を原点位置としてもよい。
第1の移動処理(ステップS403〜S407)の後、ステップS408、S409において、MPU100は、移動体をメモリ107に記憶されているリミット検出位置へ移動させる第2の移動処理を実行する。まず、ステップS408において、速度プラン演算部101は、現在位置Pnowからメモリ107に記憶されている検出位置Plimへ移動体301を移動するための速度プランを作成する。そして、ステップS409において、速度プラン演算部101は、作成した速度プランにしたがって、記憶位置Plimを目標値として移動体301を移動する。なお、速度プラン演算部101は、移動距離Pm=|Pnow−Plim|、目標速度v1=sqrt(Pm×α)、加速度αとして得られる各パラメータに基づいて移動体301の速度プランを決定する。
上述した第2の移動処理(ステップS408、S409)を終えると、MPU100は、第2の移動処理の結果、リミット検出器306が移動体301を検出している場合(ステップS410でYES)には、第3の移動処理を実行する(S414〜S416)。第3の移動処理では、移動体301を移動限界の位置から遠ざかる方向へ移動し、リミット検出器306が移動体301を検出できなくなった位置(ステップS415でNO)で停止させる。他方、第2の移動処理の結果、リミット検出器306が移動体301を検出していない場合(ステップS410でNO)、MPU100は、移動体301をリミット検出器306が検出するまで移動する(ステップS411〜S413)。MPU100は、移動体301をリミット検出器306により検出されるまで移動した後(ステップS412でYES)、移動体301を停止し(ステップS413)、上記の第3の移動処理を実行する(ステップS414〜S416)。このようにして、移動体301の原点位置への移動が完了し、MPU100は、その時の移動体301の位置を原点に決定する(ステップS417)。
以下、ステップS410〜S416について詳細に説明する。ステップS409において移動体301が検出位置Plimへ移動した後、リミット検出器306の出力がHiレベルである場合(移動体301を検出している場合)、処理はステップS410からステップS414へ進む。ステップS414において、MPU100は、移動体301を負方向へ低速送りまたはステップ送り動作で移動させる。そして、リミット検出器306の出力がLowレベルになると、処理はステップS415からステップS416へ進み、MPU100は移動体301の移動を停止する。たとえば、ステップS414、S415では、MPU100は、たとえばステップ送りにより移動体301を所定の距離だけ移動し、その移動ごとにリミット検出器306が移動体301を検出しているか否かを判定するようにする。ステップ送りされる所定の距離は、小さければ小さいほど原点位置の精度が高くなるが、移動に時間がかかる。また、ステップS414において低速移動を用いた場合も、移動体301の移動速度を低速にすればするほど原点位置の精度が上がるが、移動に時間がかかる。
他方、リミット検出器306の出力がLowレベルの場合(移動体301を検出していない場合)、ステップS411において、MPU100は、移動体301を正方向へ低速送りまたはステップ送り動作で移動させる。リミット検出器306の出力がHiレベルになると、処理はステップS412からステップS413へ進み、MPU100は、移動体301を停止する。その後、上述したステップS414〜S416の動作(第3の移動処理)が行われる。移動体301が停止したら、その位置を原点と決定し(S416)、原点復帰動作および原点移動動作は完了する。
図5(a)は、図4のフローチャートを用いて説明した原点復帰動作/原点移動動作において、移動体301の速度がvmに達した後、リミット検出器306の出力がHiレベルを示す場合の、速度プラン演算部101が生成する速度プランを示す。また、図5(b)はリミット検出器306による検出信号のHi、Lowの状態を示している。ステップS403において速度プラン演算部101が生成する速度プランは、移動体301を加速度αで加速し(加速部501)、移動体301の速度がステップS402で取得されたvmに達した後、その速度を維持して正方向に移動する(定速部502)。最大速度vmは、ステップS402で取得される。リミット検出器306により移動体301が検出されると、速度プラン演算部101は、加速度αで減速する減速部503のプランを生成し、移動体301の移動を制御する。以上の、加速部501、定速部502、減速部503による移動体301の移動が第1の移動処理である。なお、加速部501と減速部503の加速度はともにαとし、機構部300が提供し得る最大の加速度とすることにより、原点位置への移動をより高速化することができる。或いは、減速部503の加速度を、目標速度vmの算出に用いられた加速度αよりも大きくすることにより、より確実に距離L0内で移動体301が停止できるようにしてもよい。
第2の移動処理では、速度プラン演算部101は、メモリ107に記憶されているリミット検出位置を目標とした速度プランを生成し、移動体301を移動させる。この速度プランは、負方向(メカリミットから遠ざかる方向)への加速部504と、減速部505で構成される。この際、移動体301が停止位置から検出位置まで最短の時間で移動できるように移動体301の加減速を制御するような速度プランとすることが望ましい。
図6(a)は、移動体301の速度がvmに達する前に、リミット検出器306の出力がHiレベルを示した場合の、移動体301の速度プランを示す。図6(b)は、リミット検出器306による検出信号のHi、Lowの状態を示している。第1の移動処理において、速度プランは、リミット検出器306からの検出信号に応じて、加速度αで正方向へ加速する加速部601から、加速度αで減速する減速部602に切り替わる。第2の移動処理において、速度プラン演算部101は、メモリ107に記憶されているリミット検出位置を目標とした速度プランを生成し、移動体301を移動させる。加速部603および減速部604は、上述した加速部504および減速部505と同様である。
なお、上記実施形態ではリミット検出器に遮光フォトインタラプタとしたが、コイルユニット312がメカリミットから距離L0の範囲にあることを検知できる機構であれば、どのようなタイプの検出器を採用してもかまわない。
次に、ステップS401において、MPU100は、原点復帰動作または原点移動動作の指令時に、リミット検出器306が移動体301を検出している場合の処理について図7のフローチャートを参照して説明する。この場合、処理はステップS401から図7のステップS701へ進む。図7は機構部300の原点復帰動作および原点移動動作の指令時に、リミット検出器306の出力がHiレベルの場合(リミット検出器306が移動体301を検出している場合)における、MPU100による制御手順を示すフローチャートである。
MPU100は、ステップS701〜S709において、第4の移動処理を実行する。第4の移動処理では、MPU100は、移動限界の位置から遠ざかる方向へ、現在位置から距離L0を移動するように移動体の移動を開始し、
・リミット検出器306が移動体301を検出している状態で距離L0の移動が完了したことに応じて、または、
・距離L0の移動の完了前であって、且つリミット検出器306が移動体301を検出できなくなったことに応じて、移動体301を停止する。
即ち、ステップS701において、MPU100は、あらかじめ設定されている距離L0(図3(a)を参照)を現在位置から減算した位置を目標位置に設定する。そして、ステップS702において、速度プラン演算部101は、加速度αから速度プラン(加減速プラン)を作成する。速度プラン演算部101は、移動距離Ptgt=Pnow−L0、目標速度v2=sqrt(Ptgt×α)、加速度αで算出される各パラメータに基づいて速度パターンを決定する。
ステップS703において、速度プラン演算部101は、作成した速度プランにしたがって、移動体301を負方向へ移動する。この移動中に、すなわち目標位置に到達する前に、リミット検出器306の出力がLowレベルになると、処理はステップS704(NO)、S705(NO)を経て、ステップS706へ進む。すなわち、MPU100は、リミット検出器306の検出信号の出力のエッジ(立下りエッジ)をトリガにして、処理はステップS706へ進む。ステップS706において、MPU100は、位置信号処理部104から得られる、スケールパターン316とセンサユニット311により逐次計測される現在位置Pnowを検出位置Plimとしてメモリ107へ記憶する。その後、移動体301が減速動作中であるならば、処理はステップS707からステップS709へ進み、引き続き負の加速度αで移動体301を減速して停止する。そうでなければ、処理はステップS707からステップS708へ進み、強制的に負の加速度αで減速動作を行い、停止する(ステップS709)。また、ステップS701で設定された目標位置へ移動体301が到達することによって第4の移動処理が終了すると、処理はステップS704からステップS712へ進む。
次に、第4の移動処理(ステップS701〜S709)が、移動体301が距離L0を移動する前に(ステップS704でNO)、リミット検出器306からの検出信号の立下りが検出され(ステップS705がNOに変化)、ステップS706〜708を経て、ステップS709の停止で終了した場合について説明する。この場合、MPU100は、リミット検出器306がリミット検出できる位置まで移動体301を限界位置(メカリミット)へ近付く方向へ移動する第5の移動処理(ステップS710〜S711)を実行する。すなわち、ステップS710において、速度プラン演算部101は、現在位置Pnowからメモリ107に記憶されている検出位置Plimへ移動するための速度プランを作成し、ステップS711において検出位置Plimを目標値として移動体301を移動する。速度プランは、移動距離Pm=|Pnow−Plim|、目標速度v3=sqrt(Pm×α)、加速度αで算出される各パラメータに基づいて作成される。この第5の移動処理が終了すると処理はステップS712に進み、MPU100はリミット検出の有無を確認する。
一方、ステップS705で、リミット検出器306の出力がLowレベルになる前に、ステップS701で設定された目標位置へ移動体301が到達した場合、ステップS704でYESと判定される。この場合、MPU100は、第4の移動処理を終了させ、処理をステップS704からステップS712へ進める。
ステップS712で、YES、即ち、リミット検出器306が移動体301を検出している場合には、処理は第6の移動処理(ステップS716〜S718)へ進む。第6の移動処理において、MPU100は、移動体301をリミット検出器306が検出できなくなるまで、即ち、ステップS717でNOになるまで、低速送り又はステップ送りで移動し(ステップS716)、停止する(ステップS718)。
他方、第4の移動処理または第5の移動処理の結果、リミット検出器306が移動体301を検出していない場合(ステップS712でNO)、処理はステップS713へ進む。この場合、MPU100は、まず移動体301をリミット検出器306の方向(正方向)へ低速送りまたはステップ送り動作で移動する(ステップS713)。そして、リミット検出器306の出力がHiレベルになったら(ステップS714でYES)、MPU100は、移動体301の移動を停止する(ステップS715)。そして、MPU100は、上述の第6の移動処理(ステップS716〜S718)を実行する。即ち、MPU100は、移動体301を移動限界の位置(メカリミット)から遠ざかる方向へ、低速送り又はステップ送りで移動体を移動させる(ステップS716)。そして、MPU100は、リミット検出器306が移動体301を検出できなくなる位置(ステップS717でNO)で移動体301を停止させる(ステップS718)。なお、ステップS716の処理は、ステップS414と同様である。
MPU100は、ステップS718で移動体301が停止した位置を原点に決定し(ステップS719)、原点復帰動作および原点移動動作を完了する。
図8(a)は、図7のフローチャートを用いて説明した原点復帰動作/原点移動動作において、MPU100の速度プラン演算部101が生成する速度プランに基づいて移動体301を制御する様子を示す図である。また、図8(b)はリミット検出器306による検出信号のHi、Lowの状態を示している。加速部801において、MPU100は、メカリミットから遠ざかる方向である負方向へ移動体301を加速度αで移動させる(S703)。距離L0の移動を終える前にリミット検出器306の検出信号がLowに切り替わると、MPU100は、移動体301の移動を減速させ(減速部802、S708)、停止する(S709)。その後、MPU100はリミット検出位置へ移動体301を移動する(S710、S711)。このときの移動体301の速度プランは、正方向への加速部803と正方向移動時の減速部804のようになる。加速部803と減速部804による移動体301の移動を終えると、ステップS712〜S718で説明したように、低速またはステップ送りにより、移動体301を精密な原点位置へ移動する。
図9(a)は、ステップS701〜S705において、移動体301がステップS701で設定された目標位置(Ptgt)に到達した場合の速度プランを示す図である。また、図9(b)はリミット検出器306の検出信号の状態を示す。負方向移動時の加速部901および負方向移動時の減速部902を経て移動体301が停止すると、MPU100は、ステップS712〜S718で説明したように、低速またはステップ送りにより、移動体301を精密な原点位置へ移動する。なお、図9(a)では、減速部902を経て移動体301が停止した際に、リミット検出器306が移動体301を検出している状態を示している。これは、メカリミットぎりぎりに移動体301があった場合であって、且つ、L0よりも若干長い位置(製造時の誤差)にリミット検出位置が配置されている場合である。この場合、期間903において(実際より長く表示)、MPU100は正方向へ移動体301を低速またはステップ送りし、リミット検出器306の検出信号がHiからLowへ切り替わった、移動体301の位置を原点位置に決定する。
なお、上記実施形態ではリミット検出器306、307にフォトインタラプタを用いたが、コイルユニット312とメカリミットの距離を検知できる機構であれば、リミット検出器と指導のような方式のセンサを用いてもかまわない。また、上記では一軸のステージ装置を示したが、二軸のステージ装置の各軸に上記の構成を適用できることは言うまでもない。
また、上述のステージ装置は位置決めを必要とする各機器へ適用できる。たとえば、観察対象を載置して観察範囲を変更するように移動する顕微鏡のステージとして利用することができる。
以上説明したように、本実施形態のステージ装置によれば、原点復帰における適切な速度の設定を行うことで、移動体のメカリミットへの接触によるメカ精度を崩すことを防げ、尚且つ原点復帰および原点移動を短時間で行うことが可能となる。また、リミット検出器の検出点を原点とする場合であっても、より少ないセンサで、移動体がメカリミットに接触することなく、高速な原点復帰動作および原点移動動作を行うことができる。
301:移動体、302:スケール板、304、305:マグネットシャフト支持部、306、307:リミット検出器、312:センサユニット、313、314:遮光板、316:スケールパターン

Claims (13)

  1. 移動体が所定の軸方向に移動するステージ装置であって、
    前記移動体の移動限界の位置から第1の距離の範囲内に移動体が到達していることを検出するセンサと、
    前記移動体を所定の加速度で減速することにより、前記移動体を前記第1の距離以内で停止させることのできる移動速度を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得された前記移動速度を目標として前記移動体を前記センサへ向けて移動し、前記センサが前記移動体を検出したことに応じて前記移動体を前記第1の距離以内で停止させる第1の移動処理を実行し、前記第1の移動処理の後、前記センサによる前記移動体の検出状態が切り替わる位置へ前記移動体を移動する制御手段と、を備え
    前記制御手段は、
    前記第1の移動処理の開始前に前記センサが前記移動体を検出していない場合に、前記第1の移動処理を開始し、
    前記第1の移動処理の開始の前に前記センサが前記移動体を検出している場合に、前記移動限界の位置から遠ざかる方向へ前記第1の距離を移動するように前記移動体の移動を開始し、前記第1の距離の移動の完了、あるいは前記センサが前記移動体を検出できなくなったことに応じて前記移動体を停止する第4の移動処理を実行し、前記第4の移動処理の後、前記センサによる前記移動体の検出状態が切り替わる位置へ前記移動体を移動することを特徴とするステージ装置。
  2. 前記所定の加速度は、前記ステージ装置において設定が可能な最大の加速度であることを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  3. 前記第1の移動処理において、前記制御手段は、前記所定の加速度またはそれ以上の加速度で前記移動体を減速させることを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  4. 前記第1の移動処理における前記移動体の移動中に前記センサが前記移動体を検出した検出位置を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記第1の移動処理の後、前記移動体を前記記憶手段に記憶されている前記検出位置へ移動させる第2の移動処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のステージ装置。
  5. 前記第2の移動処理において、前記制御手段は、前記移動体が前記検出位置まで最短の時間で移動できるように前記移動体の加減速を制御することを特徴とする請求項4に記載のステージ装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記第2の移動処理の結果、前記センサが前記移動体を検出している場合には、前記移動体を前記移動限界の位置から遠ざかる方向へ移動し、前記センサが前記移動体を検出できなくなった位置で停止させる第3の移動処理を実行し、
    前記第2の移動処理の結果、前記センサが前記移動体を検出していない場合には、前記移動体を前記センサが検出するまで移動した後、前記第3の移動処理を実行することを特徴とする請求項4または5に記載のステージ装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記第2の移動処理の結果、前記センサが前記移動体を検出していない場合には、前記移動体を前記センサの方向へ移動し、前記センサが前記移動体を検出した位置で停止させる第3の移動処理を実行し、
    前記第2の移動処理の結果、前記センサが前記移動体を検出している場合には、前記移動体を前記センサが検出できなくなるまで移動した後、前記第3の移動処理を実行することを特徴とする請求項4または5に記載のステージ装置。
  8. 前記第3の移動処理において、前記制御手段は前記移動体を所定の距離だけ移動するごとに前記センサが前記移動体を検出しているか否かを判定することを特徴とする請求項6または7に記載のステージ装置。
  9. 前記第4の移動処理における前記移動体の移動中に前記センサが前記移動体を検出できなくなった第2の検出位置を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記第4の移動処理において、前記センサが前記移動体を検出できなくなったことに応じて前記移動体を停止した場合に、前記移動体を前記第2の検出位置まで移動させる第5の移動処理を実行することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のステージ装置。
  10. 前記制御手段は、
    前記第5の移動処理の結果、前記センサが前記移動体を検出している場合には、前記移動体を前記移動限界の位置から遠ざかる方向へ移動し、前記センサが前記移動体を検出できなくなった位置で停止させる第6の移動処理を実行し、
    前記第5の移動処理の結果、前記センサが前記移動体を検出していない場合には、前記移動体を前記センサが検出するまで移動した後、前記第6の移動処理を実行することを特徴とする請求項に記載のステージ装置。
  11. 前記制御手段は、
    前記第5の移動処理の結果、前記センサが前記移動体を検出していない場合には、前記移動体を前記センサの方向へ移動し、前記センサが前記移動体を検出した位置で停止させる第6の移動処理を実行し、
    前記第5の移動処理の結果、前記センサが前記移動体を検出している場合には、前記移動体を前記センサが検出できなくなるまで移動した後、前記第6の移動処理を実行することを特徴とする請求項に記載のステージ装置。
  12. 前記制御手段は、前記第4の移動処理において前記第1の距離の移動を完了した場合は、前記センサが前記移動体を検出できなくなるまで前記移動体を前記移動限界の位置から遠ざかる方向へ移動することを特徴とする請求項または10に記載のステージ装置。
  13. 前記第6の移動処理において、前記制御手段は前記移動体を所定の移動距離だけ移動するごとに前記センサが前記移動体を検出しているか否かを判定することを特徴とする請求項10または11に記載のステージ装置。
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