JP6549000B2 - 水素イオン製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、α粒子線の電離作用を利用して水素イオンを生成する水素イオン製造装置に関する。
従来、水の電気分解による水素製造、炭化水素の水蒸気改質による水素製造が実施されている(例えば、特許文献1)。
特許5663254号公報
しかし、電気分解は、その前提として、何らかの方法で電力を発生させる必要があり、電力発生のための設備あるいは装置が必要である。水蒸気改質は、
天然ガスや液化石油ガスなどの炭化水素系の原料が必要である。そして、そのような設備や装置において、原料として化石燃料を使用する場合には、二酸化炭素を発生させ、環境に負荷をかけるという問題がある。また、いずれの方法も、設備が大規模あるいは複雑になるという問題があり、製造コストも高いという問題もある。
本発明はかかる問題の解決を試みたものであり、大規模あるいは複雑な設備を要することなく、環境負荷が低い水素イオン製造装置の提供を目的とする。
第一の発明は、超高周波によって、処理対象となる水の水クラスターを細分化するクラスター細分化手段と、水を水滴に細分化する水滴生成手段と、前記クラスター細分化手段及び前記水滴生成手段による処理を経た水に放射線を照射して、前記水から水素イオンを解離させる放射線照射手段と、を有する水素イオン製造装置である。
第一の発明の構成によれば、クラスター細分化手段及び水滴生成手段によって、クラスターが細分化された状態の水滴になる。そして、放射線照射手段は、細分化されたクラスターからなる水滴に放射線を照射して水分子から水素イオンを解離させる。本発明の構成によれば、水クラスターが細分化され、しかも、水滴にされるから、放射線が個々の水分子に到達する確率が格段に向上する。そして、クラスター細分化手段、水滴生成手段、放射線照射手段は、大規模あるいは複雑な設備を要することはないし、電力をほとんど使用しないから、環境負荷も低い。
第二の発明は、第一の発明の構成において、 前記放射線照射手段によって解離した水素イオンを透過させる水素イオン透過手段を有する水素イオン製造想定である。
第三の発明は、第一又は第二の発明の構成において、前記放射線照射手段は、α線を放射するα線放射体で構成される水素イオン製造装置である。
第三の発明の構成によれば、強力な電離作用を有するα線によって、水分子から水素イオンを解離させることができる。
第四の発明は、第一乃至第三の発明の構成において、前記放射線照射手段を通過することによって水素イオンが解離されなかった分子乃至イオンを、再度、前記放射線照射手段を通過させる水素イオン製造装置である。
第四の発明の構成によれば、水素イオンを含む分子乃至イオンに対して、繰り返し放射線を照射することができるから、原料の水を効果的に利用することができる。また、水素イオンを含むイオンは、水分子よりも小さな解離エネルギーで水素イオンが解離するから、より効果的に水素イオンを解離させることができる。
第五の発明は、第一乃至第四の発明の構成において、前記クラスター細分化手段は、超高周波を発生する物質で構成される水素イオン製造装置である。
第六の発明は、第一乃至第五の発明の構成において、前記水滴生成手段は、ノズル噴霧方式による噴霧装置で構成される水素イオン製造装置である。
第七の発明は、第一乃至第五の発明の構成において、水滴生成手段は、蒸気を生成する蒸気製造装置で構成される水素イオン製造装置である。
第八の発明は、第一乃至第七の発明の構成において、前記水滴生成手段によって生成された水滴と、前記放射線照射手段によって前記水から解離させられた水酸基とから弱アルカリ性の水を生成するアルカリ水生成手段を有する水素イオン製造装置である。
以上のように、本発明によれば、大規模あるいは複雑な設備を要することなく、環境負荷が低い水素イオン製造装置を提供することができる。
水素イオン製造装置1の全体図である。
本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。なお、液相の水、水蒸気、イオンの伝送方法など、当業者が適宜実施できる構成については説明を省略し、本発明の基本的な構成についてのみ説明する。
図1に示すように、水素イオン製造装置1は、第一装置10、第二装置20及び第三装置30を有する。第一装置10は水供給手段(図示せず)とパイプ51によって接続されている。第一装置10と第二装置20とは、圧力ポンプ53を有するパイプ52によって接続されている。第二装置20と第三装置30とは、パイプ55及び56によって接続されている。第二装置20は、また、水素イオンを取集する装置、あるいは、水素イオンを使用する装置(図示せず)とパイプ54によって接続されている。
第一装置10は、上部10a、中間部10b及び下部10cから構成される。
上部10aは、外部の水供給手段から、パイプ51を介して水(HO)の供給を受ける。上部10aにおいて、水は全体として大きな液相のバルク水であり、水クラスターも大きい。水クラスターは、水分子同士が水素結合で結びついたものであり、上部10a中のバルク水においては、例えば、8個の水分子が結合した八量体が優位に存在する。
中間部10bには、高周波発生装置11が配置されている。高周波発生装置11は、クラスター細分化手段の一例である。高周波発生装置11は、高周波を発生する物質で構成される多数の粒状物11bが、上下の網11a及び11cによって保持されて構成される。粒状物11bは、例えば、1テラヘルツ〜50テラヘルツの超高周波を発生する。粒状物11bは、例えば、98.6%程度の高純度珪素、あるいは、モナザイト等の希土類を単独で、あるいは、複数種類を混合して形成する。個々の粒状物11bは、例えば、直径が1mm〜10mmの球状であり、複数の粒状物11bの間に隙間があり、水に対して、超高周波を効率的に照射あるいは振動を伝達できるようにするとともに、中間部10bを水が通過するときの抵抗が小さくなるようになっている。中間部10bを水が通過する間に、超高周波によって水クラスターが細分化される。なお、水クラスターが超高周波によって細分化されることは、例えば、特開2011−224529に記載されている。下部10cには、中間部10bによってクラスターが細分化された水が供給される。
第二装置20は、下部20a、第一中間部20b、第二中間部20c及び上部20dから構成されている。
下部20aは、噴霧装置21を有する。噴霧装置21は、水滴生成手段の一例である。噴霧装置21は、第一装置10からパイプ52を介して供給を受けた水を水滴化し、噴霧ノズル21aから微細な霧状の水滴を放出する。圧力ポンプ53によって、水は、例えば、1〜2気圧の圧力を付与されて、噴霧装置21に供給される。本実施形態の噴霧装置21は、圧送式のノズル噴霧方式であるが、噴霧方式はこれに限らず、例えば、水と気体を混合して噴霧する二気方式でもよい。下部20aには、噴霧装置21によって、霧状にされた水滴が供給される。下部20aに供給される霧状の水滴に含まれる水分子は、第一装置10において水クラスターが細分化されている。噴霧装置21としては、例えば、空円錐ノズル/微霧発生極小噴量形のKシリーズ、KBシリーズ、KBNシリーズ(いずれも、株式会社いけうち製)を使用することができる。
第一中間部20bは、放射線照射装置22を有する。放射線照射装置22は、放射線照射手段の一例である。放射線照射装置22は、1又は複数の放射線照射網から構成される。本実施形態においては、放射線照射装置22は、放射線照射網22a,22b,22c及び22dから構成される。放射線照射網22aを構成する放射体は、酸化トリウムを主材とする。放射体は、公知の作用によって水分子にα線を衝突(接触)させて電離(イオン活性化)することができる。すなわち、水分子(H2O)は水素イオン(H+)と水酸基(OH-)とに電離する。本実施形態において、放射体は、4〜10MeV/個程度の解離エネルギーを有するα線を放射するようにしている。これは、水分子(H2O)の結合エネルギーよりも10万倍〜80万倍大きな解離エネルギーである。解離エネルギーをこのように設定することにより、水分子を確実に解離させることができる。
放射線照射網22a等は、例えば、アルミニウム合金等の金属を心材とし、その上に、炭素を主成分とするポリマー等で構成される固着剤を塗布し、その固着剤にα線を放射する放射体(酸化トリウム)を固着して加熱焼成して形成する。放射線照射網22a等の構造の一例については、例えば、本発明の発明者の一人の発明による特許第4938508号に記載されている。
放射線照射網22a等の網目の形状は、例えば、正方形の格子状であり、その内形、すなわち、格子を構成する対向する辺と辺との距離は、α線の飛程距離(25mm程度)を踏まえて設定される。具体的には、当該距離は、5〜30mm程度が望ましく、本実施形態においては30mmである。これにより、放射線照射網22a等を通過した水滴に、確実にα線が照射されるようになっている。さらに、下部20a、第一中間部20bの内壁にトリウムコーティングを施すことで、一層確実に、水滴にα線を照射することができる。なお、放射線照射網22a等は、本実施形態においては格子状であるが、格子状に限らず、例えば、菱形状の網目であってもよいし、板状のものにパンチで多数の孔を空けた態様でもよい。また、放射線照射手段としては、トリウムを焼きつけ又はコーティングしたアルミニウム(Al)メッシュであってもよいし、網に替えて、トリウムコーティングしたビーズを上下の網で挟み込んで構成してもよい。
第一中間部20bには、水クラスターが細分化された霧状の微細な水滴が供給されるから、個々の水分子にα線が直接照射される可能性が高い。α線は他の放射線に比べて電離作用は最も強いが、物質を透過する能力は弱いという性質があるところ、水滴は多数存在するから、他の水滴の影になって、α線が直接照射されない場合もある。そこで、放射線照射装置22は、複数の放射線照射網22a等を配置している。放射線照射網22a等を複数配置していることで、例えば、第一段の放射線照射網22aを通過するときには、他の水滴の影になってα線が直接照射されなかった水滴についても、例えば、第二弾の放射線照射網22bを通過するときには、他の水滴との配置が異なっている可能性が高いから、α線が直接照射される可能性も高くなる。本実施形態において、上述のα線の性質を踏まえて、水滴に直接的にα線が照射される確率が高くなるように、複数の放射線照射網22a等を配置している。
第一中間部20bにおいて、水分子(H2O)がイオン化されて、第二中間部20cには、水素イオン(H+)及び水酸基(OH-)が流入する。なお、第一中間部20bにおいて、すべての水分子がイオン化されるとは限らないから、水分子もある程度の確率で流入する。
第二中間部20cに流入した水素イオン(H+)は、水素イオン透過膜23を透過して、上部20dに流入する。水酸基(OH-)やイオン化されなかった水分子(H2O)は、パイプ55を通って、矢印X3に示すように第三装置30に流入する。
水素イオン透過膜23は、水素イオン(H+)のみを透過する膜である。水素イオン透過膜23は、水素イオン透過手段の一例である。水素イオン透過膜23としては、例えば、ナフィオン(登録商標)、フレミオン(登録商標)、アシプレックス(登録商標)、ネオセプタ(登録商標)などのポリパーフルオロスルホン酸系樹脂製の膜や、ホスホン酸基、カルボン酸基又はボロン酸基を有する高分子材料から成る固体高分子電解質膜または水素イオン伝導性ガラス等を使用することができる。
上部20dに流入した水素イオンは、パイプ54を通って、外部の水素イオン収集装置(図示せず)あるいは、燃焼エンジン(図示せず)に供給される。
第三装置30cに流入した水酸基(OH-)やイオン化されなかった水分子(H2O)は、矢印X4に示すように、パイプ56を通って、第二装置20の下部20aに供給され、再度、第一中間部20bに配置された放射線照射装置22を通過して、イオン化される。
第二装置20の下部20aに供給された水滴の一部はパイプ57を通って下部20aから排出され、一方、第三装置30の水酸基の一部はパイプ58を通って第三装置30から排出され、パイプ59にて水滴と水酸基が交わり、弱アルカリ性(約8〜9ph)の水となる。この弱アルカリ性の水は、パイプ59から排出されて、アルカリ水収集装置(図示せず)に取集される。ここで、第二装置20の下部20aに供給された水滴は、クラスターが細分化されたうえで霧状の水滴になっているから、水酸基が付加されると、良質なアルカリ水になる。パイプ57、58及び59はアルカリ水生成手段の一例である。
以下、水(H2O)が水素イオン製造装置1に供給されて、水素イオン(H+)が製造されるまでの工程の概略を説明する。
バルク水(H2O)がパイプ51を通って、第一装置10に供給されると、高周波発生装置11によって、水クラスターが細分化される。そして、水クラスターが細分化された水(H2O)は、第二装置20の噴霧装置21によって霧状の水滴にされ、放射線照射装置22を通過する際にα線の照射を受けて、水素イオン(H+)と水酸基(OH-)に電離する。水素イオン(H+)と水酸基(OH-)は第二中間部20cに流入し、水素イオン(H+)は水素イオン透過膜23を透過して、パイプ54を通って外部装置(図示せず)に供給される。一方、水酸基(OH-)は、パイプ55を通って第三装置30に供給され、パイプ56を通って、再度、第二装置20の下部20aに流入する。
次に、水素イオン製造装置1を小型化したものを自動車のエンジンに装着して実験した得た排ガス組成及び燃費の変化のデータを示す(表1)。ただし、実験で使用した水素イオン製造装置1は、図1の水素イオン製造装置1から、パイプ57、58及び59を省略した構造である。
表1に示すように、水素イオン製造装置1を装着して水素イオンをエンジンに供給した場合、炭化水素(HC)は約70%減少し、一酸化炭素(CO)は約85%減少し、一酸化窒素(NO)は約75%減少し、燃費は約55%向上した。また、軸出力は、1200rpmにおいて約5%、1600rpmにおいて約6%、2000rpmにおいて約9%向上した。
以上のように、本実施形態において、α線の照射による電離を効果的に実施するために、水クラスターを細分化し、さらに、水を霧状の水滴にする構成を有し、さらに、α線を確実に水滴に照射する構成を有している。また、本実施形態の基本的な構成中、駆動部は圧力ポンプ53だけであり、他の基本的な構成は、いずれも水(H2O)、水素イオン(H+)及び水産基(OH-)を通過させるだけであるから、装置の構成は簡潔である。このため、上記実験のように、水素イオン製造装置1を小型化して、自動車などの移動体に搭載することも可能である。
なお、本発明の水素イオン製造装置1は、上記実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、水素イオン製造装置1において、パイプ51を介して第一装置10に供給する水を水蒸気とし、噴霧装置21を省略する構成としてもよい。蒸気の製造は、例えば、ボイラーやバイオマス発電の余熱を利用したり、工場から廃棄される水蒸気を利用したり、大規模工場の煙突排出口から出る水蒸気を利用してもよい。あるいは、超音波を利用して常温水から蒸気を発生させてよいし、常温水に18度以上の温度差を付与することで蒸気を発生させてもよいし、温泉などの天然の水蒸気を利用してもよい。また、第二装置20の第二中間部20cに水酸基を吸着する触媒を配置して、水酸基を吸収し、第三装置30を省略する構成としてもよい。このような構成にすれば。水素イオン製造装置1は、一層小型化が可能になる。また、水素イオン製造装置1の第二装置20の第二中間部20cに、例えば、電極を配置するなどして、電子プラズマや静電気を供給することで、水素イオンに電子を付与することによって、水素分子(H2)とし、水素イオン透過膜23に替えて水素(H)透過膜を配置して、上部20dには水素が供給されるようにしてもよい。さらに、水素イオン製造装置1の第二装置20に空気を供給し、空気中の窒素(N)をα線によって、酸素イオンと水酸基に分離して、エネルギーとして利用するようにしてもよい。この場合の反応は核の人工変化によるものであり、N+He→O+Hというラザフォードの理論に基づく。
1 水素製造装置
10 第一装置
11 高周波発生手段
20 第二装置
21 噴霧装置
22 放射線照射装置
23 水素イオン透過膜
30 第三装置
51,52,54,55,56,57,58.19 パイプ
53 圧力ポンプ

Claims (8)

  1. 超高周波によって、処理対象となる水の水クラスターを細分化するクラスター細分化手段と、
    水を水滴に細分化する水滴生成手段と、
    前記クラスター細分化手段及び前記水滴生成手段による処理を経た水に放射線を照射して、前記水から水素イオンを解離させる放射線照射手段と、
    を有する水素イオン製造装置。
  2. 前記放射線照射手段によって解離した水素イオンを透過させる水素イオン透過手段を有する請求項1に記載の水素イオン製造装置。
  3. 前記放射線照射手段は、α線を放射するα線放射体で構成される請求項1又は請求項2のいずれかに記載の水素イオン製造装置。
  4. 前記放射線照射手段を通過することによって水素イオンが解離されなかった分子乃至イオンを、再度、前記放射線照射手段を通過させる請求項1乃至3のいずれかに記載の水素イオン製造装置。
  5. 前記クラスター細分化手段は、超高周波を発生する物質で構成される請求項1乃至4のいずれかに記載の水素イオン製造装置。
  6. 前記水滴生成手段は、ノズル噴霧方式による噴霧装置で構成される請求項1乃至5のいずれかに記載の水素イオン製造装置。
  7. 前記水滴生成手段は、蒸気を生成する蒸気製造装置で構成される請求項1乃至5のいずれかに記載の水素イオン製造装置。
  8. 前記水滴生成手段によって生成された水滴と、前記放射線照射手段によって前記水から解離させられた水酸基とから弱アルカリ性の水を生成するアルカリ水生成手段を有する請求項1乃至7のいずれかに記載の水素イオン製造装置。
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