JP6547230B2 - 負圧吸着自走ロボット装置 - Google Patents

負圧吸着自走ロボット装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6547230B2
JP6547230B2 JP2016074818A JP2016074818A JP6547230B2 JP 6547230 B2 JP6547230 B2 JP 6547230B2 JP 2016074818 A JP2016074818 A JP 2016074818A JP 2016074818 A JP2016074818 A JP 2016074818A JP 6547230 B2 JP6547230 B2 JP 6547230B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction cup
suction
negative pressure
object surface
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016074818A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017185567A (ja
Inventor
浦上 不可止
不可止 浦上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Urakami LLC
Original Assignee
Urakami LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Urakami LLC filed Critical Urakami LLC
Priority to JP2016074818A priority Critical patent/JP6547230B2/ja
Priority to KR1020187031766A priority patent/KR102279325B1/ko
Priority to PCT/JP2017/011412 priority patent/WO2017175583A2/ja
Priority to EP17778962.5A priority patent/EP3441198A4/en
Publication of JP2017185567A publication Critical patent/JP2017185567A/ja
Priority to US16/149,199 priority patent/US10913164B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6547230B2 publication Critical patent/JP6547230B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/06Gripping heads and other end effectors with vacuum or magnetic holding means
    • B25J15/0616Gripping heads and other end effectors with vacuum or magnetic holding means with vacuum
    • B25J15/0683Details of suction cup structure, e.g. grooves or ridges
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L1/00Cleaning windows
    • A47L1/02Power-driven machines or devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L11/00Machines for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
    • A47L11/38Machines, specially adapted for cleaning walls, ceilings, roofs, or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J11/00Manipulators not otherwise provided for
    • B25J11/008Manipulators for service tasks
    • B25J11/0085Cleaning
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L2201/00Robotic cleaning machines, i.e. with automatic control of the travelling movement or the cleaning operation

Description

本発明は、物体表面に負圧吸着し且つこれに沿って自走するロボット装置、あるいは窓ガラスなどの物体表面に負圧吸着し且つこれに沿って自走しながら清掃作業を施すロボット装置に関する。
特開平5−42063号公報においては、
四個の上下方向伸縮手段と、該四個の上下方向伸縮手段の各々に各一個配置された幅方向伸縮手段と、該幅方向伸縮手段の各々に各一個配置された吸着ユニットと、該吸着ユニットと該幅方向伸縮手段との間に介在せしめられた第一前後方向出入手段とを具備し、該吸着ユニットの各々は(1)表面に沿ってかつ該表面に密着して移動せしめられ得る吸着可動状態と、(2)表面に吸着係止せしめられる吸着係止状態と、(3)表面に沿ってかつ該表面から離反して移動せしめられ得る非吸着可動状態、の少なくとも上記三状態に選択的に設定される、ことを特徴とする表面に吸着し且つそれに沿って移動可能な装置、が提案されている。
上記の装置においては、物体表面に窓ガラス枠等の突条が存在している場合に、水平方向と垂直方向の両方向に延びて多数の交差する部分を有するかかる突条において、水平方向にもあるいは垂直方向にも跨いで移動することができる。
また、特開2012−61116号公報においては、
横並びで配置された3式の吸着ユニットにおいて、
該吸着ユニットの各々は、該吸着ユニットを表面と交差する方向に出入りさせる吸着ユニット前後方向出入手段を具備し、
隣り合った吸着ユニット同士は、吸着ユニット前後方向出入手段を介して横方向伸縮手段により連結されており、
該吸着ユニット前後方向出入手段を介して横方向伸縮手段により連結された3式の吸着ユニットを横一列吸着ユニット群と呼称すると、
3式の該横一列吸着ユニット群が縦並びで配置されており、
隣り合った該横一列吸着ユニット群同士は、該吸着ユニット前後方向出入手段を介して縦方向伸縮手段により連結されており、
且つ、該吸着ユニットの各々は、
表面に吸着しながら且つ該表面に沿って移動される吸着可動状態と、
表面に吸着しながら且つ該表面に係止される吸着係止状態と、
表面から隔離しながら且つ該表面に沿って移動できる非吸着可動状態、
の以上3つの状態のいずれかを選択できるように設定されており、
且つ、該吸着ユニットの各々は、
少なくとも、吸着ユニットフレーム部材と、該吸着ユニットに装着された真空シール部材と、移動手段と、係止手段、により構成され、且つ、少なくとも、表面と、該吸着ユニットフレーム部材と、該真空シール部材、は協働して減圧空間を規定しており、
且つ、該減圧空間は、真空生成手段と、真空破壊手段、に連結されている、
ことを特徴とする、窓ガラスなどの清掃装置、が提案されている。
上記の装置においては、物体表面に沿って水平方向にもあるいは垂直方向にも負圧吸着移動することが可能で、また、物体表面に窓ガラス枠等の突条が存在している場合に、水平方向にもあるいは垂直方向にも該突条を跨いで移動することができる。
特開平5−42063号公報 特開2012−61116号公報
従来、窓ガラスなどの平滑な物体表面に付着した汚れを清掃する場合においては、先ず、洗浄水を物体表面へスプレー散布するか、または洗浄水を含んだスポンジにて物体表面を洗浄水で濡らし、次に、ゴム製のブレードを備えたスクイジーという名前のハンドヘルドツールにより汚れと水を掻き落とす、という手法が一般的に用いられている。
本発明の装置の吸盤シール部材においては、該シール部材の自由端部は、該スクイジーのゴムブレードの自由端部と同様の汚れと水の掻き落とし機能を備えている。
さらに、本発明の装置の吸盤は、汚れと水の掻き落とし機能に追加して、物体表面へ負圧吸着する機能も備えており、よって本発明の装置の吸盤シール部材を物体表面近傍の平行な面で切断した断面形状は、スクイジーのゴムブレードのように線状では無く、環状の自由端部に囲まれた面を備えた断面形状が形成されている。
本発明の装置における4個の吸盤の配置について述べると、X軸上に隣り合わせで2個1列に配置された吸盤群があり、且つ、該2個1列の吸盤群はY軸方向に2列配置されており、該2個1列の吸盤群どうしはY軸上で隣り合わせとなっている。
該4個の吸盤群を物体表面に沿って移動させて物体表面の汚れと水を掻き落とす場合において、隣合わせの吸盤どうしの間にある種の隙間があれば、その隙間の部分において汚れと水が掻き落とされずに残ってしまう事態の発生が予想される。
本発明が解決しようとする主要な課題について、各々の吸盤の形状や各々の吸盤の集合体としての吸盤群の形状について、どのような形状にすれば汚れと水が掻き落とされずに残ってしまう事態の発生を防止できるか?が主要な課題である。
本発明においては上記の技術的解決課題を達成するために下記の考察を行い、解決策を導いた。
大型建築物の窓ガラスの個々の形状は4隅に直角を備えた直方形が一般的である。
よって、本発明の装置の個々の吸盤の形状は、窓ガラスの直角の隅部が清掃できるように、該隅部の清掃に対応する吸盤の外側の隅部の形状は直角であることが望ましい。
X軸上で隣り合わせの吸盤どうしにおいて、一方の吸盤の外側にある隅部の直角を構成するX軸上の辺と、他方の吸盤の外側にある隅部の直角を構成するX軸上の辺とは、窓ガラスの直線隅部の清掃ができるように同一のX軸上に在るべきである。
一方の吸盤を構成する斜めの辺と、他方の吸盤を構成する斜めの辺、すなわち隣り合っており互いに平行な斜めの辺どうしが該X軸と交差する角度について、汚れと水が掻き落とされずに残ってしまう事態の発生を防止する見地から、一方の吸盤においては鋭角であり、他方の吸盤においては鈍角であることが望ましい。
以上の考察により、各々の吸盤の平面形状は、対角に2個の直角を備えた四角形を導き出すことができる。
次に、Y軸上で隣り合わせの吸盤どうしにおいて、一方の吸盤の外側にある隅部の直角を構成するY軸上の辺と、他方の吸盤の外側にある隅部の直角を構成するY軸上の辺とは、窓ガラスの直線隅部の清掃ができるように同一のY軸上に在るべきである。
一方の吸盤を構成する斜めの辺と、他方の吸盤を構成する斜めの辺、すなわち隣り合っており互いに平行な斜めの辺どうしが該Y軸と交差する角度について、汚れと水が掻き落とされずに残ってしまう事態の発生を防止する見地から、一方の吸盤においては鋭角であり、他方の吸盤においては鈍角であることが望ましい。
以上の考察により、各々の吸盤の平面形状は、対角に2個の直角を備えた四角形となることが導き出される。
而して、上記の条件を具備した同一の平面形状の4個の吸盤を集合して1個の吸盤群を形成すると、該吸盤群の外側の形状は正方形となり、各々の吸盤の鋭角の角度は約63度となる。
本発明の装置を、物体表面に沿ってY軸方向とX軸方向のどちらでも任意の方向へ負圧吸着自走させるという、しかも窓ガラスなどの物体表面に付着した汚れや水を取り残すことなく清掃作業を実施するという本発明の目的を達成するために、同一の平面形状の4個の吸盤を集合して1式の吸盤群を形成すると、該吸盤群の外側の形状は正方形となる。
この事象は、装置の機能向上の追及が結果的に装置のコンパクト化と軽量化に寄与することとなり、装置の製作コストやメンテナンスコストの低減、X軸方向とY軸方向の両方向に汚れの取り残しのない高品質の作業が可能となるので作業能率の向上、装置の可搬性や保管性の向上による作業性の向上、装置を適用可能な範囲が拡大されて汎用性の向上、あるいは装置のデザイン面での美的価値の向上、などの種々のメリットを付与するものである。
なお図6及び図7は、同一の平面形状の4個の吸盤を集合して外形が正方形である2種類の吸盤群が形成された模式図である。
図7の模式図により理解されるように、隣り合った吸盤どうしの間に隙間が存在するが、吸盤群が物体表面に沿ってX軸とY軸とどちらの方向へ清掃しながら移動しても、物体表面に付着した汚れや水を取り残すことなく清掃作業を実施することが可能である。
本発明の装置においては上記の技術的解決課題を達成するために、請求項1と請求項2に記載のように;
窓ガラスなどの物体表面に負圧吸着し、且つ、物体表面に沿ってY軸方向またはX軸方向のどちらの方向へでも任意の方向へ自走することが可能なロボット装置において、更に該ロボット装置の物体表面に平行な面上における姿勢の回転変化について、該回転変化する動作を必要とせず該任意の方向へ自走可能なロボット装置において;該ロボット装置は、2個ずつ2列の計4個の吸盤ユニットと、各々の吸盤ユニットをY軸方向へ移動させるY軸アクチュエータと、各々の吸盤ユニットをX軸方向へ移動させるX軸アクチュエータとを少なくとも具備しており;該吸盤ユニットは、吸盤と、該吸盤と物体表面との摩擦力を任意に減少させるかまたは任意に増大させるために該吸盤に具備されている吸盤摩擦力調整機構と、吸盤と物体表面により包囲された負圧空間から流体を抽出するために該空間に連通、連結された流体抽出機構から構成されており;該吸盤は、吸盤フレーム部材と吸盤フレーム部材の外周部分に装着された吸盤シール部材から構成されており;該吸盤摩擦力調整機構は、ローラなどの滑る部材を物体表面へ強く押し付けることにより吸盤と物体表面との摩擦力を減少させる機構や、あるいは吸盤と物体表面により包囲された負圧空間の負圧力を減少させることにより吸盤と物体表面との摩擦力を減少させる機構から構成されており;各々の吸盤の概略の平面形状について、1個の略正方形を、該正方形の中心部の小さい正方形の部分を除いて、同一形状の4個の四角形に概ね4分割した形状を成しており、且つ、各々の吸盤の概略の平面形状について、対角部分に2個の略直角部分を備えた略四角形を成しており、且つ、該2個の略直角部分のうちの1個の直角は、該略正方形の4個の直角のうちの1個の直角を構成しており、且つ、該吸盤の該直角を構成する2つの辺は、該略正方形の該直角を構成する2つの辺と重なっており、該吸盤のもう1つの直角を構成する2つの辺は、該略正方形の該直角を構成する2つの辺と、一方の辺どうしは鋭角に、他方の辺どうしは鈍角に交差している;ことを特徴とする負圧吸着自走ロボット装置を提供するものである。
また、該鋭角の角度は概ね約63度である、ことを特徴とする、請求項1に記載の負圧吸着自走ロボット装置を提供するものである。
更に本発明の装置においては、窓ガラスなどの物体表面において、X軸方向とY軸方向のいずれの方向にも負圧吸着しながら自走移動することが可能であると共に、且つ、窓ガラス枠を跨いで移動することも可能にするために、請求項3に記載のように;
各々の吸盤ユニットを物体表面と交差するZ軸方向へ移動させるZ軸アクチュエータを具備しており、よって任意の時に吸盤を物体表面から離反させる機能を備えている、ことを特徴とする、請求項1乃至請求項2に記載の負圧吸着自走ロボット装置を提供するものである。
更に本発明の装置においては、窓ガラスなどの物体表面に付着した汚れと水が掻き落とされた後の該汚水がロボット装置の周囲に飛散するのを防止するために、請求項4に記載のように;
各々の吸盤の外周部分に、第2の吸盤が配置されており;該第2吸盤は、該吸盤の吸盤フレーム部材の外周部に接続された第2吸盤フレーム部材と、該第2吸盤フレーム部材の外周部に装着された第2吸盤シール部材から構成されており;該吸盤フレーム部材と該吸盤シール部材と該第2吸盤フレーム部材と該第2吸盤シール部材と物体表面により包囲された第2負圧空間には、該第2負圧空間から流体を抽出するための第2流体抽出機構が連通、連結されており、且つ、該第2負圧空間には、物体表面に向け水や洗浄剤などの流体を射出するための流体噴射ノズルが配置されている、ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3に記載の負圧吸着自走ロボット装置を提供するものである。
本発明は、負圧吸着自走ロボット装置において、装置のコンパクト化と軽量化を実現するものであり、而して、装置の製作コストやメンテナンスコストの低減、X軸方向とY軸方向の両方向に汚れの取り残しのない高品質の作業が可能となるので作業能率の向上、装置の可搬性や保管性の向上による作業性の向上、装置を適用可能な範囲が拡大されて汎用性の向上、あるいは装置のデザイン面での美的価値の向上、などの種々のメリットを付与するものである。
なお図6及び図7は、本発明の装置が具備している同一の平面形状の4個の吸盤を集合して外形が正方形である2種類の吸盤群を形成した模式図であるが、図7の模式図により理解されるように、隣り合った吸盤どうしの間に隙間が存在するが、吸盤群が物体表面に沿ってX軸とY軸とどちらの方向へ清掃しながら移動しても、物体表面に付着した汚れや水を取り残すことなく清掃作業を実施することが可能である。
以下、本発明に従って構成された装置の好適実施例について、添付図を参照して更に詳細に説明する。
図1乃至図8を参照して本発明の第1の実施例の装置について説明すると、
図1は垂直な物体表面1に負圧吸着している本発明の装置を正面から見た態様を図示するものであり、図1において上下方向が実際の上下方向でありまたはY軸方向とも呼称し、同じく左右方向が実際における水平方向でありまたはX軸方向とも呼称する。
また本明細書においては物体表面1と直交する方向をZ軸方向と呼称し、物体表面1へ近づく方向を前方と呼称し、反対に離れる方向を後方と呼称するものである。
図示の装置は、窓ガラスなどの物体表面1に負圧吸着し、且つ、物体表面1に沿ってY軸方向またはX軸方向のどちらの方向へでも任意の方向へ自走することが可能なロボット装置において、更に該ロボット装置の物体表面1に平行な面上における姿勢の回転変化について、該回転変化する動作を必要とせず該任意の方向へ自走可能なロボット装置において;該ロボット装置は、2個ずつ2列の計4個の吸盤ユニットと、各々の吸盤ユニットをY軸方向へ移動させるY軸アクチュエータと、各々の吸盤ユニットをX軸方向へ移動させるX軸を少なくとも具備している。
吸盤ユニットは、吸盤6と、該吸盤6と物体表面1との摩擦力を任意に減少させるかまたは任意に増大させるために該吸盤6に具備されている吸盤摩擦力調整機構と、吸盤6と物体表面1により包囲された負圧空間から流体を抽出するために該空間に連通、連結された流体抽出機構から構成されている。
吸盤6は、吸盤フレーム部材61と、吸盤フレーム部材61の外周部分に装着された吸盤シール部材62から少なくとも構成されている。
吸盤フレーム部材61は、物体表面1と対面する方向が開口した箱形状であり、その開口した部分に在るフランジ部には、ポリウレタンの如き柔軟な材料から形成された、四角形で環状の吸盤シール部材62が固定されており、該フランジ部にはゴムなどの摩擦係数の大きい材料から成る四角形で環状の係止部材65が固定されている。
吸盤シール部材62の自由端部は、物体表面1に接触しながら移動して物体表面1の清掃を行う。
物体表面1と、吸盤フレーム部材61と、吸盤シール部材62とは協働して吸盤負圧空間63を規定しており、吸盤負圧空間63は、吸盤吸引ホース641を介して、負圧生成手段(図示していない)に連結されている。
吸盤摩擦力調整機構は、ローラなどの滑る部材を物体表面1へ強く押し付けることにより吸盤6と物体表面1との摩擦力を減少させる機構や、あるいは吸盤6と物体表面1により包囲された負圧空間の負圧力を減少させることにより吸盤6と物体表面1との摩擦力を減少させる機構から構成されている。
吸盤ユニットの各々は、ピストンロッドの先端部分にボールローラ68を装着されたボールローラZ軸出入シリンダ67を具備している。
ボールローラZ軸出入シリンダ67のピストンロッドが突き出すと、係止部材65が物体表面1から離反するので係止部材65と物体表面1との摩擦が無くなり、よって吸盤ユニットは物体表面1に沿って移動可能な状態となる。
また、ボールローラZ軸出入シリンダ67のピストンロッドが引っ込むと、係止部材65が物体表面1へ強く押し付けられるので係止部材65と物体表面1との摩擦が増大し、よって吸盤ユニットは物体表面1に係止された状態となる。
ボールローラZ軸出入シリンダ67のシリンダケースは、吸盤フレーム部材61に固定されている。
吸盤ユニットの各々は、
物体表面1に吸着しながら且つ物体表面1に沿って移動される吸着可動状態と、
物体表面1に吸着しながら且つ物体表面1に係止される吸着係止状態と、
の以上2つの状態のいずれかを選択できるように設定されている。
各々の吸盤6の概略の平面形状について、1個の略正方形を、該正方形の中心部の小さい正方形の部分を除いて、同一形状の4個の四角形に概ね4分割した形状を成しており、且つ、各々の吸盤6の概略の平面形状について、対角部分に2個の略直角部分を備えた略四角形を成しており、且つ、該2個の略直角部分のうちの1個の直角は、該略正方形の4個の直角のうちの1個の直角を構成しており、且つ、該吸盤6の該直角を構成する2つの辺は、該略正方形の該直角を構成する2つの辺と重なっており、該吸盤6のもう1つの直角を構成する2つの辺は、該略正方形の該直角を構成する2つの辺と、一方の辺どうしは鋭角に、他方の辺どうしは鈍角に交差している。
該鋭角の角度は概ね約63度である。
図1乃至図8に図示の装置において、X軸上において隣り合った吸盤同士は、各々2式のY軸デュアルロッドレスシリンダ5を介して、各々の吸盤6がX軸上の任意の方向へ且つ任意の時に移動できるように、各々2式のX軸デュアルロッドレスシリンダ4の2式のピストンのそれぞれに連結されている。
また、Y軸上において隣り合った吸盤同士は、各々の吸盤6がY軸上の任意の方向へ且つ任意の時に移動できるように、各々2式のY軸デュアルロッドレスシリンダ5の2式のピストンのそれぞれに連結されている。
なお、デュアルロッドレスシリンダとは、一般的なスリット式ロッドレスシリンダにピストンロッドを2個具備しており、該2個のピストンロッドの各々は、任意の時に互いに離反する方向へ移動可能であり、あるいは同じ方向へ移動する機能を具備している。
なお、図1乃至図8に図示の装置における吸盤ユニットの各々には、吸盤6を物体表面1と交差するZ軸方向に出入りさせる吸盤Z軸移動シリンダ8が具備されていないが、図13を参照すれば理解されるように、吸盤Z軸移動シリンダ8を具備するのは容易である。
X軸デュアルロッドレスシリンダ4の2式のピストンのそれぞれに吸盤Z軸出入シリンダ8を連結する方法について述べると、吸盤Z軸出入シリンダ8のシリンダケースの側面部は、吸盤接続金具52を介して、該ピストンに固定されている。
吸盤Z軸移動シリンダ8が具備されている場合においては、X軸上において隣り合った吸盤同士は、各々の吸盤Z軸移動シリンダ8と各々2式のY軸デュアルロッドレスシリンダ5を介して、各々の吸盤6がX軸上の任意の方向へ且つ任意の時に移動できるように、各々2式のX軸デュアルロッドレスシリンダ4の2式のピストンのそれぞれに連結されている。
また、Y軸上において隣り合った吸盤同士は、各々の吸盤Z軸移動シリンダ8を介して、各々の吸盤6がY軸上の任意の方向へ且つ任意の時に移動できるように、各々2式のY軸デュアルロッドレスシリンダ5の2式のピストンのそれぞれに連結されている。
吸盤Z軸移動シリンダ8が具備されている場合の効果として、請求項3に関連して記載しているように、本発明の装置は、窓ガラスなどの物体表面1において、X軸方向とY軸方向のいずれの方向にも負圧吸着しながら自走移動することが可能であると共に、且つ、窓ガラス枠を跨いで移動することも可能である。
すなわち、請求項3に記載のように;
各々の吸盤ユニットを物体表面1と交差するZ軸方向へ移動させるZ軸アクチュエータを具備しており、よって任意の時に吸盤6を物体表面1から離反させる機能を備えている、ことを特徴とする、請求項1乃至請求項2に記載の負圧吸着自走ロボット装置が提供される。
図13に図示の装置においては、各々の吸盤ユニットを物体表面1と概ね直交する方向へ移動させるZ軸アクチュエータを具備しており、よって任意の時に吸盤6を物体表面1から離反させる機能を備えている。
この場合、吸盤ユニットの各々は、
物体表面1に吸着しながら且つ物体表面1に沿って移動される吸着可動状態と、
物体表面1に吸着しながら且つ物体表面1に係止される吸着係止状態と、
物体表面1から隔離しながら且つ物体表面1に沿って移動できる非吸着可動状態、
の以上3つの状態のいずれかを選択できるように設定されている。
図9乃至図12を参照して本発明の第2の実施例の装置について説明すると、
図9乃至図12に図示の装置においては、各々の吸盤6の外周部分に、第2の吸盤が配置されており;該第2吸盤は、該吸盤6の吸盤フレーム部材61の外周部に接続された第2吸盤フレーム部材61と、該第2吸盤フレーム部材61の外周部に装着された第2吸盤シール部材62から構成されており;該吸盤フレーム部材61と該吸盤シール部材62と該第2吸盤フレーム部材61と該第2吸盤シール部材62と物体表面1により包囲された第2負圧空間には、該第2負圧空間から流体を抽出するための第2流体抽出機構が連通、連結されており、且つ、該第2負圧空間には、物体表面1に向け水や洗浄剤などの流体を射出するための流体噴射ノズルが配置されている。
上述の図9乃至図12に図示の装置においては、
物体表面1と、吸盤フレーム部材61と、吸盤シール部材62と、第2吸盤フレーム部材61と、第2吸盤シール部材62とは協働して第2吸盤負圧空間73を規定しており、第2吸盤負圧空間73は、第2吸盤負圧生成手段に連結されている。
第2吸盤負圧空間73には、物体表面1に向けて洗浄水を噴射する洗浄水スプレーノズル75の噴射口が開口しており、物体表面1の清掃作業の際には、物体表面1に沿って移動している吸盤シール部材62の移動方向の直前に在る物体表面1に向け洗浄水が散布される。
洗浄水スプレーノズル75は、洗浄水圧送ホース751を介して洗浄水圧送ポンプ(図示しない)に連通、連結されている。
該清掃作業において、吸盤シール部材62の自由端部の掻き落とし作用により物体表面1より剥離された汚れと水は、第2吸盤吸引ホース741に連通、連結された真空ポンプ(図示しない)の作用により矢印方向に吸引移送されて回収される。
本発明の実施例の装置の作用を以下に説明する。
例えば建造物の窓ガラス面などの物体表面1を清掃する場合、負圧吸着自走ロボット装置2が具備している吸盤6に負圧生成手段(図示していない)に連通させて吸盤6を物体表面1に負圧吸着させる。
図1および図3乃至図5は、本発明の実施例の装置が物体表面1に負圧吸着している状態を図示している。
図4においては上下のボールローラ68が引っ込んでおり、図5においては下方のボールローラ68が突出している。
図5において、Y軸デュアルロッドレスシリンダ5の2式のピストンロッドどうしの間隔を大きくすると、上方の吸盤6と物体表面1との摩擦力は大きく下方の吸盤6と物体表面1との摩擦力は小さいことに起因して、下方の吸盤6は物体表面1に負圧吸着したまま下方に移動し、同時に物体表面1に対して清掃作業を行う。
図8は、本発明の負圧吸着自走ロボット装置が、物体表面に負圧吸着し、且つ物体表面に沿って、左から右へ移動しながら、次に、上から下へ移動しながら、次に、右から左へ移動しながら、次に、上から下へ移動しながら、次に、左から右へ移動しながら、物体表面に対して清掃を施す手順について、4個の吸盤の時系列順の態様を模式図で示して説明を行ったものである。
なお図8においては、負圧吸着自走の時系列の手順、または4個の吸盤の時系列順の態様を(0)〜(19)で示している。
図8において、白ぬき矢印は、ボールローラが突出したことにより係止状態を解かれた吸盤(白ぬきの四角形で示す)がこれから動く方向を示している。また黒矢印は、負圧吸着自走ロボット装置の外枠がこれから動く方向を示している。またボールローラが引っ込んでいて係止状態にある吸盤は格子縞に塗った四角形で示している。
図8から理解されるように、本発明の負圧吸着自走ロボット装置2は、図8における手順(1)〜手順(14)を繰り返すことにより、全体として上から下へ物体表面1に沿って移動しながら物体表面1に対して清掃を施すものである。
以上、添付図面を参照して本発明に従って構成された装置の好適実施例について詳細に説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲から逸脱することなく更に種々の変形或いは修正を加えることが可能であることは多言を要しない。
本発明は、構造物の物体表面などに対して、リモートコントロールにより、安全に、且つ効率的に清掃作業や点検作業などの各種の作業を施す装置として、種々の構造物に適用することができる。
特に全ての外壁面にガラス製の窓を備えた建造物や、ガラス製の巨大な内壁面を備えた建造物の清掃作業に対して効果的に適用することができる。
本発明に従って構成された装置の第1の好適実施例を示す正面図。 図1に示す装置を物体表面の方向から見た背面図。 図1に示す装置の右側面図。 図1に示す装置のA−A矢視の断面図において、ボールロ−ラ68が引っ込んでいる状態を示す図。 図1に示す装置のA−A矢視の断面図において、ボールロ−ラ68が突出している状態を示す図。 図1に示す装置に具備されている吸盤群の第1の模式図。 図1に示す装置に具備されている吸盤群の第2の模式図。 図1に示す装置が、物体表面1に負圧吸着し、且つ物体表面1に沿って、左から右へ移動しながら、次に、上から下へ移動しながら、次に、右から左へ移動しながら、次に、上から下へ移動しながら、次に、左から右へ移動しながら、物体表面1に対して清掃を施す手順を時系列で示す図。 本発明に従って構成された装置の第2の好適実施例を示す正面図。 図9に示す装置を物体表面の方向から見た背面図。 図9に示す装置の右側面図。 図9に示す装置のB−B矢視の断面図において、ボールローラ68が引っ込んでいる状態を示す図。 図9乃至図12に図示の装置に吸盤Z軸移動シリンダ8が具備された状態を示す拡大断面図。
1 物体表面
2 負圧吸着自走ロボット装置
3 縦フレーム部材
4 X軸デュアルロッドレスシリンダ
41 X軸デュアルロッドレスシリンダピストン
42 Y軸デュアルロッドレスシリンダ接続金具
5 Y軸デュアルロッドレスシリンダ
51 Y軸デュアルロッドレスシリンダピストン
52 吸盤接続金具
6 吸盤
61 吸盤フレーム部材
62 吸盤シール部材
63 吸盤負圧空間
64 吸盤吸引口継手
641 吸盤吸引ホース
65 係止部材
66 吸盤Z軸出入シリンダ
67 ボールローラZ軸出入シリンダ
68 ボールローラ
71 第2吸盤フレーム部材
72 第2吸盤シール部材
73 第2吸盤負圧空間
74 第2吸盤吸引口継手
741 第2吸盤吸引ホース
75 洗浄水スプレーノズル
751 洗浄水圧送ホース
8 吸盤Z軸移動シリンダ

Claims (4)

  1. 窓ガラスなどの物体表面に負圧吸着し、且つ、物体表面に沿ってY軸方向またはX軸方向のどちらの方向へでも任意の方向へ自走することが可能なロボット装置において、更に該ロボット装置の物体表面に平行な面上における姿勢の回転変化について、該回転変化する動作を必要とせず該任意の方向へ自走可能なロボット装置において;該ロボット装置は、2個ずつ2列の計4個の吸盤ユニットと、各々の吸盤ユニットをY軸方向へ移動させるY軸アクチュエータと、各々の吸盤ユニットをX軸方向へ移動させるX軸アクチュエータとを少なくとも具備しており;該吸盤ユニットは、吸盤と、該吸盤と物体表面との摩擦力を任意に減少させるかまたは任意に増大させるために該吸盤に具備されている吸盤摩擦力調整機構と、吸盤と物体表面により包囲された負圧空間から流体を抽出するために該空間に連通、連結された流体抽出機構から構成されており;該吸盤は、吸盤フレーム部材と吸盤フレーム部材の外周部分に装着された吸盤シール部材から構成されており;該吸盤摩擦力調整機構は、ローラなどの滑る部材を物体表面へ強く押し付けることにより吸盤と物体表面との摩擦力を減少させる機構や、あるいは吸盤と物体表面により包囲された負圧空間の負圧力を減少させることにより吸盤と物体表面との摩擦力を減少させる機構から構成されており;各々の吸盤の概略の平面形状について、1個の略正方形を、該正方形の中心部の小さい正方形の部分を除いて、同一形状の4個の四角形に概ね4分割した形状を成しており、且つ、各々の吸盤の概略の平面形状について、対角部分に2個の略直角部分を備えた略四角形を成しており、且つ、該2個の略直角部分のうちの1個の直角は、該略正方形の4個の直角のうちの1個の直角を構成しており、且つ、該吸盤の該直角を構成する2つの辺は、該略正方形の該直角を構成する2つの辺と重なっており、該吸盤のもう1つの直角を構成する2つの辺は、該略正方形の該直角を構成する2つの辺と、一方の辺どうしは鋭角に、他方の辺どうしは鈍角に交差している;ことを特徴とする、負圧吸着自走ロボット装置。
  2. 該鋭角の角度は概ね約63度である、ことを特徴とする、請求項1に記載の負圧吸着自走ロボット装置。
  3. 各々の吸盤ユニットを物体表面と交差するZ軸方向へ移動させるZ軸アクチュエータを具備しており、よって任意の時に吸盤を物体表面から離反させる機能を備えている、ことを特徴とする、請求項1乃至請求項2に記載の負圧吸着自走ロボット装置。
  4. 各々の吸盤の外周部分に、第2の吸盤が配置されており;該第2吸盤は、該吸盤の吸盤フレーム部材の外周部に接続された第2吸盤フレーム部材と、該第2吸盤フレーム部材の外周部に装着された第2吸盤シール部材から構成されており;該吸盤フレーム部材と該吸盤シール部材と該第2吸盤フレーム部材と該第2吸盤シール部材と物体表面により包囲された第2負圧空間には、該第2負圧空間から流体を抽出するための第2流体抽出機構が連通、連結されており、且つ、該第2負圧空間には、物体表面に向け水や洗浄剤などの流体を射出するための流体噴射ノズルが配置されている、ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3に記載の負圧吸着自走ロボット装置。
JP2016074818A 2016-04-03 2016-04-03 負圧吸着自走ロボット装置 Active JP6547230B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016074818A JP6547230B2 (ja) 2016-04-03 2016-04-03 負圧吸着自走ロボット装置
KR1020187031766A KR102279325B1 (ko) 2016-04-03 2017-03-22 음성 압력 석션 자체 추진 로봇 장치
PCT/JP2017/011412 WO2017175583A2 (ja) 2016-04-03 2017-03-22 負圧吸着自走ロボット装置
EP17778962.5A EP3441198A4 (en) 2016-04-03 2017-03-22 SELF-DRIVEN VACUUM CLEANING ROBOT DEVICE
US16/149,199 US10913164B2 (en) 2016-04-03 2018-10-02 Suction-adhering and self-propelled robotic device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016074818A JP6547230B2 (ja) 2016-04-03 2016-04-03 負圧吸着自走ロボット装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017185567A JP2017185567A (ja) 2017-10-12
JP6547230B2 true JP6547230B2 (ja) 2019-07-24

Family

ID=60000412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016074818A Active JP6547230B2 (ja) 2016-04-03 2016-04-03 負圧吸着自走ロボット装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10913164B2 (ja)
EP (1) EP3441198A4 (ja)
JP (1) JP6547230B2 (ja)
KR (1) KR102279325B1 (ja)
WO (1) WO2017175583A2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110220011A (zh) * 2018-03-02 2019-09-10 科沃斯机器人股份有限公司 压力阀及具有该压力阀的清洁机器人
JP2020104828A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 ウラカミ合同会社 負圧吸着自走ロボット装置
JP2020108991A (ja) * 2019-01-07 2020-07-16 ウラカミ合同会社 負圧吸着自走ロボット装置
JP2021076126A (ja) * 2019-11-05 2021-05-20 ウラカミ合同会社 負圧吸着盤

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5161631A (en) * 1989-11-27 1992-11-10 Uragami Fukashi Suction device capable of moving along a surface
JPH0542063A (ja) 1991-08-12 1993-02-23 Fukashi Uragami 表面に吸着し且つそれに沿つて移動可能な装置
KR100384194B1 (ko) * 1995-03-22 2003-08-21 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 흡착식 벽면보행장치
JPH1179019A (ja) * 1997-09-12 1999-03-23 Toshiba Corp 壁面移動式切断装置
JP2001213367A (ja) * 2000-02-04 2001-08-07 Fukashi Uragami 負圧調整機構を備えた吸い込み装置
AU2002335723A1 (en) * 2001-09-09 2003-03-24 Advanced Robotic Vehicles, Inc. Surface adhering tool carrying robot
DE60233761D1 (de) * 2002-09-24 2009-10-29 Tohru Miyake Scheibenwischsystem
JP4543278B2 (ja) * 2004-05-01 2010-09-15 ウラカミ合同会社 物体表面に沿って移動可能な装置
US7837941B2 (en) 2006-04-07 2010-11-23 Agamatrix, Inc. Method and apparatus for monitoring alteration of flow characteristics in a liquid sample
JP2012061116A (ja) 2010-09-15 2012-03-29 Urakami Kk 窓ガラスなどの清掃装置
US8805579B2 (en) * 2011-02-19 2014-08-12 Richard Arthur Skrinde Submersible robotically operable vehicle system for infrastructure maintenance and inspection
NZ595509A (en) * 2011-09-30 2014-06-27 Xiaoqi Chen Robotic climbing platform
KR20140061171A (ko) * 2012-11-13 2014-05-21 김종수 벽면 이동 처리 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017185567A (ja) 2017-10-12
WO2017175583A3 (ja) 2017-12-21
KR102279325B1 (ko) 2021-07-20
KR20190024873A (ko) 2019-03-08
EP3441198A2 (en) 2019-02-13
US10913164B2 (en) 2021-02-09
EP3441198A4 (en) 2019-05-01
US20190030731A1 (en) 2019-01-31
WO2017175583A2 (ja) 2017-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6547230B2 (ja) 負圧吸着自走ロボット装置
US10357140B2 (en) Autonomous wall cleaner
US20210353118A1 (en) Suction-adhering and self-propelled robotic device
WO2012036101A2 (ja) 窓ガラスなどの清掃装置
JP2019519390A (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
CN212149084U (zh) 一种负压吸附式爬壁机器人
CN218697329U (zh) 一种钢板表面尘污清除机
CN106491041B (zh) 一种复合多功能负压清洗装置
WO2020137499A1 (ja) 負圧吸着自走ロボット装置
JP6424344B2 (ja) 物体表面に吸着し且つそれに沿って走行可能な装置
CN104814698A (zh) 一种拖地调节机构
CN108160544A (zh) 一种擦辊装置
JP7192167B2 (ja) 物体表面に吸着し且つそれに沿って走行可能な装置
CN203776843U (zh) 高层建筑外墙高效清洗设备
JP4522933B2 (ja) 固液分離方法
CN107613823B (zh) 清扫用刮板装置
CN110725249A (zh) 一种桥梁清洗工程车及实施方法
CN213940595U (zh) 一种水基型清洗剂喷洒机构
CN212477547U (zh) 一种建筑施工作业面喷淋降尘降温装置
US8210192B1 (en) Oscillating washbox for cylinder head utilizing echelon formation nozzle alignment and an improved nozzle plate design
KR101405127B1 (ko) 직선왕복운동형 스크래퍼를 이용한 연마제 회수장치
JPH0542063A (ja) 表面に吸着し且つそれに沿つて移動可能な装置
CN106368154B (zh) 高效的道路护栏的清洗装置及其使用方法
CN111956118A (zh) 一种行走机器人
CN114279409A (zh) 一种基于bim的桥梁检测信息管理方法及系统

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160609

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6547230

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150