JP6546409B2 - サーマルプリントヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、サーマルプリンタなどに用いられるサーマルプリントヘッドに関する。
サーマルプリントヘッドは、感熱記録紙などの被印刷体が搬送される方向に直交する方向(主走査方向)に配列された複数の発熱抵抗体の発熱部を発熱させ、その熱により被印刷体に文字や図形などの画像を形成する出力用デバイスである。このサーマルプリントヘッドは、バーコードプリンタ、デジタル製版機、ビデオプリンタ、イメージャ、シールプリンタなどの記録機器に広く利用されている。
一般的なサーマルプリントヘッドは、放熱板と、放熱板に取り付けられた発熱体板と、発熱体板と同じ側で放熱板に取り付けられた回路基板とを備えている。この発熱体板の放熱板と相対する表面の反対側の表面の帯状に延びる発熱領域には、発熱抵抗体が所定の間隔で直線状に配列されている。また、発熱抵抗体を駆動する駆動回路の一部となる駆動IC(Integrated Circuit)は、例えば回路基板に搭載されている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−132635号公報
このようなサーマルプリントヘッドにおいては、印画品質をより向上させることが望まれている。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、印画品質を高め得るサーマルプリントヘッドを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明のサーマルプリントヘッドにおいては、放熱板と、放熱板の上面に載置された発熱体板と、発熱体板に対し、被印刷体が搬送される副走査方向と直交する主走査方向に隣接して放熱板の上面に載置され駆動ICを搭載する回路基板とを有するサーマルプリントヘッドであって、発熱体板は、回路基板に隣接して放熱板の上面に載置された絶縁基板と、絶縁基板の上面に形成された保温層と、保温層の上方に形成され主走査方向に間隔をおいて複数配列され、駆動ICにより駆動される発熱抵抗体と、発熱抵抗体の表面に該発熱抵抗体の表面上の間隙である発熱部を挟んで対向する電極層と、少なくとも発熱部の上面に形成される保護層と、電極層と駆動ICとを接続するボンディングワイヤとを有し、発熱部は、副走査方向の一方向側において主走査方向に上流側発熱部が複数並んで配された上流側発熱部群と、副走査方向の他方向側において主走査方向に下流側発熱部が複数並んで配された下流側発熱部群とにより構成され、該上流側発熱部と該下流側発熱部とは、互いに主走査方向に位置がずれて配置されており、主走査方向に隣接する発熱部は、互いに副走査方向に位置がずれているようにした。
これにより、被印刷体の破損を防止しつつ、発熱部の放熱性を高めると共に高密度化し画素密度を向上させることができる。
本発明によれば、印画品質を向上し得るサーマルプリントヘッドを実現できる。
第1の実施の形態による発熱体板の平面図である。 第1の実施の形態による発熱体板の正面図である。 第1の実施の形態によるサーマルプリントヘッドを用いたサーマルプリンタを示し、図1におけるY−Y矢視断面図である。 第2の実施の形態による発熱体板の平面図である。 第2の実施の形態による発熱体板を示し、図4におけるY−Y矢視断面図である。 第3の実施の形態による発熱体板の平面図である。
本発明に係るサーマルプリントヘッドの実施の形態を、図面を参照して説明する。この実施の形態は単なる例示であり、本発明はこれに限定されない。
なお、図1乃至図6では、副走査方向dsが、被印刷体を搬送する方向を表し、該副走査方向dsに直交する主走査方向dmが、被印刷体を搬送する方向に直交し発熱抵抗体23aが間隔をおいて複数配列され発熱領域24が延びる方向を表している。
[1.第1の実施の形態]
[1−1.サーマルプリントヘッドの構成]
図1乃至図3に示すように、本実施の形態のサーマルプリントヘッド10は、例えば発熱体板20、回路基板40及び放熱板30を有している。発熱体板20には、帯状に延びる発熱領域24が形成されている。この発熱体板20は、放熱板30に載置されている。放熱板30は、例えばアルミニウムなどの金属で形成された板である。発熱領域24に所定の発熱パターンを形成するための制御信号や駆動電力は、回路基板40に入力され、さらに回路基板40と電気的に接続された発熱体板20に入力される。
回路基板40は、発熱体板20の主走査方向dmの両端の外側において放熱板30の上面に隣接して載置されている。駆動IC42は、発熱領域24を挟んだ副走査方向dsの両側、すなわち、発熱領域24に対し、被印刷媒体60が搬送される方向における搬送方向下流側と搬送方向上流側との両側における、発熱体板20の主走査方向dmの両端の外側において回路基板40上に搭載されている。これにより駆動IC42は、被印刷媒体60が通過する主走査方向dmの範囲の外側に配されている。また駆動IC42は、1個の駆動IC42が、電極が副走査方向dsに沿うように配置されていると共に、複数の該駆動IC42が副走査方向dsに沿って並ぶように配置されている。
このサーマルプリントヘッド10を用いたサーマルプリンタは、所定の弾性を持つ材料で円筒状に形成されたプラテンローラ50を有している。このプラテンローラ50は、主走査方向dmに平行な直線上に軸52を持つ。またプラテンローラ50は、該プラテンローラ50の周側面が発熱領域24に接するように配置され、軸52を中心に回転可能に設けられる。プラテンローラ50の回転によって、プラテンローラ50と発熱領域24との間に挿入された被印刷媒体60は副走査方向dsに移動する。被印刷媒体60は、発色温度以上に加熱されると発色する、例えば感熱記録紙である。
サーマルプリンタは、駆動モータにより構成された図示しないヘッド押圧部によりサーマルプリントヘッド10における発熱体板20のニップ範囲51をプラテンローラ50に押し付ける方向へ押圧することにより、発熱領域24を被印刷媒体60に押し付けてニップ圧を加える。それとともにサーマルプリンタは、その被印刷媒体60を副走査方向dsに移動させ、発熱領域24の発熱パターンを被印刷媒体60の移動とともに変化させることにより、所望の画像を被印刷媒体60上に形成する。
発熱体板20は、支持基板22と、発熱抵抗体層23と、電極層28と、保護層29とを有している。
支持基板22は、例えばアルミナ(Al)などのセラミックの絶縁板22aと、この絶縁板22aの上面に25μmの厚みで層状に形成されたグレーズ層と称される保温層22bとを有している。保温層22bは、例えば酸化珪素(SiO)で形成される。
発熱抵抗体層23は、保温層22bの上面の一部に層状に、例えばTaSiOなどのサーメットで形成される。発熱抵抗体層23は、発熱抵抗体23aが主走査方向dmに間隔をおき、1枚の発熱体板20における主走査方向dmの一端から他端まで連続して一列に配列され、それぞれ副走査方向dsに延設している。
電極層28は、発熱抵抗体層23の上面の一部に層状に形成される。電極層28は、例えばアルミニウム(Al)で形成された共通電極28b及び個別電極28aにより構成される。
共通電極28bは、発熱体板20の副走査方向dsのほぼ中央部分において、発熱抵抗体層23の上面において主走査方向dmに延びるよう形成されている。共通電極28bは、回路基板40上の回路パターンとボンディングワイヤで接続されることにより、駆動電力を供給される。
個別電極28aは、主走査方向dmに等間隔をおき、1枚の発熱体板20における主走査方向dmの一端近傍から他端近傍まで連続して主走査方向dmに沿って一列に配列され、所定長さの間隙を副走査方向dsから共通電極28bと挟むよう対向して配置される。また個別電極28aは、共通電極28bから搬送方向上流側に向かって主走査方向dmに並んで延びる上流側電極群70uと、共通電極28bから搬送方向下流側に向かって主走査方向dmに並んで延びる下流側電極群70dとにより構成されている。すなわち個別電極28aは、共通電極28bを挟んで副走査方向dsの両側に向かって延びている。また個別電極28aは、上流側電極群70uと下流側電極群70dとで主走査方向dmに位置がずれつつ、共通電極28bから副走査方向dsの両側に向かって延びている。
共通電極28bを流れてきた電流は、上流側電極群70u及び下流側電極群70dの個別電極28aと共通電極28bとの間に位置する間隙部分では発熱抵抗体23aを通ることとなるため、間隙部分の発熱抵抗体23aが発熱部23bとして機能する。この発熱部23bは、主走査方向dmに等間隔をおいて配列されて、主走査方向dmに延びる発熱領域24を形成する。以下では、上流側電極群70uの1個の発熱部23bを上流側発熱部23buとも呼び、上流側電極群70uに配された複数の上流側発熱部23buをまとめて上流側発熱部群72buとも呼ぶ。また下流側電極群70dの1個の発熱部23bを下流側発熱部23bdとも呼び、下流側電極群70dに配された複数の下流側発熱部23bdをまとめて下流側発熱部群72bdとも呼ぶ。発熱領域24は、上流側発熱部群72buと下流側発熱部群72bdとにより形成される。また、上流側電極群70uにおいて主走査方向dmに隣り合う上流側発熱部23buは、それぞれ互いに副走査方向dsに位置がずれており、主走査方向dmに千鳥状に配置される。下流側電極群70dにおいても同様に、主走査方向dmに隣り合う下流側発熱部23bdは、それぞれ互いに副走査方向dsに位置がずれており、主走査方向dmに千鳥状に配置される。また上流側発熱部群72buと下流側発熱部群72bdとは、上流側発熱部23buと下流側発熱部23bdとが主走査方向dmに位置がずれて互い違いに配置される。
個別電極28aのボンディングパッド26には、ボンディングワイヤ44の一端が接続され、その他端は回路基板40上の駆動IC42と接続され、発熱領域24に所定の発熱パターンを形成するための制御信号が供給される。駆動IC42にはボンディングワイヤ(図示せず)の一端が接続され、その他端は回路基板40上の回路パターンと接続される。回路基板40は、コネクタ46を介し外部から電源が供給される。
個別電極28a、共通電極28b及び発熱抵抗体層23は、例えば酸窒化珪素(SiON)で成る保護層29で覆われている。この保護層29は、個別電極28aの一部の表面には設けられておらず、この部分にボンディングワイヤ44が接続される。駆動IC42及びボンディングワイヤ44は、樹脂(図示せず)で封止されている。
[1−2.効果]
以上の構成においてサーマルプリントヘッド10は、被印刷媒体60が通過する主走査方向dmの範囲の外側に駆動IC42を配するようにした。これによりサーマルプリントヘッド10は、発熱領域24の副走査方向ds側、すなわち被印刷媒体60の移動範囲内に駆動IC42が配置されている場合と比較して、被印刷媒体60が駆動IC42に接触して傷がついてしまうことを防止できる。
またサーマルプリントヘッド10は、共通電極28bに対し副走査方向dsの一方向側に上流側発熱部23buを、他方向側に下流側発熱部23bdを、互いに主走査方向dmに位置をずらして配置するようにした。これによりサーマルプリントヘッド10は、共通電極28bに対しする副走査方向dsの一方向側にのみ発熱部23bを配置する場合と比較して、発熱部23bの放熱を容易にしつつ、発熱部23bを高密度化し画素密度を向上させることができる。これによりサーマルプリントヘッド10は、印画する速度を高速化しつつ、解像度を高めることができる。
さらにサーマルプリントヘッド10は、上流側電極群70u及び下流側電極群70dそれぞれにおいて、互いに副走査方向dsに位置をずらして主走査方向dmに千鳥状に発熱部23bを配置するようにした。これによりサーマルプリントヘッド10は、副走査方向dsに位置をずらさず主走査方向dmに沿って直線状に発熱部23bを配置する場合と比較して、発熱部23bの放熱をさらに容易にしつつ、発熱部23bを高密度化することができる。これによりサーマルプリントヘッド10は、印画する速度を高速化しつつ、解像度を高めることができる。
以上の構成によればサーマルプリントヘッド10は、放熱板30と、放熱板30の上面に載置された発熱体板20と、発熱体板20に対し、被印刷体としての被印刷媒体60が搬送される副走査方向dsと直交する主走査方向dmに隣接して放熱板30の上面に載置され駆動IC42を搭載する回路基板40とを有するサーマルプリントヘッド10であって、発熱体板20は、回路基板40に隣接して放熱板30の上面に載置された絶縁板22aと、絶縁板22aの上面に形成された保温層22bと、保温層22bの上方に形成され主走査方向dmに間隔をおいて複数配列され、駆動IC42により駆動される発熱抵抗体23aと、発熱抵抗体23aの表面に該発熱抵抗体23aの表面上の間隙である発熱部23bを挟んで対向する電極層28と、少なくとも発熱部23bの上面に形成される保護層29と、電極層28と駆動IC42とを接続するボンディングワイヤ44とを有し、発熱部23bは、副走査方向dsの一方向側において主走査方向dmに上流側発熱部23buが複数並んで配された上流側発熱部群72buと、副走査方向dsの他方向側において主走査方向dmに下流側発熱部23bdが複数並んで配された下流側発熱部群72bdとにより構成され、該上流側発熱部23buと該下流側発熱部23bdとは、互いに主走査方向dmに位置がずれて配置されているようにした。
これによりサーマルプリントヘッド10は、被印刷媒体60の破損を防止しつつ、発熱部23bの放熱性を高めると共に高密度化し画素密度を向上させることができる。
[2.第2の実施の形態]
[2−1.サーマルプリントヘッドの構成]
図4及び図5に示すように、第2の実施の形態によるサーマルプリントヘッド110の発熱体板120は、第1の実施の形態によるサーマルプリントヘッド10の発熱体板20と比べて、共通電極128bが共通電極28bと異なっている。
共通電極128bは、発熱体板120の副走査方向dsのほぼ中央部分において、発熱抵抗体層23の下方であり保温層22bの上面において主走査方向dmに延びるよう形成されている。共通電極128bは、回路基板40上の回路パターンとスルーホール(図示せず)を介しボンディングワイヤで接続されることにより、駆動電力を供給される。共通電極128bと発熱抵抗体層23との間には、例えば酸窒化珪素(SiON)で成る共通電極保護層76が形成されている。
また、個別電極28aと同じ層において該個別電極28aと副走査方向dsに対向する箇所である上層電極部80と、該上層電極部80の下方に位置する共通電極128bとの間には、共通電極保護層76及び発熱抵抗体層23を貫通し、上層電極部80と共通電極128bとを導通させる導通部としてのスルーホール78が形成されている。
個別電極28aは、下層の共通電極128bから上流側発熱部123buを挟んで搬送方向上流側に向かって延びる上流側電極群170uと、該共通電極128bから下流側発熱部123bdを挟んで搬送方向下流側に向かって延びる下流側電極群170dとにより構成されている。すなわち個別電極28aは、下層に位置する共通電極128bを挟んで副走査方向dsの両側に向かって延びている。
共通電極128bを流れてきた電流は、スルーホール78を流れることにより共通電極保護層76及び発熱抵抗体層23を通過し、上層電極部80を介し個別電極28aの層まで上昇する。続いて電流は、上流側電極群170u及び下流側電極群170dそれぞれの個別電極28aと上層電極部80との間に位置する間隙部分では発熱抵抗体23aを通ることとなるため、間隙部分の発熱抵抗体23aが発熱部123b(上流側発熱部123bu及び下流側発熱部123bd)として機能する。この発熱部123bは、主走査方向dmに等間隔をおいて配列されて、主走査方向dmに延びる発熱領域124を形成する。この発熱領域124は、上流側電極群170uの複数の発熱部123bである上流側発熱部群172buと下流側電極群170dの複数の発熱部123bである下流側発熱部群172bdとにより形成される。また、上流側電極群170uにおいて主走査方向dmに隣り合う上流側発熱部123buは、それぞれ互いに副走査方向dsに位置がずれており、主走査方向dmに千鳥状に配置される。下流側電極群170dにおいても同様に、主走査方向dmに隣り合う下流側発熱部123bdは、それぞれ互いに副走査方向dsに位置がずれており、主走査方向dmに千鳥状に配置される。また上流側発熱部群172buと下流側発熱部群172bdとは、上流側発熱部123buと下流側発熱部123bdとが主走査方向dmに位置がずれて互い違いに配置される。
上流側電極群170uの個別電極28aと下流側電極群170dの個別電極28aとは、第1の実施の形態よりも副走査方向dsの間隔が近接して配置されている。これにより上流側発熱部123buと下流側発熱部123bdとは、副走査方向dsの間隔が近接して配置されている。
第2の実施の形態によるサーマルプリンタは、駆動モータにより構成された図示しないヘッド押圧部によりサーマルプリントヘッド110における発熱体板120のニップ範囲151をプラテンローラ50に押し付ける方向へ押圧することにより、発熱領域124を被印刷媒体60に押し付けてニップ圧を加える。このニップ範囲151は、ニップ範囲51(図1)と比べて、副走査方向dsの長さが短く形成されている。
以上の構成によればサーマルプリントヘッド110は、主走査方向dmに延び発熱部123bの一端に接続される上層電極部80と、発熱部123bの他端に接続され副走査方向dsの一方向及び他方向に延びる個別電極28aと、個別電極28aよりも下層において主走査方向dmに延び、個別電極28aとスルーホール78を介し導通される共通電極128bとを設けるようにした。
このためサーマルプリントヘッド110は、発熱部123bの下側に主走査方向dmに延びるよう共通電極128bを配置させることができる。このためサーマルプリントヘッド110は、サーマルプリントヘッド10と比較して、上流側発熱部23buと下流側発熱部23bdとの間に位置する共通電極28bを個別電極28aの下層へ移動させることができるため、上流側発熱部123buと下流側発熱部123bdとの副走査方向dsの間隔を短くすることができる。これによりサーマルプリントヘッド110を用いたサーマルプリンタは、サーマルプリントヘッド10を用いたサーマルプリンタよりも小径のプラテンローラを用いても、全ての発熱部123bに均等にニップ圧を加えることができ、印画品質を保つことができる。
その他第2の実施の形態によるサーマルプリントヘッド110は、第1の実施の形態によるサーマルプリントヘッド10とほぼ同様の作用効果を奏する。
[3.第3の実施の形態]
[3−1.サーマルプリントヘッドの構成]
図6に示すように、第3の実施の形態によるサーマルプリントヘッド210の発熱体板220は、第1の実施の形態によるサーマルプリントヘッド10の発熱体板20と比べて、電極層228が電極層28と異なっている。
電極層228は、例えばアルミニウム(Al)で形成された共通電極228b(共通電極子線228b1及び共通電極母線228b2)、個別電極228a及び折返電極228cにより構成される。電極層228は、例えば酸窒化珪素(SiON)で成る保護層229で覆われている。また電極層228は、発熱体板220の副走査方向dsの中央部よりも搬送方向上流側に配された上流側電極群270uと、該中央部よりも搬送方向下流側に配された下流側電極群270dとにより構成されている。上流側電極群270uと下流側電極群270dとは、発熱体板220の副走査方向dsの中央部を軸としてほぼ線対称に構成されている。以下では上流側電極群270uについて主に説明する。
個別電極228aと、共通電極228bの共通電極子線228b1とは、発熱抵抗体223aの上面に層状に、主走査方向dmに交互に形成される。共通電極228bの複数の共通電極子線228b1は、発熱体板220における回路基板40に近接する主走査方向dmの端部付近において、発熱体板220の副走査方向dsの一端側から他端側に亘って延びる共通電極母線228b2と互いに接続している。共通電極母線228b2は、回路基板40上の回路パターンとボンディングワイヤで接続されることにより、駆動電力を供給される。
折返電極228cはU字型の形状であり、発熱体板220の副走査方向dsのほぼ中央部分において、発熱抵抗体層223の上面に層状に形成されている。上流側電極群270uの折返電極228cと下流側電極群270dの折返電極228cとは副走査方向dsの間隔が近接して配置されている。
共通電極228bの共通電極子線228b1の搬送方向下流側における端部(発熱抵抗体223aの第2端の他方)と、折返電極228cの搬送方向上流側における一端(発熱抵抗体223aの第1端の他方)とは、発熱抵抗体長となる所定長さの間隙を副走査方向dsから挟むよう対向して配置される。
同様に折返電極228cの搬送方向上流側における他端(発熱抵抗体223aの第1端の一方)と、個別電極228aの搬送方向下流側における端部(発熱抵抗体223aの第2端の一方)とは、所定長さの間隙を副走査方向dsから挟むよう対向して配置される。これにより折返電極228cは、主走査方向dmに隣り合う一対の発熱抵抗体223aを導通接続している。また共通電極子線228b1、個別電極228a及び折返電極228cは、上流側電極群270uと下流側電極群270dとで互いに主走査方向dmに位置がずれつつ配置されている。
共通電極228bの共通電極母線228b2を流れてきた電流は、共通電極228bの共通電極子線228b1と折返電極228cとの間隙部分に位置する発熱抵抗体223aと、個別電極228aと折返電極228cとの間隙部分に位置する発熱抵抗体223aとを通ることになるため、サーマルプリントヘッド210が被印刷媒体60に印画する際に発熱する発熱部223bとなる。この発熱部223bは、主走査方向dmに等間隔をおいて配列されて、主走査方向dmに延びる発熱領域224を形成する。以下では、所定の折返電極228cに接続され主走査方向dmに並ぶ2個の発熱部223bをまとめて発熱部対74とも呼ぶ。1個の発熱部対74の2個の発熱部223bは、互いに同じ副走査方向dsの位置に配置されている。この発熱領域224は、上流側電極群270uの複数の発熱部223bである上流側発熱部群272buと下流側電極群270dの複数の発熱部223bである下流側発熱部群272bdとにより形成される。また、主走査方向dmに隣り合う発熱部対74は、それぞれ互いに副走査方向dsに位置がずれており、主走査方向dmに千鳥状に配置される。
以上では上流側電極群270uについて主に説明したが、下流側電極群270dは、発熱体板20の副走査方向dsの中央部を軸として上流側電極群270uとほぼ対称に構成されている。
個別電極228aのボンディングパッド226には、ボンディングワイヤ44の一端が接続され、その他端は回路基板40上の駆動IC42と接続され、発熱領域224に所定の発熱パターンを形成するための制御信号が供給される。駆動IC42にはボンディングワイヤ(図示せず)の一端が接続され、その他端は回路基板40上の回路パターンと接続される。
第3の実施の形態によるサーマルプリンタは、駆動モータにより構成された図示しないヘッド押圧部によりサーマルプリントヘッド210における発熱体板220のニップ範囲251をプラテンローラ50に押し付ける方向へ押圧することにより、発熱領域224を被印刷媒体60に押し付けてニップ圧を加える。このニップ範囲251は、ニップ範囲51(図1)と比べて、副走査方向dsの長さが短く形成されている。
以上の構成によればサーマルプリントヘッド210は、主走査方向dmに隣接する一対の発熱部223bの第1端と接続される折返電極228cと、一対の発熱部223bの第2端の一方に形成された個別電極228aと、発熱部223bの第2端の他方と接続される共通電極228bとにより電極層228を構成するようにした。
このためサーマルプリントヘッド210は、発熱体板220の主走査方向dmの両端部に、副走査方向dsに延びるよう共通電極母線228b2を配置させることができる。このためサーマルプリントヘッド210は、サーマルプリントヘッド10と比較して、上流側発熱部23buと下流側発熱部23bdとの間に位置する共通電極28bを省略することができるため、上流側発熱部223buと下流側発熱部223bdとの副走査方向dsの間隔を短くすることができる。これによりサーマルプリントヘッド210を用いたサーマルプリンタは、サーマルプリントヘッド10を用いたサーマルプリンタよりも小径のプラテンローラを用いても、全ての発熱部223bに均等にニップ圧を加えることができ、印画品質を保つことができる。
その他第3の実施の形態によるサーマルプリントヘッド210は、第1の実施の形態によるサーマルプリントヘッド10とほぼ同様の作用効果を奏する。
[4.他の実施の形態]
なお上述した第1の実施の形態においては、互いに副走査方向dsに位置をずらして主走査方向dmに千鳥状に発熱部23bを配置する場合について述べた。本発明はこれに限らず、互いに副走査方向dsに位置をずらさず、主走査方向dmに沿って直線状に一列に並ぶように発熱部23bを配置しても良い。第2の実施の形態においても同様である。また第3の実施の形態において、互いに副走査方向dsに位置をずらさず、主走査方向dmに沿って直線状に一列に並ぶように発熱部対74を配置しても良い。
また上述した実施の形態においては、電極が副走査方向dsに沿うように駆動IC42を配置する場合について述べた。本発明はこれに限らず、電極が副走査方向dsに対し傾斜するように駆動IC42を配置しても良い。
さらに本発明は、上述した各実施の形態及び他の実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した各実施の形態と上述した他の実施の形態の一部又は全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
さらに上述した第1の実施の形態においては、放熱板としての放熱板30と、発熱体板としての発熱体板20と、回路基板としての回路基板40と、絶縁基板としての絶縁板22aと、保温層としての保温層22bと、発熱抵抗体としての発熱抵抗体23aと、電極層としての電極層28と、保護層としての保護層29と、ボンディングワイヤとしてのボンディングワイヤ44とによってサーマルプリントヘッドとしてのサーマルプリントヘッド1を構成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる放熱板と、発熱体板と、回路基板と、絶縁基板と、保温層と、発熱抵抗体と、電極層と、保護層と、ボンディングワイヤとによってサーマルプリントヘッドを構成しても良い。
10、110、210…サーマルプリントヘッド、20、120、220…発熱体板、22……支持基板、22a……絶縁板、22b……保温層、23……発熱抵抗体層、23a、223a……発熱抵抗体、23b、123b、223b……発熱部、23bu、123bu、223bu……上流側発熱部、23bd、123bd、223bd……下流側発熱部、24、124、224……発熱領域、26、226……ボンディングパッド、28、228……電極層、28a、228a……個別電極、28b、128b、228b……共通電極、228b1……共通電極子線、228b2……共通電極母線、228c……折返電極、29、229……保護層、30…放熱板、40…回路基板、42……駆動IC、44……ボンディングワイヤ、46……コネクタ、50……プラテンローラ、51……ニップ範囲、52……軸、60……被印刷媒体、70u、170u、270u……上流側電極群、70d、170d、270d……下流側電極群、72bu、172bu、272bu……上流側発熱部群、72bd、172bd、272bd……下流側発熱部群、74……発熱部対、76……共通電極保護層、78……スルーホール、80……上層電極部、dm……主走査方向、ds……副走査方向。

Claims (3)

  1. 放熱板と、
    前記放熱板の上面に載置された発熱体板と、
    前記発熱体板に対し、被印刷体が搬送される副走査方向と直交する主走査方向に隣接して前記放熱板の上面に載置され駆動ICを搭載する回路基板と
    を有するサーマルプリントヘッドであって、
    前記発熱体板は、
    前記回路基板に隣接して前記放熱板の上面に載置された絶縁基板と、
    前記絶縁基板の上面に形成された保温層と、
    前記保温層の上方に形成され前記主走査方向に間隔をおいて複数配列され、前記駆動ICにより駆動される発熱抵抗体と、
    前記発熱抵抗体の表面に該発熱抵抗体の表面上の間隙である発熱部を挟んで対向する電極層と、
    少なくとも前記発熱部の上面に形成される保護層と、
    前記電極層と前記駆動ICとを接続するボンディングワイヤと
    を有し、
    前記発熱部は、前記副走査方向の一方向側において前記主走査方向に上流側発熱部が複数並んで配された上流側発熱部群と、前記副走査方向の他方向側において前記主走査方向に下流側発熱部が複数並んで配された下流側発熱部群とにより構成され、該上流側発熱部と該下流側発熱部とは、互いに前記主走査方向に位置がずれて配置されており、
    前記主走査方向に隣接する前記発熱部は、互いに前記副走査方向に位置がずれている
    サーマルプリントヘッド。
  2. 放熱板と、
    前記放熱板の上面に載置された発熱体板と、
    前記発熱体板に対し、被印刷体が搬送される副走査方向と直交する主走査方向に隣接して前記放熱板の上面に載置され駆動ICを搭載する回路基板と
    を有するサーマルプリントヘッドであって、
    前記発熱体板は、
    前記回路基板に隣接して前記放熱板の上面に載置された絶縁基板と、
    前記絶縁基板の上面に形成された保温層と、
    前記保温層の上方に形成され前記主走査方向に間隔をおいて複数配列され、前記駆動ICにより駆動される発熱抵抗体と、
    前記発熱抵抗体の表面に該発熱抵抗体の表面上の間隙である発熱部を挟んで対向する電極層と、
    少なくとも前記発熱部の上面に形成される保護層と、
    前記電極層と前記駆動ICとを接続するボンディングワイヤと
    を有し、
    前記発熱部は、前記副走査方向の一方向側において前記主走査方向に上流側発熱部が複数並んで配された上流側発熱部群と、前記副走査方向の他方向側において前記主走査方向に下流側発熱部が複数並んで配された下流側発熱部群とにより構成され、該上流側発熱部と該下流側発熱部とは、互いに前記主走査方向に位置がずれて配置されており、
    前記電極層は、
    前記主走査方向に延び前記発熱部の一端に接続される共通電極と、
    前記発熱部の他端に接続され前記副走査方向の一方向及び他方向に延びる個別電極と
    を有し、
    前記共通電極は、前記個別電極よりも下層において前記主走査方向に延び、前記個別電極と所定の導通部を介し導通される
    サーマルプリントヘッド。
  3. 放熱板と、
    前記放熱板の上面に載置された発熱体板と、
    前記発熱体板に対し、被印刷体が搬送される副走査方向と直交する主走査方向に隣接して前記放熱板の上面に載置され駆動ICを搭載する回路基板と
    を有するサーマルプリントヘッドであって、
    前記発熱体板は、
    前記回路基板に隣接して前記放熱板の上面に載置された絶縁基板と、
    前記絶縁基板の上面に形成された保温層と、
    前記保温層の上方に形成され前記主走査方向に間隔をおいて複数配列され、前記駆動ICにより駆動される発熱抵抗体と、
    前記発熱抵抗体の表面に該発熱抵抗体の表面上の間隙である発熱部を挟んで対向する電極層と、
    少なくとも前記発熱部の上面に形成される保護層と、
    前記電極層と前記駆動ICとを接続するボンディングワイヤと
    を有し、
    前記発熱部は、前記副走査方向の一方向側において前記主走査方向に上流側発熱部が複数並んで配された上流側発熱部群と、前記副走査方向の他方向側において前記主走査方向に下流側発熱部が複数並んで配された下流側発熱部群とにより構成され、該上流側発熱部と該下流側発熱部とは、互いに前記主走査方向に位置がずれて配置されており、
    前記電極層は、
    前記主走査方向に隣接する一対の前記発熱部の第1端と接続される折返電極と、
    前記一対の発熱部の第2端の一方に形成された個別電極と、
    前記発熱部の前記第2端の他方と接続される共通電極と
    を有するサーマルプリントヘッド。
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